JPH10239003A - 変位センサ - Google Patents

変位センサ

Info

Publication number
JPH10239003A
JPH10239003A JP4427797A JP4427797A JPH10239003A JP H10239003 A JPH10239003 A JP H10239003A JP 4427797 A JP4427797 A JP 4427797A JP 4427797 A JP4427797 A JP 4427797A JP H10239003 A JPH10239003 A JP H10239003A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coil
outer peripheral
peripheral surface
scale
pitch
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP4427797A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3632112B2 (ja
Inventor
Atsushi Ito
厚志 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanmei Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanmei Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanmei Electric Co Ltd filed Critical Sanmei Electric Co Ltd
Priority to JP04427797A priority Critical patent/JP3632112B2/ja
Publication of JPH10239003A publication Critical patent/JPH10239003A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3632112B2 publication Critical patent/JP3632112B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンパクトで精度のよい変位センサを提供す
るとともに、安定した巻線作業を容易に行なうことので
きる実用的な変位センサを提供すること。 【解決手段】 変位センサ1はケース体3に固定配設さ
れたスケールコイル5と、スケールコイル5内を摺動可
能に配設されるスライダコイル7とを有している。スケ
ールコイル5は、スぺーサ11を挟んで2個のコイル組
9・9を有し、1個のコイル組9には、複数個のベース
環13と、ベース環13の大径部外周面に巻回されるコ
イル15と、隣接するベース環13どうしの小径部外周
面に懸架するように嵌合されるヨーク17と、が配設さ
れる。スぺーサ11の幅は、一方のコイル組9のコイル
15のピッチが、スライダコイル7のコイル8のピッチ
に合致され、他方のコイル組9のコイル15のピッチ
が、スライダコイル7のコイル8のピッチに対して1/
4ピッチのずれを生じるように形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電気マイクロメ
ータのように、電磁誘導型の変位センサに関し、さら
に、ケース体に固着されるスケールコイルと、前記スケ
ールコイル内を摺動するスライダコイルと、を有し、前
記スライダコイルの摺動による位置変位を電気的に変換
する変位センサに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電磁誘導型の変位センサには、工
作機械等に使用される平板型のインダクトシンが多く使
用されている。このインダクトシン70は、図11に示
されるように、平板上にパターンが施されたスライダコ
イル71とスケールコイル72とが対向するように構成
されている。そしてスケールコイル72に交流電圧を加
えて励磁させるとスライダコイル71側に交流電圧が誘
起され、パターンのピッチの位置関係により電圧の大き
さや向きが変わり、その電圧を信号処理することで、ス
ライダコイル71とスケールコイル72との位置変位を
検出するようになっている。、特に、スライダコイル7
1に形成される検出用パターンを1/4ピッチずれるよ
うにし、90°ずれた信号との信号を比較することによ
って、高精度の検出が可能となっている。
【0003】しかし、電気マイクロメータのように小型
の測定器等に使用する場合、サイズが大きくさらにパタ
ーンを形成する際、その寸法精度が高いためコスト高と
なり実用化することが困難になっていた。そのため、コ
ンパクトで容易に製作できる円筒型の変位センサが提案
されるようになってきた。
【0004】例えば、図12に示される電気マイクロメ
ータ80は、可動鉄心型差動トランスであり、絶縁のボ
ビン81に巻回され、ボビン81の中央位置に配置され
る1個の一次コイル82と、一次コイル82の両側に巻
回される2個の二次コイル83と、一次コイル82、二
次コイル83の中心部に位置する可動鉄心84と、を有
して構成される。
【0005】一次コイル82に一定交流電圧を加えて励
磁すると二次コイル83にそれぞれ電圧va ,vb が発
生する。可動鉄心84が2個の二次コイル83の中央に
あるときはva =vb となり、可動鉄心84が、図中、
右側に移動すればプラスの電圧が出力され、左側に移動
すればマイナスの電圧が出力される。そして、両二次コ
イル電圧をそれぞれダイオードで整流平滑し加え合わせ
て合成すると、変位に比例して出力電圧vとなる。しか
し、従来の差動トランス型の電気マイクロメータはアナ
ログで出力され、そのために出力電圧の変動により直進
性が安定しなくなったり、コイルの巻き数や、可動鉄心
の長さによって機差が生じるため、その校正をしなけれ
ばならない。これを解決するために精度のよいデジタル
式の電気マイクロメータが図13に示されるように提案
されている。
【0006】この電気マイクロメータ90には、本体ケ
ース91に固定された2個のスケールコイル92とスケ
ールコイル92内を摺動可能に配設されるスライダコイ
ル93と、を有する変位センサ94が示されている。そ
して、スケールコイル92には2条のコイルが巻回され
るように、内周面から奥に向かってコイル溝95が形成
され、スケールコイル92の内側からコイル溝95の底
側に向かってコイルを巻回するようになっている。2個
のスケールコイル92は中央に配設されるスぺーサ96
によって、スライダコイル93のコイルのピッチに対し
て、一方のスケールコイル92が他方のスケールコイル
92に1/4ピッチずれるように配設されている。その
ため、コンパクトな精度よい測定が可能となっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述の電気マ
イクロメータ90の変位センサ94では、スケールコイ
ル92に形成されるコイル溝95の加工が困難であると
ともに、コイルを巻回する作業が、コイル溝95の底部
を基準として巻かれなければならなかったり、あるいは
巻線されたコイルをコイル溝95に挿入しなければなら
ないので、非常に困難である。
【0008】この発明は、上述の課題を解決するもので
あり、コンパクトで精度のよい変位センサを提供すると
ともに、安定した巻線作業が容易に行なえる実用的な変
位センサを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明にかかわる変位
センサでは、上記の課題を解決するために以下のように
構成するものである。即ち、磁性体で形成されるケース
体に固着され中空状に形成されるスケールコイルと、前
記スケールコイルの中空部に摺動可能に配設されるスラ
イダコイルと、を有し、前記スライダコイルの摺動によ
る変位を電気的に変換する変位センサであって、前記ス
ケールコイルが、2個のコイル組と前記コイル組との間
に配設され非磁性体で形成されるスペース体とを有して
軸心方向に重合され、前記コイル組が、非磁性体で形成
される複数のベース環と、それぞれの前記ベース環の外
周面に巻回されるコイルと、前記コイルを挟着するよう
に配設され磁性体で形成されるリング状のヨークと、を
有して構成されることを特徴とするものである。
【0010】また好ましくは、前記ベース環の外周面
が、大径部と小径部とを有し、前記大径部の外周面に前
記コイルが巻回され、前記小径部の外周面に前記ヨーク
が嵌合されることを特徴とするものであればよい。
【0011】さらに、前記コイル組の一方に形成される
コイル間のピッチが、前記スライダコイルに形成される
コイル間のピッチに合致され、他方のコイル組に形成さ
れるコイル間のピッチが、前記スライダコイルに形成さ
れるコイル間のピッチずれを生じさせるように、スぺー
サの幅が形成されていることを特徴とするものであれば
なお好ましい。
【0012】また、この変位センサは、磁性体で形成さ
れるケース体に固着され中空状に形成されるスケールコ
イルと、前記スケールコイルの中空部に摺動可能に配設
されるスライダコイルと、を有し、前記スライダコイル
の摺動による変位を電気的に変換するものであり、前記
スケールコイルが、軸心方向と平行に1箇所の割部を有
するとともに非磁性体で形成される少なくとも1個のベ
ース環を有し、前記ベース環の外周面に、内側から外側
に向かって屈折するように突出される突起部を備え、前
記突起部が所定間隔に位置されるように配置されるとと
もに、それぞれの位置に円周方向に複数個配置されるよ
うに形成され、前記突起部の外周面にコイルが巻回さ
れ、前記突起部が形成されない前記ベース環の外周面
に、磁性体で形成されるヨークあるいは非磁性体で形成
されるスぺーサが配設されることを特徴とするものであ
る。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施の形態を
図面に基づいて説明する。
【0014】本形態の変位センサ1は、図1に示される
ように、磁性体で形成されるケース体3に固着され中空
状に形成されるスケールコイル5と、前記スケールコイ
ル5の中空部に摺動可能に配設されるスライダコイル7
と、を有して構成されている。スケールコイル5は、図
2に示されるように、2個のコイル組9・9とコイル組
9・9との間に配設され非磁性体で形成されるスペーサ
ー11とを有して軸心方向に接着剤等によって重合さ
れ、コイル組9は、非磁性体で形成される複数(本形態
では各2個)のベース環13と、それぞれのベース環1
3の外周面に巻回されるコイル15と、前記コイルを挟
着するように配設され磁性体で形成されるリング状のヨ
ーク17と、を有して構成されている。
【0015】ベース環13はリング状に形成され、ベー
ス環13の外周面は、略中央部に配設される大径部14
の大径部外周面14aと大径部14両側に配設される小
径部外周面13a・13bとの2段で形成される。ま
た、ベース環13の小径部外周面13a・13bはそれ
ぞれ幅の大きさが異なり、一方の小径部外周面13a
は、他方の小径部外周面13bの略倍の大きさに形成さ
れ、小径部外周面13aの幅の大きさはヨーク17の幅
の大きさと略同一に形成される。そして、各コイル体9
のベース環13は、一方の小径部外周面13aがベース
環13の両外側になるように配置され、他方の小径部外
周面13bが、内側になるように配置される。従って、
ヨーク17は小径部外周面13a上にそれぞれ1個づつ
嵌合され、対向する2個の小径部外周面13b上に懸架
するようにヨーク17が1個嵌合されることになる。ヨ
ーク17間の大径部外周面14aにコイル15が挟着さ
れるように巻回されて配置される。なお、隣り合うコイ
ル15は、巻き方向が逆方向になるように巻回されて配
置されている。また、スケールコイル5の両端面は、ベ
ース環13の端面、ヨーク17の端面と略同一面上にな
る。さらに、ヨーク17には、図3に示されるように、
外端部の一部に切欠部17aが一か所形成され、それぞ
れのヨーク17の切欠部17aが同一方向になるように
配置されている。そして、それぞれのコイル15が導通
できるように、それぞれのコイル15の一端がヨーク1
7の切欠部17aを通ってコイル体9の両端部でまとめ
て束ねられ外部に配線される(図4参照)。この場合、
スぺーサ11に切欠部を形成して一方の側にまとめて配
線してもよい。
【0016】スライダコイル7はスケールコイル5の中
空部に摺動可能に配設されるように、外周面が丸状に形
成され、内部に軸心方向に貫通孔7aが形成される。外
周面には、等ピッチ間隔で複数のコイル溝7bが形成さ
れ、それぞれのコイル溝7bにコイル8が巻回されてい
る。コイル溝7bのピッチは、コイル組9に巻回される
コイル15のピッチと同ピッチに形成される。なお、コ
イル溝7bに巻回されるコイル8の巻き方向は、スケー
ルコイル5に巻回されるコイル15と同様、隣り合うコ
イル8の巻き方向と逆に巻回されることになる。また、
スライダコイル7の外端部の一部に一か所切欠部7cが
形成され、それぞれのコイル8が導通できるように、そ
れぞれのコイル8の一端が切欠部7cを通ってスライダ
コイル7の一端側にまとめて束ねられ外部に配線される
(図5参照)。
【0017】スぺーサ11は、外周面がヨーク17の外
周面と一致し、内周面がベース環13の内周面と一致す
るように円筒状に形成され、その幅は、一方のコイル組
9のコイル15のピッチが、スライダコイル7のコイル
8のピッチに対して1/4ピッチ分ずれて配置されるよ
うに、形成されている。なお、上述のように、スぺーサ
11の外端部の一部に一か所、切欠部を形成するように
してもよい。
【0018】なお、上述のスケールコイル5を構成する
ベース環13あるいはスぺーサ11は、上記に限らず図
6〜8に示されるように、各種の変形が考えられる。
【0019】図6に示されるものは、1個のコイル組2
0に対してベース環が4個配設されるものであり、ケー
ス体3内にコイル組20の外端部側に配置される1個の
ベース環21と、内側のスぺーサ側に配置される3個の
ベース環23と、を有している。ベース環21は、その
外周面が略中央部配設される大径部22の外周面22a
と、大径部22の両側に配設される小径部外周面21a
・21bと、を有し、一方の小径部外周面21aはヨー
ク17と同一の幅に形成され外側に配置される。他方の
小径部外周面21bはヨーク17より大きめの幅に形成
されベース環23側に配置される。ベース環23の外周
面は、一端側に大径部24の外周面24aと他端側に配
設される小径部外周面23aとが形成され、大径部24
の内部に凹部24bが形成されている。そして、ベース
環21の大径部外周面22aとベース環23の大径部外
周面24aにはコイル15が巻回され、ベース環21に
隣接されるベース環23の大径部24の凹部24bはベ
ース環21の小径部外周面21bにヨーク17を挟着す
るように嵌合され、他のベース環23の大径部24の凹
部24aはベース環21側に隣接されるベース環23の
小径部外周面23aにヨーク17を挟着するように嵌合
される。この形態のコイル組20は3個のベース環23
が同一形状に形成される効果がある。
【0020】図7に示されるものも、ケース体3内に配
置される1個のコイル組30に対して4個のベース環が
配置され、さらにスぺーサの形状が変形されている。ス
ぺーサ31の外周面は、中央部に大径部32の外周面3
2aと両端部に小径部外周面31aとを有して形成され
ている。スぺーサ31側に配置される3個のベース環3
4の外周面は、中央部に大径部35の外周面35aと両
端部に小径部外周面34aが形成され、小径部外周面3
4aの幅の大きさはスぺーサ31の小径部外周面31a
と同一寸法に形成されている。スぺーサ31の小径部外
周面31aと隣接されるベース環34の小径部外周面3
4a、あるいは隣接されるベース環34の小径部外周面
34a間を懸架するようにそれぞれヨーク17が配置さ
れる。また、コイル組30の外側に配置される1個のベ
ース環37の外周面は略中央部に配設される大径部38
の外周面38aと大径部38の両側に配設される小径部
外周面37a・37bとを有して形成され、ベース環3
4側に隣接される小径部外周面37aはベース環34の
小径外周面34aの幅と同一寸法に形成され、ベース環
34の小径部外周面34aとの間を懸架するようにヨー
ク17が嵌合され、ベース環37の外側に配置される小
径部外周面37bは、ヨーク17の幅と同一寸法に形成
され、ヨーク17が嵌合される。ベース環34の大径部
外周面35a、ベース環37の大径部外周面38aには
コイル15がそれぞれ巻回されている。
【0021】図8に示されるスケールコイル40は、図
2におけるスケールコイル2のコイル組9のベース環1
3・13間に、図7におけるコイル組30のベース環3
4を配置させるようにし、コイル15及びヨークを図7
のように配置することによって構成しているものであ
る。
【0022】上記のように構成された変位センサ1は、
例えば、図9に示されるような電気マイクロメータ50
に使用することができる。図9に示される変位センサの
コイル組は、図2に示されるもので説明する。
【0023】円筒状に形成され磁性体で形成されるケー
ス体51の内部にスケールコイル5とスライダコイル7
を備える変位センサ1が配設されている。この形態の場
合、変位センサ1に構成されるケース体3は電気マイク
ロメータ50のケース体51に置き換えられる。なお、
ケース体51の内周面に別のケース体3を配設するよう
にしてもよい。
【0024】スケールコイル5はケース体51内に固定
されスケールコイル5内にスライダコイル7が摺動可能
に配設されている。スライダコイル7に形成される貫通
孔7aの一方の側には雌ねじ52が形成され、雌ねじ5
2に測定子53がケース体51に支持されながら螺着さ
れている。また、スライダコイル7の貫通孔7aの他方
の側にはケース体51の端部に固定されたガイドシャフ
ト54が取り付けられ、スライダコイル7がガイドシャ
フト54にガイドされながら摺動される。そして、スラ
イダコイル7を測定子53側に付勢するようにコイルば
ね55がガイドシャフト54の回りに配置されている。
【0025】スケールコイル5のコイル15とスライダ
コイル7のコイル8の一端側に束ねられたリード線15
a・8aはケース体51に固定されたケーブル56を通
って外部に配線されている。
【0026】上記構成の電気マイクロメータ50の作用
を次に説明する。まず測定子53を被測定物に当てると
測定子53と共にスライダコイル7がスケールコイル5
に対してコイルばね55の付勢力に抗して、図9中、右
方向に摺動する。スライダコイル7のコイル8には予め
交流電圧が加えられ、スケールコイル5のコイル15に
電磁誘導による交流電圧が誘起されている。スライダコ
イル7が摺動すると、スライダコイル7のコイル8とス
ケールコイル5のコイル15との位置関係が変わるた
め、コイル8とコイル15の電磁誘導の度合いが変わ
る。つまりスライダコイル7の摺動量の大きさに伴って
コイル15に誘起される交流電圧の大きさが変わる。こ
の電圧信号を処理して変位移動量を電気的に変換する。
【0027】例えば、変位移動量をXとする。この時
に、スケールコイル5のそれぞれのコイル組9A・9B
から出力される各々の電圧をVa、Vbとすると、 Va=KIsin(2πX/P)sinωt Vb=KIcos(2πX/P)sinωt で表される。
【0028】 K:スケールコイル5のコイル組9への誘起係数 P:コイルの巻ピッチ I:スライダコイル7電流の振幅 ω:スライダコイル7の角周波数 t:時間 X:変位移動量 とする。
【0029】Va、Vbを測定し、Va、Vbの出力電
圧を合成する(V)と、 V=KIsin(ωt+2πX/P) となる。
【0030】ここにおいて変位量Xは位相の変化2πX
/Pとして検出される。
【0031】例えばP=2mmとし、電気的に2000
等分して1μm単位で測定する。スライダコイル7の出
力電圧(Vc)とスケールコイル5の合成の出力電圧
(V)のズレをN=780カウントとすれば、780/
2000=2π(X/P)/2π、 X=780×2/2000=0.78mm となり、変位移動量Xを求めることができ被測定物を測
定することができる。
【0032】変位センサ1は、このように電気マイクロ
メータ50に使用すれば、変位移動量を電気的に変換し
て測定することができる。
【0033】なお、本発明の変位センサ1のスケールコ
イル5の形状は上記に限らず、他の形態にすることもで
きる。
【0034】図10(a)、(b)は、スケールコイル
のコイル組60に構成されるベース環61を示すもので
ある。ベース環61は上述の複数個のベース環を1個で
形成するもので、ステンレス等の非磁性体で円筒状に形
成されたベース環61の一部に、軸心方向に沿って割部
62を設けている。この割部62によって、図2に示さ
れるヨーク17を装着する際に、ベース環61を全体的
に円周方向に撓ませることができる。ベース環61の円
周方向に、図2に示されるコイル15が巻回されるため
の突起部63が複数個形成されている。この突起部63
は、図2において、ベース環13が配置されるピッチと
同ピッチになる位置にそれぞれ円周方向に等分に3乃至
4個配設され、ベース環61から一端を残して円周方向
に切欠を形成し、上方に突出するように形成するもので
ある。図10は、ベース環61の略中央部に、図2にお
けるスぺーサ11及び2個のヨーク17が配置される分
の幅を残し、左右両側にそれぞれ等ピッチ間隔で突起部
63が形成されている。このベース環61の中央部にス
ぺーサ11と、前記スぺーサ11を挟着するように2個
のヨーク17を嵌合し、また、突起部63と突起部63
間、さらに両端部側にそれぞれヨーク17を嵌合してコ
イルボビンの形状を形成し、それぞれのヨーク17・1
7間にコイル15を巻回しケース体3を周囲に設けるこ
とによって、スケールコイルが形成される。このスケー
ルコイルにおけるスぺーサ11を挟んで右側と左側のコ
イル組が、スライダコイル7のコイル8のピッチに対し
て1/4ピッチずれているのは言うまでもない。
【0035】また、上記に限らず、ベース体61を各コ
イル組ごとの大きさに形成することも可能である。
【0036】
【発明の効果】本発明の変位センサによれば、変位セン
サはケース体に固定配設されるスケールコイルと前記ス
ケールコイル内に摺動可能に配設されるスライダコイル
とを含んで構成されている。前記スケールコイルは2個
のコイル組とスぺーサとを有し、前記コイル組が、軸心
方向に重合された複数個の非磁性体のベース環と、前記
ベース環の外周面に配設されるコイルとヨークとを有し
て構成されている。従って前記コイルを前記ベース環に
巻回する際には、前記ベース環の外周面に沿って行なう
ことができるので、従来スケールコイルに形成されるコ
イル溝にコイル溝の底部を基準として巻回するものに比
べて、極めて安定して巻回することができるとともにそ
の作業も極めて容易に行なえる。
【0037】前記ベース環の外周面が、大径部と小径部
とを有し、前記大径部の外周面に前記コイルが巻回さ
れ、前記小径部の外周面に前記ヨークが嵌合されること
を特徴としているため、1個のベース環に巻回するコイ
ルの巻回作業が容易で安定するとともにヨークを容易に
挿入できる。
【0038】さらに、前記コイル組の一方に形成される
コイル間のピッチが、前記スライダコイルに形成される
コイル間のピッチに合致され、他方のコイル組に形成さ
れるコイル間のピッチが、前記スライダコイルに形成さ
れるコイル間のピッチずれを生じさせるように、スぺー
サの幅が形成されているため、精度よい測定を行なうこ
とができる。
【0039】また、スケールコイルに対して少なくとも
1個のベース環を形成し、前記ベース環に内側から外側
に向かって屈折するように突出されるコイル巻回用の複
数個の突起部を形成するようにすれば、部品点数を少な
くすることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一形態による変位センサを示す断面図
【図2】図1におけるスケールコイルの詳細を示す断面
【図3】図1におけるヨークの斜視図
【図4】図1におけるスケールコイルの斜視図
【図5】図1におけるスライダコイルの斜視図
【図6】ベース環の別の形態を示す断面図
【図7】ベース環とスぺーサの別の形態を示す断面図
【図8】スケールコイルの別の形態を示す断面図
【図9】図1の変位センサを電気マイクロメータに使用
する状態を示す断面図
【図10】ベース環のさらに別の形態を示す斜視図と断
面図
【図11】従来の平型のインダクトシンを示す図
【図12】従来の変位センサを使用する電気マイクロメ
ータを示す断面図
【図13】従来の電気マイクロメータを示す断面図
【符号の説明】
1…変位センサ 3…ケース体 5…スケールコイル 7…スライダコイル 8、15…コイル 9…コイル組 11…スぺーサ 13…ベース環 13a…小径部外周面 14…大径部 14a…大径部外周面 17…ヨーク

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁性体で形成されるケース体に固着され
    中空状に形成されるスケールコイルと、前記スケールコ
    イルの中空部に摺動可能に配設されるスライダコイル
    と、を有し、前記スライダコイルの摺動による変位を電
    気的に変換する変位センサであって、 前記スケールコイルが、2個のコイル組と前記コイル組
    との間に配設され非磁性体で形成されるスペース体とを
    有して軸心方向に重合され、 前記コイル組が、非磁性体で形成される複数のベース環
    と、それぞれの前記ベース環の外周面に巻回されるコイ
    ルと、前記コイルを挟着するように配設され磁性体で形
    成されるリング状のヨークと、を有して構成されること
    を特徴とする変位センサ。
  2. 【請求項2】 前記ベース環の外周面が、大径部と小径
    部とを有し、前記大径部の外周面に前記コイルが巻回さ
    れ、前記小径部の外周面に前記ヨークが嵌合されること
    を特徴とする請求項1記載の変位センサ。
  3. 【請求項3】 前記コイル組の一方に形成されるコイル
    間のピッチが、前記スライダコイルに形成されるコイル
    間のピッチに合致され、他方のコイル組に形成されるコ
    イル間のピッチが、前記スライダコイルに形成されるコ
    イル間のピッチずれを生じさせるように、スぺーサの幅
    が形成されていることを特徴とする請求項1又は2記載
    の変位センサ。
  4. 【請求項4】 磁性体で形成されるケース体に固着され
    中空状に形成されるスケールコイルと、前記スケールコ
    イルの中空部に摺動可能に配設されるスライダコイル
    と、を有し、前記スライダコイルの摺動による変位を電
    気的に変換する変位センサであって、 前記スケールコイルが、軸心方向と平行に1箇所の割部
    を有するとともに非磁性体で形成される少なくとも1個
    のベース環を有し、 前記ベース環の外周面に、内側から外側に向かって屈折
    するように突出される突起部を備え、前記突起部が所定
    間隔に位置されるように配置されるとともに、それぞれ
    の位置に円周方向に複数個配置されるように形成され、 前記突起部の外周面にコイルが巻回され、前記突起部が
    形成されない前記ベース環の外周面に、磁性体で形成さ
    れるヨークあるいは非磁性体で形成されるスぺーサが配
    設されることを特徴とする変位センサ。
JP04427797A 1997-02-27 1997-02-27 変位センサ Expired - Lifetime JP3632112B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP04427797A JP3632112B2 (ja) 1997-02-27 1997-02-27 変位センサ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP04427797A JP3632112B2 (ja) 1997-02-27 1997-02-27 変位センサ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10239003A true JPH10239003A (ja) 1998-09-11
JP3632112B2 JP3632112B2 (ja) 2005-03-23

Family

ID=12687022

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP04427797A Expired - Lifetime JP3632112B2 (ja) 1997-02-27 1997-02-27 変位センサ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3632112B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009020005A (ja) * 2007-07-12 2009-01-29 Mitsutoyo Corp 電気マイクロメータ用検出器製造方法、及び電気マイクロメータ用検出器
JP2012506050A (ja) * 2008-10-14 2012-03-08 プロクシュ,ロジャー 高精度位置測定用の一体化マイクロアクチュエータおよび線形可変差動変圧器
WO2017007244A1 (ko) * 2015-07-07 2017-01-12 이경연 터치센서
CN107743646A (zh) * 2015-07-07 2018-02-27 李炅娟 触摸传感器

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009020005A (ja) * 2007-07-12 2009-01-29 Mitsutoyo Corp 電気マイクロメータ用検出器製造方法、及び電気マイクロメータ用検出器
JP2012506050A (ja) * 2008-10-14 2012-03-08 プロクシュ,ロジャー 高精度位置測定用の一体化マイクロアクチュエータおよび線形可変差動変圧器
WO2017007244A1 (ko) * 2015-07-07 2017-01-12 이경연 터치센서
CN107743646A (zh) * 2015-07-07 2018-02-27 李炅娟 触摸传感器
US10415948B2 (en) 2015-07-07 2019-09-17 Kyung Yeon Lee Touch sensor

Also Published As

Publication number Publication date
JP3632112B2 (ja) 2005-03-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0795738B1 (en) Induction-type linear position detector device
US5469053A (en) E/U core linear variable differential transformer for precise displacement measurement
US9863787B2 (en) Linear variable differential transformer with multi-range secondary windings for high precision
US3138772A (en) Symmetrical differential transformers
JPH0325329A (ja) トルクメーター
JP4390347B2 (ja) 位置検出装置
JP3930057B2 (ja) ソレノイドコイルのための変位測定システム
KR920003637B1 (ko) 이차측 출력을 배증할 수 있는 측장방법과 그 장치
EP4009004B1 (en) Eddy current sensor device for measuring a linear displacement
US3178696A (en) Position transducers
JP3632112B2 (ja) 変位センサ
US6489760B2 (en) High sensitivity displacement measuring device using linear variable differential transformer
CN101341377A (zh) 非接触工作的位置测量系统
US3628145A (en) Inductive apparatus for indicating mechanical positions and/or measuring linear positional changes
JP4248324B2 (ja) アクチュエータ
JPH08285508A (ja) 電気マイクロメーター
JP3110327B2 (ja) 差動変圧器
JP3030651B2 (ja) 直線位置検出装置
JP2965557B1 (ja) 変位量検出器及び変位量計測装置
JPH11325808A (ja) 変位センサー
JP3592835B2 (ja) 直線位置検出装置
JPH0624732Y2 (ja) 差動トランス
JP4833520B2 (ja) 変位センサ
JPH07332912A (ja) 非接触ポテンショメータ及び移動体の変位センサ
JPH11132205A (ja) シリンダ位置検出装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040811

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040831

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20041018

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20041116

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20041207

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110107

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110107

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140107

Year of fee payment: 9

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term