JPH10244092A - 全自動洗濯機 - Google Patents

全自動洗濯機

Info

Publication number
JPH10244092A
JPH10244092A JP9050165A JP5016597A JPH10244092A JP H10244092 A JPH10244092 A JP H10244092A JP 9050165 A JP9050165 A JP 9050165A JP 5016597 A JP5016597 A JP 5016597A JP H10244092 A JPH10244092 A JP H10244092A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
washing
water level
dewatering tub
water
rotation speed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9050165A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshio Taniura
好男 谷浦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP9050165A priority Critical patent/JPH10244092A/ja
Publication of JPH10244092A publication Critical patent/JPH10244092A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Washing Machine And Dryer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 洗濯兼脱水槽内の水位の変化に伴い、回転翼
の回転速度を連続的に制御し、基本性能や電気代等の面
から効率の良い対応を図る。 【解決手段】 短時間洗濯コースの給水と撹拌とを同時
に実行する給水−撹拌同時実施工程において、インバー
タ制御装置27により、洗濯兼脱水槽6内の水位上昇に
伴ってパルセータ7の回転速度がある一定の割合で連続
的に上昇して所定回転速度に到達するように水位検知手
段23の検知データに基づきインバータモータの出力周
波数を制御することにより洗濯中の布傷み、振動を防止
し、また、給排水と洗濯兼脱水槽の一方向回転とを同時
に実行する給排水−槽回転同時実施工程において、水位
検知手段23によりほぼ連続的に検知された洗濯兼脱水
槽6内の水位に応じてインバータモータの出力周波数を
制御することにより、水の飛散を防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として一般家庭
において使用される全自動洗濯機に係り、特に短時間洗
濯コースを設定可能で、この短時間洗濯コースにおける
基本性能の向上及び省電力化を図った全自動洗濯機に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】通常、全自動洗濯機は、外槽内に固定支
持された水槽を備え、この水槽内に洗濯兼脱水槽が設け
られた二重構造となっており、一度、洗濯兼脱水槽内に
洗濯物を投入すれば、洗濯機に内蔵のマイクロコンピュ
ータの制御により、洗い工程、濯ぎ工程及び脱水工程を
設定された順序で自動的に完了するように構成されてい
るが、近年、洗濯のスピード化が盛んに叫ばれるように
なり、上記のような基本機能に加えて、短時間洗濯コー
スを設けたものが市場で多く見られるようになった。
【0003】ところが、短時間洗濯コースであっても、
洗濯時間を短くしても洗浄性能や、濯ぎ性能、洗濯物の
布傷みを防止するといった基本性能は確保しなければな
らないため、例えば給水しながら回転翼を回転させるこ
とによって必要な洗い時間を確保する、あるいは洗濯兼
脱水槽の周壁内面側に撹拌力を向上させるためのバッフ
ルを設けるとともに、給排水を同時に行いながら洗濯兼
脱水槽を一方向に回転させる工程を加えることにより、
濯ぎ性能の向上を図る、等のように、短時間で可能な限
り基本性能を確保しようとする方式を採用した全自動洗
濯機が実用化されている。
【0004】しかしながら、これらの方式を採用した全
自動洗濯機の場合、例えば前者の給水しながら回転翼を
回転させる方式では、洗濯兼脱水槽内に水が十分に溜ま
っていない状態であっても、回転翼を回転させるため、
布傷みや、洗濯機の振動が大きくなる等の懸念がある。
そこで、前者の方式では、洗濯兼脱水槽内の水位が設定
値以下の状態では一定水位ごとに水流チャートを変えて
対応しているが、段階的な水流制御であるため、布傷み
や振動を十分に抑制できるものではなかった。
【0005】また、後者の給排水を同時に行いながら洗
濯兼脱水槽を一方向に回転させる工程を付加した方式で
あっても、洗濯兼脱水槽内の水位とは無関係に一定の水
流チャートで一定時間運転するだけであるため、洗濯兼
脱水槽内に水が十分に溜まっている状態では外部に水が
飛散するという不都合が生じる。
【0006】上記のような問題点の解決策として、回転
翼の回転速度を電源周波数を変化させることにより連続
的に制御するインバータ制御を採用した先行技術が、例
えば特開平3−182294号公報や特開平3−215
294号公報等に開示されているが、これらの先行技術
例は、いずれも洗濯兼脱水槽の水位の変化に伴う回転翼
の回転速度制御ではなく、回転翼の始動時において出力
周波数0として徐々に周波数を上げていくことにより、
回転翼の速度制御を行って、前述のような水の飛散を防
止したり、設定水位での回転翼のきめ細かな速度制御を
行うことにより布傷みを防止すること等を主眼としてい
る。
【0007】図7に上記先行技術例を踏まえた従来例に
おける給水弁と、モータのインバータ制御との関係を示
す。この図に示すように、従来では、水位の上昇に応じ
て連続的にモータ回転数を制御しておらず一定の水位毎
に水流チャートを変えただけでモータ回転数は常に一定
である。また、設定された例えばA,B,Cの都合3種
の水流チャートを実行するだけでモータ回転数は常に一
定としている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このように、上記いず
れの先行技術例においても、短時間洗濯コースにおい
て、給水しながら回転翼を回転させる洗濯工程では、洗
濯兼脱水槽内に水が十分に溜まっていない状態であって
も、回転翼を回転させるため、布傷みや振動が大きくな
る等の懸念がある。また、洗濯兼脱水槽内の水位が設定
値以下の状態では、一定水位ごとに水流チャートを変え
て対応しているが、段階的な水流制御であるため、十分
な対応とは言えず、布傷みや振動等に問題点が残る。
【0009】また、短時間洗濯コースにおいて、給排水
を同時に行いながら洗濯兼脱水槽を一方向に回転させる
濯ぎ工程では、比較的高い水位において実行される動作
でありまた、内側に撹拌用のバッフルを設けた洗濯兼脱
水槽が回転翼に比べて減速比の小さい高速一方向回転と
なるため、布傷みよりも水の飛散が問題となるが、従来
の場合、洗濯兼脱水槽内の水位に関係なく一定の水流チ
ャートで一定時間運転するだけであるため、高水位にお
ける水の飛散防止の点で十分とは言えないため、未だ十
分な解決策とはなり得ないものであった。
【0010】本発明は、上記のような問題点を解決しよ
うとするものであり、洗濯兼脱水槽内の水位の変化に伴
い、回転翼の回転速度を連続的に制御し、基本性能や電
気代等の面から効率の良い対応を図ることを目的とする
ものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の構成は、
洗濯兼脱水槽と、この洗濯兼脱水槽の内部に設けられた
回転翼と、この回転翼を正逆回転駆動するモータと、前
記洗濯兼脱水槽内への給水に関わるデータを検知するデ
ータ検知手段とを備え、前記洗濯兼脱水槽内への給水と
前記モータにより前記回転翼の正回転→停止→逆回転→
停止のサイクル動作を繰り返し行わせる撹拌動作とを同
時に実行する給水−撹拌同時実施工程を有する短時間洗
濯コースを設定可能なものを対象としている。
【0012】そして、上記目的を達成するために本発明
では、出力周波数を制御することによって前記モータの
回転速度を制御するインバータ手段と、前記短時間洗濯
コースの前記給水−撹拌同時実施工程において前記デー
タ検知手段から得られた検知データに基づき前記回転翼
の回転速度が一定割合で連続的に上昇して所定回転速度
に到達するように前記インバータ手段の出力周波数を制
御するインバータ制御手段とを設けている。
【0013】上記構成において、前記データ検知手段と
して、洗濯兼脱水槽内の水位を検知する水位検知手段を
用いるとともに、前記インバータ制御手段を、短時間洗
濯コースの給水−撹拌同時実施工程において、洗濯兼脱
水槽内の水位上昇に伴って回転翼の回転速度がある一定
の割合で連続的に上昇して所定回転速度に到達するよう
に前記水位検知手段の検知データに基づき前記インバー
タ手段の出力周波数を制御するものとすることができ
る。
【0014】この構成では、前記インバータ制御手段に
よって、前記回転翼が回転し始める回転速度を与える出
力周波数に、予め設定した一定の割合で出力周波数を連
続的に上げ、回転翼の回転速度を連続的に上昇させ所定
の回転速度に至るようにするものであり、これによって
洗濯兼脱水槽内の水位の上昇に応じて連続的に回転翼の
回転速度が一定の割合で増加していくため、段階的に水
流チャートを変えるだけの従来の制御方式に比較して、
きめ細かな水流制御が可能となる。
【0015】また、前記データ検知手段として、洗濯兼
脱水槽内の水位を検知する水位検知手段に代えて洗濯兼
脱水槽内への給水流量を検知する給水流量検知手段を用
い、前記インバータ制御手段を、回転翼の回転速度の上
昇割合の数値を前記給水流量検知手段の検知データから
得られる給水流量に基づいて決定するように構成するこ
とができる。この構成では、水位の上昇状況を正確に把
握し、より実状に即したきめ細かい回転翼の連続回転速
度制御を行うことが可能となる。
【0016】さらに、前記回転翼の回転速度の上昇割合
の数値を、一定以下の布負荷条件では通常設定値より小
さく設定することにより、振動等の問題に対応した水流
制御とすることが可能となる。
【0017】本発明の第2の構成は、洗濯兼脱水槽と、
前記洗濯兼脱水槽を一方向に回転駆動するモータと、前
記洗濯兼脱水槽内の水位を検知する水位検知手段とを備
え、前記洗濯兼脱水槽内への給排水を同時に行いながら
前記モータにより前記洗濯兼脱水槽を回転させる給排水
−槽回転同時実施工程を有する短時間洗濯コースを設定
可能なものにおいて、出力周波数を制御することによっ
て前記モータの回転速度を制御するインバータ手段と、
前記短時間洗濯コースの給排水−槽回転同時実施工程に
おいて、前記水位検知手段によりほぼ連続的に検知され
た前記洗濯兼脱水槽内の水位に応じて前記インバータ手
段の出力周波数を制御するインバータ制御手段とを設け
たものとしている。
【0018】この構成によると、給排水同時実施による
水位の変化をほぼ連続的に検知し、洗濯兼脱水槽の回転
速度を水位に応じたものにするよう出力周波数を制御す
るため、水の飛散を緩和する撹拌動作が可能となる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図1
〜図6を参照しながら説明する。図1は本実施形態に係
る全自動洗濯機の機械的構成を示している。図1におい
て、1は洗濯機の外殻を構成する外槽であって、この外
槽1は蓋2によって開閉自在な洗濯物投入口3を上端に
有するもので、その内部には水槽4が都合4本の防振支
持機構5によって吊り下げ支持されている。
【0020】さらに水槽4内には、衣類等の洗濯物を収
容する洗濯兼脱水槽6が設けられている。この洗濯兼脱
水槽6には、回転翼としてのパルセータ7が内底部に臨
んで設けられている。また、洗濯兼脱水槽6の周壁には
多数の通水孔6aが形成されているとともに、該周壁内
面側に撹拌力を向上させるためのバッフル6bが形成さ
れている。
【0021】水槽4の外底部にはモータ8及び駆動機構
9が設けられている。この駆動機構9はモータ8の回転
駆動力を洗濯兼脱水槽6とパルセータ7とに選択的に伝
達するもので、パルセータ7を駆動する洗い軸7aに直
結された従動側プーリ10と、この従動側プーリ10の
回転力を脱水軸11に伝えて洗濯兼脱水槽6を高速回転
させるクラッチ12とにより構成されている。一方、モ
ータ8の回転軸には駆動側プーリ13が直結されてお
り、モータ8の回転は駆動側プーリ13と従動側プーリ
10間を連動連結するベルト14によって駆動機構9に
伝達される。
【0022】15はモータ8を冷却するための空冷ファ
ンである。また、モータ8は洗濯運転時において、正回
転→停止→逆回転→停止のサイクル動作を繰り返すもの
であるため、停止のため制動を行う必要があり、例えば
洗い軸7a等にブレーキ機構(図示せず)が付設されて
いる。なお、このブレーキ機構と、排水ホース16aが
接続される排水弁16は駆動機構9と連動して動作する
ように構成されている。また、17は外槽1の上面側に
配設された操作パネル、18は給水口(図示せず)の近
傍に設けられた給水弁、19は給水路の途中に設けられ
た給水流量検知手段である。
【0023】図2は制御系の構成を示している。この図
において、20はマイクロコンピュータにより構成され
た制御部である。この制御部20の入力側には電源スイ
ッチ21、スタート/一時停止スイッチ22、データ検
知手段である水位検知手段23及び前記給水流量検知手
段19が設定され、出力側にはモータ駆動回路24、排
水弁駆動回路25及び給水弁駆動回路26が設定されて
いる。
【0024】ところで、本実施形態ではモータ駆動回路
24としてインバータ装置を使用している。このインバ
ータ装置を使用することにより、その出力周波数をイン
バータ制御装置27により制御することによって、モー
タ8の回転速度をソフト的に制御することができる。
【0025】このような機械的構成を備えた洗濯機にお
いては、制御部20によりモータ駆動回路24が動作制
御されることにより、洗濯時には駆動機構9が洗い軸7
aに動力を伝達する形でモータ8に通電し、パルセータ
7が回転駆動される。また、脱水時には、駆動機構9の
クラッチ12が切り替えられ、脱水軸11に動力を伝達
する形でモータ8に通電し、従動側プーリ10と洗濯兼
脱水槽6を同じ回転数で回転させる。
【0026】また、制御部20においては、短時間洗濯
コースを設定することができる。この短時間洗濯コース
は、洗濯時において、洗濯兼脱水槽6内へ給水しなが
ら、モータ8によりパルセータ7の正回転→停止→逆回
転→停止のサイクル動作を繰り返し行わせる撹拌動作と
を同時に実行することによって必要な洗い時間を確保
し、濯ぎ時において、洗濯兼脱水槽6内への給排水を同
時に行いながらモータ8により洗濯兼脱水槽6を回転さ
せることにより濯ぎ性能の向上を図ることにより、短時
間で可能な限り基本性能を確保しようとする制御形態を
言う。
【0027】図3は水槽4内の水位の関係を示してい
る。この図に示すように、本実施形態の洗濯機では、布
量負荷センシングを実行するにあたって、洗濯兼脱水槽
6内に投入された布量を制御部20で判定し、その判定
結果に基づき、高水位、中水位、低水位、少水位及び極
少水位が設定されている。また、図4はインバータ制御
装置25によるモータ回転数の上昇状態をそれぞれ示し
ている。
【0028】次に、図3及び図4を参照しながら、短時
間洗濯コースにおける制御系の動作を説明すると、い
ま、例えば布量負荷センシングにおいて、洗濯兼脱水槽
6内に投入された布量を判定し、その結果として低水位
を選定したとすると、給水弁18がONとなって給水を
開始する。ここで、極小水位まで給水されると、水位検
知手段23がこれを感知して、モータ8が回転数r1
回転を開始する。
【0029】そして、低水位まで給水された時点では、
モータ8の回転数はrn となり、以降、所定時間、モー
タ回転数rn で設定されたON/OFFを繰り返す水流
チャートを実行する。ここで極小水位を検知してからT
秒後のモータ回転数をr2とし、モータ回転数の増加割
合をαとすると、 α=r2−r1/T となり、一定の割合αでモータ回転数が増加する。
【0030】この場合、インバータ制御装置27によっ
て、パルセータ7の回転開始時における回転速度を与え
る出力周波数に、予め設定した一定の割合で出力周波数
を連続的に上げ、パルセータ7の回転速度を連続的に上
昇させ、所定の回転速度に至るようにしているため、洗
濯兼脱水槽6内の水位上昇に応じて連続的にパルセータ
7の回転速度が一定の割合αで増加していくこととな
り、きめ細かな水流制御が可能となる。
【0031】また、洗濯兼脱水槽内の水位を検知する水
位検知手段に代えて、給水流量検知手段19による洗濯
兼脱水槽6内への給水流量の検知データを用いるように
してもよい。この場合、インバータ制御装置27は、パ
ルセータ7の回転速度の上昇割合の数値を給水流量検知
手段19の検知データから得られる給水流量に基づいて
決定するようにする。
【0032】すなわち、図1に戻って、給水弁18がO
Nとなって洗濯兼脱水槽6に給水され始めると、給水流
量検知手段19が給水流量を検知する。この給水流量が
1のとき、モータ駆動電源の出力周波数増加割合、つ
まりモータ回転数の増加割合をα1 とし、給水流量がV
2のときモータ回転数の増加割合をα2とすると、 V1<V2のとき、α1<α2 となり、給水流量が増すとモータ回転数の増加割合も増
すことになる。
【0033】ここでモータ回転数の増加割合が給水流量
に関係すること以外、給水開始から低水位までの給水及
び以降のON/OFFを繰り返す水流チャートを実行す
る運転等の一連の動作については前述のとおりである。
このように水流量を検知することにより水位の上昇状況
を正確に把握するようにすれば、より実状に即したきめ
細かい回転翼の連続回転速度制御を行うことが可能とな
る。
【0034】図5は布負荷量とモータ回転数上昇過程と
の関係を示している。布量負荷センシングにおいて、布
量判定を設定値W0以下であると判定したときのモータ
回転数の増加割合β0は、布量判定W0以上のときのモー
タ回転数増加割合α0の1/2となる。また、洗濯兼脱
水槽6へは少水位まで給水される。このように設定値W
0 以下の布負荷量を検知した場合においてでは、パルセ
ータ7の回転速度の上昇割合の数値を半分程度までの数
値に設定することにより、特殊な条件が重なって起こる
振動等を可及的に抑制した状態での水流制御とすること
が可能となる。
【0035】次に、図2に戻って、布量負荷センシング
で中水位を選定した場合の濯ぎ工程の運転動作を説明す
る。短時間洗濯コースの濯ぎ工程では、洗濯兼脱水槽6
内への給排水を同時に行いながらモータ8により洗濯兼
脱水槽6を回転させることにより濯ぎ性能の向上を図る
給排水−槽回転同時実施工程となる。
【0036】この濯ぎ工程では、給水弁18がONとな
って、中水位まで給水されるとt1時間そのまま給水を
継続するとともにパルセータ7も設定された水流チャー
トで回転する。以上の動作の後、給排水同時実施しなが
ら洗濯兼脱水槽6を回転させる工程に移行するが、この
とき駆動機構9は排水弁16を開き、ブレーキ機構を解
除するように働くため、給排水同時実施しながら洗濯兼
脱水槽6がパルセータ7と一体となって一方向に設定さ
れたチャートで回転することになる。
【0037】図6は濯ぎ工程の給排水同時実施動作過程
を示している。この短時間洗濯コースの濯ぎ工程、つま
り給排水−槽回転同時実施工程においては、インバータ
制御装置27は、水位検知手段23によりほぼ連続的に
検知された洗濯兼脱水槽6内の水位に応じてモータ8の
出力周波数を制御するように動作する。
【0038】すなわち、濯ぎ工程においては通常、図6
(1)に示すように給水流量<排水流量となり、水位が低
下して図3に示す低水位に至ると、排水弁16が閉じて
排水を停止し、次工程に移行する。また、図6(2)に示
すように、逆に給水流量>排水流量となった場合には、
水位が上昇し、図3に示す高水位に至ると、給水弁18
が閉じて給水を停止する。そして、再び中水位まで水位
が低下すると、給水弁18が開いて給水を始める。この
ような動作をt2時間継続後、次工程に移行する。
【0039】濯ぎ工程での上記動作実施中は、洗濯兼脱
水槽6内の水位が変動するが、制御部20が水位検知手
段23から得られる水位データをほぼ連続的に微少時間
毎に読みに行く。そして、この水位検知データに基づ
き、中水位では洗濯兼脱水槽6の回転数は所定回転数r
0、高水位では回転数が低くなってrL、逆に低水位では
回転数が高くなってrHとなる。このように、インバー
タ制御装置27によりモータ駆動電源をインバータ制御
することで、モータ回転数をrLからrHまでの範囲でほ
ぼ連続的に制御する。
【0040】このように本実施形態では、図6(1)(2)
のいずれの場合であっても、時間t1経過後から次工程
に移るまで水位に応じてモータ回転数が変化するように
しているので、設定された水流チャートを実行するだけ
でモータ回転数は常に一定としている従来例と比較し
て、水の飛散を緩和する撹拌動作が可能となる。
【0041】なお、以上述べた内容は布負荷量、布質が
共に一定である場合を前提としているが、これらの条件
が変われば、回転速度、回転速度の変化割合、水流チャ
ートも変わることは言うまでもない。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように本発明の請求項1,
2によるときは、短時間洗濯コースの給水−撹拌同時実
施工程において、インバータ制御手段により、データ検
知手段(水位検知手段)から得られた検知データに基づき
回転翼の回転速度が一定割合で連続的に上昇して所定回
転速度に到達するようにインバータ手段の出力周波数を
制御するようにしているので、回転速度は一定で段階的
に水流チャートだけを変える従来の制御と比較して、き
め細かな効率的な水流制御を実現でき、これによって洗
濯時において効果的に節電を図ることができる。また、
洗濯兼脱水槽内の水位が低い時点での布傷みを防止する
ことができる。
【0043】請求項3によるときは、回転翼の回転速度
の上昇割合の数値を、洗濯兼脱水槽内の水位を検知する
水位検知手段に代えて給水流量検知手段の検知データか
ら得られる給水流量に基づいて決定するので、水位の上
昇状況を正確に把握し、より実状に即したきめ細かい効
率的な水流制御を実現することができる。
【0044】請求項4によるときは、回転翼の回転速度
の上昇割合の数値を、一定以下の布負荷条件では通常設
定値より小さく設定する、すなわち一定以下の布負荷量
を検知した場合において回転翼の回転速度の上昇割合を
通常の上昇割合より小さく抑えるようにしているので、
モータ回転速度を一定として水流チャートをソフトなも
のにして対応する従来例と比較して、特殊な条件が重な
って起こる振動等を一層確実に防止することができる。
【0045】請求項5によるときは、短時間洗濯コース
の給排水−槽回転同時実施工程において、インバータ制
御手段により水位検知手段によりほぼ連続的に検知され
た洗濯兼脱水槽内の水位に応じてインバータ手段の出力
周波数を制御するように構成しているので、給排水同時
実施による水位の変化をほぼ連続的に検知し、水位が上
昇すれば洗濯兼脱水槽の回転速度が減少するように出力
周波数を制御することができるため、水の飛散を緩和す
る撹拌動作が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態における機械的構成を示
す縦断面図
【図2】 制御系を示すブロック図
【図3】 水槽及び洗濯兼脱水槽内の水位を示す概略関
係図
【図4】 インバータ制御装置によるモータ回転数の上
昇状態を示すプログラムチャート
【図5】 布負荷量の相違によるモータ回転数上昇過程
の相違を示す概略図
【図6】 濯ぎ工程の給排水同時実施動作過程のプログ
ラムチャート
【図7】 従来例を示すプログラムチャート
【符号の説明】
1 外槽 2 蓋 3 洗濯物投入口 4 水槽 5 防振支持機構 6 洗濯兼脱水槽 6a 通水孔 6b バッフル 7 パルセータ(回転翼) 7a 洗い軸 8 モータ 9 駆動機構 10 従動側プーリ 11 脱水軸 12 クラッチ 13 駆動側プーリ 14 ベルト 15 空冷ファン 16 排水弁 16a 排水ホース 17 操作パネル 18 給水弁 19 給水流量検知手段 20 制御部 21 電源スイッチ 22 スタート/一
時停止スイッチ 23 水位検知手段 24 モータ駆動回
路 25 排水弁駆動回路 26 給水弁駆動回
路 27 インバータ制御装置

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗濯兼脱水槽と、 この洗濯兼脱水槽の内部に設けられた回転翼と、 この回転翼を正逆回転駆動するモータと、 前記洗濯兼脱水槽内への給水に関わるデータを検知する
    データ検知手段とを備え、 前記洗濯兼脱水槽内への給水と、前記モータにより前記
    回転翼の正回転→停止→逆回転→停止のサイクル動作を
    繰り返し行わせる撹拌動作とを同時に実行する給水−撹
    拌同時実施工程を有する短時間洗濯コースを設定可能な
    全自動洗濯機において、 出力周波数を制御することによって前記モータの回転速
    度を制御するインバータ手段と、 前記短時間洗濯コースの前記給水−撹拌同時実施工程に
    おいて、前記データ検知手段から得られた検知データに
    基づき前記回転翼の回転速度が一定割合で連続的に上昇
    して所定回転速度に到達するように前記インバータ手段
    の出力周波数を制御するインバータ制御手段と、 を設けたことを特徴とする全自動洗濯機。
  2. 【請求項2】 データ検知手段は、洗濯兼脱水槽内の水
    位を検知する水位検知手段であり、 インバータ制御手段は、短時間洗濯コースの給水−撹拌
    同時実施工程において、洗濯兼脱水槽内の水位上昇に伴
    って回転翼の回転速度がある一定の割合で連続的に上昇
    して所定回転速度に到達するように前記水位検知手段の
    検知データに基づき前記インバータ手段の出力周波数を
    制御するように構成されている請求項1記載の全自動洗
    濯機。
  3. 【請求項3】 データ検知手段は、洗濯兼脱水槽内への
    給水流量を検知する給水流量検知手段であり、 インバータ制御手段は、回転翼の回転速度の上昇割合の
    数値を前記給水流量検知手段の検知データから得られる
    給水流量に基づいて決定するように構成されている請求
    項1記載の全自動洗濯機。
  4. 【請求項4】 回転翼の回転速度の上昇割合の数値は、
    一定以下の布負荷条件では通常設定値より小さく設定さ
    れる請求項1〜3のいずれかに記載の全自動洗濯機。
  5. 【請求項5】 洗濯兼脱水槽と、 前記洗濯兼脱水槽を一方向に回転駆動するモータと、 前記洗濯兼脱水槽内の水位を検知する水位検知手段とを
    備え、 前記洗濯兼脱水槽内への給排水を同時に行いながら前記
    モータにより前記洗濯兼脱水槽を回転させる給排水−槽
    回転同時実施工程を有する短時間洗濯コースを設定可能
    な全自動洗濯機において、 出力周波数を制御することによって前記モータの回転速
    度を制御するインバータ手段と、 前記短時間洗濯コースの給排水−槽回転同時実施工程に
    おいて、前記水位検知手段によりほぼ連続的に検知され
    た前記洗濯兼脱水槽内の水位に応じて前記インバータ手
    段の出力周波数を制御するインバータ制御手段と、 を設けたことを特徴とする全自動洗濯機。
JP9050165A 1997-03-05 1997-03-05 全自動洗濯機 Pending JPH10244092A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9050165A JPH10244092A (ja) 1997-03-05 1997-03-05 全自動洗濯機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9050165A JPH10244092A (ja) 1997-03-05 1997-03-05 全自動洗濯機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10244092A true JPH10244092A (ja) 1998-09-14

Family

ID=12851603

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9050165A Pending JPH10244092A (ja) 1997-03-05 1997-03-05 全自動洗濯機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10244092A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103409967A (zh) * 2013-07-02 2013-11-27 松下家电研究开发(杭州)有限公司 一种洗衣机搅拌衣物的控制方法
CN119663596A (zh) * 2025-01-06 2025-03-21 Tcl家用电器(合肥)有限公司 脱水控制方法以及洗衣机

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103409967A (zh) * 2013-07-02 2013-11-27 松下家电研究开发(杭州)有限公司 一种洗衣机搅拌衣物的控制方法
CN119663596A (zh) * 2025-01-06 2025-03-21 Tcl家用电器(合肥)有限公司 脱水控制方法以及洗衣机

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1447468B1 (en) Washing method of drum type washing machine
EP2034079A2 (en) Washing machine and controlling method
JP2004008275A (ja) 洗濯乾燥機
JPH074464B2 (ja) 全自動洗濯機
JP3296712B2 (ja) 洗濯方法及び回転ドラム式全自動洗濯機
JPH10235069A (ja) 洗濯機
JPH10244092A (ja) 全自動洗濯機
JP3160482B2 (ja) 全自動洗濯機
JPH0928987A (ja) 全自動洗濯機
JP2000037590A (ja) 洗濯機
JPH10295978A (ja) ドラム式洗濯機
JPH08309074A (ja) 全自動洗濯機
JPH10201990A (ja) 洗濯機
JP2002360966A (ja) 洗濯乾燥機
JPH08877A (ja) 脱水機及び洗濯機
KR100192452B1 (ko) 전자동 세탁기의 세제 용해 제어방법
JP4073147B2 (ja) 洗濯機
JP3477443B2 (ja) 洗濯機
JPH0444800A (ja) 洗濯機の制御装置
JPH08215483A (ja) 全自動洗濯機
JPH10323483A (ja) 電気洗濯機
JP3205664B2 (ja) 洗濯機
KR100202559B1 (ko) 드럼세탁기의 편심방지 탈수 방법 및 장치
JP3148475B2 (ja) 全自動洗濯機
JPH11179094A (ja) 脱水兼用洗濯機

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040831

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040907

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050111