JPH10231918A - 歯 車 - Google Patents
歯 車Info
- Publication number
- JPH10231918A JPH10231918A JP3775597A JP3775597A JPH10231918A JP H10231918 A JPH10231918 A JP H10231918A JP 3775597 A JP3775597 A JP 3775597A JP 3775597 A JP3775597 A JP 3775597A JP H10231918 A JPH10231918 A JP H10231918A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gear
- flange member
- flange
- steel plate
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- Gears, Cams (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 歯部とフランジ部を別体に形成して両者を接
合して歯車を構成するものにおいて、制振性や軽量化を
図る。 【解決手段】 歯車1は、小歯車部材10、大歯車部材
20、フランジ部材30を有する。フランジ部材30
は、鋼板32の間に樹脂フィルム34を挾み込んだ制振
鋼板をプレス加工してつくられる。フランジ部材30の
外周部40は、大歯車部材20の内周面に当接し、レー
ザ溶接や電子ビーム溶接による溶接部W1,W2で接合さ
れる。フランジ部材30の内周部42は、小歯車部材1
0のボス部14の外周面に溶接部W3により接合され
る。
合して歯車を構成するものにおいて、制振性や軽量化を
図る。 【解決手段】 歯車1は、小歯車部材10、大歯車部材
20、フランジ部材30を有する。フランジ部材30
は、鋼板32の間に樹脂フィルム34を挾み込んだ制振
鋼板をプレス加工してつくられる。フランジ部材30の
外周部40は、大歯車部材20の内周面に当接し、レー
ザ溶接や電子ビーム溶接による溶接部W1,W2で接合さ
れる。フランジ部材30の内周部42は、小歯車部材1
0のボス部14の外周面に溶接部W3により接合され
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、歯車部材とフラン
ジ部材とを別体に構成する歯車に関する。
ジ部材とを別体に構成する歯車に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、カムシャフト駆動のためのタイ
ミングギヤ、アイドルギヤ等では、大小2個の歯車を組
み合わせて使用しているが、それぞれの歯車は合金鋼を
鍛造、歯切りしたものが用いられている。特に、このう
ちの大歯車については伝達トルクを考えると、歯部と軸
部をつないでいるフランジ部分の肉厚は薄くても、鍛造
上の制約等から窓状に肉抜きを行う位がせいぜいの現状
で、軽量化等の妨げになっている。特開平3−9978
8号公報は、フランジ部材に相当するドライブプレート
の外周にリングギアを溶接したギアの構造を開示してい
る。
ミングギヤ、アイドルギヤ等では、大小2個の歯車を組
み合わせて使用しているが、それぞれの歯車は合金鋼を
鍛造、歯切りしたものが用いられている。特に、このう
ちの大歯車については伝達トルクを考えると、歯部と軸
部をつないでいるフランジ部分の肉厚は薄くても、鍛造
上の制約等から窓状に肉抜きを行う位がせいぜいの現状
で、軽量化等の妨げになっている。特開平3−9978
8号公報は、フランジ部材に相当するドライブプレート
の外周にリングギアを溶接したギアの構造を開示してい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上述した構成
のギアにあって、フランジ部材異種材料を組合せた部材
で製作することにより、制振特性を向上する歯車を提供
するものである。
のギアにあって、フランジ部材異種材料を組合せた部材
で製作することにより、制振特性を向上する歯車を提供
するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の歯車は、歯車部
材とフランジ部材を別体に形成したものであって、フラ
ンジ部材は異なる材質の組み合わせによる2重構造に形
成され、歯車部材と接合してなるものである。そして、
フランジ部材は制振鋼板、又はフランジ部材は鋼板と鋳
鉄、又はフランジ部材は鋼板とアルミ鋳物でつくられ
る。接合手段としては、電子ビーム溶接、又はレーザ溶
接が用いられる。
材とフランジ部材を別体に形成したものであって、フラ
ンジ部材は異なる材質の組み合わせによる2重構造に形
成され、歯車部材と接合してなるものである。そして、
フランジ部材は制振鋼板、又はフランジ部材は鋼板と鋳
鉄、又はフランジ部材は鋼板とアルミ鋳物でつくられ
る。接合手段としては、電子ビーム溶接、又はレーザ溶
接が用いられる。
【0005】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施例に係る歯車
を中心線Cから半分にして示す断面図である。全体を符
号1で示す歯車は、小歯車部材10と大歯車部材20を
有し、小歯車部材10と大歯車部材20はフランジ部材
30で連結される。小歯車部材10は、歯車12とボス
部14を有する。大歯車部材20は外周に歯部22を有
し、大歯車部材20の本体の裏側にフランジ部材30の
外周端部40が重ねられて溶接される。溶接手段として
は、電子ビーム溶接、又はレーザ溶接が用いられる。外
周端部40は、フランジ部材30を大歯車部材20の裏
面に平行になるように折り曲げ成形されていて、確実な
溶接が達成される。
を中心線Cから半分にして示す断面図である。全体を符
号1で示す歯車は、小歯車部材10と大歯車部材20を
有し、小歯車部材10と大歯車部材20はフランジ部材
30で連結される。小歯車部材10は、歯車12とボス
部14を有する。大歯車部材20は外周に歯部22を有
し、大歯車部材20の本体の裏側にフランジ部材30の
外周端部40が重ねられて溶接される。溶接手段として
は、電子ビーム溶接、又はレーザ溶接が用いられる。外
周端部40は、フランジ部材30を大歯車部材20の裏
面に平行になるように折り曲げ成形されていて、確実な
溶接が達成される。
【0006】同様に、小歯車部材10のボス部14の外
周部にフランジ部材30の内周部材42が溶接される。
内周部42もボス部14と平行になるように折り曲げら
れる。フランジ部材30は、2枚の鋼板32の間に樹脂
材34を挾み込んだ制振鋼板をプレス加工することで製
造される。
周部にフランジ部材30の内周部材42が溶接される。
内周部42もボス部14と平行になるように折り曲げら
れる。フランジ部材30は、2枚の鋼板32の間に樹脂
材34を挾み込んだ制振鋼板をプレス加工することで製
造される。
【0007】図2は、フランジ部材30の外周部40と
大歯車部材20の溶接構造を示す。溶接ビードW1,W2
は、大歯車部材20の両側面に形成されるが、この部分
には干渉物がないので、不具合は生じない。
大歯車部材20の溶接構造を示す。溶接ビードW1,W2
は、大歯車部材20の両側面に形成されるが、この部分
には干渉物がないので、不具合は生じない。
【0008】図3はフランジ部材30の内周部42と小
歯車部材10の溶接構造を示す。溶接ビードW3はボス
部14の端面側に形成される。この部分には干渉物がな
いので、不具合は生じない。
歯車部材10の溶接構造を示す。溶接ビードW3はボス
部14の端面側に形成される。この部分には干渉物がな
いので、不具合は生じない。
【0009】図4は、本発明の他の実施例を示す断面図
である。本発明の歯車も、小歯車部材10と大歯車部材
20を有し、両者はフランジ部材130で連結される。
フランジ部材130は鋼板132とアルミ合金、又は鋳
鉄134を接合した材料で製造される。フランジ部材1
30の外周部140は、溶接部W11,W12で大歯車部材
20の内周部に溶接される。この溶接部には溶接性の良
い鋼板132が当接するように構成される。フランジ部
材130の内周部は、小歯車部材10のボス部14の外
周部に溶接部W13により溶接される。
である。本発明の歯車も、小歯車部材10と大歯車部材
20を有し、両者はフランジ部材130で連結される。
フランジ部材130は鋼板132とアルミ合金、又は鋳
鉄134を接合した材料で製造される。フランジ部材1
30の外周部140は、溶接部W11,W12で大歯車部材
20の内周部に溶接される。この溶接部には溶接性の良
い鋼板132が当接するように構成される。フランジ部
材130の内周部は、小歯車部材10のボス部14の外
周部に溶接部W13により溶接される。
【0010】図5,図6は、本発明の更に他の実施例を
示す断面図と側面図である。本歯車も大歯車部材20と
小歯車部材10を有し、両者はフランジ部材230で連
結される。フランジ部材230は、鋼板232をアルミ
合金又は鋳鉄234内に鋳込んだ材料で製造される。大
歯車部材20とフランジ部材230の外周部は、溶接部
W21,W22で接合されるが、この接合部では溶接性の良
い鋼板232が直接に大歯車部材20に当接される。
示す断面図と側面図である。本歯車も大歯車部材20と
小歯車部材10を有し、両者はフランジ部材230で連
結される。フランジ部材230は、鋼板232をアルミ
合金又は鋳鉄234内に鋳込んだ材料で製造される。大
歯車部材20とフランジ部材230の外周部は、溶接部
W21,W22で接合されるが、この接合部では溶接性の良
い鋼板232が直接に大歯車部材20に当接される。
【0011】同様に、小歯車部材10のボス部14とフ
ランジ部材230の内周部は溶接部W23で接合される。
この接合部ではフランジ部材の鋼板232が直接にフラ
ンジ部230に当接される。また、フランジ部材234
には円周上に穴236を設けて軽量化を図る。この穴を
介してアルミ合金や鋳鉄の溶湯を流通させることができ
る。
ランジ部材230の内周部は溶接部W23で接合される。
この接合部ではフランジ部材の鋼板232が直接にフラ
ンジ部230に当接される。また、フランジ部材234
には円周上に穴236を設けて軽量化を図る。この穴を
介してアルミ合金や鋳鉄の溶湯を流通させることができ
る。
【0012】
【発明の効果】本発明は以上のように、フランジ部材に
制振鋼板を用いることにより、大歯車部材と小歯車部材
との間に発生する振動を吸収し、抑制することができ
る。また、フランジ部材を鋼板とアルミ合金鋳物、又は
鋳鉄との接合部材で製造することにより、アルミ合金鋳
物の場合には、軽量化と剛性の向上を図ることができ
る。鋳鉄との組合せにあっては、鋳鉄の振動減衰性能の
高いことを利用して、防振性の良い歯車を製造すること
ができる。
制振鋼板を用いることにより、大歯車部材と小歯車部材
との間に発生する振動を吸収し、抑制することができ
る。また、フランジ部材を鋼板とアルミ合金鋳物、又は
鋳鉄との接合部材で製造することにより、アルミ合金鋳
物の場合には、軽量化と剛性の向上を図ることができ
る。鋳鉄との組合せにあっては、鋳鉄の振動減衰性能の
高いことを利用して、防振性の良い歯車を製造すること
ができる。
【図1】本発明の実施例に係る歯車を中心線により半分
にして示す断面図。
にして示す断面図。
【図2】図1の要部の断面図。
【図3】図1の要部の断面図。
【図4】本発明の他の実施例に係る歯車を中心線より半
分にして示す断面図。
分にして示す断面図。
【図5】本発明の他の実施例に係る歯車を中心線より半
分にして示す断面図。
分にして示す断面図。
【図6】図5の側面図。
1 歯車 10 小歯車部材 12 歯部 14 ボス部 20 大歯車部材 22 歯部 30 フランジ部材 32 鋼板 34 制振用樹脂フィルム 40 フランジ部材の外周部 42 フランジ部材の内周部 W 溶接部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小池 朝夫 神奈川県藤沢市土棚8番地 株式会社い すゞ中央研究所内 (72)発明者 元吉 正人 神奈川県藤沢市土棚8番地 株式会社い すゞ中央研究所内
Claims (6)
- 【請求項1】 歯車部材とフランジ部材とを別体に構成
した基本的に金属製の歯車であって、フランジ部材は異
なる材質の組み合わせによる2重構造に形成され、歯車
部材と接合してなる歯車。 - 【請求項2】 フランジ部材は制振鋼板により形成され
る請求項1記載の歯車。 - 【請求項3】 フランジ部材は鋼板と鋳鉄により形成さ
れる請求項1記載の歯車。 - 【請求項4】 フランジ部材は鋼板とアルミ鋳物により
形成される請求項1記載の歯車。 - 【請求項5】 歯車部材とフランジ部材との接合には電
子ビーム溶接、又はレーザ溶接が用いられる請求項2〜
5のいずれかに記載の歯車。 - 【請求項6】 小歯車部材のボス部に制振鋼板の2枚の
鋼板のうちの一方を、他方を大歯車部材に接合した請求
項2記載の歯車。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3775597A JPH10231918A (ja) | 1997-02-21 | 1997-02-21 | 歯 車 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3775597A JPH10231918A (ja) | 1997-02-21 | 1997-02-21 | 歯 車 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10231918A true JPH10231918A (ja) | 1998-09-02 |
Family
ID=12506295
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3775597A Pending JPH10231918A (ja) | 1997-02-21 | 1997-02-21 | 歯 車 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10231918A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006029508A (ja) * | 2004-07-20 | 2006-02-02 | Toyoda Mach Works Ltd | ハーモニックドライブ装置、伝達比可変装置、及びハーモニックギヤの製造方法 |
| DE102005060999A1 (de) * | 2005-12-20 | 2007-06-21 | Saxonia Umformtechnik Gmbh | Zahnrad |
| WO2011089706A1 (ja) * | 2010-01-22 | 2011-07-28 | トヨタ自動車株式会社 | 溶接構造および溶接方法 |
| WO2011089704A1 (ja) | 2010-01-22 | 2011-07-28 | トヨタ自動車株式会社 | 溶接構造および溶接方法 |
| WO2011151932A1 (ja) * | 2010-06-01 | 2011-12-08 | トヨタ自動車株式会社 | 車両用スタータリングギヤ |
| WO2013018223A1 (ja) | 2011-08-04 | 2013-02-07 | トヨタ自動車株式会社 | 溶接構造および溶接構造の製造方法 |
| CN103429377A (zh) * | 2011-04-08 | 2013-12-04 | 丰田自动车株式会社 | 两侧焊接方法 |
-
1997
- 1997-02-21 JP JP3775597A patent/JPH10231918A/ja active Pending
Cited By (18)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006029508A (ja) * | 2004-07-20 | 2006-02-02 | Toyoda Mach Works Ltd | ハーモニックドライブ装置、伝達比可変装置、及びハーモニックギヤの製造方法 |
| DE102005060999A1 (de) * | 2005-12-20 | 2007-06-21 | Saxonia Umformtechnik Gmbh | Zahnrad |
| EP2468447A4 (en) * | 2010-01-22 | 2013-06-26 | Toyota Motor Co Ltd | WELDING STRUCTURE AND WELDING PROCESS |
| WO2011089706A1 (ja) * | 2010-01-22 | 2011-07-28 | トヨタ自動車株式会社 | 溶接構造および溶接方法 |
| WO2011089704A1 (ja) | 2010-01-22 | 2011-07-28 | トヨタ自動車株式会社 | 溶接構造および溶接方法 |
| US9239104B2 (en) | 2010-01-22 | 2016-01-19 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Welded structure and welding method |
| US8814742B2 (en) | 2010-01-22 | 2014-08-26 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Welded structure and welding method |
| JP5234185B2 (ja) * | 2010-01-22 | 2013-07-10 | トヨタ自動車株式会社 | 溶接構造および溶接方法 |
| WO2011151932A1 (ja) * | 2010-06-01 | 2011-12-08 | トヨタ自動車株式会社 | 車両用スタータリングギヤ |
| CN103026100A (zh) * | 2010-06-01 | 2013-04-03 | 丰田自动车株式会社 | 车辆用起动机齿圈 |
| JP2011252538A (ja) * | 2010-06-01 | 2011-12-15 | Toyota Motor Corp | 車両用スタータリングギヤ |
| CN103429377A (zh) * | 2011-04-08 | 2013-12-04 | 丰田自动车株式会社 | 两侧焊接方法 |
| CN103429377B (zh) * | 2011-04-08 | 2015-05-20 | 丰田自动车株式会社 | 两侧焊接方法 |
| US10213874B2 (en) | 2011-04-08 | 2019-02-26 | Aisin Seiki Kabushiki Kaisha | Double sided welding method |
| EP2695700B1 (en) * | 2011-04-08 | 2024-04-17 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Double sided welding method |
| WO2013018223A1 (ja) | 2011-08-04 | 2013-02-07 | トヨタ自動車株式会社 | 溶接構造および溶接構造の製造方法 |
| US8876649B2 (en) | 2011-08-04 | 2014-11-04 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Welding structure and method for manufacturing welding structure |
| EP2740562A4 (en) * | 2011-08-04 | 2015-04-15 | Toyota Motor Co Ltd | SUBJECT AND METHOD FOR PRODUCING A WELDING STRUCTURE |
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