JPH10223743A - 荷電粒子線描画装置及びそれに用いる静電チャック - Google Patents

荷電粒子線描画装置及びそれに用いる静電チャック

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JPH10223743A
JPH10223743A JP3141197A JP3141197A JPH10223743A JP H10223743 A JPH10223743 A JP H10223743A JP 3141197 A JP3141197 A JP 3141197A JP 3141197 A JP3141197 A JP 3141197A JP H10223743 A JPH10223743 A JP H10223743A
Authority
JP
Japan
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wafer
electrostatic chuck
charged particle
particle beam
eddy current
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Pending
Application number
JP3141197A
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English (en)
Inventor
Shohei Suzuki
正平 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
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Publication date
Application filed by Nikon Corp filed Critical Nikon Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 真空排気時の基板(ウエーハ)の冷えに起因
するスループット低下の問題を解消すべく改良を加えた
荷電粒子線描画装置を提供する。 【解決手段】 荷電粒子線描画装置1のロードロック室
31内には、静電チャック29が設置してある。この静
電チャック29の台座45の下には、その周縁の沿って
ループ状導線47が付設されている。このループ状導線
47には、高周波電源49が接続されており、高周波電
流が流れる。これによって、静電チャック29を上下に
貫通する磁界が生じ、この磁界の影響で上述の渦電流が
ウエーハ27に生じ、ウエーハ27が加熱される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主に半導体集積回
路等のリソグラフィーに用いられる電子ビーム露光装
置、イオンビーム露光装置等の荷電粒子線描画装置に関
するものである。特には、真空排気時の基板(ウエー
ハ)の冷えに起因するスループット低下の問題を解消す
べく改良を加えた荷電粒子線描画装置に関する。なお、
本明細書においては描画装置は、一筆書きの狭義の描画
装置の他に、レチクルパターンを基板上に転写する転写
露光装置も含むものである。
【0002】
【従来の技術】電子ビーム露光装置のロードロック室等
を真空排気する際には、空気の断熱膨張によりロードロ
ック室内の温度が下がる現象が知られている。この際
に、ロードロック室内のウエーハの温度も、所望の温度
より低下する(例えば1℃程度)ので、従来は、所望の
温度に復帰するのを、数分以上時間をかけて待たなけれ
ばならなかった。ウエーハが温度低下したままで描画し
たのでは、ウエーハ上に形成するパターンの精度が保証
できないからである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記温度低下したウエ
ーハは、接触している物質との熱伝導、ロードロック室
壁面との真空を介した熱交換により、真空排気前の温度
に復帰する。ここで、ウエーハが接触している物質と
は、通常、ウエーハを固定するための静電チャック等で
ある。静電チャックは熱の不良導体であるセラミックか
らなる。また、ウエーハの裏面(静電チャック側の面)
にも、やはり熱の不良導体であるSiO2 の膜が付けら
れていることも多い。さらに、静電チャック面とウエー
ハ裏面との接触熱抵抗も無視できない大きさである。も
ちろん、ウエーハ周囲の真空は熱の不良導体であること
は明らかである。したがって、ウエーハの周囲の物質を
いくら恒温化しても、一度温度の下がったウエーハが、
露光を開始できる程度の温度に復帰するには数分以上を
要してしまう。このように、毎回露光開始前に数分間以
上の待ち時間が生じることは、高スループットを目指す
露光装置としては、到底無視しえない重要問題である。
【0004】本発明は、主に半導体集積回路等のリソグ
ラフィーに用いられる電子ビーム露光装置、イオンビー
ム露光装置等の荷電粒子線描画装置であって、真空排気
時の基板(ウエーハ)の冷えに起因するスループット低
下の問題を解消すべく改良を加えた荷電粒子線描画装置
を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の荷電粒子線描画装置は、 荷電粒子線を用
いて基板上にパターンを描画する荷電粒子線描画装置で
あって; 基板に渦電流を発生させる手段を備えること
を特徴とする。また、本発明の静電チャックは、 基板
を静電力で吸引固定する静電チャックであって; 基板
に渦電流を発生させる手段を備えることを特徴とする。
【0006】渦電流とは、電気の導伝体に高周波の磁場
を印加した場合、電磁誘導によって導体中に閉ループの
電流が流れる現象である。物体に電流が流れると、抵抗
により発熱することになる。この渦電流による加熱の特
徴は、対象となる物質を、熱伝導媒体を介さずに、直接
加熱できることである。したがって、真空排気による断
熱冷却により温度が低下したウエーハも瞬時にして所望
の温度に復帰できる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつより詳し
く説明する。図1は、本発明の1実施例に係る転写方式
の電子ビーム露光装置の構成を示す図である。(A)は
電子ビーム露光装置全体の概略構成を示す図であり、
(B)は(A)の電子ビーム露光装置に備える静電チャ
ックの構造を示す模式的断面図である。電子ビーム露光
装置1は、本体5とロードロック室31とからなる。本
体5内には、上から下に向かって、電子銃7、照明光学
系11、レチクル13、結像光学系15、ウエーハステ
ージ21等が配置されている。電子銃7は、下方に向け
て電子ビーム9を放出する。この電子ビーム9は、照明
光学系11を経てレチクル13に当てられる。レチクル
13のパターンを抜けた電子ビームは、結像光学系15
で縮小されウエーハ17表面のレジストに結像する。ウ
エーハ17は、静電チャック19上に吸着固定されて、
X・Y・Z3軸方向に移動可能なステージ21上に載せ
られている。
【0008】電子ビーム露光装置本体5内は、真空ポン
プ3によって真空排気されている。本体5内の真空度
は、上に行くほど高真空(電子銃7部10-4Pa)となっ
ている。なお、本体5内には、何段階かの差動排気用の
アパーチャ(図示されず)が挿入されている。
【0009】本体5の下部側方には、ウエーハを出し入
れするためのロードロック室31が設けられている。ロ
ードロック室31は、外部とはゲートバルブ33によっ
て、露光装置本体5とはゲートバルブ25によって、開
閉可能に接続されている。ロードロック室31内にも、
ウエーハ27固定用の静電チャック29が設置されてい
る。ロードロック室31内は、真空ポンプ35によって
真空排気される。ロードロック室31内には図示せぬウ
エーハ搬送装置が設けられている。そして、露光装置本
体5内を真空状態としたままで、ウエーハのハンドリン
グが行えるようになっている。
【0010】次に、図1(B)を参照しつつ、ロードロ
ック室31内に設置してある静電チャックの構造を説明
する。静電チャック29は、円板状のセラミック構造体
である。静電チャック29の上面部は、アルミナ等の誘
電セラミックス層41が設けられている。この誘電セラ
ミックス層41の下には、1対のチャック用電極43が
埋設されている。このチャック用電極43には、図示せ
ぬ直流電源が接続されており、チャッキング時には各々
プラス・マイナスの電圧が印加される。電極43の下は
チャックの基体である肉厚のセラミックス台座45とな
っている。
【0011】セラミックス台座45の下には、台座45
の周縁近くにループ状導線47が付設されている。この
ループ状導線47には、高周波電源49が接続されてお
り、高周波電流(100MHz、1000W程度)が印
加される。これによって、静電チャック29を上下に貫
通する磁界が生じ、この磁界の影響で上述の渦電流がウ
エーハ27に生じ、ウエーハ27が加熱される。
【0012】渦電流による加熱は瞬時(2秒程度)に行
えるので、露光を行わない時間、又はメカ振動等の要因
により露光が行えない無駄時間の間に、ウエーハを加熱
することができる。例えば、ウエーハ交換のため、露光
室とロードロック室の間のゲートバルブを開けている瞬
間、又はロードロック室の真空排気開始直後に瞬間的に
加熱し、断熱冷却によって冷える分を見込んでウエーハ
温度を高めに設定しておいてもよい。なお、ウエーハの
温度を熱電対又は非接触式の赤外線温度計等で計測し
て、その温度をフィードバックコントロールすることも
できる。
【0013】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、熱伝導
媒質を介さずに直接ウェーハ温度を高め、短時間の内に
所望温度に調整できるので、ウエーハの温度上昇待ちが
なくなるため、荷電粒子線描画装置のスループットを低
下させることがない。また、短時間の内に加熱できるの
を利用し、露光を行わない、又は行い得ない無駄時間の
間に加熱することもできる。こういう瞬間に加熱すれ
ば、たとえ高周波磁場がロードロック室外へ漏れよう
と、荷電ビームはブランキングされているので、被露光
物に悪影響を与えることもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例に係る転写方式の電子ビーム
露光装置の構成を示す図である。(A)は電子ビーム露
光装置全体の概略構成を示す図であり、(B)は(A)
の電子ビーム露光装置に備える静電チャックの構造を示
す模式的断面図である。
【符号の説明】
1 電子ビーム露光装置 3 真空ポンプ 5 本体 7 電子銃 9 電子ビーム 11 照明光学系 13 レチクル 15 結像光学系 17 ウエーハ 19 静電チャッ
ク 21 ステージ 23 隔壁 25 ゲートバルブ 27 ウエーハ 29 静電チャック 31 ロードロッ
ク室 33 ゲートバルブ 35 真空ポンプ 41 誘電セラミックス層 43 チャック用
電極 45 セラミックス台座 47 ループ状導
線 49 高周波電源

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 荷電粒子線を用いて基板上にパターンを
    描画する荷電粒子線描画装置であって;基板に渦電流を
    発生させる手段を備えることを特徴とする荷電粒子線描
    画装置。
  2. 【請求項2】 上記渦電流を発生させるタイミングを、
    描画に適さない状態に装置がある時の中から選択するこ
    とを特徴とする請求項1記載の荷電粒子線描画装置。
  3. 【請求項3】 基板を静電力で吸引固定する静電チャッ
    クであって;基板に渦電流を発生させる手段を備えるこ
    とを特徴とする静電チャック。
  4. 【請求項4】 上記渦電流を発生させる手段として、チ
    ャックの裏面にループ状の導線が配置されていることを
    特徴とする請求項3記載の静電チャック。
JP3141197A 1997-01-31 1997-01-31 荷電粒子線描画装置及びそれに用いる静電チャック Pending JPH10223743A (ja)

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JP3141197A JPH10223743A (ja) 1997-01-31 1997-01-31 荷電粒子線描画装置及びそれに用いる静電チャック

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JP3141197A Pending JPH10223743A (ja) 1997-01-31 1997-01-31 荷電粒子線描画装置及びそれに用いる静電チャック

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006128206A (ja) * 2004-10-26 2006-05-18 Nikon Corp 露光方法及び露光装置
US7828504B2 (en) * 2006-05-12 2010-11-09 Axcellis Technologies, Inc. Combination load lock for handling workpieces
JP2016101614A (ja) * 2014-11-27 2016-06-02 パナソニックIpマネジメント株式会社 吸着加熱ヘッド

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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