JPH10277645A - 鋼板搬送ライン上を搬送される異常材の検出装置 - Google Patents
鋼板搬送ライン上を搬送される異常材の検出装置Info
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- JPH10277645A JPH10277645A JP9089037A JP8903797A JPH10277645A JP H10277645 A JPH10277645 A JP H10277645A JP 9089037 A JP9089037 A JP 9089037A JP 8903797 A JP8903797 A JP 8903797A JP H10277645 A JPH10277645 A JP H10277645A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 不感体がなく、重なり具合によらず二枚重ね
の検出ができ、非接触式であるために経年劣化、摩耗、
破損の恐れがなく、搬送方向および板幅方向の端部反り
を検出でき、搬送中の鋼板の振動による検出誤差がな
く、しかも、異常材が探傷装置に衝突して探傷装置を破
損させたり探傷処理能率が低下することを防止する。 【解決手段】 鋼板1の搬送ラインを挟んでそのの上方
および下方にそれぞれ対向して設けられた、鋼板1の幅
方向中央部の変位を測定するための一対の中央部変位計
12A、12Bと、一対の中央部変位計12A、12B
の一方12Aの両側に搬送ラインと直交する方向に間隔
をあけて設けられた、鋼板1の幅方向側部の変位を測定
するための一対の側部変位計13A、13Bと、搬送ラ
イン上を搬送される鋼板1が異常材であるか否かを、前
記変位計からの検出信号によって判定するための異常材
判定手段16とを備えている。
の検出ができ、非接触式であるために経年劣化、摩耗、
破損の恐れがなく、搬送方向および板幅方向の端部反り
を検出でき、搬送中の鋼板の振動による検出誤差がな
く、しかも、異常材が探傷装置に衝突して探傷装置を破
損させたり探傷処理能率が低下することを防止する。 【解決手段】 鋼板1の搬送ラインを挟んでそのの上方
および下方にそれぞれ対向して設けられた、鋼板1の幅
方向中央部の変位を測定するための一対の中央部変位計
12A、12Bと、一対の中央部変位計12A、12B
の一方12Aの両側に搬送ラインと直交する方向に間隔
をあけて設けられた、鋼板1の幅方向側部の変位を測定
するための一対の側部変位計13A、13Bと、搬送ラ
イン上を搬送される鋼板1が異常材であるか否かを、前
記変位計からの検出信号によって判定するための異常材
判定手段16とを備えている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、鋼板搬送ライン
上を搬送される異常材の検出装置、特に、鋼板搬送ライ
ン上を搬送される鋼板の中から、鋼板が二枚重ねになっ
ていたり、端部形状が不良である等の異常材を非接触で
高精度で検出することができる、鋼板搬送ライン上を搬
送される異常材の検出装置に関するものである。
上を搬送される異常材の検出装置、特に、鋼板搬送ライ
ン上を搬送される鋼板の中から、鋼板が二枚重ねになっ
ていたり、端部形状が不良である等の異常材を非接触で
高精度で検出することができる、鋼板搬送ライン上を搬
送される異常材の検出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、厚鋼板(以下、単に鋼板とい
う)を製造する厚板工場内に設置された自動超音波探傷
装置は、主工程である圧延、剪断ラインとは分離された
サブライン(オフライン)に設置される。探傷される鋼
板は、クレーン等によって搬送ライン上に吊り下ろさ
れ、自動超音波探傷装置内に搬送される。このとき、異
常材が自動超音波探傷装置内に搬送されることがある。
ここで、異常材とは、以下のものをいう。 二枚重なりあった状態で搬送ライン上に吊り下ろさ
れ、この状態で搬送される二枚重ね鋼板。 端部に搬送方向あるいは幅方向に上反り、下反りが
生じている端部反り鋼板。 板厚あるいは長さが本来探傷すべきものと合致して
いない鋼板。
う)を製造する厚板工場内に設置された自動超音波探傷
装置は、主工程である圧延、剪断ラインとは分離された
サブライン(オフライン)に設置される。探傷される鋼
板は、クレーン等によって搬送ライン上に吊り下ろさ
れ、自動超音波探傷装置内に搬送される。このとき、異
常材が自動超音波探傷装置内に搬送されることがある。
ここで、異常材とは、以下のものをいう。 二枚重なりあった状態で搬送ライン上に吊り下ろさ
れ、この状態で搬送される二枚重ね鋼板。 端部に搬送方向あるいは幅方向に上反り、下反りが
生じている端部反り鋼板。 板厚あるいは長さが本来探傷すべきものと合致して
いない鋼板。
【0003】従って、このような異常材が自動超音波探
傷装置内に搬送される前の極力速い段階で、異常材を検
出し、対処することは、探傷装置の破損や探傷処理能率
の低下を防止する上できわめて重要である。
傷装置内に搬送される前の極力速い段階で、異常材を検
出し、対処することは、探傷装置の破損や探傷処理能率
の低下を防止する上できわめて重要である。
【0004】従来、二枚重ね鋼板を検出するには、図7
および図8に示すような二枚重ね検出装置2により行っ
ていた。図7は、二枚重ね検出装置の設置態様を示す正
面図、図8は、二枚重ね検出装置のリミットスイッチが
作動する直前の状態を示す正面図である。
および図8に示すような二枚重ね検出装置2により行っ
ていた。図7は、二枚重ね検出装置の設置態様を示す正
面図、図8は、二枚重ね検出装置のリミットスイッチが
作動する直前の状態を示す正面図である。
【0005】この二枚重ね検出装置2は、シリンダ3に
よって昇降するローラ4と、ローラ4に取り付けられた
リミットスイッチ5とからなり、次のようにして、搬送
ローラ6によって搬送される鋼板1の二枚重ねが検出さ
れる。即ち、鋼板1の先端が二枚重ね検出装置2を通過
した後、上流側からのトラッキング情報に基づき、シリ
ンダ3によりローラ4をこれが鋼板1の下面に接触する
までリミットスイッチ5と共に上昇させる。二枚重ね部
分がリミットスイッチ5を通過するとリミットスイッチ
5が作動して、鋼板1の二枚重ねが検出される。
よって昇降するローラ4と、ローラ4に取り付けられた
リミットスイッチ5とからなり、次のようにして、搬送
ローラ6によって搬送される鋼板1の二枚重ねが検出さ
れる。即ち、鋼板1の先端が二枚重ね検出装置2を通過
した後、上流側からのトラッキング情報に基づき、シリ
ンダ3によりローラ4をこれが鋼板1の下面に接触する
までリミットスイッチ5と共に上昇させる。二枚重ね部
分がリミットスイッチ5を通過するとリミットスイッチ
5が作動して、鋼板1の二枚重ねが検出される。
【0006】鋼板1の端部反りを検出するには、図9か
ら図11に示すような端部反り検出装置7によって行っ
ていた。図9は、端部反り検出装置7を示す正面図、図
10は、端部反り検出装置7の設置態様を示す正面図、
図11は、端部反り検出装置7の設置態様を示す側面図
である。
ら図11に示すような端部反り検出装置7によって行っ
ていた。図9は、端部反り検出装置7を示す正面図、図
10は、端部反り検出装置7の設置態様を示す正面図、
図11は、端部反り検出装置7の設置態様を示す側面図
である。
【0007】この端部反り検出装置7は、搬送ローラ6
の上方に設けられ、バランスウエイト8が取り付けられ
たロッドレバー9と、ロッドレバー9の基部に取り付け
られたカム10と、カム10の回転によって作動するリ
ミットスイッチ11とからなり、次のようにして、搬送
ローラ6によって搬送される鋼板1の端部反りが検出さ
れる。即ち、鋼板1の搬送中に鋼板1の端部反り部分に
ロッドレバー9が当たってこれが傾動すると、カム10
の回転によってリミットスイッチ11が作動して、鋼板
1の端部反りが検出される。
の上方に設けられ、バランスウエイト8が取り付けられ
たロッドレバー9と、ロッドレバー9の基部に取り付け
られたカム10と、カム10の回転によって作動するリ
ミットスイッチ11とからなり、次のようにして、搬送
ローラ6によって搬送される鋼板1の端部反りが検出さ
れる。即ち、鋼板1の搬送中に鋼板1の端部反り部分に
ロッドレバー9が当たってこれが傾動すると、カム10
の回転によってリミットスイッチ11が作動して、鋼板
1の端部反りが検出される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の二枚重ね検出装置2は、以下のような問題を有
していた。
た従来の二枚重ね検出装置2は、以下のような問題を有
していた。
【0009】鋼板1の先端が二枚重ね検出装置2を通過
した後、ローラ4が鋼板1の下面に接触するまでに、鋼
板1の先端部から200mm程度の不感帯があった。従
って、図12に示すように、上部鋼板1Aの端部が下部
鋼板1Bの端部より突出し、この突出長さが、上記不感
帯の長さ未満である場合には、二枚重ねの検出ができな
い。図13に示すように、二枚の鋼板1A、1Bがずれ
なく重なっている場合や、図14に示すように、下部鋼
板1Bの端部が上部鋼板1Aの端部より突出している場
合でも二枚重ねの検出ができない。不感帯の問題を解決
するには、鋼板1の搬送速度を遅くすれば良いが、探傷
効率が低下する。
した後、ローラ4が鋼板1の下面に接触するまでに、鋼
板1の先端部から200mm程度の不感帯があった。従
って、図12に示すように、上部鋼板1Aの端部が下部
鋼板1Bの端部より突出し、この突出長さが、上記不感
帯の長さ未満である場合には、二枚重ねの検出ができな
い。図13に示すように、二枚の鋼板1A、1Bがずれ
なく重なっている場合や、図14に示すように、下部鋼
板1Bの端部が上部鋼板1Aの端部より突出している場
合でも二枚重ねの検出ができない。不感帯の問題を解決
するには、鋼板1の搬送速度を遅くすれば良いが、探傷
効率が低下する。
【0010】上述した従来の端部反り検出装置7は、以
下のような問題を有していた。接触式であるので、経年
劣化、摩耗、破損が生じやすく、しかも、鋼板1の搬送
方向の反りは検出できるが、鋼板1の搬送方向と直交す
る板幅方向の反りは検出できない。しかも、搬送中に生
じる鋼板1の振動により検出誤差が生じる。
下のような問題を有していた。接触式であるので、経年
劣化、摩耗、破損が生じやすく、しかも、鋼板1の搬送
方向の反りは検出できるが、鋼板1の搬送方向と直交す
る板幅方向の反りは検出できない。しかも、搬送中に生
じる鋼板1の振動により検出誤差が生じる。
【0011】従って、この発明の目的は、不感体がな
く、重なり具合によらず二枚重ねの検出ができ、非接触
式であるために経年劣化、摩耗、破損の恐れがなく、搬
送方向および板幅方向の端部反りを検出でき、しかも、
搬送中の鋼板の振動による検出誤差がない、鋼板搬送ラ
イン上を搬送される異常材の検出装置を提供することに
ある。
く、重なり具合によらず二枚重ねの検出ができ、非接触
式であるために経年劣化、摩耗、破損の恐れがなく、搬
送方向および板幅方向の端部反りを検出でき、しかも、
搬送中の鋼板の振動による検出誤差がない、鋼板搬送ラ
イン上を搬送される異常材の検出装置を提供することに
ある。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
鋼板の搬送ラインを挟んで前記搬送ラインの上方および
下方にそれぞれ対向して設けられた、前記鋼板の幅方向
中央部の変位を測定するための一対の中央部変位計と、
前記一対の中央部変位計の一方の両側に前記搬送ライン
と直交する方向に間隔をあけて設けられた、前記鋼板の
幅方向側部の変位を測定するための一対の側部変位計
と、前記搬送ライン上を搬送される前記鋼板が異常材で
あるか否かを判定するための異常材判定手段とを備え、
前記異常材判定手段は、前記一対の中央部変位計および
前記一対の側部変位計のうちの何れか1つの変位計から
の前記鋼板の検出信号と前記鋼板の搬送速度とから前記
鋼板の長さを検出し、前記一対の中央部変位計からの変
位信号によって前記鋼板の板厚を検出し、前記一対の中
央部変位計の何れかからの変位信号によって前記鋼板端
部の搬送方向の反りおよび前記鋼板の重なりの有無を検
出し、前記一対の側部変位計および前記一方の中央部変
位計からの変位信号によって前記鋼板端部の幅方向の反
りを検出し、そして、これらの検出値と予め設定された
それぞれの許容値と比較して、前記鋼板が異常材である
か否かの判定を行うことに特徴を有するものである。
鋼板の搬送ラインを挟んで前記搬送ラインの上方および
下方にそれぞれ対向して設けられた、前記鋼板の幅方向
中央部の変位を測定するための一対の中央部変位計と、
前記一対の中央部変位計の一方の両側に前記搬送ライン
と直交する方向に間隔をあけて設けられた、前記鋼板の
幅方向側部の変位を測定するための一対の側部変位計
と、前記搬送ライン上を搬送される前記鋼板が異常材で
あるか否かを判定するための異常材判定手段とを備え、
前記異常材判定手段は、前記一対の中央部変位計および
前記一対の側部変位計のうちの何れか1つの変位計から
の前記鋼板の検出信号と前記鋼板の搬送速度とから前記
鋼板の長さを検出し、前記一対の中央部変位計からの変
位信号によって前記鋼板の板厚を検出し、前記一対の中
央部変位計の何れかからの変位信号によって前記鋼板端
部の搬送方向の反りおよび前記鋼板の重なりの有無を検
出し、前記一対の側部変位計および前記一方の中央部変
位計からの変位信号によって前記鋼板端部の幅方向の反
りを検出し、そして、これらの検出値と予め設定された
それぞれの許容値と比較して、前記鋼板が異常材である
か否かの判定を行うことに特徴を有するものである。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、この発明の、鋼板搬送ライ
ン上を搬送される異常材の検出装置の一実施態様を、図
面を参照しながら説明する。
ン上を搬送される異常材の検出装置の一実施態様を、図
面を参照しながら説明する。
【0014】図1は、この発明の異常材検出装置を示す
ブロック図、図2は、図1のA矢視図、図3は、図2の
B矢視図、図4は、変位計の指示値を示すグラフ、図5
は、搬送方向の端部反りの検出法の説明図、図6は、板
幅方向の端部反りの検出法の説明図である。
ブロック図、図2は、図1のA矢視図、図3は、図2の
B矢視図、図4は、変位計の指示値を示すグラフ、図5
は、搬送方向の端部反りの検出法の説明図、図6は、板
幅方向の端部反りの検出法の説明図である。
【0015】図1から図6において、12A、12B
は、鋼板1の幅方向中央部の変位を測定するための一対
の中央部変位計である。中央部変位計12A、12B
は、鋼板1の搬送ラインを挟んでその上方および下方に
それぞれ対向して設けられている。13A、13Bは、
鋼板1の幅方向側部の変位を測定するための一対の側部
変位計である。側部変位計13A、13Bは、中央部変
位計12A、12Bの一方(この例では上中央部変位計
12A)の両側に搬送ラインと直交する方向に間隔をあ
けて設けられている。中央部変位計12A、12Bおよ
び側部変位計13A、13Bは、レーザ式距離変位計の
ような非接触反射式変位計である。
は、鋼板1の幅方向中央部の変位を測定するための一対
の中央部変位計である。中央部変位計12A、12B
は、鋼板1の搬送ラインを挟んでその上方および下方に
それぞれ対向して設けられている。13A、13Bは、
鋼板1の幅方向側部の変位を測定するための一対の側部
変位計である。側部変位計13A、13Bは、中央部変
位計12A、12Bの一方(この例では上中央部変位計
12A)の両側に搬送ラインと直交する方向に間隔をあ
けて設けられている。中央部変位計12A、12Bおよ
び側部変位計13A、13Bは、レーザ式距離変位計の
ような非接触反射式変位計である。
【0016】14は、鋼板1の搬送速度検出用のパルス
ジェネレータであり、パルスジェネレータ14からの速
度検出信号は、後述する異常材判定手段に送られる。1
5は、鋼板1の搬送ライン上に設置された自動超音波探
傷装置、16は、搬送ライン上を搬送される鋼板1が異
常材であるか否かを判定するための異常材判定手段、1
7は、異常材判定手段16に鋼板1の長さ、板厚等の板
情報を予め入力するための板情報設定器である。18
は、異常材判定手段16によって鋼板1が異常材である
と判断された場合に、異常材判定手段16からの指令に
よって警報を発する警報手段、そして、19は、異常材
判定手段16によって鋼板1が異常材であると判断され
た場合に、異常材判定手段16からの指令によって搬送
ローラ6の作動を制御するための搬送ローラ制御手段で
ある。
ジェネレータであり、パルスジェネレータ14からの速
度検出信号は、後述する異常材判定手段に送られる。1
5は、鋼板1の搬送ライン上に設置された自動超音波探
傷装置、16は、搬送ライン上を搬送される鋼板1が異
常材であるか否かを判定するための異常材判定手段、1
7は、異常材判定手段16に鋼板1の長さ、板厚等の板
情報を予め入力するための板情報設定器である。18
は、異常材判定手段16によって鋼板1が異常材である
と判断された場合に、異常材判定手段16からの指令に
よって警報を発する警報手段、そして、19は、異常材
判定手段16によって鋼板1が異常材であると判断され
た場合に、異常材判定手段16からの指令によって搬送
ローラ6の作動を制御するための搬送ローラ制御手段で
ある。
【0017】次に、異常材判定手段16の機能を、図4
から図6を参照しながら説明する。各図において、符号
は、以下を意味する。 LA :上中央部変位計12Aと搬送ライン(搬送ローラ
上面)との間の距離、 LB :下中央部変位計12Bと搬送ラインとの間の距
離、 la :上中央部変位計12Aと鋼板1の上面との間の距
離、 lb :下中央部変位計12Bと鋼板1の下面との間の距
離、 lc :側部変位計13Aと鋼板1の上面との間の距離、 ld :側部変位計13Bと鋼板1の上面との間の距離、 t:鋼板1の板厚、 a:鋼板1の反り高さ。 一対の中央部変位計12A、12Bおよび一対の側
部変位計13A、13Bの何れか1つの変位計(この例
では、下中央部変位計12B)からの鋼板1の検出信号
と鋼板1の搬送速度とから鋼板1の長さを検出する。下
中央部変位計12Bからの鋼板1の検出信号は、図4
(A)に示すような波形となる。即ち、鋼板1の通過前
は、測定範囲を超えるために下中央部変位計12Bの指
示値(変位信号)は飽和し、鋼板1の先端が通過するタ
イミングで測定範囲となる。鋼板1に反りがなく板厚が
正常である場合には、下中央部変位計12Bの指示値
は、(l b =LB )となる。このタイミングと鋼板後端
側において測定範囲を超える鋼板後端位置になるまでの
時間とパルスジェネレータ14による搬送ロール6の速
度とから鋼板1の長さを検出する。 一対の中央部変位計12A、12Bの指示値によっ
て、鋼板1の板厚(t)を測定する。即ち、鋼板先端通
過信号を受けた後に、図4(B)に示すような上中央部
変位計12Aの指示値(la )、図4(C)に示すよう
な下中央部変位計12Bの指示値(lb )、予め設定さ
れた(LA )および(LB )から下式(1)によって、
鋼板1の板厚(t)演算する。
から図6を参照しながら説明する。各図において、符号
は、以下を意味する。 LA :上中央部変位計12Aと搬送ライン(搬送ローラ
上面)との間の距離、 LB :下中央部変位計12Bと搬送ラインとの間の距
離、 la :上中央部変位計12Aと鋼板1の上面との間の距
離、 lb :下中央部変位計12Bと鋼板1の下面との間の距
離、 lc :側部変位計13Aと鋼板1の上面との間の距離、 ld :側部変位計13Bと鋼板1の上面との間の距離、 t:鋼板1の板厚、 a:鋼板1の反り高さ。 一対の中央部変位計12A、12Bおよび一対の側
部変位計13A、13Bの何れか1つの変位計(この例
では、下中央部変位計12B)からの鋼板1の検出信号
と鋼板1の搬送速度とから鋼板1の長さを検出する。下
中央部変位計12Bからの鋼板1の検出信号は、図4
(A)に示すような波形となる。即ち、鋼板1の通過前
は、測定範囲を超えるために下中央部変位計12Bの指
示値(変位信号)は飽和し、鋼板1の先端が通過するタ
イミングで測定範囲となる。鋼板1に反りがなく板厚が
正常である場合には、下中央部変位計12Bの指示値
は、(l b =LB )となる。このタイミングと鋼板後端
側において測定範囲を超える鋼板後端位置になるまでの
時間とパルスジェネレータ14による搬送ロール6の速
度とから鋼板1の長さを検出する。 一対の中央部変位計12A、12Bの指示値によっ
て、鋼板1の板厚(t)を測定する。即ち、鋼板先端通
過信号を受けた後に、図4(B)に示すような上中央部
変位計12Aの指示値(la )、図4(C)に示すよう
な下中央部変位計12Bの指示値(lb )、予め設定さ
れた(LA )および(LB )から下式(1)によって、
鋼板1の板厚(t)演算する。
【0018】 t=LA +LB −(la +lb ) --- (1) 鋼板先端通過信号を受けた後に、図4(B)に示す
上中央部変位計12Aの指示値(la )によって、鋼板
端部の搬送方向の反りを検出する。即ち、図5に示すよ
うに、反り高さ(a)は、下式(2)によって演算す
る。
上中央部変位計12Aの指示値(la )によって、鋼板
端部の搬送方向の反りを検出する。即ち、図5に示すよ
うに、反り高さ(a)は、下式(2)によって演算す
る。
【0019】 a=LA −t−la --- (2) なお、下中央部変位計12Bによる場合には、反り高さ
(a)は、下式(3)によって演算する。
(a)は、下式(3)によって演算する。
【0020】 a=LB −lb --- (3) 一対の中央部変位計12A、12Bの一方の指示値
によって、鋼板1の重なりの有無を検出する。即ち、鋼
板1の重なりの態様には、例えば、図12から図14に
示すものが考えられるが、図13に示すように、二枚の
鋼板1A、1Bがずれなく重なっている場合には、の
板厚測定により検出可能である。このときの上中央部変
位計12Aの指示値は、図4(D)に示すような波形と
なる。上部鋼板1Aの端部が下部鋼板1Bの端部より突
出している場合には、下中央部変位計12Bの指示値が
図4(E)に示すように変化するので、この指示値から
鋼板1の二枚重ねを検出する。下部鋼板1Bの端部が上
部鋼板1Aの端部より突出している場合には、上中央部
変位計12Aの指示値が図4(F)に示すように変化す
るので、この指示値から鋼板の二枚重ねを検出する。 一対の側部変位計13A、13Bと上中央部変位計
12Aの指示値とによって鋼板端部の幅方向の反りを検
出する。即ち、図6に示すように、一対の側部変位計1
3A、13Bの指示値(lc )、(ld )の各々と上中
央部変位計12Aの指示値(la )との差分を演算し
て、鋼板端部の幅方向の反りを検出する。 これらの検出値と板情報設定器17によって予め設
定されたそれぞれの許容値と比較し、許容値を超える場
合には、異常材と判定する。
によって、鋼板1の重なりの有無を検出する。即ち、鋼
板1の重なりの態様には、例えば、図12から図14に
示すものが考えられるが、図13に示すように、二枚の
鋼板1A、1Bがずれなく重なっている場合には、の
板厚測定により検出可能である。このときの上中央部変
位計12Aの指示値は、図4(D)に示すような波形と
なる。上部鋼板1Aの端部が下部鋼板1Bの端部より突
出している場合には、下中央部変位計12Bの指示値が
図4(E)に示すように変化するので、この指示値から
鋼板1の二枚重ねを検出する。下部鋼板1Bの端部が上
部鋼板1Aの端部より突出している場合には、上中央部
変位計12Aの指示値が図4(F)に示すように変化す
るので、この指示値から鋼板の二枚重ねを検出する。 一対の側部変位計13A、13Bと上中央部変位計
12Aの指示値とによって鋼板端部の幅方向の反りを検
出する。即ち、図6に示すように、一対の側部変位計1
3A、13Bの指示値(lc )、(ld )の各々と上中
央部変位計12Aの指示値(la )との差分を演算し
て、鋼板端部の幅方向の反りを検出する。 これらの検出値と板情報設定器17によって予め設
定されたそれぞれの許容値と比較し、許容値を超える場
合には、異常材と判定する。
【0021】異常材判定手段16によって鋼板1が異常
材と判定されたときには、異常材判定手段16は、直ち
に、警報手段18に警報指令を発し、同時に、搬送ロー
ラ制御手段19に搬送ローラ6の作動停止指令を発し
て、異常材が自動超音波探傷装置15内に搬送されるの
を未然に阻止する。これによって、異常材が探傷装置に
衝突して探傷装置を破損させたり探傷処理能率が低下す
ることを確実に防止することができる。
材と判定されたときには、異常材判定手段16は、直ち
に、警報手段18に警報指令を発し、同時に、搬送ロー
ラ制御手段19に搬送ローラ6の作動停止指令を発し
て、異常材が自動超音波探傷装置15内に搬送されるの
を未然に阻止する。これによって、異常材が探傷装置に
衝突して探傷装置を破損させたり探傷処理能率が低下す
ることを確実に防止することができる。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、一対の非接触式中央部変位計および一対の非接触式
側部変位計からの検出値に基づいて鋼板が異常材である
か否かを判定することによって、不感体がなく、重なり
具合によらず二枚重ねの検出ができ、非接触式であるた
めに経年劣化、摩耗、破損の恐れがなく、搬送方向およ
び板幅方向の端部反りを検出でき、搬送中の鋼板の振動
による検出誤差がなく、しかも、異常材が探傷装置に衝
突して探傷装置を破損させたり探傷処理能率が低下する
ことを防止することができる等、種々の有用な効果がも
たらされる。
ば、一対の非接触式中央部変位計および一対の非接触式
側部変位計からの検出値に基づいて鋼板が異常材である
か否かを判定することによって、不感体がなく、重なり
具合によらず二枚重ねの検出ができ、非接触式であるた
めに経年劣化、摩耗、破損の恐れがなく、搬送方向およ
び板幅方向の端部反りを検出でき、搬送中の鋼板の振動
による検出誤差がなく、しかも、異常材が探傷装置に衝
突して探傷装置を破損させたり探傷処理能率が低下する
ことを防止することができる等、種々の有用な効果がも
たらされる。
【図1】この発明の異常材検出装置を示すブロック図で
ある。
ある。
【図2】図1のA矢視図である。
【図3】図2のB矢視図である。
【図4】変位計の指示値を示すグラフである。
【図5】搬送方向の端部反りの検出法の説明図である。
【図6】板幅方向の端部反りの検出法の説明図である。
【図7】二枚重ね検出装置の設置態様を示す正面図であ
る。
る。
【図8】二枚重ね検出装置のリミットスイッチが作動す
る直前の状態を示す正面図である。
る直前の状態を示す正面図である。
【図9】端部反り検出装置7を示す正面図である。
【図10】端部反り検出装置7の設置態様を示す正面図
である。
である。
【図11】端部反り検出装置7の設置態様を示す側面図
である。
である。
【図12】上部鋼板端部が下部鋼板端部より突出して重
なり合っている状態を示す正面図である。
なり合っている状態を示す正面図である。
【図13】二枚の鋼板がずれなく重なっている状態を示
す正面図である。
す正面図である。
【図14】下部鋼板端部が上部鋼板端部より突出して重
なり合っている状態を示す正面図である。
なり合っている状態を示す正面図である。
1:鋼板 1A:上部鋼板 1B:下部鋼板 2:二枚重ね検出装置 3:シリンダ 4:ローラ 5:リミットスイッチ 6:搬送ローラ 7:端部反り検出装置 8:バランスウエイト 9:ロッドレバー 10:カム 11:リミットスイッチ 12A:上中央部変位計 12B:下中央部変位計 13A:側部変位計 13B:側部変位計 14:パルスジェネレータ 15:自動超音波探傷装置 16:異常材判定手段 17:板情報設定手段 18:警報手段 19:搬送ローラ制御手段
Claims (1)
- 【請求項1】 鋼板の搬送ラインを挟んで前記搬送ライ
ンの上方および下方にそれぞれ対向して設けられた、前
記鋼板の幅方向中央部の変位を測定するための一対の中
央部変位計と、前記一対の中央部変位計の一方の両側に
前記搬送ラインと直交する方向に間隔をあけて設けられ
た、前記鋼板の幅方向側部の変位を測定するための一対
の側部変位計と、前記搬送ライン上を搬送される前記鋼
板が異常材であるか否かを判定するための異常材判定手
段とを備え、 前記異常材判定手段は、前記一対の中央部変位計および
前記一対の側部変位計のうちの何れか1つの変位計から
の前記鋼板の検出信号と前記鋼板の搬送速度とから前記
鋼板の長さを検出し、前記一対の中央部変位計からの変
位信号によって前記鋼板の板厚を検出し、前記一対の中
央部変位計の何れかからの変位信号によって前記鋼板端
部の搬送方向の反りおよび前記鋼板の重なりの有無を検
出し、前記一対の側部変位計および前記一方の中央部変
位計からの変位信号によって前記鋼板端部の幅方向の反
りを検出し、そして、これらの検出値と予め設定された
それぞれの許容値と比較して、前記鋼板が異常材である
か否かの判定を行うことを特徴とする、鋼板搬送ライン
上を搬送される異常材の検出装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9089037A JPH10277645A (ja) | 1997-04-08 | 1997-04-08 | 鋼板搬送ライン上を搬送される異常材の検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9089037A JPH10277645A (ja) | 1997-04-08 | 1997-04-08 | 鋼板搬送ライン上を搬送される異常材の検出装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10277645A true JPH10277645A (ja) | 1998-10-20 |
Family
ID=13959704
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9089037A Pending JPH10277645A (ja) | 1997-04-08 | 1997-04-08 | 鋼板搬送ライン上を搬送される異常材の検出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10277645A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006205211A (ja) * | 2005-01-28 | 2006-08-10 | Jfe Steel Kk | 精整ラインにおける被処理材のダブり込み検知方法 |
| JP2008110355A (ja) * | 2006-10-30 | 2008-05-15 | Jfe Steel Kk | スラブ幅圧下プレス設備におけるスラブ先端部搬送不良検出方法および幅圧下プレス方法 |
| JP2012125825A (ja) * | 2010-12-17 | 2012-07-05 | Jfe Steel Corp | 二枚重ね鋼板検出装置 |
| JP2015182084A (ja) * | 2014-03-20 | 2015-10-22 | Jfeスチール株式会社 | 鋼帯の巻取り合否判定方法 |
| JP2021133411A (ja) * | 2020-02-28 | 2021-09-13 | Jfeスチール株式会社 | 金属帯の圧延制御方法、圧延制御装置、及び製造方法 |
| CN113492163A (zh) * | 2021-07-16 | 2021-10-12 | 广东韶钢松山股份有限公司 | 钢板矫直系统及防止重叠钢板矫直的方法 |
| CN114289526A (zh) * | 2021-12-24 | 2022-04-08 | 重庆钢铁股份有限公司 | 宽厚板剪切物流方法 |
-
1997
- 1997-04-08 JP JP9089037A patent/JPH10277645A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006205211A (ja) * | 2005-01-28 | 2006-08-10 | Jfe Steel Kk | 精整ラインにおける被処理材のダブり込み検知方法 |
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| JP2012125825A (ja) * | 2010-12-17 | 2012-07-05 | Jfe Steel Corp | 二枚重ね鋼板検出装置 |
| JP2015182084A (ja) * | 2014-03-20 | 2015-10-22 | Jfeスチール株式会社 | 鋼帯の巻取り合否判定方法 |
| JP2021133411A (ja) * | 2020-02-28 | 2021-09-13 | Jfeスチール株式会社 | 金属帯の圧延制御方法、圧延制御装置、及び製造方法 |
| CN113492163A (zh) * | 2021-07-16 | 2021-10-12 | 广东韶钢松山股份有限公司 | 钢板矫直系统及防止重叠钢板矫直的方法 |
| CN114289526A (zh) * | 2021-12-24 | 2022-04-08 | 重庆钢铁股份有限公司 | 宽厚板剪切物流方法 |
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