JPH10235261A - 滑剤貯蔵体、その製造方法及び滑剤の塗布方法 - Google Patents
滑剤貯蔵体、その製造方法及び滑剤の塗布方法Info
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- JPH10235261A JPH10235261A JP3910297A JP3910297A JPH10235261A JP H10235261 A JPH10235261 A JP H10235261A JP 3910297 A JP3910297 A JP 3910297A JP 3910297 A JP3910297 A JP 3910297A JP H10235261 A JPH10235261 A JP H10235261A
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- lubricant reservoir
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- Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】充分な強度を有し、製造や使用における破断を
防止できる滑剤貯蔵体、その製造方法及び滑剤の塗布方
法を提供する。 【解決手段】複写機等の電子写真装置に用いる感光体、
中間転写ベルト等の被塗布体に脂肪酸金属塩等の滑剤を
塗布する滑剤貯蔵体に関する。滑剤貯蔵体は、繊維凝集
体、発砲体等の滑剤保持体を基体2とし、該基体2の内
部空間及び外周面に脂肪酸金属塩融解液を含浸させて冷
却固化した成型物であることを特徴とする。基体2に滑
剤を含浸させたので、強度に富んだ滑剤貯蔵体を得るこ
とができる。
防止できる滑剤貯蔵体、その製造方法及び滑剤の塗布方
法を提供する。 【解決手段】複写機等の電子写真装置に用いる感光体、
中間転写ベルト等の被塗布体に脂肪酸金属塩等の滑剤を
塗布する滑剤貯蔵体に関する。滑剤貯蔵体は、繊維凝集
体、発砲体等の滑剤保持体を基体2とし、該基体2の内
部空間及び外周面に脂肪酸金属塩融解液を含浸させて冷
却固化した成型物であることを特徴とする。基体2に滑
剤を含浸させたので、強度に富んだ滑剤貯蔵体を得るこ
とができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、PPC(普通紙)
複写機、ファクシミリ、プリンタなどの電子写真装置に
用いる感光体、中間転写ベルト等へ塗布する滑剤貯蔵
体、その製造方法及び滑剤の塗布方法に関する。
複写機、ファクシミリ、プリンタなどの電子写真装置に
用いる感光体、中間転写ベルト等へ塗布する滑剤貯蔵
体、その製造方法及び滑剤の塗布方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電子写真プロセスとして、光導電
現象を利用して感光体上に静電的な電荷の像(静電潜
像)を形成し、この静電潜像に着色した帯電微粒子(ト
ナー)を静電力で付着させて、可視像とするプロセスが
知られている。
現象を利用して感光体上に静電的な電荷の像(静電潜
像)を形成し、この静電潜像に着色した帯電微粒子(ト
ナー)を静電力で付着させて、可視像とするプロセスが
知られている。
【0003】この電子写真プロセスでは、複写機等の電
子写真装置に用いる感光体、中間転写ベルトに、画質の
向上やクリーニング性の向上のため、脂肪酸金属塩を滑
剤またはクリーニング助剤として塗布することが行われ
ている。
子写真装置に用いる感光体、中間転写ベルトに、画質の
向上やクリーニング性の向上のため、脂肪酸金属塩を滑
剤またはクリーニング助剤として塗布することが行われ
ている。
【0004】その塗布方法において、滑剤貯蔵体をブロ
ック状の脂肪酸金属塩とし、これをブラシロール等の滑
剤担持体で削ることで微粒子化し塗布する方法があり、
この方法が最も効率的また安定性を有する。
ック状の脂肪酸金属塩とし、これをブラシロール等の滑
剤担持体で削ることで微粒子化し塗布する方法があり、
この方法が最も効率的また安定性を有する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、脂肪酸
金属塩ブロックは非常に脆いため、その製造工程で脂肪
酸金属塩ブロックが破断したり、使用中に破断したりす
る虞があった。
金属塩ブロックは非常に脆いため、その製造工程で脂肪
酸金属塩ブロックが破断したり、使用中に破断したりす
る虞があった。
【0006】この製造工程での破断は、脂肪酸金属塩ブ
ロックを製造する際に冷却固化時の収縮の歪みが存在す
るために発生すると考えられている。そのため歪みを残
さないように、冷却固化時にゆっくり冷却させる(徐
冷)方法が取られる。また、一般に、断面方向の縦横比
(アスペクト比)の関係より、断面は正方形に近い程破
断しにくく、逆に、薄肉形状とすると破断しやすい。さ
らに、厚肉形状となると、マシンレイアウト上スペース
を余分に取る必要があるという問題もある。
ロックを製造する際に冷却固化時の収縮の歪みが存在す
るために発生すると考えられている。そのため歪みを残
さないように、冷却固化時にゆっくり冷却させる(徐
冷)方法が取られる。また、一般に、断面方向の縦横比
(アスペクト比)の関係より、断面は正方形に近い程破
断しにくく、逆に、薄肉形状とすると破断しやすい。さ
らに、厚肉形状となると、マシンレイアウト上スペース
を余分に取る必要があるという問題もある。
【0007】したがって、これらの方法で脂肪酸金属塩
の製造時の破断を防止した場合には、製造時に十分な徐
冷を行うため非常に長い製造時間をかけなければならな
いという問題や、破断しにくい断面形状とするため形状
の自由度や配置の自由度がなくなるという問題が発生す
る。
の製造時の破断を防止した場合には、製造時に十分な徐
冷を行うため非常に長い製造時間をかけなければならな
いという問題や、破断しにくい断面形状とするため形状
の自由度や配置の自由度がなくなるという問題が発生す
る。
【0008】また、使用時に破断した場合には、破断し
た部分に対応して画像に縦スジが発生する。したがっ
て、割れにくい形状とする必要がある。つまり、1つに
は脂肪酸金属塩ブロックを厚肉形状とする必要があり、
厚肉形状とした場合には、上述したような問題が発生す
る。また、厚肉形状としない場合には、使用中に脂肪酸
金属塩ブロックに大きい荷重をかけることができない。
したがって、省スペースの観点から脂肪酸金属塩ブロッ
クを薄くした場合には、脂肪酸金属塩ブロックを被塗布
体へ直接当接させるような使用方法が難しくなる。この
ように使用時の破断を防止するために、滑剤塗布の制御
条件や方法を制約されてしまう。そこで、本発明の目的
は、充分な強度を有し、製造や使用における破断を防止
できる滑剤貯蔵体、その製造方法及び滑剤の塗布方法を
提供することにある。
た部分に対応して画像に縦スジが発生する。したがっ
て、割れにくい形状とする必要がある。つまり、1つに
は脂肪酸金属塩ブロックを厚肉形状とする必要があり、
厚肉形状とした場合には、上述したような問題が発生す
る。また、厚肉形状としない場合には、使用中に脂肪酸
金属塩ブロックに大きい荷重をかけることができない。
したがって、省スペースの観点から脂肪酸金属塩ブロッ
クを薄くした場合には、脂肪酸金属塩ブロックを被塗布
体へ直接当接させるような使用方法が難しくなる。この
ように使用時の破断を防止するために、滑剤塗布の制御
条件や方法を制約されてしまう。そこで、本発明の目的
は、充分な強度を有し、製造や使用における破断を防止
できる滑剤貯蔵体、その製造方法及び滑剤の塗布方法を
提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1の滑剤貯蔵体では、複写機等の電子写真装置
に用いる感光体、中間転写ベルト等の被塗布体に脂肪酸
金属塩等の滑剤を塗布する滑剤貯蔵体であって、前記滑
剤貯蔵体は、繊維凝集体、発砲体等の滑剤保持体を基体
とし、該基体の内部空間及び外周面に脂肪酸金属塩融解
液を含浸させて冷却固化した成型物であることを特徴と
している。
に請求項1の滑剤貯蔵体では、複写機等の電子写真装置
に用いる感光体、中間転写ベルト等の被塗布体に脂肪酸
金属塩等の滑剤を塗布する滑剤貯蔵体であって、前記滑
剤貯蔵体は、繊維凝集体、発砲体等の滑剤保持体を基体
とし、該基体の内部空間及び外周面に脂肪酸金属塩融解
液を含浸させて冷却固化した成型物であることを特徴と
している。
【0010】また、請求項2の滑剤貯蔵体では、請求項
1記載の滑剤貯蔵体において、前記基体が連続気泡シリ
コーンゴムであることを特徴としている。請求項1又は
請求項2の構成では、繊維凝集体、発砲体等の滑剤保持
体を基体としたので、長時間の徐冷をする必要がなく、
製造時間の長時間化を防止できるとともに、形状及び配
置の自由度の制限を受けることなく、形状及び配置の自
由度を高めることができ、強度に富んだ滑剤貯蔵体を得
ることができる。
1記載の滑剤貯蔵体において、前記基体が連続気泡シリ
コーンゴムであることを特徴としている。請求項1又は
請求項2の構成では、繊維凝集体、発砲体等の滑剤保持
体を基体としたので、長時間の徐冷をする必要がなく、
製造時間の長時間化を防止できるとともに、形状及び配
置の自由度の制限を受けることなく、形状及び配置の自
由度を高めることができ、強度に富んだ滑剤貯蔵体を得
ることができる。
【0011】また、請求項3の滑剤貯蔵体では、請求項
1記載の滑剤貯蔵体において、前記基体が導電性基体で
あることを特徴としている。この構成では、滑剤貯蔵体
の基体が導電性基体であるので、滑剤貯蔵体のチャージ
アップがなく、効率的な滑剤塗布やトナー付着防止が可
能である。
1記載の滑剤貯蔵体において、前記基体が導電性基体で
あることを特徴としている。この構成では、滑剤貯蔵体
の基体が導電性基体であるので、滑剤貯蔵体のチャージ
アップがなく、効率的な滑剤塗布やトナー付着防止が可
能である。
【0012】また、請求項4の滑剤貯蔵体では、請求項
1〜3の何れかに記載の滑剤貯蔵体において、前記基体
が金属支持体上に一体成形されていることを特徴として
いる。この構成では、基体が金属支持体上に一体成形さ
れているので、電位制御や振動制御の安定化が可能であ
る。
1〜3の何れかに記載の滑剤貯蔵体において、前記基体
が金属支持体上に一体成形されていることを特徴として
いる。この構成では、基体が金属支持体上に一体成形さ
れているので、電位制御や振動制御の安定化が可能であ
る。
【0013】また、請求項5の滑剤の塗布方法では、請
求項1〜4の何れかに記載の滑剤貯蔵体において、前記
滑剤貯蔵体を被塗布体に直接当接するとともに、前記滑
剤貯蔵体に被塗布体の回転方向と交叉する方向に振動を
加えることを特徴としている。この構成では、滑剤貯蔵
体を破断させずに振動して使用できるので、スジ状のの
画像ムラをなくすことが出来る。
求項1〜4の何れかに記載の滑剤貯蔵体において、前記
滑剤貯蔵体を被塗布体に直接当接するとともに、前記滑
剤貯蔵体に被塗布体の回転方向と交叉する方向に振動を
加えることを特徴としている。この構成では、滑剤貯蔵
体を破断させずに振動して使用できるので、スジ状のの
画像ムラをなくすことが出来る。
【0014】また、請求項6の滑剤の塗布方法では、請
求項5に記載の滑剤の塗布方法において、前記滑剤貯蔵
体に加える振動の方向は、被塗布体の回転方向と直交す
る方向であることを特徴としている。この構成では、被
塗布体の回転方向と直交する方向に滑剤貯蔵体を振動さ
せているので、画像ムラの防止と画質向上とを効率的に
行うことが出来る。
求項5に記載の滑剤の塗布方法において、前記滑剤貯蔵
体に加える振動の方向は、被塗布体の回転方向と直交す
る方向であることを特徴としている。この構成では、被
塗布体の回転方向と直交する方向に滑剤貯蔵体を振動さ
せているので、画像ムラの防止と画質向上とを効率的に
行うことが出来る。
【0015】また、請求項7の滑剤の塗布方法では、請
求項1〜4の何れかに記載の滑剤貯蔵体において、前記
滑剤貯蔵体を被塗布体に直接当接するとともに、該被塗
布体と前記滑剤貯蔵体との間に電位差を与えることを特
徴としている。この構成では、被塗布体と前記滑剤貯蔵
体との間に電位差を与えることにより、マシントルクを
挙げることなく滑剤量を制御することが出来る。
求項1〜4の何れかに記載の滑剤貯蔵体において、前記
滑剤貯蔵体を被塗布体に直接当接するとともに、該被塗
布体と前記滑剤貯蔵体との間に電位差を与えることを特
徴としている。この構成では、被塗布体と前記滑剤貯蔵
体との間に電位差を与えることにより、マシントルクを
挙げることなく滑剤量を制御することが出来る。
【0016】また、請求項8の滑剤貯蔵体の製造方法で
は、脂肪酸金属塩融解液中に基体を浸漬し、次いで、前
記融解液内で前記基体を圧縮して基体内部の空気を排気
し、次いで、前記融解液内で前記基体に対する圧縮を解
除して基体の形状変形を復帰させ、その後に前記融解液
を冷却固化することを特徴としている。この構成では、
基体中に十分に滑剤を含浸させることが出来、エアー溜
まりや欠陥のない均一な滑剤貯蔵体を得ることができ
る。
は、脂肪酸金属塩融解液中に基体を浸漬し、次いで、前
記融解液内で前記基体を圧縮して基体内部の空気を排気
し、次いで、前記融解液内で前記基体に対する圧縮を解
除して基体の形状変形を復帰させ、その後に前記融解液
を冷却固化することを特徴としている。この構成では、
基体中に十分に滑剤を含浸させることが出来、エアー溜
まりや欠陥のない均一な滑剤貯蔵体を得ることができ
る。
【0017】また、請求項9の滑剤貯蔵体の製造方法で
は、前記基体の形状復帰後、前記融解液内で所定厚さに
圧縮した後に、前記融解液を冷却固化することを特徴と
している。この構成では、滑剤貯蔵体の完成品の仕上が
り厚さを調整することができる。
は、前記基体の形状復帰後、前記融解液内で所定厚さに
圧縮した後に、前記融解液を冷却固化することを特徴と
している。この構成では、滑剤貯蔵体の完成品の仕上が
り厚さを調整することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は、本発明の実施例に係わる
滑剤貯蔵体の斜視図である。図1に示すように、滑剤貯
蔵体は、金属支持体である板金1と、この板金1上にス
テアリン酸亜鉛からなる滑剤4(図2参照)とともに一
体成形された連続気泡シリコーンゴムスポンジからなる
基体2とを備える。この基体2として使用する連続気泡
シリコーンゴムスポンジは図1に示すように、ブロック
状に切断したものが使用される。前記板金1としては、
本実施例では、加工が容易なSUM(硫黄及び硫黄複合
快削鋼鋼材)板金を使用した。
を参照して説明する。図1は、本発明の実施例に係わる
滑剤貯蔵体の斜視図である。図1に示すように、滑剤貯
蔵体は、金属支持体である板金1と、この板金1上にス
テアリン酸亜鉛からなる滑剤4(図2参照)とともに一
体成形された連続気泡シリコーンゴムスポンジからなる
基体2とを備える。この基体2として使用する連続気泡
シリコーンゴムスポンジは図1に示すように、ブロック
状に切断したものが使用される。前記板金1としては、
本実施例では、加工が容易なSUM(硫黄及び硫黄複合
快削鋼鋼材)板金を使用した。
【0019】前記滑剤貯蔵体の基体2としては、本実施
例では連続気泡シリコーンゴムスポンジとしたが、羊毛
フェルトやジュートフェルトと呼ばれる天然素材からな
る繊維凝集体や、ナイロンやポリエステルのような化学
繊維を束ねたものを用いることが可能である。また、例
えばウレタンゴムスポンジ、シリコーンゴムスポンジな
どの発砲体を基体2として用いることも可能である。前
記滑剤4としては、汎用的に用いられるステアリン酸亜
鉛、ステアリン酸カルシウム、パルミチン酸亜鉛等の脂
肪酸金属塩を用いることが可能である。
例では連続気泡シリコーンゴムスポンジとしたが、羊毛
フェルトやジュートフェルトと呼ばれる天然素材からな
る繊維凝集体や、ナイロンやポリエステルのような化学
繊維を束ねたものを用いることが可能である。また、例
えばウレタンゴムスポンジ、シリコーンゴムスポンジな
どの発砲体を基体2として用いることも可能である。前
記滑剤4としては、汎用的に用いられるステアリン酸亜
鉛、ステアリン酸カルシウム、パルミチン酸亜鉛等の脂
肪酸金属塩を用いることが可能である。
【0020】本実施例では、基体2であるブロック状の
シリコーンゴムスポンジは一面を板金1と接着してある
が、板金1を省略して単独で使用してもよい。また、円
筒状金属棒を金属支持体とし、その外周にスポンジ等を
形成したものを用いることも可能である。この場合は最
終的に円筒状の滑剤貯蔵体を得ることができる。また、
シリコーンゴムスポンジ及び接着剤は本実施例では導電
性を有するものを用いた。この導電性シリコーンスポン
ジとしては、例えばAg、Ni、Cu等の導電性粒子を
シリコーンゴムに混合したものを使用することができ
る。また、導電性接着剤としては、例えば、Ag、N
i、Cu等の導電性粒子をエポキシ樹脂に混合したもの
を使用することができる。
シリコーンゴムスポンジは一面を板金1と接着してある
が、板金1を省略して単独で使用してもよい。また、円
筒状金属棒を金属支持体とし、その外周にスポンジ等を
形成したものを用いることも可能である。この場合は最
終的に円筒状の滑剤貯蔵体を得ることができる。また、
シリコーンゴムスポンジ及び接着剤は本実施例では導電
性を有するものを用いた。この導電性シリコーンスポン
ジとしては、例えばAg、Ni、Cu等の導電性粒子を
シリコーンゴムに混合したものを使用することができ
る。また、導電性接着剤としては、例えば、Ag、N
i、Cu等の導電性粒子をエポキシ樹脂に混合したもの
を使用することができる。
【0021】以上の滑剤貯蔵体では、繊維凝集体や発泡
体等を基体2とした構成であるため、従来の滑剤のみか
らなるブロック状の脂肪酸金属塩と比べて破断等に対す
る強度に優れている。従って、長時間の徐冷時間及び形
状の厚肉化を要することなく、製造時や使用時に破断す
ることがない。即ち、製造時間の短縮化を図ることがで
きるとともに、断面形状の自由度や配置の自由度を高く
することができる。
体等を基体2とした構成であるため、従来の滑剤のみか
らなるブロック状の脂肪酸金属塩と比べて破断等に対す
る強度に優れている。従って、長時間の徐冷時間及び形
状の厚肉化を要することなく、製造時や使用時に破断す
ることがない。即ち、製造時間の短縮化を図ることがで
きるとともに、断面形状の自由度や配置の自由度を高く
することができる。
【0022】次に、図1の滑剤貯蔵体の製造方法につい
て説明する。図2は、本発明の実施例に係わる滑剤貯蔵
体の製造工程を示す図である。先ず、図2(A)に示す
ように、ブロック状に切断されて予め板金1と接着され
た基体2のシリコーンゴムスポンジを下型3の金型キャ
ビティ3a内部に、板金1を下にして配置する。
て説明する。図2は、本発明の実施例に係わる滑剤貯蔵
体の製造工程を示す図である。先ず、図2(A)に示す
ように、ブロック状に切断されて予め板金1と接着され
た基体2のシリコーンゴムスポンジを下型3の金型キャ
ビティ3a内部に、板金1を下にして配置する。
【0023】次に、図2(B)に示すように、予めセ氏
140度で融解した滑剤4であるステアリン酸亜鉛液を
下型3の金型キャビティ3a内に注入する。このとき、
滑剤4の液面4aが基体2の上方に位置するように、即
ち、基体2が滑剤4で完全に覆われるように充分に注入
する。なお、予めセ氏140度で融解したステアリン酸
亜鉛液を下型3の金型キャビティ3a内に注入した後、
ブロック状に切断されて予め板金1と接着された基体2
のシリコーンゴムスポンジを下型3の金型キャビティ3
a内部のステアリン酸亜鉛液内に配置するようにしても
よい。
140度で融解した滑剤4であるステアリン酸亜鉛液を
下型3の金型キャビティ3a内に注入する。このとき、
滑剤4の液面4aが基体2の上方に位置するように、即
ち、基体2が滑剤4で完全に覆われるように充分に注入
する。なお、予めセ氏140度で融解したステアリン酸
亜鉛液を下型3の金型キャビティ3a内に注入した後、
ブロック状に切断されて予め板金1と接着された基体2
のシリコーンゴムスポンジを下型3の金型キャビティ3
a内部のステアリン酸亜鉛液内に配置するようにしても
よい。
【0024】次に、図2(C)に示すように、金型上型
6でシリコーンゴムスポンジを押さえ込み、スポンジ内
部に存在する空気である気泡5を排出して、基体2の内
部空間及び外周面に滑剤4を充分に含浸させる。
6でシリコーンゴムスポンジを押さえ込み、スポンジ内
部に存在する空気である気泡5を排出して、基体2の内
部空間及び外周面に滑剤4を充分に含浸させる。
【0025】次に、図2(D)に示すように、金型上型
6を一旦上昇させ、スポンジの形状回復を待つ。
6を一旦上昇させ、スポンジの形状回復を待つ。
【0026】次に、図2(E)に示すように、スポンジ
の形状が回復した後、再び上型6でスポンジを押さえ、
製品厚み位置に停止する。その後に、金型3,6を冷却
し、融解液が固化した後に滑剤貯蔵体を取り出す。
の形状が回復した後、再び上型6でスポンジを押さえ、
製品厚み位置に停止する。その後に、金型3,6を冷却
し、融解液が固化した後に滑剤貯蔵体を取り出す。
【0027】上述の滑剤貯蔵体及びその製造方法では、
繊維凝集体や発泡体等を基体2とした構成であるため、
従来の滑剤のみからなるブロック状の脂肪酸金属塩と比
べて破断等に対する強度に優れている。即ち、シリコー
ンゴムスポンジが骨格となっているため、成型品が割れ
て破断することがない。従って、比較的薄型の形状も簡
単に得ることができるし、作業上操作性に優れている。
繊維凝集体や発泡体等を基体2とした構成であるため、
従来の滑剤のみからなるブロック状の脂肪酸金属塩と比
べて破断等に対する強度に優れている。即ち、シリコー
ンゴムスポンジが骨格となっているため、成型品が割れ
て破断することがない。従って、比較的薄型の形状も簡
単に得ることができるし、作業上操作性に優れている。
【0028】また、成形時の冷却においても自然放置や
さらに冷水をかけるなどの急冷を行っても微細なひび割
れは発生するが、使用上の支障をきたすような外観上の
問題はない。また、シリコーンゴムスポンジ内部の空気
を排出する工程によって、内部や表面に気泡による欠陥
が存在することなく均一な製品を得ることが可能であ
る。
さらに冷水をかけるなどの急冷を行っても微細なひび割
れは発生するが、使用上の支障をきたすような外観上の
問題はない。また、シリコーンゴムスポンジ内部の空気
を排出する工程によって、内部や表面に気泡による欠陥
が存在することなく均一な製品を得ることが可能であ
る。
【0029】つぎに上述の滑剤貯蔵体の使用にあたって
の実施例を示す。図3は本発明の滑剤貯蔵体を用いた複
写機等の画像形成装置を示す概略図である。この画像形
成装置は、SeおよびSe合金、酸化亜鉛、硫化カドミ
ウム、OPC(有機感光体)等の感光体がドラム状に形
成された感光体ドラム13と、感光体ドラム13に直接
接触して配置された滑剤貯蔵体と、感光体表面を均一に
帯電する帯電器12と、静電潜像を形成する露光器14
と、可視像を形成する現像器15と、トナー像を記録紙
Pに転写する転写器16と、転写されたトナー像を永久
像とする定着器17と、感光体ドラム13上の潜像電荷
を除電する除電器18と、感光体ドラム13上の残留ト
ナーを除去するクリーナ11とを備えて構成されてい
る。
の実施例を示す。図3は本発明の滑剤貯蔵体を用いた複
写機等の画像形成装置を示す概略図である。この画像形
成装置は、SeおよびSe合金、酸化亜鉛、硫化カドミ
ウム、OPC(有機感光体)等の感光体がドラム状に形
成された感光体ドラム13と、感光体ドラム13に直接
接触して配置された滑剤貯蔵体と、感光体表面を均一に
帯電する帯電器12と、静電潜像を形成する露光器14
と、可視像を形成する現像器15と、トナー像を記録紙
Pに転写する転写器16と、転写されたトナー像を永久
像とする定着器17と、感光体ドラム13上の潜像電荷
を除電する除電器18と、感光体ドラム13上の残留ト
ナーを除去するクリーナ11とを備えて構成されてい
る。
【0030】この画像形成装置の記録プロセスでは、先
ず、帯電工程として、暗所において、帯電器12で感光
体13表面を均一に帯電する。
ず、帯電工程として、暗所において、帯電器12で感光
体13表面を均一に帯電する。
【0031】次に、露光工程として、露光器14により
画像部以外の所に光を当て、光の当たった部分の帯電電
荷を除去し、画像部に電荷を残した静電潜像を形成す
る。
画像部以外の所に光を当て、光の当たった部分の帯電電
荷を除去し、画像部に電荷を残した静電潜像を形成す
る。
【0032】次に、現像工程として、現像器15によ
り、静電潜像と逆極性に帯電した着色微粒子であるトナ
ーを潜像に付着させて可視像とする。
り、静電潜像と逆極性に帯電した着色微粒子であるトナ
ーを潜像に付着させて可視像とする。
【0033】次に、転写工程として、転写器16によ
り、記録紙Pをこのトナー像に重ね、記録紙Pの裏側か
らトナーの帯電極性とは逆極性の電荷を記録紙Pに与
え、静電力によりトナー像を記録紙Pに転写する。
り、記録紙Pをこのトナー像に重ね、記録紙Pの裏側か
らトナーの帯電極性とは逆極性の電荷を記録紙Pに与
え、静電力によりトナー像を記録紙Pに転写する。
【0034】次に、定着工程として、定着器17によ
り、転写されたトナー像に熱あるいは圧力を加え、記録
紙に融着させて永久像とする。
り、転写されたトナー像に熱あるいは圧力を加え、記録
紙に融着させて永久像とする。
【0035】一方、除電工程として、転写後の感光体ド
ラム13上の潜像電荷は除電器18により除電される。
ラム13上の潜像電荷は除電器18により除電される。
【0036】また、クリーナ工程として、転写されずに
感光体ドラム13上に残った残留トナーはクリーナ11
で除去される。この帯電からクリーニングに至る一連の
プロセスを繰り返すことにより連続的に印字を行う。
感光体ドラム13上に残った残留トナーはクリーナ11
で除去される。この帯電からクリーニングに至る一連の
プロセスを繰り返すことにより連続的に印字を行う。
【0037】なお、プリンタあるいはファクシミリにお
いては、画像部をレーザなどにより光照射し、画像部の
電荷を除去した形の静電潜像を形成することが多い。
いては、画像部をレーザなどにより光照射し、画像部の
電荷を除去した形の静電潜像を形成することが多い。
【0038】図3の画像形成装置では、本発明の滑剤貯
蔵体を感光体ドラム13に直接当接し、最終的に感光体
ドラム13に滑剤4を受け渡す滑剤担持体として用い
た。もちろんブラシロール等の滑剤担持体を介して感光
体ドラム13に滑剤4を塗布することも可能である。本
実施例での滑剤4の働きは、感光体ドラム13の離型性
を良好にすることで、転写紙画像上のドットの再現性の
向上、クリーニング性向上による異常画像の防止、現像
部での逆帯電トナーの地肌部への付着防止等の形で現れ
る。なお、本明細書中で、離型性が良好とは2つの物質
表面間で接着或いは固着のような現象の生じない、相互
作用が小さい関係のことである。
蔵体を感光体ドラム13に直接当接し、最終的に感光体
ドラム13に滑剤4を受け渡す滑剤担持体として用い
た。もちろんブラシロール等の滑剤担持体を介して感光
体ドラム13に滑剤4を塗布することも可能である。本
実施例での滑剤4の働きは、感光体ドラム13の離型性
を良好にすることで、転写紙画像上のドットの再現性の
向上、クリーニング性向上による異常画像の防止、現像
部での逆帯電トナーの地肌部への付着防止等の形で現れ
る。なお、本明細書中で、離型性が良好とは2つの物質
表面間で接着或いは固着のような現象の生じない、相互
作用が小さい関係のことである。
【0039】本実施例の滑剤貯蔵体はシリコーンゴムス
ポンジを基体2として用いているので、感光体ドラム1
3との接触によって成型品が割れて破断することがな
い。また、同じ荷重で接触させる場合、滑剤4の塗布量
は純粋な滑剤成型品を用いる場合より少ないが、感光体
ドラム13の離型性は良好であった。即ち、転写紙上の
ドット再現性は良好で、地肌部への逆帯電トナー付着量
が増加することもなく、必要最小限の滑剤4の塗布は行
われていることが判った。
ポンジを基体2として用いているので、感光体ドラム1
3との接触によって成型品が割れて破断することがな
い。また、同じ荷重で接触させる場合、滑剤4の塗布量
は純粋な滑剤成型品を用いる場合より少ないが、感光体
ドラム13の離型性は良好であった。即ち、転写紙上の
ドット再現性は良好で、地肌部への逆帯電トナー付着量
が増加することもなく、必要最小限の滑剤4の塗布は行
われていることが判った。
【0040】また、荷重を大きくすることにより滑剤塗
布量を上げることが出来、画像品質も更に良好になる。
又、滑剤塗布量は、基体2の空隙率でも変化することは
明白であり、滑剤塗布量を確保するために空隙率として
は50パーセントを超えるものが望ましい。さらに発砲
体の場合は、セルが単独で存在する独立気泡のものは内
部に滑剤4の浸透を許さないため、セルが連鎖状になっ
ている連続気泡のものでなければならない。
布量を上げることが出来、画像品質も更に良好になる。
又、滑剤塗布量は、基体2の空隙率でも変化することは
明白であり、滑剤塗布量を確保するために空隙率として
は50パーセントを超えるものが望ましい。さらに発砲
体の場合は、セルが単独で存在する独立気泡のものは内
部に滑剤4の浸透を許さないため、セルが連鎖状になっ
ている連続気泡のものでなければならない。
【0041】次に、本滑剤貯蔵体は充分な強度を持ち合
わせているので、感光体ドラム13の回転方向と直角方
向に振動させることでの応力による破断もなく、このよ
うな操作をすることで、感光体ドラム13の回転方向に
発生する微細なスジ感をなくすことが出来る。これは、
滑剤貯蔵体を固定して用いた場合に磨耗によって発生す
る微細なスジや、滑剤貯蔵体の基体2の微細部分である
繊維質のみが感光体ドラム13の特定部分にのみ接触す
ることを防ぐからである。この場合板金1などの支持体
がなくてもよいが、支持体1を用いた方が振動の機械的
制御上安定する。
わせているので、感光体ドラム13の回転方向と直角方
向に振動させることでの応力による破断もなく、このよ
うな操作をすることで、感光体ドラム13の回転方向に
発生する微細なスジ感をなくすことが出来る。これは、
滑剤貯蔵体を固定して用いた場合に磨耗によって発生す
る微細なスジや、滑剤貯蔵体の基体2の微細部分である
繊維質のみが感光体ドラム13の特定部分にのみ接触す
ることを防ぐからである。この場合板金1などの支持体
がなくてもよいが、支持体1を用いた方が振動の機械的
制御上安定する。
【0042】導電性基体2を用いた滑剤貯蔵体は絶縁性
基体を用いた場合と比べ、基体2自体のチャージアップ
が少なくなる。したがって、滑剤4の塗布メカニズム
上、滑剤4の塗布を効率的とすることができるととも
に、廃トナー(クリーニングトナー)の滑剤貯蔵体への
静電付着を防止することができる。即ち、滑剤4が正帯
電し、基体2が負帯電した場合、滑剤4と基体2との間
には静電気的な結合力が作用するので滑剤4の塗布効率
上問題となる。又、正規の帯電が負帯電であるトナーで
あれば、廃トナーは即ち転写されないトナーであり、か
なり強く負帯電しているか、一方逆に正帯電しているも
のかということになる。基体2が帯電していると、基体
2にトナーが付着し、トナーが滑剤貯蔵体を覆いつくし
てしまえば滑剤4の効力はなくなってしまう。
基体を用いた場合と比べ、基体2自体のチャージアップ
が少なくなる。したがって、滑剤4の塗布メカニズム
上、滑剤4の塗布を効率的とすることができるととも
に、廃トナー(クリーニングトナー)の滑剤貯蔵体への
静電付着を防止することができる。即ち、滑剤4が正帯
電し、基体2が負帯電した場合、滑剤4と基体2との間
には静電気的な結合力が作用するので滑剤4の塗布効率
上問題となる。又、正規の帯電が負帯電であるトナーで
あれば、廃トナーは即ち転写されないトナーであり、か
なり強く負帯電しているか、一方逆に正帯電しているも
のかということになる。基体2が帯電していると、基体
2にトナーが付着し、トナーが滑剤貯蔵体を覆いつくし
てしまえば滑剤4の効力はなくなってしまう。
【0043】さらに、導電性基体を用いた滑剤貯蔵体
は、感光体の除電、初期化に対する効果も期待できる。
負帯電感光体であれば初期化を助けるために、正電荷が
注入される方向、即ち滑剤貯蔵体を感光体に対してわず
かに正電位に保つことがここでも有効である。その際、
導電性基体から直接電極を取ることも可能だが、滑剤貯
蔵体の基体2の支持体、すなわち本実施例では板金1部
分に電極を取る方が安定している。
は、感光体の除電、初期化に対する効果も期待できる。
負帯電感光体であれば初期化を助けるために、正電荷が
注入される方向、即ち滑剤貯蔵体を感光体に対してわず
かに正電位に保つことがここでも有効である。その際、
導電性基体から直接電極を取ることも可能だが、滑剤貯
蔵体の基体2の支持体、すなわち本実施例では板金1部
分に電極を取る方が安定している。
【0044】又、滑剤貯蔵体と感光体ドラム13との間
に電位差を与え、滑剤4の塗布量を制御することも可能
である。滑剤貯蔵体より削り取られた滑剤粒子は感光体
ドラム13及び滑剤貯蔵体の基体2との間で摩擦され、
わずかに帯電する。この帯電量が例えば均一にプラスに
制御される滑剤4であれば、滑剤貯蔵体を感光体ドラム
13に対して正電位側に保つことにより、滑剤粒子は静
電気的に感光体に引きつけられることになる。この方法
は、滑剤塗布量を増やすために荷重を増加させる方法よ
りも、機械全体にかかるトルクが低減される意味からも
有効である。このような電位差の付与は電気絶縁性の基
体2を用いた場合は効果がない。又、この場合も導電性
基体から直接電極を取ることも可能だが、滑剤貯蔵体の
基体2の支持体、即ち本実施例では板金1部分に電極を
取る方が安定している。
に電位差を与え、滑剤4の塗布量を制御することも可能
である。滑剤貯蔵体より削り取られた滑剤粒子は感光体
ドラム13及び滑剤貯蔵体の基体2との間で摩擦され、
わずかに帯電する。この帯電量が例えば均一にプラスに
制御される滑剤4であれば、滑剤貯蔵体を感光体ドラム
13に対して正電位側に保つことにより、滑剤粒子は静
電気的に感光体に引きつけられることになる。この方法
は、滑剤塗布量を増やすために荷重を増加させる方法よ
りも、機械全体にかかるトルクが低減される意味からも
有効である。このような電位差の付与は電気絶縁性の基
体2を用いた場合は効果がない。又、この場合も導電性
基体から直接電極を取ることも可能だが、滑剤貯蔵体の
基体2の支持体、即ち本実施例では板金1部分に電極を
取る方が安定している。
【0045】本発明の滑剤貯蔵体の構成では、滑剤彫像
体を再び加熱し滑剤4のみを再融解させる工程を具備す
ることで、前述の製造工程へ滑剤4を再投入することが
出来、即ち再生利用も十分可能であり、恒久的な効率向
上も可能である。
体を再び加熱し滑剤4のみを再融解させる工程を具備す
ることで、前述の製造工程へ滑剤4を再投入することが
出来、即ち再生利用も十分可能であり、恒久的な効率向
上も可能である。
【0046】図4は本発明の滑剤貯蔵体を中間転写ベル
トに設けた例を示す。なお、図中、図3と同一の構成部
品には同一の符号を付しその説明を省略する。中間転写
ベルト24は、転写バイアスローラ20、転写アースロ
ーラ21、駆動ローラ22aおよび従動ローラ22bに
巻回されている。駆動ローラ22aにより搬送された記
録紙Pは定着ローラ23により定着される。前記中間転
写ベルト24には、滑剤貯蔵体が直接接触されている。
このように構成することにより、中間転写ベルト24に
おいても、図3の感光体ドラム13に対すると同様の効
果を得ることができる。
トに設けた例を示す。なお、図中、図3と同一の構成部
品には同一の符号を付しその説明を省略する。中間転写
ベルト24は、転写バイアスローラ20、転写アースロ
ーラ21、駆動ローラ22aおよび従動ローラ22bに
巻回されている。駆動ローラ22aにより搬送された記
録紙Pは定着ローラ23により定着される。前記中間転
写ベルト24には、滑剤貯蔵体が直接接触されている。
このように構成することにより、中間転写ベルト24に
おいても、図3の感光体ドラム13に対すると同様の効
果を得ることができる。
【0047】
【発明の効果】以上の説明から明らかな如く、請求項1
又は2の滑剤貯蔵体によれば、複写機等の電子写真装置
に用いる感光体、中間転写ベルト等の被塗布体に脂肪酸
金属塩等の滑剤を塗布する滑剤貯蔵体であって、前記滑
剤貯蔵体は、繊維凝集体、発砲体等の滑剤保持体を基体
とし、該基体の内部空間及び外周面に脂肪酸金属塩融解
液を含浸させて冷却固化した成型物であるので、製造時
間の長時間化並びに形状及び配置の自由度の制限を受け
ることなく、強度に富んだ滑剤貯蔵体を得ることができ
る。
又は2の滑剤貯蔵体によれば、複写機等の電子写真装置
に用いる感光体、中間転写ベルト等の被塗布体に脂肪酸
金属塩等の滑剤を塗布する滑剤貯蔵体であって、前記滑
剤貯蔵体は、繊維凝集体、発砲体等の滑剤保持体を基体
とし、該基体の内部空間及び外周面に脂肪酸金属塩融解
液を含浸させて冷却固化した成型物であるので、製造時
間の長時間化並びに形状及び配置の自由度の制限を受け
ることなく、強度に富んだ滑剤貯蔵体を得ることができ
る。
【0048】また、請求項3の滑剤貯蔵体によれば、請
求項1記載の滑剤貯蔵体において、前記基体が導電性基
体であるので、滑剤貯蔵体のチャージアップがなく、効
率的な滑剤塗布やトナー付着防止が可能である。
求項1記載の滑剤貯蔵体において、前記基体が導電性基
体であるので、滑剤貯蔵体のチャージアップがなく、効
率的な滑剤塗布やトナー付着防止が可能である。
【0049】また、請求項4の滑剤貯蔵体によれば、請
求項1〜3の何れかに記載の滑剤貯蔵体において、前記
基体が金属支持体上に一体成形されているので、金属支
持体の存在によって、電位制御や振動制御の安定化が可
能である。
求項1〜3の何れかに記載の滑剤貯蔵体において、前記
基体が金属支持体上に一体成形されているので、金属支
持体の存在によって、電位制御や振動制御の安定化が可
能である。
【0050】また、請求項5の滑剤の塗布方法によれ
ば、請求項1〜4の何れかに記載の滑剤貯蔵体におい
て、前記滑剤貯蔵体を被塗布体に直接当接するととも
に、前記滑剤貯蔵体に被塗布体の回転方向と交叉する方
向に振動を加えるので、滑剤貯蔵体を破断させずに振動
して使用できるので、スジ状の画像ムラをなくすことが
出来る。即ち画質向上が可能である。
ば、請求項1〜4の何れかに記載の滑剤貯蔵体におい
て、前記滑剤貯蔵体を被塗布体に直接当接するととも
に、前記滑剤貯蔵体に被塗布体の回転方向と交叉する方
向に振動を加えるので、滑剤貯蔵体を破断させずに振動
して使用できるので、スジ状の画像ムラをなくすことが
出来る。即ち画質向上が可能である。
【0051】また、請求項6の滑剤の塗布方法によれ
ば、請求項5に記載の滑剤の塗布方法において、前記滑
剤貯蔵体に加える振動の方向は、被塗布体の回転方向と
直交する方向であるので、画像ムラの防止と画質向上と
を効率的に行うことが出来る。
ば、請求項5に記載の滑剤の塗布方法において、前記滑
剤貯蔵体に加える振動の方向は、被塗布体の回転方向と
直交する方向であるので、画像ムラの防止と画質向上と
を効率的に行うことが出来る。
【0052】また、請求項7の滑剤の塗布方法によれ
ば、請求項1〜4の何れかに記載の滑剤貯蔵体におい
て、前記滑剤貯蔵体を被塗布体に直接当接するととも
に、該被塗布体と前記滑剤貯蔵体との間に電位差を与え
ているので、マシントルクを挙げることなく滑剤量を制
御することが出来、画質及び画像形成装置の信頼性を向
上できる。
ば、請求項1〜4の何れかに記載の滑剤貯蔵体におい
て、前記滑剤貯蔵体を被塗布体に直接当接するととも
に、該被塗布体と前記滑剤貯蔵体との間に電位差を与え
ているので、マシントルクを挙げることなく滑剤量を制
御することが出来、画質及び画像形成装置の信頼性を向
上できる。
【0053】また、請求項8の滑剤貯蔵体の製造方法に
よれば、脂肪酸金属塩融解液中に基体を浸漬し、次い
で、前記溶液内で前記基体を圧縮して基体内部の空気を
排気し、次いで、前記溶液内で前記基体に対する圧縮を
解除して基体の形状変形を復帰させ、その後に前記融解
液を冷却固化するので、基体中に十分に滑剤を含浸させ
ることが出来、エアー溜まりや欠陥のない均一な滑剤貯
蔵体を得ることができる。
よれば、脂肪酸金属塩融解液中に基体を浸漬し、次い
で、前記溶液内で前記基体を圧縮して基体内部の空気を
排気し、次いで、前記溶液内で前記基体に対する圧縮を
解除して基体の形状変形を復帰させ、その後に前記融解
液を冷却固化するので、基体中に十分に滑剤を含浸させ
ることが出来、エアー溜まりや欠陥のない均一な滑剤貯
蔵体を得ることができる。
【0054】また、請求項9の滑剤貯蔵体の製造方法に
よれば、請求項8に記載の滑剤貯蔵体の製造方法におい
て、前記基体の形状復帰後、前記融解液内で所定厚さに
圧縮した後に、前記融解液を冷却固化するので、仕上が
り厚さを調整することができる。
よれば、請求項8に記載の滑剤貯蔵体の製造方法におい
て、前記基体の形状復帰後、前記融解液内で所定厚さに
圧縮した後に、前記融解液を冷却固化するので、仕上が
り厚さを調整することができる。
【図1】本発明の実施例に係わる滑剤貯蔵体の斜視図で
ある。
ある。
【図2】本発明の実施例に係わる滑剤貯蔵体の製造工程
を示す図である。
を示す図である。
【図3】本発明の滑剤貯蔵体を用いた複写機等の画像形
成装置を示す概略図である。
成装置を示す概略図である。
【図4】本発明の滑剤貯蔵体を中間転写ベルトに設けた
例を示す。
例を示す。
1 板金 2 基体 4 滑剤 13 感光体ドラム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ▲高▼野 善之 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内
Claims (9)
- 【請求項1】 複写機等の電子写真装置に用いる感光
体、中間転写ベルト等の被塗布体に脂肪酸金属塩等の滑
剤を塗布する滑剤貯蔵体であって、前記滑剤貯蔵体は、
繊維凝集体、発砲体等の滑剤保持体を基体とし、該基体
の内部空間及び外周面に脂肪酸金属塩融解液を含浸させ
て冷却固化した成型物であることを特徴とする滑剤貯蔵
体。 - 【請求項2】 前記基体が連続気泡シリコーンゴムであ
ることを特徴とする請求項1記載の滑剤貯蔵体。 - 【請求項3】 前記基体が導電性基体であることを特徴
とする請求項1記載の滑剤貯蔵体。 - 【請求項4】 前記基体が金属支持体上に一体成形され
ていることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の
滑剤貯蔵体。 - 【請求項5】 請求項1〜4の何れかに記載の滑剤貯蔵
体において、前記滑剤貯蔵体を被塗布体に直接当接する
とともに、前記滑剤貯蔵体に被塗布体の回転方向と交叉
する方向に振動を加えることを特徴とする滑剤の塗布方
法。 - 【請求項6】 請求項5に記載の滑剤の塗布方法におい
て、前記滑剤貯蔵体に加える振動の方向は、被塗布体の
回転方向と直交する方向であることを特徴とする滑剤の
塗布方法。 - 【請求項7】 請求項1〜4の何れかに記載の滑剤貯蔵
体において、前記滑剤貯蔵体を被塗布体に直接当接する
とともに、該被塗布体と前記滑剤貯蔵体との間に電位差
を与えることを特徴とする滑剤の塗布方法。 - 【請求項8】 脂肪酸金属塩融解液中に基体を浸漬し、
次いで、前記融解液内で前記基体を圧縮して基体内部の
空気を排気し、次いで、前記融解液内で前記基体に対す
る圧縮を解除して基体の形状変形を復帰させ、その後に
前記融解液を冷却固化することを特徴とする滑剤貯蔵体
の製造方法。 - 【請求項9】 前記基体の形状復帰後、前記融解液内で
所定厚さに圧縮した後に、前記融解液を冷却固化するこ
とを特徴とする請求項8に記載の滑剤貯蔵体の製造方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3910297A JPH10235261A (ja) | 1997-02-24 | 1997-02-24 | 滑剤貯蔵体、その製造方法及び滑剤の塗布方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3910297A JPH10235261A (ja) | 1997-02-24 | 1997-02-24 | 滑剤貯蔵体、その製造方法及び滑剤の塗布方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10235261A true JPH10235261A (ja) | 1998-09-08 |
Family
ID=12543718
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3910297A Withdrawn JPH10235261A (ja) | 1997-02-24 | 1997-02-24 | 滑剤貯蔵体、その製造方法及び滑剤の塗布方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10235261A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| ES2364256A1 (es) * | 2009-04-08 | 2011-08-30 | Hispano Italiana De Revestimientos S.A. | Proceso para la decoracion de soportes vitreos sinterizados. |
| CN109917627A (zh) * | 2019-04-19 | 2019-06-21 | 珠海宝利通耗材有限公司 | 打印硒鼓齿轮润滑装置及润滑工艺 |
-
1997
- 1997-02-24 JP JP3910297A patent/JPH10235261A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| ES2364256A1 (es) * | 2009-04-08 | 2011-08-30 | Hispano Italiana De Revestimientos S.A. | Proceso para la decoracion de soportes vitreos sinterizados. |
| CN109917627A (zh) * | 2019-04-19 | 2019-06-21 | 珠海宝利通耗材有限公司 | 打印硒鼓齿轮润滑装置及润滑工艺 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20040511 |