JPH10244822A - 自動車用空気調和装置のドア構造 - Google Patents
自動車用空気調和装置のドア構造Info
- Publication number
- JPH10244822A JPH10244822A JP4933897A JP4933897A JPH10244822A JP H10244822 A JPH10244822 A JP H10244822A JP 4933897 A JP4933897 A JP 4933897A JP 4933897 A JP4933897 A JP 4933897A JP H10244822 A JPH10244822 A JP H10244822A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- door
- air
- shaft
- opening
- air conditioner
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 238000004378 air conditioning Methods 0.000 title abstract 2
- 230000013011 mating Effects 0.000 claims description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 10
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 3
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 3
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 2
- 238000007664 blowing Methods 0.000 description 2
- 230000001143 conditioned effect Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 240000004050 Pentaglottis sempervirens Species 0.000 description 1
- 235000004522 Pentaglottis sempervirens Nutrition 0.000 description 1
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 1
- 239000000498 cooling water Substances 0.000 description 1
- 239000005357 flat glass Substances 0.000 description 1
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 1
- 230000010349 pulsation Effects 0.000 description 1
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 1
- 239000003566 sealing material Substances 0.000 description 1
- 230000000087 stabilizing effect Effects 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Air-Conditioning For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 気圧差のある車室内と風路を隔てているドア
を開放する場合、等圧となるまでのドア操作初期の重さ
を解消して、操作者に良好な操作感を提供し、装置の大
きさもコンパクトで効率の良いものとならしめる「自動
車用空調装置のドア構造」を提供する。 【解決手段】 自動車用空気調和装置の空気流の制御を
行うドアに於いて、そのドアの構成を2枚のドアの組み
合わせによるものとし、動作の重くなる初期に第1ドア
1のみが先に開くようにし、等圧となった後に次の第2
ドア2が開くものとする。両ドアはドア軸3,4に設け
られた係合孔と係合突起により係合され、その係合する
部分に設けた回動方向の遊び角θによりドア開度の所定
の時間差が作られている。また、両ドアの接合部には気
密を目的とした接合構造が設けられており、第2ドア2
はその第2ドア軸4にばねが設けられ弾発力が常に加わ
り不要なばたつきを防止している。
を開放する場合、等圧となるまでのドア操作初期の重さ
を解消して、操作者に良好な操作感を提供し、装置の大
きさもコンパクトで効率の良いものとならしめる「自動
車用空調装置のドア構造」を提供する。 【解決手段】 自動車用空気調和装置の空気流の制御を
行うドアに於いて、そのドアの構成を2枚のドアの組み
合わせによるものとし、動作の重くなる初期に第1ドア
1のみが先に開くようにし、等圧となった後に次の第2
ドア2が開くものとする。両ドアはドア軸3,4に設け
られた係合孔と係合突起により係合され、その係合する
部分に設けた回動方向の遊び角θによりドア開度の所定
の時間差が作られている。また、両ドアの接合部には気
密を目的とした接合構造が設けられており、第2ドア2
はその第2ドア軸4にばねが設けられ弾発力が常に加わ
り不要なばたつきを防止している。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車用空気調和
装置の風路内を流通する空気の流れを制御するドアの構
造に関する。
装置の風路内を流通する空気の流れを制御するドアの構
造に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、自動車用空気調和装置は、図1
に示すように、ユニットケース9内に上流側から、内気
口11および外気口10、エバポレータ21,ヒータコ
ア22の順に配置しており、インテークドア15が選択
した外気口11又は内気口10から取り入れられた空気
をブロアユニット20によってエバポレータ21に送風
するようになっている。
に示すように、ユニットケース9内に上流側から、内気
口11および外気口10、エバポレータ21,ヒータコ
ア22の順に配置しており、インテークドア15が選択
した外気口11又は内気口10から取り入れられた空気
をブロアユニット20によってエバポレータ21に送風
するようになっている。
【0003】エバポレータ21は、エンジンルーム内に
設けられた冷房サイクルに接続され、流下した空気との
間で熱交換を行うことにより当該空気を冷却する。車室
内のエアコンのスイッチがオンされて冷房サイクルが作
動している場合には、インテークドア15により選択さ
れた空気の流れは、エバポレータ21によって冷却さ
れ、エアコンのスイッチがオフとなって冷房サイクルが
停止している場合は、インテークドア15から流下した
空気は、エバポレータ21をそのまま通過して送風され
る。
設けられた冷房サイクルに接続され、流下した空気との
間で熱交換を行うことにより当該空気を冷却する。車室
内のエアコンのスイッチがオンされて冷房サイクルが作
動している場合には、インテークドア15により選択さ
れた空気の流れは、エバポレータ21によって冷却さ
れ、エアコンのスイッチがオフとなって冷房サイクルが
停止している場合は、インテークドア15から流下した
空気は、エバポレータ21をそのまま通過して送風され
る。
【0004】ヒータコア22は、エンジン冷却水が循環
する様に設けられ、このヒータコア22を通過する通路
と、ヒータコア22を迂回する通路とを通過する空気量
の比を、ヒータコア22の前面に設けられたミックスド
ア16によって制御している。このヒータコア22を通
過する空気量の比率を調節することにより、ヒータコア
22により加熱された温風と、加熱されないで流過した
冷風がヒータコア22の下流側に形成された風路23内
でミックスされ、吹出し空気の温度が調節されるように
なっている。
する様に設けられ、このヒータコア22を通過する通路
と、ヒータコア22を迂回する通路とを通過する空気量
の比を、ヒータコア22の前面に設けられたミックスド
ア16によって制御している。このヒータコア22を通
過する空気量の比率を調節することにより、ヒータコア
22により加熱された温風と、加熱されないで流過した
冷風がヒータコア22の下流側に形成された風路23内
でミックスされ、吹出し空気の温度が調節されるように
なっている。
【0005】この風路23には、主に温風を乗員の足下
に吹き出すためのフット口14が形成され、ここに設け
られたフットドア19を開閉することによりフット口1
4から直接あるいは短いダクトを介して乗員の足下に温
風が吹き出されるようになっている。また、風路23に
は、主に冷風などの調和空気を乗員の上半身に向けて配
風するベント口13、フロントガラス等に向けて配風す
るデフロスト口12も形成されており、ここに設けられ
たベントドア18あるいはデフドア17を開閉すること
によりベント口13あるいはデフロスト口12に接続さ
れたダクトを介して車室内に向かって調和空気が吹き出
される。
に吹き出すためのフット口14が形成され、ここに設け
られたフットドア19を開閉することによりフット口1
4から直接あるいは短いダクトを介して乗員の足下に温
風が吹き出されるようになっている。また、風路23に
は、主に冷風などの調和空気を乗員の上半身に向けて配
風するベント口13、フロントガラス等に向けて配風す
るデフロスト口12も形成されており、ここに設けられ
たベントドア18あるいはデフドア17を開閉すること
によりベント口13あるいはデフロスト口12に接続さ
れたダクトを介して車室内に向かって調和空気が吹き出
される。
【0006】これらのベント口13,デフロスト口1
2,フット口14に各々設けられている種々のドアの構
造は、概して鉄板あるいは合成樹脂板などの硬質プレー
トを支持シャフトにより支持したものにより形成され、
該支持シャフトをモータあるいはアクチュエータにより
直接的にあるいは一般的なリンクと溝カム等からなる駆
動手段を介して作動し、前記風路23を流れる空気流を
制御している。
2,フット口14に各々設けられている種々のドアの構
造は、概して鉄板あるいは合成樹脂板などの硬質プレー
トを支持シャフトにより支持したものにより形成され、
該支持シャフトをモータあるいはアクチュエータにより
直接的にあるいは一般的なリンクと溝カム等からなる駆
動手段を介して作動し、前記風路23を流れる空気流を
制御している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このように
構成された従来のドア構造は、ドアを「開」位置又は
「閉」位置とすることにより風路を流れる空気流を制御
している。それらのドアが「閉」の時には風路内気圧と
車室内気圧の圧力差によってドアの面が「閉」位置に押
し付けられている。
構成された従来のドア構造は、ドアを「開」位置又は
「閉」位置とすることにより風路を流れる空気流を制御
している。それらのドアが「閉」の時には風路内気圧と
車室内気圧の圧力差によってドアの面が「閉」位置に押
し付けられている。
【0008】このため、このドア構造を用いて所望する
吹き出し状態が得られるように制御する場合には、ドア
動作初期の作動トルクをその気圧差による圧力の押し付
け力に対抗すべく増大しなければならず、マニュアルコ
ントロールにより操作する場合に於いては操作力がより
多く必要となる。また電動モータやその他の動力を用い
て操作する場合に於いても、その動力伝達系やその動力
源自体が最大トルクを供給するに十分な容量を持たせな
ければならず、場合によってはトルク増大の為の減速機
構も必要となる。したがって、それらの手段を用いた場
合にはドア動作時の駆動騒音が車室内に伝わりやすく、
また装置全体も大型となることが避けられない。特に、
自動車用空気調和装置は、車室内の前方に設けられたイ
ンストルメントパネルの内部という狭小なスペースに設
置されるので、ユニットの小形化が従来より熱望されて
いるという状況に対しても逆行する結果となる。
吹き出し状態が得られるように制御する場合には、ドア
動作初期の作動トルクをその気圧差による圧力の押し付
け力に対抗すべく増大しなければならず、マニュアルコ
ントロールにより操作する場合に於いては操作力がより
多く必要となる。また電動モータやその他の動力を用い
て操作する場合に於いても、その動力伝達系やその動力
源自体が最大トルクを供給するに十分な容量を持たせな
ければならず、場合によってはトルク増大の為の減速機
構も必要となる。したがって、それらの手段を用いた場
合にはドア動作時の駆動騒音が車室内に伝わりやすく、
また装置全体も大型となることが避けられない。特に、
自動車用空気調和装置は、車室内の前方に設けられたイ
ンストルメントパネルの内部という狭小なスペースに設
置されるので、ユニットの小形化が従来より熱望されて
いるという状況に対しても逆行する結果となる。
【0009】本発明は、このような従来技術の問題点な
いし要望に鑑みてなされたものであり、操作性が良好
で、しかも装置全体のコンパクト化が可能な、作動効率
のよい自動車用空気調和装置のドア構造を提供すること
を目的とする。
いし要望に鑑みてなされたものであり、操作性が良好
で、しかも装置全体のコンパクト化が可能な、作動効率
のよい自動車用空気調和装置のドア構造を提供すること
を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明は、内部に風路が形成された
ユニットケースに、前記風路を流通する空気流の流れを
制御するドア部材を設けてなる自動車用空気調和装置に
おいて、第1ドア及び第2ドアが組み合わされて設けら
れ、第1ドアには第1ドア軸を備え、この第1ドア軸を
中心にして回動可能に支持され、第2ドアには同様に第
2ドア軸が備えられ、やはりこの軸を中心にして回動可
能に支持されている。そしてこの両ドア軸は一端にて互
いに係合する。この係合のための構造として第1ドア軸
には係合孔が設けられており、第2ドア軸には係合突起
が設けられており、両者の接合により所定の角度範囲内
での回動が可能となっている。かかる構成にあっては、
この発明にあっては空気圧力差のある二つの空間を隔て
ているドアを開ける時に、最初に小さな第1ドアを開け
て空気圧力差を均等な圧力まで減少させてから大きな第
2ドアを開ける。このときに必要なドアを開ける力は、
開け始めに空気圧力が全面に架かっている1枚のドアで
構成される従来の場合に比べ、その開け始めの時点にお
いて、先にその小さな面積に比例する空気圧力しかかか
っていない第1ドアを開ける事で空気圧力差が解消さ
れ、大きな第2ドアにその面積に比例した大きさの空気
圧力がかからなくなるために少ないもので済む。
に、請求項1に記載の発明は、内部に風路が形成された
ユニットケースに、前記風路を流通する空気流の流れを
制御するドア部材を設けてなる自動車用空気調和装置に
おいて、第1ドア及び第2ドアが組み合わされて設けら
れ、第1ドアには第1ドア軸を備え、この第1ドア軸を
中心にして回動可能に支持され、第2ドアには同様に第
2ドア軸が備えられ、やはりこの軸を中心にして回動可
能に支持されている。そしてこの両ドア軸は一端にて互
いに係合する。この係合のための構造として第1ドア軸
には係合孔が設けられており、第2ドア軸には係合突起
が設けられており、両者の接合により所定の角度範囲内
での回動が可能となっている。かかる構成にあっては、
この発明にあっては空気圧力差のある二つの空間を隔て
ているドアを開ける時に、最初に小さな第1ドアを開け
て空気圧力差を均等な圧力まで減少させてから大きな第
2ドアを開ける。このときに必要なドアを開ける力は、
開け始めに空気圧力が全面に架かっている1枚のドアで
構成される従来の場合に比べ、その開け始めの時点にお
いて、先にその小さな面積に比例する空気圧力しかかか
っていない第1ドアを開ける事で空気圧力差が解消さ
れ、大きな第2ドアにその面積に比例した大きさの空気
圧力がかからなくなるために少ないもので済む。
【0011】請求項2に記載の係合突起及びそれに接合
する係合孔の形状がそれぞれにおいて回動軸に直角に断
面をとった場合に扇形を呈することを特徴としている。
この扇形突起と扇形孔のそれぞれの扇形の中心角を所定
の角度差となるようにすることで、その角度の差分の範
囲内の回動が可能となる。この場合に扇形孔の中心角度
が扇形突起の中心角度に対して大きくなるように設定す
る必要があることはいうまでもない。
する係合孔の形状がそれぞれにおいて回動軸に直角に断
面をとった場合に扇形を呈することを特徴としている。
この扇形突起と扇形孔のそれぞれの扇形の中心角を所定
の角度差となるようにすることで、その角度の差分の範
囲内の回動が可能となる。この場合に扇形孔の中心角度
が扇形突起の中心角度に対して大きくなるように設定す
る必要があることはいうまでもない。
【0012】請求項3に記載の構造は第1ドアと第2ド
アの気密を保つために設けられる。第1ドアと第2ドア
は風路を塞ぐ目的のために互いに接合して位置すること
で、その機能をもたらす。その場合に於いてその効果を
完全ならしめる為には両ドアの気密が重要となる。
アの気密を保つために設けられる。第1ドアと第2ドア
は風路を塞ぐ目的のために互いに接合して位置すること
で、その機能をもたらす。その場合に於いてその効果を
完全ならしめる為には両ドアの気密が重要となる。
【0013】請求項4に記載の構造は第1ドア及び第2
ドアが全開もしくは全閉時において、請求項1及び請求
項2に記載の第1ドア軸を中心に、および第2ドア軸を
中心にその作用の中心が来るようにばね(ねじりコイル
ばね、コイルばね、板ばねもしくは設計目的により適宜
選択されたもの)を設け、そのばね弾発力により第1ド
ア及び第2ドアを全開位置や全閉位置に駐止させておく
ものである。この様にすることで風圧もしくは外部より
の機械的な振動により両ドアが不必要な開閉運動をする
ことを防止する。
ドアが全開もしくは全閉時において、請求項1及び請求
項2に記載の第1ドア軸を中心に、および第2ドア軸を
中心にその作用の中心が来るようにばね(ねじりコイル
ばね、コイルばね、板ばねもしくは設計目的により適宜
選択されたもの)を設け、そのばね弾発力により第1ド
ア及び第2ドアを全開位置や全閉位置に駐止させておく
ものである。この様にすることで風圧もしくは外部より
の機械的な振動により両ドアが不必要な開閉運動をする
ことを防止する。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
に基づいて説明する。
【0015】図1に示す図は本発明が適用される、一般
的な自動車用空調装置の風路と配風制御用ドアの位置関
係の概略断面図である。図2は本発明のドア作動状態の
概略斜視図である。図3は本発明のドア軸の接合部構造
であり、図4は全閉〜中間〜全開に於ける係合孔と係合
突起の位置関係を示す。図5は従来の1枚ドア方式に要
するドア全開までに要するドア軸トルクと、本発明の2
枚ドア方式に要するトルクとの関係を示す。図5中のD
部分は本発明の効果を示す。図6は本発明のドア1とド
ア2が接合して気密構造を成す部分を示す。図7は本発
明によるドア2に常に閉じる方向にバネ弾発力を加えて
いる様子を示す。
的な自動車用空調装置の風路と配風制御用ドアの位置関
係の概略断面図である。図2は本発明のドア作動状態の
概略斜視図である。図3は本発明のドア軸の接合部構造
であり、図4は全閉〜中間〜全開に於ける係合孔と係合
突起の位置関係を示す。図5は従来の1枚ドア方式に要
するドア全開までに要するドア軸トルクと、本発明の2
枚ドア方式に要するトルクとの関係を示す。図5中のD
部分は本発明の効果を示す。図6は本発明のドア1とド
ア2が接合して気密構造を成す部分を示す。図7は本発
明によるドア2に常に閉じる方向にバネ弾発力を加えて
いる様子を示す。
【0016】まず、本発明の実施の形態に係るドア構造
について概説すれば、図1に示すように、自動車用空気
調和装置のベント口13、デフロスタ口12、フット口
14にはそれぞれその内部に吹き出し口切り替えのため
のドアが各々設けられている。
について概説すれば、図1に示すように、自動車用空気
調和装置のベント口13、デフロスタ口12、フット口
14にはそれぞれその内部に吹き出し口切り替えのため
のドアが各々設けられている。
【0017】このような構成に於いて、例えば車室内の
搭乗者が窓ガラスの曇りを取ろうとして、空調装置をデ
フロスタモードに切り替えた場合はベントドア18とフ
ットドア19が閉じてデフロスタドア17が開く。また
この例と同様に空調装置の他のモードが選択された場合
に於いても、その選択された当該モードのドアが開き、
そして他のモードのドアは閉じるか、あるいはその空調
装置の設計によっては、同時に所定のドア開口度をもっ
て開く。
搭乗者が窓ガラスの曇りを取ろうとして、空調装置をデ
フロスタモードに切り替えた場合はベントドア18とフ
ットドア19が閉じてデフロスタドア17が開く。また
この例と同様に空調装置の他のモードが選択された場合
に於いても、その選択された当該モードのドアが開き、
そして他のモードのドアは閉じるか、あるいはその空調
装置の設計によっては、同時に所定のドア開口度をもっ
て開く。
【0018】これらの場合の全てに於いて空気流を生じ
させる為に、ブロアユニット20にて常に風路23内部
に車室内24より高い気圧を作り出している。この高い
気圧によりユニットケース9の壁面や吹き出し口切り替
えのためのドアの面もまた常にブロアユニット20によ
り発生した外に向かう方向の力で押されている。この押
す力によって各ドアを開ける時に要する力は気圧差が無
いときに較べて大きなものが必要となり、それは最も気
圧差が大きい状態であるドアの開き始め時に最大とな
り、ドアの開度が大きくなるにつれてその開いたドアの
隙間から圧力が開放されて、そのドアの操作力は気圧差
がない場合に近付きやがて同一となる。
させる為に、ブロアユニット20にて常に風路23内部
に車室内24より高い気圧を作り出している。この高い
気圧によりユニットケース9の壁面や吹き出し口切り替
えのためのドアの面もまた常にブロアユニット20によ
り発生した外に向かう方向の力で押されている。この押
す力によって各ドアを開ける時に要する力は気圧差が無
いときに較べて大きなものが必要となり、それは最も気
圧差が大きい状態であるドアの開き始め時に最大とな
り、ドアの開度が大きくなるにつれてその開いたドアの
隙間から圧力が開放されて、そのドアの操作力は気圧差
がない場合に近付きやがて同一となる。
【0019】このことは搭乗者が手動式の空調装置を操
作する場合に於てはその操作感が重くなったり、操作に
要する手の力が最初と最後の方で同じでなかったりし
て、良好な操作性の提供が困難な結果となる。
作する場合に於てはその操作感が重くなったり、操作に
要する手の力が最初と最後の方で同じでなかったりし
て、良好な操作性の提供が困難な結果となる。
【0020】一方、電動式の空調装置に於いては確かに
搭乗者に与える操作感は良くなるものの、用いられるド
ア駆動用電動モーターが、そのドア開放動作初期の重さ
に対抗し得るだけの容量を備える大型のものとなってし
まったり、その操作力の増大に対する対抗手段としてギ
ア機構を用いたとしてもギア機構の動作音が騒音となっ
たりして新たな不具合の原因となってしまう。そしてそ
のことは自動車用空気調和装置が通常、車室内の前方に
設けられているインストルメントパネルの内部という狭
小なスペースに設置される関係上、ユニットの小形化が
従来より熱望されているという状況にも逆行する結果と
なる。
搭乗者に与える操作感は良くなるものの、用いられるド
ア駆動用電動モーターが、そのドア開放動作初期の重さ
に対抗し得るだけの容量を備える大型のものとなってし
まったり、その操作力の増大に対する対抗手段としてギ
ア機構を用いたとしてもギア機構の動作音が騒音となっ
たりして新たな不具合の原因となってしまう。そしてそ
のことは自動車用空気調和装置が通常、車室内の前方に
設けられているインストルメントパネルの内部という狭
小なスペースに設置される関係上、ユニットの小形化が
従来より熱望されているという状況にも逆行する結果と
なる。
【0021】本発明により提供される効果は上記問題点
を解決するに十分であり、その本発明による具体的なド
ア構造を図2〜7に示す。図2(A)は本発明の実施例
によるドア外観を斜視図にて表しており、図2(B)は
真横から眺めた様子を表している。この図に於て第1ド
ア1と第2ドア2の2枚のドアが第1ドア軸3と第2ド
ア軸4の端部接合により組み合わされており、第1ドア
1が図中の矢印で示された開放方向へ所定の角度回動し
終えた時点より第2ドア2が開放方向へ回動し始める。
を解決するに十分であり、その本発明による具体的なド
ア構造を図2〜7に示す。図2(A)は本発明の実施例
によるドア外観を斜視図にて表しており、図2(B)は
真横から眺めた様子を表している。この図に於て第1ド
ア1と第2ドア2の2枚のドアが第1ドア軸3と第2ド
ア軸4の端部接合により組み合わされており、第1ドア
1が図中の矢印で示された開放方向へ所定の角度回動し
終えた時点より第2ドア2が開放方向へ回動し始める。
【0022】まずドアが全閉の状態の時は第1ドア1と
第2ドア2が共に吹き出し口を密封する格好で完全に閉
じている。このときに第1ドア1の面積は第2ドア2の
面積に比して小さいものとしてあり、その開放に要する
力は第1ドア1と第2ドア2を加算した面積に対する第
1ドア1のみの面積にほぼ比例して小さくなる。したが
って所定のドア駆動トルクとなるような面積を設計の目
的によって任意に設定する。
第2ドア2が共に吹き出し口を密封する格好で完全に閉
じている。このときに第1ドア1の面積は第2ドア2の
面積に比して小さいものとしてあり、その開放に要する
力は第1ドア1と第2ドア2を加算した面積に対する第
1ドア1のみの面積にほぼ比例して小さくなる。したが
って所定のドア駆動トルクとなるような面積を設計の目
的によって任意に設定する。
【0023】この状態に於ては風路23内部の空気圧は
逃げ場が無く、その気圧はユニットケース9の壁面や第
1、第2ドアにかかっている。次に搭乗者が空調装置を
操作してドアを開かせるような機能を所望した場合には
まず、第1ドア1が開き始める。それにより吹き出し口
と第1ドア1の接合部分に風路23と車室内24を繋ぐ
隙間が生じ、この隙間より車室内24に向けて空気圧が
開放される。風路23の気圧が下がる事で第2ドアにか
かっていた圧力も消失する。この状態になってから初め
て第2ドア2が開き始める為、従来の1枚ドア方式と比
較して遥かに小さな力で操作が可能である。これは従来
の1枚ドア方式では風路内の空気圧がそのドア面積に応
じた分でかかっており、ドアを開放する時は最初にこの
圧力に打ち勝つのに足るドア軸駆動トルクが必要であ
り、その為、操作感は非常に重く快適とは言い難いもの
となる。
逃げ場が無く、その気圧はユニットケース9の壁面や第
1、第2ドアにかかっている。次に搭乗者が空調装置を
操作してドアを開かせるような機能を所望した場合には
まず、第1ドア1が開き始める。それにより吹き出し口
と第1ドア1の接合部分に風路23と車室内24を繋ぐ
隙間が生じ、この隙間より車室内24に向けて空気圧が
開放される。風路23の気圧が下がる事で第2ドアにか
かっていた圧力も消失する。この状態になってから初め
て第2ドア2が開き始める為、従来の1枚ドア方式と比
較して遥かに小さな力で操作が可能である。これは従来
の1枚ドア方式では風路内の空気圧がそのドア面積に応
じた分でかかっており、ドアを開放する時は最初にこの
圧力に打ち勝つのに足るドア軸駆動トルクが必要であ
り、その為、操作感は非常に重く快適とは言い難いもの
となる。
【0024】図3は第1ドア軸3および第2ドア軸4の
外観形状と係合の向きを示しており、また係合孔5と係
合突起6の相対する位置関係をも示し、係合孔5に係合
突起6が挿入され回動可能な係合状態におかれる。図3
にてθが示す角度は係合孔5の垂直軸断面扇形の中心角
と係合突起6の垂直軸断面扇形の中心角との差を表して
いる。また図4は第1ドア軸3と第2ドア軸4の回動角
と第1ドア1および第2ドア2の開度との関係を示して
いる。
外観形状と係合の向きを示しており、また係合孔5と係
合突起6の相対する位置関係をも示し、係合孔5に係合
突起6が挿入され回動可能な係合状態におかれる。図3
にてθが示す角度は係合孔5の垂直軸断面扇形の中心角
と係合突起6の垂直軸断面扇形の中心角との差を表して
いる。また図4は第1ドア軸3と第2ドア軸4の回動角
と第1ドア1および第2ドア2の開度との関係を示して
いる。
【0025】図4(A)に於いて、第1ドア1および第
2ドア2が共に全閉の状態であって係合孔5と係合突起
6の係合状態に於ける軸垂直断面を示しており、角度θ
だけずれている。この状態より空調装置の操作を行いド
アが開くようなモードが選択されると、まず先に係合孔
5が角度θだけ回動して係合突起6の側面に図中矢印e
の回動の方向から接触する。この状態の様子を(B)に
示している。このとき第1ドア1が第2ドア2に対して
図中矢印d方向に角度θだけ先に開いており、この先に
開いた隙間から風路23内の高い気圧が車室内24に抜
けて両者の気圧が等しくなる。そのまま更に矢印e方向
に回動して行く状態に於いては、第1ドア1と第2ドア
2の位置関係である角度θは保たれたまま所定の全開位
置に至る。その様子は(C)に示されている。
2ドア2が共に全閉の状態であって係合孔5と係合突起
6の係合状態に於ける軸垂直断面を示しており、角度θ
だけずれている。この状態より空調装置の操作を行いド
アが開くようなモードが選択されると、まず先に係合孔
5が角度θだけ回動して係合突起6の側面に図中矢印e
の回動の方向から接触する。この状態の様子を(B)に
示している。このとき第1ドア1が第2ドア2に対して
図中矢印d方向に角度θだけ先に開いており、この先に
開いた隙間から風路23内の高い気圧が車室内24に抜
けて両者の気圧が等しくなる。そのまま更に矢印e方向
に回動して行く状態に於いては、第1ドア1と第2ドア
2の位置関係である角度θは保たれたまま所定の全開位
置に至る。その様子は(C)に示されている。
【0026】これら一連の動作に於いてドアの開放に要
する力は従来の1枚ドア方式に比較して、その動作の初
期の段階、つまり図4に於ける(A)〜(C)に至る過
程に於いて少ないもので事足りる。この力、つまりは必
要な軸トルクとドア開度の関係は図5に表されたグラフ
の様な挙動であって、図中実線で示されるのは本発明の
ドアの動作に必要な軸トルクの変化の様子を示すもので
ある。グラフで一点鎖線にて区画されたAの部分は第1
ドア1の動き始めに要する軸トルクであり、同様にBの
部分は第1ドア1と第2ドア2の接合部分に隙間が出現
して、その隙間から空気圧が車室内24に抜けて等圧に
変化して行く様子であり、同様にC’の部分は第1ドア
1のみで回動している状態であり、同様にCの部分は第
1ドア1と第2ドア2が接合して回動している状態であ
る。
する力は従来の1枚ドア方式に比較して、その動作の初
期の段階、つまり図4に於ける(A)〜(C)に至る過
程に於いて少ないもので事足りる。この力、つまりは必
要な軸トルクとドア開度の関係は図5に表されたグラフ
の様な挙動であって、図中実線で示されるのは本発明の
ドアの動作に必要な軸トルクの変化の様子を示すもので
ある。グラフで一点鎖線にて区画されたAの部分は第1
ドア1の動き始めに要する軸トルクであり、同様にBの
部分は第1ドア1と第2ドア2の接合部分に隙間が出現
して、その隙間から空気圧が車室内24に抜けて等圧に
変化して行く様子であり、同様にC’の部分は第1ドア
1のみで回動している状態であり、同様にCの部分は第
1ドア1と第2ドア2が接合して回動している状態であ
る。
【0027】次に従来の方式である1枚ドア方式では、
その動作に要する軸トルクは図5中のグラフに示される
点線の様な挙動を示す。一点鎖線で区画された範囲のa
はドアが最初に動き始めるときに要する軸トルクであっ
て、本発明のAの範囲の軸トルクに比較して大きなもの
となっており、図中Dにて示している。Dの大きさは1
枚ドア方式のドア面積から本発明の第1ドア1の面積を
除した値に応じた分の軸トルクであり、本発明の効果に
よる軸トルクの減少を表している。同様にbの部分はド
アが開き始め、やがて車室内24とつながる隙間が出現
してそこから風路23内の高い空気圧力が車室内24へ
と抜ける為、軸トルクが減少して行く様子を示してい
る。同様にc部分は風路内と車室内の気圧差が解消され
た状態に達した後のドア駆動トルクであり、この力の主
なものはドアの重さや機構部分の機械抵抗分にて占めら
れている。この時の軸トルクは本発明のC部分に必要な
ものと同じである。
その動作に要する軸トルクは図5中のグラフに示される
点線の様な挙動を示す。一点鎖線で区画された範囲のa
はドアが最初に動き始めるときに要する軸トルクであっ
て、本発明のAの範囲の軸トルクに比較して大きなもの
となっており、図中Dにて示している。Dの大きさは1
枚ドア方式のドア面積から本発明の第1ドア1の面積を
除した値に応じた分の軸トルクであり、本発明の効果に
よる軸トルクの減少を表している。同様にbの部分はド
アが開き始め、やがて車室内24とつながる隙間が出現
してそこから風路23内の高い空気圧力が車室内24へ
と抜ける為、軸トルクが減少して行く様子を示してい
る。同様にc部分は風路内と車室内の気圧差が解消され
た状態に達した後のドア駆動トルクであり、この力の主
なものはドアの重さや機構部分の機械抵抗分にて占めら
れている。この時の軸トルクは本発明のC部分に必要な
ものと同じである。
【0028】図6には本発明の特徴的なドア構造におけ
る第1ドア1と第2ドア2の接合部分の構造が示されて
いる。第1ドア1の接合端面に段差を設け、第2ドア2
の接合端面にも同様に段差を設け互いに設けられた段差
同士が重なり合い、接合することで機密を保つようにな
っている。もちろんこの図中の形状に限定されること無
く、たとえば接合面に封止材を設けて気密を図る事もで
き、また同様な気密の効果を目的とする接合構造を設け
るといった工夫も容易である。
る第1ドア1と第2ドア2の接合部分の構造が示されて
いる。第1ドア1の接合端面に段差を設け、第2ドア2
の接合端面にも同様に段差を設け互いに設けられた段差
同士が重なり合い、接合することで機密を保つようにな
っている。もちろんこの図中の形状に限定されること無
く、たとえば接合面に封止材を設けて気密を図る事もで
き、また同様な気密の効果を目的とする接合構造を設け
るといった工夫も容易である。
【0029】図7に於いては、本発明に於いての第2ド
ア2の動きを安定させる方法の一例を示している。本発
明のドアはその駆動に要するトルクの伝達の手段とし
て、第1ドア1には当該空気調和装置の動力伝達用駆動
リンク機構等によって第1ドア軸3に直接に駆動力が伝
えられる。このことは同時に第1ドア1に駆動力が伝わ
っていない状態のときは、第1ドア1が自動車本体の走
行振動や風路23内の空気の動き等によって不要な振
動、いわゆる「ばたつき」の発生を抑止する効果があ
る。だが一方の第2ドア2に於いては、その駆動トルク
を第1ドア軸3から得る様になっており、本発明の効果
を発揮する為に角度θ分の隙間が係合孔5と係合突起6
の間に設けられている。そのため外部から自動車本体の
走行振動や風路内の空気の動き等が加わった場合には角
度θ分の範囲にて容易に不要な振動、いわゆる「ばたつ
き」が発生してしまう。この事は搭乗者に不快な騒音や
不安定な空気の脈動を感じさせる結果となり好ましくな
い。
ア2の動きを安定させる方法の一例を示している。本発
明のドアはその駆動に要するトルクの伝達の手段とし
て、第1ドア1には当該空気調和装置の動力伝達用駆動
リンク機構等によって第1ドア軸3に直接に駆動力が伝
えられる。このことは同時に第1ドア1に駆動力が伝わ
っていない状態のときは、第1ドア1が自動車本体の走
行振動や風路23内の空気の動き等によって不要な振
動、いわゆる「ばたつき」の発生を抑止する効果があ
る。だが一方の第2ドア2に於いては、その駆動トルク
を第1ドア軸3から得る様になっており、本発明の効果
を発揮する為に角度θ分の隙間が係合孔5と係合突起6
の間に設けられている。そのため外部から自動車本体の
走行振動や風路内の空気の動き等が加わった場合には角
度θ分の範囲にて容易に不要な振動、いわゆる「ばたつ
き」が発生してしまう。この事は搭乗者に不快な騒音や
不安定な空気の脈動を感じさせる結果となり好ましくな
い。
【0030】そこでこの現象を抑止する手段として第2
ドア軸4の中心軸と同一軸上に支点の中心がくるように
ばねを取り付け、そのばねの弾発力が第2ドア2を常に
閉じる方向へ回動させようとするように常時力を加え
る。図7の実施例はねじりコイルばね7を第2ドア軸4
を中心にして設け、第2ドア2に力を加えるようにした
様子を表している。もちろんこの場合に於いて、ねじり
コイルばね7の形状および設置場所に限定されること無
く、たとえば板ばねやコイルばねの使用も容易であり、
ばねの支点も第2ドア軸4上に限定するものではない。
ドア軸4の中心軸と同一軸上に支点の中心がくるように
ばねを取り付け、そのばねの弾発力が第2ドア2を常に
閉じる方向へ回動させようとするように常時力を加え
る。図7の実施例はねじりコイルばね7を第2ドア軸4
を中心にして設け、第2ドア2に力を加えるようにした
様子を表している。もちろんこの場合に於いて、ねじり
コイルばね7の形状および設置場所に限定されること無
く、たとえば板ばねやコイルばねの使用も容易であり、
ばねの支点も第2ドア軸4上に限定するものではない。
【0031】本発明は、上述した実施の形態のみに限定
されるものではなく、特許請求の範囲に記載された範囲
内において種々改変することができる。
されるものではなく、特許請求の範囲に記載された範囲
内において種々改変することができる。
【0032】
【発明の効果】以上述べたように、請求項1に記載の発
明は、空気圧力差のある二つの空間を隔てているドアを
開ける時に、最初に小さな第1ドアを開けて空気圧力差
を均等な圧力まで減少させてから大きな第2ドアが開く
ようにして、この効果としてはドアを開けるのに必要な
力が、開け始めに空気圧力が全面に架かっている1枚の
ドアで構成される従来の場合に比べ、その開け始めの時
点において、先にその小さな面積に比例する空気圧力し
かかかっていない第1ドアを開ける事で空気圧力差を解
消し、大きな第2ドアにその面積に比例した大きさの空
気圧力がかからなくするので少ないもので済む効果があ
る。
明は、空気圧力差のある二つの空間を隔てているドアを
開ける時に、最初に小さな第1ドアを開けて空気圧力差
を均等な圧力まで減少させてから大きな第2ドアが開く
ようにして、この効果としてはドアを開けるのに必要な
力が、開け始めに空気圧力が全面に架かっている1枚の
ドアで構成される従来の場合に比べ、その開け始めの時
点において、先にその小さな面積に比例する空気圧力し
かかかっていない第1ドアを開ける事で空気圧力差を解
消し、大きな第2ドアにその面積に比例した大きさの空
気圧力がかからなくするので少ないもので済む効果があ
る。
【0033】請求項2に記載の発明は、請求項1に於け
る第1ドアと第2ドアが開き始めるまでの時間差を作り
出す手段として、第1ドア軸と第2ドア軸の接合部分に
扇形軸断面の突起およびそれに係合する扇形軸断面の孔
をもつ係合孔を設けたので、あらかじめ断面を形成する
扇形の中心角を係合孔のそれに対して係合突起の中心角
を空気圧力差が均等になるまでにたる十分な時間差を取
り得る角度に設定することにより、所望のドア制御が簡
単にでき、駆動手段の作動効率も向上する。
る第1ドアと第2ドアが開き始めるまでの時間差を作り
出す手段として、第1ドア軸と第2ドア軸の接合部分に
扇形軸断面の突起およびそれに係合する扇形軸断面の孔
をもつ係合孔を設けたので、あらかじめ断面を形成する
扇形の中心角を係合孔のそれに対して係合突起の中心角
を空気圧力差が均等になるまでにたる十分な時間差を取
り得る角度に設定することにより、所望のドア制御が簡
単にでき、駆動手段の作動効率も向上する。
【0034】請求項3に記載の発明は、第1ドアと第2
ドアが閉じている状態の時に、両ドアが接合している部
分に隙間ができ空気が漏れるのを防ぐことができる。
ドアが閉じている状態の時に、両ドアが接合している部
分に隙間ができ空気が漏れるのを防ぐことができる。
【0035】請求項4に記載の発明は、第2ドアが全閉
から全開に至るまでの全ての状態において、第2ドアが
風圧もしくは自動車の走行振動などによって開閉方向に
ばたついて風量が不安定になったり騒音を発生したりす
ることを防止する効果を得る。
から全開に至るまでの全ての状態において、第2ドアが
風圧もしくは自動車の走行振動などによって開閉方向に
ばたついて風量が不安定になったり騒音を発生したりす
ることを防止する効果を得る。
【図1】 本発明が実施される、一般的な自動車用空調
装置の風路と配風制御用ドアの位置関係の概略断面図で
ある。
装置の風路と配風制御用ドアの位置関係の概略断面図で
ある。
【図2】 本発明のドア作動状態の概略斜視図であっ
て、(A)はドア作動初期の状態を示す鳥観図であり、
(B)は真横から見た様子である。
て、(A)はドア作動初期の状態を示す鳥観図であり、
(B)は真横から見た様子である。
【図3】 本発明のドア軸の接合部構造を示す図であ
る。
る。
【図4】 全閉〜中間〜全開に於ける係合孔と係合突起
の位置関係を示す図であって(A)はドアが閉じている
状態を示しており、(B)はドア開放動作の初期におけ
るドア位置を示し、(C)はドアが全開の状態を示す。
の位置関係を示す図であって(A)はドアが閉じている
状態を示しており、(B)はドア開放動作の初期におけ
るドア位置を示し、(C)はドアが全開の状態を示す。
【図5】 従来の1枚ドア方式に要するドア全開までに
要するドア軸トルクと、本発明の2枚ドア方式に要する
トルクとの関係を示すグラフである。
要するドア軸トルクと、本発明の2枚ドア方式に要する
トルクとの関係を示すグラフである。
【図6】 本発明のドア1とドア2が接合して気密構造
を成す部分を示す図である。
を成す部分を示す図である。
【図7】 本発明によるドア2に常に閉じる方向にバネ
弾発力を加えている様子を示す図である。
弾発力を加えている様子を示す図である。
1…第1ドア、 2…第2ドア、3…第1ドア
軸、 4…第2ドア軸、5…係合孔、
6…係合突起、7…ばね(ねじりコイルばね)、9…
ユニットケース、10…外気口、 11…内気
口、12…デフロスタ口、 13…ベント口、14…
フット口、 15…インテークドア、16…ミッ
クスドア、 17…デフドア、18…ベントドア、
19…フットドア、20…ブロアユニット、 21
…エバポレータ、22…ヒータコア、 23…風
路、24…車室内。
軸、 4…第2ドア軸、5…係合孔、
6…係合突起、7…ばね(ねじりコイルばね)、9…
ユニットケース、10…外気口、 11…内気
口、12…デフロスタ口、 13…ベント口、14…
フット口、 15…インテークドア、16…ミッ
クスドア、 17…デフドア、18…ベントドア、
19…フットドア、20…ブロアユニット、 21
…エバポレータ、22…ヒータコア、 23…風
路、24…車室内。
Claims (4)
- 【請求項1】 内部に風路(23)が形成されたユニッ
トケース(9)に、前記風路(23)を流通する空気流
の流れを制御するドア部材を設けてなる自動車用空気調
和装置において、前記ドア部材は第1ドア(1)及び第
2ドア(2)からなり、前記第1ドア(1)および前記
第2ドア(2)は第1ドア軸(3)および第2ドア軸
(4)をそれぞれ具備し、かつこれらのドア軸(3,
4)が同軸に係合するように組み合わされ、前記第1ド
ア軸(3)の一端には係合孔(5)が形成されるととも
に前記第2ドア軸(4)の一端には前記係合孔(5)に
挿入される係合突起(6)が形成され、前記係合突起
(6)が前記係合孔(5)内でドア軸(3,4)周りに
所定の角度範囲内で回動可能とし、前記第1ドア(1)
と前記第2ドア(2)とを全閉状態から開き始めるとき
にいずれか一方のドア(1)を回動させることにより当
該ドア(1)が先に開き始めることを特徴とする自動車
用空気調和装置のドア構造。 - 【請求項2】 前記係合突起(6)および係合孔(5)
は、軸直角断面がそれぞれ扇形であることを特徴とする
請求項1に記載の自動車用空気調和装置のドア構造。 - 【請求項3】 前記第1ドア(1)と前記第2ドア
(2)の接合部分に気密となる重ね合わせ構造部分を設
けたことを特徴とする請求項1に記載の自動車用空気調
和装置のドア構造。 - 【請求項4】 前記第2ドア軸(4)にばね(7)を設
け、前記第2ドア(2)が全閉から全開間での間に、風
圧もしくは外部振動によるばたつきの発生を防止するこ
とを特徴とする請求項1に記載の自動車用空気調和装置
のドア構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP04933897A JP3781144B2 (ja) | 1997-03-04 | 1997-03-04 | 自動車用空気調和装置のドア構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP04933897A JP3781144B2 (ja) | 1997-03-04 | 1997-03-04 | 自動車用空気調和装置のドア構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10244822A true JPH10244822A (ja) | 1998-09-14 |
| JP3781144B2 JP3781144B2 (ja) | 2006-05-31 |
Family
ID=12828219
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP04933897A Expired - Fee Related JP3781144B2 (ja) | 1997-03-04 | 1997-03-04 | 自動車用空気調和装置のドア構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3781144B2 (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003146054A (ja) * | 2001-11-13 | 2003-05-21 | Denso Corp | 車両用空調装置 |
| JP2007152982A (ja) * | 2005-11-30 | 2007-06-21 | Denso Corp | 車両用空調装置用ドア手段の組付機構 |
| JP2009168087A (ja) * | 2008-01-15 | 2009-07-30 | Tlv Co Ltd | レバーフロート式ドレントラップ |
| JP2010120441A (ja) * | 2008-11-18 | 2010-06-03 | Calsonic Kansei Corp | 空調風吹き出し機構 |
| US8398468B2 (en) | 2008-04-17 | 2013-03-19 | Modine Korea, Llc | Air conditioning device for car |
| WO2015169589A1 (en) * | 2014-05-06 | 2015-11-12 | Valeo Klimasysteme Gmbh | Valve flap sub-assembly |
| WO2016152158A1 (en) * | 2015-03-25 | 2016-09-29 | Denso Corporation | Automotive hvac system |
-
1997
- 1997-03-04 JP JP04933897A patent/JP3781144B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003146054A (ja) * | 2001-11-13 | 2003-05-21 | Denso Corp | 車両用空調装置 |
| JP2007152982A (ja) * | 2005-11-30 | 2007-06-21 | Denso Corp | 車両用空調装置用ドア手段の組付機構 |
| JP2009168087A (ja) * | 2008-01-15 | 2009-07-30 | Tlv Co Ltd | レバーフロート式ドレントラップ |
| US8398468B2 (en) | 2008-04-17 | 2013-03-19 | Modine Korea, Llc | Air conditioning device for car |
| DE102009007056B4 (de) * | 2008-04-17 | 2013-07-18 | Modine Korea, Llc | Klimatisierungsvorrichtung für ein Kraftfahrzeug |
| JP2010120441A (ja) * | 2008-11-18 | 2010-06-03 | Calsonic Kansei Corp | 空調風吹き出し機構 |
| WO2015169589A1 (en) * | 2014-05-06 | 2015-11-12 | Valeo Klimasysteme Gmbh | Valve flap sub-assembly |
| WO2016152158A1 (en) * | 2015-03-25 | 2016-09-29 | Denso Corporation | Automotive hvac system |
| CN107278185A (zh) * | 2015-03-25 | 2017-10-20 | 株式会社电装 | 自动加热、通风和空气调节系统 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3781144B2 (ja) | 2006-05-31 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5836813A (en) | Air conditioner for vehicle | |
| JP3584681B2 (ja) | 車両用空調装置 | |
| JP2001138728A (ja) | 車両用空調装置 | |
| JPH09188125A (ja) | 空気通路切替装置および車両用空調装置 | |
| JP4085769B2 (ja) | 車両用空調装置 | |
| JP3486961B2 (ja) | 車両用空調装置 | |
| US20020139513A1 (en) | Vehicle air conditioner | |
| JP2000301933A (ja) | エアミックスダンパ装置及び車両用空気調和装置 | |
| JPH10244822A (ja) | 自動車用空気調和装置のドア構造 | |
| JP3257547B2 (ja) | 車両用空調装置 | |
| JP3266152B2 (ja) | リンクレバー装置およびそれを用いた車両用空調装置 | |
| JP2001239819A (ja) | 車両用空調装置 | |
| JPH10100644A (ja) | 空気調和装置 | |
| JPH10181332A (ja) | 空気通路用ドア装置および車両用空調装置 | |
| JP3533704B2 (ja) | 車両用空気調和装置 | |
| JP4346394B2 (ja) | 車両用空気調和装置 | |
| JP3692636B2 (ja) | 車両用空調装置 | |
| JPH09263120A (ja) | 自動車用空調装置 | |
| JP3246121B2 (ja) | 空気調和装置 | |
| JP2010208489A (ja) | 車両用空調装置のダンパ構造 | |
| JP2004330908A (ja) | 車両用空調装置 | |
| JP2002307929A (ja) | 車両用空調装置 | |
| JPH05301515A (ja) | 車両用空気調和装置 | |
| JPH0645368Y2 (ja) | 自動車用空気調和装置 | |
| JP2533823Y2 (ja) | 車両用空調装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20060217 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Effective date: 20060221 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20060301 |
|
| R150 | Certificate of patent (=grant) or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |