JPH10222071A - 脆質ラベル - Google Patents
脆質ラベルInfo
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- JPH10222071A JPH10222071A JP9039694A JP3969497A JPH10222071A JP H10222071 A JPH10222071 A JP H10222071A JP 9039694 A JP9039694 A JP 9039694A JP 3969497 A JP3969497 A JP 3969497A JP H10222071 A JPH10222071 A JP H10222071A
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- label
- hologram
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 被着体に貼着後に剥離すると、確実に破壊す
る脆質ラベルとする。 【解決手段】 少なくとも、基材1、破壊層2及び粘着
層3からなる脆質ラベル10であって、粘着層が凹凸を
成し、該ラベルを被着体に貼着後に剥離すると、粘着層
の少なくとも凸部Aに対応した部分の破壊層が被着体側
に残留することで、粘着層の凹凸に対応して破壊層が確
実に破壊される様にした。破壊層には、着色層の他、ホ
ログラム、回折格子等の光回折構造を持たせることがで
きる。
る脆質ラベルとする。 【解決手段】 少なくとも、基材1、破壊層2及び粘着
層3からなる脆質ラベル10であって、粘着層が凹凸を
成し、該ラベルを被着体に貼着後に剥離すると、粘着層
の少なくとも凸部Aに対応した部分の破壊層が被着体側
に残留することで、粘着層の凹凸に対応して破壊層が確
実に破壊される様にした。破壊層には、着色層の他、ホ
ログラム、回折格子等の光回折構造を持たせることがで
きる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被着体に貼着後に
剥離すると、破壊する脆質ラベルに関する。
剥離すると、破壊する脆質ラベルに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、被着体に一度貼着後は剥離し
ようとする破壊する脆質ラベルが、開封検知用、認証用
等として使われている。例えば、開封検知用には、破壊
層としてアルミニウムの金属薄膜層を破壊層として設け
たもの等が知られている。また、認証用としては、レリ
ーフホログラム等の微細凹凸を有するホログラム層の凹
凸面にアルミニウム等の金属薄膜層を設けて、ホログラ
ム層及び金属薄膜層を破壊層とした、ホログラムを有す
る脆質ラベル等が知られている。開封検知用ではなく、
認証用としてホログラムをラベルに用いる場合には、ラ
ベルを剥がして他の物品に貼着されない様にすることと
もに、ラベルが有するホログラムの微細凹凸を容易に複
製されない様にすることも重要である。複製されれば、
一枚のラベルから大量のラベルを不正に偽造される恐れ
があるからである。この為、貼着されたラベルを被着体
から剥がすと、微細凹凸を持つホログラム層及び金属薄
膜層の破壊層が、被着体側、或いはラベルの基材側のど
ちらにも完全な形では残らないという脆弱性を持つ様に
してある。
ようとする破壊する脆質ラベルが、開封検知用、認証用
等として使われている。例えば、開封検知用には、破壊
層としてアルミニウムの金属薄膜層を破壊層として設け
たもの等が知られている。また、認証用としては、レリ
ーフホログラム等の微細凹凸を有するホログラム層の凹
凸面にアルミニウム等の金属薄膜層を設けて、ホログラ
ム層及び金属薄膜層を破壊層とした、ホログラムを有す
る脆質ラベル等が知られている。開封検知用ではなく、
認証用としてホログラムをラベルに用いる場合には、ラ
ベルを剥がして他の物品に貼着されない様にすることと
もに、ラベルが有するホログラムの微細凹凸を容易に複
製されない様にすることも重要である。複製されれば、
一枚のラベルから大量のラベルを不正に偽造される恐れ
があるからである。この為、貼着されたラベルを被着体
から剥がすと、微細凹凸を持つホログラム層及び金属薄
膜層の破壊層が、被着体側、或いはラベルの基材側のど
ちらにも完全な形では残らないという脆弱性を持つ様に
してある。
【0003】上記の様に、開封検知用、或いは認証用等
として、基材及び被着体の両方に分断されて破壊層が破
壊する機能は、破壊層と粘着層との間に気泡を含有する
樹脂層からなるアンカー層により実現できる。これは、
アンカー層中の気泡により破壊層と粘着層との接着を阻
害して、ラベルを剥離すると、気泡の部分に対応する破
壊層は基材側に、気泡がない部分の破壊層は被着体側に
残る様にしたものである。例えば、ホログラムを有する
脆質ラベルの場合、その層構成は、基材、剥離層、保護
層、ホログラム層、金属薄膜層、アンカー層、粘着層の
順に積層された層構成である。そして、この層構成の脆
質ラベルを剥離すると、アンカー層中に気泡が無い領域
部分では、剥離層の層間又は剥離層と隣接する層との界
面で破壊されて、その部分のホログラム層及び金属薄膜
層が被着体側に残留するとともに、他の部分(気泡部
分)のホログラム及び金属薄膜層は、被着体表面から剥
がれて基材と共に剥がれる結果、ホログラム層及び金属
薄膜層が有する微細凹凸が面的に破壊され、脆弱性を示
すことになる。
として、基材及び被着体の両方に分断されて破壊層が破
壊する機能は、破壊層と粘着層との間に気泡を含有する
樹脂層からなるアンカー層により実現できる。これは、
アンカー層中の気泡により破壊層と粘着層との接着を阻
害して、ラベルを剥離すると、気泡の部分に対応する破
壊層は基材側に、気泡がない部分の破壊層は被着体側に
残る様にしたものである。例えば、ホログラムを有する
脆質ラベルの場合、その層構成は、基材、剥離層、保護
層、ホログラム層、金属薄膜層、アンカー層、粘着層の
順に積層された層構成である。そして、この層構成の脆
質ラベルを剥離すると、アンカー層中に気泡が無い領域
部分では、剥離層の層間又は剥離層と隣接する層との界
面で破壊されて、その部分のホログラム層及び金属薄膜
層が被着体側に残留するとともに、他の部分(気泡部
分)のホログラム及び金属薄膜層は、被着体表面から剥
がれて基材と共に剥がれる結果、ホログラム層及び金属
薄膜層が有する微細凹凸が面的に破壊され、脆弱性を示
すことになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記の様な
破壊層と粘着層との間に設ける、気泡を含有するアンカ
ー層によって層間接着力をコントロールする形態では、
層間接着力はアンカー層の発泡状態に依存する。しか
し、発泡による層間接着力のコントロールは、アンカー
層の塗工膜厚のみに依存せず、アンカー層塗工時の乾燥
条件や季節変動等の加工条件により、発泡状態が大きく
影響を受けるため、脆弱性が得られない状況も場合によ
っては発生していた。したがって、破壊層が完全に破壊
される脆弱性を安定的に付与するため層構成の仕様を、
アンカー層や破壊層等の膜厚や、剥離層等の剥離強度か
ら管理する基準を設定できず、品質が安定した脆質ラベ
ルは得られなかった。また、この状況を改善するため
に、剥離層の剥離性を高めすぎると、ラベルとしての形
状を作る為に最終工程の抜き加工の時に、基材上に積層
した各層が全て剥離してしまうなどと、加工性にも大き
な問題があった。
破壊層と粘着層との間に設ける、気泡を含有するアンカ
ー層によって層間接着力をコントロールする形態では、
層間接着力はアンカー層の発泡状態に依存する。しか
し、発泡による層間接着力のコントロールは、アンカー
層の塗工膜厚のみに依存せず、アンカー層塗工時の乾燥
条件や季節変動等の加工条件により、発泡状態が大きく
影響を受けるため、脆弱性が得られない状況も場合によ
っては発生していた。したがって、破壊層が完全に破壊
される脆弱性を安定的に付与するため層構成の仕様を、
アンカー層や破壊層等の膜厚や、剥離層等の剥離強度か
ら管理する基準を設定できず、品質が安定した脆質ラベ
ルは得られなかった。また、この状況を改善するため
に、剥離層の剥離性を高めすぎると、ラベルとしての形
状を作る為に最終工程の抜き加工の時に、基材上に積層
した各層が全て剥離してしまうなどと、加工性にも大き
な問題があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこで本発明の脆質ラベ
ルは、少なくとも、基材、破壊層及び粘着層とからなる
脆質ラベルであって、粘着層が凹凸を成して形成してあ
る為に、該ラベルを被着体に貼着後に剥離すると、粘着
層の凸部に対応した部分の破壊層が被着体側に残留し、
粘着層の凹部に対応した部分の破壊層は剥離すること
で、粘着層の凹凸に対応して破壊層が破壊される様にし
た。また、この様な破壊層は、開放検知用であれば着色
インク層等の構成もあるが、ホログラムや回折格子等の
光回折構造を有する破壊層とすることで、認証用等にも
効果的に使用できる。
ルは、少なくとも、基材、破壊層及び粘着層とからなる
脆質ラベルであって、粘着層が凹凸を成して形成してあ
る為に、該ラベルを被着体に貼着後に剥離すると、粘着
層の凸部に対応した部分の破壊層が被着体側に残留し、
粘着層の凹部に対応した部分の破壊層は剥離すること
で、粘着層の凹凸に対応して破壊層が破壊される様にし
た。また、この様な破壊層は、開放検知用であれば着色
インク層等の構成もあるが、ホログラムや回折格子等の
光回折構造を有する破壊層とすることで、認証用等にも
効果的に使用できる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の脆質ラベルを図面
を参照しながら詳述する。先ず、図1は本発明の脆質ラ
ベルを説明する断面図であり、図1(a)は脆質ラベル
の一形態の断面図、図1(b)は被着体に貼着時の説明
図、図1(c)は、貼着後に剥離する時に破壊される様
子を示す説明図、図2は本発明の脆質ラベルの他の形態
の断面図、図3は本発明の脆質ラベルとして、ホログラ
ムを有するラベルの一形態を示す断面図である。
を参照しながら詳述する。先ず、図1は本発明の脆質ラ
ベルを説明する断面図であり、図1(a)は脆質ラベル
の一形態の断面図、図1(b)は被着体に貼着時の説明
図、図1(c)は、貼着後に剥離する時に破壊される様
子を示す説明図、図2は本発明の脆質ラベルの他の形態
の断面図、図3は本発明の脆質ラベルとして、ホログラ
ムを有するラベルの一形態を示す断面図である。
【0007】図1(a)に示す如く、本発明の脆質ラベ
ル10は、少なくとも、基材1上に、被着体から剥離時
に破壊される破壊層2と、凹凸を成す粘着層3が順次積
層された構成である。粘着層3の凹凸によって、粘着層
3と被着体との接着力の大小が得られ、この結果、ラベ
ルの剥離時に破壊層が破壊される。図1(a)では、粘
着層3は、破壊層2上(図面では下側、以下同様)の全
面を覆う様に設けら、且つ部分部分で厚みに変化を付け
ることで、粘着層に凹凸が形成された構成である。ま
た、粘着層3の凹凸は、図2に示す如く、破壊層2上の
全面を覆わず、破壊層2上を部分的に覆う粘着層3aに
よって、実現しても良い。また、図2では、破壊層3上
に部分形成された粘着層3aの厚みは各部分の領域では
一様な厚みであるが、剥離時に破壊層が破壊される程度
の破壊層3と被着体との接着力の大小が得られれば、一
様でなくても良い。
ル10は、少なくとも、基材1上に、被着体から剥離時
に破壊される破壊層2と、凹凸を成す粘着層3が順次積
層された構成である。粘着層3の凹凸によって、粘着層
3と被着体との接着力の大小が得られ、この結果、ラベ
ルの剥離時に破壊層が破壊される。図1(a)では、粘
着層3は、破壊層2上(図面では下側、以下同様)の全
面を覆う様に設けら、且つ部分部分で厚みに変化を付け
ることで、粘着層に凹凸が形成された構成である。ま
た、粘着層3の凹凸は、図2に示す如く、破壊層2上の
全面を覆わず、破壊層2上を部分的に覆う粘着層3aに
よって、実現しても良い。また、図2では、破壊層3上
に部分形成された粘着層3aの厚みは各部分の領域では
一様な厚みであるが、剥離時に破壊層が破壊される程度
の破壊層3と被着体との接着力の大小が得られれば、一
様でなくても良い。
【0008】そして、本発明の脆質ラベルを被着体に貼
着すると、図1(b)に示す断面図の様な、脆質ラベル
10と被着体Mとの接着状態になる。すなわち、本発明
の脆質ラベル10は、粘着層3に凹凸を設けている為
に、粘着層3の凸部Aは、被着体Mと充分に接着し、粘
着層の凹部Bは、被着体Mと接触せずに全く接着しない
か、或いは接触して接着しても充分な貼着圧力がかから
ないので、接着界面に微小な気泡等が残留したりして弱
い接着力でしか接着していない状態になると推定され
る。この結果、粘着層3の凹凸に対応して、被着体Mと
の接着力の大小、或いは有無が生じることとなる。
着すると、図1(b)に示す断面図の様な、脆質ラベル
10と被着体Mとの接着状態になる。すなわち、本発明
の脆質ラベル10は、粘着層3に凹凸を設けている為
に、粘着層3の凸部Aは、被着体Mと充分に接着し、粘
着層の凹部Bは、被着体Mと接触せずに全く接着しない
か、或いは接触して接着しても充分な貼着圧力がかから
ないので、接着界面に微小な気泡等が残留したりして弱
い接着力でしか接着していない状態になると推定され
る。この結果、粘着層3の凹凸に対応して、被着体Mと
の接着力の大小、或いは有無が生じることとなる。
【0009】そして、脆質ラベル10を、被着体Mから
剥離すると、図1(c)に示す断面図の様に、粘着層3
の凸部Aに対応する領域部分の破壊層2は被着体M側に
残留し、粘着層3の凹部Bに対応する領域部分の破壊層
2は基材1側に積層したまま基材1と共に剥離されるこ
とで、破壊層2が破壊される。
剥離すると、図1(c)に示す断面図の様に、粘着層3
の凸部Aに対応する領域部分の破壊層2は被着体M側に
残留し、粘着層3の凹部Bに対応する領域部分の破壊層
2は基材1側に積層したまま基材1と共に剥離されるこ
とで、破壊層2が破壊される。
【0010】次に、本発明の脆質ラベルの各層の材料等
について説明する。
について説明する。
【0011】先ず、基材1としては、ラベル用基材とし
て使用されている従来公知のもので良く特に制限はな
い。例えば、ポリエチレンテレフタレート、ポリプロピ
レン、ポリ塩化ビニル等の各種樹脂フィルムが使用でき
る。なお、基材1は透明性を有し、該透明性は被着体に
貼着時に下層の破壊層が見える程度の透明性を有する。
先ず、基材1としては、ラベル用基材として使用されて
いる従来公知のもので良く特に制限はない。例えば、ポ
リエチレンテレフタレート、ポリプロピレン、ポリ塩化
ビニル等の各種樹脂フィルムが使用できる。なお、基材
1は、被着体に貼着時に下層の破壊層が見える程度以上
の透明性を有する。
て使用されている従来公知のもので良く特に制限はな
い。例えば、ポリエチレンテレフタレート、ポリプロピ
レン、ポリ塩化ビニル等の各種樹脂フィルムが使用でき
る。なお、基材1は透明性を有し、該透明性は被着体に
貼着時に下層の破壊層が見える程度の透明性を有する。
先ず、基材1としては、ラベル用基材として使用されて
いる従来公知のもので良く特に制限はない。例えば、ポ
リエチレンテレフタレート、ポリプロピレン、ポリ塩化
ビニル等の各種樹脂フィルムが使用できる。なお、基材
1は、被着体に貼着時に下層の破壊層が見える程度以上
の透明性を有する。
【0012】なお、基材1と破壊層2との層間密着力が
強い場合には、剥離時に破壊層2が基材から剥離して被
着体側に残留しやすい様に、基材1と破壊層2との間
に、剥離層4を設けることができる(図3参照)。剥離
層4としては、基材1及び破壊層2の材料によって適宜
選択するが、例えば、セルロース系樹脂、アクリル樹
脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、ウレタン樹脂、
エポキシ樹脂等の各種樹脂を一種又は二種以上混合使用
する。また、更に適宜必要に応じ、ワックス、シリコー
ン等の離型剤等を添加しても良い。なお、基材1の厚さ
は、用途により適宜選択されるが、通常は10〜250
μm、好ましくは25〜150μm程度とする。
強い場合には、剥離時に破壊層2が基材から剥離して被
着体側に残留しやすい様に、基材1と破壊層2との間
に、剥離層4を設けることができる(図3参照)。剥離
層4としては、基材1及び破壊層2の材料によって適宜
選択するが、例えば、セルロース系樹脂、アクリル樹
脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、ウレタン樹脂、
エポキシ樹脂等の各種樹脂を一種又は二種以上混合使用
する。また、更に適宜必要に応じ、ワックス、シリコー
ン等の離型剤等を添加しても良い。なお、基材1の厚さ
は、用途により適宜選択されるが、通常は10〜250
μm、好ましくは25〜150μm程度とする。
【0013】次に、破壊層2としては、剥離時にその一
部が被着体側に残り、他の一部の基材と共に剥離される
様に分断される性質と、有色層或いは金属光沢層等と分
断された時にそれが肉眼で容易に判別できれば良く、い
かなる材料の破壊層でも良い。例えば、インクの印刷に
よる着色層である。インクは従来公知のもので良く、イ
ンクの着色剤としては各種有色顔料が使用できる。ま
た、着色顔料としては、形成されたインク層が見る角度
によって干渉色が変化することで色彩が変化して見え
る、光干渉性膜を多層積層した光干渉性顔料等でもよ
い。この様な光干渉性顔料は具体的には、例えばSHC
PA社から商品名OVIとして市販されているものが使
用できる。光干渉性顔料を破壊層に含有させることで、
脆質ラベルを認証用としても使用することができる。
部が被着体側に残り、他の一部の基材と共に剥離される
様に分断される性質と、有色層或いは金属光沢層等と分
断された時にそれが肉眼で容易に判別できれば良く、い
かなる材料の破壊層でも良い。例えば、インクの印刷に
よる着色層である。インクは従来公知のもので良く、イ
ンクの着色剤としては各種有色顔料が使用できる。ま
た、着色顔料としては、形成されたインク層が見る角度
によって干渉色が変化することで色彩が変化して見え
る、光干渉性膜を多層積層した光干渉性顔料等でもよ
い。この様な光干渉性顔料は具体的には、例えばSHC
PA社から商品名OVIとして市販されているものが使
用できる。光干渉性顔料を破壊層に含有させることで、
脆質ラベルを認証用としても使用することができる。
【0014】また、破壊層2を、金属薄膜層もしくは金
属化合物薄膜層として、金属感や反射特性及び屈折反射
特性をだすときは、脆弱性を出すために、金属又は金属
化合物を、真空蒸着法、スパッタリング法、イオンプレ
ーティング法、或いはめっき法等の一般的な薄膜形成方
法によって薄膜として形成したものが好ましい。金属感
は、平滑面による鏡面光沢でも、粗面による艶消しの金
属感でもよい。金属薄膜層の具体例としては、例えば、
アルミニウムを真空蒸着した金属薄膜である。この他、
薄膜の形成材料としては、金、銀、銅、クロム、ニッケ
ル、亜鉛、チタン、ゲルマニウム、ケイ素、マグネシウ
ム、スズ、インジウム等の金属およびその酸化物(例え
ば二酸化ケイ素)、窒化物、硫化物等を単独又は二種以
上組み合わせて使用すれば良い。金属、金属酸化物、金
属窒化物等からなる金属薄膜の厚みは、厚すぎると脆弱
性がなくなり、また薄すぎると膜自身を視認できなくな
るので、通常は、1〜1000nm、好ましくは20〜
200nm程度が良い。
属化合物薄膜層として、金属感や反射特性及び屈折反射
特性をだすときは、脆弱性を出すために、金属又は金属
化合物を、真空蒸着法、スパッタリング法、イオンプレ
ーティング法、或いはめっき法等の一般的な薄膜形成方
法によって薄膜として形成したものが好ましい。金属感
は、平滑面による鏡面光沢でも、粗面による艶消しの金
属感でもよい。金属薄膜層の具体例としては、例えば、
アルミニウムを真空蒸着した金属薄膜である。この他、
薄膜の形成材料としては、金、銀、銅、クロム、ニッケ
ル、亜鉛、チタン、ゲルマニウム、ケイ素、マグネシウ
ム、スズ、インジウム等の金属およびその酸化物(例え
ば二酸化ケイ素)、窒化物、硫化物等を単独又は二種以
上組み合わせて使用すれば良い。金属、金属酸化物、金
属窒化物等からなる金属薄膜の厚みは、厚すぎると脆弱
性がなくなり、また薄すぎると膜自身を視認できなくな
るので、通常は、1〜1000nm、好ましくは20〜
200nm程度が良い。
【0015】ところで本発明の脆質ラベルでは、破壊層
2に、ホログラムや光回折格子等の光回折構造を持たせ
た態様もある。図3は、本発明の脆質ラベルの他の形態
として、このような光回折構造を有するラベルの一形態
を例示する断面図である。図3の光回折構造は、層間界
面の物理的な微細凹凸でもたらされる例である。ちなみ
に、図3の脆質ラベル10の層構成は、基材1上に、剥
離層4、表面からの光の波面に相当する干渉縞が凹凸の
形で形成されているホログラム層5、光反射性の金属薄
膜層6、アンカー層7、粘着層3が順次積層された構成
である。そして同図の脆質ラベル10は反射型ホログラ
ムを有する。
2に、ホログラムや光回折格子等の光回折構造を持たせ
た態様もある。図3は、本発明の脆質ラベルの他の形態
として、このような光回折構造を有するラベルの一形態
を例示する断面図である。図3の光回折構造は、層間界
面の物理的な微細凹凸でもたらされる例である。ちなみ
に、図3の脆質ラベル10の層構成は、基材1上に、剥
離層4、表面からの光の波面に相当する干渉縞が凹凸の
形で形成されているホログラム層5、光反射性の金属薄
膜層6、アンカー層7、粘着層3が順次積層された構成
である。そして同図の脆質ラベル10は反射型ホログラ
ムを有する。
【0016】剥離層4は、基材1とホログラム層5との
間の剥離を容易にする為のものである。剥離層4によ
り、脆質ラベルを被着体から剥離時は、基材1と剥離層
4との間の界面剥離、剥離層4の凝集破壊、剥離層4と
ホログラム層5との間の界面剥離のいずれか一つ以上の
剥離様式によって、基材1とホログラム5の間で剥離す
る。従って、図3の構成において、破壊層としては、ホ
ログラム層5及び金属薄膜層6、それに上記剥離様式に
応じて剥離層4が含まれない場合(剥離層4とホログラ
ム層5との間の界面剥離)、含まれる場合がある。な
お、剥離層4の構成材料については、既に述べたとおり
である。
間の剥離を容易にする為のものである。剥離層4によ
り、脆質ラベルを被着体から剥離時は、基材1と剥離層
4との間の界面剥離、剥離層4の凝集破壊、剥離層4と
ホログラム層5との間の界面剥離のいずれか一つ以上の
剥離様式によって、基材1とホログラム5の間で剥離す
る。従って、図3の構成において、破壊層としては、ホ
ログラム層5及び金属薄膜層6、それに上記剥離様式に
応じて剥離層4が含まれない場合(剥離層4とホログラ
ム層5との間の界面剥離)、含まれる場合がある。な
お、剥離層4の構成材料については、既に述べたとおり
である。
【0017】次に、図3の構成において、ホログラム層
5としては、メチルメタクリレート等のアクリル樹脂、
ポリスチレン、ポリ塩化ビニル、ポリカーボネート、ポ
リウレタン、ポリ酢酸ビニル、ポリエステル等の熱可塑
性樹脂、エポキシアクリレート、ポリエステルアクリレ
ート、ウレタンアクリレート、メラミンアクリレート、
シリコンーンアクリレート等の各種アクリレート系樹脂
等による紫外線硬化性樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、
メラミン樹脂、エポキシ樹脂、アクリルメラミン樹脂、
尿素樹脂等の硬化性樹脂等を用いることができる。微細
凹凸からなる光回折構造は、ホログラム層5となる材料
を塗工形成後に、硬化性樹脂の場合は完全硬化前で熱変
形性の或る状態(熱可塑性樹脂の場合はそのまま)で、
熱圧によるホログラム版のエンボス加工等の従来公知の
レリーフホログラムの形成方法によれば良い。なお、ホ
ログラム層は、該層に光回折構造の微細凹凸を形成せず
に、前記金属薄膜層もしくは金属化合物薄膜層からなる
破壊層を形成する際の下地の役割をする薄膜下地層とし
て使用する事もできる(例えば実施例1の形態)。
5としては、メチルメタクリレート等のアクリル樹脂、
ポリスチレン、ポリ塩化ビニル、ポリカーボネート、ポ
リウレタン、ポリ酢酸ビニル、ポリエステル等の熱可塑
性樹脂、エポキシアクリレート、ポリエステルアクリレ
ート、ウレタンアクリレート、メラミンアクリレート、
シリコンーンアクリレート等の各種アクリレート系樹脂
等による紫外線硬化性樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、
メラミン樹脂、エポキシ樹脂、アクリルメラミン樹脂、
尿素樹脂等の硬化性樹脂等を用いることができる。微細
凹凸からなる光回折構造は、ホログラム層5となる材料
を塗工形成後に、硬化性樹脂の場合は完全硬化前で熱変
形性の或る状態(熱可塑性樹脂の場合はそのまま)で、
熱圧によるホログラム版のエンボス加工等の従来公知の
レリーフホログラムの形成方法によれば良い。なお、ホ
ログラム層は、該層に光回折構造の微細凹凸を形成せず
に、前記金属薄膜層もしくは金属化合物薄膜層からなる
破壊層を形成する際の下地の役割をする薄膜下地層とし
て使用する事もできる(例えば実施例1の形態)。
【0018】なお、本発明で破壊層に光回折構造を備え
る場合、光回折構造としては、ホログラムや回折格子等
が用いられるが、ホログラムとしては、平面型ホログラ
ム、体積型ホログラムのいずれでも良いが、平面型ホロ
グラムの場合、なかでもレリーフ型ホログラムは量産性
及びコストの点から好ましいホログラムの一つである。
その他、フレネルホログラム、フラウンホーファホログ
ラム、レンズレスフーリエ変換ホログラム等のレーザ再
生ホログラム、及びイメージホログラム、レインボーホ
ログラム等の白色光再生ホログラム、更にそれらの原理
を利用したカラーホログラム、コンピュータホログラ
ム、ホログラムディスプレイ、マルチプレックスホログ
ラム、ホログラフィックステレオグラム、ホログラフィ
ク回折格子等のホログラムも用いることができる。ま
た、ホログラムは反射型ホログラム、透過型ホログラム
のいずれでも良い。なお、透過型の場合は、反射層(前
記金属薄膜層が該当)を設けて反射型としても良く、反
射層としては、アルミニウムなどの金属薄膜による全反
射タイプの反射層でも、酸化チタンのような透明な金属
化合物による部分反射(界面反射)タイプの反射層でも
良い。また、回折格子としては、機械的切削で作られる
もの、上記したホログラフィック回折格子のように2光
束干渉による撮影で作られるもの、電子線などにより格
子一本一本が直接描写されるもの等が用いられる。ま
た、これらの回折格子では、回折格子の形成領域の外縁
で絵柄を表現するものや、2つ以上の絵柄を切り換える
ために、ドットマトリックス状に形成したものであって
もよい。また、これら回折格子は反射型でも、透過型で
も良い。
る場合、光回折構造としては、ホログラムや回折格子等
が用いられるが、ホログラムとしては、平面型ホログラ
ム、体積型ホログラムのいずれでも良いが、平面型ホロ
グラムの場合、なかでもレリーフ型ホログラムは量産性
及びコストの点から好ましいホログラムの一つである。
その他、フレネルホログラム、フラウンホーファホログ
ラム、レンズレスフーリエ変換ホログラム等のレーザ再
生ホログラム、及びイメージホログラム、レインボーホ
ログラム等の白色光再生ホログラム、更にそれらの原理
を利用したカラーホログラム、コンピュータホログラ
ム、ホログラムディスプレイ、マルチプレックスホログ
ラム、ホログラフィックステレオグラム、ホログラフィ
ク回折格子等のホログラムも用いることができる。ま
た、ホログラムは反射型ホログラム、透過型ホログラム
のいずれでも良い。なお、透過型の場合は、反射層(前
記金属薄膜層が該当)を設けて反射型としても良く、反
射層としては、アルミニウムなどの金属薄膜による全反
射タイプの反射層でも、酸化チタンのような透明な金属
化合物による部分反射(界面反射)タイプの反射層でも
良い。また、回折格子としては、機械的切削で作られる
もの、上記したホログラフィック回折格子のように2光
束干渉による撮影で作られるもの、電子線などにより格
子一本一本が直接描写されるもの等が用いられる。ま
た、これらの回折格子では、回折格子の形成領域の外縁
で絵柄を表現するものや、2つ以上の絵柄を切り換える
ために、ドットマトリックス状に形成したものであって
もよい。また、これら回折格子は反射型でも、透過型で
も良い。
【0019】次に、図3における金属薄膜層6として
は、破壊層として述べた光反射性の金属薄膜層の材料及
び形成方法によれば良いので、説明は省略する。
は、破壊層として述べた光反射性の金属薄膜層の材料及
び形成方法によれば良いので、説明は省略する。
【0020】次に、図3におけるアンカー層7は、金属
薄膜層6と粘着層3との密着性を向上させるものであれ
ば良く、材料は特に制限されない。例えば、セルロース
系樹脂、ポリウレタン系樹脂、塩化ビニル系樹脂、酢酸
ビニル系樹脂等が使用できる。また、このアンカー層7
は破壊層2と粘着層3との密着性向上の為に用いても良
く、光回折構造を持たない破壊層の場合でも適宜設けて
良いものである。なお、このアンカー層や前記剥離層、
ホログラム層、薄膜下地層は、グラビアコート、ロール
コート等の従来公知の塗工方法で形成すれば良い。
薄膜層6と粘着層3との密着性を向上させるものであれ
ば良く、材料は特に制限されない。例えば、セルロース
系樹脂、ポリウレタン系樹脂、塩化ビニル系樹脂、酢酸
ビニル系樹脂等が使用できる。また、このアンカー層7
は破壊層2と粘着層3との密着性向上の為に用いても良
く、光回折構造を持たない破壊層の場合でも適宜設けて
良いものである。なお、このアンカー層や前記剥離層、
ホログラム層、薄膜下地層は、グラビアコート、ロール
コート等の従来公知の塗工方法で形成すれば良い。
【0021】粘着層3としては、脆質ラベル10を被着
体に接着させ得るものであれば特に限定されず、従来公
知の各種粘着剤を用いることができる。例えば、アクリ
ル系粘着剤、ゴム系粘着剤等を使用することができる。
本発明では、粘着層3が凹凸を有することが特徴の一つ
であるが、凹凸のパターンの形状は任意であり、例え
ば、ストライプ状、網点状等である。粘着層3を凹凸を
もって、破壊層上に形成するには、粘着剤を破壊層上に
所望のパターン状に塗工すれば良い。例えば、グラビア
印刷法等によって形成すれば良い。粘着層の厚みは、凸
部で例えば10〜100μmである。凹部は凸部の厚み
にもより0μm(塗工せず)もあるが、凸部との差が1
0〜50μm程度とすれば、被着体との密着力の差がだ
せる。
体に接着させ得るものであれば特に限定されず、従来公
知の各種粘着剤を用いることができる。例えば、アクリ
ル系粘着剤、ゴム系粘着剤等を使用することができる。
本発明では、粘着層3が凹凸を有することが特徴の一つ
であるが、凹凸のパターンの形状は任意であり、例え
ば、ストライプ状、網点状等である。粘着層3を凹凸を
もって、破壊層上に形成するには、粘着剤を破壊層上に
所望のパターン状に塗工すれば良い。例えば、グラビア
印刷法等によって形成すれば良い。粘着層の厚みは、凸
部で例えば10〜100μmである。凹部は凸部の厚み
にもより0μm(塗工せず)もあるが、凸部との差が1
0〜50μm程度とすれば、被着体との密着力の差がだ
せる。
【0022】なお、図面では図示していなが、通常は、
粘着層の上に、粘着層の保護用として剥離紙を積層す
る。剥離紙としては、従来公知の紙やフィルム基材に離
型処理を施したものが使用できる。
粘着層の上に、粘着層の保護用として剥離紙を積層す
る。剥離紙としては、従来公知の紙やフィルム基材に離
型処理を施したものが使用できる。
【0023】
【実施例】以下、実施例により本発明の更に詳述する。
なお、文中、部とあるのは、特に断りのない限り、重量
基準の重量部の意味である。また、比率も同様に重量基
準である。
なお、文中、部とあるのは、特に断りのない限り、重量
基準の重量部の意味である。また、比率も同様に重量基
準である。
【0024】(実施例1)基材として25μmのポリエ
チレンテレフタレートフィルムの片面に、剥離層とし
て、アクリル樹脂32部、塩化ビニル−酢酸ビニル共重
合体10部、セルロース系樹脂10部、イソシアネート
の皮膜補強剤1部、ワックス1部、及びメチルエチルケ
トン50部からなる剥離ニスを塗工して厚み2μmの剥
離層を形成し、次いで、アクリル樹脂30部、メチルエ
チルケトン70部からなる塗液を塗工して厚み2μmの
薄膜下地層を形成した中間シートを得た。次に、薄膜下
地層の上に、真空蒸着機により厚み80nmのアルミニ
ウムの薄膜を金属薄膜層として形成し、金属薄膜層の上
に、水溶性ポリウレタン系接着剤を塗工して厚み4μm
のアンカー層を形成した。次に、粘着層として、アクリ
ル樹脂用アクリル系粘着剤を、凸部で厚み12μm、凹
部で厚み2μmに凹凸を付けて塗工して、更に粘着層の
上から剥離紙をラミネートして、本発明の脆質ラベルと
した。被着体として、アクリル樹脂板体に貼り付けて、
引き剥がしたところ、金属薄膜層による全面一様な金属
光沢感はまだら模様に汚く被着体に残留し、基材側にも
逆パターンにまだら模様に汚く残差が残されて剥がれ
た。
チレンテレフタレートフィルムの片面に、剥離層とし
て、アクリル樹脂32部、塩化ビニル−酢酸ビニル共重
合体10部、セルロース系樹脂10部、イソシアネート
の皮膜補強剤1部、ワックス1部、及びメチルエチルケ
トン50部からなる剥離ニスを塗工して厚み2μmの剥
離層を形成し、次いで、アクリル樹脂30部、メチルエ
チルケトン70部からなる塗液を塗工して厚み2μmの
薄膜下地層を形成した中間シートを得た。次に、薄膜下
地層の上に、真空蒸着機により厚み80nmのアルミニ
ウムの薄膜を金属薄膜層として形成し、金属薄膜層の上
に、水溶性ポリウレタン系接着剤を塗工して厚み4μm
のアンカー層を形成した。次に、粘着層として、アクリ
ル樹脂用アクリル系粘着剤を、凸部で厚み12μm、凹
部で厚み2μmに凹凸を付けて塗工して、更に粘着層の
上から剥離紙をラミネートして、本発明の脆質ラベルと
した。被着体として、アクリル樹脂板体に貼り付けて、
引き剥がしたところ、金属薄膜層による全面一様な金属
光沢感はまだら模様に汚く被着体に残留し、基材側にも
逆パターンにまだら模様に汚く残差が残されて剥がれ
た。
【0025】(実施例2)基材として25μmのポリエ
チレンテレフタレートフィルムの片面に、剥離層とし
て、アクリル樹脂32部、塩化ビニル−酢酸ビニル共重
合体10部、セルロース系樹脂10部、イソシアネート
の皮膜補強剤1部、ワックス1部、及びメチルエチルケ
トン50部からなる剥離ニスを塗工して厚み2μmの剥
離層を形成し、次いで、アクリル樹脂30部、メチルエ
チルケトン70部からなる塗液を塗工して厚み2μmの
ホログラム層(凹凸形成前)を形成した中間シートを得
た。この中間シートのホログラム層の表面に、ホログラ
ムの微細な干渉縞を記録したフォトレジスト樹脂にニッ
ケルメッキしたマイクロエンボス版を用いて、熱圧によ
るエンボス加工を行って、表面にホログラムの微細凹凸
が複製されたホログラム層を形成した。次に、ホログラ
ム層の上に、真空蒸着機により、厚み80nmのアルミ
ニウムの薄膜を金属薄膜層として形成し、金属薄膜層の
上に、水溶性ポリウレタン系接着剤を塗工して厚み4μ
mのアンカー層を形成した。次に、粘着層として、アク
リル樹脂用アクリル系粘着剤を、凸部で厚み12μm、
凹部で厚み2μmに凹凸を付けて塗工して、更に粘着層
の上から剥離紙を積層して、本発明の脆質ラベルとし
た。被着体として、アクリル樹脂板に貼り付けて、引き
剥がしたところ、ホログラムの絵柄はまだら模様に汚く
被着体に残留し、基材側にも逆パターンにまだら模様に
汚く残差が残されて剥がれ、ホログラム絵柄は見るも無
惨に引き千切られて絵柄の判別さえ容易では無くなっ
た。
チレンテレフタレートフィルムの片面に、剥離層とし
て、アクリル樹脂32部、塩化ビニル−酢酸ビニル共重
合体10部、セルロース系樹脂10部、イソシアネート
の皮膜補強剤1部、ワックス1部、及びメチルエチルケ
トン50部からなる剥離ニスを塗工して厚み2μmの剥
離層を形成し、次いで、アクリル樹脂30部、メチルエ
チルケトン70部からなる塗液を塗工して厚み2μmの
ホログラム層(凹凸形成前)を形成した中間シートを得
た。この中間シートのホログラム層の表面に、ホログラ
ムの微細な干渉縞を記録したフォトレジスト樹脂にニッ
ケルメッキしたマイクロエンボス版を用いて、熱圧によ
るエンボス加工を行って、表面にホログラムの微細凹凸
が複製されたホログラム層を形成した。次に、ホログラ
ム層の上に、真空蒸着機により、厚み80nmのアルミ
ニウムの薄膜を金属薄膜層として形成し、金属薄膜層の
上に、水溶性ポリウレタン系接着剤を塗工して厚み4μ
mのアンカー層を形成した。次に、粘着層として、アク
リル樹脂用アクリル系粘着剤を、凸部で厚み12μm、
凹部で厚み2μmに凹凸を付けて塗工して、更に粘着層
の上から剥離紙を積層して、本発明の脆質ラベルとし
た。被着体として、アクリル樹脂板に貼り付けて、引き
剥がしたところ、ホログラムの絵柄はまだら模様に汚く
被着体に残留し、基材側にも逆パターンにまだら模様に
汚く残差が残されて剥がれ、ホログラム絵柄は見るも無
惨に引き千切られて絵柄の判別さえ容易では無くなっ
た。
【0026】(実施例3)基材として25μmのポリエ
チレンテレフタレートフィルムの片面に、剥離層とし
て、アクリル樹脂32部、塩化ビニル−酢酸ビニル共重
合体10部、セルロース系樹脂10部、イソシアネート
の皮膜補強剤1部、ワックス1部、及びメチルエチルケ
トン50部からなる剥離ニスを塗工して厚み2μmの剥
離層を形成し、次に、剥離層の上に、黄色の着色顔料を
有するアクリル系樹脂によるインクにより厚み2μmの
着色層を形成し、着色層の上に粘着層として、アクリル
樹脂用アクリル系粘着剤を、凸部で厚み12μm、凹部
で厚み2μmに凹凸を付けて塗工して、更に粘着層の上
から剥離紙を積層して、本発明の脆質ラベルとした。被
着体として、アクリル樹脂板に貼り付けて、引き剥がし
たところ、着色層はまだら模様に汚く被着体に残留し、
基材側にも逆パターンにまだら模様に汚く残差が残され
て剥がれた。
チレンテレフタレートフィルムの片面に、剥離層とし
て、アクリル樹脂32部、塩化ビニル−酢酸ビニル共重
合体10部、セルロース系樹脂10部、イソシアネート
の皮膜補強剤1部、ワックス1部、及びメチルエチルケ
トン50部からなる剥離ニスを塗工して厚み2μmの剥
離層を形成し、次に、剥離層の上に、黄色の着色顔料を
有するアクリル系樹脂によるインクにより厚み2μmの
着色層を形成し、着色層の上に粘着層として、アクリル
樹脂用アクリル系粘着剤を、凸部で厚み12μm、凹部
で厚み2μmに凹凸を付けて塗工して、更に粘着層の上
から剥離紙を積層して、本発明の脆質ラベルとした。被
着体として、アクリル樹脂板に貼り付けて、引き剥がし
たところ、着色層はまだら模様に汚く被着体に残留し、
基材側にも逆パターンにまだら模様に汚く残差が残され
て剥がれた。
【0027】
【発明の効果】本発明の脆質ラベルによれば、被着体に
貼着後に剥離すると、破壊層が被着体側或いはラベルの
基材側のどちらにも完全な形では残らないという脆弱性
が、確実に得られる。従って、開封検知用、或いは認証
用等として、優れた性能を発揮する。ホログラムや回折
格子等の光回折構造を持たせれば、特に認証用として優
れている。
貼着後に剥離すると、破壊層が被着体側或いはラベルの
基材側のどちらにも完全な形では残らないという脆弱性
が、確実に得られる。従って、開封検知用、或いは認証
用等として、優れた性能を発揮する。ホログラムや回折
格子等の光回折構造を持たせれば、特に認証用として優
れている。
【図1】本発明の脆質ラベルを説明する断面図、(a)
は脆質ラベルの一形態、(b)は被着体に貼着時、
(c)は貼着後に剥離時を示す断面図。
は脆質ラベルの一形態、(b)は被着体に貼着時、
(c)は貼着後に剥離時を示す断面図。
【図2】本発明の脆質ラベルの他の形態を示す断面図。
【図3】本発明の脆質ラベルの他の形態を示す断面図。
1 基材 2 破壊層 3、3a 粘着層 4 剥離層 5 ホログラム層 6 金属薄膜層 7 アンカー層 10 脆質ラベル A 凸部 B 凹部 M 被着体
Claims (2)
- 【請求項1】 少なくとも、基材、破壊層及び粘着層か
らなる脆質ラベルであって、粘着層が凹凸を成し、該ラ
ベルを被着体に貼着後に剥離すると、粘着層の少なくと
も凸部に対応した部分の破壊層が被着体側に残留するこ
とで、粘着層の凹凸に対応して破壊層が破壊される、脆
質ラベル。 - 【請求項2】 破壊層が、ホログラム、回折格子等の光
回折構造を有する、請求項1記載の脆質ラベル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9039694A JPH10222071A (ja) | 1997-02-10 | 1997-02-10 | 脆質ラベル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9039694A JPH10222071A (ja) | 1997-02-10 | 1997-02-10 | 脆質ラベル |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10222071A true JPH10222071A (ja) | 1998-08-21 |
Family
ID=12560154
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9039694A Withdrawn JPH10222071A (ja) | 1997-02-10 | 1997-02-10 | 脆質ラベル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10222071A (ja) |
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001063584A1 (en) * | 2000-02-25 | 2001-08-30 | Vladzimir Terentjevich Belski | Security seal with protective cover |
| JP2002278459A (ja) * | 2001-03-19 | 2002-09-27 | Lintec Corp | 粘着ラベル |
| WO2005078684A1 (en) * | 2004-02-10 | 2005-08-25 | Nicholas Charles Davies | Theft deterrent system |
| JP2006330068A (ja) * | 2005-05-23 | 2006-12-07 | Toppan Forms Co Ltd | 非接触型icラベル |
| JP2010287184A (ja) * | 2009-06-15 | 2010-12-24 | Dainippon Printing Co Ltd | 商品販売方法とこれに使用される証明シール |
| JP2012118109A (ja) * | 2010-11-29 | 2012-06-21 | Yupo Corp | 回路付ラベル |
| JP2012173431A (ja) * | 2011-02-18 | 2012-09-10 | Dainippon Printing Co Ltd | ホログラムラベル |
| JP2013003182A (ja) * | 2011-06-13 | 2013-01-07 | Yupo Corp | ラベル |
| US10360823B2 (en) | 2014-05-29 | 2019-07-23 | Yupo Corporation | Label, method for producing label, method for using label, and adherend having label |
-
1997
- 1997-02-10 JP JP9039694A patent/JPH10222071A/ja not_active Withdrawn
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001063584A1 (en) * | 2000-02-25 | 2001-08-30 | Vladzimir Terentjevich Belski | Security seal with protective cover |
| JP2002278459A (ja) * | 2001-03-19 | 2002-09-27 | Lintec Corp | 粘着ラベル |
| WO2005078684A1 (en) * | 2004-02-10 | 2005-08-25 | Nicholas Charles Davies | Theft deterrent system |
| US7414531B2 (en) | 2004-02-10 | 2008-08-19 | Nicholas Charles Davies | Theft deterrent system |
| JP2006330068A (ja) * | 2005-05-23 | 2006-12-07 | Toppan Forms Co Ltd | 非接触型icラベル |
| JP2010287184A (ja) * | 2009-06-15 | 2010-12-24 | Dainippon Printing Co Ltd | 商品販売方法とこれに使用される証明シール |
| JP2012118109A (ja) * | 2010-11-29 | 2012-06-21 | Yupo Corp | 回路付ラベル |
| JP2012173431A (ja) * | 2011-02-18 | 2012-09-10 | Dainippon Printing Co Ltd | ホログラムラベル |
| JP2013003182A (ja) * | 2011-06-13 | 2013-01-07 | Yupo Corp | ラベル |
| US10360823B2 (en) | 2014-05-29 | 2019-07-23 | Yupo Corporation | Label, method for producing label, method for using label, and adherend having label |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20040511 |