JPH10238539A - ボールチェーン - Google Patents
ボールチェーンInfo
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- JPH10238539A JPH10238539A JP4617997A JP4617997A JPH10238539A JP H10238539 A JPH10238539 A JP H10238539A JP 4617997 A JP4617997 A JP 4617997A JP 4617997 A JP4617997 A JP 4617997A JP H10238539 A JPH10238539 A JP H10238539A
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- balls
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- ball holding
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Landscapes
- Bearings For Parts Moving Linearly (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】ボールの転動に対する潤滑性、耐磨耗性が良好
であり、配列したボールが良好に転動すると共に、十分
な引っ張り強度を有し、使用中における破断事故を防止
することが可能なボールチェーンを提供する。 【解決手段】多数のボール3を一列に配列すると共に、
これらボール3を転動可能に保持したボールチェイン1
であって、互いに隣接するボール3の間には該ボール3
の球面を包持する樹脂製のスペーサ4を介装すると共
に、これらスペーサ4を上記樹脂材料よりも引っ張り強
度の大きい連結部材5で相互に連結した。
であり、配列したボールが良好に転動すると共に、十分
な引っ張り強度を有し、使用中における破断事故を防止
することが可能なボールチェーンを提供する。 【解決手段】多数のボール3を一列に配列すると共に、
これらボール3を転動可能に保持したボールチェイン1
であって、互いに隣接するボール3の間には該ボール3
の球面を包持する樹脂製のスペーサ4を介装すると共
に、これらスペーサ4を上記樹脂材料よりも引っ張り強
度の大きい連結部材5で相互に連結した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多数のボールが一
列に配列されると共に転動可能に保持され、例えば無限
摺動用の直線案内装置に組み込まれて使用されるボール
チェーンに係り、詳細には、かかるボールチェーンの引
っ張り強度を向上させるための改良に関する。
列に配列されると共に転動可能に保持され、例えば無限
摺動用の直線案内装置に組み込まれて使用されるボール
チェーンに係り、詳細には、かかるボールチェーンの引
っ張り強度を向上させるための改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、テーブル等の可動体をベッド等の
固定部に沿って案内する直線案内装置としては、ボール
転走溝を有する軌道レールと、上記ボール転走溝と対向
する負荷転走溝を有すると共に上記負荷転走溝の一端か
ら他端へとボールを循環させる無負荷転走路を有し、上
記軌道レールに沿って移動するスライダと、これらスラ
イダと軌道レールとの間で荷重を負荷しながら転走する
と共に、上記スライダの負荷転走溝及び無負荷転走路よ
り構成される無限軌道を循環する多数のボールとから構
成されるものが知られている。
固定部に沿って案内する直線案内装置としては、ボール
転走溝を有する軌道レールと、上記ボール転走溝と対向
する負荷転走溝を有すると共に上記負荷転走溝の一端か
ら他端へとボールを循環させる無負荷転走路を有し、上
記軌道レールに沿って移動するスライダと、これらスラ
イダと軌道レールとの間で荷重を負荷しながら転走する
と共に、上記スライダの負荷転走溝及び無負荷転走路よ
り構成される無限軌道を循環する多数のボールとから構
成されるものが知られている。
【0003】このように構成された従来の直線案内装置
では、スライダの無限軌道がボールで満たされているこ
とから、該スライダが軌道レールに沿って移動すると、
互いに隣接するボールが相互に衝突あるいは擦れ合いな
がら上記無限軌道内を循環することとなり、ボールが早
期に磨耗して装置寿命が短命化するといった問題点があ
った。
では、スライダの無限軌道がボールで満たされているこ
とから、該スライダが軌道レールに沿って移動すると、
互いに隣接するボールが相互に衝突あるいは擦れ合いな
がら上記無限軌道内を循環することとなり、ボールが早
期に磨耗して装置寿命が短命化するといった問題点があ
った。
【0004】そこで、このような問題点を解決するもの
として、多数のボールを整列保持したボールチェーンを
上記無限軌道に組み込んだ直線案内装置が提案されてい
る(特開平5−52217号公報)。図7及び図8に示
すように、かかるボールチェーン100は互いに隣接す
る各ボール101の間にボール保持部材102を介装す
ると共に、各ボール保持部材102をボールの配列方向
に沿った一対のベルト部材103で繋いでボール101
を数珠状に連結したものであり、上記ボール101を金
型内に中子として配置した可撓性樹脂の射出成形によっ
て製作されている。
として、多数のボールを整列保持したボールチェーンを
上記無限軌道に組み込んだ直線案内装置が提案されてい
る(特開平5−52217号公報)。図7及び図8に示
すように、かかるボールチェーン100は互いに隣接す
る各ボール101の間にボール保持部材102を介装す
ると共に、各ボール保持部材102をボールの配列方向
に沿った一対のベルト部材103で繋いでボール101
を数珠状に連結したものであり、上記ボール101を金
型内に中子として配置した可撓性樹脂の射出成形によっ
て製作されている。
【0005】このように構成された従来のボールチェー
ン100は、図9に示す如くスライダ104の無限軌道
105に組み込まれて該無限軌道内を循環するのである
が、この際、互いに隣接するボール101の間にはボー
ル保持部材102が介装されていることから、ボール同
志の相互摩擦や衝突が防止され、ボール101の磨耗を
可及的に防止することができた。
ン100は、図9に示す如くスライダ104の無限軌道
105に組み込まれて該無限軌道内を循環するのである
が、この際、互いに隣接するボール101の間にはボー
ル保持部材102が介装されていることから、ボール同
志の相互摩擦や衝突が防止され、ボール101の磨耗を
可及的に防止することができた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、かかるボー
ルチェーン100はスライダの無限起動を循環させて使
用するものであるから、この無限起動内で該ボールチェ
ーン100を柔軟に屈曲させるためには各ボール保持部
材102を連結するベルト部材103を可及的に薄く且
つ断面積を小さく形成するのが好ましい。
ルチェーン100はスライダの無限起動を循環させて使
用するものであるから、この無限起動内で該ボールチェ
ーン100を柔軟に屈曲させるためには各ボール保持部
材102を連結するベルト部材103を可及的に薄く且
つ断面積を小さく形成するのが好ましい。
【0007】その一方、各ボール保持部材102がボー
ル101と摺接することを考慮すると、ボールチェーン
100の成形に用いる樹脂材料はボール101の転動に
対する潤滑性、耐磨耗性等を備えている必要があること
から、該ボールチェーン100の成形樹脂の選定には一
定の制約があり、成形樹脂それ自体の機械的強度を確保
し難いといった面もある。
ル101と摺接することを考慮すると、ボールチェーン
100の成形に用いる樹脂材料はボール101の転動に
対する潤滑性、耐磨耗性等を備えている必要があること
から、該ボールチェーン100の成形樹脂の選定には一
定の制約があり、成形樹脂それ自体の機械的強度を確保
し難いといった面もある。
【0008】このため、従来のボールチェーン100は
そのベルト部材103の引っ張り強度が低下せざるを得
ず、無限循環路内における使用中に各ボール保持部材1
02の間でベルト部材103が破断してしまうといった
トラブルがあった。
そのベルト部材103の引っ張り強度が低下せざるを得
ず、無限循環路内における使用中に各ボール保持部材1
02の間でベルト部材103が破断してしまうといった
トラブルがあった。
【0009】本発明はこのような問題点に鑑みなされた
ものであり、その目的とするところは、ボールの転動に
対する潤滑性、耐磨耗性が良好であり、配列したボール
が良好に転動すると共に、十分な引っ張り強度を有し、
使用中における破断事故を防止することが可能なボール
チェーンを提供することにある。
ものであり、その目的とするところは、ボールの転動に
対する潤滑性、耐磨耗性が良好であり、配列したボール
が良好に転動すると共に、十分な引っ張り強度を有し、
使用中における破断事故を防止することが可能なボール
チェーンを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のボールチェーンは、一列に配列された多数
のボールと、互いに隣接するボールの間に設けられて該
ボールを回転可能に保持する複数のボール保持部材と、
これらボール保持部材を連結する連結部材とからなり、
更に、上記連結部材の引っ張り強度が、上記ボール保持
部材のそれよりも大きいことを特徴とするものである。
に、本発明のボールチェーンは、一列に配列された多数
のボールと、互いに隣接するボールの間に設けられて該
ボールを回転可能に保持する複数のボール保持部材と、
これらボール保持部材を連結する連結部材とからなり、
更に、上記連結部材の引っ張り強度が、上記ボール保持
部材のそれよりも大きいことを特徴とするものである。
【0011】このような技術的手段によれば、互いに隣
接するボールの間には該ボールを回転可能に保持するボ
ール保持部材が介装されると共に、かかるボール保持部
材はその引っ張り強度よりも大きな引っ張り強度を有す
る連結部材で相互に連結されていることから、譬え上記
ボール保持部材の成形材料として機械的強度の低いもの
を使用したとしても、ボールチェーン全体としては十分
な引っ張り強度を確保することができる。また、ボール
保持部材の成形材料それ自体の機械的強度を問題とする
ことなく、ボールチェーン全体の引っ張り強度を確保す
ることができるので、かかる成形材料はボールの転動に
対する潤滑性、耐磨耗性等の観点からのみ選定すること
ができ、配列したボールの良好な転動を期待することも
可能となる。
接するボールの間には該ボールを回転可能に保持するボ
ール保持部材が介装されると共に、かかるボール保持部
材はその引っ張り強度よりも大きな引っ張り強度を有す
る連結部材で相互に連結されていることから、譬え上記
ボール保持部材の成形材料として機械的強度の低いもの
を使用したとしても、ボールチェーン全体としては十分
な引っ張り強度を確保することができる。また、ボール
保持部材の成形材料それ自体の機械的強度を問題とする
ことなく、ボールチェーン全体の引っ張り強度を確保す
ることができるので、かかる成形材料はボールの転動に
対する潤滑性、耐磨耗性等の観点からのみ選定すること
ができ、配列したボールの良好な転動を期待することも
可能となる。
【0012】ここで、本発明のボールチェーンは樹脂成
形されたボール保持部材に対してワイヤ等の連結部材を
挿通させて組み立てることも可能であるが、連結部材に
対してボール保持部材を一個ずつ挿通させるのではその
組み立て作業か煩雑であり、組み立て手間の軽減といっ
た観点からすれば、合成樹脂の射出成形によって上記ボ
ール保持部材を連結部材に肉付けするのが好ましい。
形されたボール保持部材に対してワイヤ等の連結部材を
挿通させて組み立てることも可能であるが、連結部材に
対してボール保持部材を一個ずつ挿通させるのではその
組み立て作業か煩雑であり、組み立て手間の軽減といっ
た観点からすれば、合成樹脂の射出成形によって上記ボ
ール保持部材を連結部材に肉付けするのが好ましい。
【0013】また、かかる射出成形によってボール保持
部材を肉付けする際には、成形後のボール保持部材が連
結部材から脱落することがないよう、上記連結部材には
ボール保持部材の肉付け箇所に対対応して凹凸を形成し
ておくのが好ましい。
部材を肉付けする際には、成形後のボール保持部材が連
結部材から脱落することがないよう、上記連結部材には
ボール保持部材の肉付け箇所に対対応して凹凸を形成し
ておくのが好ましい。
【0014】
【発明の実施形態】以下、添付図面に基づいて本発明の
ボールチェーンを詳細に説明する。図1は本発明のボー
ルチェーン1の第1実施例を示すものである。このボー
ルチェーン1は連結体ベルト2に所定間隔で複数のボー
ル3を一列に配列したものであり、該ボール3は上記連
結体ベルト2に保持された状態で自在に回転可能となっ
ている。
ボールチェーンを詳細に説明する。図1は本発明のボー
ルチェーン1の第1実施例を示すものである。このボー
ルチェーン1は連結体ベルト2に所定間隔で複数のボー
ル3を一列に配列したものであり、該ボール3は上記連
結体ベルト2に保持された状態で自在に回転可能となっ
ている。
【0015】上記連結体ベルト2は、各ボール3の間に
介装された複数のボール保持部材4と、隣接するボール
保持部材4を相互に連結する帯状の連結部材5とから構
成されており、各ボール保持部材4にはボール3の球面
を包持する球面座4aが形成されている。これにより、
各ボール3は隣接するボール保持部材4によって左右か
ら包持された状態となり、かかる連結体ベルト2に保持
されている。
介装された複数のボール保持部材4と、隣接するボール
保持部材4を相互に連結する帯状の連結部材5とから構
成されており、各ボール保持部材4にはボール3の球面
を包持する球面座4aが形成されている。これにより、
各ボール3は隣接するボール保持部材4によって左右か
ら包持された状態となり、かかる連結体ベルト2に保持
されている。
【0016】図2に示すように、上記連結部材5は帯状
に形成された厚さ0.05〜0.2mmのステンレス板
(SUS304等)にボール直径よりも若干大きな透孔
5aを形成したものであり、かかる透孔5a内にボール
3が収容されるようになっている。一方、上記ボール保
持部材4はポリアミド系エラストマーやポリエステル系
エラストマー等の合成樹脂によって成形されており、上
記連結部材5に対して射出成形で肉付けされている。す
なわち、図2(a)に示す如く成形金型20内には上記
ボール3の直径よりも大径のボール型21が所定の間隔
で一列に突出しており、図2(b)に示す如く連結部材
5の透孔5a内にこれらボール型21を収容し、この状
態からボール保持部材4を射出成形して連結部材5に肉
付けする。この後、ボール型21を強制的にボール保持
部材4の間から抜き出し、かかるボール型21が抜けた
箇所にボール3を押し込むことによって、該ボール3が
ボール保持部材4によって連結部材5の透孔5a内に封
じ込められたボールチェーンが完成する。
に形成された厚さ0.05〜0.2mmのステンレス板
(SUS304等)にボール直径よりも若干大きな透孔
5aを形成したものであり、かかる透孔5a内にボール
3が収容されるようになっている。一方、上記ボール保
持部材4はポリアミド系エラストマーやポリエステル系
エラストマー等の合成樹脂によって成形されており、上
記連結部材5に対して射出成形で肉付けされている。す
なわち、図2(a)に示す如く成形金型20内には上記
ボール3の直径よりも大径のボール型21が所定の間隔
で一列に突出しており、図2(b)に示す如く連結部材
5の透孔5a内にこれらボール型21を収容し、この状
態からボール保持部材4を射出成形して連結部材5に肉
付けする。この後、ボール型21を強制的にボール保持
部材4の間から抜き出し、かかるボール型21が抜けた
箇所にボール3を押し込むことによって、該ボール3が
ボール保持部材4によって連結部材5の透孔5a内に封
じ込められたボールチェーンが完成する。
【0017】そして、以上のように構成された本実施例
のボールチェーン1は直線案内装置を構成するスライダ
の無限軌道等に組み込まれて使用されるのであるが、ス
テンレス板から形成された連結部材5はその引っ張り強
度が合成樹脂製のボール保持部材4よりも著しく大きい
ので、上記無限軌道内における循環中に該ボールチェー
ン1に対して大きな引っ張り力が作用しても、かかるボ
ールチェーン1が互いに隣接したボール保持部材4,4
の間で破断することはなく、常に該ボールチェーン1の
円滑な循環を期待することができるものである。
のボールチェーン1は直線案内装置を構成するスライダ
の無限軌道等に組み込まれて使用されるのであるが、ス
テンレス板から形成された連結部材5はその引っ張り強
度が合成樹脂製のボール保持部材4よりも著しく大きい
ので、上記無限軌道内における循環中に該ボールチェー
ン1に対して大きな引っ張り力が作用しても、かかるボ
ールチェーン1が互いに隣接したボール保持部材4,4
の間で破断することはなく、常に該ボールチェーン1の
円滑な循環を期待することができるものである。
【0018】また、ボールチェーン1それ自体の引っ張
り強度は連結部材5のそれに依存していることから、ボ
ール保持部材4を成形する樹脂材料には引っ張り強度等
の機械的強度を期待する必要はなく、ボール3の転動に
対する潤滑性、耐磨耗性等の観点からのみ射出成形で使
用する樹脂材料を選定することができる。従って、ボー
ル3の円滑な転動を期待することも可能となる。
り強度は連結部材5のそれに依存していることから、ボ
ール保持部材4を成形する樹脂材料には引っ張り強度等
の機械的強度を期待する必要はなく、ボール3の転動に
対する潤滑性、耐磨耗性等の観点からのみ射出成形で使
用する樹脂材料を選定することができる。従って、ボー
ル3の円滑な転動を期待することも可能となる。
【0019】図3は本発明のボールチェーンの第2実施
例を示すものである。前述の第1実施例では一列に配列
されたボール列の両側に沿って連結部材5が設けられて
いたが、この実施例ではボール列の一側にのみ連結部材
6を設けるようにした。その他の点は構成及び製造方法
共に第1実施例と同一である。
例を示すものである。前述の第1実施例では一列に配列
されたボール列の両側に沿って連結部材5が設けられて
いたが、この実施例ではボール列の一側にのみ連結部材
6を設けるようにした。その他の点は構成及び製造方法
共に第1実施例と同一である。
【0020】従って、本実施例の連結部材6は、図4に
示すように、アーチ状の切り欠き部6aが長手方向に所
定の間隔で配列されたものであり、かかる切り欠き部6
aにボール3が収容されるようになっている。
示すように、アーチ状の切り欠き部6aが長手方向に所
定の間隔で配列されたものであり、かかる切り欠き部6
aにボール3が収容されるようになっている。
【0021】図5は本発明のボールチェインの第4実施
例を示すものである。前述の第1及び第2実施例では帯
状のステンレス板を連結部材として使用したが、本実施
例では線径の細いワイヤ7を連結部材として使用し、合
成樹脂の射出成形を用いて該ワイヤ7にボール保持部材
8を肉付けするようにした。
例を示すものである。前述の第1及び第2実施例では帯
状のステンレス板を連結部材として使用したが、本実施
例では線径の細いワイヤ7を連結部材として使用し、合
成樹脂の射出成形を用いて該ワイヤ7にボール保持部材
8を肉付けするようにした。
【0022】各ボール保持部材8は1個のボールにのみ
当接するように配置されており、ボールの両側に位置す
る一対のボール保持部材で独立のボール保持単位を構成
するようになっている。従って、かかるボールチェーン
を極度に屈曲させて使用した場合であっても、各ボール
保持単位では一対のボール保持部材8,8が確実にボー
ル3を保持することとなり、ボール3の抜け落ちの防止
が図られている。
当接するように配置されており、ボールの両側に位置す
る一対のボール保持部材で独立のボール保持単位を構成
するようになっている。従って、かかるボールチェーン
を極度に屈曲させて使用した場合であっても、各ボール
保持単位では一対のボール保持部材8,8が確実にボー
ル3を保持することとなり、ボール3の抜け落ちの防止
が図られている。
【0023】図6は本発明のボールチェインの第4実施
例を示すものである。前述の各実施例のボールチェーン
では合成樹脂の射出成形を利用することにより、各ボー
ル3の間に介装されたボール保持部材4を帯状の連結部
材5(又は6)と一体化していたが、この実施例では上
記連結部材を線径の細いワイヤ9とし、合成樹脂の射出
成形で予め形成されたボール保持部材10に該ワイヤ9
を後から挿通させるようにした。
例を示すものである。前述の各実施例のボールチェーン
では合成樹脂の射出成形を利用することにより、各ボー
ル3の間に介装されたボール保持部材4を帯状の連結部
材5(又は6)と一体化していたが、この実施例では上
記連結部材を線径の細いワイヤ9とし、合成樹脂の射出
成形で予め形成されたボール保持部材10に該ワイヤ9
を後から挿通させるようにした。
【0024】すなわち、ボール保持部材10には上記ワ
イヤ9を挿通するための貫通孔が形成されており、ワイ
ヤ9を該貫通孔に通すことで各ボール保持部材10が相
互に連決されている。かかるワイヤ9はボールチェーン
の端部に位置するボール保持部材10aで折り返され、
ボール列の両側で各ボール保持部材10に挿通されるよ
うになっている。また、このボールチェーンの図示外の
端部には上記ワイヤ9の両端部を係止するためのストッ
パプレートが設けられており、全てのボール保持部材1
0に通されたワイヤ9の両端部は該ストッパプレートに
通された後に抜け止め処理がなされるようになってい
る。
イヤ9を挿通するための貫通孔が形成されており、ワイ
ヤ9を該貫通孔に通すことで各ボール保持部材10が相
互に連決されている。かかるワイヤ9はボールチェーン
の端部に位置するボール保持部材10aで折り返され、
ボール列の両側で各ボール保持部材10に挿通されるよ
うになっている。また、このボールチェーンの図示外の
端部には上記ワイヤ9の両端部を係止するためのストッ
パプレートが設けられており、全てのボール保持部材1
0に通されたワイヤ9の両端部は該ストッパプレートに
通された後に抜け止め処理がなされるようになってい
る。
【0025】そして、この第4実施例のボールチェーン
においても、合成樹脂製のボール保持部材10を引っ張
り強度の大きなワイヤ9で連結し、これによってボール
3を回転自在に保持していることから、このボールチェ
ーンに対して大きな引っ張り力が作用しても、かかるボ
ールチェーンが互いに隣接したボール保持部材10,1
0の間で破断することはなく、また、ボール3の潤滑に
優れた樹脂材料をボール保持部材10として使用するこ
とにより、ボール3の転動の円滑化を期待することがで
きるものである。
においても、合成樹脂製のボール保持部材10を引っ張
り強度の大きなワイヤ9で連結し、これによってボール
3を回転自在に保持していることから、このボールチェ
ーンに対して大きな引っ張り力が作用しても、かかるボ
ールチェーンが互いに隣接したボール保持部材10,1
0の間で破断することはなく、また、ボール3の潤滑に
優れた樹脂材料をボール保持部材10として使用するこ
とにより、ボール3の転動の円滑化を期待することがで
きるものである。
【0026】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明のボー
ルチェーンによれば、互いに隣接するボールの間に介装
されたボール保持部材をそれよりも高張力の連結部材で
相互に連結していることから、譬え上記ボール保持部材
の成形材料として機械的強度の低いものを使用したとし
ても、ボールチェーン全体としては十分な引っ張り強度
を確保することができるので、かかるボールチェーンの
使用中における破断事故の発生を未然に防ぐことが可能
となる。
ルチェーンによれば、互いに隣接するボールの間に介装
されたボール保持部材をそれよりも高張力の連結部材で
相互に連結していることから、譬え上記ボール保持部材
の成形材料として機械的強度の低いものを使用したとし
ても、ボールチェーン全体としては十分な引っ張り強度
を確保することができるので、かかるボールチェーンの
使用中における破断事故の発生を未然に防ぐことが可能
となる。
【0027】また、ボール保持部材の成形材料として機
械的強度の低いものを使用した場合であっても、ボール
チェーン引っ張り強度を確保して破断事故の発生を防止
することができるので、ボール保持部材の成形材料を選
定するに当たってはボールの転動に対する潤滑性、耐磨
耗性等の観点のみを考慮すれば良く、これによって配列
したボールの良好な転動を期待することが可能となる。
械的強度の低いものを使用した場合であっても、ボール
チェーン引っ張り強度を確保して破断事故の発生を防止
することができるので、ボール保持部材の成形材料を選
定するに当たってはボールの転動に対する潤滑性、耐磨
耗性等の観点のみを考慮すれば良く、これによって配列
したボールの良好な転動を期待することが可能となる。
【図1】 本発明のボールチェーンの第1実施例を示す
正面図及び断面図である。
正面図及び断面図である。
【図2】 第1実施例に係る連結部材を示す正面図であ
る。
る。
【図3】 本発明のボールチェーンの第2実施例を示す
正面図及び断面図である。
正面図及び断面図である。
【図4】 第2実施例に係る連結部材を示す正面図であ
る。
る。
【図5】 本発明のボールチェーンの第3実施例を示す
正面図及び断面図である。
正面図及び断面図である。
【図6】 本発明のボールチェーンの第4実施例を示す
正面図及び断面図である。
正面図及び断面図である。
【図7】 従来のボールチェーンを示す正面図である。
【図8】 従来のボールチェーンを示す側面図である。
【図9】 ボールチェーンを直線案内装置のスライダの
無限軌道に組み込んだ状態を示す断面図である。
無限軌道に組み込んだ状態を示す断面図である。
1…ボールチェーン、3…ボール、4…ボール保持部
材、5…連結部材
材、5…連結部材
Claims (5)
- 【請求項1】 一列に配列された多数のボールと、互い
に隣接するボールの間に設けられて該ボールを回転可能
に保持する複数のボール保持部材と、これらボール保持
部材を連結する連結部材とからなるボールチェインであ
って、 上記連結部材の引っ張り強度が、上記ボール保持部材の
それよりも大きいことを特徴とするボールチェーン。 - 【請求項2】 請求項1記載のボールチェーンにおい
て、上記連結部材は金属材料からなる一方、上記ボール
保持部材は樹脂材料からなることを特徴とするボールチ
ェーン。 - 【請求項3】 請求項1記載のボールチェーンにおい
て、上記連結体部材及びボール保持部材が樹脂材料から
なることを特徴とするボールチェーン。 - 【請求項4】 請求項2又は3記載のボールチェーンに
おいて、上記ボール保持部材は射出成形によって上記連
結部材に肉付けされていることを特徴とするボールチェ
イン。 - 【請求項5】 請求項4記載のボールチェーンにおい
て、上記連結部材にはボール保持部材の肉付け箇所に対
応して凹凸が形成されていることを特徴とするボールチ
ェーン。
Priority Applications (8)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4617997A JPH10238539A (ja) | 1997-02-28 | 1997-02-28 | ボールチェーン |
| PCT/JP1998/000120 WO1998031945A1 (en) | 1997-01-17 | 1998-01-14 | Ball chain |
| DE1998637355 DE69837355T2 (de) | 1997-01-17 | 1998-01-14 | Kugelkette |
| EP98900372A EP0890754B1 (en) | 1997-01-17 | 1998-01-14 | Ball chain |
| US09/142,139 US6116783A (en) | 1997-01-17 | 1998-01-14 | Ball chain |
| DE69830448T DE69830448T2 (de) | 1997-01-17 | 1998-01-14 | Kugelkette |
| EP20050000397 EP1524441B1 (en) | 1997-01-17 | 1998-01-14 | Ball chain |
| US10/090,734 US20020090152A1 (en) | 1997-01-17 | 2002-03-06 | Ball chain |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4617997A JPH10238539A (ja) | 1997-02-28 | 1997-02-28 | ボールチェーン |
Related Child Applications (2)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP387399A Division JPH11247856A (ja) | 1999-01-11 | 1999-01-11 | ボ―ルチェ―ンの製造方法 |
| JP2006117770A Division JP2006242388A (ja) | 2006-04-21 | 2006-04-21 | ボールチェーン |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10238539A true JPH10238539A (ja) | 1998-09-08 |
Family
ID=12739817
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4617997A Pending JPH10238539A (ja) | 1997-01-17 | 1997-02-28 | ボールチェーン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10238539A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6830378B2 (en) | 1999-09-07 | 2004-12-14 | Thk Co., Ltd. | Method of manufacturing rolling element string |
| KR100905033B1 (ko) * | 2002-03-26 | 2009-06-30 | 티에치케이 가부시끼가이샤 | 테이프형상 성형품 및 볼 체인용 벨트 |
-
1997
- 1997-02-28 JP JP4617997A patent/JPH10238539A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6830378B2 (en) | 1999-09-07 | 2004-12-14 | Thk Co., Ltd. | Method of manufacturing rolling element string |
| KR100905033B1 (ko) * | 2002-03-26 | 2009-06-30 | 티에치케이 가부시끼가이샤 | 테이프형상 성형품 및 볼 체인용 벨트 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20040526 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050802 |
|
| A521 | Written amendment |
Effective date: 20050928 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060221 |