JPH10236445A - 充填缶の良否判別方法および装置 - Google Patents

充填缶の良否判別方法および装置

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JPH10236445A
JPH10236445A JP4641897A JP4641897A JPH10236445A JP H10236445 A JPH10236445 A JP H10236445A JP 4641897 A JP4641897 A JP 4641897A JP 4641897 A JP4641897 A JP 4641897A JP H10236445 A JPH10236445 A JP H10236445A
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JP
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cans
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JP4641897A
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Hideo Ito
英雄 伊東
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Mitsubishi Materials Corp
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Mitsubishi Materials Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の充填缶の良否判別方法では、状況によ
っては、確実な判別が困難である場合があった。 【解決手段】 充填缶25の良否を判別するための方法
であって、充填缶25の上端面の高さ位置を検出する第
1検査工程と、充填缶25の上端面に対して電磁波を印
加しその反響音を検出する第2検査工程と、これら第1
検査工程および第2検査工程の両方において適正な結果
が得られた場合にのみ充填缶25を良品と判定する判別
工程と、を具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、充填缶の良否を判
別するための方法および装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】周知のように、例えば飲料のような内容
物を充填した缶の製造時には、充填缶の内圧が適正であ
るかどうか、および、充填缶が倒立していないか、等を
チェックするために、検査工程が設けられる。
【0003】このような検査の一方法として、変位セン
サを利用する方法が知られている。この方法において
は、図3に示すように、変位センサ1を検査すべき充填
缶2の上方に位置させる。そして、例えば充填缶2を図
示矢印A方向に搬送しながら、変位センサ1により、変
位センサ1と充填缶2の上端面3との間の距離d1 を検
出する。ここで、缶の内圧が適正範囲よりも大きな場合
には、缶の上端面が上方に盛り上がり、距離d1 が所定
値よりも小さくなる。逆に、缶の内圧が適正範囲よりも
小さな場合には、缶の上端面があまり盛り上がらず、距
離d1 が所定値よりも大きくなる。よって、測定された
距離d1 が所定の適正範囲内にあるか否かを判別するこ
とにより、缶の内圧が適正であるかどうかの判定を行う
ことができる。また、充填缶2の倒立は、変位センサ1
と充填缶2の上端面3との間の距離d2 が、d1 と大き
く相違するため、容易に判別することができる。
【0004】また、缶の内圧の検査の他の方法として、
打検検査を利用する方法が、例えば特開平7−4323
3号公報により知られている。この方法においては、検
査すべき缶に対して振動を印加し、その反響音の周波数
を検出する。そして、打検音周波数と缶内圧との間の相
関関係を利用して、缶の内圧が適正なものであるか否か
が判定される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】缶の検査に際して、例
えば発泡飲料が充填されて一旦缶蓋が膨らんでしまった
後、洩れが生じた缶を検査する場合を想定する。この場
合には、一旦膨らんだ缶蓋は、洩れの発生によって缶内
圧が低下しても、元の位置まで戻ることはなく、ある程
度膨らんだ位置に留まる傾向がある。つまり、缶上端面
の高さ位置が、必ずしも、正確に缶内圧を反映しないケ
ースも存在する。このような場合に、上記従来の変位セ
ンサを利用する検査方法を適用すると、缶上端面の高さ
位置だけで判定することにより、洩れのある不良缶を誤
って良缶と判定してしまう可能性がある。
【0006】また、缶の検査に際して、缶の側部に座屈
が生じた缶を検査する場合を想定する。この場合には、
缶の側部が変形して凹み、そして、凹んだ分の内圧上昇
を補償するように缶蓋が膨らんで盛り上がる。結局、座
屈缶においては、缶内圧は、正常な缶とそれほど変わる
ことはない。このような場合に、上記従来の打検検査を
適用すると、缶内圧が、正常缶の内圧とあまり変わらな
いことにより、座屈缶のような不良缶を誤って良缶と判
定してしまう可能性がある。
【0007】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、良缶と不良缶とを確実に判別し得る充填缶の良否判
別方法および装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の充填缶の
良否判別方法においては、充填缶の良否を判別するため
の方法であって、前記充填缶の上端面の高さ位置を検出
する第1検査工程と、前記充填缶の上端面に対して電磁
波を印加しその反響音を検出する第2検査工程と、これ
ら第1検査工程および第2検査工程の両方において適正
な結果が得られた場合にのみ充填缶を良品と判定する判
別工程と、を具備することを特徴としている。請求項2
記載の充填缶の良否判別装置においては、充填缶の良否
を判別するための装置であって、前記充填缶を搬送する
ための搬送路と、該搬送路の上方に配置され、前記充填
缶の上端面の高さ位置を検出する変位センサと、前記搬
送路の上方に配置され、前記充填缶の上端面に対して電
磁波を印加しその反響音を検出する打検センサと、これ
ら変位センサおよび打検センサによる検出結果の両方に
おいて適正な結果が得られた充填缶のみを良品と判定す
る判別部と、を具備することを特徴としている。請求項
3記載の充填缶の良否判別装置においては、請求項2記
載の充填缶の良否判別装置において、前記充填缶は、マ
トリクス状に配列されてケース詰めされており、これら
ケース詰めされた前記充填缶の良否を判別し得るよう
に、前記変位センサおよび前記打検センサの各々は、前
記充填缶が搬送される搬送方向を横切る方向に、この方
向に関しての前記充填缶の並び数と同じ数だけ並べられ
ていることを特徴としている。
【0009】請求項1記載の発明によると、第1検査工
程において、充填缶の上端面の高さ位置が検出され、第
2検査工程において、充填缶の上端面に対して電磁波を
印加しその反響音が検出される。そして、判別工程にお
いて、第1検査工程および第2検査工程の両方において
適正な結果が得られた場合にのみ、充填缶が良品と判定
され、良品と不良品との判別がなされる。請求項2記載
の発明によると、判別に供される充填缶が、搬送路上を
搬送される。この搬送の際、搬送路の上方に配置された
変位センサにより、充填缶の上端面の高さ位置が検出さ
れる。搬送の際に、また、搬送路の上方に配置された打
検センサにより、充填缶の上端面に対して電磁波を印加
しその反響音が検出される。そして、変位センサおよび
打検センサによる検出結果の両方において適正な結果が
得られた充填缶のみが、判別部により、良品と判定され
る。請求項3記載の発明によると、充填缶は、マトリク
ス状に配列されてケース詰めされて搬送される。そし
て、変位センサおよび打検センサは、それぞれ、搬送方
向を横切る方向に、充填缶の並び数と同じ数だけ並べら
れているので、ケース全体を一度搬送するだけで、ケー
ス内の全充填缶の良否が判別される。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の充填缶の良否判別
方法および装置の実施の形態について、図面を参照して
説明する。
【0011】図1および図2は、本発明の充填缶の良否
判別装置の一実施形態を示すものであって、充填缶の良
否判別装置10は、搬送手段20、第1検査手段30、
第2検査手段40、等を備えて構成されている。
【0012】搬送手段20は、図示しない駆動モータに
より駆動される駆動ローラ21、従動ローラ22、およ
び、これら駆動ローラ21・従動ローラ22間に巻回さ
れたベルト(搬送路)23を備えて構成されている。
【0013】このように構成された搬送手段20は、例
えば発泡飲料等が充填された充填缶25が詰められた、
段ボール等のケース26を、図示矢印B方向に搬送する
ことができる。この場合、充填缶25は、例えば、搬送
方向(B方向)に直交する方向に5個(202径の場
合)または4個(211径の場合)のものが(図におい
ては5個の場合が図示されている)、かつ、搬送方向
(B方向)に6個のものが並べられて、マトリクス状に
配列されてケース詰めされている。
【0014】第1検査手段30は、ベルト23の上方に
配置され充填缶の上端面の高さ位置の検出が可能な渦電
流センサ(変位センサ)31、基準壁32、位置規制ロ
ーラ33を備えて構成されている。渦電流センサ31
は、搬送方向(B方向)に直交する方向に、この方向に
関しての充填缶の並び数(図示例においては5個)と同
じ数だけ並べられている。位置規制ローラ33は、基準
壁32に対してケース26を押し付けるよう作用し、こ
れにより、渦電流センサ31と充填缶との間の位置合わ
せを確実なものとする。
【0015】このように構成された第1検査手段30に
おいては、ケース26全体を一度搬送するだけで、ケー
ス26内のすべての充填缶25の上端面の高さ位置検出
を行うことができる。高さ位置検出の要領は、図3を参
照して説明した従来方式と実質的に同様である。
【0016】第2検査手段40は、ベルト23の上方に
配置され充填缶の上端面に対して電磁波を印加しその反
響音を検出する打検センサ41、充填缶の到着を検知し
て打検センサ41の駆動タイミングをとるための渦電流
センサ42、および、打検に際してケース26の天板を
持ち上げるためのバキュームパッド(図示せず)、等を
備えて構成されており、第1検査手段30の下流側に配
置されている。打検センサ41は、充填缶の上端面に対
して電磁衝撃インパルスを印加し、この電磁衝撃インパ
ルスによって誘発された充填缶の反響音を検出するもの
であって、搬送方向(B方向)を横切る方向に、かつ搬
送方向(B方向)に少しずつ偏位された状態で、充填缶
の並び数(図示例においては5個)と同じ数だけ並べら
れている。この場合、反響音に影響を与えないように、
ケース26に対する位置規制手段は設けられていない。
【0017】このように構成された第2検査手段40に
おいては、ケース詰めされた充填缶25が搬送されてく
ると、まず、渦電流センサ42により、充填缶25の到
着を検知する。この検知の所定時間後に、バキュームパ
ッドによりケース26の天板を持ち上げて天板と充填缶
25の缶蓋との間に隙間を作った状態で、複数の打検セ
ンサ41が、上流側のものから順に時間差をもって駆動
される。このようにして、ケース26全体を一度搬送す
るだけで、ケース26内のすべての充填缶25の打検検
査を行うことができる。この場合、バキュームパッドを
使用していることにより、ケース26の天板が反響音に
影響を与えることがない。
【0018】充填缶の良否判別装置10は、図示しない
ものの、さらに、判別部を備えている。この判別部は、
例えば、コンピュータ等からなり、渦電流センサ31お
よび打検センサ41による検出結果の両方において適正
な結果が得られた充填缶25のみを良品と判定するもの
である。
【0019】次に、上記のように構成された充填缶の良
否判別装置10を利用した、充填缶の良否判別方法につ
いて説明する。
【0020】まず、検査すべき充填缶25を、マトリク
ス状にケース26に詰めた状態で、搬送手段20により
搬送する。そして、第1検査手段30により、充填缶2
5の上端面の高さ位置の検出を行う。さらに、第2検査
手段40により、充填缶25の上端面に対して電磁波を
印加しその反響音を検出する。その後、判別部により、
第1検査手段30および第2検査手段40の両方におい
て適正な結果が得られた場合にのみ、充填缶が良品と判
定され、良品と不良品との判別がなされる。
【0021】上記の判別方法によれば、充填缶25の上
端面の高さ位置検出と、打検検査と、の両方を実施し
て、両方において適正な結果が得られた場合にのみ、充
填缶を良品と判定するので、確実な良否判別を行うこと
ができる。例えば、倒立缶、座屈缶は、渦電流センサ3
1により容易に識別することができ、内圧不良缶は、打
検センサ41により容易に識別することができる。
【0022】また、上記のような充填缶の良否判別装置
10によれば、ケース全体を一度搬送するだけで、ケー
ス内の全充填缶の良否を判別することができ、大量の充
填缶の良否判別を高速で行うことができる。しかも、複
数の充填缶をケース単位で取り扱うことのために、充填
缶がバラバラにならず、取扱い性を向上させることがで
きる。
【0023】なお、本発明は、上記実施形態に限定され
るものではなく、以下の形態とすることもできる。 a)渦電流センサ31および打検センサ41のそれぞれ
の並び数を、充填缶の並び数と同じに設定することに代
えて、充填缶の並び数よりも多めに設定すること。この
ようにすることで、種々のケースに対応することができ
る。 b)渦電流センサ31の下流側に打検センサ41を配置
することに代えて、これらセンサの順序を入れ換えるこ
と。 c)変位センサとして渦電流センサ31を使用すること
に代えて、他の任意の変位センサ、距離センサ、などを
使用すること。
【0024】
【発明の効果】本発明の充填缶の良否判別方法および装
置によれば、以下の効果を奏する。請求項1記載の充填
缶の良否判別方法によれば、充填缶の上端面の高さ位置
検出と、打検検査と、の両方を実施して、両方において
適正な結果が得られた場合にのみ、充填缶を良品と判定
するので、倒立缶、座屈缶、内圧不良缶、等の不良缶を
確実に判定することができ、確実な良否判別を行うこと
ができる。請求項2記載の充填缶の良否判別装置によれ
ば、変位センサと打検センサとの両方を使用して、両方
の検出結果において適正な結果が得られた充填缶のみを
判別部により良品と判定するので、倒立缶、座屈缶、内
圧不良缶、等の不良缶を確実に判定することができ、確
実な良否判別を行うことができる。請求項3記載の充填
缶の良否判別装置によれば、充填缶がマトリクス状に配
列されてケース詰めされて搬送され、変位センサおよび
打検センサは、それぞれ、搬送方向を横切る方向に、充
填缶の並び数と同じ数だけ並べられているので、ケース
全体を一度搬送するだけで、ケース内の全充填缶の良否
を判別することができ、大量の充填缶の良否判別を高速
で行うことができる。しかも、複数の充填缶をケース単
位で取り扱うことのために、充填缶がバラバラになら
ず、取扱い性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による充填缶の良否判別装置を示す平
面図である。
【図2】 図1に示す装置の側面図である。
【図3】 充填缶の良否判別の一方法を示す側面図であ
る。
【符号の説明】
10 充填缶の良否判別装置 23 ベルト(搬送路) 25 充填缶 26 ケース 31 渦電流センサ(変位センサ) 41 打検センサ B 搬送方向

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 充填缶の良否を判別するための方法であ
    って、 前記充填缶の上端面の高さ位置を検出する第1検査工程
    と、 前記充填缶の上端面に対して電磁波を印加しその反響音
    を検出する第2検査工程と、 これら第1検査工程および第2検査工程の両方において
    適正な結果が得られた場合にのみ充填缶を良品と判定す
    る判別工程と、を具備することを特徴とする充填缶の良
    否判別方法。
  2. 【請求項2】 充填缶の良否を判別するための装置であ
    って、 前記充填缶を搬送するための搬送路と、 該搬送路の上方に配置され、前記充填缶の上端面の高さ
    位置を検出する変位センサと、 前記搬送路の上方に配置され、前記充填缶の上端面に対
    して電磁波を印加しその反響音を検出する打検センサ
    と、 これら変位センサおよび打検センサによる検出結果の両
    方において適正な結果が得られた充填缶のみを良品と判
    定する判別部と、を具備することを特徴とする充填缶の
    良否判別装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の充填缶の良否判別装置に
    おいて、 前記充填缶は、マトリクス状に配列されてケース詰めさ
    れており、 これらケース詰めされた前記充填缶の良否を判別し得る
    ように、前記変位センサおよび前記打検センサの各々
    は、前記充填缶が搬送される搬送方向を横切る方向に、
    この方向に関しての前記充填缶の並び数と同じ数だけ並
    べられていることを特徴とする充填缶の良否判別装置。
JP4641897A 1997-02-28 1997-02-28 充填缶の良否判別方法および装置 Pending JPH10236445A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005172605A (ja) * 2003-12-10 2005-06-30 Mitsubishi Materials Corp 内圧検査方法および内圧検査装置並びに缶収納用カートン
JP2010185887A (ja) * 2003-12-26 2010-08-26 Universal Seikan Kk 内圧検査装置および内圧検査方法
CN103196627A (zh) * 2013-03-28 2013-07-10 广州坚诺机械设备有限公司 一种整箱容器真空度快速无损检测设备及检测方法

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