JPH10227343A - ベルトの走行装置 - Google Patents

ベルトの走行装置

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Publication number
JPH10227343A
JPH10227343A JP4705797A JP4705797A JPH10227343A JP H10227343 A JPH10227343 A JP H10227343A JP 4705797 A JP4705797 A JP 4705797A JP 4705797 A JP4705797 A JP 4705797A JP H10227343 A JPH10227343 A JP H10227343A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
belt
pulley
ridge
flange
traveling device
Prior art date
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Pending
Application number
JP4705797A
Other languages
English (en)
Inventor
Susumu Kazusa
進 上總
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsuboshi Belting Ltd
Original Assignee
Mitsuboshi Belting Ltd
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Filing date
Publication date
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  • Rollers For Roller Conveyors For Transfer (AREA)
  • Pulleys (AREA)
  • Devices For Conveying Motion By Means Of Endless Flexible Members (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ベルトの蛇行を防ぎながら直進走行させたベ
ルトの走行装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 エンドレスなベルト4を少なくとも2つ
のプーリ2、3に掛架して所定張力を付与して走行させ
るベルトの走行装置であり、上記プーリのうち少なくと
も一つのプーリが表面に複数の突条部41からなる当接
材40を有し、この突条部の頂部42がベルト4の張力
から押圧力を受けた際にプーリの軸方向へ傾くように弾
性変形する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はベルトの走行装置に
係り、詳しくは搬送用ベルトや切断装置に掛架したベル
トなどの蛇行を防ぎながら直進走行させるベルトの走行
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の平ベルトや歯付ベルトの切断方法
では、加硫したベルトスリーブを駆動プーリと従動プー
リに掛架して所定張力を付与した後、走行させ、カッタ
ーにより切断していた。
【0003】これらのベルトの切断では、ベルトは心線
としてコード、編布、帆布などを埋設あるいは積層し、
比較的剛性を有しているため、個々のベルトに切断する
ことができた。しかし、心線としてコードを埋設したベ
ルトは、心線の撚りや傾きに起因して一方向に片寄りが
生じ、カッターがベルトから離れている時にベルトが僅
かながら片寄り、その後の切断加工ができない問題があ
った。
【0004】このため、今までプーリ上を走行するベル
トの片寄りや蛇行を修正するために、Z撚り、S撚りの
心線を交互に配列したり、2つのプーリのフランジに近
い方を山高としたものを使用し、これに対処してきた。
また、プーリを取り付けた2軸の平行度を変えて非平行
にしたり、2軸をクロスさせてベルトの走行軌道を強制
的に変える方法も提案された。更には、ベルト側面にロ
ーラを押し当てたり、プーリ間にスリップ角をもつロー
ラを押し当ててローラスリップ角を調整して軌道修正を
する方法もあった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、心線を含まな
いベルトを切断する場合には、ベルトの横剛性に欠ける
ために、ある程度切断して幅が狭くなってくると、走行
中のベルト片寄りが激しくなって直線状に切断すること
は無論、個々のベルトに作製することが困難になってき
た。
【0006】これに対し、プーリを取り付けた2軸の平
行度を変えて非平行にしたり、2軸をクロスさせてベル
トの走行軌道を変える方法は、走行時のベルト張力に対
して、ベルト伸びが大きな場合には非常に有効であっ
た。しかし、伸びの小さなベルトは、幅方向に沿って軸
間距離が変わる装置に装着するためにこれに追従でき
ず、引きつった形状になったり、部分的にプーリから浮
いて、正確に切断できない不具合があった。
【0007】このような伸びの小さなベルトの軌道をロ
ーラにより修正させる上記方法では、本体の走行装置以
外に余分な付属装置を取り付けることによる、利用空間
の制限や、製品表面に傷を残すといった問題があった。
【0008】本発明はこのような問題点を改善するもの
であり、ベルトの蛇行を防ぎながら直進走行させたベル
トの走行装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】即ち、本願の請求項1記
載にかかる発明は、エンドレスなベルトを少なくとも2
つのプーリに掛架して所定張力を付与して走行させるベ
ルトの走行装置において、上記プーリのうち少なくとも
一つのプーリが表面に複数の突条部からなる当接材を有
し、該突条部の頂部がベルトの張力から押圧力を受けた
際にプーリの軸方向へ傾くように弾性変形するベルトの
走行装置にあり、突条部の頂部の弾性変形がベルトをプ
ーリの軸方向へ押しやる力が働き、ベルト走行時にこれ
が連続的に起こりベルトを速やかに軸方向へ移動させる
ことにより、直進走行が維持される。この走行装置はベ
ルトを所定幅に切断する切断装置や搬送用ベルトの走行
装置に使用される。
【0010】本願の請求項2記載にかかる発明では、突
条部はその頂部が隣接する他の頂部の傾斜面へ覆い被さ
るようなオーバーハング形状になっているため、突条部
の頂部がベルトの張力から押圧力を受けた際にプーリの
軸方向へ傾くように弾性変形しやすくなる。
【0011】本願の請求項3記載にかかる発明では、表
面に複数の突条部からなる当接材を備えたプーリが一方
の端部にフランジを有しているため、ベルト走行時にベ
ルトを速やかに軸方向へ移動させ常時フランジに接触さ
せることにより、ベルトの直進走行を維持することがで
きる。
【0012】本願の請求項4記載にかかる発明では、ベ
ルトがプーリのフランジ側へ移動するように、各突条部
の形状が調節されているため、ベルト走行時にベルトを
速やかに軸方向へ移動させ常時フランジに接触させるこ
とにより、ベルトの直進走行を維持することができる。
【0013】本願の請求項5記載にかかる発明は、エン
ドレスなベルトを少なくとも2つのプーリに掛架して所
定張力を付与して走行させるベルトの走行装置におい
て、一方もしくは両方の端部にフランジを有するととも
に、表面に複数の突条部からなる当接材を設け、該突条
部の頂部をベルトの張力から押圧力を受けた際にプーリ
の軸方向へ傾くように弾性変形させて、ベルトを一方の
フランジ側へ移動させるようにした少なくとも一つのプ
ーリと、一方もしくは両方の端部にフランジを有すると
ともに当接材を備えていない少なくとも一つのプーリ
と、からなるベルトの走行装置であり、ベルトを速やか
に軸方向へ移動させてフランジ側面に当接させることで
直進走行を維持することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係るベルトの走行
装置の側面図、図2は図1の一部切欠平面図、図3は当
接材を装着したプーリの断面図、図4は他の当接材を装
着したプーリの断面図、図5は当接材を設けた突条部の
拡大図、図6は他の突条部の拡大図である。図1におい
て、1は本発明のベルトの走行装置全体を示し、2、3
はベルト4を掛架して所定の張力下で走行させる固定プ
ーリ、移動プーリを示す。固定プーリ2は原動機(図示
せず)によって回転され、その一端はフランジ8を装着
し、他端は嵌着可能な脱着部材(図示せず)によって支
持される。
【0015】移動プーリ3は基台20に設けたレール2
1上を制御盤に設置された数値の位置へサーボモータ
(図示せず)により移動し、更にシリンダー22により
ベルト4に所定の張力を付与する。移動プーリ3の一端
はフランジ8を有し把持部25によって固定され、他端
は自由端になっている。
【0016】しかして、上記移動プーリ3は図2や図3
に示すように、表面に複数の突条部41をもった当接材
40を装着している。突条部41は、図5に示すように
その頂部42が隣接する他の頂部42の傾斜面43へ覆
い被さるようなオーバーハング形状になり、突条部の頂
部42がベルト4の張力から押圧力を受けた際にプーリ
の軸方向Xへ傾くよう弾性変形する。図3の実施例で
は、全ての突条部41がフランジ8側へ向いており、押
圧力を受けた際にはベルト4はフランジ8側へ移動しそ
の側面に当接する。即ち、図5に示すように、突条部の
頂部42がベルト4の張力から押圧力を受けると、各頂
部42の位置が図中点線にようにb点まで移動し、軸方
向Xに対してdだけベルト4を軸方向Xへ押しやる力が
働く。ベルト4の走行により、これが連続的に起こり、
ベルト4を速やかにフランジ8側へ移動させる。
【0017】上記突条部41をもった当接材40は、突
条部の頂部42がベルト4の張力から押圧力を受けた際
にプーリの軸方向Xへ傾くように弾性変形するような形
状であればよく、その一つとして鋸刃のように頂部42
が隣接する他の頂部42の傾斜面43へ覆い被さるよう
なオーバーハング形状になることが最も好ましい。言い
換えると、図5に示すように頂部42の岸壁面44と水
平面45とのなす角度θが90°未満である必要があ
り、90°もしくはこれを越えると押圧力を受けた際に
プーリの軸方向Xへ傾くような弾性変形が起こりにく
く、本発明の目的も達成しにくい。
【0018】上記突条部41をもった当接材40の材質
としては、押圧力を受けた際に弾性変形する必要がある
ため、加硫したゴム、ウレタンなどの弾性体が最も好ま
しい。弾性体の硬さや突条部41の数、あるいは突条部
41の高さ等はベルト4をプーリへ押しつける力によっ
て変わってくるので用途に応じた選択をする。また、当
接材40も頂部42が丸くなった形状や、波形形状でも
よい。
【0019】突条部41の形状として、上記のオーバー
ハング形状になっていなくても、図6に示すように、硬
質ゴム47と軟質ゴム48を組み合わせたようにゴム硬
度を変えたもので、実質的に頂部42が押圧力を受けた
際に片方へ傾くよう弾性変形すればよい。また、これ以
外にも押しつけると、必ず軸方向へ弾性的に倒れる癖の
ある材料、例えば起毛した布や織布、ブラシであっても
よい。
【0020】突条部41の向きは、必ずしも同一方向で
なくてもよく。これは突条部41の向きを部分的に変え
てベルト4のフランジ8に対する側圧を調節することが
できる。図4は右半分と左半分の領域で突条部41の向
きを変えた場合を示しているが、この場合にも右半分と
左半分においてベルト4の移動力に差をもたせ常時フラ
ンジ8側へ移動させるように突条部41の向きを調節す
る。
【0021】ここで使用するベルト4は水素化ニトリル
ゴム、水素化ニトリルゴムに不飽和カルボン酸金属塩、
クロロプレンゴム、アルキル化クロロスルフォン化ポリ
エチレン、エチレンプロピレンゴム、天然ゴム、ポリウ
レタン等のエラストマーや塩化ビニル等の樹脂からなる
柔軟性に富んだもの、あるいはこれらのエラストマーや
樹脂中にポリエステル繊維、ポリアミド繊維、アラミド
繊維、綿等からなる繊維コードや編布の補強材を心線と
して埋設したり、カバー帆布の補強材を積層したもので
もよい。上記ベルト4は比較的厚みの薄い平ベルト、搬
送用ベルト、歯付ベルト等である。
【0022】ベルト4を、固定プーリ2と突条部41を
有する当接材40を装着した移動プーリ3に掛架した
後、移動プーリ3を移動させて張力を付与した後、走行
させると、ベルト4は当接材40の影響によって各プー
リのフランジ8側へ移動し、その側面に接しつつ直進走
行する。
【0023】
【実施例】次に、本発明を具体的な実施例により更に詳
細に説明する。 実施例1 経糸に66ナイロン、緯糸に66ナイロンとウレタン弾
性糸を使用したカバー帆布と水素化ニトリルゴム組成
物、そしてアラミド繊維コードからなる心線を用いて得
た加硫した歯付ベルト用ベルトスリーブを作製した。こ
のベルトスリーブを、フランジ付き固定プーリと、複数
の突条部をもったウレタン製の当接材を巻き付けたフラ
ンジ付き移動プーリに掛架した後、移動プーリを移動さ
せてベルトスリーブに張力300kgfを付与した後、
固定プーリを回転させてベルトスリーブを速度1.8m
/秒で走行させた。尚、上記当接材の突条部の向きは右
半分と左半分の領域で突条部の向きを変えたものを使用
した。
【0024】ベルトスリーブがフランジ側へ移動して蛇
行が無くなった後、一枚刃のカッターを固定プーリ側に
当接し、幅1150mmでベルトスリーブを切断した
が、切断した個々の歯付ベルトはベルトスリーブから分
離し、ベルト端部に露出した心線がベルトスリーブの端
部と接触せず、心線の毛羽発生は発生しなかった。ま
た、得られた歯付ベルトは歯数163、ベルト幅27m
m、歯ピッチ8mm、ベルト歯型はSTPDであり、正
確な幅寸法と直線性を維持した個々のベルトに切断する
ことができた。
【0025】実施例2 水素化ニトリルゴム組成物からなる厚さ約1.0mm、
幅約450mm、外周長約1000mmの加硫したカー
ドや切符を搬送する平ベルトを作製した。このベルトは
ゴムのみからなりコード、帆布等を埋設、積層していな
い。上記搬送用平ベルトを、フランジ付き固定プーリ
と、複数の突条部をもったウレタン製当接材を巻き付け
たフランジ付き移動プーリに掛架した後、移動プーリを
移動させてベルトに伸張率103%を付与した後、固定
プーリを回転させてベルトを速度1.2m/秒で走行さ
せた。ベルトが回転してしばらくすると、ベルトがフラ
ンジ側へ移動して蛇行が無くなり、直進走行が確認され
た。
【0026】
【発明の効果】以上のように本願の請求項1〜5記載の
発明では、プーリのうち少なくとも一つのプーリが表面
に複数の突条部からなる当接材を有し、該突条部の頂部
がベルトの張力から押圧力を受けた際にプーリの軸方向
へ傾くように弾性変形するベルトの切断装置にあり、突
条部の頂部の弾性変形がベルトをプーリの軸方向へ押し
やる力が働き、ベルト走行時にこれが連続的に起こりベ
ルトを速やかに軸方向へ移動させ、ベルトの直進走行が
維持されるため、ベルトを所定幅に切断する切断装置や
搬送用ベルトの走行装置に使用される。
【0027】突条部はその頂部が隣接する他の頂部の傾
斜面へ覆い被さるようなオーバーハング形状になってい
るため、突条部の頂部がベルトの張力から押圧力を受け
た際にプーリの軸方向へ傾くように弾性変形しやすくな
る。
【0028】表面に複数の突条部からなる当接材を備え
たプーリが一方の端部にフランジを有しているため、ベ
ルト走行時にベルトを速やかに軸方向へ移動させ常時フ
ランジに接触させることにより、ベルトの直進走行を維
持する。
【0029】またベルトがプーリのフランジ側へ移動す
るように、各突条部のオーバーハング形状が調節されて
いるため、ベルト走行時にベルトを速やかに軸方向へ移
動させ常時フランジに接触させることにより、ベルトの
直進走行を維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るベルトの走行装置の側面図であ
る。
【図2】図1の一部切欠平面図である。
【図3】当接材を装着したプーリの断面図である。
【図4】他の当接材を装着したプーリの断面図である。
【図5】当接材を設けた突条部の拡大図である。
【図6】他の突条部の拡大図である。
【符号の説明】
2 固定プーリ 3 移動プーリ 4 ベルト 40 当接材 41 突条部 42 頂部 44 岸壁面 45 水平面

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンドレスなベルトを少なくとも2つの
    プーリに掛架して所定張力を付与して走行させるベルト
    の走行装置において、上記プーリのうち少なくとも一つ
    のプーリが表面に複数の突条部からなる当接材を有し、
    該突条部の頂部がベルトの張力から押圧力を受けた際に
    プーリの軸方向へ傾くように弾性変形することを特徴と
    するベルトの走行装置。
  2. 【請求項2】 突条部は、その頂部が隣接する他の頂部
    の傾斜面へ覆い被さるようなオーバーハング形状になっ
    ている請求項1記載のベルトの走行装置。
  3. 【請求項3】 表面に複数の突条部からなる当接材を備
    えたプーリが一方の端部にフランジを有している請求項
    1または2記載のベルトの走行装置。
  4. 【請求項4】 ベルトがプーリのフランジ側へ移動する
    ように、各突条部の形状が調節されている請求項1また
    は3記載のベルトの走行装置。
  5. 【請求項5】 エンドレスなベルトを少なくとも2つの
    プーリに掛架して所定張力を付与して走行させるベルト
    の走行装置において、 一方もしくは両方の端部にフランジを有するとともに、
    表面に複数の突条部からなる当接材を設け、該突条部の
    頂部をベルトの張力から押圧力を受けた際にプーリの軸
    方向へ傾くように弾性変形させて、ベルトを一方のフラ
    ンジ側へ移動させるようにした少なくとも一つのプーリ
    と、 一方もしくは両方の端部にフランジを有するとともに当
    接材を備えていない少なくとも一つのプーリと、からな
    ることを特徴とするベルトの走行装置。
JP4705797A 1997-02-13 1997-02-13 ベルトの走行装置 Pending JPH10227343A (ja)

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