JPH10231340A - 光硬化性樹脂組成物およびその製造方法 - Google Patents
光硬化性樹脂組成物およびその製造方法Info
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- JPH10231340A JPH10231340A JP9346127A JP34612797A JPH10231340A JP H10231340 A JPH10231340 A JP H10231340A JP 9346127 A JP9346127 A JP 9346127A JP 34612797 A JP34612797 A JP 34612797A JP H10231340 A JPH10231340 A JP H10231340A
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- meth
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- acrylate
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ビスアシルホスフィンオキシド系光重合開始
剤の失活を防止し、光ファイバ被覆用として有用な光硬
化性樹脂組成物を得る。 【解決手段】 (A)ポリウレタン(メタ)アクリレー
トオリゴマー、(B)エチレン性不飽和化合物、(C)
ビスアシルホスフィンオキシド系光重合開始剤を含有す
る光硬化性組成物において、(D)錫成分を含有せず第
3級アミンを含有させることにより、前記(C)成分の
分解及び失活を防止する。(A)成分は、ポリオール成
分として脂肪族C14-40 ポリオール(水添ダイマージオ
ール,12−ヒドロキシステアリルアルコールなど)を
含んでいてもよい。光硬化性組成物を用い、ガラスファ
イバを一次被覆したり、この一次被覆層を介して、光フ
ァイバを間接的に被覆し、光照射することにより被覆さ
れた光ファイバを得る。
剤の失活を防止し、光ファイバ被覆用として有用な光硬
化性樹脂組成物を得る。 【解決手段】 (A)ポリウレタン(メタ)アクリレー
トオリゴマー、(B)エチレン性不飽和化合物、(C)
ビスアシルホスフィンオキシド系光重合開始剤を含有す
る光硬化性組成物において、(D)錫成分を含有せず第
3級アミンを含有させることにより、前記(C)成分の
分解及び失活を防止する。(A)成分は、ポリオール成
分として脂肪族C14-40 ポリオール(水添ダイマージオ
ール,12−ヒドロキシステアリルアルコールなど)を
含んでいてもよい。光硬化性組成物を用い、ガラスファ
イバを一次被覆したり、この一次被覆層を介して、光フ
ァイバを間接的に被覆し、光照射することにより被覆さ
れた光ファイバを得る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光重合開始剤の失
活を抑制でき、プラスチック、木、陶磁器、ガラス、金
属、紙などのコーティング材、光形成材料、三次元立体
成形材料、印刷版材料などとして有用な光硬化性樹脂組
成物、特に、光ファイバ被覆用材料として好適な光硬化
性樹脂組成物およびその製造方法、並びに光ファイバに
関する。
活を抑制でき、プラスチック、木、陶磁器、ガラス、金
属、紙などのコーティング材、光形成材料、三次元立体
成形材料、印刷版材料などとして有用な光硬化性樹脂組
成物、特に、光ファイバ被覆用材料として好適な光硬化
性樹脂組成物およびその製造方法、並びに光ファイバに
関する。
【0002】
【従来の技術】光ファイバに用いられるガラスファイバ
は、非常に脆く傷つき易いだけでなく、汚染によって光
伝送損失が大きくなる。このため、ガラスファイバを保
護および補強するため、ガラスファイバの線引き直後
に、その表面に柔らかく、ヤング率の低い温度依存性の
小さなウレタン(メタ)アクリレート系紫外線硬化型樹
脂(以下、単にUV樹脂と称する場合がある)で1次被
覆した後、高いヤング率を有する紫外線硬化型樹脂で2
次被覆している。さらに光ファイバを識別するため、カ
ラー材で3次被覆する場合がある。この3次被覆を含め
てコーティングした1本のファイバをファイバ素線とい
う。さらに、数本のファイバ素線を束ねて、テープ化材
によりテープ状にしたものをテープ心線といい、そのテ
ープ化材としてもUV樹脂が使用されている。さらに、
複数本のテープ心線を収納して光ケーブルとして使用し
ている。また、一般家庭などに引き込むための光ファイ
バをドロップワイヤ、引き落とし線などと称しており、
このドロップワイヤにも、1本又は2〜3本のファイバ
素線をヤング率の高いUV樹脂で肉厚に被覆したワイヤ
が使用されている。
は、非常に脆く傷つき易いだけでなく、汚染によって光
伝送損失が大きくなる。このため、ガラスファイバを保
護および補強するため、ガラスファイバの線引き直後
に、その表面に柔らかく、ヤング率の低い温度依存性の
小さなウレタン(メタ)アクリレート系紫外線硬化型樹
脂(以下、単にUV樹脂と称する場合がある)で1次被
覆した後、高いヤング率を有する紫外線硬化型樹脂で2
次被覆している。さらに光ファイバを識別するため、カ
ラー材で3次被覆する場合がある。この3次被覆を含め
てコーティングした1本のファイバをファイバ素線とい
う。さらに、数本のファイバ素線を束ねて、テープ化材
によりテープ状にしたものをテープ心線といい、そのテ
ープ化材としてもUV樹脂が使用されている。さらに、
複数本のテープ心線を収納して光ケーブルとして使用し
ている。また、一般家庭などに引き込むための光ファイ
バをドロップワイヤ、引き落とし線などと称しており、
このドロップワイヤにも、1本又は2〜3本のファイバ
素線をヤング率の高いUV樹脂で肉厚に被覆したワイヤ
が使用されている。
【0003】これら被覆材用のUV樹脂に共通して要求
される性質としては、適当な粘度であること、長期保存
後の粘度変化が少なく、低紫外線照射量でも硬化する速
硬化性であること、水素ガス発生量が少なく、被覆ガラ
スファイバの長期信頼性が高いことなどが挙げられる。
される性質としては、適当な粘度であること、長期保存
後の粘度変化が少なく、低紫外線照射量でも硬化する速
硬化性であること、水素ガス発生量が少なく、被覆ガラ
スファイバの長期信頼性が高いことなどが挙げられる。
【0004】特に、近年光ファイバの生産性を向上する
ため、溶融したガラスファイバ母材からの線引き速度を
速めると、線引きに引き続いて行われるUV樹脂による
被覆工程での紫外線照射量が少なくなり、硬化物のヤン
グ率が低下する。そのため、光開始剤として、活性が高
く、速硬化性のアシルホスフィンオキシド系光重合開始
剤を含む樹脂組成物が提案されている。例えば、モノア
シルホスフィンオキシドを含む組成物に関し、特開平4
−6125号公報、特開平4−296315号公報に
は、エチレン性不飽和結合を有するポリウレタン、エチ
レン性不飽和結合を有するモノマー、アシルホスフィン
オキシドと第3級アミノ基を有する化合物(モルホリン
環を有する化合物)との混合物で構成された光開始剤を
含む光硬化性樹脂組成物が開示されている。これらの文
献には、ウレタン化触媒として錫化合物を用いた例が記
載されている。
ため、溶融したガラスファイバ母材からの線引き速度を
速めると、線引きに引き続いて行われるUV樹脂による
被覆工程での紫外線照射量が少なくなり、硬化物のヤン
グ率が低下する。そのため、光開始剤として、活性が高
く、速硬化性のアシルホスフィンオキシド系光重合開始
剤を含む樹脂組成物が提案されている。例えば、モノア
シルホスフィンオキシドを含む組成物に関し、特開平4
−6125号公報、特開平4−296315号公報に
は、エチレン性不飽和結合を有するポリウレタン、エチ
レン性不飽和結合を有するモノマー、アシルホスフィン
オキシドと第3級アミノ基を有する化合物(モルホリン
環を有する化合物)との混合物で構成された光開始剤を
含む光硬化性樹脂組成物が開示されている。これらの文
献には、ウレタン化触媒として錫化合物を用いた例が記
載されている。
【0005】ビスアシルホスフィンオキシドを含む組成
物に関し、特開平6−298818号公報には、エチレ
ン性不飽和重合性化合物と、ビスアシルホスフィンオキ
シド[ビス(2,4,6−トリメチルベンゾイル)−2
−メチルプロピルホスフィンオキシドなど]を含む光硬
化性樹脂組成物が開示されている。特開平8−2596
42号公報には、ウレタンアクリレートなどのエチレン
性不飽和結合を有するポリマー、エチレン性不飽和結合
を有するモノマー、モノアシルホスフィンオキシドより
も硬化性の高いビスアシルホスフィンオキシド[ビス
(2,6−ジメトキシベンゾイル)−2,4,4−トリ
メチルペンチルホスフィンオキシドなど]を含む光硬化
性樹脂組成物が開示されている。この文献には、ウレタ
ン化触媒として錫化合物を用いた例が記載されている。
さらに、特開平8−127630号公報には、ウレタン
(メタ)アクリレート、N−ビニルピロリドン、第3ア
ミン類および光重合開始剤(2,4,6−トリメチルベ
ンゾイルジフェニルホスフィンオキシドなど)を含む光
硬化性樹脂組成物が開示されている。これらの文献に
も、ウレタン化触媒として錫化合物を用いた例が記載さ
れている。
物に関し、特開平6−298818号公報には、エチレ
ン性不飽和重合性化合物と、ビスアシルホスフィンオキ
シド[ビス(2,4,6−トリメチルベンゾイル)−2
−メチルプロピルホスフィンオキシドなど]を含む光硬
化性樹脂組成物が開示されている。特開平8−2596
42号公報には、ウレタンアクリレートなどのエチレン
性不飽和結合を有するポリマー、エチレン性不飽和結合
を有するモノマー、モノアシルホスフィンオキシドより
も硬化性の高いビスアシルホスフィンオキシド[ビス
(2,6−ジメトキシベンゾイル)−2,4,4−トリ
メチルペンチルホスフィンオキシドなど]を含む光硬化
性樹脂組成物が開示されている。この文献には、ウレタ
ン化触媒として錫化合物を用いた例が記載されている。
さらに、特開平8−127630号公報には、ウレタン
(メタ)アクリレート、N−ビニルピロリドン、第3ア
ミン類および光重合開始剤(2,4,6−トリメチルベ
ンゾイルジフェニルホスフィンオキシドなど)を含む光
硬化性樹脂組成物が開示されている。これらの文献に
も、ウレタン化触媒として錫化合物を用いた例が記載さ
れている。
【0006】なお、特開平5−306146号公報に
は、脂肪族ポリイソシアネートを用いたポリエーテルポ
リオール系ウレタンオリゴマーと、反応性希釈剤と、シ
ラン接着増進剤と、一般的な光開始剤とを含むコーティ
ング組成物が開示されている。この文献には、ウレタン
化触媒として、錫化合物,有機酸金属塩,アミン類など
が使用できることが記載されている。
は、脂肪族ポリイソシアネートを用いたポリエーテルポ
リオール系ウレタンオリゴマーと、反応性希釈剤と、シ
ラン接着増進剤と、一般的な光開始剤とを含むコーティ
ング組成物が開示されている。この文献には、ウレタン
化触媒として、錫化合物,有機酸金属塩,アミン類など
が使用できることが記載されている。
【0007】光重合開始剤としてアシルホスフィンオキ
シドを含む樹脂組成物は光重合性が高い。しかし、樹脂
組成物を保存すると、アシルホスフィンオキシドが失活
し、光硬化性が大きく低下する。特に少量であっても水
分の存在下では、アシルホスフィンオキシドが短時間内
に失活し、著しい場合には、被覆剤としての機能をまっ
たく果たせなくなる。重合開始剤の失活を防止するため
樹脂組成物中の水分を排除することが考えられるもの
の、樹脂組成物中の水分を「0」に維持することは実用
的に不可能である。
シドを含む樹脂組成物は光重合性が高い。しかし、樹脂
組成物を保存すると、アシルホスフィンオキシドが失活
し、光硬化性が大きく低下する。特に少量であっても水
分の存在下では、アシルホスフィンオキシドが短時間内
に失活し、著しい場合には、被覆剤としての機能をまっ
たく果たせなくなる。重合開始剤の失活を防止するため
樹脂組成物中の水分を排除することが考えられるもの
の、樹脂組成物中の水分を「0」に維持することは実用
的に不可能である。
【0008】一方、水素ガスの発生は、光伝送損失の増
加をもたらす。すなわち、水素ガスは樹脂やガラスに対
する拡散係数が大きいので、通常の使用条件でも石英フ
ァイバ中に水素が拡散し、石英ファイバの主成分SiO
2 やドーパントGeO2 などの欠陥部位に補足され、伝
送損失が増加するものと考えられている。従って、光フ
ァイバ被覆用紫外線硬化型樹脂組成物には、水素ガス発
生量の少ないことが要求されている。そのため、ウレタ
ンアクリレートなどのエチレン性不飽和結合を有する化
合物と、ピペリジン環を有する(メタ)アクリレートと
を含む組成物に、フェノール系酸化防止剤や硫黄系酸化
防止剤などを添加したガラスファイバ用被覆材料が開示
されている(特開平2−11611号公報)。このよう
な樹脂組成物でも水素ガス発生量は低減することはでき
る。しかし、酸化防止剤の添加により、硬化速度が低下
したり、ゲル分率が低下する。そのため、光硬化性樹脂
組成物の高い特性を維持しつつ、水素ガス発生量を低減
することが困難となる。
加をもたらす。すなわち、水素ガスは樹脂やガラスに対
する拡散係数が大きいので、通常の使用条件でも石英フ
ァイバ中に水素が拡散し、石英ファイバの主成分SiO
2 やドーパントGeO2 などの欠陥部位に補足され、伝
送損失が増加するものと考えられている。従って、光フ
ァイバ被覆用紫外線硬化型樹脂組成物には、水素ガス発
生量の少ないことが要求されている。そのため、ウレタ
ンアクリレートなどのエチレン性不飽和結合を有する化
合物と、ピペリジン環を有する(メタ)アクリレートと
を含む組成物に、フェノール系酸化防止剤や硫黄系酸化
防止剤などを添加したガラスファイバ用被覆材料が開示
されている(特開平2−11611号公報)。このよう
な樹脂組成物でも水素ガス発生量は低減することはでき
る。しかし、酸化防止剤の添加により、硬化速度が低下
したり、ゲル分率が低下する。そのため、光硬化性樹脂
組成物の高い特性を維持しつつ、水素ガス発生量を低減
することが困難となる。
【0009】なお、特開平4−77514号公報には、
炭素数36のダイマー酸を水素化した水添ダイマージオ
ールを使用したポリウレタンアクリレートが、表面張力
の低い基材(オフセットインキの印刷面やポリプロピレ
ンなど)に対する密着性が高く、硬化膜の吸水性が小さ
いことが記載されている。特開平5−262848号公
報には、水素化されていてもよいダイマー酸残基を有す
るポリエステルポリオールをベースとしたポリウレタン
(メタ)アクリレートが、低吸水性、耐温水老化性に優
れることが記載されている。特開平4−310545号
公報には、重合性ビニル基を有しない平均分子量500
以下の末端OH化合物(例えば、1,10−デカンジオ
ール、4,4′−メチレンビスシクロヘキサノールなど
の多価アルコール)を使用したポリウレタン(メタ)ア
クリレートが、高ヤング率で伸びのある2次被覆材、テ
ープ材を与えることが開示されている。
炭素数36のダイマー酸を水素化した水添ダイマージオ
ールを使用したポリウレタンアクリレートが、表面張力
の低い基材(オフセットインキの印刷面やポリプロピレ
ンなど)に対する密着性が高く、硬化膜の吸水性が小さ
いことが記載されている。特開平5−262848号公
報には、水素化されていてもよいダイマー酸残基を有す
るポリエステルポリオールをベースとしたポリウレタン
(メタ)アクリレートが、低吸水性、耐温水老化性に優
れることが記載されている。特開平4−310545号
公報には、重合性ビニル基を有しない平均分子量500
以下の末端OH化合物(例えば、1,10−デカンジオ
ール、4,4′−メチレンビスシクロヘキサノールなど
の多価アルコール)を使用したポリウレタン(メタ)ア
クリレートが、高ヤング率で伸びのある2次被覆材、テ
ープ材を与えることが開示されている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、UV樹脂を長期間保存しても光重合開始剤の失活が
少なく、長期間に亘って高い光硬化性及び高速被覆塗工
性を維持できる光硬化性樹脂組成物(特に光ファイバ被
覆用光硬化性樹脂組成物)およびその製造方法を提供す
ることにある。本発明の他の目的は、光重合開始剤とし
てのビスアシルホスフィンオキシドの加水分解を抑制
し、低紫外線照射量でも優れた速硬化性を維持できる光
硬化性樹脂組成物(特に光ファイバ被覆用光硬化性樹脂
組成物)およびその製造方法を提供することにある。本
発明のさらに他の目的は、水素ガス発生量の少ない光硬
化性樹脂組成物(特に光ファイバ被覆用光硬化性樹脂組
成物)およびその製造方法を提供することにある。本発
明の別の目的は、伝送損失の増加を抑制できる光ファイ
バの1次被覆材,2次被覆材、テープ材、ドロップワイ
ヤ被覆材、防水ファイバケーブル被覆材および海底ケー
ブル緩衝材を与える光ファイバ被覆用光硬化型樹脂組成
物を提供することにある。本発明のさらに別の目的は、
ビスアシルホスフィンオキシド系光重合開始剤を安定化
する方法を提供することにある。
は、UV樹脂を長期間保存しても光重合開始剤の失活が
少なく、長期間に亘って高い光硬化性及び高速被覆塗工
性を維持できる光硬化性樹脂組成物(特に光ファイバ被
覆用光硬化性樹脂組成物)およびその製造方法を提供す
ることにある。本発明の他の目的は、光重合開始剤とし
てのビスアシルホスフィンオキシドの加水分解を抑制
し、低紫外線照射量でも優れた速硬化性を維持できる光
硬化性樹脂組成物(特に光ファイバ被覆用光硬化性樹脂
組成物)およびその製造方法を提供することにある。本
発明のさらに他の目的は、水素ガス発生量の少ない光硬
化性樹脂組成物(特に光ファイバ被覆用光硬化性樹脂組
成物)およびその製造方法を提供することにある。本発
明の別の目的は、伝送損失の増加を抑制できる光ファイ
バの1次被覆材,2次被覆材、テープ材、ドロップワイ
ヤ被覆材、防水ファイバケーブル被覆材および海底ケー
ブル緩衝材を与える光ファイバ被覆用光硬化型樹脂組成
物を提供することにある。本発明のさらに別の目的は、
ビスアシルホスフィンオキシド系光重合開始剤を安定化
する方法を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前記目的
を達成するため鋭意検討の結果、ごく少量の錫系触媒が
存在していても、長期保存中にUV樹脂の粘度が著しく
増加し、高速被覆性を低下させること、錫系触媒及び水
分が共存すると、少量の水分量であっても、ビスアシル
ホスフィンオキシドが加水分解して失活し、光硬化性を
著しく低下させること、そして、ビスアシルホスフィン
オキシドと第3級アミン類とを組み合わせると、水分が
存在していてもビスアシルホスフィンオキシドの高い光
活性及び光硬化性を長期間に亘り維持できることを見い
だし、本発明を完成した。
を達成するため鋭意検討の結果、ごく少量の錫系触媒が
存在していても、長期保存中にUV樹脂の粘度が著しく
増加し、高速被覆性を低下させること、錫系触媒及び水
分が共存すると、少量の水分量であっても、ビスアシル
ホスフィンオキシドが加水分解して失活し、光硬化性を
著しく低下させること、そして、ビスアシルホスフィン
オキシドと第3級アミン類とを組み合わせると、水分が
存在していてもビスアシルホスフィンオキシドの高い光
活性及び光硬化性を長期間に亘り維持できることを見い
だし、本発明を完成した。
【0012】すなわち、本発明の光硬化性樹脂組成物
は、(A)ウレタン(メタ)アクリレートオリゴマー、
(B)エチレン性不飽和化合物、(C)下記式(i)
は、(A)ウレタン(メタ)アクリレートオリゴマー、
(B)エチレン性不飽和化合物、(C)下記式(i)
【0013】
【化2】 (式中、R1 は直鎖状又は分枝鎖状C1-12アルキル基、
シクロアルキル基、直鎖状又は分枝鎖状C1-12アルキル
基又はハロゲン原子が置換していてもよいアリール基を
示し、R2 およびR3 は同一又は異なって水素原子、直
鎖状又は分枝鎖状C1-12アルキル基または直鎖状又は分
枝鎖状C1-12アルコキシ基を示し、R4 およびR5 は同
一又は異なって水素原子または直鎖状又は分枝鎖状C
1-12アルキル基を示す)で表されるビスアシルホスフィ
ンオキシド系光重合開始剤、および(D)錫成分を実質
的に含まず第3級アミンを含んでいる。成分(A)に
は、ポリオール成分として炭素数14〜40のポリオー
ル(例えば、水添ダイマージオール、12−ヒドロキシ
ステアリルアルコールなどの高級脂肪酸から誘導された
脂肪族ジオールなど)を用いたウレタン(メタ)アクリ
レートオリゴマーなども含まれる。前記光硬化性樹脂組
成物は、液状光硬化性樹脂組成物、特に光ファイバ被覆
用光硬化性樹脂組成物として有用である。本発明の方法
には、(A)ウレタン(メタ)アクリレートオリゴマ
ー、(B)エチレン性不飽和化合物、および前記(C)
ビスアシルホスフィンオキシド系光重合開始剤を混合
し、(D)錫成分を実質的に含まず第3級アミンを含む
光硬化性樹脂組成物を製造する方法が含まれる。さらに
本発明は、ガラスファイバが前記光硬化性樹脂組成物の
硬化膜で直接的又は間接的に被覆されている光ファイ
バ、ガラスファイバを前記光硬化性樹脂組成物で直接的
又は間接的に被覆し、光照射により前記樹脂組成物を硬
化させる光ファイバの被覆方法も提供する。本発明は、
錫成分を実質的に含有せず(D)第3級アミンの共存に
より(C)ビスアシルホスフィンオキシド系光重合開始
剤を安定化する方法も提供する。
シクロアルキル基、直鎖状又は分枝鎖状C1-12アルキル
基又はハロゲン原子が置換していてもよいアリール基を
示し、R2 およびR3 は同一又は異なって水素原子、直
鎖状又は分枝鎖状C1-12アルキル基または直鎖状又は分
枝鎖状C1-12アルコキシ基を示し、R4 およびR5 は同
一又は異なって水素原子または直鎖状又は分枝鎖状C
1-12アルキル基を示す)で表されるビスアシルホスフィ
ンオキシド系光重合開始剤、および(D)錫成分を実質
的に含まず第3級アミンを含んでいる。成分(A)に
は、ポリオール成分として炭素数14〜40のポリオー
ル(例えば、水添ダイマージオール、12−ヒドロキシ
ステアリルアルコールなどの高級脂肪酸から誘導された
脂肪族ジオールなど)を用いたウレタン(メタ)アクリ
レートオリゴマーなども含まれる。前記光硬化性樹脂組
成物は、液状光硬化性樹脂組成物、特に光ファイバ被覆
用光硬化性樹脂組成物として有用である。本発明の方法
には、(A)ウレタン(メタ)アクリレートオリゴマ
ー、(B)エチレン性不飽和化合物、および前記(C)
ビスアシルホスフィンオキシド系光重合開始剤を混合
し、(D)錫成分を実質的に含まず第3級アミンを含む
光硬化性樹脂組成物を製造する方法が含まれる。さらに
本発明は、ガラスファイバが前記光硬化性樹脂組成物の
硬化膜で直接的又は間接的に被覆されている光ファイ
バ、ガラスファイバを前記光硬化性樹脂組成物で直接的
又は間接的に被覆し、光照射により前記樹脂組成物を硬
化させる光ファイバの被覆方法も提供する。本発明は、
錫成分を実質的に含有せず(D)第3級アミンの共存に
より(C)ビスアシルホスフィンオキシド系光重合開始
剤を安定化する方法も提供する。
【0014】なお、本明細書において、「錫成分を実質
的に含まない」とは、不可避的に混入する場合を除き、
錫成分の添加や錫成分を用いた反応生成物を含まないこ
とを意味する。また、アクリル系単量体およびメタクリ
ル系単量体を(メタ)アクリル系単量体として総称す
る。
的に含まない」とは、不可避的に混入する場合を除き、
錫成分の添加や錫成分を用いた反応生成物を含まないこ
とを意味する。また、アクリル系単量体およびメタクリ
ル系単量体を(メタ)アクリル系単量体として総称す
る。
【0015】
【発明の実施の形態】光ファイバの被覆に好適な本発明
の液状光硬化性樹脂組成物は、(A)ポリウレタン(メ
タ)アクリレートオリゴマー、(B)エチレン性不飽和
化合物、(C)前記式(i)で表されるビスアシルホス
フィンオキシド系光重合開始剤、および(D)第3級ア
ミン化合物で構成され、錫成分を実質的に含まない。こ
れらの成分(A)、(B)、(C)および(D)につい
て説明する。
の液状光硬化性樹脂組成物は、(A)ポリウレタン(メ
タ)アクリレートオリゴマー、(B)エチレン性不飽和
化合物、(C)前記式(i)で表されるビスアシルホス
フィンオキシド系光重合開始剤、および(D)第3級ア
ミン化合物で構成され、錫成分を実質的に含まない。こ
れらの成分(A)、(B)、(C)および(D)につい
て説明する。
【0016】[(A)ポリウレタン(メタ)アクリレー
トオリゴマー]ポリウレタン(メタ)アクリレートオリ
ゴマーは、ポリイソシアネート、ポリオール成分、およ
びヒドロキシル基を有する(メタ)アクリレートをウレ
タン化反応することにより得ることができる。ポリウレ
タン(メタ)アクリレートオリゴマーの重量平均分子量
は、例えば、200〜20000、好ましくは300〜
10000程度の範囲から選択できる。
トオリゴマー]ポリウレタン(メタ)アクリレートオリ
ゴマーは、ポリイソシアネート、ポリオール成分、およ
びヒドロキシル基を有する(メタ)アクリレートをウレ
タン化反応することにより得ることができる。ポリウレ
タン(メタ)アクリレートオリゴマーの重量平均分子量
は、例えば、200〜20000、好ましくは300〜
10000程度の範囲から選択できる。
【0017】ポリイソシアネート ポリイソシアネートには、芳香族ポリイソシアネート、
芳香脂肪族ポリイソシアネート、脂環族ポリイソシアネ
ート、脂肪族ポリイソシアネートなどが含まれる。ポリ
イソシアネートとしては、ジイソシアネートが広く用い
られる。芳香族ポリイソシアネートとしては、例えば、
ジイソシアネート[m−フェニレンジイソシアネート、
p−フェニレンジイソシアネート、4,4′−ジフェニ
ルジイソシアネート、1,5−ナフタレンジイソシアネ
ート、4,4′−ジフェニルメタンジイソシアネート、
2,4−又は2,6−トリレンジイソシアネート、4,
4′−トルイジンジイソシアネート、4,4′−ジフェ
ニルエーテルジイソシアネートなど]、ポリイソシアネ
ート[トリフェニルメタン−4,4′,4″−トリイソ
シアネート、1,3,5−トリイソシアネートベンゼ
ン、2,4,6−トリイソシアネートトルエン、4,
4′−ジフェニルメタン−2,2′,5,5′−テトラ
イソシアネートなど]が例示できる。
芳香脂肪族ポリイソシアネート、脂環族ポリイソシアネ
ート、脂肪族ポリイソシアネートなどが含まれる。ポリ
イソシアネートとしては、ジイソシアネートが広く用い
られる。芳香族ポリイソシアネートとしては、例えば、
ジイソシアネート[m−フェニレンジイソシアネート、
p−フェニレンジイソシアネート、4,4′−ジフェニ
ルジイソシアネート、1,5−ナフタレンジイソシアネ
ート、4,4′−ジフェニルメタンジイソシアネート、
2,4−又は2,6−トリレンジイソシアネート、4,
4′−トルイジンジイソシアネート、4,4′−ジフェ
ニルエーテルジイソシアネートなど]、ポリイソシアネ
ート[トリフェニルメタン−4,4′,4″−トリイソ
シアネート、1,3,5−トリイソシアネートベンゼ
ン、2,4,6−トリイソシアネートトルエン、4,
4′−ジフェニルメタン−2,2′,5,5′−テトラ
イソシアネートなど]が例示できる。
【0018】芳香脂肪族ポリイソシアネートとしては、
例えば、ジイソシアネート[1,3−又は1,4−キシ
リレンジイソシアネート若しくはその混合物、1,3−
又は1,4−ビス(1−イソシアネート−1−メチルエ
チル)ベンゼン若しくはその混合物など]、ポリイソシ
アネート[1,3,5−トリイソシアネートメチルベン
ゼンなど]が挙げられる。
例えば、ジイソシアネート[1,3−又は1,4−キシ
リレンジイソシアネート若しくはその混合物、1,3−
又は1,4−ビス(1−イソシアネート−1−メチルエ
チル)ベンゼン若しくはその混合物など]、ポリイソシ
アネート[1,3,5−トリイソシアネートメチルベン
ゼンなど]が挙げられる。
【0019】脂環族ポリイソシアネートとしては、例え
ば、ジイソシアネート[1,3−シクロペンテンジイソ
シアネート、1,4−シクロヘキサンジイソシアネー
ト、1,3−シクロヘキサンジイソシアネート、3−イ
ソシアネートメチル−3,5,5−トリメチルシクロヘ
キシルイソシアネート(イソホロジイソシアネート)、
4,4′−メチレンビス(シクロヘキシルイソシアネー
ト)、メチル−2,4−シクロヘキサンジイソシアネー
ト、メチル−2,6−シクロヘキサンジイソシアネー
ト、1,3−又は1,4−ビス(イソシアネートメチ
ル)シクロヘキサンなど]、ポリイソシアネート[1,
3,5−トリイソシアネートシクロヘキサン、1,3,
5−トリメチルイソシアネートシクロヘキサン、2−
(3−イソシアネートプロピル)−2,5−ジ(イソシ
アネートメチル)−ビシクロ(2.2.1)ヘプタン、
2−(3−イソシアネートプロピル)−2,6−ジ(イ
ソシアネートメチル)−ビシクロ(2.2.1)ヘプタ
ン、3−(3−イソシアネートプロピル)−2,5−ジ
(イソシアネートメチル)−ビシクロ(2.2.1)ヘ
プタン、5−(2−イソシアネートエチル)−2−イソ
シアネートメチル−3−(3−イソシアネートプロピ
ル)−ビシクロ(2.2.1)ヘプタン、6−(2−イ
ソシアネートエチル)−2−イソシアネートメチル−3
−(3−イソシアネートプロピル)−ビシクロ(2.
2.1)ヘプタン、5−(2−イソシアネートエチル)
−2−イソシアネートメチル−2−(3−イソシアネー
トプロピル)−ビシクロ(2.2.1)−ヘプタン、6
−(2−イソシアネートエチル)−2−イソシアネート
メチル−2−(3−イソシアネートプロピル)−ビシク
ロ(2.2.1)ヘプタンなど]が例示できる。
ば、ジイソシアネート[1,3−シクロペンテンジイソ
シアネート、1,4−シクロヘキサンジイソシアネー
ト、1,3−シクロヘキサンジイソシアネート、3−イ
ソシアネートメチル−3,5,5−トリメチルシクロヘ
キシルイソシアネート(イソホロジイソシアネート)、
4,4′−メチレンビス(シクロヘキシルイソシアネー
ト)、メチル−2,4−シクロヘキサンジイソシアネー
ト、メチル−2,6−シクロヘキサンジイソシアネー
ト、1,3−又は1,4−ビス(イソシアネートメチ
ル)シクロヘキサンなど]、ポリイソシアネート[1,
3,5−トリイソシアネートシクロヘキサン、1,3,
5−トリメチルイソシアネートシクロヘキサン、2−
(3−イソシアネートプロピル)−2,5−ジ(イソシ
アネートメチル)−ビシクロ(2.2.1)ヘプタン、
2−(3−イソシアネートプロピル)−2,6−ジ(イ
ソシアネートメチル)−ビシクロ(2.2.1)ヘプタ
ン、3−(3−イソシアネートプロピル)−2,5−ジ
(イソシアネートメチル)−ビシクロ(2.2.1)ヘ
プタン、5−(2−イソシアネートエチル)−2−イソ
シアネートメチル−3−(3−イソシアネートプロピ
ル)−ビシクロ(2.2.1)ヘプタン、6−(2−イ
ソシアネートエチル)−2−イソシアネートメチル−3
−(3−イソシアネートプロピル)−ビシクロ(2.
2.1)ヘプタン、5−(2−イソシアネートエチル)
−2−イソシアネートメチル−2−(3−イソシアネー
トプロピル)−ビシクロ(2.2.1)−ヘプタン、6
−(2−イソシアネートエチル)−2−イソシアネート
メチル−2−(3−イソシアネートプロピル)−ビシク
ロ(2.2.1)ヘプタンなど]が例示できる。
【0020】脂肪族ポリイソシアネートとしては、例え
ば、ジイソシアネート[トリメチレンジイソシアネー
ト、テトラメチレンジイソシアネート、ヘキサメチレン
ジイソシアネート、ペンタメチレンジイソシアネート、
1,2−プロピレンジイソシアネート、1,2−ブチレ
ンジイソシアネート、2,3−ブチレンジイソシアネー
ト、1,3−ブチレンジイソシアネート、2,4,4−
又は2,2,4−トリメチルヘキサメチレンジイソシア
ネート、2,6−ジイソシアネートメチルカプトロエー
トなど]、ポリイソシアネート[リジンエステルトリイ
ソシアネート、1,4,8−トリイソシアネートオクタ
ン、1,6,11−トリイソシアネートウンデカン、
1,8−ジイソシアネート−4−イソシアネートメチル
オクタン、1,3,6−トリイソシアネートヘキサン、
2,5,7−トリメチル−1,8−ジイソシアネート−
5−イソシアネートメチルオクタンなど]が例示でき
る。
ば、ジイソシアネート[トリメチレンジイソシアネー
ト、テトラメチレンジイソシアネート、ヘキサメチレン
ジイソシアネート、ペンタメチレンジイソシアネート、
1,2−プロピレンジイソシアネート、1,2−ブチレ
ンジイソシアネート、2,3−ブチレンジイソシアネー
ト、1,3−ブチレンジイソシアネート、2,4,4−
又は2,2,4−トリメチルヘキサメチレンジイソシア
ネート、2,6−ジイソシアネートメチルカプトロエー
トなど]、ポリイソシアネート[リジンエステルトリイ
ソシアネート、1,4,8−トリイソシアネートオクタ
ン、1,6,11−トリイソシアネートウンデカン、
1,8−ジイソシアネート−4−イソシアネートメチル
オクタン、1,3,6−トリイソシアネートヘキサン、
2,5,7−トリメチル−1,8−ジイソシアネート−
5−イソシアネートメチルオクタンなど]が例示でき
る。
【0021】さらに、イソシアネート化合物からの誘導
体も利用できる。イソシアネート化合物の誘導体として
は、例えば、ダイマー、トリマー、ビュレット、アロフ
ァネート、カルボジイミド、ポリメチレンポリフェニル
ポリイソシアネート(クルードMDI又はポリメリック
MDI)、クルードTDI、及びイソシアネート化合物
と低分子量ポリオールとの付加体などが挙げられる。
体も利用できる。イソシアネート化合物の誘導体として
は、例えば、ダイマー、トリマー、ビュレット、アロフ
ァネート、カルボジイミド、ポリメチレンポリフェニル
ポリイソシアネート(クルードMDI又はポリメリック
MDI)、クルードTDI、及びイソシアネート化合物
と低分子量ポリオールとの付加体などが挙げられる。
【0022】これらポリイソシアネートのうち、ジイソ
シアネート(例えば、トリレンジイソシアネート、4,
4′−ジフェニルメタンジイソシアネートなどの芳香族
ジイソシアネート、1,3−又は1,4−キシリレンジ
イソシアネートなどの芳香脂肪族ジイソシアネート、イ
ソホロンジイソシアネート、1,3−又は1,4−ビス
(イソシアネートメチル)シクロヘキサンなどの脂環族
ジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネートな
どの脂肪族ジイソシアネートなど)を用いる場合が多
い。
シアネート(例えば、トリレンジイソシアネート、4,
4′−ジフェニルメタンジイソシアネートなどの芳香族
ジイソシアネート、1,3−又は1,4−キシリレンジ
イソシアネートなどの芳香脂肪族ジイソシアネート、イ
ソホロンジイソシアネート、1,3−又は1,4−ビス
(イソシアネートメチル)シクロヘキサンなどの脂環族
ジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネートな
どの脂肪族ジイソシアネートなど)を用いる場合が多
い。
【0023】ポリオール成分 ポリオール成分としては、ポリエーテルポリオール、ポ
リエステルポリオール、ポリカーボネートポリオールな
どのポリオールが挙げられる。ポリエーテルポリオール
としては、例えば、アルキレンオキシド(例えば、エチ
レンオキシド、プロピレンオキシド、ブチレンオキシ
ド、テトラヒドロフラン、3−メチルテトラヒドロフラ
ン、オキセタン化合物などのC2-5 アルキレンオキシ
ド)の単独重合体又は共重合体、脂肪族C14-40 ポリオ
ール(例えば、12−ヒドロキシステアリルアルコー
ル、水添ダイマージオールなど)を開始剤とした上記ア
ルキレンオキシド単独重合体または共重合体、ビスフェ
ノールAのアルキレンオキシド(例えば、プロピレンオ
キシド,ブチレンオキシド,テトラヒドロフラン,オキ
セタンなど)付加体、水添ビスフェノールAのアルキレ
ンオキシド(例えば、プロピレンオキシド,ブチレンオ
キシド,テトラヒドロフラン,オキセタンなど)付加体
などが挙げられる。これらのポリエーテルポリオールは
単独で又は二種以上組み合わせて使用できる。好ましい
ポリエーテルポリオールには、C2-4 アルキレンオキシ
ド、特にC3- 4 アルキレンオキシド(プロピレンオキシ
ドやテトラヒドロフラン)の単独又は共重合体(ポリオ
キシプロピレングリコール、ポリテトラメチレンエーテ
ルグリコール、テトラヒドロフランとプロピレンオキサ
イドとの共重合体)、後述するように、脂肪族C14-40
ポリオールを開始剤とした上記C2-4 アルキレンオキシ
ド単独重合体または共重合体などが含まれる。ポリエー
テルポリオールの重量平均分子量は、例えば、200〜
10000程度の範囲から選択できる。
リエステルポリオール、ポリカーボネートポリオールな
どのポリオールが挙げられる。ポリエーテルポリオール
としては、例えば、アルキレンオキシド(例えば、エチ
レンオキシド、プロピレンオキシド、ブチレンオキシ
ド、テトラヒドロフラン、3−メチルテトラヒドロフラ
ン、オキセタン化合物などのC2-5 アルキレンオキシ
ド)の単独重合体又は共重合体、脂肪族C14-40 ポリオ
ール(例えば、12−ヒドロキシステアリルアルコー
ル、水添ダイマージオールなど)を開始剤とした上記ア
ルキレンオキシド単独重合体または共重合体、ビスフェ
ノールAのアルキレンオキシド(例えば、プロピレンオ
キシド,ブチレンオキシド,テトラヒドロフラン,オキ
セタンなど)付加体、水添ビスフェノールAのアルキレ
ンオキシド(例えば、プロピレンオキシド,ブチレンオ
キシド,テトラヒドロフラン,オキセタンなど)付加体
などが挙げられる。これらのポリエーテルポリオールは
単独で又は二種以上組み合わせて使用できる。好ましい
ポリエーテルポリオールには、C2-4 アルキレンオキシ
ド、特にC3- 4 アルキレンオキシド(プロピレンオキシ
ドやテトラヒドロフラン)の単独又は共重合体(ポリオ
キシプロピレングリコール、ポリテトラメチレンエーテ
ルグリコール、テトラヒドロフランとプロピレンオキサ
イドとの共重合体)、後述するように、脂肪族C14-40
ポリオールを開始剤とした上記C2-4 アルキレンオキシ
ド単独重合体または共重合体などが含まれる。ポリエー
テルポリオールの重量平均分子量は、例えば、200〜
10000程度の範囲から選択できる。
【0024】ポリエステルポリオールとしては、例え
ば、ジオール成分(例えば、エチレングリコール、プロ
ピレングリコール、ジエチレングリコール、ジプロピレ
ングリコール、1,4−ブタンジオール、1,5−ペン
タンジオール、3−メチル−1,5−ペンタンジオー
ル、1,6−ヘキサンジオール、ネオペンチルグリコー
ル、1,9−ノナンジオール、1,10−デカンジオー
ル、12−ヒドロキシステアリルアルコール、水添ダイ
マージオールなどのC2-40の脂肪族低分子ジオール、ビ
スフェノールAのアルキレンオキサイド付加物など)
と、ラクトン(例えば、ε−カプロラクトン、δ−バレ
ロラクトン、β−メチル−δ−バレロラクトンなど)と
の付加反応物;上記ジオール成分と、ジカルボン酸(コ
ハク酸、アジピン酸、アゼライン酸、セバシン酸、ドデ
カン二酸などの脂肪族ジカルボン酸、ヘキサヒドロフタ
ル酸、テトラヒドロフタル酸などの脂環族ジカルボン
酸、フタル酸、イソフタル酸、テレフタル酸などの芳香
族ジカルボン酸など)との反応生成物;上記ジオール成
分と上記ジカルボン酸成分とラクトンとの三成分の付加
反応生成物などが挙げられる。
ば、ジオール成分(例えば、エチレングリコール、プロ
ピレングリコール、ジエチレングリコール、ジプロピレ
ングリコール、1,4−ブタンジオール、1,5−ペン
タンジオール、3−メチル−1,5−ペンタンジオー
ル、1,6−ヘキサンジオール、ネオペンチルグリコー
ル、1,9−ノナンジオール、1,10−デカンジオー
ル、12−ヒドロキシステアリルアルコール、水添ダイ
マージオールなどのC2-40の脂肪族低分子ジオール、ビ
スフェノールAのアルキレンオキサイド付加物など)
と、ラクトン(例えば、ε−カプロラクトン、δ−バレ
ロラクトン、β−メチル−δ−バレロラクトンなど)と
の付加反応物;上記ジオール成分と、ジカルボン酸(コ
ハク酸、アジピン酸、アゼライン酸、セバシン酸、ドデ
カン二酸などの脂肪族ジカルボン酸、ヘキサヒドロフタ
ル酸、テトラヒドロフタル酸などの脂環族ジカルボン
酸、フタル酸、イソフタル酸、テレフタル酸などの芳香
族ジカルボン酸など)との反応生成物;上記ジオール成
分と上記ジカルボン酸成分とラクトンとの三成分の付加
反応生成物などが挙げられる。
【0025】ポリカーボネートポリオールとしては、例
えば、上記ポリエーテルポリオール、ポリエステルポリ
オールやジオール成分(2−メチルプロパンジオール、
ジプロピレングリコール、1,4−ブタンジオール、
1,6−ヘキサンジオール、3−メチル−1,5−ペン
タンジオール、ネオペンチルグリコール、1,5−オク
タンジオール、1,4−ビス(ヒドロキシメチル)シク
ロヘキサンなど)と短鎖ジアルキルカーボネート(例え
ば、ジメチルカーボネート、ジエチルカーボネートなど
のC1-4 アルキルカーボネートなど)との反応により得
られるポリカーボネートジオールが挙げられる。さら
に、前記ポリカーボネートポリオールに対して、アルキ
レンオキシド(エチレンオキシド、プロピレンオキシ
ド、ブチレンオキシド、テトラヒドロフランなど)、ラ
クトン(ε−カプロラクトン,β−メチル−δ−バレロ
ラクトンなど)が付加した反応生成物であるポリエーテ
ルジオールやポリエステルジオールなども使用できる。
ポリカーボネートジオールの市販品としては、例えば、
「デスモフェン2020E」(住友バイエルウレタン
(株)製)、「DN−980」、「DN−982」およ
び「DN−983」(日本ポリウレタン(株)製)など
が挙げられる。
えば、上記ポリエーテルポリオール、ポリエステルポリ
オールやジオール成分(2−メチルプロパンジオール、
ジプロピレングリコール、1,4−ブタンジオール、
1,6−ヘキサンジオール、3−メチル−1,5−ペン
タンジオール、ネオペンチルグリコール、1,5−オク
タンジオール、1,4−ビス(ヒドロキシメチル)シク
ロヘキサンなど)と短鎖ジアルキルカーボネート(例え
ば、ジメチルカーボネート、ジエチルカーボネートなど
のC1-4 アルキルカーボネートなど)との反応により得
られるポリカーボネートジオールが挙げられる。さら
に、前記ポリカーボネートポリオールに対して、アルキ
レンオキシド(エチレンオキシド、プロピレンオキシ
ド、ブチレンオキシド、テトラヒドロフランなど)、ラ
クトン(ε−カプロラクトン,β−メチル−δ−バレロ
ラクトンなど)が付加した反応生成物であるポリエーテ
ルジオールやポリエステルジオールなども使用できる。
ポリカーボネートジオールの市販品としては、例えば、
「デスモフェン2020E」(住友バイエルウレタン
(株)製)、「DN−980」、「DN−982」およ
び「DN−983」(日本ポリウレタン(株)製)など
が挙げられる。
【0026】また、必要により低分子量ポリオールを使
用することができる。低分子量ポリオールとしては、例
えば、エチレングリコール、プロピレングリコール、
1,3−または1,4−ブタンジオール、ネオペンチル
グリコール、1,6−ヘキサンジオール、1,9−ノナ
ンジオール、1,10−デカンジオール、高級脂肪酸ポ
リオールおよび高級炭化水素ポリオール[高級脂肪酸か
ら誘導された飽和又は不飽和脂肪族C14-40 ポリオー
ル、例えば、ヒマシ油、ヤシ油、モノミリスチン(1−
ミリスチン、2−モノミリスチン)、モノパルミチン
(1−モノパルミチン、2−モノパルミチン)、モノス
テアリン(1−モノステアリン、2−モノステアリ
ン)、モノオレイン(1−モノオレイン、2−モノオレ
イン)、9,10−ジオキシステアリン酸、12−ヒド
ロキシリシノレイルアルコール、12−ヒドロキシステ
アリルアルコール、1,16−ヘキサデカンジオール
(ジュニペリン酸またはタプシア酸の還元)、1,21
−ヘニコサンジオール(日本酸の還元)、キミルアルコ
ール、バチルアルコール、セラキルアルコール、ダイマ
ー酸ジオールなどや、ポリブタジエンジオール又はその
水素添加物など]などが挙げられる。これらポリオール
以外に、シリコンポリオール、フッ素ポリオール、ポリ
オレフィンポリオールなどを必要に応じて使用すること
ができる。
用することができる。低分子量ポリオールとしては、例
えば、エチレングリコール、プロピレングリコール、
1,3−または1,4−ブタンジオール、ネオペンチル
グリコール、1,6−ヘキサンジオール、1,9−ノナ
ンジオール、1,10−デカンジオール、高級脂肪酸ポ
リオールおよび高級炭化水素ポリオール[高級脂肪酸か
ら誘導された飽和又は不飽和脂肪族C14-40 ポリオー
ル、例えば、ヒマシ油、ヤシ油、モノミリスチン(1−
ミリスチン、2−モノミリスチン)、モノパルミチン
(1−モノパルミチン、2−モノパルミチン)、モノス
テアリン(1−モノステアリン、2−モノステアリ
ン)、モノオレイン(1−モノオレイン、2−モノオレ
イン)、9,10−ジオキシステアリン酸、12−ヒド
ロキシリシノレイルアルコール、12−ヒドロキシステ
アリルアルコール、1,16−ヘキサデカンジオール
(ジュニペリン酸またはタプシア酸の還元)、1,21
−ヘニコサンジオール(日本酸の還元)、キミルアルコ
ール、バチルアルコール、セラキルアルコール、ダイマ
ー酸ジオールなどや、ポリブタジエンジオール又はその
水素添加物など]などが挙げられる。これらポリオール
以外に、シリコンポリオール、フッ素ポリオール、ポリ
オレフィンポリオールなどを必要に応じて使用すること
ができる。
【0027】水素発生量を抑制し、光ファイバの伝送損
失を低減するためには、ウレタン(メタ)アクリレート
オリゴマーがポリオール成分として炭素数14〜40の
ポリオール(すなわち、脂肪族C14-40 ポリオール、特
に脂肪族C14-40 ジオール)を含むのが有利である。ウ
レタン(メタ)アクリレートオリゴマーは、特に、脂肪
族C16-38 ジオール又は脂肪族C16-38 ジオール単位を
有するジオールを用いるのが有利である。
失を低減するためには、ウレタン(メタ)アクリレート
オリゴマーがポリオール成分として炭素数14〜40の
ポリオール(すなわち、脂肪族C14-40 ポリオール、特
に脂肪族C14-40 ジオール)を含むのが有利である。ウ
レタン(メタ)アクリレートオリゴマーは、特に、脂肪
族C16-38 ジオール又は脂肪族C16-38 ジオール単位を
有するジオールを用いるのが有利である。
【0028】脂肪族C14-40 ポリオールは、ポリエーテ
ルポリオール、ポリエステルポリオール、ポリカーボネ
ートポリオールや、比較的低分子のポリオールなどと組
み合わせて使用できる。前記脂肪族C14-40 ポリオール
単位を含むポリウレタン(メタ)アクリレートオリゴマ
ーは、下記の3つの態様に大別できる。 (A1)ポリオール成分が脂肪族C14-40 ポリオール(a
1)で構成されているポリウレタン(メタ)アクリレー
トオリゴマー (A2)ポリオール成分が脂肪族C14-40 ポリオール(a
1)と他のポリオール(a2)との混合物で構成されるポ
リウレタン(メタ)アクリレートオリゴマー (A3)ポリオール成分が脂肪族C14-40 ポリオール(a
1)で構成されている前記ポリウレタン(メタ)アクリ
レートオリゴマー(A1)と、ポリオール成分が脂肪族C
14-40 ポリオール(a1)以外の他のポリオール(a2)で
構成されているポリウレタン(メタ)アクリレートオリ
ゴマーとの混合物。
ルポリオール、ポリエステルポリオール、ポリカーボネ
ートポリオールや、比較的低分子のポリオールなどと組
み合わせて使用できる。前記脂肪族C14-40 ポリオール
単位を含むポリウレタン(メタ)アクリレートオリゴマ
ーは、下記の3つの態様に大別できる。 (A1)ポリオール成分が脂肪族C14-40 ポリオール(a
1)で構成されているポリウレタン(メタ)アクリレー
トオリゴマー (A2)ポリオール成分が脂肪族C14-40 ポリオール(a
1)と他のポリオール(a2)との混合物で構成されるポ
リウレタン(メタ)アクリレートオリゴマー (A3)ポリオール成分が脂肪族C14-40 ポリオール(a
1)で構成されている前記ポリウレタン(メタ)アクリ
レートオリゴマー(A1)と、ポリオール成分が脂肪族C
14-40 ポリオール(a1)以外の他のポリオール(a2)で
構成されているポリウレタン(メタ)アクリレートオリ
ゴマーとの混合物。
【0029】脂肪族C14-40 ポリオールは、(a1)脂肪
族C14-40 ポリオール単独で使用してもよく、脂肪族C
14-40 ポリオール単位を有するポリオール、特に、脂肪
族C 14-40 ポリオールのアルキレンオキサイド付加体、
カーボネート付加体としても使用してもよい。さらに、
(a2)上記脂肪族C14-40 ポリオール(a1)と前記例示
の他のポリオールとの混合物としても使用できる。脂肪
族C14-40 ポリオールとしては、ポリブタジエンジオー
ル又はその水素添加物なども使用できるが、通常、高級
脂肪酸から誘導された脂肪族ジオール、例えば、水添ダ
イマージオール、モノステアリン、12−ヒドロキシス
テアリルアルコールなどが使用できる。水添ダイマージ
オールは二量化した脂肪酸を水素添加した末端ジオール
(特に炭素数36の高純度ダイマー酸を水素添加した末
端ジオール)であり、その主たる成分の構造は、下式
(ii),(iii)で表すことができる。
族C14-40 ポリオール単独で使用してもよく、脂肪族C
14-40 ポリオール単位を有するポリオール、特に、脂肪
族C 14-40 ポリオールのアルキレンオキサイド付加体、
カーボネート付加体としても使用してもよい。さらに、
(a2)上記脂肪族C14-40 ポリオール(a1)と前記例示
の他のポリオールとの混合物としても使用できる。脂肪
族C14-40 ポリオールとしては、ポリブタジエンジオー
ル又はその水素添加物なども使用できるが、通常、高級
脂肪酸から誘導された脂肪族ジオール、例えば、水添ダ
イマージオール、モノステアリン、12−ヒドロキシス
テアリルアルコールなどが使用できる。水添ダイマージ
オールは二量化した脂肪酸を水素添加した末端ジオール
(特に炭素数36の高純度ダイマー酸を水素添加した末
端ジオール)であり、その主たる成分の構造は、下式
(ii),(iii)で表すことができる。
【0030】
【化3】 水添ダイマージオールの組成割合は特に制限されず、例
えば、前記式(ii)で表されるジオールと前記式(ii
i)で表されるシオールの代表的な割合は、例えば、(i
i)/(iii)=約3/1(重量比)程度であってもよ
い。水添ダイマージオールの市販品としては、例えば、
「ダイマージオールKX−501」(荒川化学工業
(株))、「ペスポールHP−1000」(東亜合成
(株))などが挙げられる。12−ヒドロキシステアリ
ルアルコールの市販品としては、「ロクサノール」(ヘ
ンケル白水(株))が挙げられる。なお、高級脂肪酸か
ら誘導されるポリオール(特にジオール)は単離された
純粋化合物である必要はなく、ポリオールを主成分(例
えば、60〜100重量%、好ましくは75〜100重
量%)として含むポリオール組成物として使用してもよ
い。
えば、前記式(ii)で表されるジオールと前記式(ii
i)で表されるシオールの代表的な割合は、例えば、(i
i)/(iii)=約3/1(重量比)程度であってもよ
い。水添ダイマージオールの市販品としては、例えば、
「ダイマージオールKX−501」(荒川化学工業
(株))、「ペスポールHP−1000」(東亜合成
(株))などが挙げられる。12−ヒドロキシステアリ
ルアルコールの市販品としては、「ロクサノール」(ヘ
ンケル白水(株))が挙げられる。なお、高級脂肪酸か
ら誘導されるポリオール(特にジオール)は単離された
純粋化合物である必要はなく、ポリオールを主成分(例
えば、60〜100重量%、好ましくは75〜100重
量%)として含むポリオール組成物として使用してもよ
い。
【0031】前記(a1)脂肪族C14-40 ポリオール(特
にジオール)のアルキレンオキサイド付加体には、エチ
レンオキシド、プロピレンオキシド、ブチレンオキシ
ド、テトラヒドロフラン、3−メチルテトラヒドロフラ
ンなどのC2-5 アルキレンオキサイドとの付加体、カー
ボネート付加体には、エチレンカーボネートとの付加体
が例示できる。特に、脂肪族C14-40 ポリオール(特に
ジオール)とアルキレンオキシドとの付加体が好まし
い。好ましいアルキレンオキサイドには、例えば、プロ
ピレンオキシド,ブチレンオキシド,テトラヒドロフラ
ンが含まれ、低吸水性で水素ガス発生量が少なく、高ヤ
ング率の被覆材を形成するためには、少なくともプロピ
レンオキシドを含むのが好ましい。アルキレンオキサイ
ド付加体において、脂肪族C14-40 ポリオール残基の含
有量は、例えば、5〜90重量%、好ましくは10〜8
0重量%、さらに好ましくは15〜70重量%程度であ
る。(a1)脂肪族C14-40 ポリオール単位を含むポリオ
ールの平均分子量は、例えば、約230〜10000、
好ましくは286〜5000程度である。脂肪族C
14-40 ポリオールの割合は、例えば、ポリウレタン(メ
タ)アクリレート全体の1〜50重量%、好ましくは2
〜40重量%、さらに好ましくは3〜30重量%程度の
範囲から選択できる。例えば、水添ダイマージオールで
は、ポリウレタン(メタ)アクリレート全体の3〜30
重量%、好ましくは5〜25重量%程度であり、12−
ヒドロキシステアリルアルコールでは、ポリウレタン
(メタ)アクリレート全体の1〜14重量%、好ましく
は2〜10重量%程度である。
にジオール)のアルキレンオキサイド付加体には、エチ
レンオキシド、プロピレンオキシド、ブチレンオキシ
ド、テトラヒドロフラン、3−メチルテトラヒドロフラ
ンなどのC2-5 アルキレンオキサイドとの付加体、カー
ボネート付加体には、エチレンカーボネートとの付加体
が例示できる。特に、脂肪族C14-40 ポリオール(特に
ジオール)とアルキレンオキシドとの付加体が好まし
い。好ましいアルキレンオキサイドには、例えば、プロ
ピレンオキシド,ブチレンオキシド,テトラヒドロフラ
ンが含まれ、低吸水性で水素ガス発生量が少なく、高ヤ
ング率の被覆材を形成するためには、少なくともプロピ
レンオキシドを含むのが好ましい。アルキレンオキサイ
ド付加体において、脂肪族C14-40 ポリオール残基の含
有量は、例えば、5〜90重量%、好ましくは10〜8
0重量%、さらに好ましくは15〜70重量%程度であ
る。(a1)脂肪族C14-40 ポリオール単位を含むポリオ
ールの平均分子量は、例えば、約230〜10000、
好ましくは286〜5000程度である。脂肪族C
14-40 ポリオールの割合は、例えば、ポリウレタン(メ
タ)アクリレート全体の1〜50重量%、好ましくは2
〜40重量%、さらに好ましくは3〜30重量%程度の
範囲から選択できる。例えば、水添ダイマージオールで
は、ポリウレタン(メタ)アクリレート全体の3〜30
重量%、好ましくは5〜25重量%程度であり、12−
ヒドロキシステアリルアルコールでは、ポリウレタン
(メタ)アクリレート全体の1〜14重量%、好ましく
は2〜10重量%程度である。
【0032】ヒドロキシル基を有する(メタ)アクリレ
ート ヒドロキシル基を有する(メタ)アクリレートとして
は、例えば、ヒドロキシアルキル(メタ)アクリレート
[例えば、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレー
ト、2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、3
−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、2−ヒド
ロキシブチル(メタ)アクリレート、4−ヒドロキシブ
チル(メタ)アクリレート、ペンタンジオールモノ(メ
タ)アクリレート、ヘキサンジオールモノ(メタ)アク
リレート、ネオペンチルグリコールモノ(メタ)アクリ
レートなどのヒドロキシ−C2-10アルキル(メタ)アク
リレートなど]、2−ヒドロキシ−3−フェニルオキシ
プロピル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシアルキ
ル(メタ)アクリロイルフォスフェート、4−ヒドロキ
シシクロヘキシル(メタ)アクリレート、トリメチロー
ルプロパンジ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリト
ールトリ(メタ)アクリレートなどが挙げられ、さらに
グリシジル基又はエポキシ基含有化合物(例えば、アル
キルグリシジルエーテル、アリルグリシジルエーテル、
グリシジル(メタ)アクリレートなど)と(メタ)アク
リル酸との付加反応により生成する化合物も挙げられ
る。これらのヒドロキシル基含有(メタ)アクリレート
は単独で又は二種以上組合わせて使用できる。好ましい
ヒドロキシル基を有する(メタ)アクリレートは、ヒド
ロキシC2-4アルキル(メタ)アクリレート、特に2−
ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキ
シプロピル(メタ)アクリレートなどである。
ート ヒドロキシル基を有する(メタ)アクリレートとして
は、例えば、ヒドロキシアルキル(メタ)アクリレート
[例えば、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレー
ト、2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、3
−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、2−ヒド
ロキシブチル(メタ)アクリレート、4−ヒドロキシブ
チル(メタ)アクリレート、ペンタンジオールモノ(メ
タ)アクリレート、ヘキサンジオールモノ(メタ)アク
リレート、ネオペンチルグリコールモノ(メタ)アクリ
レートなどのヒドロキシ−C2-10アルキル(メタ)アク
リレートなど]、2−ヒドロキシ−3−フェニルオキシ
プロピル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシアルキ
ル(メタ)アクリロイルフォスフェート、4−ヒドロキ
シシクロヘキシル(メタ)アクリレート、トリメチロー
ルプロパンジ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリト
ールトリ(メタ)アクリレートなどが挙げられ、さらに
グリシジル基又はエポキシ基含有化合物(例えば、アル
キルグリシジルエーテル、アリルグリシジルエーテル、
グリシジル(メタ)アクリレートなど)と(メタ)アク
リル酸との付加反応により生成する化合物も挙げられ
る。これらのヒドロキシル基含有(メタ)アクリレート
は単独で又は二種以上組合わせて使用できる。好ましい
ヒドロキシル基を有する(メタ)アクリレートは、ヒド
ロキシC2-4アルキル(メタ)アクリレート、特に2−
ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキ
シプロピル(メタ)アクリレートなどである。
【0033】なお、ポリウレタン(メタ)アクリレート
オリゴマーは前記成分を反応させることにより調製する
ことができ、ポリウレタン(メタ)アクリレートオリゴ
マーを構成する各成分の割合は、例えば、ポリイソシア
ネートのイソシアネート基(NCO基)1モルに対し
て、ポリオール成分のヒドロキシル基(OH基)0.1
〜0.8モル、好ましくは0.2〜0.7モル、特に
0.2〜0.5モル程度、ヒドロキシル基含有(メタ)
アクリレート0.2〜0.9モル、好ましくは0.3〜
0.8モル、特に0.5〜0.8モル程度である。ま
た、前記成分の反応方法は特に制限されず、各成分を一
括混合して反応させてもよく、ポリイソシアネートと、
ポリオール成分およびヒドロキシル基含有(メタ)アク
リレートのうちいずれか一方の成分とを反応させた後、
他方の成分をさらに反応させてもよい。ビスアシルホス
フィンオキシド系光重合開始剤の失活を防止するため、
前記成分のウレタン化反応には、錫系触媒ではなく、非
金属系有機触媒、特にアミン系触媒(中でも第3級アミ
ン触媒)を用いるのが有利である。
オリゴマーは前記成分を反応させることにより調製する
ことができ、ポリウレタン(メタ)アクリレートオリゴ
マーを構成する各成分の割合は、例えば、ポリイソシア
ネートのイソシアネート基(NCO基)1モルに対し
て、ポリオール成分のヒドロキシル基(OH基)0.1
〜0.8モル、好ましくは0.2〜0.7モル、特に
0.2〜0.5モル程度、ヒドロキシル基含有(メタ)
アクリレート0.2〜0.9モル、好ましくは0.3〜
0.8モル、特に0.5〜0.8モル程度である。ま
た、前記成分の反応方法は特に制限されず、各成分を一
括混合して反応させてもよく、ポリイソシアネートと、
ポリオール成分およびヒドロキシル基含有(メタ)アク
リレートのうちいずれか一方の成分とを反応させた後、
他方の成分をさらに反応させてもよい。ビスアシルホス
フィンオキシド系光重合開始剤の失活を防止するため、
前記成分のウレタン化反応には、錫系触媒ではなく、非
金属系有機触媒、特にアミン系触媒(中でも第3級アミ
ン触媒)を用いるのが有利である。
【0034】[(B)エチレン性不飽和化合物]エチレ
ン性不飽和化合物としては、反応性希釈剤として機能
し、室温(15〜30℃程度)で液体または固体の重合
性化合物が使用できる。エチレン性不飽和化合物には、
単官能性化合物、二官能性化合物および多官能性化合物
が含まれる。
ン性不飽和化合物としては、反応性希釈剤として機能
し、室温(15〜30℃程度)で液体または固体の重合
性化合物が使用できる。エチレン性不飽和化合物には、
単官能性化合物、二官能性化合物および多官能性化合物
が含まれる。
【0035】単官能性化合物(単官能重合性希釈剤)に
は、例えば、複素環式エチレン性不飽和化合物[例え
ば、N−ビニルピロリドン、N−ビニルピリジン、N−
ビニルカプロラクタムなどのN−ビニル複素環化合物、
モルホリン(メタ)アクリレート、テトラヒドロフルフ
リル(メタ)アクリレートなどの複素環式(メタ)アク
リレートなど]、N−ビニルアセトアミド、N−ビニル
フォルムアミド、ジアルキルアミノエチル(メタ)アク
リレート[例えば、ジメチルアミノエチル(メタ)アク
リレート、ジエチルアミノエチル(メタ)アクリレート
など]、N,N′−ジメチルアクリルアミド、アルコキ
シ(ポリ)アルキレングリコール(メタ)アクリレート
[例えば、メトキシエチレングリコール(メタ)アクリ
レート、メトキシポリエチレングリコール(メタ)アク
リレート、ブトキシポリエチレングリコール(メタ)ア
クリレートなど]、アルキルフェノキシエチル(メタ)
アクリレート[例えば、ノニルフェノキシエチル(メ
タ)アクリレートなど]、フェノキシ(ポリ)アルキレ
ングリコール(メタ)アクリレート[例えば、フェノキ
シエチル(メタ)アクリレート、フェノキシポリエチレ
ングリコール(メタ)アクリレートなど]、クミルフェ
ノール(ポリ)アルキレン(メタ)アクリレート、アル
キル(メタ)アクリレート[例えば、ブチル(メタ)ア
クリレート、2−エチルヘキシル(メタ)アクリレート
など]、シクロアルキル(メタ)アクリレート[例え
ば、シクロヘキシル(メタ)アクリレートなど]、アラ
ルキル(メタ)アクリレート[例えば、ベンジル(メ
タ)アクリレートなど]、架橋脂環式炭化水素基を有す
る(メタ)アクリレート[例えば、イソボルニル(メ
タ)アクリレート、ジシクロペンタジエン(メタ)アク
リレート、ジシクロペンテニル(メタ)アクリレート、
トリシクロデカニル(メタ)アクリレート、ジシクロペ
ンテニルオキシアルキル(メタ)アクリレート、トリシ
クロデカニルオキシエチル(メタ)アクリレート、イソ
ボルニルオキシエチル(メタ)アクリレートなど]、ヒ
ドロキシル基含有(メタ)アクリレート[例えば、2−
ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、3−クロロ
−2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、2−
ヒドロキシ−3−フェノキシプロピル(メタ)アクリレ
ート、2−ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート、ポ
リプロピレングリコールモノ(メタ)アクリレート、ポ
リエチレングリコールモノ(メタ)アクリレートな
ど]、ポリε−カプロラクトンモノ(メタ)アクリレー
ト、グリシジル(メタ)アクリレート、モノ[2−(メ
タ)アクリロイルオキシエチル]アシッドフォスフェー
トなど]、ハロゲン含有(メタ)アクリレート[例え
ば、トリフルオロエチル(メタ)アクリレート、2,
2,3,3−テトラフルオロプロピル(メタ)アクリレ
ート、2,2,3,4,4,4−ヘキサフルオロブチル
(メタ)アクリレート、ヘプタデカフルオロデシル(メ
タ)アクリレートなど]などが含まれる。
は、例えば、複素環式エチレン性不飽和化合物[例え
ば、N−ビニルピロリドン、N−ビニルピリジン、N−
ビニルカプロラクタムなどのN−ビニル複素環化合物、
モルホリン(メタ)アクリレート、テトラヒドロフルフ
リル(メタ)アクリレートなどの複素環式(メタ)アク
リレートなど]、N−ビニルアセトアミド、N−ビニル
フォルムアミド、ジアルキルアミノエチル(メタ)アク
リレート[例えば、ジメチルアミノエチル(メタ)アク
リレート、ジエチルアミノエチル(メタ)アクリレート
など]、N,N′−ジメチルアクリルアミド、アルコキ
シ(ポリ)アルキレングリコール(メタ)アクリレート
[例えば、メトキシエチレングリコール(メタ)アクリ
レート、メトキシポリエチレングリコール(メタ)アク
リレート、ブトキシポリエチレングリコール(メタ)ア
クリレートなど]、アルキルフェノキシエチル(メタ)
アクリレート[例えば、ノニルフェノキシエチル(メ
タ)アクリレートなど]、フェノキシ(ポリ)アルキレ
ングリコール(メタ)アクリレート[例えば、フェノキ
シエチル(メタ)アクリレート、フェノキシポリエチレ
ングリコール(メタ)アクリレートなど]、クミルフェ
ノール(ポリ)アルキレン(メタ)アクリレート、アル
キル(メタ)アクリレート[例えば、ブチル(メタ)ア
クリレート、2−エチルヘキシル(メタ)アクリレート
など]、シクロアルキル(メタ)アクリレート[例え
ば、シクロヘキシル(メタ)アクリレートなど]、アラ
ルキル(メタ)アクリレート[例えば、ベンジル(メ
タ)アクリレートなど]、架橋脂環式炭化水素基を有す
る(メタ)アクリレート[例えば、イソボルニル(メ
タ)アクリレート、ジシクロペンタジエン(メタ)アク
リレート、ジシクロペンテニル(メタ)アクリレート、
トリシクロデカニル(メタ)アクリレート、ジシクロペ
ンテニルオキシアルキル(メタ)アクリレート、トリシ
クロデカニルオキシエチル(メタ)アクリレート、イソ
ボルニルオキシエチル(メタ)アクリレートなど]、ヒ
ドロキシル基含有(メタ)アクリレート[例えば、2−
ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、3−クロロ
−2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、2−
ヒドロキシ−3−フェノキシプロピル(メタ)アクリレ
ート、2−ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート、ポ
リプロピレングリコールモノ(メタ)アクリレート、ポ
リエチレングリコールモノ(メタ)アクリレートな
ど]、ポリε−カプロラクトンモノ(メタ)アクリレー
ト、グリシジル(メタ)アクリレート、モノ[2−(メ
タ)アクリロイルオキシエチル]アシッドフォスフェー
トなど]、ハロゲン含有(メタ)アクリレート[例え
ば、トリフルオロエチル(メタ)アクリレート、2,
2,3,3−テトラフルオロプロピル(メタ)アクリレ
ート、2,2,3,4,4,4−ヘキサフルオロブチル
(メタ)アクリレート、ヘプタデカフルオロデシル(メ
タ)アクリレートなど]などが含まれる。
【0036】二官能性化合物(2官能重合性希釈剤)に
は、例えば、2,2−ジメチル−3−ヒドロキシプロピ
ル−2,2−ジメチル−3−ヒドロキシプロピオネート
のジ(メタ)アクリレート、(ポリオキシ)アルキレン
グリコールジ(メタ)アクリレート[例えば、エチレン
グリコールジ(メタ)アクリレート、ジエチレングリコ
ールジ(メタ)アクリレート、トリエチレングリコール
ジ(メタ)アクリレート、テトラエチレングリコールジ
(メタ)アクリレート、ポリエチレングリコールジ(メ
タ)アクリレート、プロピレングリコールジ(メタ)ア
クリレート、ポリプロピレングリコールジ(メタ)アク
リレート、1,4−ブタンジオールジ(メタ)アクリレ
ート、1,6−ヘキサンジオールジ(メタ)アクリレー
ト、ネオペンチルグリコールジ(メタ)アクリレート、
ペンタンジオールジ(メタ)アクリレートなど]、グリ
セリンジ(メタ)アクリレート、トリメチロールプロパ
ンジ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールジ
(メタ)アクリレート、ヒドロキシピバリン酸ネオペン
チルグリコール(メタ)アクリレート、ビスフェノール
Aのアルキレンオキサイド(エチレンオキシド、プロピ
レンオキシド、ブチレンオキシドなど)付加物のジ(メ
タ)アクリレート[例えば、2,2−ビス(2−ヒドロ
キシエトキシフェニル)プロパンのジ(メタ)アクリレ
ートなど]、架橋脂環式炭化水素基を有するジ(メタ)
アクリレート[例えば、トリシクロデカンジメタノール
ジ(メタ)アクリレート、ジシクロペンタジエンジ(メ
タ)アクリレートなど]、2官能エポキシ樹脂の(メ
タ)アクリル酸付加物[例えば、2,2−ビス(グリシ
ジルオキシフェニル)プロパンの(メタ)アクリル酸付
加物など]などが含まれる。
は、例えば、2,2−ジメチル−3−ヒドロキシプロピ
ル−2,2−ジメチル−3−ヒドロキシプロピオネート
のジ(メタ)アクリレート、(ポリオキシ)アルキレン
グリコールジ(メタ)アクリレート[例えば、エチレン
グリコールジ(メタ)アクリレート、ジエチレングリコ
ールジ(メタ)アクリレート、トリエチレングリコール
ジ(メタ)アクリレート、テトラエチレングリコールジ
(メタ)アクリレート、ポリエチレングリコールジ(メ
タ)アクリレート、プロピレングリコールジ(メタ)ア
クリレート、ポリプロピレングリコールジ(メタ)アク
リレート、1,4−ブタンジオールジ(メタ)アクリレ
ート、1,6−ヘキサンジオールジ(メタ)アクリレー
ト、ネオペンチルグリコールジ(メタ)アクリレート、
ペンタンジオールジ(メタ)アクリレートなど]、グリ
セリンジ(メタ)アクリレート、トリメチロールプロパ
ンジ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールジ
(メタ)アクリレート、ヒドロキシピバリン酸ネオペン
チルグリコール(メタ)アクリレート、ビスフェノール
Aのアルキレンオキサイド(エチレンオキシド、プロピ
レンオキシド、ブチレンオキシドなど)付加物のジ(メ
タ)アクリレート[例えば、2,2−ビス(2−ヒドロ
キシエトキシフェニル)プロパンのジ(メタ)アクリレ
ートなど]、架橋脂環式炭化水素基を有するジ(メタ)
アクリレート[例えば、トリシクロデカンジメタノール
ジ(メタ)アクリレート、ジシクロペンタジエンジ(メ
タ)アクリレートなど]、2官能エポキシ樹脂の(メ
タ)アクリル酸付加物[例えば、2,2−ビス(グリシ
ジルオキシフェニル)プロパンの(メタ)アクリル酸付
加物など]などが含まれる。
【0037】多官能性化合物(多官能重合性希釈剤)と
しては、例えば、トリメチロールプロパントリ(メタ)
アクリレート、トリメチロールプロパントリオキシエチ
ル(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールトリ
(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールテトラ
(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトールヘキサ
(メタ)アクリレート、トリス(アクリロイルオキシ)
イソシアヌレート、トリス(2−ヒドロキシエチル)イ
ソシアヌレートのトリ(メタ)アクリレート、トリス
(ヒドロキシプロピル)イソシアヌレートのトリ(メ
タ)アクリレート、トリアリルトリメリット酸、トリア
リルイソシアヌレートなどが例示できる。
しては、例えば、トリメチロールプロパントリ(メタ)
アクリレート、トリメチロールプロパントリオキシエチ
ル(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールトリ
(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールテトラ
(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトールヘキサ
(メタ)アクリレート、トリス(アクリロイルオキシ)
イソシアヌレート、トリス(2−ヒドロキシエチル)イ
ソシアヌレートのトリ(メタ)アクリレート、トリス
(ヒドロキシプロピル)イソシアヌレートのトリ(メ
タ)アクリレート、トリアリルトリメリット酸、トリア
リルイソシアヌレートなどが例示できる。
【0038】これらのエチレン性不飽和化合物は、単独
で又は二種以上組合わせて使用できる。エチレン性不飽
和化合物は、基材や光ファイバの被覆形態などに応じて
選択でき、例えば、光ファイバの一次被覆,二次被覆や
テープ材、ドロップワイヤなどに用いる場合、エチレン
性不飽和化合物として、N−ビニル−窒素含有複素環化
合物[例えば、N−ビニルピロリドン、N−ビニルカプ
ロラクタムなど]、架橋脂環式炭化水素基を有するアク
リレート[例えば、イソボルニルアクリレート、ジシク
ロペンタジエンアクリレート、イソボルニルオキシエチ
ルアクリレート、トリシクロデカンジメタノールアクリ
レートなど]などの単官能性化合物を用いる場合が多
く、硬質の皮膜を形成する場合には、さらに必要に応じ
て単官能性化合物とともに、二官能性化合物[例えば、
(ポリオキシ)アルキレングリコールジ(メタ)アクリ
レートやビスフェノールAのアルキレンオキシド付加物
のジ(メタ)アクリレートなど]や多官能性化合物[ト
リメチロールプロパントリ(メタ)アクリレートなど]
などを併用する場合が多い。
で又は二種以上組合わせて使用できる。エチレン性不飽
和化合物は、基材や光ファイバの被覆形態などに応じて
選択でき、例えば、光ファイバの一次被覆,二次被覆や
テープ材、ドロップワイヤなどに用いる場合、エチレン
性不飽和化合物として、N−ビニル−窒素含有複素環化
合物[例えば、N−ビニルピロリドン、N−ビニルカプ
ロラクタムなど]、架橋脂環式炭化水素基を有するアク
リレート[例えば、イソボルニルアクリレート、ジシク
ロペンタジエンアクリレート、イソボルニルオキシエチ
ルアクリレート、トリシクロデカンジメタノールアクリ
レートなど]などの単官能性化合物を用いる場合が多
く、硬質の皮膜を形成する場合には、さらに必要に応じ
て単官能性化合物とともに、二官能性化合物[例えば、
(ポリオキシ)アルキレングリコールジ(メタ)アクリ
レートやビスフェノールAのアルキレンオキシド付加物
のジ(メタ)アクリレートなど]や多官能性化合物[ト
リメチロールプロパントリ(メタ)アクリレートなど]
などを併用する場合が多い。
【0039】エチレン性不飽和化合物の使用量は、ポリ
ウレタン(メタ)アクリレートオリゴマーやエチレン性
不飽和化合物の種類、樹脂組成物の所望する粘度などに
応じて、例えば、ウレタン(メタ)アクリレートオリゴ
マー100重量部に対して、10〜200重量部、好ま
しくは20〜150重量部、さらに好ましくは30〜1
00重量部程度の範囲から選択できる。
ウレタン(メタ)アクリレートオリゴマーやエチレン性
不飽和化合物の種類、樹脂組成物の所望する粘度などに
応じて、例えば、ウレタン(メタ)アクリレートオリゴ
マー100重量部に対して、10〜200重量部、好ま
しくは20〜150重量部、さらに好ましくは30〜1
00重量部程度の範囲から選択できる。
【0040】[(C)式(i)の光重合開始剤]本発明
では、光重合開始剤として、下記式(i)で表されるビ
スアシルホスフィンオキシド化合物を用いる。
では、光重合開始剤として、下記式(i)で表されるビ
スアシルホスフィンオキシド化合物を用いる。
【0041】
【化4】 (式中、R1 は直鎖状又は分枝鎖状C1-12アルキル基、
シクロアルキル基、直鎖状又は分枝鎖状C1-12アルキル
基又はハロゲン原子が置換していてもよいアリール基を
示し、R2 およびR3 は同一又は異なって水素原子、直
鎖状又は分枝鎖状C1-12アルキル基または直鎖状又は分
枝鎖状C1-12アルコキシ基を示し、R4 およびR5 は同
一又は異なって水素原子または直鎖状又は分枝鎖状C
1-12アルキル基を示す) 前記直鎖状又は分枝鎖状C1-12アルキル基には、メチ
ル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、s−ブ
チル、t−ブチル、ペンチル、イソペンチル、2,4,
4−トリメチルペンチル、ヘキシル、イソヘキシル、
2,4,4−トリメチルヘキシル、オクチル、デシル、
ドデシル基などが例示できる。好ましいR1は分枝鎖状
C6-12アルキル基、特に分枝鎖状C6-10アルキル基であ
る。シクロアルキル基として、シクロペンチル、シクロ
ヘキシル、シクロオクチル基などのC3-10シクロアルキ
ル基、特にC5-10シクロアルキル基が例示できる。
シクロアルキル基、直鎖状又は分枝鎖状C1-12アルキル
基又はハロゲン原子が置換していてもよいアリール基を
示し、R2 およびR3 は同一又は異なって水素原子、直
鎖状又は分枝鎖状C1-12アルキル基または直鎖状又は分
枝鎖状C1-12アルコキシ基を示し、R4 およびR5 は同
一又は異なって水素原子または直鎖状又は分枝鎖状C
1-12アルキル基を示す) 前記直鎖状又は分枝鎖状C1-12アルキル基には、メチ
ル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、s−ブ
チル、t−ブチル、ペンチル、イソペンチル、2,4,
4−トリメチルペンチル、ヘキシル、イソヘキシル、
2,4,4−トリメチルヘキシル、オクチル、デシル、
ドデシル基などが例示できる。好ましいR1は分枝鎖状
C6-12アルキル基、特に分枝鎖状C6-10アルキル基であ
る。シクロアルキル基として、シクロペンチル、シクロ
ヘキシル、シクロオクチル基などのC3-10シクロアルキ
ル基、特にC5-10シクロアルキル基が例示できる。
【0042】アリール基には、フェニル、ナフチル基が
含まれ、アリール基には直鎖状又は分枝鎖状C1-12アル
キル基又はハロゲン原子が置換していてもよい。C1-12
アルキル基には、前記と同様のアルキル基が含まれ、直
鎖状又は分枝鎖状C1-4 アルキル基(メチル、エチル、
プロピル、イソプロピル、ブチル、t−ブチル基など)
であるのが好ましい。ハロゲン原子には、フッ素、塩
素、臭素、ヨウ素原子が含まれる。
含まれ、アリール基には直鎖状又は分枝鎖状C1-12アル
キル基又はハロゲン原子が置換していてもよい。C1-12
アルキル基には、前記と同様のアルキル基が含まれ、直
鎖状又は分枝鎖状C1-4 アルキル基(メチル、エチル、
プロピル、イソプロピル、ブチル、t−ブチル基など)
であるのが好ましい。ハロゲン原子には、フッ素、塩
素、臭素、ヨウ素原子が含まれる。
【0043】直鎖状又は分枝鎖状C1-12アルコキシ基に
は、例えば、メトキシ、エトキシ、プロポキシ、イソプ
ロポキシ、ブトキシ、イソブトキシ、s−ブトキシ、t
−ブトキシ、ペンチルオキシ、ヘキシルオキシ、オクチ
ルオキシ、基などが例示できる。好ましいアルコキシ基
は直鎖状又は分枝鎖状C1-4 アルコキシ基である。
は、例えば、メトキシ、エトキシ、プロポキシ、イソプ
ロポキシ、ブトキシ、イソブトキシ、s−ブトキシ、t
−ブトキシ、ペンチルオキシ、ヘキシルオキシ、オクチ
ルオキシ、基などが例示できる。好ましいアルコキシ基
は直鎖状又は分枝鎖状C1-4 アルコキシ基である。
【0044】好ましい置換基の組み合わせは次の通りで
ある。
ある。
【0045】 R1 :C1-12アルキル基(特に分岐鎖状C
6-12アルキル基)又はアリール基(特にフェニル基) R2 およびR3 :C1-4 アルキル基(特にC1-2 アルキ
ル基)又はC1-4 アルコキシ基(特にC1-2 アルコキシ
基) R4 およびR5 :水素原子又はC1-4 アルキル基(特に
メチル基) ビスアシルホスフィンオキシド系光重合開始剤の具体例
としては、例えば、ビス(2,6−ジメトキシベンゾイ
ル)−2,4,4−トリメチルペンチルホスフィンオキ
シド(BAPO)などのビス(2,6−ジC1-2 アルコ
キシベンゾイル)−分枝鎖状C6-12アルキルホスフィン
オキシド、ビス(2,4,6−トリメチルベンゾイル)
メチルホスフィンオキシド、ビス(2,4,6−トリメ
チルベンゾイル)エチルホスフィンオキシド、ビス
(2,4,6−トリメチルベンゾイル)n−ブチルホス
フィンオキシドなどのビス(2,4,6−トリC1-2 ア
ルキルベンゾイル)C1-6 アルキルホスフィンオキシ
ド、ビス(2,4,6−トリメチルベンゾイル)フェニ
ルホスフィンオキシド(例えば、チバ スペシャリティ
ケミカルズ社製,「イルガキュア819」)などのビス
(2,4,6−トリC1- 2 アルキルベンゾイル)アリー
ルホスフィンオキシドなどが挙げられる。これらのビス
アシルホスフィンオキシド系光重合開始剤は、単独又は
二種以上組合わせて使用できる。
6-12アルキル基)又はアリール基(特にフェニル基) R2 およびR3 :C1-4 アルキル基(特にC1-2 アルキ
ル基)又はC1-4 アルコキシ基(特にC1-2 アルコキシ
基) R4 およびR5 :水素原子又はC1-4 アルキル基(特に
メチル基) ビスアシルホスフィンオキシド系光重合開始剤の具体例
としては、例えば、ビス(2,6−ジメトキシベンゾイ
ル)−2,4,4−トリメチルペンチルホスフィンオキ
シド(BAPO)などのビス(2,6−ジC1-2 アルコ
キシベンゾイル)−分枝鎖状C6-12アルキルホスフィン
オキシド、ビス(2,4,6−トリメチルベンゾイル)
メチルホスフィンオキシド、ビス(2,4,6−トリメ
チルベンゾイル)エチルホスフィンオキシド、ビス
(2,4,6−トリメチルベンゾイル)n−ブチルホス
フィンオキシドなどのビス(2,4,6−トリC1-2 ア
ルキルベンゾイル)C1-6 アルキルホスフィンオキシ
ド、ビス(2,4,6−トリメチルベンゾイル)フェニ
ルホスフィンオキシド(例えば、チバ スペシャリティ
ケミカルズ社製,「イルガキュア819」)などのビス
(2,4,6−トリC1- 2 アルキルベンゾイル)アリー
ルホスフィンオキシドなどが挙げられる。これらのビス
アシルホスフィンオキシド系光重合開始剤は、単独又は
二種以上組合わせて使用できる。
【0046】これらビスアシルホスフィンオキシド系光
重合開始剤は、他の光重合開始剤(例えば、アセトフェ
ノン系又はプロピオフェノン系光重合開始剤、ベンゾイ
ン系、ベンゾフェノン系光重合開始剤、チオキサントン
系光重合開始剤など)と組み合わせて使用してもよい。
重合開始剤は、他の光重合開始剤(例えば、アセトフェ
ノン系又はプロピオフェノン系光重合開始剤、ベンゾイ
ン系、ベンゾフェノン系光重合開始剤、チオキサントン
系光重合開始剤など)と組み合わせて使用してもよい。
【0047】アセトフェノン又はプロピオフェノン系光
重合開始剤としては、例えば、アルキルフェニルケトン
又はその誘導体[例えば、2,2−ジメトキシ−2−フ
ェニルアセトフェノン、アセトフェノンジエチルケター
ル、ジエトキシアセトフェノンなどのアセトフェノン又
はその誘導体、2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェ
ニルプロパン−1−オン(例えば、チバ スペシャリテ
ィ ケミカルズ(CibaSpecialty Chemicals)社製、
「ダロキュアー1173」)、2−ベンジル−2−ジメ
チルアミノ−1−(4−モルホリノフェニル)−ブタノ
ン(例えば、チバスペシャリティ ケミカルズ社製、
「イルガキュアー369」)、2−メチル−2−モルホ
リノ(4−チオメチルフェニル)プロパン−1−オン
(例えば、チバ スペシャリティ ケミカルズ社製,
「イルガキュアー907」)、2−ヒドロキシ−2−メ
チル−1−[4−(1−メチルビニル)フェニル]プロ
パノンのオリゴマー(例えば、ランベルチエスピーエ社
製,「エサキュアー−KIP」)などのプロピオフェノ
ン又はその誘導体など]、ベンジル又はその誘導体[例
えば、ベンジル、ベンジルジメチルケタール(例えば、
チバ スペシャリティ ケミカルズ社製,「イルガキュ
アー651」、BASF社製,「ルシリンBDK」な
ど)]などが挙げられる。
重合開始剤としては、例えば、アルキルフェニルケトン
又はその誘導体[例えば、2,2−ジメトキシ−2−フ
ェニルアセトフェノン、アセトフェノンジエチルケター
ル、ジエトキシアセトフェノンなどのアセトフェノン又
はその誘導体、2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェ
ニルプロパン−1−オン(例えば、チバ スペシャリテ
ィ ケミカルズ(CibaSpecialty Chemicals)社製、
「ダロキュアー1173」)、2−ベンジル−2−ジメ
チルアミノ−1−(4−モルホリノフェニル)−ブタノ
ン(例えば、チバスペシャリティ ケミカルズ社製、
「イルガキュアー369」)、2−メチル−2−モルホ
リノ(4−チオメチルフェニル)プロパン−1−オン
(例えば、チバ スペシャリティ ケミカルズ社製,
「イルガキュアー907」)、2−ヒドロキシ−2−メ
チル−1−[4−(1−メチルビニル)フェニル]プロ
パノンのオリゴマー(例えば、ランベルチエスピーエ社
製,「エサキュアー−KIP」)などのプロピオフェノ
ン又はその誘導体など]、ベンジル又はその誘導体[例
えば、ベンジル、ベンジルジメチルケタール(例えば、
チバ スペシャリティ ケミカルズ社製,「イルガキュ
アー651」、BASF社製,「ルシリンBDK」な
ど)]などが挙げられる。
【0048】ベンゾイン系光重合開始剤としては、例え
ば、ベンゾイン、ベンゾインメチルエーテル、ベンゾイ
ンエチルエーテル、ベンゾインイソプロピルエーテル、
ベンゾインイソブチルエーテルなどが挙げられる。ベン
ゾフェノン系光重合開始剤として、ベンゾフェノン又は
その誘導体、例えば、ベンゾフェノン、o−ベンゾイル
安息香酸メチル、4−フェニルベンゾフェノン、3,
3′−ジメチル−4−メトキシベンゾフェノン、4,
4′−メトキシベンゾフェノン、4−ベンゾイル−4′
−メチルジフェニルサルファイド、2,4,6−トリメ
チルベンゾフェノン、(4−ベンゾイルベンジル)トリ
メチルアンモニウムクロリドなどが挙げられる。チオキ
サントン系光重合開始剤としては、例えば、2−又は4
−イソプロピルチオキサントン、2,4−ジエチルチオ
キサントン、2,4−ジクロロチオキサントンなどが挙
げられる。さらに、他の光重合開始剤としては、例え
ば、1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン(例
えば、チバ スペシャリティ ケミカルズ社製,「イル
ガキュアー184」)、メチルフェニルグリオキシエス
テル(AKZO NOBEL Coating K.K.製、「バイキュアー5
5」)や3,6−ビス(2−モルホリノイソブチル)−
9−ブチルカルバゾール(旭電化(株)製、「A-Cure
3」)、チタノセン化合物なども例示できる。
ば、ベンゾイン、ベンゾインメチルエーテル、ベンゾイ
ンエチルエーテル、ベンゾインイソプロピルエーテル、
ベンゾインイソブチルエーテルなどが挙げられる。ベン
ゾフェノン系光重合開始剤として、ベンゾフェノン又は
その誘導体、例えば、ベンゾフェノン、o−ベンゾイル
安息香酸メチル、4−フェニルベンゾフェノン、3,
3′−ジメチル−4−メトキシベンゾフェノン、4,
4′−メトキシベンゾフェノン、4−ベンゾイル−4′
−メチルジフェニルサルファイド、2,4,6−トリメ
チルベンゾフェノン、(4−ベンゾイルベンジル)トリ
メチルアンモニウムクロリドなどが挙げられる。チオキ
サントン系光重合開始剤としては、例えば、2−又は4
−イソプロピルチオキサントン、2,4−ジエチルチオ
キサントン、2,4−ジクロロチオキサントンなどが挙
げられる。さらに、他の光重合開始剤としては、例え
ば、1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン(例
えば、チバ スペシャリティ ケミカルズ社製,「イル
ガキュアー184」)、メチルフェニルグリオキシエス
テル(AKZO NOBEL Coating K.K.製、「バイキュアー5
5」)や3,6−ビス(2−モルホリノイソブチル)−
9−ブチルカルバゾール(旭電化(株)製、「A-Cure
3」)、チタノセン化合物なども例示できる。
【0049】ビスアシルホスフィンオキシド系光重合開
始剤と他の光重合開始剤とを組み合わせた光重合開始剤
系は、例えば、商品名「イルガキュアー1700」[ビ
ス(2,6−ジメトキシベンゾイル)−2,4,4−ト
リメチルペンチルホスフィンオキシド/2−ヒドロキシ
−2−メチルフェニルプロパン−1−オン=25/75
(重量%)]、商品名「イルガキュアー1800」[ビ
ス(2,6−ジメトキシベンゾイル)−2,4,4−ト
リメチルペンチルホスフィンオキシド/1−ヒドロキシ
シクロヘキシル−フェニルケトン=25/75(重量
%)](いずれもチバ スペシャリティ ケミカルズ
(株)製)などとして市販されている。光重合開始剤の
使用量は、(A)ウレタン(メタ)アクリレートオリゴ
マーおよび(B)エチレン性不飽和化合物の総量100
重量部に対して、0.1〜10重量部、好ましくは0.
5〜5重量部(例えば、1〜5重量部)程度の範囲から
選択する場合が多い。
始剤と他の光重合開始剤とを組み合わせた光重合開始剤
系は、例えば、商品名「イルガキュアー1700」[ビ
ス(2,6−ジメトキシベンゾイル)−2,4,4−ト
リメチルペンチルホスフィンオキシド/2−ヒドロキシ
−2−メチルフェニルプロパン−1−オン=25/75
(重量%)]、商品名「イルガキュアー1800」[ビ
ス(2,6−ジメトキシベンゾイル)−2,4,4−ト
リメチルペンチルホスフィンオキシド/1−ヒドロキシ
シクロヘキシル−フェニルケトン=25/75(重量
%)](いずれもチバ スペシャリティ ケミカルズ
(株)製)などとして市販されている。光重合開始剤の
使用量は、(A)ウレタン(メタ)アクリレートオリゴ
マーおよび(B)エチレン性不飽和化合物の総量100
重量部に対して、0.1〜10重量部、好ましくは0.
5〜5重量部(例えば、1〜5重量部)程度の範囲から
選択する場合が多い。
【0050】[(D)第3級アミン]本発明の特色は、
錫成分を実質的に含まない系において、前記ビスアシル
ホスフィンオキシド系光重合開始剤(C)と、第3級ア
ミン(D)とを組み合わせることにより、水分が存在し
ていても長期間に亘り前記(C)成分の失活を著しく抑
制し、(C)成分の高い光活性を維持する点にある。ま
た、本発明の組成物は、通常、鉛成分も実質的に含んで
いない。本発明の組成物中の前記第3級アミンは、
(A)成分を合成するためのウレタン化触媒に起因して
もよく、組成物へ添加した第3級アミンに起因していて
もよい。
錫成分を実質的に含まない系において、前記ビスアシル
ホスフィンオキシド系光重合開始剤(C)と、第3級ア
ミン(D)とを組み合わせることにより、水分が存在し
ていても長期間に亘り前記(C)成分の失活を著しく抑
制し、(C)成分の高い光活性を維持する点にある。ま
た、本発明の組成物は、通常、鉛成分も実質的に含んで
いない。本発明の組成物中の前記第3級アミンは、
(A)成分を合成するためのウレタン化触媒に起因して
もよく、組成物へ添加した第3級アミンに起因していて
もよい。
【0051】第3級アミン化合物としては、1分子中に
少なくとも1つの3級窒素原子を有する化合物が使用で
きる。分子中に1つの窒素原子を有する第3級アミンと
しては、例えば、脂肪族アミン[トリエチルアミン、ト
リブチルアミンなどのトリC1-6 アルキルアミン、β−
(ジメチルアミノ)プロピオニトリルなど]、脂環式ア
ミン[N,N−ジメチルシクロヘキシルアミン、N,N
−ジエチルシクロヘキシルアミンなどのジC1- 6 アルキ
ル−C3-10シクロアルキルアミン、N,N−ジシクロヘ
キシルメチルアミンなど]、複素環式アミン[N−メチ
ルモルホリン、N−エチルモルホリン、N−(2−ヒド
ロキシエチル)モルホリン、N−メチルピロリドンな
ど]、芳香族アミン(N,N−ジメチル−p−トルイジ
ンなど)が例示できる。
少なくとも1つの3級窒素原子を有する化合物が使用で
きる。分子中に1つの窒素原子を有する第3級アミンと
しては、例えば、脂肪族アミン[トリエチルアミン、ト
リブチルアミンなどのトリC1-6 アルキルアミン、β−
(ジメチルアミノ)プロピオニトリルなど]、脂環式ア
ミン[N,N−ジメチルシクロヘキシルアミン、N,N
−ジエチルシクロヘキシルアミンなどのジC1- 6 アルキ
ル−C3-10シクロアルキルアミン、N,N−ジシクロヘ
キシルメチルアミンなど]、複素環式アミン[N−メチ
ルモルホリン、N−エチルモルホリン、N−(2−ヒド
ロキシエチル)モルホリン、N−メチルピロリドンな
ど]、芳香族アミン(N,N−ジメチル−p−トルイジ
ンなど)が例示できる。
【0052】分子中に2つの窒素原子を有する第3級ア
ミンとしては、例えば、脂肪族アミン[N,N,N′,
N′−テトラメチルエチレンジアミン、N,N,N′,
N′−テトラメチルプロパン−1,3−ジアミン、N,
N,N′,N′−テトラメチルヘキサン−1,6−ジア
ミン、ビス(N,N−ジメチルアミノエチル)エーテ
ル、ビス(2−ジメチルアミノエチル)エーテル、エチ
レングリコールビス(3−ジメチルアミノプロピル)エ
ーテルなど]、脂環式アミン[N′−シクロヘキシル−
N,N−ジメチルホルムアミジンなど]、複素環式アミ
ン[N,N′−ジメチルピペラジン、トリメチルピペラ
ジン、1,2−ピペリジノエタン、ビス(アミノプロピ
ル)ピペラジン、N−メチル−N′−(2−ヒドロキシ
エチル)ピペラジン、N−(N′,N′−ジメチルアミ
ノエチル)モルホリン、ビス(モルホリノエチル)エー
テル、ビス(2,6−ジメチルモルホリノエチル)エー
テル、1,2−ジメチルイミダゾール、N−メチルイミ
ダゾール、1,4−ジアジンなど、ジアザビシクロ
[2.2.2]−オクタン(DABCO)、1,4−ジ
アザビシクロ[3.3.0]オクト−4−エン−、1,
5−ジアザビシクロ[4.3.0]ノナ−5−エン(D
BN)、1,8−ジアザビシクロ−[5.4.0]−ウ
ンデセ−7−エン(DBU)およびこのフェノール塩、
オクチル酸塩など]などが例示できる。
ミンとしては、例えば、脂肪族アミン[N,N,N′,
N′−テトラメチルエチレンジアミン、N,N,N′,
N′−テトラメチルプロパン−1,3−ジアミン、N,
N,N′,N′−テトラメチルヘキサン−1,6−ジア
ミン、ビス(N,N−ジメチルアミノエチル)エーテ
ル、ビス(2−ジメチルアミノエチル)エーテル、エチ
レングリコールビス(3−ジメチルアミノプロピル)エ
ーテルなど]、脂環式アミン[N′−シクロヘキシル−
N,N−ジメチルホルムアミジンなど]、複素環式アミ
ン[N,N′−ジメチルピペラジン、トリメチルピペラ
ジン、1,2−ピペリジノエタン、ビス(アミノプロピ
ル)ピペラジン、N−メチル−N′−(2−ヒドロキシ
エチル)ピペラジン、N−(N′,N′−ジメチルアミ
ノエチル)モルホリン、ビス(モルホリノエチル)エー
テル、ビス(2,6−ジメチルモルホリノエチル)エー
テル、1,2−ジメチルイミダゾール、N−メチルイミ
ダゾール、1,4−ジアジンなど、ジアザビシクロ
[2.2.2]−オクタン(DABCO)、1,4−ジ
アザビシクロ[3.3.0]オクト−4−エン−、1,
5−ジアザビシクロ[4.3.0]ノナ−5−エン(D
BN)、1,8−ジアザビシクロ−[5.4.0]−ウ
ンデセ−7−エン(DBU)およびこのフェノール塩、
オクチル酸塩など]などが例示できる。
【0053】分子中に3つの窒素原子を有する第3級ア
ミンとしては、例えば、脂肪族アミン[N,N,N′,
N′,N″−ペンタメチルジエチレントリアミン、N,
N,N′,N″,N″−ペンタメチルジプロピレントリ
アミン、テトラメチルグアニジンなど]、脂環式アミン
[N−シクロヘキシル−N′,N′,N″,N″−テト
ラメチルグアニジンなど]、複素環式アミン[N−メチ
ル−N′−(2−ジメチルアミノ)エチルピペラジン、
1,5,7−トリアザビシクロ[4.4.0]デセ−5
−エンなど]などを挙げることができる。分子中に4つ
の窒素原子を有する第3級アミンとしては、例えば、脂
肪族アミン[1,1,4,7,10,10−ヘキサメチ
ルトリエチレンテトラミンなど]、複素環式アミン
[1,3,5−トリス(N,N−ジメチルプロピル)ヘ
キサヒドロ−1,3,5−トリアジンなど]などが挙げ
られる。
ミンとしては、例えば、脂肪族アミン[N,N,N′,
N′,N″−ペンタメチルジエチレントリアミン、N,
N,N′,N″,N″−ペンタメチルジプロピレントリ
アミン、テトラメチルグアニジンなど]、脂環式アミン
[N−シクロヘキシル−N′,N′,N″,N″−テト
ラメチルグアニジンなど]、複素環式アミン[N−メチ
ル−N′−(2−ジメチルアミノ)エチルピペラジン、
1,5,7−トリアザビシクロ[4.4.0]デセ−5
−エンなど]などを挙げることができる。分子中に4つ
の窒素原子を有する第3級アミンとしては、例えば、脂
肪族アミン[1,1,4,7,10,10−ヘキサメチ
ルトリエチレンテトラミンなど]、複素環式アミン
[1,3,5−トリス(N,N−ジメチルプロピル)ヘ
キサヒドロ−1,3,5−トリアジンなど]などが挙げ
られる。
【0054】これらの第3級アミンは単独で又は二種以
上混合して使用できる。これら第3級アミンのうち、1
分子中に少なくとも2つの3級窒素原子を有する化合物
が好ましい。
上混合して使用できる。これら第3級アミンのうち、1
分子中に少なくとも2つの3級窒素原子を有する化合物
が好ましい。
【0055】第3級アミンの使用量は、前記光重合開始
剤(C)の安定性を損なわない範囲で選択でき、例え
ば、ポリウレタン(メタ)アクリレートオリゴマー
(A)に対して、0.001〜1.0重量%、好ましく
は0.005〜0.5重量%、更に好ましくは0.01
〜0.2重量%(特に0.01〜0.1重量%)程度で
ある。第3級アミンの使用量が0.001重量%未満で
は、水分共存下で(C)成分の活性が低下しやすく、
1.0重量%を越えると硬化膜のヤング率が低下しやす
くなる。ビスアシルホスフィンオキシド系光重合開始剤
(C)と第3級アミン(D)との割合は、(C)成分の
安定性を維持できる範囲、例えば、前者/後者=100
/0.1〜100/10(重量比)、好ましくは100
/0.5〜100/5(重量比)、さらに好ましくは1
00/1〜100/3(重量比)程度である。
剤(C)の安定性を損なわない範囲で選択でき、例え
ば、ポリウレタン(メタ)アクリレートオリゴマー
(A)に対して、0.001〜1.0重量%、好ましく
は0.005〜0.5重量%、更に好ましくは0.01
〜0.2重量%(特に0.01〜0.1重量%)程度で
ある。第3級アミンの使用量が0.001重量%未満で
は、水分共存下で(C)成分の活性が低下しやすく、
1.0重量%を越えると硬化膜のヤング率が低下しやす
くなる。ビスアシルホスフィンオキシド系光重合開始剤
(C)と第3級アミン(D)との割合は、(C)成分の
安定性を維持できる範囲、例えば、前者/後者=100
/0.1〜100/10(重量比)、好ましくは100
/0.5〜100/5(重量比)、さらに好ましくは1
00/1〜100/3(重量比)程度である。
【0056】[光重合促進剤(増感剤)]本発明の樹脂
組成物には、必要に応じて、光開始剤による光重合反応
を促進するため、種々の光重合促進剤、例えば、ジアル
キルアミノ安息香酸又はその誘導体(例えば、4−ジメ
チルアミノ安息香酸、4−ジメチルアミノ安息香酸エス
テルなど)、ホスフィン系光重合促進剤(トリフェニル
ホスフィンなどのアリールホスフィン、トリアルキルホ
スフィンなどのアルキルホスフィンなどのホスフィン系
化合物)などを添加してもよい。これらの重合促進剤は
単独で又は二種以上組み合わせて用でき、重合促進剤の
添加量は、例えば、(A)ポリウレタン(メタ)アクリ
レートオリゴマーおよび(B)エチレン性不飽和化合物
の総量100重量部に対して0.01〜10重量部程度
の範囲から選択できる。
組成物には、必要に応じて、光開始剤による光重合反応
を促進するため、種々の光重合促進剤、例えば、ジアル
キルアミノ安息香酸又はその誘導体(例えば、4−ジメ
チルアミノ安息香酸、4−ジメチルアミノ安息香酸エス
テルなど)、ホスフィン系光重合促進剤(トリフェニル
ホスフィンなどのアリールホスフィン、トリアルキルホ
スフィンなどのアルキルホスフィンなどのホスフィン系
化合物)などを添加してもよい。これらの重合促進剤は
単独で又は二種以上組み合わせて用でき、重合促進剤の
添加量は、例えば、(A)ポリウレタン(メタ)アクリ
レートオリゴマーおよび(B)エチレン性不飽和化合物
の総量100重量部に対して0.01〜10重量部程度
の範囲から選択できる。
【0057】[安定剤、酸化防止剤]本発明の組成物に
は、安定剤を少量添加してもよい。安定剤としては、例
えば、ヒンダードフェノール系酸化防止剤、ヒンダード
アミン系酸化防止剤、硫黄系酸化防止剤などが使用でき
る。ヒンダードフェノール系安定剤としては、t−ブチ
ル基が置換したヒドロキシフェニル基を有する化合物、
例えば、2,6−ジ−t−ブチルヒドロキシトルエン、
2,2′−メチレンビス(4−メチル−6−t−ブチル
フェノール)、4,4′−ブチリデンビス(3−メチル
−6−t−ブチルフェノール)、トリエチレングリコー
ル−ビス[(3−t−ブチル−5−メチル−4−ヒドロ
キシフェニル)プロピオネート]、1,6−ヘキサンジ
オール−ビス[3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒ
ドロキシフェニル)プロピオネート]、ペンタエリスリ
トール−テトラキス[3−(3,5−ジ−t−ブチル−
4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート]、2,4−
ビス[(n−オクチルチオ)−6−(4−ヒドロキシ−
3,5−ジ−t−ブチルアニリノ)]−1,3,5−ト
リアジン、2,2−チオ−ジエチレンビス[3−(3,
5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピ
オネート]、オクタデシル−3−(3,5−ジ−t−ブ
チル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート、2,
2′−チオビス(4−メチル−6−t−ブチル)フェノ
ール、4,4′−チオビス(3−メチル−6−t−ブチ
ル)フェノール、N,N′−ヘキサメチレンビス(3,
5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシ−ヒドロシンナマ
ミド)、3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシ−ベ
ンジルフォスフォネート−ジエチルエステルなどが挙げ
られる。
は、安定剤を少量添加してもよい。安定剤としては、例
えば、ヒンダードフェノール系酸化防止剤、ヒンダード
アミン系酸化防止剤、硫黄系酸化防止剤などが使用でき
る。ヒンダードフェノール系安定剤としては、t−ブチ
ル基が置換したヒドロキシフェニル基を有する化合物、
例えば、2,6−ジ−t−ブチルヒドロキシトルエン、
2,2′−メチレンビス(4−メチル−6−t−ブチル
フェノール)、4,4′−ブチリデンビス(3−メチル
−6−t−ブチルフェノール)、トリエチレングリコー
ル−ビス[(3−t−ブチル−5−メチル−4−ヒドロ
キシフェニル)プロピオネート]、1,6−ヘキサンジ
オール−ビス[3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒ
ドロキシフェニル)プロピオネート]、ペンタエリスリ
トール−テトラキス[3−(3,5−ジ−t−ブチル−
4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート]、2,4−
ビス[(n−オクチルチオ)−6−(4−ヒドロキシ−
3,5−ジ−t−ブチルアニリノ)]−1,3,5−ト
リアジン、2,2−チオ−ジエチレンビス[3−(3,
5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピ
オネート]、オクタデシル−3−(3,5−ジ−t−ブ
チル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート、2,
2′−チオビス(4−メチル−6−t−ブチル)フェノ
ール、4,4′−チオビス(3−メチル−6−t−ブチ
ル)フェノール、N,N′−ヘキサメチレンビス(3,
5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシ−ヒドロシンナマ
ミド)、3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシ−ベ
ンジルフォスフォネート−ジエチルエステルなどが挙げ
られる。
【0058】ヒンダードアミン系酸化防止剤としては、
例えば、ビス−(2,2,6,6−テトラメチルピペリ
ジニル−4−セバケート)、コハク酸ジメチル−1−
(2−ヒドロキシエチル)−4−ヒドロキシ−2,2,
6,6−テトラメチルピペリジル重縮合物などが挙げら
れる。硫黄系酸化防止剤としては、例えば、ジラウリル
−3,3′−ジチオプロピオネート、ジミリスチル−
3,3′−ジチオプロピオネート、ジステアリル−3,
3′−ジチオプロピオネート、ペンタエリスリトール−
テトラキス−(β−ラウリル−チオプロピオネート)、
ジトリデシル−3,3′−ジチオプロピオネート、2−
メルカプトベンズイミダゾールなどが挙げられる。
例えば、ビス−(2,2,6,6−テトラメチルピペリ
ジニル−4−セバケート)、コハク酸ジメチル−1−
(2−ヒドロキシエチル)−4−ヒドロキシ−2,2,
6,6−テトラメチルピペリジル重縮合物などが挙げら
れる。硫黄系酸化防止剤としては、例えば、ジラウリル
−3,3′−ジチオプロピオネート、ジミリスチル−
3,3′−ジチオプロピオネート、ジステアリル−3,
3′−ジチオプロピオネート、ペンタエリスリトール−
テトラキス−(β−ラウリル−チオプロピオネート)、
ジトリデシル−3,3′−ジチオプロピオネート、2−
メルカプトベンズイミダゾールなどが挙げられる。
【0059】これら酸化防止剤の添加量は、通常、樹脂
組成物全体に対して2.0重量%以下(0〜2重量%)
であり、水素ガス発生量、硬化速度の兼ね合いから、
0.1〜1.0重量%程度であるのが好ましい。
組成物全体に対して2.0重量%以下(0〜2重量%)
であり、水素ガス発生量、硬化速度の兼ね合いから、
0.1〜1.0重量%程度であるのが好ましい。
【0060】本発明の樹脂組成物には、必要に応じて前
記成分の他に、例えば、前記以外の酸化防止剤や紫外線
吸収剤などの安定剤、可塑剤、有機溶剤、シランカップ
リング剤、界面活性剤、着色顔料、有機または無機微粒
子などの種々の添加剤を添加してもよい。錫成分を実質
的に含まず第3級アミンを含む本発明の光硬化性樹脂組
成物は、(A)ウレタン(メタ)アクリレートオリゴマ
ー、(B)エチレン性不飽和化合物、(C)ビスアシル
ホスフィンオキシド系光重合開始剤を混合することによ
り調製でき、(D)第3級アミンは、上記成分に対する
付加的な添加に起因してもよく、(A)成分の調製に際
して使用される第3級アミン触媒に起因してもよい。例
えば、(D)触媒の非存在下、又は錫系触媒、鉛系触
媒、第3級アミン触媒以外の触媒の存在下で調製した
(A)ウレタン(メタ)アクリレートオリゴマー、
(B)エチレン性不飽和化合物、(C)ビスアシルホス
フィンオキシド系光重合開始剤および(D)第3級アミ
ンを混合することにより光硬化性樹脂組成物を得てもよ
いが、好ましい方法では、(D)第3級アミンの存在下
で調製した(A)ウレタン(メタ)アクリレートオリゴ
マー、(B)エチレン性不飽和化合物、および(C)光
重合開始剤を混合することにより光硬化性樹脂組成物が
得られる。なお、(D)第3級アミンの存在下、ウレタ
ン化反応により(A)成分を調製した後、組成物には、
必要に応じてさらに(D)成分を添加してもよい。
記成分の他に、例えば、前記以外の酸化防止剤や紫外線
吸収剤などの安定剤、可塑剤、有機溶剤、シランカップ
リング剤、界面活性剤、着色顔料、有機または無機微粒
子などの種々の添加剤を添加してもよい。錫成分を実質
的に含まず第3級アミンを含む本発明の光硬化性樹脂組
成物は、(A)ウレタン(メタ)アクリレートオリゴマ
ー、(B)エチレン性不飽和化合物、(C)ビスアシル
ホスフィンオキシド系光重合開始剤を混合することによ
り調製でき、(D)第3級アミンは、上記成分に対する
付加的な添加に起因してもよく、(A)成分の調製に際
して使用される第3級アミン触媒に起因してもよい。例
えば、(D)触媒の非存在下、又は錫系触媒、鉛系触
媒、第3級アミン触媒以外の触媒の存在下で調製した
(A)ウレタン(メタ)アクリレートオリゴマー、
(B)エチレン性不飽和化合物、(C)ビスアシルホス
フィンオキシド系光重合開始剤および(D)第3級アミ
ンを混合することにより光硬化性樹脂組成物を得てもよ
いが、好ましい方法では、(D)第3級アミンの存在下
で調製した(A)ウレタン(メタ)アクリレートオリゴ
マー、(B)エチレン性不飽和化合物、および(C)光
重合開始剤を混合することにより光硬化性樹脂組成物が
得られる。なお、(D)第3級アミンの存在下、ウレタ
ン化反応により(A)成分を調製した後、組成物には、
必要に応じてさらに(D)成分を添加してもよい。
【0061】本発明の方法では、(C)ビスアシルホス
フィンオキシド系光重合開始剤は、錫成分を含有するこ
となく(D)第3級アミンと共存させることにより安定
化できる。特に、水分の存在下であっても、前記(C)
光重合開始剤の失活を防止でき、長期間に亘って安定化
できる。そのため、本発明の光硬化性樹脂組成物は、長
期間保存しても、光開始剤であるビスアシルホスフィン
オキシドの加水分解による失活がなく、高速での被覆性
が高く、低紫外線照射量でも高い硬化性を示す。そのた
め、本発明の樹脂組成物を用いる方法は、プラスチッ
ク、木、陶磁器、紙、ガラスなどの基材に対するコーテ
ィング材、光形成材料、三次元立体成形材料、印刷版材
料などとして有用である。さらに、光硬化性樹脂組成物
は水素発生量も少ない。そのため、特に、光ファイバ被
覆用として有用である。
フィンオキシド系光重合開始剤は、錫成分を含有するこ
となく(D)第3級アミンと共存させることにより安定
化できる。特に、水分の存在下であっても、前記(C)
光重合開始剤の失活を防止でき、長期間に亘って安定化
できる。そのため、本発明の光硬化性樹脂組成物は、長
期間保存しても、光開始剤であるビスアシルホスフィン
オキシドの加水分解による失活がなく、高速での被覆性
が高く、低紫外線照射量でも高い硬化性を示す。そのた
め、本発明の樹脂組成物を用いる方法は、プラスチッ
ク、木、陶磁器、紙、ガラスなどの基材に対するコーテ
ィング材、光形成材料、三次元立体成形材料、印刷版材
料などとして有用である。さらに、光硬化性樹脂組成物
は水素発生量も少ない。そのため、特に、光ファイバ被
覆用として有用である。
【0062】光ファイバ被覆用光硬化性樹脂組成物は、
ガラスファイバを直接的又は間接的に硬化膜で被覆する
のに有用である。本発明の樹脂組成物は、硬化樹脂の特
性(ヤング率など)に応じて、ガラスファイバを1次
被覆層(プライマリ層)で直接的に被覆する光硬化性被
覆材、少なくとも1次被覆層(プライマリ層)を介し
て、光ファイバを間接的に被覆する紫外線硬化型被覆材
として好適であり、光ファイバを間接的に被覆する被覆
材には、光ファイバの2次被覆層(セカンダリ層)、3
次被覆層(着色材層)などのファイバ素線用の材料(被
覆材)、複数のファイバ心線で構成されたテープ心線を
テープ化するためのテープ化材、ドロップワイヤ用コー
ティング材、防水ファイバケーブル用被覆材、光海底ケ
ーブル用緩衝材などが含まれる。このような樹脂組成物
の硬化膜で被覆された光ファイバは、前記樹脂組成物で
ガラスファイバを直接的に被覆し、又は光ファイバを間
接的に被覆し、光照射(特に紫外線照射)により前記樹
脂組成物を硬化させることにより得ることができる。
ガラスファイバを直接的又は間接的に硬化膜で被覆する
のに有用である。本発明の樹脂組成物は、硬化樹脂の特
性(ヤング率など)に応じて、ガラスファイバを1次
被覆層(プライマリ層)で直接的に被覆する光硬化性被
覆材、少なくとも1次被覆層(プライマリ層)を介し
て、光ファイバを間接的に被覆する紫外線硬化型被覆材
として好適であり、光ファイバを間接的に被覆する被覆
材には、光ファイバの2次被覆層(セカンダリ層)、3
次被覆層(着色材層)などのファイバ素線用の材料(被
覆材)、複数のファイバ心線で構成されたテープ心線を
テープ化するためのテープ化材、ドロップワイヤ用コー
ティング材、防水ファイバケーブル用被覆材、光海底ケ
ーブル用緩衝材などが含まれる。このような樹脂組成物
の硬化膜で被覆された光ファイバは、前記樹脂組成物で
ガラスファイバを直接的に被覆し、又は光ファイバを間
接的に被覆し、光照射(特に紫外線照射)により前記樹
脂組成物を硬化させることにより得ることができる。
【0063】
【発明の効果】本発明の光硬化性樹脂組成物は、第3級
アミンとの組み合わせにより、ビスアシルホスフィンオ
キシド系光重合開始剤の加水分解による失活を長期間に
亘り防止でき、低紫外線照射量であっても高い光硬化性
を維持でき、高速被覆性も高いる。また、樹脂組成物の
特性を高いレベルに長期間維持でき、水素発生量も少な
い。そのため、硬化膜の特性が安定した被覆材を形成で
き、光ファイバの長期信頼性を高めることができる。従
って、本発明の光硬化性樹脂組成物は、光ファイバ被覆
材として極めて有用である。
アミンとの組み合わせにより、ビスアシルホスフィンオ
キシド系光重合開始剤の加水分解による失活を長期間に
亘り防止でき、低紫外線照射量であっても高い光硬化性
を維持でき、高速被覆性も高いる。また、樹脂組成物の
特性を高いレベルに長期間維持でき、水素発生量も少な
い。そのため、硬化膜の特性が安定した被覆材を形成で
き、光ファイバの長期信頼性を高めることができる。従
って、本発明の光硬化性樹脂組成物は、光ファイバ被覆
材として極めて有用である。
【0064】
【実施例】以下に、実施例に基づいて本発明をより詳細
に説明するが、本発明をこれらの実施例に限定されるも
のではない。 (1)ポリエーテルの調製 [合成例1]水添ダイマージオール(東亜合成(株)
製、商品名「ペスポールHP−1000」、OH価20
0mg/KOH)5.49kg、水酸化カリウム25g
を仕込み、窒素気流下、110〜120℃でプロピレン
オキシド4.51kgを付加重合させた。反応終了後、
水および合成ケイ酸マグネシウム(協和化学(株)製、
「キョワード600」)を加え、水酸化カリウムを吸着
させた後、濾過により除去した。次いで、水分量が0.
05重量%以下になるまで脱水し、数平均分子量100
0のポリエーテル(以下、「DDP−1000」と称す
る。水添ダイマージオール残基含有量56.0重量%)
が得られた。
に説明するが、本発明をこれらの実施例に限定されるも
のではない。 (1)ポリエーテルの調製 [合成例1]水添ダイマージオール(東亜合成(株)
製、商品名「ペスポールHP−1000」、OH価20
0mg/KOH)5.49kg、水酸化カリウム25g
を仕込み、窒素気流下、110〜120℃でプロピレン
オキシド4.51kgを付加重合させた。反応終了後、
水および合成ケイ酸マグネシウム(協和化学(株)製、
「キョワード600」)を加え、水酸化カリウムを吸着
させた後、濾過により除去した。次いで、水分量が0.
05重量%以下になるまで脱水し、数平均分子量100
0のポリエーテル(以下、「DDP−1000」と称す
る。水添ダイマージオール残基含有量56.0重量%)
が得られた。
【0065】[合成例2]ロクサノール(12−ヒドロ
キシステアリルアルコール含有量約80重量%、ヘンケ
ル白水(株)製,OH価357mg/KOH)3.1k
g、水酸化カリウム25gを仕込み、窒素気流下、11
0〜120℃でプロピレンオキシド6.90kgを付加
重合させた。反応終了後、水および合成ケイ酸マグネシ
ウム(協和化学(株)製,「キョワード600」)を加
え、水酸化カリウムを吸着させた後、濾過により除去し
た。次いで、水分量が0.05重量%以下になるまで脱
水し、数平均分子量1000のポリエーテル(以下、
「LXP−1000」と称する。12−ヒドロキシステ
アリルアルコール残基含有量21.8重量%)が得られ
た。
キシステアリルアルコール含有量約80重量%、ヘンケ
ル白水(株)製,OH価357mg/KOH)3.1k
g、水酸化カリウム25gを仕込み、窒素気流下、11
0〜120℃でプロピレンオキシド6.90kgを付加
重合させた。反応終了後、水および合成ケイ酸マグネシ
ウム(協和化学(株)製,「キョワード600」)を加
え、水酸化カリウムを吸着させた後、濾過により除去し
た。次いで、水分量が0.05重量%以下になるまで脱
水し、数平均分子量1000のポリエーテル(以下、
「LXP−1000」と称する。12−ヒドロキシステ
アリルアルコール残基含有量21.8重量%)が得られ
た。
【0066】(2)第3級アミン含有ポリウレタン(メ
タ)アクリレートオリゴマーの合成 [合成例3]2,4−トリレンジイソシアネート69
6.8g、合成例1で得られた「DDP−1000」1
000gの混合液を、窒素雰囲気下、70〜80℃の温
度で3時間反応させた。次いで、この反応混合物を40
℃まで冷却した後、反応容器内を乾燥空気で置換し、
2,6−ジ−t−ブチルヒドロキシトルエン(BHT)
0.72g、2−ヒドロキシエチルアクリレート69
6.0gを仕込み、徐々に昇温させ温度60〜70℃で
2時間反応させた。次いで、1,5,7−トリアザビシ
クロ[4.4.0]デセン−5(TABD)1.20g
を仕込み、さらに4時間反応させ、赤外線吸収スペクト
ル(IR−スペクトル)でイソシアネート基(NCO)
に起因する吸収がないことを確認し、ポリウレタンアク
リレートオリゴマー(以下、単に「オリゴマーA」と称
する)を得た。
タ)アクリレートオリゴマーの合成 [合成例3]2,4−トリレンジイソシアネート69
6.8g、合成例1で得られた「DDP−1000」1
000gの混合液を、窒素雰囲気下、70〜80℃の温
度で3時間反応させた。次いで、この反応混合物を40
℃まで冷却した後、反応容器内を乾燥空気で置換し、
2,6−ジ−t−ブチルヒドロキシトルエン(BHT)
0.72g、2−ヒドロキシエチルアクリレート69
6.0gを仕込み、徐々に昇温させ温度60〜70℃で
2時間反応させた。次いで、1,5,7−トリアザビシ
クロ[4.4.0]デセン−5(TABD)1.20g
を仕込み、さらに4時間反応させ、赤外線吸収スペクト
ル(IR−スペクトル)でイソシアネート基(NCO)
に起因する吸収がないことを確認し、ポリウレタンアク
リレートオリゴマー(以下、単に「オリゴマーA」と称
する)を得た。
【0067】[合成例4]合成例3と同様にして、2,
4−トリレンジイソシアネート209.2g、ポリテト
ラメチレンエーテルグリコール(数平均分子量300
0)171.9g、合成例1で得られた「DDP−10
00」79.6g、トリプロピレングリコール28.7
g、エチレンビス(ヒドロキシエチルスルフィド)5.
8gを反応させ、得られた反応混合物に、BHT 0.
21g、2−ヒドロキシエチルアクリレート204.8
g、TABD 0.7gを加えて、合成例3と同様にし
て、ポリウレタンアクリレートオリゴマー(以下、単に
「オリゴマーB」と称する)を得た。
4−トリレンジイソシアネート209.2g、ポリテト
ラメチレンエーテルグリコール(数平均分子量300
0)171.9g、合成例1で得られた「DDP−10
00」79.6g、トリプロピレングリコール28.7
g、エチレンビス(ヒドロキシエチルスルフィド)5.
8gを反応させ、得られた反応混合物に、BHT 0.
21g、2−ヒドロキシエチルアクリレート204.8
g、TABD 0.7gを加えて、合成例3と同様にし
て、ポリウレタンアクリレートオリゴマー(以下、単に
「オリゴマーB」と称する)を得た。
【0068】[合成例5]2,4−トリレンジイソシア
ネート696.8g、合成例2で得られた「LXP−1
000」1000gの混合液を窒素雰囲気下、70〜8
0℃の温度で3時間反応させた。次いで、この反応混合
物を40℃まで冷却した後、反応容器内を乾燥空気で置
換し、BHT 0.72g、2−ヒドロキシエチルアク
リレート696.0gを仕込み、徐々に昇温させ温度6
0〜70℃で2時間反応させた。次いで、1,1,4,
7,10,10−ヘキサメチルトリエチレンテトラミン
(HMTA)0.48gを仕込み、さらに4時間反応さ
せ、IR−スペクトルでNCO基に起因する吸収がない
ことを確認し、ポリウレタンアクリレートオリゴマー
(以下、単に「オリゴマーC」と称する)を得た。
ネート696.8g、合成例2で得られた「LXP−1
000」1000gの混合液を窒素雰囲気下、70〜8
0℃の温度で3時間反応させた。次いで、この反応混合
物を40℃まで冷却した後、反応容器内を乾燥空気で置
換し、BHT 0.72g、2−ヒドロキシエチルアク
リレート696.0gを仕込み、徐々に昇温させ温度6
0〜70℃で2時間反応させた。次いで、1,1,4,
7,10,10−ヘキサメチルトリエチレンテトラミン
(HMTA)0.48gを仕込み、さらに4時間反応さ
せ、IR−スペクトルでNCO基に起因する吸収がない
ことを確認し、ポリウレタンアクリレートオリゴマー
(以下、単に「オリゴマーC」と称する)を得た。
【0069】[合成例6]合成例3と同様にして、2,
4−トリレンジイソシアネート662.0g、ポリテト
ラメチレンエーテルグリコール(数平均分子量300
0)474.0g、ポリオキシプロピレングリコール
(数平均分子量1000)220.0g、トリプロピレ
ングリコール96.4g、「ロクサノール」 37.7
gを反応させ、得られた反応生成物に、BHT 0.6
4g、2−ヒドロキシエチルアクリレート649.6
g、N,N,N′,N′−テトラメチルエチレンジアミ
ン(TMEDA)2.14gを加え、合成例3と同様に
して、ポリウレタンアクリレートオリゴマー(以下、単
に「オリゴマーD」と称する)を得た。
4−トリレンジイソシアネート662.0g、ポリテト
ラメチレンエーテルグリコール(数平均分子量300
0)474.0g、ポリオキシプロピレングリコール
(数平均分子量1000)220.0g、トリプロピレ
ングリコール96.4g、「ロクサノール」 37.7
gを反応させ、得られた反応生成物に、BHT 0.6
4g、2−ヒドロキシエチルアクリレート649.6
g、N,N,N′,N′−テトラメチルエチレンジアミ
ン(TMEDA)2.14gを加え、合成例3と同様に
して、ポリウレタンアクリレートオリゴマー(以下、単
に「オリゴマーD」と称する)を得た。
【0070】[合成例7]合成例3と同様にして、2,
4−トリレンジイソシアネート696.8g、ポリテト
ラメチレンエーテルグリコール(数平均分子量650)
552.5g、ポリオキシプロピレングリコール(数平
均分子量3000)450.0gを反応させ、得られた
反応生成物に、BHT 0.72g、2−ヒドロキシエ
チルアクリレート696.0g、N,N,N′,N″,
N″−ペンタメチルジエチレントリアミン(PMDET
A)1.20gを加え、合成例3と同様にして、ポリウ
レタンアクリレートオリゴマー(以下、単に「オリゴマ
ーE」と称する)を得た。
4−トリレンジイソシアネート696.8g、ポリテト
ラメチレンエーテルグリコール(数平均分子量650)
552.5g、ポリオキシプロピレングリコール(数平
均分子量3000)450.0gを反応させ、得られた
反応生成物に、BHT 0.72g、2−ヒドロキシエ
チルアクリレート696.0g、N,N,N′,N″,
N″−ペンタメチルジエチレントリアミン(PMDET
A)1.20gを加え、合成例3と同様にして、ポリウ
レタンアクリレートオリゴマー(以下、単に「オリゴマ
ーE」と称する)を得た。
【0071】(3)錫触媒含有ポリウレタン(メタ)ア
クリレートオリゴマーの合成 [合成例8]合成例6のウレタン化触媒TMEDA2.
14gに代えて、ジブチル錫ジラウレート(DBTD
L)0.43gを使用する以外、合成例6と同様にして
ポリウレタンアクリレートオリゴマー(以下、単に「オ
リゴマーF」と称する)を得た。
クリレートオリゴマーの合成 [合成例8]合成例6のウレタン化触媒TMEDA2.
14gに代えて、ジブチル錫ジラウレート(DBTD
L)0.43gを使用する以外、合成例6と同様にして
ポリウレタンアクリレートオリゴマー(以下、単に「オ
リゴマーF」と称する)を得た。
【0072】[合成例9]合成例7のウレタン化触媒P
MDETA1.20gに代えて、テトラ−n−ブチル−
1,3−ジアセトキシジスタノキサン(TK−1)0.
24gを使用する以外、合成例7と同様にしてポリウレ
タンアクリレートオリゴマー(以下、単に「オリゴマー
G」と称する)を得た。
MDETA1.20gに代えて、テトラ−n−ブチル−
1,3−ジアセトキシジスタノキサン(TK−1)0.
24gを使用する以外、合成例7と同様にしてポリウレ
タンアクリレートオリゴマー(以下、単に「オリゴマー
G」と称する)を得た。
【0073】(4)ビスアシルホスフィンオキシドの水
分存在下での安定性 イソボルニルアクリレート(IBXA)100g、ビス
アシルホスフィンオキシド系光開始剤[イルガキュアー
1700:ビス(2,6−ジメトキシベンゾイル)−
2,4,4−トリメチルペンチルホスフィンオキシド/
2−ヒドロキシ−2−メチルフェニルプロパン−1−オ
ン=25/75(重量%)混合物、チバスペシャリティ
ケミカルズ社製]3g、下記のウレタン化触媒0.0
4gの混合物に水を添加して水分含有量0.15重量%
の試料を調製した。 ウレタン化触媒 1,8−ジアザビシクロ−[5.4.0]−ウンデセン
−7(DBU) N,N,N′,N″,N″−ペンタメチルジエチレント
リアミン(PMDETA) N,N,N′,N′−テトラメチルエチレンジアミン
(TMEDA) ジブチル錫ジラウレート(DBTDL) テトラ−n−ブチル−1,3−ジアセトキシジスタノキ
サン(TK-1) 上記試料を、60℃で48時間加熱した後、NMRでア
シルホスフィンオキシドの分解率を測定した。その結果
を表1に示す。
分存在下での安定性 イソボルニルアクリレート(IBXA)100g、ビス
アシルホスフィンオキシド系光開始剤[イルガキュアー
1700:ビス(2,6−ジメトキシベンゾイル)−
2,4,4−トリメチルペンチルホスフィンオキシド/
2−ヒドロキシ−2−メチルフェニルプロパン−1−オ
ン=25/75(重量%)混合物、チバスペシャリティ
ケミカルズ社製]3g、下記のウレタン化触媒0.0
4gの混合物に水を添加して水分含有量0.15重量%
の試料を調製した。 ウレタン化触媒 1,8−ジアザビシクロ−[5.4.0]−ウンデセン
−7(DBU) N,N,N′,N″,N″−ペンタメチルジエチレント
リアミン(PMDETA) N,N,N′,N′−テトラメチルエチレンジアミン
(TMEDA) ジブチル錫ジラウレート(DBTDL) テトラ−n−ブチル−1,3−ジアセトキシジスタノキ
サン(TK-1) 上記試料を、60℃で48時間加熱した後、NMRでア
シルホスフィンオキシドの分解率を測定した。その結果
を表1に示す。
【0074】
【表1】 (5)紫外線硬化性樹脂組成物の調製 実施例1〜5および比較例1〜2 合成例3〜9で得られた「オリゴマーA」〜「オリゴマ
ーG」、アクリルモノマー[イソボルニルアクリレート
(IBXA)、N−ビニルピロリドン(NVP)、トリ
シクロデカンジメタノールジアクリレート(R−68
4)]、光開始剤[イルガキュアー1700:ビス−
(2,6−ジメトキシベンゾイル)−2,4,4−トリ
メチルペンチルホスフィンオキシド/2−ヒドロキシ−
2−メチルフェニルプロパン−1−オン=25/75
(重量%)混合物、チバ スペシャリティ ケミカルズ
社製]を用い、表2に示す組成の紫外線硬化性樹脂組成
物を調製した。得られた樹脂組成物の水素発生量と硬化
被膜の物性変化を次のようにして調べた。その結果を表
2に示す。なお、表2において、第3級アミンの量は、
ポリウレタンアクリレートオリゴマーに対する量であ
る。
ーG」、アクリルモノマー[イソボルニルアクリレート
(IBXA)、N−ビニルピロリドン(NVP)、トリ
シクロデカンジメタノールジアクリレート(R−68
4)]、光開始剤[イルガキュアー1700:ビス−
(2,6−ジメトキシベンゾイル)−2,4,4−トリ
メチルペンチルホスフィンオキシド/2−ヒドロキシ−
2−メチルフェニルプロパン−1−オン=25/75
(重量%)混合物、チバ スペシャリティ ケミカルズ
社製]を用い、表2に示す組成の紫外線硬化性樹脂組成
物を調製した。得られた樹脂組成物の水素発生量と硬化
被膜の物性変化を次のようにして調べた。その結果を表
2に示す。なお、表2において、第3級アミンの量は、
ポリウレタンアクリレートオリゴマーに対する量であ
る。
【0075】(6)評価方法 (a)硬化被膜(硬化膜)の作成 40℃で一定期間(0,15,30,および45日間)
放置した前記紫外線硬化性樹脂組成物について、それぞ
れ、ガラス板上に約200μmの膜厚に塗布し、窒素雰
囲気中、紫外線(波長350nm,メタルハライドラン
プ)を照射量25mJ/cm2 および500mJ/cm
2 で照射し、硬化被膜(硬化フィルム)を得た。 (b)水素ガス発生量の測定 製造直後の前記紫外線硬化性樹脂組成物を、紫外線(波
長350nm)の照射量500mJ/cm2 で硬化した
フィルムを、23℃、50%RHの雰囲気下、24時間
以上放置した後、硬化フィルムをヘッドスペースボトル
に入れ、100℃で48時間放置した後、ガスクロマト
グラフィーにより水素ガスの生成量を測定した。 (c)ヤング率測定と保持率 上記(a)で得られた硬化フィルムをガラス板から剥離
し、23℃、50%RHの雰囲気下、24時間以上放置
した後、標線間25mm、引張速度1mm/分の条件
で、ヤング率(2.5%引張弾性率)を測定した。45
日間放置した樹脂組成物で調製した硬化フィルムと初期
(0日間放置)の樹脂組成物で調製した硬化フィルムの
ヤング率に基づいて、下式により保持率を算出した。 保持率=(45日経過後ヤング率)/(0日のヤング
率)×100%
放置した前記紫外線硬化性樹脂組成物について、それぞ
れ、ガラス板上に約200μmの膜厚に塗布し、窒素雰
囲気中、紫外線(波長350nm,メタルハライドラン
プ)を照射量25mJ/cm2 および500mJ/cm
2 で照射し、硬化被膜(硬化フィルム)を得た。 (b)水素ガス発生量の測定 製造直後の前記紫外線硬化性樹脂組成物を、紫外線(波
長350nm)の照射量500mJ/cm2 で硬化した
フィルムを、23℃、50%RHの雰囲気下、24時間
以上放置した後、硬化フィルムをヘッドスペースボトル
に入れ、100℃で48時間放置した後、ガスクロマト
グラフィーにより水素ガスの生成量を測定した。 (c)ヤング率測定と保持率 上記(a)で得られた硬化フィルムをガラス板から剥離
し、23℃、50%RHの雰囲気下、24時間以上放置
した後、標線間25mm、引張速度1mm/分の条件
で、ヤング率(2.5%引張弾性率)を測定した。45
日間放置した樹脂組成物で調製した硬化フィルムと初期
(0日間放置)の樹脂組成物で調製した硬化フィルムの
ヤング率に基づいて、下式により保持率を算出した。 保持率=(45日経過後ヤング率)/(0日のヤング
率)×100%
【0076】
【表2】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 上村 節 大阪市淀川区十三本町二丁目17番85号 武 田薬品工業株式会社化学品カンパニー内 (72)発明者 山本 昭 群馬県碓氷郡松井田町大字人見1番地10 信越化学工業株式会社シリコーン電子材料 技術研究所内 (72)発明者 小堺 正平 群馬県碓氷郡松井田町大字人見1番地10 信越化学工業株式会社シリコーン電子材料 技術研究所内 (72)発明者 浅野 雅俊 群馬県碓氷郡松井田町大字人見1番地10 信越化学工業株式会社シリコーン電子材料 技術研究所内
Claims (11)
- 【請求項1】 (A)ウレタン(メタ)アクリレートオ
リゴマー、(B)エチレン性不飽和化合物、(C)下記
式(i) 【化1】 (式中、R1 は直鎖状又は分枝鎖状C1-12アルキル基、
シクロアルキル基、直鎖状又は分枝鎖状C1-12アルキル
基又はハロゲン原子が置換していてもよいアリール基を
示し、R2 およびR3 は同一又は異なって水素原子、直
鎖状又は分枝鎖状C1-12アルキル基または直鎖状又は分
枝鎖状C1-12アルコキシ基を示し、R4 およびR5 は同
一又は異なって水素原子または直鎖状又は分枝鎖状C
1-12アルキル基を示す)で表されるビスアシルホスフィ
ンオキシド系光重合開始剤、および(D)錫成分を実質
的に含まず第3級アミンを含む光硬化性樹脂組成物。 - 【請求項2】 R1 が分枝鎖状C6-12アルキル基、C
5-10シクロアルキル基、直鎖状又は分枝鎖状C1-4 アル
キル基が置換していてもよいアリール基であり、R2 お
よびR3 が同一又は異なって水素原子、直鎖状又は分枝
鎖状C1-4 アルキル基または直鎖状又は分枝鎖状C1-4
アルコキシ基であり、R4 およびR5 が同一又は異なっ
て水素原子または直鎖状又は分枝鎖状C1-4 アルキル基
である請求項1記載の光硬化性樹脂組成物。 - 【請求項3】 ビスアシルホスフィンオキシド系光重合
開始剤と第3級アミンとの割合が、前者/後者=100
/0.1〜100/10(重量比)である請求項1記載
の光硬化性樹脂組成物。 - 【請求項4】 (A)ウレタン(メタ)アクリレートオ
リゴマーがポリオール成分として炭素数14〜40のポ
リオールを含む請求項1記載の光硬化性樹脂組成物。 - 【請求項5】 炭素数14〜40のポリオールが、高級
脂肪酸から誘導された脂肪族ジオールである請求項1記
載の光硬化性樹脂組成物。 - 【請求項6】 炭素数14〜40のポリオールが、水添
ダイマージオールおよび12−ヒドロキシステアリルア
ルコールから選択された少なくとも一種である請求項1
記載の光硬化性樹脂組成物。 - 【請求項7】 炭素数14〜40のポリオールの割合
が、ポリウレタン(メタ)アクリレートオリゴマー全体
の1〜50重量%である請求項1記載の光硬化性樹脂組
成物。 - 【請求項8】 光ファイバ被覆用である請求項1記載の
光硬化性樹脂組成物。 - 【請求項9】 (A)ウレタン(メタ)アクリレートオ
リゴマー、(B)エチレン性不飽和化合物、および請求
項1記載の(C)ビスアシルホスフィンオキシド系光重
合開始剤を混合し、(D)錫成分を実質的に含まず第3
級アミンを含む光硬化性樹脂組成物を製造する方法。 - 【請求項10】 ガラスファイバが請求項1記載の光硬
化性樹脂組成物の硬化膜で直接的又は間接的に被覆され
ている光ファイバ。 - 【請求項11】 ガラスファイバを請求項1記載の光硬
化性樹脂組成物で直接的又は間接的に被覆し、光照射に
より前記樹脂組成物を硬化させる光ファイバの被覆方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9346127A JPH10231340A (ja) | 1996-12-20 | 1997-12-16 | 光硬化性樹脂組成物およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34167496 | 1996-12-20 | ||
| JP8-341674 | 1996-12-20 | ||
| JP9346127A JPH10231340A (ja) | 1996-12-20 | 1997-12-16 | 光硬化性樹脂組成物およびその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10231340A true JPH10231340A (ja) | 1998-09-02 |
Family
ID=26577026
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9346127A Pending JPH10231340A (ja) | 1996-12-20 | 1997-12-16 | 光硬化性樹脂組成物およびその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10231340A (ja) |
Cited By (15)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| WO2001074918A1 (en) * | 2000-03-30 | 2001-10-11 | Mitsubishi Chemical Corporation | Photocurable composition, cured object, and process for producing the same |
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| KR101213258B1 (ko) * | 2007-02-14 | 2012-12-17 | (주)엘지하우시스 | 입체 엠보스 효과의 라미네이션용 플라스틱 필름 및 그의제조방법 |
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-
1997
- 1997-12-16 JP JP9346127A patent/JPH10231340A/ja active Pending
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