JPH10225954A - オーバーレイ射出成形装置 - Google Patents

オーバーレイ射出成形装置

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JPH10225954A
JPH10225954A JP2941897A JP2941897A JPH10225954A JP H10225954 A JPH10225954 A JP H10225954A JP 2941897 A JP2941897 A JP 2941897A JP 2941897 A JP2941897 A JP 2941897A JP H10225954 A JPH10225954 A JP H10225954A
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JP
Japan
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mold
film
injection
decorative
cavity
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JP2941897A
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English (en)
Inventor
Atsushi Sakabe
部 篤 志 坂
Tooru Sogawa
川 徹 曽
Kazunari Kuchida
田 一 成 口
Yoshihisa Shiragami
神 敬 久 白
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Trinity Industrial Corp
Daiichi Jitsugyo Co Ltd
Original Assignee
Trinity Industrial Corp
Daiichi Jitsugyo Co Ltd
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  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 化粧金型と射出金型からなる射出成形金型の
一方を上下に昇降させて型締め及び型開きを行う縦型射
出成形装置を用いてオーバーレイ射出成形を行う場合
に、その生産効率を向上させる。 【解決手段】 プラスチック成形品Wの化粧面を形成す
る二つの化粧金型2A,2Bがターンテーブル5に設け
られ、ターンテーブル5を180 度回動させることによ
り、各化粧金型2A,2Bは成形位置Pfとセッティン
グ位置Psに位置決めされる。そして、セッティング位
置Pfに位置決めされた一方の化粧金型2A,2Bに対
してオーバーレイフィルムFの密着作業を行い、成形位
置Psに位置決めされた他方の化粧金型2B,2Aを型
締めして射出成形作業及び成形品取出作業とを同時に並
行して行うようにした。この場合に、夫々の作業時間が
略等しいため、セッティング位置Ps及び成形位置Pf
のいずれにおいても無駄な待機時間がなく、したがって
生産効率が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、熱可塑性樹脂のオ
ーバーレイフィルムを上張りした化粧面を有するプラス
チック成形品を射出成形するオーバーレイ射出成形装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車の車内に取り付けるインパネ等の
プラスチック成形品に関しては、それをABS樹脂やポ
リカーボネート等の成形材料で射出成形する際に、見た
目の高級感を醸し出すためにオーバーレイ射出成形が行
われている。このオーバーレイ射出成形は、プラスチッ
ク成形品の化粧面を形成する化粧金型と湯口が形成され
た射出金型とからなる射出成形金型を型締めする際に、
木目模様等が印刷された熱可塑性樹脂のオーバーレイフ
ィルムを前記化粧金型の内面に予め密着させておき、型
締めした射出成形金型のキャビティ内に溶融樹脂を射出
圧入して、成形加工と表面加工を同時に行うものであ
る。
【0003】 具体的には、例えば図4(a)に示すよ
うに、射出成形金型40が化粧金型41と射出金型42
とからなり、熱可塑性樹脂のオーバーレイフィルムFを
プラスチック成形品Wの化粧金型41にセットしてヒー
タ43で加熱軟化させた後、図4(b)に示すように、
化粧金型41の内外に通ずる小孔44から金型41内の
空気をバキュームで抜いて前記フィルムFを真空成形法
によりその内面に沿って密着させる。次いで、図4
(c)に示すように、射出金型42と前記化粧金型41
とを型締めして射出金型42のキャビティに開口された
湯口45からプラスチック成形品Wの成形材料となる溶
融樹脂を金型40のキャビティ内に射出圧入する。そし
て、この溶融樹脂が金型40内で冷却固化すると、その
表面に表皮材となるオーバーレイフィルムFが上張りさ
れたプラスチック成形品Wが射出成形され、その後、図
4(d)に示すように、金型40を型開きしてプラスチ
ック成形品Wを取り出すようにしている。
【0004】 ところで、本発明者は、このようなオー
バーレイ射出成形を連続的に効率よく行うために、化粧
金型及び射出金型の一方を上下に昇降させることにより
型締め及び型開きを行う縦型の射出成形装置を利用しよ
うとした。従来の縦型射出形成装置は、図5に示すよう
に、キャビティに開口する湯口51を夫々有する二つの
射出金型52A,52Bが、キャビティとなる面53を
上向きにしてターンテーブル54上にその回転軸54a
に対して対称となるように配設されている。また、ター
ンテーブル54は、その回転方向に沿って互いに180
度離れた位置に設定された成形位置Pf及びセッティン
グ位置Psに前記射出金型52A,52Bを位置決めす
るように回動される。前記成形位置Pfには、位置決め
された射出金型52A,52Bの真上に、化粧金型55
がキャビティとなる面56を下向きにして型締めラム5
7の先端に取り付けられている。そして、ターンテーブ
ル54の下方には、前記射出金型52A,52Bの湯口
51に通じるスプルーブシュ58にノズル59を係合さ
せてキャビティ内に溶融樹脂を射出させる射出ラム60
が配設されている。また、前記セッティング位置Psに
は、ターンテーブル54の下方に、キャビティに開口す
る湯口51に詰まったプラスチックを押し出してプラス
チック成形品Wを取り外すワーク取出用ラム62が配設
されている。
【0005】 これによれば、一方の射出金型52Aを
成形位置Pfに位置決めして、型締めラム57により化
粧金型55を射出金型52Aに嵌め合わせて型締めし、
射出ラム60から溶融樹脂を射出して成形している間
に、他方の射出金型52Bからプラスチック成形品Wを
取り出すことができる。したがって、射出成形と成形品
Wの取り出しを並行して同時に行うことができ、生産効
率が良い。したがって、これを利用してオーバーレイ射
出成形する場合には、プラスチック成形品Wの表皮材と
なる熱可塑性樹脂のオーバーレイフィルムFを化粧金型
55に予め密着させる手段63を、成形位置Pfに設け
ればよい。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これに
よれば、成形位置Pfで化粧金型55のキャビティとな
る面にオーバーレイフィルムFを密着させる作業を行う
ようにしているので、その作業が終了しなければ、化粧
金型55と射出金型52A,52Bを型締めしたり、溶
融樹脂を射出圧入することができない。このため、成形
位置PfにおいてオーバーレイフィルムFを密着させる
作業を開始してから射出成形終了まで、その作業時間が
長時間かかることとなる。これに対し、その間、セッテ
ィング位置Psでは、他方の射出金型52B,52Aか
らプラスチック成形品Wを取り出す作業しか行わないの
で、作業時間は比較的短時間で済む。したがって、成形
位置Pfの作業が終了するまで、セッティング位置Ps
で待機していなければならず、作業効率がそれ程向上し
ないということが判明した。
【0007】 そこで本発明は、化粧金型と射出金型の
一方を上下に昇降させて型締め及び型開きを行う縦型射
出成形装置を用いてオーバーレイ射出成形を行う場合
に、その生産効率を向上させることを技術的課題として
いる。
【0008】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に、本発明は、射出成形金型がプラスチック成形品の化
粧面を形成する化粧金型とキャビティに開口する湯口が
形成された射出金型からなり、前記化粧金型のキャビテ
ィとなる面にプラスチック成形品の表皮材となる熱可塑
性樹脂のオーバーレイフィルムを予め真空引きして密着
させた状態で射出成形金型を型締めし、前記射出金型の
湯口からキャビティ内にプラスチックを射出圧入するこ
とにより、前記フィルムを上張りした化粧面を有するプ
ラスチック成形品を形成するオーバーレイ射出成形装置
において、二つの化粧金型が、キャビティとなる面を上
向きにしてターンテーブル上にその回転軸に対して対称
となるように配設されると共に、ターンテーブルの回動
方向に沿って互いに180度離れた位置に設定された成
形位置及びセッティング位置に夫々位置決め可能に成さ
れ、前記成形位置には、前記射出金型がキャビティとな
る面を下向きにして前記化粧金型に対してその上方から
上下に相対移動可能に配設されると共に、前記化粧金型
と前記射出金型を型締めした状態で前記湯口を介してキ
ャビティ内に溶融樹脂を射出圧入する射出装置が配設さ
れ、前記セッティング位置に位置決めされた化粧金型に
対し、ロール状に巻かれたオーバーレイフィルムの始端
部を掴んで当該化粧金型のキャビティの上まで巻き出す
フィルム巻出装置と、巻き出された前記フィルムを化粧
金型と射出金型の合わせ面となる化粧金型の周縁部に固
定する枠状のフィルムクランプと、固定された前記フィ
ルムの後端側を切り離すカッタと、化粧金型のキャビテ
ィと対向する位置に進退されて前記フィルムを所定温度
まで加熱軟化させるヒータが配設され、前記各化粧金型
にはキャビティの内外に通じる空気孔が形成され、当該
空気孔は少なくとも各化粧金型がセッティング位置に位
置決めされた状態で前記フィルムと化粧金型の間の空気
を吸引する吸引装置に接続されるように成されたことを
特徴とする。
【0009】 本発明によれば、プラスチック成形品の
化粧面を形成する二つの化粧金型がターンテーブルに設
けられ、ターンテーブルを半回転させるたびに、各化粧
金型は成形位置とセッティング位置に位置決めされる。
そして、セッティング位置に位置決めされた一方の化粧
金型のキャビティとなる面にオーバーレイフィルムを密
着させている間に、成形位置に位置決めされた他方の化
粧金型を射出金型と型締めして射出成形し、成形終了後
に型開きしてプラスチック成形品を取り外すことができ
る。この場合に、セッティング位置におけるオーバーレ
イフィルムの密着作業と、成形位置における射出成形作
業及び成形品取出作業の作業時間が略等しいため、ター
ンテーブルを回転させて二つの化粧金型を交互にセッテ
ィング位置及び成形位置に停止させて夫々の作業を行う
場合に、セッティング位置及び成形位置のいずれにおい
ても無駄な待機時間がなく、したがって生産効率が向上
する。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は本発明に係るオーバーレイ
射出成形装置の概略構成を示す正面図、図2はその平面
図、図3(a)〜(g)はオーバーレイフィルムを化粧
金型に密着させる作業手順を示す説明図である。
【0011】 本例のオーバーレイ射出成形装置1は、
射出成形金型Kとして、プラスチック成形品Wの化粧面
を形成する二つの化粧金型2A,2Bと、キャビティに
開口する湯口3が形成された射出金型4を備え、前記化
粧金型2A,2Bを射出金型4に対して交互に位置決め
して型締めした状態で射出成形するようになされてい
る。そして、二つの化粧金型2A,2Bは、キャビティ
となる面を上向きにしてターンテーブル5上にその回転
軸5aに対して対称となるように配設されると共に、タ
ーンテーブル5の回転方向に沿って互いに180度離れ
た位置に設定された成形位置Pf及びセッティング位置
Psに位置決め可能に成されている。
【0012】 そして、成形位置Pfには、位置決めさ
れた化粧金型2A,2Bの真上に、型締めラム6が配設
され、当該ラム6の先端には、前記射出金型4がキャビ
ティとなる面を下向きにして取り付られている。前記射
出金型4の背面側には、前記湯口3に対してプラスチッ
ク成形品Wの材料となる溶融樹脂を供給する射出ラム
(射出装置)7と、型開きしたときに当該射出金型4か
らプラスチック成形品Wを取り出す成形品取出ラム8が
配設されている。
【0013】 また、前記成形位置Pfに一方の化粧金
型2A,2Bが位置決めされると同時に、前記セッティ
ング位置Psに位置決めされた他方の化粧金型2B,2
Aに対し、ロール状に巻かれた熱可塑性樹脂のオーバー
レイフィルムFの始端部を掴んで当該化粧金型2B,2
Aのキャビティ面の上まで巻き出すフィルム巻出装置9
と、巻き出されたフィルムFを射出金型4との合わせ面
となる化粧金型2B,2Aの周縁部に固定する枠状のフ
ィルムクランプ10と、フィルムクランプ10で固定さ
れた前記フィルムFの後端側を切り離す熱線ブレードな
どのカッタ11と、化粧金型2B,2Aのキャビティと
対向する位置に進退されてフィルムFを所定温度まで加
熱軟化させる面状ヒータ12が配設されている。
【0014】 そして、前記各化粧金型2B,2Aに
は、キャビティの内外に通じる空気孔13が形成され、
当該空気孔13には、前記オーバーレイフィルムFと化
粧金型2B,2Aの間に空気を給排する給排気装置(吸
引装置)14が接続されている。給排気装置14は、例
えば、前記空気孔13に接続される空気流路15に給排
気方向が切換可能なエアポンプ16が介装されて成る。
【0015】 なお、前記フィルム巻出装置9は、ロー
ル状に巻かれたオーバーレイフィルムFの始端部を掴む
クリップ20が、セッティング位置Psに位置決めされ
た化粧金型2B,2Aの一端側からその他端側に配され
たフィルムホルダ21に対して、当該化粧金型2B,2
Aの上方を水平方向に進退可能に配設されている。そし
て、前記クリップ20は、ターンテーブル5の下に取り
付けられたシリンダ17で昇降される前記フィルムクラ
ンプ10を上昇させたときに、フィルムクランプ10と
各化粧金型2B,2Aの間に形成される隙間を通って水
平方向に進退され、その間にフィルムFを巻き出すよう
になされている。さらに、クリップ20には、前記化粧
金型2B,2Aのキャビティ内の埃を吹き飛ばすエアノ
ズル22が前記クリップ20と一体的に進退するように
配設されている。
【0016】 以上が本発明の一例構成であって、次に
その作用について説明する。まず、セッティング位置P
sに化粧金型2A,2Bが位置決めされると、図3
(a)に示すように、フィルムクランプ10を上昇させ
た状態でフィルム巻出装置9が起動し、クリップ20が
化粧金型2A,2Bの一端側から他端側に向かって水平
方向に進出しながら、当該クリップ20に一体的に形成
されたエアノズル22から空気を噴射し、化粧金型2
A,2Bのキャビティ内の埃などを吹き飛ばす。次い
で、図3(b)に示すように、クリップ20でフィルム
ホルダ21に保持されたロール状のオーバーレイフィル
ムFの始端部を掴み、水平方向に後退させながらフィル
ムFを巻き出し、図3(c)に示すようにクリップ20
で掴んでいたフィルムFを離して化粧金型2A,2Bの
上に乗せる。この状態で、図3(d)に示すように、枠
状のフィルムクランプ10を上方から降ろして、巻き出
されたフィルムFを、射出金型4との合わせ面となる化
粧金型2A,2Bの周縁部に固定した後、カッタ11で
当該フィルムFの後端側を切断する。次いで、図3
(e)に示すように、化粧金型2A,2Bに固定したフ
ィルムFの弛みがなくなって略水平になる程度の微圧空
気を前記給排気装置14により化粧金型2A,2B内に
供給する。そして、化粧金型2A,2B上に面状ヒータ
12を進出させてフィルムを加熱軟化させると、フィル
ムFは化粧金型2A,2B内の空気により略水平になる
ように保持されているので、全体が略均一に加熱され、
さらに加熱すると図3(f)に示すように内部空気が膨
張し、フィルムFが上方に膨出する。この状態で、給排
気装置14により化粧金型2A,2B内の空気をバキュ
ームすると、図3(g)に示すようにフィルムFが真空
成形されて化粧金型2A,2B内に密着する。
【0017】 なお、オーバーレイフィルムFは略水平
に保持された状態で加熱されているので加熱ムラが少な
く、真空成形したときにフィルムFに皺が寄りにくい。
また、オーバーレイフィルムFは、化粧金型2A,2B
内の空気をバキュームする前に膨出して予備伸張されて
いるので、化粧金型2A,2B内の空気を吸引したとき
の変形量は、予備伸張されている分だけ少なくて済み、
さらに皺が寄りにくくなる。そして、このようにフィル
ムFを化粧金型2A,2B内に密着させてセッティング
位置Psでの作業を終了する。
【0018】 セッティング位置Psでの作業が終了し
て、一方の化粧金型2A内にフィルムFが密着される
と、ターンテーブル5が180度回動され、当該化粧金
型2Aが成形位置Pfに位置決めされる。ここで、型締
めラム6を伸長させて射出金型4を降下させ、当該射出
金型4と化粧金型2Aと型締めし、プラスチック成形品
Wの材料となる溶融樹脂を射出ラム7により湯口3から
キャビティ内に射出する。そして、キャビティ内に射出
された溶融樹脂が冷却固化した時点で、フィルムクラン
プ10を上昇させると同時に、型締めラム6を収縮させ
ると、その化粧面にオーバーレイフィルムFが上張りさ
れたプラスチック成形品Wが射出金型4側にくっついた
状態で型開きされる。次いで、成形品取出ラム8を伸長
させると、プラスチック成形品Wが射出金型4から押し
出されるので、これを容易に取り出すことができる。な
お、このとき、例えば射出金型4の真下に進退可能に設
けたネット状の製品受け(図示せず)を進出させれば、
プラスチック成形品Wが落下してもその表面を傷付ける
ことがない。
【0019】 そして、ターンテーブル5を180度回
動させることにより、成形位置Pfに一方の化粧金型2
Aを位置決めしてプラスチック成形品Wの射出成形及び
成形品取出作業を行っている間に、セッティング位置P
sに他方の化粧金型2Bを位置決めしてその内面にフィ
ルムFを密着させることができる。次いで、前記一方の
化粧金型2Aからプラスチック成形品Wを取り出した
後、ターンテーブル5を反対方向に180度回動させ、
他方の化粧金型2Bを成形位置Pfに位置決めしてプラ
スチック成形品Wの射出成形及び成形品取出作業を行っ
ている間に、セッティング位置Psに一方の化粧金型2
Aを位置決めしてその内面にフィルムFを密着させるこ
とができる。このようにして、各化粧金型2A,2Bを
成形位置Pfとセッティング位置Psに交互に位置決め
して二つの作業を同時に行うことができ、この場合に、
セッティング位置PsにおけるフィルムFを密着させる
までの作業時間と、成形位置Pfにおけるプラスチック
成形品Wを射出成形して取り出すまでの作業時間は略等
しいので、無駄な待機時間がなく生産効率が大幅に向上
する。
【0020】なお、上述の説明では、給排気装置14と
して、空気孔13に接続された空気流路15に給排気方
向が切換可能なエアポンプ16が介装したものを用いる
場合について説明したが、給気系統と排気系統を別々に
配管し、これをバルブで切り換えて使用する場合であっ
てもよい。さらに、型締めラム6の先端に射出金型4を
取り付けて、化粧金型2A,2Bに対し射出金型4を昇
降させる場合について説明したが、射出金型4を固定し
ておき、各化粧金型2A,2Bをターンテーブル5に取
り付けた型締めラム6で射出金型4に対し昇降させるよ
うにしてもよい。この場合に、フィルムクランプ10を
昇降させるシリンダ17は各化粧金型2A,2Bの裏面
側に直接取り付けておけば、化粧金型2A,2Bの昇降
に伴ってシリンダ17を伸縮させる必要がない。
【0021】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、縦型
射出成形機を用いてオーバーレイ射出成形を行う場合
に、一方の化粧金型を成形位置に位置決めして射出成形
及び成形品取出を行っている間に、他方の化粧金型をセ
ッティング位置に位置決めしてオーバーレイフィルムの
密着作業を行うことができ、しかも夫々の作業時間は略
等しいので、異なる二つの作業を同時に進行させること
により、無駄な待機時間がなく生産効率を大幅に向上さ
せることができるという大変優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るオーバーレイ射出成形装置の概略
構成を示す正面図。
【図2】その平面図。
【図3】(a)〜(g)はセッティング位置における作
業手順を示す説明図。
【図4】(a)〜(d)は従来のオーバーレイ射出成形
法の説明図。
【図5】従来の縦型射出成形装置の概略構成を示す正面
図。
【符号の説明】
1・・・オーバーレイ射出成形装置 W・・・プラスチック成形品 2A,2B・・化粧金型 3・・・湯口 4・・・射出金型 K・・・射出成形金型 5・・・ターンテーブル 5a・・回転軸 Pf・・成形位置 Ps・・セッティング位置 6・・・型締めラム 7・・・射出ラム(射出装置) 8・・・成形品取出ラム F・・・オーバーレイフィルム 9・・・フィルム巻出装置 10・・・フィルムクランプ 11・・・カッタ 12・・・面状ヒータ 13・・・空気孔 14・・・給排気装置(吸引装置) 20・・・クリップ 21・・・フィルムホルダ 22・・・エアノズル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI B29C 45/40 B29C 45/40 45/80 45/80 // B29L 9:00 (72)発明者 口 田 一 成 愛知県豊田市桂野町白早稲12番1号 トリ ニティ工業株式会社内 (72)発明者 白 神 敬 久 愛知県名古屋市中区錦二丁目2番13号 第 一実業株式会社名古屋支店内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 射出成形金型(K)がプラスチック成形
    品(W)の化粧面を形成する化粧金型(2A,2B)とキャ
    ビティに開口する湯口(3)が形成された射出金型
    (4)からなり、前記化粧金型(2A,2B)のキャビティ
    となる面にプラスチック成形品(W)の表皮材となる熱
    可塑性樹脂のオーバーレイフィルム(F)を予め真空引
    きして密着させた状態で射出成形金型(K)を型締め
    し、前記射出金型(4)の湯口(3)からキャビティ内
    にプラスチックを射出圧入することにより、前記フィル
    ム(F)を上張りした化粧面を有するプラスチック成形
    品(W)を形成するオーバーレイ射出成形装置におい
    て、 二つの化粧金型(2A, 2B)が、キャビティとなる面を上
    向きにしてターンテーブル(5)上にその回転軸(5a)
    に対して対称となるように配設されると共に、ターンテ
    ーブル(5)の回動方向に沿って互いに180度離れた
    位置に設定された成形位置(Pf) 及びセッティング位置
    (Ps) に夫々位置決め可能に成され、 前記成形位置(Pf) には、前記射出金型(4)がキャビ
    ティとなる面を下向きにして前記化粧金型(2A,2B)に
    対してその上方から上下に相対移動可能に配設されると
    共に、前記化粧金型(2A,2B)と前記射出金型(4)を
    型締めした状態で前記湯口(3)を介してキャビティ内
    に溶融樹脂を射出圧入する射出装置(7)が配設され、 前記セッティング位置(Ps) に位置決めされた化粧金型
    (2A,2B)に対し、ロール状に巻かれたオーバーレイフ
    ィルム(F)の始端部を掴んで当該化粧金型(2A,2B)
    のキャビティの上まで巻き出すフィルム巻出装置(9)
    と、巻き出された前記フィルム(F)を化粧金型(2A,
    2B)と射出金型(4)の合わせ面となる化粧金型(2A,
    2B)の周縁部に固定する枠状のフィルムクランプ(10)
    と、固定された前記フィルム(F)の後端側を切り離す
    カッタ(11)と、化粧金型(2A,2B)のキャビティと対
    向する位置に進退されて前記フィルム(F)を所定温度
    まで加熱軟化させるヒータ(12)が配設され、 前記各化粧金型(2A,2B)にはキャビティの内外に通じ
    る空気孔(13)が形成され、当該空気孔(13)は少なく
    とも各化粧金型(2A,2B)がセッティング位置(Ps) に
    位置決めされた状態で前記フィルム(F)と化粧金型
    (2A,2B)の間の空気を吸引する吸引装置(14)に接続
    されるように成されたことを特徴とするオーバーレイ射
    出成形装置。
  2. 【請求項2】 前記フィルム巻出装置(9)は、ロール
    状に巻かれた前記フィルム(F)の始端部を掴むクリッ
    プ(20)が、前記化粧金型(2A,2B)の片端側からその
    上方を通過して反対側に配設されたフィルムホルダ(2
    1)まで水平に進退可能に配設されると共に、エアを噴
    射して前記化粧金型(2A,2B)のキャビティ内の埃を吹
    き飛ばすエアノズル(22)が前記クリップ(20)と一体
    的に進退するように形成されてなる請求項1記載のオー
    バーレイ射出成形装置。
JP2941897A 1997-02-13 1997-02-13 オーバーレイ射出成形装置 Pending JPH10225954A (ja)

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