JPH1021836A - プラズマディスプレイパネル - Google Patents

プラズマディスプレイパネル

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Publication number
JPH1021836A
JPH1021836A JP8170977A JP17097796A JPH1021836A JP H1021836 A JPH1021836 A JP H1021836A JP 8170977 A JP8170977 A JP 8170977A JP 17097796 A JP17097796 A JP 17097796A JP H1021836 A JPH1021836 A JP H1021836A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
electrode
dielectric layer
mgo
substrate
Prior art date
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Pending
Application number
JP8170977A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaaki Asano
雅朗 浅野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Dai Nippon Printing Co Ltd filed Critical Dai Nippon Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 基板に形成した電極を覆って誘電体層及びM
gO層を設けたタイプのプラズマディスプレイパネルに
おいて、誘電体層及びMgO層を薄くし、パネル化した
後の駆動電圧を下げる。 【解決手段】 基板に電極の幅と同程度の溝を設け、そ
の溝内に電極15,17を形成し、その電極15,17
を覆って基板上に誘電体層18とMgO層19とを形成
する。そして、誘電体層18とMgO層19の膜厚合計
を0.2〜2μmにする。これら誘電体層18とMgO
層19をそれぞれイオンプレーティング法により形成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、気体放電を用いた
自発光形式の平板ディスプレイであるプラズマディスプ
レイパネル(以下、PDPと記す)に係り、詳しくは基
板に形成した電極を覆って誘電体層及びMgO層を設け
たタイプの前面板を有するPDPに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図1にAC型PDPの一構成例を示して
ある。この図は前面板と背面板を離した状態で示したも
ので、図示のように2枚のガラス基板1,2が互いに平
行に且つ対向して配設されており、両者は背面板となる
ガラス基板2上に互いに平行に設けられたストライプ状
の障壁3により一定の間隔に保持されるようになってい
る。前面板となるガラス基板1の背面側には透明電極4
と金属電極であるバス電極5とで構成される表示電極が
互いに平行に形成され、これを覆って鉛ガラスを主体と
するペーストからなる膜厚10〜100μmの誘電体層
6が形成されており、さらにその上に真空薄膜法で形成
した膜厚100〜5000ÅのMgO層7(保護層)が
設けられている。また、背面板となるガラス基板2の前
面側には前記複合電極と直交するように障壁3の間に位
置してアドレス電極8が互いに平行に形成されており、
さらに障壁3の壁面とセル底面を覆うようにして蛍光体
9が設けられている。このAC型PDPは面放電型であ
って、前面板上の複合電極間に交流電圧を印加し、空間
に漏れた電界で放電させる構造である。この場合、交流
をかけているために電界の向きは交流周期に対応して変
化する。そしてこの放電で生じる紫外線により蛍光体9
を発光させ、前面板を透過する光を観察者が視認するよ
うになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一般にAC型PDPに
おいては、ガラス基板上に形成した電極をガス放電空間
から絶縁するために誘電体層を設け、さらに該誘電体層
をイオン衝撃から保護するとともにガスに接する表面の
2次電子放出特性を改善して動作電圧を低くするために
MgO層を設けるのが普通である。すなわち、ガラス基
板上に維持電極とバス電極を形成した後、これらを覆う
ようにして誘電体層を形成し、その上にMgO層を形成
している。このうち誘電体層は、誘電体ペーストをスク
リーン印刷、ブレードコート、ダイコート等で塗布し、
これを乾燥させて焼成することで形成されている。また
MgO層は、MgOを材料に用いて真空蒸着、スパッタ
リング、イオンプレーティング等の真空薄膜法で成膜す
るか或いはスクリーン印刷、ブレードコート、ロールコ
ート、ダイコート、スピンナー等で塗布することで形成
されている。
【0004】しかしながら、上記のように複合電極を覆
って誘電体層及びMgO層を形成すると、複合電極に厚
みがあることからその段差を埋めるために誘電体層を厚
く形成する必要があった。そして、誘電体層が厚くなる
と、パネル化した時の駆動電極が高くなり、誘電体層が
発熱してパネルが熱を持ったり、消費電力が多くなった
りする。また、厚みのある誘電体層を形成するのに前記
のように誘電体ペーストを使用する必要があるため、こ
れが熱収縮を起こして維持電極やバス電極を破損する恐
れがある。
【0005】本発明は、上記のような問題点に鑑みてな
されたものであり、その目的とするところは、基板に形
成した電極を覆って誘電体層及びMgO層を設けたタイ
プのPDPにおいて、誘電体層及びMgO層を薄くで
き、したがってパネル化した後の駆動電圧を下げること
のできるPDPを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、基板上に設けた電極を誘電体層で被覆し
てガス放電空間から絶縁し、さらにその誘電体層上にM
gO層を形成した構造の前面板を有するPDPにおい
て、前記基板に設けられた電極の幅と同程度の溝内に電
極が形成され、その電極を覆って基板上に前記誘電体層
と前記MgO層とが形成されており、その誘電体層とM
gO層の膜厚合計が0.2〜2μmであることを特徴と
している。膜厚合計が0.2μmに満たないと絶縁不良
を起こし、2μmを越えると膜剥離を起こすようにな
る。具体的には、誘電体層とMgO層とがそれぞれ膜厚
1μm以下にすることが好ましいものである。
【0007】上記膜厚の誘電体層及びMgO層はそれぞ
れイオンプレーティング法により成膜する。なお、イオ
ンプレーティング法は、不活性ガスであるHe、Ne、
Ar、Xeと場合によっては酸素ガスの少なくとも1種
類からなるガスを導入し、該ガスをイオン化させ、蒸着
空間中にプラズマを発生させながら、蒸着源であるMg
Oを蒸発させて成膜する方法である。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明に係るPDPについてその
前面板を形成する手順を説明する。
【0009】まず、図2(a)に示すように、前面板と
なるガラス基板11上に液状フォトレジストを塗布する
か或いはフィルム状になったレジスト(ドライフィルム
レジスト)をラミネートしてレジスト層12を形成す
る。次いで、図2(b)に示すように所定のマスクMを
介して露光し、現像工程を経て図2(c)に示すように
レジスト層12をパターニングする。そのパターンはバ
ス電極の幅とほぼ同じか若干細めとする。そして、パタ
ーニングされたレジスト層12を有するガラス基板11
を、サンドブラスト加工、ドライエッチング等のドライ
工程或いはフッ酸処理等のウェット工程を通すことでガ
ラス基板11に溝13を形成する。例えば図2(d)で
はレジスト層12をマスクとしてサンドブラスト加工を
行ってガラス基板11に溝13を形成する様子を示して
いる。この溝13の深さは5〜20μm程度で、底部の
幅が所望のバス電極の幅に一致していることが望まし
い。
【0010】続いて、図3(a)に示すように、レジス
ト膜12を剥離した後のガラス基板11上に、バス電極
となる金属材料のペーストを塗布して金属膜14を形成
する。その材料としてはCr/Cu/Cr、Cr/Al
/Cr、Cr/Al、Cr/Cu、Ag、Au、Ni、
Al、Alの合金(例えばYをドーピングしたAl
等)、またAgペースト、Auペースト、Niペースト
或いはこれらのペーストで感光性を有した金属ペースト
などがある。塗布方法は、スクリーン印刷、ダイコー
ト、ブレードコート等のいずれによってもよい。次い
で、図3(b)に示すように金属膜14のパターニング
を行ってバス電極15を形成する。パターニングは通常
のフォトリソ工程で行う。その際、バス電極15は溝1
3に完全に収まるように形成する。
【0011】続いて、図3(c)に示すように、バス電
極15を覆うようにしてガラス基板11上に透明導電膜
16を形成する。この透明導電膜16はITOを使用す
るのが好ましいが、その他にSnO2 、ZnO等を使用
してもよい。透明導電膜16の膜厚は2000Å程度と
し、その成膜はスパッタリング、真空蒸着、イオンプレ
ーティング、CVD等により行う。次いで、図3(d)
に示すように透明導電膜16のパターニングを行って透
明電極17を形成する。パターニングは通常のフォトリ
ソ工程で行えばよい。その際、パターニングされた透明
電極17はその一部でバス電極15を覆っていることが
必要である。
【0012】上記のようにバス電極15と透明電極17
を形成した後、透明電極17を覆って誘電体層18及び
MgO層19をそれぞれイオンプレーティングにより成
膜する。例えばホロカソード型イオンプレーティング装
置を使用した場合、具体的な成膜条件は次のようであ
る。すなわち、誘電体層は、蒸着材料としてショットガ
ラスを用い、Arを導入ガス(流量20sccm)とし
て成膜時の圧力が5.0×10-4Torr、基板温度が
300℃になるように調整する。そして、放電電流を1
10アンペアに調整しながら、成膜レートを14Å/s
ecにする。形成する誘電体層膜厚は5000Å〜1μ
mである。MgO層は、蒸着材料として高純度化学研究
所製の溶融型酸化マグネシウムを用い、Arを導入ガス
(流量20sccm)として成膜時の圧力が6.0×1
-4Torr、基板温度が300℃になるように調整す
る。そして、放電電流を65〜108アンペアに調整し
ながら、成膜レートを5〜26Å/secにする。形成
するMgO層の膜厚は5000Å〜1μmである。
【0013】このようにして誘電体層18とMgO層1
9を形成すると、ガラス基板11に設けた溝13にバス
電極15が埋まって電極の凹凸が少なくなっているの
で、誘電体層18及びMgO層19の両方ともに薄いに
もかかわらず、電極を所定の厚さで完全に覆った状態に
なる。したがって、非常に緻密で、絶縁性が高く、しか
も耐圧性の優れたこれらの層の利点を有効に活かすこと
ができる。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のPDP
は、基板内に電極を形成することで電極の凹凸が少ない
構成にし、その上に膜厚の薄い誘電体層及びMgO層を
形成したため、パネル化した後の駆動電圧を下げること
ができ、パネルの発熱が低減されるばかりでなく、消費
電力を少なくすることができる。また、材料費の低減に
つながるという利点もある。
【0015】また、誘電体層とMgO層をともにイオン
プレーティングにて成膜するようにしたので、膜形成の
プロセスが簡略化される。
【図面の簡単な説明】
【図1】AC型プラズマディスプレイパネルの一構成例
をその前面板と背面板を離間した状態で示す構成図であ
る。
【図2】本発明に係るプラズマディスプレイパネルにつ
いてその前面板を形成する手順を説明するための前半の
工程図である。
【図3】図2に続く後半の工程図である。
【符号の説明】
1,2 ガラス基板 3 障壁 4 透明電極 5 バス電極 6 誘電体層 7 MgO層 8 アドレス電極 9 蛍光体 11 ガラス基板 12 レジスト層 13 溝 14 金属膜 15 バス電極 16 透明導電膜 17 透明電極

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板上に設けた電極を誘電体層で被覆し
    てガス放電空間から絶縁し、さらにその誘電体層上にM
    gO層を形成した構造の前面板を有するプラズマディス
    プレイパネルにおいて、前記基板に設けられた電極の幅
    と同程度の溝内に電極が形成され、その電極を覆って基
    板上に前記誘電体層と前記MgO層とが形成されてお
    り、その誘電体層とMgO層の膜厚合計が0.2〜2μ
    mであることを特徴とするプラズマディスプレイパネ
    ル。
  2. 【請求項2】 前記誘電体層と前記MgO層とがそれぞ
    れ膜厚1μm以下である請求項1に記載のプラズマディ
    スプレイパネル。
  3. 【請求項3】 前記誘電体と前記MgO層がそれぞれイ
    オンプレーティング法により成膜されたものであること
    を特徴とする請求項1又は2に記載のプラズマディスプ
    レイパネル。
JP8170977A 1996-07-01 1996-07-01 プラズマディスプレイパネル Pending JPH1021836A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100312650B1 (ko) * 1998-06-30 2001-12-28 박종섭 플라즈마디스플레이패널의전극형성방법
US6657396B2 (en) 2000-01-11 2003-12-02 Sony Corporation Alternating current driven type plasma display device and method for production thereof

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