JPH10236230A - ルームミラー - Google Patents
ルームミラーInfo
- Publication number
- JPH10236230A JPH10236230A JP9046300A JP4630097A JPH10236230A JP H10236230 A JPH10236230 A JP H10236230A JP 9046300 A JP9046300 A JP 9046300A JP 4630097 A JP4630097 A JP 4630097A JP H10236230 A JPH10236230 A JP H10236230A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hologram
- glass plate
- mirror
- room mirror
- light
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Joining Of Glass To Other Materials (AREA)
- Optical Elements Other Than Lenses (AREA)
- Lenses (AREA)
- Mirrors, Picture Frames, Photograph Stands, And Related Fastening Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】凸面鏡で防眩機能を有するルームミラーを実現
する。 【解決手段】反射層5を有するガラス板4の反射層5と
反対側の面にホログラム1が貼付され、さらに中間膜3
を介してもう一枚のガラス板2が積層されてなるルーム
ミラー。
する。 【解決手段】反射層5を有するガラス板4の反射層5と
反対側の面にホログラム1が貼付され、さらに中間膜3
を介してもう一枚のガラス板2が積層されてなるルーム
ミラー。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両などの乗り物
の車両内に備えて、運転者たる観察者が後方や側方の情
報を視認するために用いるミラー、即ちルームミラー、
バックミラー、インサイドリアビューミラーと称される
ミラー(以下代表してルームミラーという)に関するも
ので、特に後方車両等からのヘッドランプによる眩惑に
対し効果のある防眩機能を有するルームミラーに関する
ものである。
の車両内に備えて、運転者たる観察者が後方や側方の情
報を視認するために用いるミラー、即ちルームミラー、
バックミラー、インサイドリアビューミラーと称される
ミラー(以下代表してルームミラーという)に関するも
ので、特に後方車両等からのヘッドランプによる眩惑に
対し効果のある防眩機能を有するルームミラーに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車等の車両には運転者が前方
を向いたまま、後方の情報を得る手段としてルームミラ
ーが取り付けられている。このミラーは、従来から通常
の鏡として用いられているガラス板やプラスチック板に
金属メッキや金属蒸着、金属皮膜の反射層を施したもの
である。
を向いたまま、後方の情報を得る手段としてルームミラ
ーが取り付けられている。このミラーは、従来から通常
の鏡として用いられているガラス板やプラスチック板に
金属メッキや金属蒸着、金属皮膜の反射層を施したもの
である。
【0003】このルームミラーにおいて、特に夜間に後
続車のヘッドランプの光が、ルームミラーで反射され運
転者の目に入ると眩しいので、ルームミラーには防眩機
能が備えられていることが多い。一般的な防眩機能を有
するルームミラーは、鏡の表面反射と反射層による反射
を利用しており、基材となるガラス板を楔状に研磨加工
し、ガラス板の裏側に金属皮膜などの反射層が付けられ
ている。図5、図6は従来の防眩機能を有するルームミ
ラーの原理を説明する図で、図5は従来のルームミラー
の通常の使用状態を示す概念図、図6は従来のルームミ
ラーの防眩機能を得る使用状態を示す概念図である。
続車のヘッドランプの光が、ルームミラーで反射され運
転者の目に入ると眩しいので、ルームミラーには防眩機
能が備えられていることが多い。一般的な防眩機能を有
するルームミラーは、鏡の表面反射と反射層による反射
を利用しており、基材となるガラス板を楔状に研磨加工
し、ガラス板の裏側に金属皮膜などの反射層が付けられ
ている。図5、図6は従来の防眩機能を有するルームミ
ラーの原理を説明する図で、図5は従来のルームミラー
の通常の使用状態を示す概念図、図6は従来のルームミ
ラーの防眩機能を得る使用状態を示す概念図である。
【0004】図5において後方の像は、このガラス板裏
側の反射層24で反射した光25により像が視認され、
表面の反射による光26は図のごとく観視者21の下方
方向へ向かう。一方、図5に示す矢印の方向にルームミ
ラー22の設置角度を変化させ、図6に示す状態になる
(図5の状態から角度θ変化)とガラス板表面の反射し
た光28による像が視認され、ガラス板裏側の反射層2
4で反射した光27による像は観視者21の上方方向に
向かう。一般に、ガラス板裏面に設けられた金属皮膜等
の反射層による反射率は約90%であるように製作され
るのに対し、ガラス板表面つまり空気とガラス板との界
面での反射率は4%程度と差異があるため、ガラス板裏
面の反射層による反射とガラス板表面での反射をルーム
ミラーの設置角度を切り替えることで防眩機能が得られ
る。そして、基材を楔状にしたことにより、その切り替
えを容易なものとしている。
側の反射層24で反射した光25により像が視認され、
表面の反射による光26は図のごとく観視者21の下方
方向へ向かう。一方、図5に示す矢印の方向にルームミ
ラー22の設置角度を変化させ、図6に示す状態になる
(図5の状態から角度θ変化)とガラス板表面の反射し
た光28による像が視認され、ガラス板裏側の反射層2
4で反射した光27による像は観視者21の上方方向に
向かう。一般に、ガラス板裏面に設けられた金属皮膜等
の反射層による反射率は約90%であるように製作され
るのに対し、ガラス板表面つまり空気とガラス板との界
面での反射率は4%程度と差異があるため、ガラス板裏
面の反射層による反射とガラス板表面での反射をルーム
ミラーの設置角度を切り替えることで防眩機能が得られ
る。そして、基材を楔状にしたことにより、その切り替
えを容易なものとしている。
【0005】一方、ルームミラーは一般的には平面鏡で
あるが、水平断面において凸である凸面鏡を使用してい
るものがある。この凸面鏡を使用すると、同じ鏡の面積
で平面鏡に比べて幅広い範囲を見ることができるという
利点がある。
あるが、水平断面において凸である凸面鏡を使用してい
るものがある。この凸面鏡を使用すると、同じ鏡の面積
で平面鏡に比べて幅広い範囲を見ることができるという
利点がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この凸面鏡
によるルームミラーは通常の平面ミラーによるルームミ
ラーのように基材であるガラス板を楔形に加工し、さら
に凸面鏡状にすることは技術的、コスト的に困難であ
り、さらに量産性において不利であった。そのため、上
述のような設置角度を切り替えることで防眩機能を有す
る凸面鏡からなるルームミラーは実用化されていなかっ
た。
によるルームミラーは通常の平面ミラーによるルームミ
ラーのように基材であるガラス板を楔形に加工し、さら
に凸面鏡状にすることは技術的、コスト的に困難であ
り、さらに量産性において不利であった。そのため、上
述のような設置角度を切り替えることで防眩機能を有す
る凸面鏡からなるルームミラーは実用化されていなかっ
た。
【0007】その結果、夜間に後続車のヘッドランプの
光が反射しても眩しくないように、アルミ蒸着による反
射層に比べて反射率の低いクロム蒸着等による反射層を
用い、全体の反射率を低下させる方法が用いられること
が多いが、通常の使用状態においても当然反射した像は
暗くなってしまう。このため、通常の平面ミラーによる
防眩機能を有するルームミラーのように設置角度を切り
替えることで防眩機能を有し、かつ、凸面鏡の効果を有
するルームミラーが望まれていた。
光が反射しても眩しくないように、アルミ蒸着による反
射層に比べて反射率の低いクロム蒸着等による反射層を
用い、全体の反射率を低下させる方法が用いられること
が多いが、通常の使用状態においても当然反射した像は
暗くなってしまう。このため、通常の平面ミラーによる
防眩機能を有するルームミラーのように設置角度を切り
替えることで防眩機能を有し、かつ、凸面鏡の効果を有
するルームミラーが望まれていた。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、前述の課題を
解決すべくなされたものであり、少なくともガラス板と
該ガラス板に設けられた反射層とからなり、車両に備え
られて運転者が後方を確認するために用いられるルーム
ミラーであって、前記ガラス板の反射層と反対側の面に
はホログラムが配されていて、該ホログラムは、反射層
によって後方の像が運転者に向けて視認されるルームミ
ラーの所定の設置角度と異なる設置角度において、後方
の像を運転者に向けて反射回折させるホログラムである
ことを特徴とするルームミラーを提供するものである。
解決すべくなされたものであり、少なくともガラス板と
該ガラス板に設けられた反射層とからなり、車両に備え
られて運転者が後方を確認するために用いられるルーム
ミラーであって、前記ガラス板の反射層と反対側の面に
はホログラムが配されていて、該ホログラムは、反射層
によって後方の像が運転者に向けて視認されるルームミ
ラーの所定の設置角度と異なる設置角度において、後方
の像を運転者に向けて反射回折させるホログラムである
ことを特徴とするルームミラーを提供するものである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明を説
明する。図1は本発明のルームミラーの一例を示す水平
概略断面図である。なお、水平方向は、ルームミラーの
車両への取り付け状態における水平方向を意味する。図
において、1はホログラム、2は無機ガラス板、3は中
間膜、4は反射層5を形成した無機ガラス板であり、図
の下方が車内側(運転者方向)、上方が車外側である。
本例では、無機ガラス板2、4は幅66mm、長さ27
0mmであり水平面曲率R=1500mmを有するもの
で、通常合わせガラスによるフロントガラスを作製する
ときに用いられるガラス板曲げ加工方法を用いて2枚一
組として作製した。そして、2枚の無機ガラス板のう
ち、車外側となる無機ガラス板4の車外側面にアルミ蒸
着により反射層5を形成した。
明する。図1は本発明のルームミラーの一例を示す水平
概略断面図である。なお、水平方向は、ルームミラーの
車両への取り付け状態における水平方向を意味する。図
において、1はホログラム、2は無機ガラス板、3は中
間膜、4は反射層5を形成した無機ガラス板であり、図
の下方が車内側(運転者方向)、上方が車外側である。
本例では、無機ガラス板2、4は幅66mm、長さ27
0mmであり水平面曲率R=1500mmを有するもの
で、通常合わせガラスによるフロントガラスを作製する
ときに用いられるガラス板曲げ加工方法を用いて2枚一
組として作製した。そして、2枚の無機ガラス板のう
ち、車外側となる無機ガラス板4の車外側面にアルミ蒸
着により反射層5を形成した。
【0010】このガラス板4の反射層5と反対側の面に
はホログラム1が貼付されていて、ポリビニルブチラー
ルの合わせ中間膜3を介してもう一枚のガラス板2が積
層されてなる。なお、ホログラム1の中間膜側には中間
膜3に含まれる可塑剤等によりホログラム1に悪影響を
与えることを防止するため、ポリビニルアルコールフィ
ルム等の保護層(図示しない)を設け、また、反射層に
も酸化等による劣化を防止するための保護層(図示しな
い)を設けることは好ましい。そして、この積層体を所
定の樹脂等の枠に保持し車両のルームミラーを設置する
位置に取り付ける。
はホログラム1が貼付されていて、ポリビニルブチラー
ルの合わせ中間膜3を介してもう一枚のガラス板2が積
層されてなる。なお、ホログラム1の中間膜側には中間
膜3に含まれる可塑剤等によりホログラム1に悪影響を
与えることを防止するため、ポリビニルアルコールフィ
ルム等の保護層(図示しない)を設け、また、反射層に
も酸化等による劣化を防止するための保護層(図示しな
い)を設けることは好ましい。そして、この積層体を所
定の樹脂等の枠に保持し車両のルームミラーを設置する
位置に取り付ける。
【0011】図2、図3は上記の構成による本発明の防
眩機能を有するルームミラーの原理を説明する図で、図
2は本発明のルームミラーの通常の使用状態を示す概念
図、図3は本発明のルームミラーの防眩機能を得る使用
状態を示す概念図である。
眩機能を有するルームミラーの原理を説明する図で、図
2は本発明のルームミラーの通常の使用状態を示す概念
図、図3は本発明のルームミラーの防眩機能を得る使用
状態を示す概念図である。
【0012】図2において後方の像は、本例におけるホ
ログラム1の回折条件に整合しないので、大部分の光は
透過しガラス板裏側の反射層5で反射した光17により
像が視認される。
ログラム1の回折条件に整合しないので、大部分の光は
透過しガラス板裏側の反射層5で反射した光17により
像が視認される。
【0013】ホログラム1の回折条件は、入射角αで入
射した光を回折角βで反射回折するように定めてある。
この回折条件に整合し、回折光18が運転者の目に入っ
てくる光は、図に示すように上方からの光(入射角αの
光)である。通常この方向は車両の天井部であるため、
特に夜間運転時にはほとんど視認されることはない。
射した光を回折角βで反射回折するように定めてある。
この回折条件に整合し、回折光18が運転者の目に入っ
てくる光は、図に示すように上方からの光(入射角αの
光)である。通常この方向は車両の天井部であるため、
特に夜間運転時にはほとんど視認されることはない。
【0014】そして、図2に示す矢印の方向にルームミ
ラー12の設置角度をφ変化させると、図3に示す状態
となりホログラム1で回折した光20での像が視認され
る。また、ホログラム1を透過した残りの光はガラス板
裏側の反射層5で反射した光19となり、この光は観視
者の下方方向となる。このように従来の防眩機能を有す
る平面鏡からなるルームミラーと同様に、ルームミラー
の設置角度を切り替えることで防眩機能が得られるた
め、使用者である運転者においてもその取り扱いは周知
の方法で容易なものとなっている。
ラー12の設置角度をφ変化させると、図3に示す状態
となりホログラム1で回折した光20での像が視認され
る。また、ホログラム1を透過した残りの光はガラス板
裏側の反射層5で反射した光19となり、この光は観視
者の下方方向となる。このように従来の防眩機能を有す
る平面鏡からなるルームミラーと同様に、ルームミラー
の設置角度を切り替えることで防眩機能が得られるた
め、使用者である運転者においてもその取り扱いは周知
の方法で容易なものとなっている。
【0015】なお、通常、ルームミラーの設置角度の変
更・調整は、1〜10度程度である。したがって、これ
にあわせて入・反射角(α、β)が決められるので、ホ
ログラム内部の回折格子のスラント角は、垂直方向にお
いて反射層に対し1〜10度であることが好ましい。
更・調整は、1〜10度程度である。したがって、これ
にあわせて入・反射角(α、β)が決められるので、ホ
ログラム内部の回折格子のスラント角は、垂直方向にお
いて反射層に対し1〜10度であることが好ましい。
【0016】本例で用いたホログラム1は反射型ホログ
ラムであって、参照光、物体光ともに平行光とし、ホロ
グラム材料の両面から露光したもので、入射角α=14
度、回折角β=5度となるように作製したものである。
ラムであって、参照光、物体光ともに平行光とし、ホロ
グラム材料の両面から露光したもので、入射角α=14
度、回折角β=5度となるように作製したものである。
【0017】ホログラムの露光は、波長476nmのA
rレーザー光、波長580nmの色素レーザー光、波長
647.1nmのKrレーザー光を同軸に重ねた光によ
り行った。そして、レーザー露光の後、紫外線照射およ
び熱処理を施しホログラムを作製した。
rレーザー光、波長580nmの色素レーザー光、波長
647.1nmのKrレーザー光を同軸に重ねた光によ
り行った。そして、レーザー露光の後、紫外線照射およ
び熱処理を施しホログラムを作製した。
【0018】このホログラム1の所定の角度での分光特
性が図4である。可視光線領域での反射率は本例で約5
%であり、反射層5による反射に比べて反射率が低いの
で光の減衰効果があり、防眩ミラーとして機能する。
性が図4である。可視光線領域での反射率は本例で約5
%であり、反射層5による反射に比べて反射率が低いの
で光の減衰効果があり、防眩ミラーとして機能する。
【0019】本例におけるホログラム1を用いて本発明
の構成で実験したところ、ホログラム1の特性が図4に
示す特性であったため、やや緑が強い色調であったが防
眩ミラーとして有効性を確認できた。
の構成で実験したところ、ホログラム1の特性が図4に
示す特性であったため、やや緑が強い色調であったが防
眩ミラーとして有効性を確認できた。
【0020】なお、本例ではこのホログラム1の有効領
域のサイズは、幅60mm、長さ264mmとした。こ
のように、ホログラムの有効領域の面積を、前記透明基
板の面積より小さく、特にガラス板の外周に沿って幅3
mm以上の非有効領域を設けることは、基板外周からの
何らかの物質の進入などによるホログラムの特性変化を
最低限に抑制できるので好ましい。
域のサイズは、幅60mm、長さ264mmとした。こ
のように、ホログラムの有効領域の面積を、前記透明基
板の面積より小さく、特にガラス板の外周に沿って幅3
mm以上の非有効領域を設けることは、基板外周からの
何らかの物質の進入などによるホログラムの特性変化を
最低限に抑制できるので好ましい。
【0021】本例のホログラム1は参照光、物体光とも
平行光で作製し、垂直方向のみに回折を与えることとし
たので、ホログラム1内の回折格子はほぼ水平面方向に
のみ形成されている。このため、上記のホログラムを前
述の曲率を有するガラス板に封入することによって、ホ
ログラムがガラス板に倣って変形し、水平方向はほぼガ
ラス板の曲率による凸面の効果と同等の効果が得られ
た。
平行光で作製し、垂直方向のみに回折を与えることとし
たので、ホログラム1内の回折格子はほぼ水平面方向に
のみ形成されている。このため、上記のホログラムを前
述の曲率を有するガラス板に封入することによって、ホ
ログラムがガラス板に倣って変形し、水平方向はほぼガ
ラス板の曲率による凸面の効果と同等の効果が得られ
た。
【0022】本発明におけるホログラムとしては、本例
のように複数の波長の光により多重露光されたホログラ
ムが好ましいが、1つまたは複数の波長の光で露光され
た複数のホログラムを積層した積層ホログラムを用いて
もよい。本例は、1枚のホログラムであるため、ホログ
ラム材料による色付きを抑制することができ好ましい。
また、複数の回折波長は本例の波長に限らず、また3波
長に限らずそれ以上でもよい。それぞれの効率や半値幅
も、適宜要求される反射率や防眩効果、色調を考慮して
決定される。また、回折波長の効率、半値幅はホログラ
ムの露光作製時のレーザーの照射エネルギーやホログラ
ムの膨潤処理により変更が可能である。
のように複数の波長の光により多重露光されたホログラ
ムが好ましいが、1つまたは複数の波長の光で露光され
た複数のホログラムを積層した積層ホログラムを用いて
もよい。本例は、1枚のホログラムであるため、ホログ
ラム材料による色付きを抑制することができ好ましい。
また、複数の回折波長は本例の波長に限らず、また3波
長に限らずそれ以上でもよい。それぞれの効率や半値幅
も、適宜要求される反射率や防眩効果、色調を考慮して
決定される。また、回折波長の効率、半値幅はホログラ
ムの露光作製時のレーザーの照射エネルギーやホログラ
ムの膨潤処理により変更が可能である。
【0023】本例に用いたホログラムは、厚さ20μm
のアクリル系のフォトポリマーであり、体積位相型のホ
ログラムである。ホログラム材料としては、上記の他に
ポリビニルカルバゾール系などのフォトポリマー、重ク
ロム酸ゼラチン、光レジスト、銀塩など種々の感光材料
を用いることができ、ホログラムとしては、体積位相型
のホログラムが高い回折効率を得られるという点で望ま
しいが、エンボスタイプ、レインボータイプ等のホログ
ラムと呼ばれるものも広く用いることできる。そのなか
で、透明性の高いものが好ましい。
のアクリル系のフォトポリマーであり、体積位相型のホ
ログラムである。ホログラム材料としては、上記の他に
ポリビニルカルバゾール系などのフォトポリマー、重ク
ロム酸ゼラチン、光レジスト、銀塩など種々の感光材料
を用いることができ、ホログラムとしては、体積位相型
のホログラムが高い回折効率を得られるという点で望ま
しいが、エンボスタイプ、レインボータイプ等のホログ
ラムと呼ばれるものも広く用いることできる。そのなか
で、透明性の高いものが好ましい。
【0024】なお、ホログラム1は反射層5を形成した
ガラス板4に貼付したが、ガラス板2の車内側面や中間
膜側3に貼付してもよい。さらに、合わせガラスを用い
ずに反射層を有する単板のガラス板にホログラムを貼付
して、(保護フィルム)/ホログラム/ガラス板/反射
層等の積層構成としてもよい。ホログラムを外部環境や
磨耗等の外的要因による保護という点では合わせガラス
に封入することが好ましい。また、中間膜には紫外線吸
収剤が含まれていることが多いため、本例のように中間
膜を通過した光がホログラムにあたるようにした方が、
耐久性を向上させるという点で好ましい。
ガラス板4に貼付したが、ガラス板2の車内側面や中間
膜側3に貼付してもよい。さらに、合わせガラスを用い
ずに反射層を有する単板のガラス板にホログラムを貼付
して、(保護フィルム)/ホログラム/ガラス板/反射
層等の積層構成としてもよい。ホログラムを外部環境や
磨耗等の外的要因による保護という点では合わせガラス
に封入することが好ましい。また、中間膜には紫外線吸
収剤が含まれていることが多いため、本例のように中間
膜を通過した光がホログラムにあたるようにした方が、
耐久性を向上させるという点で好ましい。
【0025】さらに、別の構成としては反射層を中間膜
側にし、その上にホログラムを貼付してもよい。
側にし、その上にホログラムを貼付してもよい。
【0026】このほか、この積層体の構成としては、無
機ガラス板に限らずいわゆす樹脂ガラスとよばれる透明
基板を用いて、透明基板と透明基板もしくは透明フィル
ムにホログラムを粘着剤、接着剤により積層してもよい
が、ミラーとしての性能や耐久性を考慮すると本例のよ
うな合わせガラスの構成が好ましい。
機ガラス板に限らずいわゆす樹脂ガラスとよばれる透明
基板を用いて、透明基板と透明基板もしくは透明フィル
ムにホログラムを粘着剤、接着剤により積層してもよい
が、ミラーとしての性能や耐久性を考慮すると本例のよ
うな合わせガラスの構成が好ましい。
【0027】また、ホログラムに倍率を持たせることも
可能であるが、ホログラムの回折による像と反射層によ
る反射との像の大きさが異なるなどの違和感を生じるの
で、参照光、物体光とも平行光で露光した倍率を有さな
いホログラムであることが好ましい。
可能であるが、ホログラムの回折による像と反射層によ
る反射との像の大きさが異なるなどの違和感を生じるの
で、参照光、物体光とも平行光で露光した倍率を有さな
いホログラムであることが好ましい。
【0028】さらに、通常のルームミラーには万一割れ
た場合にガラス板の破片が飛散しないように裏面に飛散
防止のためのフィルムが貼付してあることが多いが、合
わせガラスの構造とすることによって、飛散防止の効果
も有する。
た場合にガラス板の破片が飛散しないように裏面に飛散
防止のためのフィルムが貼付してあることが多いが、合
わせガラスの構造とすることによって、飛散防止の効果
も有する。
【0029】
【発明の効果】本発明のルームミラーによれば、防眩機
能を備えさせるために凸状を形成しにくくなる楔状のガ
ラス板を用いることなく、凸面鏡の機能を備えつつ防眩
機能も備えることができる。
能を備えさせるために凸状を形成しにくくなる楔状のガ
ラス板を用いることなく、凸面鏡の機能を備えつつ防眩
機能も備えることができる。
【図1】本発明のルームミラーの一例を示す水平概略断
面図
面図
【図2】本発明のルームミラーの通常の使用状態を示す
概念図
概念図
【図3】本発明のルームミラーの防眩効果を得る使用状
態を示す概念図
態を示す概念図
【図4】本発明のルームミラーに貼付したホログラムの
特性を示すグラフ
特性を示すグラフ
【図5】従来のルームミラーの通常の使用状態を示す概
念図
念図
【図6】従来のルームミラーの防眩効果を得る使用状態
を示す概念図
を示す概念図
1:ホログラム 2、4、23:ガラス板 3:中間膜 5、24:反射層 12、22:ルームミラー 17、19、25、27:反射層により反射した光 18、20:ホログラムにより回折した光 21:観視者 26、28:ガラス板表面により反射した光
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G02B 17/00 G02B 17/00 B
Claims (5)
- 【請求項1】少なくともガラス板と該ガラス板に設けら
れた反射層とからなり、車両に備えられて運転者が後方
を確認するために用いられるルームミラーであって、前
記ガラス板の反射層と反対側の面にはホログラムが配さ
れていて、該ホログラムは、反射層によって後方の像が
運転者に向けて視認されるルームミラーの所定の設置角
度と異なる設置角度において、後方の像を運転者に向け
て反射回折させるホログラムであることを特徴とするル
ームミラー。 - 【請求項2】前記ルームミラーは、その水平方向断面が
曲面形状を呈していることを特徴とする請求項1記載の
ルームミラー。 - 【請求項3】前記ホログラムは、前記反射層を有するガ
ラス板ともう1枚のガラス板とで構成される合わせガラ
スに封入されていることを特徴とする請求項1または2
記載のルームミラー。 - 【請求項4】前記ホログラム内部の回折格子のスラント
角は垂直方向において前記反射層に対し1〜10度であ
ることを特徴とする請求項1〜3のいずれか記載のルー
ムミラー。 - 【請求項5】前記ホログラムは複数の波長の光により多
重露光されたホログラムであるか、1つまたは複数の波
長の光で露光された複数のホログラムが積層された積層
ホログラムであることを特徴とする請求項1〜4のいず
れか記載のルームミラー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9046300A JPH10236230A (ja) | 1997-02-28 | 1997-02-28 | ルームミラー |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9046300A JPH10236230A (ja) | 1997-02-28 | 1997-02-28 | ルームミラー |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10236230A true JPH10236230A (ja) | 1998-09-08 |
Family
ID=12743363
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9046300A Pending JPH10236230A (ja) | 1997-02-28 | 1997-02-28 | ルームミラー |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10236230A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2019500650A (ja) * | 2015-12-17 | 2019-01-10 | ノース インコーポレイテッドNorth Inc. | 曲面状ホログラフィック光学素子のためのシステム、デバイス、及び方法 |
-
1997
- 1997-02-28 JP JP9046300A patent/JPH10236230A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2019500650A (ja) * | 2015-12-17 | 2019-01-10 | ノース インコーポレイテッドNorth Inc. | 曲面状ホログラフィック光学素子のためのシステム、デバイス、及び方法 |
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