JPH1021994A - シールド線固定構造 - Google Patents
シールド線固定構造Info
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- JPH1021994A JPH1021994A JP17817296A JP17817296A JPH1021994A JP H1021994 A JPH1021994 A JP H1021994A JP 17817296 A JP17817296 A JP 17817296A JP 17817296 A JP17817296 A JP 17817296A JP H1021994 A JPH1021994 A JP H1021994A
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Landscapes
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
- Multi-Conductor Connections (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 簡易な防水性を持ち、組付けの容易なシール
ド線の固定構造を提供すること。 【解決手段】 導電性部材10には、内外の二カ所にシ
ールド線1を固定する部位が設けてある。このうち、内
壁孔17においては、編組線3と絶縁体4の間にリング
部材15を挿入し、シールド層3を環状に膨らませつつ
内壁孔17に凹設した受け溝14に係合させている。こ
のため、編組線3と導電性部材10は直接的に接触し
て、電気的接合がはかられる。また、外壁孔16におい
ては、シールリング12が外皮2と外壁孔16の開口縁
19から押圧されつつ弾性を持って保持されている。こ
のため、シールド線1は導電性部材10に対して抜止め
と、防水とが併せて図られた状態で保持される。
ド線の固定構造を提供すること。 【解決手段】 導電性部材10には、内外の二カ所にシ
ールド線1を固定する部位が設けてある。このうち、内
壁孔17においては、編組線3と絶縁体4の間にリング
部材15を挿入し、シールド層3を環状に膨らませつつ
内壁孔17に凹設した受け溝14に係合させている。こ
のため、編組線3と導電性部材10は直接的に接触し
て、電気的接合がはかられる。また、外壁孔16におい
ては、シールリング12が外皮2と外壁孔16の開口縁
19から押圧されつつ弾性を持って保持されている。こ
のため、シールド線1は導電性部材10に対して抜止め
と、防水とが併せて図られた状態で保持される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シールド線を導電
性部材へ取り付けるときの固定構造に関するものであ
る。
性部材へ取り付けるときの固定構造に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来シールド線を導電性部材へ取り付け
る構造としては、図7に示すものがある(特開平5−2
51116)。この構造では、シールド線1の端部では
外皮2の一部が皮剥きされ、絶縁体4を露出させた状態
で導電性部材51内に挿入されている。そして、編組線
3と絶縁体4の間に円筒状の導電性リング50を挿入し
て、この導電性リング50の一端を導電性部材51の壁
面に接触させることによって、編組線3と導電性部材5
1の間の電気的接続が行われる。一方、シールド線1の
外皮2には固定リング52が嵌め込まれ、この固定リン
グ52の裾野部を導電性部材51にねじ53によって締
め付けることによって、導電性リング50を挟持するよ
うにしている。
る構造としては、図7に示すものがある(特開平5−2
51116)。この構造では、シールド線1の端部では
外皮2の一部が皮剥きされ、絶縁体4を露出させた状態
で導電性部材51内に挿入されている。そして、編組線
3と絶縁体4の間に円筒状の導電性リング50を挿入し
て、この導電性リング50の一端を導電性部材51の壁
面に接触させることによって、編組線3と導電性部材5
1の間の電気的接続が行われる。一方、シールド線1の
外皮2には固定リング52が嵌め込まれ、この固定リン
グ52の裾野部を導電性部材51にねじ53によって締
め付けることによって、導電性リング50を挟持するよ
うにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この構造はシ
ールド層と導電性部材とを電気的に接続しつつ固定する
ことにのみ主眼が置かれており、防水構造を企図したも
のではない。したがって、防水が要求される箇所では、
使用が制限されてしまうものであった。また、シールド
線の組付けに際しても、二種類の金属リング50,52
を用いており、さらにはネジでの締め付け作業が必要で
あり、煩わしい作業を伴うものであった。本発明は、上
記の問題点に鑑みて創意されたものであり、その目的と
するところは、簡易な防水性を持ち、組付けの容易なシ
ールド線の固定構造を提供することである。
ールド層と導電性部材とを電気的に接続しつつ固定する
ことにのみ主眼が置かれており、防水構造を企図したも
のではない。したがって、防水が要求される箇所では、
使用が制限されてしまうものであった。また、シールド
線の組付けに際しても、二種類の金属リング50,52
を用いており、さらにはネジでの締め付け作業が必要で
あり、煩わしい作業を伴うものであった。本発明は、上
記の問題点に鑑みて創意されたものであり、その目的と
するところは、簡易な防水性を持ち、組付けの容易なシ
ールド線の固定構造を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの請求項1の発明は、内部絶縁層にて被覆された内線
の外周をシールド層にて被覆するとともにその外周を外
部絶縁層にて被覆したシールド線に対し、シールド層を
露出させかつ電線挿入孔より導電性部材内へ差し込んで
取付けを行うシールド線固定構造であって、前記電線挿
入孔には内外の二位置にシールド線の保持部が設けら
れ、外側の保持部ではシールド線の外部絶縁層が対向す
るとともに、この外部絶縁層と導電性部材との間にはシ
ール部材が圧縮状態で介在される一方、内側の保持部で
は露出されたシールド層が対向するとともに、ここには
シールド層と導電性部材を直接的あるいは間接的に導通
させるための介在物が設けられていることを特徴とする
シールド線固定構造である。
めの請求項1の発明は、内部絶縁層にて被覆された内線
の外周をシールド層にて被覆するとともにその外周を外
部絶縁層にて被覆したシールド線に対し、シールド層を
露出させかつ電線挿入孔より導電性部材内へ差し込んで
取付けを行うシールド線固定構造であって、前記電線挿
入孔には内外の二位置にシールド線の保持部が設けら
れ、外側の保持部ではシールド線の外部絶縁層が対向す
るとともに、この外部絶縁層と導電性部材との間にはシ
ール部材が圧縮状態で介在される一方、内側の保持部で
は露出されたシールド層が対向するとともに、ここには
シールド層と導電性部材を直接的あるいは間接的に導通
させるための介在物が設けられていることを特徴とする
シールド線固定構造である。
【0005】請求項2の発明は、請求項1記載のものに
おいて、前記介在物は前記シールド層の内側に潜り込ん
でシールド層を導電性部材側へ押し付け可能であること
を特徴とするシールド線固定構造である。請求項3の発
明は、請求項1記載のものにおいて、前記介在物は導電
性材料により形成されかつ前記シールド層の外周側に嵌
め込まれて導電性部材側へ圧接された状態で取り付けら
れていることを特徴とするシールド線固定構造である。
請求項4の発明は、請求項1から請求項3に記載のもの
において、前記内部絶縁層または前記導電性部材側のう
ち少なくとも一方には前記介在物のずれ止めのための溝
部が形成されていることを特徴とするシールド線固定構
造である。
おいて、前記介在物は前記シールド層の内側に潜り込ん
でシールド層を導電性部材側へ押し付け可能であること
を特徴とするシールド線固定構造である。請求項3の発
明は、請求項1記載のものにおいて、前記介在物は導電
性材料により形成されかつ前記シールド層の外周側に嵌
め込まれて導電性部材側へ圧接された状態で取り付けら
れていることを特徴とするシールド線固定構造である。
請求項4の発明は、請求項1から請求項3に記載のもの
において、前記内部絶縁層または前記導電性部材側のう
ち少なくとも一方には前記介在物のずれ止めのための溝
部が形成されていることを特徴とするシールド線固定構
造である。
【0006】
【発明の作用および効果】請求項1の発明によれば、シ
ールド線は電線導入孔を通して導電性部材内に導き入れ
られる。この場合において、電線挿入孔には内外に設定
された保持部によって固定がなされる。そして、外側の
保持部ではシール部材によってケース内外のシール性が
確保され、内側の保持部では介在物によってシールド層
と導電性部材との間の直接的あるいは間接的な電気的導
通が取られている。このように請求項1の発明によれ
ば、少ない部品点数でシールド線の挿入部に対する防水
性を確保しつつ、シールド層と導電性部材間の電気的接
続を確保することができる。
ールド線は電線導入孔を通して導電性部材内に導き入れ
られる。この場合において、電線挿入孔には内外に設定
された保持部によって固定がなされる。そして、外側の
保持部ではシール部材によってケース内外のシール性が
確保され、内側の保持部では介在物によってシールド層
と導電性部材との間の直接的あるいは間接的な電気的導
通が取られている。このように請求項1の発明によれ
ば、少ない部品点数でシールド線の挿入部に対する防水
性を確保しつつ、シールド層と導電性部材間の電気的接
続を確保することができる。
【0007】請求項2の発明によれば、介在物がシール
ド層を押し上げて、導電性部材へ押し付ける。このた
め、導電性部材とシールド層は直接接触しており、電気
的接続も確保される。請求項3の発明によれば、シール
ド層は導電性材料よりなる介在物を通して導電性部材と
電気的に接続される。併せてシールド線の固定は、内外
の二位置で行われる。また、シールド線の固定作業は簡
易に行われる。請求項4の発明によれば、介在物がシー
ルド線に対して位置決めされた状態に保持されるため、
シールド層は直接的、または導電材よりなる介在物を通
し間接的に導電性部材と電気的に接続される。併せてシ
ールド線の固定作業も円滑に行うことができる。
ド層を押し上げて、導電性部材へ押し付ける。このた
め、導電性部材とシールド層は直接接触しており、電気
的接続も確保される。請求項3の発明によれば、シール
ド層は導電性材料よりなる介在物を通して導電性部材と
電気的に接続される。併せてシールド線の固定は、内外
の二位置で行われる。また、シールド線の固定作業は簡
易に行われる。請求項4の発明によれば、介在物がシー
ルド線に対して位置決めされた状態に保持されるため、
シールド層は直接的、または導電材よりなる介在物を通
し間接的に導電性部材と電気的に接続される。併せてシ
ールド線の固定作業も円滑に行うことができる。
【0008】
<第一実施形態>次に本発明の第一実施形態を図1、図
2を参照しつつ説明する。図1には、シールド線1を導
電性部材10に固定した様子を示している。但し、導電
性部材10は導電金属あるいは導電性樹脂よりなるケー
ス体であり、内部には例えば適当な電気回路が設けられ
て、シールド線1に接続される。さて、シールド線1は
四層からなり、中心部から順に内線5、絶縁体4(本発
明の内部絶縁層に相当する。)、編組線3(本発明のシ
ールド層に相当する。)および外皮2(本発明の外部絶
縁層に相当する。)となっている。このうち、編組線3
は複数の細い導電線が縦横に編み込まれて作成されてお
り、内線5に流れる信号等と外部の信号等が影響し合わ
ないように働く。そのためには、シールド線1が導電性
部材10に固定される際に、編組線3は導電性部材10
と電気的に接続されなければならない。また、シールド
線1の最外層の外皮2は絶縁性物質で作成されており、
シールド線1の全体を絶縁する役割を果たす。
2を参照しつつ説明する。図1には、シールド線1を導
電性部材10に固定した様子を示している。但し、導電
性部材10は導電金属あるいは導電性樹脂よりなるケー
ス体であり、内部には例えば適当な電気回路が設けられ
て、シールド線1に接続される。さて、シールド線1は
四層からなり、中心部から順に内線5、絶縁体4(本発
明の内部絶縁層に相当する。)、編組線3(本発明のシ
ールド層に相当する。)および外皮2(本発明の外部絶
縁層に相当する。)となっている。このうち、編組線3
は複数の細い導電線が縦横に編み込まれて作成されてお
り、内線5に流れる信号等と外部の信号等が影響し合わ
ないように働く。そのためには、シールド線1が導電性
部材10に固定される際に、編組線3は導電性部材10
と電気的に接続されなければならない。また、シールド
線1の最外層の外皮2は絶縁性物質で作成されており、
シールド線1の全体を絶縁する役割を果たす。
【0009】導電性部材10のうち、シールド線1が挿
入される部分は二重壁構造をしており、図示のものは内
壁の方が外壁よりも肉厚に形成されている。また、内壁
と外壁とには内壁孔17と外壁孔16とがそれぞれ同軸
で貫通しており、シールド線1を挿入可能としている。
さらに、内壁孔17は外壁孔16よりも孔径が小に形成
されており、内壁孔17は編組線3に、外壁孔16は外
皮2にそれぞれ対応するようになっている。また、外壁
孔16の孔縁には良好な弾性を有するシールリング12
(本発明のシール部材に相当する。)が取り付けられて
いる。この場合、シールリング12の外周には取付け溝
18が全周に沿って凹み形成され、ここへ外壁の開口縁
19を圧入するようにしている。さらに、このシールリ
ング12はゴム材により形成され、外皮2の外径よりも
小さい孔径に設定されている。したがって、シールリン
グ12は、外壁孔16と外皮2の間に圧縮された状態で
外皮2の全周と密着している。このため、外皮2と外壁
孔16との間の水密性が確保される。
入される部分は二重壁構造をしており、図示のものは内
壁の方が外壁よりも肉厚に形成されている。また、内壁
と外壁とには内壁孔17と外壁孔16とがそれぞれ同軸
で貫通しており、シールド線1を挿入可能としている。
さらに、内壁孔17は外壁孔16よりも孔径が小に形成
されており、内壁孔17は編組線3に、外壁孔16は外
皮2にそれぞれ対応するようになっている。また、外壁
孔16の孔縁には良好な弾性を有するシールリング12
(本発明のシール部材に相当する。)が取り付けられて
いる。この場合、シールリング12の外周には取付け溝
18が全周に沿って凹み形成され、ここへ外壁の開口縁
19を圧入するようにしている。さらに、このシールリ
ング12はゴム材により形成され、外皮2の外径よりも
小さい孔径に設定されている。したがって、シールリン
グ12は、外壁孔16と外皮2の間に圧縮された状態で
外皮2の全周と密着している。このため、外皮2と外壁
孔16との間の水密性が確保される。
【0010】内壁孔17の孔径は編組線3部分の外径よ
りも僅かに大きく形成されるとともに、内壁孔17の内
周面には断面半円径状の受け溝14が全周に沿って凹み
形成されている。この受け溝14の曲率は、次述するリ
ング部材15の曲率よりも僅かに小さく設定されてい
る。リング部材15(本発明の介在物に相当する。)は
ゴム材(この実施形態では導電性は有していないが、導
電性の有無は問わない)によりリング状に形成されてい
る。リング部材15のリングの内径は絶縁体4の外径よ
りも僅かに小さく、リングの外径は内壁孔17の径より
も僅かに大きい。リング部材15は編組線3の内側にお
いて絶縁体4に嵌め込まれている。これによって、編組
線3はリング部材15が潜り込んでいる部分について
は、リング部材15の形状にならって環状に盛り上が
り、受け溝14の内周面に適合して接触することができ
る。つまり、この部位では編組線3と導電性部材10
が、直接的に接触して電気的接続がはかられる。また、
このときにはリング部材15は、絶縁体4と内壁孔17
の両者から押圧されつつ弾性を持って保持されている。
りも僅かに大きく形成されるとともに、内壁孔17の内
周面には断面半円径状の受け溝14が全周に沿って凹み
形成されている。この受け溝14の曲率は、次述するリ
ング部材15の曲率よりも僅かに小さく設定されてい
る。リング部材15(本発明の介在物に相当する。)は
ゴム材(この実施形態では導電性は有していないが、導
電性の有無は問わない)によりリング状に形成されてい
る。リング部材15のリングの内径は絶縁体4の外径よ
りも僅かに小さく、リングの外径は内壁孔17の径より
も僅かに大きい。リング部材15は編組線3の内側にお
いて絶縁体4に嵌め込まれている。これによって、編組
線3はリング部材15が潜り込んでいる部分について
は、リング部材15の形状にならって環状に盛り上が
り、受け溝14の内周面に適合して接触することができ
る。つまり、この部位では編組線3と導電性部材10
が、直接的に接触して電気的接続がはかられる。また、
このときにはリング部材15は、絶縁体4と内壁孔17
の両者から押圧されつつ弾性を持って保持されている。
【0011】次に上記のように構成された本実施形態の
作用効果を具体的に説明する。以下に、シールド線1の
固定作業の一例を示すが、作業順についてはあくまで一
例に過ぎない。先ずシールド線1の先端部を図1に示す
ように、外皮2を剥ぎ取って編組線3を所定長さだけ露
出させておき、さらにより先端側については絶縁体4ま
でも剥ぎ取って内線5を露出させる。このとき編組線3
の端部は、内線5との接触を避けるために僅かに切り取
り、絶縁体4部分を露出させておく。編組線3が露出し
た部分の長さは、内壁孔17の壁よりも充分長くしてお
く。
作用効果を具体的に説明する。以下に、シールド線1の
固定作業の一例を示すが、作業順についてはあくまで一
例に過ぎない。先ずシールド線1の先端部を図1に示す
ように、外皮2を剥ぎ取って編組線3を所定長さだけ露
出させておき、さらにより先端側については絶縁体4ま
でも剥ぎ取って内線5を露出させる。このとき編組線3
の端部は、内線5との接触を避けるために僅かに切り取
り、絶縁体4部分を露出させておく。編組線3が露出し
た部分の長さは、内壁孔17の壁よりも充分長くしてお
く。
【0012】一方、導電性部材10については、予めシ
ールリング12の取付け溝18を外壁孔16の開口縁1
9に嵌め込んでシールリング12全体の取り付けを行っ
ておく。そのうえで、上記のように端末部を処理したシ
ールド線1を外壁孔16から挿入し、さらに内壁孔17
も貫通させておく。その際、シールド線1の正規の固定
位置よりもやや深めにシールド線1を挿入しておくとよ
い。次に、導電性部材10の内部でリング部材15を絶
縁体4と編組線3の間に挿入するが、このときにはリン
グ部材15を内壁より内側(図示右側)に位置させてお
く。リング部材15の挿入によって、このリング部材1
5が挿入された部分では編組線3が押し上げられて環状
に盛り上がる。その後、シールド線1を外部から引っ張
りつつ、リング部材15を受け溝14へ引っ張り込み、
上記した盛り上がり部分を受け溝14に適合させた状態
で嵌め込む(図2を参照)。このようにすると、編組線
3は受け溝14とリング部材15の間に挟まれて固定さ
れるため、シールリング12による摩擦力と併せてシー
ルド線1の抜けが規制される。
ールリング12の取付け溝18を外壁孔16の開口縁1
9に嵌め込んでシールリング12全体の取り付けを行っ
ておく。そのうえで、上記のように端末部を処理したシ
ールド線1を外壁孔16から挿入し、さらに内壁孔17
も貫通させておく。その際、シールド線1の正規の固定
位置よりもやや深めにシールド線1を挿入しておくとよ
い。次に、導電性部材10の内部でリング部材15を絶
縁体4と編組線3の間に挿入するが、このときにはリン
グ部材15を内壁より内側(図示右側)に位置させてお
く。リング部材15の挿入によって、このリング部材1
5が挿入された部分では編組線3が押し上げられて環状
に盛り上がる。その後、シールド線1を外部から引っ張
りつつ、リング部材15を受け溝14へ引っ張り込み、
上記した盛り上がり部分を受け溝14に適合させた状態
で嵌め込む(図2を参照)。このようにすると、編組線
3は受け溝14とリング部材15の間に挟まれて固定さ
れるため、シールリング12による摩擦力と併せてシー
ルド線1の抜けが規制される。
【0013】このような構造によれば、外壁孔16の部
分では、シールリング12は開口縁19とシールド線1
に挟まれて圧縮されつつ固定されて水密構造を形成して
いる。また、内壁13の内壁孔17の部分では、編組線
3はリング部材15に押圧されて受け溝14に圧接され
て、編組線3と導電性部材10は直接的に接触して両者
間の電気的接続がなされる。このように本実施の形態に
よれば、部品点数の少ない構造で容易にシールド線1と
導電性部材10の水密構造が確保されると共に、編組線
3と導電性部材10間の電気的接続が得られる。また、
従来のようにビス締め作業を要せず、リング部材15の
挿入作業程度の簡単な作業でシールド線1の固定を行う
ことができるため、作業性にも優れる。
分では、シールリング12は開口縁19とシールド線1
に挟まれて圧縮されつつ固定されて水密構造を形成して
いる。また、内壁13の内壁孔17の部分では、編組線
3はリング部材15に押圧されて受け溝14に圧接され
て、編組線3と導電性部材10は直接的に接触して両者
間の電気的接続がなされる。このように本実施の形態に
よれば、部品点数の少ない構造で容易にシールド線1と
導電性部材10の水密構造が確保されると共に、編組線
3と導電性部材10間の電気的接続が得られる。また、
従来のようにビス締め作業を要せず、リング部材15の
挿入作業程度の簡単な作業でシールド線1の固定を行う
ことができるため、作業性にも優れる。
【0014】<第二実施形態>次に、本発明の第二実施
形態を図3を参照しつつ説明する。第二実施形態はリン
グ部材15の絶縁体4への取付け構造を変更したもので
あり、絶縁体4の外周面に環状の凹溝20を形成したも
のである。この凹溝20はリング部材15の内周形状に
適合して形成され、リング部材15を嵌め込んでシール
ド線1の長さ方向への位置ずれを回避することかでき
る。その他の構造は、第一実施形態と同様なので省略す
る。このような構成によれば、第一実施形態の効果に加
え、シールド線1側にもリング部材15が嵌まり込む凹
溝20を設けているため、リング部材15が組付け作業
時及び組付け後において位置ずれを生じない等、リング
部材15の保持機能が高められるため、作業性の向上と
シールド線1の固定に対する信頼性の向上が期待でき
る。
形態を図3を参照しつつ説明する。第二実施形態はリン
グ部材15の絶縁体4への取付け構造を変更したもので
あり、絶縁体4の外周面に環状の凹溝20を形成したも
のである。この凹溝20はリング部材15の内周形状に
適合して形成され、リング部材15を嵌め込んでシール
ド線1の長さ方向への位置ずれを回避することかでき
る。その他の構造は、第一実施形態と同様なので省略す
る。このような構成によれば、第一実施形態の効果に加
え、シールド線1側にもリング部材15が嵌まり込む凹
溝20を設けているため、リング部材15が組付け作業
時及び組付け後において位置ずれを生じない等、リング
部材15の保持機能が高められるため、作業性の向上と
シールド線1の固定に対する信頼性の向上が期待でき
る。
【0015】<第三実施形態>次に、本発明の第三実施
形態を図4を参照しつつ説明する。第一、第二の実施形
態がリング部材をシールド層の内側に潜り込ませていた
のに対し、本実施形態では外側に配置するようにしてい
る。したがって、第一、第二の実施形態ではリング部材
が必ずしも導電性を必要とされなかったのに対し、本実
施形態では導電性材料で形成されることが必要となる。
図4に示されるように、リング部材22はシールリング
12と同様にしてその外周面に固定溝24が環状に凹み
形成され、ここへ内壁孔23の開口縁を圧入するように
している。かくして、リング部材22は内周面が編組線
3に圧接されて導電部材側との電気的導通が確保されて
いる。その他の構造は、第一、第二実施形態と同様なの
で省略する。組付けに際しては、まずリング部材22の
固定溝24に内壁孔23の孔壁を嵌め込んで両者を係合
させておく。次に、端部を処理したシールド線1を外壁
孔16に挿入し、さらに編組線3を内壁孔23に挿入す
る。すると、リング部材22は、シールド線1と内壁孔
23の孔壁の両者に押圧されつつ、編組線3を固定す
る。
形態を図4を参照しつつ説明する。第一、第二の実施形
態がリング部材をシールド層の内側に潜り込ませていた
のに対し、本実施形態では外側に配置するようにしてい
る。したがって、第一、第二の実施形態ではリング部材
が必ずしも導電性を必要とされなかったのに対し、本実
施形態では導電性材料で形成されることが必要となる。
図4に示されるように、リング部材22はシールリング
12と同様にしてその外周面に固定溝24が環状に凹み
形成され、ここへ内壁孔23の開口縁を圧入するように
している。かくして、リング部材22は内周面が編組線
3に圧接されて導電部材側との電気的導通が確保されて
いる。その他の構造は、第一、第二実施形態と同様なの
で省略する。組付けに際しては、まずリング部材22の
固定溝24に内壁孔23の孔壁を嵌め込んで両者を係合
させておく。次に、端部を処理したシールド線1を外壁
孔16に挿入し、さらに編組線3を内壁孔23に挿入す
る。すると、リング部材22は、シールド線1と内壁孔
23の孔壁の両者に押圧されつつ、編組線3を固定す
る。
【0016】このような構成としても第一実施形態と同
様な効果が得られる。ただし、本実施形態では編組線3
と導電性部材10とは、リング部材22を通して電気的
接続がなされている。組付けに関しては、シールド線1
を外壁孔16と内壁孔23の二つの孔に挿入するだけな
ので簡易に行われる。
様な効果が得られる。ただし、本実施形態では編組線3
と導電性部材10とは、リング部材22を通して電気的
接続がなされている。組付けに関しては、シールド線1
を外壁孔16と内壁孔23の二つの孔に挿入するだけな
ので簡易に行われる。
【0017】<第四実施形態>次に、本発明の第四実施
形態を図5、図6を参照しつつ説明する。第四実施形態
は本発明をシールドコネクタに適用した場合を示すもの
である。図5には、第四実施形態全体の斜視図を示し
た。合成樹脂製の雄コネクタ用の雄ハウジング41には
シールド線33の内線部30の先端に接続された雄端子
金具31が収容されている。この雄ハウジング41に嵌
合可能に形成された合成樹脂製の雌コネクタ用の雌ハウ
ジング42には同様にシールド線33の内線部30の先
端に接続された雌端子金具32が収容されている。ま
た、雄雌の両ハウジング41,42の内部において、端
子金具31,32が収容されている部分の外側は導電金
属よりなるシールドシェル43a,43bで覆われてい
る。両シールドシェル43a,43bは前後両方向へ開
口する筒状に形成され、雌雄両ハウジング41,42が
嵌合した状態ではこれらの前端縁同士が突き当てられる
ようになっている。シールドシェル43a、43bの前
端縁には導電結合できるように、各々対応する位置に突
片46と溝45が周方向に四個づつ設けられている。ま
た、突片46には溝45との導電結合を確実にするため
に小丘47が突設されている(図6を参照)。
形態を図5、図6を参照しつつ説明する。第四実施形態
は本発明をシールドコネクタに適用した場合を示すもの
である。図5には、第四実施形態全体の斜視図を示し
た。合成樹脂製の雄コネクタ用の雄ハウジング41には
シールド線33の内線部30の先端に接続された雄端子
金具31が収容されている。この雄ハウジング41に嵌
合可能に形成された合成樹脂製の雌コネクタ用の雌ハウ
ジング42には同様にシールド線33の内線部30の先
端に接続された雌端子金具32が収容されている。ま
た、雄雌の両ハウジング41,42の内部において、端
子金具31,32が収容されている部分の外側は導電金
属よりなるシールドシェル43a,43bで覆われてい
る。両シールドシェル43a,43bは前後両方向へ開
口する筒状に形成され、雌雄両ハウジング41,42が
嵌合した状態ではこれらの前端縁同士が突き当てられる
ようになっている。シールドシェル43a、43bの前
端縁には導電結合できるように、各々対応する位置に突
片46と溝45が周方向に四個づつ設けられている。ま
た、突片46には溝45との導電結合を確実にするため
に小丘47が突設されている(図6を参照)。
【0018】さらに、雌雄両ハウジング41,42内に
おいてシールドシェル43a,43bより後側部分には
導電スリーブ37がそれぞれ配されている。この導電ス
リーブ37は導電金属によって形成され、両シールドシ
ェル43a,43bの後端部を外側から接触状態で嵌め
込んでいる。
おいてシールドシェル43a,43bより後側部分には
導電スリーブ37がそれぞれ配されている。この導電ス
リーブ37は導電金属によって形成され、両シールドシ
ェル43a,43bの後端部を外側から接触状態で嵌め
込んでいる。
【0019】一方、いずれのシールド線33も途中に編
組線35が露出されており、この編組線35部分には導
電ゴムよりなるリング部材36が圧入されている。この
リング部材36の外周側は導電スリーブ37の内周面に
圧接され、これによって編組線35は導電スリーブ37
およびシールドシェル43a,43bと電気的に接触し
た状態となってシールドが確保される。さらに、編組線
35より後部には外皮44にシールリング40が嵌着さ
れている。このシールリング40の内周側及び外周側に
はそれぞれ突条が環状にかつ等ピッチで複数条設けられ
ており、これらが外皮44あるいはコネクタハウジング
の内壁面に圧接することによってシール性を確保するよ
うにしている。なお、図示39は両コネクタハウジング
41,42の後端の開口を塞ぐプラグであり、シールリ
ング40等の押さえを行っている。
組線35が露出されており、この編組線35部分には導
電ゴムよりなるリング部材36が圧入されている。この
リング部材36の外周側は導電スリーブ37の内周面に
圧接され、これによって編組線35は導電スリーブ37
およびシールドシェル43a,43bと電気的に接触し
た状態となってシールドが確保される。さらに、編組線
35より後部には外皮44にシールリング40が嵌着さ
れている。このシールリング40の内周側及び外周側に
はそれぞれ突条が環状にかつ等ピッチで複数条設けられ
ており、これらが外皮44あるいはコネクタハウジング
の内壁面に圧接することによってシール性を確保するよ
うにしている。なお、図示39は両コネクタハウジング
41,42の後端の開口を塞ぐプラグであり、シールリ
ング40等の押さえを行っている。
【0020】このような構成としても第一実施例と同様
な効果が得られる。本発明はその他種々の実施形態が考
えられ、例えば次のようなことも考慮される。導電性部
材を導電性樹脂で成形する際に、外壁孔の孔壁または内
壁孔の孔壁にシールド線を押圧する部分を予めインサー
ト成形等しておくことも可能である。この場合に、押圧
部は断面が円形のものが望ましいが、平面形状や多角形
状でも良い。こうすれば、位置ずれを考慮する必要もな
く、また一層の作業性も図れる。なお、本実施形態では
シールド層として編組線3を用いているが、これにかか
わらず横巻き、縦添え、銅箔、アルミ箔、テープ、パイ
プ等、シールド手段として広く使用されているものが使
用可能である。
な効果が得られる。本発明はその他種々の実施形態が考
えられ、例えば次のようなことも考慮される。導電性部
材を導電性樹脂で成形する際に、外壁孔の孔壁または内
壁孔の孔壁にシールド線を押圧する部分を予めインサー
ト成形等しておくことも可能である。この場合に、押圧
部は断面が円形のものが望ましいが、平面形状や多角形
状でも良い。こうすれば、位置ずれを考慮する必要もな
く、また一層の作業性も図れる。なお、本実施形態では
シールド層として編組線3を用いているが、これにかか
わらず横巻き、縦添え、銅箔、アルミ箔、テープ、パイ
プ等、シールド手段として広く使用されているものが使
用可能である。
【図1】第一実施形態を示す側断面図
【図2】第一実施形態の編組線固定部分を示す側断面図
【図3】第二実施形態の編組線固定部分を示す側断面図
【図4】第三実施形態を示す側断面図
【図5】第四実施形態を示す側断面図
【図6】第四実施形態においてシールドシェル部分の接
続を示す斜視図
続を示す斜視図
【図7】従来のシールド線固定構造を示す側断面図
<第一実施形態> 1…シールド線 2…外皮(外部絶縁層) 3…編組線(シールド層) 4…絶縁体(内部絶縁層) 5…内線 10…導電性部材 12…シールリング(シール部材) 14…受け溝(溝部) 15…リング部材(介在物) 16…外壁孔(電線挿入孔) 19…開口縁 17…内壁孔(電線挿入孔) 18…取付け溝(溝部) <第二実施形態> 20…凹溝(溝部) <第三実施形態> 21…内壁 22…リング部材(介在物) 23…内壁孔(電線挿入孔) 24…固定溝 <第四実施形態> 30…内線部 33…シールド線 35…編組線(シールド層) 36…リング部材(介在物) 37…導通スリーブ(導電性部材) 40…シールリング(シール部材)
Claims (4)
- 【請求項1】 内部絶縁層にて被覆された内線の外周を
シールド層にて被覆するとともにその外周を外部絶縁層
にて被覆したシールド線に対し、シールド層を露出させ
かつ電線挿入孔より導電性部材内へ差し込んで取付けを
行うシールド線固定構造であって、 前記電線挿入孔には内外の二位置にシールド線の保持部
が設けられ、外側の保持部ではシールド線の外部絶縁層
が対向するとともに、この外部絶縁層と導電性部材との
間にはシール部材が圧縮状態で介在される一方、 内側の保持部では露出されたシールド層が対向するとと
もに、ここにはシールド層と導電性部材を直接的あるい
は間接的に導通させるための介在物が設けられているこ
とを特徴とするシールド線固定構造。 - 【請求項2】 請求項1記載のものにおいて、前記介在
物は前記シールド層の内側に潜り込んでシールド層を導
電性部材側へ押し付け可能であることを特徴とするシー
ルド線固定構造。 - 【請求項3】 請求項1記載のものにおいて、前記介在
物は導電性材料により形成されかつ前記シールド層の外
周側に嵌め込まれて導電性部材側へ圧接された状態で取
り付けられていることを特徴とするシールド線固定構
造。 - 【請求項4】 請求項1から請求項3に記載のものにお
いて、前記内部絶縁層または前記導電性部材側のうち少
なくとも一方には前記介在物のずれ止めのための溝部が
形成されていることを特徴とするシールド線固定構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17817296A JPH1021994A (ja) | 1996-07-08 | 1996-07-08 | シールド線固定構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17817296A JPH1021994A (ja) | 1996-07-08 | 1996-07-08 | シールド線固定構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1021994A true JPH1021994A (ja) | 1998-01-23 |
Family
ID=16043876
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17817296A Pending JPH1021994A (ja) | 1996-07-08 | 1996-07-08 | シールド線固定構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1021994A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008042531A (ja) * | 2006-08-07 | 2008-02-21 | Audio Technica Corp | グースネック型マイクロホン装置 |
-
1996
- 1996-07-08 JP JP17817296A patent/JPH1021994A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008042531A (ja) * | 2006-08-07 | 2008-02-21 | Audio Technica Corp | グースネック型マイクロホン装置 |
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