JPH10221213A - トレースガス流量計の感度校正方法 - Google Patents
トレースガス流量計の感度校正方法Info
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- JPH10221213A JPH10221213A JP9033032A JP3303297A JPH10221213A JP H10221213 A JPH10221213 A JP H10221213A JP 9033032 A JP9033032 A JP 9033032A JP 3303297 A JP3303297 A JP 3303297A JP H10221213 A JPH10221213 A JP H10221213A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 感度変化を可及的に少なくすることができる
優れたトレースガス流量計の感度校正方法を提供するこ
と。 【解決手段】 内燃機関2に連なる排気流路3に、ガス
分析計11に対してサンプルガスSを供給するためのガ
スサンプリング流路7を接続し、このガスサンプリング
流路7にトレースガス分析計13を設け、前記排気流路
3に対してガスサンプリング流路7の接続点より上流側
においてトレースガスを導入したときのトレースガスの
濃度を前記トレースガス分析計によって測定し、これに
よって得られたトレースガス濃度とトレースガスの導入
量とに基づいてエンジン排ガスの流量を測定するトレー
スガス流量計の感度を校正する方法において、校正ガス
として、排ガスに含まれるCO2 と同程度の濃度のCO
2 を含むガスを用いるようにした。
優れたトレースガス流量計の感度校正方法を提供するこ
と。 【解決手段】 内燃機関2に連なる排気流路3に、ガス
分析計11に対してサンプルガスSを供給するためのガ
スサンプリング流路7を接続し、このガスサンプリング
流路7にトレースガス分析計13を設け、前記排気流路
3に対してガスサンプリング流路7の接続点より上流側
においてトレースガスを導入したときのトレースガスの
濃度を前記トレースガス分析計によって測定し、これに
よって得られたトレースガス濃度とトレースガスの導入
量とに基づいてエンジン排ガスの流量を測定するトレー
スガス流量計の感度を校正する方法において、校正ガス
として、排ガスに含まれるCO2 と同程度の濃度のCO
2 を含むガスを用いるようにした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、トレースガス流
量計の感度校正方法に関する。
量計の感度校正方法に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車のエンジンなど内燃機関から排出
されるたガス(以下、排ガスという)の過渡的な特性化
を行うには、排ガス流量をリアルタイムで測定する必要
がある。そして、この排ガス流量を連続的に測定する手
法の一つにトレース法がある。このトレース法は、内燃
機関に連なる排気流路に対して、排ガス中の成分と反応
を起こさない不活性ガス、例えばヘリウムガスを導入
し、このヘリウムガスの濃度を、排気流路に接続された
ガスサンプリング流路に接続されたトレースガス分析計
によって測定し、ヘリウムガスの導入量をヘリウムガス
の濃度で除することにより、排ガス流量をリアルタイム
に求めるようにしたものである。
されるたガス(以下、排ガスという)の過渡的な特性化
を行うには、排ガス流量をリアルタイムで測定する必要
がある。そして、この排ガス流量を連続的に測定する手
法の一つにトレース法がある。このトレース法は、内燃
機関に連なる排気流路に対して、排ガス中の成分と反応
を起こさない不活性ガス、例えばヘリウムガスを導入
し、このヘリウムガスの濃度を、排気流路に接続された
ガスサンプリング流路に接続されたトレースガス分析計
によって測定し、ヘリウムガスの導入量をヘリウムガス
の濃度で除することにより、排ガス流量をリアルタイム
に求めるようにしたものである。
【0003】上述の測定原理で排ガスの流量を測定する
装置として、例えば特開平8−15253号公報に開示
されるものがある。図4は、この公報に開示された内燃
機関の排ガス流量測定装置を概略的に示すもので、この
図において、41はエンジン、42はこのエンジン41
に対して不活性ガスとしてのヘリウムガスを導入するた
めの圧縮ガスシリンダ、43は減圧弁である。44はエ
ンジン41に連なる排気流路である。45はその上流側
が排気流路44に分岐接続されるガスサンプリング流路
で、フィルタ46と吸引ポンプ47が設けられ、その下
流側は排気流路44に合流接続されている。48は接続
部材49を介してガスサンプリング流路45に接続され
たトレースガス分析計である。
装置として、例えば特開平8−15253号公報に開示
されるものがある。図4は、この公報に開示された内燃
機関の排ガス流量測定装置を概略的に示すもので、この
図において、41はエンジン、42はこのエンジン41
に対して不活性ガスとしてのヘリウムガスを導入するた
めの圧縮ガスシリンダ、43は減圧弁である。44はエ
ンジン41に連なる排気流路である。45はその上流側
が排気流路44に分岐接続されるガスサンプリング流路
で、フィルタ46と吸引ポンプ47が設けられ、その下
流側は排気流路44に合流接続されている。48は接続
部材49を介してガスサンプリング流路45に接続され
たトレースガス分析計である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記トレー
スガス分析計48としては、四重極子形質量分析計やセ
クターフィールド質量分析計などが用いられるが、これ
らの分析計は、その内部が高真空であるため、排ガス中
におけるガス成分比によって感度が変化する。そこで、
従来においては、ゼロガスとして純粋な窒素ガス
(N2 )を用いるとともに、スパンガスとして純粋なN
2 をベースとし、これに数10〜数1000ppmのヘ
リウムガスを添加したものを用いて、前記トレースガス
分析計48のゼロ校正、スパン校正を行っていた。
スガス分析計48としては、四重極子形質量分析計やセ
クターフィールド質量分析計などが用いられるが、これ
らの分析計は、その内部が高真空であるため、排ガス中
におけるガス成分比によって感度が変化する。そこで、
従来においては、ゼロガスとして純粋な窒素ガス
(N2 )を用いるとともに、スパンガスとして純粋なN
2 をベースとし、これに数10〜数1000ppmのヘ
リウムガスを添加したものを用いて、前記トレースガス
分析計48のゼロ校正、スパン校正を行っていた。
【0005】しかしながら、上記従来の校正方法によっ
ても、感度変化が大きく、所望の感度校正を行えていな
かった。それは、排ガス中にN2 に次いで多く含まれて
いる二酸化炭素(CO2 )を考慮に入れずに校正を行っ
ていたからである。
ても、感度変化が大きく、所望の感度校正を行えていな
かった。それは、排ガス中にN2 に次いで多く含まれて
いる二酸化炭素(CO2 )を考慮に入れずに校正を行っ
ていたからである。
【0006】この発明は、上述の事柄に留意してなされ
たもので、その目的は、感度変化を可及的に少なくする
ことができる優れたトレースガス流量計の感度校正方法
を提供することである。
たもので、その目的は、感度変化を可及的に少なくする
ことができる優れたトレースガス流量計の感度校正方法
を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明では、内燃機関に連なる排気流路に、ガス
分析計に対してサンプルガスを供給するためのガスサン
プリング流路を接続し、このガスサンプリング流路にト
レースガス分析計を設け、前記排気流路に対してガスサ
ンプリング流路の接続点より上流側においてトレースガ
スを導入したときのトレースガスの濃度を前記トレース
ガス分析計によって測定し、このトレースガス濃度とト
レースガスの導入量とに基づいて内燃機関の排ガスの流
量を測定するようにしたトレースガス流量計の感度を校
正する方法において、校正ガスとして、排ガスに含まれ
るCO2 と同程度の濃度のCO2 を含むガスを用いるよ
うにしている。
め、この発明では、内燃機関に連なる排気流路に、ガス
分析計に対してサンプルガスを供給するためのガスサン
プリング流路を接続し、このガスサンプリング流路にト
レースガス分析計を設け、前記排気流路に対してガスサ
ンプリング流路の接続点より上流側においてトレースガ
スを導入したときのトレースガスの濃度を前記トレース
ガス分析計によって測定し、このトレースガス濃度とト
レースガスの導入量とに基づいて内燃機関の排ガスの流
量を測定するようにしたトレースガス流量計の感度を校
正する方法において、校正ガスとして、排ガスに含まれ
るCO2 と同程度の濃度のCO2 を含むガスを用いるよ
うにしている。
【0008】上記構成のトレースガス流量計の感度校正
方法においては、排ガス中にN2 に次いで多く含まれて
いるCO2 を考慮に入れて校正を行っているので、感度
変化を低く抑えることができ、所望の校正を確実に行う
ことができる。
方法においては、排ガス中にN2 に次いで多く含まれて
いるCO2 を考慮に入れて校正を行っているので、感度
変化を低く抑えることができ、所望の校正を確実に行う
ことができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、この発明の好ましい実施例
を、図を参照しながら説明する。
を、図を参照しながら説明する。
【0010】図1および図2は、この発明の一実施例を
示す。まず、図1において、1は自動車、2はそのエン
ジンである。3はエンジン2に連なるテイルパイプに接
続される排気流路である。4は排気流路3に接続される
トレースガス供給路で、このトレースガス供給路4の上
流側にはトレースガスとしての純粋なヘリウムガスを収
容したガスボンベ5が設けられ、その下流側には、ガス
の流量を測定する機能と制御する機能とを兼ね備えたマ
スフローコントローラ6が設けられている。ここで、ト
レーズガスとしてヘリウムガスを用いるのは、ヘリウム
の原子量が排ガス中に存在する物質の原子量と掛け離れ
ているからである。
示す。まず、図1において、1は自動車、2はそのエン
ジンである。3はエンジン2に連なるテイルパイプに接
続される排気流路である。4は排気流路3に接続される
トレースガス供給路で、このトレースガス供給路4の上
流側にはトレースガスとしての純粋なヘリウムガスを収
容したガスボンベ5が設けられ、その下流側には、ガス
の流量を測定する機能と制御する機能とを兼ね備えたマ
スフローコントローラ6が設けられている。ここで、ト
レーズガスとしてヘリウムガスを用いるのは、ヘリウム
の原子量が排ガス中に存在する物質の原子量と掛け離れ
ているからである。
【0011】7は排気流路3に接続されるガスサンプリ
ング流路で、空気など希釈用ガスで希釈しない状態の排
ガスをダイレクトにサンプリングするもので、このガス
サンプリング流路7には、例えば次のような機器や装置
が接続されている。すなわち、8はフィルタ、9は電子
冷却器などの除湿装置、10は吸引ポンプである。そし
て、この吸引ポンプ10の下流側のガスサンプリング流
路7には、複数のガス分析計11が互いに並列な分岐流
路12を介して設けられており、CO、CO2、NOX
やHCなど排ガス中に含まれる成分を適宜測定できるよ
うに構成されているとともに、トレースガス分析計13
が前記分岐流路12と並列な分岐流路14の下流端に接
続されている。
ング流路で、空気など希釈用ガスで希釈しない状態の排
ガスをダイレクトにサンプリングするもので、このガス
サンプリング流路7には、例えば次のような機器や装置
が接続されている。すなわち、8はフィルタ、9は電子
冷却器などの除湿装置、10は吸引ポンプである。そし
て、この吸引ポンプ10の下流側のガスサンプリング流
路7には、複数のガス分析計11が互いに並列な分岐流
路12を介して設けられており、CO、CO2、NOX
やHCなど排ガス中に含まれる成分を適宜測定できるよ
うに構成されているとともに、トレースガス分析計13
が前記分岐流路12と並列な分岐流路14の下流端に接
続されている。
【0012】15は分岐流路14に設けられる例えば三
方電磁弁よりなる流路切換え弁で、一つのポートには内
径30μm程度のキャピラリ16を介してトレースガス
分析計13が接続され、他のポートには校正ガス供給路
17が接続される。この校正ガス供給路17の端部には
例えば三方電磁弁よりなる流路切換え弁18が接続さ
れ、この流路切換え弁18にはゼロガス、スパンガスを
それぞれ収容したガスボンベ19,20が流路21,2
2を介して接続されている。
方電磁弁よりなる流路切換え弁で、一つのポートには内
径30μm程度のキャピラリ16を介してトレースガス
分析計13が接続され、他のポートには校正ガス供給路
17が接続される。この校正ガス供給路17の端部には
例えば三方電磁弁よりなる流路切換え弁18が接続さ
れ、この流路切換え弁18にはゼロガス、スパンガスを
それぞれ収容したガスボンベ19,20が流路21,2
2を介して接続されている。
【0013】そして、前記ボンベ19,20にそれぞれ
収容されるゼロガスZ、スパンガスSPとしては、自動
車1の排ガス中にN2 に次いで多く含まれるCO2 を排
ガス中における濃度と同程度混入したものが用いられ
る。すなわち、ゼロガスZとしては、N2 をベースと
し、これに濃度15%程度となるようにCO2 を混入し
たガスが用いられる。そして、スパンガスSPとして
は、N2 をベースとし、これに数10〜数1000pp
mのヘリウムを添加するとともに、これに濃度15%程
度となるようにCO2 を混入したガスが用いられる。
収容されるゼロガスZ、スパンガスSPとしては、自動
車1の排ガス中にN2 に次いで多く含まれるCO2 を排
ガス中における濃度と同程度混入したものが用いられ
る。すなわち、ゼロガスZとしては、N2 をベースと
し、これに濃度15%程度となるようにCO2 を混入し
たガスが用いられる。そして、スパンガスSPとして
は、N2 をベースとし、これに数10〜数1000pp
mのヘリウムを添加するとともに、これに濃度15%程
度となるようにCO2 を混入したガスが用いられる。
【0014】図2は、前記トレースガス分析計13の一
例を概略的に示すもので、この図において、23はイオ
ン源で、高真空に保持された容器24内には、キャピラ
リ16に連なるガス導入口25側に、フィラメント26
と、このフィラメント26を加熱したときに生ずる電子
27を集める集電子極28とを対向配置するとともに、
イオン押し出し電極29、引き出し電極30などを設け
てなり、イオン31を発生する。なお、32は容器24
内を高真空に引くための排気ポンプ、33は圧力計であ
る。
例を概略的に示すもので、この図において、23はイオ
ン源で、高真空に保持された容器24内には、キャピラ
リ16に連なるガス導入口25側に、フィラメント26
と、このフィラメント26を加熱したときに生ずる電子
27を集める集電子極28とを対向配置するとともに、
イオン押し出し電極29、引き出し電極30などを設け
てなり、イオン31を発生する。なお、32は容器24
内を高真空に引くための排気ポンプ、33は圧力計であ
る。
【0015】34は前記イオン源23に連なる分析部
で、磁場を発生するマグネット35が設けられており、
ヘリウムイオンのみを通過させるように構成されてい
る。36は分析部34を経てきたイオン31を集めるイ
オンコレクタである。このイオンコレクタ36で得られ
るイオン電流は、図示してないが、プリアンプ、メイン
アンプを経て、電磁オシログラフやペン記録計などの記
録計にデータとして表示される。
で、磁場を発生するマグネット35が設けられており、
ヘリウムイオンのみを通過させるように構成されてい
る。36は分析部34を経てきたイオン31を集めるイ
オンコレクタである。このイオンコレクタ36で得られ
るイオン電流は、図示してないが、プリアンプ、メイン
アンプを経て、電磁オシログラフやペン記録計などの記
録計にデータとして表示される。
【0016】なお、マスフローコントローラ6、ガス分
析計11、トレースガス分析計13からの出力信号は、
図示してないマイクロコンピュータなどの演算制御部に
入力されるようにしてある。
析計11、トレースガス分析計13からの出力信号は、
図示してないマイクロコンピュータなどの演算制御部に
入力されるようにしてある。
【0017】上記構成の排ガス分析装置8においては、
排ガス流量を分析する場合には、流路切換え弁15を操
作して、分岐流路14とキャピラリ16とを連通させ
る。この状態において、自動車1のエンジン2からの排
ガスは排気流路3に至る。そして、この排ガスに対し
て、排気流路3の上流側において、マスフローコントロ
ーラ6によって流量調整されたヘリウムガスがトレース
ガスとして導入される。なお、このときの導入量は、演
算制御部に入力される。
排ガス流量を分析する場合には、流路切換え弁15を操
作して、分岐流路14とキャピラリ16とを連通させ
る。この状態において、自動車1のエンジン2からの排
ガスは排気流路3に至る。そして、この排ガスに対し
て、排気流路3の上流側において、マスフローコントロ
ーラ6によって流量調整されたヘリウムガスがトレース
ガスとして導入される。なお、このときの導入量は、演
算制御部に入力される。
【0018】そして、ヘリウムガスが混入した排ガスの
一部は、サンプルガスSとしてガスサンプリング流路7
に取り込まれる。ガスサンプリング流路7に取り込まれ
たサンプルガスSは、フィルタ8を経て除湿装置9に至
り、適宜除湿される。この除湿処理後のサンプルガスS
は、吸引ポンプ10を経て互いに並列な分岐流路12に
それぞれ設けられたガス分析計11に供給されるととも
に、分岐流路14、流路切換え弁15およびキャピラリ
16を経てトレースガス分析計13に供給される。
一部は、サンプルガスSとしてガスサンプリング流路7
に取り込まれる。ガスサンプリング流路7に取り込まれ
たサンプルガスSは、フィルタ8を経て除湿装置9に至
り、適宜除湿される。この除湿処理後のサンプルガスS
は、吸引ポンプ10を経て互いに並列な分岐流路12に
それぞれ設けられたガス分析計11に供給されるととも
に、分岐流路14、流路切換え弁15およびキャピラリ
16を経てトレースガス分析計13に供給される。
【0019】そして、ガス分析計11においては、サン
プルガスS中に含まれる各種の成分がそれぞれ分析さ
れ、その結果は演算制御部に送られる。また、トレース
ガス分析計13においては、ヘリウムガスの濃度が求め
られ、この濃度値も演算制御部に送られる。
プルガスS中に含まれる各種の成分がそれぞれ分析さ
れ、その結果は演算制御部に送られる。また、トレース
ガス分析計13においては、ヘリウムガスの濃度が求め
られ、この濃度値も演算制御部に送られる。
【0020】一方、マスフローコントローラ6において
は、トレースガスとしてのヘリウムガスの導入量が得ら
れ、これが演算制御部に送られているので、このヘリウ
ムガス導入量をヘリウムガス濃度で除することにより排
ガス流量をリアルタイムで得ることができる。
は、トレースガスとしてのヘリウムガスの導入量が得ら
れ、これが演算制御部に送られているので、このヘリウ
ムガス導入量をヘリウムガス濃度で除することにより排
ガス流量をリアルタイムで得ることができる。
【0021】次に、トレースガス分析計13を校正する
場合には、流路切換え弁15を操作して、校正ガス供給
路17とキャピラリ16とを連通させる。そして、流路
切換え弁18を操作して、N2 をベースとし、15%程
度のCO2 を含むゼロガスZを、校正ガス供給路17、
流路切換え弁15およびキャピラリ16を介してトレー
スガス分析計13に供給することにより、所定のゼロ点
校正を行うことができる。次に、流路切換え弁18を操
作して、N2 をベースとし、これに数10〜数1000
ppmのヘリウムガスを添加するとともに、これに濃度
15%程度となるようにCO2 を混入したスパンガスS
Pを、校正ガス供給路17、流路切換え弁15およびキ
ャピラリ16を介してトレースガス分析計13に供給す
ることにより、所定のスパン校正を行うことができる。
場合には、流路切換え弁15を操作して、校正ガス供給
路17とキャピラリ16とを連通させる。そして、流路
切換え弁18を操作して、N2 をベースとし、15%程
度のCO2 を含むゼロガスZを、校正ガス供給路17、
流路切換え弁15およびキャピラリ16を介してトレー
スガス分析計13に供給することにより、所定のゼロ点
校正を行うことができる。次に、流路切換え弁18を操
作して、N2 をベースとし、これに数10〜数1000
ppmのヘリウムガスを添加するとともに、これに濃度
15%程度となるようにCO2 を混入したスパンガスS
Pを、校正ガス供給路17、流路切換え弁15およびキ
ャピラリ16を介してトレースガス分析計13に供給す
ることにより、所定のスパン校正を行うことができる。
【0022】図3は、スパンガスとして、N2 をベース
とし、14.6%のCO2 を混入した1930ppmの
ヘリウムガス(この発明で用いるスパンガス、スパンガ
ス)を用いたときと、N2 をベースとした1920p
pmのヘリウムガス(従来技術におけるスパンガス、ス
パンガス))を用いたときにおけるCO2 計(図1に
おいて符号11で示すガス分析計のいずれか一つ)とト
レースガス分析計13とにおける出力信号の時間的変化
の一例を示すもので、上段がCO2 計の出力を、下段が
トレースガス分析計13の出力を示している。
とし、14.6%のCO2 を混入した1930ppmの
ヘリウムガス(この発明で用いるスパンガス、スパンガ
ス)を用いたときと、N2 をベースとした1920p
pmのヘリウムガス(従来技術におけるスパンガス、ス
パンガス))を用いたときにおけるCO2 計(図1に
おいて符号11で示すガス分析計のいずれか一つ)とト
レースガス分析計13とにおける出力信号の時間的変化
の一例を示すもので、上段がCO2 計の出力を、下段が
トレースガス分析計13の出力を示している。
【0023】そして、今、スパンガス、スパンガス
における単位強度当たりのヘリウムガスの濃度をそれぞ
れC1 ,C2 とすると、CO2 を混入しないスパンガス
で校正した場合には、スパンガスは、強度×C1 =
1880ppmとなり、CO2 を混入したスパンガス
で校正した場合には、強度×C2 =1970ppmとな
る。つまり、CO2 を混入しないスパンガスで校正する
と、排ガスG中のヘリウムガスの指示値は実際より高く
なってしまい、排ガス流量としては低めに出てしまうと
いった問題がある。この発明では、上述したように、従
来から用いられているスパンガスに15%程度のCO2
を添加しているので、前記問題が生ずることはない。
における単位強度当たりのヘリウムガスの濃度をそれぞ
れC1 ,C2 とすると、CO2 を混入しないスパンガス
で校正した場合には、スパンガスは、強度×C1 =
1880ppmとなり、CO2 を混入したスパンガス
で校正した場合には、強度×C2 =1970ppmとな
る。つまり、CO2 を混入しないスパンガスで校正する
と、排ガスG中のヘリウムガスの指示値は実際より高く
なってしまい、排ガス流量としては低めに出てしまうと
いった問題がある。この発明では、上述したように、従
来から用いられているスパンガスに15%程度のCO2
を添加しているので、前記問題が生ずることはない。
【0024】なお、ゼロ点校正を行う場合には、ゼロガ
スZとしては、必ずしもCO2 を添加する必要はなく、
純粋なN2 を用いるようにしてもよい。
スZとしては、必ずしもCO2 を添加する必要はなく、
純粋なN2 を用いるようにしてもよい。
【0025】上述したように、この発明のトレースガス
流量計の感度校正方法は、校正ガスとして用いるゼロガ
スZおよびスパンガスSPのそれぞれに、排ガスに含ま
れるCO2 と同程度の濃度のCO2 を含むガスを用いて
いるので、感度変化を可及的に低く抑えることができ
る。特に、前記校正ガスが供給されるトレースガス分析
計13の前段には、サンプルガスSをトレースガス分析
計13に導入する際に用いるのと同じキャピラリ16を
用いているので、校正時のガス流量が測定時のガス流量
と同じに設定され、精度の高い校正を行うことができ
る。
流量計の感度校正方法は、校正ガスとして用いるゼロガ
スZおよびスパンガスSPのそれぞれに、排ガスに含ま
れるCO2 と同程度の濃度のCO2 を含むガスを用いて
いるので、感度変化を可及的に低く抑えることができ
る。特に、前記校正ガスが供給されるトレースガス分析
計13の前段には、サンプルガスSをトレースガス分析
計13に導入する際に用いるのと同じキャピラリ16を
用いているので、校正時のガス流量が測定時のガス流量
と同じに設定され、精度の高い校正を行うことができ
る。
【0026】上述した実施例においては、トレースガス
としてのヘリウムガスをエンジン2の下流側の排気流路
3を流れる排ガスに混入するようにしているが、トレー
スガス供給路4を、図1において仮想線4’で示すよう
に、エンジン2に接続してもよい。
としてのヘリウムガスをエンジン2の下流側の排気流路
3を流れる排ガスに混入するようにしているが、トレー
スガス供給路4を、図1において仮想線4’で示すよう
に、エンジン2に接続してもよい。
【0027】なお、この発明は上述の実施例に限られる
ものではなく、例えば、校正を行う際、トレースガス分
析計13を流路14から切離し、校正ガス供給路17の
下流側をキャピラリ16も他端側に接続するようにして
もよい。
ものではなく、例えば、校正を行う際、トレースガス分
析計13を流路14から切離し、校正ガス供給路17の
下流側をキャピラリ16も他端側に接続するようにして
もよい。
【0028】また、トレースガスとしては、ヘリウムガ
ス以外の他の不活性ガスを用いてもよく、トレースガス
分析計13としてはセクターフィールド質量分析計以外
に、四重極子形質量分析計など種々の質量分析計を用い
ることができる。さらに、この発明は、自動車のエンジ
ンのみならず、発動機やボイラーなど他の内燃機関の排
ガスの流量を測定するようにしたトレースガス流量計の
感度を校正する場合にも適用できることはいうまでもな
い。
ス以外の他の不活性ガスを用いてもよく、トレースガス
分析計13としてはセクターフィールド質量分析計以外
に、四重極子形質量分析計など種々の質量分析計を用い
ることができる。さらに、この発明は、自動車のエンジ
ンのみならず、発動機やボイラーなど他の内燃機関の排
ガスの流量を測定するようにしたトレースガス流量計の
感度を校正する場合にも適用できることはいうまでもな
い。
【0029】
【発明の効果】この発明は、以上のような形態で実施さ
れ、以下のような効果を奏する。
れ、以下のような効果を奏する。
【0030】この発明のトレースガス流量計の感度校正
方法においては、排ガス中にN2 に次いで多く含まれて
いるCO2 を考慮に入れて校正を行っているので、感度
変化を低く抑えることができ、所望の校正を確実に行う
ことができる。
方法においては、排ガス中にN2 に次いで多く含まれて
いるCO2 を考慮に入れて校正を行っているので、感度
変化を低く抑えることができ、所望の校正を確実に行う
ことができる。
【図1】この発明のトレースガス流量計の感度校正方法
が適用される排ガス分析装置の一例を概略的に示す図で
ある。
が適用される排ガス分析装置の一例を概略的に示す図で
ある。
【図2】前記排ガス分析装置で用いられるトレースガス
分析計の一例を概略的に示す図である。
分析計の一例を概略的に示す図である。
【図3】スパンガスにCO2 を混入したときと、混入し
ないときにおける分析計の出力を示す図である。
ないときにおける分析計の出力を示す図である。
【図4】従来技術を説明するための図である。
2…エンジン、3…排気流路、7…ガスサンプリング流
路、11…ガス分析計、13…トレースガス分析計、S
…サンプルガス、Z…ゼロガス、SP…スパンガス。
路、11…ガス分析計、13…トレースガス分析計、S
…サンプルガス、Z…ゼロガス、SP…スパンガス。
Claims (2)
- 【請求項1】 内燃機関に連なる排気流路に、ガス分析
計に対してサンプルガスを供給するためのガスサンプリ
ング流路を接続し、このガスサンプリング流路にトレー
スガス分析計を設け、前記排気流路に対してガスサンプ
リング流路の接続点より上流側においてトレースガスを
導入したときのトレースガスの濃度を前記トレースガス
分析計によって測定し、このトレースガス濃度とトレー
スガスの導入量とに基づいて内燃機関の排ガスの流量を
測定するようにしたトレースガス流量計の感度を校正す
る方法において、校正ガスとして、排ガスに含まれるC
O2 と同程度の濃度のCO2 を含むガスを用いたことを
特徴とするトレースガス流量計の感度校正方法。 - 【請求項2】 内燃機関に連なる排気流路に、ガス分析
計に対してサンプルガスを供給するためのガスサンプリ
ング流路を接続し、このガスサンプリング流路にトレー
スガス分析計を設け、前記内燃機関の上流側においてト
レースガスを導入したときのトレースガスの濃度を前記
トレースガス分析計によって測定し、このトレースガス
濃度とトレースガスの導入量とに基づいて内燃機関の排
ガスの流量を測定するようにした装置において、校正ガ
スとして、排ガスに含まれるCO2 と同程度の濃度のC
O2 を含むガスを用いたことを特徴とするトレースガス
流量計の感度校正方法。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9033032A JPH10221213A (ja) | 1997-01-31 | 1997-01-31 | トレースガス流量計の感度校正方法 |
| EP98101181A EP0855578A3 (en) | 1997-01-25 | 1998-01-23 | Exhaust gas flow measuring equipment of internal combustion engine and process for calibrating sensitivity of trace gas flow meter |
| US09/012,746 US6176125B1 (en) | 1997-01-25 | 1998-01-23 | Exhaust gas flow measuring equipment for internal combustion engines and processes for calibrating sensitivity of trace gas flow meters |
| US09/027,610 US6112574A (en) | 1997-01-25 | 1998-02-23 | Exhaust gas analyzer and modal mass analysis method by gas trace process using the analyzer thereof |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9033032A JPH10221213A (ja) | 1997-01-31 | 1997-01-31 | トレースガス流量計の感度校正方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10221213A true JPH10221213A (ja) | 1998-08-21 |
Family
ID=12375464
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9033032A Pending JPH10221213A (ja) | 1997-01-25 | 1997-01-31 | トレースガス流量計の感度校正方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10221213A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN117741051A (zh) * | 2023-11-22 | 2024-03-22 | 北京英视睿达科技股份有限公司 | 用于监测二氧化碳的传感器的校准装置及其工作方法 |
-
1997
- 1997-01-31 JP JP9033032A patent/JPH10221213A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN117741051A (zh) * | 2023-11-22 | 2024-03-22 | 北京英视睿达科技股份有限公司 | 用于监测二氧化碳的传感器的校准装置及其工作方法 |
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