JPH10244513A - 複合板 - Google Patents
複合板Info
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- JPH10244513A JPH10244513A JP12530998A JP12530998A JPH10244513A JP H10244513 A JPH10244513 A JP H10244513A JP 12530998 A JP12530998 A JP 12530998A JP 12530998 A JP12530998 A JP 12530998A JP H10244513 A JPH10244513 A JP H10244513A
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- wood fiber
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- hardwood
- fiber layer
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- Veneer Processing And Manufacture Of Plywood (AREA)
- Dry Formation Of Fiberboard And The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 建材用または家具用部材として好適な複合板
を提供する。 【解決手段】 表面のみあるいは表裏面に木質繊維層
1、1を配し、表面の木質繊維層の裏面あるいは表裏の
木質繊維層間に木削片層2を配してなるものにおいて、
木質繊維層が広葉樹材から得られる木質繊維層であるこ
とを特徴とする複合板である。表面の木質繊維層の表面
には化粧シートが貼着され得る。
を提供する。 【解決手段】 表面のみあるいは表裏面に木質繊維層
1、1を配し、表面の木質繊維層の裏面あるいは表裏の
木質繊維層間に木削片層2を配してなるものにおいて、
木質繊維層が広葉樹材から得られる木質繊維層であるこ
とを特徴とする複合板である。表面の木質繊維層の表面
には化粧シートが貼着され得る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建材用または家具
用部材として用いられる複合板に関する。
用部材として用いられる複合板に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に挽材、合板、単板積層板(L.V.
L.,L.V.B.)等の木質板は、建築用および家具用部材と
して多種多様な用途に用いられているが、これらは一定
の繊維方向を有するため、水分の吸放出により膨張収縮
が発生し、特に繊維方向に直交する方向への膨張率が大
きく、寸法安定性に欠けるという問題点を有していた。
L.,L.V.B.)等の木質板は、建築用および家具用部材と
して多種多様な用途に用いられているが、これらは一定
の繊維方向を有するため、水分の吸放出により膨張収縮
が発生し、特に繊維方向に直交する方向への膨張率が大
きく、寸法安定性に欠けるという問題点を有していた。
【0003】また、表面に導管溝が存在するため、表面
塗装、紙貼り等の加工の際にはシーラー処理、目止処理
等の下地処理を施す必要があった。
塗装、紙貼り等の加工の際にはシーラー処理、目止処理
等の下地処理を施す必要があった。
【0004】さらに、最近良質木の枯渇によりこのよう
な木質板は高価になる傾向が高く、そのため、木材小片
を接着してなる木削片板が安価で且つ資源の有効利用に
適合した材料であるとして注目されている。
な木質板は高価になる傾向が高く、そのため、木材小片
を接着してなる木削片板が安価で且つ資源の有効利用に
適合した材料であるとして注目されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、木削片
板は、木削片を接着して得られるものであるため、表面
が非常に粗く表面への化粧が難しい。したがって、一般
には、厚い化粧シート状物が用いられる傾向にあり、高
価なものとなってしまう。
板は、木削片を接着して得られるものであるため、表面
が非常に粗く表面への化粧が難しい。したがって、一般
には、厚い化粧シート状物が用いられる傾向にあり、高
価なものとなってしまう。
【0006】また、木削片板は表面剥離強度が低く、個
々に複雑な繊維方向を持った木削片の集合であるため、
水分の吸放出による膨張収縮が著しく、化粧シート状物
の剥がれやクラックが発生しやすい。さらに、これを防
止するために尿素樹脂やフェノール樹脂等の接着剤を多
量に用いて化粧シート状物を貼着すると、ホルマリン臭
が強く残り、家具等に用いた場合にはこのホルマリン臭
が家具内にこもって不快なものとなっていた。
々に複雑な繊維方向を持った木削片の集合であるため、
水分の吸放出による膨張収縮が著しく、化粧シート状物
の剥がれやクラックが発生しやすい。さらに、これを防
止するために尿素樹脂やフェノール樹脂等の接着剤を多
量に用いて化粧シート状物を貼着すると、ホルマリン臭
が強く残り、家具等に用いた場合にはこのホルマリン臭
が家具内にこもって不快なものとなっていた。
【0007】このような木削片板を改良したものとし
て、表裏層の木削片は密で薄く、中心層の木削片が粗な
ものから構成された3層ボードが知られている。この3
層ボードは、単層の木削片板に比べて表面がある程度の
平滑性を有すると共に、曲げ強度の改善が図られるが、
前述のような木削片板の持つ根本的な欠点を依然として
有するものである。
て、表裏層の木削片は密で薄く、中心層の木削片が粗な
ものから構成された3層ボードが知られている。この3
層ボードは、単層の木削片板に比べて表面がある程度の
平滑性を有すると共に、曲げ強度の改善が図られるが、
前述のような木削片板の持つ根本的な欠点を依然として
有するものである。
【0008】さらには、この3層ボードにおいて表面平
滑性を高めるために表層の木削片を短く(細かく)薄い
ものにすれば、木削片同士の結合力(絡み合い)が小さ
くなり、同様の曲げ強度を維持するためには多量の接着
剤を必要とする等の問題点を有していた。
滑性を高めるために表層の木削片を短く(細かく)薄い
ものにすれば、木削片同士の結合力(絡み合い)が小さ
くなり、同様の曲げ強度を維持するためには多量の接着
剤を必要とする等の問題点を有していた。
【0009】
【課題を解決するための手段】このような現状に鑑み、
本発明者は、安価な木削片板の有する問題点を解決すべ
く鋭意研究を重ねた結果、本発明を完成するに至った。
本発明者は、安価な木削片板の有する問題点を解決すべ
く鋭意研究を重ねた結果、本発明を完成するに至った。
【0010】すなわち、請求項1記載の本発明は、表面
のみあるいは表裏面に木質繊維層を配し、表面の木質繊
維層の裏面あるいは表裏の木質繊維層間に木削片層を配
してなるものにおいて、木質繊維層が広葉樹材から得ら
れる木質繊維層であることを特徴とする複合板である。
のみあるいは表裏面に木質繊維層を配し、表面の木質繊
維層の裏面あるいは表裏の木質繊維層間に木削片層を配
してなるものにおいて、木質繊維層が広葉樹材から得ら
れる木質繊維層であることを特徴とする複合板である。
【0011】また、請求項2記載の本発明は、表面のみ
あるいは表裏面に木質繊維層を配し、表面の木質繊維層
の裏面あるいは表裏の木質繊維層間に木削片層を配して
なるものにおいて、木質繊維層が広葉樹材から得られる
木質繊維層であり、且つ、表面の木質繊維層の表面に化
粧シートが貼着されたことを特徴とする複合板である。
あるいは表裏面に木質繊維層を配し、表面の木質繊維層
の裏面あるいは表裏の木質繊維層間に木削片層を配して
なるものにおいて、木質繊維層が広葉樹材から得られる
木質繊維層であり、且つ、表面の木質繊維層の表面に化
粧シートが貼着されたことを特徴とする複合板である。
【0012】
【発明の実施の形態】以下本発明の複合板に関して図面
に基づいて説明する。
に基づいて説明する。
【0013】図1は本発明の一態様による複合板の構成
を示し、表裏面に木質繊維層1、1が配され、それらの
間に木削片層2が配されてなる。
を示し、表裏面に木質繊維層1、1が配され、それらの
間に木削片層2が配されてなる。
【0014】木質繊維層1は、たとえばラワン、カポー
ル、栗、ポプラ等の広葉樹材を原料として得られた木質
繊維を用いた木質繊維層である。
ル、栗、ポプラ等の広葉樹材を原料として得られた木質
繊維を用いた木質繊維層である。
【0015】広葉樹材から得られる木質繊維は、針葉樹
材から得られる木質繊維と比べると繊維表面が粗く褐色
系を呈するため、得られる木質繊維層は表面化粧とし
て、粗い表面により発揮される優れた投錨効果を利用し
て表面に突板や化粧紙等からなる化粧シートを貼着して
化粧処理を施すのに適している。すなわち、広葉樹材か
ら得られる木質繊維層と化粧シートとの間の接着強度が
大きく得られ、剥離しにくいものとなる。さらに、化粧
シートとして突板が用いられる場合、広葉樹材から得ら
れる木質繊維層の均質な特性に加えて、突板との間に大
きな接着強度が得られるため、長期間に亘って湿度や温
度が変化することに伴って含水率が変化しても、突板表
面に干割れが生じにくいという特性を有するものとな
る。
材から得られる木質繊維と比べると繊維表面が粗く褐色
系を呈するため、得られる木質繊維層は表面化粧とし
て、粗い表面により発揮される優れた投錨効果を利用し
て表面に突板や化粧紙等からなる化粧シートを貼着して
化粧処理を施すのに適している。すなわち、広葉樹材か
ら得られる木質繊維層と化粧シートとの間の接着強度が
大きく得られ、剥離しにくいものとなる。さらに、化粧
シートとして突板が用いられる場合、広葉樹材から得ら
れる木質繊維層の均質な特性に加えて、突板との間に大
きな接着強度が得られるため、長期間に亘って湿度や温
度が変化することに伴って含水率が変化しても、突板表
面に干割れが生じにくいという特性を有するものとな
る。
【0016】木削片層2としては、小径木、製材廃材、
原木むき芯、廃材チップ等を原料として得られた木削片
が用いられる。また、切削および破砕することにより得
た小片に接着剤を添加し熱圧した木削片板を用いること
ができる。
原木むき芯、廃材チップ等を原料として得られた木削片
が用いられる。また、切削および破砕することにより得
た小片に接着剤を添加し熱圧した木削片板を用いること
ができる。
【0017】広葉樹材から得られる木質繊維層1の比重
は、木削片層2の比重よりも大きいものとされる。これ
により、複合板の表面に外力が加わった場合、広葉樹材
から得られる表面側の比重の大きな木質繊維層1の圧縮
強度に加えて広葉樹材から得られる裏面側の比重の大き
な木質繊維層1の引っ張り強度、さらにはこれら広葉樹
材から得られる木質繊維層1、1による拘束力が相まっ
て優れた曲げヤング率(剛性)を示すこととなり、中心
に比重の小さな木削片層2を配することにより全体の軽
量化およびコストダウンを図りながらも、強度の高い複
合板が得られる。
は、木削片層2の比重よりも大きいものとされる。これ
により、複合板の表面に外力が加わった場合、広葉樹材
から得られる表面側の比重の大きな木質繊維層1の圧縮
強度に加えて広葉樹材から得られる裏面側の比重の大き
な木質繊維層1の引っ張り強度、さらにはこれら広葉樹
材から得られる木質繊維層1、1による拘束力が相まっ
て優れた曲げヤング率(剛性)を示すこととなり、中心
に比重の小さな木削片層2を配することにより全体の軽
量化およびコストダウンを図りながらも、強度の高い複
合板が得られる。
【0018】また、木削片層2は比重が0.25〜1.
05の範囲内にあることが好適である。比重が0.25
に満たないような木削片層を用いた複合板は曲げヤング
率が不十分となり、また、比重が1.05を越えるよう
な木削片層を用いることは複合板としての全体重量を増
大させるので好ましくない。
05の範囲内にあることが好適である。比重が0.25
に満たないような木削片層を用いた複合板は曲げヤング
率が不十分となり、また、比重が1.05を越えるよう
な木削片層を用いることは複合板としての全体重量を増
大させるので好ましくない。
【0019】本発明の複合板は、水分の吸放出に伴う膨
張収縮に対して安定で均質な広葉樹材から得られる木質
繊維層1が表面に配されているため、前述のように、突
板、化粧紙、塩化ビニルその他の合成樹脂シート等の化
粧シート貼着による化粧を容易に且つ体裁よく行うこと
ができる。
張収縮に対して安定で均質な広葉樹材から得られる木質
繊維層1が表面に配されているため、前述のように、突
板、化粧紙、塩化ビニルその他の合成樹脂シート等の化
粧シート貼着による化粧を容易に且つ体裁よく行うこと
ができる。
【0020】また、広葉樹材から得られる木質繊維層は
繊維が絡み合って層を形成しているため、曲げ強度が良
好であり、表面の圧縮強度にも優れている。したがっ
て、複合板として軽量で安価に製造可能でありながら
も、曲げ強度および表面硬度に優れたものとなる。
繊維が絡み合って層を形成しているため、曲げ強度が良
好であり、表面の圧縮強度にも優れている。したがっ
て、複合板として軽量で安価に製造可能でありながら
も、曲げ強度および表面硬度に優れたものとなる。
【0021】本発明の複合板の製造方法について説明す
ると、図2に示すように、広葉樹木質繊維製造ラインと
木削片製造ラインにより、それぞれ接着剤の添加された
広葉樹木質繊維と木削片を得、表裏面に接着剤を添加さ
れた広葉樹材の木質繊維マット層を配し、これら広葉樹
材の木質繊維マット層の間に木削片を配するように積層
した後、圧締して接着一体成形することにより、表裏に
広葉樹材から得られる木質繊維層を配し、表裏の木質繊
維層間に木削片層を配するように積層した複合板を得る
ことができる。
ると、図2に示すように、広葉樹木質繊維製造ラインと
木削片製造ラインにより、それぞれ接着剤の添加された
広葉樹木質繊維と木削片を得、表裏面に接着剤を添加さ
れた広葉樹材の木質繊維マット層を配し、これら広葉樹
材の木質繊維マット層の間に木削片を配するように積層
した後、圧締して接着一体成形することにより、表裏に
広葉樹材から得られる木質繊維層を配し、表裏の木質繊
維層間に木削片層を配するように積層した複合板を得る
ことができる。
【0022】各工程について以下に詳述する。 (広葉樹木質繊維製造ライン)広葉樹木質繊維としてラ
ワン、カポール、栗、ポプラ等の広葉樹材をチップにし
た後、常法に従い解繊し、含水率20%以下、好ましく
は10%以下に乾燥したものを用いることができる。こ
れら広葉樹木質繊維は長さ1〜30mm、太さ直径2〜
300μ程度のものが大半を占める。この広葉樹木質繊
維は、導管または細胞が束になったような形をしてお
り、繊維外周部の細胞壁は引き裂かれたり、割れ目を生
じたりしているものが多い。
ワン、カポール、栗、ポプラ等の広葉樹材をチップにし
た後、常法に従い解繊し、含水率20%以下、好ましく
は10%以下に乾燥したものを用いることができる。こ
れら広葉樹木質繊維は長さ1〜30mm、太さ直径2〜
300μ程度のものが大半を占める。この広葉樹木質繊
維は、導管または細胞が束になったような形をしてお
り、繊維外周部の細胞壁は引き裂かれたり、割れ目を生
じたりしているものが多い。
【0023】この広葉樹木質繊維に尿素樹脂系接着剤、
フェノール樹脂系接着剤、メラミン樹脂系接着剤、エポ
キシ樹脂系接着剤、イソシアネート・酢酸ビニル樹脂系
接着剤またはこれらの変性合成樹脂接着剤を添加混合す
る。
フェノール樹脂系接着剤、メラミン樹脂系接着剤、エポ
キシ樹脂系接着剤、イソシアネート・酢酸ビニル樹脂系
接着剤またはこれらの変性合成樹脂接着剤を添加混合す
る。
【0024】接着剤を付着された広葉樹木質繊維を、熱
風ダクト中に投入し、風送しながら乾燥する。この際の
風送速度は約15〜20m/秒であるが、広葉樹木質繊
維の比重、送り量、前後の工程の処理能力等によって広
範囲に調整されるものである。
風ダクト中に投入し、風送しながら乾燥する。この際の
風送速度は約15〜20m/秒であるが、広葉樹木質繊
維の比重、送り量、前後の工程の処理能力等によって広
範囲に調整されるものである。
【0025】この熱風による風送で広葉樹木質繊維は6
〜15%程度の含水率にまで乾燥された後、フォーミン
グ装置3、3(図3)に搬送される。 (木削片製造ライン)小径木、製材廃材、原木むき芯、
廃材チップ等を原料に用い、切削および破砕さらに必要
に応じて二次破砕することにより木材小片からなる木削
片を得る。木削片の片形状はチップ状、フレーク状、ス
ティック状等の任意形状とされる。
〜15%程度の含水率にまで乾燥された後、フォーミン
グ装置3、3(図3)に搬送される。 (木削片製造ライン)小径木、製材廃材、原木むき芯、
廃材チップ等を原料に用い、切削および破砕さらに必要
に応じて二次破砕することにより木材小片からなる木削
片を得る。木削片の片形状はチップ状、フレーク状、ス
ティック状等の任意形状とされる。
【0026】この木削片を必要に応じて選別し均一な大
きさと形状に揃え、含水率6〜15%にまで乾燥する。
次いで、この木削片に接着剤を添加混合する。この際の
接着剤としては、広葉樹木質繊維について用いた前述の
接着剤と同様のものを用いることができる。
きさと形状に揃え、含水率6〜15%にまで乾燥する。
次いで、この木削片に接着剤を添加混合する。この際の
接着剤としては、広葉樹木質繊維について用いた前述の
接着剤と同様のものを用いることができる。
【0027】接着剤を付着された木削片は、必要に応じ
て乾燥された後、フォーミング装置4(図3)に搬送さ
れる。 (フォーミング熱圧締)各ラインによりフォーミング装
置3、4に搬送された広葉樹木質繊維および木削片は、
図3に示すようにに積層堆積され、表裏層が広葉樹木質
繊維のマット層1、1、中心が木削片2からなる3層マ
ットを形成する。
て乾燥された後、フォーミング装置4(図3)に搬送さ
れる。 (フォーミング熱圧締)各ラインによりフォーミング装
置3、4に搬送された広葉樹木質繊維および木削片は、
図3に示すようにに積層堆積され、表裏層が広葉樹木質
繊維のマット層1、1、中心が木削片2からなる3層マ
ットを形成する。
【0028】この3層マットを切断機5により適当なサ
イズに切断した後、ホットプレス装置6にて熱圧成形す
ることにより、本発明の複合板が製造される。
イズに切断した後、ホットプレス装置6にて熱圧成形す
ることにより、本発明の複合板が製造される。
【0029】フォーミング装置4による木削片のフォー
ミングを配向性を与えながら行って、配向性木削片層と
してもよい。
ミングを配向性を与えながら行って、配向性木削片層と
してもよい。
【0030】また、本発明の複合板は、常法に従い予め
別々に製造した広葉樹木質繊維板と木削片板とを、表裏
面に広葉樹木質繊維板が配置されるように、尿素樹脂
系、フェノール樹脂系または水性ビニルウレタン樹脂系
接着剤を介して積層した後、ホットプレスにより圧締接
着することによって製造することもできる。
別々に製造した広葉樹木質繊維板と木削片板とを、表裏
面に広葉樹木質繊維板が配置されるように、尿素樹脂
系、フェノール樹脂系または水性ビニルウレタン樹脂系
接着剤を介して積層した後、ホットプレスにより圧締接
着することによって製造することもできる。
【0031】このように広葉樹木質繊維板と木削片板と
を接着一体化して複合板を得る場合には、製造工程にお
ける熱圧の温度、圧力あるいは時間の調整により、任意
の比重を有する広葉樹木質繊維板および木削片板を選択
的に用いることができる。すなわち、広葉樹木質繊維板
には、比重が0.4以下の軟質繊維板、0.4〜0.8
の中質繊維板および0.8以上の硬質繊維板から任意の
比重を有するものを選択して用いることができる。同様
に、木削片層には、比重が0.3前後の軽量木削片板、
0.4〜0.8の中質木削片板、0.8〜1.05の硬
質木削片層から任意の比重を有するものを選択して用い
ることができる。この方法によれば、広葉樹材から得ら
れる木質繊維層1、1の比重を木削片層2の比重よりも
大きく設定される複合板を容易に製造することができ
る。
を接着一体化して複合板を得る場合には、製造工程にお
ける熱圧の温度、圧力あるいは時間の調整により、任意
の比重を有する広葉樹木質繊維板および木削片板を選択
的に用いることができる。すなわち、広葉樹木質繊維板
には、比重が0.4以下の軟質繊維板、0.4〜0.8
の中質繊維板および0.8以上の硬質繊維板から任意の
比重を有するものを選択して用いることができる。同様
に、木削片層には、比重が0.3前後の軽量木削片板、
0.4〜0.8の中質木削片板、0.8〜1.05の硬
質木削片層から任意の比重を有するものを選択して用い
ることができる。この方法によれば、広葉樹材から得ら
れる木質繊維層1、1の比重を木削片層2の比重よりも
大きく設定される複合板を容易に製造することができ
る。
【0032】また、広葉樹材から得られる木質繊維層1
と木削片層2の厚さ調整も自由に行うことができるた
め、複合板として要求される強度および重量を有する複
合板を容易に得ることができる。
と木削片層2の厚さ調整も自由に行うことができるた
め、複合板として要求される強度および重量を有する複
合板を容易に得ることができる。
【0033】以上においては、表裏面に広葉樹材から得
られる木質繊維層1、1を配し、その間に木削片層2を
有する3層の複合板について説明したが、用途により、
表面のみに広葉樹材から得られる木質繊維層1を配し、
その裏面に木削片層1を有する2層からなる複合板とし
て本発明を構成してもよい。
られる木質繊維層1、1を配し、その間に木削片層2を
有する3層の複合板について説明したが、用途により、
表面のみに広葉樹材から得られる木質繊維層1を配し、
その裏面に木削片層1を有する2層からなる複合板とし
て本発明を構成してもよい。
【0034】以下、本発明をより具体的に説明するため
に本発明の好適な一実施例を記述する。 (広葉樹木質繊維製造)ラワンのチップを160℃、7
kg/cm2で5分間煮沸して脱脂、軟化処理を行っ
た。このチップをデファイブレーター式リファイナーで
解繊し、得られた広葉樹木質繊維を乾燥した。
に本発明の好適な一実施例を記述する。 (広葉樹木質繊維製造)ラワンのチップを160℃、7
kg/cm2で5分間煮沸して脱脂、軟化処理を行っ
た。このチップをデファイブレーター式リファイナーで
解繊し、得られた広葉樹木質繊維を乾燥した。
【0035】この広葉樹木質繊維をブレンダーに投入
し、該ブレンダー内において該木質繊維量に対して4%
のワックスサイズ剤および10%のフェノール樹脂接着
剤を添加混合した後、フォーミング装置に搬送した。 (木削片製造)ラジアータパインの原木または廃材をフ
レーカーに投入してフレーク状の木削片を得た。この木
削片を乾燥した後、仕分けして適正フレーク状木削片を
得た。この木削片を連続式ミキサーに投入し、該ミキサ
ー内において木削片量に対し1%のワックスサイズ剤お
よび8%のフェノール樹脂接着剤を添加混合した後、フ
ォーミング装置に搬送した。 (マット形成・熱圧締)上記のようにして搬送された広
葉樹木質繊維および木削片を、スクリーンコンベア上
に、コンベアの搬送方向において下流側から、広葉樹木
質繊維のフォーミング装置3、木削片のフォーミング装
置4、広葉樹木質繊維のフォーミング装置3の順に設置
された角フォーミング装置によりスクリーンコンベア上
に落下させ、表面側から広葉樹木質繊維マット/木削片
マット/広葉樹木質繊維マットの順に積層された連続3
層マットを形成した。
し、該ブレンダー内において該木質繊維量に対して4%
のワックスサイズ剤および10%のフェノール樹脂接着
剤を添加混合した後、フォーミング装置に搬送した。 (木削片製造)ラジアータパインの原木または廃材をフ
レーカーに投入してフレーク状の木削片を得た。この木
削片を乾燥した後、仕分けして適正フレーク状木削片を
得た。この木削片を連続式ミキサーに投入し、該ミキサ
ー内において木削片量に対し1%のワックスサイズ剤お
よび8%のフェノール樹脂接着剤を添加混合した後、フ
ォーミング装置に搬送した。 (マット形成・熱圧締)上記のようにして搬送された広
葉樹木質繊維および木削片を、スクリーンコンベア上
に、コンベアの搬送方向において下流側から、広葉樹木
質繊維のフォーミング装置3、木削片のフォーミング装
置4、広葉樹木質繊維のフォーミング装置3の順に設置
された角フォーミング装置によりスクリーンコンベア上
に落下させ、表面側から広葉樹木質繊維マット/木削片
マット/広葉樹木質繊維マットの順に積層された連続3
層マットを形成した。
【0036】この連続3層マットを、切断機5によりそ
の幅および長さを所定寸法に切断した後、ホットプレス
6に挿入して200℃にて5分間熱圧成形し、各々5m
m厚の表裏木質繊維層1、1の間に15mm厚の木削片
層2が配されてなる、全体厚み25mm、3’x6’サ
イズの複合板を得た。
の幅および長さを所定寸法に切断した後、ホットプレス
6に挿入して200℃にて5分間熱圧成形し、各々5m
m厚の表裏木質繊維層1、1の間に15mm厚の木削片
層2が配されてなる、全体厚み25mm、3’x6’サ
イズの複合板を得た。
【0037】得られた複合板中の木質繊維層1、1の比
重は0.7、木削片層2の比重は0.5であり、複合板
全体としての比重は0.6であった。
重は0.7、木削片層2の比重は0.5であり、複合板
全体としての比重は0.6であった。
【0038】
【発明の効果】本発明によれば、安価な木削片を用い、
この木削片層の表面または表裏面に広葉樹材から得られ
る木質繊維層を設けることにより、特に化粧シートを貼
着する場合の化粧性が良好であり、しかも表面剥離強度
にも優れた性能を有するものとされ、木削片板の有する
吸水吸湿による膨張収縮等の問題を解決した優れた複合
板を提供することができる。
この木削片層の表面または表裏面に広葉樹材から得られ
る木質繊維層を設けることにより、特に化粧シートを貼
着する場合の化粧性が良好であり、しかも表面剥離強度
にも優れた性能を有するものとされ、木削片板の有する
吸水吸湿による膨張収縮等の問題を解決した優れた複合
板を提供することができる。
【0039】また、化粧シートとして突板を用いた場合
には、長期間の使用において突板の含水率が変化して
も、表面の広葉樹材から得られる木質繊維層との間に大
きな接着強度を有しているため、突板表面に干割れが生
じにくいという効果がある。
には、長期間の使用において突板の含水率が変化して
も、表面の広葉樹材から得られる木質繊維層との間に大
きな接着強度を有しているため、突板表面に干割れが生
じにくいという効果がある。
【図1】本発明の一態様による複合板を示す斜視図であ
る。
る。
【図2】本発明の複合板の製造工程を示す図である。
【図3】図2の製造工程中のフォーミングから熱圧締に
至るラインを概略的に示す説明図である。
至るラインを概略的に示す説明図である。
1 広葉樹材から得られる木質繊維層 2 木削片層
Claims (2)
- 【請求項1】表面のみあるいは表裏面に木質繊維層を配
し、表面の木質繊維層の裏面あるいは表裏の木質繊維層
間に木削片層を配してなるものにおいて、木質繊維層が
広葉樹材から得られる木質繊維層であることを特徴とす
る複合板。 - 【請求項2】表面のみあるいは表裏面に木質繊維層を配
し、表面の木質繊維層の裏面あるいは表裏の木質繊維層
間に木削片層を配してなるものにおいて、木質繊維層が
広葉樹材から得られる木質繊維層であり、且つ、表面の
木質繊維層の表面に化粧シートが貼着されたことを特徴
とする複合板。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12530998A JPH10244513A (ja) | 1998-04-20 | 1998-04-20 | 複合板 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12530998A JPH10244513A (ja) | 1998-04-20 | 1998-04-20 | 複合板 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16049096A Division JPH08332609A (ja) | 1996-06-03 | 1996-06-03 | 複合板 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10244513A true JPH10244513A (ja) | 1998-09-14 |
Family
ID=14906923
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12530998A Pending JPH10244513A (ja) | 1998-04-20 | 1998-04-20 | 複合板 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10244513A (ja) |
-
1998
- 1998-04-20 JP JP12530998A patent/JPH10244513A/ja active Pending
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