JPH10244701A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

Info

Publication number
JPH10244701A
JPH10244701A JP9050791A JP5079197A JPH10244701A JP H10244701 A JPH10244701 A JP H10244701A JP 9050791 A JP9050791 A JP 9050791A JP 5079197 A JP5079197 A JP 5079197A JP H10244701 A JPH10244701 A JP H10244701A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
counter electrode
electrode
electric field
carrier
control
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9050791A
Other languages
English (en)
Inventor
Shiro Wakahara
史郎 若原
Koichi Onose
康一 小野瀬
Kazuya Masuda
和也 増田
Kenji Tani
健次 谷
肇 ▲吉▼永
Hajime Yoshinaga
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP9050791A priority Critical patent/JPH10244701A/ja
Priority to US09/032,872 priority patent/US6042220A/en
Publication of JPH10244701A publication Critical patent/JPH10244701A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/22Apparatus for electrographic processes using a charge pattern involving the combination of more than one step according to groups G03G13/02 - G03G13/20
    • G03G15/34Apparatus for electrographic processes using a charge pattern involving the combination of more than one step according to groups G03G13/02 - G03G13/20 in which the powder image is formed directly on the recording material, e.g. by using a liquid toner
    • G03G15/344Apparatus for electrographic processes using a charge pattern involving the combination of more than one step according to groups G03G13/02 - G03G13/20 in which the powder image is formed directly on the recording material, e.g. by using a liquid toner by selectively transferring the powder to the recording medium, e.g. by using a LED array
    • G03G15/346Apparatus for electrographic processes using a charge pattern involving the combination of more than one step according to groups G03G13/02 - G03G13/20 in which the powder image is formed directly on the recording material, e.g. by using a liquid toner by selectively transferring the powder to the recording medium, e.g. by using a LED array by modulating the powder through holes or a slit
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/385Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective supply of electric current or selective application of magnetism to a printing or impression-transfer material
    • B41J2/41Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective supply of electric current or selective application of magnetism to a printing or impression-transfer material for electrostatic printing
    • B41J2/415Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective supply of electric current or selective application of magnetism to a printing or impression-transfer material for electrostatic printing by passing charged particles through a hole or a slit
    • B41J2/4155Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective supply of electric current or selective application of magnetism to a printing or impression-transfer material for electrostatic printing by passing charged particles through a hole or a slit for direct electrostatic printing [DEP]
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G2217/00Details of electrographic processes using patterns other than charge patterns
    • G03G2217/0008Process where toner image is produced by controlling which part of the toner should move to the image- carrying member
    • G03G2217/0025Process where toner image is produced by controlling which part of the toner should move to the image- carrying member where the toner starts moving from behind the electrode array, e.g. a mask of holes

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Printers Or Recording Devices Using Electromagnetic And Radiation Means (AREA)
  • Electrophotography Using Other Than Carlson'S Method (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 対向電極24とトナー担持体22或いは制御
電極7との間で発生し易い放電を回避する。 【解決手段】 絶縁性の高い用紙6が対向電極24を覆
っている間のみ、対向電極24に高圧を印加して、対向
電極24とトナー担持体22との間に画像形成に必要な
強電界を形成させる。そして、それ以外のときは、該強
電界が形成されないように、対向電極24と高圧電源2
5と間に配設されたリレー26を切り、対向電極24へ
の高圧印加を解除する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタル複写機、
ファクシミリ装置の印字部、デジタルプリンタ又はプロ
ッタ等に適用され、顕像剤を飛翔させることにより記録
媒体上に画像を形成する画像形成装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、画像信号に基づいて紙等の記
録媒体上に可視像を形成する画像形成装置として、トナ
ーを直接記録媒体上に飛翔させて画像を形成するものが
ある(例えば特開平6−286204号公報)。このタ
イプの画像形成装置では、トナー担持体と対向電極とを
相対向させて配置すると共に、これらトナー担持体と対
向電極との間に多数の通過孔(以下、ゲートと称する)
を有する制御電極を配置してなる。そして、この制御電
極に印加する電圧を切り換えて、トナー担持体と制御電
極との間に形成される電界を制御してトナーの飛翔可否
を制御し、対向電極によって形成された強電界によって
記録媒体の表面に到達させ、記録媒体上に画像を形成す
るようになっている。
【0003】このようなタイプの画像形成装置は、記録
媒体上に画像を直接形成するので、従来の画像形成装置
で用いる感光体や誘電体ドラム等の顕像体が不要であ
る。したがって、顕像体から記録媒体に画像を転写する
転写動作が省略されるので、画像の劣化を生じず、装置
の信頼性が向上する。また、装置の構成が簡単化される
とともに、部品点数が削減されるので、小型化および低
廉化ができるといった利点がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来の画像形成装置では、対向電極と制御電極、
或いは対向電極とトナー担持体との間に放電が発生し易
く、その放電によりさまざまな問題が引き起こされると
いった不具合を有している。
【0005】即ち、上記の対向電極には通常1〜2kV
もの高い電圧が印加されている。ところが、対向電極と
トナー担持体との間、あるいは対向電極と制御電極との
間の距離は、通常数mm、時には数100μmと近接し
ているので、上記の高圧によって容易に放電が生じる。
したがって、たとえ、対向電極と制御電極やトナー担持
体との間の電界の強さが絶縁破壊電界以下であっても、
上記対向電極や制御電極、またはトナー担持体表面のト
ナー層に、紙紛や余分なトナー、或いは他の不純物が付
着した場合には、これらに電界が集中し、容易に絶縁破
壊を生じて放電が発生する。その結果、対向電極、トナ
ー担持体あるいは制御電極の表面が破壊されることにな
る。
【0006】なお、上記公報に開示されている画像形成
装置の場合、制御電極(公報ではアパチャ電極)のゲー
ト(公報では開口部)の上空を通過したときに対向電極
への高圧印加を開始し、その後、1ページ分の画像デー
タに基づく画像形成が終了すると、制御電極がOFF電
位に制御されると共に、対向電極への高圧印加が中止さ
れるようになっている。そのため、常時対向電極に高圧
が印加されている構成に比べては放電の発生を抑制でき
るものの、確実に回避できるものではない。
【0007】また、上記公報に開示されている画像形成
装置の場合、例えば用いられる用紙の搬送方向と直交す
る方向の寸法が、対向電極のその方向の寸法より小さく
ても、対向電極には全体的に高圧が印加されるようにな
っている。したがって、用紙の寸法によっては、対向電
極に大きく露出された部分が存在することとなり、この
部分で起こる放電を回避することはできない。
【0008】上記の放電が、例えば対向電極の表面で起
こると、対向電極の表面に穴が生じ、あるいはさらにこ
の穴の周囲が盛り上がって突起が生じることになり、記
録媒体の搬送が円滑に行えなくなる。また、上記穴にト
ナーが付着して記録媒体の裏汚れが起きる等の不具合を
生じる。
【0009】また、放電がトナー担持体の表面で生じる
と、同様に、トナー担持体の表面に穴や突起が形成され
てしまう。この場合には、穴や突起が形成された領域に
おいて適正なトナー層が形成されなくなり、トナーに所
望の特性を付与できず、トナー飛翔制御が困難となる。
この結果、良好な画像形成動作が得られず画質の低下を
招来する。
【0010】また、放電が制御電極の表面で生じると、
同様に制御電極の表面、即ち絶縁層が破壊されて各電極
が剥き出しになる。この剥き出しになった制御電極上に
トナーが付着すると、トナーが持つ電荷によって、制御
電極の電位が適正な値から変化する。この結果、所望の
トナー飛翔制御が困難となって良好な画像形成動作が得
られず、やはり画質の低下を招来する。
【0011】さらに、制御電極、トナー担持体あるいは
対向電極の表面に、放電により形成される数多くの突起
は鋭く突出しているため、これらの突起が新たな放電を
誘発するなどの二次的な不具合を引き起こすことにもな
る。
【0012】また、放電がトナー担持体の表面に発生し
た場合には、放電によって生じる電荷と衝撃とによって
トナーの飛翔制御ができなくなり、トナーが飛翔しない
電位を制御電極に印加している場合でも、トナーが制御
電極や対向電極に飛翔するといった事態を生じる。そし
て、この状態で新たな放電が発生すると、その放電によ
ってトナーが融解し、対向電極、トナー担持体あるいは
制御電極表面に固着すし、このような場合には、記録媒
体の円滑な搬送が阻害され、あるいは記録媒体の裏汚れ
を生じるといった不具合が顕著になる。
【0013】そして、制御電極、トナー担持体あるいは
対向電極の表面において、上記穴や突起が形成された
り、トナーが固着してしまった場合には、それらの部材
を交換しなければ良好な画像形成を行うことができな
い。
【0014】一方、放電は電気的なノイズの発生要因と
もなる。放電により発生する該ノイズは非常に強力かつ
非常に広い周波数範囲に及ぶのものであるから、制御回
路がこのノイズを拾って誤動作を起こすなどの不具合が
発生する。この結果、定着部における異常発熱、あるい
は駆動部の故障等を招来することにもなる。
【0015】また、放電が生じた場合には、放電に関わ
る各部材に所定の電位を供給している電源に、直接高い
電圧の電流、あるいは大電流が流れ込み、電源の電極を
破壊したり、他の制御回路を破壊したりする虞れがあ
る。
【0016】その他、上記従来の画像形成装置が、他の
機器、例えばホストコンピュータと接続されている場合
には、ケーブル等を介して異常電流が流れ、そのホスト
コンピュータが破壊される可能性もある。
【0017】なお、一般的に、上記の不具合は対向電
極、トナー担持体あるいは制御電極を絶縁することで回
避可能と思われがちである。しかしながら、対向電極表
面やトナー担持体表面に高抵抗の保護層を設けると、記
録媒体やトナーと上記保護層との摩擦によって保護層表
面に電荷が生じ、この電荷が保護層に蓄積されてしま
い、例えばトナー担持体ではトナーやトナー層に良好な
特性を付与させることができなくなる。また、対向電極
では上記電荷の持つ電位によって、所定の電界が形成で
きなくなる。この結果、トナーの飛翔制御が困難とな
り、最悪の場合には、画像が形成できなくなるといった
事態を招来する。
【0018】一方、上記の事態を避けるべく、保護層表
面に生じた電荷を中和しようとして保護層の抵抗を下げ
ると、今度は放電に対する保護効果が低下してしまう。
また、上記従来技術に代表される画像形成装置におい
て、トナー担持体の表面に保護層を形成する場合には、
担持体と制御電極との間隔が非常に狭いので、保護層を
薄く形成しなければならない。このため、保護層による
放電に対する保護効果はさらに低いものとなる。その
上、上記担持体はトナーとの摩擦帯電が常時行われてい
るので、寿命の点から保護層を長期間にわたって良好に
維持することができず、安定したトナー層を形成するた
めの制御が困難となる。このため、担持体の表面には保
護層を配置しにくいのが現状である。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明の請求項1記載の画像形成装置は、顕像剤
を担持する担持体と、この担持体に対向配置された対向
電極と、これら担持体と対向電極との間に配置され、貫
通孔からなる複数のゲートを有し、該ゲート毎に顕像剤
のゲート通過を制御するための電極が設けられた制御電
極とを備え、上記の担持体と対向電極との間に形成され
る電界にて顕像剤を担持体から対向電極へと飛翔させる
と共に、担持体と制御電極との間に形成される電界にて
上記の飛翔する顕像剤のゲート通過を制御し、制御電極
と対向電極との間を搬送される記録媒体の表面に上記顕
像剤を付着させて画像を形成する画像形成装置におい
て、対向電極と担持体または制御電極との間の電界を、
搬送される記録媒体が対向電極の有効領域を覆うときの
み画像形成に必要な強度とし、それ以外のときは画像形
成に必要な強度よりも弱める或いは無くするように制御
する電界制御手段が設けられていることを特徴としてい
る。
【0020】上記の構成によれば、電界制御手段が、対
向電極と担持体または制御電極との間の電界を、搬送さ
れる記録媒体が対向電極の有効領域を覆うときのみ画像
形成に必要な強度とし、それ以外のときは画像形成に必
要な強度よりも弱める或いは無くするように制御する。
ここで言う、有効領域とは、対向電極が担持体や制御電
極と対向し、放電を生じ得る領域であり、対向電極の形
状によって対向電極全面の場合もあれば、一部の場合も
ある。
【0021】これにより、担持体や制御電極と対向電極
との間の絶縁性が低くても、高い絶縁性を必要とするよ
うな電界が形成されるときには、制御電極と対向電極と
の間に常に記録媒体が存在するため、前述した放電が起
こることをほぼ確実に防止できる。
【0022】本発明の請求項2記載の画像形成装置は、
請求項1の構成において、互いに異なる色の顕像剤を担
持する複数の担持体と、各担持体毎に設けられる対向電
極と制御電極とを、記録媒体の搬送経路に備え、上記電
界制御手段は、各対向電極と各担持体または各制御電極
との間に形成されるそれぞれの電界の強度を個別に制御
することを特徴としている。
【0023】上記の構成によれば、それぞれ複数の担持
体、制御電極、並びに対向電極を備え、電界制御手段
が、各対向電極と各担持体または各制御電極との間に形
成されるそれぞれの電界の強度を個別に制御する。した
がって、画像形成の工程を複数回行ってカラー画像を形
成する場合でも、記録媒体が各対向電極の有効領域を覆
っている間だけ、顕像剤を飛翔させるための電界が印加
され、前述した放電が起こることをほぼ確実に防止でき
る。
【0024】本発明の請求項3記載の画像形成装置は、
請求項1又は2の構成において、上記電界制御手段は、
対向電極の印加電位を変化させることで上記の電界制御
を行うことを特徴としている。
【0025】上記の構成によれば、電界制御手段が、対
向電極の印加電位を変化させることで上記の電界制御を
行うので、例えば請求項5記載の画像形成装置の構成と
比較して、駆動部分が少なくて済む。その結果、信頼性
の向上とともに、構成の簡素化による部品点数の削減や
コストダウンが可能となる。
【0026】本発明の請求項4記載の画像形成装置は、
請求項3の構成において、上記対向電極の印加電位の変
化が、該対向電極と該対向電極へ電圧を供給する電源手
段との間に設けられたスイッチング手段により行われる
ことを特徴としている。
【0027】上記の構成によれば、対向電極の電位の切
り換えを電源手段からの出力を対向電極に入力させるか
否かで行うので、高圧の出力を開始した直後に出力電位
が不安定化することによる影響を受けず、常に安定した
電圧を対向電極に印加できる。
【0028】本発明の請求項5記載の画像形成装置は、
請求項1又は2の構成において、上記電界制御手段は、
対向電極と担持体との離間距離を変化させることで上記
の電界制御を行うことを特徴としている。
【0029】対向電極と担持体あるいは制御電極との間
の距離が遠くなればなるほど電界の強度は小さくなるの
で、上記した電界制御を対向電極と担持体との離間距離
を変えることによっても電界制御が行える。例えば請求
項3記載の画像形成装置のように、対向電極への印加電
圧を切り換える方法では、電気的なノイズが発生するこ
とがあるが、これのようにして電界制御を行うことで、
該ノイズが一切発生せず、画像形成装置に設けられてい
る各種の回路系に対して、誤作動を生じさせるようなこ
とがない。
【0030】本発明の請求項6記載の画像形成装置は、
請求項1ないし5の構成において、上記電界制御手段
は、対向電極における記録媒体の搬送方向上流側に、記
録媒体の有無を少なくとも検出可能な検出手段を有して
おり、該検出手段による検出結果を基に上記の電界制御
を行うことを特徴としている。
【0031】上記電界制御手段が、上記のような電界制
御を行うためには、搬送される記録媒体の位置を検出し
てタイミングを図る必要があるが、そのタイミングの図
り方として、上記のように対向電極の搬送方向上流側に
設置した検出手段にて記録媒体の位置を検出し、この検
出結果を基にすることで、例えば画像形成のスタートボ
タンからの時間経過を基に記録媒体の位置を求めてタイ
ミングを図る構成等に比べ、より確実な制御が可能とな
る。
【0032】本発明の請求項7記載の画像形成装置は、
請求項6の構成において、上記電界制御手段の検出手段
として、対向電極における記録媒体の搬送方向上流側に
配置された記録媒体を搬送するための搬送手段が兼用さ
れていることを特徴としている。
【0033】搬送手段においては、記録媒体を搬送して
いるときのみ駆動されたり、或いは記録媒体を搬送して
いるときとしていないときとで、消費する電流が異なっ
たりする。したがって、この違いにより記録媒体の位置
を求めてタイミングを図ることでも、請求項6と同様に
確実な制御が可能となる。そしてこの場合、電界制御手
段によるタイミングを図るためだけに検出手段を別途設
ける必要がないので、画像形成装置の構成を簡略化で
き、部品点数の削減が可能となる。
【0034】本発明の請求項8記載の画像形成装置は、
顕像剤を担持する担持体と、この担持体に対向配置され
た対向電極と、これら担持体と対向電極との間に配置さ
れ、貫通孔からなる複数のゲートを有し、該ゲート毎に
顕像剤のゲート通過を制御するための電極が設けられた
制御電極とを備え、上記の担持体と対向電極との間に形
成される電界にて顕像剤を担持体から対向電極へと飛翔
させると共に、担持体と制御電極との間に形成される電
界にて上記の飛翔する顕像剤のゲート通過を制御し、制
御電極と対向電極との間を搬送される記録媒体の表面に
上記顕像剤を付着させて画像を形成する画像形成装置に
おいて、搬送される記録媒体の搬送方向と直交する方向
の寸法に応じて、対向電極と担持体または制御電極との
間に形成する画像形成に必要な電界の形成領域を切り換
える電界形成領域切り換え手段を備えていることを特徴
としている。
【0035】上記の構成によれば、電界形成領域切り換
え手段が、搬送される記録媒体の搬送方向と直交する方
向の寸法に応じて、対向電極と担持体または制御電極と
の間に形成する画像形成に必要な電界の形成領域を切り
換える。したがって、用いられる用紙の搬送方向と直交
する方向の寸法が、対向電極のその方向の寸法より小さ
くても、対向電極と担持体または制御電極との間の電界
は記録媒体が存在する部分にのみ形成され、前述した放
電が起こることをほぼ確実に防止できる。
【0036】
【発明の実施の形態】本発明に係る実施の一形態につい
て図1ないし図12に基づいて説明すれば、以下の通り
である。なお、本実施の形態では、負帯電のトナーの使
用を前提とした構成の画像形成装置を例示し、印加電圧
の極性もそれに応じて設定されているが、正帯電のトナ
ーを使用する場合には、適宜その特性に応じた構成およ
び印加電圧の極性を設定すればよい。
【0037】本実施の形態の画像形成装置であるデジタ
ルプリンタは、図2に示すように、トナー供給部3と印
刷部4とを有する画像形成部2を備えている。画像形成
部2では、トナー供給部3から供給されるトナー5(顕
像剤)を飛翔させて、印刷部4において、搬送されてく
る用紙6上に直接画像を形成する。このとき、画像デー
タに応じた画像が形成されるように、制御電極7により
トナー5の飛翔を制御する。
【0038】なお、図示しないが、本画像形成装置に
は、制御系として、画像形成装置全体を制御する主制御
部と、得られた画像データを印刷すべき画像データの形
式(画像信号)に変換する画像処理部と、変換された該
画像データを記憶する画像メモリと、画像処理部から得
られた画像データを制御電極7に与えるべき画像信号に
変換する画像形成制御ユニットとが設けられている。
【0039】図1に示すように、画像形成部2への給紙
側には、給紙装置8が設けられている。給紙装置8は、
記録媒体としての用紙6を複数枚収容する用紙カセット
9と、回転駆動されて上記用紙カセット9から用紙6を
送り出すピックアップローラ10と、供給された用紙6
をガイドする給紙ガイド11と、用紙6が供給されたこ
とを検出する給紙センサー(図示せず)とからなる。
【0040】一方、画像形成部2からの排紙側には、画
像形成部2において用紙6上に形成されたトナー像を加
熱および加圧することにより用紙6に定着させる定着部
12が設けられている。定着部12は、加熱ローラ1
3、ヒータ14、加圧ローラ15、温度センサー16お
よび温度制御回路17とを備えている。
【0041】上記加熱ローラ13は、厚さ2mmのアルミ
ニウム管で形成されており、内部にハロゲンランプを用
いたヒータ14が内蔵されている。また、加圧ローラ1
5はシリコーン樹脂製である。なお、上記の構成は一例
であり、加熱ローラ13、ヒータ14、加圧ローラ15
の各寸法、素材、構成等は上記に限定されるものではな
い。
【0042】上記加熱ローラ13と加圧ローラ15とは
互いに対向して設けられており、両者の間に用紙6を挟
んで加圧することができるように、それぞれの軸の両端
に図示しないスプリング等によって2kgの荷重が加え
られている。温度センサー16は、加熱ローラ13表面
の温度を測定するものである。温度制御回路17は、前
述の主制御部によって制御されており、温度センサー1
6の測定結果に基づいてヒータ14を制御し、加熱ロー
ラ13の表面温度を150℃に保持するものである。な
お、該表面温度は用いるトナーの溶融特性に応じて設定
されるものであり、上記に限定されるものではない。ま
た、定着部12は、用紙6の加熱のみもしくは加圧のみ
によってトナー像を定着させる構成であってもよい。
【0043】加熱ローラ13および加圧ローラ15は図
示しない駆動装置によって用紙6の排紙方向(図の矢印
B方向)に回転駆動されるようになっている。また、図
示しないが、定着部12からの用紙6の排紙側には、定
着部12で処理された用紙6を受ける排紙トレイと、該
排紙トレイ上に用紙6を排出する方向に回転駆動される
排紙ローラと、用紙6が正常に排紙されたことを検出す
る排紙センサーとが設けられている。
【0044】次に、画像形成部2の詳細な構成を説明す
る。図1において、画像形成部2におけるトナー供給部
3は、トナー5が収容されているトナー収容槽21と、
このトナー収容槽21内部に設けられた、トナー5を担
持する円筒状のトナー担持体(担持体)22、及びトナ
ー5を帯電させるとともに、トナー担持体22の外周面
に担持されるトナー層の厚さを規制するドクターブレー
ド23とからなる。
【0045】上記トナー担持体22は接地され、かつ、
図示しない駆動装置によって、表面の速度が80mm/
secとなるように、矢印A方向に回転駆動される。そ
して、上記ドクターブレード23は、トナー担持体22
の回転方向における上流側に、トナー担持体22の外周
面からの距離が60μmとなるように設けられている。
また、トナー5の平均粒径は6μmであり、ドクターブ
レード23により、帯電量が−4μC/g〜−5μC/gと
なるように電荷が付与される。
【0046】なお、トナー担持体22におけるトナーの
担持力は、磁気力、静電力、あるいは磁気力と静電力と
の組合せでもよい。また、トナー担持体22の速度やト
ナー5の平均粒径、ドクターブレード23とトナー担持
体22との距離、トナー5に与える帯電量等は、それぞ
れ画像形成装置の仕様によって定まる設計事項であり、
上記に限定されるものではない。
【0047】一方、画像形成部2の印刷部4には、厚さ
1mmのアルミニウム板からなる対向電極24が設けら
れており、上記制御電極7は、対向電極24と上記トナ
ー担持体22との間に配されている。さらに、印刷部4
には、該対向電極24に高電圧を供給する高圧電源25
と、該対向電極24に印加する高電圧をON/OFFす
る高圧リレー26と、用紙6を静電吸着させて搬送する
誘電体ベルト27と、該誘電体ベルト27を支持する支
持部材28a・28bと、誘電体ベルト27を帯電させ
る帯電ブラシ29および帯電ブラシ29に帯電電位を与
える帯電電源30と、誘電体ベルト27を除電する除電
ブラシ31および除電ブラシ31に除電電位を与える除
電電源32と、クリーニングブレード33とが設けら
れ、加えて、対向電極24における用紙搬送方向の上流
側には、用紙6の有無を検知する紙検知センサー(検出
手段)34が配置されている。
【0048】上記対向電極24は、トナー担持体22の
外周面からの最近接距離が1.1mmとなるように、ト
ナー担持体22の外周面に対向して配されるとともに、
高圧電源25から2.3kVもの高圧が印加されるよう
になっている。この高圧により、接地されたトナー担持
体22との間に、トナー担持体22に担持されているト
ナーを対向電極24側へと飛翔させるのに必要な強電界
が形成されることになる。
【0049】誘電体ベルト27は、PVDF(polyvinyl
idene difluoride) を基材として、体積抵抗率1010Ω
・cm、厚さ75μmに形成されており、図示しない駆
動装置によって、矢印B方向に表面速度が30mm/s
ecとなるように回転駆動されている。
【0050】上記除電ブラシ31は、誘電体ベルト27
の回転方向における制御電極7下流側に該誘電体ベルト
27に圧接するようにして設けられるとともに、除電電
源32によって除電電位2.5kVが印加され、誘電体
ベルト27表面に存在する不要電荷を除電するものであ
る。
【0051】クリーニングブレード33は、紙詰まり等
の不測の事態が生じて誘電体ベルト27表面にトナー5
が付着した場合に、このトナー5を除去して、用紙6の
裏面がトナー5によって汚染されることを防止するもの
である。
【0052】なお、上記において、対向電極24の材質
や対向電極24とトナー担持体22との距離、その他、
対向電極24の回転速度や印加される電圧等は、いずれ
も設計事項であり、画像形成装置の仕様に応じて任意に
設定すればよく、上記に限定されるものではない。
【0053】上記の制御電極7は、トナー担持体22の
外周面との最近接距離が100μmとなるように配され
るとともに、対向電極24と平行を成し、かつ対向電極
24と対向して2次元的に広がっている。そして、トナ
ー担持体22から対向電極24方向にトナー5が通過す
るゲート7a…が設けられており、この制御電極7で
は、供給される電位によりトナ一担持体22表面に付与
される電界を変化させ、トナー担持体22から対向電極
24へとゲート7a…を通過するトナー5の飛翔を制御
するようになっている。
【0054】図3に示すように、制御電極7は、ポリイ
ミド樹脂を厚さ25μmに形成した絶縁性の基板7b
と、図示しない高圧ドライバーと、各々独立したリング
状電極7c…と、リング状電極7c…に制御電圧を与え
る導電路として、給電線7d…がそれぞれに設けられて
いる。また、リング状電極7c…や給電線7d…の表面
は、厚さ30μmの図示しない絶縁体層で覆われてお
り、これにより、リング状電極7c同士の絶縁性、給電
線7d同士の絶縁性、互いに接続されていないリング状
電極7cと給電線7dとの間の絶縁性、および上記トナ
ー担持体22や対向電極24との間の絶縁性を確保して
いる。
【0055】また、基板7bには、ゲート7a…として
直径160μmの孔が多数、所定の配列に従って形成さ
れている。そして、厚さ18μmの銅箔からなる上記リ
ング状電極7c…はそれぞれ、各ゲート7aの外周部に
内径200μmで形成されている。トナー5は、各ゲー
ト7aを通過して、トナー担持体22から対向電極24
方向へ飛翔する。これらゲート7a…(即ちリング状電
極7c…)は総数2560個形成されており、300d
piの解像度でほぼA4幅をカバーすることができる。
【0056】なお、ゲート7a…の数は上記の数に限定
されるものではなく、解像度や画像形成装置に適用され
る用紙の最大サイズ等、画像形成装置の仕様に応じて設
定すればよい。もちろん上記した制御電極7とトナー担
持体22との間の距離やゲート7a…の大きさ、基板7
bおよびリング状電極7c…の材質や厚さ等について
も、同様に上記に限定されるものではない。
【0057】各リング状電極7cには、各給電線7dお
よび高圧ドライバーを介して接続された制御電源35に
より、画像信号に応じたパルス電圧が印加される。具体
的には、制御電源35は、リング状電極7c…に対し、
トナー担持体22に担持されたトナー5を対向電極24
方向に通過させる場合(以下、ON電位と称する)には
例えば150Vを印加し、通過させない場合(以下、O
FF電位と称する)には例えば−200Vを印加するよ
うになっている。このように、制御電極7に付与する電
位を画像信号に応じて制御し、対向電極24におけるト
ナー担持体22との対向面側に用紙6を配すると、用紙
6の表面に画像信号に応じたトナー像が形成される。な
お、制御電源35は、前記した図示しない画像形成制御
ユニットから送られてくる制御電極信号によって制御さ
れている。
【0058】次いで、画像形成動作を、図4に示すフロ
ーチャート及び図1に基づいて説明する。形成しようと
する画像の画像データが入力されると(S1)、この入
力を受けた主制御部は画像形成動作を開始し、まず、入
力された画像データが画像処理部で処理され、画像信号
として画像メモリに格納される(S2)。そして、この
画像信号が、画像形成制御ユニットに転送され、制御電
極7に与える制御電極信号に変換される(S3)。
【0059】画像形成制御ユニットにおいて、制御電極
信号が、所定の画像データ量に達すると、制御電極信号
に異常がないかを判定し(S4)、異常があればエラー
を表示して(S5)、画像形動作を終了する。
【0060】S4で異常がなければ、トナー担持体22
を回転駆動させて(S6)、制御電極7にOFF電位を
印加する(S7)。次いで、支持部材28a・28bと
帯電ブラシ29と除電ブラシ31とに所定の電圧を印加
し、誘電体ベルト27を回転駆動させる(S8)。
【0061】次に、ピックアップローラ10を回転駆動
させ、用紙カセット9内から画像形成部2方向へ用紙6
を給紙する(S9)。なお、ここで、ペーパージャム等
により正常な給紙が行われない場合は、前述の給紙セン
サーにて給紙異常が検出され(S10)、エラーを表示
して(S11)、画像形成動作を終了する。
【0062】ピックアップローラ10によって送り出さ
れた用紙6は帯電ブラシ29と、誘電体ベルト27を介
して支持部材28aとの間に搬送される。支持部材28
aには高圧電源25によって対向電極24に印加される
電圧と同電圧が印加され、帯電ブラシ29には帯電電源
30によって1.2kVの帯電電位が印加されている。
したがって、帯電ブラシ29と誘電体ベルト27の間に
搬送される用紙6の表面にはマイナスの電荷が供給さ
れ、誘電体ベルト27に静電的に吸着されながら、誘電
体ベルト27の移動に伴って印刷部4における制御電極
7と対向電極24との間に搬送され、ゲート7aの直下
に達する。誘電体ベルト27表面の電荷はゲート7aの
直下に到達するまでに時間減衰して対向電極24の電位
との兼ね合いから表面電位は2kVとなる。
【0063】この状態で、紙検知センサー34が用紙の
先端を検出すると(S12)、検出から所定の時間経過
後、すなわち、用紙6の先端が対向電極24の搬送方向
下流側に達し、用紙6が対向電極24を覆う位置にきた
とき、高圧リレー26がONとなって対向電極24に強
電界を形成するための電圧が印加される(S13)。
【0064】その後、画像形成制御ユニットは、上記の
制御電極信号を制御電源35に供給する(S14)。制
御電源35は、上記の制御電極信号に基づいて、制御電
極7の各リング状電極7cに印加する電圧を制御する。
つまり、制御電源35から適宜所定のリング状電極7c
…にON電位もしくはOFF電位が印加され、制御電極
7付近の電界が制御される。その結果、制御電極7のゲ
ート7aにおいて、画像データに応じてトナー担持体2
2から対向電極24へのトナー5の飛翔の阻止とその解
除とが適宜行われ、対向電極24表面の誘電体ベルト2
7の移動によって排紙側に向かって30mm/secの
速度で移動している用紙6上に、画像信号に応じたトナ
ー像が形成される。
【0065】この後、さらに用紙6が搬送されると、紙
検知センサー34が用紙6を検出しなくなる(S1
5)。紙検知センサー34による用紙6検出を終了して
から所定時間経過後、つまり、用紙6の後端が対向電極
24の搬送方向上流側に達し、対向電極24の表面が露
出される直前の位置にきたとき、高圧リレー26がOF
Fし、対向電極24への印加電圧が解除される(S1
6)。
【0066】この後、支持部材28a・28bの電位を
始めとする各印加電圧がOFFとなった後に、トナー担
持体の回転駆動が停止し(S17)、トナー担持体22
の駆動と制御電極7へのOFF電位の印加を停止する
(S18)。
【0067】一方、トナー像が形成された用紙6は支持
部材28bの持つ曲率で誘電体ベルト27から剥離され
て定着部12に搬送された後、この定着部12でトナー
像が用紙6に定着される。トナー像が定着された用紙6
は、排紙ローラにて排紙トレイ上に排出されると共に、
正常に排紙されたことを排紙センサーが検出し(S1
9)、正常に排紙された場合は、主制御部が印刷動作の
正常な終了を判断し、排紙が異常な場合は、エラーを表
示して(S20)、画像形成動作を終了する。
【0068】ここで、図5のタイミングチャートを用い
て、対向電極24へ高圧を印加するタイミングを詳細に
説明する。本デジタルプリンタでは、対向電極24とト
ナー担持体22或いは制御電極7との間に形成される電
界の強度を、対向電極24に印加する高圧のON/OF
Fにて行うようになっている。
【0069】即ち、トナー担持体22が回転駆動されて
から後(同図(a)参照)、紙検知センサー34の検出
レベルがONとなる時刻t1 より後の時刻t2 から、高
圧電源25より対向電極24への高圧印加が開始される
(同図(d)(e)参照)。このとき、時刻t1 から時刻
2 までの時間は、用紙6の先端が紙検知センサー34
に到達してから対向電極24の下流側に到達するまでの
時間以上とする。
【0070】これにより、用紙6の先端が対向電極24
に達した時点で対向電極24への電圧の印加が開始され
るのではなく、用紙6の先端が対向電極24の下流側に
達し、対向電極24の表面が用紙6で完全に覆われた後
に、該対向電極24に電圧の印加が開始されることとな
る。この結果、対向電極24とトナー担持体22或いは
制御電極7との間で放電が発生するようなことを確実に
回避できる。
【0071】そして、対向電極24に電圧が印加された
後、制御電極7には画像信号に応じたON電位とOFF
電位が印加される(同図(b)(c)参照)。
【0072】その後、1ぺージ分の印字が終了すると、
紙検知センサー34の検出レベルがOFFとなる時刻t
3 から一定時間経過したt4 で、対向電極24への高圧
印加を解除する(同図(d)(e)参照)。
【0073】そして、この後に支持部材28aや帯電ブ
ラシ29や除電ブラシ31を始めとする各高圧電位の印
加やトナー担持体22や制御電極7の駆動および電位供
給が停止する(同図(a)参照)。
【0074】時刻t3 から時刻t4 までの時間について
は、やはり、用紙6が搬送されるのに伴って対向電極2
4の表面が露出しないような時間、即ち用紙6の後端が
紙検知センサー34から離れて対向電極24の上流側に
到達するまでの時間以下に設定されている。
【0075】なお、上記のようなタイミングで対向電極
24への高圧印加を制御することで放電を防止すること
ができるが、時刻t1 から時刻t2 までの間隔が長く、
時刻t3 から時刻t4 までの間隔が短いと用紙6におけ
る画像形成領域が狭くなって好ましくなくなるので、高
圧印加のON/OFFの時刻t2 およびt4 は、用紙6
の搬送速度と対向電極24の幅(搬送方向の寸法)や対
向電極24と紙検知センサー34の距離等のような装置
の構成に応じて、上記放電を生じないように適宜決定す
ればよい。
【0076】以上のように、本デジタルプリンタでは、
対向電極24への高圧の印加が、対向電極24が用紙6
にて確実に覆われている期間のみ行われ、それ以外のと
きは、対向電極24への高圧の印加は行われない構成で
ある。
【0077】したがって、例えば、対向電極24に対し
て上記の時刻t2 より前に高圧が印加された場合や、時
刻t4 以降にも高圧が印加され続けた場合には、トナー
担持体22や制御電極7と対向電極24との間に用紙6
が存在せず、対向電極24が用紙6にて覆われていない
状態で対向電極24に高圧が印加されるので、対向電極
24の表面がトナー担持体22や制御電極7に対して露
出した状態となり、対向電極24とトナー担持体22ま
たは対向電極24と制御電極7の間に放電が生じやすく
なるが、このような構成とすることで、放電を確実に回
避できる。
【0078】なお、本画像形成装置では、用紙6が対向
電極24を覆う位置にあるかどうかを検出して対向電極
24への高圧印加のタイミングを決定するために、紙検
知センサー34を対向電極24の上流側に配置してい
る。しかしながら、用紙6の搬送速度が一定であれば、
ピックアップローラ10の駆動が開始されて用紙6の先
端が対向電極24の下流側に達するまでの所要時間
1 、並びに用紙6の後端が対向電極24の上流側に達
するまでの所要時間T2 はそれぞれ一定であるから(但
し、T2 は用紙6の搬送方向の長さが同じ場合)、ピッ
クアップローラ10の駆動開始から、時間T1 経過後に
対向電極24に高圧を印加させるようにし、その後、時
間T2 経過する直前に、対向電極24への高圧印加を解
除するようにしても、上記と同様に対向電極24が用紙
6に覆われている状態でのみ対向電極24に高圧を印加
できる。
【0079】その他、帯電ブラシ29に流れる電流値の
変化を検出することでも、上記タイミングを決めること
ができる。即ち、帯電ブラシ29に流れる電流値は、帯
電ブラシ29が用紙6に接触しているか否かによって変
化するので、用紙6が帯電ブラシ29に接触しはじめた
時点から、用紙6の先端が対向電極24の下流側に達す
るまでの所要時間T3 経過した後に対向電極24に高圧
を印加させるようにし、用紙6が接触しなくなってから
用紙の後端が対向電極24の上流側に達するまでの時間
4 経過する直前に、対向電極24への高圧印加を解除
するようにしてもよい。
【0080】このように用紙6の搬送手段を用紙6の検
出手段として使用することで、紙検知センサー34を別
途設ける構成に比べて、部品点数の削減や装置の小型化
・コストダウンが可能となる。
【0081】また、本画像形成装置では、対向電極24
への高圧の印加と解除とを、高圧電源25と対向電極2
4との間に介在された高圧リレー26で行っているた
め、対向電極24に印加される電圧は常に安定し、対向
電極24の表面に形成される強電界も安定し、良好な画
像形成が行える。
【0082】但し、上記スイッチングについては、その
他、公知の他のスイッチング回路を使用してもよく、例
えば、ON/OFFによって出力が不安定とならず、高
圧の出力を開始した直後から所定の高圧を速やかに出力
可能な電源を高圧電源25として使用すれば、高圧電源
25の出力のON/OFFや高圧電源25への電力供給
のON/OFFによって高圧印加を制御することも可能
である。この場合は、上記の高圧リレー26を配置する
必要がなくなるから、部品点数の削減と装置の小型化・
コストダウンが可能となる。
【0083】また、対向電極24への高圧の印加と解除
とを、高圧リレー26の代わりに可変抵抗を配置し、可
変抵抗の抵抗を可変することにより対向電極24に印加
する電圧を降圧させる構成としてもよい。高圧リレー2
6でON/OFFを行うと電気的なノイズが発生し、こ
の電気的なノイズが回路の誤動作を発生させる可能性が
あるため、さらに好ましい構成とできる。
【0084】また、本実施の形態では、上記の対向電極
24に印加する高圧のON/OFFを制御することによ
り、対向電極24とトナー担持体22または制御電極7
との間に形成される電界の強度を制御していたが、例え
ば、図6に示すように、対向電極24を図の矢印C−D
方向に移動可能としておき、用紙6が対向領域に搬送さ
れ、用紙6への画像形成を開始する寸前に対向電極24
が制御電極7に近接する方向、すなわち矢印C方向に移
動させ、画像形成が終了した後等、用紙6が対向領域か
ら移動した場合にはトナー担持体22や制御電極7から
矢印D方向に離間させておく構成でも可能である。
【0085】この構成では、対向電極24に印加される
電圧が一定であっても離間によって、形成される電界が
弱くなるため、放電が生じ難くなる。この移動方向は図
6に示す直線運動に限らず回転運動によってでもよく装
置の特性によって決定すればよい。
【0086】なお、本実施の形態では、トナー5を通過
させるためのON電圧を150Vとして説明したが、こ
の電圧の値は、トナーの特性や画像形成部2の構成の違
いによって、適正値が変化するものであり、上記値に限
定されるものではない。もちろん、前記した対向電極2
4の印加電位と帯電ブラシ29に印加する電位やゲート
7a直下での用紙6の表面電位等についても同様のこと
が言える。また、トナー5の通過を阻止するためのOF
F電圧についても、本発明の請求範囲を逸脱しない限り
において特に限定されるものではない。
【0087】さらに、ここでは、対向電極24における
放電が起こり得る有効領域を対向電極24の全面として
いるが、対向電極24がローラ状の場合、或いは対向電
極が上記の有効領域より大きく設定されている場合は、
それぞれ有効領域に対してタイミングを制御すればよ
い。
【0088】ところで、上記のような画像形成装置にお
いては、用紙6として使用する記録媒体のサイズとして
複数種類設定されている場合が容易に考えられる。例え
ば、A4の用紙6が使用される画像形成装置では、対向
電極24の長さ(用紙6の搬送方向と直交する方向の寸
法)は少なくともA4幅を有している必要がある。しか
しながら、このようなA4幅の長さを有する対向電極2
4にB5の用紙6を使用すると、図7に示すように、ト
ナー供給部3における図示しないトナー担持体や制御電
極7に対して、対向電極24の一部が露出してしまうこ
とになる。このような条件で対向電極24に電圧を印加
すれば上記した放電が生じる可能性がある。
【0089】そこで、このような場合は、図8ないし図
10に示すように、使用する用紙6の幅に応じて、対向
電極24と制御電極7或いはトナー担持体22との間に
形成する強電界の形成領域を切り換える構造とするのが
よい。
【0090】例えば、図8では対向電極24を対向電極
24aと対向電極24bとに2分割し、さらに対向電極
24a、25bに高圧電源25から印加する電圧を制御
する高圧リレー26aと高圧リレー26bとをそれぞれ
配置している。そして、B5の用紙6が搬送された場合
には、高圧リレー26aをONとし、高圧リレー26b
をOFFとすれば、対向電極24bは、制御電極7に対
して露出するが、この対向電極24bには飛翔電圧が印
加されないので、上記放電が回避できる。また、A4の
用紙6が搬送された場合には、高圧リレー26bもON
となり、対向電極24bにも高圧が印加され、用紙6の
全面にわたって対向電極24の強電界が形成されること
になる。
【0091】なお、対向電極24a・24bへの高圧の
印加と解除とを、高圧リレー26a・26bのON/O
FFによって行っているが、このような高圧リレー26
a・26bのON/OFFを行うと非常に強い電気的な
ノイズが発生し、場合によっては、この電気的なノイズ
が回路の誤動作を発生させる可能性もある。そこで、高
圧リレー26a・26bに変えて可変抵抗を配置し、該
可変抵抗の抵抗を可変することにより対向電極24a・
24bに印加する電圧を降圧させるようにしてもよい。
降圧させるレベルについては、上記の放電が容易に生じ
ないような電位とすればよい。
【0092】また、図9に示すように、対向電極24を
用紙6の矢印E−F方向に移動可能としておき、用紙6
の幅が狭いときには対向電極24を矢印E方向に移動さ
せ、用紙6の幅が広いときには矢印F方向に移動させる
というように、用紙6のサイズに応じて、対向電極24
と制御電極7との重なる幅を任意に可変できるような構
成としてもよい。上記構成では、任意の幅の用紙6を検
出させるようにすれば、用紙6の幅に依存することな
く、上記した放電が生じないようにすることができる。
【0093】また、対向電極24の表面が用紙6の幅に
応じて部分的にトナー担持体22や制御電極7から離間
する構成が使用できる。例えば、B5とA4の用紙6を
使用できるようにするのであれば、図10(a)(b)に
示すように、B5幅の長さを有する対向電極面24cと
A4幅の長さを有する対向電極面24dとを備えた対向
電極24を形成して、用紙6の幅に合わせて適宜回転を
行って強電界を形成する領域を制御することも可能であ
る。
【0094】上記において同図では、B5の用紙6が配
置された場合は同図(a)に示すように、対向電極面2
4cを対向させ、A4の用紙6が配置された場合は同図
(b)に示すように、同図(a)の状態から対向電極2
4を回転させて対向電極面24dを制御電極7に対向さ
せている。上記の図10(a)において、対向電極24
の表面がトナー担持体22や制御電極7から離間してい
る部分では、形成される電界が弱くなるため、放電が回
避される。
【0095】以上のように、制御電極7と対向電極24
との位置関係を適宜変更できるようにすることによって
も、放電を回避することが可能となる。
【0096】また、本実施の形態では、制御電極7が、
各ゲート7aをそれぞれ独立したリング状電極7cによ
って制御するシングルドライブ制御方式を採用した場合
を例に説明したが、図11に示すように、リング状電極
7cの代わりに、制御電極7のトナー担持体22側に帯
状電極7eを配置し、対向電極24側に帯状電極7fを
配置するマトリクス制御方式を採用した制御電極7’を
使用することもできる。
【0097】また、本実施の形態では、黒色のトナーを
用いたモノクロの画像形成装置であるデジタルプリンタ
の場合を例に挙げて説明したが、複数色のトナーを用い
るカラー画像形成装置のカラーデジタルプリンタでも同
様に本発明が適用できる。
【0098】例えば、図12に示すカラーデジタルプリ
ンタの画像形成部2には、イエロー、マゼンタ、シア
ン、プラックの4色のトナーを用いて、各色のトナーに
対応して、それぞれトナー供給部3a・3b・3c・3
dと、これらに対応した図示しない4つの制御電極、並
びに4つの対向電極24e・24f・24g・24hを
備えている。もちろん4色以上利用する場合には追加す
る色数に応じて、トナー供給部、制御電極、および対向
電極を追加する。
【0099】各色に対応する対向電極24e〜24hへ
の高圧印加のON/OFFは、切り換えスイッチ26c
にそれぞれ設けられた高圧リレーにて行うようになって
いる。その他の構成は、前記した画像形成装置と同一で
ある。
【0100】このような構成のカラーデジタルプリンタ
では、各色毎にカラーの画像データが与えられ、搬送さ
れる用紙6に対して、それぞれの色の画像を形成し、4
色を重ねることによりカラー画像が形成される。
【0101】このようなカラーデジタルプリンタの場合
は、図からも判るように、対向電極24e〜24fが、
用紙6の搬送方向に沿って長く分布することになるの
で、例えば、対向電極24fは用紙6で覆われていない
が、対向電極24e・24gでは一部が覆われており、
また対向電極24hは全面が用紙6で覆われているとい
うように、対向電極24の位置によって用紙6との関係
が変化するため、各対向電極24e〜24hへの印加電
圧を同時に与えるのではなく個々に制御する必要があ
る。
【0102】各対向電極24e〜24hへの印加電圧を
個々に制御するためには、前述の図2に示したような紙
検知センサー34を各対向電極24e〜45hごとに配
置して、各紙検知センサー34からの検出信号によっ
て、それぞれへの高圧印加を制御してもよいが、各対向
電極24e〜24h間の間隔は一定であるから、図12
に示すように、最も上流側にある対向電極24eの上流
に紙検知センサー34を配置し、用紙6の検出時点か
ら、それぞれ所定の時間が経過した後に各対向電極24
e〜24hに電圧を印加するようにすれば、配置するセ
ンサーの数が少なくて済むので、部品点数の削減と装置
の小型化・コストダウンが可能となる。
【0103】また、上記したカラー画像形成装置におい
ても、前述の図6に示した対向電極24と制御電極7或
いはトナー担持体22との離間距離を可変して電界を制
御する構成としてもよく、さらに、前述の図8〜図10
に示した、用紙6寸法に応じて電界形成領域を切り換え
る構成を併せて採用することもできる。
【0104】なお、上記実施の形態では、顕像剤がトナ
ー5である場合を例に挙げて説明したが、顕像剤はイン
ク等であってもよい。さらに、トナー供給部3の構成
を、イオンフロー法を適用した構成とすることも可能で
ある。つまり、画像形成部2は、コロナ帯電器等のイオ
ン源を備えた構成となっていてもよい。この場合におい
ても、印加電圧を制御することにより、顕像剤の用紙6
への付着を制御できるので、上記実施の形態と同様の作
用・効果を奏することができる。
【0105】
【発明の効果】請求項1の発明に係る画像形成装置は、
以上のように、対向電極と担持体または制御電極との間
の電界を、搬送される記録媒体が対向電極の有効領域を
覆うときのみ画像形成に必要な強度とし、それ以外のと
きは画像形成に必要な強度よりも弱める或いは無くする
ように制御する電界制御手段が設けられている構成であ
る。
【0106】これにより、対向電極の有効領域は記録媒
体に覆われた状態でしか、画像形成に必要な強い電界が
担持体や制御電極と対向電極との間に形成されることは
ないので、高抵抗を有するまたは非常に厚い絶縁部材を
別途配置する必要のない簡単な構成で各部材の破損に繋
がる放電の発生を確実に回避することができるという効
果を奏する。
【0107】請求項2の発明に係る画像形成装置は、以
上のように、請求項1の構成においおて、互いに異なる
色の顕像剤を担持する複数の担持体と、各担持体毎に設
けられる対向電極と制御電極とを、記録媒体の搬送経路
に備え、上記電界制御手段は、各対向電極と各担持体ま
たは各制御電極との間に形成されるそれぞれの電界の強
度を個別に制御する構成である。
【0108】これにより、画像形成の工程を複数回行っ
てカラー画像を形成する場合でも、対向電極と担持体も
しくは制御電極との間で放電を生じることはなく、カラ
ー画像等の形成時にも、各部材の破損に繋がる放電の発
生を回避することができるという効果を奏する。
【0109】請求項3の発明に係る画像形成装置は、以
上のように、請求項1又は2の構成において、上記電界
制御手段は、対向電極の印加電位を変化させることで上
記の電界制御を行う構成である。
【0110】これにより、駆動部分が少なく、信頼性の
向上が可能となるとともに、部品点数の削減と装置の小
型化・コストダウンが可能となるという効果を併せて奏
する。
【0111】請求項4の発明に係る画像形成装置は、以
上のように、請求項3の構成において、上記対向電極の
印加電位の変化が、該対向電極と該対向電極へ電圧を供
給する電源手段との間に設けられたスイッチング手段に
より行われる構成である。
【0112】これにより、対向電極の電位の切り換えを
高圧電源の出力状態で行うのでトナーを飛翔させる電圧
の印加を開始した直後に生じる電位の不安定さを回避し
て常に対向電極を安定した電位に保つことができる。そ
の結果、安定した画像形成が可能になるという効果を併
せて奏する。
【0113】請求項5の発明に係る画像形成装置は、以
上のように、請求項1又は2の画像形成装置において、
上記電界制御手段は、対向電極と担持体との離間距離を
変化させることで上記の電界制御を行う構成である。
【0114】これにより、画像形成に必要なトナーを飛
翔させる電界と、それより低い電界或いは電界解除とを
切り換える場合に、この切り換えに伴う電気的なノイズ
が一切発生しないため、制御装置等の回路系における誤
動作を招来することがなく安定した画像形成が可能とな
るという効果を併せて奏する。
【0115】請求項6の発明に係る画像形成装置は、以
上のように、請求項1ないし5の構成において、上記電
界制御手段は、対向電極における記録媒体の搬送方向上
流側に、記録媒体の有無を少なくとも検出可能な検出手
段を有しており、該検出手段による検出結果を基に上記
の電界制御を行う構成である。
【0116】これにより、例えば画像形成のスタートボ
タンからの時間経過を基に記録媒体の位置を求めてタイ
ミングを図る構成等に比べ、より確実な電界制御が可能
となり、その結果、上記放電回避をより確実に行えると
いう効果を奏する。
【0117】請求項7の発明に係る画像形成装置は、以
上のように、請求項6の構成において、上記電界制御手
段の検出手段として、対向電極における記録媒体の搬送
方向上流側に配置された記録媒体を搬送するための搬送
手段が兼用されている構成である。
【0118】これにより、電界制御手段によるタイミン
グを図るためだけに検出手段を別途設ける必要がないの
で、画像形成装置の構成を簡略化でき、部品点数の削減
が可能となるという効果を併せて奏する。
【0119】本発明の請求項8記載の画像形成装置は、
以上のように、搬送される記録媒体の搬送方向と直交す
る方向の寸法に応じて、対向電極と担持体または制御電
極との間に形成する画像形成に必要な電界の形成領域を
切り換える電界形成領域切り換え手段を備えている構成
である。
【0120】これにより、用いられる用紙の搬送方向と
直交する方向の寸法が、対向電極のその方向の寸法より
小さくても、対向電極と担持体または制御電極との間の
電界は記録媒体が存在する部分にのみ形成される。この
結果、高抵抗を有するまたは非常に厚い絶縁部材を別途
配置する必要のない簡単な構成で、各部材の破損に繋が
る放電の発生を確実に回避することができるという効果
を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態における画像形成装置で
あるデジタルプリンタの要部を示す構成図である。
【図2】上記デジタルプリンタの全体構成図である。
【図3】上記デジタルプリンタに備えられる制御電極を
示す平面図である。
【図4】上記デジタルプリンタにおける画像形成動作を
示すフローチャートである。
【図5】上記デジタルプリンタにおける各部の電位印加
タイミングを示すタイミングチャートである。
【図6】上記デジタルプリンタに備えられる対向電極の
別の構成を示す説明図である。
【図7】対向電極の搬送方向と直交する方向の寸法に対
して、使用される用紙の同方向の寸法が小さい場合の問
題点を示す説明図である。
【図8】上記デジタルプリンタに備えられる対向電極の
別の構成を示す説明図である。
【図9】上記デジタルプリンタに備えられる対向電極の
別の構成を示す説明図である。
【図10】上記デジタルプリンタに備えられる対向電極
の別の構成を示す説明図である。
【図11】上記デジタルプリンタに備えられる制御電極
の別の構成を示す平面図である。
【図12】上記デジタルプリンタの構成をカラー画像形
成装置であるカラーデジタルプリンタに適用した場合の
要部を示す構成図である。
【符号の説明】 2 画像形成部 3 トナー供給部 5 トナー(顕像剤) 6 用紙(記録媒体) 7 制御電極 7a ゲート 10 ピックアップローラ 22 トナー担持体(担持体) 24 対向電極 25 高圧電源 34 紙検知センサー(検出手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 谷 健次 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 ▲吉▼永 肇 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】顕像剤を担持する担持体と、この担持体に
    対向配置された対向電極と、これら担持体と対向電極と
    の間に配置され、貫通孔からなる複数のゲートを有し、
    該ゲート毎に顕像剤のゲート通過を制御するための電極
    が設けられた制御電極とを備え、上記の担持体と対向電
    極との間に形成される電界にて顕像剤を担持体から対向
    電極へと飛翔させると共に、担持体と制御電極との間に
    形成される電界にて上記の飛翔する顕像剤のゲート通過
    を制御し、制御電極と対向電極との間を搬送される記録
    媒体の表面に上記顕像剤を付着させて画像を形成する画
    像形成装置において、 対向電極と担持体または制御電極との間の電界を、搬送
    される記録媒体が対向電極の有効領域を覆うときのみ画
    像形成に必要な強度とし、それ以外のときは画像形成に
    必要な強度よりも弱める或いは無くするように制御する
    電界制御手段が設けられていることを特徴とする画像形
    成装置。
  2. 【請求項2】互いに異なる色の顕像剤を担持する複数の
    担持体と、各担持体毎に設けられる制御電極と対向電極
    とを、記録媒体の搬送経路に備え、 上記電界制御手段は、各対向電極と各担持体または各制
    御電極との間に形成されるそれぞれの電界の強度を個別
    に制御することを特徴とする請求項1に記載の画像形成
    装置。
  3. 【請求項3】上記電界制御手段は、対向電極の印加電位
    を変化させることで上記の電界制御を行うことを特徴と
    する請求項1又は2記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】上記対向電極の印加電位の変化が、該対向
    電極と該対向電極へ電圧を供給する電源手段との間に設
    けられたスイッチング手段により行われることを特徴と
    する請求項3記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】上記電界制御手段は、対向電極と担持体と
    の離間距離を変化させることで上記の電界制御を行うこ
    とを特徴とする請求項1又は2記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】上記電界制御手段は、対向電極における記
    録媒体の搬送方向上流側に、記録媒体の有無を少なくと
    も検出可能な検出手段を有しており、該検出手段による
    検出結果を基に上記の電界制御を行うことを特徴とする
    請求項1ないし5の何れかに記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】上記電界制御手段の検出手段として、対向
    電極における記録媒体の搬送方向上流側に配置された記
    録媒体を搬送するための搬送手段が兼用されていること
    を特徴とする請求項6記載の画像形成装置。
  8. 【請求項8】顕像剤を担持する担持体と、この担持体に
    対向配置された対向電極と、これら担持体と対向電極と
    の間に配置され、貫通孔からなる複数のゲートを有し、
    該ゲート毎に顕像剤のゲート通過を制御するための電極
    が設けられた制御電極とを備え、上記の担持体と対向電
    極との間に形成される電界にて顕像剤を担持体から対向
    電極へと飛翔させると共に、担持体と制御電極との間に
    形成される電界にて上記の飛翔する顕像剤のゲート通過
    を制御し、制御電極と対向電極との間を搬送される記録
    媒体の表面に上記顕像剤を付着させて画像を形成する画
    像形成装置において、 搬送される記録媒体の搬送方向と直交する方向の寸法に
    応じて、対向電極と担持体または制御電極との間に形成
    する画像形成に必要な電界の形成領域を切り換える電界
    形成領域切り換え手段を備えていることを特徴とする画
    像形成装置。
JP9050791A 1997-03-05 1997-03-05 画像形成装置 Pending JPH10244701A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9050791A JPH10244701A (ja) 1997-03-05 1997-03-05 画像形成装置
US09/032,872 US6042220A (en) 1997-03-05 1998-03-02 Image forming device forming an image on a recording medium using flying developer

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9050791A JPH10244701A (ja) 1997-03-05 1997-03-05 画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10244701A true JPH10244701A (ja) 1998-09-14

Family

ID=12868638

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9050791A Pending JPH10244701A (ja) 1997-03-05 1997-03-05 画像形成装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US6042220A (ja)
JP (1) JPH10244701A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
USRE43394E1 (en) 1999-11-08 2012-05-15 Lg Electronics Inc. Apparatus for connecting TV and computer

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7669963B2 (en) * 2006-07-28 2010-03-02 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Multi-carriage printing device and method

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5825384A (en) * 1995-09-22 1998-10-20 Sharp Kabushiki Kaisha Image forming apparatus including means for controlling the flight of toner or visualizing particles in accordance with an image signal
US5781218A (en) * 1996-02-06 1998-07-14 Sharp Kabushiki Kaisha Image forming apparatus

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
USRE43394E1 (en) 1999-11-08 2012-05-15 Lg Electronics Inc. Apparatus for connecting TV and computer

Also Published As

Publication number Publication date
US6042220A (en) 2000-03-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0733957B1 (en) Image transferring device with charging control
US10635038B2 (en) Image forming apparatus
US5504565A (en) Image forming apparatus having transfer voltage timing control
JP6478606B2 (ja) 画像形成装置
JPH10244701A (ja) 画像形成装置
US7302201B2 (en) Voltage switch and electrophotographic color image forming apparatus using the same
JPH11272090A (ja) 画像形成装置
JPH11125977A (ja) ベルト転写装置
JPH07271200A (ja) 画像形成装置
JP3502530B2 (ja) 画像形成装置
JP3402906B2 (ja) 画像形成装置
JP4743556B2 (ja) 画像形成装置
US6601946B1 (en) Image forming apparatus in which toner is removed by changing electric field between opposing electrode and control electrode
JPH10235922A (ja) 画像形成装置
JP3402893B2 (ja) 画像形成装置
JP4865949B2 (ja) 画像形成装置
US6270195B1 (en) Image forming apparatus using gates and electrodes for selectively passing toner
JPH09193443A (ja) 画像形成装置
JPH10340010A (ja) 画像形成装置
JP2004191704A (ja) 画像形成装置
JP4261833B2 (ja) 帯電装置及び画像形成装置
JPH09193445A (ja) 画像形成装置
JP2012233974A (ja) 画像形成装置
JPH11240194A (ja) 画像形成装置
JP2007232749A (ja) 画像形成装置