JPH10230731A - 空気調和装置 - Google Patents
空気調和装置Info
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- JPH10230731A JPH10230731A JP3585297A JP3585297A JPH10230731A JP H10230731 A JPH10230731 A JP H10230731A JP 3585297 A JP3585297 A JP 3585297A JP 3585297 A JP3585297 A JP 3585297A JP H10230731 A JPH10230731 A JP H10230731A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 送風扇や冷風扇を設置することなく、路線バ
スの混み具合に応じて、座席側の空調ゾーンに向けて吹
き出す冷風量と立席側の空調ゾーンに向けて吹き出す冷
風量とを簡単に調節することのできる路線バス用冷房装
置1を提供する。 【解決手段】 路線バスの客室内の乗客数が多い場合
は、冷風量調節ドア9を大きく広げて冷風ダクト4の座
席側通路4bの開度よりも立席側通路4dの開度を大き
くすることにより、各座席側吹出口21から座席側の空
調ゾーンに向けて吹き出す冷風量よりも、各立席側吹出
口22から立席側の空調ゾーンに向けて吹き出す冷風量
を多くする。それによって、路線バスの客室のうち立席
側の乗客の冷風感が向上する。逆に、路線バスの客室内
の乗客数が少ない場合は、各座席側吹出口21からのみ
冷風を吹き出すようにすることで、路線バスの客室のう
ち座席側の乗客の冷風感が向上する。
スの混み具合に応じて、座席側の空調ゾーンに向けて吹
き出す冷風量と立席側の空調ゾーンに向けて吹き出す冷
風量とを簡単に調節することのできる路線バス用冷房装
置1を提供する。 【解決手段】 路線バスの客室内の乗客数が多い場合
は、冷風量調節ドア9を大きく広げて冷風ダクト4の座
席側通路4bの開度よりも立席側通路4dの開度を大き
くすることにより、各座席側吹出口21から座席側の空
調ゾーンに向けて吹き出す冷風量よりも、各立席側吹出
口22から立席側の空調ゾーンに向けて吹き出す冷風量
を多くする。それによって、路線バスの客室のうち立席
側の乗客の冷風感が向上する。逆に、路線バスの客室内
の乗客数が少ない場合は、各座席側吹出口21からのみ
冷風を吹き出すようにすることで、路線バスの客室のう
ち座席側の乗客の冷風感が向上する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、路線バス、鉄道車
両または船舶等の客室内を空調する空気調和装置に関す
るもので、特にバス車両の客室のうちの座席側の空調ゾ
ーンへ向けて吹き出す空気の吹出風量と客室のうちの立
席側の空調ゾーンへ向けて吹き出す空気の吹出風量とを
調節することが可能なバス車両用空気調和装置に係わ
る。
両または船舶等の客室内を空調する空気調和装置に関す
るもので、特にバス車両の客室のうちの座席側の空調ゾ
ーンへ向けて吹き出す空気の吹出風量と客室のうちの立
席側の空調ゾーンへ向けて吹き出す空気の吹出風量とを
調節することが可能なバス車両用空気調和装置に係わ
る。
【0002】
【従来の技術】従来の技術として、実公昭58−199
21号公報に開示された技術のように、路線バス等の大
型バス車両の客室のうち立席側の空調ゾーンへの冷風感
(空調フィーリング)を向上させるためには、客室内全
体を冷房する冷房ユニット101に加えて、客室の天井
の中央部に設置された送風扇や冷風扇102などを作動
させるなどの方法(図8参照)がある。
21号公報に開示された技術のように、路線バス等の大
型バス車両の客室のうち立席側の空調ゾーンへの冷風感
(空調フィーリング)を向上させるためには、客室内全
体を冷房する冷房ユニット101に加えて、客室の天井
の中央部に設置された送風扇や冷風扇102などを作動
させるなどの方法(図8参照)がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の技術
においては、冷房ユニット101とは別置きの送風扇や
冷風扇102などが必要となり、部品点数の増加により
製品コストが上昇する。また、送風扇や冷風扇102な
どの設置スペースが客室内に必要となるので、大型車両
の客室内の乗車スペースが減少するという問題が生じて
いる。さらに、大型車両の客室内に乗車する乗客数が少
ない時は、立席側の空調ゾーンに吹き出す冷風量より
も、座席側の空調ゾーンに吹き出す冷風量が多い方が良
く、客室内の乗客数に応じた快適な冷風感制御が望まれ
ている。
においては、冷房ユニット101とは別置きの送風扇や
冷風扇102などが必要となり、部品点数の増加により
製品コストが上昇する。また、送風扇や冷風扇102な
どの設置スペースが客室内に必要となるので、大型車両
の客室内の乗車スペースが減少するという問題が生じて
いる。さらに、大型車両の客室内に乗車する乗客数が少
ない時は、立席側の空調ゾーンに吹き出す冷風量より
も、座席側の空調ゾーンに吹き出す冷風量が多い方が良
く、客室内の乗客数に応じた快適な冷風感制御が望まれ
ている。
【0004】
【発明の目的】本発明の目的は、送風扇や冷風扇を設置
することなく、客室内の混み具合に応じて、座席側の空
調ゾーンに向けて吹き出す空気の吹出風量と立席側の空
調ゾーンに向けて吹き出す空気の吹出風量とを簡単に調
節することのできる空気調和装置を提供することにあ
る。
することなく、客室内の混み具合に応じて、座席側の空
調ゾーンに向けて吹き出す空気の吹出風量と立席側の空
調ゾーンに向けて吹き出す空気の吹出風量とを簡単に調
節することのできる空気調和装置を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明に
よれば、例えば客室内の乗客数が多い場合は、第2吹出
口から立席側の空調ゾーンに向けて吹き出す空調空気の
吹出風量を多くすることにより、客室のうちの立席側の
空調ゾーン内の乗客の空調フィーリングを改善できる。
また、例えば客室内の乗客数が少ない場合は、第2吹出
口から立席側の空調ゾーンに向けて吹き出す空調空気の
吹出風量を少なくすることにより、第1吹出口から座席
側の空調ゾーンに向けて吹き出す空調空気の吹出風量が
多くなるので、客室のうちの座席側の空調ゾーン内の乗
客の空調フィーリングを改善できる。
よれば、例えば客室内の乗客数が多い場合は、第2吹出
口から立席側の空調ゾーンに向けて吹き出す空調空気の
吹出風量を多くすることにより、客室のうちの立席側の
空調ゾーン内の乗客の空調フィーリングを改善できる。
また、例えば客室内の乗客数が少ない場合は、第2吹出
口から立席側の空調ゾーンに向けて吹き出す空調空気の
吹出風量を少なくすることにより、第1吹出口から座席
側の空調ゾーンに向けて吹き出す空調空気の吹出風量が
多くなるので、客室のうちの座席側の空調ゾーン内の乗
客の空調フィーリングを改善できる。
【0006】したがって、客室内の混み具合に応じた快
適な空調制御を行うことができる。また、空調ユニット
とは別置きの送風扇や冷風扇などを使用することなく、
立席側の乗客の空調フィーリングを向上できるので、部
品点数が減少することにより製品コストを減少できる。
さらに、送風扇や冷風扇などの設置スペースが不要とな
るので、客室内の居住空間が広がる。
適な空調制御を行うことができる。また、空調ユニット
とは別置きの送風扇や冷風扇などを使用することなく、
立席側の乗客の空調フィーリングを向上できるので、部
品点数が減少することにより製品コストを減少できる。
さらに、送風扇や冷風扇などの設置スペースが不要とな
るので、客室内の居住空間が広がる。
【0007】請求項2に記載の発明によれば、立席側の
空調ゾーン内の乗客数が多ければ多い程、第2吹出口か
ら立席側の空調ゾーンに向けて吹き出す空気の吹出風量
を増加させることにより、客室内の乗客数が多い場合の
立席側の空調ゾーン内の乗客の空調フィーリングを改善
できる。
空調ゾーン内の乗客数が多ければ多い程、第2吹出口か
ら立席側の空調ゾーンに向けて吹き出す空気の吹出風量
を増加させることにより、客室内の乗客数が多い場合の
立席側の空調ゾーン内の乗客の空調フィーリングを改善
できる。
【0008】請求項3に記載の発明によれば、乗客数検
出手段で検出した客室内の乗客数をN、座席数設定手段
で設定した客室内の座席数をSとしたとき、S×0.8
=Nset、N≧Nsetの関係を満足した場合には、
乗客数検出手段で検出した客室内の乗客数が増加すれば
する程、第1吹出口の開度に対して第2吹出口の開度を
大きくするように吹出風量調節ドアを制御する。それに
よって、客室内の乗客数が多ければ多い程、第2吹出口
から立席側の空調ゾーンに向けて吹き出す空気の吹出風
量を増加させることにより、客室内の乗客数が多い場
合、つまり立席側の乗客が多い場合の立席側の乗客の空
調フィーリングを改善できる。
出手段で検出した客室内の乗客数をN、座席数設定手段
で設定した客室内の座席数をSとしたとき、S×0.8
=Nset、N≧Nsetの関係を満足した場合には、
乗客数検出手段で検出した客室内の乗客数が増加すれば
する程、第1吹出口の開度に対して第2吹出口の開度を
大きくするように吹出風量調節ドアを制御する。それに
よって、客室内の乗客数が多ければ多い程、第2吹出口
から立席側の空調ゾーンに向けて吹き出す空気の吹出風
量を増加させることにより、客室内の乗客数が多い場
合、つまり立席側の乗客が多い場合の立席側の乗客の空
調フィーリングを改善できる。
【0009】請求項4に記載の発明によれば、乗車数検
出手段で検出した乗車数から降車数検出手段で検出した
降車数を差し引いた人数を、車両の客室内の乗客数とす
ることにより、客室内の乗客数を簡単に導き出すことが
できる。
出手段で検出した乗車数から降車数検出手段で検出した
降車数を差し引いた人数を、車両の客室内の乗客数とす
ることにより、客室内の乗客数を簡単に導き出すことが
できる。
【0010】
〔実施形態の構成〕図1ないし図7は本発明の実施形態
を示したもので、図1および図2は路線バス用冷房装置
の通風系の主要構成を示した図で、図3は路線バス用冷
房装置の冷凍サイクルを示した図である。
を示したもので、図1および図2は路線バス用冷房装置
の通風系の主要構成を示した図で、図3は路線バス用冷
房装置の冷凍サイクルを示した図である。
【0011】本実施形態の路線バス用冷房装置1は、本
発明の空気調和装置に相当し、後部にサブエンジンEを
搭載した路線バス2の客室を冷房するクーリングユニッ
ト3と、路線バス2の進行方向の左側の天井肩部および
右側の天井肩部に設置された冷房ダクト(天井ダクト)
4と、各空調手段を制御するエアコン制御装置5(図4
参照)とを備えた大型路線バス用サブエンジン式オート
エアコンである。ここで、路線バス2の客室内には、図
1に示したように、左座席側の空調ゾーンAと、右座席
側の空調ゾーンBと、左座席寄りの立席(通路)側の空
調ゾーンCと、右座席寄りの立席(通路)側の空調ゾー
ンDとが形成されている。
発明の空気調和装置に相当し、後部にサブエンジンEを
搭載した路線バス2の客室を冷房するクーリングユニッ
ト3と、路線バス2の進行方向の左側の天井肩部および
右側の天井肩部に設置された冷房ダクト(天井ダクト)
4と、各空調手段を制御するエアコン制御装置5(図4
参照)とを備えた大型路線バス用サブエンジン式オート
エアコンである。ここで、路線バス2の客室内には、図
1に示したように、左座席側の空調ゾーンAと、右座席
側の空調ゾーンBと、左座席寄りの立席(通路)側の空
調ゾーンCと、右座席寄りの立席(通路)側の空調ゾー
ンDとが形成されている。
【0012】クーリングユニット3は、本発明の空調ユ
ニットに相当するもので、冷房ダクト4の中央付近に内
蔵され、冷凍サイクル6の一構成部品を成す冷媒蒸発器
(エバポレータ)7と、冷房ダクト4内において客室に
向かう空気流を発生させる複数個の遠心式送風機8とか
ら構成されている。ここで、冷凍サイクル6は、図3に
示したように、1台の冷媒圧縮機(コンプレッサ)1
1、冷媒凝縮器(コンデンサ)12、受液器(レシー
バ)13、ドライヤ14、左座席側、右座席側の膨張弁
(減圧手段)15、左座席側、右座席側の冷媒蒸発器7
により構成されている。そして、冷媒蒸発器7は、通過
する空気を冷却する冷却用熱交換器として働く。なお、
16は冷媒凝縮器12に冷却風を送る冷却ファンであ
る。
ニットに相当するもので、冷房ダクト4の中央付近に内
蔵され、冷凍サイクル6の一構成部品を成す冷媒蒸発器
(エバポレータ)7と、冷房ダクト4内において客室に
向かう空気流を発生させる複数個の遠心式送風機8とか
ら構成されている。ここで、冷凍サイクル6は、図3に
示したように、1台の冷媒圧縮機(コンプレッサ)1
1、冷媒凝縮器(コンデンサ)12、受液器(レシー
バ)13、ドライヤ14、左座席側、右座席側の膨張弁
(減圧手段)15、左座席側、右座席側の冷媒蒸発器7
により構成されている。そして、冷媒蒸発器7は、通過
する空気を冷却する冷却用熱交換器として働く。なお、
16は冷媒凝縮器12に冷却風を送る冷却ファンであ
る。
【0013】複数個の遠心式送風機8は、エアコン制御
装置5により制御されるブロワモータ17と、スクロー
ルケーシング内に回転自在に収容され、ブロワモータ1
7により駆動される遠心式ブロワ18とから構成されて
いる。そして、左座席側、右座席側の前方側(フロント
側)の遠心式送風機8は、冷房ダクト4の前方側に空気
を送風するもので、左座席側、右座席側の後方側(リヤ
側)の遠心式送風機8は、冷房ダクト4の後方側に空気
を送風するものである。
装置5により制御されるブロワモータ17と、スクロー
ルケーシング内に回転自在に収容され、ブロワモータ1
7により駆動される遠心式ブロワ18とから構成されて
いる。そして、左座席側、右座席側の前方側(フロント
側)の遠心式送風機8は、冷房ダクト4の前方側に空気
を送風するもので、左座席側、右座席側の後方側(リヤ
側)の遠心式送風機8は、冷房ダクト4の後方側に空気
を送風するものである。
【0014】冷房ダクト4は、本発明の空調ダクトに相
当する部品で、クーリングユニット3を収納する中央部
がクーリングケースを形成する。このクーリングケース
には、車室内の空気を吸い込む内気吸込口19および車
室外の空気を吸い込む外気吸込口(図示せず)が形成さ
れている。その内気吸込口19には、車室内の空気に含
まれる塵等の異物が冷媒蒸発器7に吸着しないように網
目状のフィルター19aが装着されている。
当する部品で、クーリングユニット3を収納する中央部
がクーリングケースを形成する。このクーリングケース
には、車室内の空気を吸い込む内気吸込口19および車
室外の空気を吸い込む外気吸込口(図示せず)が形成さ
れている。その内気吸込口19には、車室内の空気に含
まれる塵等の異物が冷媒蒸発器7に吸着しないように網
目状のフィルター19aが装着されている。
【0015】そして、冷房ダクト4は、内部に座席側通
路4a、4bと立席側通路4c、4dとを区画する仕切
り板20が設けられている。座席側通路4a、4bは、
左座席側、右座席側の冷房ダクト4の前方側と後方側に
それぞれ設けられ、各座席の上部で開口する複数個の座
席側吹出口(本発明の第1吹出口に相当する)21から
冷風を左座席側、右座席側の空調ゾーンA、B内の乗客
の頭胸部に向けて吹き出す第1空気通路である。
路4a、4bと立席側通路4c、4dとを区画する仕切
り板20が設けられている。座席側通路4a、4bは、
左座席側、右座席側の冷房ダクト4の前方側と後方側に
それぞれ設けられ、各座席の上部で開口する複数個の座
席側吹出口(本発明の第1吹出口に相当する)21から
冷風を左座席側、右座席側の空調ゾーンA、B内の乗客
の頭胸部に向けて吹き出す第1空気通路である。
【0016】また、立席側通路4c、4dは、座席側通
路4a、4bと同様に、左座席側、右座席側の冷房ダク
ト4の前方側と後方側にそれぞれ設けられ、複数個の立
席側吹出口(本発明の第2吹出口に相当する)22から
冷風を立席側の空調ゾーンC、D内の乗客の頭胸部に向
けて吹き出す第2空気通路である。そして、冷房ダクト
4の中央寄りには、クーリングユニット3を挟んで対称
的な位置に設けられた複数個(本例では4個)の冷風量
調節ドア9が回動自在に取り付けられている。
路4a、4bと同様に、左座席側、右座席側の冷房ダク
ト4の前方側と後方側にそれぞれ設けられ、複数個の立
席側吹出口(本発明の第2吹出口に相当する)22から
冷風を立席側の空調ゾーンC、D内の乗客の頭胸部に向
けて吹き出す第2空気通路である。そして、冷房ダクト
4の中央寄りには、クーリングユニット3を挟んで対称
的な位置に設けられた複数個(本例では4個)の冷風量
調節ドア9が回動自在に取り付けられている。
【0017】複数個の冷風量調節ドア9は、本発明の吹
出風量調節ドアに相当する部品で、エアコン制御装置5
と共に、本発明の吹出風量調節手段を構成する部品で、
ドア駆動手段としてのサーボモータ23によりそれぞれ
駆動されることによって冷風ダクト4の座席側通路4
a、4bの開度および立席側通路4c、4dの開度を調
節する。なお、複数個の冷風量調節ドア9は、初期状態
では図2において図示実線位置(目標ドア開度θ=0
%)に設定され、路線バス2の客室内の座席が100%
乗客により埋まったら図2において中立位置(目標ドア
開度θ=50%)に設定され、路線バス2の客室が満員
のときには図2において図示二点鎖線位置(目標ドア開
度θ=100%)に設定される。
出風量調節ドアに相当する部品で、エアコン制御装置5
と共に、本発明の吹出風量調節手段を構成する部品で、
ドア駆動手段としてのサーボモータ23によりそれぞれ
駆動されることによって冷風ダクト4の座席側通路4
a、4bの開度および立席側通路4c、4dの開度を調
節する。なお、複数個の冷風量調節ドア9は、初期状態
では図2において図示実線位置(目標ドア開度θ=0
%)に設定され、路線バス2の客室内の座席が100%
乗客により埋まったら図2において中立位置(目標ドア
開度θ=50%)に設定され、路線バス2の客室が満員
のときには図2において図示二点鎖線位置(目標ドア開
度θ=100%)に設定される。
【0018】次に、エアコン制御装置5を図4および図
5に基づいて説明する。ここで、図4は路線バス用冷房
装置1の制御系を示した図で、図5は路線バス2の安全
センサ架装位置を示した図である。
5に基づいて説明する。ここで、図4は路線バス用冷房
装置1の制御系を示した図で、図5は路線バス2の安全
センサ架装位置を示した図である。
【0019】エアコン制御装置5は、本発明の空調制御
手段、乗客数検出手段に相当する部品で、CPU、RO
M、RAMおよびA/D変換回路を含むマイクロコンピ
ュータで、バッテリ30から電源が供給されると作動す
る。そして、エアコン制御装置5は、路線バス2の乗務
員室に設けられたコントロールパネル31の各操作信号
と、路線バス2の客室内の空調に必要な情報を得るため
の各センサ信号とに基づいて、少なくともサブエンジン
E、複数個の遠心式送風機8のブロワモータ17および
複数個の冷風量調節ドア9がサーボモータ23を通電制
御する。そして、ROMは、本発明の座席数設定手段
で、予め路線バス2の客室内の座席数が設定され、その
設定された客室内の座席数を記憶している記憶手段であ
る。
手段、乗客数検出手段に相当する部品で、CPU、RO
M、RAMおよびA/D変換回路を含むマイクロコンピ
ュータで、バッテリ30から電源が供給されると作動す
る。そして、エアコン制御装置5は、路線バス2の乗務
員室に設けられたコントロールパネル31の各操作信号
と、路線バス2の客室内の空調に必要な情報を得るため
の各センサ信号とに基づいて、少なくともサブエンジン
E、複数個の遠心式送風機8のブロワモータ17および
複数個の冷風量調節ドア9がサーボモータ23を通電制
御する。そして、ROMは、本発明の座席数設定手段
で、予め路線バス2の客室内の座席数が設定され、その
設定された客室内の座席数を記憶している記憶手段であ
る。
【0020】なお、エアコン制御装置5にセンサ信号を
出力するセンサとしては、少なくとも入口側ドアステッ
プ安全センサ32および出口側ドアステップ安全センサ
33が設けられる。入口側ドアステップ安全センサ32
は、図5に示したように、路線バス2の入口側ドア24
のドアスッテップ上に人が立っている時に入口側ドア2
4を閉めないようにするセンサである。また、出口側ド
アステップ安全センサ33は、図5に示したように、路
線バス2の出口側ドア25のドアスッテップ上に人が立
っている時に出口側ドア25を閉めないようにするセン
サである。
出力するセンサとしては、少なくとも入口側ドアステッ
プ安全センサ32および出口側ドアステップ安全センサ
33が設けられる。入口側ドアステップ安全センサ32
は、図5に示したように、路線バス2の入口側ドア24
のドアスッテップ上に人が立っている時に入口側ドア2
4を閉めないようにするセンサである。また、出口側ド
アステップ安全センサ33は、図5に示したように、路
線バス2の出口側ドア25のドアスッテップ上に人が立
っている時に出口側ドア25を閉めないようにするセン
サである。
【0021】本実施形態では、上記の入口側ドアステッ
プ安全センサ32を路線バス2に乗車する乗客数を検出
する乗車数検出手段として利用する。この入口側ドアス
テップ安全センサ32は、光電スイッチで、発光素子3
2aと受光素子32bとからなり、発光素子32aと受
光素子32bとの間を人が通ることにより受光素子32
bに受光する光が1回遮断されることによって1人が乗
車したことを検出する。
プ安全センサ32を路線バス2に乗車する乗客数を検出
する乗車数検出手段として利用する。この入口側ドアス
テップ安全センサ32は、光電スイッチで、発光素子3
2aと受光素子32bとからなり、発光素子32aと受
光素子32bとの間を人が通ることにより受光素子32
bに受光する光が1回遮断されることによって1人が乗
車したことを検出する。
【0022】また、本実施形態では、上記の出口側ドア
ステップ安全センサ33を路線バス2から降車する乗客
数を検出する降車数検出手段として利用する。この出口
側ドアステップ安全センサ33は、光電スイッチで、発
光素子33aと受光素子33bとからなり、発光素子3
3aと受光素子33bとの間を人が通ることにより受光
素子33bに受光する光が1回遮断されることによって
1人が降車したことを検出する。
ステップ安全センサ33を路線バス2から降車する乗客
数を検出する降車数検出手段として利用する。この出口
側ドアステップ安全センサ33は、光電スイッチで、発
光素子33aと受光素子33bとからなり、発光素子3
3aと受光素子33bとの間を人が通ることにより受光
素子33bに受光する光が1回遮断されることによって
1人が降車したことを検出する。
【0023】次に、エアコン制御装置5の主要な作動を
図6および図7に基づいて説明する。ここで、図6はエ
アコン制御装置5の主要な制御プログラムの一例を示し
たフロチャートで、図7は路線バス2の客室内の乗客数
に対する冷風量調節ドアの目標ドア開度を示した特性図
である。
図6および図7に基づいて説明する。ここで、図6はエ
アコン制御装置5の主要な制御プログラムの一例を示し
たフロチャートで、図7は路線バス2の客室内の乗客数
に対する冷風量調節ドアの目標ドア開度を示した特性図
である。
【0024】初めに、例えば乗務員が初期設定スイッチ
を操作して路線バス2の客室内の乗客数NをN=0にす
る等の初期設定を行う(ステップS1)。次に、空調モ
ードが冷房モードであるか否かを判断する(ステップS
2)。この判断結果がNOの場合には、ステップS8の
処理に移行する。また、ステップS2の判断結果がYE
Sの場合には、路線バス2の客室内の乗客数Nを算出す
る(乗客数検出手段:ステップS3)。
を操作して路線バス2の客室内の乗客数NをN=0にす
る等の初期設定を行う(ステップS1)。次に、空調モ
ードが冷房モードであるか否かを判断する(ステップS
2)。この判断結果がNOの場合には、ステップS8の
処理に移行する。また、ステップS2の判断結果がYE
Sの場合には、路線バス2の客室内の乗客数Nを算出す
る(乗客数検出手段:ステップS3)。
【0025】具体的には、入口側ドアステップ安全セン
サ32で検出した人をカウントして現在までの乗車数を
求め、出口側ドアステップ安全センサ33で検出した人
をカウントして現在までの降車数を求める。そして、予
めROMに記憶された下記の数1の式から路線バス2の
客室内の乗客数Nを算出する。
サ32で検出した人をカウントして現在までの乗車数を
求め、出口側ドアステップ安全センサ33で検出した人
をカウントして現在までの降車数を求める。そして、予
めROMに記憶された下記の数1の式から路線バス2の
客室内の乗客数Nを算出する。
【数1】N=X−Y ここで、Xは現在までの乗車数で、Yは現在までの降車
数である。
数である。
【0026】次に、予めROMに記憶された路線バス2
の客室内の座席数S(例えば大型路線バスの場合は座席
数31)を読み込む(ステップS4)。次に、予めRO
Mに記憶された下記の数2の式から客室内の満席状態を
表す数値Nsetを算出する(ステップS5)。
の客室内の座席数S(例えば大型路線バスの場合は座席
数31)を読み込む(ステップS4)。次に、予めRO
Mに記憶された下記の数2の式から客室内の満席状態を
表す数値Nsetを算出する(ステップS5)。
【数2】Nset=S×0.8 ここで、Nsetは路線バス2の客室内の満席状態を表
す数値で、Sは路線バス2の客室内の座席数である。
す数値で、Sは路線バス2の客室内の座席数である。
【0027】次に、路線バス2の客室内の乗客数Nが上
記の数値Nset以上であるか否かを判断する(満席状
態判定手段:ステップS6)。具体的には、予めROM
に記憶された下記の数3の式を演算する。
記の数値Nset以上であるか否かを判断する(満席状
態判定手段:ステップS6)。具体的には、予めROM
に記憶された下記の数3の式を演算する。
【数3】N≧Nset
【0028】このステップS6の判断結果がNOの場合
には、ステップS2の処理に戻る。また、ステップS6
の判断結果がYESの場合には、ステップS3で算出し
た、路線バス2の客室内の乗客数Nに応じた冷風量調節
ドア9の停止位置を決定する(ステップS7)。具体的
には、予めROMに記憶された図7の特性図から冷風量
調節ドア9による立席側通路4c、4dの目標ドア開度
θを決定する。
には、ステップS2の処理に戻る。また、ステップS6
の判断結果がYESの場合には、ステップS3で算出し
た、路線バス2の客室内の乗客数Nに応じた冷風量調節
ドア9の停止位置を決定する(ステップS7)。具体的
には、予めROMに記憶された図7の特性図から冷風量
調節ドア9による立席側通路4c、4dの目標ドア開度
θを決定する。
【0029】次に、遠心式送風機8のブロワ電圧Vを決
定する(ステップS8)。このように図6の一連の処理
が終了すると、各ステップで決定した目標ドア開度θお
よびブロワ電圧Vとなるように複数個のサーボモータ2
3および複数個のブロワモータ17に対して制御信号を
出力する(空調制御手段:ステップS9)。そして、ス
テップS10にて、制御サイクル時間であるτの経過を
待ってステップS2の処理に戻る。
定する(ステップS8)。このように図6の一連の処理
が終了すると、各ステップで決定した目標ドア開度θお
よびブロワ電圧Vとなるように複数個のサーボモータ2
3および複数個のブロワモータ17に対して制御信号を
出力する(空調制御手段:ステップS9)。そして、ス
テップS10にて、制御サイクル時間であるτの経過を
待ってステップS2の処理に戻る。
【0030】〔実施形態の作用〕次に、本実施形態の路
線バス用冷房装置1の作動を図1ないし図7に基づいて
簡単に説明する。
線バス用冷房装置1の作動を図1ないし図7に基づいて
簡単に説明する。
【0031】乗客が路線バス2に乗車するために、入口
側ドア24のドアステップを通過すると、入口側ドアス
テップ安全センサ32の発光素子32aから発光された
光が一旦遮断されるので、受光素子32bから電気信号
がエアコン制御装置5に入力される。そして、乗客が入
口側ドア24のドアステップを通過する毎に、受光素子
32bからの電気信号の入力数をカウントしていき、そ
の積算値を最初の停留所を発車してから現在までの乗車
数Xとして演算する。
側ドア24のドアステップを通過すると、入口側ドアス
テップ安全センサ32の発光素子32aから発光された
光が一旦遮断されるので、受光素子32bから電気信号
がエアコン制御装置5に入力される。そして、乗客が入
口側ドア24のドアステップを通過する毎に、受光素子
32bからの電気信号の入力数をカウントしていき、そ
の積算値を最初の停留所を発車してから現在までの乗車
数Xとして演算する。
【0032】一方、乗客が路線バス2から降車するため
に、出口側ドア25のドアステップを通過すると、出口
側ドアステップ安全センサ33の発光素子33aから発
光された光が一旦遮断されるので、受光素子33bから
電気信号がエアコン制御装置5に入力される。そして、
乗客が出口側ドア25のドアステップを通過する毎に、
受光素子33bからの電気信号の入力数をカウントして
いき、その積算値を最初(2番目)の停留所を発車して
から現在までの降車数Yとして演算する。
に、出口側ドア25のドアステップを通過すると、出口
側ドアステップ安全センサ33の発光素子33aから発
光された光が一旦遮断されるので、受光素子33bから
電気信号がエアコン制御装置5に入力される。そして、
乗客が出口側ドア25のドアステップを通過する毎に、
受光素子33bからの電気信号の入力数をカウントして
いき、その積算値を最初(2番目)の停留所を発車して
から現在までの降車数Yとして演算する。
【0033】そして、エアコン制御装置5は、上記の数
1の式に基づいて、乗車数Xから降車数Yを差し引い
て、路線バス2の客室内の乗客数Nを演算する。ここ
で、図6のように、制御サイクル時間(τ)毎に上記の
演算処理を行っても良いし、停留所に止まる毎に、この
上記の演算処理を行っても良い。
1の式に基づいて、乗車数Xから降車数Yを差し引い
て、路線バス2の客室内の乗客数Nを演算する。ここ
で、図6のように、制御サイクル時間(τ)毎に上記の
演算処理を行っても良いし、停留所に止まる毎に、この
上記の演算処理を行っても良い。
【0034】そして、予め決められた路線バス2の客室
内の座席数Sと係数αとから客室内が満席状態であるか
否かを判断する。具体的には、座席数Sを31席とする
と、この座席数Sの80%(係数)のとき、つまり25
人の乗客があるときを客室内が満席状態であると判断す
る。
内の座席数Sと係数αとから客室内が満席状態であるか
否かを判断する。具体的には、座席数Sを31席とする
と、この座席数Sの80%(係数)のとき、つまり25
人の乗客があるときを客室内が満席状態であると判断す
る。
【0035】したがって、乗客数NがNset(25
人)以上となったら、路線バス2の立席側に乗客がいる
と判断して、冷風量調節ドア9を動かす。このとき、乗
客数Nが多ければ多い程、冷風量調節ドア9の目標ドア
開度が大きくなるようにサーボモータ23に制御出力が
出される。
人)以上となったら、路線バス2の立席側に乗客がいる
と判断して、冷風量調節ドア9を動かす。このとき、乗
客数Nが多ければ多い程、冷風量調節ドア9の目標ドア
開度が大きくなるようにサーボモータ23に制御出力が
出される。
【0036】これにより、複数個の遠心式送風機8の作
動によって、車室内または車室外から左座席側、右座席
側のクーリングユニット3内に吸い込まれた空気は、左
座席側、右座席側の冷媒蒸発器7を通過する際に冷やさ
れて冷風となる。そして、冷風は、左側、右側天井肩部
に設置された冷房ダクト4を路線バス2の進行方向の前
方および後方に流れる。
動によって、車室内または車室外から左座席側、右座席
側のクーリングユニット3内に吸い込まれた空気は、左
座席側、右座席側の冷媒蒸発器7を通過する際に冷やさ
れて冷風となる。そして、冷風は、左側、右側天井肩部
に設置された冷房ダクト4を路線バス2の進行方向の前
方および後方に流れる。
【0037】このとき、冷媒蒸発器7を通過した冷風の
一部は、常に開かれている座席側通路4a、4bを通っ
て各座席側吹出口21から、図1に示したように、路線
バス2の左座席側の空調ゾーンAおよび右座席側の空調
ゾーンBに向けて吹き出される。これにより、路線バス
2の座席に着座している座席側の乗客の頭胸部に向けて
冷風が吹き出されることによって、座席側の乗客が冷風
感を得る。
一部は、常に開かれている座席側通路4a、4bを通っ
て各座席側吹出口21から、図1に示したように、路線
バス2の左座席側の空調ゾーンAおよび右座席側の空調
ゾーンBに向けて吹き出される。これにより、路線バス
2の座席に着座している座席側の乗客の頭胸部に向けて
冷風が吹き出されることによって、座席側の乗客が冷風
感を得る。
【0038】一方、冷媒蒸発器7を通過した冷風の残部
は、冷風量調節ドア9の開度に応じて立席側通路4c、
4d内に導入される。そして、冷風は、立席側通路4
c、4dを前後方向に流れながら各立席側吹出口22か
ら、図1に示したように、つまり左座席側、右座席側の
冷風ダクト4の各立席側吹出口22から路線バス2の立
席側の空調ゾーンC、Dに向けて吹き出される。これに
より、路線バス2の立席側の空調ゾーンC、D内で立っ
ている立席側の乗客の頭胸部に向けて冷風が吹き出され
ることによって、立席側の乗客が冷風感を得る。
は、冷風量調節ドア9の開度に応じて立席側通路4c、
4d内に導入される。そして、冷風は、立席側通路4
c、4dを前後方向に流れながら各立席側吹出口22か
ら、図1に示したように、つまり左座席側、右座席側の
冷風ダクト4の各立席側吹出口22から路線バス2の立
席側の空調ゾーンC、Dに向けて吹き出される。これに
より、路線バス2の立席側の空調ゾーンC、D内で立っ
ている立席側の乗客の頭胸部に向けて冷風が吹き出され
ることによって、立席側の乗客が冷風感を得る。
【0039】なお、乗客数Nが増えれば増える程、冷風
量調節ドア9の開度が大きくなるため、立席側の乗客の
頭胸部に向けて吹き出す冷風量は増加し、座席側の乗客
の頭胸部に向けて吹き出す冷風量は減少するので、路線
バス2の客室内が混み合ってきて立席側の乗客が増えて
も充分な冷風感が得られる。
量調節ドア9の開度が大きくなるため、立席側の乗客の
頭胸部に向けて吹き出す冷風量は増加し、座席側の乗客
の頭胸部に向けて吹き出す冷風量は減少するので、路線
バス2の客室内が混み合ってきて立席側の乗客が増えて
も充分な冷風感が得られる。
【0040】〔実施形態の効果〕以上のように、路線バ
ス用冷房装置1は、路線バス2の客室内の乗客数が多け
れば多い程、冷風ダクト4の各座席側吹出口21から座
席側の空調ゾーンA、Bに向けて吹き出す冷風量を減ら
して、冷風ダクト4の各立席側吹出口22から立席側の
空調ゾーンC、Dに向けて吹き出す冷風量を多くするこ
とにより、立席側の乗客の冷風感を向上することができ
る。
ス用冷房装置1は、路線バス2の客室内の乗客数が多け
れば多い程、冷風ダクト4の各座席側吹出口21から座
席側の空調ゾーンA、Bに向けて吹き出す冷風量を減ら
して、冷風ダクト4の各立席側吹出口22から立席側の
空調ゾーンC、Dに向けて吹き出す冷風量を多くするこ
とにより、立席側の乗客の冷風感を向上することができ
る。
【0041】また、路線バス2の客室内の乗客数が少な
ければ少ない程、冷風ダクト4の各立席側吹出口22か
ら立席側の空調ゾーンC、Dに向けて吹き出す冷風量を
少なくして、冷風ダクト4の各座席側吹出口21から座
席側の空調ゾーンA、Bに向けて吹き出す冷風量を多く
することにより、座席側の乗客の冷風感を向上すること
ができる。そして、路線バス2の客室内の乗客数が設定
値(例えば25人)よりも少ない場合には、冷風ダクト
4の各座席側吹出口21からのみ座席側の空調ゾーン
A、Bに向けて冷風を吹き出すことにより、座席側の乗
客の冷風感が更に向上する。
ければ少ない程、冷風ダクト4の各立席側吹出口22か
ら立席側の空調ゾーンC、Dに向けて吹き出す冷風量を
少なくして、冷風ダクト4の各座席側吹出口21から座
席側の空調ゾーンA、Bに向けて吹き出す冷風量を多く
することにより、座席側の乗客の冷風感を向上すること
ができる。そして、路線バス2の客室内の乗客数が設定
値(例えば25人)よりも少ない場合には、冷風ダクト
4の各座席側吹出口21からのみ座席側の空調ゾーン
A、Bに向けて冷風を吹き出すことにより、座席側の乗
客の冷風感が更に向上する。
【0042】したがって、路線バス2の客室内の混み具
合に応じて、座席側の空調ゾーンA、Bに向けて吹き出
す空気の吹出風量と立席側の空調ゾーンC、Dに向けて
吹き出す空気の吹出風量とを簡単に調節することができ
る。これにより、路線バス2の客室内の乗客数に応じた
快適な冷風感制御を行うことができる。また、クーリン
グユニット3とは別置きの送風扇や冷風扇などを使用す
ることなく、立席側の乗客の冷風感を向上できるので、
部品点数が減少することにより路線バス用冷房装置1の
製品価格を低減することができる。さらに、送風扇や冷
風扇などの設置スペースが不要となるので、路線バス2
の客室内の居住空間が広がり、乗客が路線バス2の立席
を通路として自由に動くことができ、客室内の乗車人数
も増やすことができる。
合に応じて、座席側の空調ゾーンA、Bに向けて吹き出
す空気の吹出風量と立席側の空調ゾーンC、Dに向けて
吹き出す空気の吹出風量とを簡単に調節することができ
る。これにより、路線バス2の客室内の乗客数に応じた
快適な冷風感制御を行うことができる。また、クーリン
グユニット3とは別置きの送風扇や冷風扇などを使用す
ることなく、立席側の乗客の冷風感を向上できるので、
部品点数が減少することにより路線バス用冷房装置1の
製品価格を低減することができる。さらに、送風扇や冷
風扇などの設置スペースが不要となるので、路線バス2
の客室内の居住空間が広がり、乗客が路線バス2の立席
を通路として自由に動くことができ、客室内の乗車人数
も増やすことができる。
【0043】そして、本来は、入口側ドア24または出
口側ドア25による乗客の挟み込みを防止する安全装置
の一構成部品である入口側ドアステップ安全センサ32
および出口側ドアステップ安全センサ33を利用して路
線バス2の客室内の乗客数Nを算出しているので、部品
点数を増加させることなく、また乗務員が路線バス2の
客室内の混み具合を確認することなく、正確な乗客数N
を把握することができる。
口側ドア25による乗客の挟み込みを防止する安全装置
の一構成部品である入口側ドアステップ安全センサ32
および出口側ドアステップ安全センサ33を利用して路
線バス2の客室内の乗客数Nを算出しているので、部品
点数を増加させることなく、また乗務員が路線バス2の
客室内の混み具合を確認することなく、正確な乗客数N
を把握することができる。
【0044】〔他の実施形態〕本実施形態では、空調ユ
ニットとして冷風ダクト4の中央寄りに設置されるクー
リングユニット3を使用したが、空調ユニットとして1
ユニット式のエアコンユニットを使用しても良い。ま
た、空調ユニットとして、暖房のみを行うことが可能な
ヒータユニットや、送風機のみの換気ユニットを使用し
ても良い。
ニットとして冷風ダクト4の中央寄りに設置されるクー
リングユニット3を使用したが、空調ユニットとして1
ユニット式のエアコンユニットを使用しても良い。ま
た、空調ユニットとして、暖房のみを行うことが可能な
ヒータユニットや、送風機のみの換気ユニットを使用し
ても良い。
【0045】本実施形態では、吹出風量調節ドアとして
座席側通路4a、4bおよび立席側通路4c、4dの両
方を開閉する冷風量調節ドア9を設けたが、冷風量調節
ドア9の代わりに立席側通路4c、4dのみを開閉する
吹出風量調節ドアを設けても良い。また、各立席側吹出
口22毎に吹出口開閉ドア等の吹出風量調節ドアを設け
ても良い。さらに、クーリングユニット3を冷風ダクト
4の前方側または後方側に配置することにより、冷風量
調節ドア9の個数を4個から2個に減らすこともでき
る。
座席側通路4a、4bおよび立席側通路4c、4dの両
方を開閉する冷風量調節ドア9を設けたが、冷風量調節
ドア9の代わりに立席側通路4c、4dのみを開閉する
吹出風量調節ドアを設けても良い。また、各立席側吹出
口22毎に吹出口開閉ドア等の吹出風量調節ドアを設け
ても良い。さらに、クーリングユニット3を冷風ダクト
4の前方側または後方側に配置することにより、冷風量
調節ドア9の個数を4個から2個に減らすこともでき
る。
【0046】本実施形態では、路線バス2の客室内の乗
客数を検出する方法として、光電スイッチを使用した
が、路線バス2、鉄道車両または船舶等の乗り物の客室
内の乗客数を検出する方法として、客室内の座席に乗客
が座っているか否かを判定したり、客室内の立席で乗客
が立っているか否かを判定したりするための放射温度
計、赤外線カメラ等の非接触位置センサや接触位置セン
サを利用して客室内の乗客数を検出する方法を使用して
も良い。また、客室内の座席に乗客が座っていることを
変位センサにより検出しても良い。さらに、乗務員が自
ら乗客数をカウントする方法を使用しても良い。この場
合には、乗務員のマニュアル制御により吹出風量調節ド
アを動かしても良い。
客数を検出する方法として、光電スイッチを使用した
が、路線バス2、鉄道車両または船舶等の乗り物の客室
内の乗客数を検出する方法として、客室内の座席に乗客
が座っているか否かを判定したり、客室内の立席で乗客
が立っているか否かを判定したりするための放射温度
計、赤外線カメラ等の非接触位置センサや接触位置セン
サを利用して客室内の乗客数を検出する方法を使用して
も良い。また、客室内の座席に乗客が座っていることを
変位センサにより検出しても良い。さらに、乗務員が自
ら乗客数をカウントする方法を使用しても良い。この場
合には、乗務員のマニュアル制御により吹出風量調節ド
アを動かしても良い。
【0047】本実施形態では、図7の特性図に実線で示
したように、路線バス2の客室内の乗客数に対する冷風
量調節ドア9の目標ドア開度θを直線状に変化させた
が、図7の特性図に一点鎖線で示したように、路線バス
2の客室内の乗客数に対する冷風量調節ドア9の目標ド
ア開度θを凸状または凹状に湾曲するように変化させて
も良い。また、冷風量調節ドア9等の吹出風量調節ドア
の目標ドア開度を段階的に変化させても良い。
したように、路線バス2の客室内の乗客数に対する冷風
量調節ドア9の目標ドア開度θを直線状に変化させた
が、図7の特性図に一点鎖線で示したように、路線バス
2の客室内の乗客数に対する冷風量調節ドア9の目標ド
ア開度θを凸状または凹状に湾曲するように変化させて
も良い。また、冷風量調節ドア9等の吹出風量調節ドア
の目標ドア開度を段階的に変化させても良い。
【図1】路線バス用冷房装置の通風系の主要構成を示し
た透視図である(実施形態)。
た透視図である(実施形態)。
【図2】路線バス用冷房装置の通風系の主要構成を示し
た概略図である(実施形態)。
た概略図である(実施形態)。
【図3】路線バス用冷房装置の冷凍サイクルを示した構
成図である。
成図である。
【図4】路線バス用冷房装置の制御系を示したブロック
図である(実施形態)。
図である(実施形態)。
【図5】路線バスの安全センサ架装位置を示した透視図
である(実施形態)。
である(実施形態)。
【図6】エアコン制御装置の主要な制御プログラムの一
例を示したフロチャートである(実施形態)。
例を示したフロチャートである(実施形態)。
【図7】路線バスの客室内の乗客数に対する冷風量調節
ドアの目標ドア開度を示した特性図である(実施形
態)。
ドアの目標ドア開度を示した特性図である(実施形
態)。
【図8】従来の大型バス車両用の冷房装置と冷風扇を示
した概略図である。
した概略図である。
A 左座席側の空調ゾーン B 右座席側の空調ゾーン C 左座席寄りの立席側の空調ゾーン D 右座席寄りの立席側の空調ゾーン E サブエンジン 1 路線バス用冷房装置(空気調和装置) 2 路線バス 3 クーリングユニット(空調ユニット) 4 冷房ダクト(空調ダクト) 5 エアコン制御装置(空調制御手段、乗客数検出手
段、座席数設定手段) 6 冷凍サイクル 7 冷媒蒸発器 8 遠心式送風機 9 冷風量調節ドア(吹出風量調節ドア) 11 冷媒圧縮機 17 ブロワモータ 18 遠心式ブロワ 20 仕切り板 21 座席側吹出口(第1吹出口) 22 立席側吹出口(第2吹出口) 23 サーボモータ 24 入口側ドア 25 出口側ドア 31 コントロールパネル 32 入口側ドアステップ安全センサ(乗車数検出手
段) 33 出口側ドアステップ安全センサ(降車数検出手
段) 4a 座席側通路 4b 座席側通路 4c 立席側通路 4d 立席側通路
段、座席数設定手段) 6 冷凍サイクル 7 冷媒蒸発器 8 遠心式送風機 9 冷風量調節ドア(吹出風量調節ドア) 11 冷媒圧縮機 17 ブロワモータ 18 遠心式ブロワ 20 仕切り板 21 座席側吹出口(第1吹出口) 22 立席側吹出口(第2吹出口) 23 サーボモータ 24 入口側ドア 25 出口側ドア 31 コントロールパネル 32 入口側ドアステップ安全センサ(乗車数検出手
段) 33 出口側ドアステップ安全センサ(降車数検出手
段) 4a 座席側通路 4b 座席側通路 4c 立席側通路 4d 立席側通路
Claims (4)
- 【請求項1】(a)客室を空調する空調ユニットと、 (b)この空調ユニットの空気の流れ方向に下流側に連
結され、 前記空調ユニットから前記客室のうちの座席側の空調ゾ
ーンへ向けて空気を吹き出す第1吹出口、および前記空
調ユニットから前記客室のうちの立席側の空調ゾーンへ
向けて空気を吹き出す第2吹出口が開口した空調ダクト
と、 (c)前記客室内の乗客数に基づいて、前記第2吹出口
から前記立席側の空調ゾーンに吹き出す空気の吹出風量
を調節する吹出風量調節手段とを備えた空気調和装置。 - 【請求項2】請求項1に記載の空気調和装置において、 前記吹出風量調節手段は、前記第2吹出口から前記立席
側の空調ゾーンに吹き出す空気の吹出風量を調節する吹
出風量調節ドアと、この吹出風量調節ドアの開度を制御
する空調制御手段とからなり、 前記空調制御手段は、前記立席側の空調ゾーン内の乗客
数が多ければ多い程、前記第2吹出口から前記立席側の
空調ゾーンに向けて吹き出す空気の吹出風量を増加させ
るように前記吹出風量調節ドアの開度を制御することを
特徴とする空気調和装置。 - 【請求項3】請求項2に記載の空気調和装置において、 前記空調制御手段は、前記客室内の乗客数を検出する乗
客数検出手段、および前記客席内の座席数を設定する座
席数設定手段を有し、 前記乗客数検出手段で検出した前記客室内の乗客数を
N、前記座席数設定手段で設定した前記客室内の座席数
をSとしたとき、 S×0.8=Nset、 N≧Nset の関係を満足した場合に、 前記乗客数検出手段で検出した前記客室内の乗客数が増
加すればする程、前記第2吹出口の開度を大きくするよ
うに前記吹出風量調節ドアを制御することを特徴とする
空気調和装置。 - 【請求項4】請求項3に記載の空気調和装置において、 前記乗客数検出手段は、前記客室内に入るための入口ド
ア部を通過する乗車数を検出する乗車数検出手段、およ
び前記客室内に入るための出口ドア部を通過する降車数
を検出する降車数検出手段を有し、前記乗車数検出手段
で検出した乗車数から前記降車数検出手段で検出した降
車数を差し引いた人数から前記客室内の乗客数を検出す
ることを特徴とする空気調和装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3585297A JPH10230731A (ja) | 1997-02-20 | 1997-02-20 | 空気調和装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3585297A JPH10230731A (ja) | 1997-02-20 | 1997-02-20 | 空気調和装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10230731A true JPH10230731A (ja) | 1998-09-02 |
Family
ID=12453531
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3585297A Pending JPH10230731A (ja) | 1997-02-20 | 1997-02-20 | 空気調和装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10230731A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002183720A (ja) * | 2000-12-19 | 2002-06-28 | Koito Ind Ltd | 乗車状況判定装置 |
| JP2007131202A (ja) * | 2005-11-11 | 2007-05-31 | Denso Corp | 車両用空調制御装置 |
| CN112693280A (zh) * | 2020-12-31 | 2021-04-23 | 四川永志人防设备检测有限公司 | 一种用于汽车起重机的冷暧空调集成系统 |
-
1997
- 1997-02-20 JP JP3585297A patent/JPH10230731A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002183720A (ja) * | 2000-12-19 | 2002-06-28 | Koito Ind Ltd | 乗車状況判定装置 |
| JP2007131202A (ja) * | 2005-11-11 | 2007-05-31 | Denso Corp | 車両用空調制御装置 |
| CN112693280A (zh) * | 2020-12-31 | 2021-04-23 | 四川永志人防设备检测有限公司 | 一种用于汽车起重机的冷暧空调集成系统 |
| CN112693280B (zh) * | 2020-12-31 | 2023-08-15 | 四川永志人防设备检测有限公司 | 一种用于汽车起重机的冷暧空调集成系统 |
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