JPH10242986A - セル廃棄方法および該方法を実現するための装置 - Google Patents
セル廃棄方法および該方法を実現するための装置Info
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- JPH10242986A JPH10242986A JP4520397A JP4520397A JPH10242986A JP H10242986 A JPH10242986 A JP H10242986A JP 4520397 A JP4520397 A JP 4520397A JP 4520397 A JP4520397 A JP 4520397A JP H10242986 A JPH10242986 A JP H10242986A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 複数のコネクションがバッファを共有してい
る場合の入力側におけるセルの連続廃棄、着端末で廃棄
されてしまうセルを無駄に転送するという無駄なリソー
スの消費、発側に返送されるAckの遅延によるスルー
プットの低下を少なくし、さらに、同時接続数の限界を
解消することが可能なセル廃棄方法およびそのための装
置を提供すること。 【解決手段】 バッファ1の状態を監視するバッファ監
視手段(バッファ監視部2)と、該バッファ監視手段に
よって得られるバッファのキュー長と予め決められたし
きい値とを比較する比較手段(同比較部3)と、該比較
手段による比較の結果、バッファのキュー長が予め決め
られたしきい値を越えた場合に、バッファ内の一定数の
セルを廃棄するバッファ制御手段(同バッファ制御部
4)とから構成される。
る場合の入力側におけるセルの連続廃棄、着端末で廃棄
されてしまうセルを無駄に転送するという無駄なリソー
スの消費、発側に返送されるAckの遅延によるスルー
プットの低下を少なくし、さらに、同時接続数の限界を
解消することが可能なセル廃棄方法およびそのための装
置を提供すること。 【解決手段】 バッファ1の状態を監視するバッファ監
視手段(バッファ監視部2)と、該バッファ監視手段に
よって得られるバッファのキュー長と予め決められたし
きい値とを比較する比較手段(同比較部3)と、該比較
手段による比較の結果、バッファのキュー長が予め決め
られたしきい値を越えた場合に、バッファ内の一定数の
セルを廃棄するバッファ制御手段(同バッファ制御部
4)とから構成される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報フレームをセ
ルに分解し、そのセルを転送するデータ通信を行う際
の、輻輳時のノードにおけるセル廃棄方法に関し、特
に、LAN(LocalArea Network)間通信などに適用
され、ネットワークを構成するノードに対して有効な、
またその結果、ネットワークのスループットを向上させ
るのに有効なセル廃棄方法およびその方法を実現するた
めのセル廃棄装置に関する。
ルに分解し、そのセルを転送するデータ通信を行う際
の、輻輳時のノードにおけるセル廃棄方法に関し、特
に、LAN(LocalArea Network)間通信などに適用
され、ネットワークを構成するノードに対して有効な、
またその結果、ネットワークのスループットを向上させ
るのに有効なセル廃棄方法およびその方法を実現するた
めのセル廃棄装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の典型的なセル廃棄方法の概要を図
6に示す。この方法は、ノードが常にバッファに格納さ
れたセルのキューの長さすなわちキュー長を管理してお
り、このキュー長がバッファ長(バッファの物理的な容
量)に等しくなってバッファに空きがなくなった場合、
新たにノードに到達する到着セルを廃棄するというもの
である。すなわち、図6に示した例で説明すると、バッ
ファ長4のバッファに3個のセル(セル2,3,4)が
既に格納されており(図6(a))、そこに2個のセル
(セル5,6)が到着した場合、まずセル5が入力され
てバッファが満杯になってセル6のための空きがなくな
るため、セル6は廃棄される(図6(b))。
6に示す。この方法は、ノードが常にバッファに格納さ
れたセルのキューの長さすなわちキュー長を管理してお
り、このキュー長がバッファ長(バッファの物理的な容
量)に等しくなってバッファに空きがなくなった場合、
新たにノードに到達する到着セルを廃棄するというもの
である。すなわち、図6に示した例で説明すると、バッ
ファ長4のバッファに3個のセル(セル2,3,4)が
既に格納されており(図6(a))、そこに2個のセル
(セル5,6)が到着した場合、まずセル5が入力され
てバッファが満杯になってセル6のための空きがなくな
るため、セル6は廃棄される(図6(b))。
【0003】また他の従来のセル廃棄方法として、図7
に示す方法も提案されている。この方法は、ノードが常
にバッファのキュー長を管理しており、キュー長がバッ
ファ長より小さいある所定のしきい値を越えた場合には
新たな到着セルおよびそのセルが属するパケットに含ま
れるセルを全て廃棄するというものである。すなわち、
図7に示した例で説明すると、バッファ長4に対して例
えばしきい値を予め3に決めておく。バッファにパケッ
トAの一部のセル2とパケットBのセル3,4が格納さ
れているとする(図7(a))。そこに、セル5,6か
らなるパケットCが到着すると、バッファの空きは1で
あるからセル6ははみ出してしまう。そのため、セル6
が属するパケットCに含まれるセルはセル5を含めて全
て廃棄される(図7(b))。
に示す方法も提案されている。この方法は、ノードが常
にバッファのキュー長を管理しており、キュー長がバッ
ファ長より小さいある所定のしきい値を越えた場合には
新たな到着セルおよびそのセルが属するパケットに含ま
れるセルを全て廃棄するというものである。すなわち、
図7に示した例で説明すると、バッファ長4に対して例
えばしきい値を予め3に決めておく。バッファにパケッ
トAの一部のセル2とパケットBのセル3,4が格納さ
れているとする(図7(a))。そこに、セル5,6か
らなるパケットCが到着すると、バッファの空きは1で
あるからセル6ははみ出してしまう。そのため、セル6
が属するパケットCに含まれるセルはセル5を含めて全
て廃棄される(図7(b))。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図6に示す如き従来の
典型的なセル廃棄方法では、バッファに空きがなくなり
輻輳状態になった場合、次のような問題が生じる。 (1)複数のコネクションがバッファを共有している場
合、出力速度より入力速度の方が高速になる。よって、
輻輳状態になりバッファに空きが無くなった場合、入力
側でセルが連続して廃棄されてしまう可能性が高い。
典型的なセル廃棄方法では、バッファに空きがなくなり
輻輳状態になった場合、次のような問題が生じる。 (1)複数のコネクションがバッファを共有している場
合、出力速度より入力速度の方が高速になる。よって、
輻輳状態になりバッファに空きが無くなった場合、入力
側でセルが連続して廃棄されてしまう可能性が高い。
【0005】(2)例えばATM(Asynchronous Tra
nsfer Mode;非同期転送モード)のように、1つの上
位レイヤのパケットを複数の下位レイヤのセルに分割し
て送信する方式を対象とした場合、上述した従来の典型
的なセル廃棄方式では下位レイヤのセル単位に廃棄する
ので、上位レイヤのパケットを構成する下位レイヤセル
の一部だけを廃棄した形になる。しかし、同一パケット
に属する廃棄されなかったセルも着端末で廃棄される。
つまり、着端末で廃棄されてしまうセルを転送している
ことになり、リソースを無駄に消費する。
nsfer Mode;非同期転送モード)のように、1つの上
位レイヤのパケットを複数の下位レイヤのセルに分割し
て送信する方式を対象とした場合、上述した従来の典型
的なセル廃棄方式では下位レイヤのセル単位に廃棄する
ので、上位レイヤのパケットを構成する下位レイヤセル
の一部だけを廃棄した形になる。しかし、同一パケット
に属する廃棄されなかったセルも着端末で廃棄される。
つまり、着端末で廃棄されてしまうセルを転送している
ことになり、リソースを無駄に消費する。
【0006】(3)例として、IP over ATM
(IPパケットをATMで転送する方式)の上位レイヤ
でTCP(Transmission Control Protocol)を用い
る場合を考える。TCPのfast-retransmitというウィ
ンドウ制御方式は、発側TCPが特定のパケットの再送
を要求するAckを重複して受信した場合に、輻輳が起
きているものとし、発側のウィンドウを小さくする。し
かし、上述した従来の典型的なセル廃棄方法では、空き
バッファゼロとなった輻輳時の到着セルを廃棄するの
で、廃棄されたセルの後続セルはバッファを通過するの
に全バッファ中のセル数分の待ち時間だけ待たねばなら
ない。よって、その待ち時間分だけ、着側に廃棄された
セルに連続する次のセルが到着するのが遅れ、発側にA
ckが返されるのが遅れる。つまり、発側TCPがウィ
ンドウ制御をかけるのが遅れる。その結果、多くのセル
が廃棄され、TCPのタイムアウトが起こり、スループ
ットが著しく落ちる可能性が大きい。
(IPパケットをATMで転送する方式)の上位レイヤ
でTCP(Transmission Control Protocol)を用い
る場合を考える。TCPのfast-retransmitというウィ
ンドウ制御方式は、発側TCPが特定のパケットの再送
を要求するAckを重複して受信した場合に、輻輳が起
きているものとし、発側のウィンドウを小さくする。し
かし、上述した従来の典型的なセル廃棄方法では、空き
バッファゼロとなった輻輳時の到着セルを廃棄するの
で、廃棄されたセルの後続セルはバッファを通過するの
に全バッファ中のセル数分の待ち時間だけ待たねばなら
ない。よって、その待ち時間分だけ、着側に廃棄された
セルに連続する次のセルが到着するのが遅れ、発側にA
ckが返されるのが遅れる。つまり、発側TCPがウィ
ンドウ制御をかけるのが遅れる。その結果、多くのセル
が廃棄され、TCPのタイムアウトが起こり、スループ
ットが著しく落ちる可能性が大きい。
【0007】図7に示した従来の他のセル廃棄方法で
は、所定のしきい値を越えた場合に新たな到着セルおよ
びそのセルが属するパケットに含まれるセルを全て廃棄
するようにしたので、上記(1)(2)の問題点につい
ては若干解消することができる。しかし、この方式は上
記(3)の問題点を解決できないばかりか、次の(4)
に示すような問題点を有している。
は、所定のしきい値を越えた場合に新たな到着セルおよ
びそのセルが属するパケットに含まれるセルを全て廃棄
するようにしたので、上記(1)(2)の問題点につい
ては若干解消することができる。しかし、この方式は上
記(3)の問題点を解決できないばかりか、次の(4)
に示すような問題点を有している。
【0008】(4)ノードは、各コネクション毎に区別
され、新規にバッファに到着したセルを廃棄するかバッ
ファに入力するかを記したテーブルを保持し、セルが到
着する毎にアクセスして、そのセルの処理を決めなけれ
ばならない。従って、セルが入力する毎にテーブルにア
クセスしなければならないので、処理時間などの問題か
ら、同時接続数に限界がある。
され、新規にバッファに到着したセルを廃棄するかバッ
ファに入力するかを記したテーブルを保持し、セルが到
着する毎にアクセスして、そのセルの処理を決めなけれ
ばならない。従って、セルが入力する毎にテーブルにア
クセスしなければならないので、処理時間などの問題か
ら、同時接続数に限界がある。
【0009】本発明は、上記問題点を解決し、複数のコ
ネクションがバッファを共有している場合の入力側にお
けるセルの連続廃棄、着端末で廃棄されてしまうセルを
無駄に転送するという無駄なリソースの消費、発側に返
送されるAckの遅延によるスループットの低下を少な
くし、さらに、同時接続数の限界を解消することが可能
なセル廃棄方法およびその方法を実現するためのセル廃
棄装置を提供することを目的としている。
ネクションがバッファを共有している場合の入力側にお
けるセルの連続廃棄、着端末で廃棄されてしまうセルを
無駄に転送するという無駄なリソースの消費、発側に返
送されるAckの遅延によるスループットの低下を少な
くし、さらに、同時接続数の限界を解消することが可能
なセル廃棄方法およびその方法を実現するためのセル廃
棄装置を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明のセル廃棄方法
は、上記目的を達成するために、ノードで常にバッファ
を管理しバッファのキュー長を監視しており、キュー長
が予め決められたしきい値S1を越えた場合(図5のス
テップ102:Y)、一定個数Dのセルをバッファ(バ
ッファの出力側)からまとめて廃棄する(同ステップ1
03)ようにしたことを特徴としている。
は、上記目的を達成するために、ノードで常にバッファ
を管理しバッファのキュー長を監視しており、キュー長
が予め決められたしきい値S1を越えた場合(図5のス
テップ102:Y)、一定個数Dのセルをバッファ(バ
ッファの出力側)からまとめて廃棄する(同ステップ1
03)ようにしたことを特徴としている。
【0011】また、本発明のセル廃棄装置は、ノードに
おけるバッファ(図4のバッファ1)の状態を監視する
バッファ監視手段(同バッファ監視部2)と、該バッフ
ァ監視手段によって得られるバッファのキュー長と予め
決められたしきい値とを比較する比較手段(同比較部
3)と、該比較手段による比較の結果、バッファのキュ
ー長が予め決められたしきい値を越えた場合に、バッフ
ァ内の一定個数Dのセルを廃棄するバッファ制御手段
(同バッファ制御部4)とを有することを特徴としてい
る。なお、ここで、一定個数Dとは、バッファ長の1/
3や1/4といった大きな値を前提としている。
おけるバッファ(図4のバッファ1)の状態を監視する
バッファ監視手段(同バッファ監視部2)と、該バッフ
ァ監視手段によって得られるバッファのキュー長と予め
決められたしきい値とを比較する比較手段(同比較部
3)と、該比較手段による比較の結果、バッファのキュ
ー長が予め決められたしきい値を越えた場合に、バッフ
ァ内の一定個数Dのセルを廃棄するバッファ制御手段
(同バッファ制御部4)とを有することを特徴としてい
る。なお、ここで、一定個数Dとは、バッファ長の1/
3や1/4といった大きな値を前提としている。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明は、ノードで常にバッファ
を管理しており、バッファのキュー長が所定のしきい値
を越えた場合、一定個数のセルをバッファ、例えば、バ
ッファの出力側からまとめて廃棄する。このように本発
明は、一度に多数の連続するセルをまとめて廃棄するよ
うにしているので、恒常的に同時接続が多く網の能力に
比べて高いトラヒックが流れている割合が多い網を前提
にすると、非常に簡易な制御でありながら、上述した
(1)(2)に示す問題点を緩和でき、また上述した
(3)に示す問題点をも解決できる。また、まとめて廃
棄するという非常に簡易な制御で実現できるので、上述
した(4)に示す問題点を解決できる。
を管理しており、バッファのキュー長が所定のしきい値
を越えた場合、一定個数のセルをバッファ、例えば、バ
ッファの出力側からまとめて廃棄する。このように本発
明は、一度に多数の連続するセルをまとめて廃棄するよ
うにしているので、恒常的に同時接続が多く網の能力に
比べて高いトラヒックが流れている割合が多い網を前提
にすると、非常に簡易な制御でありながら、上述した
(1)(2)に示す問題点を緩和でき、また上述した
(3)に示す問題点をも解決できる。また、まとめて廃
棄するという非常に簡易な制御で実現できるので、上述
した(4)に示す問題点を解決できる。
【0013】以下、本発明の実施例を図面を用いて詳細
に説明する。本発明が適用するデータ通信の例として、
以下では、IP over ATM等のTCPパケット
をATMセルで運ぶものを前提として説明する。図1
は、本発明の概要を説明するための図であり、バッファ
のしきい値S1を「3」に設定した場合の例である。図
1(a)において、バッファには既にしきい値S1と等
しい3個のセル(セル2,3,4)が格納されている。
ここに新たにセル5が到着するとする。その場合、セル
5を格納するとバッファはしきい値を越えてしまうの
で、図1(b)に示すように、バッファ(の出力側)か
らD(cell)すなわちセル2,3,4を廃棄する。
に説明する。本発明が適用するデータ通信の例として、
以下では、IP over ATM等のTCPパケット
をATMセルで運ぶものを前提として説明する。図1
は、本発明の概要を説明するための図であり、バッファ
のしきい値S1を「3」に設定した場合の例である。図
1(a)において、バッファには既にしきい値S1と等
しい3個のセル(セル2,3,4)が格納されている。
ここに新たにセル5が到着するとする。その場合、セル
5を格納するとバッファはしきい値を越えてしまうの
で、図1(b)に示すように、バッファ(の出力側)か
らD(cell)すなわちセル2,3,4を廃棄する。
【0014】図2は、本発明を適用するネットワーク構
成の一例を示す図である。同図の例は、N台の発端末か
ら送信側ノードA、150Mbpsの回線、受信側ノー
ドBを介してN台の着端末に接続されている場合を示し
ている。
成の一例を示す図である。同図の例は、N台の発端末か
ら送信側ノードA、150Mbpsの回線、受信側ノー
ドBを介してN台の着端末に接続されている場合を示し
ている。
【0015】図3は、状態推移の具体例を示す図であ
る。図3(a)は、例として上位レイヤで、TCPを用
いた場合の送信側のウィンドウサイズ(Mbps)の推
移モデルであり、図3(b)は、しきい値S1=B−1
としたときの対応する送信側ノードのキュー長(Mbp
s)の推移を示している。
る。図3(a)は、例として上位レイヤで、TCPを用
いた場合の送信側のウィンドウサイズ(Mbps)の推
移モデルであり、図3(b)は、しきい値S1=B−1
としたときの対応する送信側ノードのキュー長(Mbp
s)の推移を示している。
【0016】図3では、T1において送信側のウィンド
ウサイズがリンク帯域を超え、バッファのキュー長はそ
の影響を受けてt1の時点から増え始める。キュー長
は、t2の時点において、しきい値S1(=B−1)よ
り大きくなってバッファの大きさ(B)と等しくなり、
バッファからDセルを廃棄する。この廃棄によってキュ
ー長はB−Dとなる。t2の時点におけるセル廃棄の影
響によりウィンドウサイズが下がり出すのがT3であ
る。T3で送信側のウィンドウサイズが下がり出力パケ
ット数が減少する影響からノードのキュー長が下がり始
めるのがt3の時点である。
ウサイズがリンク帯域を超え、バッファのキュー長はそ
の影響を受けてt1の時点から増え始める。キュー長
は、t2の時点において、しきい値S1(=B−1)よ
り大きくなってバッファの大きさ(B)と等しくなり、
バッファからDセルを廃棄する。この廃棄によってキュ
ー長はB−Dとなる。t2の時点におけるセル廃棄の影
響によりウィンドウサイズが下がり出すのがT3であ
る。T3で送信側のウィンドウサイズが下がり出力パケ
ット数が減少する影響からノードのキュー長が下がり始
めるのがt3の時点である。
【0017】従って、t2とt3の間には、信号が伝送
経路上のある点(ノードなど)から順方向に受信端末ま
で行き、次に送信端末まで戻り、次に最初に記した点
(ノードなど)まで戻るのにかかる伝播遅延時間を示す
RTT(Round Trip Time)の差があり、t3=t2
+RTTが成立する。t4でキュー長は0になる。な
お、図3では、発端末のウィンドウの変化を示すf1
と、そのウィンドウの変化によって起こるノードのキュ
ー長の変化を示すf2を表現しているので、Ti+△t
=ti(△t:発端末からノードまでの伝播遅延)が成
立する。
経路上のある点(ノードなど)から順方向に受信端末ま
で行き、次に送信端末まで戻り、次に最初に記した点
(ノードなど)まで戻るのにかかる伝播遅延時間を示す
RTT(Round Trip Time)の差があり、t3=t2
+RTTが成立する。t4でキュー長は0になる。な
お、図3では、発端末のウィンドウの変化を示すf1
と、そのウィンドウの変化によって起こるノードのキュ
ー長の変化を示すf2を表現しているので、Ti+△t
=ti(△t:発端末からノードまでの伝播遅延)が成
立する。
【0018】次に、本発明のセル廃棄方法を実現するた
めの装置構成例について説明する。図4は、本発明を実
現するハードウェア例を示す図である。同図において、
1はノードのバッファ、2はバッファ1のキュー長を常
時監視しているバッファ監視部、3はバッファ監視部2
で監視しているバッファ1のキュー長と予め決められて
いるしきい値(S1)とを比較する比較部、4は比較部
3での比較の結果、キュー長が前記予め決められている
しきい値(S1)を越えていたら、バッファ1から一定
個数(D)のセルを、例えば、バッファの出力側から廃
棄させるバッファ制御部である。
めの装置構成例について説明する。図4は、本発明を実
現するハードウェア例を示す図である。同図において、
1はノードのバッファ、2はバッファ1のキュー長を常
時監視しているバッファ監視部、3はバッファ監視部2
で監視しているバッファ1のキュー長と予め決められて
いるしきい値(S1)とを比較する比較部、4は比較部
3での比較の結果、キュー長が前記予め決められている
しきい値(S1)を越えていたら、バッファ1から一定
個数(D)のセルを、例えば、バッファの出力側から廃
棄させるバッファ制御部である。
【0019】図5は、ノードにおける処理手順を示すフ
ローチャートである。次に、図4の構成図と図5のフロ
ーチャートを参照して、ノード側における処理を説明す
る。まず、バッファ監視部2はバッファ1のキュー長を
常時監視しており、バッファがセルを受信すると(ステ
ップ101)、比較部3で、バッファ監視部2はバッフ
ァのキュー長と予め決められているしきい値S1を比較
する(ステップ102)。キュー長がしきい値S1を越
えていた場合(ステップ102:Y)、バッファ制御部
4にその旨を通知する。バッファ制御部4は、該通知を
比較部3から受け取ると、バッファ内セルをD(cel
l)廃棄する(ステップ103)。しかしながら、キュ
ー長がしきい値を越えていない場合は(ステップ10
2:N)、なにもしない。
ローチャートである。次に、図4の構成図と図5のフロ
ーチャートを参照して、ノード側における処理を説明す
る。まず、バッファ監視部2はバッファ1のキュー長を
常時監視しており、バッファがセルを受信すると(ステ
ップ101)、比較部3で、バッファ監視部2はバッフ
ァのキュー長と予め決められているしきい値S1を比較
する(ステップ102)。キュー長がしきい値S1を越
えていた場合(ステップ102:Y)、バッファ制御部
4にその旨を通知する。バッファ制御部4は、該通知を
比較部3から受け取ると、バッファ内セルをD(cel
l)廃棄する(ステップ103)。しかしながら、キュ
ー長がしきい値を越えていない場合は(ステップ10
2:N)、なにもしない。
【0020】以上説明した実施例によると、複数のコネ
クションがバッファを共有している場合でも輻輳状態に
おいて入力側でセルが連続して廃棄されてしまう可能性
が低く、情報パケットを構成する1部のセルのみを廃棄
し端末側で廃棄されるセルを運びリソースを無駄に消費
する可能性も低く、また、網が輻輳状態になった場合の
端末が制御をかけるまでの時間が短くなる。その結果、
網を有効利用でき、網のスループットを向上することが
できる。また、固有のパケットに属するセルを抽出する
等の複雑な制御を必要としないので、同時接続数等の問
題も無く実現性も高い。
クションがバッファを共有している場合でも輻輳状態に
おいて入力側でセルが連続して廃棄されてしまう可能性
が低く、情報パケットを構成する1部のセルのみを廃棄
し端末側で廃棄されるセルを運びリソースを無駄に消費
する可能性も低く、また、網が輻輳状態になった場合の
端末が制御をかけるまでの時間が短くなる。その結果、
網を有効利用でき、網のスループットを向上することが
できる。また、固有のパケットに属するセルを抽出する
等の複雑な制御を必要としないので、同時接続数等の問
題も無く実現性も高い。
【0021】
【発明の効果】本発明のセル廃棄方法によれば、複数の
コネクションがバッファを共有している場合の入力側に
おけるセルの連続廃棄、着端末で廃棄されてしまうセル
を無駄に転送するという無駄なリソースの消費、発側に
返送されるAckの遅延によるスループットの低下を少
なくすることができ、さらに、同時接続数に限界を解消
することができる。
コネクションがバッファを共有している場合の入力側に
おけるセルの連続廃棄、着端末で廃棄されてしまうセル
を無駄に転送するという無駄なリソースの消費、発側に
返送されるAckの遅延によるスループットの低下を少
なくすることができ、さらに、同時接続数に限界を解消
することができる。
【図1】本発明のセル廃棄方法の概要を示す図である。
【図2】本発明を適用するネットワークの構成例を示す
図である。
図である。
【図3】送信側のウィンドウサイズの推移モデルと、そ
れに対応する送信側ノードのキュー長の推移を示す図で
ある。
れに対応する送信側ノードのキュー長の推移を示す図で
ある。
【図4】本発明のセル廃棄装置の一例を示す図である。
【図5】本発明におけるノード側の手順を示す図であ
る。
る。
【図6】従来の典型的なセル廃棄方法を示す図である。
【図7】従来の他のセル廃棄方法を示す図である。
1:バッファ、 2:バッファ監視部、 3:比較部、 4:バッファ制御部
Claims (3)
- 【請求項1】 情報フレーム(パケット)をセルに分解
して転送するデータ通信システムにおけるノード輻輳時
のバッファのセル廃棄方法において、 ノードにおけるバッファの状態を監視し、バッファのキ
ュー長が予め決められたしきい値を越えたかどうかを判
断するステップと、該判断ステップにおいて、バッファ
のキュー長が予め決められたしきい値を越えた場合に一
定数のセルをまとめてバッファから廃棄するステップと
を有することを特徴とするセル廃棄方法。 - 【請求項2】 前記一定数のセルをまとめて廃棄するス
テップは、バッファの出力側から一定数のセルをまとめ
て廃棄するステップであることを特徴とする請求項1記
載のセル廃棄方法。 - 【請求項3】 情報フレーム(パケット)をセルに分解
して転送するデータ通信システムにおけるノード輻輳時
のバッファのセル廃棄装置において、 ノードにおけるバッファの状態を監視するバッファ監視
手段と、該バッファ監視手段によって得られるバッファ
のキュー長と予め決められたしきい値とを比較する比較
手段と、該比較手段による比較の結果、バッファのキュ
ー長が予め決められたしきい値を越えた場合に、バッフ
ァ内の一定数のセルを廃棄するバッファ制御手段とを有
することを特徴とするセル廃棄装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4520397A JPH10242986A (ja) | 1997-02-28 | 1997-02-28 | セル廃棄方法および該方法を実現するための装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4520397A JPH10242986A (ja) | 1997-02-28 | 1997-02-28 | セル廃棄方法および該方法を実現するための装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10242986A true JPH10242986A (ja) | 1998-09-11 |
Family
ID=12712725
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4520397A Pending JPH10242986A (ja) | 1997-02-28 | 1997-02-28 | セル廃棄方法および該方法を実現するための装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10242986A (ja) |
-
1997
- 1997-02-28 JP JP4520397A patent/JPH10242986A/ja active Pending
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