JPH10236083A - 振動ペンの取付機構 - Google Patents

振動ペンの取付機構

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JPH10236083A
JPH10236083A JP27871996A JP27871996A JPH10236083A JP H10236083 A JPH10236083 A JP H10236083A JP 27871996 A JP27871996 A JP 27871996A JP 27871996 A JP27871996 A JP 27871996A JP H10236083 A JPH10236083 A JP H10236083A
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JP
Japan
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holder
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vibration pen
screw
pen
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Shiyousuke Miyaki
將介 宮木
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Ando Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 振動ペンが障害物に衝突して過負荷がかかっ
た場合でも、ホルダと振動ペンを保護することができ、
短時間で加工を再開して加工効率を向上させる振動ペン
の取付機構を提供する。 【解決手段】 振動ペンの取付機構は、ホルダ11と振
動ペン13の間に間座12を介在させ、ホルダ11と間
座12を固定ねじ14により、間座12と振動ペン13
を固定ねじ15により、それぞれ結合し、前記間座12
には、振動ペン13がワーク24の表面に接触した場合
のワーク24からの反力fを受容する接触面16、及び
固定ねじ14がねじ込まれている剛体のホルダ11に対
して十分薄肉に形成されたねじ受け座17を設け、振動
ペン13が障害物25に衝突して過負荷Fが加わったと
きに、前記固定ねじ14からの反力−Fによりねじ受け
座17が破壊される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は振動ペンの取付機
構、特に金属のワーク表面に高速振動するスタイラスを
押し付けて文字等を彫刻する自動彫刻機に使用される振
動ペンの取付機構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の自動彫刻機は、例えば図4に示す
構成を備え、同図において参照符号41はワーク、42
はエア供給ユニット、43は振動ペン、44はホルダ、
45はボールねじ、46はモータ、47は制御装置であ
る。
【0003】図4において、エア供給ユニット42に連
通している振動ペン43は、ホルダ44に結合され、ホ
ルダ44は内蔵されたナット(図示省略)を介してボー
ルねじ45に螺合し、ボールねじ45は制御装置47に
より数値制御されるモータ46に結合している。
【0004】また、図4の振動ペンの構造は、例えば図
5に示され、この構造は、本願の出願人が平成5年1月
29日に提出した特許願(特開平6−229403)に
開示されているものと同じである。
【0005】図5において参照符号50は保持具、51
はケース、52は流路、53は加圧室、54は密着部
材、55は排気口、56は弁、57は圧縮コイルばね、
58はスタイラス、59はすべり軸受である。
【0006】図4のエア供給ユニット42より圧縮空気
が供給されると、圧縮空気は図4に示す流路52を経由
して加圧室53に入り、加圧室53の圧力が圧縮コイル
ばね57の弾性力より大きくなる。
【0007】これにより、弁56が密着部材54から離
れスタイラス58と共に降下し、スタイラス58は、す
べり軸受59に沿って図5に示す位置から更に下方に飛
び出す。
【0008】弁56が密着部材54から離れると、加圧
室53は開放され圧縮空気は排気口55より排出される
ので、加圧室53内は大気圧になる。
【0009】従って、弁56は圧縮コイルばね57の弾
力により押し上げられることにより、スタイラス58も
上昇して図5に示す元の位置に戻る。
【0010】このようにして高速振動を繰り返すスタイ
ラス18を、図4(A)に示すワーク41に接触させ、
制御装置47により移動指令を受けたモータ46でボー
ルねじ45を回転させることによりホルダ11と共に振
動ペン43を移動させれば、ワーク41の表面に彫刻す
ることができる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
【0012】(1)ホルダ11と振動ペン13が破壊さ
れる場合がある。既述したように、従来は(図4
(A))、制御装置47によりモータ46を数値制御す
ることにより、ボールねじ45を回転させ振動ペン43
を移動させている。
【0013】しかし、制御装置47による制御誤りによ
り、振動ペン43がワーク41の突起部等の障害物に衝
突することがある。
【0014】この場合、従来はホルダ44と振動ペン4
3は直接に結合されているので、ホルダ44と振動ペン
43の双方又はいずれか一方が破壊される場合がある。
【0015】(2)加工を再開するのに長時間を要す
る。前記のように、ホルダ44と振動ペン43が破壊さ
れた場合には、新たに交換しなければならないが、交換
作業は極めて面倒で手間と時間ががかかる。
【0016】このため、破壊されたホルダ44と振動ペ
ン43を新たなものに交換することにより、自動彫刻機
(図4(A))によるワーク24の加工を再開するまで
に長時間を要し、加工効率が低下する。
【0017】この発明の目的は、振動ペンが障害物に衝
突して過負荷がかかった場合でも、ホルダと振動ペンを
保護することができ、短時間で加工を再開して加工効率
を向上させる振動ペンの取付機構を提供する。
【0018】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、この発明は、図1に示すように、ホルダ11と振動
ペン13の間に間座12を介在させ、ホルダ11と間座
12を固定ねじ14により、間座12と振動ペン13を
固定ねじ15により、それぞれ結合し、前記間座12に
は、振動ペン13がワーク24の表面に接触した場合の
ワーク24からの反力fを受容する接触面16、及び固
定ねじ14がねじ込まれているホルダ11の剛性に対し
て十分薄肉に形成され固定ねじ14が当接するねじ受け
座17を設け、振動ペン13が障害物25に衝突して過
負荷Fが加わったときに、前記当接する固定ねじ14か
らの反力−Fによりねじ受け座17が破壊される。
【0019】この発明の構成によれば、通常加工時に
は、ワーク24からの反力fは、接触面16で受けとめ
られ、固定ねじ14が当接するねじ受け座17には及ば
ない。
【0020】しかし、振動ペン13が障害物25に衝突
した場合に加わる過負荷Fは、当接する固定ねじ14か
らの反作用−Fとして(図1、図3)ねじ受け座17に
及ぶ。
【0021】従って、固定ねじ15がねじ込まれている
ホルダ11の剛性に対して十分薄肉のねじ受け座17は
破壊される。
【0022】これにより、ねじ受け座17を備えた間座
12のみが破壊されることにより、ホルダ11と振動ペ
ン13は保護され、また破壊された間座12だけを新た
に交換すれば加工は再開できるので、短時間で加工を再
開して加工効率を向上させることができる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、この発明を実施形態により
添付図面を参照して説明する。
【0024】図1は、この発明の実施形態を示す全体図
であり、図1(A)は図1(B)の矢印AーAから見た
断面図、図1(B)は側面図である。
【0025】図1は、この発明を自動彫刻機に適用した
例であり、同図において、参照符号11はホルダ、12
は間座、13は振動ペン、14はホルダ11と間座12
を結合する固定ねじ、15は間座12と振動ペン13を
結合する固定ねじ、16はホルダ11と間座12との接
触面、17は固定ねじ14のねじ受け座、18はスタイ
ラス、19は固定ねじ15のねじ受け座、20はフラン
ジ、24はワーク、25は障害物、26はボールねじ2
6である。
【0026】ホルダ11は、間座12を介して振動ペン
13を保持していると共に、内蔵されたナット(図示省
略)を介してボールねじ26に螺着し、ボールねじ26
は制御装置(図示省略)により数値制御されるモータ
(図示省略)に結合している。
【0027】振動ペン13は、従来と同様の構造(図
5)を備え、全体が円筒形状である。
【0028】振動ペン13の先端部には高速振動するス
タイラス18が取り付けられていると共に、基端部の側
方にはフランジ20が設けられ、フランジ20には開口
部13a(図2)が形成されている。
【0029】間座12は、ホルダ11と振動ペン13間
に挟むスペーサであって、例えば、偏平な立方体により
形成されている(図1(A)、図1(B))。
【0030】図1(A)に示す斜線を施した部分は、間
座12とホルダ11との接触面16であり、後述するよ
うに、振動ペン13がワーク24の表面に接触した場合
のワーク24からの反力f(図1(B))を、前記接触
面16で受ける。
【0031】また、間座12には、ねじ受け座19が接
触面16の内側に(図1(A))例えば4つ形成されて
いる。
【0032】前記ねじ受け座19には、固定ねじ15の
頭部15a(図2)が当接し、軸部15bが間座12と
振動ペン13にねじ込まれることにより、間座12と振
動ペン13が結合されている。
【0033】更に、間座12には、前記ねじ受け座19
の外方に、例えば4つの(図1(A))ねじ受け座17
が形成されている。
【0034】このねじ受け座17には、既述した振動ペ
ン13のフランジ20に形成された開口部13a(図
2)から挿入した固定ねじ14の頭部14aが当接し、
軸部14bはホルダ11にねじ込まれることにより、ホ
ルダ11と間座12が結合されている。
【0035】ねじ受け座17は、ホルダ11の剛性に対
し十分に薄肉に形成され、即ち、図2において、例えば
円筒状のねじ受け座17の肉厚Tは極めて薄い。
【0036】従って、後述するように振動ペン13が障
害物25(図3(C))に衝突した場合、当接する固定
ねじ14からの反力−Fにより(図1、図3))ねじ受
け座17の部分が破壊される。
【0037】この構成により、振動ペン13が障害物2
5に衝突して過負荷F(図3(C))がかかった場合で
も、前記ねじ受け座17を備えた間座12だけが破壊さ
れるので、ホルダ11と振動ペン13を保護することが
できる。
【0038】以下、前記構成を備えたこの発明の作用を
説明する。先ず、従来(図5)と同様の動作により高速
振動するスタイラス18をワーク24の表面に接触させ
ると、ワーク24からの反力fは(図1(B))、振動
ペン13と間座12を介して、接触面16で受け止めら
れる。
【0039】尚、この場合、スタイラス18のワーク2
4の表面に対する打刻力は、3kg−wtほどであり、
前記反力fも同程度である。
【0040】この状態で、制御装置(図示省略)により
移動指令を受けたモータ(図示省略)でボールねじ26
を回転させることによりホルダ11と共に振動ペン13
を移動させれば、ワーク24の表面に彫刻することがで
きる。
【0041】そして、図3(A)に示すように、次の彫
刻位置までボールねじ26を回転することにより振動ペ
ン13を移動させる間に、途中に障害物25がなけれ
は、振動ペン13は間座12を介してホルダ11と一体
となって移動する。
【0042】しかし、図3(B)に示すように、障害物
25がある場合には、それに振動ペン13が接触した瞬
間から、障害物25からの横方向の力Fの反作用として
の力−Fが固定ねじ14から薄肉のねじ受け座17に加
わり、振動ペン13はホルダ11から分離し始める。
【0043】従って、図3(C)に示すように、振動ペ
ン13が障害物25に衝突した場合には、前記固定ねじ
14からの力−Fによりねじ受け座17が破壊され、振
動ペン13は間座12と共にホルダ11から分離され
る。
【0044】即ち、横方向の力F(図1、図3)に対し
て剛体であるホルダ11から見れば、振動ペン13と間
座12の一体物に加わった力Fは、間座12のねじ受け
座17から固定ねじ14に及び(図1(A))、固定ね
じ14からの反作用としての力−Fにより(図1(A)
ねじ受け座17が破壊される。
【0045】更に、詳述すれば、横方向の力Fは、図1
(A)に示すように、4つのねじ受け座17に対応して
4つの力f1 、f2 、f3 、 f4 に分解することがで
き(F=f1 +f2 +f3 +f4 )、これらの力f1
4 がねじ受け座17から固定ねじ14へそれぞれ作用
する。
【0046】従って、固定ねじ14からは、その反作用
としての等大・反方向の力−f1 〜−f4 が、図1
(A)に示すように、ねじ受け座17へ作用し、薄肉の
ねじ受け座17が破壊される。
【0047】これにより、振動ペン13に過負荷Fが加
わると、ねじ受け座17を備えた間座12のみが破壊さ
れ(図3(C))、ホルダ11及び振動ペン13は保護
される。
【0048】また、間座12が破壊された時点で、制御
装置(図示省略)からモータ(図示省略)に停止命令を
出すことによりボールねじ26に螺着したホルダ11と
共に振動ペン13の移動を停止させる。
【0049】そして、停止後に、前記破壊された間座1
2を破棄処分にして新しい間座12と交換するだけで、
間座12を介して振動ペン13をホルダ11に取り付け
れば、直ちに加工を再開できる。
【0050】従って、短時間で加工を再開でき、加工効
率が向上する。
【発明の効果】この発明によれば、振動ペンの取付機構
を、ホルダと振動ペンを間座を介して結合し、間座に
は、通常加工におけるワークからの反力を受容する接触
面と、剛体のホルダに対して十分薄肉に形成されたねじ
受け座を設けるように、構成したことにより、振動ペン
が障害物に衝突して過負荷が加わったときに、前記ねじ
受け座を備えた間座のみが破壊されるので、ホルダと振
動ペンを保護することができ、更に、間座だけを交換す
れば短時間で加工を再開して加工効率を向上させること
ができるという効果がある。
【0051】
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態を示す全体図である。
【図2】この発明の実施形態を示す詳細図である。
【図3】この発明の作用説明図である。
【図4】従来技術による振動ペンを用いた自動彫刻機の
説明図である。
【図5】従来技術による振動ペンの説明図である。
【符号の説明】
11 ホルダ 12 間座 13 振動ペン 14 ホルダ11と間座12を結合する固定ねじ 15 間座12と振動ペン13を結合する固定ねじ 16 ホルダ11と間座12の接触面 17 固定ねじ14のねじ受け座 18 スタイラス 19 固定ねじ15のねじ受け座 20 振動ペン13のフランジ 24 ワーク 25 障害物 26 ボールねじ 13a 振動ペン13の開口部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホルダ(11)と振動ペン(13)の間
    に間座(12)を介在させ、ホルダ(11)と間座(1
    2)を固定ねじ(14)により、間座(12)と振動ペ
    ン(13)を固定ねじ(15)により、それぞれ結合
    し、 前記間座(12)には、振動ペン(13)がワーク(2
    4)の表面に接触した場合のワーク(24)からの反力
    (f)を受容する接触面(16)、及び固定ねじ(1
    4)がねじ込まれているホルダ(11)の剛性に対して
    十分薄肉に形成され固定ねじ(14)が当接するねじ受
    け座(17)を設け、 振動ペン(13)が障害物(25)に衝突して過負荷
    (F)が加わったときに、前記当接する固定ねじ(1
    4)からの反力(−F)によりねじ受け座(17)が破
    壊されることを特徴とする振動ペンの取付機構。
  2. 【請求項2】 前記固定ねじ(14)のねじ受け座(1
    7)が固定ねじ(15)のねじ受け座(19)より外側
    に配置されている請求項1記載の振動ペンの取付機構。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107972396A (zh) * 2017-11-13 2018-05-01 武汉地质资源环境工业技术研究院有限公司 一种溃缩式珠宝雕刻机
CN110319964A (zh) * 2019-07-31 2019-10-11 上海英雄金笔厂有限公司 一种笔夹夹着力的检测方法及装置

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CN110319964B (zh) * 2019-07-31 2021-10-26 上海英雄金笔厂有限公司 一种笔夹夹着力的检测方法及装置

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