JPH10223513A - 走査型露光装置 - Google Patents

走査型露光装置

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JPH10223513A
JPH10223513A JP9027812A JP2781297A JPH10223513A JP H10223513 A JPH10223513 A JP H10223513A JP 9027812 A JP9027812 A JP 9027812A JP 2781297 A JP2781297 A JP 2781297A JP H10223513 A JPH10223513 A JP H10223513A
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JP
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exposure
pulse
laser
max
stage
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JP9027812A
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Inventor
Naoyuki Kobayashi
直行 小林
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Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/70Microphotolithographic exposure; Apparatus therefor
    • G03F7/70216Mask projection systems
    • G03F7/70358Scanning exposure, i.e. relative movement of patterned beam and workpiece during imaging

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 パルス光を用いて比較的高感度の感光材料に
露光する場合でも、ステージの走査速度をできるだけ低
くすることなく適正な露光量を得る。 【解決手段】 パルス光を減光するためのNDフィルタ
の透過率を最大値にリセットして、ステージを最大速度
に設定したときに得られる最小露光ドーズ量SD- min
求めた後(ステップ103)、フォトレジストに対する
最適露光ドーズ量SD がSD-min 以上であるときには、
最適露光ドーズ量SD に合わせてステージの走査速度V
scanを変更し(ステップ108)、SD <SD-min であ
るときには、露光パルス数が最小積算パルス数以上とな
る範囲で、最適露光ドーズ量SD に合わせてパルス光源
の発振周波数flaser を制御する(ステップ105,1
07)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば半導体素
子、撮像素子(CCD等)、液晶表示素子、又は薄膜磁
気ヘッド等を製造するためのフォトリソグラフィ工程で
用いられる露光装置に関し、更に詳しくはエキシマレー
ザ等の紫外パルス光源を露光光源として用いる走査型露
光装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体素子等を製造する際に、例えば投
影光学系に対する負担をあまり重くすることなく比較的
大きなパターンを転写するために、レチクルのパターン
の一部を投影光学系を介してフォトレジストが塗布され
たウエハ(又はガラスプレート等)上に投影した状態
で、レチクル及びウエハを投影光学系に対して同期走査
することによって、レチクルのパターン像を逐次ウエハ
の各ショット領域に転写露光するステップ・アンド・ス
キャン方式の投影露光装置が使用されている。
【0003】一般にフォトレジスト等の感光材料には適
正露光量が定められているが、ステッパのような一括露
光型の露光装置では例えば露光時間を制御することで比
較的容易に適正露光量が得られる。これに対して、ステ
ップ・アンド・スキャン方式のような走査型露光装置で
は、連続的に走査が行われているために単純な露光時間
の制御はできない。また、解像度を高めるためには、よ
り短波長の露光光を使用することが望ましいが、現状で
使用可能な最も短波長の露光光はKrFエキシマレーザ
(波長248nm)、又はArFエキシマレーザ(波長
193nm)のようなエキシマレーザ光である。しかし
ながら、エキシマレーザ光はパルス光であるため、エキ
シマレーザ光を露光光とする走査型露光装置では、高度
な露光量制御を行う必要がある。
【0004】即ち、走査型露光装置では、先ずレチクル
及びウエハが載置される各ステージの走査速度を変える
ことによって、ウエハ上の各点のフォトレジストに対す
る露光量(以下、「露光ドーズ量」とも呼ぶ)を制御で
きる。この場合、高感度、即ち適正な露光ドーズ量が小
さいフォトレジストを用いるときには、ステージ速度を
高くすればよく、これによってスループットが向上する
という利点があるため、フォトレジストの感度は年々向
上している。しかしながら、ウエハステージの最大走査
速度をVscan-MAX(cm/s)、像面(ウエハ面)での露光光
の照度をPill(W/cm2)、ウエハ上でのレチクル像のスリ
ット状の露光領域(結像領域)の走査方向の幅をWS (c
m)とおくと、ウエハステージの走査速度だけで制御でき
る露光ドーズ量の下限値SD-min (J/cm2)は次のように
なる。
【0005】 SD-min =Pill・(WS /Vscan-MAX) (1) また、エキシマレーザのようなパルス光源を露光光源と
する場合、通常パルス光ではパルス毎のエネルギにばら
つきがあるため、露光装置の性能として必要な照度均一
性を得るためには、所定の最小パルス数Nmin 以上のパ
ルス数でウエハ上の各点に露光を行って、パルスエネル
ギの積算を行う必要がある。この場合、像面上に到達す
る1パルス光当たりのエネルギをDpulse とすると、積
算パルス露光によって決まる最小露光ドーズ量S’
D-min(J/cm2)は、次のようになる。
【0006】 S’D-min =Dpulse・Nmin (2) ここで、パルス光源の最大発振周波数をflaser-MAX (H
z)としたとき、(1)式中の像面に達する時間平均的な
照度Pill は、次のようになる。 Pill =Dpulse・flaser-MAX (3) これを(1)式に代入すると、次のようになる。
【0007】 SD-min =Dpulse・flaser-MAX・WS /Vscan-MAX (4) (2)式又は(4)式のどちらかよりも小さい露光ドー
ズ量に対しては、NDフィルタ等を用いてパルス光を減
光しなくてはならないため、通常、使用するパルス光源
と露光装置との性能バランスという観点から、従来は次
のように(4)式のSD-min と(2)式のS’D-min
を等しく置いていた。
【0008】 SD-min =S’D-min (5) この場合には(1)式、(4)式より次の関係が成立す
る。 Dpulse・flaser-MAX・WS /Vscan-MAX=Dpulse・N
min この式は次のように簡略化できる。 WS /Vscan-MAX=Nmin /flaser-MAX (6) 即ち、従来の走査型露光装置では、幅WS 等の装置パラ
メータを(5)式を満たすように設定していた。(5)
式は、最大走査速度Vscan-MAXで幅WS の領域を横切る
のに必要な時間と、最大発振周波数flaser-MAX のパル
ス光でNmin パルスだけ露光する時間とが等しくなるこ
とを意味している。そして、従来はフォトレジストに対
する適正露光ドーズ量が(5)式以上かどうかで、減光
機構としてのNDフィルタを使い分けていた。
【0009】図5は、従来の露光量制御方法の一例を示
し、この図5において、先ずフォトレジストの最適露光
ドーズ量Dが求められ(ステップ201)、NDフィル
タの透過率が最大透過率にリセットされた後(ステップ
202)、(4)式の最小露光ドーズ量SD-min (ここ
では(2)式のS’D-min と同じ)が算出される(ステ
ップ203)。そして、ステップ204で最適露光ドー
ズ量Dが最小露光ドーズ量SD-min より小さい場合に
は、ステップ205でNDフィルタの透過率を1段低い
ものに変えてからステップ203に戻り、D≧SD-min
となるまでNDフィルタの透過率が次第に低く設定され
る。その後、ステップ205からステップ206に移行
して、最適露光ドーズ量Dに合わせてウエハステージの
走査速度V scanが変更された後(同様にレチクルステー
ジの走査速度も変更される)、ステップ207で走査露
光が行われていた。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記の如く従来のパル
ス光源を用いる走査型露光装置においては、装置パラメ
ータで決定される、減光せずに露光できる最小露光ドー
ズ量があり、これより小さい露光ドーズ量に対してはN
Dフィルタ等の減光機構を用いて露光ドーズ量の調整を
行っていた。この場合、その減光機構として一般的に使
用されているNDフィルタは、エキシマレーザ光のよう
な紫外領域の露光光については任意の透過率を持ったフ
ィルタを作製するのが非常に困難であるため、作製可能
な透過率のフィルタを複数枚用意し、これらを組み合わ
せることにより複数段階の離散的な透過率を設定できる
ようにして、それらの中から必要な透過率に近い透過率
を選択していた。
【0011】しかしながら、そのように透過率を離散的
な複数の透過率の何れかに設定する場合には、(4)式
の最小露光ドーズ量SD-min は目的とする露光ドーズ量
に対して許容範囲内に収まらない場合が多く、この場合
には図5に示したように、更にステージ速度を下げるこ
とにより必要な露光ドーズ量に調整していた。そのた
め、本来は短時間に低い露光ドーズ量で感光できる高感
度のフォトレジストを使用した場合であっても、低いス
テージ速度で露光せざるを得なくなって、スループット
は逆に低下するという不都合があった。
【0012】また、減光機構としてNDフィルタ以外
に、パルス光に対する透過率を連続的に正確に変更でき
る部材があればよいわけであるが、そのような部材は紫
外領域では使用が困難であるか、又は光量損失が大きく
最大透過率を100%近くにできないために、パルス光
の利用効率が悪化するという不都合がある。更に、減光
機構を使用する代わりに、又は減光機構と併用する形で
露光光源の出力(パルスエネルギ)を或る程度連続的に
制御できれば、ステージの走査速度を最大速度に維持で
きる可能性がある。しかしながら、エキシマレーザ等の
パルスレーザ光源においては、パルス光の出力を変更す
るとパルスエネルギのばらつきの増大等の副作用がもた
らされる恐れがある。
【0013】本発明は斯かる点に鑑み、パルス光を用い
て比較的高感度の感光材料に露光する場合でも、ステー
ジの走査速度をできるだけ低くすることなく適正な露光
量で露光を行うことができる走査型露光装置を提供する
ことを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明による走査型露光
装置は、パルス光を出力する露光光源(2)と、転写用
パターンの形成されたマスク(R)を移動するマスクス
テージ(15)と、感光基板(W)を移動する基板ステ
ージ(19)と、を有し、露光光源(2)から供給され
るパルス光に対してマスクステージ(15)及び基板ス
テージ(9)を介してマスク(R)及び感光基板(W)
を同期走査することによって、マスク(R)のパターン
を逐次感光基板(W)上に転写する走査型露光装置にお
いて、露光光源(2)におけるパルス光の発振周波数を
所定範囲内で調整するパルス周波数制御系(22)と、
感光基板(W)に対するそのパルス光の露光量の制御を
行う露光量制御系(13)と、を備え、そのパルス光の
パルスエネルギのばらつきの影響を抑えて所定の露光量
均一性を得るために最低限積算が必要なパルス数によっ
て定まる最小露光量S’D-min に対して、マスクステー
ジ(15)及び基板ステージ(19)の最大走査速度に
応じて定まる露光量の下限値SD-min を大きく設定して
おく。即ち、次式を満たすようにする。
【0015】SD-min >S’D-min (7) そして、露光量制御系(13)は、感光基板(W)に対
する適正露光量がその最小露光量S’D-min とその露光
量の下限値SD-min との間にあるときに、パルス周波数
制御系(22)を介してそのパルス光の発振周波数を制
御することによって感光基板(W)に対する露光量の制
御を行うものである。
【0016】斯かる本発明は、露光光源(2)としてエ
キシマレーザ等のパルスレーザ光源を使用した場合に、
単一パルス光当たりのエネルギ量を一定にしたまま、且
つ副作用を生じることなく発振周波数を容易に変更する
ことが可能であることに着目し、露光光源(2)の発振
周波数の制御によって所定範囲内で感光基板(W)に対
する露光量を制御するものである。これによって、種々
の感度を有する感光基板に対して、ステージ速度を最高
速度に維持した状態で適正露光量が得られる範囲が広が
るため、露光工程のスループットが向上する。
【0017】本発明において、パルス光による感光基板
(W)上での露光領域(31)の走査方向の幅をWS
基板ステージ(19)の露光時の最大走査速度をV
scan-MAX、露光量均一性を得るために最低限積算が必要
なパルス数をNmin 、露光光源(2)の最大発振周波数
をflaser-MAX とすると、(7)式が成立するときには
次の関係が成り立つ。
【0018】 WS /Vscan-MAX>Nmin /flaser-MAX (8) 即ち、積算パルス露光によって決まる最小露光量S’
D-min は(2)式となり、ステージ速度によって定まる
露光量の下限値SD-min は(4)式となるため、これら
を(7)式に代入すると(8)式が得られる。(8)式
中で幅WS は通常は装置定数であり、発振周波数及びス
テージ速度はそれぞれflaser-MAX 及びVscan-MAXより
小さい値を取ることができ、露光パルス数はNmin より
大きい値が可能であることに注意しながら、感光基板の
感度に応じて大きい露光量から小さい露光量に下げてい
く場合の露光装置の対応を考える。
【0019】先ず、適正露光量が露光量の下限値S
D-min より大きい範囲では、露光光源の発振周波数は最
大値flaser-MAX のままで、基板ステージの走査速度を
変化させることで露光量を変化させる。その適正露光量
が小さくなってくると、先にも述べたように露光パルス
数が最小積算パルス数Nmin に達する前に、ステージ速
度が最大走査速度Vscan-MAXに達する。この状態が、適
正露光量=SD-min である。更に小さい適正露光量SD
に対しては、適正露光量<SD-min となる。
【0020】この場合、感光基板(W)上での単一のパ
ルス光当たりの全照射エネルギをE pulse 、露光領域
(31)の非走査方向の長さをLS 、露光光源(2)の
発振周波数をflaser 、感光基板(W)に対する適正露
光量をSD とすると、露光量の下限値SD-min は次のよ
うになる。 SD-min =(Epulse ・flaser-MAX )/(LS ・Vscan-MAX) 従って、適正露光量<SD-min の関係は次式と同じであ
る。
【0021】 SD <(Epulse ・flaser-MAX )/(LS ・Vscan-MAX) (9) この関係が成立する範囲では、露光量制御系(13)は
パルス周波数制御系(22)を介して露光光源(2)の
発振周波数flaser を次の2つの条件を共に満たすよう
に最大発振周波数以下に設定することが望ましい。 flaser-MAX ≧flaser ≧Nmin・Vscan-MAX/WS (10) SD =(Epulse・flaser)/(LS・Vscan-MAX) (11) その(10)式は、走査中に積算できるパルス数Nが最
小積算パルス数Nmin以上の状態を維持するための条件
である。即ち、パルス数Nは次のようになる。
【0022】 N=(WS /Vscan-MAX)・flaser ≧Nmin この式を変形すると(10)式の右側の関係式が得られ
る。また、(11)式は適正露光量SD からパルス光の
発振周波数flaser を求めるための式である。このとき
ステージ速度を最大に保ったまま露光できるのでスルー
プットは最大となる。
【0023】また、適正露光量SD が更に低下して最小
露光量SD-min より小さくなると、(10)式が成立し
なくなるため、従来と同様にNDフィルタ等の離散的な
減光機構を用いて単一パルス光当たりのエネルギを下げ
る。このように離散的な減光機構によりパルス光を減光
した状態でも、ステージ速度を最大走査速度のままにし
て露光量を制御できる範囲が広いので、スループットの
低下を最小限に抑えることが可能になる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態の一例
につき図1〜図4を参照して説明する。本例は、パルス
発振型の露光光源を有するステップ・アンド・スキャン
方式の投影露光装置に本発明を適用したものである。図
1は、本例の投影露光装置の概略構成を示し、この図1
において、露光時には光源系1内のエキシマレーザ光源
2から可変周波数のパルスレーザ光LBが出力される。
エキシマレーザ光源2としては、KrFエキシマレーザ
(発振波長248nm)やArFエキシマレーザ(発振
波長193nm)等が使用できる。なお、露光光源とし
て金属蒸気レーザ光源やYAGレーザの高調波発生装置
等の他のパルス光源を使用してもよい。
【0025】本例のエキシマレーザ光源2は、レーザ電
源22の制御によって発振周波数f laser が可変となっ
ている。エキシマレーザ光源2の発振は、例えばコンデ
ンサに充電した電荷をトリガーパルスで開放することに
よる放電励起で行われるため、レーザ電源22ではその
トリガーパルスの周波数を制御することでエキシマレー
ザ光源2の発振周波数flaser を制御することができ
る。最大発振周波数をf laser-MAX とすると、パルスエ
ネルギの変動等の悪影響を与えることなく発振周波数f
laser を可変できる範囲は、一例として0.9・f
laser-MAX 〜flaser- MAX 程度である。装置全体の動作
を統轄制御する主制御系14が、レーザ電源22に対し
てパルス発振の開始及び終了を指令し、後述の露光量制
御系13がレーザ電源22に対して発振周波数flaser
を設定する。
【0026】エキシマレーザ光源2から射出されたパル
スレーザ光LBは、ビーム整形光学系3により、後続の
フライアイレンズ8等に効率よく入射するようにビーム
の断面形状が整形される。ビーム整形光学系3から射出
されたパルスレーザ光LBは、減光機構としての可変N
Dフィルタ板4に入射する。可変NDフィルタ板4は、
パルスレーザ光LBに対する透過率が100%(素通
し)から順次所定の比率で離散的に低下する複数枚のN
Dフィルタを円板上に配置したものであり、露光量制御
系13が駆動部4aを介して可変NDフィルタ板4を回
転することによって、所望の透過率のNDフィルタをパ
ルスレーザ光LBの光路に配置できるように構成されて
いる。
【0027】可変NDフィルタ板4を通過したパルスレ
ーザ光LBは、光路折り曲げ系5中の2つのミラー6A
及び6Bを経て、照明系7中の照度分布均一化用のフラ
イアイレンズ8に入射する。フライアイレンズ8の射出
面には、照明系の開口絞り(不図示)が配置され、その
開口絞りを通過したパルスレーザ光LBは、反射率が小
さく透過率の大きなビームスプリッタ9に入射する。ビ
ームスプリッタ9を透過したパルスレーザ光LBは第1
リレーレンズ10Aを経て視野絞り11に入射する。視
野絞り11は、スリット幅が固定の固定視野絞り、及び
随時開口を閉じることができる可変視野絞りから構成さ
れ、可変視野絞りを閉じることで不要な部分への露光が
防止される。視野絞り11を通過したパルスレーザ光L
Bは、第2リレーレンズ10B、不図示のコンデンサレ
ンズ、及び不図示の光路折り曲げ用のミラーを介してレ
チクルR上のX方向に長い長方形の照明領域を均一な照
度分布で照明する。パルスレーザ光LBのもとで、レチ
クルR上の照明領域内のパターン像が投影光学系PLを
介して投影倍率β(βは例えば1/4,1/5等)でウ
エハW上に転写される。ウエハWの表面には所定の感度
を有するフォトレジストが塗布されている。
【0028】一方、照明系7中のビームスプリッタ9で
反射されたパルスレーザ光LBは、光電変換素子よりな
るインテグレータセンサ12で受光され、インテグレー
タセンサ12の検出信号が露光量制御系13に供給され
る。露光量制御系13内の記憶部には、予め求めてある
インテグレータセンサ12の検出信号とウエハW上での
パルスレーザ光LBの実際の照射エネルギとの関係が記
憶されており、露光量制御系13は、インテグレータセ
ンサ13の検出信号よりパルスレーザ光LBのウエハ上
に換算したパルスエネルギ及びそのばらつきを計測し、
この計測結果等に基づいてエキシマレーザ光源2の発振
周波数flaser を設定すると共に、これらの結果を主制
御系14に出力する。また、主制御系14は露光条件の
データ等を露光量制御系13に供給する。
【0029】次に、投影光学系PLの光軸AXに平行に
Z軸を取り、そのZ軸に垂直な平面内で、図1の紙面に
平行にX軸を、図1の紙面に垂直にY軸を取ってステー
ジ系につき説明する。先ず、レチクルRはY方向に連続
移動可能なレチクルステージ15上に保持され、レチク
ルステージ15(レチクルR)の位置はレーザ干渉計1
6により計測され、レーザ干渉計16の計測値は主制御
系14に供給されている。主制御系14はその計測値に
基づいて、リニアモータ等のレチクルステージ駆動系1
7を介してレチクルステージ15の走査及び位置補正の
動作を制御する。
【0030】一方、ウエハWは不図示のウエハホルダを
介してZ方向への移動、及び傾斜角の補正等が可能なZ
チルトステージ18上に保持されており、Zチルトステ
ージ18はY方向に連続移動可能でX方向にも移動可能
なXYステージ19上に載置されている。Zチルトステ
ージ18(ウエハW)の位置はレーザ干渉計20により
計測され、その計測値が主制御系14に供給されてい
る。主制御系14はその計測値に基づいて、送りねじ方
式の駆動モータ等のウエハステージ駆動系21を介して
XYステージ19の走査及びステッピング動作を制御す
る。Zチルトステージ18、及びXYステージ19より
ウエハステージが構成されている。
【0031】この場合、ウエハW上の各ショット領域間
の移動はXYステージ19によるステッピング動作で行
われる。そして、各ショット領域への走査露光時には、
投影光学系PLの投影倍率βを用いて、レチクルRがレ
チクルステージ15を介して照明領域に対して+Y方向
(又は−Y方向)に速度VR で走査されるのに同期し
て、ウエハWはXYステージ19を介して−Y方向(又
は+Y方向)に速度β・VR で走査される。
【0032】図2は、走査露光時のウエハW上の露光対
象のショット領域32を示し、この図2において、ショ
ット領域32上のX方向に長い長方形の露光領域31に
レチクルRのパターンの一部の像が投影されている。そ
して、走査露光によって露光領域31に対してショット
領域32が−Y方向(又は+Y方向)に走査されること
で、ショット領域32の全面にレチクルRの全部のパタ
ーン像が転写される。このように走査露光時にはレチク
ルステージ15、及びウエハ側のXYステージ19はY
方向に投影倍率βを速度比として走査されるため、レチ
クルステージ15又はXYステージ19の一方の最大走
査速度で両者の最大走査速度が決定される。このように
して定まるウエハ側のXYステージ19の最大走査速度
をVscan -MAXとして、XYステージ19の走査速度をV
scanとする。
【0033】さて、本例のステップ・アンド・スキャン
方式の投影露光装置においても、ウエハW上のフォトレ
ジストには適正な露光ドーズ量が定められており、その
情報は露光データファイルとして主制御系14及び露光
量制御系13に入力されている。そして、露光時にはウ
エハW上の各点に対する露光ドーズ量がその適正値に対
して許容範囲内に収まるように露光量制御が行われる。
本例ではステージの走査速度、エキシマレーザ光源2の
発振周波数flaser 、及び可変NDフィルタ板4におけ
る透過率(減光率)の制御を組み合わせて露光量制御を
行う。
【0034】ここで、本例の露光量制御の原理につき説
明する。先ず、ステージの走査速度だけで露光ドーズ量
の制御を行うものとして、フォトレジストの適正な露光
ドーズ量をSD (J/cm2 )、ウエハの表面(像面)上での
パルスレーザ光LBの照度をPill (W/cm2 )、図2の露
光領域31の走査方向の幅をWS (cm)とおくと、ウエハ
側のXYステージ19の走査速度Vscanは、次式で与え
られる。
【0035】 Vscan=WS /(SD /Pill ) (21) ところが、XYステージ19の走査速度には最大走査速
度Vscan-MAXという上限値があるため、XYステージ1
9(更にレチクルステージ15)の速度調整だけで変え
ることのできる露光ドーズ量には、(21)式に対応し
た次のような下限値SD-min がある。
【0036】 SD-min =Pill ・(WS /Vscan-MAX) (22) 適正な露光ドーズ量SD が(22)式の下限値より小さ
い場合は、ステージ速度だけでは調整ができないため
に、本例ではエキシマレーザ光源2の発振周波数制御、
又は可変NDフィルタ板4の透過率の制御等を行う。ま
た、本例のようにパルスレーザ光LBを露光光として使
用する場合、パルスレーザ光では1パルス毎のエネルギ
にばらつきがあるため、幾つかのパルス光を像面上で積
算することで必要とする照度均一性を達成する。即ち、
パルス毎のエネルギばらつきの分布がほぼガウス型分布
に従うとして、1パルスのエネルギのばらつきをδE1
とすると、Nパルス積算した場合のエネルギのばらつき
δENは、次式で与えられ、露光パルス数Nの平方根に
反比例して小さくなる。
【0037】 δEN =δE1 /N1/2 (23) 本例では図1のエキシマレーザ光源2を例えばダミー発
光させて、インテグレータセンサ12によって実際に各
パルス光のエネルギを計測し、露光量制御系13で計測
結果の標準偏差等を求めることによって、1パルスのエ
ネルギのばらつきδE1 を求めることができる。そし
て、露光装置の性能として必要な照度均一性を得るため
の積算エネルギのばらつきδEN は予め設定されている
ため、露光量制御系13では、(23)式より求めた露
光パルス数Nを最低限積算が必要な最小積算パルス数N
min として記憶する。
【0038】また、像面上に到達する1パルス当たりの
パルスレーザ光LBのエネルギをE pulse(J)、図2に示
す露光領域31の非走査方向(X方向)の長さをLS (c
m)とすると、1パルスで像面の単位面積当たりに到達す
るエネルギDpulse は次のようになる。 Dpulse =Epulse /(WS ・LS )(J/cm2) (24) 従って、最小積算パルス数Nmin によって決まる最小露
光ドーズ量S’D-min(J/cm2)は、次のようになる。
【0039】 S’D-min =Dpulse・Nmin =Epulse・Nmin /(WS ・LS ) (25) この式で与えられる最小露光ドーズ量S’D-min より小
さい露光ドーズ量を持つフォトレジストに対しては、図
1の可変NDフィルタ板4の透過率を小さくすることに
より、単一パルス当たりのエネルギを小さくして対応し
なければならない。
【0040】ここで、(22)式と(25)式との関係
を見る。エキシマレーザ光源2の最大発振周波数はf
laser-MAX (Hz)であるため、像面に達するパルスレーザ
光LBの時間平均的な照度Pill (W/cm2 )は、次のよう
になる。 Pill =Dpulse・flaser-MAX =Epulse・flaser-MAX /(WS ・LS ) (26) これを(22)式に代入すると次式が得られる。
【0041】 SD-min ={Epulse・flaser-MAX /(WS・LS)}・(WS/Vscan-MAX) =(Epulse・flaser-MAX)/(LS・Vscan-MAX) (27) (25)式が主にエキシマレーザ光源2の性能から決ま
る減光せずに露光が可能な露光ドーズ量の制限であるの
に対し、(27)式はレーザ光源以外にステージの性能
も入ってきている。これに関して、本例の投影露光装置
は、(27)式のステージの最大走査速度で決まる露光
ドース量の下限値SD-min が、次式のように最小積算パ
ルス数で決まる最小露光ドーズ量S’D-min よりも大き
くなるように設定されている。
【0042】 SD-min >S’D-min (28) (28)式に(25)式と(27)式とを代入して整理
すると、次式が得られる。 WS /Vscan-MAX>Nmin /flaser-MAX (29) この中で露光領域31の走査方向の幅WS は装置定数で
あり、エキシマレーザ光源2の発振周波数flaser 及び
XYステージ19の走査速度Vscanはそれぞれf
laser-MAX 及びVscan-MAXより小さい値を取ることがで
き、露光パルス数NはNmin より大きい値が可能であ
る。以上の露光量制御の原理に基づいた、具体的な露光
量制御の一例につき図3のフローチャートを参照して説
明する。
【0043】先ず、図3のステップ101で、図1の主
制御系14は露光対象のウエハW上のフォトレジストの
最適露光ドーズ量SD を露光データファイルより求め
る。この最適露光ドーズ量SD は露光量制御系13にも
供給され、ステップ102で露光量制御系13は可変N
Dフィルタ板4の透過率を最大透過率(ここでは100
%)にリセットする。更に、露光量制御系13はレーザ
電源22に対してエキシマレーザ光源2の発振周波数を
最大発振周波数flaser-MAX に設定する。次に、ステッ
プ103において、主制御系14が図1の照明系7中の
視野絞り11中の可変視野絞りを閉じた状態で、レーザ
電源22を介してエキシマレーザ光源2にダミーでパル
ス発振を開始させるのに応じて、露光量制御系13はイ
ンテグレータセンサ12を介して像面に入射するパルス
レーザ光LBの1パルス当たりのエネルギーEpulse
求めた後、(27)式からステージの最大走査速度で決
まる露光ドーズ量の下限値SD-min を求める。
【0044】それに続くステップ104において、露光
量制御系13は最適露光ドーズ量S D をその下限値S
D-min と比較し、SD ≧SD-min であるときには、ステ
ップ108に移行して、(21)式よりXYステージ1
9の走査速度Vscanを決定する。(21)式中のPill
は、(26)式より算出される。その後、走査速度Vsc
anは主制御系14に供給され、ステップ109におい
て、その走査速度Vscanに基づいて走査露光が行われ
る。これによって、ウエハW上のフォトレジストは最適
露光ドーズ量SD で露光される。
【0045】次に、ステップ104で、最適露光ドーズ
量SD がその下限値SD-min より小さいときには、ステ
ップ105に移行して、露光量制御系13はエキシマレ
ーザ光源2の最適な発振周波数flaser が存在するかど
うかを調べる。この場合、発振周波数flaser は最大発
振周波数flaser-MAX 以下で、且つ露光パルス数Nが最
小露光パルス数Nmin より小さくならない範囲で選択さ
れる。先ず、最適な露光ドーズ量SD 及び発振周波数f
laser をそれぞれ(27)式のSD-min 及びf
laser-MAX に代入することによって、最適な露光ドーズ
量SD を得るためのエキシマレーザ光源2の発振周波数
laser を次式から求める。
【0046】 SD =(Epulse・flaser )/(LS ・Vscan-MAX) (30) また、発振周波数がflaser であるときの露光パルス数
Nは次のようになる。 N=(WS /Vscan-MAX)・flaser (31) 従って、この露光パルス数Nが最小露光パルス数Nmin
以上である条件は次のようになる。
【0047】 (WS /Vscan-MAX)・flaser ≧Nmin (32) (32)式と、発振周波数flaser はflaser-MAX 以下
であるという条件を合わせると次のようになる。 flaser-MAX ≧flaser ≧(Nmin ・Vscan-MAX)/WS (33) そこで、露光量制御系13では、(30)式から算出し
た発振周波数flaserが(33)式を満たす場合には、
適当な発振周波数flaser が存在するものとしてステッ
プ107に移行して、図1のレーザ電源22にエキシマ
レーザ光源2の発振周波数flaser を(30)式で算出
される値に設定する。この後、ステップ109で走査露
光が行われる。
【0048】また、ステップ105で、(30)式より
算出される発振周波数flaser が(33)式の範囲内に
無いときには、ステップ106に移行して露光量制御系
23は図1の可変NDフィルタ板4における透過率を1
段低い透過率に設定する。即ち、単一パルス当たりのエ
ネルギを下げることにより、小さい露光ドーズ量に対応
する。その後、動作はステップ103に戻り、主制御系
14がエキシマレーザ光源2にダミー発振を行わせるの
に対応して、露光量制御系13はパルスレーザ光LBの
1パルス当たりのエネルギーEpulse を求めた後、(2
7)式からステージの最大走査速度で決まる露光ドーズ
量の下限値SD-min を求める。以下は上述の動作と同様
に、最適露光ドーズ量SD とその下限値SD-min との比
較結果に応じてステージの走査速度Vscan、又は発振周
波数flaser の制御が行われる。但し、この際にも(3
3)式を満たす発振周波数flaser が存在しないときに
は、可変NDフィルタ板4の透過率が更に低い透過率に
設定される。
【0049】図4の実線の曲線33は、本例でこのよう
に露光量制御を行った場合に得られるスループットF
(単位時間当たりのウエハの処理枚数)の一例を示し、
図4の横軸はウエハ上のフォトレジストの最適露光ドー
ズ量SD であり、縦軸はその最適露光ドーズ量SD での
スループットFである。図4に示すように、最適露光ド
ーズ量SD が大きい範囲、即ちフォトレジストの感度が
低い範囲では、ステージの走査速度Vscanを低くするた
めスループットFは小さい。そして、フォトレジストの
感度が高まり最適露光ドーズ量SD が小さくなって、こ
のSD が(27)式の下限値SD-min (図4ではQ1で
表されている)に達すると、ステージの走査速度が最大
値となってスループットFは最大値F1となる。更に最
適露光ドーズ量SD が小さくなっても、しばらくはエキ
シマレーザ光源2の発振周波数fla ser の制御に切り換
わるためスループットFは最大値F1を維持する。しか
しながら、最適露光ドーズ量SD がQ2まで小さくなる
と、(33)式が満たされなくなって可変NDフィルタ
板4の透過率の変更、及びステージの走査速度Vscan
制御が行われてスループットFはF2まで低下する。
【0050】その後、最適露光ドーズ量SD がQ2から
更に小さくなると、ステージの走査速度Vscanが高くな
るためにスループットFは上昇し、最適露光ドーズ量S
D がQ3に達した時点で再びスループットFは最大値F
1となり、以下スループットFは周期的にほぼF1を維
持してはF2からF1へと変化する。。これに対して、
従来例ではエキシマレーザ光源2の発振周波数flaser
の制御が行われないために、図4において、最適露光ド
ーズ量SD がQ1に達してからはすぐに減光機構におけ
る減光率の変更が行われ、これに対応してステージの走
査速度Vscanの制御が行われるため、点線の曲線34で
示すようにスループットFはF3(<F2)まで低下す
る。そして、最適露光ドーズ量SD が更に小さくなるに
つれて、スループットFはほぼF3とF1との間を往復
するように変化する。従って、本例のようにエキシマレ
ーザ光源2の発振周波数を制御して露光量制御を行うこ
とによって、フォトレジストの感度が高く、最適露光ド
ーズ量SDが低い範囲でのスループットFを高めること
ができることが分かる。
【0051】なお、上述の実施の形態では、減光機構と
して可変NDフィルタ板4が使用されているが、減光機
構としては他の機構を使用してもよい。また、上述の実
施の形態では露光領域31の走査方向の幅WS は一定と
されているが、この幅WS の制御を組み合わせるように
してもよい。このように本発明は上述の実施の形態に限
定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の構成
を取り得る。
【0052】
【発明の効果】本発明の走査型露光装置によれば、感光
材料の感度が高くなり適正露光量が小さくなってステー
ジの走査速度が最高速度に達した後は、パルス光の発振
周波数の制御によって連続的に露光量を制御できるた
め、パルス光を用いて高感度の感光材料に露光を行う場
合でも、ステージの走査速度を高く維持したまま適正露
光量を得ることができる。従って、露光工程のスループ
ットを高めることができる。
【0053】また、(8)式が成り立つ場合には、所定
の露光量均一性を得るための最小露光パルス数以上のパ
ルス数で露光するという条件を満たした上で、パルス光
の発振周波数の制御によって露光量を制御できる範囲が
確保される。また、(9)式を満たす露光量SD に対し
て(10)式、(11)式を満たす発振周波数で露光を
行う場合には、適正な露光量が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による走査型露光装置の実施の形態の一
例の投影露光装置を示す一部を断面とした構成図であ
る。
【図2】図1の投影露光装置により走査露光が行われる
ウエハ上のショット領域を示す平面図である。
【図3】その実施の形態における露光量制御動作の一例
を示すフローチャートである。
【図4】その実施の形態において得られるスループット
の一例を示す図である。
【図5】従来の露光量制御動作の一例を示すフローチャ
ートである。
【符号の説明】
1 光源系 2 エキシマレーザ光源 4 可変NDフィルタ板 12 インテグレータセンサ 13 露光量制御系 14 主制御系 R レチクル PL 投影光学系 W ウエハ 15 レチクルステージ 19 XYステージ 22 レーザ電源 31 ウエハ上の露光領域

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パルス光を出力する露光光源と、転写用
    パターンの形成されたマスクを移動するマスクステージ
    と、感光基板を移動する基板ステージと、を有し、前記
    露光光源から供給されるパルス光に対して前記マスクス
    テージ及び前記基板ステージを介して前記マスク及び前
    記感光基板を同期走査することによって、前記マスクの
    パターンを逐次前記感光基板上に転写する走査型露光装
    置において、 前記露光光源における前記パルス光の発振周波数を所定
    範囲内で調整するパルス周波数制御系と、 前記感光基板に対する前記パルス光の露光量の制御を行
    う露光量制御系と、を備え、 前記パルス光のパルスエネルギのばらつきの影響を抑え
    て所定の露光量均一性を得るために最低限積算が必要な
    パルス数によって定まる最小露光量に対して、前記マス
    クステージ及び前記基板ステージの最大走査速度に応じ
    て定まる露光量の下限値を大きく設定しておき、 前記露光量制御系は、前記感光基板に対する適正露光量
    が前記最小露光量と前記露光量の下限値との間にあると
    きに、前記パルス周波数制御系を介して前記パルス光の
    発振周波数を制御することによって前記感光基板に対す
    る露光量の制御を行うことを特徴とする走査型露光装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の走査型露光装置であっ
    て、 前記パルス光による前記感光基板上での露光領域の走査
    方向の幅をWS 、前記基板ステージの露光時の最大走査
    速度をVscan-MAX、露光量均一性を得るために最低限積
    算が必要なパルス数をNmin 、前記露光光源の最大発振
    周波数をflase r-MAX としたときに、次の関係が成り立
    つことを特徴とする走査型露光装置。 WS /Vscan-MAX>Nmin /flaser-MAX
  3. 【請求項3】 請求項2記載の走査型露光装置であっ
    て、 前記感光基板上での単一の前記パルス光当たりの全照射
    エネルギをEpulse 、前記露光領域の非走査方向の長さ
    をLS 、前記露光光源の発振周波数をflaser、前記感
    光基板に対する適正露光量をSD として、該適正露光量
    D が次の範囲にあるときに、 SD <(Epulse・flaser-MAX )/(LS・Vscan-MAX) 前記露光量制御系は前記パルス周波数制御系を介して前
    記露光光源の発振周波数flaser を次の2つの条件を満
    たすように設定することを特徴とする走査型露光装置。 flaser-MAX ≧flaser ≧Nmin・Vscan-MAX/WS 且つ SD =(Epulse・flaser )/(LS・Vscan-MAX
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10270345A (ja) * 1997-03-24 1998-10-09 Nikon Corp 走査露光方法及び走査型露光装置
US6891175B2 (en) 2000-08-01 2005-05-10 Canon Kabushiki Kaisha Exposure apparatus and device manufacturing method using the same

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JPH10270345A (ja) * 1997-03-24 1998-10-09 Nikon Corp 走査露光方法及び走査型露光装置
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