JPH10238233A - ビートダイ - Google Patents
ビートダイInfo
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- JPH10238233A JPH10238233A JP19784197A JP19784197A JPH10238233A JP H10238233 A JPH10238233 A JP H10238233A JP 19784197 A JP19784197 A JP 19784197A JP 19784197 A JP19784197 A JP 19784197A JP H10238233 A JPH10238233 A JP H10238233A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resin
- chloride resin
- polyvinyl chloride
- beat
- hard
- Prior art date
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- Pending
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Landscapes
- Securing Of Glass Panes Or The Like (AREA)
- Joining Of Glass To Other Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 収縮しにくく、シール性、外観に優れ、且
つ施工時の作業性の良好なビートダイを提供する。 【解決手段】 軟質素材と硬質素材とからなるビートダ
イにおいて、前記硬質素材の線膨張係数が6.0×10
-5/℃以下であることを特徴とする。
つ施工時の作業性の良好なビートダイを提供する。 【解決手段】 軟質素材と硬質素材とからなるビートダ
イにおいて、前記硬質素材の線膨張係数が6.0×10
-5/℃以下であることを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はサッシにガラスを固
定するためのビートダイに関し、更に詳しくは、収縮し
にくく、シール性及び外観に優れ、且つ施工時の作業性
の良好なビートダイに関するものである。
定するためのビートダイに関し、更に詳しくは、収縮し
にくく、シール性及び外観に優れ、且つ施工時の作業性
の良好なビートダイに関するものである。
【0002】従来、サッシの断熱効果を向上させるた
め、断熱複層ガラスが用いられている。断熱複層ガラス
は、図2に示すように、2枚以上の板ガラス1a、1b
をスペーサー2で一定間隔に保持し、その周囲を有機質
系の材料(図示せず)で封着したものである。かかる断
熱複層ガラスは、ビートダイ3を介してサッシ4a、4
bに気密的に取り付けられる。5は、サッシ4a、4b
を連結するブリッジ材である。
め、断熱複層ガラスが用いられている。断熱複層ガラス
は、図2に示すように、2枚以上の板ガラス1a、1b
をスペーサー2で一定間隔に保持し、その周囲を有機質
系の材料(図示せず)で封着したものである。かかる断
熱複層ガラスは、ビートダイ3を介してサッシ4a、4
bに気密的に取り付けられる。5は、サッシ4a、4b
を連結するブリッジ材である。
【0003】従来、この種のビートダイとしては、軟質
ポリ塩化ビニル系樹脂製のものが用いられてきた。しか
し乍ら、軟質ポリ塩化ビニル系樹脂製のビートダイは収
縮してシール効果を損ない(コーナー部の隙間発生)、
断熱性能を低下させるとともに、著しく外観を損なうと
いう問題がある。また巻物状の軟質ポリ塩化ビニル系樹
脂製のビートダイは、これを展開して所定のサイズに裁
断して用いるが、その際、元の巻物形状に戻ろうとする
変形癖をかしめ、接着等により固定して施工する必要が
あり、作業性が極めて悪いという問題を包含している。
ポリ塩化ビニル系樹脂製のものが用いられてきた。しか
し乍ら、軟質ポリ塩化ビニル系樹脂製のビートダイは収
縮してシール効果を損ない(コーナー部の隙間発生)、
断熱性能を低下させるとともに、著しく外観を損なうと
いう問題がある。また巻物状の軟質ポリ塩化ビニル系樹
脂製のビートダイは、これを展開して所定のサイズに裁
断して用いるが、その際、元の巻物形状に戻ろうとする
変形癖をかしめ、接着等により固定して施工する必要が
あり、作業性が極めて悪いという問題を包含している。
【0004】かかる問題を解決せんとして、ビートダイ
の一部に硬質塩化ビニル系樹脂組成物を使用したものが
実用化されている。しかし乍ら、このような硬質塩化ビ
ニル系樹脂組成物を用いたビートダイにおいても、収
縮、熱変形に起因する上記問題は十分に解決されている
とは云い難い。
の一部に硬質塩化ビニル系樹脂組成物を使用したものが
実用化されている。しかし乍ら、このような硬質塩化ビ
ニル系樹脂組成物を用いたビートダイにおいても、収
縮、熱変形に起因する上記問題は十分に解決されている
とは云い難い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明はかかる実情に
鑑み、従来のビートダイの上記の如き収縮に起因する課
題を解決し、シール性及び外観に優れるとともに、施工
時の作業性の良好なビートダイを提供するものである。
鑑み、従来のビートダイの上記の如き収縮に起因する課
題を解決し、シール性及び外観に優れるとともに、施工
時の作業性の良好なビートダイを提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するためになされたもので、軟質素材と硬質素材とから
なるビートダイにおいて、前記硬質素材の線膨張係数が
6.0×10-5/℃以下であることを特徴とするビート
ダイを内容とする(請求項1)。好ましい態様として
は、硬質素材の線膨張係数が5.0×10-5/℃以下か
らなるビートダイである(請求項2)。また、好ましい
態様としては、硬質素材の線膨張係数が4.0×10-5
/℃以下からなるビートダイである(請求項3)。ま
た、好ましい態様としては、硬質素材の線膨張係数が
3.0×10-5/℃以下からなるビートダイである(請
求項4)。また、好ましい態様としては、硬質素材の耐
熱温度が80℃以上(ビカット軟化点、荷重5kg)であ
るビートダイである(請求項5)。また、好ましい態様
としては、硬質素材がポリ塩化ビニル系樹脂及び/又は
塩素化ポリ塩化ビニル系樹脂、又はこれらとABS樹脂
及び/又はAS樹脂との混合物からなるビートダイであ
る(請求項6)。また、好ましい態様としては、請求項
6記載の硬質素材100重量部に対し、ガラス繊維、マ
イカ、タルク、炭酸カルシウム及び木粉よりなる群から
選ばれる少なくとも1種の充填剤5〜50重量部配合し
た樹脂組成物からなるビートダイである(請求項7)。
更にまた、好ましい態様としては、軟質素材が軟質塩化
ビニル系樹脂組成物であるビートダイである(請求項
8)。
するためになされたもので、軟質素材と硬質素材とから
なるビートダイにおいて、前記硬質素材の線膨張係数が
6.0×10-5/℃以下であることを特徴とするビート
ダイを内容とする(請求項1)。好ましい態様として
は、硬質素材の線膨張係数が5.0×10-5/℃以下か
らなるビートダイである(請求項2)。また、好ましい
態様としては、硬質素材の線膨張係数が4.0×10-5
/℃以下からなるビートダイである(請求項3)。ま
た、好ましい態様としては、硬質素材の線膨張係数が
3.0×10-5/℃以下からなるビートダイである(請
求項4)。また、好ましい態様としては、硬質素材の耐
熱温度が80℃以上(ビカット軟化点、荷重5kg)であ
るビートダイである(請求項5)。また、好ましい態様
としては、硬質素材がポリ塩化ビニル系樹脂及び/又は
塩素化ポリ塩化ビニル系樹脂、又はこれらとABS樹脂
及び/又はAS樹脂との混合物からなるビートダイであ
る(請求項6)。また、好ましい態様としては、請求項
6記載の硬質素材100重量部に対し、ガラス繊維、マ
イカ、タルク、炭酸カルシウム及び木粉よりなる群から
選ばれる少なくとも1種の充填剤5〜50重量部配合し
た樹脂組成物からなるビートダイである(請求項7)。
更にまた、好ましい態様としては、軟質素材が軟質塩化
ビニル系樹脂組成物であるビートダイである(請求項
8)。
【0007】
【実施の態様】本発明における硬質素材としては、公知
の熱可塑性樹脂が用いられるが、ポリ塩化ビニル系樹脂
及び/又は塩素化ポリ塩化ビニル系樹脂、又はこれらと
ABS樹脂及び/又はAS樹脂との混合物からなる樹脂
組成物が好適である。耐熱性に優れたビートダイを得る
ためには、塩素化ポリ塩化ビニル系樹脂、又はこれとA
BS樹脂及び/又はAS樹脂、又はポリ塩化ビニル系樹
脂に塩素化ポリ塩化ビニル系樹脂及び/又はABS樹
脂、又は塩化ビニル系樹脂に塩素化ポリ塩化ビニル系樹
脂及び/又はAS樹脂を配合したものを用いるのが好ま
しい。
の熱可塑性樹脂が用いられるが、ポリ塩化ビニル系樹脂
及び/又は塩素化ポリ塩化ビニル系樹脂、又はこれらと
ABS樹脂及び/又はAS樹脂との混合物からなる樹脂
組成物が好適である。耐熱性に優れたビートダイを得る
ためには、塩素化ポリ塩化ビニル系樹脂、又はこれとA
BS樹脂及び/又はAS樹脂、又はポリ塩化ビニル系樹
脂に塩素化ポリ塩化ビニル系樹脂及び/又はABS樹
脂、又は塩化ビニル系樹脂に塩素化ポリ塩化ビニル系樹
脂及び/又はAS樹脂を配合したものを用いるのが好ま
しい。
【0008】ポリ塩化ビニル系樹脂は塩化ビニル系単量
体の重合体である。塩化ビニル系単量体としては、塩化
ビニル単量体の他に、塩化ビニル単量体と共重合し得る
他の単量体が含まれる。塩化ビニル単量体と共重合し得
る他の単量体とは、エチレン、プロピレン、酢酸ビニ
ル、塩化アリル、アリルグリシジルエーテル、アクリル
酸エステル、メタクリル酸エステル、ビニルエーテル等
の単量体であり、これらは単独又は2種以上組み合わせ
て用いられ、その使用量は塩化ビニル単量体100重量
部当たり0〜20重量部程度である。
体の重合体である。塩化ビニル系単量体としては、塩化
ビニル単量体の他に、塩化ビニル単量体と共重合し得る
他の単量体が含まれる。塩化ビニル単量体と共重合し得
る他の単量体とは、エチレン、プロピレン、酢酸ビニ
ル、塩化アリル、アリルグリシジルエーテル、アクリル
酸エステル、メタクリル酸エステル、ビニルエーテル等
の単量体であり、これらは単独又は2種以上組み合わせ
て用いられ、その使用量は塩化ビニル単量体100重量
部当たり0〜20重量部程度である。
【0009】ポリ塩化ビニル系樹脂は公知の製造方法、
すなわち懸濁重合法、乳化重合法、塊状重合法等により
得られる。ポリ塩化ビニル系樹脂の平均重合度は400
〜1500の範囲のものが好ましく、450〜1000
のものが特に好ましい。平均重合度が400未満では耐
衝撃性、弾性率等の機械的特性や熱安定性の低下が認め
られ好ましくなく、また平均重合度が1500を越える
と溶融流動性が著しく低下し成形があまりにも困難にな
るため好ましくない。塩素化ポリ塩化ビニル系樹脂は上
記ポリ塩化ビニル樹脂を塩素化したもので、塩素化度は
60〜70重量%程度のものが好ましい。
すなわち懸濁重合法、乳化重合法、塊状重合法等により
得られる。ポリ塩化ビニル系樹脂の平均重合度は400
〜1500の範囲のものが好ましく、450〜1000
のものが特に好ましい。平均重合度が400未満では耐
衝撃性、弾性率等の機械的特性や熱安定性の低下が認め
られ好ましくなく、また平均重合度が1500を越える
と溶融流動性が著しく低下し成形があまりにも困難にな
るため好ましくない。塩素化ポリ塩化ビニル系樹脂は上
記ポリ塩化ビニル樹脂を塩素化したもので、塩素化度は
60〜70重量%程度のものが好ましい。
【0010】ABS系樹脂は、ゴム状弾性体に芳香族ビ
ニル、シアン化ビニル、(メタ)アクリル酸エステル及
びマレイミドからなる群から選択される少なくとも1種
をグラフト共重合させたものと、必要により用いられる
芳香族ビニル、シアン化ビニル、(メタ)アクリル酸エ
ステル及びマレイミドから選択される少なくとも1種か
らなる共重合体からなるものである。芳香族ビニルとし
ては、スチレン、メチルスチレン、クロルスチレン、α
−メチルスチレン等が例示され、シアン化ビニルとして
は、アクリロニトリル、メタクリロニトリル等が例示さ
れ、アクリル酸エステルとしては、メチルアクリレー
ト、エチルアクリレート、ブチルアクリレート、2−エ
チルヘキシアクリレート等が、またメタクリル酸エステ
ルとしては、メチルメタアクリレート、エチルメタアク
リレート、ブチルメタクリレート等が例示される。マレ
イミドとしては、N−マレイミド、フェニルマレイミ
ド、メチルマレイミド、シクロヘキシルマレイミド等が
例示される。これらはいずれも単独で又は2種以上組み
合わせて用いられる。
ニル、シアン化ビニル、(メタ)アクリル酸エステル及
びマレイミドからなる群から選択される少なくとも1種
をグラフト共重合させたものと、必要により用いられる
芳香族ビニル、シアン化ビニル、(メタ)アクリル酸エ
ステル及びマレイミドから選択される少なくとも1種か
らなる共重合体からなるものである。芳香族ビニルとし
ては、スチレン、メチルスチレン、クロルスチレン、α
−メチルスチレン等が例示され、シアン化ビニルとして
は、アクリロニトリル、メタクリロニトリル等が例示さ
れ、アクリル酸エステルとしては、メチルアクリレー
ト、エチルアクリレート、ブチルアクリレート、2−エ
チルヘキシアクリレート等が、またメタクリル酸エステ
ルとしては、メチルメタアクリレート、エチルメタアク
リレート、ブチルメタクリレート等が例示される。マレ
イミドとしては、N−マレイミド、フェニルマレイミ
ド、メチルマレイミド、シクロヘキシルマレイミド等が
例示される。これらはいずれも単独で又は2種以上組み
合わせて用いられる。
【0011】AS系樹脂は、芳香族ビニルと、シアン化
ビニル、(メタ)アクリル酸エステル及びマレイミドか
ら選択される少なくとも1種からなる共重合体からなる
ものである。芳香族ビニルとしては、スチレン、メチル
スチレン、クロルスチレン、α−メチルスチレン等が例
示され、シアン化ビニルとしては、アクリロニトリル、
メタクリロニトリル等が例示され、アクリル酸エステル
としては、メチルアクリレート、エチルアクリレート、
ブチルアクリレート、2−エチルヘキシアクリレート等
が、またメタクリル酸エステルとしては、メチルメタア
クリレート、エチルメタアクリレート、ブチルメタクリ
レート等が例示される。マレイミドとしては、N−マレ
イミド、フェニルマレイミド、メチルマレイミド、シク
ロヘキシルマレイミド等が例示される。これらはいずれ
も単独で又は2種以上組み合わせて用いられる。
ビニル、(メタ)アクリル酸エステル及びマレイミドか
ら選択される少なくとも1種からなる共重合体からなる
ものである。芳香族ビニルとしては、スチレン、メチル
スチレン、クロルスチレン、α−メチルスチレン等が例
示され、シアン化ビニルとしては、アクリロニトリル、
メタクリロニトリル等が例示され、アクリル酸エステル
としては、メチルアクリレート、エチルアクリレート、
ブチルアクリレート、2−エチルヘキシアクリレート等
が、またメタクリル酸エステルとしては、メチルメタア
クリレート、エチルメタアクリレート、ブチルメタクリ
レート等が例示される。マレイミドとしては、N−マレ
イミド、フェニルマレイミド、メチルマレイミド、シク
ロヘキシルマレイミド等が例示される。これらはいずれ
も単独で又は2種以上組み合わせて用いられる。
【0012】ポリ塩化ビニル系樹脂と塩素化ポリ塩化ビ
ニル系樹脂とを併用する場合は、その併用割合は特に制
限されない。また、ポリ塩化ビニル系樹脂又は塩素化ポ
リ塩化ビニル系樹脂、又はこれらの両方とABS樹脂及
び/又はAS樹脂とを併用する場合は、ABS樹脂及び
/又はAS樹脂の割合は、70重量%以下が好ましい。
70重量%を越えるとポリ塩化ビニル系樹脂の優れた成
形加工性、難燃性、耐候性、耐薬品性等の特徴が、また
塩素化ポリ塩化ビニル系樹脂の難燃性、耐薬品性等の特
徴が失われる傾向がある。
ニル系樹脂とを併用する場合は、その併用割合は特に制
限されない。また、ポリ塩化ビニル系樹脂又は塩素化ポ
リ塩化ビニル系樹脂、又はこれらの両方とABS樹脂及
び/又はAS樹脂とを併用する場合は、ABS樹脂及び
/又はAS樹脂の割合は、70重量%以下が好ましい。
70重量%を越えるとポリ塩化ビニル系樹脂の優れた成
形加工性、難燃性、耐候性、耐薬品性等の特徴が、また
塩素化ポリ塩化ビニル系樹脂の難燃性、耐薬品性等の特
徴が失われる傾向がある。
【0013】本発明の硬質素材は線膨張係数は6.0×
10-5/℃以下であることが必要であり、好ましくは
5.0×10-5/℃以下、より好ましくは4.0×10
-5/℃以下、更に好ましくは3.0×10-5/℃以下で
ある。線膨張係数が6.0×10-5/℃を越えると、ア
ルミニウムの線膨張係数(2.31×10-5/℃ at0
℃)よりも大きくなり過ぎ、本発明の収縮防止の目的が
達成されなくなる。上記線膨張係数を満足する硬質素材
は特に限定されないが、硬質素材にガラス繊維、マイ
カ、タルク、炭酸カルシウム及び木粉等から選ばれる少
なくとも1種の充填剤を配合した樹脂組成物を用いるこ
とが好ましい。
10-5/℃以下であることが必要であり、好ましくは
5.0×10-5/℃以下、より好ましくは4.0×10
-5/℃以下、更に好ましくは3.0×10-5/℃以下で
ある。線膨張係数が6.0×10-5/℃を越えると、ア
ルミニウムの線膨張係数(2.31×10-5/℃ at0
℃)よりも大きくなり過ぎ、本発明の収縮防止の目的が
達成されなくなる。上記線膨張係数を満足する硬質素材
は特に限定されないが、硬質素材にガラス繊維、マイ
カ、タルク、炭酸カルシウム及び木粉等から選ばれる少
なくとも1種の充填剤を配合した樹脂組成物を用いるこ
とが好ましい。
【0014】ガラス繊維としては、市販の種々の形態、
例えばチョップドストランド状又はロービング状のガラ
ス繊維が用いられる。ガラス繊維は、カップリング剤、
フィルムフォーマー、潤滑剤、その他の表面処理剤によ
る表面処理が施されたものであってもよい。例えば、カ
ップリング剤としては、シランカップリング剤と呼ばれ
る加水分解性基がケイ素原子に結合したシラン化合物が
ある。具体的なシランカップリング剤としては、例え
ば、γ−メタクリルオキシプロピルトリエトキシシラ
ン、γ−メタクリルオキシプロピルメチルジエトキシシ
ラン等のアクリルシラン系化合物、γ−グリドキシプロ
ピルトリメトキシシラン等のエポキシシラン系化合物、
γ−アミノプロピルトリエトキシシラン、N−β−アミ
ノエチル−γ−アミノプロピルトリエトキシシラン等の
アミノシラン系化合物、ビニルトリメトキシシラン等の
ビニルシラン系化合物、γ−クロロプロピルトリメトキ
シシラン等のクロロシラン系化合物等が挙げられ、これ
らは単独で又は2種以上組み合わせて用いられる。成形
性及び成形品の表面性からは繊維長の短い方が良く、一
方、線膨張係数を小さくするには繊維長の長い方が良
く、所望の特性に応じて適宜決定すればよい。
例えばチョップドストランド状又はロービング状のガラ
ス繊維が用いられる。ガラス繊維は、カップリング剤、
フィルムフォーマー、潤滑剤、その他の表面処理剤によ
る表面処理が施されたものであってもよい。例えば、カ
ップリング剤としては、シランカップリング剤と呼ばれ
る加水分解性基がケイ素原子に結合したシラン化合物が
ある。具体的なシランカップリング剤としては、例え
ば、γ−メタクリルオキシプロピルトリエトキシシラ
ン、γ−メタクリルオキシプロピルメチルジエトキシシ
ラン等のアクリルシラン系化合物、γ−グリドキシプロ
ピルトリメトキシシラン等のエポキシシラン系化合物、
γ−アミノプロピルトリエトキシシラン、N−β−アミ
ノエチル−γ−アミノプロピルトリエトキシシラン等の
アミノシラン系化合物、ビニルトリメトキシシラン等の
ビニルシラン系化合物、γ−クロロプロピルトリメトキ
シシラン等のクロロシラン系化合物等が挙げられ、これ
らは単独で又は2種以上組み合わせて用いられる。成形
性及び成形品の表面性からは繊維長の短い方が良く、一
方、線膨張係数を小さくするには繊維長の長い方が良
く、所望の特性に応じて適宜決定すればよい。
【0015】マイカは天然鉱物の中ではもっとも薄い板
状鉱物であり、白雲母、金雲母、黒雲母、人造雲母など
がある。製法としては、30μm以上の粒子を製造する
乾式粉砕法、細かい粒子を製造するのに好ましい湿式粉
砕法がある。タルクは含水ケイ酸マグネシウムと呼ば
れ、化学式は4SiO2 ・3MgO・H2 Oで表される
ものであり、化学組成は、産地によって多少異なってい
る。理論値は、SiO2 :64.4%、MgO:31.
8%、H2 O:4.7%の重量比となっている。タルク
の製法としては微粉のタルクが得られる衝撃粉砕法と、
大量生産用の摩砕粉砕法とがあり、シランカップリング
剤、チタネートカップリング剤、脂肪酸、そのほかの表
面処理剤による表面処理が施されたものであってもよ
い。マイカ、タルクは粒径0.1〜30μm程度のもの
が好ましい。
状鉱物であり、白雲母、金雲母、黒雲母、人造雲母など
がある。製法としては、30μm以上の粒子を製造する
乾式粉砕法、細かい粒子を製造するのに好ましい湿式粉
砕法がある。タルクは含水ケイ酸マグネシウムと呼ば
れ、化学式は4SiO2 ・3MgO・H2 Oで表される
ものであり、化学組成は、産地によって多少異なってい
る。理論値は、SiO2 :64.4%、MgO:31.
8%、H2 O:4.7%の重量比となっている。タルク
の製法としては微粉のタルクが得られる衝撃粉砕法と、
大量生産用の摩砕粉砕法とがあり、シランカップリング
剤、チタネートカップリング剤、脂肪酸、そのほかの表
面処理剤による表面処理が施されたものであってもよ
い。マイカ、タルクは粒径0.1〜30μm程度のもの
が好ましい。
【0016】充填剤の配合量は、ポリ塩化ビニル系樹脂
及び/又は塩素化ポリ塩化ビニル系樹脂、又はこれらと
ABS樹脂及び/又はAS樹脂との混合物100重量部
に対して5〜50重量部が好ましい。5重量部未満では
所定の線膨張係数の樹脂が得られず、また50重量部を
越えると成形加工性が低下するとともに、外観が悪くな
る傾向がある。
及び/又は塩素化ポリ塩化ビニル系樹脂、又はこれらと
ABS樹脂及び/又はAS樹脂との混合物100重量部
に対して5〜50重量部が好ましい。5重量部未満では
所定の線膨張係数の樹脂が得られず、また50重量部を
越えると成形加工性が低下するとともに、外観が悪くな
る傾向がある。
【0017】本発明の硬質素材には、必要に応じ、更に
公知の各種配合剤、すなわち、塩化ビニル系樹脂用安定
剤、耐衝撃性改良剤、滑剤、顔料、帯電防止剤、老化防
止剤、発泡剤、難燃剤等の1種又は2種以上を配合でき
る。これら配合剤の代表的なものとしては、ジブチル錫
マレート、ジブチル錫ジステアレート等の有機錫系熱安
定剤、ステアリン酸バリウム、ステアリン酸カルシウ
ム、ステアリン酸亜鉛等の脂肪族カルボン酸塩類の安定
剤、三塩基性硫酸亜鉛等の無機安定剤、エポキシ化大豆
油等のエポキシ化合物、有機リン酸塩、有機亜リン酸塩
等の安定剤、MBS樹脂やアクリルゴム等の耐衝撃性改
良剤、ワックス、金属石鹸類、ステアリン酸等、高級脂
肪酸等の滑剤、フェノール系抗酸化剤、ホスファイト系
安定剤、紫外線吸収剤等の老化防止剤、カーボンブラッ
ク等が挙げられる。これら配合剤の全量は、ポリ塩化ビ
ニル系樹脂及び/又は塩素化ポリ塩化ビニル系樹脂、又
はこれらとABS樹脂及び/又はAS樹脂との混合物1
00重量部に対して50重量部以下が好ましい。50重
量部を越えると成形加工性、外観が損なわれる。
公知の各種配合剤、すなわち、塩化ビニル系樹脂用安定
剤、耐衝撃性改良剤、滑剤、顔料、帯電防止剤、老化防
止剤、発泡剤、難燃剤等の1種又は2種以上を配合でき
る。これら配合剤の代表的なものとしては、ジブチル錫
マレート、ジブチル錫ジステアレート等の有機錫系熱安
定剤、ステアリン酸バリウム、ステアリン酸カルシウ
ム、ステアリン酸亜鉛等の脂肪族カルボン酸塩類の安定
剤、三塩基性硫酸亜鉛等の無機安定剤、エポキシ化大豆
油等のエポキシ化合物、有機リン酸塩、有機亜リン酸塩
等の安定剤、MBS樹脂やアクリルゴム等の耐衝撃性改
良剤、ワックス、金属石鹸類、ステアリン酸等、高級脂
肪酸等の滑剤、フェノール系抗酸化剤、ホスファイト系
安定剤、紫外線吸収剤等の老化防止剤、カーボンブラッ
ク等が挙げられる。これら配合剤の全量は、ポリ塩化ビ
ニル系樹脂及び/又は塩素化ポリ塩化ビニル系樹脂、又
はこれらとABS樹脂及び/又はAS樹脂との混合物1
00重量部に対して50重量部以下が好ましい。50重
量部を越えると成形加工性、外観が損なわれる。
【0018】本発明における軟質素材としては、軟質塩
化ビニル系樹脂組成物、EPDM、エチレン−プロピレ
ン等のゴム、スチレン系、オレフィン系、ウレタン系等
の各種熱可塑性エラストマー、ポリウレタン、ポリエチ
レン、EPDM等の各種発泡体等が挙げられる。軟質塩
化ビニル系樹脂組成物は上記したポリ塩化ビニル系樹脂
に可塑剤を配合したものが用いられる。
化ビニル系樹脂組成物、EPDM、エチレン−プロピレ
ン等のゴム、スチレン系、オレフィン系、ウレタン系等
の各種熱可塑性エラストマー、ポリウレタン、ポリエチ
レン、EPDM等の各種発泡体等が挙げられる。軟質塩
化ビニル系樹脂組成物は上記したポリ塩化ビニル系樹脂
に可塑剤を配合したものが用いられる。
【0019】上記軟質素材と硬質素材を用いてビートダ
イを製造する方法は、共押出成形が好ましい。
イを製造する方法は、共押出成形が好ましい。
【0020】
【実施例】以下、実施例、比較例を挙げて本発明を更に
詳細に説明するが、これらは本発明を何ら制限するもの
ではない。
詳細に説明するが、これらは本発明を何ら制限するもの
ではない。
【0021】実施例1 重合度800のポリ塩化ビニル樹脂100重量部に、耐
衝撃改良剤としてMBS樹脂(B−56、鐘淵化学工業
株式会社製)6重量部、加工性改良剤としてアクリル系
樹脂(PA−20、鐘淵化学工業株式会社製)1重量
部、熱安定剤として三塩基性硫酸鉛3重量部、ステアリ
ン酸鉛1重量部、ステアリン酸カルシウム0.5重量
部、滑剤としてポリエチレンワックス0.6重量部、顔
料(黒:カーボンブラック)0.4重量部、及びガラス
繊維(長さ3mm)25重量部を混合して硬質素材を調製
し、下記条件で異方向二軸押出機により混練、造粒を行
った。 押出機:65mm異方向二軸押出機 C1 C2 C3 C4 AD D1 D2 スクリュー 130 140 150 150 150 160 160 40(℃) スクリュー フィード ベント 40rpm 20rpm 600mmHg
衝撃改良剤としてMBS樹脂(B−56、鐘淵化学工業
株式会社製)6重量部、加工性改良剤としてアクリル系
樹脂(PA−20、鐘淵化学工業株式会社製)1重量
部、熱安定剤として三塩基性硫酸鉛3重量部、ステアリ
ン酸鉛1重量部、ステアリン酸カルシウム0.5重量
部、滑剤としてポリエチレンワックス0.6重量部、顔
料(黒:カーボンブラック)0.4重量部、及びガラス
繊維(長さ3mm)25重量部を混合して硬質素材を調製
し、下記条件で異方向二軸押出機により混練、造粒を行
った。 押出機:65mm異方向二軸押出機 C1 C2 C3 C4 AD D1 D2 スクリュー 130 140 150 150 150 160 160 40(℃) スクリュー フィード ベント 40rpm 20rpm 600mmHg
【0022】一方、軟質素材として、軟質塩化ビニル樹
脂コンパウンド〔G386D(硬度67:JISA)鐘
淵化学工業株式会社製〕を準備した。
脂コンパウンド〔G386D(硬度67:JISA)鐘
淵化学工業株式会社製〕を準備した。
【0023】上記硬質素材と軟質素材を用いて下記の成
形条件で共押出して、図1に示す如く、上部の軟質部3
aと下部の硬質部3bとからなるビートダイ3を製造し
た。 硬質部押出機:50mm単軸押出機 L/D=24,CR=2.8,回転数 20rpm C1 C2 C3 AD D 150 160 170 175 180(℃) 軟質部押出機:30mm単軸押出機 L/D=22,CR=2.2 C1 C2 C3 AD D 130 140 150 160 180(℃)
形条件で共押出して、図1に示す如く、上部の軟質部3
aと下部の硬質部3bとからなるビートダイ3を製造し
た。 硬質部押出機:50mm単軸押出機 L/D=24,CR=2.8,回転数 20rpm C1 C2 C3 AD D 150 160 170 175 180(℃) 軟質部押出機:30mm単軸押出機 L/D=22,CR=2.2 C1 C2 C3 AD D 130 140 150 160 180(℃)
【0024】得られたビートダイの硬質部の線膨張係数
(ASTM D696)、シャルピー衝撃値(JIS
K6745)、耐熱温度(ビカット軟化点:荷重5kg
JIS K6742)を測定した。結果を表1に示す。
また硬質部のスクリュー回転数とトルク、軟質部のスク
リュー回転数を表3に示す。
(ASTM D696)、シャルピー衝撃値(JIS
K6745)、耐熱温度(ビカット軟化点:荷重5kg
JIS K6742)を測定した。結果を表1に示す。
また硬質部のスクリュー回転数とトルク、軟質部のスク
リュー回転数を表3に示す。
【0025】実施例2〜6 配合を表1に示すように変更した以外は実施例1と同様
の方法にてビートダイを製造した。物性の測定結果を表
1に、またスクリュー条件については表3に示す。尚、
塩素化ポリ塩化ビニル樹脂、ABS樹脂は下記のものを
使用した。 塩素化ポリ塩化ビニル樹脂:H527、鐘淵化学工業株
式会社製 ABS樹脂:A−10、鐘淵化学工業株式会社製
の方法にてビートダイを製造した。物性の測定結果を表
1に、またスクリュー条件については表3に示す。尚、
塩素化ポリ塩化ビニル樹脂、ABS樹脂は下記のものを
使用した。 塩素化ポリ塩化ビニル樹脂:H527、鐘淵化学工業株
式会社製 ABS樹脂:A−10、鐘淵化学工業株式会社製
【0026】比較例1〜3 配合を表2に示すように変更した以外は実施例1と同様
の方法にてビートダイを製造した。物性の測定結果を表
2に、スクリュー条件を表3に示す。
の方法にてビートダイを製造した。物性の測定結果を表
2に、スクリュー条件を表3に示す。
【0027】
【表1】
【0028】
【表2】
【0029】
【表3】
【0030】表1から明らかな如く、実施例1〜6のビ
ートダイは線膨張係数が4.0×10-5/℃以下と小さ
く、また耐熱性にも優れており、アルミサッシに実装し
てから12カ月経過後においても収縮は殆ど認められ
ず、シール性(コーナー部の隙間)及び外観は良好であ
った。これに対して、比較例1〜3のビートダイは表2
に示す如く、線膨張係数が6.0×10-5/℃より大き
く、アルミサッシに実装後6カ月で収縮が見られ、シー
ル性(コーナー部の隙間)、外観が低下した。
ートダイは線膨張係数が4.0×10-5/℃以下と小さ
く、また耐熱性にも優れており、アルミサッシに実装し
てから12カ月経過後においても収縮は殆ど認められ
ず、シール性(コーナー部の隙間)及び外観は良好であ
った。これに対して、比較例1〜3のビートダイは表2
に示す如く、線膨張係数が6.0×10-5/℃より大き
く、アルミサッシに実装後6カ月で収縮が見られ、シー
ル性(コーナー部の隙間)、外観が低下した。
【0031】実施例7 重合度800のポリ塩化ビニル樹脂(S−1008、鐘
淵化学工業株式会社製)50重量部に、ABS樹脂(A
−10、鐘淵化学工業株式会社製)50重量部、熱安定
剤として三塩基性硫酸鉛3重量部、ステアリン酸鉛1重
量部、滑剤としてポリエチレンワックス0.5重量部、
顔料(黒:カーボンブラック)0.4重量部、及びガラ
ス繊維(長さ125μm)15重量部を混合して硬質素
材を調製し、下記条件で異方向二軸押出機にて混練、造
粒を行った。 押出機:65mm異方向二軸押出機 C1 C2 C3 C4 AD D1 D2 スクリュー 130 140 150 150 150 160 160 40(℃) スクリュー フィード ベント 40rpm 20rpm 600mmHg
淵化学工業株式会社製)50重量部に、ABS樹脂(A
−10、鐘淵化学工業株式会社製)50重量部、熱安定
剤として三塩基性硫酸鉛3重量部、ステアリン酸鉛1重
量部、滑剤としてポリエチレンワックス0.5重量部、
顔料(黒:カーボンブラック)0.4重量部、及びガラ
ス繊維(長さ125μm)15重量部を混合して硬質素
材を調製し、下記条件で異方向二軸押出機にて混練、造
粒を行った。 押出機:65mm異方向二軸押出機 C1 C2 C3 C4 AD D1 D2 スクリュー 130 140 150 150 150 160 160 40(℃) スクリュー フィード ベント 40rpm 20rpm 600mmHg
【0032】一方、軟質素材として、実施例1で用いた
軟質塩化ビニル樹脂コンパウンド〔G386D(硬度6
7:JISA)鐘淵化学工業株式会社製〕を準備し、実
施例1と同様にして、ビートダイを製造した。
軟質塩化ビニル樹脂コンパウンド〔G386D(硬度6
7:JISA)鐘淵化学工業株式会社製〕を準備し、実
施例1と同様にして、ビートダイを製造した。
【0033】得られたビートダイの硬質部の線膨張係数
(ASTM D696)、シャルピー衝撃値(JIS
K6745)、耐熱温度(ビカット軟化点:荷重5kg、
JIS K6742)を測定した。結果を表4に示す。
また硬質部のトルク、引取スピード及び製品の表面性
(肉眼で観察)を表5に示す。
(ASTM D696)、シャルピー衝撃値(JIS
K6745)、耐熱温度(ビカット軟化点:荷重5kg、
JIS K6742)を測定した。結果を表4に示す。
また硬質部のトルク、引取スピード及び製品の表面性
(肉眼で観察)を表5に示す。
【0034】実施例8〜18 硬質素材の配合を表4に示すように変更した以外は実施
例7と同様の方法にてビートダイを製造した。ビートダ
イの硬質部の物性の測定結果を表4に、また硬質部のト
ルク、引取スピード及び製品の表面性については表5に
示す。
例7と同様の方法にてビートダイを製造した。ビートダ
イの硬質部の物性の測定結果を表4に、また硬質部のト
ルク、引取スピード及び製品の表面性については表5に
示す。
【0035】比較例4 表4に示すように、硬質素材の配合において無機充填剤
を使用しなかった以外は実施例7と同様の方法にてビー
トダイを製造した。ビートダイの硬質部の物性の測定結
果を表4に、また硬質部のトルク、引取スピード及び製
品の表面性については表5に示す。
を使用しなかった以外は実施例7と同様の方法にてビー
トダイを製造した。ビートダイの硬質部の物性の測定結
果を表4に、また硬質部のトルク、引取スピード及び製
品の表面性については表5に示す。
【0036】
【表4】
【0037】
【表5】
【0038】表4から明らかな如く、実施例7〜18の
ビートダイは線膨張係数が6.0×10-5/℃以下と小
さく、また耐熱性にも優れている。これらのビートダイ
を用い、図1に示すように、アルミサッシへの実装テス
トを実施したが、実装してから12カ月経過後において
も収縮は殆ど認められず、シール性(コーナー部の隙
間)及び外観は良好であった。これに対して、比較例4
のビートダイは表5に示す如く、線膨張係数が6.0×
10-5/℃より大きく、アルミサッシに実装後6カ月で
収縮が見られ、シール性(コーナー部の隙間)、外観が
低下した。
ビートダイは線膨張係数が6.0×10-5/℃以下と小
さく、また耐熱性にも優れている。これらのビートダイ
を用い、図1に示すように、アルミサッシへの実装テス
トを実施したが、実装してから12カ月経過後において
も収縮は殆ど認められず、シール性(コーナー部の隙
間)及び外観は良好であった。これに対して、比較例4
のビートダイは表5に示す如く、線膨張係数が6.0×
10-5/℃より大きく、アルミサッシに実装後6カ月で
収縮が見られ、シール性(コーナー部の隙間)、外観が
低下した。
【0039】
【発明の効果】叙上のとおり、本発明のビートダイは収
縮が防止又は抑制され、従ってシール性や外観が損なわ
れることがなく、その実用性は頗る大である。
縮が防止又は抑制され、従ってシール性や外観が損なわ
れることがなく、その実用性は頗る大である。
【図1】本発明のビートダイの実施例を示す概略図であ
る。
る。
【図2】従来のビートダイの一例を示す概略図である。
1a、1b ガラス 2 スペーサー 3 ビートダイ 3a 軟質部 3b 硬質部 4a、4b サッシ 5 ブリッジ材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 清水 武史 兵庫県高砂市西畑3丁目5の12
Claims (8)
- 【請求項1】 軟質素材と硬質素材とからなるビートダ
イにおいて、前記硬質素材の線膨張係数が6.0×10
-5/℃以下であることを特徴とするビートダイ。 - 【請求項2】 硬質素材の線膨張係数が5.0×10-5
/℃以下である請求項1記載のビートダイ。 - 【請求項3】 硬質素材の線膨張係数が4.0×10-5
/℃以下である請求項1記載のビートダイ。 - 【請求項4】 硬質素材の線膨張係数が3.0×10-5
/℃以下である請求項1記載のビートダイ。 - 【請求項5】 硬質素材の耐熱温度が80℃以上(ビカ
ット軟化点、荷重5kg)である請求項1〜4のいずれか
1項に記載のビートダイ。 - 【請求項6】 硬質素材がポリ塩化ビニル系樹脂及び/
又は塩素化ポリ塩化ビニル系樹脂、又はこれらとABS
樹脂及び/又はAS樹脂との混合物からなる請求項1〜
5のいずれか1項に記載のビートダイ。 - 【請求項7】 ポリ塩化ビニル系樹脂及び/又は塩素化
ポリ塩化ビニル系樹脂、又はこれらとABS樹脂及び/
又はAS樹脂との混合物からなる硬質素材100重量部
に対し、ガラス繊維、マイカ、タルク、炭酸カルシウム
及び木粉よりなる群から選ばれる少なくとも1種の充填
剤5〜50重量部配合した樹脂組成物からなる請求項1
〜6のいずれか1項に記載のビートダイ。 - 【請求項8】 軟質素材が軟質塩化ビニル系樹脂組成物
である請求項1〜7のいずれか1項に記載のビートダ
イ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19784197A JPH10238233A (ja) | 1996-12-27 | 1997-07-07 | ビートダイ |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8-357886 | 1996-12-27 | ||
| JP35788696 | 1996-12-27 | ||
| JP19784197A JPH10238233A (ja) | 1996-12-27 | 1997-07-07 | ビートダイ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10238233A true JPH10238233A (ja) | 1998-09-08 |
Family
ID=26510608
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19784197A Pending JPH10238233A (ja) | 1996-12-27 | 1997-07-07 | ビートダイ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10238233A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016199946A (ja) * | 2015-04-13 | 2016-12-01 | 旭硝子株式会社 | グレージングチャンネル及びグレージングチャンネル付き窓ガラス |
-
1997
- 1997-07-07 JP JP19784197A patent/JPH10238233A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016199946A (ja) * | 2015-04-13 | 2016-12-01 | 旭硝子株式会社 | グレージングチャンネル及びグレージングチャンネル付き窓ガラス |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040929 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20041012 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20050208 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |