JPH10218407A - プリンタの自動給紙装置 - Google Patents

プリンタの自動給紙装置

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JPH10218407A
JPH10218407A JP2149697A JP2149697A JPH10218407A JP H10218407 A JPH10218407 A JP H10218407A JP 2149697 A JP2149697 A JP 2149697A JP 2149697 A JP2149697 A JP 2149697A JP H10218407 A JPH10218407 A JP H10218407A
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JP
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paper
sheet
printer
friction pad
feeding direction
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JP2149697A
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Inventor
Akira Momijimoto
晃 椛本
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Alps Alpine Co Ltd
Original Assignee
Alps Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 紙送りローラによる用紙の分離と、用紙の搬
送および逆搬送を安定して行なうこと。 【解決手段】 用紙載置部7の給紙ローラ14の圧接す
る部分には、摩擦パッド8がその給紙方向における中央
部を前記給紙ローラ14の中心から前記摩擦パッド8の
表面に対する仮想垂線より給紙方向上流側に位置させる
ようにして埋設されており、前記摩擦パッド8に隣接す
る前記用紙載置部7には、給紙方向下流側に臨み少なく
とも上部が摩擦パッド8の表面より突出している斜面9
Aと前記給紙方向上流側に臨み少なくとも上部が摩擦パ
ッドの表面より突出している斜面9Bとを有する用紙案
内突起9が突設されていること。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はプリンタの自動給紙
装置に係り、特に、積層された複数枚の記録媒体から前
記記録媒体を1枚ずつ分離させて記録に供するプリンタ
の自動給紙装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、コンピュータ、ワードプロセッ
サ、ファクシミリ等の出力装置として熱転写プリンタ、
ページプリンタ等の各種のプリンタが用いられている。
【0003】このようなプリンタにおいて、所望の記録
を行なう場合は、プリンタ本体に配設された用紙載置部
に複数枚の用紙を収納し、この用紙に対して給紙ローラ
を当接させてこの給紙ローラを回転駆動させることによ
り、前記用紙載置部に収納された用紙を1枚ずつ分離し
て搬送するようになっている。この給紙ローラにより搬
送された用紙は、プリンタの記録位置の手前に配置され
た紙送りローラに向かって搬送され、用紙の給紙方向の
先頭が紙送りローラに達すると、用紙の搬送が紙送りロ
ーラに引き継がれるようになっている。
【0004】図4は、従来の用紙載置部26と給紙ロー
ラ27との位置関係を示す説明図である。
【0005】前記用紙載置部26はプラスチック等の合
成樹脂で形成されており、このプラスチック等の合成樹
脂により形成された用紙載置部26の有する摩擦係数は
小さいため、前記用紙の搬送時に前記供給ローラ27と
対向する前記用紙載置部26の部分には、図4に示すよ
うに、例えば、コルク等の摩擦係数の高い材質からなる
平面長方形状の複数の摩擦パッド28がその表面が前記
用紙載置部26と面一かやや上方に位置するようにして
埋設されている。
【0006】つまり、前記プリンタは、前記給紙ローラ
27を前記用紙載置部26に収納された最上位の用紙に
対して当接させて給紙方向に回転駆動させ、前記最上位
の用紙のみをその下位に位置する用紙から分離させるよ
うに構成されているものである。そして、前記用紙が複
数枚積層されている場合、前記給紙ローラ27の回転力
は前記最上位に積層された用紙にのみ作用して、前記最
上位の用紙は下位に位置する用紙から分離されるととも
に、下位に積層された用紙は、積層された夫々の用紙間
に働く摩擦力および最下位に位置する用紙の下面と前記
摩擦パッド28間に働く摩擦力とを以て前記用紙載置部
26に止まることとなる。しかし、前記用紙載置部26
がプラスチック等のみで形成されている場合は、その材
質の有する摩擦係数が小さいため、用紙載置部26に載
置された用紙を摩擦力により保持することは容易ではな
い。そこで、前記摩擦パッド28は、最下位に位置する
用紙の下面とプラスチック等の摩擦係数の小さい材質に
より形成された用紙載置部26の上面との間に働く摩擦
力を補って、前記用紙載置部26に止まるべき用紙が最
上位に位置する用紙に伴って搬送されることを防止する
べく、摩擦係数の高い部材を以て形成され、前記用紙載
置部26に埋設されている。
【0007】また、前記摩擦パッド28の後端辺に隣接
する前記用紙載置部26には、図4に示すように、給紙
方向上流側に臨む斜面29Bを有する用紙案内突起29
が前記摩擦パッド28の後端辺と平行に形成されてい
る。前述のプリンタにおいて、前記用紙は、その先端縁
を前記用紙載置部26に当接させつつ給紙方向上流側か
ら下流側へスライドさせるようにして前記用紙載置部2
6に載置されるのが常である。前記用紙案内突起29
は、その載置の際に、前記用紙載置部26に当接しつつ
給紙方向上流側へスライドする前記用紙の先端縁を前記
摩擦パッド28の配設部分直前でその給紙方向上流側に
臨む斜面をもって上方へ案内し、前記用紙の先端縁が前
記用紙載置部26と前記摩擦パッド28との境界部分で
前記摩擦パッド28の端辺に引っ掛かることを防止する
ようになっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た従来のプリンタの自動給紙装置においては、前記摩擦
パッド28は、プリンタの形状の制限やコスト面等の理
由から極めて部分的に配設されていたため、前記供給ロ
ーラ27の用紙の分離と搬送のための回転力と、前記下
位の用紙と前記摩擦パッド28との間に生ずる摩擦力と
では前記回転力の方が勝り、結果として、前記下位の用
紙が前記上位の用紙とともに搬送されてしまう、いわゆ
るダブルフィードが生じ易かった。特に、前記用紙載置
部26に積層された用紙が2枚となった場合に、前記ダ
ブルフィードが生じることが多かった。
【0009】また、従来のプリンタでは、用紙の印字開
始位置を設定する場合や、カラープリントの色重ね印刷
の場合等に、前記用紙案内突起29より給紙方向下流側
に後端縁が位置している用紙を逆搬送するときに、前記
用紙の後端縁が前記用紙案内突起29の給紙方向側に垂
直に形成されている側面に当接して紙づまりを生じさ
せ、前記用紙の逆搬送を妨げてしまう場合があるという
問題点があった。
【0010】本発明はこれらの点に鑑みてなされたもの
で、紙送りローラによる用紙の分離と、用紙の搬送およ
び逆搬送を安定して行なうことのできるプリンタの自動
給紙装置を提供することを目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
本発明に係るプリンタの自動給紙装置は、用紙載置部の
給紙ローラの圧接する部分には、摩擦パッドがその給紙
方向における中央部を前記給紙ローラの中心から前記摩
擦パッドの表面に対する仮想垂線より給紙方向上流側に
位置させるようにして埋設されており、前記摩擦パッド
に隣接する前記用紙載置部には、給紙方向下流側に臨み
少なくとも上部が摩擦パッドの表面より突出している斜
面と前記給紙方向上流側に臨み少なくとも上部が摩擦パ
ッドの表面より突出している斜面とを有する用紙案内突
起が突設されていることを特徴とするものである。
【0012】また、請求項2に記載のプリンタの自動給
紙装置は、請求項1に記載のプリンタの自動給紙装置に
おいて、前記用紙載置部は、プリンタに着脱自在に配設
された給紙カセットの上面であることを特徴とし、請求
項3に記載のプリンタの自動給紙装置は、請求項1に記
載のプリンタの自動給紙装置において、前記用紙載置部
は、プリンタに一体形成された給紙トレーの上面である
ことを特徴とするものである。
【0013】そして、請求項4に記載のプリンタの自動
給紙装置は、請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記
載のプリンタの自動給紙装置において、前記用紙案内突
起の両斜面は鈍角をもって頂部において接続されている
ことを特徴とするものである。
【0014】本発明に係るこれらのプリンタの自動給紙
装置は、摩擦パッドをその給紙方向における中央部が前
記給紙ローラの中心から前記摩擦パッドの表面に対する
仮想垂線より給紙方向後方に位置させるようにして埋設
して、前記用紙載置部に収納された用紙をこの用紙載置
部上に止まらせる方向に働く摩擦力をより大きく確保す
るものであり、さらに、前記用紙の給紙方向に臨む斜面
と前記給紙方向と反対の方向に臨む斜面とを有する用紙
案内突起を摩擦パッドの後端辺に隣接する用紙載置部上
に形成して、前記用紙載置部の本体上面に当接しつつ給
紙方向下流側へスライドする前記用紙の先端縁を前記用
紙案内突起に形成された給紙方向上流側に臨む斜面に添
わせて給紙方向下流側へ案内し、給紙方向上流側へスラ
イドする前記用紙の先端縁を前記用紙案内突起に形成さ
れた給紙方向下流側に臨む斜面に添わせて給紙方向上流
側へ案内するものであり、請求項2および請求項3に記
載のプリンタの自動給紙装置は、前記用紙載置部の配設
箇所を具体的に示したものである。そして、請求項4に
記載のプリンタの自動給紙装置は、前記用紙案内突起の
形状を具体的に示したものである。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の一形態につ
いて図1及び図2を参照して説明する。
【0016】図1は本発明に係る自動給紙装置を適用し
たプリンタの一実施形態を示したもので、本実施形態の
プリンタ1は、用紙2をほぼ水平に搬送して記録を行な
うように構成されている。このプリンタ1は、図示しな
いプリンタケースの内部に配設されるプリンタフレーム
3を有している。このプリンタフレーム3の下方には、
平板状を有し前記プリンタフレーム3の幅方向に延在す
るプラテン4がその記録面が上方に指向するように配設
されている。
【0017】また、前記プリンタフレーム3の一側に
は、図示しない駆動機構によりプラテン4に沿って往復
移動自在とされたキャリッジ5が配設されており、この
キャリッジ5の下端部には、複数の発熱素子が整列配置
された記録ヘッドとしての図示しないサーマルヘッドが
図示しない駆動機構によりプラテン4に対して接離自在
に配設されている。さらに、前記キャリッジ5には、内
部に所望の色のインクリボンが巻回された図示しないリ
ボンカセットが着脱自在に装着されるようになってお
り、前記インクリボンは、前記サーマルヘッドの発熱素
子部分とプラテン4との間に案内されるようになされて
いる。そして、プラテン4とサーマルヘッドとの間に用
紙2およびインクリボンが供給された状態で、サーマル
ヘッドをプラテン4に対して圧接させ、このヘッドダウ
ン状態におけるサーマルヘッドとプラテン4との圧接位
置が記録位置とされている。
【0018】また、前記プリンタフレーム3の給紙方向
上流側の下方には、着脱可能とされた給紙カセット6が
装着されており、本実施形態において、この給紙カセッ
ト6の上面は複数枚の用紙2を積層して載置する用紙載
置部7として機能するように構成されている。前記用紙
載置部7には、図2に示すように、例えば、コルク等の
材料からなる平面長方形状の複数の摩擦パッド8がその
表面が前記用紙載置部7と面一かやや上方に位置するよ
うにして埋設されている。本実施形態の摩擦パッド8
は、その給紙方向における中央部を、後述する給紙ロー
ラの中心から前記摩擦パッド8の表面に対する仮想垂線
の位置より給紙方向上流側に位置させるようにして埋設
されており、さらに、前記摩擦パッド8の後端辺に隣接
する部分には、給紙方向下流側に臨む斜面9Aと前記給
紙方向上流側に臨む斜面9Bとを有し、夫々の頂辺にお
いて接続する断面三角形状の用紙案内突起9が、前記摩
擦パッド8の後端辺と平行となるように直線状に形成さ
れている。なお、前記給紙方向下流側に臨む斜面9Aと
給紙方向上流側に臨む斜面9Bは、前記用紙案内突起9
の頂部において、90度以上の鈍角を以て拡開されるこ
とが望ましく、図2においては、120度の角度で拡開
した場合を以て示す。
【0019】前記プリンタ1内における前記用紙載置部
7の配置位置の上方には、前記プリンタフレーム3の幅
方向に延在し両端部が前記プリンタフレーム3の両側に
支持された支持軸10が配設されており、この支持軸1
0の給紙方向上流側近傍には、給紙ローラ駆動軸11が
前記支持軸10と平行に配設されている。また、前記プ
リンタフレーム3の両側には、円弧状を有する軸支孔1
2が形成されており、この軸支孔12には、給紙ローラ
駆動軸11の両端部が回転自在に支持されている。さら
に、給紙ローラ駆動軸11は、図1に示すように、連結
アーム13を介して前記支持軸10に連結されており、
この連結アーム13により、給紙ローラ駆動軸11は、
前記支持軸10を中心として前記軸支孔12に沿って揺
動自在とされている。
【0020】前記給紙ローラ駆動軸11の前記用紙載置
部7の摩擦パッド8に対応する位置には、複数の給紙ロ
ーラ14が軸方向に所定間隔を有するように取付けられ
ており、前記給紙ローラ駆動軸11は、支持軸10に取
付けられたねじりコイルばね等の付勢部材15により用
紙載置部7の配設方向に付勢されている。
【0021】この時、本実施形態においては、前記給紙
ローラ14は前記摩擦パッド8の給紙方向における中央
部より給紙方向下流側に圧接するようになされているこ
とは前述の通りである。
【0022】プリンタフレーム3の前記プラテン4より
給紙方向上流側には、前記プリンタフレーム3の幅方向
に延在し両端部が前記プリンタフレーム3の両側に支持
された紙送りローラ駆動軸16が配設されており、この
紙送りローラ駆動軸16には、複数の紙送りローラ17
が所定間隔をもって取付けられている。また、各紙送り
ローラ17の上方には、紙送りローラ17の外周面に当
接され紙送りローラ17に従動回転される補助ローラ1
8が回転自在に配設されている。
【0023】また、プリンタフレーム3の前記用紙載置
部7と紙送りローラ17との間には、給紙ローラ14に
より用紙載置部7から取出された用紙2を前記紙送りロ
ーラ17と補助ローラ18との間に案内するガイド板1
9が配設されている。
【0024】さらに、プリンタフレーム3のプラテン4
より給紙方向下流側には、前記プリンタフレーム3の幅
方向に延在しプリンタフレーム3に支持された排紙ロー
ラ駆動軸21が回転自在に配設されており、この排紙ロ
ーラ駆動軸21には、記録の終了した用紙2を外部に排
出する複数の排紙ローラ22が所定間隔をもって取付け
られている。
【0025】そして、用紙載置部7から給紙ローラ14
により給紙された用紙2は、記録位置の手前でガイド板
19に案内されて紙送りローラ17と補助ローラ18と
に受け渡され、紙送りローラ17と補助ローラ18との
間に挟持されて記録位置に搬送されるものであり、記録
後の用紙2は、排紙ローラ22によりプリンタ1の外部
に排出されるようになされている。
【0026】次に、本実施形態における前記用紙載置部
7に用紙を載置する場合の作用について説明する。
【0027】まず、用紙載置部7上に複数枚の用紙2を
積層して載置する。この場合に、前記用紙2は、その先
端縁を前記用紙載置部7に当接させつつ給紙方向上流側
から下流側にスライドさせるようにして前記用紙載置部
7に載置されることとなるが、その際、本実施形態の用
紙載置部7においては前記用紙案内突起9が形成されて
いるので、前記用紙載置部7に当接しつつ前方へスライ
ドする前記用紙2の先端縁は、前記摩擦パッド8の埋設
部分直前で、前記用紙案内突起9に形成された給紙方向
上流側に臨む斜面9Bに添って一度給紙方向下流側の上
方へ誘導され、前記摩擦パッド8の端辺部分に対して
は、前記用紙案内突起9によって給紙方向下流側の上方
へ誘導された勢いで全く当接することなく乗り越える
か、当接するとしても、上方から当接することとなる。
このことは、用紙2の先端縁が、その上面を前記用紙載
部7の上面と面一あるいはやや上位に位置するように配
設埋設された前記摩擦パッド8の端辺に引っ掛かること
を確実に防止することができることを意味するものであ
る。そして、再び用紙載置部7に当接したその用紙2の
先端縁を給紙方向下流側にスライドさせることで、最終
的に、用紙2を用紙載置部7に載置するようになされて
いる。
【0028】次に、前述の用紙載置部7が配設されたプ
リンタの自動給紙装置の記録動作について説明する。
【0029】プリンタ1の記録動作は、その電源をON
するか、あるいは印刷開始指令が制御手段に入力される
ことにより開始される。
【0030】前記記録動作は、まず、イニシャライズ動
作が行なわれるが、このイニシャライズ動作において、
前記制御手段から送出される制御指令に基づいて図示し
ない駆動モータを駆動させ、前記給紙ローラ14を前記
用紙載置部7からわずかに離間した小離間位置に保持す
ることとなる。
【0031】次に、用紙2の給紙動作を行なう。本実施
形態においては、制御手段からの制御指令によって前記
駆動モータを駆動させることにより、小離間位置に保持
された前記給紙ローラ14を用紙載置部7に積層された
用紙2の上面に当接させる。そして、前記給紙ローラ1
4の回転により、最上位にある用紙2のみを紙送りロー
ラ17の方向に搬送する。
【0032】ここで、前記用紙載置部7における摩擦パ
ッド8の作用について説明する。
【0033】本実施形態において前記摩擦パッド8は、
前記給紙ローラ14が用紙2を介して当接する位置より
給紙方向上流側に延在するようにして前記用紙載置部7
上に埋設されているため、積層された用紙2のうち最下
位に位置する用紙2の下面と前記摩擦パッド8の上面と
の摩擦面を前記給紙ローラ14の配設位置より給紙方向
において上流側に大きく形成することができる。そし
て、このように摩擦パッド8の埋設位置を給紙方向上流
側に移動させたことで、用紙2の枚数が少なくなった場
合にも、前記下位の用紙2は前記摩擦パッド8との摩擦
力により、その上位の用紙2を介して伝えられる前記供
給ローラ14の用紙2の搬送のための回転力に抗って前
記用紙載置部7上に止まることが可能となり、結果とし
て、前記給紙ローラ14は最上位の用紙2のみを搬送す
ることとなる。そして、本実施形態の摩擦パッド8は、
従来と同一形状の摩擦パッド8を用いることができ、サ
イズの変更や部材の変更を要せずに従来以上の効果を上
げることができる。
【0034】そして、前記搬送された用紙2は、前記駆
動モータの駆動を続けることにより、記録位置の手前で
ガイド板19に案内されて紙送りローラ17と補助ロー
ラ18とに受け渡される。この時、この用紙2の先端縁
が紙送りローラ17と補助ローラ18との当接部位に到
達すると、前記用紙2の先端縁が紙送りローラ17に突
き当たることで、用紙2の先端縁が紙送りローラ17に
沿うようにして平行になるように揃えられ、用紙2の姿
勢制御が行なわれる。
【0035】次に、紙送りローラ17に用紙2の先端が
突き当てられ紙送りローラ17と補助ローラ18との当
接部位に用紙2の先端が平行に揃えられたタイミング
で、駆動モータを所定のステップ数だけ駆動させること
により、紙送りローラ17、給紙ローラ14を回転さ
せ、用紙2をプラテン4とサーマルヘッド6との間に向
けて搬送する。この時点で、用紙2の先端縁は排紙ロー
ラ22側から突出する。
【0036】その後、駆動モータを所定のステップ数だ
け逆転駆動させることにより、紙送りローラ17を回転
させ、用紙2を給紙方向上流側に逆搬送させて、用紙2
の印字開始位置の頭出しを行なう。
【0037】この時、用紙2の後端縁が前記摩擦パッド
8の用紙案内突起9より給紙方向側に位置していても、
逆搬送時に、前記用紙2の後端縁が用紙載置部7に形成
された前記用紙案内突起9に形成された前記用紙2の給
紙方向下流側に臨む斜面9Aに当接することによって、
前記後端縁をその斜面の形状に添って給紙方向反対側に
案内することができるので、この摩擦パッド8部分で紙
づまりが生じることを防止することができる。
【0038】そして、このようにして記録開始位置の頭
出しがされた状態で所定の記録を開始する。すなわち、
サーマルヘッド6をインクリボンおよび用紙2を介して
プラテン4に圧接させて、キャリッジ5をプラテン4に
沿って移動させながら、所望の記録信号に基づいてサー
マルヘッド6の発熱素子を選択的に駆動させることによ
り、前記用紙2に所望の記録を行なうものである。
【0039】この記録途中に用紙2の搬送を行なう場合
には、駆動モータを正転駆動させて紙送りローラ17を
用紙2の給紙方向に回転させることにより行なう。その
後、紙送りローラ17により記録に必要な改行動作に伴
う紙送りを繰り返す。
【0040】このようにして、前記用紙2への記録が完
了したら、駆動モータをそのまま正転駆動して排紙ロー
ラ22を回転させることにより、用紙2の排紙を行な
い、1枚の用紙2に対する記録動作をすべて終了させ
る。
【0041】そして、次の用紙2に印字を行なう場合
は、前記動作を繰り返すことで順次用紙2に記録を行な
うことができる。
【0042】また、図3は本発明に係る自動給紙装置を
適用したプリンタ1の第2実施形態を示したものであ
る。以下、この第2実施形態のプリンタ1の構成を簡単
に説明する。
【0043】本実施形態のプリンタ1は、用紙2をほぼ
垂直に搬送して記録を行なうように構成されている。よ
って、このプリンタ1においては、平板状を有し前記プ
リンタフレーム3の幅方向に延在するプラテン4がその
記録面がほぼ垂直となるように配設されている。また、
前記プリンタフレーム3の一側には、図示しない駆動機
構によりプラテン4に沿って往復移動自在とされたキャ
リッジ5が配設されており、このキャリッジ5の下端部
には、図示しない複数の発熱素子が整列配置された記録
ヘッドとしてのサーマルヘッド23が図示しない駆動機
構によりプラテン4に対して接離自在に配設されてい
る。なお、前記キャリッジ5には、リボンカセットが着
脱自在に装着されるようになっており、前記プラテン4
とサーマルヘッドとの間に用紙2および前記リボンカセ
ットに収納されたインクリボンが供給された状態で、サ
ーマルヘッドをプラテン4に対して圧接させ、このヘッ
ドダウン状態におけるサーマルヘッドとプラテン4との
圧接位置が記録位置とされている。
【0044】そして、前記プリンタフレーム3のほぼ中
央部には、前記プリンタフレーム3の幅方向に延在し両
端部が前記プリンタフレーム3の両側に支持された給紙
ローラ駆動軸11が配設されている。前記給紙ローラ駆
動軸11には、複数の給紙ローラ14が軸方向に所定間
隔を有するように取付けられている。
【0045】そして、前記プリンタフレーム3の給紙方
向上流側の上方には、給紙トレー支持軸24が配設され
ており、この給紙トレー支持軸24には、その上面を複
数枚の用紙2を積層して載置する用紙載置部7として機
能するように構成された給紙トレー25が揺動可能に軸
支されており、前記給紙トレー25を給紙方向に揺動さ
せた状態で前記用紙載置部7の前方を前記給紙ローラ1
4に対して圧接可能に構成されている。
【0046】前記用紙載置部7には、コルク等の材料か
らなる複数の摩擦パッド8が、その表面を前記用紙載置
部7と面一かやや上方に位置させるとともに、その給紙
方向における中央部を、前記給紙ローラ14の中心から
前記摩擦パッド8の表面に対する仮想垂線が対応する位
置より給紙方向において下流側に位置させるようにして
埋設されている。そして、前記摩擦パッド8の後端辺に
隣接する前記用紙載置部7の上面には、前記用紙2の給
紙方向下流側に臨む斜面9Aと前記給紙方向上流側に臨
む斜面9Bとを有する断面三角形状の用紙案内突起9
が、前記摩擦パッド8の後端辺と平行となるように直線
状に形成されている。
【0047】そして、前記給紙ローラ14の下方には、
前記用紙載置部7に載置された前記用紙2の先端縁が当
接し、この積層された用紙2のうち最上位の用紙2のみ
を分離させるための分離板20が所定の角度をもって傾
斜するように配設されている。
【0048】また、プリンタフレーム3の前記プラテン
4の下方で前記給紙ローラ駆動軸11の斜め上方には、
前記プリンタフレーム3の幅方向に延在し両端部が前記
プリンタフレーム3の両側に支持された紙送りローラ駆
動軸16が配設されており、この紙送りローラ駆動軸1
6には、複数の紙送りローラ17が所定間隔をもって取
付けられている。そして、各紙送りローラ17の下方及
び側方には、紙送りローラ17の外周面に当接され紙送
りローラ17に従動回転される補助ローラ18が回転自
在に配設されており、プリンタフレーム3の前記用紙載
置部7と紙送りローラ17との間には、給紙ローラ14
により用紙載置部7から取出された用紙2を給紙方向下
流側上方に位置する前記紙送りローラ17と補助ローラ
18との間に案内する曲面形成されたガイド板19が配
設されている。
【0049】さらに、プリンタフレーム3のプラテン4
より給紙方向下流側には、前記プリンタフレーム3の幅
方向に延在しプリンタフレーム3に支持された排紙ロー
ラ駆動軸21が回転自在に配設されており、この排紙ロ
ーラ駆動軸21には、記録の終了した用紙2を外部に排
出する複数の排紙ローラ22が所定間隔をもって取付け
られている。
【0050】そして、用紙載置部7から給紙ローラ14
により給紙された用紙2は、記録位置の手前でガイド板
19に案内されて紙送りローラ17と補助ローラ18と
に受け渡され、紙送りローラ17と補助ローラ18との
間に挟持されてその上方に位置する記録位置に搬送され
るものであり、記録後の用紙2は、排紙ローラ22によ
りプリンタ1の外部に排出されるようになされている。
【0051】このように構成されたプリンタの自動給紙
装置においては、図示しない制御手段により前記給紙ト
レー25の摩擦パッド8の配設側を前記プラテン4と離
反する方向へ揺動させ、前記摩擦パッド8と前記給紙ロ
ーラ14との当接を解除した状態とした前記給紙トレー
25の用紙載置部7に対し、用紙2の先端縁を上方から
前記用紙載置部7の上面をスライドさせつつ、本実施形
態の用紙載置部7に載置させる。この時、前記用紙載置
部7の上面には前記用紙案内突起9が形成されているの
で、前述の実施形態と同様に、前記用紙2の先端縁は、
前記摩擦パッド8の埋設部分直前で、前記用紙案内突起
9に形成された給紙方向上流側に臨む斜面9Bに添って
給紙方向下流側へ案内されることによって、用紙2の先
端縁が前記摩擦パッド8の端部に引っ掛かることを防止
することができる。
【0052】そして、制御手段からの制御指令により、
再び前記給紙トレー25を前記摩擦パッド8の配設側が
前記プラテン4に近づく方向へ揺動させて前記摩擦パッ
ド8と前記給紙ローラ14とを当接させることにより、
プリンタ1の自動給紙や記録動作を開始し、前記給紙ロ
ーラ14の回転により、最上位にある用紙2のみを紙送
りローラ17の方向に搬送する。その際の前記摩擦パッ
ド8の作用については前述の実施形態と同様であるの
で、説明を省略する。
【0053】そして、前記搬送された用紙2は、前記駆
動モータの駆動を続けることにより、ガイド板19に案
内されて紙送りローラ17と補助ローラ18とに受け渡
され、前記紙送りローラ17とこの紙送りローラの側方
に配設された補助ローラ18とにより、用紙2の先端縁
が紙送りローラ17から垂直方向上方に指向される。そ
して、駆動モータを所定のステップ数だけ駆動させるこ
とにより、紙送りローラ17、給紙ローラ14を回転さ
せ、用紙2をプラテン4とサーマルヘッド6との間に向
けて搬送された後、続けて駆動モータを所定のステップ
数だけ逆転駆動させることにより、紙送りローラ17を
逆回転させて用紙2を給紙方向上流側に逆搬送し、用紙
2の印字開始位置の頭出しを行なう。この点も前述の第
1実施形態と変わりはない。そして、本実施形態におい
ても、前記逆搬送時に、前記用紙2の後端縁が前記用紙
案内突起9の給紙方向下流側に臨む斜面9Aに当接する
ことによって、前記後端縁をその斜面の形状に添って給
紙方向上流側に案内することができるので、この摩擦パ
ッド8部分で紙づまりが生じることを防止することがで
きる。
【0054】そして、このようにして記録開始位置の頭
出しがされた後に、サーマルヘッド6をインクリボンお
よび用紙2を介してプラテン4に圧接させて、キャリッ
ジ5をプラテン4に沿って移動させながら、所望の記録
信号に基づいてサーマルヘッド6の発熱素子を選択的に
駆動させることにより、前記用紙2に所望の記録を行な
う。
【0055】なお、本発明は前記実施形態のものに限定
されるものではなく、必要に応じて種々変更することが
可能である。例えば、前記用紙案内突起は、前述の形状
に限ることなく、例えば、給紙方向下流側に臨む斜面と
前記給紙方向上流側に臨む斜面とを有する凸状の用紙案
内突起を、その頂点を結ぶ稜線が前記摩擦パッドの後端
辺と平行となるように点在させて形成することもでき
る。
【0056】
【発明の効果】以上述べたように本発明に係るプリンタ
の自動給紙装置は、前記用紙載置部に収納された用紙を
この用紙載置部上に止まらせる方向に働く摩擦力をより
大きく確保することができるので、ダブルフィードの生
じる確率を著しく小さいものとして、紙送りローラによ
る用紙の分離を安定して行なうことができ、さらに、前
記用紙案内突起9に形成された斜面によって、前記用紙
が給紙方向に搬送される場合には用紙の先端縁が、逆搬
送される場合には前記用紙の後端縁が前記摩擦パッドに
引っ掛かることを防止して用紙の搬送および逆搬送を安
定的に行なうことができ、しかも、これらの改良は簡単
な設計変更で安価に行なうことができる等の効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るプリンタの自動給紙装置の一実
施形態を示す側面概略図
【図2】 図1の自動給紙装置の要部拡大側面図
【図3】 本発明に係るプリンタの自動給紙装置の別の
実施形態を示す側面概略図
【図4】 従来の自動給紙装置の要部拡大側面図
【符号の説明】
1 プリンタ 2 用紙 3 プリンタフレーム 4 プラテン 5 キャリッジ 6 給紙カセット 7 用紙載置部 8 摩擦パッド 9 用紙案内突起 9A 給紙方向下流側に臨む斜面 9B 給紙方向上流側に臨む斜面 10 支持軸 11 給紙ローラ駆動軸 12 軸支孔 13 連結アーム 14 給紙ローラ 15 付勢部材 16 紙送りローラ駆動軸 17 紙送りローラ 18 補助ローラ 19 ガイド板 20 分離板 21 排紙ローラ駆動軸 22 排紙ローラ 23 サーマルヘッド 24 給紙トレー支持軸 25 給紙トレー

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録に供する用紙を積層して収納可能な
    用紙載置部と、前記用紙載置部に収納された用紙に対し
    て当接可能とされこの用紙を1枚ずつ分離して搬送する
    給紙ローラとを有するプリンタの自動給紙装置であっ
    て、前記用紙載置部の前記給紙ローラの圧接する部分に
    は、摩擦パッドがその給紙方向における中央部を前記給
    紙ローラの中心から前記摩擦パッドの表面に対する仮想
    垂線より給紙方向上流側に位置させるようにして埋設さ
    れており、前記摩擦パッドに隣接する前記用紙載置部に
    は、給紙方向下流側に臨み少なくとも上部が摩擦パッド
    の表面より突出している斜面と前記給紙方向上流側に臨
    少なくとも上部が摩擦パッドの表面より突出している斜
    面とを有する用紙案内突起が突設されていることを特徴
    とするプリンタの自動給紙装置。
  2. 【請求項2】 前記用紙載置部は、プリンタに着脱自在
    に配設された給紙カセットの上面であることを特徴とす
    る請求項1に記載のプリンタの自動給紙装置。
  3. 【請求項3】 前記用紙載置部は、プリンタに一体形成
    された給紙トレーの上面であることを特徴とする請求項
    1に記載のプリンタの自動給紙装置。
  4. 【請求項4】 前記用紙案内突起の両斜面は鈍角をもっ
    て頂部において接続されていることを特徴とする請求項
    1乃至請求項3のいずれか1項に記載のプリンタの自動
    給紙装置。
JP2149697A 1996-09-12 1997-02-04 プリンタの自動給紙装置 Withdrawn JPH10218407A (ja)

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CN97116542A CN1074382C (zh) 1996-09-12 1997-09-11 打印机用自动供纸装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011079643A (ja) * 2009-10-08 2011-04-21 Seiko Epson Corp 媒体送り装置、記録装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011079643A (ja) * 2009-10-08 2011-04-21 Seiko Epson Corp 媒体送り装置、記録装置
US8708333B2 (en) 2009-10-08 2014-04-29 Seiko Epson Corporation Medium feeding device and recording apparatus

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