JPH10227675A - フローセンサ及びその製造方法 - Google Patents
フローセンサ及びその製造方法Info
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- JPH10227675A JPH10227675A JP9033692A JP3369297A JPH10227675A JP H10227675 A JPH10227675 A JP H10227675A JP 9033692 A JP9033692 A JP 9033692A JP 3369297 A JP3369297 A JP 3369297A JP H10227675 A JPH10227675 A JP H10227675A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】劈開と異方性エッチングを利用しつつ、ヒータ
線をチップの辺に平行に形成して、ヒータ線に垂直方向
にガス流が流れてもチップ角による渦の影響がないよう
にし、流体中の塵埃によりセンサの信頼性が低下するこ
とを防止する。 【解決手段】本発明のフローセンサは、(100)面の
表面及び裏面と<011>軸または<01−1>軸方向
にほぼ平行な少なくとも一辺を有するシリコン単結晶基
板30と、基板30の裏面側から前記表面に達する様に
形成され(111)面の斜面を有する所定形状の貫通孔
36と、基板30の表面上に形成され前記貫通孔36を
塞ぐ様に形成された自立膜と、自立膜上に形成され、前
記基板30の四辺のいずれかの一辺61に平行な方向に
延びるヒータ線34とを有する。
線をチップの辺に平行に形成して、ヒータ線に垂直方向
にガス流が流れてもチップ角による渦の影響がないよう
にし、流体中の塵埃によりセンサの信頼性が低下するこ
とを防止する。 【解決手段】本発明のフローセンサは、(100)面の
表面及び裏面と<011>軸または<01−1>軸方向
にほぼ平行な少なくとも一辺を有するシリコン単結晶基
板30と、基板30の裏面側から前記表面に達する様に
形成され(111)面の斜面を有する所定形状の貫通孔
36と、基板30の表面上に形成され前記貫通孔36を
塞ぐ様に形成された自立膜と、自立膜上に形成され、前
記基板30の四辺のいずれかの一辺61に平行な方向に
延びるヒータ線34とを有する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シリコン等の単結
晶基板上に微細線状のヒータ線を形成したフローセンサ
に係り、流量の検出特性を改良したフローセンサ及びそ
の製造方法に関する。
晶基板上に微細線状のヒータ線を形成したフローセンサ
に係り、流量の検出特性を改良したフローセンサ及びそ
の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】シリコン等の単結晶基板上に微細線状の
ヒータ線を形成し、一定の電流を流して発熱させ、流体
の流量に応じてヒータ線温度の低下の程度を電圧値等で
検出するフローセンサが知られている。かかるフローセ
ンサは、低消費電力で微少サイズのセンサとして注目さ
れている。
ヒータ線を形成し、一定の電流を流して発熱させ、流体
の流量に応じてヒータ線温度の低下の程度を電圧値等で
検出するフローセンサが知られている。かかるフローセ
ンサは、低消費電力で微少サイズのセンサとして注目さ
れている。
【0003】かかるフローセンサは、基板の表面に所定
形状の窪みを形成し、その窪みの上に微細線状のヒータ
線を浮かせて形成し、ヒータ線に対する熱絶縁性を高
め、低消費電力、感度向上及び高速の応答性を実現して
いる。そのような構造のフローセンサは、例えば、特公
平3−52028号公報等に提案されている。
形状の窪みを形成し、その窪みの上に微細線状のヒータ
線を浮かせて形成し、ヒータ線に対する熱絶縁性を高
め、低消費電力、感度向上及び高速の応答性を実現して
いる。そのような構造のフローセンサは、例えば、特公
平3−52028号公報等に提案されている。
【0004】図6は、上記公報に開示されているフロー
センサの構成を示す平面図である。また、図7は、図6
中のA−Aの断面図である。シリコン単結晶基板10の
表面に形成した絶縁の自立膜12上に、一対の電極1
4,16を結ぶ微細線状のヒータ線18が形成される。
そして、ヒータ線18の下には窪み22が形成され、ヒ
ータ線18は自立膜12に支えられている。かかる構成
にすることで、ヒータ線18の熱絶縁性が高くなると同
時に熱容量が低くなり、フローセンサとして高感度で高
速応答性を持つ。
センサの構成を示す平面図である。また、図7は、図6
中のA−Aの断面図である。シリコン単結晶基板10の
表面に形成した絶縁の自立膜12上に、一対の電極1
4,16を結ぶ微細線状のヒータ線18が形成される。
そして、ヒータ線18の下には窪み22が形成され、ヒ
ータ線18は自立膜12に支えられている。かかる構成
にすることで、ヒータ線18の熱絶縁性が高くなると同
時に熱容量が低くなり、フローセンサとして高感度で高
速応答性を持つ。
【0005】流量値の検出は、一般に、このヒータ線1
8に一定の電流を流しながら、測定対象の流路内にヒー
タ線18を流路方向に垂直になるように挿入し、流量に
応じてヒータ線18の温度が低下し、その変化を抵抗値
の変化として電圧値等を検出することで行われる。
8に一定の電流を流しながら、測定対象の流路内にヒー
タ線18を流路方向に垂直になるように挿入し、流量に
応じてヒータ線18の温度が低下し、その変化を抵抗値
の変化として電圧値等を検出することで行われる。
【0006】上記の窪み22の形成は、例えば、自立膜
12に2つの開口20を設け、所定のウエットエッチン
グを所定時間だけ施すことにより、(100)面の底面
23と(111)面の斜面を有する窪みが形成される。
このエッチング工程は、(100)面を表面とするシリ
コン等の単結晶基板を、所定のエッチング液に浸すこと
による異方性エッチングとして知られている。
12に2つの開口20を設け、所定のウエットエッチン
グを所定時間だけ施すことにより、(100)面の底面
23と(111)面の斜面を有する窪みが形成される。
このエッチング工程は、(100)面を表面とするシリ
コン等の単結晶基板を、所定のエッチング液に浸すこと
による異方性エッチングとして知られている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】シリコン等の結晶構造
を有する基板では、<011>軸や<01−1>軸方向
が劈開面となる。したがって、ウエハから各チップを切
り出す工程で、この<011>軸または<01−1>軸
方向の劈開が利用される。劈開を利用せずフルカットダ
イシングを行う場合、自立膜にかかる応力が大きいので
歩留まりが悪くなり切り出し工程に要する時間も長くな
る。それに対して、上記の異方性エッチングは、所定の
エッチング液では(111)面方向のエッチングがほと
んど進まない性質を利用している。そして、その(11
1)面は、図6,7等から明らかな通り、<011>軸
または<01−1>軸方向に平行であり(100)面に
約54. 7度傾いた面である。従って、開口20からヒ
ータ線18の下にアンダーエッチングを施す為には、開
口20の方向を<011>軸または<01−1>軸方向
に対して所定角度ずれている必要がある。所定角度ずれ
ることで、エッチングの開口20からアンダーエッチン
グが施され、開口20の形状と方向で一義的にその窪み
22の形状が決まる。
を有する基板では、<011>軸や<01−1>軸方向
が劈開面となる。したがって、ウエハから各チップを切
り出す工程で、この<011>軸または<01−1>軸
方向の劈開が利用される。劈開を利用せずフルカットダ
イシングを行う場合、自立膜にかかる応力が大きいので
歩留まりが悪くなり切り出し工程に要する時間も長くな
る。それに対して、上記の異方性エッチングは、所定の
エッチング液では(111)面方向のエッチングがほと
んど進まない性質を利用している。そして、その(11
1)面は、図6,7等から明らかな通り、<011>軸
または<01−1>軸方向に平行であり(100)面に
約54. 7度傾いた面である。従って、開口20からヒ
ータ線18の下にアンダーエッチングを施す為には、開
口20の方向を<011>軸または<01−1>軸方向
に対して所定角度ずれている必要がある。所定角度ずれ
ることで、エッチングの開口20からアンダーエッチン
グが施され、開口20の形状と方向で一義的にその窪み
22の形状が決まる。
【0008】その結果、図6に示される通り、4角形の
チップ基板10の4辺25,26に対して、開口20と
その間のヒータ線18は例えば45度傾いた構造とな
る。
チップ基板10の4辺25,26に対して、開口20と
その間のヒータ線18は例えば45度傾いた構造とな
る。
【0009】ところが、上記の通り異方性エッチングの
利用と劈開面の利用の結果、ヒータ線18が基板10の
4辺25,26から傾いた構造となる為、流路の方向が
図6中の矢印28の方向になる。これは、流路の方向2
8に対してヒータ線18が垂直になるときが最も感度が
高くなるからである。その場合、矢印28方向に流れて
くる流体が、基板の角部29の存在により例えば左右に
渦を発生して流れの乱れを招く。この流れの乱れは、ヒ
ータ線の温度低下に影響を与え、センサ出力の誤差とな
って検出される。
利用と劈開面の利用の結果、ヒータ線18が基板10の
4辺25,26から傾いた構造となる為、流路の方向が
図6中の矢印28の方向になる。これは、流路の方向2
8に対してヒータ線18が垂直になるときが最も感度が
高くなるからである。その場合、矢印28方向に流れて
くる流体が、基板の角部29の存在により例えば左右に
渦を発生して流れの乱れを招く。この流れの乱れは、ヒ
ータ線の温度低下に影響を与え、センサ出力の誤差とな
って検出される。
【0010】更に、開口20を<011>軸または<0
1−1>軸方向から斜めにずらして形成し、その開口2
0からエッチング液をしみこませるため、窪み22の面
積が不必要に大きくなり、自立膜18の強度が低くなる
問題もある。また、開口20自体が、流体内の塵埃を取
り込む入り口となり、窪み22内に蓄積される塵埃はセ
ンサの信頼性を低下させる問題もある。
1−1>軸方向から斜めにずらして形成し、その開口2
0からエッチング液をしみこませるため、窪み22の面
積が不必要に大きくなり、自立膜18の強度が低くなる
問題もある。また、開口20自体が、流体内の塵埃を取
り込む入り口となり、窪み22内に蓄積される塵埃はセ
ンサの信頼性を低下させる問題もある。
【0011】そこで、本発明の目的は、上記の問題点を
解決した新規の構造のフローセンサを提供することにあ
る。
解決した新規の構造のフローセンサを提供することにあ
る。
【0012】更に、本発明の別の目的は、<011>軸
または<01−1>軸方向の劈開面と(111)面の異
方性エッチングを利用しつつ、流体の乱れを発生するこ
となくセンサ特性の優れたフローセンサ及びその製造方
法を提供することにある。
または<01−1>軸方向の劈開面と(111)面の異
方性エッチングを利用しつつ、流体の乱れを発生するこ
となくセンサ特性の優れたフローセンサ及びその製造方
法を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成する為
に、本発明のフローセンサは、(100)面の表面及び
裏面とを有するシリコン単結晶基板と、該基板の裏面側
から前記表面に達する様に形成された貫通孔と、該基板
の表面上に形成され前記貫通孔を塞ぐ様に形成された自
立膜と、該自立膜上に形成され、前記基板の一辺に平行
な方向に延びるヒータ線とを有することを特徴とする。
に、本発明のフローセンサは、(100)面の表面及び
裏面とを有するシリコン単結晶基板と、該基板の裏面側
から前記表面に達する様に形成された貫通孔と、該基板
の表面上に形成され前記貫通孔を塞ぐ様に形成された自
立膜と、該自立膜上に形成され、前記基板の一辺に平行
な方向に延びるヒータ線とを有することを特徴とする。
【0014】更に、上記目的を達成する為に、別の発明
は、結晶基板上にヒータ線を形成し、該ヒータ線の下側
の該結晶基板が少なくとも一部除去されたフローセンサ
の製造方法において、(100)面の表面と裏面を有す
る結晶基板の該表面上に、自立膜を形成する工程と、該
自立膜上に前記結晶基板の<011>軸あるいは<01
ー1>軸方向に平行に延びるヒータ線を形成する工程
と、前記結晶基板の裏面側に形成した所定形状の開口を
介して異方性エッチングを施し(111)面の斜面を有
し該結晶基板の表面側に達する貫通孔を形成し、前記ヒ
ータ線の下側の結晶基板を除去する工程と、前記結晶基
板を前記<011>軸あるいは<01ー1>軸方向に平
行に切り出す工程とを有することを特徴とする。
は、結晶基板上にヒータ線を形成し、該ヒータ線の下側
の該結晶基板が少なくとも一部除去されたフローセンサ
の製造方法において、(100)面の表面と裏面を有す
る結晶基板の該表面上に、自立膜を形成する工程と、該
自立膜上に前記結晶基板の<011>軸あるいは<01
ー1>軸方向に平行に延びるヒータ線を形成する工程
と、前記結晶基板の裏面側に形成した所定形状の開口を
介して異方性エッチングを施し(111)面の斜面を有
し該結晶基板の表面側に達する貫通孔を形成し、前記ヒ
ータ線の下側の結晶基板を除去する工程と、前記結晶基
板を前記<011>軸あるいは<01ー1>軸方向に平
行に切り出す工程とを有することを特徴とする。
【0015】上記の発明によれば、<011>軸または
<01−1>軸方向の劈開の性質を利用し、更に(11
1)面方向にエッチングが進行しない異方性エッチング
を利用し、ヒータ線をチップの一辺に平行に形成するこ
とができる。
<01−1>軸方向の劈開の性質を利用し、更に(11
1)面方向にエッチングが進行しない異方性エッチング
を利用し、ヒータ線をチップの一辺に平行に形成するこ
とができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に従って説明する。しかしながら、本発明の技術的範囲
はその実施の形態に限定されるものではない。
に従って説明する。しかしながら、本発明の技術的範囲
はその実施の形態に限定されるものではない。
【0017】図1は、本発明の実施の形態例を示す平面
図である。また、図2は、図1のBーBの断面図であ
る。本実施の形態例では、主要面が(100)面からな
るシリコン単結晶基板30の裏面側から異方性エッチン
グにより貫通孔36が形成され、その貫通孔36の基板
表面側に形成された自立膜の架橋構造44上にヒータ線
34が形成される。そして、基板表面側のヒータ線34
の方向が、基板30の辺60または61に平行に形成さ
れる。基板30の辺60,61が劈開面である<011
>軸または<01−1>軸方向であっても、貫通孔36
の形成が基板裏面側から行われるので、異方性エッチン
グ用のエッチング開口形状に依存することなくヒータ線
34の方向を定めることができる。そして、ヒータ線3
4を基板30の辺61に平行に形成することで、流路内
にこのフローセンサを設置する時ヒータ線34を流路の
方向に垂直にしても、ガス流は図中矢印70の如く辺6
1に垂直の方向に流れるので、従来の如くガス流が乱さ
れることはない。
図である。また、図2は、図1のBーBの断面図であ
る。本実施の形態例では、主要面が(100)面からな
るシリコン単結晶基板30の裏面側から異方性エッチン
グにより貫通孔36が形成され、その貫通孔36の基板
表面側に形成された自立膜の架橋構造44上にヒータ線
34が形成される。そして、基板表面側のヒータ線34
の方向が、基板30の辺60または61に平行に形成さ
れる。基板30の辺60,61が劈開面である<011
>軸または<01−1>軸方向であっても、貫通孔36
の形成が基板裏面側から行われるので、異方性エッチン
グ用のエッチング開口形状に依存することなくヒータ線
34の方向を定めることができる。そして、ヒータ線3
4を基板30の辺61に平行に形成することで、流路内
にこのフローセンサを設置する時ヒータ線34を流路の
方向に垂直にしても、ガス流は図中矢印70の如く辺6
1に垂直の方向に流れるので、従来の如くガス流が乱さ
れることはない。
【0018】図1、2の実施の形態例では、基板30の
(100)表面上に自立膜として、シリコン酸化膜3
1、シリコン窒化膜32、シリコン酸化膜33の3層構
造が形成され、その上に、基板30の辺61に平行に不
純物がドープされたポリシリコン膜からなるヒータ線3
4が4本形成される。このヒータ線34は、同様にポリ
シリコン膜から形成された引き出し電極38,39にそ
の両端で接続される。また、引き出し電極38、39は
ボンディング領域40、41まで延在し、ボンディング
領域38、39上には金等からなるボンディング電極4
2、43が形成される。
(100)表面上に自立膜として、シリコン酸化膜3
1、シリコン窒化膜32、シリコン酸化膜33の3層構
造が形成され、その上に、基板30の辺61に平行に不
純物がドープされたポリシリコン膜からなるヒータ線3
4が4本形成される。このヒータ線34は、同様にポリ
シリコン膜から形成された引き出し電極38,39にそ
の両端で接続される。また、引き出し電極38、39は
ボンディング領域40、41まで延在し、ボンディング
領域38、39上には金等からなるボンディング電極4
2、43が形成される。
【0019】図2に示される通り、ヒータ線34の熱絶
縁性を高めるために、貫通孔36が基板30の裏面側か
らの異方性エッチングにより形成され、上記の3層構造
が図中44の如く基板表面側で架橋構造となる。また、
劈開面となる<011>軸または<01−1>軸方向に
対して、異方性エッチングにより残される(111)面
37は平行に形成される。その結果、架橋構造44の表
面での輪郭は基板30の劈開面60、61と同様に<0
11>軸または<01−1>軸方向に平行になる。従っ
て、基板30の辺61に平行に形成されるヒータ線34
のパターン形状にできるだけ整合した狭い架橋構造44
に形成することができ、自立膜の強度を上げることがで
きる。
縁性を高めるために、貫通孔36が基板30の裏面側か
らの異方性エッチングにより形成され、上記の3層構造
が図中44の如く基板表面側で架橋構造となる。また、
劈開面となる<011>軸または<01−1>軸方向に
対して、異方性エッチングにより残される(111)面
37は平行に形成される。その結果、架橋構造44の表
面での輪郭は基板30の劈開面60、61と同様に<0
11>軸または<01−1>軸方向に平行になる。従っ
て、基板30の辺61に平行に形成されるヒータ線34
のパターン形状にできるだけ整合した狭い架橋構造44
に形成することができ、自立膜の強度を上げることがで
きる。
【0020】そして、従来例の如く基板表面側に異方性
エッチング用の大きな開口20を設ける必要もなく、流
体内の塵埃が、架橋構造44の下に蓄積されることはな
い。
エッチング用の大きな開口20を設ける必要もなく、流
体内の塵埃が、架橋構造44の下に蓄積されることはな
い。
【0021】図1、2に示された実施の形態例では、ヒ
ータ線34として不純物がドープされたポリシリコン膜
が利用される。しかし、このヒータ膜34は、白金等の
酸化しにくい物質で形成されても良い。但し、白金等を
利用する場合、その抵抗値が低くヒータ線での消費電力
が大きくなる傾向にある。消費電力を抑える為に白金の
膜圧を薄くするとその自立の為の強度が低下し、製造が
困難になる。それを回避する為に、上下のシリコン酸化
膜を厚くすると熱容量の増大によりヒータ線の応答性が
悪くなる。かかる理由から、本発明の実施の形態例で
は、不純物が適当な量だけドープされたポリシリコン膜
が利用される。ポリシリコン膜を利用することにより、
ある程度その抵抗値を高く形成でき、しかも自立強度を
十分持つ膜圧に形成してもその抵抗値を高めにすること
ができる。そして、その分、保護膜であるシリコン酸化
膜35の膜圧を抑えて熱容量を下げることができる。
ータ線34として不純物がドープされたポリシリコン膜
が利用される。しかし、このヒータ膜34は、白金等の
酸化しにくい物質で形成されても良い。但し、白金等を
利用する場合、その抵抗値が低くヒータ線での消費電力
が大きくなる傾向にある。消費電力を抑える為に白金の
膜圧を薄くするとその自立の為の強度が低下し、製造が
困難になる。それを回避する為に、上下のシリコン酸化
膜を厚くすると熱容量の増大によりヒータ線の応答性が
悪くなる。かかる理由から、本発明の実施の形態例で
は、不純物が適当な量だけドープされたポリシリコン膜
が利用される。ポリシリコン膜を利用することにより、
ある程度その抵抗値を高く形成でき、しかも自立強度を
十分持つ膜圧に形成してもその抵抗値を高めにすること
ができる。そして、その分、保護膜であるシリコン酸化
膜35の膜圧を抑えて熱容量を下げることができる。
【0022】図3及び図4は、図1、2に示した実施の
形態例の製造プロセスの一例を示す図である。これらの
製造プロセスは、通常シリコンウエハ上に複数のチップ
を同時に形成し、最後に劈開面に沿って切り出しを行う
ものであるが、図3、4では、説明の便宜上1つのチッ
プだけを示している。
形態例の製造プロセスの一例を示す図である。これらの
製造プロセスは、通常シリコンウエハ上に複数のチップ
を同時に形成し、最後に劈開面に沿って切り出しを行う
ものであるが、図3、4では、説明の便宜上1つのチッ
プだけを示している。
【0023】まず、図3(1)に示される通り、表面が
(100)面のシリコン結晶基板30の両面に、熱酸化
により約0.1μmのシリコン酸化膜31、51が形成
される。更に、図3(2)に示される通り、一般に良く
知られた減圧CVD法により約0.2μmの窒化シリコ
ン膜32、52が形成される。この窒化シリコン膜32
は、緻密性が高く自立膜としての強度を高める膜とな
る。そして、裏面側の窒化シリコン膜52の一部が、一
般的なリソグラフィ工程とドライエッチング工程により
除去され、開口50が形成される。この開口50の形状
は、図1の(111)面37の外側の形状である。即
ち、劈開面となる<011>軸または<01−1>軸方
向と平行であって、ヒータ線34の支える架橋構造44
の形状にほぼ相似の形状に形成される。
(100)面のシリコン結晶基板30の両面に、熱酸化
により約0.1μmのシリコン酸化膜31、51が形成
される。更に、図3(2)に示される通り、一般に良く
知られた減圧CVD法により約0.2μmの窒化シリコ
ン膜32、52が形成される。この窒化シリコン膜32
は、緻密性が高く自立膜としての強度を高める膜とな
る。そして、裏面側の窒化シリコン膜52の一部が、一
般的なリソグラフィ工程とドライエッチング工程により
除去され、開口50が形成される。この開口50の形状
は、図1の(111)面37の外側の形状である。即
ち、劈開面となる<011>軸または<01−1>軸方
向と平行であって、ヒータ線34の支える架橋構造44
の形状にほぼ相似の形状に形成される。
【0024】更に、図3(3)に示される通り、減圧C
VD法により両側に酸化シリコン膜33、53を約0.
1μm程度形成する。これにより、基板30の表面側に
酸化シリコン膜31、窒化シリコン膜32及び酸化シリ
コン膜33の3層構造の自立膜が形成される。両側の酸
化シリコン膜31、33は、窒化リシコン膜32による
基板30及びヒータ線34とのストレス緩和作用も有す
る。
VD法により両側に酸化シリコン膜33、53を約0.
1μm程度形成する。これにより、基板30の表面側に
酸化シリコン膜31、窒化シリコン膜32及び酸化シリ
コン膜33の3層構造の自立膜が形成される。両側の酸
化シリコン膜31、33は、窒化リシコン膜32による
基板30及びヒータ線34とのストレス緩和作用も有す
る。
【0025】図3(4)に示される通り、表面側に例え
ば減圧CVD法によりポリシリコン膜を、例えば約1μ
m形成し、全面に不純物のイオン注入を行い、アニーリ
ング工程によりその不純物イオンを拡散させる。その結
果、ポリシリコン膜は、約2×1016cm-3程度の不純
物を有する。その後、ドライエッチングによりポリシリ
コン膜をパターニングして、ヒータ線34、電極引き出
し部38、39及びボンディング部40、41を形成す
る。更に、同時に、自立膜の架橋構造44の電極引き出
し部38、39とは反対側であって架橋構造44の中心
に関して対象な位置にも、図1に示した様な架橋構造補
強用の自立膜押さえ用パターン45も形成される。この
結果、図1に示される通り、架橋構造44の両側に厚い
ポリシリコン膜38、39及び45が形成されて、自立
膜の強度が向上する。
ば減圧CVD法によりポリシリコン膜を、例えば約1μ
m形成し、全面に不純物のイオン注入を行い、アニーリ
ング工程によりその不純物イオンを拡散させる。その結
果、ポリシリコン膜は、約2×1016cm-3程度の不純
物を有する。その後、ドライエッチングによりポリシリ
コン膜をパターニングして、ヒータ線34、電極引き出
し部38、39及びボンディング部40、41を形成す
る。更に、同時に、自立膜の架橋構造44の電極引き出
し部38、39とは反対側であって架橋構造44の中心
に関して対象な位置にも、図1に示した様な架橋構造補
強用の自立膜押さえ用パターン45も形成される。この
結果、図1に示される通り、架橋構造44の両側に厚い
ポリシリコン膜38、39及び45が形成されて、自立
膜の強度が向上する。
【0026】図3(5)に示される通り、ポリシリコン
膜34,40,41上に酸化シリコン膜35、54を、
例えば減圧CVD法により0.3μm程度形成する。こ
の酸化シリコン膜35は、ヒータ線34及び電極引き出
し部38,39などの保護膜となる。
膜34,40,41上に酸化シリコン膜35、54を、
例えば減圧CVD法により0.3μm程度形成する。こ
の酸化シリコン膜35は、ヒータ線34及び電極引き出
し部38,39などの保護膜となる。
【0027】次に、図4(1)に示される通り、ボンデ
ィング部40,41上に所定のレジストパターン膜を形
成し、基板30を例えばフッ酸液に浸してウエットエッ
チング法により、ボンディング部40、41上の領域5
5の酸化シリコン35と、基板裏面側の酸化シリコン膜
54とを除去する。その結果、基板30の裏面側は、開
口50によりシリコンが露出する。そして、基板表面側
に、例えばCr層とAu層を蒸着し、ウエットエッチン
グによりパターニングしてボンディング電極42、43
を形成する。
ィング部40,41上に所定のレジストパターン膜を形
成し、基板30を例えばフッ酸液に浸してウエットエッ
チング法により、ボンディング部40、41上の領域5
5の酸化シリコン35と、基板裏面側の酸化シリコン膜
54とを除去する。その結果、基板30の裏面側は、開
口50によりシリコンが露出する。そして、基板表面側
に、例えばCr層とAu層を蒸着し、ウエットエッチン
グによりパターニングしてボンディング電極42、43
を形成する。
【0028】次に、図4(3)に示される通り、基板裏
面側に形成されたシリコン窒化膜52の開口50をマス
クにして、例えばKOHのエッチング液に浸すウエット
エッチングにより基板裏面側がエッチングされる。この
エッチング工程では、基板30の(100)面方向には
エッチングが進行するが、(111)面方向にはエッチ
ングが進行しない。かかる異方性エッチングにより、基
板の裏面側から表面に達し(111)面の斜面37を有
する四角錐の一部をなす貫通孔36が形成される。そし
て、基板表面には自立膜による架橋構造44が形成され
る。この領域44の形状は、異方性エッチングに従えば
開口50の形状とシリコン基板30の厚みから一義的に
決まる。したがって、架橋構造44の形状を最適のサイ
ズに容易にコントロールすることができる。
面側に形成されたシリコン窒化膜52の開口50をマス
クにして、例えばKOHのエッチング液に浸すウエット
エッチングにより基板裏面側がエッチングされる。この
エッチング工程では、基板30の(100)面方向には
エッチングが進行するが、(111)面方向にはエッチ
ングが進行しない。かかる異方性エッチングにより、基
板の裏面側から表面に達し(111)面の斜面37を有
する四角錐の一部をなす貫通孔36が形成される。そし
て、基板表面には自立膜による架橋構造44が形成され
る。この領域44の形状は、異方性エッチングに従えば
開口50の形状とシリコン基板30の厚みから一義的に
決まる。したがって、架橋構造44の形状を最適のサイ
ズに容易にコントロールすることができる。
【0029】更に、図4(4)に示される通り、圧力調
整孔56がドライエッチングにより形成される。この圧
力調整孔56は、図1に示される様に、例えば、架橋構
造44の任意の位置に塵埃が入らないような比較的小さ
いサイズで形成される。基板30の裏面側がマザーボー
ド上に固着されて架橋構造44の下側の空洞36が、ヒ
ータ膜34の温度上昇により膨張して自立膜にストレス
が加えられるのを防止するためである。したがって、そ
のサイズは例えば、5μm角程度で十分であり、上記し
たガス流内の塵埃の問題はない。
整孔56がドライエッチングにより形成される。この圧
力調整孔56は、図1に示される様に、例えば、架橋構
造44の任意の位置に塵埃が入らないような比較的小さ
いサイズで形成される。基板30の裏面側がマザーボー
ド上に固着されて架橋構造44の下側の空洞36が、ヒ
ータ膜34の温度上昇により膨張して自立膜にストレス
が加えられるのを防止するためである。したがって、そ
のサイズは例えば、5μm角程度で十分であり、上記し
たガス流内の塵埃の問題はない。
【0030】そして、図4(4)の状態で、図1に示し
た通り、劈開面である<011>軸または<01−1>
軸方向にしたがってチップの切り出しが行われ、フロー
センサチップが完成する。チップ状のフローセンサは、
図示しないマザーボード上に固着され、図4(5)に示
される通り、ボンディング電極42、43上に例えばア
ルミニウム線のボンディングワイヤが固着されて、図示
しないマザーボードと接続される。
た通り、劈開面である<011>軸または<01−1>
軸方向にしたがってチップの切り出しが行われ、フロー
センサチップが完成する。チップ状のフローセンサは、
図示しないマザーボード上に固着され、図4(5)に示
される通り、ボンディング電極42、43上に例えばア
ルミニウム線のボンディングワイヤが固着されて、図示
しないマザーボードと接続される。
【0031】以上が、本発明の実施の形態例のプロセス
工程の一例である。さて、この様にして形成された図
1、図2に示されるフローセンサに対して、図中矢印7
0の方向に流れの方向が一致する様に設置した時の出力
特性と、従来例として示した図6の矢印方向28に流れ
の方向が一致する様に設置した時の出力特性とを、図5
に示す。
工程の一例である。さて、この様にして形成された図
1、図2に示されるフローセンサに対して、図中矢印7
0の方向に流れの方向が一致する様に設置した時の出力
特性と、従来例として示した図6の矢印方向28に流れ
の方向が一致する様に設置した時の出力特性とを、図5
に示す。
【0032】この例は、ヒータ線34の両側に一定の電
流を供給し、流体の流速を変化させた時に検出されるヒ
ータ線34の両側の電圧の変化率を示すグラフである。
具体的には、ヒータ線34に無風状態でヒータ線の温度
が室温よりも100Kだけ高くなる様に例えば1.7m
Aの一定電流を流す。無風状態でのヒータ線の端子電圧
値は約5.4V程度であり、そこに空気流を当てるとヒ
ータ線が強制対流熱伝導によって熱を奪われその温度が
低下する。その結果、ヒータ線の抵抗値が下がり両端子
間の電圧値も下がる。したがって、図5の縦軸にその電
圧の変化率(%)を示した。
流を供給し、流体の流速を変化させた時に検出されるヒ
ータ線34の両側の電圧の変化率を示すグラフである。
具体的には、ヒータ線34に無風状態でヒータ線の温度
が室温よりも100Kだけ高くなる様に例えば1.7m
Aの一定電流を流す。無風状態でのヒータ線の端子電圧
値は約5.4V程度であり、そこに空気流を当てるとヒ
ータ線が強制対流熱伝導によって熱を奪われその温度が
低下する。その結果、ヒータ線の抵抗値が下がり両端子
間の電圧値も下がる。したがって、図5の縦軸にその電
圧の変化率(%)を示した。
【0033】図中、黒丸が本発明の実施の形態例に示さ
れるヒータ線34の上流にチップ角が存在しない場合で
あり、黒三角が従来例の通りヒータ線34の上流にチッ
プ角が存在する場合である。
れるヒータ線34の上流にチップ角が存在しない場合で
あり、黒三角が従来例の通りヒータ線34の上流にチッ
プ角が存在する場合である。
【0034】このグラフに示される通り、ヒータ線34
の上流にチップ角が存在しない本発明の例では、ガス流
速に応じて電圧の変化率は一定の割合で変化する。それ
に対して、ヒータ線34の上流にチップ角が存在する従
来例では、その流れに乱れが生じることから、検出され
る電圧の変化率は一定の割合で変化しないで、若干高い
方に変動している。これは、チップ角に衝突した流れに
よって渦などが発生してその流れが乱れ、ヒータ線の熱
拡散が活発になる為と考えられる。
の上流にチップ角が存在しない本発明の例では、ガス流
速に応じて電圧の変化率は一定の割合で変化する。それ
に対して、ヒータ線34の上流にチップ角が存在する従
来例では、その流れに乱れが生じることから、検出され
る電圧の変化率は一定の割合で変化しないで、若干高い
方に変動している。これは、チップ角に衝突した流れに
よって渦などが発生してその流れが乱れ、ヒータ線の熱
拡散が活発になる為と考えられる。
【0035】尚、上記の実施の形態例で、基板表面を
(100)面にすると説明したが、(100)面は結晶
的には(010)面、(001)面と同等である。ま
た、上記の(100)面に対する<011>軸または<
01−1>軸とは、(010)面に対する<101>軸
または<10−1>軸と、あるいは(001)面に対す
る<110>軸または<1−10>軸と同等である。
(100)面にすると説明したが、(100)面は結晶
的には(010)面、(001)面と同等である。ま
た、上記の(100)面に対する<011>軸または<
01−1>軸とは、(010)面に対する<101>軸
または<10−1>軸と、あるいは(001)面に対す
る<110>軸または<1−10>軸と同等である。
【0036】更に、図1において、破線で示される通
り、貫通孔36の表面部分において、上記した自立膜押
さえパターン45に加えて、貫通孔の他の2辺に対して
も同様の自立膜押さえパターン45A、45Bを追加す
ることで、自立膜31,32,33へのストレスをより
緩和することができる。
り、貫通孔36の表面部分において、上記した自立膜押
さえパターン45に加えて、貫通孔の他の2辺に対して
も同様の自立膜押さえパターン45A、45Bを追加す
ることで、自立膜31,32,33へのストレスをより
緩和することができる。
【0037】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明によれば、劈
開面となる<011>軸または<01−1>軸方向をチ
ップの四辺と一致させてチップ切り出しを容易にすると
共に、(111)面方向でエッチングが進まない異方性
エッチングを利用して貫通孔の形成を容易にし、更にヒ
ータ線の方向をチップの辺に平行に形成してセンサの流
速検出特性を大きく向上させることができる。
開面となる<011>軸または<01−1>軸方向をチ
ップの四辺と一致させてチップ切り出しを容易にすると
共に、(111)面方向でエッチングが進まない異方性
エッチングを利用して貫通孔の形成を容易にし、更にヒ
ータ線の方向をチップの辺に平行に形成してセンサの流
速検出特性を大きく向上させることができる。
【0038】更に、基板の表面上に従来の如きアンダー
エッチング用の開口部を有していないので、従来のよう
な塵埃による信頼性低下を防止することができる。
エッチング用の開口部を有していないので、従来のよう
な塵埃による信頼性低下を防止することができる。
【図1】本発明の実施の形態例を示す平面図である。
【図2】図1のBBの断面図である。
【図3】実施の形態例の製造プロセスの一例を示す図で
ある。
ある。
【図4】実施の形態例の製造プロセスの一例を示す図で
ある。
ある。
【図5】流速とセンサの電圧変化率との関係を示す図で
ある。
ある。
【図6】従来のフローセンサの構成を示す平面図であ
る。
る。
【図7】図6中のA−Aの断面図である。
30 シリコン単結晶基板 31,32,33 自立膜 34 ヒータ線 36 貫通孔 37 (111)面斜面 38,39 電極引き出し線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 椎木 正和 京都府京都市右京区花園土堂町10番地 オ ムロン株式会社内 (72)発明者 積 知範 京都府京都市右京区花園土堂町10番地 オ ムロン株式会社内 (72)発明者 佐藤 文彦 京都府京都市右京区花園土堂町10番地 オ ムロン株式会社内
Claims (7)
- 【請求項1】(100)面の表面及び裏面とを有するシ
リコン単結晶基板と、 該基板の裏面側から前記表面に達する様に形成された貫
通孔と、 該基板の表面上に形成され前記貫通孔を塞ぐ様に形成さ
れた自立膜と、 該自立膜上に形成され、前記基板の一辺に平行な方向に
延びるヒータ線とを有することを特徴とするフローセン
サ。 - 【請求項2】請求項1において、 前記基板の一辺が<011>軸あるいは<01ー1>軸
に平行であることを特徴とするフローセンサ。 - 【請求項3】請求項1または2において、 前記貫通孔は、(111)面の斜面を有することを特徴
とするフローセンサ。 - 【請求項4】請求項1または2において、 前記ヒータ線の両端は、前記自立膜上に形成され前記貫
通孔の表面側に達する引き出し電極用の導体膜に接続さ
れ、更に、該貫通孔の表面側であって前記引き出し電極
用の導体膜とは該貫通孔の中心に対して反対側に自立膜
押さえパターンの導体膜が形成されてなることを特徴と
するフローセンサ。 - 【請求項5】請求項4において、 更に、前記自立膜押さえパターンの導体膜が、更に該貫
通孔の周囲に形成されてなることを特徴とするフローセ
ンサ。 - 【請求項6】請求項1または2において、 前記自立膜に表面から該貫通孔に達する圧力調整孔が形
成されていることを特徴とするフローセンサ。 - 【請求項7】結晶基板上にヒータ線を形成し、該ヒータ
線の下側の該結晶基板が少なくとも一部除去されたフロ
ーセンサの製造方法において、 (100)面の表面と裏面を有する結晶基板の該表面上
に、自立膜を形成する工程と、 該自立膜上に前記結晶基板の<011>軸あるいは<0
1ー1>軸方向に平行に延びるヒータ線を形成する工程
と、 前記結晶基板の裏面側に形成した所定形状の開口を介し
て異方性エッチングを施し(111)面の斜面を有し該
結晶基板の表面側に達する貫通孔を形成し、前記ヒータ
線の下側の結晶基板を除去する工程と、 前記結晶基板を前記<011>軸あるいは<01ー1>
軸方向に平行に切り出す工程とを有することを特徴とす
るフローセンサの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9033692A JPH10227675A (ja) | 1997-02-18 | 1997-02-18 | フローセンサ及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9033692A JPH10227675A (ja) | 1997-02-18 | 1997-02-18 | フローセンサ及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10227675A true JPH10227675A (ja) | 1998-08-25 |
Family
ID=12393480
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9033692A Pending JPH10227675A (ja) | 1997-02-18 | 1997-02-18 | フローセンサ及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10227675A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003065819A (ja) * | 2001-08-27 | 2003-03-05 | Denso Corp | 薄膜式センサ |
| JP2011196721A (ja) * | 2010-03-17 | 2011-10-06 | Osaka Gas Co Ltd | 漏洩監視装置 |
| JP2011197013A (ja) * | 2011-06-28 | 2011-10-06 | Denso Corp | センサの製造方法 |
-
1997
- 1997-02-18 JP JP9033692A patent/JPH10227675A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003065819A (ja) * | 2001-08-27 | 2003-03-05 | Denso Corp | 薄膜式センサ |
| JP2011196721A (ja) * | 2010-03-17 | 2011-10-06 | Osaka Gas Co Ltd | 漏洩監視装置 |
| JP2011197013A (ja) * | 2011-06-28 | 2011-10-06 | Denso Corp | センサの製造方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050331 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050405 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050802 |