JPH102385A - 減速装置 - Google Patents
減速装置Info
- Publication number
- JPH102385A JPH102385A JP17587196A JP17587196A JPH102385A JP H102385 A JPH102385 A JP H102385A JP 17587196 A JP17587196 A JP 17587196A JP 17587196 A JP17587196 A JP 17587196A JP H102385 A JPH102385 A JP H102385A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gear
- planetary gear
- shaft
- sun gear
- ring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Steering-Linkage Mechanisms And Four-Wheel Steering (AREA)
- Power Steering Mechanism (AREA)
- Retarders (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 装置を大型化せずに、減速比を大きくするこ
とができる減速装置を得ること。 【解決手段】 スクリューシャフト3を貫通させた中空
出力シャフト4に、第1太陽ギヤ9と第2太陽ギヤ13
とを設けている。第1太陽ギヤ9は、ケーシング1に軸
10aを固定した第1遊星ギヤ10にかみ合い、この第
1遊星ギヤは、ケーシング内に回転自在に組み込まれた
第1リングギヤ12にかみ合っている。これらのギヤに
よって、リングギヤ回転機構を構成している。また、第
2太陽ギヤは、キャリア15に軸14aを固定した第2
遊星ギヤ14にかみ合い、この第2遊星ギヤは、ケーシ
ング内に回転自在に組み込まれた第2リングギヤ16に
かみ合っている。これらのギヤによって、遊星歯車減速
機構を構成している。そして、キャリアとスクリューシ
ャフトとをネジ結合し、また、第1リングギヤと第2リ
ングギヤとを連結して、これら両ギヤを一体回転させ
る。
とができる減速装置を得ること。 【解決手段】 スクリューシャフト3を貫通させた中空
出力シャフト4に、第1太陽ギヤ9と第2太陽ギヤ13
とを設けている。第1太陽ギヤ9は、ケーシング1に軸
10aを固定した第1遊星ギヤ10にかみ合い、この第
1遊星ギヤは、ケーシング内に回転自在に組み込まれた
第1リングギヤ12にかみ合っている。これらのギヤに
よって、リングギヤ回転機構を構成している。また、第
2太陽ギヤは、キャリア15に軸14aを固定した第2
遊星ギヤ14にかみ合い、この第2遊星ギヤは、ケーシ
ング内に回転自在に組み込まれた第2リングギヤ16に
かみ合っている。これらのギヤによって、遊星歯車減速
機構を構成している。そして、キャリアとスクリューシ
ャフトとをネジ結合し、また、第1リングギヤと第2リ
ングギヤとを連結して、これら両ギヤを一体回転させ
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電動パワーステ
アリング装置や電動後輪操舵装置に用いるのに最適な減
速装置に関するものである。
アリング装置や電動後輪操舵装置に用いるのに最適な減
速装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3は、電動パワーステアリング装置に
適用した従来の減速装置の断面図である。ケーシング1
内には、電動モーター2が組み込まれている。電動モー
ター2は、中空出力シャフト4を回転させる。中空出力
シャフト4内には、スクリューシャフト3が貫通してい
る。スクリューシャフト3には、ラック5が形成されて
いる。このラック5は、ピニオン6にかみ合っている。
ピニオン6は、回転トルク検出器8を介して入力軸7に
連係している。この入力軸7は、図示していないハンド
ルに連係している。
適用した従来の減速装置の断面図である。ケーシング1
内には、電動モーター2が組み込まれている。電動モー
ター2は、中空出力シャフト4を回転させる。中空出力
シャフト4内には、スクリューシャフト3が貫通してい
る。スクリューシャフト3には、ラック5が形成されて
いる。このラック5は、ピニオン6にかみ合っている。
ピニオン6は、回転トルク検出器8を介して入力軸7に
連係している。この入力軸7は、図示していないハンド
ルに連係している。
【0003】上記中空出力シャフト4の外周には、第1
太陽ギヤ9を設けている。この第1太陽ギヤ9は、第1
遊星ギヤ10にかみ合っている。この第1遊星ギヤ10
は、軸10aに回転自在に取り付けられているが、この
軸10aは、第1キャリア11に固定されている。ただ
し、第1キャリア11は、スクリューシャフト3に対し
て回転自在になっている。このようにした第1遊星ギヤ
10を、ケーシング1内に固定した第1リングギヤ12
にかみ合わせている。
太陽ギヤ9を設けている。この第1太陽ギヤ9は、第1
遊星ギヤ10にかみ合っている。この第1遊星ギヤ10
は、軸10aに回転自在に取り付けられているが、この
軸10aは、第1キャリア11に固定されている。ただ
し、第1キャリア11は、スクリューシャフト3に対し
て回転自在になっている。このようにした第1遊星ギヤ
10を、ケーシング1内に固定した第1リングギヤ12
にかみ合わせている。
【0004】上記第1キャリア11には、第2太陽ギヤ
13を設けているが、この第2太陽ギヤ13は、第1遊
星ギヤ10と反対側に位置させている。このようにした
第2太陽ギヤ13は、第2遊星ギヤ14にかみ合ってい
る。第2遊星ギヤ14は、軸14aに回転自在に取り付
けられているが、この軸14aは、第2キャリア15に
固定されている。この第2キャリア15は、ネジ部15
aをスクリューシャフト3に形成したネジ部3aにかみ
合わせている。また、第2キャリア15は、軸受19で
回転自在に支持されるとともに、軸方向の移動を規制さ
れている。このようにした第2遊星ギヤ14を、ケーシ
ング1内に固定した第2リングギヤ16にかみ合わせて
いる。
13を設けているが、この第2太陽ギヤ13は、第1遊
星ギヤ10と反対側に位置させている。このようにした
第2太陽ギヤ13は、第2遊星ギヤ14にかみ合ってい
る。第2遊星ギヤ14は、軸14aに回転自在に取り付
けられているが、この軸14aは、第2キャリア15に
固定されている。この第2キャリア15は、ネジ部15
aをスクリューシャフト3に形成したネジ部3aにかみ
合わせている。また、第2キャリア15は、軸受19で
回転自在に支持されるとともに、軸方向の移動を規制さ
れている。このようにした第2遊星ギヤ14を、ケーシ
ング1内に固定した第2リングギヤ16にかみ合わせて
いる。
【0005】次に、従来の減速装置の作用を説明する。
ハンドルを操舵すると、入力軸7に回転トルクが発生す
る。この回転トルクは、トルク検出機8を介してピニオ
ン6に伝達される。また、この回転トルクは、トルク検
出器8で検出されて、回転トルク信号となり、図示して
いないコントローラーに伝達される。コントローラー
は、この回転トルク信号に応じて、電動モーター2を制
御する。このようにして、電動モーター2は作動して、
中空出力シャフト4を回転させる。
ハンドルを操舵すると、入力軸7に回転トルクが発生す
る。この回転トルクは、トルク検出機8を介してピニオ
ン6に伝達される。また、この回転トルクは、トルク検
出器8で検出されて、回転トルク信号となり、図示して
いないコントローラーに伝達される。コントローラー
は、この回転トルク信号に応じて、電動モーター2を制
御する。このようにして、電動モーター2は作動して、
中空出力シャフト4を回転させる。
【0006】中空出力シャフト4が回転すると、第1太
陽ギヤ9も一体回転する。第1太陽ギヤ9が回転する
と、この第1太陽ギヤ9にかみ合う第1遊星ギヤ10は
自転する。この第1遊星ギヤ10は、ケーシング1に固
定された第1リングギヤ12にかみ合っている。そのた
め、第1遊星ギヤ10は、自転するとともに、第1太陽
ギヤ9の外周を公転する。第1遊星ギヤ10が公転する
と、第1遊星ギヤ10の軸10aが固定されている第1
キャリア11は回転する。
陽ギヤ9も一体回転する。第1太陽ギヤ9が回転する
と、この第1太陽ギヤ9にかみ合う第1遊星ギヤ10は
自転する。この第1遊星ギヤ10は、ケーシング1に固
定された第1リングギヤ12にかみ合っている。そのた
め、第1遊星ギヤ10は、自転するとともに、第1太陽
ギヤ9の外周を公転する。第1遊星ギヤ10が公転する
と、第1遊星ギヤ10の軸10aが固定されている第1
キャリア11は回転する。
【0007】第1キャリア11が回転すると、第2太陽
ギヤ13も一体回転する。第2太陽ギヤ13が回転する
と、この第2太陽ギヤ13にかみ合う第2遊星ギヤ14
は自転する。この第2遊星ギヤ14は、ケーシング1に
固定された第2リングギヤ16にかみ合っている。その
ため、第2遊星ギヤ14は、自転するとともに、第2太
陽ギヤ13の外周を公転する。第2遊星ギヤ14が公転
すると、第2遊星ギヤ14の軸14aが固定されている
第2キャリア15は回転する。第2キャリア15が回転
すると、この第2キャリア15とネジ結合しているスク
リューシャフト3は、中空出力シャフト4内を軸方向に
移動する。このようにして、従来の減速装置は、中空出
力シャフト4の回転をスクリューシャフト3に伝達し
て、このシャフト3を移動させる。
ギヤ13も一体回転する。第2太陽ギヤ13が回転する
と、この第2太陽ギヤ13にかみ合う第2遊星ギヤ14
は自転する。この第2遊星ギヤ14は、ケーシング1に
固定された第2リングギヤ16にかみ合っている。その
ため、第2遊星ギヤ14は、自転するとともに、第2太
陽ギヤ13の外周を公転する。第2遊星ギヤ14が公転
すると、第2遊星ギヤ14の軸14aが固定されている
第2キャリア15は回転する。第2キャリア15が回転
すると、この第2キャリア15とネジ結合しているスク
リューシャフト3は、中空出力シャフト4内を軸方向に
移動する。このようにして、従来の減速装置は、中空出
力シャフト4の回転をスクリューシャフト3に伝達し
て、このシャフト3を移動させる。
【0008】図4は、この従来の減速装置の原理的な構
造を示したもので、この図に基づいて従来の減速装置の
原理をさらに詳しく説明する。上記従来の減速装置の特
徴は、第1遊星歯車減速機構Aと第2遊星歯車減速機構
Bとを、直列に連結した点にある。第1遊星歯車減速機
構Aは、第1太陽ギヤ9と、第1遊星ギヤ10と、軸1
0aと、第1リングギヤ12と、第1キャリア11とか
ら構成されている。また、第2遊星歯車減速機構Bは、
第2太陽ギヤ13と、第2遊星ギヤ14と、軸14a
と、第2リングギヤ16と、第2キャリア15とから構
成されている。
造を示したもので、この図に基づいて従来の減速装置の
原理をさらに詳しく説明する。上記従来の減速装置の特
徴は、第1遊星歯車減速機構Aと第2遊星歯車減速機構
Bとを、直列に連結した点にある。第1遊星歯車減速機
構Aは、第1太陽ギヤ9と、第1遊星ギヤ10と、軸1
0aと、第1リングギヤ12と、第1キャリア11とか
ら構成されている。また、第2遊星歯車減速機構Bは、
第2太陽ギヤ13と、第2遊星ギヤ14と、軸14a
と、第2リングギヤ16と、第2キャリア15とから構
成されている。
【0009】上記第1遊星歯車減速機構Aにおいて、例
えば、中空出力シャフト4が矢印ア方向に回転すると、
第1太陽ギヤ9も矢印イ方向に回転し、第1遊星ギヤ1
0は矢印ウ方向に自転する。この第1遊星ギヤ10は、
ケーシング1に固定された第1リングギヤ12にかみ合
っているため、第1太陽ギヤ9の外周を矢印エ方向に公
転する。第1遊星ギヤ10の矢印エ方向の公転によっ
て、第1遊星ギヤ10の軸10aが固定されている第1
キャリア11が、矢印オ方向に回転する。つまり、第1
遊星歯車減速機構Aは、中空出力シャフト4の矢印ア方
向の回転速度を減速して、第1キャリア11の矢印オ方
向の回転速度としている。この第1キャリア11の回転
速度は、軸11aによって第2遊星歯車減速機構Bの第
2太陽ギヤ13に伝えられる。
えば、中空出力シャフト4が矢印ア方向に回転すると、
第1太陽ギヤ9も矢印イ方向に回転し、第1遊星ギヤ1
0は矢印ウ方向に自転する。この第1遊星ギヤ10は、
ケーシング1に固定された第1リングギヤ12にかみ合
っているため、第1太陽ギヤ9の外周を矢印エ方向に公
転する。第1遊星ギヤ10の矢印エ方向の公転によっ
て、第1遊星ギヤ10の軸10aが固定されている第1
キャリア11が、矢印オ方向に回転する。つまり、第1
遊星歯車減速機構Aは、中空出力シャフト4の矢印ア方
向の回転速度を減速して、第1キャリア11の矢印オ方
向の回転速度としている。この第1キャリア11の回転
速度は、軸11aによって第2遊星歯車減速機構Bの第
2太陽ギヤ13に伝えられる。
【0010】次に、第2遊星歯車減速機構Bについて説
明する。この第2遊星減速機構Bは、第1遊星減速機構
Aとギヤの組み方が同じで、その作動も同じである。い
ま、例えば、第1遊星歯車減速機構Aによって第2太陽
ギヤ13が矢印カ方向に回転すると、この回転によっ
て、第2遊星ギヤ14は矢印キ方向に自転する。この第
2遊星ギヤ14は、ケーシング1に固定された第2リン
グギヤ16にかみ合っているため、第2太陽ギヤ13の
外周を矢印ク方向に公転する。この第2遊星ギヤ14の
矢印ク方向の公転は、軸14aを介して第2キャリア1
5に伝達される。こうして、第2キャリア15は、矢印
ケ方向に回転する。つまり、第2遊星歯車減速機構B
は、第2太陽ギヤ13の矢印カ方向の回転速度を減速し
て、第2キャリア15の矢印ケ方向の回転速度としてい
る。
明する。この第2遊星減速機構Bは、第1遊星減速機構
Aとギヤの組み方が同じで、その作動も同じである。い
ま、例えば、第1遊星歯車減速機構Aによって第2太陽
ギヤ13が矢印カ方向に回転すると、この回転によっ
て、第2遊星ギヤ14は矢印キ方向に自転する。この第
2遊星ギヤ14は、ケーシング1に固定された第2リン
グギヤ16にかみ合っているため、第2太陽ギヤ13の
外周を矢印ク方向に公転する。この第2遊星ギヤ14の
矢印ク方向の公転は、軸14aを介して第2キャリア1
5に伝達される。こうして、第2キャリア15は、矢印
ケ方向に回転する。つまり、第2遊星歯車減速機構B
は、第2太陽ギヤ13の矢印カ方向の回転速度を減速し
て、第2キャリア15の矢印ケ方向の回転速度としてい
る。
【0011】以上のように、この従来の減速装置は、第
1遊星歯車減速機構Aと第2遊星歯車減速機構Bとを直
列に連結することで、中空出力シャフト4の回転速度を
2段階に減速している。
1遊星歯車減速機構Aと第2遊星歯車減速機構Bとを直
列に連結することで、中空出力シャフト4の回転速度を
2段階に減速している。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例のように、
遊星歯車減速機構を直列に連結する減速装置で、減速比
を大きくする場合、次の3つの方法が考えられる。1つ
目は、第1、2太陽ギヤ9、13の直径を小さくする方
法、2つ目は、第1、2リングギヤ12、16の直径を
大きくする方法、3つ目は、遊星歯車減速機構をもう1
つ直列に連結する方法である。しかし、これら3つの方
法には、次のような問題があった。
遊星歯車減速機構を直列に連結する減速装置で、減速比
を大きくする場合、次の3つの方法が考えられる。1つ
目は、第1、2太陽ギヤ9、13の直径を小さくする方
法、2つ目は、第1、2リングギヤ12、16の直径を
大きくする方法、3つ目は、遊星歯車減速機構をもう1
つ直列に連結する方法である。しかし、これら3つの方
法には、次のような問題があった。
【0013】1つ目の第1、第2太陽ギヤ9、13の直
径を小さくする方法では、これらギヤ9、13を設けて
いる中空出力シャフト4の内周に、スクリューシャフト
3を貫通させるという構造上の制約のために、その直径
をほとんど小さくすることができなかった。そのため、
減速比がほとんど大きくならないという問題があった。
2つ目の第1、2リングギヤ12、16の直径を大きく
する方法には、大きくしたリングギヤの12、16によ
って、減速装置の外形も径方向に大きくなってしまうと
いう問題があった。3つ目の遊星歯車減速機構をもう1
つ直列に連結する方法には、減速装置の径方向の大きさ
を抑えられるが、軸方向の長さが長くなってしまうとい
う問題があった。したがって、従来の減速装置の減速比
を大きくしようとすると、装置の大型化が回避できない
という問題があった。この発明の目的は、装置を大型化
せずに、減速比を大きくできる減速装置を得ることであ
る。
径を小さくする方法では、これらギヤ9、13を設けて
いる中空出力シャフト4の内周に、スクリューシャフト
3を貫通させるという構造上の制約のために、その直径
をほとんど小さくすることができなかった。そのため、
減速比がほとんど大きくならないという問題があった。
2つ目の第1、2リングギヤ12、16の直径を大きく
する方法には、大きくしたリングギヤの12、16によ
って、減速装置の外形も径方向に大きくなってしまうと
いう問題があった。3つ目の遊星歯車減速機構をもう1
つ直列に連結する方法には、減速装置の径方向の大きさ
を抑えられるが、軸方向の長さが長くなってしまうとい
う問題があった。したがって、従来の減速装置の減速比
を大きくしようとすると、装置の大型化が回避できない
という問題があった。この発明の目的は、装置を大型化
せずに、減速比を大きくできる減速装置を得ることであ
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】電動モーターと、この電
動モーターの中空出力シャフトと、この中空出力シャフ
トを貫通させたスクリューシャフトと、この中空出力シ
ャフトに設けた第1太陽ギヤと、この第1太陽ギヤの外
周であってケーシング内に回転自在に組み込まれ、第1
太陽ギヤ中心と同じギヤ中心の第1リングギヤと、これ
ら両ギヤ間にあって、両ギヤにかみ合う第1遊星ギヤ
と、ケーシングに固定された第1遊星ギヤの軸とでリン
グギヤ回転機構を構成している。
動モーターの中空出力シャフトと、この中空出力シャフ
トを貫通させたスクリューシャフトと、この中空出力シ
ャフトに設けた第1太陽ギヤと、この第1太陽ギヤの外
周であってケーシング内に回転自在に組み込まれ、第1
太陽ギヤ中心と同じギヤ中心の第1リングギヤと、これ
ら両ギヤ間にあって、両ギヤにかみ合う第1遊星ギヤ
と、ケーシングに固定された第1遊星ギヤの軸とでリン
グギヤ回転機構を構成している。
【0015】また、中空出力シャフトに設けた第2太陽
ギヤと、この第2太陽ギヤの外周であってケーシング内
に回転自在に組み込まれ、第2太陽ギヤ中心と同じギヤ
中心の第2リングギヤと、これら両ギヤ間にあって、両
ギヤにかみ合う第2遊星ギヤと、この第2遊星ギヤの軸
と、ケーシング内に回転自在に組み込まれ、第2遊星ギ
ヤの軸を固定したキャリアとで、遊星歯車減速機構を構
成している。そして、このキャリアと上記スクリューシ
ャフトとをネジ結合させつつ、上記第1リングギヤと第
2リングギヤとを連結して、これら両リングギヤを一体
回転させている。
ギヤと、この第2太陽ギヤの外周であってケーシング内
に回転自在に組み込まれ、第2太陽ギヤ中心と同じギヤ
中心の第2リングギヤと、これら両ギヤ間にあって、両
ギヤにかみ合う第2遊星ギヤと、この第2遊星ギヤの軸
と、ケーシング内に回転自在に組み込まれ、第2遊星ギ
ヤの軸を固定したキャリアとで、遊星歯車減速機構を構
成している。そして、このキャリアと上記スクリューシ
ャフトとをネジ結合させつつ、上記第1リングギヤと第
2リングギヤとを連結して、これら両リングギヤを一体
回転させている。
【0016】
【発明の実施の形態】図1及び図2に基づいて、この発
明の実施例を説明する。ただし、従来例と同様の構成に
ついては同じ符号を使用するとともに、その詳細な説明
を省略する。なお、図2は、図1の作動原理を分かりや
すく説明するための、機構的な原理図である。中空出力
シャフト4の外周には、第1太陽ギヤ9を設けている。
この第1太陽ギヤ9は、第1遊星ギヤ10にかみ合って
いている。この第1遊星ギヤ10は、軸10aに回転自
在に取り付けられているが、この軸10aは、固定キャ
リア17に固定されている。このようにした第1遊星ギ
ヤ10を、ケーシング1内に回転自在に組み込まれた第
1リングギヤ12にかみ合わせている。上記した第1太
陽ギヤ9、第1遊星ギヤ10、軸10a、第1リングギ
ヤ12及び固定キャリヤ17が相まって、リングギヤ回
転機構Cを構成する。
明の実施例を説明する。ただし、従来例と同様の構成に
ついては同じ符号を使用するとともに、その詳細な説明
を省略する。なお、図2は、図1の作動原理を分かりや
すく説明するための、機構的な原理図である。中空出力
シャフト4の外周には、第1太陽ギヤ9を設けている。
この第1太陽ギヤ9は、第1遊星ギヤ10にかみ合って
いている。この第1遊星ギヤ10は、軸10aに回転自
在に取り付けられているが、この軸10aは、固定キャ
リア17に固定されている。このようにした第1遊星ギ
ヤ10を、ケーシング1内に回転自在に組み込まれた第
1リングギヤ12にかみ合わせている。上記した第1太
陽ギヤ9、第1遊星ギヤ10、軸10a、第1リングギ
ヤ12及び固定キャリヤ17が相まって、リングギヤ回
転機構Cを構成する。
【0017】また、中空出力シャフト4の外周には、上
記第1太陽ギヤ9と一体にした第2太陽ギヤ13を設け
ている。ただし、図2においては、説明の便宜上、第1
太陽ギヤ9と第2太陽ギヤ13とを別々に表している。
しかし、この図2においても、第1太陽ギヤ9と第2太
陽ギヤ13とは、同一の中空出力シャフト4に固定され
ているもので、この点においては、図2も図1の構成と
実質的に同じである。上記第2太陽ギヤ13は、第2遊
星ギヤ14にかみ合っている。第2遊星ギヤ14は、軸
14aに回転自在に取り付けられているが、この軸14
aは、この発明のキャリアである第2キャリア15に固
定されている。このようにした第2遊星ギヤ14を、ケ
ーシング1内に回転自在に組み込まれた第2リングギヤ
16にかみ合わせている。
記第1太陽ギヤ9と一体にした第2太陽ギヤ13を設け
ている。ただし、図2においては、説明の便宜上、第1
太陽ギヤ9と第2太陽ギヤ13とを別々に表している。
しかし、この図2においても、第1太陽ギヤ9と第2太
陽ギヤ13とは、同一の中空出力シャフト4に固定され
ているもので、この点においては、図2も図1の構成と
実質的に同じである。上記第2太陽ギヤ13は、第2遊
星ギヤ14にかみ合っている。第2遊星ギヤ14は、軸
14aに回転自在に取り付けられているが、この軸14
aは、この発明のキャリアである第2キャリア15に固
定されている。このようにした第2遊星ギヤ14を、ケ
ーシング1内に回転自在に組み込まれた第2リングギヤ
16にかみ合わせている。
【0018】上記第2リングギヤ16は、ピン18を介
して上記第1リングギヤ12に連結している。そのた
め、第1リングギヤ12が回転すると、第2リングギヤ
16が第1リングギヤ12と一体回転する。上記した第
2太陽ギヤ13、第2遊星ギヤ14、軸14a、第2リ
ングギヤ16及び第2キャリヤ15が相まって、遊星歯
車減速機構Dを構成する。なお、第2キャリア15のネ
ジ部15aは、スクリューシャフト3に形成したネジ部
3aにかみ合っている。
して上記第1リングギヤ12に連結している。そのた
め、第1リングギヤ12が回転すると、第2リングギヤ
16が第1リングギヤ12と一体回転する。上記した第
2太陽ギヤ13、第2遊星ギヤ14、軸14a、第2リ
ングギヤ16及び第2キャリヤ15が相まって、遊星歯
車減速機構Dを構成する。なお、第2キャリア15のネ
ジ部15aは、スクリューシャフト3に形成したネジ部
3aにかみ合っている。
【0019】次に、実施例の作用を説明する。電動モー
ター2が作動して、中空出力シャフト4が回転すると、
第1太陽ギヤ9も一体回転する。第1太陽ギヤ9が回転
すると、この第1太陽ギヤ9にかみ合う第1遊星ギヤ1
0は自転する。ただし、第1遊星ギヤ10の軸10a
が、固定キャリア17に固定されているために、第1遊
星ギヤ10は公転しない。このように、第1遊星ギヤ1
0が自転すると、この第1遊星ギヤ10にかみ合う第1
リングギヤ12は回転する。この第1リングギヤ12
は、ピン18によって第2リングギヤ16に連結されて
いる。そのため、第1リングギヤ12が回転すると、第
2リングギヤ16が第1リングギヤ12と一体回転す
る。
ター2が作動して、中空出力シャフト4が回転すると、
第1太陽ギヤ9も一体回転する。第1太陽ギヤ9が回転
すると、この第1太陽ギヤ9にかみ合う第1遊星ギヤ1
0は自転する。ただし、第1遊星ギヤ10の軸10a
が、固定キャリア17に固定されているために、第1遊
星ギヤ10は公転しない。このように、第1遊星ギヤ1
0が自転すると、この第1遊星ギヤ10にかみ合う第1
リングギヤ12は回転する。この第1リングギヤ12
は、ピン18によって第2リングギヤ16に連結されて
いる。そのため、第1リングギヤ12が回転すると、第
2リングギヤ16が第1リングギヤ12と一体回転す
る。
【0020】一方、中空出力シャフト4が回転すると、
第1太陽ギヤ9と一体に設けた第2太陽ギヤ13も回転
する。第2太陽ギヤ13が回転すると、この第2太陽ギ
ヤ13にかみ合わせた第2遊星ギヤ14は自転する。こ
の第2遊星ギヤ14は、その軸14aを、回転自在にし
た第2キャリア15に取り付けている。そのため、第2
遊星ギヤ14は、自転するとともに第2太陽ギヤ13の
外周を公転する。ただし、このとき第2遊星ギヤ14に
かみ合う第2リングギヤ16は、第1リングギヤ12と
一体回転していて、その回転方向が、第2遊星ギヤ14
の公転方向と反対である。そのため、第2遊星ギヤ14
の公転速度は、第2リングギヤ16がケーシング1に固
定されている場合よりも遅くなる。つまり、第2遊星ギ
ヤ14の公転速度は、第2遊星ギヤ14が回転すること
によって、減速される。
第1太陽ギヤ9と一体に設けた第2太陽ギヤ13も回転
する。第2太陽ギヤ13が回転すると、この第2太陽ギ
ヤ13にかみ合わせた第2遊星ギヤ14は自転する。こ
の第2遊星ギヤ14は、その軸14aを、回転自在にし
た第2キャリア15に取り付けている。そのため、第2
遊星ギヤ14は、自転するとともに第2太陽ギヤ13の
外周を公転する。ただし、このとき第2遊星ギヤ14に
かみ合う第2リングギヤ16は、第1リングギヤ12と
一体回転していて、その回転方向が、第2遊星ギヤ14
の公転方向と反対である。そのため、第2遊星ギヤ14
の公転速度は、第2リングギヤ16がケーシング1に固
定されている場合よりも遅くなる。つまり、第2遊星ギ
ヤ14の公転速度は、第2遊星ギヤ14が回転すること
によって、減速される。
【0021】上記第2遊星ギヤ14の公転によって、第
2遊星ギヤ14の軸14aが固定されている第2キャリ
ア15は回転する。第2キャリア15が回転すると、第
2キャリア15にネジ結合しているスクリューシャフト
3が、軸方向に移動する。
2遊星ギヤ14の軸14aが固定されている第2キャリ
ア15は回転する。第2キャリア15が回転すると、第
2キャリア15にネジ結合しているスクリューシャフト
3が、軸方向に移動する。
【0022】上記の作用を、図2に基づいて、さらに詳
しく説明する。いま、例えば、中空出力シャフト4を、
矢印サ方向に回転させると、第1太陽ギヤ9が矢印シ方
向に回転する。この第1太陽ギヤ9の矢印シ方向の回転
により、第1遊星ギヤ10が矢印ス方向に自転する。た
だし、この第1遊星ギヤ10の軸10aが、固定キャリ
ア17に固定されているので、第1遊星ギヤ10は公転
しない。したがって、第1遊星ギヤ10が矢印ス方向に
自転すると、第1リングギヤ12は矢印セ方向に回転す
る。この第1リングギヤ12は、ピン18によって第2
リングギヤ16に固定されている。そのため、第1リン
グギヤ12が回転すると、第2リングギヤ16も矢印テ
方向に回転する。
しく説明する。いま、例えば、中空出力シャフト4を、
矢印サ方向に回転させると、第1太陽ギヤ9が矢印シ方
向に回転する。この第1太陽ギヤ9の矢印シ方向の回転
により、第1遊星ギヤ10が矢印ス方向に自転する。た
だし、この第1遊星ギヤ10の軸10aが、固定キャリ
ア17に固定されているので、第1遊星ギヤ10は公転
しない。したがって、第1遊星ギヤ10が矢印ス方向に
自転すると、第1リングギヤ12は矢印セ方向に回転す
る。この第1リングギヤ12は、ピン18によって第2
リングギヤ16に固定されている。そのため、第1リン
グギヤ12が回転すると、第2リングギヤ16も矢印テ
方向に回転する。
【0023】また、中空出力シャフト4が、前に述べた
ように、矢印サ方向に回転すれば、第2太陽ギヤ13
も、第1太陽ギヤ9と同一方向である矢印タ方向に回転
する。そして、第2太陽ギヤ13が矢印タ方向に回転す
ると、この第2太陽ギヤ13にかみ合う第2遊星ギヤ1
4が、矢印チ方向に自転する。この第2遊星ギヤ14
は、その軸14aを回転自在にした第2キャリア15に
取り付けている。そのため、第2遊星ギヤ14は自転す
るとともに、第2太陽ギヤ13の外周を矢印ツ方向に公
転しようとする。だだし、この第2遊星ギヤ14は、第
2リングギヤ16にかみ合っている。しかも、この第2
リングギヤ16は、第2遊星ギヤ14の公転方向と反対
方向である矢印テ方向に回転している。
ように、矢印サ方向に回転すれば、第2太陽ギヤ13
も、第1太陽ギヤ9と同一方向である矢印タ方向に回転
する。そして、第2太陽ギヤ13が矢印タ方向に回転す
ると、この第2太陽ギヤ13にかみ合う第2遊星ギヤ1
4が、矢印チ方向に自転する。この第2遊星ギヤ14
は、その軸14aを回転自在にした第2キャリア15に
取り付けている。そのため、第2遊星ギヤ14は自転す
るとともに、第2太陽ギヤ13の外周を矢印ツ方向に公
転しようとする。だだし、この第2遊星ギヤ14は、第
2リングギヤ16にかみ合っている。しかも、この第2
リングギヤ16は、第2遊星ギヤ14の公転方向と反対
方向である矢印テ方向に回転している。
【0024】そのため、第2リングギヤ16の回転速度
に応じて、第2遊星ギヤ14の公転速度が決まる。この
第2遊星ギヤ14の公転速度は、第2遊星ギヤ14にか
み合う第2太陽ギヤ13と、第2リングギヤ16との基
準ピッチ円上の速度に依存する。もし、両者の基準ピッ
チ円上の速度が同じなら、第2遊星ギヤ14がどのよう
に自転しようとも、それは公転しない。第2遊星ギヤ1
4が公転しないということは、第2キャリヤ15が回転
しないということである。つまり、電動モーター2がど
のように高速で回転しても、第2キャリヤ15に対する
出力がゼロということになる。このように電動モーター
2の回転が第2キャリヤ15に伝達されないということ
は、とらえようによっては、その減速比が無限大に大き
いといえる。そして、第2遊星ギヤ14にかみ合う第2
太陽ギヤ13と、第2リングギヤ16との基準ピッチ円
上の速度を徐々に変化させていけば、その変化の割合に
応じた減速比を得ることができる。
に応じて、第2遊星ギヤ14の公転速度が決まる。この
第2遊星ギヤ14の公転速度は、第2遊星ギヤ14にか
み合う第2太陽ギヤ13と、第2リングギヤ16との基
準ピッチ円上の速度に依存する。もし、両者の基準ピッ
チ円上の速度が同じなら、第2遊星ギヤ14がどのよう
に自転しようとも、それは公転しない。第2遊星ギヤ1
4が公転しないということは、第2キャリヤ15が回転
しないということである。つまり、電動モーター2がど
のように高速で回転しても、第2キャリヤ15に対する
出力がゼロということになる。このように電動モーター
2の回転が第2キャリヤ15に伝達されないということ
は、とらえようによっては、その減速比が無限大に大き
いといえる。そして、第2遊星ギヤ14にかみ合う第2
太陽ギヤ13と、第2リングギヤ16との基準ピッチ円
上の速度を徐々に変化させていけば、その変化の割合に
応じた減速比を得ることができる。
【0025】以上のように、この実施例の減速装置は、
リングギヤ回転機構Cにより第2リング16を回転させ
て、遊星歯車減速機構Dの第2遊星ギヤ14の公転を減
速させる構成にしている。この実施例の減速装置によれ
ば、上記したように第2遊星ギヤ14の公転を止めるこ
とができる。これは、第2太陽ギヤ13の基準ピッチ円
上の速度と、第2リングギヤ16の基準ピッチ円上の速
度とが、同じ場合である。このとき、第2遊星ギヤ16
の自転速度は、第2太陽ギヤ13および第2リングギヤ
16の基準ピッチ円の速度と同じになり、第2遊星ギヤ
14に公転させるような力が作用しない。
リングギヤ回転機構Cにより第2リング16を回転させ
て、遊星歯車減速機構Dの第2遊星ギヤ14の公転を減
速させる構成にしている。この実施例の減速装置によれ
ば、上記したように第2遊星ギヤ14の公転を止めるこ
とができる。これは、第2太陽ギヤ13の基準ピッチ円
上の速度と、第2リングギヤ16の基準ピッチ円上の速
度とが、同じ場合である。このとき、第2遊星ギヤ16
の自転速度は、第2太陽ギヤ13および第2リングギヤ
16の基準ピッチ円の速度と同じになり、第2遊星ギヤ
14に公転させるような力が作用しない。
【0026】上記のように、第2遊星ギヤ14の公転が
止まるということは、減速比が最大のときといえる。そ
して、この第2遊星ギヤ14の公転速度は、第2太陽ギ
ヤ13の基準ピッチ円の速度と、第2リングギヤ16の
基準ピッチ円の速度との関係によって、調節することが
できる。つまり、この実施例の減速装置は、第2遊星ギ
ヤ14の公転速度を、止まるまで自由に減速できる。こ
れに対して、従来の減速装置は、複数の遊星歯車減速機
構を直列に連結したとしても、その出力回転を止めるこ
とができない。言い換えると、その減速比を無限大に大
きくすることはできない。
止まるということは、減速比が最大のときといえる。そ
して、この第2遊星ギヤ14の公転速度は、第2太陽ギ
ヤ13の基準ピッチ円の速度と、第2リングギヤ16の
基準ピッチ円の速度との関係によって、調節することが
できる。つまり、この実施例の減速装置は、第2遊星ギ
ヤ14の公転速度を、止まるまで自由に減速できる。こ
れに対して、従来の減速装置は、複数の遊星歯車減速機
構を直列に連結したとしても、その出力回転を止めるこ
とができない。言い換えると、その減速比を無限大に大
きくすることはできない。
【0027】したがって、この実施例の減速装置は、従
来の減速装置よりも大きな減速比を得ることができると
いえる。そのため、従来例の減速装置と同じ外形で、大
きな減速比を得られて、従来例の減速装置と同じ減速比
を得ようとした場合、その外形を小さくできる。なお、
この実施例においても、第2太陽ギヤ13の基準ピッチ
円の速度と、第2リングギヤ16の基準ピッチ円の速度
差が、特定のしきい値を超えると、今度はその減速比が
小さくなる。ただし、そのしきい値の範囲内で使用すれ
ば、従来の減速装置よりも、大きな減速比が得られるこ
とは当然である。
来の減速装置よりも大きな減速比を得ることができると
いえる。そのため、従来例の減速装置と同じ外形で、大
きな減速比を得られて、従来例の減速装置と同じ減速比
を得ようとした場合、その外形を小さくできる。なお、
この実施例においても、第2太陽ギヤ13の基準ピッチ
円の速度と、第2リングギヤ16の基準ピッチ円の速度
差が、特定のしきい値を超えると、今度はその減速比が
小さくなる。ただし、そのしきい値の範囲内で使用すれ
ば、従来の減速装置よりも、大きな減速比が得られるこ
とは当然である。
【0028】
【発明の効果】この発明によれば、第1リングギヤと第
2リングギヤとを一体回転させることによって、出力回
転速度がゼロになるまで減速することができる。そのた
め、従来の減速装置よりも大きな減速比が得られる。し
たがって、従来例の減速装置と同じ外形で、大きな減速
比を得られ、従来例の減速装置と同じ減速比を得ようと
した場合、小型化でき、その分コストダウンできる。特
に、この減速装置を、自動車用の電動パワーステアリン
グ装置に用いた場合には、その小型化の故に、狭いスペ
ース内にも設置可能になるという、メリットがある。
2リングギヤとを一体回転させることによって、出力回
転速度がゼロになるまで減速することができる。そのた
め、従来の減速装置よりも大きな減速比が得られる。し
たがって、従来例の減速装置と同じ外形で、大きな減速
比を得られ、従来例の減速装置と同じ減速比を得ようと
した場合、小型化でき、その分コストダウンできる。特
に、この減速装置を、自動車用の電動パワーステアリン
グ装置に用いた場合には、その小型化の故に、狭いスペ
ース内にも設置可能になるという、メリットがある。
【図1】実施例の減速装置を使用した、電動パワーステ
アリング装置の断面図である。
アリング装置の断面図である。
【図2】実施例の減速装置の原理図である。
【図3】従来例の減速装置を使用した、電動パワーステ
アリング装置の断面図である。
アリング装置の断面図である。
【図4】従来の減速装置の原理図である。
1 ケーシング 2 電動モーター 3 スクリューシャフト 4 中空出力シャフト 9 第1太陽ギヤ 10 第1遊星ギヤ 10a 軸 12 第1リングギヤ C リングギヤ回転機構 13 第2太陽ギヤ 14 第2遊星ギヤ 14a 軸 15 第2キャリア 16 第2リングギヤ D 遊星歯車減速機構
Claims (1)
- 【請求項1】 電動モーターと、この電動モーターの中
空出力シャフトと、この中空出力シャフトを貫通させた
スクリューシャフトと、この中空出力シャフトに設けた
第1太陽ギヤと、この第1太陽ギヤの外周であってケー
シング内に回転自在に組み込まれ、第1太陽ギヤ中心と
同じギヤ中心の第1リングギヤと、これら両ギヤ間にあ
って、両ギヤにかみ合う第1遊星ギヤと、ケーシングに
固定された第1遊星ギヤの軸とでリングギヤ回転機構を
構成し、中空出力シャフトに設けた第2太陽ギヤと、こ
の第2太陽ギヤの外周にあってケーシング内に回転自在
に組み込まれ、第2太陽ギヤ中心と同じギヤ中心の第2
リングギヤと、これら両ギヤ間にあって、両ギヤにかみ
合う第2遊星ギヤと、この第2遊星ギヤの軸と、ケーシ
ング内に回転自在に組み込まれ、第2遊星ギヤの軸を固
定したキャリアとで遊星歯車減速機構を構成し、遊星歯
車減速機構のキャリアと上記スクリューシャフトとをネ
ジ結合させつつ、上記第1リングギヤと第2リングギヤ
とを連結して、これら両リングギヤを一体回転させる構
成にしたことを特徴とする減速装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17587196A JPH102385A (ja) | 1996-06-14 | 1996-06-14 | 減速装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17587196A JPH102385A (ja) | 1996-06-14 | 1996-06-14 | 減速装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH102385A true JPH102385A (ja) | 1998-01-06 |
Family
ID=16003674
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17587196A Pending JPH102385A (ja) | 1996-06-14 | 1996-06-14 | 減速装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH102385A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6596946B2 (en) | 1997-09-04 | 2003-07-22 | Yazaki Corporation | Molding with integral fixation member |
| WO2005024274A1 (ja) * | 2003-09-02 | 2005-03-17 | Namiki Seimitsu Houseki Kabushiki Kaisha | 精密歯車、その歯車機構及び精密歯車の製造方法 |
| KR101408963B1 (ko) * | 2013-03-07 | 2014-06-17 | 안동대학교 산학협력단 | 플런저 펌프 |
| JP2017190118A (ja) * | 2016-04-12 | 2017-10-19 | 現代自動車株式会社Hyundai Motor Company | 車両のアダプティブ・フロントステアリング・システム |
| CN107830121A (zh) * | 2017-11-30 | 2018-03-23 | 无锡典聚科技有限公司 | 一种用于汽车尾门撑杆的行星减速器 |
| CN111817491A (zh) * | 2020-06-29 | 2020-10-23 | 深圳市奇齿龙科技有限公司 | 减速电机 |
| WO2026048054A1 (ja) * | 2024-09-02 | 2026-03-05 | 三菱自動車工業株式会社 | 溶接装置 |
-
1996
- 1996-06-14 JP JP17587196A patent/JPH102385A/ja active Pending
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6596946B2 (en) | 1997-09-04 | 2003-07-22 | Yazaki Corporation | Molding with integral fixation member |
| WO2005024274A1 (ja) * | 2003-09-02 | 2005-03-17 | Namiki Seimitsu Houseki Kabushiki Kaisha | 精密歯車、その歯車機構及び精密歯車の製造方法 |
| JPWO2005024274A1 (ja) * | 2003-09-02 | 2006-11-30 | 並木精密宝石株式会社 | 精密歯車、その歯車機構及び精密歯車の製造方法 |
| CN101929537A (zh) * | 2003-09-02 | 2010-12-29 | 并木精密宝石株式会社 | 精密齿轮及精密齿轮的制造方法 |
| JP4801800B2 (ja) * | 2003-09-02 | 2011-10-26 | 並木精密宝石株式会社 | 精密歯車、その歯車機構及び精密歯車の製造方法 |
| KR101408963B1 (ko) * | 2013-03-07 | 2014-06-17 | 안동대학교 산학협력단 | 플런저 펌프 |
| JP2017190118A (ja) * | 2016-04-12 | 2017-10-19 | 現代自動車株式会社Hyundai Motor Company | 車両のアダプティブ・フロントステアリング・システム |
| CN107830121A (zh) * | 2017-11-30 | 2018-03-23 | 无锡典聚科技有限公司 | 一种用于汽车尾门撑杆的行星减速器 |
| CN111817491A (zh) * | 2020-06-29 | 2020-10-23 | 深圳市奇齿龙科技有限公司 | 减速电机 |
| WO2026048054A1 (ja) * | 2024-09-02 | 2026-03-05 | 三菱自動車工業株式会社 | 溶接装置 |
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