JPH10230573A - 外装材 - Google Patents
外装材Info
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- JPH10230573A JPH10230573A JP3660397A JP3660397A JPH10230573A JP H10230573 A JPH10230573 A JP H10230573A JP 3660397 A JP3660397 A JP 3660397A JP 3660397 A JP3660397 A JP 3660397A JP H10230573 A JPH10230573 A JP H10230573A
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- JP
- Japan
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- vinyl chloride
- chloride resin
- carbon black
- resin composition
- molding
- Prior art date
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- Finishing Walls (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】屋外で使用しても太陽光による熱変形、変色の
ない外装材を提供する。 【解決手段】カーボンブラックを含有しない塩化ビニル
系樹脂又は塩素化塩化ビニル樹脂成形品の外表面に、全
肉厚の20%以下の範囲の厚さで、カーボンブラックを
含有する塩化ビニル系樹脂組成物又は塩素化塩化ビニル
樹脂組成物を被覆してなる外装材。
ない外装材を提供する。 【解決手段】カーボンブラックを含有しない塩化ビニル
系樹脂又は塩素化塩化ビニル樹脂成形品の外表面に、全
肉厚の20%以下の範囲の厚さで、カーボンブラックを
含有する塩化ビニル系樹脂組成物又は塩素化塩化ビニル
樹脂組成物を被覆してなる外装材。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、屋外において、太陽光
を直接受けても昇温が少なく、耐熱変形性に優れた外装
材に関する。
を直接受けても昇温が少なく、耐熱変形性に優れた外装
材に関する。
【0002】
【従来の技術】建築用部材、機械、機器等のカバー、配
線、配管等のカバー等、合成樹脂成形品からなる外装材
が屋外において多用されている。これら外装材は、太陽
光を直接受けるために、熱変形、熱変色を受けやすく、
長期間使用の間に外装材の外観が変貌することが多く、
しばしば外装材を取り替える必要があった。
線、配管等のカバー等、合成樹脂成形品からなる外装材
が屋外において多用されている。これら外装材は、太陽
光を直接受けるために、熱変形、熱変色を受けやすく、
長期間使用の間に外装材の外観が変貌することが多く、
しばしば外装材を取り替える必要があった。
【0003】近年、経済的で、耐熱性、耐候性、成形加
工性、耐衝撃性等に優れた汎用樹脂が求められるように
なった。例えば、塩化ビニル樹脂は、種々の優れた性質
を有しているが、熱により分解し易く、このため鉛系安
定剤や錫系安定剤等の熱安定剤を使用して耐熱性、耐候
性の改良が試みられてきた。鉛系安定剤を配合した硬質
塩化ビニル樹脂組成物は、耐熱性に優れているが、屋外
で使用した場合、比較的短期間内にチョーキング(白
化)及び変色する欠点がある。
工性、耐衝撃性等に優れた汎用樹脂が求められるように
なった。例えば、塩化ビニル樹脂は、種々の優れた性質
を有しているが、熱により分解し易く、このため鉛系安
定剤や錫系安定剤等の熱安定剤を使用して耐熱性、耐候
性の改良が試みられてきた。鉛系安定剤を配合した硬質
塩化ビニル樹脂組成物は、耐熱性に優れているが、屋外
で使用した場合、比較的短期間内にチョーキング(白
化)及び変色する欠点がある。
【0004】一方、錫系安定剤を配合した硬質塩化ビニ
ル樹脂組成物は、耐候性には優れているが、鉛系安定剤
を配合した硬質塩化ビニル樹脂組成物に比較して、熱軟
化温度が低いため、太陽光を直接受けた部分が熱膨張に
より波を打ったり、湾曲するなどの熱変形及び熱変色が
起きるという欠点がある。このように、いずれの場合に
も一長一短があり、長期にわたり屋外で使用すると、チ
ョーキング、熱変色或いは熱変形するという問題が発生
する。
ル樹脂組成物は、耐候性には優れているが、鉛系安定剤
を配合した硬質塩化ビニル樹脂組成物に比較して、熱軟
化温度が低いため、太陽光を直接受けた部分が熱膨張に
より波を打ったり、湾曲するなどの熱変形及び熱変色が
起きるという欠点がある。このように、いずれの場合に
も一長一短があり、長期にわたり屋外で使用すると、チ
ョーキング、熱変色或いは熱変形するという問題が発生
する。
【0005】また、耐候性、変色性を改良するために
は、カーボンブラックを添加して外装材を成形すること
が行われているが、該外装材は、蓄熱性が高く、太陽光
を直接受けた部分が熱膨張して波打ったり、湾曲すると
言う熱変形が起きるという欠点がある。上述の各種欠点
を解消するために、紫外線吸収剤、光安定剤、酸化防止
剤、充填剤等の各種添加剤を配合したり、太陽光を遮蔽
する方法が採られているが、硬質塩化ビニル樹脂組成物
の熱変形等を充分効果的に抑制するための適切な方策は
見出されていない。
は、カーボンブラックを添加して外装材を成形すること
が行われているが、該外装材は、蓄熱性が高く、太陽光
を直接受けた部分が熱膨張して波打ったり、湾曲すると
言う熱変形が起きるという欠点がある。上述の各種欠点
を解消するために、紫外線吸収剤、光安定剤、酸化防止
剤、充填剤等の各種添加剤を配合したり、太陽光を遮蔽
する方法が採られているが、硬質塩化ビニル樹脂組成物
の熱変形等を充分効果的に抑制するための適切な方策は
見出されていない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明者等は、カーボ
ンブラックで着色された外装材の蓄熱性がカーボンブラ
ックに起因すると考え、外装材の蓄熱を極力低減する方
法について鋭意検討した結果、蓄熱性の小さい成形品の
外表面に、カーボンブラックを含有する組成物の薄層を
設けることにより、熱変形、変色を防止しうることを見
出し、本発明を完成するに到った。すなわち、本発明の
目的は、屋外で使用しても太陽光による熱変形、変色の
ない外装材を提供するにある。
ンブラックで着色された外装材の蓄熱性がカーボンブラ
ックに起因すると考え、外装材の蓄熱を極力低減する方
法について鋭意検討した結果、蓄熱性の小さい成形品の
外表面に、カーボンブラックを含有する組成物の薄層を
設けることにより、熱変形、変色を防止しうることを見
出し、本発明を完成するに到った。すなわち、本発明の
目的は、屋外で使用しても太陽光による熱変形、変色の
ない外装材を提供するにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の要旨とするとこ
ろは、カーボンブラックを含有しない塩化ビニル系樹脂
又は塩素化塩化ビニル樹脂成形品の外表面に、全肉厚の
20%以下の範囲の厚さで、カーボンブラックを含有す
る塩化ビニル系樹脂組成物又は塩素化塩化ビニル樹脂組
成物を被覆してなる外装材にある。。
ろは、カーボンブラックを含有しない塩化ビニル系樹脂
又は塩素化塩化ビニル樹脂成形品の外表面に、全肉厚の
20%以下の範囲の厚さで、カーボンブラックを含有す
る塩化ビニル系樹脂組成物又は塩素化塩化ビニル樹脂組
成物を被覆してなる外装材にある。。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明を詳細に説明するに、本発
明の外装材を成形する塩化ビニル系樹脂又は塩化ビニル
系樹脂組成物の樹脂成分である塩化ビニル樹脂は、塩化
ビニル又は塩化ビニルとこれに共重合可能なコモノマー
との混合物を懸濁重合又は塊状重合によって製造される
ものなら特に限定されないが、その平均重合度が400
〜1500の範囲にあるものが好適である。平均重合度
が、400よりも小さいと耐熱性、耐衝撃強度が低下す
る傾向にあり、また1500よりも大きくなると樹脂の
溶融粘度が高くなり、押出成形、射出成形、ブロー成
形、圧縮成形等の成形法によって製造される外装材への
成形加工性が劣る傾向にある。
明の外装材を成形する塩化ビニル系樹脂又は塩化ビニル
系樹脂組成物の樹脂成分である塩化ビニル樹脂は、塩化
ビニル又は塩化ビニルとこれに共重合可能なコモノマー
との混合物を懸濁重合又は塊状重合によって製造される
ものなら特に限定されないが、その平均重合度が400
〜1500の範囲にあるものが好適である。平均重合度
が、400よりも小さいと耐熱性、耐衝撃強度が低下す
る傾向にあり、また1500よりも大きくなると樹脂の
溶融粘度が高くなり、押出成形、射出成形、ブロー成
形、圧縮成形等の成形法によって製造される外装材への
成形加工性が劣る傾向にある。
【0009】また 、塩素化塩化ビニル樹脂は、上述の
ようにして製造された塩化ビニル系樹脂を後塩素化した
ものであり、その塩素化度は、70重量%以下、特に6
0〜70%の範囲であるのが好ましい。70重量%を超
えると成形加工性が劣る傾向にある。カーボンブラック
を含有しない成形品に用いる塩化ビニル系樹脂又は塩素
化塩化ビニル樹脂は、両者を混合して用いても良く、更
に、成形品を被覆する為に用いる塩化ビニル系樹脂又は
塩素化塩化ビニル樹脂組成物の樹脂成分は、塩化ビニル
樹脂及び塩素化塩化ビニル樹脂を混合して用いても良
い。(以下、これら塩化ビニル系樹脂、塩素化塩化ビニ
ル樹脂及び両者の混合物を単に塩化ビニル系樹脂とい
う。)
ようにして製造された塩化ビニル系樹脂を後塩素化した
ものであり、その塩素化度は、70重量%以下、特に6
0〜70%の範囲であるのが好ましい。70重量%を超
えると成形加工性が劣る傾向にある。カーボンブラック
を含有しない成形品に用いる塩化ビニル系樹脂又は塩素
化塩化ビニル樹脂は、両者を混合して用いても良く、更
に、成形品を被覆する為に用いる塩化ビニル系樹脂又は
塩素化塩化ビニル樹脂組成物の樹脂成分は、塩化ビニル
樹脂及び塩素化塩化ビニル樹脂を混合して用いても良
い。(以下、これら塩化ビニル系樹脂、塩素化塩化ビニ
ル樹脂及び両者の混合物を単に塩化ビニル系樹脂とい
う。)
【0010】本発明の外装材のカーボンブラックを含有
しない成形品の成形に用いる塩化ビニル系樹脂は、通
常、該成形品を被覆するカーボンブラックを含有する後
述の塩化ビニル系樹脂組成物又は塩素化塩化ビニル樹脂
組成物(以下、後者を含めて単に塩化ビニル系樹脂組成
物という)からカーボンブラックを除いた組成物として
用いられる。塩化ビニル系樹脂組成物は、カーボンブラ
ックが含有されていることが必要であり、その含有量
は、塩化ビニル系樹脂100重量部に対して0.01〜
10重量部の範囲である。
しない成形品の成形に用いる塩化ビニル系樹脂は、通
常、該成形品を被覆するカーボンブラックを含有する後
述の塩化ビニル系樹脂組成物又は塩素化塩化ビニル樹脂
組成物(以下、後者を含めて単に塩化ビニル系樹脂組成
物という)からカーボンブラックを除いた組成物として
用いられる。塩化ビニル系樹脂組成物は、カーボンブラ
ックが含有されていることが必要であり、その含有量
は、塩化ビニル系樹脂100重量部に対して0.01〜
10重量部の範囲である。
【0011】塩化ビニル系樹脂組成物には、カーボンブ
ラック以外に、更に安定剤、紫外線吸収剤、充填剤、耐
衝撃改良剤が添加されるのが普通であり、その他、必要
に応じて周知の各種添加剤、例えば滑剤、酸化防止剤、
発泡剤、着色剤、帯電防止剤、難燃剤、可塑剤等を添加
することが出来る。
ラック以外に、更に安定剤、紫外線吸収剤、充填剤、耐
衝撃改良剤が添加されるのが普通であり、その他、必要
に応じて周知の各種添加剤、例えば滑剤、酸化防止剤、
発泡剤、着色剤、帯電防止剤、難燃剤、可塑剤等を添加
することが出来る。
【0012】安定剤としては、特に限定されるものでは
ないが、例えば、鉛系安定剤、有機錫系安定剤、カルシ
ウム−亜鉛系複合安定剤、バリウム−亜鉛系複合安定剤
が使用され、紫外線吸収剤としては、例えば、サリチル
酸系紫外線吸収剤、ベンゾフェノン系紫外線吸収剤、ベ
ンゾトリアゾール系紫外線吸収剤、シアノアクリレート
系紫外線吸収剤等が使用される。
ないが、例えば、鉛系安定剤、有機錫系安定剤、カルシ
ウム−亜鉛系複合安定剤、バリウム−亜鉛系複合安定剤
が使用され、紫外線吸収剤としては、例えば、サリチル
酸系紫外線吸収剤、ベンゾフェノン系紫外線吸収剤、ベ
ンゾトリアゾール系紫外線吸収剤、シアノアクリレート
系紫外線吸収剤等が使用される。
【0013】安定剤の使用量は、塩化ビニル系樹脂10
0重量部に対して1〜10重量部の範囲であるのが好ま
しく、使用量が1重量部未満では熱安定性向上の効果が
少なく、また、10重量部を超えて添加しても添加割合
に比例したほど熱安定性の向上は認められず、経済的に
も不利となる。また、紫外線吸収剤の添加量は、塩化ビ
ニル系樹脂100重量部に対して0.01〜1重量部の
範囲が適当である。0.01重量部未満では紫外線防止
効果が充分ではなく、一方、1重量部を超えて使用して
も、添加割合に比例して紫外線防止の効果が向上するわ
けでもなく、経済的に不利となる。
0重量部に対して1〜10重量部の範囲であるのが好ま
しく、使用量が1重量部未満では熱安定性向上の効果が
少なく、また、10重量部を超えて添加しても添加割合
に比例したほど熱安定性の向上は認められず、経済的に
も不利となる。また、紫外線吸収剤の添加量は、塩化ビ
ニル系樹脂100重量部に対して0.01〜1重量部の
範囲が適当である。0.01重量部未満では紫外線防止
効果が充分ではなく、一方、1重量部を超えて使用して
も、添加割合に比例して紫外線防止の効果が向上するわ
けでもなく、経済的に不利となる。
【0014】また、充填剤としては、例えば、炭酸カル
シウム、タルク、クレー、 ハイドロタルサイト、ガラ
ス繊維等が挙げられ、通常、塩化ビニル樹脂系樹脂10
0重量部に対して1〜100重量部の範囲であるのが適
当である。充填剤の添加量が1重量部未満では、成形加
工性向上の効果が少なく、一方、100重量部を超えて
添加しても成形加工性に対して著しい向上の効果は認め
られない。
シウム、タルク、クレー、 ハイドロタルサイト、ガラ
ス繊維等が挙げられ、通常、塩化ビニル樹脂系樹脂10
0重量部に対して1〜100重量部の範囲であるのが適
当である。充填剤の添加量が1重量部未満では、成形加
工性向上の効果が少なく、一方、100重量部を超えて
添加しても成形加工性に対して著しい向上の効果は認め
られない。
【0015】本発明の外装材の成形に用いる塩化ビニル
系樹脂、又は塩化ビニル系樹脂組成物には、外装材の耐
衝撃性を改良する目的で、アクリル系ゴム物質が添加さ
れているのが好ましい。アクリル系ゴム物質は、アクリ
ル酸エステルを主体とした合成ゴムであり、例えば、エ
チルアクリレートとクロロエチルビニルエーテルとの共
重合体、n−ブチルアクリレートとアクリロニトリルと
の共重合体、エチルアクリレートとアクリロニトリルと
の共重合体などが挙げられ、多くの市販品が使用でき
る。アクリル系ゴム物質の添加量は、塩化ビニル系樹脂
100重量部に対して3〜50重量部の範囲であるのが
望ましい。このアクリル系ゴム物質の添加量が、3重量
部よりも少ないと耐衝撃性改良の効果が十分ではなく、
50重量部より多くなると成形加工性が劣ってくる。
系樹脂、又は塩化ビニル系樹脂組成物には、外装材の耐
衝撃性を改良する目的で、アクリル系ゴム物質が添加さ
れているのが好ましい。アクリル系ゴム物質は、アクリ
ル酸エステルを主体とした合成ゴムであり、例えば、エ
チルアクリレートとクロロエチルビニルエーテルとの共
重合体、n−ブチルアクリレートとアクリロニトリルと
の共重合体、エチルアクリレートとアクリロニトリルと
の共重合体などが挙げられ、多くの市販品が使用でき
る。アクリル系ゴム物質の添加量は、塩化ビニル系樹脂
100重量部に対して3〜50重量部の範囲であるのが
望ましい。このアクリル系ゴム物質の添加量が、3重量
部よりも少ないと耐衝撃性改良の効果が十分ではなく、
50重量部より多くなると成形加工性が劣ってくる。
【0016】塩化ビニル系樹脂組成物を製造するには、
塩化ビニル系樹脂及びカーボンブラック並びに必要に応
じて、紫外線吸収剤、安定剤、充填剤、耐衝撃改良剤等
の上述する各種添加剤を均一に混合することによって調
製される。これら配合成分を均一に混合するには、例え
ば、ヘンシェルミキサー、リボンブレンダー、プラネタ
リーミキサー等の混合機に投入して充分に攪拌する。
塩化ビニル系樹脂組成物は、上述の混合物を更に混練し
たものであっても良く、混練には、例えば、押出機、バ
ンバリーミキサー、ニーダー等加熱しながら剪断力下に
攪拌できる装置が用いられる。混練後の組成物は、シー
トカット法又はホットカット法によりペレット化して用
いられる。
塩化ビニル系樹脂及びカーボンブラック並びに必要に応
じて、紫外線吸収剤、安定剤、充填剤、耐衝撃改良剤等
の上述する各種添加剤を均一に混合することによって調
製される。これら配合成分を均一に混合するには、例え
ば、ヘンシェルミキサー、リボンブレンダー、プラネタ
リーミキサー等の混合機に投入して充分に攪拌する。
塩化ビニル系樹脂組成物は、上述の混合物を更に混練し
たものであっても良く、混練には、例えば、押出機、バ
ンバリーミキサー、ニーダー等加熱しながら剪断力下に
攪拌できる装置が用いられる。混練後の組成物は、シー
トカット法又はホットカット法によりペレット化して用
いられる。
【0017】本発明の外装材は、カーボンブラックを含
有しない塩化ビニル系樹脂成形品の外表面に、カーボン
ブラックを含有する塩化ビニル系樹脂組成物の被覆層が
形成されていることが必要である。又、被覆層に厚さ
は、外装材の厚さに対して、即ち、全厚さの20%以下
の厚さであることが必要であり、好ましくは1〜20
%、特に2〜10%の厚さ範囲であるのがよい。
有しない塩化ビニル系樹脂成形品の外表面に、カーボン
ブラックを含有する塩化ビニル系樹脂組成物の被覆層が
形成されていることが必要である。又、被覆層に厚さ
は、外装材の厚さに対して、即ち、全厚さの20%以下
の厚さであることが必要であり、好ましくは1〜20
%、特に2〜10%の厚さ範囲であるのがよい。
【0018】本発明の外装材は、上述のようにして調製
したカーボンブラックを含有しない塩化ビニル系樹脂及
びカーボンブラックを含有する塩化ビニル系樹脂組成物
を共押出成形、共射出成形、共圧縮成形等各種の成形法
によって、所望形状に成形される。又、カーボンブラッ
クを含有しない塩化ビニル系樹脂を所望形状に成形し、
該成形品にカーボンブラックを含有する塩化ビニル系樹
脂組成物を押し出しラミネートする方法、或いは成形品
を金型内に配置して塩化ビニル系樹脂組成物を射出成形
するインサート射出成形方法等によって製造しても良
い。
したカーボンブラックを含有しない塩化ビニル系樹脂及
びカーボンブラックを含有する塩化ビニル系樹脂組成物
を共押出成形、共射出成形、共圧縮成形等各種の成形法
によって、所望形状に成形される。又、カーボンブラッ
クを含有しない塩化ビニル系樹脂を所望形状に成形し、
該成形品にカーボンブラックを含有する塩化ビニル系樹
脂組成物を押し出しラミネートする方法、或いは成形品
を金型内に配置して塩化ビニル系樹脂組成物を射出成形
するインサート射出成形方法等によって製造しても良
い。
【0019】
【実施例】次に本発明の外装材を実施例にて詳述する
が、本発明はその要旨を逸脱しない限り、以下の実施例
に限定されるものではない。なお、外装材の評価方法
は、次の通りである。 1.耐熱性試験 外装材を一日中屋外に放置し、変形の度合いを目視にて
評価した。放置時の最大照度140000ルクス、最高
温度43℃であった。 目視判定 ○:変形なし △:変形少 ×:変形大
が、本発明はその要旨を逸脱しない限り、以下の実施例
に限定されるものではない。なお、外装材の評価方法
は、次の通りである。 1.耐熱性試験 外装材を一日中屋外に放置し、変形の度合いを目視にて
評価した。放置時の最大照度140000ルクス、最高
温度43℃であった。 目視判定 ○:変形なし △:変形少 ×:変形大
【0020】実施例1〜4、比較例1〜4 平均重合度800の塩化ビニル樹脂(PVC)又は塩素
化前PVCの重合度700、塩素化率64.5%の塩素
化塩化ビニル樹脂(CPVC)100重量部に対し、鉛
系安定剤(三塩基性硫酸鉛)3重量部、滑剤(ステアリ
ン酸鉛)2重量部、充填剤(炭酸カルシウム、商標:S
L1500、竹原化学(株)製)10重量部、及び表−
1に示す量(重量部)の各種着色剤;カーボンブラック
(CB)、チタンホワイト(TW)、モノアゾレッド
(MR)、ジスアゾイエロー(DY)をスーパーミキサ
ーで混合し、得られた組成物を40mmφ押出機を用い
て温度170℃になるように生産条件を設定し、被覆用
の塩化ビニル系樹脂組成物ペレットを得た。一方、CB
を含有しない塩化ビニル系樹脂は、着色剤としてTW3
重量部のみを使用し、その他は被覆用塩化ビニル系樹脂
組成物の製造法と同様にして調製した。
化前PVCの重合度700、塩素化率64.5%の塩素
化塩化ビニル樹脂(CPVC)100重量部に対し、鉛
系安定剤(三塩基性硫酸鉛)3重量部、滑剤(ステアリ
ン酸鉛)2重量部、充填剤(炭酸カルシウム、商標:S
L1500、竹原化学(株)製)10重量部、及び表−
1に示す量(重量部)の各種着色剤;カーボンブラック
(CB)、チタンホワイト(TW)、モノアゾレッド
(MR)、ジスアゾイエロー(DY)をスーパーミキサ
ーで混合し、得られた組成物を40mmφ押出機を用い
て温度170℃になるように生産条件を設定し、被覆用
の塩化ビニル系樹脂組成物ペレットを得た。一方、CB
を含有しない塩化ビニル系樹脂は、着色剤としてTW3
重量部のみを使用し、その他は被覆用塩化ビニル系樹脂
組成物の製造法と同様にして調製した。
【0021】外装材は、次のようにして成形した。CB
を含有しない塩化ビニル系樹脂を40mmφ押出機に、
CB含有塩化ビニル系樹脂組成物を20mmφ押出機に
投入し、前者の成形品の外表面に後者組成物を厚みを変
えて被覆した共押出成形品を製造した。また、比較例1
及び2の単一成形品は、40mmφ押出機を用いて成形
した。これらの成形品を、耐熱性試験に供し、評価結果
を表−1に併記した。
を含有しない塩化ビニル系樹脂を40mmφ押出機に、
CB含有塩化ビニル系樹脂組成物を20mmφ押出機に
投入し、前者の成形品の外表面に後者組成物を厚みを変
えて被覆した共押出成形品を製造した。また、比較例1
及び2の単一成形品は、40mmφ押出機を用いて成形
した。これらの成形品を、耐熱性試験に供し、評価結果
を表−1に併記した。
【0022】
【表1】
【0023】
【表2】
【0024】表−1(続き)から明らかなように、カー
ボンブラックを含有した塩化ビニル系樹脂組成物のみの
成形品及びカーボンブラックを含有しない樹脂に前記組
成物を肉厚に積層した場合には、太陽光による蓄熱が大
きく、耐熱性に難点があり、屋外での使用が制限される
ことが判る。
ボンブラックを含有した塩化ビニル系樹脂組成物のみの
成形品及びカーボンブラックを含有しない樹脂に前記組
成物を肉厚に積層した場合には、太陽光による蓄熱が大
きく、耐熱性に難点があり、屋外での使用が制限される
ことが判る。
【0025】
【発明の効果】本発明の外装材は、優れた耐熱性を有し
ており、屋外で使用しても、熱変形、熱変色等が起き
ず、長期間の使用が可能になった。
ており、屋外で使用しても、熱変形、熱変色等が起き
ず、長期間の使用が可能になった。
Claims (4)
- 【請求項1】カーボンブラックを含有しない塩化ビニル
系樹脂又は塩素化塩化ビニル樹脂成形品の外表面に、全
肉厚の20%以下の範囲の厚さで、カーボンブラックを
含有する塩化ビニル系樹脂組成物又は塩素化塩化ビニル
樹脂組成物を被覆してなる外装材。 - 【請求項2】被覆厚さが全肉厚の1%以上ある請求項1
記載の外装材。 - 【請求項3】塩化ビニル系樹脂の平均重合度が400〜
1500の範囲にある請求項1又は請求項2記載の外装
材。 - 【請求項4】塩素化塩化ビニル樹脂が、その塩素化前の
塩化ビニル系重合体の平均重合度が400〜1500の
範囲にあり、且つ、塩素化度が60〜70重量%の範囲
にある請求項1又は請求項2記載の外装材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3660397A JPH10230573A (ja) | 1997-02-20 | 1997-02-20 | 外装材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3660397A JPH10230573A (ja) | 1997-02-20 | 1997-02-20 | 外装材 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10230573A true JPH10230573A (ja) | 1998-09-02 |
Family
ID=12474383
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3660397A Pending JPH10230573A (ja) | 1997-02-20 | 1997-02-20 | 外装材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10230573A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001341247A (ja) * | 2000-05-31 | 2001-12-11 | Takiron Co Ltd | 難燃性塩化ビニル樹脂成形体 |
-
1997
- 1997-02-20 JP JP3660397A patent/JPH10230573A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001341247A (ja) * | 2000-05-31 | 2001-12-11 | Takiron Co Ltd | 難燃性塩化ビニル樹脂成形体 |
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