JPH10232335A - ズームレンズ機構の組立方法 - Google Patents

ズームレンズ機構の組立方法

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JPH10232335A
JPH10232335A JP3750297A JP3750297A JPH10232335A JP H10232335 A JPH10232335 A JP H10232335A JP 3750297 A JP3750297 A JP 3750297A JP 3750297 A JP3750297 A JP 3750297A JP H10232335 A JPH10232335 A JP H10232335A
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JP
Japan
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lens
optical axis
lens group
piezoelectric element
zoom
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JP3750297A
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English (en)
Inventor
Masayuki Kamiyama
雅之 上山
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Minolta Co Ltd
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Minolta Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ズームレンズ機構のレンズ群の光軸に対する
位置を容易に調整することが可能なズームレンズの組立
方法を提供する。 【解決手段】 レンズ支持機構を組み立て、レンズ枠1
5,25,35,45を光軸106に沿って配置する。次
に、一つのレンズ群22を、光軸106に対して側方か
ら所定のレンズ枠25に供給して載置し、投光器102
と受光器103とを用いて、調芯しながらレンズ枠25
に接着する。他のレンズ群についても、同様に一つず
つ、光軸106の側方から所定のレンズ枠15,35,4
5に供給して載置し、調芯しながら接着する工程を繰り
返す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ズームレンズ機構
の組立方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ズームレンズ機構において、一般
に、各ズーム成分の複数のレンズ群はそれぞれレンズホ
ルダーに保持され、各レンズホルダーは、レンズ支持機
構によって支持されて光軸方向に連携して移動されるよ
うになっている。つまり、レンズ支持機構によるレンズ
ホルダーの移動によって、複数のレンズ群がズーム移動
するようになっている。
【0003】このような従来のズームレンズ機構は、通
常は、以下のようにして組み立てられている。
【0004】すなわち、まず、各レンズホルダーにレン
ズ群がそれぞれ組み込まれる。このとき、レンズ群の1
枚または2枚以上のレンズは、レンズホルダーに対して
位置決めされる。
【0005】次に、レンズ群が組み込まれた各レンズホ
ルダーとともに、レンズ支持機構が組み立てられる。す
なわち、予め組み立てが完了したレンズ支持機構に各レ
ンズホルダーを組み込んで行くのではなく、レンズ支持
機構の組み立てと同時に並行して各レンズホルダーの組
み込みを行う。このようにしてレンズ支持機構が各レン
ズ群を支持するように一応組み立てが完了したズームレ
ンズ機構において、光軸に対する各レンズ群の位置精度
は、各レンズホルダーの部品精度と、各レンズホルダー
に対する各レンズの位置決め精度と、各レンズホルダー
とレンズ支持機構との組み立て精度の影響を受ける。
【0006】そして、要すれば、ズームレンズ機構の前
端および/または後端からレンズ群の位置が調整され
る。すなわち、一応組み立てが完了したズームレンズ機
構は、前端および/または後端に配置されたレンズ群に
ついて調芯され、これによって所望の精度を達成するこ
とが可能である。前端および/または後端に配置された
レンズ群について調芯するには、一般には、レンズ枠に
載置されたレンズに軸方向からアクセスしてレンズの外
周面を押し、レンズを所望径方向に微小に滑らせて位置
をずらすという面倒な作業を行う必要がある。また、前
端および後端以外の中間位置のレンズ群については、一
般に、その周囲にレンズ支持機構の構成部材が配置され
てアクセスが困難であるので、調芯できなかった。
【0007】ところで、近年、ビデオカメラやデジタル
カメラなどの分野では、撮像素子の小型化に伴い、ズー
ムレンズ機構も小型化することが要望されている。ズー
ムレンズ機構を小型化すると、それに伴って、各レンズ
群の光軸に対する偏心誤差の許容値も小さくなる。その
ため、従来以上に高精度にレンズ群を調芯することが必
要となる。しかし、前後両端のレンズ群については、従
来のズームレンズ機構でさえ調芯作業は面倒であったの
で、従来と同様の方法でより高精度に調芯することは非
常に困難である。また、中間位置のレンズ群について
は、従来のように調芯しないままで、所望の高精度を達
成するのは困難である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
解決すべき技術的課題は、ズームレンズ機構のレンズ群
の光軸に対する位置を調整することが容易なズームレン
ズ機構の組立方法を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段および作用・効果】上記の
技術的課題を解決するため、本発明によれば、以下の構
成のズームレンズ機構の組立方法が提供される。
【0010】このズームレンズ機構の組立方法は、少な
くとも2つのレンズ群を有する。この組立方法は、第1
ステップと、第2ステップと、第3ステップとを有す
る。第1ステップにおいて、上記各レンズ群を移動可能
に支持するレンズ支持機構を組み立て、上記各レンズ群
をそれぞれ支持する上記レンズ支持機構の少なくとも2
つのレンズ枠を光軸に沿って配置する。第2ステップに
おいて、この組み立てられた上記レンズ支持機構の所定
の一つの上記レンズ枠に、光軸方向に対して側方、すな
わち光軸に略直角な方向から一つの上記レンズ群を供給
して載置し、このレンズ群を調芯しながら上記レンズ枠
に接着する。第3ステップにおいて、他の上記レンズ群
について、上記第2ステップを繰り返す。
【0011】上記方法によれば、組み立てが完了したレ
ンズ支持機構には、順次、レンズ群が調芯しながら接着
により固定される。このとき、たとえば、調芯して位置
決めした状態でレンズ群を保持し、接着剤を注入してレ
ンズ群を固定しても、あるいは、レンズ枠に接着剤を塗
布してからレンズ枠にレンズ群を載置して調芯し、接着
剤が固化するまでレンズ群を保持するようにしてもよ
い。上記方法によれば、前後両端のレンズ群について
は、光軸の側方からアクセスするので、従来に比べて容
易に調芯作業を行うことができる。また、3つ以上のレ
ンズ群を有するズームレンズの場合には、従来はレンズ
組み込み後に作業できなかった中間位置にあるレンズ群
についても、調芯することができる。
【0012】したがって、ズームレンズ機構のレンズ群
の光軸に対する位置を容易に調整することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図1の外観図に示
したデジタルカメラ1に適用した各実施形態について、
図1〜図10を参照しながら詳細に説明する。
【0014】まず、第1実施形態について説明する。本
発明を適用したデジタルカメラ1は、薄い直方体形状の
ハウジング2を有する。ハウジング2の細長い一方の側
面2aには、撮影窓3と、露光調整レバー5と、シャッ
タ釦82とが配置され、他方の側面2bには、外部電源
端子88と、シリアル出力端子89とが配置され、上面
2cには、撮影映像が表示される液晶モニタ6と、メイ
ンスイッチ80と、ズームスイッチ81とが配置されて
いる。ハウジング2の内部には、撮影窓3に対向して反
対側にCCD素子90を有する光学ユニット4と、演算
制御回路やフラッシュメモリ等を含む回路基板8と、充
電電池9とが収納されている。CCD素子90の受光量
は、露光調整レバー5を撮影窓3側にスライドし、光学
ユニット4の前に不図示の露光調整用NDフィルタを挿
入することによって、調整できるようになっている。
【0015】光学ユニット4は、4群のズームレンズ機
構を含み、それぞれ1枚または2枚以上のレンズからな
る第1〜第4レンズ群12,22,32,42が、図3に
模式的に示したズーム曲線11,21,31,41を有す
るようになっている。光学ユニット4は、図2の斜視図
に示すように、第1レンズ群12を含む第1ユニット1
0と、第2レンズ群22を含む第2ユニット20と、第
3レンズ群32を含む第3ユニット30と、第4レンズ
群42を含む第4ユニット40と、ローパスフィルタ5
2およびCCD素子90を含むベースユニット50とを
備える。第1〜第4ユニット10,20,30,40は、
平板状の移動板16,26,36,46の上端にレンズ支
持部15,25,35,45が突設されてなる第1〜第4
レンズ支持部材14,24,34,44をそれぞれ含む。
各レンズ支持部15,25,35,45は、第1〜第4レ
ンズ群12,22,32,42をそれぞれ支持する。ベー
スユニット50は、平板状の固定板56の上端にローパ
スフィルタ支持部55およびCCD素子支持部92が突
設されてなるベース部材54を含む。ローパスフィルタ
支持部55は、ローパスフィルタ52を支持し、CCD
素子支持部92は、CCD素子90を支持する。ベース
部材54の固定板56には、図2に示すように、積層さ
れた第1〜第4レンズ支持部材14,24,34,44の
移動板16,26,36,46が載せられ、押さえバネ6
4で付勢されるようになっている。
【0016】ベース部材54の固定板56は、図4(a)
に示すように、カム穴57と、板面に垂直に突設された
一対の直進案内ピン58,59とを有する。第1〜第4
レンズ支持部材14,24,34,44の移動板16,2
6,36,46は、図4(e),(d),(c),(b)に示すように貫
通する3つの穴、すなわち、逃げ穴17およびカム穴2
7,37,47と、光軸方向に延在する長穴である一対の
直進案内穴18,19;28,29;38,29;48,49
とをそれぞれ有する。各移動板16,26,36,46の
一対の直進案内穴18,19;28,29;38,39;4
8,49には、ベース部材54の固定板56の一対の直
進案内ピン58,59がそれぞれ挿通されて摺接し、第
1〜第4レンズ支持部材14,24,34,44の移動板
16,236,36,46が、光軸方向に直進案内されな
がらベース部材54の固定板56に支持されている。ま
た、第1レンズ支持部材14の移動板16は、図2およ
び図5(e)に示すように、その一端61が移動板16に
回転自在に固定された連動バー60を有する。この連動
バー60の他端には、連動ピン62が突設されている。
この連動ピン62は、第1レンズ支持部材14の移動板
16の逃げ穴17を貫通し、第2〜第4レンズ支持部材
24,34,44の移動板26,36,46のカム穴27,
37,47およびベース部材54の固定板56のカム穴
57に挿通されて摺接している。そして、第1レンズ支
持部材14の移動板16の光軸方向移動に伴って、第2
〜第4レンズ支持部材24,34,44の移動板26,3
6,46は、重なり合った状態のまま光軸方向に移動
し、第1〜第4レンズ群12,22,32,42は、図3
に示した所定のズーム移動を行うようになっている。
【0017】第1レンズ支持部材14の移動板16は、
ベース部材54の固定板56に固定された駆動部材70
によって、光軸方向に移動させられるようになってい
る。
【0018】駆動部材70は、図2および図5の斜視図
に示すように、積層型圧電素子74の積層方向の一方の
端面に係合部材76が固定されてなるリニアアクチュエ
ータである。積層型圧電素子72の他方の端面は、固定
部72に固定される。固定部72は、ベース部材54の
固定板56に固定されている。駆動部材70、すなわち
積層型圧電素子74および係合部材76は、固定部72
に片持ち支持され、固定板56から離れた状態で光軸方
向に延在している。積層型圧電素子74は、複数の圧電
素子要素が積層されたものであり、積層方向は光軸方向
に一致している。積層型圧電素子74は、電気機械変換
素子であって、電圧印加により積層方向に伸縮するよう
になっている。係合部材76は、積層型圧電素子74の
端面に固定された固定壁部77と、この固定壁部77か
ら積層型圧電素子74の側面を包むように延在する支持
壁部78とを有する。支持壁部78は、図5および図6
の光軸直角断面図に示すように、固定壁部77の一辺か
ら積層型圧電素子74側に略直角に折り曲げられて積層
型圧電素子74の底面74aを覆う底片78aと、底片7
8aの両側辺から略直角に折り曲げられて積層型圧電素
子74の両側面74bを覆う一対の側片78bと、側片7
8bの上辺から内側に略直角に折り曲げられて積層型圧
電素子74の上面74cを覆う2つの上片78cと、積層
型圧電素子74の上面74cの略中央部分から上向きに
両上片78cから折り曲げられた2つの立片78dとから
なる。2つ立片78dは、互いに略平行に延在し、各先
端部分には、互いに内側に突出した突出部78eをそれ
ぞれ有する。両突出部78eの間には、図2および図6
に示すように、第1レンズ支持部材14の移動部16の
下縁部16aが弾力的に圧接され、下縁部16aと突出部
78eとが摩擦係合するようになっている。つまり、こ
の突出部78eは、摩擦係合部である。
【0019】突出部78eにおける移動板16との摩擦
係合によって、駆動部材70は、第1レンズ支持部材1
4を移動させることができる。すなわち、駆動部材70
の係合部材76の突出部78eがゆっくり移動するとき
には、第1レンズ支持部材14の移動板16の下縁部1
6aは、突出部78eと下縁部16aとの間の摩擦力によ
って突出部78eとともに一体的に移動する。一方、突
出部78eが急激に速度を変化しながら移動すると、慣
性力が突出部78eと下縁部16aとの間の摩擦力より大
きくなって両者の間で滑りが起こり、突出部78eは、
下縁部16aに対して相対的に移動する。したがって、
不図示の圧電アクチュエータ駆動手段である電圧発生装
置によって、突出部78eの速度が急激に変化するよう
に急激な電圧変化を含む周期的な電圧、たとえば鋸歯状
や全波整流状に変化する電圧を積層型圧電素子74に印
加して、積層型圧電素子74を伸縮させ、突出部78e
を光軸方向に往復移動させ、たとえば、突出部78eの
往から復への反転時、または、復から往への反転時のい
ずれか一方において、突出部78eと下縁部16aとの間
に滑りが起こって両者の間に相対移動が生じ、それ以外
のときには、両者の間に相対移動が生じないようにし
て、第1レンズ支持部材14を、往方向または復方向の
いずれか一方に間欠的に微少送りすることができる。あ
るいは、突出部78eの往復移動の往と復との両方にお
いて、突出部78eと下縁部16aとの間で滑りが生じる
が、往と復とで相対滑りの向きと長さとが異なるように
して、第1レンズ支持部材14を振動させつついずれか
一方向に移動させることも可能である。積層型圧電素子
74に印加する電圧パターンを変えることによって、第
1レンズ支持部材14の移動方向を変えることができ
る。
【0020】また、支持壁部78は、積層型圧電素子7
4のまわりを包むように延在するので、固定壁部77か
ら突出部78eまでの距離をある程度長くして、所望の
ばね定数を得るとともに、摩擦係合部を積層型圧電素子
74に接近して配置して、摩擦係合部から積層型圧電素
子74に作用するモーメントをできるだけ小さくするこ
とができる。
【0021】上記のように、駆動部材70によって第1
レンズ支持部材14が光軸方向に移動されると、デジタ
ルカメラ1の光学ユニット4は、連動バー60の連動ピ
ン62と各カム穴27,37,47,57との係合によっ
て、その第2〜第4レンズ支持部材24,34,44が連
動して移動される。このとき、第1〜第4レンズ支持部
材14,24,34,44は、押さえバネ64によって固
定板56に付勢されているので、固定板56に沿って移
動し、また、固定板56に突設された一対の直進案内ピ
ン58,59と各一対の直進案内穴18,19;28,2
9;38,39;48,49との係合によって、光軸方向に
直進案内される。したがって、各レンズ支持部15,2
5,35,45に固定された各レンズ群12,22,32,
42は、傾くことなく光軸に沿って精度良くズーム移動
する。
【0022】上記構成において、各レンズ群12,22,
32,42を駆動する各レンズ支持部材14,24,34,
44およびべース部材54等は、各レンズ群12,22,
32,42の径方向一側に積層されてまとめて配置され
るので、その積層厚さを各レンズ群12,22,32,4
2の直径と同程度の寸法、またはそれより小さい寸法と
することができる。したがって、一方向の径寸法をでき
るだけ小さくして薄くしたズームレンズ機構を含む光学
ユニット4を構成することができる。
【0023】このデジタルカメラ1では、CCD素子9
0の受光面が小さいため、各レンズ群12,22,32,
42の偏心誤差の許容値が小さい。そのため、各レンズ
群12,22,32,42は、各レンズ支持部材14,2
4,34,44およびベース部材54等の部品精度だけで
光軸に対する所定の位置精度を達成するのが困難であ
る。そこで、各レンズ群12,22,32,42は、各レ
ンズ群12,22,32,42の取り付けを除いてレンズ
支持機構を組み立てた後に、以下のようにして各レンズ
支持部材14,24,34,44のレンズ支持部15,2
5,35,45に一つずつ順に調芯しながら固定する。
【0024】すなわち、図7の斜視図に示すように、各
レンズ群12,22,32,42の取り付けを除いて組み
立てが完了したレンズ支持機構の光軸106に沿って前
後の所定位置に、投光器102と受光器103とを固定
する。このとき、各レンズ支持部15,25,35,45
は、光軸に沿って配置されている。
【0025】次に、適宜に選択したひとつのレンズ群、
たとえば第2レンズ群22の外周面をレンズ把持具10
0を用いて把持し、光軸106の側方から所定のレンズ
支持部25、すなわちレンズ枠25に載せ、受光器10
3からの出力を観察しながら、レンズ群22の中心が光
軸106に一致するように位置決めする。具体的には、
たとえば投光器102から光軸に平行な平行光を照射
し、焦点距離に応じた位置に受光器103を配置し、レ
ンズ群22を径方向移動して、受光器103から観察さ
れる結像位置を見ながら、レンズ群22を位置決めす
る。そして、レンズ群22を位置決めした状態で保持し
たまま、レンズ群22の周囲に接着剤注入器104を用
いて接着剤を塗布して、レンズ群22をレンズ支持部2
5に接着する。このとき、接着剤が硬化するまでレンズ
群22を保持することによって、接着中にレンズ群22
の位置ずれを防止できる。なお、レンズ群22を載せる
前にレンズ支持部25に予め接着剤を塗布しておいても
よい。
【0026】以上の作業を、各レンズ群12,22,3
2,42について適宜の順序で繰り返すことによって、
各レンズ群12,22,32,42を光軸106に沿って
高精度に取り付けることができる。
【0027】したがって、ズームレンズ機構の前後端に
配置されたレンズ群12,42のみならず、中間位置に
配置されたレンズ群22,32についても、調芯を行う
ことができる。
【0028】上記構成において、光学ユニット4は、各
レンズ支持部15,25,35,45の略全周に渡って開
放されているので、各レンズ群12,22,32,42を
各レンズ支持部15,25,35,45まで持って来るこ
とが容易である。もっとも、少なくとも各レンズ群1
2,22,32,42の直径に等しい寸法の開口があれ
ば、各レンズ群12,22,32,42を各レンズ支持部
15,25,35,45まで持って来ることが可能であ
る。
【0029】以上説明した第1実施形態では、駆動部材
70の突出部78eが第1レンズ支持部材16の下縁部
16aを挾持していたが、逆に、図8および図9の要部
斜視図に示した第2および第3実施形態のように、駆動
部材70x,70yが挾持されるように構成することもで
きる。以下、第2および第3実施形態について、第1実
施形態との相違点を中心に説明する。
【0030】すなわち、図8に示した第2実施形態で
は、駆動部材70xの係合部材76xは、積層型圧電素子
74の端部に固定された固定壁部77と、この固定壁部
77から積層型圧電素子74の片側に延在する支持壁部
78xとを有する。支持壁部78xは、固定壁部77の一
辺から積層型圧電素子74側に略直角に折り曲げられて
積層型圧電素子74の一側面を覆う第1片、すなわち側
片78sと、側片78sの上辺から積層型圧電素子74と
は反対側に略直角に折り曲げられた第2片、すなわち翼
片78tとからなる。翼片78tは、光軸方向移動自在に
固定された移動板16xと、移動板16xに固定された押
さえ板16sとの間に挾持され、摩擦係合されるように
なっている。したがって、第1実施形態と同様に積層型
圧電素子74を所定のパターンで伸縮させ、移動板16
xおよび押さえ板16sと駆動部材70xの翼片78tとの
間における滑りと送りとによって、移動板16xおよび
押さえ板16sと駆動部材70xの翼片78tとの相対移
動を間欠的に生じさせて、移動板16xを移動させるこ
とができる。翼片78tは積層型圧電素子74に接近し
て配置されてているので、簡単な構成で、摩擦係合部か
ら積層型圧電素子74に作用するモーメントをできるだ
け小さくなるようにすることができる。
【0031】また、図9に示した第3実施形態では、駆
動部材70yの係合部材76yは、積層型圧電素子74の
端部に固定された固定壁部77と、この固定壁部77の
上辺および下辺から略直角に折り曲げられて積層型圧電
素子74の上下両側に沿って延在する一対の支持壁部7
8yとを有する。一対の支持壁部78y、すなわち係合片
は、光軸方向移動自在に固定された移動板16yと、移
動板16yに固定された押さえ板16tとの間に挾持さ
れ、積層型圧電素子74を挟んで両側で摩擦係合するよ
うになっている。したがって、摩擦係合部から積層型圧
電素子74に作用するモーメントが打ち消し合うように
すれば、簡単な構成で、積層型圧電素子74に全体とし
てモーメントが作用しないようにすることができる。
【0032】なお、上記第2および第3実施形態におい
て、移動板16x,16yの一端の突起16bは、第1実施
形態の第1レンズ支持部材14と略同様に構成された不
図示の第1レンズ支持部材に固定または係合され、移動
板16xと一体的に、不図示の第1レンズ支持部材が光
軸方向両方向に移動されるようになっている。
【0033】次に、第3実施形態と同様に、駆動部材7
0zが積層型圧電素子74の両側に摩擦係合部を有する
第4実施形態について、図10の要部斜視図を参照しな
がら説明する。
【0034】すなわち、移動板16zには、光軸方向に
延在する切欠き16cが形成され、この切欠き16c内に
駆動部材70zが配置される。駆動部材70zの係合部材
76zは、積層型圧電素子74の端面に固定された固定
壁部77と、この固定壁部77の上辺および下辺から略
直角に折り曲げられて積層型圧電素子74の上下両側に
沿って延在する一対の支持壁部78zとを有する。一対
の支持壁部78zは、積層型圧電素子74の上面および
下面から左右両側にそれぞれ突出する。この支持壁部7
8Zの左右両端部には、互いに内側に向いて突出する突
出部78vがそれぞれ形成されている。この対向する突
出部78v間の間隔が狭くなっている部分78wは、移動
板16zの切欠き16cの両側の周囲16dを挟持して摩
擦係合するようになっている。この駆動部材70は、摩
擦係合部が積層型圧電素子74を挟んで両側に配置され
ているため、左右の各摩擦係合部から積層型圧電素子7
4に作用するモーメントが打ち消し合って、積層型圧電
素子74にはモーメントが作用しないようにすることが
できる。
【0035】なお、本発明は上記各実施形態に限定され
るものではなく、その他種々の態様で実施可能である。
たとえば、移動板16,26,36,46の両側に2組の
ズームレンズ光学系を配置する構成としてもよい。ま
た、開示されたリニアアクチュエータ、すなわち駆動部
材70,70x,70y,70zは、所定の電気信号を与
えることによってその電気信号に応じた変位を発生する
電気機械変換素子として積層型圧電素子74を用いてい
るが、他の電気機械変換素子、たとえば、静電アクチュ
エータや電歪素子等を用いてもよい。また、開示された
リニアアクチュエータ70,70x,70y,70zは、
ズームレンズ機構以外の種々の分野で利用可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態のデジタルカメラの外
観図である。
【図2】 図1のデジタルカメラの光学ユニットの斜視
図である。
【図3】 図2のズームレンズの説明図である。
【図4】 図2の各レンズ支持部材の移動板およびベー
ス部材の固定板の平面図である。
【図5】 図2の駆動部材の斜視図である。
【図6】 図5の線VI-VIに沿って切断した断面図であ
る。
【図7】 図2の光学ユニットのレンズ群の取り付け方
法の説明図である。
【図8】 本発明の第2実施形態の駆動部材の要部斜視
図である。
【図9】 本発明の第3実施形態の駆動部材の要部斜視
図である。
【図10】 本発明の第4実施形態の駆動部材の要部斜
視図である。
【符号の説明】
1 デジタルカメラ 2 ハウジング 2a,2b 側面 2c 上面 3 撮影窓 4 光学ユニット 5 露光調整レバー 6 液晶モニタ 8 回路基板 9 充電電池 10 第1ユニット 11 ズーム曲線 12 第1レンズ群 14 第1レンズ支持部材 15 レンズ支持部(レンズ枠) 16 移動板 16a 下縁部 16b 突出部 16c 切欠き 16d 周囲 16s,16t 押さえ板 16x,16y,16z 移動板 17 逃げ穴 18 直進案内穴 19 直進案内穴 20 第2ユニット 21 ズーム曲線 22 第2レンズ群 24 第2レンズ支持部材 25 レンズ支持部(レンズ枠) 26 移動板 27 カム穴(第2駆動手段) 28 直進案内穴 29 直進案内穴 30 第3ユニット 31 ズーム曲線 32 第3レンズ群 34 第3レンズ支持部材 35 レンズ支持部(レンズ枠) 36 移動板 37 カム穴(第2駆動手段) 38 直進案内穴 39 直進案内穴 40 第4ユニット 41 ズーム曲線 42 第4レンズ群 44 第4レンズ支持部材 45 レンズ支持部(レンズ枠) 46 移動板 47 カム穴(第2駆動手段) 48 直進案内穴 49 直進案内穴 50 ベースユニット 52 ローパスフィルタ 54 ベース部材 55 ローパスフィルタ支持部 56 固定板 57 カム穴(第2駆動手段) 58 直進案内ピン 59 直進案内ピン 60 連動バー(第2駆動手段) 61 一端 62 連動ピン 64 押さえバネ 70,70x,70y,70z 駆動部材(駆動手段、第1駆
動手段、リニアアクチュエータ) 72 固定部 74 積層型圧電素子(電気機械変換素子) 74a 底面 74b 側面 74c 上面 76,76x,76y,76z 係合部材 77 固定壁部 78 支持壁部 78a 底片(第1片) 78b 側片(第2片) 78c 上片(第2片) 78d 立片(第3片) 78e 突出部(摩擦係合部) 78s 側片(第1片) 78t 翼片(第2片) 78v 突出部(摩擦係合部) 78w 間隔の狭い部分 78x 支持壁部 78y,78z 支持壁部(係合片) 80 メインスイッチ 81 ズームスイッチ 82 シャッタ釦 88 外部電源端子 89 シリアル出力端子 90 CCD素子 92 CCD支持部 100 レンズ把持具 102 投光器 103 受光器 104 接着剤注入器 106 光軸

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも2つのレンズ群を有するズー
    ムレンズ機構の組立方法であって、 上記各レンズ群を移動可能に支持するレンズ支持機構を
    組み立て、上記各レンズ群をそれぞれ支持する上記レン
    ズ支持機構の少なくとも2つのレンズ枠を光軸に沿って
    配置する第1ステップと、 該組み立てられた上記レンズ支持機構の所定の一つの上
    記レンズ枠に、光軸方向に対して側方から一つの上記レ
    ンズ群を供給して載置し、該レンズ群を調芯しながら上
    記レンズ枠に接着する第2ステップと、 他の上記レンズ群について、上記第2ステップを繰り返
    す第3ステップとを備えたことを特徴とする、ズームレ
    ンズ機構の組立方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008126334A1 (ja) * 2007-03-30 2008-10-23 Ibiden Co., Ltd. ハニカム構造体の製造方法
WO2011055503A1 (ja) * 2009-11-04 2011-05-12 コニカミノルタオプト株式会社 撮像装置およびその製造方法ならびにその調整治具

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