JPH10227111A - 階段の段板 - Google Patents
階段の段板Info
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- JPH10227111A JPH10227111A JP9047180A JP4718097A JPH10227111A JP H10227111 A JPH10227111 A JP H10227111A JP 9047180 A JP9047180 A JP 9047180A JP 4718097 A JP4718097 A JP 4718097A JP H10227111 A JPH10227111 A JP H10227111A
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- step board
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 上面に意匠部を隆設しても排水性を良好に保
持し得る階段の段板を提供する。 【解決手段】 金属製の芯部材を合成ゴムにより被覆
し、上面に意匠部71を合成ゴムと一体に隆設した階段
の段板3であって、芯部材を被覆する合成ゴムの厚さ
を、前縁部側から後縁部側に向けて徐々に増加すること
により上面に後縁部側から前縁部側に下り傾斜した水勾
配を形成し、意匠部の隆起部は、後縁部側の側縁を水勾
配の方向に対して交叉する下り傾斜状態で延在させ、尚
且つ当該側縁の傾斜下端の先方には、隆起部の基端高さ
まで低めた排水領域72を形成した。
持し得る階段の段板を提供する。 【解決手段】 金属製の芯部材を合成ゴムにより被覆
し、上面に意匠部71を合成ゴムと一体に隆設した階段
の段板3であって、芯部材を被覆する合成ゴムの厚さ
を、前縁部側から後縁部側に向けて徐々に増加すること
により上面に後縁部側から前縁部側に下り傾斜した水勾
配を形成し、意匠部の隆起部は、後縁部側の側縁を水勾
配の方向に対して交叉する下り傾斜状態で延在させ、尚
且つ当該側縁の傾斜下端の先方には、隆起部の基端高さ
まで低めた排水領域72を形成した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、低層アパート等の
外階段やマンション、ビル等の非常階段に主として使用
する階段の段板に関するものである。
外階段やマンション、ビル等の非常階段に主として使用
する階段の段板に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のマンション、ビル、アパート等の
外階段や非常階段は、鉄製型材からなるササラ桁に鉄板
を曲げ加工した段板を取り付けたり、或は浅い鉄板製枠
体の内部にモルタルを流し込んだ段板を取り付けるよう
にした構造が一般的である。また、踏板となる横長な水
平芯部の側縁に側面芯部を形成した金属製の芯部材を合
成ゴムにより被覆して騒音の発生を減少させた階段の段
板も近年普及しつつある。いずれの段板においても、段
板の上面を階下に向けて僅かに下り傾斜させた所謂水勾
配を付けてササラ桁に取り付け、この水勾配によって、
上面の雨水が自然に流れて溜らないようにすることが望
ましい。このためは、ササラ桁に設ける段板の支持金具
やネジ孔等(以下、段板支持部という)を、水勾配の分
だけ僅かに傾斜した位置に取り付けることが必要であっ
た。
外階段や非常階段は、鉄製型材からなるササラ桁に鉄板
を曲げ加工した段板を取り付けたり、或は浅い鉄板製枠
体の内部にモルタルを流し込んだ段板を取り付けるよう
にした構造が一般的である。また、踏板となる横長な水
平芯部の側縁に側面芯部を形成した金属製の芯部材を合
成ゴムにより被覆して騒音の発生を減少させた階段の段
板も近年普及しつつある。いずれの段板においても、段
板の上面を階下に向けて僅かに下り傾斜させた所謂水勾
配を付けてササラ桁に取り付け、この水勾配によって、
上面の雨水が自然に流れて溜らないようにすることが望
ましい。このためは、ササラ桁に設ける段板の支持金具
やネジ孔等(以下、段板支持部という)を、水勾配の分
だけ僅かに傾斜した位置に取り付けることが必要であっ
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ササラ
桁に設ける段板の段板支持部は各段板ごとに設けなくて
はならないばかりでなく、各段板ごとに同じ水勾配の傾
斜を付けて設けることが必要になるので、作業が面倒で
ある。また、水勾配は、歩行者の違和感をなくすために
極く僅かな傾斜(例えば5/250)であるために、サ
サラ桁の段板支持部の傾斜角度の精度を高めることは容
易ではない。このため、例えば同じ段板を支持する左右
の段板支持部に誤差が生じ、これにより当該段板の左右
でガタが生じたり、取付ねじが円滑に締め込めないなど
の不都合が発生することも少なくなかった。
桁に設ける段板の段板支持部は各段板ごとに設けなくて
はならないばかりでなく、各段板ごとに同じ水勾配の傾
斜を付けて設けることが必要になるので、作業が面倒で
ある。また、水勾配は、歩行者の違和感をなくすために
極く僅かな傾斜(例えば5/250)であるために、サ
サラ桁の段板支持部の傾斜角度の精度を高めることは容
易ではない。このため、例えば同じ段板を支持する左右
の段板支持部に誤差が生じ、これにより当該段板の左右
でガタが生じたり、取付ねじが円滑に締め込めないなど
の不都合が発生することも少なくなかった。
【0004】また、段板の表面に模様を付して装飾効果
を高めることが望ましいが、この装飾模様を被覆ゴム上
面を部分的に窪ませることによって成形すると、この窪
み模様の内部に雨水が溜ってスリップの原因になる。一
方、被覆ゴムを成型する際に、装飾模様を一体成型によ
って隆設すると、水勾配によって流れてきた雨水が装飾
模様によって流下が阻止されて溜るという不都合が生じ
る。
を高めることが望ましいが、この装飾模様を被覆ゴム上
面を部分的に窪ませることによって成形すると、この窪
み模様の内部に雨水が溜ってスリップの原因になる。一
方、被覆ゴムを成型する際に、装飾模様を一体成型によ
って隆設すると、水勾配によって流れてきた雨水が装飾
模様によって流下が阻止されて溜るという不都合が生じ
る。
【0005】また、ササラ桁は一般的には鋼板製であ
り、段板との隙間に雨水が浸入すると錆易い。このた
め、段板とササラ桁との隙間をシーリング材で埋めた
り、パッキン材を挟着することが考えられるが、シーリ
ング材では美観を損ねるし、パッキン材では当該パッキ
ン材の上部に雨水が滞留することがある。また、シーリ
ング材やパッキン材を用いる構造を採ると、作業工程が
その分増加することとなり、組立作業に手間と時間が掛
かってしまう欠点がある。
り、段板との隙間に雨水が浸入すると錆易い。このた
め、段板とササラ桁との隙間をシーリング材で埋めた
り、パッキン材を挟着することが考えられるが、シーリ
ング材では美観を損ねるし、パッキン材では当該パッキ
ン材の上部に雨水が滞留することがある。また、シーリ
ング材やパッキン材を用いる構造を採ると、作業工程が
その分増加することとなり、組立作業に手間と時間が掛
かってしまう欠点がある。
【0006】そこで本発明は上記に鑑み提案されたもの
で、精度の高い水勾配を容易に付けることができ、上面
に装飾模様を隆設しても雨水が溜ることを防止できる雨
仕舞いの良好な階段の段板を提供することを目的とす
る。
で、精度の高い水勾配を容易に付けることができ、上面
に装飾模様を隆設しても雨水が溜ることを防止できる雨
仕舞いの良好な階段の段板を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するためなされたものであり、請求項1に記載のもの
は、略水平方向に延在する横長な水平芯部の前縁部に当
該水平芯部に対してほぼ直角に立ち下がる前面芯部を形
成し、後縁部には上記水平芯部に対してほぼ直角に立ち
上がる後面芯部を形成した金属製の芯部材を合成ゴムに
より被覆し、上面に隆起部を合成ゴムと一体に隆設した
階段の段板であって、上記芯部材の水平芯部を被覆する
合成ゴムの厚さを、前縁部側から後縁部側に向けて徐々
に増加することにより上面に後縁部側から前縁部側に下
り傾斜した水勾配を形成し、上記隆起部は、後縁部側の
側縁を水勾配の方向に対して交叉する下り傾斜状態で延
在させ、尚且つ当該側縁の傾斜下端の先方には、隆起部
の基端高さまで低めた排水領域を形成し、水勾配によっ
て流下してきた雨水を隆起部の後縁部側の側縁に沿って
流下させるとともに、側縁の傾斜下端の先方の排水領域
から水勾配の傾斜下端側に排水するようにしたことを特
徴とする階段の段板である。
するためなされたものであり、請求項1に記載のもの
は、略水平方向に延在する横長な水平芯部の前縁部に当
該水平芯部に対してほぼ直角に立ち下がる前面芯部を形
成し、後縁部には上記水平芯部に対してほぼ直角に立ち
上がる後面芯部を形成した金属製の芯部材を合成ゴムに
より被覆し、上面に隆起部を合成ゴムと一体に隆設した
階段の段板であって、上記芯部材の水平芯部を被覆する
合成ゴムの厚さを、前縁部側から後縁部側に向けて徐々
に増加することにより上面に後縁部側から前縁部側に下
り傾斜した水勾配を形成し、上記隆起部は、後縁部側の
側縁を水勾配の方向に対して交叉する下り傾斜状態で延
在させ、尚且つ当該側縁の傾斜下端の先方には、隆起部
の基端高さまで低めた排水領域を形成し、水勾配によっ
て流下してきた雨水を隆起部の後縁部側の側縁に沿って
流下させるとともに、側縁の傾斜下端の先方の排水領域
から水勾配の傾斜下端側に排水するようにしたことを特
徴とする階段の段板である。
【0008】請求項2に記載のものは、請求項1の構成
に加えて、段板の左右側縁に、上方へ向けて延出する止
水堤部を合成ゴムにより一体成型したことを特徴とする
階段の段板である。
に加えて、段板の左右側縁に、上方へ向けて延出する止
水堤部を合成ゴムにより一体成型したことを特徴とする
階段の段板である。
【0009】請求項3に記載のものは、前記止水堤部
が、外側の側面が段板側縁よりも外側上方へ向けて起立
することを特徴とする階段の段板である。
が、外側の側面が段板側縁よりも外側上方へ向けて起立
することを特徴とする階段の段板である。
【0010】請求項4に記載のものは、段板の前縁部
に、突条からなる滑り止め部を段板の左右方向に沿って
形成すると共に、該滑り止め部の長手方向の途中に突条
の基端高さまで低めた排水領域を形成したことを特徴と
する階段の段板である。
に、突条からなる滑り止め部を段板の左右方向に沿って
形成すると共に、該滑り止め部の長手方向の途中に突条
の基端高さまで低めた排水領域を形成したことを特徴と
する階段の段板である。
【0011】請求項5に記載のものは、前記隆起部は、
上面が上方に凸の曲面であることを特徴とする階段の段
板である。
上面が上方に凸の曲面であることを特徴とする階段の段
板である。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
にもとづいて説明すると、図1はアパート等の外廊下に
使用される代表的な階段1の斜視図である。この階段1
は、所定の間隔を配して左右一対のササラ桁2を斜めに
設置し、両ササラ桁2,2間に段板3…を所定間隔で取
付け、ササラ桁2上に手摺4を取り付けてなる。
にもとづいて説明すると、図1はアパート等の外廊下に
使用される代表的な階段1の斜視図である。この階段1
は、所定の間隔を配して左右一対のササラ桁2を斜めに
設置し、両ササラ桁2,2間に段板3…を所定間隔で取
付け、ササラ桁2上に手摺4を取り付けてなる。
【0013】段板3は、図2から図5に示すように、鉄
板等の金属製芯部材5をウレタン等の合成ゴム6により
被覆してなり、人が載る略々水平方向に延在する長方形
の足踏面部7の上面には、被覆する合成ゴム6の厚さ
を、前縁部側から後縁部側に向けて徐々に増加すること
により上面に後縁部側から前縁部側に向かって緩く下り
傾斜した水勾配を形成する。本実施形態においては、芯
部材5の上面を被覆する合成ゴム6の厚さを変化させて
下面を被覆する合成ゴム6の厚さを同じにすることによ
り、5/250の水勾配を形成してある。
板等の金属製芯部材5をウレタン等の合成ゴム6により
被覆してなり、人が載る略々水平方向に延在する長方形
の足踏面部7の上面には、被覆する合成ゴム6の厚さ
を、前縁部側から後縁部側に向けて徐々に増加すること
により上面に後縁部側から前縁部側に向かって緩く下り
傾斜した水勾配を形成する。本実施形態においては、芯
部材5の上面を被覆する合成ゴム6の厚さを変化させて
下面を被覆する合成ゴム6の厚さを同じにすることによ
り、5/250の水勾配を形成してある。
【0014】図3に示す芯部材5は、鉄板を折り曲げ加
工したもので、略々水平方向に延在する長方形の水平芯
部51と、該水平芯部51の前縁を下方に略々直角に折
り曲げた前面芯部52と、水平芯部51の後縁を上方に
略々直角に折り曲げた後面芯部53とからなる。上記水
平芯部51の左右の側縁部には、貫通孔54をそれぞれ
開設する。なお、上記芯部材5は、一般的な鉄板でもよ
いが制振鋼板を使用すると騒音の発生を一層抑制するこ
とができる。また、芯部材5を被覆する合成ゴム6は、
耐摩耗性、耐候性に優れた例えばウレタンゴムを使用す
る。
工したもので、略々水平方向に延在する長方形の水平芯
部51と、該水平芯部51の前縁を下方に略々直角に折
り曲げた前面芯部52と、水平芯部51の後縁を上方に
略々直角に折り曲げた後面芯部53とからなる。上記水
平芯部51の左右の側縁部には、貫通孔54をそれぞれ
開設する。なお、上記芯部材5は、一般的な鉄板でもよ
いが制振鋼板を使用すると騒音の発生を一層抑制するこ
とができる。また、芯部材5を被覆する合成ゴム6は、
耐摩耗性、耐候性に優れた例えばウレタンゴムを使用す
る。
【0015】前記足踏面部7の少なくとも前縁部分に
は、突条からなる滑べり止め部9を段板3の左右長手方
向に沿って形成すると共に、該滑べり止め部9の長手方
向の途中には適宜な間隔で突条の基端高さまで低めた排
水領域10を形成する。図面に示す滑べり止め部9は、
3mmピッチで7本形成し、長さを50mmとして、間に左
右長さ5mmの排水領域10を形成した。
は、突条からなる滑べり止め部9を段板3の左右長手方
向に沿って形成すると共に、該滑べり止め部9の長手方
向の途中には適宜な間隔で突条の基端高さまで低めた排
水領域10を形成する。図面に示す滑べり止め部9は、
3mmピッチで7本形成し、長さを50mmとして、間に左
右長さ5mmの排水領域10を形成した。
【0016】更に、図面に示す実施の形態では、足踏面
部7にM字型の模様を設けた意匠部71を形成してお
り、この意匠部71も滑べり止め部9と同様に隆起部に
よって構成するので滑り止めの機能を有する。また、上
記M字型の模様は、図9に示すように、段板3の後縁部
側に位置する隆起部の側縁71aを水勾配の方向Dに対
して約45°の角度で交叉して水勾配の傾斜に応じて下
り傾斜した状態で延在させ、尚且つ当該側縁71aの傾
斜下端の先方には、M字型を左右に分割することによっ
て隆起部の基端高さまで低めた排水領域72を形成す
る。換言すると、段板3の後縁部側に位置する隆起部の
側縁71aは、水勾配の傾斜方向Dに対して、いずれの
部位においても斜めに位置するように配置し、この斜め
に延在して僅かに下り傾斜する隆起部の側縁71aの傾
斜下端の先方に排水領域72を確保する。また、このM
字型の隆起部は、図8に示すように、上面を上方に凸の
緩い曲面に形成し、これにより水傾斜と相俟って雨水が
溜まらないようにしてある。なお、上記意匠部71の模
様はM字型に限るものではなく、装飾効果を高めるため
に適宜なデザインを選択することができるが、後縁部側
の側縁は斜めに延在して僅かに下り傾斜させてデザイン
することを要する。
部7にM字型の模様を設けた意匠部71を形成してお
り、この意匠部71も滑べり止め部9と同様に隆起部に
よって構成するので滑り止めの機能を有する。また、上
記M字型の模様は、図9に示すように、段板3の後縁部
側に位置する隆起部の側縁71aを水勾配の方向Dに対
して約45°の角度で交叉して水勾配の傾斜に応じて下
り傾斜した状態で延在させ、尚且つ当該側縁71aの傾
斜下端の先方には、M字型を左右に分割することによっ
て隆起部の基端高さまで低めた排水領域72を形成す
る。換言すると、段板3の後縁部側に位置する隆起部の
側縁71aは、水勾配の傾斜方向Dに対して、いずれの
部位においても斜めに位置するように配置し、この斜め
に延在して僅かに下り傾斜する隆起部の側縁71aの傾
斜下端の先方に排水領域72を確保する。また、このM
字型の隆起部は、図8に示すように、上面を上方に凸の
緩い曲面に形成し、これにより水傾斜と相俟って雨水が
溜まらないようにしてある。なお、上記意匠部71の模
様はM字型に限るものではなく、装飾効果を高めるため
に適宜なデザインを選択することができるが、後縁部側
の側縁は斜めに延在して僅かに下り傾斜させてデザイン
することを要する。
【0017】上記のように足踏面部7に緩い下り傾斜
(水勾配)を設けておくと、後で詳述するが、降雨時に
おける水切が良好となって足踏面部7上に雨水が溜るこ
とがない。また、合成ゴム6の厚さを徐々に変化させる
ことによって水切用の緩傾斜をつけているので、ササラ
桁2に対して段板3の下面を水平にして取り付けるだけ
で所定の水勾配を各段板3ごとにすべて同じ角度で簡単
に設定することができ、施工現場における組立作業の簡
略化を図ることができる。
(水勾配)を設けておくと、後で詳述するが、降雨時に
おける水切が良好となって足踏面部7上に雨水が溜るこ
とがない。また、合成ゴム6の厚さを徐々に変化させる
ことによって水切用の緩傾斜をつけているので、ササラ
桁2に対して段板3の下面を水平にして取り付けるだけ
で所定の水勾配を各段板3ごとにすべて同じ角度で簡単
に設定することができ、施工現場における組立作業の簡
略化を図ることができる。
【0018】そして、本発明に係る段板3は、芯部材5
を被覆する合成ゴム6の側縁部に、前記した芯部材5に
開設した貫通孔54に連通させて取付孔61を開設す
る。また、段板3の左右側縁には、少なくとも上方へ向
けて延出するリップ状あるいは壁状の止水堤部62を合
成ゴム6により一体成形する。例えば、図10(A)に
示すように、足踏面部7の左右側縁に、上方に突出して
外側の側面が当該段板3の側面と面一である断面略直角
三角形の止水堤部62を側縁の前後長さの全長に亙って
合成ゴム6により一体成型する。また、図10(B)に
示すように、足踏面部7の上面からやや斜め上方に延出
すると共に、外側の側面が足踏面部7の側縁よりも外側
上方(図中右側)に向けて起立し、全体として若干突出
するように形成してもよい。
を被覆する合成ゴム6の側縁部に、前記した芯部材5に
開設した貫通孔54に連通させて取付孔61を開設す
る。また、段板3の左右側縁には、少なくとも上方へ向
けて延出するリップ状あるいは壁状の止水堤部62を合
成ゴム6により一体成形する。例えば、図10(A)に
示すように、足踏面部7の左右側縁に、上方に突出して
外側の側面が当該段板3の側面と面一である断面略直角
三角形の止水堤部62を側縁の前後長さの全長に亙って
合成ゴム6により一体成型する。また、図10(B)に
示すように、足踏面部7の上面からやや斜め上方に延出
すると共に、外側の側面が足踏面部7の側縁よりも外側
上方(図中右側)に向けて起立し、全体として若干突出
するように形成してもよい。
【0019】上記した構成からなる段板3をササラ桁2
に取り付けるには、図1に示すように、左右のササラ桁
2の内側面に夫々取付部材11を所定の間隔で予め固定
しておく。この取付部材11は、例えばアングル材から
なり、施工後に水平面となる上面部には、段板3の取付
孔61(貫通孔54)に対応する固定孔12を穿設して
おく。なお、上記取付部材11のササラ桁2に対する固
定は、溶接やボルト締め等、適宜な固定手段を採用でき
る。
に取り付けるには、図1に示すように、左右のササラ桁
2の内側面に夫々取付部材11を所定の間隔で予め固定
しておく。この取付部材11は、例えばアングル材から
なり、施工後に水平面となる上面部には、段板3の取付
孔61(貫通孔54)に対応する固定孔12を穿設して
おく。なお、上記取付部材11のササラ桁2に対する固
定は、溶接やボルト締め等、適宜な固定手段を採用でき
る。
【0020】前記したような段板3を左右の取付部材1
1,11上に載置し、段板3の取付孔61と取付部材1
1の固定孔12とを連通させ、上方から皿ボルト等を一
連に挿通すると共に、下方からナットを装着して、両者
を締結する。この様にして、段板3をササラ桁2の取付
部材11の上に載置した状態で、上下方向に挿通したボ
ルト等により段板3を固定すると、段板3を支えて作業
する必要もないので、固定作業が容易である。しかも、
段板3に掛かる荷重は取付部材11からササラ桁2に分
散されるので、ボルト・ナット等は小型のもので充分で
あり、強度不足になる虞れがない。
1,11上に載置し、段板3の取付孔61と取付部材1
1の固定孔12とを連通させ、上方から皿ボルト等を一
連に挿通すると共に、下方からナットを装着して、両者
を締結する。この様にして、段板3をササラ桁2の取付
部材11の上に載置した状態で、上下方向に挿通したボ
ルト等により段板3を固定すると、段板3を支えて作業
する必要もないので、固定作業が容易である。しかも、
段板3に掛かる荷重は取付部材11からササラ桁2に分
散されるので、ボルト・ナット等は小型のもので充分で
あり、強度不足になる虞れがない。
【0021】上記の様にして段板を取り付ける場合、図
11に示すように、ボルトの首の部分を角柱状に形成し
てある所謂角根ボルト13を採用し、段板3の貫通孔5
4または取付部材11の固定孔12を角孔に形成してお
くとよい。この様な角根ボルト13を使用すると、下側
からナット14を螺合するときに、一般の皿ボルトのよ
うに、頭の溝にドライバを差し込んで押えるなどの回り
止め操作をする必要がない。したがって、作業性が著し
く向上する。しかも、ボルト13の頭に溝がないので、
溝に雨水や土砂や塵埃等が溜まることがなく、この溜ま
った雨水から腐食が始まることがないし、また、清掃作
業も容易である。
11に示すように、ボルトの首の部分を角柱状に形成し
てある所謂角根ボルト13を採用し、段板3の貫通孔5
4または取付部材11の固定孔12を角孔に形成してお
くとよい。この様な角根ボルト13を使用すると、下側
からナット14を螺合するときに、一般の皿ボルトのよ
うに、頭の溝にドライバを差し込んで押えるなどの回り
止め操作をする必要がない。したがって、作業性が著し
く向上する。しかも、ボルト13の頭に溝がないので、
溝に雨水や土砂や塵埃等が溜まることがなく、この溜ま
った雨水から腐食が始まることがないし、また、清掃作
業も容易である。
【0022】上記のようにして段板3をササラ桁2,2
間に固定すると、各段板3の側端面が合成ゴム6により
被覆されて弾性があると共に止水堤部62が設けてある
ので、ササラ桁2の側面に段板3の側端面が密着し、特
に予め外方に向けて成型した止水堤部62は弾性変形し
て強い圧力で密着する。したがって、ササラ桁2と段板
3との間、特に止水堤部62が圧接する部分に隙間が生
じることがなく、雨水の浸入を確実に阻止することがで
きる。なお、段板3を縦方向のボルト・ナットによって
固定すると段板3をササラ桁2側に押圧する力は発生し
ない。このため、上記止水堤部62、特に予め外方に向
けて成形したリップ状のものはササラ桁2内面への密着
性があるので、ササラ桁2の段板当接面の錆を効果的に
防止することができる。
間に固定すると、各段板3の側端面が合成ゴム6により
被覆されて弾性があると共に止水堤部62が設けてある
ので、ササラ桁2の側面に段板3の側端面が密着し、特
に予め外方に向けて成型した止水堤部62は弾性変形し
て強い圧力で密着する。したがって、ササラ桁2と段板
3との間、特に止水堤部62が圧接する部分に隙間が生
じることがなく、雨水の浸入を確実に阻止することがで
きる。なお、段板3を縦方向のボルト・ナットによって
固定すると段板3をササラ桁2側に押圧する力は発生し
ない。このため、上記止水堤部62、特に予め外方に向
けて成形したリップ状のものはササラ桁2内面への密着
性があるので、ササラ桁2の段板当接面の錆を効果的に
防止することができる。
【0023】また、人が登り降りする際に靴が段板3の
足踏面部7に衝接したとしても、足踏面部7を覆うウレ
タンゴムが靴の衝撃を吸収して減少させる。したがっ
て、足を載せたときの感触や柔らかくて心地が良くな
り、しかも、当該段板3から直接発生する騒音が従来よ
りも減少する。
足踏面部7に衝接したとしても、足踏面部7を覆うウレ
タンゴムが靴の衝撃を吸収して減少させる。したがっ
て、足を載せたときの感触や柔らかくて心地が良くな
り、しかも、当該段板3から直接発生する騒音が従来よ
りも減少する。
【0024】そして、止水堤部62を設けた合成ゴム6
により、ササラ桁2,2の建て付け誤差を吸収すること
ができる。また、歩行荷重によって段板3が撓んで足踏
面部7の上側縁がササラ桁2の側面から離れる応力が作
用しても、止水堤部62が弾性復元力によってササラ桁
2に密着し続けるので、隙間が生じることがなく、常に
段板3とササラ桁2との間に雨水が浸入することを阻止
している。
により、ササラ桁2,2の建て付け誤差を吸収すること
ができる。また、歩行荷重によって段板3が撓んで足踏
面部7の上側縁がササラ桁2の側面から離れる応力が作
用しても、止水堤部62が弾性復元力によってササラ桁
2に密着し続けるので、隙間が生じることがなく、常に
段板3とササラ桁2との間に雨水が浸入することを阻止
している。
【0025】また、段板3が雨水等によって濡れた場
合、本発明においては上面に水勾配を付けてあるので、
水はこの水勾配によって段板3の後縁側から前縁側に向
かって自然に流れ、前縁にまで流れた雨水は下段の段板
3に流れ落ち、これを順次繰り返して最終的には階下に
排水される。そして、本実施形態における段板3の足踏
面部7にはM字型の意匠部71が、前縁部には突条の滑
べり止め部9がそれぞれ隆設されているが、段板3上の
雨水はこれらの隆起部によって流れが遮られることなく
円滑に排水される。
合、本発明においては上面に水勾配を付けてあるので、
水はこの水勾配によって段板3の後縁側から前縁側に向
かって自然に流れ、前縁にまで流れた雨水は下段の段板
3に流れ落ち、これを順次繰り返して最終的には階下に
排水される。そして、本実施形態における段板3の足踏
面部7にはM字型の意匠部71が、前縁部には突条の滑
べり止め部9がそれぞれ隆設されているが、段板3上の
雨水はこれらの隆起部によって流れが遮られることなく
円滑に排水される。
【0026】すなわち、水勾配によって段板の後縁部側
から流れてきた雨水がその流下途中で、例えばM字型隆
起部に到達した場合、M字の左側の頂部71bに到達し
た雨水は、この頂部7が円弧状であって水勾配の方向に
直交する側縁を有していないので、左右のいずれかに流
下方向を変更して流れ続ける。そして、頂部71bから
左側に流下方向を変更し、水勾配の方向に沿って延在す
る側縁71cの左側に流れた雨水は、何等の障害もない
ので、水勾配によってそのまま前縁側に向かって流れ
る。一方、頂部71bから右側に流下方向を変更し、頂
部71bから斜め右下方向に延在した隆起部側に流れた
雨水は、この隆起部の後縁部側の側縁71aが水勾配に
対して斜めに下り傾斜しているので、当該側縁71aに
沿って流れ続ける。この雨水が側縁71aの傾斜下端ま
で流下すると、その先方には平らな排水領域72が存在
しているので、雨水は排水領域72内を水勾配によって
前縁部側に向かって流れる。したがって、M字の左側の
頂部71bに到達した雨水は、途中で滞留することなく
水勾配によって段板3の前縁部に向かって円滑に流れる
ことができる。右側の頂部71dに到達した雨水も同様
である。また、頂部71b,71dから斜めに延在して
いる隆起部に直接到達した雨水も同様であり、M字型隆
起部のいずれの部位に到達した雨水も円滑に流れる。こ
のため、段板3の上面に隆起部を形成してなる意匠部7
1を設けることにより装飾効果を高めても、これにより
雨水が溜ることはない。
から流れてきた雨水がその流下途中で、例えばM字型隆
起部に到達した場合、M字の左側の頂部71bに到達し
た雨水は、この頂部7が円弧状であって水勾配の方向に
直交する側縁を有していないので、左右のいずれかに流
下方向を変更して流れ続ける。そして、頂部71bから
左側に流下方向を変更し、水勾配の方向に沿って延在す
る側縁71cの左側に流れた雨水は、何等の障害もない
ので、水勾配によってそのまま前縁側に向かって流れ
る。一方、頂部71bから右側に流下方向を変更し、頂
部71bから斜め右下方向に延在した隆起部側に流れた
雨水は、この隆起部の後縁部側の側縁71aが水勾配に
対して斜めに下り傾斜しているので、当該側縁71aに
沿って流れ続ける。この雨水が側縁71aの傾斜下端ま
で流下すると、その先方には平らな排水領域72が存在
しているので、雨水は排水領域72内を水勾配によって
前縁部側に向かって流れる。したがって、M字の左側の
頂部71bに到達した雨水は、途中で滞留することなく
水勾配によって段板3の前縁部に向かって円滑に流れる
ことができる。右側の頂部71dに到達した雨水も同様
である。また、頂部71b,71dから斜めに延在して
いる隆起部に直接到達した雨水も同様であり、M字型隆
起部のいずれの部位に到達した雨水も円滑に流れる。こ
のため、段板3の上面に隆起部を形成してなる意匠部7
1を設けることにより装飾効果を高めても、これにより
雨水が溜ることはない。
【0027】しかも、本実施形態におけるM字型意匠部
71は、足踏面部7のほぼ全域に形成してあり、各M字
型隆起部の大きさは50mm×50mm、太さ10mm、高さ
1.5mmに設定し、ピッチも小さく設定して歩行者の靴
が必ずいずれかの隆起部に載るように設定してあり、加
えて隆起部の上面は緩い凸曲面に成型して水切れを良好
にしてある。したがって、歩行者は必ずM字型隆起部の
上面に靴底を着いて昇降することになり、水勾配によっ
て流れる雨水に直接浸り難い。このため、降雨時であっ
ても、靴を必要以上に濡らすこともないし、溜ったり流
れている雨水に起因するスリップを有効に防止でき、歩
き易い。
71は、足踏面部7のほぼ全域に形成してあり、各M字
型隆起部の大きさは50mm×50mm、太さ10mm、高さ
1.5mmに設定し、ピッチも小さく設定して歩行者の靴
が必ずいずれかの隆起部に載るように設定してあり、加
えて隆起部の上面は緩い凸曲面に成型して水切れを良好
にしてある。したがって、歩行者は必ずM字型隆起部の
上面に靴底を着いて昇降することになり、水勾配によっ
て流れる雨水に直接浸り難い。このため、降雨時であっ
ても、靴を必要以上に濡らすこともないし、溜ったり流
れている雨水に起因するスリップを有効に防止でき、歩
き易い。
【0028】また、意匠部71を通過して段板3の前縁
部まで雨水が流れると、この前縁部には突条からなる滑
べり止め部9があるが、この滑べり止め部9の途中には
排水領域10が形成されているので、雨水はこの排水領
域10を流れて排水される。したがって、段板3の前縁
部においても雨水が滞留することはない。
部まで雨水が流れると、この前縁部には突条からなる滑
べり止め部9があるが、この滑べり止め部9の途中には
排水領域10が形成されているので、雨水はこの排水領
域10を流れて排水される。したがって、段板3の前縁
部においても雨水が滞留することはない。
【0029】なお、上記のような構成からなる段板3を
製造するには、芯部材5の各表面に同じ厚さの合成ゴム
製シートを貼設し、この状態で成型金型内にセットし、
合成ゴムシートが塑性変形する温度まで加熱した状態で
加圧して合成ゴムシートを一体化するとともに、水平芯
部51を被覆する合成ゴムシートを金型の傾斜内面によ
り押圧して足踏面部7の合成ゴム6の厚さを変化させ、
これにより足踏面部7に緩い水勾配を形成し、同時に金
型の上記傾斜内面の側縁に形成してある止水堤部成型用
溝内に、流動する合成ゴム6を圧入して足踏面部7の左
右側縁に止水堤部62を形成する。このようにして製造
すると、足踏面部7の傾斜を形成して余った合成ゴム6
により止水堤部62を成型することができ、合成ゴム6
を無駄なく利用することができ、止水堤部62を形成す
るための材料を別途貼ったり供給する必要もない。
製造するには、芯部材5の各表面に同じ厚さの合成ゴム
製シートを貼設し、この状態で成型金型内にセットし、
合成ゴムシートが塑性変形する温度まで加熱した状態で
加圧して合成ゴムシートを一体化するとともに、水平芯
部51を被覆する合成ゴムシートを金型の傾斜内面によ
り押圧して足踏面部7の合成ゴム6の厚さを変化させ、
これにより足踏面部7に緩い水勾配を形成し、同時に金
型の上記傾斜内面の側縁に形成してある止水堤部成型用
溝内に、流動する合成ゴム6を圧入して足踏面部7の左
右側縁に止水堤部62を形成する。このようにして製造
すると、足踏面部7の傾斜を形成して余った合成ゴム6
により止水堤部62を成型することができ、合成ゴム6
を無駄なく利用することができ、止水堤部62を形成す
るための材料を別途貼ったり供給する必要もない。
【0030】以上、本発明を図面の実施の形態について
説明したが、本発明は前記した各実施の形態に限定され
るものではなく、特許請求の範囲に記載した構成を変更
しない限り適宜に実施できる。例えば、芯部材5を覆う
合成ゴム6は、前記したウレタンゴムに限定されるもの
ではなく、どのようなものを用いてもよい。また、蹴込
板を備える階段にも適用できる。
説明したが、本発明は前記した各実施の形態に限定され
るものではなく、特許請求の範囲に記載した構成を変更
しない限り適宜に実施できる。例えば、芯部材5を覆う
合成ゴム6は、前記したウレタンゴムに限定されるもの
ではなく、どのようなものを用いてもよい。また、蹴込
板を備える階段にも適用できる。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、以下の効
果を奏する。即ち、請求項1の発明によれば、金属製の
芯部材を合成ゴムにより被覆し、上面に隆起部を合成ゴ
ムと一体に隆設し、上記芯部材の水平芯部を被覆する合
成ゴムの厚さを、前縁部側から後縁部側に向けて徐々に
増加することにより上面に後縁部側から前縁部側に下り
傾斜した水勾配を形成したので、ササラ桁側に設ける段
板の取付部材は水平に揃えるだけで、施工後における各
段板の水勾配を高い精度で同じ角度にすることができ
る。したがって、製造が容易であるし、施工現場での組
立作業も容易である。
果を奏する。即ち、請求項1の発明によれば、金属製の
芯部材を合成ゴムにより被覆し、上面に隆起部を合成ゴ
ムと一体に隆設し、上記芯部材の水平芯部を被覆する合
成ゴムの厚さを、前縁部側から後縁部側に向けて徐々に
増加することにより上面に後縁部側から前縁部側に下り
傾斜した水勾配を形成したので、ササラ桁側に設ける段
板の取付部材は水平に揃えるだけで、施工後における各
段板の水勾配を高い精度で同じ角度にすることができ
る。したがって、製造が容易であるし、施工現場での組
立作業も容易である。
【0032】そして、上記隆起部は、後縁部側の側縁を
水勾配の方向に対して交叉する下り傾斜した状態で延在
させ、尚且つ当該側縁の傾斜下端の先方には、隆起部の
基端高さまで低めた排水領域を形成し、合成ゴムの上面
を水勾配によって流下してきた雨水を隆起部の後縁部側
の側縁に沿って流下させるとともに、側縁の傾斜下端の
先方の排水領域から水勾配の傾斜下端側に排水するよう
にしたので、段板の上面に様々な意匠部などの装飾部を
隆設しても、この装飾部によって雨水の流れが阻止され
ることを確実に防止することができ、常に良好な排水性
を確保することができる。したがって、段板の上面に滞
留した雨水に起因するスリップを防止でき、雨仕舞いを
良好に維持することができる。
水勾配の方向に対して交叉する下り傾斜した状態で延在
させ、尚且つ当該側縁の傾斜下端の先方には、隆起部の
基端高さまで低めた排水領域を形成し、合成ゴムの上面
を水勾配によって流下してきた雨水を隆起部の後縁部側
の側縁に沿って流下させるとともに、側縁の傾斜下端の
先方の排水領域から水勾配の傾斜下端側に排水するよう
にしたので、段板の上面に様々な意匠部などの装飾部を
隆設しても、この装飾部によって雨水の流れが阻止され
ることを確実に防止することができ、常に良好な排水性
を確保することができる。したがって、段板の上面に滞
留した雨水に起因するスリップを防止でき、雨仕舞いを
良好に維持することができる。
【0033】請求項2の発明によれば、ササラ桁に密着
する止水堤部を設けたので、この止水堤部が取付時に弾
性をもってササラ桁の側面に圧接し、これにより段板と
ササラ桁との間に生じる隙間を美観を損なうことなく封
止することができる。したがって、雨水が段板とササラ
桁との間に浸入っすることがないため、ササラ桁の塗装
が老化することがなく、錆びたり、腐食による強度の低
下をきたすことがない。
する止水堤部を設けたので、この止水堤部が取付時に弾
性をもってササラ桁の側面に圧接し、これにより段板と
ササラ桁との間に生じる隙間を美観を損なうことなく封
止することができる。したがって、雨水が段板とササラ
桁との間に浸入っすることがないため、ササラ桁の塗装
が老化することがなく、錆びたり、腐食による強度の低
下をきたすことがない。
【0034】請求項3の発明では、止水堤部が外側上方
に向けて起立しているので、ササラ桁との密着を一層確
実にすることができる。
に向けて起立しているので、ササラ桁との密着を一層確
実にすることができる。
【0035】請求項4の発明では、段板の前縁部に、突
条からなる滑り止め部を段板の長手方向に沿って形成す
ると共に、該滑り止め部の長手方向の途中に突条の基端
高さまで低めた排水領域を形成したので、滑り止め部に
よるスリップ防止効果を得つつ、尚且つ雨水の排水性を
確保することができる。したがって、段板上に雨水が溜
まることがなく、雨天でもスリップの発生を有効に抑制
することができる。
条からなる滑り止め部を段板の長手方向に沿って形成す
ると共に、該滑り止め部の長手方向の途中に突条の基端
高さまで低めた排水領域を形成したので、滑り止め部に
よるスリップ防止効果を得つつ、尚且つ雨水の排水性を
確保することができる。したがって、段板上に雨水が溜
まることがなく、雨天でもスリップの発生を有効に抑制
することができる。
【0036】請求項5の発明によれば、隆起部の上面が
上方に凸の曲面であるので、靴の底が当る部分において
も排水性を確実に得ることができる。
上方に凸の曲面であるので、靴の底が当る部分において
も排水性を確実に得ることができる。
【図1】階段の概略斜視図である。
【図2】段板の斜視図である。
【図3】芯部材の一部を示す斜視図である。
【図4】段板の一部を示す平面図である。
【図5】段板のA−A断面図である。
【図6】滑り止め部の拡大平面図である。
【図7】滑べり止め部の拡大断面図である。
【図8】意匠部を構成する隆起部の断面図である。
【図9】意匠部の拡大平面図である。
【図10】(A)は側面が垂直な止水堤部の断面図、
(B)は外側の側面が側縁よりも斜め外側に突出する状
態で起立させた止水堤部の断面図である。
(B)は外側の側面が側縁よりも斜め外側に突出する状
態で起立させた止水堤部の断面図である。
【図11】角根ボルトを使用して段板を固定する状態を
示す要部の分解斜視図である。
示す要部の分解斜視図である。
1 階段 2 ササラ桁 3 段板 5 芯部材 6 合成ゴム 7 足踏面部 9 滑り止め部 10 排水領域 11 取付部材 12 固定孔 13 角根ボルト 14 ナット 51 水平芯部 52 前面芯部 53 後面芯部 54 貫通孔 61 取付孔 62 止水堤部 71 意匠部 72 排水領域
Claims (5)
- 【請求項1】 略水平方向に延在する横長な水平芯部の
前縁部に当該水平芯部に対してほぼ直角に立ち下がる前
面芯部を形成し、後縁部には上記水平芯部に対してほぼ
直角に立ち上がる後面芯部を形成した金属製の芯部材を
合成ゴムにより被覆し、上面に隆起部を合成ゴムと一体
に隆設した階段の段板であって、 上記芯部材の水平芯部を被覆する合成ゴムの厚さを、前
縁部側から後縁部側に向けて徐々に増加することにより
上面に後縁部側から前縁部側に下り傾斜した水勾配を形
成し、 上記隆起部は、後縁部側の側縁を水勾配の方向に対して
交叉する下り傾斜状態で延在させ、尚且つ当該側縁の傾
斜下端の先方には、隆起部の基端高さまで低めた排水領
域を形成し、 水勾配によって流下してきた雨水を隆起部の後縁部側の
側縁に沿って流下させるとともに、側縁の傾斜下端の先
方の排水領域から水勾配の傾斜下端側に排水するように
したことを特徴とする階段の段板。 - 【請求項2】 段板の左右側縁に、上方へ向けて延出す
る止水堤部を合成ゴムにより一体成型したことを特徴と
する請求項1に記載の階段の段板。 - 【請求項3】 前記止水堤部は、外側の側面が段板側縁
よりも外側上方へ向けて起立することを特徴とする請求
項2に記載の階段の段板。 - 【請求項4】 段板の前縁部に、突条からなる滑り止め
部を段板の左右方向に沿って形成すると共に、該滑り止
め部の長手方向の途中に突条の基端高さまで低めた排水
領域を形成したことを特徴とする請求項1から3のいず
れかに記載の階段の段板。 - 【請求項5】 前記隆起部は、上面が上方に凸の曲面で
あることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか
に記載の階段の段板。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9047180A JPH10227111A (ja) | 1997-02-14 | 1997-02-14 | 階段の段板 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9047180A JPH10227111A (ja) | 1997-02-14 | 1997-02-14 | 階段の段板 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10227111A true JPH10227111A (ja) | 1998-08-25 |
Family
ID=12767894
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9047180A Pending JPH10227111A (ja) | 1997-02-14 | 1997-02-14 | 階段の段板 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10227111A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000314217A (ja) * | 1999-04-30 | 2000-11-14 | Takiron Co Ltd | 勝手口等のステップ装置 |
| JP2002303025A (ja) * | 2001-04-09 | 2002-10-18 | Takiron Co Ltd | 階段用床材 |
| JP2012154171A (ja) * | 2012-05-21 | 2012-08-16 | Takiron Co Ltd | 階段被覆構造及びこれに用いる下地調整材 |
| JP2017179692A (ja) * | 2016-03-28 | 2017-10-05 | 積水化学工業株式会社 | 段板、階段および建物 |
-
1997
- 1997-02-14 JP JP9047180A patent/JPH10227111A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000314217A (ja) * | 1999-04-30 | 2000-11-14 | Takiron Co Ltd | 勝手口等のステップ装置 |
| JP2002303025A (ja) * | 2001-04-09 | 2002-10-18 | Takiron Co Ltd | 階段用床材 |
| JP2012154171A (ja) * | 2012-05-21 | 2012-08-16 | Takiron Co Ltd | 階段被覆構造及びこれに用いる下地調整材 |
| JP2017179692A (ja) * | 2016-03-28 | 2017-10-05 | 積水化学工業株式会社 | 段板、階段および建物 |
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