JPH10221232A - シートの罫線折曲抗力測定方法および装置 - Google Patents

シートの罫線折曲抗力測定方法および装置

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JPH10221232A
JPH10221232A JP2657997A JP2657997A JPH10221232A JP H10221232 A JPH10221232 A JP H10221232A JP 2657997 A JP2657997 A JP 2657997A JP 2657997 A JP2657997 A JP 2657997A JP H10221232 A JPH10221232 A JP H10221232A
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sheet
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JP2657997A
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Shunichi Nagashima
俊一 長島
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Idemitsu Petrochemical Co Ltd
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Idemitsu Petrochemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 罫線加工現場で簡単な操作により罫線の折曲
強度が正確に測定できるシートの罫線折曲抗力測定方法
および装置を提供すること。 【解決手段】 所定間隔で配置された一対の支持部22を
有する支持手段20と、接触部51を有する接触手段50と、
支持手段20または接触手段50の何れかが他の物体に接触
する際の接触圧力を計測可能な計測手段40とを用い、シ
ート19の表面の罫線18を挟む2位置に一対の支持部22を
当接させ、支持部22が当接する面とは反対側の面から罫
線18に接触部51を接触させ、支持部22と接触部51を互い
に近接方向へ移動させて接触部51で罫線18を加圧し、シ
ート19が一対の支持部22間に押し込まれるように折り曲
げ、この際に計測手段40から出力される接触圧力を折曲
抗力として測定する。簡単な装置で折曲抗力を数値化で
き、罫線加工現場での測定に好適なものとできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はシートの罫線折曲抗
力測定方法および装置に関し、罫線で折曲されて箱状に
組み立てられるシート材料の罫線折曲抗力の測定などに
利用できる。
【0002】
【背景技術】従来より、搬送用の荷物箱や弁当箱その他
の箱状体の製造には、合成樹脂製あるいは紙製のシート
材料を折り曲げて箱状とする手法が採用されている。例
えば、平面矩形のシート材料をその四辺に沿って折り曲
げれば、周辺が立ち上がった上面開口式の箱体が形成で
きる。また、シート材料から六面体を展開した形状を切
り出し、各面に対応する部分の境界に罫線を形成し、こ
の罫線に沿って折り曲げれば、直方体状の箱体を形成で
きる。なお、直方体状の箱体を製造する場合、サイドフ
ラップ(各面の辺縁同士が互いに接合される部分におい
て、何れか一方の辺縁に形成されて他方側に当てられ
る)や、差し込みフラップ(利用時に開閉する面から延
長されて接合される他の面の孔等に差し込まれる、開き
止め用)等が追加されることが多く、これらも適宜折り
曲げが行われる。このようなシート材料の各部を折り曲
げて箱状体を製造する作業(製函作業)は、全て手作業
で行われることもあるが、製函機(カートニングマシ
ン)等による自動製函も行われている。
【0003】このような箱状体をシート材料において
は、各折曲部分の折り曲げ性を良好にするために、予め
シート材料の折り曲げ位置に罫線を入れておくことがな
されている。罫線としては、シート材料の片面あるいは
両面同位置に連続的な溝状を形成する手法、あるいは間
欠的な貫通切り込みを形成する手法が採用されている。
これらの罫線加工により、罫線部分の折り曲げ強度が局
部的に低減され、折り曲げに必要な力(折曲抗力)が小
さくなる。その結果として、箱状物の組立(製函)の際
には、罫線での折り曲げ作業が迅速かつ容易にできると
ともに、罫線でガイドされて罫線位置でスムーズに折れ
るため箱状体の角線が綺麗に出て外観的にも優れたもの
にすることができる。なお、折曲抗力の大きさを決定す
る要素としては、シート材料の厚みや物性、罫線の加工
方法や形態、加工結果としての断面形状等がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、罫線による
製函作業性や外観性の向上には、罫線の折り曲げ強度
(折曲抗力)が大きく影響し、製函前のシート材料に形
成される罫線の折曲抗力が適切な範囲内とされているこ
とが要求される。例えば、罫線の折曲抗力が大きい(罫
線部分の折曲強度低減が不十分)場合には、罫線での折
り曲げ作業が困難になり、罫線が折り曲げの罫線からず
れた位置で折れて製品不良を生じてしまう。合成樹脂製
シートの場合は、無理に曲げることで罫線部分に白化
(微小クラック等による)等を生じて外観を損なうこと
もある。特に、自動製函の場合、不良率が増大するばか
りか、全く製函できない状態になる等の可能性もある。
このために、罫線加工を行う現場では、使用するシート
材料に対してその罫線の折曲抗力を適宜確認する必要が
ある。
【0005】このような折曲抗力の確認には、従来より
作業者が手で罫線部分での折り曲げを行い、その感触で
判定する方法、罫線の溝深さ等を測定する方法が行われ
てる。しかし、感触での判定は、作業者による個人差が
大きく、正確さに欠けるという問題がある。また、溝深
さの測定は、測定作業に時間がかかるという問題があ
る。
【0006】一方、専用の測定装置を用い、シート材料
サンプルの罫線の折曲抗力を測定することも提案されて
いる(特開昭49-128784号公報、特開昭62-127643号公
報、特開平08-105829号公報など参照)。しかし、これ
らの測定装置は、サンプルの罫線を境として片側を固定
し、この罫線を中心軸として他の側を回転させることで
罫線での折り曲げを行い、その折曲抗力を測定するもの
である。このため、各装置は、基本的に回転によるサン
プル折り曲げを行うことから、構造の複雑化や装置の大
型化が避けられなかった。また、罫線位置を所定位置に
合わせたり、罫線の片側を確実に挟持する等、測定時の
準備操作が繁雑なものであった。
【0007】このようなことから、罫線加工の現場にお
いて前述の測定装置を利用することは実際的に難しく、
専ら旧来の感触による判定や溝深さの測定を行い、これ
らに基づいて罫線加工機械の調整を試行錯誤しているの
が現状であり、罫線加工現場で簡単な操作により罫線の
折曲強度が正確に測定できるようにすることが望まれて
いた。
【0008】本発明の目的は、罫線加工現場で簡単な操
作により罫線の折曲強度が正確に測定できるシートの罫
線折曲抗力測定方法および装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の方法は、表面に
折り曲げ用の罫線が形成されたシートを前記罫線で折り
曲げる際の折曲抗力を測定するシートの罫線折曲抗力測
定方法であって、所定間隔で配置された一対の支持部を
有する支持手段と、接触部を有する接触手段と、前記支
持手段または接触手段の何れかが他の物体に接触する際
の接触圧力を計測可能な計測手段とを用い、前記シート
の表面の前記罫線を挟む2位置に前記一対の支持部を当
接させ、前記支持部が当接する面とは反対側の面から前
記罫線に前記接触部を接触させ、前記支持部と接触部を
互いに近接方向へ移動させて前記接触部で前記罫線を加
圧し、前記シートが前記一対の支持部間に押し込まれる
ように折り曲げ、この際に前記計測手段から出力される
接触圧力を前記折曲抗力として測定することを特徴とす
る。
【0010】支持部としては、2位置でシートに当接等
する当接部があればよいが、シートを安定保持するため
に当接部の少なくとも一方が2点支持(支持手段として
は少なくとも3点の支持)や線状支持等であるなどが望
ましい。支持部は単なる当接だけであっても、接触部の
接触によりシートが押し付けられることで、シートを支
持手段に保持することができる。接触部としては、罫線
のみに局部的に接触できるものが望ましく、線材、円錐
や角錐、くさび状等の部材が利用できる。接触部と罫線
を加圧する場合、支持手段と接触手段とを相対的に近接
させるように直線的に移動させればよく、その駆動はモ
ータや流体シリンダ等に適宜伝達機構を組み合わせた機
械動力源であってもよく、あるいは人力であってもよ
い。駆動の方向は、例えば接触手段を支持手段に向けて
押し付けるようにしてもよく、逆に接触手段を支持手段
に引き寄せるようにしてもよい。
【0011】計測手段としては、引張力または圧縮力を
計測できる既存の測定器等が利用でき、加圧の際の駆動
力に応じて適宜選択すればよい。具体的な計測手段とし
ては、デジタルフォースゲージやロードセル等を用いた
ものが利用できる。特に、シートに対する加圧の間に変
動する計測値からそのピーク値(主に罫線部分での降伏
時に生じる最大折曲抗力)を記録できるものが望まし
い。計測手段は、接触手段でシートを加圧する際に接触
手段とこれを駆動する駆動機構または手操作用のハンド
ル等との間に介装する等すればよい。支持手段側に設け
る場合も加圧による反力を受けられるように支持手段と
これを支える基台等との間に介装すればよい。
【0012】このようにすれば、支持手段の支持部で支
持された2位置の間を接触部で加圧することで、シート
の支持を補助することができ、支持手段の支持部として
シートに当接する部材などの簡単な構造で済み、シート
を支持させるための操作も簡略化できる。そして、接触
部が加圧する部分と罫線とを合わせるとともに、接触部
を直線的に進出させて罫線を加圧することで、罫線を境
にしてシートの両側を折り曲げることができ、この際の
計測手段の出力値から罫線の折曲抗力を計測することが
できる。従って、罫線の位置合わせ等も簡単であり、シ
ートの保持ないし折り曲げ操作をきわめて簡単に行うこ
とができるとともに、測定に必要な装置の構造を簡単に
できることになる。
【0013】本発明の方法において、前記シートを前記
支持部に当接させ、前記罫線が前記一対の当接部から等
距離の位置となるように調整した後、前記罫線に前記接
触部を接触させることが望ましい。このようにすれば、
罫線が支持部のちょうど中間で折り曲げられることにな
り、安定した折り曲げ操作が行え、適切な折曲抗力の測
定が行える。
【0014】本発明の方法において、前記接触部を前記
一対の支持部からそれぞれ等距離の中間位置に配置して
おき、前記シートを前記支持部に当接させ、前記罫線を
前記接触部の位置に合わせた後、前記罫線に前記接触部
を接触させることが望ましい。このようにすれば、罫線
を接触部に合わせるだけで、自動的に罫線が支持部のち
ょうど中間に配置され、簡単な操作で適切な折曲抗力の
測定が行える。
【0015】本発明の方法において、前記支持部を上向
きに配置しておき、前記シートを支持する際には前記シ
ートを上方から前記支持部に載置するとともに、前記罫
線に前記接触部を接触させる際には前記接触部を上方か
ら前記罫線に近接させることが望ましい。このようにす
れば、接触部による加圧がない状態でも、2つの支持部
だけでシートを保持することができ、折り曲げに先立つ
シートの装着操作を一層簡略にすることができる。
【0016】本発明の装置は、表面に折り曲げ用の罫線
が形成されたシートを前記罫線で折り曲げる際の折曲抗
力を測定するシートの罫線折曲抗力測定装置であって、
所定間隔で配置された一対の支持部を有する支持手段
と、接触部を有する接触手段と、前記支持手段または接
触手段の何れかの対象物に対する接触圧力を計測可能な
計測手段とを有することを特徴とする。これらの支持
部、支持手段、接触部、接触手段、計測手段は、前述し
た本発明の方法に説明した通りである。このような構成
の装置により、前述した方法を実行することができ、簡
単な構造でありながら折曲抗力の測定操作を簡単に行え
るようになる。
【0017】本発明の装置において、前記支持部の少な
くとも何れかは直線状の部材であり、前記接触部は前記
直線状の支持部と平行かつ両支持部から等距離で配置さ
れた直線状の先端縁を有することが望ましい。このよう
にすれば、直線的な支持部により支持手段によるシート
の支持を安定化させることができるとともに、罫線を接
触部に合わせることで自動的に両支持部の中央に罫線を
合わせることができ、折曲抗力の測定操作を一層簡単に
行うことができる。また、直線的な接触部により所定長
さにわたって加圧することができ、接触部と支持部とが
平行であるため折り曲げ動作を円滑に行うことができ
る。
【0018】本発明の装置において、前記支持部はシー
トに対する接触摩擦力を緩和する摩擦力緩和手段を備え
ていることが望ましい。摩擦力緩和手段としては、支持
部のシートと当接する部分に低摩擦性合成樹脂のシート
(商品名テフロン等)を貼ったもの、同樹脂のコーティ
ングを施したもの、あるいは支持部を回転自在な球やロ
ーラ等とした構造が利用できる。このようにすれば、折
り曲げ操作によりシートが両支持部間に押し込まれた際
に、シートと各支持部に生じる摩擦力を緩和することが
でき、折曲抗力に不必要な影響が生じないようにするこ
とができ、測定結果を適切なものにできる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づいて説明する。図1および図2には、本発明に基
づく罫線折曲抗力測定装置10が示され、この測定装置10
により本発明の罫線折曲抗力測定方法に従って試験用サ
ンプルであるシート19の罫線18の折曲応力が測定される
ようになっている。
【0020】測定装置10は、板状のベース11を有し、そ
の上面中央にはシート19を支持する支持手段20が設置さ
れ、同上面の端部には断面コ字型のスタンド12が設置さ
れている。スタンド12には手動レバー式の駆動手段30が
装着され、この駆動手段30には計測手段40が装着され、
この計測手段40には接触手段である接触部材50が装着さ
れている。
【0021】支持手段20は、矩形環状の枠体21を有す
る。枠体21の対向する一対の辺縁間には一対の支持部22
が互いに平行に掛け渡されている。支持部22は、それぞ
れ丸棒状の部材であり、それぞれ端部を枠体21に貫通支
持され、枠体21に対して自由に回転自在である。各支持
部22の上縁は、各々水平かつ枠体21の上縁よりやや低い
同高さに保持されている。なお、支持部22の表面は平滑
に形成され、シート19表面が擦れた際には滑りやすく、
かつ支持部22自体が転動してシート19との間に摩擦力が
生じにくくなっており、これにより摩擦力緩和手段が構
成されている。
【0022】枠体21の支持部22の中間部分には、上縁か
ら下方に深い切欠き23が形成され、ここには接触部材50
が進入できるようになっている。枠体21の支持部22と平
行な一対の辺縁24は、支持部22が接続される他の辺縁よ
りも低く形成され、その上縁高さは支持部22より低く、
支持部22にシート19を支持した際にその端部が枠体21と
干渉しないようになっている。これらの枠体21および支
持部22はそれぞれステンレス材料製とすることができる
が、他の金属あるいは合成樹脂材料製であってもよい。
【0023】駆動手段30は、スタンド12に支持される箱
状のケース31を有し、ケース31の表面には計測手段40を
支持する板状の昇降部材32が設けられ、ケース31の内部
には昇降部材32を昇降させる昇降機構33が設けられてい
る。ケース31は、スタンド12に対して固定的に支持され
てもよく、上下高さが調整できるようにスタンド12に形
成された長孔にボルトを通して締め付ける等してもよ
い。昇降部材32には、ねじ等の機械的結合手段、両面粘
着テープや接着剤による接着、あるいは磁力吸着などの
適宜な手段で計測手段40を定着支持できればよい。
【0024】昇降機構33は、ケース31の側面に露出する
操作レバー34を有し、この操作レバー34の回動動作を昇
降部材32の直線昇降動作に変換する既存の伝達機構で構
成され、操作レバー34を手で上下方向に回動させること
で昇降部材32を昇降させることが可能である。このよう
な駆動手段30は、既存の装置(例えば「シンポ工業(株)
製FGS-50L型」等)を適宜利用すればよい。このFGS-50L
型は、駆動手段30、スタンド12、ベース11の一式を含む
ものである。
【0025】操作レバー34の手操作により昇降部材32を
直線的に昇降させる昇降機構33の一例としては、次のよ
うな構成が採用できる。昇降部材32の裏面には、この裏
面から直交方向に突起する棒状の従動アーム321が設け
られており、従動アーム321の結合位置の上下部分には
低摩擦性の合成樹脂材料(商品名テフロン等)で形成さ
れた摺動シート329が貼られている。昇降部材32はこの
摺動シート329を介してケース31表面に摺動自在とされ
ている。
【0026】従動アーム321は、ケース31表面に上下に
延びる所定長さのスリット311を貫通してケース31内に
配置されている。従動アーム321のケース31内側の部分
には、この部材に回転自在に支持されてケース31裏面の
スリット311に沿った部分を転動するローラ322と、昇降
部材32とは反対側端近傍に設置されたピン323とを備え
ている。ローラ322がケース31の表面の裏側から転動自
在に係合することで、昇降部材32はケース31の表面を昇
降自在かつ脱落しないようになっている。
【0027】操作レバー34はケース31の側面を貫通して
軸支されており、ケース31内には操作レバー34の軸340
に固定された棒状の回動アーム341が設けられている。
回動アーム341には、操作レバー34の軸340とは反対側端
近傍にスリット342が形成され、このスリット342には従
動アーム321のピン323が挿入係合されており、操作レバ
ー34を操作して回動アーム341を回動させることによ
り、スリット342を介してピン323が昇降され、これによ
り従動アーム321および昇降部材32が昇降するようにな
っている。
【0028】計測手段40は、箱状のケース41と、先端に
接触部材50が装着可能な測定シャフト42とを備えてい
る。測定シャフト42は基端をケース41内に固定支持され
るとともに、その中間部分にストレインゲージ等の測定
素子43が装着されている。ケース41内には信号処理回路
44が設置され、ケース41の表面には液晶式や発光ダイオ
ード式の表示部45が設置されている。測定素子43は測定
シャフト42にかかる軸方向の圧力または引張力により生
じる測定シャフト42の中間部分のひずみに応じた電気信
号を出力するものである。測定素子43の信号出力は信号
処理回路44に送られ、測定シャフト42にかかった軸方向
の圧力または引張力の値として表示部45にデジタル表示
されるようになっている。
【0029】この表示は、変動する圧力等を常時表示し
てもよく、圧力0の状態から値が増している間は表示を
更新するが減った際には表示を更新しない等の手段によ
るピーク表示とすることが望ましく、何れかを切換選択
できるものであってもよい。このような計測手段40は、
既存の装置(例えばデジタルフォースゲージ「シンポ工
業(株)製FGN-5型」等)を適宜利用すればよい。
【0030】接触部材50は、アルミニウム等の金属材料
で形成された断面くさび型の部材であり、くさびの先端
側の辺縁は鋭利にされ、この鋭利な先端縁により接触部
51が形成されている。接触部材50の長さは支持手段20の
枠体21よりも大きく設定され、枠体21に装着されるシー
ト19であれば全て罫線18の長さが接触部材50よりも短
く、罫線18の全長にわたって接触部材50が当接するよう
に形成されている。接触部材50と測定シャフト42との接
続は、接触部材50に孔を形成して測定シャフト42を嵌合
してねじ止めを行う等の機械的結合あるいは接着等、既
存の適宜な結合手段を利用すればよい。但し、接触手段
50の摩耗等を考慮すれば着脱自在な結合方式が好まし
い。
【0031】接触部材50は、測定シャフト42により支持
されるが、この際、接触部材50およびその接触部51は支
持手段20の一対の支持部22と平行とされ、かつ駆動手段
30により計測手段40を下降させて接触部51が支持部22の
高さまで達した際には、接触部51が各支持部22から等距
離の位置つまりちょうど中間の位置となるように配置が
調整されている(図3(A)参照)。
【0032】本実施形態においては、次のような手順で
シートの罫線折曲抗力測定を行う。まず、前述した罫線
折曲抗力測定装置10と測定サンプルとして罫線18が形成
されたシート19とを準備する。罫線折曲抗力測定装置10
は前述のように支持手段20、接触部材50(接触手段)、
計測手段40を備えたものである。ここで、準備操作とし
て、シート19を支持手段20の一対の支持部22に載せる。
この際、図3(A)のように、罫線18が両支持部22の略中
央になるように位置を調整する。操作レバー34を操作し
て接触部材50を下降させ(動作M0)、接触部51の略真下
になることを確認してもよい。
【0033】次に、図3(B)のように、操作レバー34を
操作して接触部材50を下降させ、接触部51を罫線18の裏
側部分に当て、更に操作レバー34を操作して接触部51で
罫線18部分を下向きに加圧する(圧力F1)。シート19は
両側を支持部22で支持されている(反力F2,F3)から、
接触部51による加圧により罫線部分18が下降し(変形M
1)、両端が持ち上がり(変形M2,M3)、図3(C)のよう
に全体としてV字型に折れ曲ってゆく。この際、シート
19は強度の弱い罫線18部分で折れ、この折れにより接触
部51が折れたシート19の谷間に当たるようにシート19が
自動的に微小移動し、シート19の置かれた位置が多少ず
れていても問題は生じない(自動調心作用)。加圧する
圧力F1はシート19の折曲抗力に応じて変動し、計測手段
40により表示される。通常は、罫線18部分が降伏してV
字型に折れ曲った際に最大値となり、以降は減少してゆ
く。従って、計測手段40で最大値を表示させれば、この
値がシート19の折曲抗力として測定される。但し、既製
のシートでは、ピーク値が複数現れることがあるので、
これらのピーク値を全て記憶等しておくことが望まし
い。
【0034】このような本実施形態によれば、支持部22
で支持された2位置の間を接触部51で加圧することで、
シート19の支持を補助することができ、支持手段20の支
持部22としてシート19に当接する丸棒状の部材などの簡
単な構造で済み、シート19を支持させるための操作も簡
略化できる。そして、接触部51の直下位置に罫線18を合
わせるとともに、接触部51を直線的に下降させて罫線18
を加圧することで、罫線18を境にしてシート19の両側を
折り曲げることができ、この際の計測手段40の表示から
罫線の折曲抗力を計測することができる。従って、罫線
18の位置合わせ等も簡単であり、シート19の保持ないし
折り曲げ操作をきわめて簡単に行うことができるととも
に、測定に必要な装置10の構造を簡単にできることにな
る。
【0035】折り曲げ操作にあたっては、シート19を支
持部22に当接させ、罫線18が一対の当接部21から略等距
離の位置となるように配置し、この罫線18に接触部51を
接触させるようにしたため、罫線18が支持部22のちょう
ど中間で折り曲げられることになり、安定した折り曲げ
操作が行え、適切な折曲抗力の測定が行える。特に、予
め接触部51を一対の支持部22からそれぞれ等距離の中間
位置に配置しておくため、シート19を装着する際には、
シート19を支持部22に載置した後に罫線18を接触部51の
略直下位置に合わせるだけで、自動的に罫線18が支持部
22の中間に配置することができ、加圧の際に接触部51を
そのまま下降させれば、折れる間に自動的に接触部51が
罫線19にちょうど合う位置に自動調心され、簡単な操作
で適切な折曲抗力の測定が行える。
【0036】接触部51は支持部22の中央位置に支持部22
と平行に配置したため、シート19の折り曲げ動作を円滑
に行うことができるとともに、直線的な接触部材50の先
端縁として十分な長さで形成したため、罫線18を十分な
長さにわたって加圧することができ、安定した折り曲げ
動作を実現することができる。支持部22を上向きに配置
し、シート19を上方から支持部22に載置し、接触部51を
上方から罫線18に接触させるようにしたため、接触部51
による加圧がない状態でも、2つの支持部22だけでシー
トを保持することができ、折り曲げに先立つシート19の
装着操作を一層簡略にすることができる。
【0037】支持部22の各々を直線的な棒状部材とした
ため、各々がシート19に対して線接触し、各接触線によ
る仮想支持面でのシート19支持を行うことで、シート19
の支持を安定化させることができる。支持部22を丸棒状
の部材としたため、折り曲げ操作によりシート19が両支
持部22間に押し込まれた際に、シート19と各支持部22の
間に生じる摩擦力を緩和することができ、折曲抗力に不
必要な影響が生じないようにすることができ、測定結果
を適切なものにできる。
【0038】さらに、本実施形態では、手動により接触
部51を動作させるようにしたため、モータ等の駆動源を
省くことができ、機構を一層簡略にできる。なお、モー
タを用いて接触部51を昇降駆動するようにした試験を行
い、接触部51の移動速度を3〜3000mm/分の間で変化さ
せたが、少なくとも200〜3000mm/分の領域では測定値
が一定することが解った。従って、通常の手動操作(約
2400mm/分前後で実施)であれば、駆動方式に拘わらず
適切な値が得られ、かつ装置を簡略化できる。
【0039】
【実施例】次に、本発明の実施例について説明する。こ
の実施例は前述した実施形態(図1〜図3参照)に基づ
いたものである。本実施例では、下記の測定装置および
サンプルを試用した。 (測定装置)手動レバー式スタンド「シンポ工業(株)製
FGS-50L型」に、計測手段である計測手段40としてデジ
タルフォースゲージ「シンポ工業(株)製FGN-5型」を装
着し、その測定シャフト42に接触手段としてアルミニウ
ム合金製の接触部材50を装着した。手動レバー式スタン
ドにはベース11上に支持手段20を設置し、枠体21に回転
支持された丸棒状の支持部22の相互の間隔(スパン)は
12mmとした。 (サンプル)シート19として、厚み0.3mmの高透明ポリ
プロピレン(PP)シート「出光石油化学(株)製スーパー
ピュアレイ」シートを用い、これをオートン「三和製作
(株)製TRP-1060-SE型」で打ち抜きおよび罫線18の加工
を行い、サック箱のブランク(未組立シート状態のも
の、罫線で折り曲げて箱とされる)を得た。このブラン
クの複数位置から罫線18が中央にくるように、幅(罫線
方向)40mm、長さ53mmのサンプルを切り出した。
【0040】(操作)サンプルのシート19を、前述した
実施形態に従って支持部22に載置し、手動操作で接触部
51を下降させ、罫線18を加圧した。この加圧によりシー
ト19を罫線18で折り曲げ、シート19の罫線18の両側部分
が互いに60度(上側、狭くなった側の角度)になるまで
の計測手段40の最大値を測定した。なお、接触部51の下
降速度は約2400mm/分である。 (測定結果)測定結果は次表の通りである。
【0041】
【表1】
【0042】この測定結果から解るように、シート19の
折曲抗力は、罫線18の深さにほぼ逆比例し、罫線18が深
くなるほど折曲抗力が小さくなっており、適切な値が測
定されているといえる。そして、折曲抗力が数値として
測定できることで、この値をシート19の抜きおよび罫線
加工の工程にフィードバックし、罫線深さの設定調整を
行うことができ、このようにすることで最適特性を備え
た罫線つきシートを迅速容易かつ効率よく製造できるよ
うになることが理解される。
【0043】なお、本発明は前述した実施形態に限定さ
れるものではなく、以下に示すような変形等も本発明に
含まれるものである。前記実施形態では、接触部51を罫
線18に向けて移動させるために、回動式の操作レバー34
による手動式の駆動手段30を用いたが、直線的な操作を
行う方式であってもよく、操作の形式や伝達機構は適宜
選択すればよい。また、駆動力だけを手動で加えるもの
に限らず、接触部51等を罫線18に向けて進退するように
案内するガイド機構を設けておき手動操作で近接加圧ま
たは離隔させるようにしてもよい。
【0044】さらに、図4に示すように、片手操作が可
能な可搬式の罫線折曲抗力測定装置60とすることもでき
る。図4において、罫線折曲抗力測定装置60は、人が手
で握ることができる程度の小型箱状のケース61を有し、
その上部には一対の棒状の支持部22が水平に架設され、
各々の中央には水平な接触部51が配置されている。ケー
ス61の表面には表示部45が設置され、ケース61の側面に
は操作レバー34が設置されている。操作レバー34は、ケ
ース61を片手で保持した際に指の一部が操作レバー34に
かかる位置に配置され、かつ持ち運び時に出っ張らない
ようにケース61の側面に沿った位置に維持可能とされて
いる。これらの配置等を除く他の構成は前述した実施形
態と同様に適宜構成できる。このような可搬式の罫線折
曲抗力測定装置60においては、ケース61を片手で保持
し、指の一部が操作レバー34にかかり、かつ表示部45が
見える状態とする。そして、他方の手でサンプルを持っ
て支持部22と接触部51との間に挿入し、この状態でケー
ス61を把持した手の指で操作レバー34をケース61側へ押
すことで、接触部51が進出する等して折曲抗力が測定さ
れ、表示部45に表示される。
【0045】一方、単純に接触部51が付いた計測手段40
を持って接触部51を罫線18部分に押し付けるようにして
もよい。この場合、構造が一層簡略になる一方で、接触
部51を罫線18部分に合わせる操作、接触させる操作、加
圧する操作等を順次行うべく配慮が必要であり、操作性
は前記実施形態のほうが優れている。なお、接触部51の
移動ないし加圧は、手動に限らずモータ等を用いて自動
化等してもよい。但し、手動方式にすれば別の動力が不
要であり、機構も簡略にできる。
【0046】前記実施形態では、接触部51を断面くさび
型の接触部材50の所定長さ連続した先端縁として形成し
たが、複数の尖った突起を直線的に配列したもの等であ
ってもよく、あるいは罫線18の一部に点で接触するもの
であってもよい。但し、安定した折り曲げを行うため
に、線状の接触をなるべく長い区間で行うことが望まし
く、前記実施形態のような構成が望ましい。
【0047】前記実施形態では、支持部22を丸棒状と
し、回転自在に支持することで摩擦力緩和手段とした
が、回転しないように固定し、表面に低摩擦性材料の塗
装やシート貼り付けを行って摩擦力緩和手段としてもよ
い。また、支持部22を角柱状等としてもよく、あるいは
線状に連続するものに限らず、複数の突起が直線的に配
列されて多点でシート19を支持する構造であってもよ
く、この場合もシート19に接触する角部等に低摩擦性シ
ート貼り付ける等を行えば摩擦力緩和手段を構成でき
る。一方、摩擦力緩和手段は本発明に必須ではなく、適
宜省略してもよい。但し、摩擦力の測定値への影響を回
避するために、摩擦力緩和手段を設けることが望まし
い。また、支持部22の一方が直線的にシート19を支持し
ていれば、他方は1点で支持するものであっても、シー
ト19を載置可能である。但し、安定した折り曲げを行う
ために、罫線を境に両側が対称であることが望ましい。
【0048】前記実施形態では、支持部22を上向きに配
置し、接触部51を上方から下降させて接触加圧するよう
に配置したが、例えば支持部22を横向きに配置し、シー
ト19を挟んで反対側から接触部51を押し付けるようにし
てもよく、支持部22と接触部51とで挟むことでシート19
を支持するようにしてもよい。但し、前記実施形態のよ
うにすれば、シート19を載置するだけで支持が行える。
さらに、前記実施形態では、折曲に当たってシート19の
上方に配置した接触部51を下向きに駆動したが、支持部
22側を駆動してもよく、動作形態は支持手段20、駆動手
段30、接触部材50の配置を変更することで適宜選択すれ
ばよい。すなわち、図5(A)のように、接触部51を下方
から当接するように配置し、操作レバー34の操作によっ
て接触部51が上昇し、支持部22との間にシート19を挟ん
で罫線18部分を折曲させてもよい。また、図5(B)のよ
うに、接触部51を下方から当接するように配置し、操作
レバー34の操作によって支持部22が下降し、接触部51と
の間にシート19を挟んで罫線18部分を折曲させてもよ
い。さらに、図5(C)のように、接触部51を上方から当
接するように配置し、操作レバー34の操作によって接触
部51が下降し、支持部22との間にシート19を挟んで罫線
18部分を折曲させてもよい。さらに、図5(D)のよう
に、接触部51を上方から当接するように配置し、操作レ
バー34の操作によって支持部22が上昇し、接触部51との
間にシート19を挟んで罫線18部分を折曲させてもよい。
【0049】この他、支持手段、接触手段、計測手段等
には各々の機能を実現できるものであれば他の構成等も
利用でき、各々の材質、寸法、形状等は実施にあたって
適宜選択できるものである。
【0050】
【発明の効果】以上に述べたように、本発明によれば、
支持手段の支持部で支持された2位置の間を接触部で加
圧することで、シートの支持を補助することができ、支
持手段の支持部としてシートに当接する部材などの簡単
な構造で済み、シートを支持させるための操作も簡略化
できる。そして、接触部が加圧する部分と罫線とを合わ
せるとともに、接触部を直線的に進出させて罫線を加圧
することで、罫線を境にしてシートの両側を折り曲げる
ことができ、この際の計測手段の出力値から罫線の折曲
抗力を計測することができる。従って、罫線の位置合わ
せ等も簡単であり、シートの保持ないし折り曲げ操作を
きわめて簡単に行うことができるとともに、測定に必要
な装置の構造を簡単にできることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の測定装置を示す斜視図。
【図2】前記実施形態の測定装置を示す断面図。
【図3】前記実施形態の測定手順を示す模式図。
【図4】本発明の他の実施形態の測定装置を示す斜視
図。
【図5】本発明の折曲形態の変形を示す模式図。
【符号の説明】
10,60 シートの罫線折曲抗力測定装置 18 罫線 19 シート 20 支持手段 22 支持部 30 駆動手段 40 計測手段 50 接触手段である接触部材 51 接触部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面に折り曲げ用の罫線が形成されたシ
    ートを前記罫線で折り曲げる際の折曲抗力を測定するシ
    ートの罫線折曲抗力測定方法であって、 所定間隔で配置された一対の支持部を有する支持手段
    と、接触部を有する接触手段と、前記支持手段または接
    触手段の何れかが他の物体に接触する際の接触圧力を計
    測可能な計測手段とを用い、 前記シートの表面の前記罫線を挟む2位置に前記一対の
    支持部を当接させ、前記支持部が当接する面とは反対側
    の面から前記罫線に前記接触部を接触させ、前記支持部
    と接触部を互いに近接方向へ移動させて前記接触部で前
    記罫線を加圧し、前記シートが前記一対の支持部間に押
    し込まれるように折り曲げ、この際に前記計測手段から
    出力される接触圧力を前記折曲抗力として測定すること
    を特徴とするシートの罫線折曲抗力測定方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載したシートの罫線折曲抗
    力測定方法において、前記シートを前記支持部に当接さ
    せ、前記罫線が前記一対の当接部から等距離の位置とな
    るように調整した後、前記罫線に前記接触部を接触させ
    ることを特徴とするシートの罫線折曲抗力測定方法。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載したシートの罫線折曲抗
    力測定方法において、予め前記接触部を前記一対の支持
    部からそれぞれ等距離の中間位置に設置しておき、前記
    シートを前記支持部に当接させ、前記罫線を前記接触部
    の位置に合わせた後、前記罫線に前記接触部を接触させ
    ることを特徴とするシートの罫線折曲抗力測定方法。
  4. 【請求項4】 請求項1から請求項3までの何れかに記
    載したシートの罫線折曲抗力測定方法において、前記支
    持部を上向きに配置しておき、前記シートを上方から前
    記支持部に載置するとともに、前記接触部を上方から近
    接させて前記罫線に接触させることを特徴とするシート
    の罫線折曲抗力測定方法。
  5. 【請求項5】 表面に折り曲げ用の罫線が形成されたシ
    ートを前記罫線で折り曲げる際の折曲抗力を測定するシ
    ートの罫線折曲抗力測定装置であって、 所定間隔で配置された一対の支持部を有する支持手段
    と、接触部を有する接触手段と、前記支持手段または接
    触手段の何れかの対象物に対する接触圧力を計測可能な
    計測手段とを有することを特徴とするシートの罫線折曲
    抗力測定装置。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載したシートの罫線折曲抗
    力測定装置において、前記支持部の少なくとも何れかは
    直線状の部材であり、前記接触部は前記直線状の支持部
    と平行かつ両支持部から等距離で配置された直線状の先
    端縁を有することを特徴とするシートの罫線折曲抗力測
    定装置。
  7. 【請求項7】 請求項5または請求項6に記載したシー
    トの罫線折曲抗力測定装置において、前記支持部はシー
    トに対する接触摩擦力を緩和する摩擦力緩和手段を備え
    ていることを特徴とするシートの罫線折曲抗力測定装
    置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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