JPH10238198A - 2軸型裏蝶番 - Google Patents

2軸型裏蝶番

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JPH10238198A
JPH10238198A JP9053931A JP5393197A JPH10238198A JP H10238198 A JPH10238198 A JP H10238198A JP 9053931 A JP9053931 A JP 9053931A JP 5393197 A JP5393197 A JP 5393197A JP H10238198 A JPH10238198 A JP H10238198A
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door
pivot
connecting plate
plate
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Kenichi Yamada
健一 山田
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Takigen Manufacturing Co Ltd
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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05DHINGES OR SUSPENSION DEVICES FOR DOORS, WINDOWS OR WINGS
    • E05D11/00Additional features or accessories of hinges
    • E05D11/10Devices for preventing movement between relatively-movable hinge parts
    • E05D11/1007Devices for preventing movement between relatively-movable hinge parts with positive locking
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05DHINGES OR SUSPENSION DEVICES FOR DOORS, WINDOWS OR WINGS
    • E05D3/00Hinges with pins
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  • Mechanical Engineering (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 固定側翼板に対する中間連結板の回転と中間
連結板に対する回動側翼板の回転が、ロックレバーの拘
束機能によって所定の順序で行われ動作の安定性と耐久
性に優れた2軸型裏蝶番を提供する。 【解決手段】 固定側翼板2に対する中間連結板6と回
動側翼板3の回転位置に応じ、ロックレバー8の第1又
は第2の係合部29,30が、固定側翼板2の軸受板部
11のカム縁面35又は回動側翼板3の軸受板部17の
カム縁面36に係脱させることにより、扉Dの開放動作
時に、固定側枢軸5を中心に中間連結板6回転させて扉
Dを半開し、続いて回動側枢軸5を中心に回動側翼板3
を回転させて扉Dを全開し、扉Dの閉鎖動作時には、逆
の動作順序で扉Dを閉じるように規制する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、キャビネット本体
や配電盤収納ボックス本体等の固定枠体に対して、閉鎖
時に面一に配置される扉を180°まで開放できるよう
に内側で支持する蝶番に関し、特に固定枠体に取り付け
られる固定側翼板と扉に取り付けられる回動側翼板との
間に、回転中心となる2つの平行な枢軸を介して断面ほ
ぼコ字状の中間連結板が介設された2軸裏蝶番に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】キャビネット本体や配電盤収納ボックス
本体等の固定枠体に対して、閉鎖時に面一に配置される
扉を180°まで開放できるように内側で支持する蝶番
であって、固定枠体に取り付けられる固定側翼板と扉に
取り付けられる回動側翼板との間に、回転中心となる2
つの平行な枢軸を介して断面ほぼコ字状の中間連結板が
介設された2軸裏蝶番が知られている。この2軸裏蝶番
は、中間連結板が固定側翼板に対して90°回転し、こ
の中間連結板に対して回動側翼板が90°回転すること
によって、扉が固定枠体に対して180°まで開放され
るようになっている。
【0003】2つの枢軸を持つために、例えば中間連結
板より先に回動側翼板が回転を始めると扉の縁が固定枠
体の縁に衝突してしまうことがある。閉鎖位置で扉の縁
と固定枠体の縁とが一部重なって高密閉性を持つ構成の
場合には、この現象が顕著である。この衝突は、扉や固
定枠体の歪曲変形、塗装や保護被膜の剥離損傷を招くの
で確実に阻止すべきである。しかし、従来の2軸裏蝶番
では、中間連結板と回動側翼板の回動順序を確実に規制
する構造のものがない。
【0004】特開平7−293096号の公報には、固
定側翼板に対する中間連結板の回転と中間連結板に対す
る回動側翼板の回転が、ロックレバーの仲介によって所
定順序で行われる二軸型の蝶番が記載されている。しか
し、これは扉の上下端面に取り付けられる形式の蝶番で
あって、これを扉の内側に取り付けられる裏蝶番に適用
することはできない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明は、開
放動作時には、先に中間連結板が固定側翼板に対して9
0°回転した後、この中間連結板に対して回動側翼板が
90°回転することによって、扉が固定枠体に対して1
80°まで開放され、閉鎖動作時には逆に中間連結板に
対して回動側翼板が90°回転した後、中間連結板が固
定側翼板に対して90°回転して扉が閉鎖位置に至るよ
うに、中間連結板と回動側翼板の回転順序を確実に規制
することができる2軸型裏蝶番を提供することを課題と
している。
【0006】
【課題を解決するための手段】2軸型裏蝶番1は、固定
側翼板2と、回動側翼板3と、これら両翼板2,3を固
定側枢軸4と回動側枢軸5で枢支する中間連結板6と、
この中間連結板6に枢軸7で枢支されたロックレバー8
と、中間連結板6とロックレバー8との間に介設された
ばね9とで構成される。蝶番1は、固定枠体Fに対して
扉Dを内側で支持する。扉Dは、閉鎖位置において固定
枠体Fに対してほぼ面一に配置され、固定枠体Fに対し
てほぼ90°の半開位置を経て、固定枠体Fに対して平
行な全開位置までほぼ180°開放できる。
【0007】固定側翼板2は、取付板部10と軸受板部
11とを備え、取付板部10が固定枠体Fの内側の取付
面に固着される。軸受板部11は、取付板部10の上下
縁部から取付板部10に対してほぼ直角に中間連結板6
側へ水平に延び、固定側枢軸4を中間で支持している。
軸受板部11の端縁には、閉鎖時当接面12と、摺動円
弧面13と、段部14と、開放時当接面15とが、一端
側から他端側へ順次連続して形成されている。閉鎖時当
接面12は、取付板部10と平行で、固定側枢軸4より
外側に位置している。摺動円弧面13は、固定側枢軸4
と同心円弧状に閉鎖時当接面12の終端から90°より
やや小なる角度範囲で立ち上がっている。段部14は、
摺動円弧面13の終端から立ち下がっている。開放時当
接面15は、段部14に連続し、取付板部10に対して
所定の傾斜角をもって延びている。
【0008】回動側翼板3は、取付板部16と軸受板部
17とを備え、取付板部16で扉Dの内側の取付面に固
着される。軸受板部17は、取付板部16の上下縁部か
ら取付板部16に対してほぼ直角に中間連結板6側へ水
平に延び、中間で回動側枢軸5を支持している。軸受板
部17の端縁には、規制円弧面18と、係合段部19
と、閉鎖時押圧面20とが、一端側から他端側へ連続し
て形成されている。規制円弧面18は、回動側枢軸5と
同心円弧状に、一端側からほぼ90°の角度範囲で立ち
上がっている。係合段部19は、規制円弧面18の終端
から立ち下がり、閉鎖時押圧面20に連続している。閉
鎖時押圧面20は、取付板部16に対して平行に他端側
へ延びている。
【0009】中間連結板6は、平面視ほぼコ字状に屈曲
しており、中間板部21と、その両側の第1及び第2の
連結板部22,23と、ストッパ片24とを具備する。
中間板部21は、ロックレバー8の枢軸7を支持する。
第1の連結板部22は、中間板部21の一端縁から中間
板部21に対してほぼ直角に屈曲して垂直に延び、端縁
において固定側枢軸4で固定側翼板2に枢着されてい
る。第2の連結板部23は、中間板部21の他端縁から
中間板部21に対してほぼ直角に屈曲して垂直に延び、
端縁において回動側枢軸5で回動側翼板3に枢着されて
いる。ストッパ片24は、第2の連結板部23の端縁か
らこれにほぼ直角に外側に延出している。
【0010】ロックレバー8は、中間連結板6の上下端
縁に沿って水平に上下に対向して一対設けられ、相互に
連繋部25によって結合されている。ロックレバー8
は、中間連結板6の外側にほぼ沿うように平面視ほぼコ
字状に屈曲し、中間部が縦方向の枢軸7によって中間連
結板6に枢支されている。ロックレバー8は、固定側翼
板2に向かって伸び、これに係合する第1の係合部29
を一端側に有し、回動側翼板3に向かって伸びてこれに
係合する第2の係合部30を他端側に有し、ばね9によ
って第1の係合部29を常時固定側翼板2に接触させる
ように回転付勢されている。
【0011】第1の係合部29は、当接端面31と、こ
れと直交する当接側面32とを具備する。当接端面31
は、扉Dの閉鎖位置において固定側翼板2の閉鎖時当接
面12に当接する。当接側面32は、当接端面31の内
側終端に直角に連続して伸びている。当接側面31は、
扉Dの閉鎖位置からほぼ半開位置まで、固定側翼板2の
摺動円弧面13上を摺動し、中間連結板6とロックレバ
ー8とが、固定側翼板2に対して一体に回動するよう動
作を規制する。そして、摺動円弧面13の終端で、段部
14に落ちて支えが外れ、ばね9の力で中間連結板6と
ロックレバー8とが相対回動すると、開放時当接面15
に当接し、当接端面31を段部14に係合させる。
【0012】第2の係合部30は、ラッチ部33と、先
端面34とを有する。ラッチ部33は、回動側翼板3の
係合段部19に対して係脱できるように設けられ、扉D
の閉鎖位置からほぼ半開位置まで、即ち当接側面32が
摺動円弧面13から外れるまで回動側翼板3の係合段部
19に係合してロックレバー8と中間連結板6とを一体
に固定側枢軸4を中心に回動させる。当接側面32が摺
動円弧面13から外れた位置でロックレバー8が中間連
結板6に対してばね力で相対回動すると、ラッチ部33
が係合段部19から外れ、その後は扉Dの全開位置まで
回動側翼板3が回動側枢軸5を中心に中間連結板6に対
して独立して回動するのを許容する。先端面は、扉Dの
全開位置からほぼ半開位置まで回動側翼板3が回動する
間、規制円弧面18に摺接し、ロックレバー8を中間連
結板6に対して相対回動させない。ほぼ半開位置で先端
面34が規制円弧面18から外れると、ロックレバー8
の中間連結板6に対する相対回動を許容することで、当
接端面31と段部14との係合を外し、回動側翼板3の
閉鎖時押圧面20に押されて閉鎖位置までロックレバー
8と中間連結板6とを固定側枢軸4を中心に一体回動さ
せる。
【0013】しかして、扉Dの開放動作時に、固定側枢
軸4を中心に扉Dを半開し、続いて回動側枢軸5を中心
に扉Dを全開し、扉Dの閉鎖動作時には、逆に回動側枢
軸5を中心に扉Dを半開にし、続いて固定側枢軸4を中
心に扉Dを閉じるように回動順序を規制できるように2
軸型裏蝶番1を構成した。
【0014】
【発明の実施の形態】図面を参照して本発明の実施の形
態を説明する。図1ないし図6は2軸型裏蝶番の動作を
順を追って示す横断平面図、図7は2軸型裏蝶番の背面
図、図8は固定側翼板の斜視図、図9は回動側翼板の斜
視図、図9は中間連結板の斜視図、図10はロックレバ
ーの斜視図である。
【0015】2軸型裏蝶番1は、固定側翼板2と、回動
側翼板3と、これら両翼板2,3間を枢軸4,5を介し
て連結する中間連結板6と、中間連結板6に枢軸7で枢
支されたロックレバー8と、中間連結板6とロックレバ
ー8との間に介設されたばね9とで構成される。蝶番1
は、キャビネット本体や配電盤収納ボックス本体等の固
定枠体Fに対して扉Dを内側で支持する。図1に示すよ
うに、扉Dは、閉鎖位置において固定枠体1に対してほ
ぼ面一に配置され、固定枠体Fに対してほぼ90°の半
開位置(図3)を経て、固定枠体Fに対して平行な全開
位置(図4)までほぼ180°開放できる。
【0016】固定側翼板2は、取付板部10と軸受板部
11とを備え、取付板部10が固定枠体Fの内側の取付
面に一般に垂直に固着される。軸受板部11は、矩形の
取付板部10の上下縁部から中間連結板6側へ水平に延
び、固定側枢軸4を中間で支持している。軸受板部11
は、中間連結板6側に向いたカム縁面35を有する。カ
ム縁面35は、閉鎖時当接面12と、摺動円弧面13
と、段部14と、開放時当接面15とから成り、一端側
から他端側へ順次連続して形成されている。閉鎖時当接
面12は、取付板部10と平行で、固定側枢軸4より外
側(図1において左側)に位置している。摺動円弧面1
3は、固定側枢軸4と同心円弧状に閉鎖時当接面12の
終端から90°よりやや小なる角度範囲で立ち上がって
いる。段部14は、摺動円弧面13の終端から立ち下が
っている。開放時当接面15は、段部14に連続し、取
付板部10に対して所定の傾斜角をもって延びている。
【0017】回動側翼板3は、取付板部16と軸受板部
17とを備え、取付板部16で扉Dの内側の取付面に一
般に垂直に固着される。軸受板部17は、矩形の取付板
部16の上下縁部から中間連結板6側へ水平に延び、中
間で回動側枢軸5を支持している。軸受板部17は、中
間連結板6側へ向いたカム縁面36を有する。カム縁面
36は、規制円弧面18と、係合段部19と、閉鎖時押
圧面20とから成り、一端側(図1において左側)から
他端側へ連続して形成されている。規制円弧面18は、
回動側枢軸5と同心円弧状に、一端側からほぼ90°の
角度範囲で立ち上がっている。係合段部19は、規制円
弧面18の終端から立ち下がり、閉鎖時押圧面20に連
続している。閉鎖時押圧面20は、取付板部16に対し
て平行に他端側へ延びている。
【0018】中間連結板6は、平面視ほぼコ字状に屈曲
しており、夫々矩形の中間板部21と、その両側の第1
及び第2の連結板部22,23と、ストッパ片24とを
具備する。中間板部21は、垂直に延び、上下縁から背
部へ水平に突出した軸受突片37でロックレバー8の枢
軸7を支持する。第1の連結板部22は、中間板部21
の一端縁からほぼ直角に屈曲して垂直に延び、端縁にお
いて固定側枢軸4で固定側翼板2に枢着されている。第
2の連結板部23は、中間板部21の他端縁からほぼ直
角に屈曲して垂直に延び、端縁において回動側枢軸5で
回動側翼板3に枢着されている。ストッパ片24は、第
2の連結板部23の端縁からほぼ直角に外側に延出して
いる。
【0019】ロックレバー8は、中間連結板6の上下端
縁に沿って水平に上下に対向して一対設けられ、相互に
垂直の連繋部25によって結合されている。ロックレバ
ー8は、中間連結板6の外側にほぼ沿うように平面視ほ
ぼコ字状に屈曲した形状で、中間の胴部26と、その両
端の脚部27,28とを有する。胴部26は、中間連結
板6の中間板部21の背面に沿って延びるように配置さ
れ、その中間部が枢軸7によって中間連結板6に枢支さ
れている。一方の脚部27は、胴部26に対して直角に
伸び、連結板部22の外側面に沿って配置され、先端側
に第1の係合部29が設けられている。他方の脚部28
は、脚部27と同一方向にやや傾斜して胴部26の端か
ら伸び、連結板部23にほぼ沿って配置され、先端側に
第2の係合部30が設けられている。そして、ロックレ
バー8は、ばね9によって第1の係合部29を常時固定
側翼板2に接触させるように回転付勢されている。
【0020】第1の係合部29は、当接端面31と、こ
れと直交する当接側面32とを具備する。当接端面31
は、扉Dの閉鎖位置(図1)において固定側翼板2の閉
鎖時当接面12に当接する。当接側面32は、当接端面
31の内側終端に直角に連続して伸びている。当接側面
32は、扉Dの閉鎖位置(図1)からほぼ半開位置(図
3)まで、固定側翼板2の摺動円弧面13上を摺動する
(図2)。摺動の間、中間連結板6とロックレバー8と
は、固定側翼板2に対して一体に回動する。そして、摺
動円弧面13の終端で、段部14に落ちて支えが外れる
と、ばね9の力で中間連結板6に対してロックレバー8
が枢軸7を中心に反時計方向へ相対回動し、当接側面3
2が開放時当接面15に当接し、当接端面31が段部1
4に係合する。
【0021】第2の係合部30は、ラッチ部33と、先
端面34とを有する。ラッチ部33は、回動側翼板3の
係合段部19に対して係脱できるように設けられてい
る。ラッチ部33は、扉Dの閉鎖位置(図1)からほぼ
半開位置(図3)まで、即ち当接側面32が摺動円弧面
13から外れるまで、回動側翼板3の係合段部19に係
合して、ロックレバー8と中間連結板6とを一体に固定
側枢軸4を中心に時計方向へ回動させる。当接側面32
が摺動円弧面13から外れた位置(図3)でロックレバ
ー8が中間連結板6に対してばね9の力で相対回動する
と、ラッチ部33が係合段部19から外れ、その後は扉
Dの全開位置(図4)まで回動側翼板3が回動側枢軸5
を中心に中間連結板6に対して独立して回動する。先端
面34は、扉Dの全開位置(図4)からほぼ半開位置
(図3)まで回動側翼板3が回動する間、規制円弧面1
8に摺接(図5)し、ロックレバー8を中間連結板6に
対して相対回動させない。ほぼ半開位置(図3)で先端
面34が規制円弧面18から外れると、ロックレバー8
の支えが失われ、中間連結板6に対して時計方向へ相対
回動し、当接端面31と段部14との係合が外れる。そ
して、先端面34が閉鎖時押圧面20に押され、ロック
レバー8と中間連結板6とが閉鎖位置(図1)まで固定
側枢軸4を中心に反時計方向へ一体回動する。
【0022】しかして、扉Dが閉鎖位置にある図1の状
態において、固定側翼板2と回動側翼板3とは面一に配
置され、ロックレバー8の当接端面31が固定側翼板2
の閉鎖時当接面12に、また当接側面32が摺動円弧面
13に夫々当接し、ラッチ部33が回動側翼板3の係合
段部19に係合している。この状態から、図2に示すよ
うに、扉Dを時計方向へ旋回開放させると、回動側翼板
3に引かれて中間連結板6が枢軸4を中心に時計方向へ
回転すると同時に、係合段部19にラッチ部33が引か
れて、ロックレバー8も時計方向へ回動する。ロックレ
バー8は、当接側面32を摺動円弧面13に摺動させて
枢軸4の軸周りを同一半径で回転するので、中間連結板
6と相対位置を変えることなく一体に回転する。
【0023】扉Dが固定枠体Fに対して90°に配置さ
れる図3に示す半開位置まで来る直前に、ロックレバー
8の当接側面32が摺動円弧面13から外れるので、ば
ね9の力でロックレバー8と中間連結板6との間に枢軸
7を中心にした相対回転が生じ、ラッチ部33が係合段
部19から外れ、回動側翼板3が自由になる。そして、
中間連結板6の第1の連結板部22が固定側翼板2の取
付板部10に当接して停止すると共に、ロックレバー8
の当接側面32が固定側翼板2の開放時当接面15に当
接する。
【0024】さらに扉Dを開放すると、回動側翼板3が
枢軸5を中心に回転し、取付板部16が中間連結板6の
第2の連結板部23に当接する図4の全開状態で停止す
る。この状態で扉Dは固定枠体Fと平行に配置される。
【0025】全開状態から今度は扉Dを閉鎖操作する
と、まず回動側翼板3が枢軸5を中心に反時計方向へほ
ぼ90°回転し、取付板部16が中間連結板6のストッ
パ片24に当接する(図6)。この間、図5に示すよう
に、ロックレバー8の先端面34は規制円弧面18上を
摺動し、ロックレバー8は、中間連結板6と相対位置を
変えることがない。取付板部16がストッパ片24に当
接する直前に、先端面34が規制円弧面18から外れる
と、図6に示すように、ラッチ部33が係合段部19に
係合すると同時に、ロックレバー8と中間連結板6とが
枢軸7を中心に相対回転して、ロックレバー8の当接端
面31が固定側翼板2の段部14から外れる。その後
は、枢軸4を中心に中間連結板6が反時計方向へ回転し
て図1に示す閉鎖位置に至る。
【0026】
【発明の効果】以上のように、本発明においては、開放
動作時には、先に中間連結板6が固定側翼板2に対して
90°回転した後、この中間連結板6に対して回動側翼
板3が90°回転することによって、扉Dが固定枠体F
に対して180°まで開放され、閉鎖動作時には逆に中
間連結板6に対して回動側翼板3が90°回転した後、
中間連結板6が固定側翼板2に対して90°回転して扉
Dが閉鎖位置に至るように、ロックレバー8の仲介によ
り中間連結板6と回動側翼板3の回転順序を確実に規制
して扉Dの縁と固定枠体Fの縁との衝突を確実に阻止す
ることができるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】扉の閉鎖状態における2軸型裏蝶番の横断平面
図である。
【図2】扉の開放途上における2軸型裏蝶番の横断平面
図である。
【図3】扉の半開状態における2軸型裏蝶番の横断平面
図である。
【図4】扉の全開状態における2軸型裏蝶番の横断平面
図である。
【図5】扉の閉鎖途上における2軸型裏蝶番の横断平面
図である。
【図6】扉の閉鎖途上における2軸型裏蝶番の横断平面
図である。
【図7】2軸型裏蝶番の背面図である。
【図8】2軸型裏蝶番の分解斜視図である。
【符号の説明】
1 2軸型裏蝶番 2 固定側翼板 3 回動側翼板 4 固定側枢軸 5 回動側枢軸 6 中間連結板 7 枢軸 8 ロックレバー 9 ばね 10 取付板部 11 軸受板部 12 閉鎖時当接面 13 摺動円弧面 14 段部 15 開放時当接面 16 取付板部 17 軸受板部 18 規制円弧面 19 係合段部 20 閉鎖時押圧面 21 中間板部 22 第1の連結板部 23 第2の連結板部 24 ストッパ片 25 連繋部 29 第1の係合部 30 第2の係合部 31 当接端面 32 当接側面 33 ラッチ部 34 先端面 D 扉 F 固定枠体

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定枠体と、この固定枠体に対して閉鎖
    位置でほぼ面一に配置され、固定枠体に対してほぼ90
    °の半開位置を経て、固定枠体に対して平行な全開位置
    までほぼ180°開放できる扉とを内側で連結する2軸
    型裏蝶番であって、 前記固定枠体の内側に取付板部が固着される固定側翼板
    と、 前記扉の内側に取付板部が固着され、扉の閉鎖位置にお
    いて取付板部が前記固定側翼板の取付板部とほぼ面一に
    配置される回動側翼板と、 平面視ほぼコ字状に屈曲し、側方の一端側が縦方向の固
    定側枢軸によって固定側翼板に枢着され、他端側が縦方
    向の回動側枢軸によって回動側翼板に枢着された中間連
    結板と、 この中間連結板の外側にほぼ沿うように平面視ほぼコ字
    状に屈曲し、中間部が縦方向の枢軸によって中間連結板
    の上下端縁に沿って水平に枢支され、一端側に前記固定
    側翼板に向かって伸びてこれに係合する第1の係合部を
    有し、他端側に前記回動側翼板に向かって伸びてこれに
    係合する第2の係合部を有し、連繋部によって相互結合
    された上下対向一対のロックレバーと、 このロックレバーを回転付勢し、それの前記第1の係合
    部を常時前記固定側翼板に接触させるばねとを具備し、 前記固定側翼板は、前記固定枠体の取付面に垂直に固着
    される取付板部と、この取付板部の上下縁部において前
    記中間連結板側へ水平に延び前記固定側枢軸を中間で支
    持する対向一対の軸受板部とを備え、 前記回動側翼板は、前記扉の取付面に垂直に固着される
    取付板部と、この取付板部の上下縁部において前記中間
    連結板側へ水平に延び前記回動側枢軸を中間で支持する
    対向一対の軸受板部とを備え、 前記固定側翼板の軸受板部の端縁には、前記取付板部と
    平行な閉鎖時当接面と、この当接面の終端から固定側枢
    軸と同心円弧状に90°よりやや小なる角度範囲で立ち
    上がる摺動円弧面と、摺動円弧面の終端から立ち下がる
    段部を介して摺動円弧面に連続し取付板部に対して所定
    の傾斜角をもって延びる開放時当接面とが、一端側から
    他端側へ順次形成され、 前記回動側翼板の軸受板部の端縁には、前記回動側枢軸
    より内側位置から回動側枢軸と同心円弧状にほぼ90°
    の角度範囲で立ち上がる規制円弧面と、規制円弧面の終
    端から立ち下がる係合段部を介して規制円弧面に連続し
    取付板部に対して平行に延びる閉鎖時押圧面とが、一端
    側から他端側へ連続して形成され、 前記中間連結板は、前記扉の閉鎖位置において前記固定
    側翼板及び回動側翼板の取付板部に対して平行に配置さ
    れ、前記ロックレバーの枢軸を支持する垂直の中間板部
    と、この中間板部の一端縁から中間板部に対してほぼ直
    角に屈曲して垂直に延び、前記扉の閉鎖位置において前
    記固定側翼板の取付板部に対して直角に配置されるよう
    に端縁において固定側翼板に枢着された第1の連結板部
    と、中間板部の他端縁から中間板部に対してほぼ直角に
    屈曲して垂直に延び、前記扉の閉鎖位置において前記回
    動側翼板の取付板部に対して直角に配置されるように端
    縁において前記回動側翼板に枢着された第2の連結板部
    と、この第2の連結板部の端縁から連結板部に対してほ
    ぼ直角に外側に延出し、前記扉の閉鎖位置から半開位置
    まで前記回動側翼板の取付板部に当接するたストッパ片
    とを具備し、 前記ロックレバーの第1の係合部は、前記扉の閉鎖位置
    において前記固定側翼板の閉鎖時当接面に当接する当接
    端面と、当接端面の内側終端に直角に連続し、閉鎖位置
    からほぼ半開位置まで前記中間連結板と一体にロックレ
    バーが固定側翼板に対して回動する間前記摺動円弧面上
    を摺動し、摺動円弧面の終端で段部に落ちて開放時当接
    面に当接し、当接端面を段部に係合させるよう配置する
    当接側面とを具備し、 前記ロックレバーの第2の係合部は、前記扉の閉鎖位置
    からほぼ半開位置まで即ち前記当接側面が前記摺動円弧
    面から外れるまで前記回動側翼板の係合段部に係合して
    ロックレバーと前記中間連結板とを一体に固定側翼板に
    対して回動させ、当接側面が摺動円弧面から外れた位置
    でロックレバーが中間連結板に対してばね力で相対回動
    すると係合段部から外れ、扉の全開位置まで回動側翼板
    が中間連結板に対して独立して回動するのを許容するラ
    ッチ部と、扉の全開位置からほぼ半開位置まで回動側翼
    板が回動する間前記規制円弧面に摺接して、ロックレバ
    ーの中間連結板に対する相対回動を阻止し、ほぼ半開位
    置で係合段部に係合した後閉鎖位置までロックレバーの
    中間連結板に対する相対回動を許容してロックレバーと
    固定側翼板との係合を解いて中間連結板と固定側翼板と
    の相対回動を許容する先端面とを具備し、 扉の開放動作時に、固定側枢軸を中心に扉を半開し、続
    いて回動側枢軸を中心に扉を全開し、扉の閉鎖動作時に
    は、逆に回動側枢軸を中心に扉を半開にし、続いて固定
    側枢軸を中心に扉を閉じるように回動順序を規制したこ
    とを特徴とする2軸型裏蝶番。
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