JPH10234232A - 播種システム - Google Patents

播種システム

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Publication number
JPH10234232A
JPH10234232A JP5555997A JP5555997A JPH10234232A JP H10234232 A JPH10234232 A JP H10234232A JP 5555997 A JP5555997 A JP 5555997A JP 5555997 A JP5555997 A JP 5555997A JP H10234232 A JPH10234232 A JP H10234232A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
seedling
box
raising
seedling box
stacking
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP5555997A
Other languages
English (en)
Inventor
Sadao Suzuki
貞夫 鈴木
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Suzutec Co Ltd
Original Assignee
Suzutec Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Suzutec Co Ltd filed Critical Suzutec Co Ltd
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Publication of JPH10234232A publication Critical patent/JPH10234232A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 段積育苗箱の運搬の容易化、育苗箱の敷設作
業の容易化、播種から敷設までの作業の連続化、作業効
率の向上。 【構成】 播種済の育苗箱Aを移送する移送台2の終端
部に該移送台2により移送された播種済育苗箱Aを移送
台2より低い受台12に段積する育苗箱段積装置8を設
け、該育苗箱段積装置8の段積された育苗箱Aを取出し
て後続の育苗箱Aを段積させる移転部13を設け、該移
転部13には該移転部13より摺動させて載せた段積育
苗箱Aを上昇させる段積育苗箱上昇装置16を設け、段
積育苗箱上昇装置16と前記播種済育苗箱Aを敷設して
育苗する載置育苗場44との間に走行用レール31を設
けたものにおいて、前記段積育苗箱上昇装置16は、モ
ーター20により回動する前後に並設した左右一対のア
ーム19の上部にテーブル22を設けて構成した播種シ
ステム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、播種システムに係るも
のである。
【0002】
【従来技術】従来公知の特開昭63−154527号公
報には、播種済の育苗箱を移送する移送台の終端部に該
移送台により移送された播種済育苗箱を受台に段積する
育苗箱段積装置と段積された育苗箱を取出して後続の育
苗箱を段積させる移転部を設けた構成について記載され
ている。また、従来、播種済の育苗箱を移送する移送台
の終端部に該移送台により移送された播種済育苗箱を上
方に段積する育苗箱段積装置は公知である。また、上下
するテーブルを有し走行車体により走行自在の運搬用リ
フト装置藻公知である。また、従来、走行用レール上を
動力源により台車を自動走行させる搬送システムも公知
である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記特開昭63−15
4527号公報に記載されたものは、移転部に取出した
段積育苗箱の運搬が考慮されていないので、この作業が
容易でないという課題がある。即ち、育苗箱は播種され
ると、一枚が6〜8kgあり、これを10枚段積すると、
60〜80kgになり、これを運搬するのは容易ではな
い。そのため、低い受台に段積されたのを持ち上げるの
は大変である。この点、移送台の終端部に上方に段積す
れば、持ち上げる必要はなくなるが、枠体の中に段積す
るのであるから、取出は困難である。また、段積育苗箱
は重いので、これを運搬用リフト装置のテーブルに移し
替えるのが大変である。同様に、搬送システムの台車へ
の積み卸しも容易でない。また、育苗箱は、上面に種子
が蒔かれ、その上に薄く覆土され、育苗箱の底面にはリ
ブがあり、これが育苗箱の播種面側の内側に嵌合してず
れないようにして段積するので、一旦重ねた育苗箱は横
にずらすことができず、この点でも一般の物流搬送シス
テムは使用できない。また、育苗箱を搬送する場所は、
床が土の載置場であるので、床面は水平でなく、この点
でも一般の物流搬送システムは使用できない。本発明
は、前記課題を克服して、播種から載置場への敷設まで
の作業を連続化させたものである。
【0004】
【発明の目的】段積育苗箱の運搬の容易化、育苗箱の敷
設作業の容易化、播種から敷設までの作業の連続化、作
業効率の向上。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、播種済の育苗
箱Aを移送する移送台2の終端部に該移送台2により移
送された播種済育苗箱Aを移送台2より低い受台12に
段積する育苗箱段積装置8を設け、該育苗箱段積装置8
の段積された育苗箱Aを取出して後続の育苗箱Aを段積
させる移転部13を設け、該移転部13には該移転部1
3より摺動させて載せた段積育苗箱Aを上昇させる段積
育苗箱上昇装置16を設け、段積育苗箱上昇装置16と
前記播種済育苗箱Aを敷設して育苗する載置育苗場44
との間に走行用レール31を設けたものにおいて、前記
段積育苗箱上昇装置16は、モーター20により回動す
る前後に並設した左右一対のアーム19の上部にテーブ
ル22を設けて構成した播種システムとしたものであ
る。本発明は、外側にフレーム18を設け、該フレーム
18の内側に前記アーム19を夫々設け、各アーム19
の内側にテーブル22を配置した播種システムとしたも
のである。本発明は、前記走行用レール31には、前記
段積育苗箱上昇装置16により上昇させた段積育苗箱A
を摺動させて移して運搬走行する運搬用台車32と、育
苗箱Aを敷設すると走行する育苗箱並列装置46の走行
枠体47と、育苗箱並列装置46の育苗箱供給装置48
に育苗箱Aを供給する供給用台車49とを走行可能に載
置した播種システムとしたものである。本発明は、播種
済の育苗箱Aを移送する移送台2の終端部に該移送台2
により移送された播種済育苗箱Aを移送台2より低い受
台12に段積する育苗箱段積装置8を設け、該育苗箱段
積装置8の段積された育苗箱Aを取出して後続の育苗箱
Aを段積させる移転部13を設け、該移転部13には該
移転部13より摺動させて載せた段積育苗箱Aを上昇さ
せる段積育苗箱上昇装置16を設け、段積育苗箱上昇装
置16と前記播種済育苗箱Aを敷設して育苗する載置育
苗場44との間に走行用レール31を設け、走行用レー
ル31には、前記段積育苗箱上昇装置16により上昇さ
せた段積育苗箱Aを摺動させて移して運搬走行する運搬
用台車32と、育苗箱Aを敷設すると走行する育苗箱並
列装置46の走行枠体47と、育苗箱並列装置46の育
苗箱供給装置48に育苗箱Aを供給する供給用台車49
とを走行可能に載置したものにおいて、前記供給用台車
49は、横向きの段積育苗箱Aを載置する幅と複数列載
置しうる前後長さを有する左右一対の案内レール50の
下方に左右一対の走行車輪52を前後に並設し、前記案
内レール50は始端側は前記運搬用台車32と略同じ高
さに高く終端側に至るに従い低く傾斜させ、案内レール
50の先側は走行車輪52よりも突出させて段積育苗箱
A一列分の水平のフォーク部56にし、フォーク部56
の先端にはストッパ板57を設けた播種システムとした
ものである。本発明は、前記運搬用台車32にはモータ
ー等の動力源35とバッテリー40とコントロールボッ
クス36と走行センサ37を設けて、自動または手動操
作により走行するように構成した播種システムとしたも
のである。本発明は、前記段積育苗箱上昇装置16と運
搬用台車32との間には段積育苗箱Aを一時貯留するタ
ーミナル用載置台17を設けた播種システムとしたもの
である。
【0006】
【実施例】本発明の一実施例を図により説明すると、1
は播種装置であり、育苗箱Aを移送する移送手段を有す
る移送方向に長い播種用移送台2の始端部上方位置に空
の育苗箱Aを複数供給すると、前記播種用移送台2に一
枚(一箱)ずつ育苗箱Aを自動供給する自動供給装置3
を設け、自動供給装置3に続いて床土を供給する床土供
給装置4と、種子を供給する種子供給装置5と、覆土供
給装置6等を有して構成し、前記播種用移送台2は支脚
7により床上に載置するが、作業者が立った姿勢で前記
自動供給装置3〜覆土供給装置6の装置を操作し得る高
さに設定する。前記播種用移送台2の終端部には、播種
済の育苗箱Aを段積する育苗箱段積装置8を設ける。育
苗箱段積装置8は前記播種用移送台2より移送された播
種済の育苗箱Aを摺動載置する前後方向の左右一対の左
右受枠9を前後一対の二組のチエン10により回動する
ように設け、左右の左右受枠9の下方には育苗箱Aを受
け止めて搬送する搬送ローラー11により構成した受台
12を設けて構成する。前記受台12は前記播種用移送
台2から移送された育苗箱Aを降ろしながら10枚程度
に段積できるようにするため、前記播種用移送台2より
はるかに低い高さ位置に設定するが、受台12の構成上
最低限の高さを考慮して相対的に設定することになる。
受台12の終端には移転部13を設ける。移転部13は
前記育苗箱段積装置8で段積された育苗箱Aを取出して
後続の育苗箱Aを育苗箱段積装置8で段積できるように
するもので、搬送機能付きのローラー14を有する移送
台15により構成する。
【0007】しかして、前記移転部13の終端には段積
育苗箱上昇装置16を設ける。段積育苗箱上昇装置16
は後述するターミナル用載置台17の上面まで段積育苗
箱Aを上昇させながら運搬するもので、床上に載置した
四角枠形状のフレーム18に左右一対のアーム19を前
後に並設し、一方のアーム19の基部には回転軸19a
を固定し、回転軸19aにはギヤ19bを固定し、ギヤ
19bにはモーター20のギヤ20aとの間にチエン2
0bを掛け回す。前記回転軸19aには別のギヤ20c
を設け、前記他方のアーム19の基部に固定した回転軸
21に固定のギヤ21aの間にチエン21bを掛け回
す。前記前後に並設したアーム19の先端にはテーブル
22を設ける。テーブル22には搬送ローラー22aを
並設する。23は足踏式スイッチである。しかして、前
記段積育苗箱上昇装置16の終端には前記した段積育苗
箱Aを一時貯留するターミナル用載置台17を設ける。
ターミナル用載置台17は前記段積育苗箱上昇装置16
側から他方側へ上面に載置した段積育苗箱Aを手作業で
摺動させられるように、摺動方向には平坦に形成すると
共に、前記段積育苗箱上昇装置16側および後述するリ
フト装置25側は特に段差を設けないようにしている。
なお、ターミナル用載置台17の上面に搬送ローラーを
並設することもある。
【0008】前記ターミナル用載置台17の終端側に
は、ターミナル用載置台17上の段積育苗箱Aを載せて
上下させるリフト装置25を設ける。リフト装置25は
固定フレーム26の上方にリンク機構27を介してテー
ブル28を設け、前記リンク機構27に流体圧シリンダ
29を設け、流体圧シリンダ29には図示は省略するが
公知の連結手段を介してポンプを設け、ポンプに足で操
作可能な足踏み式作動レバーと解除レバーからなる操作
手段を設け、流体圧シリンダ29によりテーブル28を
上下させる。しかして、リフト装置25には走行用レー
ル31の始端部を臨ませ、走行用レール31上には運搬
用台車32を走行可能に載置する。運搬用台車32は走
行フレーム33に走行車輪34を設ける。走行車輪34
は自在輪(キャスター輪)にすると走行も安定し好適で
ある。運搬用台車32は前記走行フレーム33にモータ
ー等の動力源35を設け、動力源35により走行車輪3
4を駆動回転させて走行する。前記走行フレーム33に
は制御部を内蔵させたコントロールボックス36を設
け、コントロールボックス36には走行フレーム33に
設けた走行センサ37を接続し、該走行センサ37の情
報信号により走行を自動制御する。前記走行センサ37
は光学式等の非接触式あるいはリミットスイッチ方式の
接触式のいずれかにより構成して所定位置に1個乃至複
数設け、走行センサ37と誘導体38とによりプログラ
ムされた進行方向へ自動走行および自動停止および元の
位置に戻る上動戻り走行等を行う。39は操作パネルで
あり、操作パネル39は走行フレーム33より所定間隔
外側に配置し、段積育苗箱Aを幅が大になる横向きで摺
動させたとき干渉しないようにしている。40はバッテ
リー、41は複数並設した横軸搬送ローラーである。
【0009】前記走行用レール31は前記段積育苗箱A
の運搬先のビニールハウス43等の載置育苗場44内に
延設(走行用レール31には途中分岐点を設けて複数の
載置育苗場44にまで延設することは可能)し、前記載
置育苗場44は所定の広さを有していればよく、室内外
を問わないが、好適にはビニールハウス内である。走行
用レール31上には育苗箱並列装置46の走行枠体47
を走行可能に載置する。走行枠体47の中央位置には後
述する育苗箱供給装置48を設け、前記走行用レール3
1上には育苗箱供給装置48に育苗箱Aを補充する前記
した供給用台車49を設ける。供給用台車49は横向き
段積育苗箱Aを載置する幅と前後長さを有する左右一対
の案内レール50を有し、案内レール50の前後下面に
横杆51を固定し、各横杆51には左右一対の走行車輪
52を左右移動自在に夫々設ける。したがって、案内レ
ール50と前後の横杆51と走行車輪52により走行車
体を構成する。前記横杆51の側部には前記案内レール
50と並行のガイド杆53を設け、前記前側の横杆51
の側部には縦筒54を設け、縦筒54に操作ハンドル5
5を取付ける。前記案内レール50は後側は高く前記運
搬用台車32と略同じ高さにし、前側に至るに従い低く
形成し、案内レール50の先側は段積育苗箱A一列分の
水平のフォーク部56にし、フォーク部56の先端には
ストッパ板57を設ける。ストッパ板57は、フォーク
部56の先端を固定するフレームの作用も期待する。ま
た、フォーク部56の基部側には下方に突き出る当接部
58を設け、当接部58はストッパ板57が所定位置に
なると前記育苗箱供給装置48に当接する。案内レール
50の前後中間部には左右一対の支持枠59を設け、支
持枠59内に土を充填した育苗箱Aを挿入して供給用台
車49から育苗箱供給装置48に段積育苗箱Aを移すと
きの前後重量バランスを保持するための重りとする。前
記横杆51または前記案内レール50の後部側には縦の
支持板60を設け、支持板60には左右方向の横操作軸
61を軸装し、横操作軸61には係合フック62を固定
する。63は係合フック62の係合する係合軸であり、
前記運搬用台車32に設ける。64は係合状態に付勢す
るバネ、65は操作レバーである。なお、供給用台車4
9の近傍に運搬用台車32が走行すると、自動停止する
ように構成する。
【0010】しかして、前記育苗箱並列装置46の走行
枠体47は、走行用レール31の左右両側に複数育苗箱
Aを敷設させる敷設スペースの上方に位置する長さを有
し、平面視底抜けの長四角形状に形成する。前記走行枠
体47には左右方向に移動する載置移動枠70を設け
る。載置移動枠70は、該載置移動枠70の上面に複数
の育苗箱Aを摺動自在に載置可能に構成する。前記走行
枠体47の前後内側には左右方向であって上下一対の案
内レール71、71を並設し、前記上下の案内レール7
1の間に載置移動枠70に設けた移動ローラー72を嵌
合させる。前記載置移動枠70の下面にはラック(実施
例ではチエン)73を全長に亘って設け、ラック73に
走行枠体47側に設けた正逆転自在のピニオン74を噛
み合わせる。75は枠移動用モータである。しかして、
前記育苗箱供給装置48は走行枠体47の中央上方位置
に設けて載置移動枠70上に一箱ずつ育苗箱Aを供給す
るように構成し、育苗箱供給装置48の左右両側位置に
は移動する載置移動枠70に対して育苗箱Aの移動を停
止させるストッパー76を設ける。即ち、載置移動枠7
0の全長に亘って育苗箱Aを載置し、次に、育苗箱Aを
ストッパー76より不動状態にしてから、載置移動枠7
0を移動させて、端側の育苗箱Aより順に降下させて並
列させる。ストッパー76は載置移動枠70の上方の育
苗箱供給装置48のフレーム体77の一方側側面78と
他方側側面79の下方に載置移動枠70は通過するが育
苗箱Aは通過できないように設ける。実施例では、一方
側側面78および他方側側面79の下部側面にブラケッ
ト80を固定し、ブラケット80にストッパー76の上
部を軸81により軸着し、前記載置移動枠70が育苗箱
Aを移送する往路では育苗箱Aの端面が当接すると上方
回動して退避するが、育苗箱Aを降ろす復路ではストッ
パー76の内面側が一方側側面78および他方側側面7
9の下部側面に当接して回動せず、このストッパー76
に育苗箱Aの端面が当接して載置移動枠70に対して不
動状態にして堰き止めるように構成する(図13、図1
8、図19)。
【0011】なお、左右のストッパー76は走行用レー
ル31の略上方位置に設け、育苗箱供給装置48は走行
枠体47に対して左右方向に移動可能に設け、走行用レ
ール31の可及的近傍位置に育苗箱Aを載置できるよう
にし、育苗箱供給装置48のフレーム体77の下方にそ
れぞれ前記走行枠体47の前後枠の上面を転動する案内
走行ローラー82を設けている。育苗箱供給装置48は
載置移動枠70の移動方向側に寄せ、図19イでは前記
供給用台車49により段積育苗箱Aを供給するために一
方側から他方側に移動させる途中の中央状態を示してお
り、図19ロでは走行用レール31から間隔Lだけ右側
に寄せ、図19チでは間隔Lだけ左側に寄せ、ストッパ
ー76を右側の走行用レール31の略上方に位置させ、
右側の走行用レール31の近傍に育苗箱Aを載置する。
したがって、走行用レール31より前記間隔Lだけ左右
方向の外側に位置した前記走行枠体47の車体横枠70
の上面には、前記育苗箱供給装置48の移動を停止させ
る移動停止用突起83を設ける。移動停止用突起83は
一方側側面78および他方側側面79に対応する外側の
下部側面が当接するように設ける。この場合、前記育苗
箱供給装置48は、一方側または他方側に寄った位置で
のみ育苗箱Aを供給し、その中間位置では供給しないよ
うに構成する。
【0012】また、載置移動枠70の移動は、間欠的に
1箱分移動するように構成している。しかして、載置移
動枠70の左右両側には、載置移動枠70より載置面
(地面、床面等)に降ろすときに、降下の衝撃を緩和さ
せる衝撃緩和用回動部材84を設ける。衝撃緩和用回動
部材84は左右の回動板85の基部を連結部86により
連結し、該連結部86は前記載置移動枠70に軸87に
より軸着する。左右の回動板85の一方には係合板88
の下部を固定し、係合板88の上部の屈曲部を載置移動
枠70に係合させて下方回動を規制する。回動板85の
先端側には前後方向に突き出る係合軸89を設け、係合
軸89は載置移動枠70に設けた係合フック90に係合
させる。係合フック90中間部は載置移動枠70に軸9
1により軸着し、その下部をフック部92に上部はガイ
ド部93に夫々形成し、フック部92とガイド部93の
重量バランスにより通常は起立状態に保持され、復路移
動中にロック解除体94に当接して回動しロック解除し
て育苗箱Aの自重で下方回動し、また、回動板85は、
前記育苗箱供給装置48の下方の往路から復路への移動
路中に設けた当接体95に当接して上方回動して水平状
態になり、このとき、係合軸89はフック部92に係合
し、この状態に保持される。98は走行枠体47の車
輪、99は走行用モータ、100は前記走行車輪98に
設けた歯車、101は走行用モータの回転軸に設けた歯
車、102は歯車100と歯車101の間に掛け回した
チエン、103は支持転輪である。
【0013】しかして、前記走行枠体47の前側には、
根切り用のネットローラーまたはシートローラー104
(以下ネットローラー104という)を取付ける左右フ
レーム105を設ける。左右フレーム105の左右両側
には取付腕部106を設け、各取付腕部106間にネッ
トローラー104を回転自在に取付ける。前記左右フレ
ーム105の上面には前後方向のアーム107の先端を
固定し、アーム107の基部を軸108により走行枠体
47側に回動自在に軸着する。そして、前記左右フレー
ム105は育苗箱Aよりも低く位置させ、走行枠体47
は育苗箱Aを敷設後一旦後進させて、育苗箱Aを既に敷
設させた育苗箱Aに当接させ、次に、改めて前進させる
ように構成する。したがって、前後の隙間を詰めて敷設
できる。しかして、育苗箱供給装置48は、前記供給用
台車49の使用例の一例であり、物品である段積育苗箱
Aの運搬先である。育苗箱供給装置48は、四角枠形状
で前記育苗箱Aが上下に通過できる底抜け状態のフレー
ム体110を有し、フレーム体110の上方には段積育
苗箱Aを供給し得る段積空間を形成する。前記フレーム
体110には上方に起立するチャンネルフレーム11
1、111を対峙させて設け、各チャンネルフレーム1
11には上下移動する移動枠体112の縦枠113に設
けたローラー114を嵌合させる。縦枠113の上部に
は上部横枠115の両端を固定し、上部横枠115の左
右両側には左右一対の前後方向の軸筒116の前端を当
接させて軸117により回転のみ自在に所謂片持ち状態
に軸装する。軸筒116には平面視前記フレーム体11
0の前後中間に位置するように下方に突き出る支持アー
ム118の上端を固定する。支持アーム118の下部に
は内側に突き出る育苗箱支持体119を設ける。前記軸
筒116には左右方向の回動アーム120の基部を固定
する。
【0014】各回動アーム120の先端部には前方に突
き出る係合軸121を設ける。また、前記移動枠体11
2の上部横枠115には移動枠体支持部122を設け
る。係合軸121の上方には上下移動係合板123を設
け、上下移動係合板123の上面に移動枠体支持部12
2を載置する。上下移動係合板123は上下移動軸12
5の上部に固定し、上下移動軸125はその外周のラッ
ク溝124の部分をギヤボックス126内に設けたピニ
オンギヤに噛み合せて軸装する。127はピニオンギヤ
を回転させるモーターであり、モーター127が停止す
ると、上下移動軸125は停止し、モーター127の正
逆転により上下する。128はモーター取付横杆であ
る。前記移動枠体112には所定高さ位置(最下段の育
苗箱Aを離す位置)にて移動枠体112の下部横枠12
9の下面に当接するストッパー130を設ける。移動枠
体112の下面がストッパー130に当接すると、下動
が停止し、この後に更にモーター127により上下移動
係合板123を下降させて係合軸121を下方に押す
と、支持アーム118の育苗箱支持体119は外側に開
いて退避状態になり、反対に、上下移動係合板123に
より移動枠体支持部122を介して移動枠体112を支
持すると、支持アーム118の育苗箱支持体119は閉
じて支持状態になる。131は前記係合軸121と係合
軸121の間に設けた支持アーム118が閉じる方向に
付勢するバネである。
【0015】しかして、前記支持アーム118にはタイ
マー板132を支持アーム118に対して上下位置調節
自在に取付ける。タイマー板132は平板状に形成し、
タイマー板132には左右方向に長い係合孔133を形
成する。前記フレーム体110の左右側には前記係合孔
133に挿通係合するタイマー縦軸134を設ける。タ
イマー縦軸134は取付枠135に常時上方にバネ13
6により突き出すと共に、タイマー板132の下面が当
接すると下降するように構成する。タイマー縦軸134
には図示は省略するが、前記バネ136に係合する係合
ピンを設けている。137はストッパーピンである。タ
イマー縦軸134は、通常、ストッパーピン137が取
付枠135に当たるまで常時上方に突出し、支持アーム
118が育苗箱Aの支持状態のときは係合孔133から
外れた下方に位置し、次に支持アーム118が育苗箱A
の支持状態のままで下降するとタイマー板132の下面
に当接してそのまま下方に引っ込み、育苗箱支持体11
9が育苗箱Aより退避すると、係合孔133がタイマー
縦軸134の上方に臨んで下方より挿通して係合して支
持アーム118を退避状態に保持し、育苗箱支持体11
9が下から2段目の育苗箱Aに係合する位置になると、
タイマー縦軸134が係合孔133より抜けるように配
置構成する。したがって、タイマー板132を下げる
と、支持アーム118の閉じるタイミングが遅れ、支持
アーム118を上昇させると、育苗箱支持体119の閉
じるタイミングを早くする。
【0016】また、前記育苗箱支持体119は、正面視
フレーム体110より上方に位置して、前記供給用台車
49のフォーク部62が段積育苗箱Aを挿入載置し得る
高さにて待機し、また、フレーム体110よりも下方に
て段積育苗箱Aを一枚ずつ供給する。この場合、前記モ
ーター127の回転を制御することにより待機位置と供
給位置の高さを調節でき、図示は省略するがセンサを上
下2か所に設けて、前記移動枠体112の高さを検出し
て制御している。図中、139は育苗箱Aの側面に当接
又は近傍に位置する案内ガイドであり、前記フレーム体
110に位置調節自在に取付ける。140は切欠部であ
る。
【0017】
【作用】次に作用を述べる。本発明は前記の構成である
から、播種用移送台2の自動供給装置3に空の育苗箱A
を複数供給すると、自動供給装置3は播種用移送台2に
一枚ずつ育苗箱Aを自動供給し、育苗箱Aは播種用移送
台2により移送され、移送中に土と種子と水等の供給を
受け、播種用移送台2の終端部から育苗箱段積装置8の
左右受枠9に摺動載置され、左右受枠9が一枚の育苗箱
Aを受け止めるとチエン10を回転させて下降し、入れ
替わりに他方の左右受枠9が受け止め位置に待機し、育
苗箱Aを一枚だけ載せた左右受枠9は直ちに下降して受
台12上に育苗箱Aを載置し、他方の左右受枠9が後続
の育苗箱Aを受け止めて下降して既に受台12上に載置
した育苗箱Aに当たって上方回動して退避し、後続の育
苗箱Aを既に受台12上に載置されている育苗箱A上に
段積し、これを反復して、所定枚数受台12上に段積さ
れると、搬送ローラー11を回転させ、受台12上の段
積育苗箱Aを移転部13に移転させ、次の育苗箱Aを受
台12上に段積し、移転部13上の段積育苗箱Aは後述
する段積育苗箱上昇装置16により移転部13から取出
し、これを反復して播種済の育苗箱Aを段積させる。
【0018】したがって、播種用移送台2の自動供給装
置3に空の育苗箱Aを複数供給するだけで、播種済の育
苗箱Aを段積するまで連続作業で行える。また、播種装
置1の播種用移送台2は作業者が立った姿勢で前記自動
供給装置3〜覆土供給装置6の装置等を操作し得る高さ
に設定してあるから、頗る容易に作業を行える。また、
育苗箱段積装置8は左右受枠9により育苗箱Aを降ろし
ながら段積するので、一枚の育苗箱Aを支持する機構で
構成でき、強度その他の構成が簡単で、場所を取らな
い。しかして、移転部13の終端には該移転部13より
やや低い段積育苗箱上昇装置16のテーブル22の始端
部を臨ませているから、段積育苗箱上昇装置16は移転
部13から段積育苗箱Aが受け渡される(手作業または
移転部13の搬送力)。即ち、作業者の作業高さに合わ
せた播種用移送台2に対して低い育苗箱段積装置8の受
台12に段積し、これを移転部13から取り出すので容
易でないが、段積育苗箱上昇装置16の始端部は移転部
13と高さを同じにしているので、段積育苗箱Aを押す
と簡単に移せる。
【0019】また、段積育苗箱上昇装置16は床上に載
置したフレーム18に左右一対のアーム19を前後に並
設し、アーム19の先端にはテーブル22を設けている
から、テーブル22に段積育苗箱Aを乗り移つし、足踏
式スイッチ23によりモーター20に通電すると、各ア
ーム19が回動してテーブル22をターミナル用載置台
17と同じかやや高く位置させて停止し、テーブル22
上の段積育苗箱Aをターミナル用載置台17に載せる。
この場合、フレーム18の内側に左右のアーム19を位
置させ、アーム19の内側にテーブル22を位置させて
いるから、テーブル22はフレーム18と側面視重合す
るまで下降させることができ、移転部13からの移送を
容易にする。また、アーム19はテーブル22を平行リ
ンクとして上昇させるから、上昇側にモーター20およ
び伝動機構を設けているので、テーブル22の下降に干
渉せず、合理的な配置となる。また、モーター20の操
作は足踏式スイッチ23により行うので、作業者は両手
を使用して縦向きの段積育苗箱Aを横向きにする作業を
容易に行える。したがって、縦向きの段積育苗箱Aを横
向きにするので、作業効率を向上させ、作業性を向上さ
せる。また、テーブル22は搬送ローラー22aを並設
しているから、段積育苗箱Aの向きを変える作業は容易
にできるだけでなく、搬送ローラー22aをテーブル2
2の構成強度メンバーにすることができ、部品点数を少
なくしてコストを低くできる。
【0020】そして、段積育苗箱上昇装置16により複
数の段積育苗箱Aをターミナル用載置台17上に載置
し、ターミナル用載置台17上の段積育苗箱Aはターミ
ナル用載置台17の近傍に設けたリフト装置25のテー
ブル28上を摺動させて、運搬用運搬用台車32に乗り
移らせる。運搬用台車32は走行用レール31上を動力
源35により自走し、所定位置にて自動停止する。実施
例では、所定位置ごとに設けた誘導体38を走行センサ
37により検出した信号により自動制御されて走行用レ
ール31上を自動走行して、所定位置にて自動停止す
る。次に、運搬用運搬用台車32に設けた係合軸63に
供給用台車49に設けた係合フック62を係合させ、こ
の状態で、運搬用運搬用台車32上の段積育苗箱Aを供
給用台車49に載せ替え、運搬用台車32を元の場所に
戻す。
【0021】この場合、供給用台車49は段積育苗箱A
を載置する幅と前後長さを有する左右一対の案内レール
50を有しているから、案内レール50上に運搬用運搬
用台車32上の段積育苗箱Aを移す。供給用台車49
は、案内レール50の両側にガイド杆53を設け、案内
レール50は始端側は高く終端側は低く傾斜しているか
ら、段積育苗箱Aを容易に終端側に移動させ、先行の段
積育苗箱Aはフォーク部56の先端のストッパ板57に
当接して停止し、順に運搬用運搬用台車32上の段積育
苗箱Aを供給用台車49に載せ替える 前記の場合、運搬用台車32は、所定の左右幅を有する
走行フレーム33に動力源35とバッテリー40等を設
けるため、運搬用台車32の載置面は走行用レール31
よりも相当高くなる。他方、移転部13は段積枚数を多
くするため、また、育苗箱並列装置46は育苗箱Aを敷
設するにあたり降下の衝撃を少なくするため、いずれも
可及的に高さを低く設定するとよく、運搬用台車32を
使用するときは、運搬用台車32に積むときと降ろすと
きの両方で高さが合わないことになるが、運搬用台車3
2に積むときは段積育苗箱上昇装置16により簡単に段
積育苗箱Aを搬送しながら上昇させ、降ろすときは供給
用台車49に降ろしてから案内レール50の傾斜により
育苗箱供給装置48に合わせて、高さを低くする。した
がって、移転部13と段積育苗箱上昇装置16とターミ
ナル用載置台17と運搬用台車32と供給用台車49に
より構成できるので、コストを低くする。
【0022】また、運搬用台車32の走行フレーム33
の上面には横軸ローラー41を並設しているので、移転
部13のローラー14から横軸ローラー41に押すのも
容易である。したがって、持ち上げる手作業を不要にし
て段積育苗箱Aを取出運搬できる。また、運搬用台車3
2の操作パネル39は走行フレーム33から側方に所定
間隔おいて配置しているから、段積育苗箱Aの向きを変
更することも可能であり、育苗箱Aの積み卸しにまった
く影響しないだけでなく、操作性、作業性を向上させ
る。しかして、移転部13から取出した段積育苗箱Aは
直接運搬用台車32に載せるのではなく、一旦ターミナ
ル用載置台17上に一時貯留するので、育苗箱並列装置
46の能力と播種用移送台2の能力に差があっても、連
続して作業を行える。また、ターミナル用載置台17と
運搬用台車32の高さを一致させるのに伴う面倒も、タ
ーミナル用載置台17と運搬用台車32の間にリフト装
置25を設けているので、頗る容易に行える。また、タ
ーミナル用載置台17全体を上下させずに、一組分の段
積育苗箱Aをリフト装置25により上下させるので、リ
フト装置25を安価に製造できる(実施例ではシリンダ
を使用しているが、カム機構でも行え、一層安価にな
る)。
【0023】しかして、供給用台車49は、そのままビ
ニールハウス43内の載置育苗場44に延設した走行用
レール31上を走行し、供給用台車49のテーブル53
のフォーク部56を後述する育苗箱供給装置48の左右
の育苗箱支持体119の間に臨ませると、所定位置に
て、下方に突き出る当接部58が育苗箱供給装置48に
当接して停止し、この状態で、フォーク部56上の段積
育苗箱Aは育苗箱供給装置48の段積収容空間に位置す
る。この場合、供給用台車49の案内レール50のフォ
ーク部56は前側の横杆51に対してオーバーハング状
に形成しているから、育苗箱供給装置48のフレーム体
77が邪魔にならずに、供給が容易となる。また、フォ
ーク部56は育苗箱Aの左右幅より狭く形成しているか
ら、左右の育苗箱支持体119の間に容易に挿入でき
る。また、供給用台車49は走行車輪52を載置育苗場
44の走行用レール31上に載せているので、後述する
育苗箱並列装置46に対して育苗箱供給装置48を位置
決めしてあると、供給用台車49を前進させるだけで、
フォーク部56を育苗箱支持体119間に挿入できる。
【0024】また、育苗箱供給装置48の作用の詳細は
後述するが、育苗箱供給装置48の育苗箱支持体119
は、片持ち構造の軸筒116に固定した支持アーム11
8の下部に設けているから、育苗箱供給装置48の前側
は開放され、一層供給用台車49による供給が容易であ
る。したがって、フォーク部56を育苗箱支持体119
間に挿入し、左右の育苗箱支持体119を上昇させ、段
積育苗箱Aのうち最下段の育苗箱Aの下面に育苗箱支持
体119が係合し、更に、育苗箱支持体119を上昇さ
せると、テーブル53を後方に引き抜くことができ、段
積育苗箱Aの供給が頗る容易となる。この場合、育苗箱
支持体119はフレーム体77よりも上方位置にて待機
するので、フォーク部56はフレーム体77とは干渉せ
ずに引き抜ける。また、フォーク部56から移すとき、
前後重量バランスが変化するが、案内レール50の前後
中間部には左右一対の支持枠支持枠59を設け、支持枠
59内に土を充填した育苗箱Aを挿入しているから、最
も簡易な方法構成で、前後重量バランスの変化に対応し
て段積育苗箱Aの供給を行える。
【0025】しかして、育苗箱供給装置48に供給され
た育苗箱Aは、育苗箱供給装置48により育苗箱並列装
置46の載置移動枠70上に供給され、走行用レール3
1の左右両側に敷設され、一列敷設すると、走行枠体4
7を前進させる。したがって、空の育苗箱Aへの播種か
ら、載置育苗場44への敷設までの一連の作業を連続し
て行え、作業を簡素化しているから、小人数で行える。
しかして、育苗箱供給装置48および育苗箱並列装置4
6の構成は要件ではないが、実施例の作用について説明
すると、育苗箱供給装置48は育苗箱並列装置46の走
行枠体47に設けられ、走行枠体47はビニールハウス
内に設けた載置育苗場44の前後方向の走行用レール3
1には走行可能に載せてあり、フレーム体77の上方の
段積空間内に育苗箱Aが段積状態にして供給されると、
図19イに示したように、育苗箱供給装置48を、載置
移動枠70が右側に移動するので間隔Lだけ右側に寄せ
ると(図19ロ)、育苗箱供給装置48の他方側側面7
9が移動停止用突起83に当接して横移動が停止し、こ
の状態でモーター127に通電され、上下移動軸125
を下降させ、上下移動軸125は上下移動係合板123
を下降させ、上下移動係合板123により移動枠体支持
部122を介して支持されている移動枠体112が下降
し、移動枠体112の下降により左右の支持アーム11
8全体が下降する。
【0026】次に、最下段の育苗箱Aが載置移動枠70
上に載置されると、移動枠体112がストッパー130
に当接して、移動枠体112の下動を停止させ、移動枠
体支持部122は上部横枠115より下方に離れ、更に
上下移動軸125は下降して、上下移動係合板123が
係合軸121を上方から押すので、係合軸121は軸1
17中心に下方回動し、支持アーム118は軸117中
心に外側回動し、支持アーム118の育苗箱支持体11
9は最下段の育苗箱Aの下面(実施例では育苗箱Aの鍔
部)より退避する。また、タイマー板132とタイマー
縦軸134の作用により育苗箱支持体119が退避状態
のまま支持アーム118は上動し、所定位置になると、
育苗箱支持体119が下から2段目の育苗箱Aに係合
し、そのまま最下段の育苗箱Aを除いて段積育苗箱Aを
持ち上げる。これを反復して育苗箱Aは載置移動枠70
上に載置される。このとき、載置移動枠70は、育苗箱
Aが供給されると、育苗箱A1箱分移動し、これを反復
して載置移動枠70全長に亘って育苗箱Aを載置し(図
19ヘ)、載置移動枠70を反対側に移動させると、載
置移動枠70はストッパー76の下方は通過するが、育
苗箱Aは通過できずに、ストッパー76により堰き止め
られ、端側の育苗箱Aが載置され、これを反復して、載
置移動枠70を移動させて育苗箱Aを供給しながら、走
行用レール31の右側の載置育苗場44に育苗箱Aを載
置する。
【0027】次に、育苗箱供給装置48を右側に移動さ
せ、載置移動枠70を右側に向けて移動させると、1列
目の育苗箱並列作業が終わり、右側に移動した載置移動
枠70上には次の育苗箱Aが供給され、この状態で、走
行枠体47を前進させ、前記作動を反復することによ
り、2列目以降の育苗箱並列作業を行い、中央の走行用
レール31の左右両側に育苗箱Aを並列させることがで
きる。したがって、載置移動枠70が走行用レール31
の左右いずれか一方側から他方側に移動する際、一方側
に載置移動枠70上の育苗箱Aを降ろし(1列目の初回
は除く)、載置移動枠70上に新規に育苗箱Aを供給す
るから、作業効率を向上させる、即ち、作業初期の一列
目に限っては、載置移動枠70上に育苗箱Aを供給する
ために載置移動枠70を移動させる必要があるが、二列
目のときには既に載置移動枠70上に育苗箱Aを供給済
となって、すこぶる作業効率を向上させる。
【0028】
【発明の効果】本発明は、播種済の育苗箱Aを移送する
移送台2の終端部に該移送台2により移送された播種済
育苗箱Aを移送台2より低い受台12に段積する育苗箱
段積装置8を設け、該育苗箱段積装置8の段積された育
苗箱Aを取出して後続の育苗箱Aを段積させる移転部1
3を設け、該移転部13には該移転部13より摺動させ
て載せた段積育苗箱Aを上昇させる段積育苗箱上昇装置
16を設け、段積育苗箱上昇装置16と前記播種済育苗
箱Aを敷設して育苗する載置育苗場44との間に走行用
レール31を設けたものにおいて、前記段積育苗箱上昇
装置16は、モーター20により回動する前後に並設し
た左右一対のアーム19の上部にテーブル22を設けて
構成した播種システムとしたものであるから、低い移転
部13からの段積育苗箱Aの取出は持ち上げるという手
作業がなく頗る容易であり、播種から段積育苗箱Aの運
搬まで作業を連続してできるという効果を奏し、また、
テーブル22は平行リンク構成により上昇するので、移
転の際の姿勢が変化せず播種面の乱れを防止できる効果
を奏する。本発明は、外側にフレーム18を設け、該フ
レーム18の内側に前記アーム19を夫々設け、各アー
ム19の内側にテーブル22を配置した播種システムと
したものであるから、テーブル22を可及的に低くする
ことができ、移転部13に対してテーブル22を低くす
ることができ、段積育苗箱Aの移動が容易にできる効果
を奏する。本発明は、前記走行用レール31には、前記
段積育苗箱上昇装置16により上昇させた段積育苗箱A
を摺動させて移して運搬走行する運搬用台車32と、育
苗箱Aを敷設すると走行する育苗箱並列装置46の走行
枠体47と、育苗箱並列装置46の育苗箱供給装置48
に育苗箱Aを供給する供給用台車49とを走行可能に載
置した播種システムとしたから、播種から敷設までを一
連の作業として連続化でき、作業効率を向上させること
ができる。また、運搬用台車32を公知のバッテリー4
0と動力源35を使用して製造コストを低くすると共
に、この運搬用台車32に対して低い移転部13と育苗
箱並列装置46を最適な状態で使用でき、作業を容易に
できるという効果を奏する。本発明は、播種済の育苗箱
Aを移送する移送台2の終端部に該移送台2により移送
された播種済育苗箱Aを移送台2より低い受台12に段
積する育苗箱段積装置8を設け、該育苗箱段積装置8の
段積された育苗箱Aを取出して後続の育苗箱Aを段積さ
せる移転部13を設け、該移転部13には該移転部13
より摺動させて載せた段積育苗箱Aを上昇させる段積育
苗箱上昇装置16を設け、段積育苗箱上昇装置16と前
記播種済育苗箱Aを敷設して育苗する載置育苗場44と
の間に走行用レール31を設け、走行用レール31に
は、前記段積育苗箱上昇装置16により上昇させた段積
育苗箱Aを摺動させて移して運搬走行する運搬用台車3
2と、育苗箱Aを敷設すると走行する育苗箱並列装置4
6の走行枠体47と、育苗箱並列装置46の育苗箱供給
装置48に育苗箱Aを供給する供給用台車49とを走行
可能に載置したものにおいて、前記供給用台車49は、
横向きの段積育苗箱Aを載置する幅と複数列載置しうる
前後長さを有する左右一対の案内レール50の下方に左
右一対の走行車輪52を前後に並設し、前記案内レール
50は始端側は前記運搬用台車32と略同じ高さに高く
終端側に至るに従い低く傾斜させ、案内レール50の先
側は走行車輪52よりも突出させて段積育苗箱A一列分
の水平のフォーク部56にし、フォーク部56の先端に
はストッパ板57を設けた播種システムとしたから、運
搬用台車32から供給用台車49の段積育苗箱Aの移動
が容易であり、案内レール50上を摺動させることで段
積育苗箱Aを低い育苗箱供給装置48に供給できる。ま
た、フォーク部56を設けているから、育苗箱供給装置
48のフレーム体77が邪魔にならずに、供給が容易に
できる効果を奏する。また、フォーク部56の先端には
ストッパ板57を設けているから、案内レール50上を
摺動させたとき、段積育苗箱Aを容易に移動させ、落下
するのを防止できる効果を奏する。本発明は、前記運搬
用台車32にはモーター等の動力源35とバッテリー4
0とコントロールボックス36と走行センサ37を設け
て、自動または手動操作により走行するように構成した
播種システムとしたものであるから、運搬用台車32の
走行を容易にし、操作性、作業性を向上させることがで
きる。本発明は、前記段積育苗箱上昇運搬装置16と運
搬用台車32との間には段積育苗箱Aを一時貯留するタ
ーミナル用載置台17を設けた播種システムとしたもの
であるから、播種用移送台2の能力と育苗箱並列装置4
6の能力に差があっても、連続して作業を行えるという
効果を奏し、作業効率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 播種システムの全体概略斜視図。
【図2】 播種装置、段積装置、移転部の側面図。
【図3】 段積育苗箱上昇装置の側面図。
【図4】 段積育苗箱上昇装置の平面図。
【図5】 運搬用台車の側面図。
【図6】 同平面図。
【図7】 供給用台車の斜視図。
【図8】 供給用台車の供給状態の側面図。
【図9】 供給用台車の係合装置の斜視図。
【図10】 供給用台車の走行車輪の取付状態の斜視
図。
【図11】 育苗箱並列装置の斜視図。
【図12】 同概略背面図。
【図13】 同走行枠体および載置移動枠の概略縦断側
面図。
【図14】 走行枠体および載置移動枠の一部平面図。
【図15】 走行枠体および載置移動枠の一部斜視図。
【図16】 ストッパーの斜視図。
【図17】 ストッパーの側面図。
【図18】 ストッパーの作用状態図。
【図19】 正面から見た敷設状態説明図。
【図20】 衝撃緩和用回動部材の側面図。
【図21】 ネットローラーの斜視図。
【図22】 同側面図。
【図23】 育苗箱供給装置の斜視図。
【図24】 育苗箱供給装置の組立状態斜視図。
【図25】 同平面図。
【図26】 待機状態の正面図。
【図27】 最も下方に下げた状態の正面図。
【図28】 支持アームが退避位置に回動した状態の正
面図。
【図29】 タイマー縦軸が係合した状態の正面図。
【図30】 上下移動係合板123が上昇した状態の正
面図。
【図31】 育苗箱支持体が下から2段目の育苗箱に係
合した状態の正面図。
【図32】 最下段の育苗箱が移動可能状態になった正
面図。
【図33】 平面から見た並列状態説明図。
【図34】 正面から見た衝撃緩和用回動部材の作用状
態説明図。
【符号の説明】
1…播種装置、2…播種用移送台、3…自動供給装置、
4…床土供給装置、5…種子供給装置、6…覆土供給装
置、7…支脚、8…育苗箱段積装置、9…左右受枠、1
0…チエン、11…搬送ローラー、12…受台、13…
移転部、14…ローラー、15…移送台、16…段積育
苗箱上昇装置、17…ターミナル用載置台、18…フレ
ーム、19…アーム、19a…回転軸、19b…ギヤ、
20…モーター、20a…ギヤ、20b…チエン、20
c…ギヤ、21…回転軸、21a…ギヤ、21b…チエ
ン、22…テーブル、22a…搬送ローラー、23…足
踏式スイッチ、32…ターミナル用載置台、34…固定
リフト装置、35…固定フレーム、36…リンク機構、
37…テーブル、38…シリンダ、31…走行用レー
ル、32…運搬用台車、33…走行フレーム、34…走
行車輪、35…動力源、36…コントロールボックス、
37…走行センサ、38…誘導体、39…操作パネル、
40…バッテリー、43…ビニールハウス、44…載置
育苗場、46…育苗箱並列装置、47…走行枠体、48
…育苗箱供給装置、49…供給用台車、50…案内レー
ル、51…横杆、52…走行車輪、53…ガイド杆、5
4…縦筒、55…操作ハンドル、56…フォーク部、5
7…ストッパ板、58…当接部、59…支持枠、60…
支持板、61…横操作軸、62…係合フック、63…係
合軸、64…バネ、65…操作レバー、70…載置移動
枠、71…案内レール、72…移動ローラー、73…ラ
ック、74…ピニオン、75…枠移動用モータ、76…
ストッパー、77…フレーム体、78…一方側側面、7
9…他方側側面、80…ブラケット、81…軸、82…
案内走行ローラー、83…移動停止用突起、84…衝撃
緩和用回動部材、85…回動板、86…連結部、87…
軸、88…係合板、89…係合軸、90…係合フック、
91…軸、92…フック部、93…ガイド部、94…ロ
ック解除体、95…当接体、98…車輪、99…走行用
モータ、100、101…歯車、102…チエン、10
3…支持転輪、104…ネットローラーまた…シートロ
ーラー、105…左右フレーム、106…取付腕部、1
07…アーム、108…軸、110…フレーム体、11
1…チャンネルフレーム、112…移動枠体、113…
縦枠、114…ローラー、115…上部横枠、116…
軸筒、117…軸、118…支持アーム、119…育苗
箱支持体、120…回動アーム、121…係合軸、12
2…移動枠体支持部、123…上下移動係合板、124
…ラック溝、125…上下移動軸、126…ギヤボック
ス、127…モーター、128…モーター取付横杆、1
29…下部横枠、130…ストッパー、131…バネ、
132…タイマー板、133…係合孔、134…タイマ
ー縦軸、135…取付枠、136…バネ、137…スト
ッパーピン、138…係合ピン、139…案内ガイド、
140…切欠部。
【手続補正書】
【提出日】平成9年8月11日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】
【手続補正5】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図6
【補正方法】変更
【補正内容】
【図6】
【手続補正6】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図7
【補正方法】変更
【補正内容】
【図7】
【手続補正7】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図8
【補正方法】変更
【補正内容】
【図8】
【手続補正8】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図9
【補正方法】変更
【補正内容】
【図9】
【手続補正9】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図10
【補正方法】変更
【補正内容】
【図10】

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 播種済の育苗箱Aを移送する移送台2の
    終端部に該移送台2により移送された播種済育苗箱Aを
    移送台2より低い受台12に段積する育苗箱段積装置8
    を設け、該育苗箱段積装置8の段積された育苗箱Aを取
    出して後続の育苗箱Aを段積させる移転部13を設け、
    該移転部13には該移転部13より摺動させて載せた段
    積育苗箱Aを上昇させる段積育苗箱上昇装置16を設
    け、段積育苗箱上昇装置16と前記播種済育苗箱Aを敷
    設して育苗する載置育苗場44との間に走行用レール3
    1を設けたものにおいて、前記段積育苗箱上昇装置16
    は、モーター20により回動する前後に並設した左右一
    対のアーム19の上部にテーブル22を設けて構成した
    播種システム。
  2. 【請求項2】 請求項1において、外側にフレーム18
    を設け、該フレーム18の内側に前記アーム19を夫々
    設け、各アーム19の内側にテーブル22を配置した播
    種システム。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2において、前記
    走行用レール31には、前記段積育苗箱上昇装置16に
    より上昇させた段積育苗箱Aを摺動させて移して運搬走
    行する運搬用台車32と、育苗箱Aを敷設すると走行す
    る育苗箱並列装置46の走行枠体47と、育苗箱並列装
    置46の育苗箱供給装置48に育苗箱Aを供給する供給
    用台車49とを走行可能に載置した播種システム。
  4. 【請求項4】 播種済の育苗箱Aを移送する移送台2の
    終端部に該移送台2により移送された播種済育苗箱Aを
    移送台2より低い受台12に段積する育苗箱段積装置8
    を設け、該育苗箱段積装置8の段積された育苗箱Aを取
    出して後続の育苗箱Aを段積させる移転部13を設け、
    該移転部13には該移転部13より摺動させて載せた段
    積育苗箱Aを上昇させる段積育苗箱上昇装置16を設
    け、段積育苗箱上昇装置16と前記播種済育苗箱Aを敷
    設して育苗する載置育苗場44との間に走行用レール3
    1を設け、走行用レール31には、前記段積育苗箱上昇
    装置16により上昇させた段積育苗箱Aを摺動させて移
    して運搬走行する運搬用台車32と、育苗箱Aを敷設す
    ると走行する育苗箱並列装置46の走行枠体47と、育
    苗箱並列装置46の育苗箱供給装置48に育苗箱Aを供
    給する供給用台車49とを走行可能に載置したものにお
    いて、前記供給用台車49は、横向きの段積育苗箱Aを
    載置する幅と複数列載置しうる前後長さを有する左右一
    対の案内レール50の下方に左右一対の走行車輪52を
    前後に並設し、前記案内レール50は始端側は前記運搬
    用台車32と略同じ高さに高く終端側に至るに従い低く
    傾斜させ、案内レール50の先側は走行車輪52よりも
    突出させて段積育苗箱A一列分の水平のフォーク部56
    にし、フォーク部56の先端にはストッパ板57を設け
    た播種システム。
  5. 【請求項5】 請求項1または請求項2または請求項3
    または請求項4において、前記運搬用台車32にはモー
    ター等の動力源35とバッテリー40とコントロールボ
    ックス36と走行センサ37を設けて、自動または手動
    操作により走行するように構成した播種システム。
  6. 【請求項6】 請求項5において、前記段積育苗箱上昇
    装置16と運搬用台車32との間には段積育苗箱Aを一
    時貯留するターミナル用載置台17を設けた播種システ
    ム。
JP5555997A 1997-02-24 1997-02-24 播種システム Withdrawn JPH10234232A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105325152A (zh) * 2015-11-05 2016-02-17 周美文 一种水稻机插秧的育秧播种轨道

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