JPH1023709A - 遊星減速形スタータのヨークならびにその製造装置および製造方法 - Google Patents
遊星減速形スタータのヨークならびにその製造装置および製造方法Info
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- JPH1023709A JPH1023709A JP8171348A JP17134896A JPH1023709A JP H1023709 A JPH1023709 A JP H1023709A JP 8171348 A JP8171348 A JP 8171348A JP 17134896 A JP17134896 A JP 17134896A JP H1023709 A JPH1023709 A JP H1023709A
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- B21D—WORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
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- Manufacture Of Motors, Generators (AREA)
- Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 内周ギア部および薄肉部を容易に形成し、小
形軽量化およびコストダウンを実現した遊星減速形スタ
ータのヨークの製造方法を得る。 【解決手段】 遊星ギア減速装置を内蔵した遊星減速形
スタータの始動出力軸を軸支するための開口部12aが
形成された底部と、底部の近傍に形成された内周ギア部
とを有し、遊星減速形スタータ内のモータの界磁として
機能する円筒形状のヨークの製造方法であって、金属素
材からなる円板10に対して冷間スピニングを行うこと
によりヨークを加工成形する。
形軽量化およびコストダウンを実現した遊星減速形スタ
ータのヨークの製造方法を得る。 【解決手段】 遊星ギア減速装置を内蔵した遊星減速形
スタータの始動出力軸を軸支するための開口部12aが
形成された底部と、底部の近傍に形成された内周ギア部
とを有し、遊星減速形スタータ内のモータの界磁として
機能する円筒形状のヨークの製造方法であって、金属素
材からなる円板10に対して冷間スピニングを行うこと
によりヨークを加工成形する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、たとえば自動車
用エンジンに用いられる遊星ギア減速装置を内蔵した遊
星減速形スタータのヨークならびにその製造装置および
製造方法に関し、特にヨークの軽量化を容易に実現した
遊星減速形スタータのヨークならびにその製造装置およ
び製造方法に関するものである。
用エンジンに用いられる遊星ギア減速装置を内蔵した遊
星減速形スタータのヨークならびにその製造装置および
製造方法に関し、特にヨークの軽量化を容易に実現した
遊星減速形スタータのヨークならびにその製造装置およ
び製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、たとえば自動車用エンジンの
始動時にクランク軸を駆動するスタータとしては、遊星
ギアを含む遊星ギア減速装置を内蔵した遊星減速形スタ
ータが用いられている。図7は従来の内周ギア部一体形
のヨークを含む遊星減速形スタータを一部断面図で示す
側面図である。
始動時にクランク軸を駆動するスタータとしては、遊星
ギアを含む遊星ギア減速装置を内蔵した遊星減速形スタ
ータが用いられている。図7は従来の内周ギア部一体形
のヨークを含む遊星減速形スタータを一部断面図で示す
側面図である。
【0003】図7において、遊星減速形スタータのモー
タの界磁として機能するヨーク1は、肉厚部からなる底
部12に近接した内周側面に形成された環状の内周ギア
部11と、底部12の中央の開口部12a内に嵌合され
た軸受13と、底部12と対向する開口側に形成された
円筒形状の薄肉部14とを有している。
タの界磁として機能するヨーク1は、肉厚部からなる底
部12に近接した内周側面に形成された環状の内周ギア
部11と、底部12の中央の開口部12a内に嵌合され
た軸受13と、底部12と対向する開口側に形成された
円筒形状の薄肉部14とを有している。
【0004】軸受13に軸支されたフランジ部2は、ヨ
ーク1内に拡張された端面に複数のピン22が立設され
ている。各ピン22は、フランジ部2の回転中心軸に対
して同心的に円弧状に配列されており、各ピン22には
遊星ギア4が回転自在に設けられている。
ーク1内に拡張された端面に複数のピン22が立設され
ている。各ピン22は、フランジ部2の回転中心軸に対
して同心的に円弧状に配列されており、各ピン22には
遊星ギア4が回転自在に設けられている。
【0005】フランジ部2は、端面側では内周ギア部1
1および遊星ギア4と協動して減速装置を構成し、他端
はスタータの始動出力軸21に固定されており、電機子
3およびモータ出力軸31の回転出力を遊星ギア減速装
置を介して始動出力軸21に伝達する。
1および遊星ギア4と協動して減速装置を構成し、他端
はスタータの始動出力軸21に固定されており、電機子
3およびモータ出力軸31の回転出力を遊星ギア減速装
置を介して始動出力軸21に伝達する。
【0006】底部12の開口部12aの端面には、始動
出力軸21の軸方向に突出された環状突出部12bが形
成されており、軸受13を嵌合保持するための軸方向長
さを確保している。これにより、底部12の厚さを比較
的薄く形成しても軸受13を嵌合可能にし、底部12の
肉厚を抑制して軽量化を実現している。
出力軸21の軸方向に突出された環状突出部12bが形
成されており、軸受13を嵌合保持するための軸方向長
さを確保している。これにより、底部12の厚さを比較
的薄く形成しても軸受13を嵌合可能にし、底部12の
肉厚を抑制して軽量化を実現している。
【0007】始動出力軸21の先端部は、フロント部を
覆うブラケット5により軸支されており、始動出力軸2
1の中間部には、オーバーランニングクラッチ24およ
びピニオンギア25が軸方向に移動可能に設けられてい
る。ブラケット5は、ヨーク1の底部12の外周端面に
固着されている。
覆うブラケット5により軸支されており、始動出力軸2
1の中間部には、オーバーランニングクラッチ24およ
びピニオンギア25が軸方向に移動可能に設けられてい
る。ブラケット5は、ヨーク1の底部12の外周端面に
固着されている。
【0008】オーバーランニングクラッチ24およびピ
ニオンギア25は、スタータ作動時において、始動出力
軸21と一体に回転しながら矢印方向に移動し、ピニオ
ンギア25の外周側面のギア部を介して始動対象(たと
えば、自動車用エンジンのクランク軸)を駆動する。
ニオンギア25は、スタータ作動時において、始動出力
軸21と一体に回転しながら矢印方向に移動し、ピニオ
ンギア25の外周側面のギア部を介して始動対象(たと
えば、自動車用エンジンのクランク軸)を駆動する。
【0009】始動時に駆動されるモータは、モータ出力
軸31に連結された回転子すなわち電機子3と、界磁装
置となる永久磁石33およびヨーク1とを備えている。
永久磁石33は径方向に着磁されており、磁路形成部と
なるヨーク1内の円周方向に磁束を発生させる。電機子
3に連結されたモータ出力軸31は、円筒形状のヨーク
1の薄肉部14内に収納されている。モータ出力軸31
の先端は、ヨーク1内の軸受13に近傍まで延長されて
いる。
軸31に連結された回転子すなわち電機子3と、界磁装
置となる永久磁石33およびヨーク1とを備えている。
永久磁石33は径方向に着磁されており、磁路形成部と
なるヨーク1内の円周方向に磁束を発生させる。電機子
3に連結されたモータ出力軸31は、円筒形状のヨーク
1の薄肉部14内に収納されている。モータ出力軸31
の先端は、ヨーク1内の軸受13に近傍まで延長されて
いる。
【0010】モータ出力軸31は、始動出力軸21のフ
ランジ部2内に同軸収納され、フランジ部2内の軸受2
3に軸支されている。フランジ部2上の各ピン22に回
転自在に枢着された複数の遊星ギア4は、モータ出力軸
31上の外周ギア部32と、ヨーク1の内周ギア部11
とにそれぞれ係合されている。
ランジ部2内に同軸収納され、フランジ部2内の軸受2
3に軸支されている。フランジ部2上の各ピン22に回
転自在に枢着された複数の遊星ギア4は、モータ出力軸
31上の外周ギア部32と、ヨーク1の内周ギア部11
とにそれぞれ係合されている。
【0011】ヨーク1の内周ギア部11は、フランジ部
2上の遊星ギア4およびモータ出力軸31と相互に関連
して遊星ギア減速装置を構成しており、ヨーク1の底部
12側に収納されている。遊星ギア減速装置は、スター
タ作動時にモータ出力軸31の回転を遊星ギア4を介し
て減速し、始動出力軸21およびピニオンギア25を介
して始動対象(クランク軸)に伝達する。
2上の遊星ギア4およびモータ出力軸31と相互に関連
して遊星ギア減速装置を構成しており、ヨーク1の底部
12側に収納されている。遊星ギア減速装置は、スター
タ作動時にモータ出力軸31の回転を遊星ギア4を介し
て減速し、始動出力軸21およびピニオンギア25を介
して始動対象(クランク軸)に伝達する。
【0012】ブラケット5に取り付けられてヨーク1上
に配置されたスイッチ装置6は、図示しないが、スター
タ作動時にキースイッチ等に連動してモータに給電する
スイッチ回路と、オーバーランニングクラッチ24を駆
動するためのプランジャとを内蔵している。
に配置されたスイッチ装置6は、図示しないが、スター
タ作動時にキースイッチ等に連動してモータに給電する
スイッチ回路と、オーバーランニングクラッチ24を駆
動するためのプランジャとを内蔵している。
【0013】回転軸71に枢着されたレバー7は、一端
がスイッチ装置6内のプランジャに係合され且つ他端が
オーバーランニングクラッチ24に係合されており、プ
ランジャの駆動時に回転軸71を中心に反時計方向に回
転し、始動出力軸21上のオーバーランニングクラッチ
24およびピニオンギア25を矢印方向に移動させる。
がスイッチ装置6内のプランジャに係合され且つ他端が
オーバーランニングクラッチ24に係合されており、プ
ランジャの駆動時に回転軸71を中心に反時計方向に回
転し、始動出力軸21上のオーバーランニングクラッチ
24およびピニオンギア25を矢印方向に移動させる。
【0014】次に、図7に示した従来のヨーク1を用い
た遊星減速形スタータの動作について説明する。まず、
スタータの作動前においては、レバー7の位置が図7に
示す状態であり、オーバーランニングクラッチ24が移
動しておらず、ピニオンギア25はクランク軸に係合し
ていない。
た遊星減速形スタータの動作について説明する。まず、
スタータの作動前においては、レバー7の位置が図7に
示す状態であり、オーバーランニングクラッチ24が移
動しておらず、ピニオンギア25はクランク軸に係合し
ていない。
【0015】ここで、キースイッチのオンによりスター
タを作動させると、スイッチ装置6からの給電により通
電付勢されるモータの電機子3は、永久磁石33の付勢
力を受けて回転し、電機子3と一体のモータ出力軸31
を回転駆動する。また、スイッチ装置6内のプランジャ
により駆動されるレバー7は、回転軸71を中心に反時
計方向に回転し、オーバーランニングクラッチ24を矢
印方向に移動させ、ピニオンギア25をクランク軸に係
合させる。
タを作動させると、スイッチ装置6からの給電により通
電付勢されるモータの電機子3は、永久磁石33の付勢
力を受けて回転し、電機子3と一体のモータ出力軸31
を回転駆動する。また、スイッチ装置6内のプランジャ
により駆動されるレバー7は、回転軸71を中心に反時
計方向に回転し、オーバーランニングクラッチ24を矢
印方向に移動させ、ピニオンギア25をクランク軸に係
合させる。
【0016】このとき、モータの回転出力は、モータ出
力軸31の外周ギア部32から遊星ギア4に伝達され、
遊星ギア4を回転させ且つモータ出力軸31の外周ギア
部32とヨーク1の内周ギア部11との間で回動させ
る。
力軸31の外周ギア部32から遊星ギア4に伝達され、
遊星ギア4を回転させ且つモータ出力軸31の外周ギア
部32とヨーク1の内周ギア部11との間で回動させ
る。
【0017】これにより、遊星ギア4を枢着しているフ
ランジ部2は、モータ出力軸31の回転よりも減速され
て回転し、減速回転出力を始動出力軸21に伝達する。
始動出力軸21は、オーバーランニングクラッチ24お
よびピニオンギア25を介してクランク軸を減速回転さ
せる。
ランジ部2は、モータ出力軸31の回転よりも減速され
て回転し、減速回転出力を始動出力軸21に伝達する。
始動出力軸21は、オーバーランニングクラッチ24お
よびピニオンギア25を介してクランク軸を減速回転さ
せる。
【0018】次に、図8および図9を参照しながら、従
来のヨーク1の製造装置および製造方法について説明す
る。図8は一般的な冷間鍛造装置を用いて形成されるヨ
ーク1を示す側断面図、図9は図8のヨーク1から軸受
13を除去した状態を薄肉部14側から見た正面図であ
り、各図において、同一符号で示す構成は前述(図7参
照)と同様のものである。
来のヨーク1の製造装置および製造方法について説明す
る。図8は一般的な冷間鍛造装置を用いて形成されるヨ
ーク1を示す側断面図、図9は図8のヨーク1から軸受
13を除去した状態を薄肉部14側から見た正面図であ
り、各図において、同一符号で示す構成は前述(図7参
照)と同様のものである。
【0019】図8において、ヨーク1の底部12は、軸
受13が設けられるのに十分な肉厚を有しており、環状
突出部12bが形成されていない場合を示している。な
ぜなら、従来より、ヨーク1は、冷間鍛造、焼結、焼結
鍛造または射出成形粉末冶金等の方法を用いて製造され
ており、図7のように環状突出部12bを形成するため
には製造工程数が増大してしまうので、図8の構造の方
が容易に製造できるからである。
受13が設けられるのに十分な肉厚を有しており、環状
突出部12bが形成されていない場合を示している。な
ぜなら、従来より、ヨーク1は、冷間鍛造、焼結、焼結
鍛造または射出成形粉末冶金等の方法を用いて製造され
ており、図7のように環状突出部12bを形成するため
には製造工程数が増大してしまうので、図8の構造の方
が容易に製造できるからである。
【0020】また、元々同一の肉厚を有するヨーク素材
を加工して、底部12よりも著しく薄い薄肉部14を形
成するために、多くの加工工程数を必要としている。ま
た、薄肉部14を形成するための加工度(断面減少率に
相当)が大きくなることから、特に冷間鍛造等を用いた
場合には、多大な加圧力を必要とし、ツールの寿命を劣
化させるうえ、コストアップにつながることになる。さ
らに、焼結等を用いた場合には、薄肉部14に所要量の
素材を充填させることが困難になる。
を加工して、底部12よりも著しく薄い薄肉部14を形
成するために、多くの加工工程数を必要としている。ま
た、薄肉部14を形成するための加工度(断面減少率に
相当)が大きくなることから、特に冷間鍛造等を用いた
場合には、多大な加圧力を必要とし、ツールの寿命を劣
化させるうえ、コストアップにつながることになる。さ
らに、焼結等を用いた場合には、薄肉部14に所要量の
素材を充填させることが困難になる。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】従来の遊星減速形スタ
ータのヨークならびにその製造装置および製造方法は以
上のように、冷間鍛造や焼結等を用いて成形しているの
で、肉厚部からなる底部12と円筒形状の薄肉部14と
を容易に形成することができず、小形軽量化を実現する
ことが困難となり、薄肉部14を形成するために多大な
製造コストを必要とするという問題点があった。
ータのヨークならびにその製造装置および製造方法は以
上のように、冷間鍛造や焼結等を用いて成形しているの
で、肉厚部からなる底部12と円筒形状の薄肉部14と
を容易に形成することができず、小形軽量化を実現する
ことが困難となり、薄肉部14を形成するために多大な
製造コストを必要とするという問題点があった。
【0022】この発明は上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、冷間スピニング加工を用いるこ
とにより内周ギア部および薄肉部を容易に形成し、小形
軽量化およびコストダウンを実現した遊星減速形スター
タのヨークならびにその製造装置および製造方法を得る
ことを目的とする。
ためになされたもので、冷間スピニング加工を用いるこ
とにより内周ギア部および薄肉部を容易に形成し、小形
軽量化およびコストダウンを実現した遊星減速形スター
タのヨークならびにその製造装置および製造方法を得る
ことを目的とする。
【0023】また、冷間スピニング加工時において、ヨ
ークの金属素材となる円板を加工ツールに装着する際に
バーリング加工により開口部の環状突出部を容易に形成
し、小形軽量化およびコストダウンを実現した遊星減速
形スタータのヨークならびにその製造装置および製造方
法を得ることを目的とする。
ークの金属素材となる円板を加工ツールに装着する際に
バーリング加工により開口部の環状突出部を容易に形成
し、小形軽量化およびコストダウンを実現した遊星減速
形スタータのヨークならびにその製造装置および製造方
法を得ることを目的とする。
【0024】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に係
る遊星減速形スタータのヨークの製造方法は、遊星ギア
減速装置を内蔵した遊星減速形スタータの始動出力軸を
軸支するための開口部が形成された底部と、底部の近傍
に形成された内周ギア部とを有し、遊星減速形スタータ
内のモータの界磁として機能する円筒形状のヨークの製
造方法であって、金属素材からなる円板に対して冷間ス
ピニングを行うことによりヨークを加工成形するもので
ある。
る遊星減速形スタータのヨークの製造方法は、遊星ギア
減速装置を内蔵した遊星減速形スタータの始動出力軸を
軸支するための開口部が形成された底部と、底部の近傍
に形成された内周ギア部とを有し、遊星減速形スタータ
内のモータの界磁として機能する円筒形状のヨークの製
造方法であって、金属素材からなる円板に対して冷間ス
ピニングを行うことによりヨークを加工成形するもので
ある。
【0025】また、この発明の請求項2に係る遊星減速
形スタータのヨークの製造方法は、請求項1において、
冷間スピニングを行うための加工ツールに円板を装着す
る際に、円板に中央部に対してバーリングを行うことに
より、ヨークの開口部の端面から始動出力軸の軸方向に
突出した環状突出部を加工成形するものである。
形スタータのヨークの製造方法は、請求項1において、
冷間スピニングを行うための加工ツールに円板を装着す
る際に、円板に中央部に対してバーリングを行うことに
より、ヨークの開口部の端面から始動出力軸の軸方向に
突出した環状突出部を加工成形するものである。
【0026】また、この発明の請求項3に係る遊星減速
形スタータのヨークの製造方法は、請求項2において、
円板は、中央に初期開口部が形成されており、バーリン
グによる加工ステップは、初期開口部よりも大きい開口
部に対応した外径の円筒突出部を有する第1ツールと、
円筒突出部が挿入される円筒凹部を有する第2ツールと
の間に、円筒突出部が初期開口部および円筒凹部に挿入
されるように円板を挟むことにより行われるものであ
る。
形スタータのヨークの製造方法は、請求項2において、
円板は、中央に初期開口部が形成されており、バーリン
グによる加工ステップは、初期開口部よりも大きい開口
部に対応した外径の円筒突出部を有する第1ツールと、
円筒突出部が挿入される円筒凹部を有する第2ツールと
の間に、円筒突出部が初期開口部および円筒凹部に挿入
されるように円板を挟むことにより行われるものであ
る。
【0027】また、この発明の請求項4に係る遊星減速
形スタータのヨークの製造方法は、請求項3において、
バーリングによる加工ステップは、初期開口部が円筒突
出部の位置と一致するように、円板を第1ツールに対し
て位置決め配置する第1ステップと、円筒突出部が第2
ツールの円筒凹部に挿入されるように第2ツールを軸方
向に移動させ、ヨークの素材を挟んで第2ツールの端面
を第1ツールの端面に押圧する第2ステップとを含み、
スピニングによる加工ステップは、第1ツールおよび第
2ツールと回転ローラとを互いに逆方向に回転させると
ともに、回転ローラと第1ツールとの間に円板を曲げな
がら挟み、回転ローラを第1ツールの外周面に押圧しな
がら、回転ローラを第1ツールの端面側から軸方向に移
動させる第3ステップを含み、第2ステップにおいて、
第1ツールの端面上の複数の凸部によりヨークの底部の
内面上に複数の凹部が形成され、第3ステップにおい
て、第1ツールの端面に近接した外周側面に設けられた
歯形部によりヨークの内周ギア部が形成されるものであ
る。
形スタータのヨークの製造方法は、請求項3において、
バーリングによる加工ステップは、初期開口部が円筒突
出部の位置と一致するように、円板を第1ツールに対し
て位置決め配置する第1ステップと、円筒突出部が第2
ツールの円筒凹部に挿入されるように第2ツールを軸方
向に移動させ、ヨークの素材を挟んで第2ツールの端面
を第1ツールの端面に押圧する第2ステップとを含み、
スピニングによる加工ステップは、第1ツールおよび第
2ツールと回転ローラとを互いに逆方向に回転させると
ともに、回転ローラと第1ツールとの間に円板を曲げな
がら挟み、回転ローラを第1ツールの外周面に押圧しな
がら、回転ローラを第1ツールの端面側から軸方向に移
動させる第3ステップを含み、第2ステップにおいて、
第1ツールの端面上の複数の凸部によりヨークの底部の
内面上に複数の凹部が形成され、第3ステップにおい
て、第1ツールの端面に近接した外周側面に設けられた
歯形部によりヨークの内周ギア部が形成されるものであ
る。
【0028】また、この発明の請求項5に係る遊星減速
形スタータのヨークの製造方法は、請求項4の第3ステ
ップにおいて、ヨークの内周ギア部に対応した外周面に
径小部が形成されるものである。
形スタータのヨークの製造方法は、請求項4の第3ステ
ップにおいて、ヨークの内周ギア部に対応した外周面に
径小部が形成されるものである。
【0029】また、この発明の請求項6に係る遊星減速
形スタータのヨークの製造装置は、遊星ギア減速装置を
内蔵した遊星減速形スタータの始動出力軸を軸支するた
めの開口部が形成された底部と、底部の内面に形成され
た複数の凹部と、底部の近傍に形成された内周ギア部と
を有し、遊星減速形スタータ内のモータの界磁として機
能する円筒形状のヨークの製造装置であって、ヨークの
内面形状に対応した外周形状を有する回転可能な第1ツ
ールと、ヨークの底部に相当する素材を挟んで第1ツー
ルの端面に対向する回転可能な第2ツールと、ヨークの
円筒部に相当する素材を挟んで第1ツールの外周面に対
向し且つ第1ツールの端面側から軸方向に移動可能な回
転ローラとを備え、第1ツールは、端面の中央から突出
した円筒突出部と、円筒突出部の周辺に位置する端面に
設けられた複数の凸部と、端面に近接した外周側面に設
けられた歯形部とを有し、第2ツールは、第1ツールの
端面との対向面の中央に、円筒突出部が挿入される円筒
凹部を有し、第1ツールの円筒突出部の外径は、ヨーク
の開口部の内径に対応し、第1ツールの端面上の凸部
は、ヨークの底部上の凹部に対応し、第1ツールの歯形
部は、ヨークの内周ギア部に対応したものである。
形スタータのヨークの製造装置は、遊星ギア減速装置を
内蔵した遊星減速形スタータの始動出力軸を軸支するた
めの開口部が形成された底部と、底部の内面に形成され
た複数の凹部と、底部の近傍に形成された内周ギア部と
を有し、遊星減速形スタータ内のモータの界磁として機
能する円筒形状のヨークの製造装置であって、ヨークの
内面形状に対応した外周形状を有する回転可能な第1ツ
ールと、ヨークの底部に相当する素材を挟んで第1ツー
ルの端面に対向する回転可能な第2ツールと、ヨークの
円筒部に相当する素材を挟んで第1ツールの外周面に対
向し且つ第1ツールの端面側から軸方向に移動可能な回
転ローラとを備え、第1ツールは、端面の中央から突出
した円筒突出部と、円筒突出部の周辺に位置する端面に
設けられた複数の凸部と、端面に近接した外周側面に設
けられた歯形部とを有し、第2ツールは、第1ツールの
端面との対向面の中央に、円筒突出部が挿入される円筒
凹部を有し、第1ツールの円筒突出部の外径は、ヨーク
の開口部の内径に対応し、第1ツールの端面上の凸部
は、ヨークの底部上の凹部に対応し、第1ツールの歯形
部は、ヨークの内周ギア部に対応したものである。
【0030】また、この発明の請求項7に係る遊星減速
形スタータのヨークは、遊星ギア減速装置を内蔵した遊
星減速形スタータ内のモータの界磁として機能するヨー
クであって、モータの電機子を収納する円筒形状の薄肉
部と、遊星減速形スタータの始動出力軸を軸支するため
の開口部が形成された肉厚部からなる底部と、底部の近
傍に形成された内周ギア部と、内周ギア部に近接した端
面に形成された肉厚部からなる底部と、底部の内面に形
成された複数の凹部とを備えたものである。
形スタータのヨークは、遊星ギア減速装置を内蔵した遊
星減速形スタータ内のモータの界磁として機能するヨー
クであって、モータの電機子を収納する円筒形状の薄肉
部と、遊星減速形スタータの始動出力軸を軸支するため
の開口部が形成された肉厚部からなる底部と、底部の近
傍に形成された内周ギア部と、内周ギア部に近接した端
面に形成された肉厚部からなる底部と、底部の内面に形
成された複数の凹部とを備えたものである。
【0031】また、この発明の請求項8に係る遊星減速
形スタータのヨークは、請求項7において、内周ギア部
に対応する外周面に径小部が形成されたものである。
形スタータのヨークは、請求項7において、内周ギア部
に対応する外周面に径小部が形成されたものである。
【0032】
実施の形態1.以下、この発明の実施の形態1を図につ
いて説明する。図1はこの発明の実施の形態1によるヨ
ーク1を示す側面図、図2は図1のヨーク1から軸受1
3を除去した状態を薄肉部14側から見た正面図、図3
は図2内のA−A線による断面図である。
いて説明する。図1はこの発明の実施の形態1によるヨ
ーク1を示す側面図、図2は図1のヨーク1から軸受1
3を除去した状態を薄肉部14側から見た正面図、図3
は図2内のA−A線による断面図である。
【0033】各図において、前述(図8および図9参
照)と同様の構成要素については、同一符号を付してそ
の説明を省略する。また、この発明の実施の形態1のヨ
ーク1を含む遊星減速形スタータの構成および動作につ
いては、前述(図7参照)の通りなのでここでは説明し
ない。
照)と同様の構成要素については、同一符号を付してそ
の説明を省略する。また、この発明の実施の形態1のヨ
ーク1を含む遊星減速形スタータの構成および動作につ
いては、前述(図7参照)の通りなのでここでは説明し
ない。
【0034】この場合、ヨーク1は、開口部12aの端
面から始動出力軸21(図7参照)の軸方向に突出され
た環状突出部12bのみならず、底部12の内面に形成
された複数の凹部12cと、内周ギア部11の外周面に
形成された径小部12dとを備えている。
面から始動出力軸21(図7参照)の軸方向に突出され
た環状突出部12bのみならず、底部12の内面に形成
された複数の凹部12cと、内周ギア部11の外周面に
形成された径小部12dとを備えている。
【0035】底部12上の凹部12cは、図7のように
スタータとして組み立てたときに、グリース等の潤滑剤
を保持することができる。また、内周ギア部11に対応
して径小部12dを形成することにより、内周ギア部1
1にヨーク素材が十分に流れ込み、内周ギア部11の精
度を確保することができる。
スタータとして組み立てたときに、グリース等の潤滑剤
を保持することができる。また、内周ギア部11に対応
して径小部12dを形成することにより、内周ギア部1
1にヨーク素材が十分に流れ込み、内周ギア部11の精
度を確保することができる。
【0036】以下、図4〜図6を参照しながら、図1〜
図3に示したこの発明の実施の形態1によるヨーク1の
製造装置および製造方法について説明する。図4〜図6
はこの発明の実施の形態1によるヨーク1の製造装置を
示す側断面図であり、それぞれ、製造時の各ステップに
対応している。
図3に示したこの発明の実施の形態1によるヨーク1の
製造装置および製造方法について説明する。図4〜図6
はこの発明の実施の形態1によるヨーク1の製造装置を
示す側断面図であり、それぞれ、製造時の各ステップに
対応している。
【0037】図4〜図6において、固定配置された第1
ツール8は、ヨーク1(図1参照)の内面形状に対応し
た外周形状を有する。軸方向(矢印B方向)に移動する
第2ツール9は、第1ツール8の端面80に対向する端
面90を有し、ヨーク1の底部12に相当する中央部分
で、ヨーク1の金属素材となる円板10を挟むようにな
っている。
ツール8は、ヨーク1(図1参照)の内面形状に対応し
た外周形状を有する。軸方向(矢印B方向)に移動する
第2ツール9は、第1ツール8の端面80に対向する端
面90を有し、ヨーク1の底部12に相当する中央部分
で、ヨーク1の金属素材となる円板10を挟むようにな
っている。
【0038】第1ツール8および第2ツールは、円板1
0の加工時に同軸上で対向し、円板10を挟んだ状態で
矢印C(図6参照)方向に回転する。円板10のスピニ
ング加工時において、円板10を挟んだ状態で第1ツー
ル8の側面に圧接される回転ローラ100は、矢印D
(矢印Cとは逆)方向に回転し、且つ第1ツール8の端
面80側から矢印E方向(軸方向)に直線移動する。
0の加工時に同軸上で対向し、円板10を挟んだ状態で
矢印C(図6参照)方向に回転する。円板10のスピニ
ング加工時において、円板10を挟んだ状態で第1ツー
ル8の側面に圧接される回転ローラ100は、矢印D
(矢印Cとは逆)方向に回転し、且つ第1ツール8の端
面80側から矢印E方向(軸方向)に直線移動する。
【0039】第1ツール8は、端面80の中央から突出
した円筒突出部81と、端面80に近接した外周側面に
設けられた歯形部82と、円筒突出部81の周辺に位置
する端面80に設けられた複数の凸部83とを有する。
また、第2ツール9は、第1ツール8の端面80と対向
する端面90の中央に、円筒突出部81が挿入される円
筒凹部91を有する。
した円筒突出部81と、端面80に近接した外周側面に
設けられた歯形部82と、円筒突出部81の周辺に位置
する端面80に設けられた複数の凸部83とを有する。
また、第2ツール9は、第1ツール8の端面80と対向
する端面90の中央に、円筒突出部81が挿入される円
筒凹部91を有する。
【0040】第1ツール8の円筒突出部81は、径小先
端部81aと、径小先端部81aの後方に形成された径
大部81bとを有し、径大部81bの外径は、加工前の
ヨーク素材となる円板10の初期開口部10aよりも大
きく、加工後のヨーク1の開口部12aの内径に対応し
ている。
端部81aと、径小先端部81aの後方に形成された径
大部81bとを有し、径大部81bの外径は、加工前の
ヨーク素材となる円板10の初期開口部10aよりも大
きく、加工後のヨーク1の開口部12aの内径に対応し
ている。
【0041】第1ツール8の端面80上の凸部83は、
加工時において、第2ツール9との間で円板10を確実
に保持するために設けられている。また、加工後におい
て、凸部83は、ヨーク1の底部12上の凹部12cに
対応し、第1ツール8の歯形部82は、ヨーク1の内周
ギア部11に対応している。
加工時において、第2ツール9との間で円板10を確実
に保持するために設けられている。また、加工後におい
て、凸部83は、ヨーク1の底部12上の凹部12cに
対応し、第1ツール8の歯形部82は、ヨーク1の内周
ギア部11に対応している。
【0042】なお、円板10の厚さは、加工時および完
成後のヨーク1の内周ギア部11および底部12の肉厚
を考慮し、且つ小形軽量化を目的として、必要最小限の
値にあらかじめ設定されている。
成後のヨーク1の内周ギア部11および底部12の肉厚
を考慮し、且つ小形軽量化を目的として、必要最小限の
値にあらかじめ設定されている。
【0043】まず、図4のように、円板10の初期開口
部10aと、第1ツール8の円筒突出部81の径小先端
部81aとの位置が一致するように、円板10を第1ツ
ール8に対して位置決め配置する(第1ステップ)。こ
のとき、第2ツール9は、第1ツール8に対して同軸に
対向配置するように位置決めされている。
部10aと、第1ツール8の円筒突出部81の径小先端
部81aとの位置が一致するように、円板10を第1ツ
ール8に対して位置決め配置する(第1ステップ)。こ
のとき、第2ツール9は、第1ツール8に対して同軸に
対向配置するように位置決めされている。
【0044】次に、図5のように、第1ツール8の円筒
突出部81が第2ツール9の円筒凹部91内に挿入され
るように、第2ツール9を矢印B(軸)方向に移動さ
せ、ヨーク素材である円板10を挟みながら、第2ツー
ル9の端面90を第1ツール8の端面80に押圧する
(第2ステップ)。
突出部81が第2ツール9の円筒凹部91内に挿入され
るように、第2ツール9を矢印B(軸)方向に移動さ
せ、ヨーク素材である円板10を挟みながら、第2ツー
ル9の端面90を第1ツール8の端面80に押圧する
(第2ステップ)。
【0045】このとき、円筒突出部81および円筒凹部
91の係合に基づくバーリング成形により、円板10の
初期開口部10aが径大部81bの外径に沿って押し広
げられ、最終的なヨーク1の開口部12aが形成される
とともに、開口部12aの端面から突出した環状突出部
12bが形成される。また、第1ツール8の端面80上
の凸部83により、底部12に対応した円板10上に凹
部12cが形成される。
91の係合に基づくバーリング成形により、円板10の
初期開口部10aが径大部81bの外径に沿って押し広
げられ、最終的なヨーク1の開口部12aが形成される
とともに、開口部12aの端面から突出した環状突出部
12bが形成される。また、第1ツール8の端面80上
の凸部83により、底部12に対応した円板10上に凹
部12cが形成される。
【0046】このように、第1ツール8の凸部83が円
板10に食い込むことにより、後述する第3ステップに
おいて、円板10は第1ツール8および第2ツール9と
一体に回転することができる。
板10に食い込むことにより、後述する第3ステップに
おいて、円板10は第1ツール8および第2ツール9と
一体に回転することができる。
【0047】続いて、図6のように、第1ツール8およ
び第2ツール9を矢印C方向に回転させ、回転ローラ1
00を矢印D方向に回転させ、第1ツール8および第2
ツール9と回転ローラ100とを互いに逆方向に回転さ
せる。これと同時に、ヨーク素材の円板10を挟んで、
回転ローラ100を第1ツール8の外周面に押圧しなが
ら、回転ローラ100を第1ツール8の端面80側から
矢印E(軸)方向に移動させる(第3ステップ)。
び第2ツール9を矢印C方向に回転させ、回転ローラ1
00を矢印D方向に回転させ、第1ツール8および第2
ツール9と回転ローラ100とを互いに逆方向に回転さ
せる。これと同時に、ヨーク素材の円板10を挟んで、
回転ローラ100を第1ツール8の外周面に押圧しなが
ら、回転ローラ100を第1ツール8の端面80側から
矢印E(軸)方向に移動させる(第3ステップ)。
【0048】これにより、冷間スピニング加工が行わ
れ、円板10が軸方向に曲げられ且つ圧延される。した
がって、円板10は、第1ツール8の外径形状に倣って
ヨーク1の円筒部分すなわち径小部12dおよび薄肉部
14(図1参照)となる。
れ、円板10が軸方向に曲げられ且つ圧延される。した
がって、円板10は、第1ツール8の外径形状に倣って
ヨーク1の円筒部分すなわち径小部12dおよび薄肉部
14(図1参照)となる。
【0049】このとき、ヨーク素材を絞り込んで径小部
12dを形成しているので、ヨーク素材の厚さが最小限
であっても、ヨーク素材が歯形部82に十分に入り込
み、内周ギア部11の精度を向上させることができる。
また、このような冷間スピニング成形は、比較的小さい
圧力で加工可能であるため、製造装置そのものも小形で
経済的であり、低消費電力で小形軽量化を容易に実現す
ることができる。
12dを形成しているので、ヨーク素材の厚さが最小限
であっても、ヨーク素材が歯形部82に十分に入り込
み、内周ギア部11の精度を向上させることができる。
また、このような冷間スピニング成形は、比較的小さい
圧力で加工可能であるため、製造装置そのものも小形で
経済的であり、低消費電力で小形軽量化を容易に実現す
ることができる。
【0050】また、スピニング加工前の各ツール8およ
び9の装着時においてバーリング成形が行われることに
より、単一加工工程のみで、ヨーク1の成形のみなら
ず、開口部12aおよび環状突出部12bを形成するこ
とができる。したがって、比較的薄いヨーク素材を用い
て、開口部12a内に軸受13を挿入可能な軸方向長さ
を十分に確保することができ、小形軽量化を容易に実現
することができる。
び9の装着時においてバーリング成形が行われることに
より、単一加工工程のみで、ヨーク1の成形のみなら
ず、開口部12aおよび環状突出部12bを形成するこ
とができる。したがって、比較的薄いヨーク素材を用い
て、開口部12a内に軸受13を挿入可能な軸方向長さ
を十分に確保することができ、小形軽量化を容易に実現
することができる。
【0051】また、比較的薄いヨーク素材を適用できる
ことから、長い圧延時間を要することもなく、薄肉部1
4を容易に形成することができる。また、加工時におけ
る円板10の滑り防止用の凸部83により形成された凹
部12cは、ヨーク1の完成後において、グリース等の
潤滑剤を有効に保持することができる。
ことから、長い圧延時間を要することもなく、薄肉部1
4を容易に形成することができる。また、加工時におけ
る円板10の滑り防止用の凸部83により形成された凹
部12cは、ヨーク1の完成後において、グリース等の
潤滑剤を有効に保持することができる。
【0052】なお、上記実施の形態1では、第1ツール
8の端面に凸部83を設けたが、冷間スピニング加工時
において、円板10を装着する際に特に支障がなけれ
ば、凸部83を省略することもできる。この場合、底部
12の内面上に潤滑剤保持用の凹部12cが形成されな
くなるが、もし必要であれば、別の工程で凹部12cを
形成してもよい。
8の端面に凸部83を設けたが、冷間スピニング加工時
において、円板10を装着する際に特に支障がなけれ
ば、凸部83を省略することもできる。この場合、底部
12の内面上に潤滑剤保持用の凹部12cが形成されな
くなるが、もし必要であれば、別の工程で凹部12cを
形成してもよい。
【0053】また、円板10の加工ツールへの装着時
に、バーリング加工によりヨーク1の開口部12aの端
面に環状突出部12bを形成したが、底部12の肉厚
(ヨーク素材である円板10の厚さに相当する)が軸受
13を嵌合するのに十分な厚さを有していれば、環状突
出部12bを省略することができるので、バーリング加
工も不要となる。
に、バーリング加工によりヨーク1の開口部12aの端
面に環状突出部12bを形成したが、底部12の肉厚
(ヨーク素材である円板10の厚さに相当する)が軸受
13を嵌合するのに十分な厚さを有していれば、環状突
出部12bを省略することができるので、バーリング加
工も不要となる。
【0054】また、内周ギア部11に対応する外周面上
に径小部12dを設けたが、ヨーク素材となる円板10
の肉厚が内周ギア部11を形成するのに十分な厚さであ
れば、径小部12dを省略することもできる。
に径小部12dを設けたが、ヨーク素材となる円板10
の肉厚が内周ギア部11を形成するのに十分な厚さであ
れば、径小部12dを省略することもできる。
【0055】さらに、上記実施の形態1では、ヨーク1
を加工成形するための製造装置および製造方法として、
冷間スピニングおよびバーリングの一例を示したが、他
の冷間スピニング加工およびバーリング加工の変形例を
実施しても同等の作用効果を奏することは言うまでもな
い。
を加工成形するための製造装置および製造方法として、
冷間スピニングおよびバーリングの一例を示したが、他
の冷間スピニング加工およびバーリング加工の変形例を
実施しても同等の作用効果を奏することは言うまでもな
い。
【0056】
【発明の効果】以上のようにこの発明の請求項1によれ
ば、遊星ギア減速装置を内蔵した遊星減速形スタータの
始動出力軸を軸支するための開口部が形成された底部
と、底部の近傍に形成された内周ギア部とを有し、遊星
減速形スタータ内のモータの界磁として機能する円筒形
状のヨークの製造方法であって、金属素材からなる円板
に対して冷間スピニングを行うことによりヨークを加工
成形するようにしたので、内周ギア部および薄肉部を容
易に形成し、小形軽量化およびコストダウンを実現した
遊星減速形スタータのヨークの製造方法が得られる効果
がある。
ば、遊星ギア減速装置を内蔵した遊星減速形スタータの
始動出力軸を軸支するための開口部が形成された底部
と、底部の近傍に形成された内周ギア部とを有し、遊星
減速形スタータ内のモータの界磁として機能する円筒形
状のヨークの製造方法であって、金属素材からなる円板
に対して冷間スピニングを行うことによりヨークを加工
成形するようにしたので、内周ギア部および薄肉部を容
易に形成し、小形軽量化およびコストダウンを実現した
遊星減速形スタータのヨークの製造方法が得られる効果
がある。
【0057】また、この発明の請求項2によれば、請求
項1において、冷間スピニングを行うための加工ツール
に円板を装着する際に、円板に中央部に対してバーリン
グを行うことにより、ヨークの開口部の端面から始動出
力軸の軸方向に突出した環状突出部を加工成形するよう
にしたので、ヨークの開口部端面の環状突出部を容易に
形成することができ、小形軽量化およびコストダウンを
実現した遊星減速形スタータのヨークの製造方法が得ら
れる効果がある。
項1において、冷間スピニングを行うための加工ツール
に円板を装着する際に、円板に中央部に対してバーリン
グを行うことにより、ヨークの開口部の端面から始動出
力軸の軸方向に突出した環状突出部を加工成形するよう
にしたので、ヨークの開口部端面の環状突出部を容易に
形成することができ、小形軽量化およびコストダウンを
実現した遊星減速形スタータのヨークの製造方法が得ら
れる効果がある。
【0058】また、この発明の請求項3によれば、請求
項2において、円板は、中央に初期開口部が形成されて
おり、バーリングによる加工ステップは、初期開口部よ
りも大きい開口部に対応した外径の円筒突出部を有する
第1ツールと、円筒突出部が挿入される円筒凹部を有す
る第2ツールとの間に、円筒突出部が初期開口部および
円筒凹部に挿入されるように円板を挟むことにより行わ
れるようにしたので、ヨークの内周ギア部、薄肉部およ
び環状突出部を容易に形成することができ、小形軽量化
およびコストダウンを実現した遊星減速形スタータのヨ
ークの製造方法が得られる効果がある。
項2において、円板は、中央に初期開口部が形成されて
おり、バーリングによる加工ステップは、初期開口部よ
りも大きい開口部に対応した外径の円筒突出部を有する
第1ツールと、円筒突出部が挿入される円筒凹部を有す
る第2ツールとの間に、円筒突出部が初期開口部および
円筒凹部に挿入されるように円板を挟むことにより行わ
れるようにしたので、ヨークの内周ギア部、薄肉部およ
び環状突出部を容易に形成することができ、小形軽量化
およびコストダウンを実現した遊星減速形スタータのヨ
ークの製造方法が得られる効果がある。
【0059】また、この発明の請求項4によれば、請求
項3において、バーリングによる加工ステップは、初期
開口部が円筒突出部の位置と一致するように、円板を第
1ツールに対して位置決め配置する第1ステップと、円
筒突出部が第2ツールの円筒凹部に挿入されるように第
2ツールを軸方向に移動させ、ヨークの素材を挟んで第
2ツールの端面を第1ツールの端面に押圧する第2ステ
ップとを含み、スピニングによる加工ステップは、第1
ツールおよび第2ツールと回転ローラとを互いに逆方向
に回転させるとともに、回転ローラと第1ツールとの間
に円板を曲げながら挟み、回転ローラを第1ツールの外
周面に押圧しながら、回転ローラを第1ツールの端面側
から軸方向に移動させる第3ステップを含み、第2ステ
ップにおいて、第1ツールの端面上の複数の凸部により
ヨークの底部の内面上に複数の凹部が形成され、第3ス
テップにおいて、第1ツールの端面に近接した外周側面
に設けられた歯形部によりヨークの内周ギア部が形成さ
れるようにしたので、ヨークの内周ギア部、薄肉部およ
び環状突出部を容易に形成することができ、小形軽量化
およびコストダウンを実現した遊星減速形スタータのヨ
ークの製造方法が得られる効果がある。
項3において、バーリングによる加工ステップは、初期
開口部が円筒突出部の位置と一致するように、円板を第
1ツールに対して位置決め配置する第1ステップと、円
筒突出部が第2ツールの円筒凹部に挿入されるように第
2ツールを軸方向に移動させ、ヨークの素材を挟んで第
2ツールの端面を第1ツールの端面に押圧する第2ステ
ップとを含み、スピニングによる加工ステップは、第1
ツールおよび第2ツールと回転ローラとを互いに逆方向
に回転させるとともに、回転ローラと第1ツールとの間
に円板を曲げながら挟み、回転ローラを第1ツールの外
周面に押圧しながら、回転ローラを第1ツールの端面側
から軸方向に移動させる第3ステップを含み、第2ステ
ップにおいて、第1ツールの端面上の複数の凸部により
ヨークの底部の内面上に複数の凹部が形成され、第3ス
テップにおいて、第1ツールの端面に近接した外周側面
に設けられた歯形部によりヨークの内周ギア部が形成さ
れるようにしたので、ヨークの内周ギア部、薄肉部およ
び環状突出部を容易に形成することができ、小形軽量化
およびコストダウンを実現した遊星減速形スタータのヨ
ークの製造方法が得られる効果がある。
【0060】また、この発明の請求項5によれば、請求
項4の第3ステップにおいて、ヨークの内周ギア部に対
応した外周面に径小部が形成されるようにしたので、ヨ
ークの内周ギア部が確実に形成され、小形軽量化および
コストダウンを実現した遊星減速形スタータのヨークの
製造方法が得られる効果がある。
項4の第3ステップにおいて、ヨークの内周ギア部に対
応した外周面に径小部が形成されるようにしたので、ヨ
ークの内周ギア部が確実に形成され、小形軽量化および
コストダウンを実現した遊星減速形スタータのヨークの
製造方法が得られる効果がある。
【0061】また、この発明の請求項6によれば、遊星
ギア減速装置を内蔵した遊星減速形スタータの始動出力
軸を軸支するための開口部が形成された底部と、底部の
内面に形成された複数の凹部と、底部の近傍に形成され
た内周ギア部とを有し、遊星減速形スタータ内のモータ
の界磁として機能する円筒形状のヨークの製造装置であ
って、ヨークの内面形状に対応した外周形状を有する回
転可能な第1ツールと、ヨークの底部に相当する素材を
挟んで第1ツールの端面に対向する回転可能な第2ツー
ルと、ヨークの円筒部に相当する素材を挟んで第1ツー
ルの外周面に対向し且つ第1ツールの端面側から軸方向
に移動可能な回転ローラとを備え、第1ツールは、端面
の中央から突出した円筒突出部と、円筒突出部の周辺に
位置する端面に設けられた複数の凸部と、端面に近接し
た外周側面に設けられた歯形部とを有し、第2ツール
は、第1ツールの端面との対向面の中央に、円筒突出部
が挿入される円筒凹部を有し、第1ツールの円筒突出部
の外径をヨークの開口部の内径に対応させ、第1ツール
の端面上の凸部をヨークの底部上の凹部に対応させ、第
1ツールの歯形部をヨークの内周ギア部に対応させたの
で、ヨークの内周ギア部および底部内面の凹部を容易に
形成することができ、小形軽量化およびコストダウンを
実現した遊星減速形スタータのヨークの製造方法が得ら
れる効果がある。
ギア減速装置を内蔵した遊星減速形スタータの始動出力
軸を軸支するための開口部が形成された底部と、底部の
内面に形成された複数の凹部と、底部の近傍に形成され
た内周ギア部とを有し、遊星減速形スタータ内のモータ
の界磁として機能する円筒形状のヨークの製造装置であ
って、ヨークの内面形状に対応した外周形状を有する回
転可能な第1ツールと、ヨークの底部に相当する素材を
挟んで第1ツールの端面に対向する回転可能な第2ツー
ルと、ヨークの円筒部に相当する素材を挟んで第1ツー
ルの外周面に対向し且つ第1ツールの端面側から軸方向
に移動可能な回転ローラとを備え、第1ツールは、端面
の中央から突出した円筒突出部と、円筒突出部の周辺に
位置する端面に設けられた複数の凸部と、端面に近接し
た外周側面に設けられた歯形部とを有し、第2ツール
は、第1ツールの端面との対向面の中央に、円筒突出部
が挿入される円筒凹部を有し、第1ツールの円筒突出部
の外径をヨークの開口部の内径に対応させ、第1ツール
の端面上の凸部をヨークの底部上の凹部に対応させ、第
1ツールの歯形部をヨークの内周ギア部に対応させたの
で、ヨークの内周ギア部および底部内面の凹部を容易に
形成することができ、小形軽量化およびコストダウンを
実現した遊星減速形スタータのヨークの製造方法が得ら
れる効果がある。
【0062】また、この発明の請求項7によれば、遊星
ギア減速装置を内蔵した遊星減速形スタータ内のモータ
の界磁として機能するヨークであって、モータの電機子
3を収納する円筒形状の薄肉部と、遊星減速形スタータ
の始動出力軸を軸支するための開口部が形成された肉厚
部からなる底部と、底部の近傍に形成された内周ギア部
と、内周ギア部に近接した端面に形成された肉厚部から
なる底部と、底部の内面に形成された複数の凹部とを備
えたので、ヨークの内周ギア部、薄肉部および環状突出
部を容易に形成することができ、小形軽量化およびコス
トダウンを実現した遊星減速形スタータのヨークが得ら
れる効果がある。
ギア減速装置を内蔵した遊星減速形スタータ内のモータ
の界磁として機能するヨークであって、モータの電機子
3を収納する円筒形状の薄肉部と、遊星減速形スタータ
の始動出力軸を軸支するための開口部が形成された肉厚
部からなる底部と、底部の近傍に形成された内周ギア部
と、内周ギア部に近接した端面に形成された肉厚部から
なる底部と、底部の内面に形成された複数の凹部とを備
えたので、ヨークの内周ギア部、薄肉部および環状突出
部を容易に形成することができ、小形軽量化およびコス
トダウンを実現した遊星減速形スタータのヨークが得ら
れる効果がある。
【0063】また、この発明の請求項8によれば、請求
項7において、内周ギア部に対応する外周面に径小部を
形成したので、ヨークの内周ギア部が確実に形成され、
小形軽量化およびコストダウンを実現した遊星減速形ス
タータのヨークが得られる効果がある。
項7において、内周ギア部に対応する外周面に径小部を
形成したので、ヨークの内周ギア部が確実に形成され、
小形軽量化およびコストダウンを実現した遊星減速形ス
タータのヨークが得られる効果がある。
【図1】 この発明の実施の形態1による遊星減速形ス
タータのヨークを示す側断面図である。
タータのヨークを示す側断面図である。
【図2】 図1内のヨークを薄肉部側から見た正面図で
ある。
ある。
【図3】 図2内のヨークのA−A線による部分断面図
である。
である。
【図4】 この発明の実施の形態1による遊星減速形ス
タータのヨークの製造装置の第1ステップにおける状態
を示す側断面図である。
タータのヨークの製造装置の第1ステップにおける状態
を示す側断面図である。
【図5】 この発明の実施の形態1による遊星減速形ス
タータのヨークの製造装置の第2ステップにおける状態
を示す側断面図である。
タータのヨークの製造装置の第2ステップにおける状態
を示す側断面図である。
【図6】 この発明の実施の形態1による遊星減速形ス
タータのヨークの製造装置の第3ステップにおける状態
を示す側断面図である。
タータのヨークの製造装置の第3ステップにおける状態
を示す側断面図である。
【図7】 従来のヨークを用いた遊星減速形スタータを
一部断面図で示す側面図である。
一部断面図で示す側面図である。
【図8】 従来のヨークを示す側断面図である。
【図9】 図8内のヨークを薄肉部側から見た正面図で
ある。
ある。
1 ヨーク、10 円板(金属素材)、10a 初期開
口部、11 内周ギア部、12 底部、12a 開口
部、12b 環状突出部、12c 凹部、12d径小
部、13 軸受、14 薄肉部、21 始動出力軸、3
電機子、31モータ出力軸、4 遊星ギア、8 第1
ツール、80 第1ツールの端面、81円筒突出部、8
1a 径小部、81b 径大部、82 歯形部、83
凸部、9 第2ツール、90 第2ツールの端面、91
円筒凹部、100 回転ローラ、B 第2ツールの移
動方向、C 第1ツールおよび第2ツールの回転方向、
D 回転ローラの回転方向、E 回転ローラの移動方
向。
口部、11 内周ギア部、12 底部、12a 開口
部、12b 環状突出部、12c 凹部、12d径小
部、13 軸受、14 薄肉部、21 始動出力軸、3
電機子、31モータ出力軸、4 遊星ギア、8 第1
ツール、80 第1ツールの端面、81円筒突出部、8
1a 径小部、81b 径大部、82 歯形部、83
凸部、9 第2ツール、90 第2ツールの端面、91
円筒凹部、100 回転ローラ、B 第2ツールの移
動方向、C 第1ツールおよび第2ツールの回転方向、
D 回転ローラの回転方向、E 回転ローラの移動方
向。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森下 暸 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内
Claims (8)
- 【請求項1】 遊星ギア減速装置を内蔵した遊星減速形
スタータの始動出力軸を軸支するための開口部が形成さ
れた底部と、前記底部の近傍に形成された内周ギア部と
を有し、前記遊星減速形スタータ内のモータの界磁とし
て機能する円筒形状のヨークの製造方法であって、 金属素材からなる円板に対して冷間スピニングを行うこ
とにより前記ヨークを加工成形することを特徴とする遊
星減速形スタータのヨークの製造方法。 - 【請求項2】 前記冷間スピニングを行うための加工ツ
ールに前記円板を装着する際に、前記円板に中央部に対
してバーリングを行うことにより、前記ヨークの開口部
の端面から前記始動出力軸の軸方向に突出した環状突出
部を加工成形することを特徴とする請求項1に記載の遊
星減速形スタータのヨークの製造方法。 - 【請求項3】 前記円板は、中央に初期開口部が形成さ
れており、 前記バーリングによる加工ステップは、前記初期開口部
よりも大きい前記開口部に対応した外径の円筒突出部を
有する第1ツールと、前記円筒突出部が挿入される円筒
凹部を有する第2ツールとの間に、前記円筒突出部が前
記初期開口部および前記円筒凹部に挿入されるように前
記円板を挟むことにより行われることを特徴とする請求
項2に記載の遊星減速形スタータのヨークの製造方法。 - 【請求項4】 前記バーリングによる加工ステップは、 前記初期開口部が前記円筒突出部の位置と一致するよう
に、前記円板を前記第1ツールに対して位置決め配置す
る第1ステップと、 前記円筒突出部が前記第2ツールの円筒凹部に挿入され
るように前記第2ツールを軸方向に移動させ、前記ヨー
クの素材を挟んで前記第2ツールの端面を前記第1ツー
ルの端面に押圧する第2ステップとを含み、 前記スピニングによる加工ステップは、 前記第1ツールおよび前記第2ツールと回転ローラとを
互いに逆方向に回転させるとともに、前記回転ローラと
前記第1ツールとの間に前記円板を曲げながら挟み、前
記回転ローラを前記第1ツールの外周面に押圧しなが
ら、前記回転ローラを前記第1ツールの端面側から軸方
向に移動させる第3ステップを含み、 前記第2ステップにおいて、前記第1ツールの端面上の
複数の凸部により前記ヨークの底部の内面上に複数の凹
部が形成され、 前記第3ステップにおいて、前記第1ツールの端面に近
接した外周側面に設けられた歯形部により前記ヨークの
内周ギア部が形成されることを特徴とする請求項3に記
載の遊星減速形スタータのヨークの製造方法。 - 【請求項5】 前記第3ステップにおいて、前記ヨーク
の前記内周ギア部に対応した外周面に径小部が形成され
ることを特徴とする請求項4に記載の遊星減速形スター
タのヨークの製造方法。 - 【請求項6】 遊星ギア減速装置を内蔵した遊星減速形
スタータの始動出力軸を軸支するための開口部が形成さ
れた底部と、前記底部の内面に形成された複数の凹部
と、前記底部の近傍に形成された内周ギア部とを有し、
前記遊星減速形スタータ内のモータの界磁として機能す
る円筒形状のヨークの製造装置であって、 前記ヨークの内面形状に対応した外周形状を有する回転
可能な第1ツールと、 前記ヨークの底部に相当する素材を挟んで前記第1ツー
ルの端面に対向する回転可能な第2ツールと、 前記ヨークの円筒部に相当する素材を挟んで前記第1ツ
ールの外周面に対向し且つ前記第1ツールの端面側から
軸方向に移動可能な回転ローラとを備え、 前記第1ツールは、 前記端面の中央から突出した円筒突出部と、 前記円筒突出部の周辺に位置する前記端面に設けられた
複数の凸部と、 前記端面に近接した外周側面に設けられた歯形部とを有
し、 前記第2ツールは、前記第1ツールの端面との対向面の
中央に、前記円筒突出部が挿入される円筒凹部を有し、 前記第1ツールの円筒突出部の外径は、前記ヨークの開
口部の内径に対応し、 前記第1ツールの端面上の凸部は、前記ヨークの底部上
の凹部に対応し、 前記第1ツールの歯形部は、前記ヨークの内周ギア部に
対応したことを特徴とする遊星減速形スタータのヨーク
の製造装置。 - 【請求項7】 遊星ギア減速装置を内蔵した遊星減速形
スタータ内のモータの界磁として機能するヨークであっ
て、 前記モータの電機子を収納する円筒形状の薄肉部と、 前記遊星減速形スタータの始動出力軸を軸支するための
開口部が形成された肉厚部からなる底部と、 前記底部の近傍に形成された内周ギア部と、 前記内周ギア部に近接した端面に形成された肉厚部から
なる底部と、 前記底部の内面に形成された複数の凹部とを備えたこと
を特徴とする遊星減速形スタータのヨーク。 - 【請求項8】 前記内周ギア部に対応する外周面に径小
部が形成されたことを特徴とする請求項7に記載の遊星
減速形スタータのヨーク。
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| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17134896A JP3325184B2 (ja) | 1996-07-01 | 1996-07-01 | 遊星減速形スタータのヨークの製造装置および製造方法 |
| US08/796,387 US5931037A (en) | 1996-07-01 | 1997-02-04 | Yoke of planetary gear-type starter, manufacturing apparatus therefor and manufacturing method thereof |
| DE19710193A DE19710193C2 (de) | 1996-07-01 | 1997-03-12 | Verwendung eines Kaltwalzverfahrens zur Herstellung eines Jochs eines Planetengetriebeanlassers |
| KR1019970011967A KR100249283B1 (ko) | 1996-07-01 | 1997-04-01 | 유성감속형 시동기의 요크와 그 제조장치 및 제조방법 |
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| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17134896A JP3325184B2 (ja) | 1996-07-01 | 1996-07-01 | 遊星減速形スタータのヨークの製造装置および製造方法 |
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| JP3325184B2 JP3325184B2 (ja) | 2002-09-17 |
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ID=15921547
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17134896A Expired - Fee Related JP3325184B2 (ja) | 1996-07-01 | 1996-07-01 | 遊星減速形スタータのヨークの製造装置および製造方法 |
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|---|---|
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| JP (1) | JP3325184B2 (ja) |
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| US6526794B1 (en) * | 1998-04-15 | 2003-03-04 | Südmo Schleicher AG | Plate for the spin drum of a centrifuge with spacers and process for its manufacture |
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| DE102010041274A1 (de) * | 2010-09-23 | 2012-03-29 | Siemens Aktiengesellschaft | Verfahren zur Herstellung eines Ständers und entspr chender Ständer für einen Elektromotor |
| DE102013110528A1 (de) * | 2013-09-24 | 2015-03-26 | Thyssenkrupp Steel Europe Ag | Verfahren zum Herstellen eines Verbindungselements sowie Verbindungselement |
| KR101785893B1 (ko) | 2017-04-04 | 2017-10-17 | 곽상만 | 모터 로우터 코아의 외부 케이스 상단부 절곡방법 |
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|---|---|---|---|---|
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| JPS58132170U (ja) * | 1982-03-01 | 1983-09-06 | 三菱電機株式会社 | 遊星ギヤスタ−タ |
| US4551122A (en) * | 1983-02-22 | 1985-11-05 | Dyneer Corporation | Manufacture of poly-V sheet metal pulleys and product |
| JPH0231582Y2 (ja) * | 1984-09-25 | 1990-08-27 | ||
| JPS6336945A (ja) * | 1986-07-31 | 1988-02-17 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 動圧型流体軸受の流体溝形成方法 |
| JPH0783861B2 (ja) * | 1986-10-23 | 1995-09-13 | 関西ペイント株式会社 | 形鋼の内面を塗装する方法 |
| US5031296A (en) * | 1990-05-14 | 1991-07-16 | S.C. S.R.L. | Machine tool for manufacturing pulleys or wheels |
| CA2103928C (en) * | 1993-01-05 | 1997-12-16 | Helmut Arnold Hardow Wodrich | Torque transmitting structure and method of manufacture |
| DE4327746A1 (de) * | 1993-08-18 | 1995-02-23 | Herzing & Schroth Gmbh & Co Kg | Verfahren zum Herstellen eines rotationssymmetrischen Körpers |
| ES2107817T3 (es) * | 1993-12-09 | 1997-12-01 | Wf Maschinenbau Blechformtech | Procedimiento para la fabricacion sin arranque de viruta de un cubo de una pieza de engranaje que tiene un cubo. |
| DE19545890C2 (de) * | 1995-12-08 | 1998-12-17 | Leifeld Gmbh & Co | Verfahren zur Herstellung eines Werkstücks mit Nabe und Drück- oder Drückwalzmaschine |
-
1996
- 1996-07-01 JP JP17134896A patent/JP3325184B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1997
- 1997-02-04 US US08/796,387 patent/US5931037A/en not_active Expired - Fee Related
- 1997-03-12 DE DE19710193A patent/DE19710193C2/de not_active Expired - Fee Related
- 1997-04-01 KR KR1019970011967A patent/KR100249283B1/ko not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| DE19710193A1 (de) | 1998-01-08 |
| US5931037A (en) | 1999-08-03 |
| JP3325184B2 (ja) | 2002-09-17 |
| KR980012792A (ko) | 1998-04-30 |
| KR100249283B1 (ko) | 2000-04-01 |
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