JPH10236014A - 積層体の結束装置 - Google Patents

積層体の結束装置

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JPH10236014A
JPH10236014A JP4221297A JP4221297A JPH10236014A JP H10236014 A JPH10236014 A JP H10236014A JP 4221297 A JP4221297 A JP 4221297A JP 4221297 A JP4221297 A JP 4221297A JP H10236014 A JPH10236014 A JP H10236014A
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JP
Japan
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clip
pair
bending
state
clamp
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JP4221297A
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Takuya Sato
卓也 佐藤
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Max Co Ltd
Original Assignee
Max Co Ltd
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B27WORKING OR PRESERVING WOOD OR SIMILAR MATERIAL; NAILING OR STAPLING MACHINES IN GENERAL
    • B27FDOVETAILED WORK; TENONS; SLOTTING MACHINES FOR WOOD OR SIMILAR MATERIAL; NAILING OR STAPLING MACHINES
    • B27F7/00Nailing or stapling; Nailed or stapled work
    • B27F7/17Stapling machines
    • B27F7/30Driving means
    • B27F7/36Driving means operated by electric power
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B27WORKING OR PRESERVING WOOD OR SIMILAR MATERIAL; NAILING OR STAPLING MACHINES IN GENERAL
    • B27FDOVETAILED WORK; TENONS; SLOTTING MACHINES FOR WOOD OR SIMILAR MATERIAL; NAILING OR STAPLING MACHINES
    • B27F7/00Nailing or stapling; Nailed or stapled work
    • B27F7/17Stapling machines
    • B27F7/26Stapling machines without provision for bending the ends of the staples on to the work
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B42BOOKBINDING; ALBUMS; FILES; SPECIAL PRINTED MATTER
    • B42BPERMANENTLY ATTACHING TOGETHER SHEETS, QUIRES OR SIGNATURES OR PERMANENTLY ATTACHING OBJECTS THERETO
    • B42B4/00Permanently attaching together sheets, quires or signatures by discontinuous stitching with filamentary material, e.g. wire

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Forests & Forestry (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】復帰モード時にクリップの二重打ちを防止した
挟着装置の開示 【解決手段】クリップ101を折曲することにより、積
層されたシート材の束Sを結束する一対の折曲手段とし
てクランプ部51、52を備えており、さらに、このク
ランプ部51、52は、クリップ101を保持するよう
に開いて待機する待機状態と、クリップ101を屈曲さ
せるように閉じてシート材の束Sを結束する屈曲状態と
を有する積層体の結束装置である。この挟着装置10
は、クランプ部51、52がクリップ101の屈曲途中
で停止した場合の停止原因の解消後に再度起動させると
きに、クランプ部51、52を一旦屈曲状態を完了させ
てから、待機状態とする工程を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,シート材の束をス
テープル或いはクリップにより綴じ合わせる積層体の結
束装置に関するものであり,更に詳しくは,これらの結
束部材を屈曲させる折曲手段が屈曲動作途中で停止した
場合における復帰後の折曲手段の動作を改良した積層体
の結束装置に関する。
【0002】
【従来の技術】法人等の事務所等に設置される複写機に
は,所定部数にソートされたコピー紙を束ねる電動ホッ
チキスを備えたものがある。しかし,電動ホッチキスで
はステープルによる綴じ合わせを行うために,コピー紙
を混じり合わないように単に分離しておくということは
できない。
【0003】そこで,複写機やファクシミリ或いは事務
用印刷機などのシート材の束をスタックする装置に装着
され,複数部数のシート材の束が混じり合わないよう
に,自動的に分離できる挟着装置の研究が進められてい
る。
【0004】このような挟着装置は,クリップを把持す
る一対のクランプを有しており,このクランプの対向面
に,シート材の束を挟む板状のクリップの端部を係止す
る顎部が段設され,この一対の顎部の基部にクリップを
把持させ,この把持したクリップの近くにシート材の束
を位置させ,一対のクランプを狭めることにより,クリ
ップを屈曲させて束ねられたシート材の端部を挟むよう
になっている。
【0005】また,クリップは細長い矩形に形成され,
幅方向の側縁部同士がテープなどで連結されて連結クリ
ップを構成している。連結クリップを収納するカートリ
ッジと一対のクランプとの間には,カートリッジから一
対のクランプ間に連結クリップを送るスライダが備えら
れている。
【0006】このような一対のクランプを開閉する駆動
源には、通常はDCモータとその駆動回路が配備され、
DCモータの出力軸にクランプを開閉させるために連係
するギア機構が設けられ、ギア機構にカム機構やリンク
機構が連係している。そして、駆動回路には、マイクロ
コンピュータ(以下、マイコンという)及び周辺回路が
設けられ、複写機やファクシミリ或いはプリンタなどか
らの挟着命令信号などがマイコンに送られると、クラン
プが開閉してシート材の端部をクリップで挟着して束ね
るようになっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
クランプを備えた挟着装置の場合、挟着装置のクランプ
がクリップを屈曲させ始めた状態で、電源の遮断や、複
写機本体で生じたエラー又は挟着装置側で生じたエラー
などのために、動作を停止してしまうことが生じうる。
【0008】このような場合、クランプを初期状態の開
いた状態に戻してしまうと、シート材の端部近傍で
「>」形状に屈曲されたクリップが連結クリップから切
り離されないで、宙に浮いたままになったり、クリップ
が連結クリップから切り離され、シート材の端部に
「U」字状に屈曲されても、カシメがなされずに弛緩し
た状態の挟着不良が付着することが想定される。
【0009】また、初期状態にクランプを戻すと、スラ
イダ自体も連係して初期状態に戻るため、スライダがク
リップをさらに送ることとなり、先端部のクリップと、
次のクリップとが干渉して詰まる問題も生じる。
【0010】同様に、電動ホッチキスにおいても、電源
の遮断やシステムのエラー発生により、ステープルを押
し出すマガジンと、シート材を支持してシート材を貫通
するステープルの挿入端部をシート材に沿うように折曲
するクリンチャとの何れかが、ステープルの屈曲途中で
動作を停止してしまうことがある。このような場合、マ
ガジンとクリンチャとが再度ステープルの打ち込み開始
前の開いた状態に戻ると、ステープルによる綴じ合わせ
が行われている途中でシート材が排出されたり、打ち込
み途中のステープルの上に更に新たなステープルが打ち
込まれるという状態が起こり、ステープルのジャムによ
り再度エラーが起こる問題がある。
【0011】本発明は,このような知見に基づいてなさ
れたものであり,クリップやステープルを屈曲させる途
中で折曲手段の屈曲動作が停止した場合に、復帰後に、
既に屈曲途中のクリップ或いはステープルなどの結束部
材を完全に屈曲させることにより、シート材の結束不良
や復帰動作による新たなエラーの発生を防止することを
目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に,本発明の請求項1の積層体の結束装置は、線状若し
くは板状の結束部材を折曲して積層されたシート材を結
束する一対の折曲手段を備え、この一対の折曲手段は、
前記結束部材を保持して開いて待機する待機状態と、前
記結束部材を屈曲させるように閉じてシート材を結束す
る屈曲状態とを有する積層体の結束装置であって、前記
一対の折曲手段が前記結束部材の屈曲途中で停止した場
合に、停止原因の解消後に再度起動させるときに、前記
一対の折曲手段を一旦屈曲状態を完了させてから、前記
一対の折曲手段を待機状態とする工程を有することを特
徴とする。
【0013】本発明の請求項1の積層体の結束装置によ
れば、折曲手段が結束部材の屈曲動作途中で停止した場
合、復帰後に折曲手段を当該屈曲状態を完了させるの
で、結束不良や結束部材の二重送りによるジャムなどの
エラーが防止される。
【0014】本発明の請求項2にかかる積層体の結束装
置は,積層されたシート材の端部を束ねる板状のクリッ
プの両端部を把持可能な一対のクランプを備え、この一
対のクランプは、前記クリップの両端部を把持する程度
に開く待機状態と、前記クリップを屈曲させて前記シー
ト材を挟着する程度に閉じる屈曲状態とを有し、この一
対のクランプ間に、前記クリップを供給された後に、前
記屈曲状態に移行する挟着装置であって、前記一対のク
ランプが屈曲途中で停止した場合に、停止原因の解消後
に再度一対のクランプを開閉させるときに、前記一対の
クランプを一旦屈曲状態としてから、前記一対のクラン
プを待機状態とする工程を有することを特徴とする。
【0015】本発明の請求項2の積層体の結束装置によ
れば、クランプの屈曲動作中において、電源の遮断やエ
ラーなどにより、「U」字状のクリップが紙束に緩く付
着して、完全に紙束が綴じられなくても、一旦クランプ
を完全に閉じるので、紙束がクリップによって完全に綴
じられることとなり、挟着不良を生じることが防止され
る。
【0016】本発明の請求項3の発明は、請求項1の積
層体の結束装置であって、前記一対の折曲手段は、線状
のステープルを押し出して積層されたシート材に挿通す
るマガジン部と、前記シート材を支持してこのマガジン
部から押し出されたステープルのシート材から突出する
端部を折り曲げるクリンチャ部とによって構成され、前
記マガジン部と前記クリンチャ部とは、前記ステープル
を保持して開いて待機する待機状態と、前記ステープル
を屈曲させるように閉じてシート材を結束する屈曲状態
とを有し、前記マガジン部と前記クリンチャ部とが前記
ステープルの屈曲途中で停止した場合に、停止原因の解
消後に再度起動させるときに、前記マガジン部と前記ク
リンチャ部とを一旦屈曲状態としてから、前記待機状態
とする工程を有することを特徴とする。
【0017】本発明の請求項3の積層体の結束装置によ
れば、マガジン部とクリンチャ部とがステープルを屈曲
させる途中で停止しても、復帰後に当該屈曲状態を完了
させてから待機状態に戻るため、ステープルを二度うち
したり、折り曲げ途中の端部を折曲することとなり、綴
じ合わせ不良やステープルのジャムなどの発生を防止で
きる。
【0018】
【発明の実施の形態】次に,本発明の好ましい実施形態
にかかる積層体の結束装置を図面に基づいて説明する。
【0019】図5はこの実施の形態の挟着装置の構成を
概略的に示している。図5において、10は例えば複写
機等に取り付けられる挟着装置であり、この挟着装置1
0は、装置本体11と、この装置本体11に着脱自在に
装着されるカートリッジ100とから構成されている。
【0020】装置本体11のハウジング12には、カー
トリッジ100に取り付けられたスライダ150を左右
に往復移動させる往復移動機構30と、コピー紙を挟着
により結束する結束部材としてのクリップ101を折り
曲げるクランプ機構50と、往復移動機構30およびク
ランプ機構50を駆動させる駆動機構80とが設けられ
ている。クリップ101は図5において縦長矩形に形成
され、幅方向に一定間隔で配列され、幅方向に切断しや
すいプラスチックフィルムのテープにより連結されてい
る。
【0021】[ハウジング]ハウジング12には、カー
トリッジ100を載置するテーブル13が設けられてお
り、このテーブル13の横にはクランプ機構50を設け
たクランプ室14が形成されている。また、ハウジング
12には、テーブル13およびクランプ室14の下方
に、ギア室15およびカム室16が形成されている。
【0022】テーブル13に、カートリッジ100を着
脱するために、爪を持った機構が設けられている。テー
ブル13の上面には、クランプ室14を形成する側壁1
4Aに沿って上下方向に延びたガイドレール17が形成
されている。ガイドレール17はカートリッジ100を
固定する場合の位置決め機構であり、カートリッジ10
0にはガイドレール17が嵌合する嵌合穴が形成されて
いる。
【0023】テーブル13の上面には、コピー紙のシー
ト束を支持する支持部材18が上方に突出している。こ
の支持部材18のカートリッジ100に対向する面に
は、発光ダイオードと受光ダイオードとからなるセンサ
19が残存クリップを検知する手段として設けられてい
る。
【0024】このセンサ19は、発光ダイオードの光を
カートリッジ100から引き出される連結クリップ20
0のテープで反射させ、この反射光を受光ダイオードで
受光させることによりクリップ101の有無を検知する
ものである。
【0025】テーブル13のクランプ機構50側には前
壁部21が形成され、ハウジング12の前端にはシート
束Sを載置する段部22が形成されている。前壁部21
の上面と段部22と支持部材18の上面とはシート束S
を載置するために同じ高さとなっている。
【0026】テーブル13の前側の縁部には、カートリ
ッジ100の連結クリップ200をクランプ機構50側
に送り出すスライダ150が往復する。スライダ150
はカートリッジ100にスライド可能に保持されてお
り、カートリッジ100から連結クリップ200を引き
出す方向にのみクリップ101に係止する逆止爪が設け
られている。
【0027】側壁23の内側には、スライダ150によ
って送られてきたクリップ101を所定位置に止めるス
トッパ24と、クリップ101を当接して検知するマイ
クロスイッチM1とが設けられている。
【0028】[クランプ機構]クランプ機構50は、L
字形状の一対のクランプ部材51,52と、このクラン
プ部材51,52を挟み込むように内側に保持するクラ
ンプ回動部材53と、クランプ回動部材53に取り付け
られ、駆動カム90の周面に当接した軸62とを備えて
いる。
【0029】[クランプ回動部材]クランプ回動部材5
3は、インナ側とアウタ側との一対により構成され、そ
れぞれ、相対向した一対の側板部と、側板部の上部フラ
ンジ同士を連結した連結板部とから構成され、矩形断面
のチャネル形状を有している。
【0030】クランプ回動部材53の側板部には回転中
心となる軸63が挿入されている。この軸63はハウジ
ング12のクランプ室14を形成する側壁に取り付けら
れている。そして、クランプ回動部材53は軸63を支
点にして回動可能となっている。また、クランプ回動部
材53の一対の側板部には、カム90のカムフロアであ
る軸62が回動自在に取り付けられている。
【0031】クランプ回動部材53の一対の側板部の上
部にはスプリング67を介してナット65Aが螺合され
ている。そして、スプリング67によってクランプ回動
部材53の連結板部が互いに接近する方向に付勢されて
いて、一対の側板部同士が軸63を支点にして一体的に
回動するようになっている。69はスプリング67とナ
ット65Aとの間に配設されたワッシャであり、ワッシ
ャ69にはスプリング70の一端が係止されている。ス
プリング70の他端はハウジング12の係止部12Kに
係止されている。
【0032】クランプ回動部材53の一対の側板部同士
は,軸63を支点にしてスプリング67の付勢力に抗し
て所定量だけ相対的に回動可能となっており、シート束
Sの厚さに拘わらずカム90の回動がスムーズに行われ
るようになっている。
【0033】そして、クランプ回動部材53は、スプリ
ング70により軸63を支点にして図6の反時計方向に
付勢され、この付勢によりクランプ回動部材53に取り
付けた軸62が駆動カム90の周面に常時当接し,クラ
ンプ部材51,52を常時開く方向に付勢している。ク
ランプ回動部材53は、クランプ部51、52を閉じて
シート材の束Sを綴じるときに、インナ側又はアウタ側
の何れかがややずれて束Sの厚さに応じてクランプ部5
1、52の角度を調整するようになっている。
【0034】[クランプ部材]クランプ部材51,52
は、平板状のL字型のアームの形状を有しており,軸7
8及び軸63を中心に回動する。また、クランプ部材5
1,52の先端部には断面がコ字状の押付部材280が
取り付けられている。クランプ部材51,52が軸63,
78を支点にして回動すると、クランプ部73,77が
閉じられていき、これによりクリップ101を折り曲げ
ていく。そして、折り曲げられたクリップ101の折曲
部をクランプ部材51,52の押付部材280がカシメ
ていくものである。
【0035】[駆動機構]駆動機構80は、ハウジング
12の側壁12Aに取り付けられた駆動モータ81(図
5参照)と、この駆動モータ81の駆動軸82に設けた
ギア83(図9参照)と、このギア83に噛合した減速
ギア84A〜84Dを有する減速ギア列84と、減速ギ
ア列84に噛合した歯列を有する駆動カム85を備えて
いる。各ギア83,84A〜84Dはハウジング12の
ギア室15に配置され、駆動カム85はカム室16に配
置されている。
【0036】駆動モータ81は、後述する制御回路30
0によって制御されるものであり、この制御回路300
は例えば複写機本体から出力される挟着信号やセンサ1
9が出力する検出信号に基づいて駆動モータ81を制御
する。
【0037】駆動カム85は、スライダ150の往復運
動を制御するものであり、駆動モータ81により各ギア
83,84A〜84Dを介して、通常時は図9に示す矢
印方向(CW方向)へ回転していくものである。
【0038】駆動カム85の一側面には、アーム部35
を揺動させるための環状のカム溝86が形成され、この
カム溝86は回転軸87の中心からの距離が小さくなる
ような谷型の形状の小径部と、中心からの距離が一定な
大径部とを有している。
【0039】また、駆動カム85には、駆動カム85と
ともに回転していくカム90が一体に設けられている。
カム溝86には、スライダ150を往復させるアーム部
36が連係している。
【0040】クランプ部51、52を開閉するカム90
の側面には、図7に示すように、円盤状凸部90Bが突
設されている。この円盤状凸部90Bは、クランプ部5
1、52がクリップ101を受け入れ可能な位置にある
か否かを検知するものであり、円盤状凸部90Bには円
弧状の凹部90Aが形成されている。この円盤状凸部9
0Bの回転領域近傍にはホームポジションセンサである
マイクロスイッチM2が配設されている。このマイクロ
スイッチM2はカム90の円盤状凸部90Bに対向する
側壁部に取り付けられている。マイクロスイッチM2の
出力はインターフェースを介してマイコンボード300
に出力される。凹部90Aの回転方向前側の縁αは、マ
イクロスイッチM2がOFFからONになるホームポジ
ション位置であり,凹部90Aの回転方向後ろ側の縁β
はマイクロスイッチM2がONからOFFになるクリッ
プ101の送り完了位置である。
【0041】また、円盤状凸部90Bの回転軌跡上には
マイクロスイッチM2が設けられている。マイクロスイ
ッチM2は、円盤状凸部90Bの縁部に当接していると
き、OFFとなってLレベルの検出信号を出力し、凹部
90Aに臨むときONとなってHレベルの検出信号を出
力する。
【0042】凹部90Aの縁αが,マイクロスイッチM
2に臨んだときから,凹部90Aの縁βがマイクロスイ
ッチM2を越えるまでの領域が逆回転可能領域であり,
カム90の凹部90Aの縁βがマイクロスイッチM2を
乗り越えたら,クリップ101をクランプ部51,52
にセットした送り完了位置になって,逆回転不可能領域
となる。
【0043】[スライダの移動機構]スライダの移動機
構30は、図9に示すように、ハウジング12の保持部
12B,12Cに回動自在に取り付けられた軸J(図5
参照)、及び軸Jに回動自在に支持されている第1,第
2リンク部材31,32等から構成されている。
【0044】第1リンク部材31は、カム溝86に摺動
自在に保持される揺動アーム部33を有し、駆動カム8
5の回転により揺動アーム部33がカム溝86によって
上下動することにより、第1リンク部材31が軸Jを中
心に揺動する。
【0045】第2リンク部材32は、第1リンク部材3
1と回転自在に接続される筒部34を有し、筒部34に
はスライダ150を左右に往復させるアーム部35が突
設されている。
【0046】筒部34の外側にはコイルスプリング36
が装着され、コイルスプリング36の一端が第1リンク
部材31に設けた係止部31Aに係止されており、コイ
ルスプリング36の他端が第2リンク部材32のアーム
部35に係止されている。このコイルスプリング36に
よって第2リンク部材32が第1リンク部材31ととも
に回動するようになっており、第1リンク部材31の回
動が停止されると第2リンク部材32のみが第1リンク
部材31に対して相対的に回動するようになっている。
【0047】アーム部35はスライダ150の「ハ」の
字形状のガイド部157、157の挟持されており、揺
動によりスライダ150を図5の左右方向へ往復移動さ
せる。
【0048】[カートリッジ]カートリッジ100は、
図8に示すように,ほぼ円形状の収納室102を形成し
たカートリッジ本体103と、カートリッジ本体103
に開閉可能に設けられた蓋体120とから構成されてい
る。カートリッジ本体103は、後述するロール状に巻
かれた連結クリップ200の収納室102への収納が行
い易いようになっている。カートリッジ本体103の底
板および上板の端部には、装置本体11のガイドレール
17に嵌合する凹部104Aが形成されている。
【0049】カートリッジ本体103の前側には、上下
からスライダ150の縁部を挟んで案内すると共に,ク
リップ101を案内する平板状のガイド板部130が連
続形成されいる。このガイド板部130にスライダ15
0が左右方向へ移動可能に取り付けられている。ガイド
板部130の上下には、クリップ101の上下端部を案
内する案内部が形成されている。ガイド板部130に
は、クリップ101に引っかかる逆止爪が出入可能に突
設されている。逆止爪は、スライダ150がクリップ1
01をクランプ部51,52に送る場合には,それを許
容し,スライダ150がクランプ部51,52から離れ
るように動くときに,クリップ101の逆戻りを防止す
るものである。
【0050】[スライダ]スライダ150は、図3に示
すように,矩形の平板状板部材151の上下に、ガイド
板部130に係合する溝が形成されている。板部材15
1の外側には、アーム部35を保持するためにハ字状に
形成されたガイド部157,157が形成されている。
アーム部35が軸Jを中心に回動することによりスライ
ダ150を往復移動する。スライダ150の板部材15
1の左右端部には、センサ19によって連結クリップ2
00のテープ201を検出する切欠163が形成されて
いる。
【0051】そして、前送爪が板部材151のカートリ
ッジ130側に突出してクリップ101に引っかかるよ
うになっている。この引っかかりによりクリップ101
を先端側へ送り出すものである。
【0052】板部材151の後部には後送爪板195,
195が取り付けられ、後送爪の先端部が、上記と同様
にクリップ101に引っかかるようになっている。前後
4つの送爪は、カートリッジ本体側の逆止爪と干渉しな
いように前後および上下方向に互いにずれている。スラ
イダ150の前後上下に4個ある各逆止爪は,平板の弾
性力によって出入できるようになっていて、スライダ1
50の右方向すなわち送り動の反対側である戻り方向へ
の移動に支障を来さないようになっている。
【0053】[連結クリップ]連結クリップ200は、
複数のクリップ101を帯状のテープ201に接着して
連結し、これをロール状に巻いたものである。クリップ
101は金属製であり、テープ201は幅方向に裂け易
いという配向性をもっており、クランプでクリップ10
1を折り曲げていくと、テープ201がクリップ101
の折り曲げ時に切断されるようになっている。
【0054】[制御回路]図10は,駆動モータ81の回
転角度,回転量などを制御する制御回路としてのマイコ
ンボード300を示す。このマイコンボード300は,
マイクロコンピュータ及び接続回路等の周辺回路を搭載
したボードからなるものであり,駆動モータ81をマイ
コン制御する。DCモータからなる駆動モータ81はマ
イコンボードのインターフェースを介して駆動される。
マイコンボード300のデータ入力側には,マイクロス
イッチM2の出力と,ホトセンサ19の出力と,クラン
プ側のクリップ検知センサであるマイクロスイッチM1
の出力と,複写機からのクリップモード信号及びクリッ
プ命令信号,複写機のコピー紙スタックトレイに設けら
れたシート材検知信号などが入力される。
【0055】マイコンボード300は,駆動モータ81
の回転角度,回転方向の制御信号と,挟着装置10の状
態を表示する挟着完了,クリップ詰まり,クリップ補給
要求,モータロック等の信号を出力し,クリップセット
検知手段がクリップがクランプにセットされないこと検
知したときに,クリップが一対のクランプにセットされ
ていない状態を表示するための出力手段として機能す
る。マイコンボード300は,複写機の電源投入に基づ
いて複写機側から給電を受け,複写機からの挟着命令信
号に基づいてクリップモードのスタートフラグが立ち上
がる。
【0056】図11はこのマイコンボード300による
動作をフローチャートを示す。図11の流れ図と図12
(A)(1)〜(5),図2(B)(1)〜(6)によ
り,スライダ150の送り動作と共にマイコンボード3
00の流れ図を説明すると,スタートフラグの立ち上が
りと共に,マイクロスイッチM1,M2,ホトセンサ1
9に給電され,カム90の円板状凸部90Bの凹部90
Aが,マイクロスイッチM2の位置に位置するかどうか
の判断が行われる(S.1)。このステップS.1にお
いて,凹部90AがマイクロスイッチM2に位置にあれ
ばイニシャライズは不要であるが,凹部90Aがマイク
ロスイッチM2の位置にいなければ,駆動モータ81を
制御してマイクロスイッチM2の位置にカム90の凹部
90Aが位置するようにイニシャライズを行う(S.
2)。
【0057】このとき,スライダ150は,図2(A)
(1)或いは図2(B)(2)の待機位置にあり,クリップ1
01はクランプ部51,52の近傍にある。
【0058】マイクロスイッチM2がOFFからONに
なって凹部90AがホームポジションHPに位置した
ら,スライダ150をホトセンサ19近傍からマイクロ
スイッチM1近傍に向かって移動させるように,駆動モ
ータ81のインターフェースに正転信号CW(1)を送
る(S.3)。この正転信号CWにより駆動モータ81
はカム90を回転させる。カム90の回転により,アー
ム部31Aを介してアーム部35を揺動させ,スライダ
150をホトセンサ19側からマイクロスイッチM1側
に往復するように移動させる。
【0059】駆動モータ81がカム90を正転方向に回
転させたら,マイクロスイッチM2がONになってから
の経過時間Tαを所定時間T0と比較する(S.4)。
【0060】マイクロスイッチM2のON後の経過時間
Tαが所定時間T0より長くなったら,マイクロスイッ
チM2のON/OFFの判断を行い(S.5),マイク
ロスイッチM2がONのままでOFFにならないのであ
れば,モータロックの表示を行う(S.6)。
【0061】マイクロスイッチM2のOFFになった
ら,クリップ101がマイクロスイッチM1に検知され
るまでの次の経過時間Tβを所定時間T1と比較する
(S.7)。経過時間Tβが所定時間T1を越えたら,
マイクロスイッチM1がONかOFFの判断を行う
(S.8)。マイクロスイッチM1がONであれば,ク
リップ101がクランプ部51,52にセットされてい
ることになるので,そのまま駆動モータ81を回転さ
せ,スライダ150をクランプ部51,52からホトセ
ンサ19へ復動させる。
【0062】これによって,図12(A)(2)に示すよ
うに,クリップ101がクランプ部51,52の間に送
られる。その後,駆動モータ81が回転してクランプ部
51,52を閉じてゆき(図12(A)(3)参照)),
シート材Sをクリップ101により挟着する(図12
(A)(4)参照))。
【0063】このマイクロスイッチM1がクリップ10
1を検知してからスライダ150がホトセンサ19の待
機位置まで戻るまでの経過時間Tγをその所定時間T2
と比較する(S.9)。
【0064】ステップS.9において経過時間Tγが所
定時間T2より長くなったら,マイクロスイッチM2の
ON/OFFを判断し(S.10),マイクロスイッチ
M2がONにならなければ,モータロックを表示する
(S.11)。S.10でマイクロスイッチM2がON
であれば,駆動モータ81の逆転回数レジスタの数値N
を0とし(S.12)て終了する(END)。これによ
り,図12(A)(5)のようにクランプ部51,52が
開く。
【0065】判断ステップS.8において,マイクロス
イッチM1がOFFのままであったら,図12(B)
(2)に示すように,マイクロスイッチM1にクリップ1
01が到達していないので,駆動モータ81の逆回転回
数レジスタの数値Nに1を加算し(S.13),ホトセ
ンサ19のON/OFFを判定する(S.14)。
【0066】ホトセンサ19がONであれば,逆回転回
数Nを設定数値10と比較演算し(S.15),逆回転
回数Nが10より小さければ,駆動モータ81のインタ
ーフェースに逆回転命令CCWを送信する(S.1
6)。
【0067】この駆動モータ81の逆回転命令CCWに
より,図12(B)(3)に示すように,スライダ150
をホトセンサ19側に戻す。ここで,逆回転回数Nが1
0を越えたら,10回スライダ150が10回往復した
ことであり,クリップ101が詰まっていることを表示
する信号を出力する(S.17)。
【0068】ホトセンサ19のON/OFF判定(S.
14)において,ホトセンサ19がOFFであれば,駆
動モータ81の逆回転回数Nを数値2と比較演算し
(S.18),逆回転回数Nが数値2以上であれば,連
結クリップ200が無くなったことを表示する信号を出
力する(S.19)。逆回転回数Nが数値2以下であっ
たら,ステップS.16に戻る。
【0069】駆動モータ81を逆回転させる信号を送っ
た後の経過時間Tδを計測し,所定時間T3経過する
(S.20)。経過時間Tδが所定時間T3を越えた
ら,駆動モータ81が逆回転によりホームポジションH
Pに戻ってマイクロスイッチM2がONになったか,O
FFのままかを判定する(S.21)。マイクロスイッ
チM2がOFFのままであったら,モータロックを表示
する(S.22)。マイクロスイッチM2がONになっ
ていたら,OFFまで動かし、ステップS.1に戻って
駆動モータ81を正転方向に回転させる。これによっ
て,図12(B)(4)に示すように中途で止まっていた
クリップ101がクランプ部51,52の押付部材28
0,280の段部の間に係止される。
【0070】クランプ部51,52にクリップ101が
セットされた後は,ステップS.4以降を経る。図12
(B)(4)〜(6)は再度の送りのみでクリップ101がク
ランプ部51,52にセットされ,図12(A)(3)以
降と同様にクリップ101の屈曲動作を行う状態を示し
ている。
【0071】尚,イニシャライズS.2は,イニシャラ
イズフラグの立ち上がり後,マイクロスイッチM2のO
N・OFF判定を行い(S.201),マイクロスイッ
チM2がONであれば,駆動モータ81を逆回転させ
(S.202),マイクロスイッチM2がONからOF
Fになる経過時間Ton-offを所定時間Tη(ほぼ600
ms)と比較する(S.203)。経過時間Ton-offが,
所定時間Tη以内でないときは,モータロックかセンサ
異常であることを表示する(S.204)。経過時間T
on-offが,所定時間Tη以内であれば,駆動モータ81
を正転させる(ステップS.205)。駆動モータ81
の正転後にその経過時間Toff-onを所定時間Tζ(ほぼ
600ms)と比較する(S.206)。経過時間Toff-
onが所定時間Tζ以内であれば,イニシャライズを終了
する。経過時間Toff-onが所定時間Tζ以内でなけれ
ば,モータロックかセンサ異常であることを表示する
(S.204)。
【0072】なお,イニシャライズステップS.2で
は,図7に示すカム90の凹部90Aがマイクロスイッ
チM2に臨む逆回転可能領域であれば,縁部αがマイク
ロスイッチM2に当接するまで,駆動モータ81を逆回
転(矢印CCW)させ,縁部αとマイクロスイッチM2
との接触によりマイクロスイッチM2がOFFになった
ら,マイクロスイッチM2が再度ONになるまで,再び
駆動モータ81を正回転(矢印CW)させる。イニシャ
ライズステップS.2において,カム90の凹部90A
以外の円周部で逆回転不可能領域が,マイクロスイッチ
M2に当接しているときには,縁部αがマイクロスイッ
チM2の位置になるまで,駆動モータ81を正回転す
る。
【0073】逆回転ステップS.16においても,縁部
αがマイクロスイッチM2に当接するまで,駆動モータ
81を逆回転(矢印CCW)させ,縁部αとマイクロス
イッチM2との接触によりマイクロスイッチM2がOF
Fになったら,ステップS.3に戻って駆動モータ81
を正回転(矢印CW)させる。
【0074】[復帰モードの制御]マイクロスイッチM2
は、カム90が初期位置(ホームポジション)に戻って
きて,クランプ部51,52が開いているか否かを検知
するものでもある。マイクロスイッチM2がONとなっ
てHレベルの信号を駆動モータ81の制御回路に出力す
るとき、クランプ部51、52は開いた状態となってス
ライダ150がクリップ101を側方から把持させるこ
とができるようになっていると共に、駆動モータ81の
制御回路300は、CW方向への正転とCCW方向への
逆回転の両方への回転とを選択できるように、なってい
る。
【0075】そして、複写機からの給電或いは挟着装置
自体の電源が遮断されたり、複写機或いは挟着装置自体
のシステムエラーが生じた場合に、電源の再投入や給電
或いはシステムエラーが解消されると、挟着装置のシス
テムが復帰する。挟着装置のシステムが復帰すると、ク
ランプ部51、52の開閉状態(待機状態、或いは屈曲
状態)により、クランプ部51、52の動作が異なる。
【0076】復帰モードになると、図1に示すように、
先ず、マイクロスイッチM2のON(信号レベルH)に
より(ステップ1)、カム90を一旦CCW方向に逆回
転させ(ステップ2)、マイクロスイッチM2がOFF
になってLレベルとなったら(ステップ3)、今度はC
W方向に正転させ(ステップ4)、マイクロスイッチM
2が再びONのHレベルになったら(ステップ5)、駆
動モータ81への給電を停止する(ステップ6)。
【0077】マイクロスイッチM2が、ステップ1にお
いて円盤状凸部90Bの最も半径の大きな縁部に当たっ
て、OFFとされLレベルの信号を出力するときは、駆
動モータ81はCCW方向への逆回転が禁止され、ステ
ップ4に飛んでCW方向にのみ正転し、再度マイクロス
イッチM2が凹部90Aに臨んでONになったら(ステ
ップ5)、駆動モータ81の駆動を停止する(ステップ
6)。
【0078】すなわち、クランプ部51、52が開いた
状態で待機状態のままであるとき、駆動カム90の凹部
90AはマイクロスイッチM2に臨む位置にあり、図2
に示すように、マイクロスイッチM2がONである。こ
のマイクロスイッチM2のONに基づいてマイコンボー
ド300により駆動モータ81を逆回転させる。この逆
回転により、凹部90Aのホームポジション側の縁αが
マイクロスイッチM2をOFFさせると、このマイクロ
スイッチM2のOFFに基づき、駆動モータ81を正転
させる。
【0079】駆動モータ81の正転後、凹部90Aの縁
αにより再度マイクロスイッチM2がONになったら、
駆動モータ81を停止させることにより、クランプ部5
1、52がクリップ101を受け取る前の開いた待機状
態と戻る。
【0080】クランプ部51、52が閉状態中であると
き、マイクロスイッチM2は円盤状凹部90Bの円周上
縁部により、OFFとなる。このとき、クランプ部5
1、52は、クリップ101を挟着完了前か、挟着完了
後のいずれであるかは、マイクロスイッチM2では検知
できないが、駆動モータ81をそのまま正転させるため
に、クランプ部51、52は停止した中断後の動作をそ
のまま通常の動作のように続けることとなる。従って、
クランプ部51、52がクリップ101を挟着する前で
あれば、クランプ部51、52はクリップ101により
シート材の束Sをカシメて屈曲状態となった後に、再度
開いて待機状態となる。
【0081】クランプ部51、52がシート材の束Sを
クリップ101により挟着してかしめた後の開きつつあ
る状態で停止したのであれば、そのままクランプ部5
1、52は開いてゆき、マイクロスイッチM2が凹部9
0AによりONとなった直後に、駆動モータ81は停止
する。このときマイクロスイッチM2の近傍に凹部90
Aの縁部αが位置している。
【0082】尚、円盤状凸部90Bの凹部90Aは、角
度が狭いものであっても良いが、この場合、図4に示す
ように、マイクロスイッチM2がONになる領域は狭い
ので、停止後のシステム復帰において、図3に示すよう
に、マイクロスイッチM2がONであれば、駆動モータ
81をそのまま停止させる。また、マイクロスイッチM
2がOFFであれば、駆動モータ81を正転させて次に
マイクロスイッチM2がONになったところで、駆動モ
ータ81を停止させる。
【0083】いずれの形態であっても、クランプ部5
1、52の間にシート材の束Sが存在すれば、シート材
の束Sはクリップ101によりかしめられ、シート材S
の束が存在しなければ、クリップ101は屈曲された状
態でクランプ部51、52の間から落下する。
【0084】尚、ここでは、クランプ部51、52の待
機状態、屈曲状態を円盤状凸部90Bと凹部90A及び
マイクロスイッチM2で検知しているが、円盤状凸部9
0Bをディスクにより形成し、ディスクに凹部90A相
当の切欠を形成し、ディスクの両側部にインタラプタ或
いはフォトトランジスタ等のフォトセンサを設け、この
フォトセンサによりクランプ部51、52の待機状態、
屈曲状態を検知するようにしても良い。
【0085】また、クランプ部51、52の開閉状態
と、スライダ150のクリップ送り動作とは関連してい
るが、クランプ部51、52の間にマイクロスイッチM
1が設けられており、電源復帰により、マイクロスイッ
チM1はクリップ101の有無を検知できる。
【0086】復帰時にマイクロスイッチM1がONであ
っても、円盤状凸部90Bの送り完了ポジション側の縁
部βはマイクロスイッチM2を通過しているため、マイ
クロスイッチM2はOFFでLレベルとなり、駆動モー
タ81は逆回転不能領域になってそのまま正転する。こ
のとき、アーム部35のクリップ送り方向の揺動は完了
している。なお、アーム部35は、筒部34と第1リン
ク部材31とが相対回転自在に連結され、スプリング3
6によって一体的に回転するように係わり合っているの
で、クリップ101がストッパ24及びマイクロスイッ
チM1に当たっていると、アーム部35がスライダ15
0を押すように第1リンク部材31が回転しても、スプ
リング70により第1リンク部材31の捻りが吸収さ
れ、アーム部35は回転しない。
【0087】なお、モータ回転時のイナーシャを小さく
してクランプ動作のオーバーランを解消する対策とし
て、正回転時にはホームポジションからクリップ101
の送り完了まで(凹部90Aの縁αから縁βの間)の電
圧を12Vとし、クリップ101の送り完了位置βを越
えるたら24Vの電圧で駆動モータ81を駆動する。一
方、駆動モータ81の逆回転時における凹部90Aの通
過は、6Vの電圧で駆動するという電圧制御を行うこと
で、イナーシャの増大によるクランプ動作を制御してい
る。
【0088】[動作]次に、挟着装置の機構的な動作に
ついて全体的に説明する。
【0089】先ず、カートリッジ100の蓋体120を
開けて、連結クリップ200を収納室102に入れる。
【0090】次に、連結クリップ200の先端部をカー
トリッジ100の外側に位置させ,スライダ130とカ
ートリッジ本体103との間に案内して蓋体120を閉
じ、カートリッジ100を装置本体11のテーブル13
に装着させる。
【0091】駆動モータ81が駆動される前では、駆動
カム85およびカム90は図6に示す待機状態にあり、
スライダ150は図5に示すホームポジションにある。
センサ19は、カートリッジ100の連結クリップ20
0のテープ201を検知してクリップ101があること
を検知している。また、マイクロスイッチM2はカム9
0の凹部90Aを検知しており、クランプ部材51,5
2は図6に示すホームポジションにおいて開いている。
【0092】この状態で、図示しない複写機本体等から
挟着信号が出力され、ハウジング12の外壁22および
前壁部21の上面などにシート束Sが載置されると、マ
イコンボード300は、ホトセンサ19がクリップ10
1があることを検知しているので、その挟着信号に基づ
いて駆動モータ81を駆動制御する。駆動モータ81の
駆動により駆動カム85が時計方向(図6のA方向)へ
回転していく。
【0093】駆動カム85の回転により、第1リンク部
材31のアーム部33の先端部がカム溝86の小径部に
入ると、第1リンク部材31のアーム部33と第2リン
ク部材32とが回動していき、第2リンク部材32のア
ーム部35が図5のCW方向へ回動していく。このアー
ム部35の回動とともにスライダ150がホトセンサ1
9側からマイクロスイッチM1側に移動していく。
【0094】スライダ150の移動により、前送爪18
0の先端部が先頭のクリップ101に引っかかり、スラ
イダ150の移動とともにクリップ101をクランプ部
51,52側へ送り出していく。このとき、スライダ1
50の後送爪195が他のクリップ101に引っかかれ
ば、前送爪180と後送爪195とで連結クリップ20
0を送り出していくこととなる。
【0095】各クリップ101はテープ201によって
連結されているので、クリップ101はカートリッジ1
00からクランプ部51,52側に送り出されていく。
【0096】さらに、駆動カム85が回転して第1リン
ク部材31のアーム部33がカム溝86の最小径部近傍
にくると、さらにスライダ150が左方向へ移動してク
リップ101をストッパ24に当接する位置まで送り出
す。クリップ101がストッパ24に当接するとスライ
ダ150の移動は停止し、クリップ101はクランプ部
材51,52の突起73B,77Bにより保持される。そ
して、マイクロスイッチM1がクランプ部材51,52
に保持されたクリップ101を検知する。
【0097】第1リンク部材31のアーム部33の先端
部がカム溝86の最小径部に達すると、さらに、第1リ
ンク部材31は回動するが、スライダ150はストッパ
24により停止しているので、スプリング36の付勢力
に抗して第1リンク部材31のみが第2リンク部材32
に対して相対回動していく。
【0098】第1リンク部材31の回動量は、スライダ
150がクリップ101の幅より大きい距離を移動する
ように設定され、クリップ101とクリップ101との
間の隙間にバラツキがあっても、第1リンク部材31が
第2リンク部材32に対して相対回動することにより、
そのバラツキを吸収するので、クリップ101を所定位
置まで確実に送り出すことができる。
【0099】さらに、駆動カム85が回動して、アーム
部33の先端部がカム溝86の最小径部から大径部にく
ると、第1リンク部材31が元へ回動していく。この第
1リンク部材31とともに同方向へ第2リンク部材32
が回動していき、スライダ150がホトセンサ19側の
ホームポジションへ戻る。
【0100】スライダ150がホームポジションへ戻る
際、装置本体11のガイド板部130に取り付けた逆止
爪により、クリップ101はスライダ150とともに逆
戻りしてしまうことが防止される。逆止爪はガイド板部
130の上下に設けられているので、スライダ150が
戻る際に、クリップ101が傾いてしまうこともない。
【0101】一方、駆動カム85とともにカム90が回
動していくが、カム90の小径部と駆動カム85のカム
溝86の小径部とが対応している。このため、スライダ
150が往復移動した時点では、カム90の小径部に軸
62が当接しており、クランプ部材51,52は図6に
示す開いた状態のままである。
【0102】そして、さらに駆動カム85が回転してア
ーム部33がカム溝86の大径部を移動し、カム90の
増大部R2の周面に軸62が当接してくると、クランプ
回動部材53が軸63を支点にして時計方向Bへ回動し
ていく。この回動とともにクランプ部材51,52が閉
じていき、この回動により、クリップ101は前方へ押
し出されながらくの字状に折り曲げられていく。
【0103】さらに、駆動カム85が回転して、クラン
プ回動部材53の軸62が駆動カム90の大径部R3に
向かって増大部R2の周面上を当接していくと、さらに
クランプ部51,52が閉じる方向へ回動していくの
で、クリップ101を2つ折りの状態に折り曲げてい
く。
【0104】このとき,押付部材280の前端部がクリ
ップ101を上下から押圧した状態で、クランプ部材5
1,52がクリップ101の折曲部をカシメていくの
で、クリップ101はシート束Sに密着した状態となっ
て折り曲げられてシート束Sを挟着する。すなわち、ク
リップ101の両端部がシート束Sから浮いてしまうこ
とが防止され、シート束Sを確実に挟着して綴ることが
できる。
【0105】駆動カム85が回転してクランプ回動部材
53の軸62が駆動カム90の減少部R4の周面上を当
接していくと、クランプ回動部材53,54が軸63を
支点にして反時計方向へ回動していき、クランプ部材5
1,52は上記とは逆に開く方向へ回動していく。そし
て、駆動カム85およびカム90が一回転すると、クラ
ンプ部材51,52は図7に示すホームポジションに戻
り、マイクロスイッチM2がカム90の凹部90Aを検
知して駆動モータ81の駆動は停止される。
【0106】以上述べたように,この実施の形態の挟着
装置10は,線状若しくは板状の結束部材であるクリッ
プ101を折曲することにより、積層されたシート材の
束Sを結束する一対の折曲手段としてクランプ部51、
52を備えており、さらに、このクランプ部51、52
は、クリップ101を保持するように開いて待機する待
機状態と、クリップ101を屈曲させるように閉じてシ
ート材の束Sを結束する屈曲状態とを有する積層体の結
束装置である。この挟着装置10は、クランプ部51、
52がクリップ101の屈曲途中で停止した場合の停止
原因の解消後に再度起動させるときに、クランプ部5
1、52を一旦屈曲状態を完了させてから、待機状態と
する工程を有することに特徴がある。
【0107】この挟着装置101によれば、クランプ部
51、52がクリップ101の屈曲動作途中で停止した
場合、復帰後に屈曲状態で停止しているクランプ部5
1、52の当該屈曲状態を完了させるので、シート材の
束Sの結束不良やクリップ101の二重送りによるジャ
ムなどのエラー発生が防止される。
【0108】特に、この実施の形態では、クランプ部5
1、52が未だ屈曲開始直後であって、クリップ101
の屈曲状態が弱くテープで連結されたままの場合には、
クリップ101が宙に浮いた状態になることが防止され
る。挟着装置10への給電の遮断やシステムのエラーの
発生などにより、「U」字状に屈曲されたクリップ10
1がシート材の束Sに緩く付着して、完全に束Sが綴じ
られなくても、一旦クランプ部51、52を完全に閉じ
るので、束Sがクリップ101によって完全に綴じられ
ることとなり、挟着不良を生じることが防止される。
【0109】また、この実施の形態の挟着装置10によ
れば、クリップ101がクランプ部51,52にセット
されていない場合には,マイコンボード300により,
所定回数クリップ101を送る動作をスライダ150に
行わせ,所定回数内にクリップ101がクランプ部5
1,52にセットされない場合に,クランプ部51,5
2の屈曲動作を防止できる。従って,シート材Sの空う
ちによる傷つきやクランプ部51,52の損傷等を防止
できる。
【0110】さらに,スライダ150の連結クリップ2
00の送り動作回数をカウントし,このカウント数内に
クリップ101がクランプ部51,52にセットされな
い場合に,複写機の操作盤などにクリップ101のセッ
トされていない状態を表示して操作者に知らせることが
できる。ホトセンサ19により,カートリッジ100に
連結クリップ200が無いことを検知し,クランプ部5
1,52側のマイクロスイッチM1がクリップ101を
ないことを検知したときに,マイコンボード300から
の出力によって,連結クリップ200がカートリッジ側
に無いことを表示して補給を指示することができる。カ
ートリッジ100にクリップ101があって,クランプ
部51,52側にクリップ101がない場合に,所定回
数スライダ150を送ってもクランプ部51,52側に
おいてクリップ101が検知されない場合には,マイコ
ンボード300からの出力によって,スライダ150の
移動領域内でクリップ101が詰まっていることを表示
できる。
【0111】上記実施の形態では、クランプ装置10の
カートリッジ100について説明したが、これに限ら
ず、例えば電動ホチキスのカートリッジにも適用できる
ことは勿論である。
【0112】図13はこの発明を適用した電動ホッチキ
スの概略図を示す。この電動ホッチキス400は、概略
的にはマガジン部410と、クリンチャ部420とから
なる。マガジン部410のベース411には、真っ直ぐ
なステープル401を平行に多数並べ、接着剤で連結し
たシートステープル402を積層したカートリッジ41
2が設けられている。カートリッジ412の両側部には
一対のリンク430が配設され、リンク430はカート
リッジ412の中央部近傍の支点軸431を中心に回動
し得るようになっている。リンク430の一方の端部に
は、カムフォロアとなるローラ432が架設されてい
る。リンク430は、ローラ432側が下方に位置する
ように引っ張りスプリング435により付勢され、スト
ッパ436により支持されている。
【0113】リンク430の他方の端部には、矩形のゲ
ート状に折曲されたステープル401を、クリンチャ部
420側に押し出す平板状のドライバ433が支持され
ている。ドライバ433には、リンク430の軸430
Aが挿通される長穴を有するフランジが突設されてお
り、軸430Aの上下動によりドライバ433が上下す
る。
【0114】ドライバ433の近傍のベース411に
は、ステープル401を案内するガイド板413が立設
されており、ガイド板413に沿ってドライバ433が
上下する。ドライバ433のガイド板413の反対側の
面には、シートステープル402の前端部からステープ
ル401を切り離して、両端部を矩形のゲート状に折曲
するフォーミングプレート434が摺動可能に配設され
ている。
【0115】フォーミングプレート434も軸430A
に支持されており、フォーミングプレート434の下端
部両側部は、下端部中央部よりも下方に突出している。
ベース411のフォーミングプレート434の下方に位
置する部分は、ステープル401の中央部を支える凸状
部416が形成されている。凸状部416の両側は、フ
ォーミングプレート434の下端部両側部が進入すると
共に、ゲート状に曲げられたステープル401をドライ
バ433の下側に移動させるテーパー面417になって
いる。フォーミングプレート434の隣にはガイド板4
14が立設されている。ガイド板414がシートステー
プル402の前端部を支持するようになっている。
【0116】ドライバ433とフォーミングプレート4
34は同時に上下動し、ドライバ433の下端部はフォ
ーミングプレート434の下端部より下方に突出してい
る。そして、リンク430によりドライバ433とフォ
ーミングプレート434とが下降するとき、シートステ
ープル402の前端部はドライバ433の側面に当たっ
て前進を止められ、フォーミングプレート434の下降
によりゲート状に屈曲される。
【0117】次に、ドライバ433、フォーミングプレ
ート434が上昇すると、ゲート状に屈曲されたステー
プル401は、ドライバ433の下端部の下方に移動
し、フォーミングプレート434の下方には次のステー
プルが位置している。
【0118】従って、カートリッジ412にシートステ
ープル402をセットした直後の全くの最初の状態にお
いて、ドライバ433の下端部にはステープル401は
ないが、シートステープル402の前端部は、カートリ
ッジ412に下方に配設された図示しない板状のフック
部材に押されて、ドライバ433の側面に突き当たって
いる。
【0119】このため、第1回目では、フォーミングプ
レート434により前端部のステープルがゲート状に折
り曲げられ、シートステープル402から分離される。
ドライバ433、フォーミングプレート434が上昇す
ると、ゲート状に曲げられたステープル401は、テー
パー面417に沿って落下し、摩擦力によりガイド板4
13と凸状部416の側面に停止する。2回目にドライ
バ433が下降すると、凸状部416側面とガイド板4
13との隙間に停止しているステープル401がドライ
バ433に押されてクリンチャ部420側に突出する。
【0120】ベース411のリンク430のローラ43
2側には、ベース411に立設された側壁部に支持され
る回転軸440が設けられ、回転軸440にカム441
が一体に取り付けられている。カム441は回転軸44
0に同軸に取り付けられたギア442により回転し、ギ
ア442はギア443、444、445を介してモータ
450により駆動される。
【0121】モータ450は、図示しない駆動回路によ
り回転制御される。すなわち、クリンチャ部420のテ
ーブル421上にコピー紙Tが載せられると、モータ4
50が回転してカム441が回転し、カムフォロア43
2が押し上げられてドライバ433が下降する。ドライ
バ433が下降してステープル401がベース411の
端部から突出するのは前述のとおりである。
【0122】クリンチャ部420には、テーブル421
を備えている。テーブル421のドライバ433の下降
する位置にはスリット状の開口部421Aが形成されて
いる。この開口部421Aの下方には、図14に示すよ
うに、ゲート状のステープル401の端部401Aを互
いに内側に屈曲する一対のクリンチャアーム422が設
けられている。クリンチャアーム422は軸422Aに
保持され、軸422Aは回動自在にクリンチャフレーム
423に保持されている。クリンチャアーム422は図
示しない引っ張りスプリングにより下方に付勢されてい
る。クリンチャアーム422は、リンク424により上
下方向に回動される。
【0123】リンク424の一方の端部には、水平なフ
ランジ部424Aが形成され、リンク424の他方の端
部にはカムフォロア425が設けられている。リンク4
24は、クリンチャフレーム423の側壁部に架設され
た軸424Bに回動自在に支持されている。また、リン
ク424はカムフォロア425側がスプリングにより下
方に付勢されている。カムフォロア425はカム426
により上下動する。カム424は、ギア427A、42
7B、427Cを介してモータ428により駆動され
る。モータ428は、図示しない制御回路により制御さ
れ、ドライバ433が下降して、カム441の同一半径
部441Aにカムフォロア432が当たっているとき
に、リンク424を上下させてステープル401の端部
をシート材Tの紙面に沿って屈曲させる。
【0124】この電動ホッチキス400において、シー
トステープル402の前端部がドライバ433の側面に
当たっているのみで、フォーミングプレート434の下
端部がシートステープル402の前端部上方にある場
合、フォーミングプレート434の下端部がシートステ
ープル402の前端部に接触させない状態で、リンク4
34を少し揺動させることは可能である。すなわち、駆
動モータ450を正逆方向に回転することは可能であ
る。
【0125】従って、フォーミングプレート434の下
端部がシートステープル402の前端部に接触しない状
態で、電動ホッチキス400が停止した場合には、駆動
モータ450を正逆方向に回転調整して、リンク433
を正規の待機位置に位置させることができる。また、カ
ム441の角度により、フォーミングプレート434が
シートステープル402の前端部に接触している領域は
一定であるので、フォーミングプレート434がシート
ステープル402に当接したままで、電動ホッチキス4
00が停止した場合には、そのまま、ドライバ433、
フォーミングプレート434を下降させて、クリンチャ
部420でステープル401の端部401Aを折り曲げ
る。このカム441の回動角度にリンク430の待機状
態の位置、屈曲状態の位置を設けるには、回転軸440
に所定角度の切欠を有するディスクを取り付けることに
より特定できる。従って、このディスクの両側部にイン
タラプタやホトセンサを設けることにより、リンク43
0が待機状態か屈曲状態かを検知できる。
【0126】このように構成することにより、リンク4
30が待機状態或いは屈曲状態時にシステムダウンなど
により停止し、原因解消後復帰させるときに、ステープ
ル401を二度うちしたり、シート材の束Tのステープ
ル401綴じ合わせ未完のまま排出してしまうことが防
止できる。
【0127】
【発明の効果】本発明の請求項1の挟着装置によれば、
クランプの屈曲動作中において、例えば、クランプの動
力源である電源の遮断やエラーなどの中断原因が生じた
結果、クランプの屈曲動作が中断し、クランプは屈曲時
の姿勢を保持したままとなる。この中断原因を解消した
後に再度開閉動作を行う場合に、一対のクランプを一旦
初期状態の開いた状態に戻してしまうと、屈曲の停止状
態によっては完全に屈曲されない「U」字状のクリップ
が紙束の端部に緩く付着し、完全に紙束が綴じられない
ことがあり得る。しかし、本発明では、万一、完全に屈
曲されない「U」字状のクリップが紙束の端部に緩く付
着したままで停止していても、一旦クランプを完全に閉
じるので、紙束がクリップによって完全に綴じられるこ
ととなり、挟着不良を生じることが防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態のマイコンボードによるスライダ
の復帰動作の制御の流れを示すフローチャート。
【図2】実施の形態のカム90の回転とマイクロスイッ
チM2の出力レベルの対応図。
【図3】実施の形態の変形例のマイコンボードによるス
ライダの復帰動作の制御の流れを示すフローチャート。
【図4】実施の形態の変形例のカム90の回転とマイク
ロスイッチM2の出力レベルの対応図。
【図5】本発明の実施の形態の挟着装置及びカートリッ
ジの搭載状態並びにスライダの配設状態を示す挟着装置
の正面図
【図6】本発明の実施の形態の挟着装置からカートリッ
ジを取り外した状態を示す挟着装置の左側面図
【図7】円盤状凸部とマイクロスイッチM2の配設位置
関係を示す模式図。
【図8】本発明の実施の形態の挟着装置からカートリッ
ジを取り外した状態を示す挟着装置の平面図
【図9】本発明の実施の形態の挟着装置の内部状態を左
側面図側から示す断面図
【図10】実施の形態の挟着装置であるマイコンボード
のブロック図
【図11】実施の形態の挟着装置のクリップ送りのフロ
ーチャート。
【図12】図12(A)は連結クリップをクランプに送
る際に,スライダの送り直しを行わない状態の送り動作
の説明図,図12(B)は連結クリップをクランプに送
る際に,スライダの送り直しを行う状態の送り動作の説
明図
【図13】本発明の第2の実施の形態の電動ホッチキス
の構成を示す模式的な断面図。
【図14】図13の電動ホッチキスのクリンチャアーム
の開閉状態を示す正面図。
【符号の説明】
10 挟着装置 19 ホトセンサ 35 アーム 51 クランプ部 52 クランプ部 M1 マイクロスイッチ(クリップセット検知手段) 81 駆動モータ 90 カム 90A 凹部 90B 円盤状凸部 M2 マイクロスイッチ 101 クリップ 150 スライダ 180 前送爪 195 後送爪 200 連結クリップ 300 マイコンボード(制御手段)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】線状若しくは板状の結束部材を折曲して積
    層されたシート材を結束する一対の折曲手段を備え、こ
    の一対の折曲手段は、前記結束部材を保持して開いて待
    機する待機状態と、前記結束部材を屈曲させるように閉
    じてシート材を結束する屈曲状態とを有する積層体の結
    束装置であって、前記一対の折曲手段が前記結束部材の
    屈曲途中で停止した場合に、停止原因の解消後に再度起
    動させるときに、前記一対の折曲手段を一旦屈曲状態と
    してから、前記一対の折曲手段を待機状態とする工程を
    有することを特徴とする積層体の結束装置。
  2. 【請求項2】積層されたシート材の端部を束ねる板状の
    クリップの両端部を把持可能な一対のクランプを備え、
    この一対のクランプは、前記クリップの両端部を把持す
    る程度に開く待機状態と、前記クリップを屈曲させて前
    記シート材を挟着する程度に閉じる屈曲状態とを有し、
    この一対のクランプ間に、前記クリップを供給された後
    に、前記屈曲状態に移行する挟着装置であって、前記一
    対のクランプが屈曲途中で停止した場合に、停止原因の
    解消後に再度一対のクランプを開閉させるときに、前記
    一対のクランプを一旦屈曲状態としてから、前記一対の
    クランプを待機状態とする工程を有することを特徴とす
    る挟着装置。
  3. 【請求項3】請求項1の積層体の結束装置であって、前
    記一対の折曲手段は、線状のステープルを押し出して積
    層されたシート材に挿通するマガジン部と、前記シート
    材を支持してこのマガジン部から押し出されたステープ
    ルのシート材から突出する端部を折り曲げるクリンチャ
    部とによって構成され、前記マガジン部と前記クリンチ
    ャ部とは、前記ステープルを保持して開いて待機する待
    機状態と、前記ステープルを屈曲させるように閉じてシ
    ート材を結束する屈曲状態とを有し、前記マガジン部と
    前記クリンチャ部とが前記ステープルの屈曲途中で停止
    した場合に、停止原因の解消後に再度起動させるとき
    に、前記マガジン部と前記クリンチャ部とを一旦屈曲状
    態としてから、前記待機状態とする工程を有することを
    特徴とする積層体の結束装置。
JP4221297A 1997-02-26 1997-02-26 積層体の結束装置 Pending JPH10236014A (ja)

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JP4221297A JPH10236014A (ja) 1997-02-26 1997-02-26 積層体の結束装置
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