JP2000257699A - スプロケット - Google Patents

スプロケット

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JP2000257699A
JP2000257699A JP11058679A JP5867999A JP2000257699A JP 2000257699 A JP2000257699 A JP 2000257699A JP 11058679 A JP11058679 A JP 11058679A JP 5867999 A JP5867999 A JP 5867999A JP 2000257699 A JP2000257699 A JP 2000257699A
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JP
Japan
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sprocket
peripheral surface
ring part
outer peripheral
inner ring
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Pending
Application number
JP11058679A
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English (en)
Inventor
Yasuhiro Imai
靖博 今井
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Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 鞍乗り型車両の駆動輪を駆動するための、チ
エーンドライブ機構に用いられるスプロケットを低コス
トで提供する。 【解決手段】 低炭素鋼よりなる円盤状の内輪部1と、
外周部にスプロケット歯5を形成した、中炭素鋼よりな
るリング状の外輪部2とより構成されており、内輪部1
の外周面に、外輪部2の内周面を溶接結合6する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スプロケット、主
として自動二輪車、鞍乗り型車両等の車両の駆動輪を駆
動するための、チエーンドライブ機構に採用されるスプ
ロケットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、自動二輪車、鞍乗り型車両等の車
両では、走行用エンジンの駆動力を、チエーンドライブ
機構を介して駆動車輪(後車輪)に伝達させるようにし
た動力伝達装置が知られているが、かかるものでは、チ
エーンドライブ機構のドリブンスプロケットは駆動車輪
に一体に取り付けられ、これがエンジンに連動される無
端状チエーンに噛合される。
【0003】ところで従来の前記ドリブンスプロケット
は、特にそのスプロケット歯の、耐摩耗性、耐久性、強
靱性等の機械的強度を向上させるために、中炭素鋼によ
り全体を一体成形して構成されており、かつそのスプロ
ケット歯部分には、充分な浸炭焼入れ処理が施されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが前記従来のス
プロケットは、その全体が高価な中炭素鋼(硬鋼)によ
り構成されるので、大幅なコスト高を招くという問題が
あった。
【0005】そこで本発明はかかる事情に鑑みてなされ
たもので、特に耐久性、耐摩耗性、強靱性等の要求度合
いの高いスプロケット歯部を有する外輪部と、その要求
度合いがそれよりも低い取付部を有する内輪部とを異材
料により形成し、それらを一体化して、前記問題を解決
した、新規なスプロケットを提供することを目的とする
ものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的達成のため、本
請求項1記載の発明によれば、チエーンと噛合するスプ
ロケット歯を外周部に有するスプロケットであって、低
炭素鋼よりなる円盤状の内輪部と、外周部にスプロケッ
ト歯を形成した、中炭素鋼よりなるリング状の外輪部と
より構成され、前記内輪部の外周面に、前記外輪部の内
周面を一体に結合してなることを特徴としており、かか
る特徴によれば、スプロケット歯を有する外輪部を、耐
摩耗性、強靱性等の機械的強度の高い中炭素鋼により、
また駆動車輪への取付部となる内輪部を、それが要求す
る機械的強度(外輪部の要求機械的強度よりも低い)を
もつ低炭素鋼により構成し、その低炭素鋼は、中炭素鋼
よりも低廉であり、その結果、必要とする機械的強度を
確保しながら高精度のスプロケットを低コストで提供す
ることが可能となる。またスプロケット歯を有する外輪
部の中炭素鋼材料を、任意に変更することができ、必要
とする機械的強度を保有するスプロケットが簡単に得ら
れる。
【0007】また前記目的達成のため、本請求項2記載
の発明によれば、前記請求項1記載のスプロケットにお
いて、前記内輪部は、車両の駆動車輪に取り付けられる
取付孔を有し、また前記外輪部のスプロケット歯は、該
車両の走行用エンジンに連動されるチエーンと噛合され
ることを特徴としており、かかる特徴によれば、必要と
する機械的強度を確保しながら低コストの車両用スプロ
ケットを提供することができる。
【0008】さらに前記目的達成のため、本請求項3記
載の発明によれば、前記請求項2記載のスプロケットに
おいて、前記内輪部の、前記駆動車輪への取付孔は、打
ち抜き加工により形成されることを特徴としており、か
かる特徴によれば、スプロケットの一層の低コスト化が
達成される。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、添
付図面に示した本発明の実施例に基づいて説明する。
【0010】この実施例は本発明スプロケットを、鞍乗
り型車両における、チエーンドライブ機構の、駆動車輪
に取り付けられるドリブンスプロケットに実施した場合
であり、図1は、スプロケットの正面図、図2は、図1
の2−2線に沿うスプロケットの断面図、図3は、スプ
ロケットを鞍乗り型車両の駆動車輪に取り付けた状態の
側面図、図4〜6は、スプロケットの製造工程を示す図
である。
【0011】図1,2において、スプロケットSは、円
盤状の内輪部1と、その外周面にスプロケット歯5を形
成したリング状の外輪部2とを有し、内輪部1の外周面
に、外輪部2の内周面を溶接結合6して構成される。
【0012】前記円盤状の内輪部1は、軟鋼で、低炭素
鋼(炭素<0.3%、引張強さ<45Kg/mm2 )製
であり、その中心部には、車軸の嵌装される中心孔3が
穿設され、またその中間部分には、このスプロケットS
を駆動車輪Wのボス部に取り付けるための複数の取付孔
4が同心円上に間隔をあけて2列に穿設される。
【0013】一方リング状の外輪部2は、硬鋼で、中炭
素鋼(炭素:0.30〜0.50%、引張強さ:45〜
60Kg/mm2 )製であり、その外周部には、その全
周にわたりチエーンの噛合される複数のスプロケット歯
5が形成される。
【0014】前記内輪部1の外周面に、前記外周輪の内
周面を密に嵌合し、それらの嵌合面に沿って周方向に間
隔をあけて複数個所(4個所)においてそれらを溶接結
合6してスプロケットSが構成される。
【0015】次に、図4〜6を参照してスプロケットS
の製造工程について説明する。
【0016】内輪部1の成形(図4参照) 図4に示すように、前記内輪部1は、低炭素鋼よりなる
鋼板素材1Mをプレスにより打ち抜き成形して構成さ
れ、前記中心孔3および複数の取付孔4は、内輪部1の
プレス成形時に同時に打ち抜き成形することが可能であ
り、また低炭素鋼(軟鋼)は、中炭素鋼(硬鋼)に比べ
て軟質であるため、その加工性が良好であり、低コスト
での成形が可能である。
【0017】なお、この内輪部1はコスト低減のため
に、バリ取りのための切削仕上げ加工を省略することが
可能になる。
【0018】外輪部2となるリング体2Rの成形(図
5、(a)、(b)参照) 一方、外輪部2は、図5、(a)に示すように、まず中
炭素鋼よりなる帯板素材2Mを所定の長さに切断したの
ち、これを公知の成形治具を用いてリング状に折り曲げ
成形してその両端面21 ,22 を突き合わせ、図5、
(b)に示すように、その突合面を溶接結合2Weし
て、内外周面の滑らかなリング体2Rを成形する。
【0019】スプロケットSの成形(図6,(a)、
(b)参照) 図6、(a)に示すように、前記内輪部1の外周面と、
リング体2Rの内周面とを密に嵌合して、それらの嵌合
面を、その周方向に間隔をあけて複数個所(4個所)で
溶接結合6し、内輪部1と、リング体2Rとを一体結合
する。
【0020】次に、図6、(b)に示すように、リング
体2Rの外周面全周に、従来公知のスプロケット歯成形
機(図示せず)によりスプロケット歯5を創成する。こ
の場合、スプロケット歯5の歯底に、前記溶接2We部
が位置するようにし、その歯底と内輪部1との間には、
所定の溶接幅がとれるようにする。
【0021】次いで、必要に応じてスプロケット歯5部
に、従来公知の熱処理手段により、高周波焼入れ処理ま
たは浸炭焼入れ処理を行ない、該スプロケット歯5の機
械的強度を高めるようにしてもよい。この場合スプロケ
ット歯5部分は、帯板をリング状に成形してあるので、
これを熱処理するときに、熱歪がスプロケット歯型に及
ぼす影響を少なくすることができる。
【0022】以上により内輪部1と外輪部2との溶接結
合6による、異材料よりなるスプロケットSの形成が完
了する。
【0023】上記のようにして構成されるスプロケット
Sは、スプロケット歯5を有する外輪部2を、耐摩耗
性、強靱性等の機械的強度の高い中炭素鋼により、また
駆動車輪Wへの取付部となる内輪部1を、それが要求す
る機械的強度(外輪部2の要求機械的強度よりも低い)
をもつ低炭素鋼により構成し、その低炭素鋼は、中炭素
鋼よりも低廉であることから、スプロケットとして、必
要とする機械的強度を確保しながら低コストのスプロケ
ットSを提供することができる。
【0024】而して前述のようにして形成されたスプロ
ケットSは、図3に示すように、鞍乗り型車両の駆動車
輪Wのボス部の側面に、その取付孔4を介してボルト等
の固着具Fにより、ドリブンスプロケットSとして固着
され、そのスプロケット歯5には、走行用エンジンに連
動されるチエーンドライブ機構のチエーンCが噛合さ
れ、エンジンの駆動力はチエーンドライブ機構を介して
駆動車輪Wに伝達される。
【0025】以上、本発明の実施例について説明した
が、本発明はその実施例に限定されることなく、本発明
の範囲内で種々の実施例が可能である。たとえば前記実
施例では、本発明スプロケットを、鞍乗り型車両のチエ
ーンドライブ機構のドリブンスプロケットに実施した場
合を説明したが、このスプロケットを、一般のチエーン
伝動機構に実施できることは勿論である。また内輪部と
外輪部との一体結合は、溶接の外、他の公知の結合手段
を用いてもよい。
【0026】
【発明の効果】以上のように、本請求項1記載の発明に
よれば、スプロケットにおいて、そのスプロケット歯を
有する外輪部を、耐摩耗性、強靱性、耐久性等の機械的
強度の高い中炭素鋼により、また駆動車輪への取付部と
なる内輪部を、それが要求する機械的強度(外輪部の要
求機械的強度よりも低い)をもつ低炭素鋼により構成
し、その低炭素鋼は、中炭素鋼よりも低廉であることか
ら、必要とする機械的強度を確保しながら高精度のスプ
ロケットを低コストで提供することができる。またスプ
ロケット歯を有する外輪部の中炭素鋼材料を、任意に変
更することができ、必要とする機械的強度を保有するス
プロケットが簡単に得られる。
【0027】また、本請求項2記載の発明によれば、必
要とする機械的強度を確保しながら低コストの車両のチ
エーンドライブ機構用スプロケットを提供することがで
きる。
【0028】さらに、本請求項3記載の発明によれば、
スプロケットの一層の低コスト化が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】スプロケットの正面図
【図2】図1の2−2線に沿うスプロケットの断面図
【図3】スプロケットを鞍乗り型車両の駆動車輪に取り
付けた状態の側面図
【図4】スプロケットの製造工程を示す図
【図5】スプロケットの製造工程を示す図
【図6】スプロケットの製造工程を示す図
【符号の説明】
1・・・・・・・・内輪部 2・・・・・・・・外輪部 4・・・・・・・・取付孔 5・・・・・・・・スプロケット歯 W・・・・・・・・駆動車輪 C・・・・・・・・チエーン

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 チエーンと噛合するスプロケット歯を外
    周部に有するスプロケットであって、 低炭素鋼よりなる円盤状の内輪部(1)と、外周部にス
    プロケット歯(5)を形成した、中炭素鋼よりなるリン
    グ状の外輪部(2)とより構成され、前記内輪部(1)
    の外周面に、前記外輪部(2)の内周面を一体に結合し
    てなることを特徴とする、スプロケット。
  2. 【請求項2】 前記内輪部(1)は、車両の駆動車輪
    (W)に取り付けられる取付孔(4)を有し、また前記
    外輪部(2)のスプロケット歯(5)は、該車両の走行
    用エンジンに連動されるチエーン(C)と噛合されるこ
    とを特徴とする、前記請求項1記載のスプロケット。
  3. 【請求項3】 前記内輪部(1)の、前記駆動車輪
    (W)への取付孔(4)は、打ち抜き加工により形成さ
    れることを特徴とする、前記請求項2記載のスプロケッ
    ト。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106515992A (zh) * 2016-12-23 2017-03-22 鼎镁(昆山)新材料科技有限公司 交通工具用齿盘异材组合结构
KR200483376Y1 (ko) * 2016-02-03 2017-05-08 (주)지티에스이엔지 맞물림 기어장치
US11897581B2 (en) 2017-01-06 2024-02-13 Shimano Inc. Bicycle sprocket, sprocket assembly, rear sprocket assembly, and drive train of bicycle

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CN106515992A (zh) * 2016-12-23 2017-03-22 鼎镁(昆山)新材料科技有限公司 交通工具用齿盘异材组合结构
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