JPH10226760A - 鋳鉄管内面用粉体塗料 - Google Patents

鋳鉄管内面用粉体塗料

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JPH10226760A
JPH10226760A JP23899697A JP23899697A JPH10226760A JP H10226760 A JPH10226760 A JP H10226760A JP 23899697 A JP23899697 A JP 23899697A JP 23899697 A JP23899697 A JP 23899697A JP H10226760 A JPH10226760 A JP H10226760A
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秀一 鬼塚
Kenji Suda
憲司 須田
Yasuhiro Tsuchitani
安浩 槌谷
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 水道水中の残留塩素の消費を抑制する効果が
優れた鋳鉄管内面用粉体塗料を提供する。 【解決手段】 鋳鉄管の内面に塗装する粉体塗料を、窒
素系硬化剤を含まず平均粒子径1〜50μmのシリカを
含ませて調製し、その180℃のゲルタイム(糸引き
法)を10〜200秒に調整する。上記窒素系硬化剤を
含まない粉体塗料としては、エポキシ当量400〜2
000のエポキシ樹脂100重量部に対して酸無水物系
硬化剤2〜30重量部を含むエポキシ粉体塗料、エポ
キシ当量250〜1000のアクリル樹脂100重量部
に対して多価カルボン酸系硬化剤4〜50重量部を含む
アクリル粉体塗料、エポキシ当量400〜2000の
エポキシ樹脂100重量部に対して酸価10〜200の
アクリル樹脂をエポキシ基:カルボキシル基の当量比が
1:0.6〜1:1.6で含むアクリル−エポキシハイ
ブリッド粉体塗料などが好ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鋳鉄管内面用粉体
塗料に関し、さらに詳しくは、上水道用の鋳鉄管の内面
の塗装に使用される粉体塗料であって、水道水(本発明
において、「水道水」とは「上水道水」を意味する)に
要求される残留塩素の消費を抑制する効果が優れた粉体
塗料に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、鋳鉄管の内面に塗装する塗料とし
ては、主としてイミダゾリン系、ヒドラジド系、アマイ
ド系、ジシアンジアミド系、イミダゾール系などの窒素
系硬化剤を用いたエポキシ粉体塗料が使用されていた。
【0003】しかしながら、上記窒素系硬化剤を用いた
エポキシ粉体塗料は、上水道用の鋳鉄管の内面に塗装し
た場合に、硬化剤中に含まれている窒素原子が水道水中
の塩素イオン濃度を減少させるため、水道水の末端消費
段階での水質が低下するという問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記のよう
な従来の上水道用鋳鉄管の内面の塗装に使用する塗料の
問題点を解決し、水道水中の残留塩素の消費を抑制する
効果が優れた鋳鉄管内面用粉体塗料を提供することを目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上水道用鋳鉄
管の内面の塗装に使用する粉体塗料として窒素系硬化剤
を含まない粉体塗料を使用することによって、水道水中
の残留塩素の消費を抑制するとともに、平均粒子径1〜
50μmのシリカを含有させることと上記粉体塗料の1
80℃のゲルタイム(糸引き法)を10〜200秒に調
整することによって、窒素系硬化剤の不使用に基づいて
発生しやすくなる問題点を解決したものである。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の鋳鉄管内面用粉体塗料
は、窒素系硬化剤を含まない粉体塗料で構成されるが、
その好適な具体例としては、たとえば、エポキシ当量
が400〜2000のエポキシ樹脂100重量部に対し
て酸無水物系硬化剤2〜30重量部を含み、かつ平均粒
子径1〜50μmのシリカを含み、180℃のゲルタイ
ム(糸引き法)が10〜200秒に調整されたエポキシ
粉体塗料、エポキシ当量が250〜1000のアクリ
ル樹脂100重量部に対して多価カルボン酸系硬化剤4
〜50重量部を含み、かつ平均粒子径1〜50μmのシ
リカを含み、180℃のゲルタイム(糸引き法)が10
〜200秒に調整されたアクリル粉体塗料、エポキシ
当量が400〜2000のエポキシ樹脂100重量部に
対して酸価が10〜200のアクリル樹脂をエポキシ
基:カルボキシル基の当量比が1:0.6〜1:1.6
の範囲内になるように含み、かつ平均粒子径1〜50μ
mのシリカを含み、180℃のゲルタイム(糸引き法)
が10〜200秒に調整されたアクリル−エポキシハイ
ブリッド粉体塗料などが挙げられる。
【0007】上記エポキシ粉体塗料の基材樹脂となるエ
ポキシ樹脂として、たとえば、ビスフェノールA型エポ
キシ樹脂、ビスフェノールF型エポキシ樹脂、ノボラッ
ク型エポキシ樹脂、ハロゲン化ビスフェノールA型エポ
キシ樹脂、ハロゲン化ノボラック型エポキシ樹脂、テレ
フタル酸エポキシ樹脂などが挙げられ、これらは単独で
用いてもよいし、また2種類以上混合して用いてもよ
い。
【0008】これらのエポキシ樹脂において、エポキシ
当量は400〜2000であることが好ましいが、これ
は次の理由によるものである。すなわち、エポキシ樹脂
のエポキシ当量が400未満の場合は、エポキシ粉体塗
料の反応性が強くなるため、そのゲルタイムが経時的に
速くなり、ピンホールが発生しやすくなったり、固着性
が強くなるおそれがある。また、エポキシ樹脂のエポキ
シ当量が2000を超える場合は、エポキシ粉体塗料の
反応性が低下して、ピンホールの発生を抑制する効果が
低下したり、エリクセン値が1mm以下になって、塗膜
が鋳鉄管の変形に追随できなくなり、塗膜にクラックが
発生するようになるおそれがある。
【0009】上記エポキシ樹脂を硬化するための酸無水
物系硬化剤としては、たとえば、無水フタル酸、テトラ
ヒドロ無水フタル酸、無水トリメリット酸、無水ピロメ
リット酸、無水マレイン酸、無水ハイミック酸、無水ベ
ンゾフェノンテトラカルボン酸、エチレングリコールビ
ストリメリテート、無水マレイン酸−スチレン共重合体
などが挙げられる。
【0010】この酸無水物系硬化剤の配合量は、エポキ
シ樹脂100重量部に対して2〜30重量部であること
が好ましい。酸無水物系硬化剤の配合量がエポキシ樹脂
100重量部に対して2重量部より少ない場合は、充分
な架橋密度が得られず、従って長期間の耐食性、付着性
が得られなくなるおそれがあり、酸無水物系硬化剤の配
合量がエポキシ樹脂100重量部に対して30重量部よ
り多い場合は、硬化剤が多すぎて、硬化塗膜の分子量が
小さくなり、未反応の酸基が多く残存するようになっ
て、耐水性が低下するおそれがある。
【0011】また、上記アクリル粉体塗料の基材樹脂と
なるアクリル樹脂としては、エポキシ当量が250〜1
000のものが好ましく、日本水道協会規格(JWW
A)で禁止されているアクリロニトリルは使用せず、使
用できるモノマー類としては、たとえば、アクリル酸エ
チル、アクリル酸n−ブチル、アクリル酸2−エチルヘ
キシル、メタクリル酸ラウリル、メタクリル酸2−エチ
ルヘキシル、メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチ
ル、メタクリル酸n−ブチル、メタクリル酸イソ−ブチ
ル、スチレン、アクリル酸、メタクリル酸、メタクリル
酸2−ヒドロキシエチル、メタクリル酸2−ヒドロキシ
プロピル、メタクリル酸グリシジル、アクリル酸グリシ
ジルなどが挙げられる。
【0012】そして、上記アクリル樹脂において、その
エポキシ当量が250〜1000であることが好ましい
とするのは、次の理由によるものである。すなわち、ア
クリル樹脂のエポキシ当量が250未満の場合は、アク
リル粉体塗料の反応性が強すぎて塗料調製時にゲル化し
たり、塗料のゲルタイムが極端に短くなって貯蔵安定性
が悪くなるおそれがあり、アクリル樹脂のエポキシ当量
が1000を超える場合は、アクリル粉体塗料の反応性
が低下して、ピンホールの発生を抑制する効果が低下し
たり、エリクセン値が1mm以下になって塗膜が鋳鉄管
の変形に追随できなくなり、塗膜にクラックが発生する
ようになるおそれがある。
【0013】上記アクリル樹脂の硬化剤として使用する
多価カルボン酸系硬化剤としては、たとえば、アジピン
酸、セバシン酸、アゼライン酸、ドデカン二酸、コハク
酸、OSK−DA SL−20〔商品名、岡村製油
(株)製〕、OSK−DA SL−16〔商品名、岡村
製油(株)製〕、OSK−DA UL−16〔商品名、
岡村製油(株)製〕、OSK−DA UL−20〔商品
名、岡村製油(株)製〕などが挙げられる。
【0014】この多価カルボン酸系硬化剤の配合量は、
上記アクリル樹脂100重量部に対して4〜50重量部
が好ましい。多価カルボン酸系硬化剤の配合量がアクリ
ル樹脂100重量部に対して4重量部より少ない場合
は、充分な架橋密度が得られず、そのため、充分な耐食
性、付着性が得られなくなるおそれがあり、多価カルボ
ン酸系硬化剤の配合量がアクリル樹脂100重量部に対
して50重量部より多い場合は、硬化剤が多すぎて塗料
調製時にゲル化したり、ゲルタイムが極端に短くなって
貯蔵安定性が悪くなるおそれがある。
【0015】また、上記アクリル−エポキシハイブリッ
ド粉体塗料の基材樹脂となるエポキシ樹脂としては、前
記エポキシ粉体塗料の場合と同様に、たとえば、ビスフ
ェノールA型エポキシ樹脂、ビスフェノールF型エポキ
シ樹脂、ノボラック型エポキシ樹脂、ハロゲン化ビスフ
ェノールA型エポキシ樹脂、ハロゲン化ノボラック型エ
ポキシ樹脂、テレフタル酸エポキシ樹脂などが挙げら
れ、これらは単独で用いてもよいし、また2種類以上混
合して用いてもよい。
【0016】このアクリル−エポキシハイブリッド粉体
塗料の基材樹脂となるエポキシ樹脂は、そのエポキシ当
量が400〜2000であることが好ましいが、これは
次の理由によるものである。すなわち、エポキシ樹脂の
エポキシ当量が400未満の場合は、アクリル−エポキ
シハイブリッド粉体塗料の反応性が強くなるため、その
ゲルタイムが経時的に速くなり、ピンホールが発生しや
すくなったり、固着性が強くなるおそれがある。また、
エポキシ樹脂のエポキシ当量が2000を超える場合
は、アクリル−エポキシハイブリッド粉体塗料の反応性
が低下して、ピンホールの発生を抑制する効果が低下し
たり、エリクセン値が1mm以下になって塗膜が鋳鉄管
の変形に追随できなくなり、塗膜にクラックが発生する
ようになるおそれがある。
【0017】そして、上記アクリル−エポキシハイブリ
ッド粉体塗料におけるアクリル樹脂は、その酸価が10
〜200であることが好ましい。アクリル樹脂の酸価が
10未満の場合は、官能基が少なすぎて充分な架橋密度
が得られず、そのため塗膜が脆くなり、また、アクリル
樹脂の酸価が200を超える場合は、反応性が大きくな
りすぎて、塗料調製時にゲル化したり、塗料のゲルタイ
ムが極端に短くなって貯蔵安定性が悪くなる上に、硬化
塗膜の分子量が小さくなるため、塗膜が脆くなるおそれ
がある。
【0018】このアクリル−エポキシハイブリッド粉体
塗料におけるエポキシ樹脂とアクリル樹脂との配合比率
は、エポキシ基:カルボキシル基の当量比で1:0.6
〜1:1.6の範囲内になる量とするのが好ましいが、
これは次の理由によるものである。すなわち、アクリル
樹脂の配合比率が上記範囲より少ない場合は、架橋が充
分に行われないため、長期間の耐食性、付着性が確保で
きなくなるおそれがあり、アクリル樹脂の配合比率が上
記範囲より多い場合も、同様に架橋が充分に行われない
ため、長期間の耐食性、付着性が確保できなくなるおそ
れがある。
【0019】また、いずれの粉体塗料においても、平均
粒子径1〜50μmのシリカを含有させるが、これは上
記シリカが溶融時の粘度を上昇させることなく塗膜を適
度に多孔質化して鋳鉄管のす穴に含まれている空気や水
分などの気化成分に基づくピンホールの発生を抑制する
作用を有するからである。
【0020】この平均粒子径1〜50μmのシリカは、
各粉体塗料の基材樹脂(つまり、エポキシ粉体塗料では
エポキシ樹脂、アクリル粉体塗料ではアクリル樹脂、ア
クリル−エポキシハイブリッド粉体塗料ではエポキシ樹
脂とアクリル樹脂との合計)100重量部に対して10
〜100重量部であることが好ましい。上記シリカの配
合量が基材樹脂100重量部に対して10重量部より少
ない場合は、充分なピンホール発生抑制効果や温度勾配
によるふくれ防止効果が得られず、また、上記シリカの
配合量が基材樹脂100重量部に対して100重量部よ
り多い場合は、粉体塗料の溶融粘度が高くなるため、充
分なピンホール発生抑制効果が得られなくなる。
【0021】上記の各粉体塗料には、上記成分に加え、
さらに着色顔料、体質顔料、レベリング剤、垂れ止め
剤、触媒などを適宜添加することができる。
【0022】上記着色顔料としては、たとえば、酸化チ
タン(TiO2 )、カーボンブラックなどが挙げられ、
上記体質顔料としては、たとえば、タルク、炭酸カルシ
ウム、硫酸バリウムなどが挙げられる。また、上記レベ
リング剤としては、たとえば、アクロナール(商品名、
アクリルオリゴマー系レベリング剤、BASF社製)、
モダフローパウダー(商品名、アクリルオリゴマー系レ
ベリング剤、モンサント社製)などが挙げられ、上記垂
れ止め剤としては、たとえば、微粉末シリカ、アエロジ
ル200(商品名、日本アエロジル社製)などが挙げら
れる。上記触媒は、必要に応じ、アクリル−エポキシハ
イブリッド粉体塗料を調製する際にエポキシ樹脂とアク
リル樹脂との反応を促進したり、エポキシ樹脂を酸無水
物系の硬化剤で硬化する際の硬化反応を促進するためな
どに使用されるものであるが、JWWAではリン系触媒
の使用を許可していないので、触媒を使用する場合、イ
ミダゾール系やイミダゾリン系の窒素を含んだ触媒を使
用することになるが、触媒の場合は、窒素系硬化剤とは
異なり、窒素の含有量の少ないものが使用される上に、
その使用量が多くても樹脂100重量部に対して1重量
部以下と少ないので、実質上、残留塩素の消費に影響を
与えることはない。
【0023】本発明の粉体塗料の調製は、たとえば、上
記エポキシ樹脂、アクリル樹脂などの基材樹脂、硬化
剤、シリカなどをヘンシェルミキサーなどでドライブレ
ンドし、コニーダーなどで溶融混練することによって行
われる。そして、得られた混合物をハンマーミルなどで
粉砕し、ふるいで粗粒をカットして、粉体塗料として使
用に供される。
【0024】また、本発明の粉体塗料は、180℃のゲ
ルタイム(糸引き法)が10〜200秒に調整されてい
ることが必要である。180℃のゲルタイム(糸引き
法)が10秒より短い場合は、塗料調製時にゲル化した
り、貯蔵中に経時変化を起こして貯蔵安定性が悪くな
り、また、180℃のゲルタイム(糸引き法)が200
秒より長い場合は、鋳鉄管のす穴に含まれている空気や
水分などの気化成分に基づくピンホールの発生を充分に
抑制することができなくなる。
【0025】
【実施例】つぎに、実施例を挙げて本発明をより具体的
に説明する。ただし、本発明はそれらの実施例のみに限
定されるものではない。
【0026】実施例1〜10および比較例1〜3 表1〜表4に示す組成で実施例1〜10および比較例1
〜3の粉体塗料を調製した。なお、表中の各成分の数値
の単位は重量部である。また、表中に商品名などで示し
たものについては、それらが最初に表示された表の後に
その詳細を説明し、以後の表ではその説明を省略する。
【0027】
【表1】
【0028】※1:エポトートYD−013(商品名) 東都化成(株)製のエポキシ当量860のエポキシ樹脂 ※2:エポミックR−304K(商品名) 三井石油化学工業(株)製のエポキシ当量920のエポ
キシ樹脂 ※3:ファインディックA−223S(商品名) 大日本インキ化学工業(株)製のエポキシ当量630の
アクリル樹脂
【0029】※4:アルマテックスPD−6200(商
品名) 三井東圧化学(株)製のエポキシ当量720のアクリル
樹脂 ※5:ジョンクリルSCX−839(商品名) ジョンソンポリマー社製の酸価105のハイブリッド用
アクリル樹脂 ※6:無水トリメリット酸 三菱ガス化学(株)製、酸無水物系硬化剤 ※7:ドテカン二酸 宇部興産(株)製、多価カルボン酸系硬化剤
【0030】※8:ミニジール15μm(商品名) USシリカ社製の平均粒子径15μmのシリカ ※9:チオナ575(商品名) SCM CHEMICALS社製のチタン白 ※10:三菱カーボン♯45(商品名) 三菱カーボン(株)製のファーネス方式のカーボン ※11:アクロナールLR8820(商品名) BASF社製のアクリルオリゴマー系レベリング剤
【0031】
【表2】
【0032】※12:エポミックR−392(商品名) 三井石油化学工業(株)製のエポキシ当量550のエポ
キシ樹脂 ※13:エポミックR−363(商品名) 三井石油化学工業(株)製のエポキシ当量740のエポ
キシ樹脂 ※14:ジョンクリルSCX−817(商品名) ジョンソンポリマー社製の酸価55のハイブリッド用ア
クリル樹脂 ※15:ジョンクリルSCX−819(商品名) ジョンソンポリマー社製の酸価75のハイブリッド用ア
クリル樹脂
【0033】※16:ジョンクリルSCX−804(商
品名) ジョンソンポリマー社製の酸価15のハイブリッド用ア
クリル樹脂 ※17:BYK−360P(商品名) BYK社製のシリカに吸着させた粉末レベリング剤 ※18:アクチロンNXJ−60(商品名) シンスロン社製のプロピルイミダゾール系触媒(含有量
60重量%)
【0034】
【表3】
【0035】※19:エポトート YD−012PK
(商品名) 東都化成(株)製のエポキシ当量740のエポキシ樹脂 ※20:テトラヒドロ無水フタル酸 新日本理化(株)社製、酸無水物系硬化剤 ※21:TMEG500(商品名) 新日本理化(株)製の酸無水物系硬化剤〔エチレングリ
コール−ビス(アンヒドロトリメリテート)〕 ※22:ペスタゴンB−31(商品名) ヒュルス社製のイミダゾリン系触媒
【0036】
【表4】
【0037】※23:ジシアンジアミド 日本カーバイト工業(株)製、窒素系硬化剤 ※24:2−フェニルイミダゾリン 四国化成(株)製、窒素系硬化剤 ※25:アジピン酸ジヒドラジド 日本ヒドラジン工業(株)製、窒素系硬化剤
【0038】上記粉体塗料の調製は、各成分をヘンシェ
ルミキサー〔三井三池製作所(株)製〕でドライブレン
ドし、コニーダー(ブッス社製)で溶融混練することに
よって行い、ついで、ハンマーミル〔不二バウダル
(株)社製〕で粉砕し、60メッシュの篩で粗粒をカッ
トして、平均粒子径50μmの粉体塗料を得た。なお、
上記実施例4〜8はアクリル−エポキシハイブリッド粉
体塗料であるが、これらの塗料におけるエポキシ基:カ
ルボキシル基の当量比は、実施例4が1:1、実施例5
が1:0.75、実施例6が1:1、実施例7が1:
1、実施例8が1:1である。
【0039】上記のようにして調製した実施例1〜10
および比較例1〜3の粉体塗料の180℃のゲルタイム
(糸引き法)を測定した。測定方法は次の通りであり、
測定結果は後記の表5〜表8に示す。
【0040】ゲルタイムの測定方法 180℃恒温に保ったホットプレート上に上記各粉体塗
料を100mgずつ置き、全体が溶融した時点を開始点
として、スパチュラーで攪拌しつつ一定時間ごとに上方
に引っ張って溶融塗料が糸を引かなくなるまでの時間を
測定し、それをゲルタイム(秒)とする。
【0041】また、上記実施例1〜10および比較例1
〜3の粉体塗料についてエリクセン値の測定および残留
塩素の消費量の測定を行った。それらの測定方法は次の
通りであり、測定結果は後記の表5〜表8に示す。
【0042】エリクセン値の測定方法 厚さ2mmで70mm×150mmの冷延鋼板のショッ
トブラスト面に平均膜厚が200μmになるように各粉
体塗料を塗装し、180℃の炉内で20分間焼き付けて
塗板を作製し、該塗板を冷却した後、JIS−K−54
00 8.2.2に規定のエリクセン試験に準じて塗膜
にクラックが出るまで押し出し、それをエリクセン値と
する。
【0043】残留塩素の消費量の測定方法 厚さ0.8mmで70mm×150mmの冷延鋼板の両
面に平均膜厚がそれぞれ200μmとなるように各粉体
塗料を塗装し、180℃で20分間焼き付けて塗板を作
製する。
【0044】つぎに、内容積1リットルのガラスビーカ
ーに残留塩素濃度が1.0ppmとなるように次亜塩素
酸ナトリウムで調整した水道水を1リットル入れ、その
水道水中に塗装面積が500cm2 になるように上記塗
板を浸漬し、密封する。
【0045】20℃の暗所に24時間放置後、浸漬水中
の残留塩素の消費量をJWWA−K−139−1992
に基づいて測定する。
【0046】上記評価結果をまとめて表5〜表8に示す
が、表5には実施例1〜4の評価結果を示し、表6には
実施例5〜8の評価結果を示し、表7には実施例9〜1
0の評価結果を示し、表8には比較例1〜3の評価結果
を示す。
【0047】
【表5】
【0048】
【表6】
【0049】
【表7】
【0050】
【表8】
【0051】表5〜表7に示す実施例1〜10の評価結
果と表8に示す比較例1〜3の評価結果との対比から明
らかなように、実施例1〜10は、比較例1〜3に比べ
て、残留塩素の消費量が少なかった。また、実施例1〜
10は、エリクセン値が3.0〜5.0mmと、JWW
A−G−112に規定されるエリクセン値3.0mm以
上という要求を満足する適正な範囲内にあり、塗膜が鋳
鉄管に変形が生じた時でも充分に追随できることを示し
ていた。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、水道
水に要求される残留塩素の消費を抑制する効果が優れた
鋳鉄管内面用粉体塗料を提供することができた。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C09D 133/14 C09D 133/14 163/00 163/00 (72)発明者 鬼塚 秀一 兵庫県尼崎市塚口本町2丁目41番1号 川 上塗料株式会社内 (72)発明者 須田 憲司 兵庫県尼崎市塚口本町2丁目41番1号 川 上塗料株式会社内 (72)発明者 槌谷 安浩 兵庫県尼崎市塚口本町2丁目41番1号 川 上塗料株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 窒素系硬化剤を含まない粉体塗料であっ
    て、平均粒子径1〜50μmのシリカを含み、180℃
    のゲルタイム(糸引き法)が10〜200秒に調整され
    ていることを特徴とする鋳鉄管内面用粉体塗料。
  2. 【請求項2】 窒素系硬化剤を含まない粉体塗料が、
    エポキシ当量が400〜2000のエポキシ樹脂100
    重量部に対して酸無水物系硬化剤2〜30重量部を含む
    エポキシ粉体塗料、エポキシ当量が250〜1000
    のアクリル樹脂100重量部に対して多価カルボン酸系
    硬化剤4〜50重量部を含むアクリル粉体塗料または
    エポキシ当量が400〜2000のエポキシ樹脂100
    重量部に対して酸価が10〜200のアクリル樹脂をエ
    ポキシ基:カルボキシル基の当量比で1:0.6〜1:
    1.6の範囲内で含むアクリル−エポキシハイブリッド
    粉体塗料である請求項1記載の鋳鉄管内面用粉体塗料。
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JP2000319580A (ja) * 1999-05-07 2000-11-21 Toto Resin Kako Kk エポキシ樹脂系粉体塗料用組成物
JP2015174984A (ja) * 2014-03-18 2015-10-05 株式会社Uacj コンデンサケース塗装材用塗料組成物及びコンデンサケース用アルミニウム塗装材
JP2019172804A (ja) * 2018-03-28 2019-10-10 日鉄ケミカル&マテリアル株式会社 エポキシ樹脂粉体塗料

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