JPH08203110A - 光ディスクのスキュー補正機構 - Google Patents

光ディスクのスキュー補正機構

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JPH08203110A
JPH08203110A JP7014689A JP1468995A JPH08203110A JP H08203110 A JPH08203110 A JP H08203110A JP 7014689 A JP7014689 A JP 7014689A JP 1468995 A JP1468995 A JP 1468995A JP H08203110 A JPH08203110 A JP H08203110A
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JP
Japan
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skew
optical
skew correction
correction plate
optical disk
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JP7014689A
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Inventor
Yutaka Sugawara
豊 菅原
Naoya Eguchi
直哉 江口
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な構成でダイナミックなスキュー変動に
追従させて補正できる光ディスクのスキュー補正機構の
提供を目的とする。 【構成】 レーザ光源からの出射光を光ディスクに集光
させる対物レンズとレーザ光源との間に配置され、非球
面形状を有する1以上のスキュー補正板1a、1bと、
スキュー補正板の少なくとも一つを含む可動部3と、一
端が可動部3に固定されると共に、この可動部3に含ま
れる光学素子の光軸に沿って伸張し、可動部3を移動可
能に支持する複数の板バネ5〜8と、この板バネ5〜8
の他端を固定する固定部2と、光ディスクのスキュー量
を検出するスキューセンサ29と、可動部3及びこの可
動部に対向する固定部2が設けられ、スキューセンサ2
9からの信号に応じて可動部3を駆動する電磁駆動部9
とを有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば情報の記録媒体
に用いる光ディスクに対して記録再生時に生じるスキュ
ーを補正する光ディスクのスキュー補正機構に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、コンピュータ等の情報記録装置や
音楽・画像情報のパッケージメディアとしての高密度・
大記録容量の光ディスクが開発されてきている。この高
密度な情報記録再生に用いる光ディスクは、対物レンズ
の開口数を従来の光ディスク用に用いられている対物レ
ンズの開口数より大きくすることにより依存して提供さ
れる。光ディスクの高密度化は、このように光ディスク
自体の記録密度だけでなく、光ディスクの情報の記録再
生に用いる光学ピックアップの機能にも依存している。
このような光学ピックアップの対物レンズに要求される
技術は、一般に、光ディスクのハイNA化と呼ばれてい
る。
【0003】光学ピックアップは、例えば図9に示すよ
うに、情報の記録/再生用光源であるレーザダイオード
101と、ビームを分離するビームスプリッタ102、
ビームスプリッタ102からの光を平行光にするコリメ
ータレンズ103、偏光の状態を変化させる1/4波長
板104、1/4波長板104からの光を光ディスク1
08に集光させる対物レンズ105、ビームスプリッタ
102で光軸に対して90゜曲げられた光ディスク10
8からの反射光を光検出部に照射させるマルチレンズ1
06及び光検出するフォトダイオード107とで構成さ
れている。
【0004】光学ピックアップにおいて、例えば再生時
にレーザダイオード101は、直線偏光した光束をビー
ムスプリッタ102に出射する。この光束が、ビームス
プリッタ102、コリメータレンズ103を通って平行
光線にされて、1/4波長板104では円偏光にされ
る。対物レンズ105は、1/4波長板104からの光
束を光ディスク108に集光させている。この集光光
が、光ディスク108で強度変調を受けている。
【0005】この光ディスク108からの反射光が、再
び対物レンズ105に入射する。この反射光が、再び1
/4波長板104を通過して直線偏光に変えられてビー
ムスプリッタ102に供給される。ビームスプリッタ1
02は、光軸に対して反射光を直角に反射させ、マルチ
レンズ106を通過してフォトダイオード107に送
る。
【0006】このフォトダイオード107は、光ディス
ク108からの反射光に含まれる情報を電流に変換して
いる。この光学ピックアップを有する例えば情報記録再
生装置は、フォトダイオード107での光検出信号が電
圧信号に変換されて信号処理回路に供給して得られるフ
ォーカスエラー信号及びトラッキングエラー信号を用い
て各種サーボ機構によりフォーカスやトラッキングの補
正が行われている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、光ディスク
が光学ピックアップに対してスキュー、すなわち傾斜し
た状態にあると、フォトディテクタ107で検出した光
検出信号から十分に情報を抜き取ることができない場合
がある。具体的には、例えばディスク・タンジェンシャ
ル・スキューとディスク・ラディカル・スキューがそれ
ぞれ 0.3゜のときEFM変調されたRF信号を観察した
際のアイパターンのジッタが大きくなることが知られて
いる。これにより、フォーカスサーボやトラッキングサ
ーボの追従性等が劣化するため、信号の抜き取りが困難
になってしまう。
【0008】この光ディスク108と光学ピックアップ
との間に生じるスキューを補正する機構としては、従来
から光学ピックアップ全体を小型モータとギアとを組み
合わせたスキュー補正機構により回転させてスキュー補
正が行われてきている。このスキュー補正機構では、生
じる光ディスク108のスキューに対してDC的な補正
を施すことができる。
【0009】ところが、より一層の光ディスクの高密度
化に対応させる際に、光源の短波長化、高NA化する技
術と共に、例えば光ディスク108の回転に伴って生じ
るダイナミックなスキュー変動に追従するような補正が
必要になる。しかしながら、このダイナミックなスキュ
ー補正は、光ディスク108の回転に伴う補正をこの従
来のスキュー補正機構で行うことができない。
【0010】また、このスキュー補正機構は、ラディア
ル方向のスキュー変動だけしか補正できず、タンジェン
シャル方向のスキューも補正しようとすると、スキュー
補正機構の構成自体が大きく複雑になってしまう。そこ
で、本発明は、上述したような実情に鑑みてなされたも
のであり、簡単な構成でダイナミックなスキュー変動に
追従させて補正できる光ディスクのスキュー補正機構の
提供を目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明に係る光ディスク
のスキュー補正機構は、上述した課題を解決するため
に、レーザ光源からの出射光を光ディスクに集光させる
対物レンズとレーザ光源との間に配置され、非球面形状
を有する1以上のスキュー補正板と、スキュー補正板の
少なくとも一つを含む可動部と、一端が可動部に固定さ
れると共に、この可動部に含まれる光学素子の光軸に沿
って伸張し、可動部を移動可能に支持する複数の板バネ
と、この板バネの他端を固定する固定部と、光ディスク
のスキュー量を検出するスキューセンサと、可動部及び
この可動部に対向する固定部が設けられ、スキューセン
サからの信号に応じて可動部を駆動する電磁駆動部とを
備えたことを特徴としている。
【0012】ここで、この光ディスクのスキュー補正機
構には、可動部の移動位置を検出する位置検出部がさら
に備けられている。位置検出部は、可動部に設けられた
反射板と、この反射板に対向して配置されたフォトイン
ターラプタとで構成されている。また、電磁駆動部に
は、可動部にコイルが設けられるとともに、固定部にコ
イルの有効域部を挟んでマグネット及びヨークが設けら
れている。
【0013】
【作用】本発明に係る光ディスクのスキュー補正機構で
は、スキュー補正板の一方を固定部に光軸に略々平行な
複数の板バネで固定し、他方のスキュー補正板を駆動用
のコイルとホルダに固着して、対物レンズの瞳面上に生
じるコマ収差の極性と光ディスクスキューによるコマ収
差の極性とが逆極性になることを用い、電磁駆動部によ
るディスクスキュー量に比例した他方のスキュー補正板
の変位を確実に光軸と垂直な面内で行わせることによ
り、両コマ収差を丁度相殺されるようにスキュー補正板
の非球面係数及びこのスキュー補正板の移動量に応じて
ダイナミックなスキュー変動に追従させ、かつタンジェ
ンシャル方向のスキュー補正を簡単な構成で行ってスキ
ューによる結像スポットの歪みを補正している。
【0014】位置検出部は、フォトインターラプタから
可動部に設けられた反射板に出射し、この反射板からの
反射光をフォトインターラプタで受光することにより、
移動後の可動部の位置を検出している。また、電磁駆動
部では、コイルの有効域部を挟んでマグネット及びヨー
クを設けることにより、可動部の移動範囲を設定してい
る。
【0015】
【実施例】以下、本発明に係る光ディスクのスキュー補
正機構の一実施例について、図面を参照しながら説明す
る。この実施例では、光ディスクのスキュー補正機構
(以下、スキュー補正機構という)を光学ピックアップ
に適用した一例を挙げて説明する。
【0016】スキュー補正機構では、例えば図1の分解
斜視図に示されるように、光ディスクに対するスキュー
を補正する2枚のスキュー補正板1a、1bがそれぞれ
固定部2と可動部3の補正板ホルダ4とに接着されてい
る。この補正板ホルダ4は、それぞれ例えば4本の金属
の板バネ5〜8を介して固定部2と一定の間隔を保つよ
うに支持されている。
【0017】固定部は、スキュー補正板1aを配した光
学系の固定部(以下、固定部という)2と、後述するよ
うに、電磁駆動部9の磁気回路の一部を構成するヨーク
部とで構成されている。この板バネ5〜8を用いて固定
部2と可動部3の位置関係を一義的に決めて容易に嵌合
できるようにするため、固定部2は、板バネ5〜8の形
状に合わせた形状に凹部31〜34が4箇所形成されて
いる。可動部の補正板ホルダ4は、固定部2の凹部31
〜34の底面と同一の高さになり、かつ板バネ5〜8が
互いに平行な直線関係を保てるように接続するため、凹
部41〜44が形成されている。さらに、固定部2の凹
部31〜34と補正板ホルダ4の凹部41〜44の底面
には、位置合わせ用のピンが形成されている。
【0018】これに対応して板バネ5〜8には、両端側
を例えば方形状に形成し位置合わせ用に立設されている
ピンを貫通して係合させるように、貫通孔5a、5b、
6a、6b、7a、7b、8a、8bが形成されてい
る。各貫通孔を介してピンが係合することにより、上下
方向へ可動部3が変化しても位置ずれが生じないように
固定されるようになる。
【0019】板バネ5〜8の両端とも、方形状の部分か
ら先端方向に薄い板が突出形成されている。固定部2
は、この突出部分の幅に合わせて凹部31〜34、凹部
41〜44の一部側壁が穿設されている。この穿設部分
と突出形成されている薄い板を合わせることにより、固
定部2や可動部3が左右に変化しても位置ずれが生じな
いように固定されるようになる。このような接続状態に
するため、穿設部分は、可動部3に対して固定部2の奥
側に形成している。
【0020】従って、固定部2には、板バネ5、6と板
バネ7、8が、可動部3の移動のないとき、光軸に対し
て平行な直線状になるように、それぞれ板バネ5〜8が
結合される固定部2と可動部3の取付部分が対向する側
に同じ深さの溝が4つ形成されている。この溝もまた、
位置ずれ防止機能の役割を担うことになる。板バネ5〜
8による一体的な接続状態が図2に示されている。板バ
ネ5〜8は、支柱に相当する部分の形状を正方形状にし
ている。この形状にすることにより、後述するように、
補正板ホルダ4には、作用する電磁力が上下左右方向に
均一にかけられるようにすることができるので、電磁力
を補正板ホルダ4の移動量に比例させることができる。
この関係により、後述するスキューディスクスキュー量
と電磁力との関係を比例させることができる。
【0021】この補正板ホルダ4には、スキュー補正板
1bの他に、図1に示す補正板ホルダ4の一方の側面側
と底面側にそれぞれ電磁駆動部9の構成要素であるコイ
ル9a、9bが取り付けられている。これらコイル9
a、9bには、補正板ホルダ4を上下方向と左右方向に
移動させる際のリターン磁路を形成するヨーク部材11
b、12bが、それぞれコイル9a、9bに挿入させて
いる。
【0022】また、補正板ホルダ4には、補正板ホルダ
4の他方の側面側と上面側にそれぞれ後述する位置検出
部16の構成要素である位置センサ用反射板10a、1
0bが取り付けられている。次に、ヨーク部を構成する
ヨーク板11とヨークベース部材12との組立てについ
て図2及び図3を参照しながら説明する。
【0023】ヨーク板11は、補正板ホルダ4のコイル
9aを図2の矢印A方向への移動に必要とされるマグネ
ットが配設される部材であり、コイル9aと平行なベー
スのヨーク部材11aと、このヨーク部材11aに対し
て垂直に固着したヨーク部材11b、11c、11dと
で構成される。光軸に対する垂直面内を保つように、ヨ
ーク部材11bは、ヨーク部材11aに穿設して形成さ
れた孔11eと嵌合させて一体化させている。また、ヨ
ーク部材11c、11dは、ヨーク部材11aの突出部
の側面に固着させている。ヨーク部材11c、11d
は、それぞれコイル9aと対向する面側にマグネット1
3a、13bが固着されている。
【0024】また、ヨークベース部材12は、補正板ホ
ルダ4のコイル9bを図2の矢印B方向への移動に必要
とされるマグネットが配設される部材であり、コイル9
bと平行なベースのヨーク部材12aと、このヨーク部
材12aに対して垂直に固着したヨーク部材12b、1
2c、12dとで構成される。光軸に対する垂直面内を
保つように、ヨーク部材12bは、ヨーク部材12aに
穿設して形成された孔と嵌合させて一体化させている。
ヨーク部材12cは、ヨーク部材12aの側面に固着さ
せている。ヨーク部材12dには、コイル9bをヨーク
部材12cとで挟み込むようにするため配設に必要な空
間、すなわち貫通孔12fが形成され、この貫通孔12
fの側壁に固着されている。これらヨーク部材12c、
12dには、それぞれコイル9bと対向する面側にマグ
ネット13c、13dが固着されている。
【0025】これらマグネット11c、11d、13
c、13dは、可動部3の側面の長手方向に沿って配設
される移動範囲として少なくともコイルの中空領域を有
効域部として覆うように形成されている。固定部2と可
動部3とが一体化された光学系を有する補正光学部AO
は、例えばヨーク部材12bがコイル9bの中空部分に
挿通されるようにヨークベース部材12上に配設され
る。この後、ヨーク部材11は、ヨーク部材11bがコ
イル9aの中空部分に挿通されるように配設され、さら
に、ヨークベース部材12と一体化される。このヨーク
板11とヨークベース部材12は、ヨークベース部材1
2のベース部分12Aを図2の矢印A方向に折曲させた
接合部12Bとヨーク部材11aとを合わせて一体化す
る。このように一体化した状態は、側面側から見た図3
のようになる。
【0026】なお、各ヨーク部材に取り付けられている
これらのマグネット13a〜13dは、面内着磁の単面
1極のマグネットで、磁界の方向が光軸と同方向にして
いる。ここで、光軸をz軸とし、x軸及びy軸を図3に
示すように設定する。電磁駆動部9が、このように構成
されることにより、磁気回路が形成される。これを簡単
に説明すると、コイル電流を磁界に対して直交するよう
にコイル9aに通電することによって、補正板ホルダ4
は図3のy方向に移動する。また、コイル9bに通電す
ると、補正板ホルダ4は図3のx方向に移動する。補正
板ホルダ4は、固定部3に板バネ5〜8で取り付けられ
ているので、補正板ホルダ4のz方向への移動はできな
いが、コイル9a、9bは、x−yの2方向のみの自由
度を持つことになり、補正板ホルダ4をx及びyの二次
元方向に駆動させる。
【0027】コイル9a、9bとヨーク板11、ヨーク
ベース部材12によって磁気回路が形成されることによ
り、この補正板ホルダ4は移動が可能になるが、後述す
るように、この補正板ホルダ4には、移動に伴うスキュ
ー補正量にサーボをかけるため補正板ホルダ4の位置検
出が必要になる。補正板ホルダ4の位置検出を行うた
め、このスキュー補正機構には、簡単な位置検出センサ
としてフォトインターラプタ16a、16bが用いられ
ている。位置検出部16は、コイルを配設した側面の反
対側の側面に配設する反射板10a、10bとフォトイ
ンターラプタ16a、16bとで構成される。
【0028】このフォトインターラプタ16a、16b
の配設状態が図4の概観斜視図に示されている。フォト
インターラプタ16a、16bは、図4に示したヨーク
板11とヨークベース板12とにそれぞれ対向して配置
されたセンサ固定部14a、14bの基板15a、15
b上に設けられている。基板15a、15bは、それぞ
れセンサ固定部14a、14bにネジ等を用いて固定さ
れている。このフォトインターラプタ16a、16b
は、それぞれ可動部3の移動量をカバーするように配設
されている。
【0029】また、このセンサ固定部14aのy方向の
端部とセンサ固定部14bは、例えばネジによって一体
的に固定されている。フォトインターラプタ16a、1
6bは、予め基準になる位置を移動量0とし、この基準
位置と補正板ホルダ4の移動に伴う位置との差で移動量
と移動方向を検出する。
【0030】光学ピックアップには、このように光ディ
スクのスキュー補正機構が適用されることにより、検出
した補正板ホルダ4のx、yの2方向に対する移動量を
用いてスキュー補正が適正に行われるように制御が施さ
れる。次に、このスキュー補正の制御について図5を参
照しながら説明する。光学ピックアップは、例えば図5
に示すように、光源であるレーザダイオード21と、ビ
ームスプリッタ22と、コリメータレンズ23と、1/
4波長板24と、可動部2の補正板ホルダ4と、対物レ
ンズ25と、マルチレンズ26と、光ディスク27から
の反射光を検出するフォトダイオード28と、この補正
板ホルダ4の移動を制御するコイル9a、9bと、補正
板ホルダ4の位置検出をするフォトインターラプタ16
a、16bと、光ディスク27のディスクスキューを検
出するスキュー量検出手段としてのディスクスキューセ
ンサ29と、対物レンズ25の位置制御を行う2軸デバ
イス25aとを有している。
【0031】この構成において、ディスクスキューセン
サ23は、いわゆる光挺子を応用したもので、発光ダイ
オード(以下、LED)と、このLEDから出射光が光
ディスク27で反射した戻り光を検出する2分割フォト
ディテクタと、これらLED及び2分割フォトディテク
タをモールドしているレンズとで構成されている。この
ディスクスキューセンサ29では、LEDから出た光が
光ディスク27上で反射し、この反射光がレンズを介し
て2分割フォトディテクタ上に結像する。ここで、光デ
ィスク27に傾きが生じると、反射光による2分割フォ
トディテクタ上の結像が、この2分割フォトディテクタ
上で移動する。このディスクスキューセンサ29は、こ
の2分割フォトディテクタの検出した差動量が、光ディ
スク27の傾き量に概ね比例することを利用して、光デ
ィスク8のディスクスキューを検出している。このディ
スクスキューセンサ29からの出力信号は、例えばディ
スクスキュー量の約±3度の範囲で特性曲線の傾きがほ
ぼ直線となることが知られている。このディスクスキュ
ーセンサ29は、光ディスク27のトラック方向及びト
ラック幅方向にそれぞれ配設して、この範囲内のディス
クスキューをディスクスキュー量として検出している。
【0032】ここで、このディスクスキューセンサ29
は、2分割フォトディテクタを用いる代わりに4分割フ
ォトディテクタを用いてトラック方向及びトラック幅方
向の2方向を同時に検出するように構成してもよい。な
お、図5では、コイル9a、9b、フォトインターラプ
タ16a、16bの内の一方だけを図示している。
【0033】さらに、この光学ピックアップを適用する
光ディスク記録再生装置には、検出した信号を基にサー
ボをかけるための信号処理回路が設けられている。この
信号処理回路は、ディスクスキューセンサ29で検出さ
れたディスクスキュー量θを所定倍にする乗算器30
と、乗算器30からの信号と後述するように、フォトイ
ンターラプタ16a、16bからの信号との差を取り出
す減算器31と、この減算器31からの信号に位相補償
を施す位相補償回路32と、位相補償された信号を増幅
するアンプ33とで構成している。
【0034】この光学ピックアップについて説明する
と、例えば図5に示すように、レーザダイオード21か
ら発せられる射出光束が、ビームスプリッタ22、コリ
メータレンズ23を通って平行光線となされて1/4波
長板24に送られる。1/4波長板24は、レーザダイ
オード21が出射する直線偏光したレーザ光を円偏光に
変化させている。円偏光のレーザ光は、スキュー補正機
構の一部を成す固定部3に送られる。
【0035】この固定部3には、スキュー補正板1aが
取り付けられている。このスキュー補正板1aを透過し
たレーザ光は、可動部2の補正板ホルダ4に入射する。
この補正板ホルダ4に取り付けられているスキュー補正
板1bを透過したレーザ光が対物レンズ5に入射する。
対物レンズ25は、それぞれトラッキング制御やフォー
カス制御で得られたトラッキングエラー信号T.E.や
フォーカスエラー信号F.E.に応じて2軸アクチュエ
ータ25aを動作させて入射したレーザ光を光ディスク
27に集光させる。
【0036】光ディスク27では、対物レンズ25から
の照射光が強度変調を受け、反射して再び対物レンズ5
に入射する。この光ディスク27からの反射光が、再び
スキュー補正板1b、1aを通過して1/4波長板4に
入射する。1/4波長板24は、この反射光を直線偏光
にして変化させてコリメータレンズ23を透過してビー
ムスプリッタ2に供給する。ビームスプリッタ22は、
で光軸を直角に曲げてマルチレンズ26側に反射する。
このマルチレンズ26は、反射光を通過してフォトダイ
オード27の受光面に集光させる。
【0037】このフォトダイオード27は、マルチレン
ズ26からの入射光を光電変換して得られた電気信号を
基に光ディスクの記録情報を得ると共に、トラッキング
制御やフォーカス制御に必要なトラッキングエラー信号
T.E.やフォーカスエラー信号F.E.も求めてい
る。光ディスク記録再生装置は、フォトダイオード27
で得た光検出信号を用いて各種サーボ機構の制御がなさ
れる。
【0038】ここで、固定部3と可動部2の補正板ホル
ダ4にそれぞれ取り付けられているスキュー補正板1
a、1bについて検討してみる。スキュー補正板1a
は、例えば図6に示すように、スキュー補正板1aの上
面側の凹部が非球面形状に形成している。また、スキュ
ー補正板1bは、図6に示すように、スキュー補正板1
bの下面側を凸状の非球面形状に形成している。
【0039】なお、図6〜図8に示す軸は、図3や図4
に示したように、光軸と一致させる軸をz軸とし、この
z軸にそれぞれ直交する軸をx軸とy軸としている。ス
キュー補正板1a、1bの非球面性を表すため、非球面
係数をaと設定すると、Δzは、 Δz=a(x2 +y2 2 ・・・(1) の関係で表される。
【0040】ディスクスキューセンサ29が検出される
と、例えば可動部2の補正板ホルダ4が光軸に一致した
z軸からずれるようにコイル9a、9bにより生じる電
磁駆動力でz軸に垂直な面内、すなわちx−y平面内を
変位する。これにより、固定部3のスキュー補正板1a
の光軸に対してスキュー補正板1bの光軸が、例えば図
7に示すように、移動量Sだけの距離を移動させられ
る。
【0041】このようにスキュー補正板1bが、スキュ
ー補正板1aに対して移動量Sだけ移動されられること
により、透過波面として、光ディスク27のディスクス
キューによって発生するコマ収差と同様なコマ収差を対
物レンズの5の瞳面上に発生させることができる。ここ
で、一対のスキュー補正板1a、1bの屈折率をnc
して、非球面係数a及び上記相対的な移動量Sを用い
て、この一対の補正板1a、1bによる透過波面を表す
と、この透過波面Wは、 W=a(nc −1){4S・x(x2 +y2 )+S3 ・x} =Wc +a(nc −1)・S3 x ・・・(2) と表される。この式(2)における第1項目は、スキュ
ー補正板1a、1bにより発生するコマ収差を示すコマ
収差係数であり、第2項目は、いわゆるティルト(傾
き)である。この第1項のコマ収差係数Wc は、いわゆ
るザイデルの収差係数として表されるディスクスキュー
により発生するコマ収差Wd
【0042】
【数1】
【0043】と逆極性である。この式(3)における変
数td は、光ディスク27の基板の厚み、nd は、光デ
ィスク27の基板の屈折率、θは、ディスクスキュー
量、NA d は、対物レンズ25の開口数である。このこ
とを利用して、このコマ収差Wdと第1項のコマ収差係
数Wc との差が0と相殺されるように、非球面係数a及
び移動量Sを決定する。このように補正板ホルダ4の位
置を制御することにより、光ディスク27上でのディス
クスキューによる結像スポットの歪みが補正されるよう
になる。
【0044】なお、光ディスク記録再生装置において、
コマ収差以外のトラッキング制御やフォーカス制御等に
伴うサーボは、各サーボ機構部において補正されるの
で、光ディスク27からの再生信号の品質劣化には何等
影響しない。具体的に説明すると、式(2)式における
第2項のティルト成分は、例えばディスク幅方向につい
てはトラッキングサーボで補正され、また、ディスク方
向についてはPLL(フェーズ・ロックト・ループ)回
路またはTBC(タイム・ベース・コレクト)回路で補
正されるので、光ディスク記録再生装置は、良好な再生
信号が得られる。
【0045】なお、例えば図8に示すように、一対のス
キュー補正板1a、1bをz軸を中心として、このz軸
に垂直な面内で互いに対称的に駆動させ、その結果とし
て各スキュー補正板1a、1bの中心間の距離を相対的
な移動量Sとして用いて計算し制御するように構成して
もよい。ただし、コイル、位置検出用のフォトインター
ラプタ及び位置センサ用反射板が倍の数必要になり、構
成が複雑になる。
【0046】実際に、図5に示すように、この光ディス
ク27に対するディスクスキューの補正は、光ディスク
27の結像スポットの歪みを補正するため、先ず、光デ
ィスク27のディスクスキュー量θがディスクスキュー
センサ29によって検出される。乗算器30は、ディス
クスキュー量θの信号を所定倍に増幅して減算器31の
一端側に供給する。
【0047】また、同時に、一対のスキュー補正板1
a、1bのx−y平面上の位置(x,y)から相対的な
スキュー補正板の移動量Sがフォトインターラプタ16
a、16bで検出される。フォトインターラプタ16
a、16bで検出した位置に基づいて補正板ホルダ4の
2次元の各方向に対する相対的な移動量Sに関する信号
が減算器31の他端側に供給される。
【0048】減算器31は、ディスクスキューセンサ2
9からの情報、すなわちコマ収差W d 及びフォトインタ
ーラプタ16a、16bから得られたコマ収差Wc が計
算される。最終的に、減算器31は、コマ収差の差信号
(Wd −Wc )を位相補償回路32に出力する。位相補
償回路32は、この減算器31からの出力信号に対して
位相補償器を行ってアンプ33に出力する。
【0049】アンプ33は、増幅したコマ収差の差信号
(Wd −Wc )を図示しないがコイル駆動回路に供給す
る。コイル駆動回路では、供給される差信号に伴う電圧
信号を駆動電流に変換して各コイル9a、9bに供給さ
れる。コイル9a、9bは、一対のスキュー補正板1
a、1bを駆動させることにより、コマ収差の差信号
(Wd −Wc )が0となるようにスキュー補正板1a、
1bの移動を制御し、結果として移動量Sの値を調節し
て光ディスク27のスキューをなくすようにサーボをか
けて補正している。
【0050】本実施例では、固定部3と補正板ホルダ4
の支持部材として正方形状の4本の板バネ5〜8を用い
たが、湾曲した形状にして取り付けて支持させたり、2
本の板バネで支持させるようにしてもよい。このように
構成することにより、スキュー補正板の移動によるサー
ボでのディスクスキューの補正がダイナミックに簡単な
構成で行うことができる。しかも、この構成によれば、
タンジェンシャル方向のディスクスキューも同時に補正
することができ、例えばレーザ光の波長 532nmを用いて
開口数NAを0.6程度と高い光ディスク記録再生装置等
のシステムを実現できる。
【0051】スキュー補正機構の固定部3内にビームス
プリッタやコリメータレンズを内蔵させてより一層小型
化させることができ、ディスクスキューに対する追従補
正の良好な光学ピックアップを提供することができ、小
型化することもできる。以上のように構成することによ
り、例えば光学ピックアップ等に開口数の大きい対物レ
ンズを用い、タンジェンシャル及び/又はラジアル両方
向に対するスキューがあっても、ディスクスキューによ
って発生するコマ収差による再生波形の歪みをダイナミ
ックに光学的に補正し、ディスクスキューの許容範囲を
大きくすることが可能になることにより、低コストで高
密度な光ディスクシステムを提供することができる。対
物レンズの開口数が大きい場合、タンジェンシャル及び
/又はラジアル両方向に対するスキューがある場合で
も、ディスクスキューによって発生するコマ収差による
再生波形の歪みをダイナミックに光学的に補正し、ディ
スクスキューの許容範囲を大きくすることが可能とな
り、低コストで高密度な光ディスクシステムを提供する
ことができる。
【0052】なお、この実施例に示すように、光ディス
クに対して光学ピックアップを垂直に立てて配設するよ
うな場合、スキュー補正機構には、重力に対応してDC
的なオフセットを考慮する必要はないが、光ディスクに
対して光学ピックアップを平行に配設するような場合、
重力による板バネのたわみ等を考慮して重力による効果
をキャンセルするDCオフセットを設定するとよい。
【0053】
【発明の効果】本発明に係る光ディスクのスキュー補正
機構では、例えば光学ピックアップ等に開口数の大きい
対物レンズを用い、タンジェンシャル及び/又はラジア
ル両方向に対するスキューがあっても、ディスクスキュ
ーによって発生するコマ収差による再生波形の歪みをダ
イナミックに光学的に補正し、ディスクスキューの許容
範囲を大きくすることが可能になることにより、低コス
トで高密度な光ディスクシステムを提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る光ディスクのスキュー補正機構の
固定部と可動部との支持機構を説明する概略的な分解斜
視図である。
【図2】上記光ディスクのスキュー補正機構の固定部と
可動部とを一体化した補正光学部とヨーク板及びヨーク
ベース板との接続関係を説明する概略的な分解斜視図で
ある。
【図3】上記光ディスクのスキュー補正機構の補正光学
部とヨーク板及びヨークベース板を一体化した際の外観
斜視図である。
【図4】上記光ディスクのスキュー補正機構において、
位置検出用のフォトインターラプタが配設された様子を
示す外観斜視図である。
【図5】上記光ディスクのスキュー補正機構を適用した
光学ピックアップと信号処理部の構成を説明する図であ
る。
【図6】上記光ディスクのスキュー補正機構に適用され
るスキュー補正板の機能を説明する図である。
【図7】上記スキュー補正板の一方側だけを移動させて
移動量を求める方式を説明する図である。
【図8】上記スキュー補正板を光軸に対して相対的に同
じ移動だけさせて移動量を求める方式を説明する図であ
る。
【図9】従来の光学ピックアップの構成を示す模式図で
ある。
【符号の説明】
1a、1b スキュー補正板 2 可動部 3 固定部 4 補正板ホルダ 5〜8 板バネ 9 電磁駆動部 9a、9b コイル 10a、10b 位置センサ用反射板 11 ヨーク板 12 ヨークベース部材 13a〜13d マグネット 14a、14b センサ固定部 15a、15b 基板 16 位置検出部 16a、16b フォトインターラプタ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源からの出射光を光学ディスクに集光
    させる対物レンズと上記光源との間に配置され、非球面
    形状を有する1以上の光学素子と、 上記光学素子の少なくとも一つを含む可動部と、 一端が上記可動部に固定されると共に、この可動部に含
    まれる光学素子の光軸に沿って伸張し、上記可動部を移
    動可能に支持する複数の弾性支持部材と、 この弾性支持部材の他端を固定する固定部と、 上記光学ディスクのスキュー量を検出する手段と、 上記可動部及びこの可動部に対向する固定部が設けら
    れ、上記スキュー量検出手段からの信号に応じて上記可
    動部を駆動する電磁駆動手段とを備えたことを特徴とす
    る光ディスクのスキュー補正機構。
  2. 【請求項2】 上記可動部の移動位置を検出する位置検
    出手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1記載の
    光ディスクのスキュー補正機構。
  3. 【請求項3】 上記位置検出手段は、可動部に設けられ
    た反射板と、 この反射板に対向して配置された受発光部とで構成され
    ることを特徴とする請求項2記載の光ディスクのスキュ
    ー補正機構。
  4. 【請求項4】 上記電磁駆動手段は、上記可動部にコイ
    ルが設けられるとともに、上記固定部にコイルの有効域
    部を挟んでマグネット及びヨークが設けられたことを特
    徴とする請求項1記載の光ディスクのスキュー補正機
    構。
JP7014689A 1995-01-31 1995-01-31 光ディスクのスキュー補正機構 Pending JPH08203110A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6111827A (en) * 1997-05-26 2000-08-29 Sony Corporation Optical pickup, and optical disc player

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6111827A (en) * 1997-05-26 2000-08-29 Sony Corporation Optical pickup, and optical disc player

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