JPH10237995A - コンクリートパネル - Google Patents
コンクリートパネルInfo
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- JPH10237995A JPH10237995A JP5405397A JP5405397A JPH10237995A JP H10237995 A JPH10237995 A JP H10237995A JP 5405397 A JP5405397 A JP 5405397A JP 5405397 A JP5405397 A JP 5405397A JP H10237995 A JPH10237995 A JP H10237995A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 発泡樹脂の堰板と棒状体を組み合わせ、棒状
体を支保工として堰板に一体化して端太、桟木等による
補強の必要性を減らし、パネル剛性を全体的に改善し、
堰板表面にラス等を固定してパネル剛性を向上させると
共に、堰板及び棒状体を同時成形せずに棒状体及びラス
等を堰板に後付けしてコストを低減し、面材としての機
能を確実に得る。 【解決手段】 発泡樹脂の堰板10と、堰板の少なくと
も片面に形成した凹溝11に嵌合された補強用の棒状体
20と、堰板の凹溝を有する面に熱融着層40を介して
固着するラス30とを備えたコンクリートパネル。発泡
樹脂の堰板10と、この堰板の少なくとも片面に形成し
た凹溝11に嵌合された補強用の棒状体20と、堰板の
凹溝を有する面に貼られた不織布、フィルム、クロス、
紙、又はアルミ箔等の膜状体80とを備えたこコンクリ
ートパネル。
体を支保工として堰板に一体化して端太、桟木等による
補強の必要性を減らし、パネル剛性を全体的に改善し、
堰板表面にラス等を固定してパネル剛性を向上させると
共に、堰板及び棒状体を同時成形せずに棒状体及びラス
等を堰板に後付けしてコストを低減し、面材としての機
能を確実に得る。 【解決手段】 発泡樹脂の堰板10と、堰板の少なくと
も片面に形成した凹溝11に嵌合された補強用の棒状体
20と、堰板の凹溝を有する面に熱融着層40を介して
固着するラス30とを備えたコンクリートパネル。発泡
樹脂の堰板10と、この堰板の少なくとも片面に形成し
た凹溝11に嵌合された補強用の棒状体20と、堰板の
凹溝を有する面に貼られた不織布、フィルム、クロス、
紙、又はアルミ箔等の膜状体80とを備えたこコンクリ
ートパネル。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンクリート打設
後にそのまま建造物の一部となる打込み型枠を組み上げ
るためのコンクリートパネルに関する。
後にそのまま建造物の一部となる打込み型枠を組み上げ
るためのコンクリートパネルに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のコンクリートパネルとし
て、例えば特公平7−6244号公報には、発泡樹脂の
堰板に木材等の複合補強材を端太間隔で一体化すること
により、コンクリートパネルを建て込んで打込み型枠を
組み上げるときに堰板を外側から支える内端太材を不要
にしたものが開示されている。このコンクリートパネル
の場合、複合補強材が支保工の一部として堰板に一体化
されているものの、外端太、桟木等の支保工は依然とし
て別途に必要となる。また、複合補強材の間では堰板の
曲げ強度、せん断強度等が弱いので、打設されたコンク
リートから受ける圧力が高いと堰板が折れたり曲がるお
それがある。このパネル剛性の不足を補うには支保工を
多用して型枠を確実に補強する必要があるから、型枠組
み上げの作業性はさほど改善されるものではない。しか
も、セパレータは複合補強材に貫通させる必要があり、
この点で作業に熟練を要する。さらに、堰板の発泡倍率
を低くしてコンクリートパネルの強度を上げることも考
えられるが、そうしても大幅な強度向上が望めないのが
現状である。また、複合補強材自体の強度を向上させる
としても、重量が重くなって運搬時の取扱い性が悪くな
る。
て、例えば特公平7−6244号公報には、発泡樹脂の
堰板に木材等の複合補強材を端太間隔で一体化すること
により、コンクリートパネルを建て込んで打込み型枠を
組み上げるときに堰板を外側から支える内端太材を不要
にしたものが開示されている。このコンクリートパネル
の場合、複合補強材が支保工の一部として堰板に一体化
されているものの、外端太、桟木等の支保工は依然とし
て別途に必要となる。また、複合補強材の間では堰板の
曲げ強度、せん断強度等が弱いので、打設されたコンク
リートから受ける圧力が高いと堰板が折れたり曲がるお
それがある。このパネル剛性の不足を補うには支保工を
多用して型枠を確実に補強する必要があるから、型枠組
み上げの作業性はさほど改善されるものではない。しか
も、セパレータは複合補強材に貫通させる必要があり、
この点で作業に熟練を要する。さらに、堰板の発泡倍率
を低くしてコンクリートパネルの強度を上げることも考
えられるが、そうしても大幅な強度向上が望めないのが
現状である。また、複合補強材自体の強度を向上させる
としても、重量が重くなって運搬時の取扱い性が悪くな
る。
【0003】一方、例えば特開平5−33414号公報
には、発泡樹脂の堰板にリブ付きのメタルラスを埋設し
て、曲げ強度を向上させたコンクリートパネルが開示さ
れている。このコンクリートパネルによれば、メタルラ
スが支保工として堰板に一体化されるから端太、桟木等
による補強の必要性を可及的に減らすことができるし、
先の例よりも曲げ強度、せん断強度等が均一化され、パ
ネル剛性を全体的に改善することができる。
には、発泡樹脂の堰板にリブ付きのメタルラスを埋設し
て、曲げ強度を向上させたコンクリートパネルが開示さ
れている。このコンクリートパネルによれば、メタルラ
スが支保工として堰板に一体化されるから端太、桟木等
による補強の必要性を可及的に減らすことができるし、
先の例よりも曲げ強度、せん断強度等が均一化され、パ
ネル剛性を全体的に改善することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このコンク
リートパネルの製造は、例えばビーズ法により発泡樹脂
の堰板を成形するようにし、その成形型のなかにメタル
ラスをセットしてから型内で予備発泡ビーズを発泡させ
る、いわゆる同時成形法により行うことになる。それに
はコンクリートパネル専用の金型を製作し、この金型に
よりコンクリートパネルを1枚ずつ生産するしかなく、
これでは大量生産によるコスト低減がさほど期待できな
い。しかも、コンクリートパネルの寸法、厚さ等の種類
に応じて金型をそれぞれ用意しなければならず、この点
でもコストがかかる。従って、大量消費されるコンクリ
ートパネルとしては現実的ではない。
リートパネルの製造は、例えばビーズ法により発泡樹脂
の堰板を成形するようにし、その成形型のなかにメタル
ラスをセットしてから型内で予備発泡ビーズを発泡させ
る、いわゆる同時成形法により行うことになる。それに
はコンクリートパネル専用の金型を製作し、この金型に
よりコンクリートパネルを1枚ずつ生産するしかなく、
これでは大量生産によるコスト低減がさほど期待できな
い。しかも、コンクリートパネルの寸法、厚さ等の種類
に応じて金型をそれぞれ用意しなければならず、この点
でもコストがかかる。従って、大量消費されるコンクリ
ートパネルとしては現実的ではない。
【0005】また、コンクリート打設後にコンクリート
パネルの表面にモルタル等を付着させる場合、メタルラ
スをコンクリートパネルの表面に露出させてモルタル等
の係止力を増し、コンクリートパネルの面材としての機
能を高めることが望ましい。しかも、このようにメタル
ラスをコンクリートパネルの表面に位置させることは、
表面に向かって大きくなる曲げ応力の分布に見合ってお
り、コンクリートパネルの曲げ強度を向上できる。しか
し、このようなメタルラスの配置を同時成形法で実現す
るには、メタルラスを成形型の内面に押し付けながらビ
ーズを発泡させることになるが、実際には型内で膨張す
る発泡樹脂がメタルラスと成形型内面との間に押し入る
から、メタルラスをコンクリートパネルの表面にうまく
露出させることができない。
パネルの表面にモルタル等を付着させる場合、メタルラ
スをコンクリートパネルの表面に露出させてモルタル等
の係止力を増し、コンクリートパネルの面材としての機
能を高めることが望ましい。しかも、このようにメタル
ラスをコンクリートパネルの表面に位置させることは、
表面に向かって大きくなる曲げ応力の分布に見合ってお
り、コンクリートパネルの曲げ強度を向上できる。しか
し、このようなメタルラスの配置を同時成形法で実現す
るには、メタルラスを成形型の内面に押し付けながらビ
ーズを発泡させることになるが、実際には型内で膨張す
る発泡樹脂がメタルラスと成形型内面との間に押し入る
から、メタルラスをコンクリートパネルの表面にうまく
露出させることができない。
【0006】本発明はこれらの点に着目してなされたも
のであり、その目的とするところは、発泡樹脂の堰板と
補強用の棒状体を組み合わせることにより、棒状体を支
保工として堰板に一体化して端太、桟木等による補強の
必要性を可及的に減らし、パネル剛性を全体的に改善
し、また堰板表面にラス等を固定して曲げ強度などのパ
ネル剛性を向上させると共に、堰板及び棒状体を同時成
形せずに棒状体及びラス等を堰板に後付けすることによ
りコストを低減し、面材としての機能を確実に得ること
にある。
のであり、その目的とするところは、発泡樹脂の堰板と
補強用の棒状体を組み合わせることにより、棒状体を支
保工として堰板に一体化して端太、桟木等による補強の
必要性を可及的に減らし、パネル剛性を全体的に改善
し、また堰板表面にラス等を固定して曲げ強度などのパ
ネル剛性を向上させると共に、堰板及び棒状体を同時成
形せずに棒状体及びラス等を堰板に後付けすることによ
りコストを低減し、面材としての機能を確実に得ること
にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1のコンクリートパネルは、発泡樹脂の堰板
と、この堰板の少なくとも片面に形成した凹溝に嵌合さ
れた補強用の棒状体と、堰板の上記凹溝を有する面に熱
融着層を介して固着するラスとを備えたことを特徴とし
ている。
め、請求項1のコンクリートパネルは、発泡樹脂の堰板
と、この堰板の少なくとも片面に形成した凹溝に嵌合さ
れた補強用の棒状体と、堰板の上記凹溝を有する面に熱
融着層を介して固着するラスとを備えたことを特徴とし
ている。
【0008】このコンクリートパネルでは、棒状体が支
保工として堰板に一体化され、端太、桟木等による補強
の必要性が可及的に減らされる。その場合、棒状体の太
さを適切に設定すれば、例えば木材等の複合補強材に比
して軽量となり、コンクリートパネルが軽量になる。ま
た、棒状体の補強機能に加えて、熱融着層の強固な結合
力により堰板に固着したラスにより、曲げ強度、せん断
強度等が均一化され、パネル剛性が全体的に改善され
る。
保工として堰板に一体化され、端太、桟木等による補強
の必要性が可及的に減らされる。その場合、棒状体の太
さを適切に設定すれば、例えば木材等の複合補強材に比
して軽量となり、コンクリートパネルが軽量になる。ま
た、棒状体の補強機能に加えて、熱融着層の強固な結合
力により堰板に固着したラスにより、曲げ強度、せん断
強度等が均一化され、パネル剛性が全体的に改善され
る。
【0009】このコンクリートパネルは堰板、棒状体及
びラスの同時成形により製造されるのではなく、既存の
堰板に凹溝を形成して棒状体を嵌合し、ラスを加熱して
堰板に熱融着することにより製造されるから、コンクリ
ートパネル専用の金型は不要であり、新たな設備投資を
最小に抑えて大量生産することができ、大幅なコスト低
減ができる。その場合、ラスを棒状体に接触させるよう
設定したときには、ラスが堰板を融かして棒状体に接触
した時点でラスの熱融着の深さが確定するから、熱融着
層の厚さに過不足が生じず、最適化されると共に、ラス
で棒状体が抱持され、パネル剛性が更に高められる。ま
た、必要に応じて堰板の発泡率を大きく設定すれば、さ
らにコストを低減できる。
びラスの同時成形により製造されるのではなく、既存の
堰板に凹溝を形成して棒状体を嵌合し、ラスを加熱して
堰板に熱融着することにより製造されるから、コンクリ
ートパネル専用の金型は不要であり、新たな設備投資を
最小に抑えて大量生産することができ、大幅なコスト低
減ができる。その場合、ラスを棒状体に接触させるよう
設定したときには、ラスが堰板を融かして棒状体に接触
した時点でラスの熱融着の深さが確定するから、熱融着
層の厚さに過不足が生じず、最適化されると共に、ラス
で棒状体が抱持され、パネル剛性が更に高められる。ま
た、必要に応じて堰板の発泡率を大きく設定すれば、さ
らにコストを低減できる。
【0010】このように同時成形せずに棒状体及びラス
を堰板に後付けすること、そしてラスを棒状体に接触さ
せるよう設定したときには熱融着層の厚さが最適化され
ることから、ラスがコンクリートパネルの表面に確実に
露出し、コンクリートパネルの面材としての機能が確実
に得られると共に、コンクリートパネルの曲げ強度が効
果的に高められる。
を堰板に後付けすること、そしてラスを棒状体に接触さ
せるよう設定したときには熱融着層の厚さが最適化され
ることから、ラスがコンクリートパネルの表面に確実に
露出し、コンクリートパネルの面材としての機能が確実
に得られると共に、コンクリートパネルの曲げ強度が効
果的に高められる。
【0011】請求項2のコンクリートパネルは、発泡樹
脂の堰板と、この堰板の少なくとも片面に形成した凹溝
に嵌合された補強用の棒状体と、堰板の上記凹溝を有す
る面に貼られた不織布、フィルム、クロス、紙、又はア
ルミ箔等の膜状体とを備えたことを特徴としている。
脂の堰板と、この堰板の少なくとも片面に形成した凹溝
に嵌合された補強用の棒状体と、堰板の上記凹溝を有す
る面に貼られた不織布、フィルム、クロス、紙、又はア
ルミ箔等の膜状体とを備えたことを特徴としている。
【0012】このコンクリートパネルでは、棒状体が支
保工として堰板に一体化され、端太、桟木等による補強
の必要性が可及的に減らされる。その場合、棒状体の太
さを適切に設定すれば、例えば木材等の複合補強材に比
して軽量となり、コンクリートパネルが軽量になる。ま
た、棒状体の補強機能に加えて、堰板に貼られた膜状体
のもつ高い引っ張り強度により、曲げ強度等が均一化さ
れ、パネル剛性が全体的に改善される。
保工として堰板に一体化され、端太、桟木等による補強
の必要性が可及的に減らされる。その場合、棒状体の太
さを適切に設定すれば、例えば木材等の複合補強材に比
して軽量となり、コンクリートパネルが軽量になる。ま
た、棒状体の補強機能に加えて、堰板に貼られた膜状体
のもつ高い引っ張り強度により、曲げ強度等が均一化さ
れ、パネル剛性が全体的に改善される。
【0013】このコンクリートパネルは堰板、棒状体及
び膜状体の同時成形により製造されるのではなく、既存
の堰板に凹溝を形成して棒状体を嵌合し、膜状体を貼れ
ば製造できるから、コンクリートパネル専用の金型は不
要であり、新たな設備投資を最小に抑えて大量生産する
ことができ、大幅なコスト低減ができる。その場合、膜
状体を棒状体に接触させるよう設定したときには、膜状
体で棒状体が抱持され、パネル剛性が更に高められる。
また、必要に応じて堰板の発泡率を大きく設定すれば、
さらにコストを低減できる。
び膜状体の同時成形により製造されるのではなく、既存
の堰板に凹溝を形成して棒状体を嵌合し、膜状体を貼れ
ば製造できるから、コンクリートパネル専用の金型は不
要であり、新たな設備投資を最小に抑えて大量生産する
ことができ、大幅なコスト低減ができる。その場合、膜
状体を棒状体に接触させるよう設定したときには、膜状
体で棒状体が抱持され、パネル剛性が更に高められる。
また、必要に応じて堰板の発泡率を大きく設定すれば、
さらにコストを低減できる。
【0014】このように同時成形せずに膜状体を堰板に
後付けするから、膜状体がコンクリートパネルの表面に
確実に露出し、コンクリートパネルの面材としての機能
が確実に得られると共に、コンクリートパネルの曲げ強
度が効果的に高められる。
後付けするから、膜状体がコンクリートパネルの表面に
確実に露出し、コンクリートパネルの面材としての機能
が確実に得られると共に、コンクリートパネルの曲げ強
度が効果的に高められる。
【0015】請求項3のコンクリートパネルは、上記凹
溝が一方向に形成されている。こうすれば、凹溝の加工
及び棒状体の嵌合作業を最も簡便にしながら、棒状体に
よる補強効果が得られる。
溝が一方向に形成されている。こうすれば、凹溝の加工
及び棒状体の嵌合作業を最も簡便にしながら、棒状体に
よる補強効果が得られる。
【0016】請求項4のコンクリートパネルは、上記凹
溝が、1方向に形成された第1の凹溝群と、この第1凹
溝群に交差する方向に且つ第1凹溝群よりも浅く形成さ
れた第2の凹溝群とにより構成されている。こうすれ
ば、第1凹溝群に棒状体を嵌合し、第2の凹溝群に棒状
体を嵌合することにより、格子状に組んだ棒状体が形成
される。
溝が、1方向に形成された第1の凹溝群と、この第1凹
溝群に交差する方向に且つ第1凹溝群よりも浅く形成さ
れた第2の凹溝群とにより構成されている。こうすれ
ば、第1凹溝群に棒状体を嵌合し、第2の凹溝群に棒状
体を嵌合することにより、格子状に組んだ棒状体が形成
される。
【0017】請求項5のコンクリートパネルは、上記凹
溝が格子状に形成されていると共に、補強用の棒状体が
格子状に設けられている。こうすれば、縦横の棒状体が
格子点で連結するから、棒状体により大きな補強効果が
得られる。
溝が格子状に形成されていると共に、補強用の棒状体が
格子状に設けられている。こうすれば、縦横の棒状体が
格子点で連結するから、棒状体により大きな補強効果が
得られる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は第1の実施形態に係るコン
クリートパネルPを示す。同図において、10は発泡樹
脂の堰板10であり、この堰板10の片面に凹溝11・
・が形成され、この凹溝11に補強用の棒状体20・・
が嵌合されていると共に、堰板10の上記凹溝11を有
する面に熱融着層40を介してラス30が固着されてい
る。
に基づいて説明する。図1は第1の実施形態に係るコン
クリートパネルPを示す。同図において、10は発泡樹
脂の堰板10であり、この堰板10の片面に凹溝11・
・が形成され、この凹溝11に補強用の棒状体20・・
が嵌合されていると共に、堰板10の上記凹溝11を有
する面に熱融着層40を介してラス30が固着されてい
る。
【0019】上記堰板10は、例えば長手方向が2m、
短手方向が200〜600mm、厚さが50mmである
が、これに限定されるものではない。その材質として
は、発泡ポリプロピレン、発泡ポリエチレンなどに代表
される発泡ポリオレフィンのほか、発泡ポリスチレン、
発泡ウレタン、発泡塩化ビニールなどが例示されるが、
特に材質を限定するものではない。堰板10の発泡率は
特に限定しないが、例えば20〜50倍程度が例示され
る。この堰板10は、押出し法で成形されたものでも、
ビーズ法で成形されたものでもよい。上記凹溝11・・
は断面略U字状に形成され、堰板10の片面に互いにほ
ぼ平行に形成されている。
短手方向が200〜600mm、厚さが50mmである
が、これに限定されるものではない。その材質として
は、発泡ポリプロピレン、発泡ポリエチレンなどに代表
される発泡ポリオレフィンのほか、発泡ポリスチレン、
発泡ウレタン、発泡塩化ビニールなどが例示されるが、
特に材質を限定するものではない。堰板10の発泡率は
特に限定しないが、例えば20〜50倍程度が例示され
る。この堰板10は、押出し法で成形されたものでも、
ビーズ法で成形されたものでもよい。上記凹溝11・・
は断面略U字状に形成され、堰板10の片面に互いにほ
ぼ平行に形成されている。
【0020】上記棒状体20としては、例えば鉄筋が例
示されるが、樹脂など金属以外の材料で形成してもよ
く、合成木材でもよい。また断面形状も図2(a)のよ
うに中空であってもよいし角形であってもよい。また鉄
筋とする場合には、図2(b)のように節を有する異形
鉄筋にすれば、凹溝11に嵌合させたときに凹溝11の
弾性復元力が大きくなり、嵌合力を強くすることができ
る。また、棒状体20を接着剤で凹溝11・・に固定し
てもよい。
示されるが、樹脂など金属以外の材料で形成してもよ
く、合成木材でもよい。また断面形状も図2(a)のよ
うに中空であってもよいし角形であってもよい。また鉄
筋とする場合には、図2(b)のように節を有する異形
鉄筋にすれば、凹溝11に嵌合させたときに凹溝11の
弾性復元力が大きくなり、嵌合力を強くすることができ
る。また、棒状体20を接着剤で凹溝11・・に固定し
てもよい。
【0021】上記ラス30はメタルラスでもよいし、ワ
イヤラスでもよい。このラス30は熱融着層40を介し
て堰板10に固着されている。図3に示すように、この
熱融着層40は、堰板10の発泡樹脂が加熱されて融
け、それが冷却されて固まることにより形成されたもの
である。
イヤラスでもよい。このラス30は熱融着層40を介し
て堰板10に固着されている。図3に示すように、この
熱融着層40は、堰板10の発泡樹脂が加熱されて融
け、それが冷却されて固まることにより形成されたもの
である。
【0022】上記コンクリートパネルPの製造方法の一
例を図4により説明する。まず、図4の(a)に示すよ
うに、押出し法で成形された発泡樹脂の原板50の両面
に、凹溝11・・をほぼ平行に形成する。この凹溝11
・・は、カッターで削り出してもよいし、加熱された型
を押しつけて形成してもよい。次いで、図4の(b)に
示すように、上記原板50を熱線等で上下に切断して二
分割することにより、2枚の堰板10、10を設ける。
その次に、図4の(c)に示すように、各堰板10の片
面にラス30を置き、ラス30にヒーター60を圧接す
る。そうすると、ヒーター60により加熱されたラス3
0が堰板10の表面を融かしていく。その場合、ラス3
0を棒状体20に接触するまで沈めるときには、ラス3
0が棒状体20に接触した時点でラス30はそれ以上沈
まないから、熱融着の深さが確定する。そして、ヒータ
ー60を外して全体を自然冷却又は強制冷却すれば、コ
ンクリートパネルPが製造される。なお、原板50に凹
溝11・・を形成し、これを二分割せずにそのまま堰板
10としてもよい。また、原板50はビーズ法など他の
製法で成形したものであってもよく、例えばビーズ法等
による原板50の成形時に、その型で凹溝11を同時に
成形してもよい。なお、棒状体20を加熱して堰板10
に押し付ければ、凹溝11の形成と、棒状体20の凹溝
11への嵌合とを同時に行うことができる。
例を図4により説明する。まず、図4の(a)に示すよ
うに、押出し法で成形された発泡樹脂の原板50の両面
に、凹溝11・・をほぼ平行に形成する。この凹溝11
・・は、カッターで削り出してもよいし、加熱された型
を押しつけて形成してもよい。次いで、図4の(b)に
示すように、上記原板50を熱線等で上下に切断して二
分割することにより、2枚の堰板10、10を設ける。
その次に、図4の(c)に示すように、各堰板10の片
面にラス30を置き、ラス30にヒーター60を圧接す
る。そうすると、ヒーター60により加熱されたラス3
0が堰板10の表面を融かしていく。その場合、ラス3
0を棒状体20に接触するまで沈めるときには、ラス3
0が棒状体20に接触した時点でラス30はそれ以上沈
まないから、熱融着の深さが確定する。そして、ヒータ
ー60を外して全体を自然冷却又は強制冷却すれば、コ
ンクリートパネルPが製造される。なお、原板50に凹
溝11・・を形成し、これを二分割せずにそのまま堰板
10としてもよい。また、原板50はビーズ法など他の
製法で成形したものであってもよく、例えばビーズ法等
による原板50の成形時に、その型で凹溝11を同時に
成形してもよい。なお、棒状体20を加熱して堰板10
に押し付ければ、凹溝11の形成と、棒状体20の凹溝
11への嵌合とを同時に行うことができる。
【0023】図5は上記コンクリートパネルPにより組
み上げた打込み型枠の例である。ここではコンクリート
パネルP・・をラス30が外側となるように対向させて
建て込んでいる。隣り合うコンクリートパネルP同士が
隙間なく接合できるように合決構造や蟻継構造で接合し
てもよい。71は対向するコンクリートパネルP、Pの
任意の位置に貫通するセパレータ、72はセパレータ7
1の外端を挟んで水平方向に延びるパイプ材よりなる横
端太、73は横端太72から出たセパレータ71の外端
に螺合するフォームタイである。
み上げた打込み型枠の例である。ここではコンクリート
パネルP・・をラス30が外側となるように対向させて
建て込んでいる。隣り合うコンクリートパネルP同士が
隙間なく接合できるように合決構造や蟻継構造で接合し
てもよい。71は対向するコンクリートパネルP、Pの
任意の位置に貫通するセパレータ、72はセパレータ7
1の外端を挟んで水平方向に延びるパイプ材よりなる横
端太、73は横端太72から出たセパレータ71の外端
に螺合するフォームタイである。
【0024】従って、上記第1実施形態においては、棒
状体20が支保工として堰板10に一体化され、端太、
桟木等による補強の必要性が可及的に減らされる。その
場合、棒状体20の太さを適切に設定すれば、例えば木
材等の複合補強材に比して軽量となり、コンクリートパ
ネルPが軽量になる。このため、打込み型枠を組み上げ
る作業の作業性を大きく改善することができる。また、
棒状体20の補強機能に加えて、熱融着層40の強固な
結合力により堰板10に固着したラス30により、曲げ
強度、せん断強度等が均一化され、パネル剛性が全体的
に改善される。このため、打設されたコンクリートによ
り相当の圧力を受けてもコンクリートパネルPが折れた
り曲がることを防止できると共に、セパレータ71をリ
ブ21の付近に限らず任意の位置に貫通させることがで
き、型枠の組み上げ作業を容易化できる。
状体20が支保工として堰板10に一体化され、端太、
桟木等による補強の必要性が可及的に減らされる。その
場合、棒状体20の太さを適切に設定すれば、例えば木
材等の複合補強材に比して軽量となり、コンクリートパ
ネルPが軽量になる。このため、打込み型枠を組み上げ
る作業の作業性を大きく改善することができる。また、
棒状体20の補強機能に加えて、熱融着層40の強固な
結合力により堰板10に固着したラス30により、曲げ
強度、せん断強度等が均一化され、パネル剛性が全体的
に改善される。このため、打設されたコンクリートによ
り相当の圧力を受けてもコンクリートパネルPが折れた
り曲がることを防止できると共に、セパレータ71をリ
ブ21の付近に限らず任意の位置に貫通させることがで
き、型枠の組み上げ作業を容易化できる。
【0025】このコンクリートパネルPは堰板10、棒
状体20及びラス30の同時成形により製造されるので
はなく、既存の堰板10に凹溝11を形成して棒状体2
0を嵌合し、ラス30を加熱して堰板に熱融着すること
により製造されるから、コンクリートパネル専用の金型
は不要であり、新たな設備投資を最小に抑えて大量生産
することができ、大幅なコスト低減ができる。その場
合、ラス30を棒状体20に接触させるよう設定したと
きには、ラス30が堰板10を融かして棒状体20に接
触した時点でラス30の熱融着の深さが確定するから、
熱融着層40の厚さに過不足が生じず、最適化されると
共に、ラス30で棒状体20が抱持され、パネル剛性が
更に高められる。また、必要に応じて堰板10の発泡率
を大きく設定すれば、さらにコストを低減できる。
状体20及びラス30の同時成形により製造されるので
はなく、既存の堰板10に凹溝11を形成して棒状体2
0を嵌合し、ラス30を加熱して堰板に熱融着すること
により製造されるから、コンクリートパネル専用の金型
は不要であり、新たな設備投資を最小に抑えて大量生産
することができ、大幅なコスト低減ができる。その場
合、ラス30を棒状体20に接触させるよう設定したと
きには、ラス30が堰板10を融かして棒状体20に接
触した時点でラス30の熱融着の深さが確定するから、
熱融着層40の厚さに過不足が生じず、最適化されると
共に、ラス30で棒状体20が抱持され、パネル剛性が
更に高められる。また、必要に応じて堰板10の発泡率
を大きく設定すれば、さらにコストを低減できる。
【0026】このように同時成形せずに棒状体20及び
ラス30を堰板10に後付けすること、そしてラス30
を棒状体20に接触させるよう設定したときには熱融着
層40の厚さが最適化されることから、ラス30がコン
クリートパネルPの表面に確実に露出し、コンクリート
パネルPの面材としての機能が確実に得られると共に、
コンクリートパネルPの曲げ強度が効果的に高められ
る。
ラス30を堰板10に後付けすること、そしてラス30
を棒状体20に接触させるよう設定したときには熱融着
層40の厚さが最適化されることから、ラス30がコン
クリートパネルPの表面に確実に露出し、コンクリート
パネルPの面材としての機能が確実に得られると共に、
コンクリートパネルPの曲げ強度が効果的に高められ
る。
【0027】また、上記凹溝11が一方向に形成されて
から、凹溝11の加工及び棒状体20の嵌合作業を最も
簡便にしながら、棒状体20による補強効果を得ること
ができる。
から、凹溝11の加工及び棒状体20の嵌合作業を最も
簡便にしながら、棒状体20による補強効果を得ること
ができる。
【0028】図6は本発明の第2実施形態に示す。第2
実施形態では、第1実施形態のコンクリートパネルPに
おいて、堰板10の片面に、ラス30に代えて不織布、
フィルム、クロス、紙、又はアルミ箔等の膜状体80が
貼られている。すなわち、発泡樹脂の堰板10と、この
堰板10の片面に形成した凹溝11に嵌合された補強用
の棒状体20と、堰板10の上記凹溝11を有する面に
貼られた膜状体80とを備える。上記膜状体80には、
ここで例示したもの以外の素材も含まれるのであり、要
は膜状の形状を呈し、ある程度の引っ張り強度を有する
素材であればよい。
実施形態では、第1実施形態のコンクリートパネルPに
おいて、堰板10の片面に、ラス30に代えて不織布、
フィルム、クロス、紙、又はアルミ箔等の膜状体80が
貼られている。すなわち、発泡樹脂の堰板10と、この
堰板10の片面に形成した凹溝11に嵌合された補強用
の棒状体20と、堰板10の上記凹溝11を有する面に
貼られた膜状体80とを備える。上記膜状体80には、
ここで例示したもの以外の素材も含まれるのであり、要
は膜状の形状を呈し、ある程度の引っ張り強度を有する
素材であればよい。
【0029】第2実施形態のコンクリートパネルPにお
いては、棒状体20が支保工として堰板に一体化され、
端太、桟木等による補強の必要性が可及的に減らされ
る。その場合、棒状体20の太さを適切に設定すれば、
例えば木材等の複合補強材に比して軽量となり、コンク
リートパネルPが軽量になる。このため、打込み型枠を
組み上げる作業の作業性を大きく改善することができ
る。また、棒状体20の補強機能に加えて、堰板10に
貼られた膜状体80のもつ高い引っ張り強度により、曲
げ強度等が均一化され、パネル剛性が全体的に改善され
る。このため、打設されたコンクリートにより相当の圧
力を受けてもコンクリートパネルPが折れたり曲がるこ
とを防止できると共に、セパレータ71をリブ21の付
近に限らず任意の位置に貫通させることができ、型枠の
組み上げ作業を容易化できる。
いては、棒状体20が支保工として堰板に一体化され、
端太、桟木等による補強の必要性が可及的に減らされ
る。その場合、棒状体20の太さを適切に設定すれば、
例えば木材等の複合補強材に比して軽量となり、コンク
リートパネルPが軽量になる。このため、打込み型枠を
組み上げる作業の作業性を大きく改善することができ
る。また、棒状体20の補強機能に加えて、堰板10に
貼られた膜状体80のもつ高い引っ張り強度により、曲
げ強度等が均一化され、パネル剛性が全体的に改善され
る。このため、打設されたコンクリートにより相当の圧
力を受けてもコンクリートパネルPが折れたり曲がるこ
とを防止できると共に、セパレータ71をリブ21の付
近に限らず任意の位置に貫通させることができ、型枠の
組み上げ作業を容易化できる。
【0030】このコンクリートパネルPは堰板、棒状体
20及び膜状体80の同時成形により製造されるのでは
なく、既存の堰板10に凹溝11を形成して棒状体20
を嵌合し、膜状体80を貼れば製造できるから、コンク
リートパネル専用の金型は不要であり、新たな設備投資
を最小に抑えて大量生産することができ、大幅なコスト
低減ができる。その場合、膜状体80を棒状体20に接
触させるよう設定したときには、膜状体80で棒状体2
0が抱持され、パネル剛性が更に高められる。また、必
要に応じて堰板10の発泡率を大きく設定すれば、さら
にコストを低減できる。
20及び膜状体80の同時成形により製造されるのでは
なく、既存の堰板10に凹溝11を形成して棒状体20
を嵌合し、膜状体80を貼れば製造できるから、コンク
リートパネル専用の金型は不要であり、新たな設備投資
を最小に抑えて大量生産することができ、大幅なコスト
低減ができる。その場合、膜状体80を棒状体20に接
触させるよう設定したときには、膜状体80で棒状体2
0が抱持され、パネル剛性が更に高められる。また、必
要に応じて堰板10の発泡率を大きく設定すれば、さら
にコストを低減できる。
【0031】このように同時成形せずに膜状体80を堰
板10に後付けするから、膜状体80がコンクリートパ
ネルPの表面に確実に露出し、コンクリートパネルPの
面材としての機能が確実に得られると共に、コンクリー
トパネルPの曲げ強度が効果的に高められる。
板10に後付けするから、膜状体80がコンクリートパ
ネルPの表面に確実に露出し、コンクリートパネルPの
面材としての機能が確実に得られると共に、コンクリー
トパネルPの曲げ強度が効果的に高められる。
【0032】図7は本発明の第3実施形態を示す。上記
第1及び第2実施形態では凹溝11を一方向に形成した
が、第3実施形態では凹溝が、1方向に形成された第1
の凹溝群11a・・と、この第1凹溝群11a・・に交
差する方向に且つ第1凹溝群11a・・よりも浅く形成
された第2の凹溝群11b・・とにより構成されてい
る。そして、各凹溝11a・・、11b・・に棒状体2
0がそれぞれ嵌合している。
第1及び第2実施形態では凹溝11を一方向に形成した
が、第3実施形態では凹溝が、1方向に形成された第1
の凹溝群11a・・と、この第1凹溝群11a・・に交
差する方向に且つ第1凹溝群11a・・よりも浅く形成
された第2の凹溝群11b・・とにより構成されてい
る。そして、各凹溝11a・・、11b・・に棒状体2
0がそれぞれ嵌合している。
【0033】第3実施形態のコンクリートパネルPは、
第1又は第2実施形態と同様の作用及び効果を発揮する
ことに加え、第1凹溝群11a・・に棒状体20・・を
嵌合し、第2の凹溝群11b・・に棒状体20・・を嵌
合することにより、格子状に組んだ棒状体が形成される
から、簡易にして棒状体20・・による大きな補強効果
を得ることができる。
第1又は第2実施形態と同様の作用及び効果を発揮する
ことに加え、第1凹溝群11a・・に棒状体20・・を
嵌合し、第2の凹溝群11b・・に棒状体20・・を嵌
合することにより、格子状に組んだ棒状体が形成される
から、簡易にして棒状体20・・による大きな補強効果
を得ることができる。
【0034】さらに第4実施形態では、凹溝11が格子
状に形成されていると共に、補強用の棒状体20が格子
状に設けられている。この格子状棒状体20は、例えば
第3実施形態における第1凹溝群11a・・と第2の凹
溝群11b・・とが交差する格子点で溶接することによ
り得られる。
状に形成されていると共に、補強用の棒状体20が格子
状に設けられている。この格子状棒状体20は、例えば
第3実施形態における第1凹溝群11a・・と第2の凹
溝群11b・・とが交差する格子点で溶接することによ
り得られる。
【0035】第4実施形態のコンクリートパネルPは、
第1又は第2実施形態と同様の作用及び効果を発揮する
ことに加え、縦横の棒状体が格子点で連結するから、棒
状体により大きな補強効果が得られる。
第1又は第2実施形態と同様の作用及び効果を発揮する
ことに加え、縦横の棒状体が格子点で連結するから、棒
状体により大きな補強効果が得られる。
【0036】また、図8に示すように、棒状体を交差す
る2群の棒状体20a・・及び20b・・で構成し、一
方の棒状体20bにおける他方の棒状体群20a・・と
の交差部位を略コ字状に形成してこれらを逃げることに
より、棒状体20a・・及び20b・・の大部分を堰板
10の表面に近づけるようにしている。こうすれば、棒
状体20bにおける棒状体群20a・・との交差部位を
除いて凹溝11を浅く形成でき、コンクリートパネルP
の断熱欠損を少なくできると共に、棒状体20b・・の
ずれを防止できる。さらに図9に示すように、凹溝11
の末端を堰板10の端面よりも内側で止めて形成すれ
ば、凹溝11に嵌合した棒状体20が堰板10の端部1
2で係止されて軸方向に抜けることを防止でき、取扱い
性に優れる。
る2群の棒状体20a・・及び20b・・で構成し、一
方の棒状体20bにおける他方の棒状体群20a・・と
の交差部位を略コ字状に形成してこれらを逃げることに
より、棒状体20a・・及び20b・・の大部分を堰板
10の表面に近づけるようにしている。こうすれば、棒
状体20bにおける棒状体群20a・・との交差部位を
除いて凹溝11を浅く形成でき、コンクリートパネルP
の断熱欠損を少なくできると共に、棒状体20b・・の
ずれを防止できる。さらに図9に示すように、凹溝11
の末端を堰板10の端面よりも内側で止めて形成すれ
ば、凹溝11に嵌合した棒状体20が堰板10の端部1
2で係止されて軸方向に抜けることを防止でき、取扱い
性に優れる。
【0037】以上の実施形態ではラス30又は膜状体8
0を堰板10の片面にのみ固定したが、両面に固定して
もよい。また、堰板10に水抜き用の孔を開口してもよ
い。
0を堰板10の片面にのみ固定したが、両面に固定して
もよい。また、堰板10に水抜き用の孔を開口してもよ
い。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1のコンク
リートパネルは、棒状体を支保工として堰板に一体化し
たことで、端太、桟木等による補強の必要性を可及的に
減らすことができ、しかも軽量であるから、作業性を大
きく改善することができる。また、パネル剛性を全体的
に改善でき、コンクリートパネルが折れたり曲がること
を防止できると共に、セパレータを任意の位置に貫通さ
せることができ、型枠の組み上げ作業を容易化できる。
さらに、堰板、棒状体及びラスを同時成形せずに棒状体
及びラスを堰板に後付けするものであるから、コストを
大幅に低減でき、必要に応じて発泡率の調整を行えば更
にコストを低減できる。しかも、熱融着層の厚さを最適
化できるから、ラスがコンクリートパネルの表面に露出
し、面材としての機能が確実に得られると共に、コンク
リートパネルの曲げ強度を効果的に高めることができ
る。
リートパネルは、棒状体を支保工として堰板に一体化し
たことで、端太、桟木等による補強の必要性を可及的に
減らすことができ、しかも軽量であるから、作業性を大
きく改善することができる。また、パネル剛性を全体的
に改善でき、コンクリートパネルが折れたり曲がること
を防止できると共に、セパレータを任意の位置に貫通さ
せることができ、型枠の組み上げ作業を容易化できる。
さらに、堰板、棒状体及びラスを同時成形せずに棒状体
及びラスを堰板に後付けするものであるから、コストを
大幅に低減でき、必要に応じて発泡率の調整を行えば更
にコストを低減できる。しかも、熱融着層の厚さを最適
化できるから、ラスがコンクリートパネルの表面に露出
し、面材としての機能が確実に得られると共に、コンク
リートパネルの曲げ強度を効果的に高めることができ
る。
【0039】請求項2のようにすれば、棒状体を支保工
として堰板に一体化したことで、端太、桟木等による補
強の必要性を可及的に減らすことができ、しかも軽量で
あるから、作業性を大きく改善することができる。ま
た、パネル剛性を全体的に改善でき、コンクリートパネ
ルが折れたり曲がることを防止できると共に、セパレー
タを任意の位置に貫通させることができ、型枠の組み上
げ作業を容易化できる。さらに、堰板、棒状体及び膜状
体を同時成形せずに棒状体及び膜状体を堰板に後付けす
るものであるから、コストを大幅に低減でき、必要に応
じて発泡率の調整を行えば更にコストを低減できる。し
かも、膜状体を堰板に後付けするから、膜状体がコンク
リートパネルの表面に露出し、面材としての機能が確実
に得られると共に、コンクリートパネルの曲げ強度を効
果的に高めることができる。
として堰板に一体化したことで、端太、桟木等による補
強の必要性を可及的に減らすことができ、しかも軽量で
あるから、作業性を大きく改善することができる。ま
た、パネル剛性を全体的に改善でき、コンクリートパネ
ルが折れたり曲がることを防止できると共に、セパレー
タを任意の位置に貫通させることができ、型枠の組み上
げ作業を容易化できる。さらに、堰板、棒状体及び膜状
体を同時成形せずに棒状体及び膜状体を堰板に後付けす
るものであるから、コストを大幅に低減でき、必要に応
じて発泡率の調整を行えば更にコストを低減できる。し
かも、膜状体を堰板に後付けするから、膜状体がコンク
リートパネルの表面に露出し、面材としての機能が確実
に得られると共に、コンクリートパネルの曲げ強度を効
果的に高めることができる。
【0040】請求項3のようにすれば、凹溝の加工及び
棒状体の嵌合作業を最も簡便にしながら、棒状体による
補強効果を得ることができる。
棒状体の嵌合作業を最も簡便にしながら、棒状体による
補強効果を得ることができる。
【0041】請求項4のようにすれば、第1凹溝群に棒
状体を嵌合し、第2の凹溝群に棒状体を嵌合することに
より、格子状に組んだ棒状体が形成されるから、簡易に
して棒状体による大きな補強効果を得ることができる。
状体を嵌合し、第2の凹溝群に棒状体を嵌合することに
より、格子状に組んだ棒状体が形成されるから、簡易に
して棒状体による大きな補強効果を得ることができる。
【0042】請求項5のようにすれば、縦横の棒状体が
格子点で連結するから、棒状体により大きな補強効果が
得られる。
格子点で連結するから、棒状体により大きな補強効果が
得られる。
【図1】第1実施形態の斜視図である。
【図2】棒状体の変形例を示す拡大斜視図である。
【図3】上記実施形態の表面の拡大断面図である。
【図4】上記実施形態の製造工程を示す説明図である。
【図5】上記実施形態を用いて組み上げた打込み型枠の
正面図である。
正面図である。
【図6】第2実施形態の斜視図である。
【図7】第3実施形態を示し、(a)は拡大正面図、
(b)は拡大側面図である。
(b)は拡大側面図である。
【図8】変形例における棒状体の配置を示す拡大図であ
る。
る。
【図9】変形例を示す拡大縦断面図である。
P コンクリートパネル 10 堰板 11 凹溝 20 棒状体 30 ラス 40 熱融着層 80 膜状体
Claims (5)
- 【請求項1】 発泡樹脂の堰板と、この堰板の少なくと
も片面に形成した凹溝に嵌合された補強用の棒状体と、
堰板の上記凹溝を有する面に熱融着層を介して固着する
ラスとを備えたことを特徴とするコンクリートパネル。 - 【請求項2】 発泡樹脂の堰板と、この堰板の少なくと
も片面に形成した凹溝に嵌合された補強用の棒状体と、
堰板の上記凹溝を有する面に貼られた不織布、フィル
ム、クロス、紙、又はアルミ箔等の膜状体とを備えたこ
とを特徴とするコンクリートパネル。 - 【請求項3】 凹溝が一方向に形成されている請求項1
又は2に記載のコンクリートパネル。 - 【請求項4】 凹溝が、1方向に形成された第1の凹溝
群と、この第1凹溝群に交差する方向に且つ第1凹溝群
よりも浅く形成された第2の凹溝群とにより構成されて
いる請求項1又は2に記載のコンクリートパネル。 - 【請求項5】 凹溝が格子状に形成されていると共に、
補強用の棒状体が格子状に設けられている請求項1又は
2に記載のコンクリートパネル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5405397A JPH10237995A (ja) | 1997-02-21 | 1997-02-21 | コンクリートパネル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5405397A JPH10237995A (ja) | 1997-02-21 | 1997-02-21 | コンクリートパネル |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10237995A true JPH10237995A (ja) | 1998-09-08 |
Family
ID=12959882
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5405397A Pending JPH10237995A (ja) | 1997-02-21 | 1997-02-21 | コンクリートパネル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10237995A (ja) |
-
1997
- 1997-02-21 JP JP5405397A patent/JPH10237995A/ja active Pending
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