JPH10218533A - エレベータの可変速装置 - Google Patents
エレベータの可変速装置Info
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- JPH10218533A JPH10218533A JP2043197A JP2043197A JPH10218533A JP H10218533 A JPH10218533 A JP H10218533A JP 2043197 A JP2043197 A JP 2043197A JP 2043197 A JP2043197 A JP 2043197A JP H10218533 A JPH10218533 A JP H10218533A
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- 239000010959 steel Substances 0.000 claims abstract description 50
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- 230000001133 acceleration Effects 0.000 description 7
- 230000006698 induction Effects 0.000 description 4
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Landscapes
- Cage And Drive Apparatuses For Elevators (AREA)
- Transmissions By Endless Flexible Members (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 この発明は、マイコン機能が故障しても、か
ごの昇降運転を可能とするエレベータの可変速装置を得
ることを目的とする。 【解決手段】 無段変速機10が巻上電動機1の出力軸
1aに取り付けられ、可変からみ合い装置11が巻上機
6の軸6aに取り付けられている。そして、鋼製ベルト
12が無段変速機10と可変からみ合い装置11とに掛
け渡されている。さらに、鋼製ベルト12と無段変速機
10および可変からみ合い装置11との接触径を変える
クランク機構15が設けられている。また、クランク機
構15を駆動する操作モータ14が設けられている。
ごの昇降運転を可能とするエレベータの可変速装置を得
ることを目的とする。 【解決手段】 無段変速機10が巻上電動機1の出力軸
1aに取り付けられ、可変からみ合い装置11が巻上機
6の軸6aに取り付けられている。そして、鋼製ベルト
12が無段変速機10と可変からみ合い装置11とに掛
け渡されている。さらに、鋼製ベルト12と無段変速機
10および可変からみ合い装置11との接触径を変える
クランク機構15が設けられている。また、クランク機
構15を駆動する操作モータ14が設けられている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、巻上電動機の回
転トルクを可変速して巻上機に伝達するエレベータの可
変速装置に関するものである。
転トルクを可変速して巻上機に伝達するエレベータの可
変速装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図7は従来のエレベータの可変速装置を
示す模式構成図である。図において、1は巻上電動機で
あり、この巻上電動機1は例えば交流誘導電動機が用い
られる。2は巻上電動機1を起動、加減速あるいは停止
させるための電力供給部となる主体回路、3は交流の主
電源であり、この主電源3は主接触器3aを介して主体
回路2に通電される。4は巻上電動機1、つまり巻上機
6の走行速度を検出、対比させる速度検出装置、5は主
体回路2を電気的に制御して自動走行あるいは点検時の
手動走行をコントロールする制御回路であり、この制御
回路5はマイコンで構成されている。6は巻上電動機1
の出力軸に減速歯車を介して取り付けられた巻上機、7
は巻上機6に巻き掛けられてかご8と吊り合いおもり
(図示せず)とをつるべ式に吊り下げている主ロープで
ある。
示す模式構成図である。図において、1は巻上電動機で
あり、この巻上電動機1は例えば交流誘導電動機が用い
られる。2は巻上電動機1を起動、加減速あるいは停止
させるための電力供給部となる主体回路、3は交流の主
電源であり、この主電源3は主接触器3aを介して主体
回路2に通電される。4は巻上電動機1、つまり巻上機
6の走行速度を検出、対比させる速度検出装置、5は主
体回路2を電気的に制御して自動走行あるいは点検時の
手動走行をコントロールする制御回路であり、この制御
回路5はマイコンで構成されている。6は巻上電動機1
の出力軸に減速歯車を介して取り付けられた巻上機、7
は巻上機6に巻き掛けられてかご8と吊り合いおもり
(図示せず)とをつるべ式に吊り下げている主ロープで
ある。
【0003】つぎに、上記従来のエレベータの可変速装
置の動作について説明する。主電源3の電力は主接触器
3aを介して主体回路2に供給される。そして、制御回
路5により主体回路2が制御され、巻上電動機1に所望
の電力が供給され、巻上電動機1が駆動される。この巻
上電動機1の回転トルクが巻上機6に伝達され、ロープ
7が走行され、かご8が昇降運転される。この時、巻上
機6の走行速度が速度検出装置4を介して制御回路5に
入力されている。そして、制御回路5は、巻上機6の走
行速度に基づいて主体回路2をマイコン制御し、巻上電
動機1に供給される電力(電圧あるいは周波数)が調整
されている。そこで、かご8は、昇降運転開始から加速
運転され、その後定速運転され、減速運転されて着床停
止される走行特性パターンに基づいて昇降運転される。
置の動作について説明する。主電源3の電力は主接触器
3aを介して主体回路2に供給される。そして、制御回
路5により主体回路2が制御され、巻上電動機1に所望
の電力が供給され、巻上電動機1が駆動される。この巻
上電動機1の回転トルクが巻上機6に伝達され、ロープ
7が走行され、かご8が昇降運転される。この時、巻上
機6の走行速度が速度検出装置4を介して制御回路5に
入力されている。そして、制御回路5は、巻上機6の走
行速度に基づいて主体回路2をマイコン制御し、巻上電
動機1に供給される電力(電圧あるいは周波数)が調整
されている。そこで、かご8は、昇降運転開始から加速
運転され、その後定速運転され、減速運転されて着床停
止される走行特性パターンに基づいて昇降運転される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のエレベータの可
変速装置は以上のように、巻上電動機1に供給される電
力を制御回路5によりマイコン制御して巻上電動機1の
回転速度を調整し、かご8を走行特定パターンで運行す
るようにしているので、巻上電動機1や巻上機6等に異
常がなくとも、制御回路5のマイコン機能が正常でなけ
ればかご8の運行が行えなくなるという課題があった。
変速装置は以上のように、巻上電動機1に供給される電
力を制御回路5によりマイコン制御して巻上電動機1の
回転速度を調整し、かご8を走行特定パターンで運行す
るようにしているので、巻上電動機1や巻上機6等に異
常がなくとも、制御回路5のマイコン機能が正常でなけ
ればかご8の運行が行えなくなるという課題があった。
【0005】この発明は、上記のような課題を解決する
ためになされたもので、巻上電動機を単速度の誘導電動
機とし、機械的変速手段を介して単速度の回転トルクを
巻上機に伝達させるようにし、マイコン機能が故障した
場合にも、かごの昇降運転を可能とするエレベータの可
変速装置を得ることを目的とする。
ためになされたもので、巻上電動機を単速度の誘導電動
機とし、機械的変速手段を介して単速度の回転トルクを
巻上機に伝達させるようにし、マイコン機能が故障した
場合にも、かごの昇降運転を可能とするエレベータの可
変速装置を得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係るエレベー
タの可変速装置は、巻上電動機の駆動軸に固着された円
錐台状の固定プーリおよび小径側が該固定プーリの小径
側と相対するように該駆動軸に摺動移動可能にかつ回転
可能に装着された円錐台状の可動プーリからなる無段変
速機と、軸心が駆動軸の軸心と平行に配設され、かごを
昇降運転する巻上機の軸に連結された従動軸と、この従
動軸に固着された円錐台状の固定からみ車および小径側
が該固定からみ車の小径側と相対するように該従動軸に
摺動移動可能にかつ回転可能に装着された円錐台状の可
動からみ車からなる可変からみ合い装置と、固定および
可動プーリと固定および可動からみ車とに掛け渡されて
駆動軸の回転トルクを従動軸に伝達する鋼製ベルトと、
可動プーリおよび可動からみ車をそれぞれ駆動軸および
従動軸の軸心方向に摺動移動させるクランク機構と、こ
のクランク機構を駆動するモータとを備えたものであ
る。
タの可変速装置は、巻上電動機の駆動軸に固着された円
錐台状の固定プーリおよび小径側が該固定プーリの小径
側と相対するように該駆動軸に摺動移動可能にかつ回転
可能に装着された円錐台状の可動プーリからなる無段変
速機と、軸心が駆動軸の軸心と平行に配設され、かごを
昇降運転する巻上機の軸に連結された従動軸と、この従
動軸に固着された円錐台状の固定からみ車および小径側
が該固定からみ車の小径側と相対するように該従動軸に
摺動移動可能にかつ回転可能に装着された円錐台状の可
動からみ車からなる可変からみ合い装置と、固定および
可動プーリと固定および可動からみ車とに掛け渡されて
駆動軸の回転トルクを従動軸に伝達する鋼製ベルトと、
可動プーリおよび可動からみ車をそれぞれ駆動軸および
従動軸の軸心方向に摺動移動させるクランク機構と、こ
のクランク機構を駆動するモータとを備えたものであ
る。
【0007】また、固定からみ車に対する可動からみ車
の従動軸への装着方向が、固定プーリに対する可動プー
リの駆動軸への装着方向と一致しているものである。
の従動軸への装着方向が、固定プーリに対する可動プー
リの駆動軸への装着方向と一致しているものである。
【0008】また、可動プーリの大径側端部に周方向の
環状溝が設けられ、可動からみ車の大径側端部に周方向
の環状溝が設けられ、クランク機構が、可動プーリおよ
び可動からみ車の外方で、かつ、駆動軸と従動軸との間
に、軸心が該駆動軸の軸心と該従動軸の軸心とを含む平
面に対して直交するように設けられてモータにより回転
駆動される回転軸と、この回転軸に固着されて該回転軸
の回転動作に共回りするクランクと、一端がクランクの
一端に回転軸と平行な軸心を有する軸周りに回動可能に
取り付けられ、他端に可動プーリの環状溝に係合する第
1の連結ピンが設けられた第1の揺動梃と、一端がクラ
ンクの他端に回転軸と平行な軸心を有する軸周りに回動
可能に取り付けられ、他端に可動からみ車の環状溝に係
合する第2の連結ピンが設けられた第2の揺動梃とから
構成されているものである。
環状溝が設けられ、可動からみ車の大径側端部に周方向
の環状溝が設けられ、クランク機構が、可動プーリおよ
び可動からみ車の外方で、かつ、駆動軸と従動軸との間
に、軸心が該駆動軸の軸心と該従動軸の軸心とを含む平
面に対して直交するように設けられてモータにより回転
駆動される回転軸と、この回転軸に固着されて該回転軸
の回転動作に共回りするクランクと、一端がクランクの
一端に回転軸と平行な軸心を有する軸周りに回動可能に
取り付けられ、他端に可動プーリの環状溝に係合する第
1の連結ピンが設けられた第1の揺動梃と、一端がクラ
ンクの他端に回転軸と平行な軸心を有する軸周りに回動
可能に取り付けられ、他端に可動からみ車の環状溝に係
合する第2の連結ピンが設けられた第2の揺動梃とから
構成されているものである。
【0009】また、固定からみ車に対する可動からみ車
の従動軸への装着方向が、固定プーリに対する可動プー
リの駆動軸への装着方向に対して逆方向としたものであ
る。
の従動軸への装着方向が、固定プーリに対する可動プー
リの駆動軸への装着方向に対して逆方向としたものであ
る。
【0010】また、可動プーリの大径側端部に周方向の
環状溝が設けられ、可動からみ車の大径側端部に周方向
の環状溝が設けられ、クランク機構が、駆動軸の軸心と
従動軸の軸心とに平行な軸心を有し、固定および可動プ
ーリと固定および可動からみ車とに掛け渡された鋼製ベ
ルト内を挿通し、かつ、該軸心方向に往復移動可能に設
けられたクランクと、軸心が駆動軸の軸心と従動軸の軸
心とを含む平面に対して直交するように設けられた第1
の回転軸周りに回動可能に取り付けられ、一端がクラン
クの一端側に第1の回転軸と平行な軸心を有する軸周り
に回動可能に取り付けられ、他端に可動プーリの環状溝
に係合する第1の連結ピンが設けられた第1の揺動梃
と、軸心が駆動軸の軸心と従動軸の軸心とを含む平面に
対して直交するように設けられた第2の回転軸周りに回
動可能に取り付けられ、一端がクランクの他端側に第2
の回転軸と平行な軸心を有する軸周りに回動可能に取り
付けられ、他端に可動からみ車の環状溝に係合する第2
の連結ピンが設けられた第2の揺動梃と、クランクの端
部に設けられてモータの回転トルクを直線運動トルクに
変換するトルク変換部とから構成されているものであ
る。
環状溝が設けられ、可動からみ車の大径側端部に周方向
の環状溝が設けられ、クランク機構が、駆動軸の軸心と
従動軸の軸心とに平行な軸心を有し、固定および可動プ
ーリと固定および可動からみ車とに掛け渡された鋼製ベ
ルト内を挿通し、かつ、該軸心方向に往復移動可能に設
けられたクランクと、軸心が駆動軸の軸心と従動軸の軸
心とを含む平面に対して直交するように設けられた第1
の回転軸周りに回動可能に取り付けられ、一端がクラン
クの一端側に第1の回転軸と平行な軸心を有する軸周り
に回動可能に取り付けられ、他端に可動プーリの環状溝
に係合する第1の連結ピンが設けられた第1の揺動梃
と、軸心が駆動軸の軸心と従動軸の軸心とを含む平面に
対して直交するように設けられた第2の回転軸周りに回
動可能に取り付けられ、一端がクランクの他端側に第2
の回転軸と平行な軸心を有する軸周りに回動可能に取り
付けられ、他端に可動からみ車の環状溝に係合する第2
の連結ピンが設けられた第2の揺動梃と、クランクの端
部に設けられてモータの回転トルクを直線運動トルクに
変換するトルク変換部とから構成されているものであ
る。
【0011】また、円錐台状の固定および可動からみ車
は、小径側端部から大径側に軸心方向に延び、かつ、軸
心から径方向に延びる溝が周方向に等角ピッチで設けら
れたくし形歯車で構成され、嵌合した状態で従動軸に取
り付けられているものである。
は、小径側端部から大径側に軸心方向に延び、かつ、軸
心から径方向に延びる溝が周方向に等角ピッチで設けら
れたくし形歯車で構成され、嵌合した状態で従動軸に取
り付けられているものである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
について説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1に係るエ
レベータの可変速装置を示す模式構成図、図において図
7に示した従来のエレベータの可変速装置と同一または
相当部分には同一符号を付し、その説明を省略する。図
において、10は駆動軸としての巻上電動機1の出力軸
1aに取り付けられた無段変速機、11は従動軸として
の巻上機6の軸6aに取り付けられた可変からみ合装
置、12は無段変速機10と可変からみ合装置11との
間に掛け渡されて出力軸1aの回転トルクを無段変速機
10および可変からみ合装置11を介して軸6aに伝達
する鋼製ベルト、13はパルス動作する操作モータ14
をエレベータの運行指令に基づいてパルスコントロール
するコントローラ、15は操作モータ14の動力により
無段変速機10および可変からみ合装置11を駆動し、
出力軸1aの回転トルクが所定の減速比で軸6aに伝達
されるようにするクランク機構である。なお、出力軸1
aと軸6aとは軸方向が互いに平行に構成されている。
また、巻上電動機1は、従来技術と異なり、単速度の誘
導電動機を用いている。
について説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1に係るエ
レベータの可変速装置を示す模式構成図、図において図
7に示した従来のエレベータの可変速装置と同一または
相当部分には同一符号を付し、その説明を省略する。図
において、10は駆動軸としての巻上電動機1の出力軸
1aに取り付けられた無段変速機、11は従動軸として
の巻上機6の軸6aに取り付けられた可変からみ合装
置、12は無段変速機10と可変からみ合装置11との
間に掛け渡されて出力軸1aの回転トルクを無段変速機
10および可変からみ合装置11を介して軸6aに伝達
する鋼製ベルト、13はパルス動作する操作モータ14
をエレベータの運行指令に基づいてパルスコントロール
するコントローラ、15は操作モータ14の動力により
無段変速機10および可変からみ合装置11を駆動し、
出力軸1aの回転トルクが所定の減速比で軸6aに伝達
されるようにするクランク機構である。なお、出力軸1
aと軸6aとは軸方向が互いに平行に構成されている。
また、巻上電動機1は、従来技術と異なり、単速度の誘
導電動機を用いている。
【0013】ここで、各部の詳細構成を図2、図3を参
照しつつ説明する。無段変速機10は、それぞれ円錐台
に成形された固定プーリ16と可動プーリ17とからな
り、固定プーリ16が出力軸1aに固着され、可動プー
リ17がその小径側を固定プーリ16の小径側と相対
し、かつ、軸方向に摺動移動可能に出力軸1aに回転可
能に取り付けられて構成されている。そして、可動プー
リ17の後端には、環状溝17aが周方向に設けられて
いる。可変からみ合装置11は、それぞれ円錐台に成形
された固定からみ車18と可動からみ車19とからな
り、固定からみ車18が軸6aに固着され、可動からみ
車19がその小径側を固定からみ車18の小径側と相対
し、かつ、軸方向に摺動移動可能に軸6aに回転可能に
取り付けられて構成されている。そして、可動からみ車
19は、図3に示すように、小径側端部から大径側に軸
方向に延び、かつ、径方向に軸心に到る溝19bが周方
向に等角ピッチで複数設けられたくし形歯車に構成さ
れ、さらにその後端には、環状溝19aが周方向に設け
られている。また、固定からみ車18も、図示していな
いが、可動からみ車19と同様に、小径側端部から大径
側に軸方向に延び、かつ、径方向に軸心に到る溝が周方
向に等角ピッチで複数設けられたくし形歯車に構成され
ている。そして、可動からみ車19は、歯部19bが相
対する固定からみ車18の溝に嵌まり込み、軸方向に移
動可能に、かつ、周方向の移動を規制されて、固定から
み車18に嵌合されている。
照しつつ説明する。無段変速機10は、それぞれ円錐台
に成形された固定プーリ16と可動プーリ17とからな
り、固定プーリ16が出力軸1aに固着され、可動プー
リ17がその小径側を固定プーリ16の小径側と相対
し、かつ、軸方向に摺動移動可能に出力軸1aに回転可
能に取り付けられて構成されている。そして、可動プー
リ17の後端には、環状溝17aが周方向に設けられて
いる。可変からみ合装置11は、それぞれ円錐台に成形
された固定からみ車18と可動からみ車19とからな
り、固定からみ車18が軸6aに固着され、可動からみ
車19がその小径側を固定からみ車18の小径側と相対
し、かつ、軸方向に摺動移動可能に軸6aに回転可能に
取り付けられて構成されている。そして、可動からみ車
19は、図3に示すように、小径側端部から大径側に軸
方向に延び、かつ、径方向に軸心に到る溝19bが周方
向に等角ピッチで複数設けられたくし形歯車に構成さ
れ、さらにその後端には、環状溝19aが周方向に設け
られている。また、固定からみ車18も、図示していな
いが、可動からみ車19と同様に、小径側端部から大径
側に軸方向に延び、かつ、径方向に軸心に到る溝が周方
向に等角ピッチで複数設けられたくし形歯車に構成され
ている。そして、可動からみ車19は、歯部19bが相
対する固定からみ車18の溝に嵌まり込み、軸方向に移
動可能に、かつ、周方向の移動を規制されて、固定から
み車18に嵌合されている。
【0014】鋼製ベルト12は、無端状に構成され、固
定および可動プーリ16、17と固定および可動からみ
車18、19とに掛け渡されて装着されている。そし
て、このベルト12は、固定および可動プーリ16、1
7の傾斜面、同様に固定および可動からみ車18、19
の傾斜面と面接触するように、台形の断面形状に成形さ
れている。クランク機構15は、軸方向が出力軸1aお
よび軸6aの軸心を含む平面に対して直交する回転軸2
0、この回転軸20に固着されて回転軸20の回転動作
に共回りするクランク21、クランク21の一端に回転
軸20と軸方向が平行な軸22a周りに回転自在に連結
された第1の揺動梃23、クランク21の他端に回転軸
20と軸方向が平行な軸22b周りに回転自在に連結さ
れた第2の揺動梃24、回転軸20に固着されたウォー
ム歯車25、第1および第2の揺動梃23、24の先端
に取り付けられた第1および第2の連結ピン26、27
から構成されている。そして、ウォーム歯車25は操作
モータ14の出力軸14aに固着されたウォーム28と
歯合している。さらに、第1および第2の連結ピン2
6、27は可動プーリ17の環状溝17aおよび可動か
らみ車19の環状溝19aに嵌合している。なお、操作
モータ14は出力軸14aの軸方向が出力軸1aおよび
軸6aの軸方向と平行となるように配設されている。
定および可動プーリ16、17と固定および可動からみ
車18、19とに掛け渡されて装着されている。そし
て、このベルト12は、固定および可動プーリ16、1
7の傾斜面、同様に固定および可動からみ車18、19
の傾斜面と面接触するように、台形の断面形状に成形さ
れている。クランク機構15は、軸方向が出力軸1aお
よび軸6aの軸心を含む平面に対して直交する回転軸2
0、この回転軸20に固着されて回転軸20の回転動作
に共回りするクランク21、クランク21の一端に回転
軸20と軸方向が平行な軸22a周りに回転自在に連結
された第1の揺動梃23、クランク21の他端に回転軸
20と軸方向が平行な軸22b周りに回転自在に連結さ
れた第2の揺動梃24、回転軸20に固着されたウォー
ム歯車25、第1および第2の揺動梃23、24の先端
に取り付けられた第1および第2の連結ピン26、27
から構成されている。そして、ウォーム歯車25は操作
モータ14の出力軸14aに固着されたウォーム28と
歯合している。さらに、第1および第2の連結ピン2
6、27は可動プーリ17の環状溝17aおよび可動か
らみ車19の環状溝19aに嵌合している。なお、操作
モータ14は出力軸14aの軸方向が出力軸1aおよび
軸6aの軸方向と平行となるように配設されている。
【0015】つぎに、この実施の形態1によるエレベー
タの可変速装置の動作について図4、図5を参照しつつ
説明する。まず、鋼製ベルト12は固定および可動プー
リ16、17と固定および可動からみ車18、19とに
掛け渡されて張力が保たれている。そこで、巻上電動機
1が駆動され、出力軸1aが単速度で回転駆動される。
そして、出力軸1aに固着された固定プーリ16が出力
軸1aと共回りする。鋼製ベルト12と固定および可動
プーリ16、17の傾斜面との間の摩擦力および固定お
よび可動からみ車18、19の傾斜面との間の摩擦力に
より、出力軸1aの回転トルクが鋼製ベルト12を介し
て固定および可動からみ車18、19に伝達され、軸6
aが回転される。そして、軸6aに固着されている巻上
機6が回転され、かご8の昇降運転が開始される。この
時、鋼製ベルト12と固定および可動プーリ16、17
との接触直径をD1、鋼製ベルト12と固定および可動
からみ車18、19との接触直径をD3とすると、出力
軸1aの回転速度がD1/D3の伝達比率で軸6aに伝
達されることになる。また、連結ピン26、27は回転
する可動プーリ17および可動からみ車19の環状溝1
7a、19a内に位置しており、回転動作の障害となる
ことはない。
タの可変速装置の動作について図4、図5を参照しつつ
説明する。まず、鋼製ベルト12は固定および可動プー
リ16、17と固定および可動からみ車18、19とに
掛け渡されて張力が保たれている。そこで、巻上電動機
1が駆動され、出力軸1aが単速度で回転駆動される。
そして、出力軸1aに固着された固定プーリ16が出力
軸1aと共回りする。鋼製ベルト12と固定および可動
プーリ16、17の傾斜面との間の摩擦力および固定お
よび可動からみ車18、19の傾斜面との間の摩擦力に
より、出力軸1aの回転トルクが鋼製ベルト12を介し
て固定および可動からみ車18、19に伝達され、軸6
aが回転される。そして、軸6aに固着されている巻上
機6が回転され、かご8の昇降運転が開始される。この
時、鋼製ベルト12と固定および可動プーリ16、17
との接触直径をD1、鋼製ベルト12と固定および可動
からみ車18、19との接触直径をD3とすると、出力
軸1aの回転速度がD1/D3の伝達比率で軸6aに伝
達されることになる。また、連結ピン26、27は回転
する可動プーリ17および可動からみ車19の環状溝1
7a、19a内に位置しており、回転動作の障害となる
ことはない。
【0016】ついで、コントローラ13により操作モー
タ14をパルスコントロールして、回転軸20を図4中
時計回りに所定角度回転させる。すると、回転軸20の
時計回りの回転により、クランク21が回転軸20とと
もに時計回りに回動する。このクランク21の時計回り
の回動力は、第1および第2の揺動梃23、24および
連結ピン26、27を介してそれぞれ環状溝17a、1
9aの内壁面に作用し、可動プーリ17は図4中右方向
に移動され、可動からみ車19は固定からみ車18との
嵌合状態を維持しつつ図4中左方向に移動される。そし
て、回転軸20の回転角度が大きくなるにつれ、鋼製ベ
ルト12と固定および可動プーリ16、17との接触直
径はD1からD3に増加し、一方鋼製ベルト12と固定
および可動からみ車18、19との接触直径はD3から
D4に減少する。そこで、出力軸1aの回転速度がD2
/D4の伝達比率で軸6aに伝達されることになる。つ
まり、出力軸1aの回転速度は一定であり、出力軸1a
から軸6aへの回転速度の伝達比率がD1/D3からD
2/D4に増大し、巻上機6の回転速度が増加し、かご
8が加速される。そして、かご8が所定の速度となる
と、コントローラ13により操作モータ14の回転が停
止され、かご8が定速運転される。ついで、コントロー
ラ13により操作モータ14をパルスコントロールし
て、回転軸20を図4中反時計回りに回転させ、上述の
加速動作と逆の動作により、かご8を減速させる。そし
て、操作モータ14の回転が停止され、巻上電動機1の
駆動が停止され、かご8が所望の階に着床される。この
ようにして、かご8は始動、加速、定速、減速、停止の
所望の走行特性パターンで昇降運転される。
タ14をパルスコントロールして、回転軸20を図4中
時計回りに所定角度回転させる。すると、回転軸20の
時計回りの回転により、クランク21が回転軸20とと
もに時計回りに回動する。このクランク21の時計回り
の回動力は、第1および第2の揺動梃23、24および
連結ピン26、27を介してそれぞれ環状溝17a、1
9aの内壁面に作用し、可動プーリ17は図4中右方向
に移動され、可動からみ車19は固定からみ車18との
嵌合状態を維持しつつ図4中左方向に移動される。そし
て、回転軸20の回転角度が大きくなるにつれ、鋼製ベ
ルト12と固定および可動プーリ16、17との接触直
径はD1からD3に増加し、一方鋼製ベルト12と固定
および可動からみ車18、19との接触直径はD3から
D4に減少する。そこで、出力軸1aの回転速度がD2
/D4の伝達比率で軸6aに伝達されることになる。つ
まり、出力軸1aの回転速度は一定であり、出力軸1a
から軸6aへの回転速度の伝達比率がD1/D3からD
2/D4に増大し、巻上機6の回転速度が増加し、かご
8が加速される。そして、かご8が所定の速度となる
と、コントローラ13により操作モータ14の回転が停
止され、かご8が定速運転される。ついで、コントロー
ラ13により操作モータ14をパルスコントロールし
て、回転軸20を図4中反時計回りに回転させ、上述の
加速動作と逆の動作により、かご8を減速させる。そし
て、操作モータ14の回転が停止され、巻上電動機1の
駆動が停止され、かご8が所望の階に着床される。この
ようにして、かご8は始動、加速、定速、減速、停止の
所望の走行特性パターンで昇降運転される。
【0017】なお、図5に示すように、かご8の加速運
転時には、鋼製ベルト12と固定および可動プーリ1
6、17との接触直径は増加するが、この増加分は鋼製
ベルト12と固定および可動からみ車18、19との接
触直径の減少分により吸収され、鋼製ベルト12の張力
が保たれる。また、かご8の減速運転時には、鋼製ベル
ト12と固定および可動プーリ16、17との接触直径
は減少するが、この減少分は鋼製ベルト12と固定およ
び可動からみ車18、19との接触直径の増加分により
吸収され、鋼製ベルト12の張力が保たれる。さらに、
かご8の加速度合い、あるいは減速度合いは、操作モー
タ14の回転速度により容易に制御することができる。
転時には、鋼製ベルト12と固定および可動プーリ1
6、17との接触直径は増加するが、この増加分は鋼製
ベルト12と固定および可動からみ車18、19との接
触直径の減少分により吸収され、鋼製ベルト12の張力
が保たれる。また、かご8の減速運転時には、鋼製ベル
ト12と固定および可動プーリ16、17との接触直径
は減少するが、この減少分は鋼製ベルト12と固定およ
び可動からみ車18、19との接触直径の増加分により
吸収され、鋼製ベルト12の張力が保たれる。さらに、
かご8の加速度合い、あるいは減速度合いは、操作モー
タ14の回転速度により容易に制御することができる。
【0018】この実施の形態1によれば、コントローラ
13が故障しても、巻上電動機1の回転トルクは、故障
時の鋼製ベルト12と固定および可動プーリ16、17
との接触直径と、鋼製ベルト12と固定および可動から
み車18、19との接触直径との比(伝達比率)に応じ
て、巻上機6に伝達される。そこで、コントローラ13
の故障時の伝達比率に応じた回転速度で巻上機6が駆動
され、かご8が定速で昇降運転される。従って、コント
ローラ13のマイコン機能には左右されず、かご8の昇
降運転を行うことができる。また、巻上電動機1として
単速度の誘導電動機を用いることができるので、制御が
簡易となる。また、固定プーリ16に対する可動プーリ
17の取付位置と固定からみ車18に対する可動からみ
車19の取付位置とが同一側であるので、可動プーリ1
7および可動からみ車19の移動を一側から行え、クラ
ンク機構15を簡素な機構で構成できる。
13が故障しても、巻上電動機1の回転トルクは、故障
時の鋼製ベルト12と固定および可動プーリ16、17
との接触直径と、鋼製ベルト12と固定および可動から
み車18、19との接触直径との比(伝達比率)に応じ
て、巻上機6に伝達される。そこで、コントローラ13
の故障時の伝達比率に応じた回転速度で巻上機6が駆動
され、かご8が定速で昇降運転される。従って、コント
ローラ13のマイコン機能には左右されず、かご8の昇
降運転を行うことができる。また、巻上電動機1として
単速度の誘導電動機を用いることができるので、制御が
簡易となる。また、固定プーリ16に対する可動プーリ
17の取付位置と固定からみ車18に対する可動からみ
車19の取付位置とが同一側であるので、可動プーリ1
7および可動からみ車19の移動を一側から行え、クラ
ンク機構15を簡素な機構で構成できる。
【0019】また、固定からみ車18および可動からみ
車19がくし形歯車で構成され、両者が嵌合状態で軸6
aに取り付けられているので、可動からみ車19にすべ
りを発生することなく、鋼製ベルト12により固定から
み車18と可動からみ車19とが一体に回転駆動され、
動力が安定して確実に伝達される。また、クランク機構
15が、操作モータ14により回転駆動される回転軸2
0と、この回転軸20に固着されたクランク21と、軸
22aおよび第1の連結ピン26を介してクランク21
の一端と可動プーリ17とを連結する第1の揺動梃23
と、軸22bおよび第2の連結ピン27を介してクラン
ク21の他端と可動からみ車19とを連結する第2の揺
動梃24とから構成されているので、操作モータ14の
回転により可動プーリ17および可動からみ車19を同
時に速やかに移動でき、かご8の走行特性パターンに合
わせて巻上電動機1の回転トルクを速やかに可変速して
巻上機6に伝達することができる。
車19がくし形歯車で構成され、両者が嵌合状態で軸6
aに取り付けられているので、可動からみ車19にすべ
りを発生することなく、鋼製ベルト12により固定から
み車18と可動からみ車19とが一体に回転駆動され、
動力が安定して確実に伝達される。また、クランク機構
15が、操作モータ14により回転駆動される回転軸2
0と、この回転軸20に固着されたクランク21と、軸
22aおよび第1の連結ピン26を介してクランク21
の一端と可動プーリ17とを連結する第1の揺動梃23
と、軸22bおよび第2の連結ピン27を介してクラン
ク21の他端と可動からみ車19とを連結する第2の揺
動梃24とから構成されているので、操作モータ14の
回転により可動プーリ17および可動からみ車19を同
時に速やかに移動でき、かご8の走行特性パターンに合
わせて巻上電動機1の回転トルクを速やかに可変速して
巻上機6に伝達することができる。
【0020】実施の形態2.上記実施の形態1では、無
段変速機10を構成する可動プーリ17と可変からみ装
置11を構成する可動からみ車19とが出力軸1aおよ
び軸6aに対して同一側に配設するものとしているが、
この実施の形態2では、図6に示されるように、無段変
速機10を構成する可動プーリ17と可変からみ装置1
1を構成する可動からみ車19とが出力軸1aおよび軸
6aに対して逆側に配設するものとしている。そして、
この実施の形態2では、クランク機構30が、軸心方向
が出力軸1aおよび軸6aの軸心と平行で、鋼製ベルト
12内を挿通し、かつ、軸心方向に往復移動可能に設け
られたクランク31、クランク31の一端に固着され、
操作モータ14の出力軸14aに固着されたウォーム2
8と歯合して操作モータ14の回転を直線運動に変換す
るトルク変換部としてのラック32、出力軸1aと軸6
aとを含む平面に対して直交する第1の回転軸33周り
に回動自在に取り付けられ、一端がクランク31のウォ
ーム32側に第1の回転軸33と平行な軸心を有する軸
34周りに回動可能に取り付けられ、かつ、他端が第1
の連結ピン26を介して可動プーリ17の環状溝17a
に嵌合している第1の揺動梃35、および、出力軸1a
と軸6aとを含む平面に対して直交する第2の回転軸3
6周りに回動自在に取り付けられ、一端がクランク31
の反ウォーム32側に第2の回転軸36と平行な軸心を
有する軸37周りに回動可能に取り付けられ、かつ、他
端が第2の連結ピン27を介して可動からみ車19の環
状溝19aに嵌合している第2の揺動梃38から構成さ
れている。なお、他の構成は、上記実施の形態1と同様
に構成されている。
段変速機10を構成する可動プーリ17と可変からみ装
置11を構成する可動からみ車19とが出力軸1aおよ
び軸6aに対して同一側に配設するものとしているが、
この実施の形態2では、図6に示されるように、無段変
速機10を構成する可動プーリ17と可変からみ装置1
1を構成する可動からみ車19とが出力軸1aおよび軸
6aに対して逆側に配設するものとしている。そして、
この実施の形態2では、クランク機構30が、軸心方向
が出力軸1aおよび軸6aの軸心と平行で、鋼製ベルト
12内を挿通し、かつ、軸心方向に往復移動可能に設け
られたクランク31、クランク31の一端に固着され、
操作モータ14の出力軸14aに固着されたウォーム2
8と歯合して操作モータ14の回転を直線運動に変換す
るトルク変換部としてのラック32、出力軸1aと軸6
aとを含む平面に対して直交する第1の回転軸33周り
に回動自在に取り付けられ、一端がクランク31のウォ
ーム32側に第1の回転軸33と平行な軸心を有する軸
34周りに回動可能に取り付けられ、かつ、他端が第1
の連結ピン26を介して可動プーリ17の環状溝17a
に嵌合している第1の揺動梃35、および、出力軸1a
と軸6aとを含む平面に対して直交する第2の回転軸3
6周りに回動自在に取り付けられ、一端がクランク31
の反ウォーム32側に第2の回転軸36と平行な軸心を
有する軸37周りに回動可能に取り付けられ、かつ、他
端が第2の連結ピン27を介して可動からみ車19の環
状溝19aに嵌合している第2の揺動梃38から構成さ
れている。なお、他の構成は、上記実施の形態1と同様
に構成されている。
【0021】つぎに、この実施の形態2によるエレベー
タの可変速装置の動作について説明する。まず、鋼製ベ
ルト12は固定および可動プーリ16、17と固定およ
び可動からみ車18、19とに掛け渡されて張力が保た
れている。そこで、巻上電動機1が駆動され、出力軸1
aが単速度で回転駆動される。そして、出力軸1aに固
着された固定プーリ16が出力軸1aと共回りする。鋼
製ベルト12と固定および可動プーリ16、17の傾斜
面との間の摩擦力および固定および可動からみ車18、
19の傾斜面との間の摩擦力により、出力軸1aの回転
トルクが鋼製ベルト12を介して固定および可動からみ
車18、19に伝達され、軸6aが回転される。そし
て、軸6aに固着されている巻上機6が回転され、かご
8の昇降運転が開始される。
タの可変速装置の動作について説明する。まず、鋼製ベ
ルト12は固定および可動プーリ16、17と固定およ
び可動からみ車18、19とに掛け渡されて張力が保た
れている。そこで、巻上電動機1が駆動され、出力軸1
aが単速度で回転駆動される。そして、出力軸1aに固
着された固定プーリ16が出力軸1aと共回りする。鋼
製ベルト12と固定および可動プーリ16、17の傾斜
面との間の摩擦力および固定および可動からみ車18、
19の傾斜面との間の摩擦力により、出力軸1aの回転
トルクが鋼製ベルト12を介して固定および可動からみ
車18、19に伝達され、軸6aが回転される。そし
て、軸6aに固着されている巻上機6が回転され、かご
8の昇降運転が開始される。
【0022】ついで、コントローラ13により操作モー
タ14をパルスコントロールして、ウォーム28を正回
転させ、ラック32を図6中矢印方向に所定量移動させ
る。すると、クランク31が矢印方向に所定量直線移動
する。このクランク31の直線移動により、第1の揺動
梃35は軸33を回動中心として、図6中時計回りに回
動され、第2の揺動梃38は軸36を回動中心として、
図6中反時計回りに回動される。そして、第1の揺動梃
35の回動力が、連結ピン26を介して環状溝17aに
作用し、可動プーリ17が図6中右方向に移動され、可
動プーリ17と固定プーリ16との間隙が狭められる。
また、第2の揺動梃38の回動力が、連結ピン27を介
して環状溝19aに作用し、可動からみ車19が図6中
右方向に移動され、可動からみ車19と固定からみ車1
8との間隙が広められる。そこで、鋼製ベルト12と固
定および可動プーリ16、17との接触直径は増加さ
れ、一方鋼製ベルト12と固定および可動からみ車1
8、19との接触直径は減少される。その結果、出力軸
1aの回転速度が増速されて軸6aに伝達されることに
なり、巻上機6の回転速度が増加して、かご8が加速さ
れる。そして、かご8が所定の速度となると、コントロ
ーラ13により操作モータ14の回転が停止され、かご
8が定速運転される。ついで、コントローラ13により
操作モータ14をパルスコントロールして、ウォーム2
8を逆回転させ、上述の加速動作と逆の動作により、か
ご8を減速させる。そして、操作モータ14の回転が停
止され、巻上電動機1の駆動が停止され、かご8が所望
の階に着床される。このようにして、かご8は始動、加
速、定速、減速、停止の所望の走行特性パターンで昇降
運転される。
タ14をパルスコントロールして、ウォーム28を正回
転させ、ラック32を図6中矢印方向に所定量移動させ
る。すると、クランク31が矢印方向に所定量直線移動
する。このクランク31の直線移動により、第1の揺動
梃35は軸33を回動中心として、図6中時計回りに回
動され、第2の揺動梃38は軸36を回動中心として、
図6中反時計回りに回動される。そして、第1の揺動梃
35の回動力が、連結ピン26を介して環状溝17aに
作用し、可動プーリ17が図6中右方向に移動され、可
動プーリ17と固定プーリ16との間隙が狭められる。
また、第2の揺動梃38の回動力が、連結ピン27を介
して環状溝19aに作用し、可動からみ車19が図6中
右方向に移動され、可動からみ車19と固定からみ車1
8との間隙が広められる。そこで、鋼製ベルト12と固
定および可動プーリ16、17との接触直径は増加さ
れ、一方鋼製ベルト12と固定および可動からみ車1
8、19との接触直径は減少される。その結果、出力軸
1aの回転速度が増速されて軸6aに伝達されることに
なり、巻上機6の回転速度が増加して、かご8が加速さ
れる。そして、かご8が所定の速度となると、コントロ
ーラ13により操作モータ14の回転が停止され、かご
8が定速運転される。ついで、コントローラ13により
操作モータ14をパルスコントロールして、ウォーム2
8を逆回転させ、上述の加速動作と逆の動作により、か
ご8を減速させる。そして、操作モータ14の回転が停
止され、巻上電動機1の駆動が停止され、かご8が所望
の階に着床される。このようにして、かご8は始動、加
速、定速、減速、停止の所望の走行特性パターンで昇降
運転される。
【0023】なお、この実施の形態2においても、かご
8の加速運転時には、鋼製ベルト12と固定および可動
プーリ16、17との接触直径は増加するが、この増加
分は鋼製ベルト12と固定および可動からみ車18、1
9との接触直径の減少分により吸収され、また、かご8
の減速運転時には、鋼製ベルト12と固定および可動プ
ーリ16、17との接触直径は減少するが、この減少分
は鋼製ベルト12と固定および可動からみ車18、19
との接触直径の増加分により吸収されて、鋼製ベルト1
2の張力が保たれる。
8の加速運転時には、鋼製ベルト12と固定および可動
プーリ16、17との接触直径は増加するが、この増加
分は鋼製ベルト12と固定および可動からみ車18、1
9との接触直径の減少分により吸収され、また、かご8
の減速運転時には、鋼製ベルト12と固定および可動プ
ーリ16、17との接触直径は減少するが、この減少分
は鋼製ベルト12と固定および可動からみ車18、19
との接触直径の増加分により吸収されて、鋼製ベルト1
2の張力が保たれる。
【0024】このように、この実施の形態2において
も、上記実施の形態1と同様に、コントローラ13のマ
イコン機能には左右されず、かご8の昇降運転を行うこ
とができる。また、この実施の形態2によれば、固定プ
ーリ16に対する可動プーリ17の取付位置が固定から
み車18に対する可動からみ車19の取付位置と逆側で
あるので、出力軸1aから軸6aへの回転速度の伝達比
率を変える際の可動プーリ17と可動からみ車19との
移動方向が同一方向となる。そこで、鋼製ベルト12
は、その中心線が出力軸1aおよび軸6aに対して直交
した状態を維持しつつ移動される。従って、鋼製ベルト
12と固定および可動プーリ16、17との接触状態、
さらには鋼製ベルト12と固定および可動からみ車1
8、19との接触状態が所定の状態に維持され、鋼製ベ
ルト12の片ベリの発生が抑えられ、長期的に安定した
回転トルク伝達を達成することができる。また、クラン
ク機構30が、鋼製ベルト12内を挿通するクランク3
1と、第1の回転軸33周りに回転可能に設けられ、軸
34および第1の連結ピン26を介してクランク31の
一端と可動プーリ17とを連結する第1の揺動梃35
と、第2の回転軸36周りに回転可能に設けられ、軸3
7および第2の連結ピン27を介してクランク31の他
端と可動からみ車19とを連結する第2の揺動梃38
と、クランク31の端部に固着され、操作モータ14の
出力軸14aに固着されたウォーム28と歯合して回転
トルクを直線運動トルクに変換するラック32とから構
成されているので、操作モータ14の回転により可動プ
ーリ17および可動からみ車19を同時に速やかに移動
でき、かご8の走行特性パターンに合わせて巻上電動機
1の回転トルクを速やかに可変速して巻上機6に伝達す
ることができる。
も、上記実施の形態1と同様に、コントローラ13のマ
イコン機能には左右されず、かご8の昇降運転を行うこ
とができる。また、この実施の形態2によれば、固定プ
ーリ16に対する可動プーリ17の取付位置が固定から
み車18に対する可動からみ車19の取付位置と逆側で
あるので、出力軸1aから軸6aへの回転速度の伝達比
率を変える際の可動プーリ17と可動からみ車19との
移動方向が同一方向となる。そこで、鋼製ベルト12
は、その中心線が出力軸1aおよび軸6aに対して直交
した状態を維持しつつ移動される。従って、鋼製ベルト
12と固定および可動プーリ16、17との接触状態、
さらには鋼製ベルト12と固定および可動からみ車1
8、19との接触状態が所定の状態に維持され、鋼製ベ
ルト12の片ベリの発生が抑えられ、長期的に安定した
回転トルク伝達を達成することができる。また、クラン
ク機構30が、鋼製ベルト12内を挿通するクランク3
1と、第1の回転軸33周りに回転可能に設けられ、軸
34および第1の連結ピン26を介してクランク31の
一端と可動プーリ17とを連結する第1の揺動梃35
と、第2の回転軸36周りに回転可能に設けられ、軸3
7および第2の連結ピン27を介してクランク31の他
端と可動からみ車19とを連結する第2の揺動梃38
と、クランク31の端部に固着され、操作モータ14の
出力軸14aに固着されたウォーム28と歯合して回転
トルクを直線運動トルクに変換するラック32とから構
成されているので、操作モータ14の回転により可動プ
ーリ17および可動からみ車19を同時に速やかに移動
でき、かご8の走行特性パターンに合わせて巻上電動機
1の回転トルクを速やかに可変速して巻上機6に伝達す
ることができる。
【0025】なお、上記各実施の形態では、巻上機6の
軸6aを従動軸としているが、従動軸として巻上機6の
軸6aとは異なる軸を用いてもよい。この場合、従動軸
と軸6aとの間を歯車列等で連結しトルクを伝達できる
ようにすればよい。同様の効果を奏する。
軸6aを従動軸としているが、従動軸として巻上機6の
軸6aとは異なる軸を用いてもよい。この場合、従動軸
と軸6aとの間を歯車列等で連結しトルクを伝達できる
ようにすればよい。同様の効果を奏する。
【0026】
【発明の効果】この発明は、以上のように構成されてい
るので、以下に記載されるような効果を奏する。
るので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0027】この発明によれば、巻上電動機の駆動軸に
固着された円錐台状の固定プーリおよび小径側が該固定
プーリの小径側と相対するように該駆動軸に摺動移動可
能にかつ回転可能に装着された円錐台状の可動プーリか
らなる無段変速機と、軸心が駆動軸の軸心と平行に配設
され、かごを昇降運転する巻上機の軸に連結された従動
軸と、この従動軸に固着された円錐台状の固定からみ車
および小径側が該固定からみ車の小径側と相対するよう
に該従動軸に摺動移動可能にかつ回転可能に装着された
円錐台状の可動からみ車からなる可変からみ合い装置
と、固定および可動プーリと固定および可動からみ車と
に掛け渡されて駆動軸の回転トルクを従動軸に伝達する
鋼製ベルトと、可動プーリおよび可動からみ車をそれぞ
れ駆動軸および従動軸の軸心方向に摺動移動させるクラ
ンク機構と、このクランク機構を駆動するモータとを備
えているので、マイコン機能には左右されず、かごの昇
降運転を行うことができるエレベータの可変速装置が得
られる。
固着された円錐台状の固定プーリおよび小径側が該固定
プーリの小径側と相対するように該駆動軸に摺動移動可
能にかつ回転可能に装着された円錐台状の可動プーリか
らなる無段変速機と、軸心が駆動軸の軸心と平行に配設
され、かごを昇降運転する巻上機の軸に連結された従動
軸と、この従動軸に固着された円錐台状の固定からみ車
および小径側が該固定からみ車の小径側と相対するよう
に該従動軸に摺動移動可能にかつ回転可能に装着された
円錐台状の可動からみ車からなる可変からみ合い装置
と、固定および可動プーリと固定および可動からみ車と
に掛け渡されて駆動軸の回転トルクを従動軸に伝達する
鋼製ベルトと、可動プーリおよび可動からみ車をそれぞ
れ駆動軸および従動軸の軸心方向に摺動移動させるクラ
ンク機構と、このクランク機構を駆動するモータとを備
えているので、マイコン機能には左右されず、かごの昇
降運転を行うことができるエレベータの可変速装置が得
られる。
【0028】また、固定からみ車に対する可動からみ車
の従動軸への装着方向が、固定プーリに対する可動プー
リの駆動軸への装着方向と一致しているので、クランク
機構を簡素な機構で構成できる。
の従動軸への装着方向が、固定プーリに対する可動プー
リの駆動軸への装着方向と一致しているので、クランク
機構を簡素な機構で構成できる。
【0029】また、可動プーリの大径側端部に周方向の
環状溝が設けられ、可動からみ車の大径側端部に周方向
の環状溝が設けられ、クランク機構が、可動プーリおよ
び可動からみ車の外方で、かつ、駆動軸と従動軸との間
に、軸心が該駆動軸の軸心と該従動軸の軸心とを含む平
面に対して直交するように設けられてモータにより回転
駆動される回転軸と、この回転軸に固着されて該回転軸
の回転動作に共回りするクランクと、一端がクランクの
一端に回転軸と平行な軸心を有する軸周りに回動可能に
取り付けられ、他端に可動プーリの環状溝に係合する第
1の連結ピンが設けられた第1の揺動梃と、一端がクラ
ンクの他端に回転軸と平行な軸心を有する軸周りに回動
可能に取り付けられ、他端に可動からみ車の環状溝に係
合する第2の連結ピンが設けられた第2の揺動梃とから
構成されているので、可動プーリおよび可動からみ車を
同時に速やかに移動でき、かごの走行特性パターンに合
わせた可変速を速やかに実行することができる。
環状溝が設けられ、可動からみ車の大径側端部に周方向
の環状溝が設けられ、クランク機構が、可動プーリおよ
び可動からみ車の外方で、かつ、駆動軸と従動軸との間
に、軸心が該駆動軸の軸心と該従動軸の軸心とを含む平
面に対して直交するように設けられてモータにより回転
駆動される回転軸と、この回転軸に固着されて該回転軸
の回転動作に共回りするクランクと、一端がクランクの
一端に回転軸と平行な軸心を有する軸周りに回動可能に
取り付けられ、他端に可動プーリの環状溝に係合する第
1の連結ピンが設けられた第1の揺動梃と、一端がクラ
ンクの他端に回転軸と平行な軸心を有する軸周りに回動
可能に取り付けられ、他端に可動からみ車の環状溝に係
合する第2の連結ピンが設けられた第2の揺動梃とから
構成されているので、可動プーリおよび可動からみ車を
同時に速やかに移動でき、かごの走行特性パターンに合
わせた可変速を速やかに実行することができる。
【0030】また、固定からみ車に対する可動からみ車
の従動軸への装着方向が、固定プーリに対する可動プー
リの駆動軸への装着方向に対して逆方向としたので、可
変速動作時、鋼製ベルトは、その中心線が駆動軸および
従動軸に対して直交した状態を維持しつつ移動される。
そこで、鋼製ベルトと固定および可動プーリとの接触状
態、さらには鋼製ベルトと固定および可動からみ車との
接触状態が所定の状態に維持され、鋼製ベルトの片ベリ
の発生が抑えられ、長期的に安定した回転トルク伝達を
達成することができる。
の従動軸への装着方向が、固定プーリに対する可動プー
リの駆動軸への装着方向に対して逆方向としたので、可
変速動作時、鋼製ベルトは、その中心線が駆動軸および
従動軸に対して直交した状態を維持しつつ移動される。
そこで、鋼製ベルトと固定および可動プーリとの接触状
態、さらには鋼製ベルトと固定および可動からみ車との
接触状態が所定の状態に維持され、鋼製ベルトの片ベリ
の発生が抑えられ、長期的に安定した回転トルク伝達を
達成することができる。
【0031】また、可動プーリの大径側端部に周方向の
環状溝が設けられ、可動からみ車の大径側端部に周方向
の環状溝が設けられ、クランク機構が、駆動軸の軸心と
従動軸の軸心とに平行な軸心を有し、固定および可動プ
ーリと固定および可動からみ車とに掛け渡された鋼製ベ
ルト内を挿通し、かつ、該軸心方向に往復移動可能に設
けられたクランクと、軸心が駆動軸の軸心と従動軸の軸
心とを含む平面に対して直交するように設けられた第1
の回転軸周りに回動可能に取り付けられ、一端がクラン
クの一端側に第1の回転軸と平行な軸心を有する軸周り
に回動可能に取り付けられ、他端に可動プーリの環状溝
に係合する第1の連結ピンが設けられた第1の揺動梃
と、軸心が駆動軸の軸心と従動軸の軸心とを含む平面に
対して直交するように設けられた第2の回転軸周りに回
動可能に取り付けられ、一端がクランクの他端側に第2
の回転軸と平行な軸心を有する軸周りに回動可能に取り
付けられ、他端に可動からみ車の環状溝に係合する第2
の連結ピンが設けられた第2の揺動梃と、クランクの端
部に設けられてモータの回転トルクを直線運動トルクに
変換するトルク変換部とから構成されているので、可動
プーリおよび可動からみ車を同時に速やかに移動でき、
かごの走行特性パターンに合わせた可変速を速やかに実
行することができる。
環状溝が設けられ、可動からみ車の大径側端部に周方向
の環状溝が設けられ、クランク機構が、駆動軸の軸心と
従動軸の軸心とに平行な軸心を有し、固定および可動プ
ーリと固定および可動からみ車とに掛け渡された鋼製ベ
ルト内を挿通し、かつ、該軸心方向に往復移動可能に設
けられたクランクと、軸心が駆動軸の軸心と従動軸の軸
心とを含む平面に対して直交するように設けられた第1
の回転軸周りに回動可能に取り付けられ、一端がクラン
クの一端側に第1の回転軸と平行な軸心を有する軸周り
に回動可能に取り付けられ、他端に可動プーリの環状溝
に係合する第1の連結ピンが設けられた第1の揺動梃
と、軸心が駆動軸の軸心と従動軸の軸心とを含む平面に
対して直交するように設けられた第2の回転軸周りに回
動可能に取り付けられ、一端がクランクの他端側に第2
の回転軸と平行な軸心を有する軸周りに回動可能に取り
付けられ、他端に可動からみ車の環状溝に係合する第2
の連結ピンが設けられた第2の揺動梃と、クランクの端
部に設けられてモータの回転トルクを直線運動トルクに
変換するトルク変換部とから構成されているので、可動
プーリおよび可動からみ車を同時に速やかに移動でき、
かごの走行特性パターンに合わせた可変速を速やかに実
行することができる。
【0032】また、円錐台状の固定および可動からみ車
は、小径側端部から大径側に軸心方向に延び、かつ、軸
心から径方向に延びる溝が周方向に等角ピッチで設けら
れたくし形歯車で構成され、嵌合した状態で従動軸に取
り付けられているので、可動からみ車にすべりを発生す
ることなく、鋼製ベルトにより固定からみ車と可動から
み車とが一体に回転駆動され、動力が安定して確実に伝
達される。
は、小径側端部から大径側に軸心方向に延び、かつ、軸
心から径方向に延びる溝が周方向に等角ピッチで設けら
れたくし形歯車で構成され、嵌合した状態で従動軸に取
り付けられているので、可動からみ車にすべりを発生す
ることなく、鋼製ベルトにより固定からみ車と可動から
み車とが一体に回転駆動され、動力が安定して確実に伝
達される。
【図1】 この発明の実施の形態1に係るエレベータの
可変速装置を示す模式構成図である。
可変速装置を示す模式構成図である。
【図2】 この発明の実施の形態1に係るエレベータの
可変速装置を示す構成図である。
可変速装置を示す構成図である。
【図3】 この発明の実施の形態1に係るエレベータの
可変速装置に用いられる可動からみ車の構成を示す図で
ある。
可変速装置に用いられる可動からみ車の構成を示す図で
ある。
【図4】 この発明の実施の形態1に係るエレベータの
可変速装置の動作を説明する図である。
可変速装置の動作を説明する図である。
【図5】 この発明の実施の形態1に係るエレベータの
可変速装置の動作を説明する図である。
可変速装置の動作を説明する図である。
【図6】 この発明の実施の形態2に係るエレベータの
可変速装置を示す構成図である。
可変速装置を示す構成図である。
【図7】 従来のエレベータの可変速装置を示す模式構
成図である。
成図である。
1 巻上電動機、1a 出力軸(駆動軸)、6 巻上
機、6a 軸(従動軸)、8 かご、10 無段変速
機、11 可変からみ合い装置、12 鋼製ベルト、1
4 操作モータ、15、30 クランク機構、16 固
定プーリ、17 可動プーリ、17a、19a 環状
溝、18 固定からみ車、19 可動からみ車、20
回転軸、21、31 クランク、22a、22b、3
4、37 軸、23、35 第1の揺動梃、24、38
第2の揺動梃、26 第1の連結ピン、27 第2の
連結ピン、28 ウォーム(トルク変換部)、32 ラ
ック(トルク変換部)、33 第1の回転軸、36 第
2の回転軸。
機、6a 軸(従動軸)、8 かご、10 無段変速
機、11 可変からみ合い装置、12 鋼製ベルト、1
4 操作モータ、15、30 クランク機構、16 固
定プーリ、17 可動プーリ、17a、19a 環状
溝、18 固定からみ車、19 可動からみ車、20
回転軸、21、31 クランク、22a、22b、3
4、37 軸、23、35 第1の揺動梃、24、38
第2の揺動梃、26 第1の連結ピン、27 第2の
連結ピン、28 ウォーム(トルク変換部)、32 ラ
ック(トルク変換部)、33 第1の回転軸、36 第
2の回転軸。
Claims (6)
- 【請求項1】 巻上電動機の駆動軸に固着された円錐台
状の固定プーリおよび小径側が該固定プーリの小径側と
相対するように該駆動軸に摺動移動可能にかつ回転可能
に装着された円錐台状の可動プーリからなる無段変速機
と、軸心が前記駆動軸の軸心と平行に配設され、かごを
昇降運転する巻上機の軸に連結された従動軸と、この従
動軸に固着された円錐台状の固定からみ車および小径側
が該固定からみ車の小径側と相対するように該従動軸に
摺動移動可能にかつ回転可能に装着された円錐台状の可
動からみ車からなる可変からみ合い装置と、前記固定お
よび可動プーリと前記固定および可動からみ車とに掛け
渡されて前記駆動軸の回転トルクを前記従動軸に伝達す
る鋼製ベルトと、前記可動プーリおよび前記可動からみ
車をそれぞれ前記駆動軸および前記従動軸の軸心方向に
摺動移動させるクランク機構と、このクランク機構を駆
動するモータとを備えたことを特徴とするエレベータの
可変速装置。 - 【請求項2】 固定からみ車に対する可動からみ車の従
動軸への装着方向が、固定プーリに対する可動プーリの
駆動軸への装着方向と一致していることを特徴とする請
求項1記載のエレベータの可変速装置。 - 【請求項3】 可動プーリの大径側端部に周方向の環状
溝が設けられ、可動からみ車の大径側端部に周方向の環
状溝が設けられ、クランク機構が、前記可動プーリおよ
び前記可動からみ車の外方で、かつ、駆動軸と従動軸と
の間に、軸心が該駆動軸の軸心と該従動軸の軸心とを含
む平面に対して直交するように設けられてモータにより
回転駆動される回転軸と、この回転軸に固着されて該回
転軸の回転動作に共回りするクランクと、一端が前記ク
ランクの一端に前記回転軸と平行な軸心を有する軸周り
に回動可能に取り付けられ、他端に前記可動プーリの環
状溝に係合する第1の連結ピンが設けられた第1の揺動
梃と、一端が前記クランクの他端に前記回転軸と平行な
軸心を有する軸周りに回動可能に取り付けられ、他端に
前記可動からみ車の環状溝に係合する第2の連結ピンが
設けられた第2の揺動梃とから構成されていることを特
徴とする請求項2記載のエレベータの可変速装置。 - 【請求項4】 固定からみ車に対する可動からみ車の従
動軸への装着方向が、固定プーリに対する可動プーリの
駆動軸への装着方向に対して逆方向であることを特徴と
する請求項1記載のエレベータの可変速装置。 - 【請求項5】 可動プーリの大径側端部に周方向の環状
溝が設けられ、可動からみ車の大径側端部に周方向の環
状溝が設けられ、クランク機構が、駆動軸の軸心と従動
軸の軸心とに平行な軸心を有し、固定および可動プーリ
と固定および可動からみ車とに掛け渡された鋼製ベルト
内を挿通し、かつ、該軸心方向に往復移動可能に設けら
れたクランクと、軸心が前記駆動軸の軸心と前記従動軸
の軸心とを含む平面に対して直交するように設けられた
第1の回転軸周りに回動可能に取り付けられ、一端が前
記クランクの一端側に前記第1の回転軸と平行な軸心を
有する軸周りに回動可能に取り付けられ、他端に前記可
動プーリの環状溝に係合する第1の連結ピンが設けられ
た第1の揺動梃と、軸心が前記駆動軸の軸心と前記従動
軸の軸心とを含む平面に対して直交するように設けられ
た第2の回転軸周りに回動可能に取り付けられ、一端が
前記クランクの他端側に前記第2の回転軸と平行な軸心
を有する軸周りに回動可能に取り付けられ、他端に前記
可動からみ車の環状溝に係合する第2の連結ピンが設け
られた第2の揺動梃と、前記クランクの端部に設けられ
てモータの回転トルクを直線運動トルクに変換するトル
ク変換部とから構成されていることを特徴とする請求項
1記載のエレベータの可変速装置。 - 【請求項6】 円錐台状の固定および可動からみ車は、
小径側端部から大径側に軸心方向に延び、かつ、軸心か
ら径方向に延びる溝が周方向に等角ピッチで設けられた
くし形歯車で構成され、嵌合した状態で従動軸に取り付
けられていることを特徴とする請求項1乃至請求項5の
いずれかに記載のエレベータの可変速装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2043197A JPH10218533A (ja) | 1997-02-03 | 1997-02-03 | エレベータの可変速装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2043197A JPH10218533A (ja) | 1997-02-03 | 1997-02-03 | エレベータの可変速装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10218533A true JPH10218533A (ja) | 1998-08-18 |
Family
ID=12026862
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2043197A Pending JPH10218533A (ja) | 1997-02-03 | 1997-02-03 | エレベータの可変速装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10218533A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2008113882A1 (es) * | 2007-03-22 | 2008-09-25 | Consejo Superior De Investigaciones Científicas | Actuador de un elemento de trabajo principalmente de un robot móvil para el transporte sobre una plataforma especial de personas y/o cosas y su método de control |
| JP2012025520A (ja) * | 2010-07-22 | 2012-02-09 | Mitsubishi Electric Corp | エレベータドアの駆動装置 |
-
1997
- 1997-02-03 JP JP2043197A patent/JPH10218533A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2008113882A1 (es) * | 2007-03-22 | 2008-09-25 | Consejo Superior De Investigaciones Científicas | Actuador de un elemento de trabajo principalmente de un robot móvil para el transporte sobre una plataforma especial de personas y/o cosas y su método de control |
| ES2304877A1 (es) * | 2007-03-22 | 2008-10-16 | Consejo Superior De Investigaciones Cientificas | Actuador de un elemento de trabajo principalmente de un robot movil para el tansporte sobre una plataforma especial de personas y/o cosas y su metodo de control. |
| ES2304877B1 (es) * | 2007-03-22 | 2009-10-27 | Consejo Superior De Investigaciones Cientificas | Actuador de un elemento de trabajo principalmente de un robot movil para el transporte sobre una plataforma especial de personas y/o cosas ysu metodo de control. |
| JP2012025520A (ja) * | 2010-07-22 | 2012-02-09 | Mitsubishi Electric Corp | エレベータドアの駆動装置 |
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