JPH04253786A - 複合シール材 - Google Patents

複合シール材

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Publication number
JPH04253786A
JPH04253786A JP3033444A JP3344491A JPH04253786A JP H04253786 A JPH04253786 A JP H04253786A JP 3033444 A JP3033444 A JP 3033444A JP 3344491 A JP3344491 A JP 3344491A JP H04253786 A JPH04253786 A JP H04253786A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vinyl chloride
chloride resin
composite
molded product
sealing material
Prior art date
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Pending
Application number
JP3033444A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuichiro Kushida
櫛田 祐一郎
Shoichi Itani
為谷 章一
Akio Hirohashi
広橋 昭雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denka Co Ltd
Original Assignee
Denki Kagaku Kogyo KK
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Filing date
Publication date
Application filed by Denki Kagaku Kogyo KK filed Critical Denki Kagaku Kogyo KK
Priority to JP3033444A priority Critical patent/JPH04253786A/ja
Publication of JPH04253786A publication Critical patent/JPH04253786A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シール性、耐候性およ
び外観に優れた複合シール材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、プラスチック、ゴムなどの成形物
がシール材として、例えば土木建築分野、自動車分野な
どにおいて、窓、ドアーなどのシール、内装材同士、外
装材同士あるいはこれらの間のつなぎ目のシールなどに
広く用いられており、これ等のシール材には良好なシー
ル性、耐候性、外観などが要求されている。シール材の
材質としては、一般に塩化ビニル系樹脂の軟質あるいは
硬質配合物、エチレン−プロピレン−ジエン単量体の共
重合体(EPDM)加硫物などが用いられている。
【0003】しかしながら、塩化ビニル系樹脂配合物を
用いて得られるシール材用成型物は、耐候性に優れ、鮮
やかな色に着色したり、光沢の多少を調節したりするこ
とが可能で、かつ配合成分のブリードが少ないなど良好
な外観を有し、かつ成形型類の小さくて、鋭利な形状を
もその成形品に再現したり、薄い形状の成形物を得るこ
とが可能であるなどの点においても良好である。
【0004】しかしながら、塩化ビニル系樹脂はシール
性が劣る欠点がある。また、加硫EPDMはシール効果
は良好であるが、耐候性が低く、かつ外観も十分とはい
えず、更に成形物の加硫工程を必要とするという煩雑さ
を伴う。
【0005】したがって、耐候性、外観を重視する場合
は塩化ビニル系樹脂系シール材が、またシール性を重視
する場合は加硫EPDM系シール材がそれぞれ用いられ
ている。
【0006】しかるに、これらの両方の性質を要求する
場合、即ち加硫EPDM並のシール性と、塩化ビニル系
樹脂並の外観、耐候性が必要な場合も多い。その時には
、それらの要求性能を単一で満足させる様な材料がない
ため、1つの部品の中でEPDMと塩化ビニル系樹脂を
組合わせて使用する必要がある。
【0007】しかし、塩化ビニル系樹脂は熱可塑性ポリ
マーの成形法であるのに対し、EPDMは加硫ゴムの成
形法という様に成形プロセスが全く異なっており、また
ポリマーの極性が大きく異なっているため、両者の組合
わせは非常に困難である。例えば、両者を接着剤で接着
しようとしても適当な接着剤がなかった。従って、各々
を別々に成形したあとでカシメたり、治具で固定したり
する等の手間がかかる作業を必要とするために、改良が
望まれていた。
【0008】以上述べたように、現在に至るまでに、シ
ール性、耐候性、外観に優れ、かつ煩雑な作業や工程を
要求することなく製造できる複合シール材は得られてい
ない。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記従来技
術の問題点を解決し、シール性、耐候性、外観に優れた
複合シール材を提供することを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明者等は種々検討の
欠点、塩化ビニル系樹脂配合物と、塩化ビニル系樹脂と
ニトリルゴムと可塑剤を主成分とする熱可塑性エラスト
マー組成物を複合成形して得た複合成形物がシール材と
して上記の目的を達成できることを見出し、本発明を完
成させるに到ったものである。
【0011】即ち、本発明は、塩化ビニル系樹脂配合物
(A)と、塩化ビニル系樹脂、ニトリルゴム及び可塑剤
を含有し、かつニトリルゴムを含有する割合が塩化ビニ
ル系樹脂、ニトリルゴム及び可塑剤の合計100重量部
に対して5〜65重量部である配合物(B)とを複合成
形してなる複合シール材である。
【0012】以下、本発明を詳細に説明する。本発明の
複合シール材は、上記配合物(A)及び(B)を複合成
形した複合成形物である。なお、複合成形した複合成形
物は、配合物(A)及び(B)を同時成形して複合した
ものでも、また配合物(A)又は(B)のいずれか一方
を先に成形した後に他方を成形して複合した複合成形物
でもよいが、とくに同時成形して得られる複合成形物が
好ましい。
【0013】また、複合成形物は配合物(A)を加熱成
形した層(イ)を2層以上有することができ、その各層
はそれぞれ配合が同じか又は異なる配合物(A)を加熱
成形したものであってよい。また、配合物(B)を加熱
成形した層(ロ)の場合も、上記の配合物(A)を加熱
成形した層(イ)の場合と同様である。
【0014】更に、本発明の複合シール材は、その全体
形状、層(イ)及び層(ロ)それぞれの形状、これらの
層が連続層あるいは不連続層のいずれであるか、これら
の各層が占める割合、層(イ)と(ロ)のシール材用成
形物における組合せあるいは層(イ)及び(ロ)のいず
れが該成形物の表面を形成するかというような位置関係
などに制限されない。シール材用成形物においてこれら
の層を設ける位置については、該成形物にシール材とし
て要求される性能に応じて適宣その位置を選択すること
が好ましい。
【0015】本発明の複合シール材は、その一部又は全
部を多孔質体としてもよく、また複合シール材は内部が
中空であってもよい。更に、補強などのために、例えば
金属製、プラスチック製インサートなどの部材、有機質
又は無機質の繊維あるいは布などの補強材を1種又は2
種以上組合せて、シール材用成形物中にその一部又は全
体を埋込むこともできる。
【0016】本発明の複合シール材は、例えば、■2台
あるいはそれ以上の押出機を用いて2種あるいはそれ以
上のプラスチックなどの材料を一組の共通ダイに導き、
ダイ内部あるいはダイ開口部において材料同士を接触さ
せ、単一の多層複合成形物を得る多層共押出成形法、■
インサート又は予め成形した成形品を別の金型に入れ、
そこへ1台又は2台以上の射出成形機を用いて1種又は
2種以上の材料を充填して、一つの多層成形物を得るイ
ンサート成形法又はダブルショット射出法、■2台以上
の射出成形機を用いて2種以上の材料を射出のタイミン
グを変えて金型内に充填して1つの多層成形物を得るサ
ンドイッチ射出成形法、■射出成形によって底部の閉じ
た多層のパリソンをまず成形し、これを直に吹込成形用
金型に移して空気を吹込み多層成形物を得る多層インジ
エクションブロー成形法、■2台以上のカレンダー成形
機又はTダイ成形機により得られる2枚以上のシートを
重ね合せて各シート間を熱融着又は接着剤により接着し
、1枚の多層シートを得るラミネート法、■上記■で得
られた複合シートを加熱して軟化させ、それを加圧又は
真空により金型に密着させて多層成形品を得る方法、あ
るいはこれらを組合せた方法などにより得ることができ
る。
【0017】どのような方法で成形を行なうかは、例え
ば、得ようとする成形物の形状や構造、使用する配合物
(A)、(B)の性状等に応じて適宣選択することがで
きる。
【0018】本発明の複合シール材の形状は、特に制限
することなく一般にシール材として用いられているあら
ゆる形状のものに適用することができる。
【0019】本発明で用いる塩化ビニル系樹脂配合物(
A)は、所望する成形物の性能に応じて、塩化ビニル系
樹脂に、適量の可塑剤、充填剤、滑剤、安定剤、着色剤
、発泡剤などを配合したものであって、いわゆる軟質、
硬質などの配合物を包含する。
【0020】配合物(A)としては、例えば、塩化ビニ
ル系樹脂と他の成分を混合し、これを加熱混練してペレ
ット状などに成形したもの、塩化ビニル系樹脂と充填剤
などの他の成分を混合し、必要に応じて加熱するドライ
ブレンド法により得られる粉状混合物などを用いること
ができるが、均質な配合物(A)を得るためには、前者
のペレット状が好ましい。
【0021】前記の配合物(A)を得るのに用いる塩化
ビニル系樹脂は、塩化ビニル単位を30重量%以上含有
する樹脂が好ましく、更に好ましくは50重量%以上含
有するものが望ましい。該塩化ビニル系樹脂としては、
例えば塩化ビニルを重合して得られる樹脂、塩化ビニル
とそれと共重合可能な1種又は2種以上の単量体とを共
重合した樹脂、これらの樹脂を塩素化したり、これらの
樹脂を幹とするグラフト重合体などの後変性した樹脂、
ポリウレタンやオレフィン−脂肪酸ビニルエステル共重
合体を幹とし、これらに塩化ビニルをグラフト重合した
樹脂などが挙げられる。本発明の配合物(A)を得るに
は上記の樹脂を1種又は2種以上組合せて用いることが
できる。
【0022】前記の塩化ビニルと共重合可能な単量体と
しては、共重合可能であれば特に制限はないが、例えば
脂肪酸ビニルエステル類(酢酸ビニル、プロピオン酸ビ
ニル、バーサチック酸ビニルなど)、アルキル(メタ)
アクリレート類[メチル(メタ)アクリレート、エチル
(メタ)アクリレート、2−エチルヘキシルアクリレー
トなど]、オレフィン類(エチレン、プロピレンなど)
、重合性の2重結合を2個有する単量体(ジアリルフタ
レートなど)、カルボル酸を有する単量体(アクリル酸
、クロトン酸、マレイン酸及びその無水物、フマル酸な
ど)、ビニリデンハライド類(塩化ビニリデン、フッ化
ビニリデンなど)、フッ化ビニル、アクリロニトリル、
アルキルビニルエーテル類などが挙げられる。
【0023】本発明で用いる配合物(A)は必要に応じ
て可塑剤を含有することができる。配合物(A)が含有
する可塑剤は、塩化ビニル系樹脂の可塑剤として使用さ
れ得るものであれば特に制限はなく、例えばフタル酸エ
ステル類、トリメリット酸エステル類、ピロメリット酸
エステル類、脂肪族多塩基酸エステル類、グリコールエ
ステル類、脂肪酸エステル類、リン酸エステル類、クエ
ン酸エステル類などの可塑剤、さらにはポリエステル系
可塑剤などが例示される。
【0024】次に、本発明で用いる配合物(B)は塩化
ビニル系樹脂、ニトリルゴム(以下、NBRと記す)及
び可塑剤を含有するものであって、NBRを含有する割
合は塩化ビニル系樹脂、NBR及び可塑剤の合計100
重量部に対して5〜65重量部、好ましくは10〜65
重量部が望ましい。NBRの割合が5重量部未満では加
熱成形して得られる複合シール材のシール性が充分では
なく、65重量部を越えると成形加工性が低下する。
【0025】配合物(B)に用いる塩化ビニル系樹脂及
び可塑剤は、配合物(A)に用いるのと同様なものを用
いることができ、配合物(B)に含有させる可塑剤の割
合は、配合物(B)に含有する塩化ビニル系樹脂100
重量部に対し20〜300重量部が好ましく、特に好ま
しくは40〜250重量部が望ましい。
【0026】本発明で用いる配合物(B)に含有させる
NBRは、結合アクリロニトリルの量が20〜45重量
%、好ましくは25〜45重量%であるものが好適に使
用される。このNBRはアクリロニトリルおよびブタジ
エン単位以外の共重合単位を1種以上有するものであっ
ても使用できる。また、このNBRは未架橋あるいは架
橋されたもののいずれであってもよいが、架橋されたN
BRの方が好ましい。NBRは粉状、粒状、ブロック状
など種々の形状のものがあり、形状に制限なく使用でき
るが、均一混合された配合物(B)および均質な成形層
(ロ)を得やすい点で、粉状NBRが好ましい。
【0027】更に、本発明における配合物(B)として
、特開平2−124958号公報に開示されているよう
な塩化ビニル系樹脂、NBR、硬化剤などを高温、例え
ば140〜220℃で混練し硬化剤を反応させてなる熱
可塑性エラストマー組成物であって、かつそのNBRの
配合割合が本発明における配合物(B)の範囲にあるも
のが好適に使用できる。
【0028】本発明で用いる配合物(B)に配合するこ
とができる硬化剤としては、ゴムの硬化又は加硫に用い
られる硬化剤が使用できる。
【0029】満足すべき硬化剤は通常用いられる(硫黄
+加硫促進剤)系、過酸化物、アジド、マレイミド又は
フェノール樹脂をベースとするもの等である。
【0030】硬化剤成分の例を具体的に示すと、硫黄、
酸化亜鉛、酸化マグネシウム、有機過酸化物、トリアジ
ンチオール、ベンゾチアゾールスルフェンアミド系促進
剤、ベンゾチアジルジサルファイド、フェノール樹脂、
m−フェニルレンビスマレイミド、チウラムジスルフィ
ド、ジペンタメチレンチウラムヘキササルファイド等で
ある。
【0031】好ましい有機過酸化物硬化剤の例は、ラウ
リルパーオキサイド、ベンゾイルパーオキサイド、ビス
−2,4−ジクロロベンゾイルパーオキサイド、ジキュ
ミルパーオキサイド、ジターシャリーブチルパーオキサ
イド、2,5−ジメチル−2,5−ビス(ターシャリー
ブチルパーオキシ)ヘキサン、1,1−ビス(ターシャ
リーブチルパーオキシ)−2,3,5−トリメチルシク
ロヘキサン、トリス−α,α−ジメチル−α−(ターシ
ャリーブチルパーオキシ)メチルベンゼン、α,α−ビ
ス(ブチルパーオキシ)ジイソプロピルベンゼン、ビス
(4−ターシャリーブチルシクロヘキシル)パーオキシ
ジカーボネート、ターシャリーブチルパーベンゾエート
等である。
【0032】また、好ましいフェノール樹脂系硬化剤の
例としては、反応型アルキルフェノール−ホルムアルデ
ヒド樹脂、反応型臭素化アルキルフェノール−ホルムア
ルデヒド樹脂が挙げられ、具体的には各々TACKIP
OL 201、TACKIPOL 250(いずれも住
友化学社製)が挙げられる。
【0033】他に促進剤としてアルデヒドアンモニア類
、アルデヒドアミン類、グアニジン、チオウレア類、チ
アゾール類、ジチオカルバミン酸塩類、キサントゲン酸
塩類、チウラム類が例示される。
【0034】更に、これらの硬化反応の補助剤として、
例えばジベンゾ−p−キノンジオキシム、p−キノンジ
オキシム、p−フェニレンビスマレイミド、トリアルキ
ルシアヌレート、エチレングリコールジメタアクリレー
ト、ペンタエリスリトールトリアクリレート、トリメチ
ロールプロパントリアクリレート及びネオペンチルグリ
コールジアクリレート等を用いることができる。
【0035】また、硬化剤を配合物(B)に含有させる
量は硬化剤の種類及び促進剤との組合わせにより変化す
るが、配合物(B)に含有するNBR100重量部に対
して0.003〜3重量部が好ましく、特に好ましくは
0.005〜1重量部が望ましい。
【0036】本発明で用いる配合物(A)及び(B)に
は、充填剤を配合することができる。充填剤としては、
例えば、カーボンブラック、炭酸カルシウム、酸化チタ
ン、タルク、アスベスト、水酸化アルミニウム、水酸化
マグネシウム、クレー、シリカ、ホワイトカーボンなど
があり、これらは1種又は2種以上組合せて用いること
もできる。
【0037】また、配合物(A)及び(B)には、塩化
ビニル系樹脂以外の樹脂、ニトリルゴム以外のゴムなど
を改質のために配合することが可能である。上記の配合
可能な樹脂及びゴムとしては、例えばポリウレタン、ア
クリル系樹脂、メタクリル系樹脂、ABS樹脂、MBS
樹脂、ナイロン、ポリクロロプレン、EPDM、変性E
PDM等が挙げられる。これらは1種又は2種以上組合
せて用いることが可能である。
【0038】更に、本発明で用いる配合物(A)及び(
B)には、熱、紫外線などに対する安定剤、加工助剤、
滑剤、顔料や染料などの着色剤、難燃剤、発泡剤などを
必要に応じて適量を配合することができる。
【0039】熱安定剤としては、例えば三塩基性硫酸鉛
等の鉛系熱安定剤、ジブチル錫マレート等の錫系熱安定
剤、ステアリン酸亜鉛、ステアリン酸カルシウム等の金
属石鹸などを用いることができる。
【0040】加工助剤としては、例えば低分子量のポリ
エチレン、高級脂肪酸エステルなど通常塩化ビニル系樹
脂に用いられるものが使用できる。
【0041】着色剤のうち、顔料としては、例えばカラ
ーカーボンブラック、クロムイエロー、酸化チタン、フ
タロシアニングリーンなどを用いることができる。
【0042】本発明の複合シール材は、例えば自動車の
窓まわりのシール材であるグラスランチャンネルやウエ
ザーストリップ、戸当りパッキン、建材用ガスケット等
に広く用いることができる。
【0043】
【実施例】本発明を実施例及び比較例により説明するが
、本発明はこれらにより限定されるものではない。なお
、以下単に「部」と記載するものは重量部を示す。
【0044】実施例1 ○  配合物(A)の製造     塩化ビニル樹脂              
                         
     100部    (デンカビニールSH−2
50、平均重合度=2500、      電気化学工
業社製)     可塑剤  DOP             
                         
      100部    (サンソサイザーDOP
、新日本理化社製)    Ba−Zn脂肪酸塩複合系
安定剤                      
          3部    (BZ−100J、
勝田化工社製)    エポキシ化大豆油      
                         
               3部    (アデカ
サイザーO−130P、アデカアーガス社製)    
炭酸カルシウム                  
                         
   50部    (NS−400、日東粉化工業社
製)    黒色顔料               
                         
          1.5部    (TXH−02
68、大日精化社製)
【0045】上記配合処方に基づ
き、各物質を密閉式混合機である加圧式ニーダー(容量
3.5リットル、森山製作所製)に入れ、前ロール51
回転/分、後ロール34回転/分、ジャケット温度16
0℃で5分間混練し、ゲル化した配合物を得た。得られ
た配合物を予め、160℃に設定しておいた10インチ
ロールで約5mmの厚さにシーティングし、これをシー
トペレタイザーでゴバン目状にカッティングして約3m
m角のペレットを得た。
【0046】 ○  配合物(B)の製造     塩化ビニル樹脂              
                         
     100部    (デンカビニールSH−2
50、平均重合度=2500、      電気化学工
業社製)     Ba−Zn脂肪酸塩複合系安定剤      
                         
 3部    (BZ−100J、勝田化工社製)  
                         
             エポキシ化大豆油    
                         
                 3部    (ア
デカサイザーO−130P、アデカアーガス化学社製)
    炭酸カルシウム              
                         
       50部    (NS−400、日東粉
化工業社製)    NBR            
                         
                 70部    (
ケミガムP8B1A2、架橋品、粉末状、グツドイヤー
社製)    可塑剤  DOP          
                         
           70部    (サンソサイザ
ーDOP、新日本理化社製)    黒色顔料    
                         
                         
1部    (TXH−0268、大日精化社製)
【0
047】上記配合に基づき各物質を密閉式混合機である
加圧式ニーダー(容量3.5リットル、森山製作所製)
に入れ、前ロール51回転/分、後ロール34回転/分
、ジャケット温度170℃で10分間混練し、ゲル化し
た配合物を得た。得られた配合物を予め170℃に設定
しておいた10インチロールで約5mmの厚さにシーテ
ィングし、これをシートペレタイザーでゴバン目状にカ
ッティングして約3mm角のペレットを得た。
【0048】○  複合成形物の製造 前記のようにして得られた配合物(A),(B)それぞ
れを、40ミリ押出機2台にフィードし、ダイス温度1
70℃で共押出しを行ない、2層共押出しシートを得た
。配合物(A)層(上層)の厚みは0.5mm、配合物
(B)層(下層)の厚みは3.5mmであった。
【0049】この得られたシートは2層の境界面で剥離
することはなかった。このシートの上層はきれいな黒色
の光沢を示しており、かつ表面ブリードも発生しなかっ
た。評価結果を表1,2に併記する。
【0050】実施例2〜5及び比較例1〜3実施例1で
用いた配合物(B)の代わりに、表1に示す配合の配合
物(B)を用いた以外は実施例1と同様にして複合成形
物を得た。なお、比較例1においては、実施例1で用い
た配合物(A)のみよりなる、厚さ4mmの単層成形物
を、単層シート押出機を用いて得た。
【0051】これらの成形物の評価は実施例1と同様に
して行ない、その結果は表1,2に併記する。 ○  複合成形物の評価 物性評価は次の方法により行なった。結果は表2に併記
する。
【0052】(1)外観 目視により観察した。 ○:色が鮮やかで光沢がある。 △:色が少しくすんでおり、光沢もあまりない。 ×:色がくすんでおり、光沢もない。
【0053】(2)圧縮永久歪(Cs)JIS K 6
301に準拠して測定した。圧縮率25%、温度80℃
、時間120時間。
【0054】(3)耐候性 サンシャインウエザーメーターを使用(散水なし)し、
配合物(A)よりなる面に対し、ブラックパネル温度8
3℃で400時間照射した後の表面の状態を目視観察し
た。 ○:変色がほとんどないもの。 △:すこし変色したもの。 ×:表面が変色してきたなくなったもの。
【0055】(4)加工性 目視により観察した。 ○:表面が平滑で、口金通りの形状が出たもの。 △:表面が少し凸凹で、形状も少し悪いもの。 ×:表面が凸凹で、口金の形状通りに出ないもの。
【0056】
【表1】
【0057】
【表2】
【0058】(注) *1  塩化ビニル樹脂 デンカビニールSH−250、平均重合度=2500、
電気化学工業社 *2  ケミガムP8B1A2 グツドイヤー社、粉末NBR、ムーニー値79、結合ア
クリロニトリル33%、架橋型 *3  JSR  PN−30A 日本合成ゴム社、粉末NBR、ムーニー値56、結合ア
クリロニトリル35%、未架橋型 *4  DOP ジ−2−エチルヘキシルフタレート、新日本理化社、サ
ンソサイザーDOP *5  Ba−Zn系安定剤 Ba−Zn脂肪酸塩複合系安定剤、BZ−100J、勝
田化工社 *6  エポキシ化大豆油 アデカアーガス化学社、アデカサイザーO−130P*
7  炭酸カルシウム 日東粉化工業社、NS−400 *8  黒色顔料 大日精化社、TXH−0268 *9  パーヘキサ  3M−40 日本油脂社、過酸化物、1,1−ジターシャリーブチル
パーオキシ−3,3,5−トリメチルシクロヘキサン*
10  トリアリルイソシアヌレート黒金化成社、 *11  配合物 (B)における塩化ビニル系樹脂、NBR及び可塑剤の
合計100重量部に対するNBRの含有割合。
【0059】実施例6 実施例1で用いた配合物(B)と同じ配合で、ヘンシル
ミキサーを用いて高速撹拌して、温度を130℃まで上
げてドライアップさせた。得られたパウダーを65mm
φフルフライトスクリユー装着の押出機を用いて成形し
てペレット状の配合物(B)を得た。また、配合物(A
)は実施例1と同じものを用いた。
【0060】○  複合成形物の製造 押出機−1及び押出機−2の2台の65mmφ押出機に
対し、2層異形共押出用ダイス1基を装着した共押出成
形装置の押出機−1に配合物(A)を、また押出機−2
に配合物(B)をそれぞれ供給し、下記の表3に示す温
度条件で加熱成形して配合物(A)を加熱成形してなる
層(イ)及び配合物(B)を加熱成形してなる層(ロ)
を有し、その断面形状が図1に示され、内部が中空の細
長い複合成形物を得た。
【0061】図1は細長い成形物の長手方向に対して直
角に切断した断面図であり、図中の3は中空部分を示し
、断面の大きさは、t1 =1mm,t2 =4mm,
t3 =5mm,D1 =20mm,D2 =20mm
である。
【0062】
【表3】
【0063】比較例4 次の配合のEPDMコンパウンドをロールで作成し、リ
ボン状にして65mmφの押出機に供給し、シリンダー
温度で100℃にて図1と同じ形状ののEPDM配合物
単独よりなる成形物を得た。
【0064】さらに、このEPDM成形物を160℃で
20分間スチーム加硫してEPDM加硫成形物を得た。 このEPDM加硫成形物を実施例6と同様な方法で評価
した。その結果を表4に示す。
【0065】   EPDM EP−103AF                 
                         
  100部  (日本合成ゴム社製EPDM) FEFカーボン                  
                         
   150部  (三菱化成社製カーボンブラック、
ダイヤブラックH)PW−90           
                         
                90部  (パラフ
ィンオイル  出光興産製)ZnO#1       
                         
                      5部ス
テアリン酸                    
                         
       1部PEG#4000        
                         
               3部  (三洋化成製
) CML#21                   
                         
        5部  (近江化成製) 促進剤  M                   
                         
      0.8部  (大内新興化学製) 促進剤  Cz                  
                         
     0.8部  (大内新興化学製) 促進剤  TT                  
                         
     0.8部  (大内新興化学製) 促進剤  TRA                 
                         
    0.8部  (大内新興化学製) 促進剤  BZ                  
                         
     1.0部  (大内新興化学製) 硫黄(粉末状)                  
                         
   0.8部  (細井化学工業社製)
【0066】
【表4】
【0067】(注)複合成形物の圧縮永久歪(Cs*)
の測定は、図1の成形物を各々高さ20mmのものを、
15mm厚のスペーサーを用いて5mm圧縮し(すなわ
ち、25%の圧縮率)、80℃で120時間放置した。 そして、除重後のサンプルの高さの値から通常のJIS
 K 6301の圧縮永久歪(Cs)の測定と同様の下
式の計算方法で算出した。
【0068】
【数1】
【0069】表4の結果から、実施例6の成形品は外側
の配合物(A)の軟質塩化ビニル系樹脂の外観、耐候性
と、内側の加硫EPDM並の圧縮永久歪(Cs)を有す
る配合物(B)の組合わせにより、耐候性,外観の良さ
と、シール性の良さを共に有する成形品であり、かつそ
の成形品を共押出しで容易に得ることができる利点があ
る。
【0070】試験例1 本発明の複合シール材において、シール性については配
合物(B)である塩化ビニル系樹脂、NBR及び可塑剤
を主成分とする系が負うことを試験した。実施例1の塩
化ビニル系樹脂、NBR及び可塑剤を含有する配合物(
B)と、比較例1の塩化ビニル系樹脂配合物と、比較例
4のEPDMを用いて、シートを作成し、圧縮率25%
、80℃×120時間の圧縮永久歪(Cs)の値を測定
した。その結果を表5に示す。
【0071】
【表5】
【0072】表5の結果から、本発明におけるビニル系
樹脂、NBR及び可塑剤を含有する配合物(B)は、加
硫EPDMとほぼ同等もしくはそれ以下の圧縮永久歪値
を有し、従ってシール性は良く、加硫EPDMと代替え
使用することができる。
【0073】
【発明の効果】以上説明した様に、本発明は、塩化ビニ
ル系樹脂配合物(A)及び特定割合のニトリルゴムを含
有する塩化ビニル系樹脂配合物(B)とを加熱成形して
得られる成形物からなり、その成形物が少なくとも(A
)を加熱成形した層(イ)及び(B)を加熱成形した層
(ロ)を共に有するために、シール性、耐候性、外観に
優れた複合シール材を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の複合シール材の一実施例を示す断面図
である。
【符号の説明】
1  配合物(A)を加熱成形してなる層(イ)2  
配合物(B)を加熱成形してなる層(ロ)3  中空部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  塩化ビニル系樹脂配合物(A)と、塩
    化ビニル系樹脂、ニトリルゴム及び可塑剤を含有し、か
    つニトリルゴムを含有する割合が塩化ビニル系樹脂、ニ
    トリルゴム及び可塑剤の合計100重量部に対して5〜
    65重量部である配合物(B)とを複合成形してなる複
    合シール材。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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