JPH10228653A - 対物レンズ駆動装置 - Google Patents
対物レンズ駆動装置Info
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- JPH10228653A JPH10228653A JP9026407A JP2640797A JPH10228653A JP H10228653 A JPH10228653 A JP H10228653A JP 9026407 A JP9026407 A JP 9026407A JP 2640797 A JP2640797 A JP 2640797A JP H10228653 A JPH10228653 A JP H10228653A
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- Japan
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- coma aberration
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- tracking
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 コマ収差の補正機能を設けても装置の大型
化、重量化、高価格化を招かない対物レンズ駆動機構を
提供することを目的とする。 【解決手段】 対物レンズ1の光スポットのコマ収差に
基づく信号に応じて、可動部2をトラッキング方向に移
動可能にし、可動部のトラッキング方向の位置で対物レ
ンズの傾きが変化するようにし、ディスクの傾きに応じ
て可動部のトラッキング方向の中心位置を変えレンズの
傾きを変えコマ収差を補正するように構成したので、コ
マ収差を補正するチルトコイル等の専用の駆動手段が不
要となりコマ収差の補正手段を設けたものの、装置の大
型化、重量化、高価格化を避けることができるようにし
たもの。
化、重量化、高価格化を招かない対物レンズ駆動機構を
提供することを目的とする。 【解決手段】 対物レンズ1の光スポットのコマ収差に
基づく信号に応じて、可動部2をトラッキング方向に移
動可能にし、可動部のトラッキング方向の位置で対物レ
ンズの傾きが変化するようにし、ディスクの傾きに応じ
て可動部のトラッキング方向の中心位置を変えレンズの
傾きを変えコマ収差を補正するように構成したので、コ
マ収差を補正するチルトコイル等の専用の駆動手段が不
要となりコマ収差の補正手段を設けたものの、装置の大
型化、重量化、高価格化を避けることができるようにし
たもの。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば、光磁気
ディスクドライブ、追記型ディスクドライブ、相変化型
ディスクドライブ、CD−ROM、DVD等の光記録媒
体に対して情報を記録および/または再生する情報記録
再生装置に用いる対物レンズの光スポットのコマ収差を
補正可能な対物レンズ駆動装置に関するものである。
ディスクドライブ、追記型ディスクドライブ、相変化型
ディスクドライブ、CD−ROM、DVD等の光記録媒
体に対して情報を記録および/または再生する情報記録
再生装置に用いる対物レンズの光スポットのコマ収差を
補正可能な対物レンズ駆動装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】光磁気ディスクドライブ、追記型ディス
クドライブ、相変化型ディスクドライブ、CD−RO
M、DVD等の光記録媒体に対して少なくとも情報を再
生する情報再生装置において、対物レンズの光軸が光記
録媒体の記録面に対して傾いていると、再生時にコマ収
差が発生しクロストークやジッターが増大し、再生信号
が劣化する。また、情報の記録も可能な情報記録再生装
置においては、記録時に記録信号の劣化を生じ記録再生
面のピット形成にミスを生じることがある。
クドライブ、相変化型ディスクドライブ、CD−RO
M、DVD等の光記録媒体に対して少なくとも情報を再
生する情報再生装置において、対物レンズの光軸が光記
録媒体の記録面に対して傾いていると、再生時にコマ収
差が発生しクロストークやジッターが増大し、再生信号
が劣化する。また、情報の記録も可能な情報記録再生装
置においては、記録時に記録信号の劣化を生じ記録再生
面のピット形成にミスを生じることがある。
【0003】この問題を解決するための方法として、対
物レンズを傾けて対物レンズの光軸が光記録媒体の記録
面に対し垂直になるように補正する方法が特開平7−6
5397号公報に提案されている。この公報には、図1
3に示すような対物レンズ駆動装置が開示されている。
これによると対物レンズホルダ100の上端に対物レン
ズ101を配置し、対物レンズホルダ100の側面にチ
ルトコイル102a〜102dを取り付けてある。ま
た、磁石103a,103b及びU字型ヨーク104
a,104bを基台10bに固定し、対物レンズホルダ
100を傾動自在に支持する支持材105a〜105d
を基台106上の支持材固定部に取り付けてある。
物レンズを傾けて対物レンズの光軸が光記録媒体の記録
面に対し垂直になるように補正する方法が特開平7−6
5397号公報に提案されている。この公報には、図1
3に示すような対物レンズ駆動装置が開示されている。
これによると対物レンズホルダ100の上端に対物レン
ズ101を配置し、対物レンズホルダ100の側面にチ
ルトコイル102a〜102dを取り付けてある。ま
た、磁石103a,103b及びU字型ヨーク104
a,104bを基台10bに固定し、対物レンズホルダ
100を傾動自在に支持する支持材105a〜105d
を基台106上の支持材固定部に取り付けてある。
【0004】そして、対物レンズ101から放出される
ビーム光軸と光ディスクの記録面との傾きを、径方向傾
き検出器107a,107bと周方向傾き検出器107
c,107dとで検出する。これらの傾き検出器の誤差
信号に基づき、チルトコイル102a〜102dに通電
を行い、対物レンズ101の光軸を高速で補正する。こ
の場合、チルトコイル102a〜102dに有効な力が
発生するのは、各チルトコイル102a〜102dの上
側の辺である。そこで、径方向傾き(Y軸周り)の方向
に傾けるときには、各チルトコイル102a〜102d
に電流を流して、各チルトコイル102a〜102dに
力を発生させ対物レンズホルダ100をY軸周りに傾け
ることで対物レンズ101をY軸周りに傾ける。
ビーム光軸と光ディスクの記録面との傾きを、径方向傾
き検出器107a,107bと周方向傾き検出器107
c,107dとで検出する。これらの傾き検出器の誤差
信号に基づき、チルトコイル102a〜102dに通電
を行い、対物レンズ101の光軸を高速で補正する。こ
の場合、チルトコイル102a〜102dに有効な力が
発生するのは、各チルトコイル102a〜102dの上
側の辺である。そこで、径方向傾き(Y軸周り)の方向
に傾けるときには、各チルトコイル102a〜102d
に電流を流して、各チルトコイル102a〜102dに
力を発生させ対物レンズホルダ100をY軸周りに傾け
ることで対物レンズ101をY軸周りに傾ける。
【0005】また、コマ収差の補正方法としては、特開
平07−140381号公報に提案されているものがあ
る。これは、コマ収差の補正光学素子を対物レンズとは
別に設けてこの補正光学素子を移動させる方法である。
図14、図15は、この方法に用いる装置及び説明図で
ある。補正用光学素子108,109は、凹凸2枚の非
球面プレートを有し、面内(光軸に対する直交方向)で
の横移動させることにより、対物レンズの光軸の傾きに
よって生じるコマ収差と逆の極性を持つコマ収差を発生
させ目的のコマ収差補正を行う。
平07−140381号公報に提案されているものがあ
る。これは、コマ収差の補正光学素子を対物レンズとは
別に設けてこの補正光学素子を移動させる方法である。
図14、図15は、この方法に用いる装置及び説明図で
ある。補正用光学素子108,109は、凹凸2枚の非
球面プレートを有し、面内(光軸に対する直交方向)で
の横移動させることにより、対物レンズの光軸の傾きに
よって生じるコマ収差と逆の極性を持つコマ収差を発生
させ目的のコマ収差補正を行う。
【0006】光学ピックアップ装置を用いて構成される
ディスクプレーヤ装置には、図14に示すように、光デ
ィスク110のスキュー(傾き)量を検出するスキュー
センサ111が配設されている。このスキューセンサ1
11は発光素子と受光素子とを有し、発光素子の発する
光束を光ディスク110に照射し、光ディスク110に
より反射された光束を受光素子により受光する。そし
て、スキューセンサ111において、受光素子における
前記光束の受光状態により、光ディスク110のスキュ
ーが検出されるようになっている。
ディスクプレーヤ装置には、図14に示すように、光デ
ィスク110のスキュー(傾き)量を検出するスキュー
センサ111が配設されている。このスキューセンサ1
11は発光素子と受光素子とを有し、発光素子の発する
光束を光ディスク110に照射し、光ディスク110に
より反射された光束を受光素子により受光する。そし
て、スキューセンサ111において、受光素子における
前記光束の受光状態により、光ディスク110のスキュ
ーが検出されるようになっている。
【0007】また、スキューセンサ111の出力信号で
あるスキュー検出信号(θd)は、増幅器112により
K倍に増幅されて、増幅信号(K・θd)として比較器
113に供給される。一方、比較器113には、前記各
補正用光学素子108,109の位置を検出する位置検
出センサ114により出力された位置検出信号(x)が
供給される。増幅信号(K・θd)と位置検出信号
(x)とを比較して得られた差信号は、位相補正回路1
15を経て、アンプ116により増幅されて、各補正用
光学素子108,109を移動操作するためのコイル
(移動操作手段)117に供給される。このコイル11
7は、供給される電流に応じて各補正用光学素子10
8,109を光学ピックアップ装置の光軸に直交する面
内において、互いに逆の方向に移動操作する。
あるスキュー検出信号(θd)は、増幅器112により
K倍に増幅されて、増幅信号(K・θd)として比較器
113に供給される。一方、比較器113には、前記各
補正用光学素子108,109の位置を検出する位置検
出センサ114により出力された位置検出信号(x)が
供給される。増幅信号(K・θd)と位置検出信号
(x)とを比較して得られた差信号は、位相補正回路1
15を経て、アンプ116により増幅されて、各補正用
光学素子108,109を移動操作するためのコイル
(移動操作手段)117に供給される。このコイル11
7は、供給される電流に応じて各補正用光学素子10
8,109を光学ピックアップ装置の光軸に直交する面
内において、互いに逆の方向に移動操作する。
【0008】なお、補正用光学素子の駆動機構について
は、例えば特開8−203110号公報に開示されてい
るようなものがあり、バネと磁気回路を用いて補正用光
学素子を支持駆動している。このようにして、前記光デ
ィスク110のスキューにより生じるコマ収差は、前記
各補正用光学素子108,109が発生させるコマ収差
により相殺され、光ディスク110に対し情報信号の良
好な書き込み及び読み出しを行うことができる。
は、例えば特開8−203110号公報に開示されてい
るようなものがあり、バネと磁気回路を用いて補正用光
学素子を支持駆動している。このようにして、前記光デ
ィスク110のスキューにより生じるコマ収差は、前記
各補正用光学素子108,109が発生させるコマ収差
により相殺され、光ディスク110に対し情報信号の良
好な書き込み及び読み出しを行うことができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図13
に示す対物レンズ駆動装置は、対物レンズ101を傾け
るチルトコイル102a〜102dを設けなければなら
ないため部品点数が多くなり、対物レンズ101と一体
的にフォーカス方向、トラッキング方向に移動する可動
部が大きく重くなり対物レンズ101の駆動感度が低下
する。
に示す対物レンズ駆動装置は、対物レンズ101を傾け
るチルトコイル102a〜102dを設けなければなら
ないため部品点数が多くなり、対物レンズ101と一体
的にフォーカス方向、トラッキング方向に移動する可動
部が大きく重くなり対物レンズ101の駆動感度が低下
する。
【0010】また、チルトコイル102a〜102d駆
動用の回路も必要となりコストが高くなる。さらに、例
えば可動部を4本バネで支持する構成では、通常フォー
カスコイルと、トラッキングコイルの給電に4本のバネ
を使用するので、チルトコイル102a〜102dへの
給電が増えたため、チルトコイル102a〜102dの
給電用に別途フレキシブル基板等を設けなければならず
構成の複雑化を招いてしまう。このように、図13に示
す対物レンズ駆動装置は複雑な構成となっていた。その
ため装置の大型化、重量の増大化、さらに高価なものと
なる問題点を有していた。
動用の回路も必要となりコストが高くなる。さらに、例
えば可動部を4本バネで支持する構成では、通常フォー
カスコイルと、トラッキングコイルの給電に4本のバネ
を使用するので、チルトコイル102a〜102dへの
給電が増えたため、チルトコイル102a〜102dの
給電用に別途フレキシブル基板等を設けなければならず
構成の複雑化を招いてしまう。このように、図13に示
す対物レンズ駆動装置は複雑な構成となっていた。その
ため装置の大型化、重量の増大化、さらに高価なものと
なる問題点を有していた。
【0011】また、図14、図15に示した装置は、対
物レンズ以外にコマ補正用の2つの光学素子108,1
09を配設し、このコマ収差補正用の光学素子108,
109のうちの1枚を支持駆動機構を用いて支持駆動し
ている。そのため、対物レンズ駆動機構以外に別途の支
持駆動機構も必要となり、装置が図13に示す対物レン
ズ駆動装置よりさらに複雑で大型化、重量化しさらに高
価となる問題点を有していた。
物レンズ以外にコマ補正用の2つの光学素子108,1
09を配設し、このコマ収差補正用の光学素子108,
109のうちの1枚を支持駆動機構を用いて支持駆動し
ている。そのため、対物レンズ駆動機構以外に別途の支
持駆動機構も必要となり、装置が図13に示す対物レン
ズ駆動装置よりさらに複雑で大型化、重量化しさらに高
価となる問題点を有していた。
【0012】本発明は、上記問題点に着目してなされた
もので、コマ収差の補正手段を設けても装置の大型化、
重量化を招かず、高価とならない対物レンズ駆動機構を
提供することを目的とする。
もので、コマ収差の補正手段を設けても装置の大型化、
重量化を招かず、高価とならない対物レンズ駆動機構を
提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、 1.対物レンズを保持する保持部材と、前記対物レンズ
を少なくともフォーカス方向とトラッキング方向とに駆
動する駆動手段と、前記対物レンズを駆動可能に支持す
る支持手段とを有する対物レンズ駆動装置において、前
記対物レンズの光スポットのコマ収差に基づく信号に応
じて、前記対物レンズの前記トラッキング方向の位置を
変化させ、前記コマ収差を補正する手段を設けたことを
特徴とする対物レンズ駆動装置とした。
成するため、 1.対物レンズを保持する保持部材と、前記対物レンズ
を少なくともフォーカス方向とトラッキング方向とに駆
動する駆動手段と、前記対物レンズを駆動可能に支持す
る支持手段とを有する対物レンズ駆動装置において、前
記対物レンズの光スポットのコマ収差に基づく信号に応
じて、前記対物レンズの前記トラッキング方向の位置を
変化させ、前記コマ収差を補正する手段を設けたことを
特徴とする対物レンズ駆動装置とした。
【0014】2.対物レンズを保持する保持部材と、前
記対物レンズを少なくともフォーカス方向とトラッキン
グ方向とに駆動する駆動手段と、前記対物レンズを駆動
可能に支持する支持手段とを有する対物レンズ駆動装置
において、前記対物レンズの光スポットのコマ収差に基
づく信号に応じて、前記対物レンズの前記トラッキング
方向の位置を変化させ、前記対物レンズの傾きを調整す
ることにより前記コマ収差を補正する手段を設けたこと
を特徴とする対物レンズ駆動装置とした。
記対物レンズを少なくともフォーカス方向とトラッキン
グ方向とに駆動する駆動手段と、前記対物レンズを駆動
可能に支持する支持手段とを有する対物レンズ駆動装置
において、前記対物レンズの光スポットのコマ収差に基
づく信号に応じて、前記対物レンズの前記トラッキング
方向の位置を変化させ、前記対物レンズの傾きを調整す
ることにより前記コマ収差を補正する手段を設けたこと
を特徴とする対物レンズ駆動装置とした。
【0015】3.対物レンズを保持する保持部材と、前
記対物レンズを少なくともフォーカス方向とトラッキン
グ方向とに駆動する駆動手段と、前記対物レンズを駆動
可能に支持する支持手段とを有する対物レンズ駆動装置
において、前記対物レンズの光スポットのコマ収差に基
づく信号に応じて、前記対物レンズの前記トラッキング
方向の位置を変化させ、前記対物レンズに入射する波面
を変化させることにより前記コマ収差を補正する手段を
設けたことを特徴とする対物レンズ駆動装置とした。
記対物レンズを少なくともフォーカス方向とトラッキン
グ方向とに駆動する駆動手段と、前記対物レンズを駆動
可能に支持する支持手段とを有する対物レンズ駆動装置
において、前記対物レンズの光スポットのコマ収差に基
づく信号に応じて、前記対物レンズの前記トラッキング
方向の位置を変化させ、前記対物レンズに入射する波面
を変化させることにより前記コマ収差を補正する手段を
設けたことを特徴とする対物レンズ駆動装置とした。
【0016】
【実施例】以下、図面に従い本発明の実施の形態を詳細
に説明していく。図1〜図7は、本発明の第1の実施の
形態を示したもので、光磁気ディスクを記録媒体とする
情報記録再生装置の対物レンズ駆動装置を示している。
なお図中の座標軸のうち、X方向はトラッキング方向
(記録トラックの法線方向、アクセス方向)、Y方向は
タンジェンシャル方向(記録トラックの接線方向)、Z
方向はフォーカシング方向(記録媒体面に垂直方向、対
物レンズの光軸方向)を示している。
に説明していく。図1〜図7は、本発明の第1の実施の
形態を示したもので、光磁気ディスクを記録媒体とする
情報記録再生装置の対物レンズ駆動装置を示している。
なお図中の座標軸のうち、X方向はトラッキング方向
(記録トラックの法線方向、アクセス方向)、Y方向は
タンジェンシャル方向(記録トラックの接線方向)、Z
方向はフォーカシング方向(記録媒体面に垂直方向、対
物レンズの光軸方向)を示している。
【0017】本実施の形態は、図1(対物レンズ駆動装
置の斜視図)、図2(対物レンズ駆動装置の分解斜視
図)に示すように、対物レンズ1と可動部2が一体的に
トラッキング方向とフォーカス方向に支持駆動される対
物レンズ駆動装置3であり、対物レンズ1をY軸回りに
傾き調整可能に構成してある。この対物レンズ駆動装置
3は、図示していないキャリッジに固定され、該キャリ
ッジは光磁気ディスク(以下、単にディスクと称す)の
半径方向に粗アクセス駆動されるように構成されてい
る。なお、対物レンズ1はホルダー4の孔4bに位置決
め固定される。
置の斜視図)、図2(対物レンズ駆動装置の分解斜視
図)に示すように、対物レンズ1と可動部2が一体的に
トラッキング方向とフォーカス方向に支持駆動される対
物レンズ駆動装置3であり、対物レンズ1をY軸回りに
傾き調整可能に構成してある。この対物レンズ駆動装置
3は、図示していないキャリッジに固定され、該キャリ
ッジは光磁気ディスク(以下、単にディスクと称す)の
半径方向に粗アクセス駆動されるように構成されてい
る。なお、対物レンズ1はホルダー4の孔4bに位置決
め固定される。
【0018】また、ホルダー4と保持部材5は同一のプ
リントコイルシートに形成され、これらホルダー4と保
持部材5のX方向両側でかつZ方向両面の端子4a,5
aに、Y方向に延在する線状の4本のバネ6(6−1,
6−2)の端部が、半田付け固定される。また、ホルダ
ー4にはフォーカスコイル7が形成されている。プリン
トコイルであるトラッキングコイルシート8には、トラ
ッキングコイル9がX方向に並設されている。なお、ト
ラッキングコイルシート8、ホルダー4はともに剛性の
高いシート状に成形されている。
リントコイルシートに形成され、これらホルダー4と保
持部材5のX方向両側でかつZ方向両面の端子4a,5
aに、Y方向に延在する線状の4本のバネ6(6−1,
6−2)の端部が、半田付け固定される。また、ホルダ
ー4にはフォーカスコイル7が形成されている。プリン
トコイルであるトラッキングコイルシート8には、トラ
ッキングコイル9がX方向に並設されている。なお、ト
ラッキングコイルシート8、ホルダー4はともに剛性の
高いシート状に成形されている。
【0019】また、トラッキングコイルシート8の下
(Z(−)側)は、ホルダー4のY方向両側に形成され
た凹部にはめ込まれ、トラッキングコイルシート8の端
子8aとホルダー4の端子4cとが半田付け固定され、
トラッキングコイルシート8とホルダー4との電気的な
接続がとられる。
(Z(−)側)は、ホルダー4のY方向両側に形成され
た凹部にはめ込まれ、トラッキングコイルシート8の端
子8aとホルダー4の端子4cとが半田付け固定され、
トラッキングコイルシート8とホルダー4との電気的な
接続がとられる。
【0020】また、トラッキングコイル9の端末は、ホ
ルダー4に形成された配線を通じてホルダー4のZ方向
両面に形成された4つの端子4aのうちの2つに接続さ
れる。フォーカシングコイル7の端末も、ホルダー4に
形成された配線を通じてホルダー4のZ方向両面に形成
された4つの端子4aのうちの2つに接続される。
ルダー4に形成された配線を通じてホルダー4のZ方向
両面に形成された4つの端子4aのうちの2つに接続さ
れる。フォーカシングコイル7の端末も、ホルダー4に
形成された配線を通じてホルダー4のZ方向両面に形成
された4つの端子4aのうちの2つに接続される。
【0021】これら、トラッキングコイル9、フォーカ
シングコイル7にはバネ6(6−1,6−2)を介して
給電される。また、個々のトラッキングコイル9に対向
するように、Y方向外側に背後にヨークを位置させたマ
グネット19がベース18に固定されている。
シングコイル7にはバネ6(6−1,6−2)を介して
給電される。また、個々のトラッキングコイル9に対向
するように、Y方向外側に背後にヨークを位置させたマ
グネット19がベース18に固定されている。
【0022】また、ディスクのY軸回りの傾きを検出す
るチルトセンサー10が保持部材5上に固定されてい
る。このチルトセンサー10は、図5に示すように中央
にLED11を配設し、そのX方向両側にフォトディテ
クター12を配設してある。LED11の出射光は、デ
ィスク13のカバーガラス表面または記録再生面で反射
され、2つのフォトディテクター12で受光される。そ
して、2つのフォトディテクター12の出力の差をとる
ことによって、ディスク13のY軸回りの傾き量に応じ
た信号を得ることができるようになっている。なお、L
ED11の出射光量は、2つのフォトディテクター12
の和信号によりAPC(オートパワーコントロール)を
かけて制御するようになっている。
るチルトセンサー10が保持部材5上に固定されてい
る。このチルトセンサー10は、図5に示すように中央
にLED11を配設し、そのX方向両側にフォトディテ
クター12を配設してある。LED11の出射光は、デ
ィスク13のカバーガラス表面または記録再生面で反射
され、2つのフォトディテクター12で受光される。そ
して、2つのフォトディテクター12の出力の差をとる
ことによって、ディスク13のY軸回りの傾き量に応じ
た信号を得ることができるようになっている。なお、L
ED11の出射光量は、2つのフォトディテクター12
の和信号によりAPC(オートパワーコントロール)を
かけて制御するようになっている。
【0023】また、可動部2つまり対物レンズ1のX方
向の位置と速度を検出するための位置センサー14が、
ホルダー4のX(−)方向側方に設けられている(図
1)。この位置センサー14は、LED15、遮光部材
16、受光面をX方向に2分割されたフォトディテクタ
ー17を有し、これらはY方向に直線上に配設されてい
る。
向の位置と速度を検出するための位置センサー14が、
ホルダー4のX(−)方向側方に設けられている(図
1)。この位置センサー14は、LED15、遮光部材
16、受光面をX方向に2分割されたフォトディテクタ
ー17を有し、これらはY方向に直線上に配設されてい
る。
【0024】LED15、フォトディテクター17は、
可動部2に対して固定側であるベースに一体的に固定さ
れ、遮光部材16は可動部2に固定されている。そし
て、LED15からの光は、遮光部材16の遮光部16
aにより中央の光が遮られてフォトディテクター17に
入射し、フォトディテクター17の2つの受光面17
a,17bの出力の差をとることにより対物レンズ1の
位置信号を得るようになっている。
可動部2に対して固定側であるベースに一体的に固定さ
れ、遮光部材16は可動部2に固定されている。そし
て、LED15からの光は、遮光部材16の遮光部16
aにより中央の光が遮られてフォトディテクター17に
入射し、フォトディテクター17の2つの受光面17
a,17bの出力の差をとることにより対物レンズ1の
位置信号を得るようになっている。
【0025】次に、以上のように構成された対物レンズ
駆動装置3の作用を説明する。フレキシブルプリント基
板20、保持部材5、バネ6(6−1,6−2)、ホル
ダー4を介してフォーカシングコイル7に電流を流す
と、マグネット19の発生する磁界と協働しフォーカシ
ングコイル7のマグネット19に近接した辺にフォーカ
ス方向の駆動力が発生し、バネ6がたわみ可動部2をフ
ォーカス方向(Z方向)に移動させる。
駆動装置3の作用を説明する。フレキシブルプリント基
板20、保持部材5、バネ6(6−1,6−2)、ホル
ダー4を介してフォーカシングコイル7に電流を流す
と、マグネット19の発生する磁界と協働しフォーカシ
ングコイル7のマグネット19に近接した辺にフォーカ
ス方向の駆動力が発生し、バネ6がたわみ可動部2をフ
ォーカス方向(Z方向)に移動させる。
【0026】また、フレキシブルプリント基板20、保
持部材5、バネ6(6−1,6−2)、ホルダー4、ト
ラッキングコイルシート8を介してトラッキングコイル
9に電流を流すと、マグネット19の発生する磁界と協
働しトラッキングコイル9のマグネット19に近接した
辺9aにトラッキング方向の駆動力が発生し、バネ6が
たわみ可動部2をトラッキング方向(X方向)に移動さ
せる。
持部材5、バネ6(6−1,6−2)、ホルダー4、ト
ラッキングコイルシート8を介してトラッキングコイル
9に電流を流すと、マグネット19の発生する磁界と協
働しトラッキングコイル9のマグネット19に近接した
辺9aにトラッキング方向の駆動力が発生し、バネ6が
たわみ可動部2をトラッキング方向(X方向)に移動さ
せる。
【0027】そして、図示しないレーザから放射された
光は、ミラー21で反射され対物レンズ1に入射し、デ
ィスク(図示していない)の記録面上に光スポットを結
ぶ。ディスクからの反射光は、逆の経路をたどりフォト
ディテクター(図示していない)に入射し、このフォト
ディテクターの出力によりRF信号、トラッキングエラ
ー信号、フォーカスエラー信号が生成される。
光は、ミラー21で反射され対物レンズ1に入射し、デ
ィスク(図示していない)の記録面上に光スポットを結
ぶ。ディスクからの反射光は、逆の経路をたどりフォト
ディテクター(図示していない)に入射し、このフォト
ディテクターの出力によりRF信号、トラッキングエラ
ー信号、フォーカスエラー信号が生成される。
【0028】次に、コマ収差が生じた場合の補正方法に
ついて説明する。図3に示すように、バネ6は上側の2
本のバネ6−1と下側の2本のバネ6−2とで断面形状
を異ならせている。つまり、バネ6−1の幅はb1 で厚
さがt1、バネ6−2の幅はb2 で厚さがt2 としたと
き、 b1 >b2 、t1 =t2 のように上側のバネ6−1の方が幅を広く構成してあ
る。一方、バネ6−1,6−2のバネ定数に関係する他
の条件、例えばY方向の有効長、Y方向に延在する角
度、材質等は全て等しくしてある。
ついて説明する。図3に示すように、バネ6は上側の2
本のバネ6−1と下側の2本のバネ6−2とで断面形状
を異ならせている。つまり、バネ6−1の幅はb1 で厚
さがt1、バネ6−2の幅はb2 で厚さがt2 としたと
き、 b1 >b2 、t1 =t2 のように上側のバネ6−1の方が幅を広く構成してあ
る。一方、バネ6−1,6−2のバネ定数に関係する他
の条件、例えばY方向の有効長、Y方向に延在する角
度、材質等は全て等しくしてある。
【0029】また、4つのトラッキングコイルによるX
方向の駆動中心Fからバネ6−1,6−2のZ方向の距
離l1 とl2 は等しくしてある。このように構成してあ
るので、バネ6−1の方がバネ6−2よりもバネ定数が
高くなっている。従って、バネ6−1とバネ6−2の中
央に駆動中心Fを設定すると、トラッキングコイルに電
流を流した時、対物レンズ1がX方向にΔX移動すると
ともに、Y軸回りにθ傾く。22は光スポットを指して
いる。
方向の駆動中心Fからバネ6−1,6−2のZ方向の距
離l1 とl2 は等しくしてある。このように構成してあ
るので、バネ6−1の方がバネ6−2よりもバネ定数が
高くなっている。従って、バネ6−1とバネ6−2の中
央に駆動中心Fを設定すると、トラッキングコイルに電
流を流した時、対物レンズ1がX方向にΔX移動すると
ともに、Y軸回りにθ傾く。22は光スポットを指して
いる。
【0030】ここで、図6の模式図に示すように、上下
のバネ6−1とバネ6−2のバネ定数k1 ,k2 と駆動
中心Fから上下のバネまでの距離l1, l2 を l2 /k1 ≠l1 /k2 のように構成すると、可動部をX方向に駆動したときY
軸回りに傾けることができる。一方、l2 /k1 =l1
/k2 を満たす点を支持中心Sとすると、支持中心Sと
駆動中心Fが一致した場合、可動部はY軸回りに傾かず
平行移動する。しかし、支持中心Sと駆動中心Fが一致
していないと可動部はY軸回りに傾く。次の数1は、こ
の事情を説明したものである。
のバネ6−1とバネ6−2のバネ定数k1 ,k2 と駆動
中心Fから上下のバネまでの距離l1, l2 を l2 /k1 ≠l1 /k2 のように構成すると、可動部をX方向に駆動したときY
軸回りに傾けることができる。一方、l2 /k1 =l1
/k2 を満たす点を支持中心Sとすると、支持中心Sと
駆動中心Fが一致した場合、可動部はY軸回りに傾かず
平行移動する。しかし、支持中心Sと駆動中心Fが一致
していないと可動部はY軸回りに傾く。次の数1は、こ
の事情を説明したものである。
【0031】
【数1】
【0032】なお、ここでバネ定数とはバネ6−1等1
本のみのバネ定数ではなく、上側(Z方向(+)側、フ
ォーカス方向ディスクに近い側のY方向両側)に配置さ
れた2本のバネ6−1,6−1の総合のバネ定数、また
は下側(Z方向(−)側、フォーカス方向ディスクに遠
い側のY方向両側)に配置された2本のバネ6−2,6
−2の総合のバネ定数である。例えば、同じ断面のバネ
を2本用いても2本を平行に配置する場合と、角度をも
ってハの字配置する場合とでは2本総合のバネ定数は異
なる。
本のみのバネ定数ではなく、上側(Z方向(+)側、フ
ォーカス方向ディスクに近い側のY方向両側)に配置さ
れた2本のバネ6−1,6−1の総合のバネ定数、また
は下側(Z方向(−)側、フォーカス方向ディスクに遠
い側のY方向両側)に配置された2本のバネ6−2,6
−2の総合のバネ定数である。例えば、同じ断面のバネ
を2本用いても2本を平行に配置する場合と、角度をも
ってハの字配置する場合とでは2本総合のバネ定数は異
なる。
【0033】そして本実施の形態の場合、可動部2をX
方向(トラッキング方向)に駆動したときの、可動部2
のX方向への移動量と可動部2つまり対物レンズ1のY
軸回りの傾き量の関係は、図4に示すように構成した。
つまり、可動部をX方向に0.1mm 移動させると可動部は
Y軸回りに20分傾くようにしてある。また、通常のデ
ィスク上の情報の記録再生において、位置センサーの出
力をキャリッジの粗アクセスサーボに用い、粗アクセス
のサーボ帯域を例えば 400Hz程度に定めて可動部のX方
向の移動範囲が 0.01mm以内に収まるようにしてある。
方向(トラッキング方向)に駆動したときの、可動部2
のX方向への移動量と可動部2つまり対物レンズ1のY
軸回りの傾き量の関係は、図4に示すように構成した。
つまり、可動部をX方向に0.1mm 移動させると可動部は
Y軸回りに20分傾くようにしてある。また、通常のデ
ィスク上の情報の記録再生において、位置センサーの出
力をキャリッジの粗アクセスサーボに用い、粗アクセス
のサーボ帯域を例えば 400Hz程度に定めて可動部のX方
向の移動範囲が 0.01mm以内に収まるようにしてある。
【0034】また、チルトセンサーの出力により、ディ
スクの傾きが0分の時は、可動部のX方向の位置が0と
なるようにトラッキングコイルにDCオフセット電流は
流さないで、この位置を中心としてディスクの記録トラ
ックの偏芯等に応じてトラッキングサーボをかけるよう
にしている。このときの対物レンズの傾きθは、X方向
の位置が図4におけるx1の範囲(0± 0.01mmの範囲)
であるので0±2分の範囲で傾く。この2分程度であれ
ば対物レンズのNA 0.6、ディスクのカバーガラス厚さ
0 .6mm 程度の装置におけるコマ収差にほとんど影響が
ない。なお、対物レンズがX方向にシフトすると対物レ
ンズに入射する光の強度分布も変化するがこれも考慮し
て、ディスクの傾きに応じた対物レンズの傾け量を決め
るようにした方がよい。
スクの傾きが0分の時は、可動部のX方向の位置が0と
なるようにトラッキングコイルにDCオフセット電流は
流さないで、この位置を中心としてディスクの記録トラ
ックの偏芯等に応じてトラッキングサーボをかけるよう
にしている。このときの対物レンズの傾きθは、X方向
の位置が図4におけるx1の範囲(0± 0.01mmの範囲)
であるので0±2分の範囲で傾く。この2分程度であれ
ば対物レンズのNA 0.6、ディスクのカバーガラス厚さ
0 .6mm 程度の装置におけるコマ収差にほとんど影響が
ない。なお、対物レンズがX方向にシフトすると対物レ
ンズに入射する光の強度分布も変化するがこれも考慮し
て、ディスクの傾きに応じた対物レンズの傾け量を決め
るようにした方がよい。
【0035】また、チルトセンサーの出力により、ディ
スクの傾きが例えば20分の時は、位置センサーの出力
を用い可動部のX方向の位置が 0.1mm となるようにト
ラッキングコイルにDCオフセット電流を流し、この位
置を中心としてディスクの記録トラックの偏芯等に応じ
トラッキングサーボをかける。このときの対物レンズの
傾きθは、X方向の位置がx2 の範囲( 0.1 ± 0.01
mmの範囲)であるので20±2分の範囲で傾く。このよ
うにしてディスクの傾きに応じて可動部のX方向の中心
位置を変化させ、その位置を中心に記録再生する。
スクの傾きが例えば20分の時は、位置センサーの出力
を用い可動部のX方向の位置が 0.1mm となるようにト
ラッキングコイルにDCオフセット電流を流し、この位
置を中心としてディスクの記録トラックの偏芯等に応じ
トラッキングサーボをかける。このときの対物レンズの
傾きθは、X方向の位置がx2 の範囲( 0.1 ± 0.01
mmの範囲)であるので20±2分の範囲で傾く。このよ
うにしてディスクの傾きに応じて可動部のX方向の中心
位置を変化させ、その位置を中心に記録再生する。
【0036】本実施の形態は、以上のように上下のバネ
の幅を変えたバネ6−1,6−2と、トラッキング方向
に駆動するドッキングコイル9とその磁気回路(コイル
と磁気回路とで駆動手段)をコマ収差補正手段とし、可
動部2をトラッキング方向に移動可能にし、可動部2の
トラッキング方向の位置で対物レンズ1の傾きが変化す
るようにし、ディスク13の傾きに応じて可動部2のト
ラッキング方向の中心位置を変え対物レンズ1の傾きを
変えコマ収差を補正するようにした。そのため、コマ収
差を補正するチルトコイル等専用の駆動手段が不要とな
りコマ収差の補正手段を設けたものの、装置の大型化、
重量化を招かず、さらに高価格化を避けることができ
る。
の幅を変えたバネ6−1,6−2と、トラッキング方向
に駆動するドッキングコイル9とその磁気回路(コイル
と磁気回路とで駆動手段)をコマ収差補正手段とし、可
動部2をトラッキング方向に移動可能にし、可動部2の
トラッキング方向の位置で対物レンズ1の傾きが変化す
るようにし、ディスク13の傾きに応じて可動部2のト
ラッキング方向の中心位置を変え対物レンズ1の傾きを
変えコマ収差を補正するようにした。そのため、コマ収
差を補正するチルトコイル等専用の駆動手段が不要とな
りコマ収差の補正手段を設けたものの、装置の大型化、
重量化を招かず、さらに高価格化を避けることができ
る。
【0037】また、コマ収差の補正手段を設けたもの
の、可動部の大型化、重量化を招かないので駆動感度を
低下させない。さらに、駆動回路が増えないので消費電
力も少ない。また、可動部にチルトコイルを設けないの
で、チルトコイルに給電することが不要で、一般的な4
本の金属バネで可動部を支持できる。また、可動部を支
持する金属バネはエッチングで加工するので断面積の違
うバネも容易に成形することができる。また、フォーカ
シングコイルを形成したプリントコイル(ホルダー)の
端子に直接トラッキングコイルを形成したプリントコイ
ルの端末を半田付け固定したので、複数のコイル間をつ
なぐ中継板等が不要となり構成の簡素化、小型軽量化を
実現できる。
の、可動部の大型化、重量化を招かないので駆動感度を
低下させない。さらに、駆動回路が増えないので消費電
力も少ない。また、可動部にチルトコイルを設けないの
で、チルトコイルに給電することが不要で、一般的な4
本の金属バネで可動部を支持できる。また、可動部を支
持する金属バネはエッチングで加工するので断面積の違
うバネも容易に成形することができる。また、フォーカ
シングコイルを形成したプリントコイル(ホルダー)の
端子に直接トラッキングコイルを形成したプリントコイ
ルの端末を半田付け固定したので、複数のコイル間をつ
なぐ中継板等が不要となり構成の簡素化、小型軽量化を
実現できる。
【0038】本実施の形態は、以上の構成に限定される
ものではない。例えば、チルトセンサーはベースに対す
るディスクの傾きを検出するようにしているが、この場
合は対物レンズのみが経時変化等で傾いた場合を検出で
きない。そこで、チルトセンサーを可動部のホルダーに
固定し、対物レンズに対するディスクの傾きを検出する
ようにしてもよい。このようにすると、対物レンズの傾
きも検出できるので、コマ収差の補正精度が向上する。
また、チルトセンサー、位置センサーは他の方式でもよ
く、コマ収差の補正に用いる信号はディスクの傾きだけ
でなく、コマ収差に基づく他の信号例えば、対物レンズ
の傾き、再生信号のクロストーク、再生信号のジッター
等コマ収差に基づく信号であればよい。
ものではない。例えば、チルトセンサーはベースに対す
るディスクの傾きを検出するようにしているが、この場
合は対物レンズのみが経時変化等で傾いた場合を検出で
きない。そこで、チルトセンサーを可動部のホルダーに
固定し、対物レンズに対するディスクの傾きを検出する
ようにしてもよい。このようにすると、対物レンズの傾
きも検出できるので、コマ収差の補正精度が向上する。
また、チルトセンサー、位置センサーは他の方式でもよ
く、コマ収差の補正に用いる信号はディスクの傾きだけ
でなく、コマ収差に基づく他の信号例えば、対物レンズ
の傾き、再生信号のクロストーク、再生信号のジッター
等コマ収差に基づく信号であればよい。
【0039】また、対物レンズの支持方式は金属バネ4
本支持以外にも樹脂バネ、断面円形のワイヤー、6本支
持構成等他の構成でもよい。また、対物レンズの駆動は
他の構成、例えば巻き線のコイルを使用したもの、ムー
ビンマグネット駆動等でもよい。また、本実施の形態で
は、駆動部をX方向に移動させたときに同時にY軸回り
に傾けるために、上下のバネの幅を変える構成をとった
が、これ以外の構成例えばバネの厚み(Z方向の寸法)
を変える構成、バネの断面2次モーメントを変える構成
(例えば円形断面の場合は径を変える)、バネの有効長
さを変える構成、図7に線図的に示すようにZ方向から
みて上側のバネ6−1は角度ψ1、下側のバネ6−2は
角度ψ2 (図7の場合はψ2 =0度)としψ1 とψ2 が
異なるようにする構成(角度の大きい方がバネ定数が高
くなる)でもよい。また、上下のバネ定数を同じにし駆
動中心を上下のバネの中央からずらす構成でもよい。
本支持以外にも樹脂バネ、断面円形のワイヤー、6本支
持構成等他の構成でもよい。また、対物レンズの駆動は
他の構成、例えば巻き線のコイルを使用したもの、ムー
ビンマグネット駆動等でもよい。また、本実施の形態で
は、駆動部をX方向に移動させたときに同時にY軸回り
に傾けるために、上下のバネの幅を変える構成をとった
が、これ以外の構成例えばバネの厚み(Z方向の寸法)
を変える構成、バネの断面2次モーメントを変える構成
(例えば円形断面の場合は径を変える)、バネの有効長
さを変える構成、図7に線図的に示すようにZ方向から
みて上側のバネ6−1は角度ψ1、下側のバネ6−2は
角度ψ2 (図7の場合はψ2 =0度)としψ1 とψ2 が
異なるようにする構成(角度の大きい方がバネ定数が高
くなる)でもよい。また、上下のバネ定数を同じにし駆
動中心を上下のバネの中央からずらす構成でもよい。
【0040】図8、図9は、本発明の第2の実施の形態
を示したもので、第1の実施の形態の変形例である。第
1の実施の形態と同機能部位は同付番とし説明部以外は
全て第1の実施の形態と同様とする(以下の実施の形態
についても同様)。図8は駆動部の概要斜視図である
が、本実施の形態の対物レンズ駆動装置は、対物レンズ
1をX方向にのみ駆動可能に支持する構成となってい
る。対物レンズ1を保持するホルダー23と保持部材2
4の間は、X方向に並設された2枚の板バネ25で連結
してある。
を示したもので、第1の実施の形態の変形例である。第
1の実施の形態と同機能部位は同付番とし説明部以外は
全て第1の実施の形態と同様とする(以下の実施の形態
についても同様)。図8は駆動部の概要斜視図である
が、本実施の形態の対物レンズ駆動装置は、対物レンズ
1をX方向にのみ駆動可能に支持する構成となってい
る。対物レンズ1を保持するホルダー23と保持部材2
4の間は、X方向に並設された2枚の板バネ25で連結
してある。
【0041】この2枚の板バネ25は、図示のようにZ
(+)方向に狭まった角度ψ(ψ≠0、ψは例えば10
度)をもって組み付けられている。そのため、図9(駆
動状態を示した説明図)に示すように、ホルダー23を
X方向に移動させると、対物レンズ1はθだけY軸回り
に傾く。なお、保持部材24はフォーカス支持部材(図
示していない)により、対物レンズ1をフォーカス方向
に移動させることができるように支持されている。他の
構成は第1の実施の形態と同様である。
(+)方向に狭まった角度ψ(ψ≠0、ψは例えば10
度)をもって組み付けられている。そのため、図9(駆
動状態を示した説明図)に示すように、ホルダー23を
X方向に移動させると、対物レンズ1はθだけY軸回り
に傾く。なお、保持部材24はフォーカス支持部材(図
示していない)により、対物レンズ1をフォーカス方向
に移動させることができるように支持されている。他の
構成は第1の実施の形態と同様である。
【0042】本実施の形態は、ハの字のバネ25と駆動
手段をコマ収差補正手段とし、第1の実施の形態と同様
可動部をトラッキング方向に移動可能にし、可動部のト
ラッキング方向の位置で対物レンズ1の傾きが変化する
ようにし、ディスクの傾きに応じて可動部のトラッキン
グ方向の中心位置を変え対物レンズ1の傾きを変えコマ
収差を補正するようにした。そのため、コマ収差を補正
するチルトコイル等専用の駆動手段が不要となりコマ収
差の補正手段を設けたものの、装置の大型化、重量化を
招かず、さらに高価格化を避けることができる。
手段をコマ収差補正手段とし、第1の実施の形態と同様
可動部をトラッキング方向に移動可能にし、可動部のト
ラッキング方向の位置で対物レンズ1の傾きが変化する
ようにし、ディスクの傾きに応じて可動部のトラッキン
グ方向の中心位置を変え対物レンズ1の傾きを変えコマ
収差を補正するようにした。そのため、コマ収差を補正
するチルトコイル等専用の駆動手段が不要となりコマ収
差の補正手段を設けたものの、装置の大型化、重量化を
招かず、さらに高価格化を避けることができる。
【0043】図10、図11は、本発明の第3の実施の
形態を示したもので、この実施の形態も第1の実施の形
態の変形例を示したものである。本実施の形態は、補正
用光学素子26,27とトラッキング方向の支持駆動手
段をコマ収差補正手段としている。そして、チルトの補
正光学素子として、凸と凹の非球面を有する2枚の補正
用の光学素子26,27を配設し、1方の補正用光学素
子26は対物レンズ1と一体的にホルダー28に固定
し、トラッキング方向とフォーカス方向に一体的に駆動
させるようにしている。他方の補正用光学素子27は、
可動部2に対して固定されているベース又はキャリッジ
と一体的に構成されている。 本実施の形態のコマ収差
補正において使用する補正用光学素子26,27は、凹
凸2枚の非球面プレートで、透過する波面を変換する作
用を有し、面内(光軸に対する直交方向)での相対的な
横移動によるチルトによって生じるコマ収差に対し逆の
極性を持つコマ収差を発生させ、収差補正を行う。
形態を示したもので、この実施の形態も第1の実施の形
態の変形例を示したものである。本実施の形態は、補正
用光学素子26,27とトラッキング方向の支持駆動手
段をコマ収差補正手段としている。そして、チルトの補
正光学素子として、凸と凹の非球面を有する2枚の補正
用の光学素子26,27を配設し、1方の補正用光学素
子26は対物レンズ1と一体的にホルダー28に固定
し、トラッキング方向とフォーカス方向に一体的に駆動
させるようにしている。他方の補正用光学素子27は、
可動部2に対して固定されているベース又はキャリッジ
と一体的に構成されている。 本実施の形態のコマ収差
補正において使用する補正用光学素子26,27は、凹
凸2枚の非球面プレートで、透過する波面を変換する作
用を有し、面内(光軸に対する直交方向)での相対的な
横移動によるチルトによって生じるコマ収差に対し逆の
極性を持つコマ収差を発生させ、収差補正を行う。
【0044】図10に示すように、レーザ29を出射し
た光はコリメートレンズ30で平行光にされ、ビームス
プリッタ31に入射する。ビームスプリッタ31を透過
した光は、透過方向に位置する補正用光学素子27,2
6を介して対物レンズ1に入射し、ディスク13上に光
スポット22を結ぶ。ディスク13の反射光は、対物レ
ンズ1、補正用光学素子26,27、ビームスプリッタ
31に入射して反射され、集光レンズ32、フォトディ
テクタ33に入射する光路をとる。なお、図示していな
いが補正用光学素子26と補正用光学素子27の間に
は、図2に示したと同様なミラー11が配設されてい
る。
た光はコリメートレンズ30で平行光にされ、ビームス
プリッタ31に入射する。ビームスプリッタ31を透過
した光は、透過方向に位置する補正用光学素子27,2
6を介して対物レンズ1に入射し、ディスク13上に光
スポット22を結ぶ。ディスク13の反射光は、対物レ
ンズ1、補正用光学素子26,27、ビームスプリッタ
31に入射して反射され、集光レンズ32、フォトディ
テクタ33に入射する光路をとる。なお、図示していな
いが補正用光学素子26と補正用光学素子27の間に
は、図2に示したと同様なミラー11が配設されてい
る。
【0045】可動部2の支持駆動は第1の実施の形態と
同様であるが(図6)、本実施の形態では、上下のバネ
6−1とバネ6−2のバネ定数k1,k2と駆動中心Fから
上下のバネまでの距離l1,l2を、 l2 /k1 =l1 /k2 のように構成し、可動部2をX方向に駆動したときにY
軸回りに傾かずにX方向に移動するようにしてある。つ
まり、第1の実施の形態と異なり、バネ6−1と6−2
の幅を同じにして駆動中心と支持中心を一致させてあ
る。
同様であるが(図6)、本実施の形態では、上下のバネ
6−1とバネ6−2のバネ定数k1,k2と駆動中心Fから
上下のバネまでの距離l1,l2を、 l2 /k1 =l1 /k2 のように構成し、可動部2をX方向に駆動したときにY
軸回りに傾かずにX方向に移動するようにしてある。つ
まり、第1の実施の形態と異なり、バネ6−1と6−2
の幅を同じにして駆動中心と支持中心を一致させてあ
る。
【0046】また、可動部2がX方向にシフトしていな
いときには、補正用光学素子26と補正用光学素子27
の中心は一致し、補正用光学素子26を透過し、対物レ
ンズ1に入射する光の波面Wは平面となるようにしてあ
る(図10)。また、第1の実施の形態において用いた
チルトセンサを設け、その信号により図11に示すよう
に可動部2をX方向に△X移動させると、補正用光学素
子26と補正用光学素子27の中心がX方向に△Xずれ
る。そのため、補正用光学素子26を透過し対物レンズ
1に入射する光の波面W′が光スポットのコマ収差を補
正するように、X方向に不均一となるようにしてある。
このようにして光スポット22のコマ収差が補正され
る。他の構成、作用は第1の実施の形態と同様である。
いときには、補正用光学素子26と補正用光学素子27
の中心は一致し、補正用光学素子26を透過し、対物レ
ンズ1に入射する光の波面Wは平面となるようにしてあ
る(図10)。また、第1の実施の形態において用いた
チルトセンサを設け、その信号により図11に示すよう
に可動部2をX方向に△X移動させると、補正用光学素
子26と補正用光学素子27の中心がX方向に△Xずれ
る。そのため、補正用光学素子26を透過し対物レンズ
1に入射する光の波面W′が光スポットのコマ収差を補
正するように、X方向に不均一となるようにしてある。
このようにして光スポット22のコマ収差が補正され
る。他の構成、作用は第1の実施の形態と同様である。
【0047】以上のごとく構成された本実施の形態にお
いても、コマ収差補正用の光学素子の支持駆動機構を対
物レンズのトラッキング方向の支持駆動機構と兼用して
いるので、コマ収差を補正するチルトコイル等の専用の
駆動手段が不要となりコマ収差の補正手段を設けたもの
の、装置の大型化、重量化を招かず、さらに高価格化を
避けることができる。なお、本実施の形態は以上の構成
に限定されるものではなく、例えば補正用光学素子は非
球面形状を有するプレートとしたが、同じ波面変換の機
能を有するホログラムとしてもよい。
いても、コマ収差補正用の光学素子の支持駆動機構を対
物レンズのトラッキング方向の支持駆動機構と兼用して
いるので、コマ収差を補正するチルトコイル等の専用の
駆動手段が不要となりコマ収差の補正手段を設けたもの
の、装置の大型化、重量化を招かず、さらに高価格化を
避けることができる。なお、本実施の形態は以上の構成
に限定されるものではなく、例えば補正用光学素子は非
球面形状を有するプレートとしたが、同じ波面変換の機
能を有するホログラムとしてもよい。
【0048】図12は、本発明の第4の実施の形態を示
したもので、第3の実施の形態の変形例を示したもので
ある。第3の実施の形態と同機能部位は同付番とした。
本実施の形態は、補正用光学素子26,27と可動部の
トラッキング方向の支持駆動手段をコマ収差補正手段と
している。そして、コマ収差補正において使用する補正
光学素子34である1枚のホログラムを、可動部2に対
して固定されているベース又はキャリッジと一体的に構
成している。また、補正光学素子34は、光軸に対して
X方向に対称形状な透過波面を有するように格子が形成
されている。
したもので、第3の実施の形態の変形例を示したもので
ある。第3の実施の形態と同機能部位は同付番とした。
本実施の形態は、補正用光学素子26,27と可動部の
トラッキング方向の支持駆動手段をコマ収差補正手段と
している。そして、コマ収差補正において使用する補正
光学素子34である1枚のホログラムを、可動部2に対
して固定されているベース又はキャリッジと一体的に構
成している。また、補正光学素子34は、光軸に対して
X方向に対称形状な透過波面を有するように格子が形成
されている。
【0049】本実施の形態の作用を説明すると、対物レ
ンズ1がX方向にシフトしていないときは、波面35の
X方向に対称な35a部分が対物レンズ1に入射する。
なお、このとき対物レンズ1による光スポットのコマ収
差はないように、対物レンズ1の面形状を形成してあ
る。一方、対物レンズ1がX方向に△Xシフトしたとき
には、対物レンズ1に波面35のX方向に非対称な35
b部分が入射し、コマ収差を補正するようになってい
る。他の構成、作用は第3の実施の形態と同様である。
ンズ1がX方向にシフトしていないときは、波面35の
X方向に対称な35a部分が対物レンズ1に入射する。
なお、このとき対物レンズ1による光スポットのコマ収
差はないように、対物レンズ1の面形状を形成してあ
る。一方、対物レンズ1がX方向に△Xシフトしたとき
には、対物レンズ1に波面35のX方向に非対称な35
b部分が入射し、コマ収差を補正するようになってい
る。他の構成、作用は第3の実施の形態と同様である。
【0050】本実施の形態は以上のように、コマ補正を
可動部のトラッキング方向移動で行い、コマ収差を補正
するチルトコイル等専用の駆動手段が不要となりコマ収
差の補正手段を設けたものの、装置の大型化、重量化、
高価格化を避けることができるとなった。さらに、補正
用の光学素子は一枚でよいので、装置の簡素化を図れ
る。
可動部のトラッキング方向移動で行い、コマ収差を補正
するチルトコイル等専用の駆動手段が不要となりコマ収
差の補正手段を設けたものの、装置の大型化、重量化、
高価格化を避けることができるとなった。さらに、補正
用の光学素子は一枚でよいので、装置の簡素化を図れ
る。
【0051】本発明は以上の実施の形態に限定されるも
のではなく、例えば本発明は、可動部にコイルを固定し
マグネットを固定部に配したいわゆるムービングコイル
駆動としたが、マグネットを可動部にコイルを固定部に
配したいわゆるムービッグマグネット駆動としてもよ
い。また、支持部材は金属バネに限らず、ワイヤー等他
の部材であってもよい。さらに、その数は4本に限らず
2つ以上であればよい。また、対物レンズを保持したホ
ルダを軸のまわりに回転、軸方向にスライドさせる、い
わゆる軸摺動型の対物レンズ駆動装置に対しては上述し
た第3,第4実施形態のコマ収差補正手段が適用でき
る。また、対物レンズはホログラムでもよく、対物レン
ズとホルダーは一体形成されていてもよい。また、可動
部にレーザ等の光源も一体構成させてもよい。
のではなく、例えば本発明は、可動部にコイルを固定し
マグネットを固定部に配したいわゆるムービングコイル
駆動としたが、マグネットを可動部にコイルを固定部に
配したいわゆるムービッグマグネット駆動としてもよ
い。また、支持部材は金属バネに限らず、ワイヤー等他
の部材であってもよい。さらに、その数は4本に限らず
2つ以上であればよい。また、対物レンズを保持したホ
ルダを軸のまわりに回転、軸方向にスライドさせる、い
わゆる軸摺動型の対物レンズ駆動装置に対しては上述し
た第3,第4実施形態のコマ収差補正手段が適用でき
る。また、対物レンズはホログラムでもよく、対物レン
ズとホルダーは一体形成されていてもよい。また、可動
部にレーザ等の光源も一体構成させてもよい。
【0052】以上の実施の形態に記載された内容は、以
下の発明としてとらえることもできる。 1.対物レンズを保持する保持部材と、前記対物レンズ
を少なくともフォーカス方向とトラッキング方向とに駆
動する駆動手段と、前記対物レンズを駆動可能に支持す
る支持手段とを有する対物レンズ駆動装置において、前
記対物レンズの光スポットのコマ収差に基づく信号に応
じて、前記対物レンズの前記トラッキング方向の位置を
変化させ、前記コマ収差を補正する手段を設けたことを
特徴とする対物レンズ駆動装置。第1項によれば、可動
部をトラッキング方向に移動可能にし、可動部のトラッ
キング方向の位置で対物レンズの傾きが変化するように
し、ディスクの傾きに応じて可動部のトラッキング方向
の中心位置を変えレンズの傾きを変えコマ収差を補正す
るように構成したので、コマ収差を補正するチルトコイ
ル等の専用の駆動手段が不要となりコマ収差の補正手段
を設けたものの、装置の大型化、重量化、さらに高価格
化を避けることができる。
下の発明としてとらえることもできる。 1.対物レンズを保持する保持部材と、前記対物レンズ
を少なくともフォーカス方向とトラッキング方向とに駆
動する駆動手段と、前記対物レンズを駆動可能に支持す
る支持手段とを有する対物レンズ駆動装置において、前
記対物レンズの光スポットのコマ収差に基づく信号に応
じて、前記対物レンズの前記トラッキング方向の位置を
変化させ、前記コマ収差を補正する手段を設けたことを
特徴とする対物レンズ駆動装置。第1項によれば、可動
部をトラッキング方向に移動可能にし、可動部のトラッ
キング方向の位置で対物レンズの傾きが変化するように
し、ディスクの傾きに応じて可動部のトラッキング方向
の中心位置を変えレンズの傾きを変えコマ収差を補正す
るように構成したので、コマ収差を補正するチルトコイ
ル等の専用の駆動手段が不要となりコマ収差の補正手段
を設けたものの、装置の大型化、重量化、さらに高価格
化を避けることができる。
【0053】2.対物レンズを保持する保持部材と、前
記対物レンズを少なくともフォーカス方向とトラッキン
グ方向とに駆動する駆動手段と、前記対物レンズを駆動
可能に支持する支持手段とを有する対物レンズ駆動装置
において、前記対物レンズの光スポットのコマ収差に基
づく信号に応じて、前記対物レンズの前記トラッキング
方向の位置を変化させ、前記対物レンズの傾きを調整す
る手段を設けたことを特徴とする対物レンズ駆動装置。
第2項によれば、可動部をトラッキング方向に移動可能
にし、可動部のトラッキング方向の位置で対物レンズの
傾きが変化するようにし、ディスクの傾きに応じて可動
部のトラッキング方向の中心位置を変えレンズの傾きを
変えコマ収差を補正するように構成したので、コマ収差
を補正するチルトコイル等の専用の駆動手段が不要とな
りコマ収差の補正手段を設けたものの、装置の大型化、
重量化、さらに高価格化を避けることができる。
記対物レンズを少なくともフォーカス方向とトラッキン
グ方向とに駆動する駆動手段と、前記対物レンズを駆動
可能に支持する支持手段とを有する対物レンズ駆動装置
において、前記対物レンズの光スポットのコマ収差に基
づく信号に応じて、前記対物レンズの前記トラッキング
方向の位置を変化させ、前記対物レンズの傾きを調整す
る手段を設けたことを特徴とする対物レンズ駆動装置。
第2項によれば、可動部をトラッキング方向に移動可能
にし、可動部のトラッキング方向の位置で対物レンズの
傾きが変化するようにし、ディスクの傾きに応じて可動
部のトラッキング方向の中心位置を変えレンズの傾きを
変えコマ収差を補正するように構成したので、コマ収差
を補正するチルトコイル等の専用の駆動手段が不要とな
りコマ収差の補正手段を設けたものの、装置の大型化、
重量化、さらに高価格化を避けることができる。
【0054】3.前記支持手段の支持中心と前記対物レ
ンズを有する駆動部の駆動中心をずらしたことを特徴と
する第2項記載の対物レンズ駆動装置。第3項によれ
ば、可動部をトラッキング方向に移動させるとともに傾
けることが容易にできる。
ンズを有する駆動部の駆動中心をずらしたことを特徴と
する第2項記載の対物レンズ駆動装置。第3項によれ
ば、可動部をトラッキング方向に移動させるとともに傾
けることが容易にできる。
【0055】4.前記支持部材は、フォーカス方向に離
間した第1の支持部材と前記第2の支持部材を有し、前
記第1の支持部材と前記第2の支持部材の断面2次モー
メントを変えたことを特徴とする請求項3記載の対物レ
ンズ駆動装置。第4項によれば、可動部をトラッキング
方向に移動させるとともに傾けることが容易にできる。
間した第1の支持部材と前記第2の支持部材を有し、前
記第1の支持部材と前記第2の支持部材の断面2次モー
メントを変えたことを特徴とする請求項3記載の対物レ
ンズ駆動装置。第4項によれば、可動部をトラッキング
方向に移動させるとともに傾けることが容易にできる。
【0056】5.前記支持部材は、離間した第1の支持
部材と前記第2の支持部材とを有し、前記第1の支持部
材と前記第2の支持部材の角度を変えたことを特徴とす
る請求項3記載の対物レンズ駆動装置。第5項によれ
ば、可動部をトラッキング方向に移動させるとともに、
傾けることが容易にできる。さらに、支持部材として同
一の部材を用いてバネ定数を変えることができる。
部材と前記第2の支持部材とを有し、前記第1の支持部
材と前記第2の支持部材の角度を変えたことを特徴とす
る請求項3記載の対物レンズ駆動装置。第5項によれ
ば、可動部をトラッキング方向に移動させるとともに、
傾けることが容易にできる。さらに、支持部材として同
一の部材を用いてバネ定数を変えることができる。
【0057】6.前記支持部材は、フォーカス方向に離
間した第1の支持部材と前記第2の支持部材とで構成さ
れ、前記第1の支持部材と前記第2の支持部材の前記ト
ラッキング方向のバネ定数を同じとし、前記第1の支持
部材と前記第2の支持部材の前記フォーカス方向の中心
と前記トラッキング方向に駆動する駆動中心をずらした
ことを特徴とする請求項3記載の対物レンズ駆動装置。
第6項によれば、可動部をトラッキング方向に移動させ
るとともに、傾けることが容易にできる。
間した第1の支持部材と前記第2の支持部材とで構成さ
れ、前記第1の支持部材と前記第2の支持部材の前記ト
ラッキング方向のバネ定数を同じとし、前記第1の支持
部材と前記第2の支持部材の前記フォーカス方向の中心
と前記トラッキング方向に駆動する駆動中心をずらした
ことを特徴とする請求項3記載の対物レンズ駆動装置。
第6項によれば、可動部をトラッキング方向に移動させ
るとともに、傾けることが容易にできる。
【0058】7.対物レンズを保持する保持部材と、前
記対物レンズを少なくともフォーカス方向とトラッキン
グ方向とに駆動する駆動手段と、前記対物レンズを駆動
可能に支持する支持手段とを有する対物レンズ駆動装置
において、前記対物レンズの光スポットのコマ収差に基
づく信号に応じて、前記対物レンズの前記トラッキング
方向の位置を変化させ、前記対物レンズに入射する波面
を変化させ前記コマ収差を補正する手段を設けたことを
特徴とする対物レンズ駆動装置。第7項によれば、可動
部をトラッキング方向に移動可能にし、可動部のトラッ
キング方向の位置で対物レンズの傾きが変化するように
し、ディスクの傾きに応じて可動部のトラッキング方向
の中心位置を変え対物レンズに入射する波面を変えコマ
収差を補正するように構成したので、コマ収差を補正す
るチルトコイル等の専用の駆動手段が不要となりコマ収
差の補正手段を設けたものの、装置の大型化、重量化、
さらに高価格化を避けることができる。
記対物レンズを少なくともフォーカス方向とトラッキン
グ方向とに駆動する駆動手段と、前記対物レンズを駆動
可能に支持する支持手段とを有する対物レンズ駆動装置
において、前記対物レンズの光スポットのコマ収差に基
づく信号に応じて、前記対物レンズの前記トラッキング
方向の位置を変化させ、前記対物レンズに入射する波面
を変化させ前記コマ収差を補正する手段を設けたことを
特徴とする対物レンズ駆動装置。第7項によれば、可動
部をトラッキング方向に移動可能にし、可動部のトラッ
キング方向の位置で対物レンズの傾きが変化するように
し、ディスクの傾きに応じて可動部のトラッキング方向
の中心位置を変え対物レンズに入射する波面を変えコマ
収差を補正するように構成したので、コマ収差を補正す
るチルトコイル等の専用の駆動手段が不要となりコマ収
差の補正手段を設けたものの、装置の大型化、重量化、
さらに高価格化を避けることができる。
【0059】8.前記対物レンズと一体的に移動する波
面補正光学素子と、前記対物レンズと一体的に移動しな
い波面補正光学素子とを有することを特徴とする請求項
7記載の対物レンズ駆動装置。
面補正光学素子と、前記対物レンズと一体的に移動しな
い波面補正光学素子とを有することを特徴とする請求項
7記載の対物レンズ駆動装置。
【0060】9.前記対物レンズに入射する波面を変化
させる波面補正光学素子を前記対物レンズと一体的に移
動しないホログラムとしたことを特徴とする請求項7記
載の対物レンズ駆動装置。
させる波面補正光学素子を前記対物レンズと一体的に移
動しないホログラムとしたことを特徴とする請求項7記
載の対物レンズ駆動装置。
【0061】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば以
下の効果を奏する。請求項1、請求項2、請求項3の対
物レンズ駆動装置によれば、対物レンズをトラッキング
方向に移動させるだけでコマ収差を補正するようにした
ので、コマ収差の補正用の支持駆動機構が簡略化され、
装置を小型、軽量、安価にできる。また、コマ収差の補
正用駆動手段を対物レンズのトラッキングの支持および
/または駆動手段に兼用したので、コマ収差の補正用の
支持駆動機構が簡略化され、装置が小型、軽量、安価に
できる。
下の効果を奏する。請求項1、請求項2、請求項3の対
物レンズ駆動装置によれば、対物レンズをトラッキング
方向に移動させるだけでコマ収差を補正するようにした
ので、コマ収差の補正用の支持駆動機構が簡略化され、
装置を小型、軽量、安価にできる。また、コマ収差の補
正用駆動手段を対物レンズのトラッキングの支持および
/または駆動手段に兼用したので、コマ収差の補正用の
支持駆動機構が簡略化され、装置が小型、軽量、安価に
できる。
【図1】第1実施の形態の対物レンズ駆動装置の斜視図
である。
である。
【図2】マグネットを除いた対物レンズ駆動装置の分解
斜視図である。
斜視図である。
【図3】コマ収差の補正方法を説明するための説明図で
ある。
ある。
【図4】コマ収差の補正方法を説明するための説明図で
ある。
ある。
【図5】コマ収差の補正方法を説明するための説明図で
ある。
ある。
【図6】コマ収差の補正方法を説明するための説明図で
ある。
ある。
【図7】変形例を説明するための概要図である。
【図8】第2実施の形態の対物レンズ駆動装置の一部斜
視図である。
視図である。
【図9】コマ収差の補正方法を説明するための説明図で
ある。
ある。
【図10】第3実施の形態の対物レンズ駆動装置の一部
概要図である。
概要図である。
【図11】コマ収差の補正方法を説明するための説明図
である。
である。
【図12】第4実施の形態の対物レンズ駆動装置の一部
概要図である。
概要図である。
【図13】従来例の対物レンズ駆動装置の斜視図であ
る。
る。
【図14】他の従来例を示した概要図である。
【図15】コマ収差の補正方法を示した説明図である。
1 対物レンズ 2 可動部 3 対物レンズ駆動装置 4 ホルダー 5 保持部材 6−1,6−2 バネ 7 フォーカスコイル 8 トラッキングコイルシート 9 トラッキングコイル 10 チルトセンサー 11 LED 12 フォトディテクタ 13 ディスク 14 位置センサー 15 LED 16 遮光部材 17 フォトディテクタ 18 ベース 19 マグネット 20 フレキシブルプリント基板
Claims (3)
- 【請求項1】 対物レンズを保持する保持部材と、前記
対物レンズを少なくともフォーカス方向とトラッキング
方向とに駆動する駆動手段と、前記対物レンズを駆動可
能に支持する支持手段とを有する対物レンズ駆動装置に
おいて、 前記対物レンズの光スポットのコマ収差に基づく信号に
応じて、前記対物レンズの前記トラッキング方向の位置
を変化させ、前記コマ収差を補正する手段を設けたこと
を特徴とする対物レンズ駆動装置。 - 【請求項2】 対物レンズを保持する保持部材と、前記
対物レンズを少なくともフォーカス方向とトラッキング
方向とに駆動する駆動手段と、前記対物レンズを駆動可
能に支持する支持手段とを有する対物レンズ駆動装置に
おいて、 前記対物レンズの光スポットのコマ収差に基づく信号に
応じて、前記対物レンズの前記トラッキング方向の位置
を変化させ、前記対物レンズの傾きを調整することによ
り前記コマ収差を補正する手段を設けたことを特徴とす
る対物レンズ駆動装置。 - 【請求項3】 対物レンズを保持する保持部材と、前記
対物レンズを少なくともフォーカス方向とトラッキング
方向とに駆動する駆動手段と、前記対物レンズを駆動可
能に支持する支持手段とを有する対物レンズ駆動装置に
おいて、 前記対物レンズの光スポットのコマ収差に基づく信号に
応じて、前記対物レンズの前記トラッキング方向の位置
を変化させ、前記対物レンズに入射する波面を変化させ
ることにより前記コマ収差を補正する手段を設けたこと
を特徴とする対物レンズ駆動装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9026407A JPH10228653A (ja) | 1997-02-10 | 1997-02-10 | 対物レンズ駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9026407A JPH10228653A (ja) | 1997-02-10 | 1997-02-10 | 対物レンズ駆動装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10228653A true JPH10228653A (ja) | 1998-08-25 |
Family
ID=12192711
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9026407A Pending JPH10228653A (ja) | 1997-02-10 | 1997-02-10 | 対物レンズ駆動装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10228653A (ja) |
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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-
1997
- 1997-02-10 JP JP9026407A patent/JPH10228653A/ja active Pending
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050315 |
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| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050712 |