JPH10241265A - ディスク装置の再生位置検出方法およびシーク動作制御方法 - Google Patents

ディスク装置の再生位置検出方法およびシーク動作制御方法

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JPH10241265A
JPH10241265A JP4427397A JP4427397A JPH10241265A JP H10241265 A JPH10241265 A JP H10241265A JP 4427397 A JP4427397 A JP 4427397A JP 4427397 A JP4427397 A JP 4427397A JP H10241265 A JPH10241265 A JP H10241265A
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zone
signal
disk
seek operation
recording medium
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JP4427397A
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Yasuo Nagai
康雄 永井
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】シーク時間を短縮可能とするディスク装置の再
生位置検出方法およびシーク動作制御方法を提供する。 【解決手段】ZCLV記録CAV再生方式のディスク装
置において、コントローラ50からの命令CSで示す所
望のアドレス位置とアンプ部31からの信号ADでの現
在のアドレス位置との差でカウンタ部34をセットし、
シーク動作を開始する。シーク中、又はシーク時にトラ
ッキング誤差信号TEに基づき横切ったトラック数とセ
ットされた値の差を求めて差が「0」や略「0」でシー
クを停止したとき、アンプ部31で信号RFからセクタ
信号SDを分離し、この信号SDの周期を周期検出部3
5で検出する。検出結果に基づきゾーン判別部36で光
ビームが照射されているゾーンを判別し、所望のゾーン
でないときはシークを再度行う。アドレスを読み出すこ
となく所望のゾーンに速やかに光ピックアップ20を移
動できるので、シーク時間を短縮できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ディスク装置の
再生位置検出方法およびシーク動作制御方法に関する。
詳しくは、シーク動作時に、ディスク状記録媒体を再生
して得られたセクター信号の周期を検出して信号再生位
置のゾーンを判別し、ゾーン判別結果に基づき、ディス
ク状記録媒体の信号を読み出す信号読出手段の位置を制
御することで、信号再生位置が所望の位置から外れても
速やかに復帰可能としてシーク時間の短縮化を図るもの
である。
【0002】
【従来の技術】ディスク状記録媒体である光ディスクに
光ビームを照射して、信号の記録や再生または消去が行
なわれるディスク装置では、光ディスクが線速度一定で
回転されて信号の記録や再生が行われるCLV(Constan
t Liner Velocity)方式や、角速度一定で回転されて信
号の記録や再生が行われるCAV(Constant Angular Ve
locity)方式だけでなく、ZCLV(Zone Constant Line
ar Velocity)方式が用いられる。
【0003】このZCLV方式の光ディスクは、図4に
示すようにトラックが光ディスクの径方向に区切られて
複数のゾーンZ1〜Znが形成される。この各ゾーンは、
光ディスクの周方向にそれぞれのゾーン固有の数に区切
られてセクターが形成されている。ZCLV方式の特長
はCLV方式に近い記憶容量を有すると共に、同一ゾー
ン内ではCAV方式のようにディスク回転数が一定であ
り、ディスク回転数を変える必要がないので信号再生位
置を所望の位置に移動するシーク動作を高速に行うこと
ができる。
【0004】しかし、異なるゾーンへのシーク動作は、
CLV方式と同様にディスク回転数を変える必要があり
信号の再生が遅くなってしまう。そこで、この欠点をな
くすためにゾーンに関係なくディスク回転数一定で再生
するZCLV記録CAV(Constant Angular Velocity)
再生方式が用いられる。この場合のディスク回転数は、
シーク動作後の回転待ち時間をも減らしトータルのアク
セスタイムを短くするために、記録時よりも高速に光デ
ィスクが回転される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ZCLV記
録CAV再生方式の再生動作と類似するZCAV(ZoneC
onstant Angular Velocity)方式での再生動作では、デ
ィスク回転数が一定であると共に、ディスクに記録され
ているトラックアドレス信号のクロック周波数が一定で
あるので、光ビームの照射位置が所望のトラック上に正
しく照射されるトラッキングロック状態であれば光ディ
スクのどこでもトラックアドレス信号を検出することが
できる。
【0006】これに対してZCLV記録CAV再生方式
では、ゾーンによってトラックアドレス信号のクロック
周波数が変化する。このため、しばらく同一ゾーンを再
生してクロック周波数を検出してからでないとトラック
アドレス信号を検出することができない。また、ゾーン
を超えてシーク動作を行う場合には、信号の記録や再生
に用いられる信号を生成するために用いられるPLL(P
hase Locked Loop)回路の周波数を目的のゾーンのクロ
ック周波数と等しく設定することで、PLL回路の周波
数が目的のゾーンのクロック周波数にロックさせるまで
の時間を短くすることも考えられる。しかし、この方法
では、光ディスクにほこりやキズがあった時や衝撃を受
けた時には、シーク動作を停止させた位置が目的のゾー
ンとは異なる位置とされてしまうことがあり、このよう
な場合にトラックアドレス信号を短時間で検出すること
ができない。
【0007】またシーク動作では、一般に目的のトラッ
クアドレス信号の位置と現在の光ビームの照射位置との
距離が大きい場合、光ピックアップ部全体を動かす粗シ
ーク動作を行うものとし、その後光ビームの照射位置が
目的のトラックアドレス位置に近づいたときに、光ピッ
クアップ部の対物レンズを駆動して光ビームの照射位置
を制御する詳細シーク動作が行われる。このため、従来
のZCLV記録CAV再生でのシーク動作では、粗シー
ク動作後にトラックアドレス信号が検出可能とされるま
でシーク動作を一時停止するものとし、トラックアドレ
ス信号を検出してからこの検出されたトラックアドレス
信号に基づいて次のシーク動作が行われるので、粗シー
ク動作中に光ディスクのほこりやキズ等により目的のゾ
ーンをはずれた場合は、目的のトラックアドレス信号の
位置に光ビームが照射されるまでのシーク時間が長くな
ってしまう。
【0008】そこで、この発明はシーク時間を短縮可能
とするディスク装置の再生位置検出方法およびシーク動
作制御方法を提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明に係るディスク
装置の再生位置検出方法は、ディスク状記録媒体に記録
された信号を再生し、得られたセクター信号の周期を検
出して信号再生位置が複数のゾーンのいずれのゾーンで
あるかを判別するものである。
【0010】また、ディスク装置のシーク動作制御方法
では、信号再生位置を所望の位置とするシーク動作時
に、ディスク状記録媒体を再生して得られたセクター信
号の周期を検出して信号再生位置のゾーンを判別し、ゾ
ーン判別結果に基づき、ディスク状記録媒体の信号を読
み出す信号読出手段の位置を制御するものである。
【0011】この発明においては、ディスク状記録媒体
を再生して得られたセクター信号の周期を検出して信号
再生位置のゾーンを判別するものとし、シーク動作時に
おいて、信号読出手段を移動させる粗シーク動作が終了
したときにゾーンを判別し、判別されたゾーンが所望の
位置のゾーンでないときには所望の位置のゾーンに信号
読出手段が移動され、また、粗シーク動作中にゾーンを
判別し、判別されたゾーンが所望の位置のゾーンを越え
たときには粗シーク動作を終了させて所望の位置のゾー
ンに信号読出手段が移動されるものである。
【0012】
【発明の実施の形態】次に、この発明に係るディスク装
置の再生位置検出方法およびシーク動作制御方法の実施
の一形態について図を用いて説明する。
【0013】図1は、ディスク装置の構成を示す図であ
る。この図1において、ディスク装置10の光ピックア
ップ部20の中には、光ビームを出力する半導体レーザ
21、半導体レーザ21から出力された光ビームをディ
スク装置10に装着された光ディスク100に集光させ
るための対物レンズ(図示せず)、対物レンズを光ディ
スク100のディスク面に対して垂直方向に動かしてフ
ォーカシングをするフォーカシングアクチュエータ2
2、対物レンズを光ディスク100の径方向に動かして
トラッキングをするトラッキングアクチュエータ23、
光ディスク100からの光ビームの反射光を検出する光
検出センサー24が設けられている。
【0014】半導体レーザ21では、後述する光ビーム
出力制御部62からの駆動信号LDに基づき光ビームの
出力が制御される。
【0015】光検出センサー24では、光ディスク10
0からの反射光に基づいて読出信号RF、フォーカス誤
差を示すフォーカスエラー信号FE、トラッキング誤差
を示すトラッキングエラー信号TEが生成される。この
読出信号RFはRFアンプ部31に供給され、フォーカ
スエラー信号FEはフォーカシングサーボ部32、トラ
ッキングエラー信号TEはトラッキングサーボ部33お
よびトラックカウンタ部34に供給される。
【0016】RFアンプ部31では、読出信号RFが増
幅されると共に2値化されて、ディジタルの再生データ
信号RDとされる。この再生データ信号RDは信号処理
部60に供給される。またRFアンプ部31では再生デ
ータ信号RDからセクター信号SDが分離されてセクタ
ー周期検出部35に供給されると共に、トラックアドレ
ス信号ADが分離されてシークコントローラ37に供給
される。
【0017】信号処理部60では、再生データ信号RD
の復調処理や誤り検出訂正処理等が行われて出力データ
信号DOUTが生成されて出力される。また入力データ信
号DINが信号処理部60に供給されると誤り検出訂正の
ためのデータが付加されると共に変調処理等が行われ
て、入力データ信号DINが光ディスク100に対する記
録に適した記録信号WDに変換されて光ビーム出力制御
部62に供給される。ここで、光ディスクが相変化形デ
ィスクであるときには、記録信号WDに基づき駆動信号
LDが生成されて半導体レーザ21の光ビーム出力が制
御されることにより、光ディスク100に信号が記録さ
れる。また光ディスク100が光磁気形ディスクである
ときには、記録信号WDに基づき半導体レーザ21の光
ビーム出力と図示しない磁気ヘッドからの磁界が制御さ
れて光ディスク100に信号が記録される。
【0018】セクター周期検出部35は、RFアンプ部
31で分離されたセクター信号SDの周期が検出され
る。この検出結果を示す信号DTはゾーン判別部36に
供給される。ゾーン判別部36では、信号DTに基づき
光ビームが照射されている光ディスク100のゾーンの
判別が行われ、判別結果を示す信号ZAがシークコント
ローラ37に供給される。なお、光ディスク100で
は、ゾーンによってセクター数が変化するのでゾーンの
切り替わり位置ではセクター信号SDが連続しない。こ
のためゾーン判別部36では、信号DTに基づきセクタ
ー信号SDの周期が2回連続してほぼ同じ周期であった
ときに、このときの周期に基づいてゾーンの判別が行わ
れる。
【0019】フォーカシングサーボ部32では、フォー
カス誤差信号FEに基づきフォーカス駆動信号FDが生
成される。このフォーカス駆動信号FDがフォーカシン
グアクチュエータ22に供給されることにより、光ピッ
クアップ部20からの光ビームが光ディスク100の記
録面で合焦されるように対物レンズを駆動するフォーカ
スサーボ動作が行われる。なお、フォーカシングサーボ
部32は後述するシステムコントローラ50との信号C
Fによって制御される。
【0020】トラッキングサーボ部33では、トラッキ
ング誤差信号TEに基づきトラッキング駆動信号TDが
生成される。このトラッキング駆動信号TDがトラッキ
ングアクチュエータ23に供給されることにより、光ピ
ックアップ部20からの光ビームの照射位置が光ディス
ク100のトラック上に正しく照射されるように対物レ
ンズを駆動するトラッキングサーボ動作が行われる。ま
た、トラッキングサーボ部33は後述するトラックカウ
ンタ部34やシークコントローラ37から制御信号CT
A,CTBが供給されており、この制御信号CTA,C
TBに基づきトラッキングサーボ動作が制御される。
【0021】トラックカウンタ部34では、トラッキン
グ誤差信号TEに基づきシーク動作中に横切ったトラッ
ク数がカウントされる。すなわち、図2Aに示すように
光ディスク100に照射される光ビームの中心が、例え
ばトラックであるランド部上の位置P1から隣接するト
ラックであるランド部上の位置P5に移動される場合、
トラッキング誤差信号TEの信号レベルは、図2Bに示
すように光ビームが位置P1から移動されると共に例え
ば正極側に増加する。その後、光ビームの中心がランド
部とグルーブ部の境界である位置P2とされると、トラ
ッキング誤差信号TEの信号レベルは最大値SMAXとさ
れる。さらに光ビームの照射位置が移動されるとトラッ
キング誤差信号TEの信号レベルは減少されて、レーザ
ビームの中心がグルーブ部のほぼ中央である位置P3と
されたときに信号レベルは「0」とされる。光ビームの
中心がグルーブ部とランド部の境界である位置P4とさ
れた場合には信号レベルは最小値SMINとされ、光ビー
ムの中心がランド部の中央の位置P5とされたときに再
び信号レベルは「0」とされる。
【0022】このように、トラッキング誤差信号TE
は、光ビームの照射位置がランド部上の位置P1から隣
接するランド部上の位置P5に移動されるときに、トラ
ッキング誤差信号TEの信号レベルの変化が1サイクル
となる。このため、トラッキング誤差信号TEの信号レ
ベルの変化を検出することで、光ビームが横切ったトラ
ック数をカウントすることができる。
【0023】また、トラックカウンタ部34には、後述
するシークコントローラ37から信号CCが供給されて
トラックカウンタ部34のカウンタがセットされてお
り、このセットされた値とトラッキングエラー信号TE
に基づき横切ったトラック数との差が「0」または略
「0」とされたか否かに基づき制御信号SSが生成され
てスレッドサーボ部41に供給されると共に、制御信号
CTBがトラッキングサーボ部33に供給されて、トラ
ッキングサーボ動作が制御される。
【0024】シークコントローラ37では、システムコ
ントローラ50からのシーク命令CSによって指令され
たトラックアドレス位置と、RFアンプ部31からのト
ラックアドレス信号ADに基づく現在光ビームが照射さ
れているトラックアドレス位置とのトラック差が算出さ
れて、このトラック差を示す信号CCがトラックカウン
タ部34に供給されて、上述したようにトラックカウン
タ部34のカウンタがセットされる。また、シーク動作
を開始させるための制御信号CTAがトラッキングサー
ボ部33に供給されると共に、制御信号CLがスレッド
サーポ部41に供給される。
【0025】スレッドサーボ部41では、シークコント
ローラ37からの制御信号CLおよびトラックカウンタ
部34からの制御信号SSに基づきスレッド駆動信号S
LDが生成される。このスレッド駆動信号SLDがスレ
ッドモータ42に供給されることにより、スレッドモー
タ42によって光ピックアップ部20が光ディスク10
0の径方向に移動されて、光ディスク100に対する光
ピックアップ部20からの光ビームの照射位置が制御さ
れる。
【0026】システムコントローラ50では、上述した
ようにシークコントローラ37に対してのシーク命令C
Sの出力や、フォーカシングサーボ部32との信号CF
の処理が行われる。また、システムコントローラ50に
はスピンドルサーボ部45が接続されており、システム
コントローラ50から光ディスク100を所定の回転速
度とするための制御信号SPCが供給される。この制御
信号SPCに基づきスピンドルサーボ部45でスピンド
ル駆動信号SPDが生成される。このスピンドル駆動信
号SPDがスピンドルモータ46に供給されることによ
って光ディスク100が所定の速度で回転駆動される。
【0027】この発明では、目的のトラックアドレス信
号の位置と現在の光ビームの照射位置との距離が大きく
光ピックアップ部全体を動かす粗シーク動作が終了し、
トラックアドレス信号が検出可能とされる前にゾーン検
出を行い、目的のトラックアドレス信号のゾーンでなけ
れば、目的のトラックアドレス信号の位置のゾーンに照
射位置を移動させるリカバリー動作としての粗シーク動
作を行ない、目的のトラックアドレス信号の位置に近づ
いたときには、光ピックアップ部の対物レンズを駆動し
て光ビームの照射位置を制御する詳細シーク動作を行う
ものとして、シーク動作で要する時間の短縮化を図るも
のである。
【0028】次に、このシーク動作を図3のフローチャ
ートを使用して説明する。なお、図3はシーク動作を制
御するシークコントローラ37の動作を示している。
【0029】ステップST1では、システムコントロー
ラ50からゾーンを超える距離の長いシーク動作を行う
シーク命令CSが供給されたか否かが判別される。ここ
で、シーク命令CSが供給されていないときにはステッ
プST1に戻り、シーク命令CSが供給されたときには
ステップST2に進む。
【0030】ステップST2では、シーク命令CSによ
って指令されたトラックアドレス位置と、RFアンプ部
31からのトラックアドレス信号ADに基づく現在光ビ
ームが照射されているトラックアドレス位置とのトラッ
ク差が算出されると共に、この算出されたトラック差を
示す信号CCが生成されてトラックカウンタ部34に供
給されてステップST3に進む。なお、トラックカウン
タ部34では、この信号CCに基づいてカウンタがセッ
トされる。
【0031】ステップST3では、指令されたトラック
アドレス位置を目標とする粗シーク動作が開始される。
すなわち、制御信号CTAによってトラッキングサーボ
部33のトラッキングサーボ動作が停止されると共に、
制御信号CLによってスレッドサーボ部41が制御され
てスレッドモータ42によって光ピックアップ部20の
移動が開始されてステップST4に進む。
【0032】このとき、トラックカウンタ部34では、
トラッキングエラー信号TEに基づき横切ったトラック
数が検出されて、信号CCでセットされた値との差が
「0」あるいは略「0」であることを示す信号SSが生
成されてシークコントローラ37およびスレッドサーボ
部41に供給される。ここで、横切ったトラック数とセ
ットされた値との差が「0」または略「0」とされたと
きには、スレッドサーボ部41によってスレッドモータ
42の駆動が停止されて光ピックアップ部20を移動さ
せる粗シーク動作が終了される。
【0033】ステップST4では、スレッドサーボ部4
1からの信号SVによって粗シークが終了されたか否か
が判別されて、粗シーク動作が終了されたときにはステ
ップST5に進み、粗シーク動作が終了されていないと
きにはステップST7に進む。すなわち、スレッドサー
ボ部41で信号SSに基づき横切ったトラック数とセッ
トされた値との差が「0」または略「0」とされたこと
が判別されたときには、スレッドモータ42の駆動が停
止されて光ピックアップ部20の移動が停止され粗シー
ク動作が終了されると共に信号SVがシークコントロー
ラ37に供給されて、粗シーク動作が終了されたことが
シークコントローラ37で判別される。なお、横切った
トラック数とセットされた値との差が「0」または略
「0」とされたときには、トラックカウンタ部34から
の制御信号CTBによってトラッキングサーボ部33の
トラッキングサーボ動作が開始される。このようにして
粗シーク動作が終了されるとステップST5に進む。
【0034】ステップST5では、ゾーン判別部36か
らの信号ZAに基づき、現在光ビームが照射しているゾ
ーンが目的のゾーンであるか否かが判別される。ここ
で、目的のゾーンでないときにはステップST6に進
み、目的のゾーンであればステップST9に進む。
【0035】ステップST6では、目的のゾーンのトラ
ックアドレス信号と現在のゾーンのトラックアドレス信
号に基づきトラックアドレス差が求められ、直ちに目的
のゾーンヘのシーク動作が開始されてステップST4に
戻る。
【0036】ステップST4で粗シーク動作が終了され
ていないと判別されてステップST7に進むと、ステッ
プST7ではゾーン判別部36からの信号ZAに基づ
き、現在光ビームが照射しているゾーンが目的のゾーン
をすでに通り過ぎたか否かが判別される。なお、粗シー
ク動作でのシーク方向が分かっていると共に、ZCLV
記録ではシーク方向が外周方向であればセクター数は単
調増加し、シーク方向が内周方向であればセクター数が
単調減少することから、セクタ周期検出部35でセクタ
周期を検出することにより容易に目的のゾーンを通り過
ぎたか否かを判別することもできる。このステップST
7で目的のゾーンをすでに通り過ぎたと判別されないと
きにはステップST4に戻り、目的のゾーンをすでに通
り過ぎたと判別されたときにはステップST8に進む。
【0037】ステップST8では、制御信号CLに基づ
きスレッドサーポ部41で光ピックアップ部20の移動
が停止されて粗シーク動作の強制終了が行われてステッ
プST4に戻る。
【0038】ステップST5で目的のゾーンであると判
別されてステップST9に進むと、RFアンプ部31か
らのトラックアドレス信号ADに基づき現在光ビームが
照射されているトラックアドレス位置の検出が行われ
る。なお、ステップST8で粗シーク動作の強制終了が
行われたときには制御信号CTAがトラッキングサーボ
部33に供給されて、トラッキングサーボ部33でのト
ラッキングサーボ動作が開始される。ここでトラックア
ドレス位置が検出されるとステップST10に進む。
【0039】ステップST10では、検出されたトラッ
クアドレス位置に基づき、光ビームの照射位置が指令さ
れたトラックアドレス位置となるように詳細シーク動作
が開始されてステップST11に進む。
【0040】ステップST11では、RFアンプ部31
からのトラックアドレス信号ADに基づくトラックアド
レス位置が指令されたトラックアドレス位置とされたか
否かが判別される。ここでトラックアドレス位置が一致
しない場合にはステップST11に戻り、トラックアド
レス位置が一致するまで詳細シーク動作が行われ、トラ
ックアドレス位置が一致したときにはシーク動作が終了
される。
【0041】このように、上述の実施の形態によれば、
粗シーク動作中にゾーン判別部36で現在光ビームが照
射しているゾーンを判別して、光ビームの照射位置を所
望のトラックアドレス位置のゾーンに移動させるリカバ
リ−動作が行われるので、従来のようにリカバリー動作
を開始する際にトラックアドレス位置を検出する必要が
なくシーク時間を短縮することができる。
【0042】例えば、従来のようにトラックアドレス位
置を検出してリカバリー動作を開始する場合には、クロ
ック周波数が変化するので広帯域PLL回路を用いて位
相をロックさせる必要がありトラックアドレス位置の読
み出しに10ms以上の時間を要してしまう。しかし、
この発明のように、ゾーンを判別してリカバリー動作を
行うものでは、光ディスク100の最内周のゾーンが2
0セクターで構成され、この光ディスク100を回転数
70rpsでCAV再生するものとした場合、セクター
周期Tは式(1)より算出される。
【0043】 セクター周期T=1/(20×70)=0.71ms ……式(1) ここで、ZCLV方式では図4に示すように外周のゾー
ンほどセクター数は多くなるので外周のゾーンほどセク
ター周期Tは短いものとされる。このため、セクター周
期が2回連続してほぼ同じ周期であったときにゾーンを
判別するものとした場合、光ディスク100のどのゾー
ンでも約1.5ms以内でゾーン判別が可能となり、ト
ラックアドレス位置を検出する場合よりも短時間でリカ
バリー動作を開始することができる。
【0044】さらに、光ディスク上のタイミング基準で
あると共に、分離が簡単にできるようになされたセクタ
ー信号の周期からゾーンを判別するものであることか
ら、トラックアドレス位置を読み出す場合よりもディス
ク上の汚れやキズの影響を受けることが少なく、シーク
動作をより確実に行うことができる。
【0045】また、外部からの衝撃やゴミの付着など突
発事故でシーク動作が大幅に狂った時にも素早く目的の
ゾーンに復帰できるので、シーク時間を短縮できる。さ
らに、シーク動作中でなくとも、衝撃等でトラッキング
が外れた場合には、ゾーン判別部36で光ビームが照射
されているゾーンを判別することができるので直ちにリ
カバリー動作が開始されて、所定のトラックの位置に光
ビームの照射位置を戻すことができる。
【0046】
【発明の効果】この発明によれば、ディスク状記録媒体
を再生して得られたセクター信号の周期を検出して信号
再生位置のゾーンを判別するものとし、粗シーク動作中
や粗シーク動作終了時にゾーンを判別し、判別結果に基
づいて信号読出手段が移動される。このため、シーク動
作中に光ディスクのほこりやキズで光ビームの照射位置
が目的のゾーンとは大幅に異なった位置とされても、光
ビームの照射位置が速やかの所望のゾーンとされるので
シーク時間を短いものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るディスク装置の構成を示す図で
ある。
【図2】光ビームの照射位置とトラッキング誤差信号の
関係を示す図である。
【図3】光ディスク装置のシーク動作を示すフローチャ
ートである。
【図4】ZCLV方式の光ディスクの構成を示す図であ
る。
【符号の説明】
10・・・ディスク装置、20・・・光ピックアップ
部、31・・・RFアンプ部、32・・・フォーカシン
グサーボ部、33・・・トラッキングサーボ部、34・
・・トラックカウンタ部、35・・・セクタ同期検出
部、36・・・ゾーン判別部、37・・・シークコント
ローラ、41・・・スレッドサーボ部、42・・・スレ
ッドモータ、50・・・システムコントローラ、100
・・・光ディスク

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録トラックが径方向で区分されて複数
    のゾーンが形成されると共に、ゾーンが周方向に区分さ
    れてそれぞれのゾーンで固有の数のセクターが形成され
    たディスク状記録媒体を用い、 上記ディスク状記録媒体のゾーン毎に上記ディスク状記
    録媒体を一定の線速度で回転させて記録された信号を、
    上記ディスク状記録媒体を一定の角速度で回転させて再
    生するディスク装置において、 上記ディスク状記録媒体に記録された信号を再生し、 得られたセクター信号の周期を検出して信号再生位置が
    上記複数のゾーンのいずれのゾーンであるかを判別する
    ことを特徴とするディスク装置の再生位置検出方法。
  2. 【請求項2】 記録トラックが径方向で区分されて複数
    のゾーンが形成されると共に、ゾーンが周方向に区分さ
    れてそれぞれのゾーンで固有の数のセクターが形成され
    たディスク状記録媒体を用い、 上記ディスク状記録媒体のゾーン毎に上記ディスク状記
    録媒体を一定の線速度で回転させて記録された信号を、
    上記ディスク状記録媒体を一定の角速度で回転させて再
    生するディスク装置において、 信号再生位置を所望の位置とするシーク動作時に、上記
    ディスク状記録媒体を再生して得られたセクター信号の
    周期を検出して信号再生位置のゾーンを判別し、 上記ゾーン判別結果に基づき、上記ディスク状記録媒体
    の信号を読み出す信号読出手段の位置を制御することを
    特徴とするディスク装置のシーク動作制御方法。
  3. 【請求項3】 上記シーク動作時において、上記信号読
    出手段を移動させる粗シーク動作が終了したときには、
    上記ディスク状記録媒体を再生してゾーンを判別し、 判別されたゾーンが上記所望の位置のゾーンでないとき
    には、上記所望の位置のゾーンに上記信号読出手段を移
    動させることを特徴とする請求項2記載のディスク装置
    のシーク動作制御方法。
  4. 【請求項4】 上記シーク動作時において、上記信号読
    出手段を移動させる粗シーク動作中に上記ディスク状記
    録媒体を再生してゾーンを判別し、 判別されたゾーンが上記所望の位置のゾーンを越えたと
    きには、上記粗シーク動作を終了させて、上記所望の位
    置のゾーンに上記信号読出手段を移動させることを特徴
    とする請求項2記載のディスク装置のシーク動作制御方
    法。
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