JPH10245190A - テンションロッド - Google Patents
テンションロッドInfo
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- JPH10245190A JPH10245190A JP4917097A JP4917097A JPH10245190A JP H10245190 A JPH10245190 A JP H10245190A JP 4917097 A JP4917097 A JP 4917097A JP 4917097 A JP4917097 A JP 4917097A JP H10245190 A JPH10245190 A JP H10245190A
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- boom
- rod
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Abstract
(57)【要約】
【課題】使用時にジブの後側への倒れを繁雑な作業なく
して防止でき、格納時に、車体の回転半径を増大させた
りヘッドライトの照射範囲と干渉することがないテンシ
ョンロッドの提供を目的としている。 【解決手段】本発明のテンションロッド1は、その長手
方向に沿って延びるスライド溝15を有し、ジブ30の
先端側に取り付けられる連結部材1bと、連結部材1b
のスライド溝15に沿ってスライド可能な連結ピン70
を介して連結部材1bに連結され、ブーム50の先端に
取り付けられるロッド本体1aとを具備し、ロッド本体
1aは、連結ピン70がスライド溝15の終端に位置し
た状態で連結部材1bの連結側端面13と当接可能なバ
ックストッパピン10を有していることを特徴とする。
して防止でき、格納時に、車体の回転半径を増大させた
りヘッドライトの照射範囲と干渉することがないテンシ
ョンロッドの提供を目的としている。 【解決手段】本発明のテンションロッド1は、その長手
方向に沿って延びるスライド溝15を有し、ジブ30の
先端側に取り付けられる連結部材1bと、連結部材1b
のスライド溝15に沿ってスライド可能な連結ピン70
を介して連結部材1bに連結され、ブーム50の先端に
取り付けられるロッド本体1aとを具備し、ロッド本体
1aは、連結ピン70がスライド溝15の終端に位置し
た状態で連結部材1bの連結側端面13と当接可能なバ
ックストッパピン10を有していることを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、クレーン車等に搭
載されたブームの長さを補うジブに突張力を作用させる
テンションロッドに関する。
載されたブームの長さを補うジブに突張力を作用させる
テンションロッドに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、自走式クレーンは、伸縮ブーム
の長さを補うためのジブを備えている。このジブはブー
ムの先端側に張り出された状態で使用されるが、この
時、ジブの先端とブームの先端とが一対のテンションロ
ッドによって連結され、これらのテンションロッドによ
りジブに突張力が付与される。
の長さを補うためのジブを備えている。このジブはブー
ムの先端側に張り出された状態で使用されるが、この
時、ジブの先端とブームの先端とが一対のテンションロ
ッドによって連結され、これらのテンションロッドによ
りジブに突張力が付与される。
【0003】また、ジブは、その不使用時、ブームの長
手方向に沿って格納される。ジブの格納方法としては、
従来から2通りの方法が知られている。すなわち、ジブ
をブームの下面に沿わせて格納する方法と、ジブをブー
ムの側面に沿わせて格納する方法とがある。一方、テン
ションロッドもジブと同様にブームの長手方向に沿って
格納される。
手方向に沿って格納される。ジブの格納方法としては、
従来から2通りの方法が知られている。すなわち、ジブ
をブームの下面に沿わせて格納する方法と、ジブをブー
ムの側面に沿わせて格納する方法とがある。一方、テン
ションロッドもジブと同様にブームの長手方向に沿って
格納される。
【0004】ジブとテンションロッドとをブームの長手
方向に沿って格納した例が図8に示されている。図中、
102はブーム、106はジブ、108はテンションロ
ッドである。図示のように、ジブ106は、ジブ本体1
06aと、このジブ本体106aから延在する一対の脚
部106b,106bとによって構成されている。一対
の脚部106b,106bは、ブーム102の先端に接
続されるジブ106の基端部を構成し、ジブ106の基
端側に向かって二股状に外側に広がって延在している。
つまり、ジブ106はその基端側から先端側に向かって
先細りに形成されている。また、テンションロッド10
8は、ジブ106の先端(ジブ本体106aの端部)に
接続される先端部108aと、ブーム102の先端に接
続される基端部108bとを有している。
方向に沿って格納した例が図8に示されている。図中、
102はブーム、106はジブ、108はテンションロ
ッドである。図示のように、ジブ106は、ジブ本体1
06aと、このジブ本体106aから延在する一対の脚
部106b,106bとによって構成されている。一対
の脚部106b,106bは、ブーム102の先端に接
続されるジブ106の基端部を構成し、ジブ106の基
端側に向かって二股状に外側に広がって延在している。
つまり、ジブ106はその基端側から先端側に向かって
先細りに形成されている。また、テンションロッド10
8は、ジブ106の先端(ジブ本体106aの端部)に
接続される先端部108aと、ブーム102の先端に接
続される基端部108bとを有している。
【0005】図8に示される自走式クレーン100で
は、走行時、ブーム102がキャブ104の下側まで傾
斜された状態で倒伏される。このようにキャブ104の
下側にブーム102を配置すると、走行時における側方
の視界を十分に確保できるとともに、車体の重心が低く
なるため、走行時における車体の安定性が良好となる。
したがって、この種の自走式クレーン100の場合、走
行時や作業時におけるキャブ104からの視界を確保し
且つ走行時における路面とジブ106との干渉を防止す
るため、ジブ106は、図示のように、その基端がブー
ム102の先端側に向けられ且つ先端がブーム102の
基端側に向けられ、張り出し時におけるその上下面がブ
ーム102の側面と略平行となる縦置き状態で、ブーム
102の側面に沿って格納される。また、ジブ106に
突張力を作用させる一対のテンションロッド108,1
08は、前述した態様で格納されたジブ106の側方に
(ジブ106の上面に沿って)格納される。この場合
も、ブーム102の先端と接続するテンションロッド1
08の基端部108bはブーム102の先端側に向けら
れ、ジブ106の先端と接続するテンションロッド10
8の先端部108aはブーム102の基端側に向けられ
る。
は、走行時、ブーム102がキャブ104の下側まで傾
斜された状態で倒伏される。このようにキャブ104の
下側にブーム102を配置すると、走行時における側方
の視界を十分に確保できるとともに、車体の重心が低く
なるため、走行時における車体の安定性が良好となる。
したがって、この種の自走式クレーン100の場合、走
行時や作業時におけるキャブ104からの視界を確保し
且つ走行時における路面とジブ106との干渉を防止す
るため、ジブ106は、図示のように、その基端がブー
ム102の先端側に向けられ且つ先端がブーム102の
基端側に向けられ、張り出し時におけるその上下面がブ
ーム102の側面と略平行となる縦置き状態で、ブーム
102の側面に沿って格納される。また、ジブ106に
突張力を作用させる一対のテンションロッド108,1
08は、前述した態様で格納されたジブ106の側方に
(ジブ106の上面に沿って)格納される。この場合
も、ブーム102の先端と接続するテンションロッド1
08の基端部108bはブーム102の先端側に向けら
れ、ジブ106の先端と接続するテンションロッド10
8の先端部108aはブーム102の基端側に向けられ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、テンション
ロッドは、ジブの先端とブームの先端とを連結してジブ
に突張力を作用させる必要から、一般に、その全長がジ
ブのそれよりも長くなる。
ロッドは、ジブの先端とブームの先端とを連結してジブ
に突張力を作用させる必要から、一般に、その全長がジ
ブのそれよりも長くなる。
【0007】したがって、テンションロッドをブームの
長手方向に沿って格納すると、テンションロッドの端部
がジブの端部から突出する。すなわち、図8を例にとっ
て説明すれば、テンションロッド108の基端部108
bがジブ106の基端よりも前方に突出してしまう。
長手方向に沿って格納すると、テンションロッドの端部
がジブの端部から突出する。すなわち、図8を例にとっ
て説明すれば、テンションロッド108の基端部108
bがジブ106の基端よりも前方に突出してしまう。
【0008】このように、テンションロッドの端部がジ
ブの端部を越えて車体の前方に突出していると、走行時
に、テンションロッドの突出端部が障害物と干渉してし
まう虞がある。特に、テンションロッドの突出端部によ
って車体の回転半径が大きくなる場合には、狭い路地で
の右左折が困難となる。図8に示すようにジブ106と
テンションロッド108とをブーム102の側方に格納
するタイプのものでは、テンションロッド108がブー
ム102の陰に隠れてキャブ104から見えないため、
左前方(図示の場合)の確認が困難となり、テンション
ロッド108の端部と障害物との干渉を未然に防止する
ことも容易ではなくなる。無論、こうしたことは、図8
に示すタイプの自走式クレーンに限らず、ブームをキャ
ブの上側に倒伏させた状態で走行するクレーン車におい
ても言えることである。また、ジブをブームの側面に沿
って格納する場合のみならず、ジブをブームの下面に沿
って格納する場合においても言えることである。
ブの端部を越えて車体の前方に突出していると、走行時
に、テンションロッドの突出端部が障害物と干渉してし
まう虞がある。特に、テンションロッドの突出端部によ
って車体の回転半径が大きくなる場合には、狭い路地で
の右左折が困難となる。図8に示すようにジブ106と
テンションロッド108とをブーム102の側方に格納
するタイプのものでは、テンションロッド108がブー
ム102の陰に隠れてキャブ104から見えないため、
左前方(図示の場合)の確認が困難となり、テンション
ロッド108の端部と障害物との干渉を未然に防止する
ことも容易ではなくなる。無論、こうしたことは、図8
に示すタイプの自走式クレーンに限らず、ブームをキャ
ブの上側に倒伏させた状態で走行するクレーン車におい
ても言えることである。また、ジブをブームの側面に沿
って格納する場合のみならず、ジブをブームの下面に沿
って格納する場合においても言えることである。
【0009】また、特に、ブームがキャブの下側まで傾
斜された状態で倒伏される図8のタイプのものでは、テ
ンションロッドの突出端部がヘッドライトの照射範囲に
入ってしまい、ライトに陰をつくってしまう場合があ
る。したがって、夜間走行時の危険性が懸念される。
斜された状態で倒伏される図8のタイプのものでは、テ
ンションロッドの突出端部がヘッドライトの照射範囲に
入ってしまい、ライトに陰をつくってしまう場合があ
る。したがって、夜間走行時の危険性が懸念される。
【0010】以上説明してきた問題は、特開平7−18
7574号公報や実開平8−1562号公報あるいは実
開昭62−103594号公報に示されるようにテンシ
ョンロッドを折り曲げ可能に構成すれば、解消されるで
あろう。すなわち、テンションロッドを2分割し、分割
された各ロッド部分を回動可能に連結し、格納時には連
結部分でテンションロッドを回動させて折り畳むことで
その全長を短くすれば、テンションロッドがジブの端部
から前方に突出することを防止できる。
7574号公報や実開平8−1562号公報あるいは実
開昭62−103594号公報に示されるようにテンシ
ョンロッドを折り曲げ可能に構成すれば、解消されるで
あろう。すなわち、テンションロッドを2分割し、分割
された各ロッド部分を回動可能に連結し、格納時には連
結部分でテンションロッドを回動させて折り畳むことで
その全長を短くすれば、テンションロッドがジブの端部
から前方に突出することを防止できる。
【0011】しかし、テンションロッドを前記連結部分
を中心に回動可能に構成すると、1つの問題が生じる。
すなわち、ブームの先端から張り出されるジブを介して
荷を吊り上げる場合には、ジブとこれに突張力を作用さ
せるテンションロッドとには、通常、引張力だけが作用
するが、この状態から荷を急に着地させる(この場合の
みに限らないが)と、今までテンションロッドに作用し
ていた引張力が急に緩むため、いわゆる煽り現象に伴う
反動によって、引張力が作用していた方向と逆の方向に
テンションロッドが力を受け、前記連結部分を中心にテ
ンションロッドが回動してしまうことがある。その結
果、ジブが後側に倒れ、車体に大きな振動が生じるとと
もに、ジブと障害物とが干渉することも考えられる。特
に、ブームとともにジブが起立状態に近い角度まで起上
されている場合に、その可能性が高い。特開平7−18
7574号公報や実開平8−1562号公報に開示され
たテンションロッドでは、分割されたロッド部分が単に
回動可能に連結されただけであるため、こうした不具合
が生じる可能性がある。これに対し、実開昭62−10
3594号公報に開示された構成では、テンションロッ
ドに対して別個に取り付けられるピンによって、テンシ
ョンロッドの連結部分での回動を規制できるようになっ
ているため、煽り現象に伴うテンションロッドの反転を
防止することができる。しかし、この場合、テンション
ロッドに別個のピンを抜き差ししなければならず、その
作業が非常に繁雑となる。
を中心に回動可能に構成すると、1つの問題が生じる。
すなわち、ブームの先端から張り出されるジブを介して
荷を吊り上げる場合には、ジブとこれに突張力を作用さ
せるテンションロッドとには、通常、引張力だけが作用
するが、この状態から荷を急に着地させる(この場合の
みに限らないが)と、今までテンションロッドに作用し
ていた引張力が急に緩むため、いわゆる煽り現象に伴う
反動によって、引張力が作用していた方向と逆の方向に
テンションロッドが力を受け、前記連結部分を中心にテ
ンションロッドが回動してしまうことがある。その結
果、ジブが後側に倒れ、車体に大きな振動が生じるとと
もに、ジブと障害物とが干渉することも考えられる。特
に、ブームとともにジブが起立状態に近い角度まで起上
されている場合に、その可能性が高い。特開平7−18
7574号公報や実開平8−1562号公報に開示され
たテンションロッドでは、分割されたロッド部分が単に
回動可能に連結されただけであるため、こうした不具合
が生じる可能性がある。これに対し、実開昭62−10
3594号公報に開示された構成では、テンションロッ
ドに対して別個に取り付けられるピンによって、テンシ
ョンロッドの連結部分での回動を規制できるようになっ
ているため、煽り現象に伴うテンションロッドの反転を
防止することができる。しかし、この場合、テンション
ロッドに別個のピンを抜き差ししなければならず、その
作業が非常に繁雑となる。
【0012】本発明は上記事情に着目してなされたもの
であり、その目的とするところは、使用時にジブの後側
への倒れを繁雑な作業なくして防止でき、格納時に、車
体の回転半径を増大させたりヘッドライトの照射範囲と
干渉することがないテンションロッドを提供することで
ある。
であり、その目的とするところは、使用時にジブの後側
への倒れを繁雑な作業なくして防止でき、格納時に、車
体の回転半径を増大させたりヘッドライトの照射範囲と
干渉することがないテンションロッドを提供することで
ある。
【0013】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明は、クレーン装置のブームの先端側とブーム
の前方に張り出されたジブの先端側とを連結してジブに
突張力を作用させるテンションロッドにおいて、その長
手方向に沿って延びるスライド溝を有し、ジブの先端側
に取り付けられる連結部材と、前記連結部材のスライド
溝に沿ってスライド可能な連結ピンを介して前記連結部
材に連結され、ブームの先端に取り付けられるロッド本
体とを具備し、前記ロッド本体は、前記連結ピンがスラ
イド溝の終端に位置した状態で連結部材の連結側端面と
当接可能なバックストッパピンを有していることを特徴
とする。
に、本発明は、クレーン装置のブームの先端側とブーム
の前方に張り出されたジブの先端側とを連結してジブに
突張力を作用させるテンションロッドにおいて、その長
手方向に沿って延びるスライド溝を有し、ジブの先端側
に取り付けられる連結部材と、前記連結部材のスライド
溝に沿ってスライド可能な連結ピンを介して前記連結部
材に連結され、ブームの先端に取り付けられるロッド本
体とを具備し、前記ロッド本体は、前記連結ピンがスラ
イド溝の終端に位置した状態で連結部材の連結側端面と
当接可能なバックストッパピンを有していることを特徴
とする。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施形態について説明する。図4の(a)は、本発明
の一実施形態に係る一対のテンションロッド1,1を用
いてジブ30がブーム50の前方に張出された状態を示
している。
の実施形態について説明する。図4の(a)は、本発明
の一実施形態に係る一対のテンションロッド1,1を用
いてジブ30がブーム50の前方に張出された状態を示
している。
【0015】図示のように、テンションロッド1は、長
尺なロッド本体1aと、ロッド本体1aに連結された連
結部材1bとから成る。また、ジブ30は、ジブ本体3
0aと、このジブ本体30aから延在する一対の脚部3
0b,30bとによって構成されている。一対の脚部3
0b,30bは、ブーム50のブームヘッド52に接続
されるジブ30の基端部を構成し、ジブ30の基端側に
向かって二股状に外側に広がって延在している(図7も
参照)。つまり、ジブ30はその基端側から先端側に向
かって先細りに形成され、全体として偏平な略V字形状
(梯子状)になっている。なお、各脚部30b,30b
の基端は、二股に広がるフォーク状の係合部34として
形成されている。
尺なロッド本体1aと、ロッド本体1aに連結された連
結部材1bとから成る。また、ジブ30は、ジブ本体3
0aと、このジブ本体30aから延在する一対の脚部3
0b,30bとによって構成されている。一対の脚部3
0b,30bは、ブーム50のブームヘッド52に接続
されるジブ30の基端部を構成し、ジブ30の基端側に
向かって二股状に外側に広がって延在している(図7も
参照)。つまり、ジブ30はその基端側から先端側に向
かって先細りに形成され、全体として偏平な略V字形状
(梯子状)になっている。なお、各脚部30b,30b
の基端は、二股に広がるフォーク状の係合部34として
形成されている。
【0016】また、ジブ30の先端(ジブ本体30aの
先端)には、シーブ37を有するシーブブロック38が
設けられている。また、ジブ本体30aの上面には、ジ
ブ起伏用シリンダ60が回動可能に取り付けられてい
る。このジブ起伏用シリンダ60の伸縮ロッド60a
は、各テンションロッド1,1の連結部材1bと固定的
に連結されている。
先端)には、シーブ37を有するシーブブロック38が
設けられている。また、ジブ本体30aの上面には、ジ
ブ起伏用シリンダ60が回動可能に取り付けられてい
る。このジブ起伏用シリンダ60の伸縮ロッド60a
は、各テンションロッド1,1の連結部材1bと固定的
に連結されている。
【0017】各脚部30b,30bの先端側上面にはそ
れぞれ、各テンションロッド1,1の連結部材1bと係
脱可能に係合する係合部材33が設けられている。各脚
部30b,30bの基端側上面にはそれぞれ、各テンシ
ョンロッド1,1のロッド本体1aの基端部と連結可能
な固定部31が設けられている。この固定部31には、
固定ピンが挿入される挿入穴31aが設けられている。
係合部材33と固定部31との間に位置する各脚部30
b,30bの上面部位にはそれぞれ、各脚部30b,3
0bの上面に沿ってテンションロッド1,1を固定的に
支持するための支持体32が設けられている。
れぞれ、各テンションロッド1,1の連結部材1bと係
脱可能に係合する係合部材33が設けられている。各脚
部30b,30bの基端側上面にはそれぞれ、各テンシ
ョンロッド1,1のロッド本体1aの基端部と連結可能
な固定部31が設けられている。この固定部31には、
固定ピンが挿入される挿入穴31aが設けられている。
係合部材33と固定部31との間に位置する各脚部30
b,30bの上面部位にはそれぞれ、各脚部30b,3
0bの上面に沿ってテンションロッド1,1を固定的に
支持するための支持体32が設けられている。
【0018】図1に示すように、テンションロッド1の
ロッド本体1aは、連結部材1bに連結される先端側連
結部2とピン穴4を有する基端側連結部3とをその両端
に有している。先端側連結部2は、図2に示すように、
互いに対向する一対の側板5,5と、側板5,5同士を
連結する補強板としての底板9とによって形成されてい
る。各側板5,5の端部にはそれぞれ貫通穴6が形成さ
れている。この場合、各側板5,5に形成された貫通穴
6,6同士は互いに対向して位置している。また、貫通
穴6の手元側にはバックストッパピン10が設けられて
おり、このバックストッパピン10は、側板5,5を貫
通して側板5,5間の空間を横切って延びている。
ロッド本体1aは、連結部材1bに連結される先端側連
結部2とピン穴4を有する基端側連結部3とをその両端
に有している。先端側連結部2は、図2に示すように、
互いに対向する一対の側板5,5と、側板5,5同士を
連結する補強板としての底板9とによって形成されてい
る。各側板5,5の端部にはそれぞれ貫通穴6が形成さ
れている。この場合、各側板5,5に形成された貫通穴
6,6同士は互いに対向して位置している。また、貫通
穴6の手元側にはバックストッパピン10が設けられて
おり、このバックストッパピン10は、側板5,5を貫
通して側板5,5間の空間を横切って延びている。
【0019】図3に示すように、連結部材1bは、ロッ
ド本体1aの先端側連結部2に連結される本体11と、
本体11の先端側部位から下方に延びてジブ30の係合
部材33に係合される係合部12と、本体11の先端に
設けられジブ起伏用シリンダ60のロッド60aに連結
される連結部16とから成る。本体11には、その長手
方向に沿ってスライド溝15が形成されている。また、
係合部12には、ジブ30の係合部材33に設けられた
係合溝33a(図4および図5参照)に係合可能な係合
ピン14が突設されている。
ド本体1aの先端側連結部2に連結される本体11と、
本体11の先端側部位から下方に延びてジブ30の係合
部材33に係合される係合部12と、本体11の先端に
設けられジブ起伏用シリンダ60のロッド60aに連結
される連結部16とから成る。本体11には、その長手
方向に沿ってスライド溝15が形成されている。また、
係合部12には、ジブ30の係合部材33に設けられた
係合溝33a(図4および図5参照)に係合可能な係合
ピン14が突設されている。
【0020】ロッド本体1aと連結部材1bとの連結
は、連結部材1bの本体11をロッド本体1aの側板
5,5間に位置させた状態で、一方の側板5の貫通穴6
を通じて連結ピン70(図4および図5参照)をスライ
ド溝15に貫通させるとともに、スライド溝15を貫通
した連結ピン70の端部を他方の側板5の貫通穴6に挿
通してその抜けを防止することで成される。なお、この
場合、連結ピン70は、回転可能に取り付けられる。
は、連結部材1bの本体11をロッド本体1aの側板
5,5間に位置させた状態で、一方の側板5の貫通穴6
を通じて連結ピン70(図4および図5参照)をスライ
ド溝15に貫通させるとともに、スライド溝15を貫通
した連結ピン70の端部を他方の側板5の貫通穴6に挿
通してその抜けを防止することで成される。なお、この
場合、連結ピン70は、回転可能に取り付けられる。
【0021】このような連結状態では、スライド溝15
に沿って連結ピン70をスライドさせることにより、連
結部材1bに対するロッド本体1aの相対的な移動が可
能となり、また、スライド溝15内で連結ピン70を回
転させることにより、ロッド本体1aを連結部材1bに
対して回動させることができる。また、この連結状態で
は、連結ピン70をスライド溝15の基端側終端19に
位置させた状態で連結部材1bの本体11とロッド本体
1aとを略一直線上に配置すると、本体11の基端面1
3が先端側連結部2のバックストッパピン10に当接す
るようになっている(図4の(a)参照)。
に沿って連結ピン70をスライドさせることにより、連
結部材1bに対するロッド本体1aの相対的な移動が可
能となり、また、スライド溝15内で連結ピン70を回
転させることにより、ロッド本体1aを連結部材1bに
対して回動させることができる。また、この連結状態で
は、連結ピン70をスライド溝15の基端側終端19に
位置させた状態で連結部材1bの本体11とロッド本体
1aとを略一直線上に配置すると、本体11の基端面1
3が先端側連結部2のバックストッパピン10に当接す
るようになっている(図4の(a)参照)。
【0022】ところで、図4の(a)に示すジブ張出状
態では、ジブ30の各脚部30b,30bの係合部34
がブームヘッド52の支持部60に係止され、ジブ30
の先端側とブーム50の先端とが一対のテンションロッ
ド1,1によって連結される。この場合、各テンション
ロッド1,1は、その連結部材1bの連結部16がジブ
起伏用シリンダ60のロッド60aに連結され、ロッド
本体1aの基端側連結部3がブームヘッド50の取付部
51に連結された状態にある。なお、基端側連結部3と
取付部51との連結は、基端側連結部3のピン穴4を取
付部51のピン穴に一致させてこれらの穴に固定ピン4
0を取り付けることにより行なわれる。
態では、ジブ30の各脚部30b,30bの係合部34
がブームヘッド52の支持部60に係止され、ジブ30
の先端側とブーム50の先端とが一対のテンションロッ
ド1,1によって連結される。この場合、各テンション
ロッド1,1は、その連結部材1bの連結部16がジブ
起伏用シリンダ60のロッド60aに連結され、ロッド
本体1aの基端側連結部3がブームヘッド50の取付部
51に連結された状態にある。なお、基端側連結部3と
取付部51との連結は、基端側連結部3のピン穴4を取
付部51のピン穴に一致させてこれらの穴に固定ピン4
0を取り付けることにより行なわれる。
【0023】このような張出状態では、ジブ30の重量
によってテンションロッド1,1が引張られるため、連
結ピン70がスライド溝15の基端側終端19に位置
し、連結部材1bの本体11とロッド本体1aとが略同
軸に配置された直線状態となる。したがって、連結部材
1bの本体11の基端面13がロッド本体1aの先端側
連結部2のバックストッパピン10に当接し(これによ
り、スライド溝15に沿って連結ピン70をスライドさ
せることができず、連結部材1bに対するロッド本体1
aの相対的な移動が阻止される。)、テンションロッド
1,1の突張り状態(直線状態)が強固に保持される。
すなわち、ジブ30を介して吊り上げた荷を急に着地さ
せるなどしてテンションロッド1,1に作用していた引
張力が急に緩んだ場合には、その煽り現象に伴なう反動
力(引張力と逆方向の力)がテンションロッド1,1に
作用するが、この反動力は連結部材1bの本体11の基
端面13を介してバックストッパピン10によって受け
られる。したがって、連結部材1bがロッド本体1aに
対して回動することがなく(この回動は、反動力のかか
り具合にもよるが、連結部材1bの本体11とロッド本
体1aの底板9とが突き当たることによっても阻止され
る。)、ジブ30の後側への倒れが防止される(バック
ストップ機能)。
によってテンションロッド1,1が引張られるため、連
結ピン70がスライド溝15の基端側終端19に位置
し、連結部材1bの本体11とロッド本体1aとが略同
軸に配置された直線状態となる。したがって、連結部材
1bの本体11の基端面13がロッド本体1aの先端側
連結部2のバックストッパピン10に当接し(これによ
り、スライド溝15に沿って連結ピン70をスライドさ
せることができず、連結部材1bに対するロッド本体1
aの相対的な移動が阻止される。)、テンションロッド
1,1の突張り状態(直線状態)が強固に保持される。
すなわち、ジブ30を介して吊り上げた荷を急に着地さ
せるなどしてテンションロッド1,1に作用していた引
張力が急に緩んだ場合には、その煽り現象に伴なう反動
力(引張力と逆方向の力)がテンションロッド1,1に
作用するが、この反動力は連結部材1bの本体11の基
端面13を介してバックストッパピン10によって受け
られる。したがって、連結部材1bがロッド本体1aに
対して回動することがなく(この回動は、反動力のかか
り具合にもよるが、連結部材1bの本体11とロッド本
体1aの底板9とが突き当たることによっても阻止され
る。)、ジブ30の後側への倒れが防止される(バック
ストップ機能)。
【0024】なお、ジブ起伏用シリンダ60のロッド6
0aが最も収縮されジブ30が最小オフセット角に設定
された図4の(a)の状態では、シリンダ60および連
結部材1bの回動を阻止するために、ジブ30の係合部
材33の係合溝33aに連結部材1bの係合ピン14が
係合するようになっている。また、この状態からジブ起
伏用シリンダ60のロッド60aを伸長させると、係合
ピン14と係合溝33aとの係合が外れ、ジブ30に対
するテンションロッド1,1の取り付け角が変化し、ブ
ーム50に対するジブ30の取り付け角度が変化する。
0aが最も収縮されジブ30が最小オフセット角に設定
された図4の(a)の状態では、シリンダ60および連
結部材1bの回動を阻止するために、ジブ30の係合部
材33の係合溝33aに連結部材1bの係合ピン14が
係合するようになっている。また、この状態からジブ起
伏用シリンダ60のロッド60aを伸長させると、係合
ピン14と係合溝33aとの係合が外れ、ジブ30に対
するテンションロッド1,1の取り付け角が変化し、ブ
ーム50に対するジブ30の取り付け角度が変化する。
【0025】図4の(a)の状態(ロッド60aを最収
縮させて係合ピン14と係合溝33aとを係合させた状
態)から、テンションロッド1,1をジブ30の上面に
沿って格納する場合には、まず、固定ピン40を抜き取
ることにより、ロッド本体1aの基端側連結部3とブー
ムヘッド50の取付部51との連結を解除して、図4の
(b)に示すようにロッド本体1aを連結部材1bに対
して連結ピン70を中心に回動させる。これにより、連
結部材1bの基端面13とロッド本体1aのバックスト
ッパピン10との当接状態が解除され、スライド溝15
に沿う連結ピン70のスライドが可能となる。
縮させて係合ピン14と係合溝33aとを係合させた状
態)から、テンションロッド1,1をジブ30の上面に
沿って格納する場合には、まず、固定ピン40を抜き取
ることにより、ロッド本体1aの基端側連結部3とブー
ムヘッド50の取付部51との連結を解除して、図4の
(b)に示すようにロッド本体1aを連結部材1bに対
して連結ピン70を中心に回動させる。これにより、連
結部材1bの基端面13とロッド本体1aのバックスト
ッパピン10との当接状態が解除され、スライド溝15
に沿う連結ピン70のスライドが可能となる。
【0026】この状態で、今度は、ロッド本体1aを前
方に押し出すことにより、連結ピン70をスライド溝1
5に沿ってスライドさせて、連結ピン70をスライド溝
15の先端側終端に位置させる(図5の(a)参照)。
これにより、ロッド本体1aの基端はジブ30の基端よ
りも先端側に位置され、テンションロッド1,1の基端
がジブ30の基端から突出しなくなる。
方に押し出すことにより、連結ピン70をスライド溝1
5に沿ってスライドさせて、連結ピン70をスライド溝
15の先端側終端に位置させる(図5の(a)参照)。
これにより、ロッド本体1aの基端はジブ30の基端よ
りも先端側に位置され、テンションロッド1,1の基端
がジブ30の基端から突出しなくなる。
【0027】次に、ロッド本体1aを連結部材1bに対
して十分に回動させた状態で、ロッド本体1aをジブ3
0の支持体32に連結してテンションロッド1,1をジ
ブ30上で固定的に支持するとともに、ロッド本体1a
の基端側連結部3をジブ30の固定部31に固定する。
基端側連結部3と固定部31との固定は、基端側連結部
3のピン穴4を固定部31の挿入穴31aに一致させ
て、これらの穴4,31aに先ほど抜き取った固定ピン
40を取り付けることにより成される。
して十分に回動させた状態で、ロッド本体1aをジブ3
0の支持体32に連結してテンションロッド1,1をジ
ブ30上で固定的に支持するとともに、ロッド本体1a
の基端側連結部3をジブ30の固定部31に固定する。
基端側連結部3と固定部31との固定は、基端側連結部
3のピン穴4を固定部31の挿入穴31aに一致させ
て、これらの穴4,31aに先ほど抜き取った固定ピン
40を取り付けることにより成される。
【0028】図6および図7は、ブーム50がキャブ7
4の下側まで傾斜された状態で倒伏される自走式クレー
ン90において、図5の(b)の状態でテンションロッ
ド1,1が格納されたジブ30を、ブーム50の側面に
沿って格納した状態を示している。
4の下側まで傾斜された状態で倒伏される自走式クレー
ン90において、図5の(b)の状態でテンションロッ
ド1,1が格納されたジブ30を、ブーム50の側面に
沿って格納した状態を示している。
【0029】図示のように、ジブ30は、その基端がブ
ーム50の先端側に向けられ且つ先端がブーム50の基
端側に向けられた状態で、張り出し時におけるその上下
面がブーム50の側面に沿わされ、この状態で、ブーム
50の長手方向に沿って格納されている。したがって、
ジブ30に格納されたテンションロッド1,1もそのロ
ッド本体1aの基端(基端側連結部3)がブーム50の
先端側に向けられるが、テンションロッド1,1は、ロ
ッド本体1aが連結部材1bに対して相対的に移動され
ることによってその全長が短くなっているため、ジブ3
0の端部を越えて車体の前方に突出していない。
ーム50の先端側に向けられ且つ先端がブーム50の基
端側に向けられた状態で、張り出し時におけるその上下
面がブーム50の側面に沿わされ、この状態で、ブーム
50の長手方向に沿って格納されている。したがって、
ジブ30に格納されたテンションロッド1,1もそのロ
ッド本体1aの基端(基端側連結部3)がブーム50の
先端側に向けられるが、テンションロッド1,1は、ロ
ッド本体1aが連結部材1bに対して相対的に移動され
ることによってその全長が短くなっているため、ジブ3
0の端部を越えて車体の前方に突出していない。
【0030】なお、ブーム50の側面に対するジブ30
の支持固定は、ブーム50の側面に取着された図示しな
い支持具によって着脱自在に行なわれる。このような支
持具は、従来と同様の構成のもので良く、例えば、不使
用時にはジブ30をブーム50の側面に沿って格納で
き、ジブ30を使用する場合には、ブーム50の側面に
沿って格納されているジブ30を一旦ブーム50の下面
側に移し替えてから、ジブ30をブーム50下において
縦方向に回動させることができるような支持具(支持機
構)や、ブーム50の側面に沿って格納されたジブ30
を支点を中心に回動させてブーム50の先端下方に垂下
させるとともに、垂下させたジブ30を張り出し可能な
状態まで所定角度だけ捻転させてから引き上げることが
できるような支持具(支持機構)であることが望まし
い。そのためには、このような支持機構を構成する要素
をジブ30とブーム50とに設ける必要がある。
の支持固定は、ブーム50の側面に取着された図示しな
い支持具によって着脱自在に行なわれる。このような支
持具は、従来と同様の構成のもので良く、例えば、不使
用時にはジブ30をブーム50の側面に沿って格納で
き、ジブ30を使用する場合には、ブーム50の側面に
沿って格納されているジブ30を一旦ブーム50の下面
側に移し替えてから、ジブ30をブーム50下において
縦方向に回動させることができるような支持具(支持機
構)や、ブーム50の側面に沿って格納されたジブ30
を支点を中心に回動させてブーム50の先端下方に垂下
させるとともに、垂下させたジブ30を張り出し可能な
状態まで所定角度だけ捻転させてから引き上げることが
できるような支持具(支持機構)であることが望まし
い。そのためには、このような支持機構を構成する要素
をジブ30とブーム50とに設ける必要がある。
【0031】また、本実施形態では、ジブ起伏用シリン
ダ60にテンションロッド1,1の連結部材1bが連結
されているが、これに限らず、例えば連結部材1bがジ
ブ30に直接に連結されるような構成としても良い。こ
の構成によっても、バックストップ機能を確保しつつテ
ンションロッド1,1の全長を短くするという本発明の
課題を達成することができる。
ダ60にテンションロッド1,1の連結部材1bが連結
されているが、これに限らず、例えば連結部材1bがジ
ブ30に直接に連結されるような構成としても良い。こ
の構成によっても、バックストップ機能を確保しつつテ
ンションロッド1,1の全長を短くするという本発明の
課題を達成することができる。
【0032】以上説明したように、本実施形態のテンシ
ョンロッド1は、ロッド本体1aと連結部材1bとから
構成され、ロッド本体1aが連結部材1bに対して前方
にスライドすることができるとともに回動することもで
きるため、その全長を短くしてジブ30側に格納でき
る。したがって、ジブ30の端部を越えて車体の前方に
突出することがない。その結果、格納時に、車体の回転
半径を増大させることがなく、障害物と干渉することも
ない。また、ヘッドライトの照射範囲と干渉することも
ない。無論、このような作用効果は、図6および図7に
示すタイプの自走式クレーンに限らず、ブームをキャブ
の上側に倒伏させた状態で走行するクレーン車において
も得ることができる。また、ジブをブームの側面に沿っ
て格納する場合のみならず、ジブをブームの下面に沿っ
て格納する場合においても得ることができる。
ョンロッド1は、ロッド本体1aと連結部材1bとから
構成され、ロッド本体1aが連結部材1bに対して前方
にスライドすることができるとともに回動することもで
きるため、その全長を短くしてジブ30側に格納でき
る。したがって、ジブ30の端部を越えて車体の前方に
突出することがない。その結果、格納時に、車体の回転
半径を増大させることがなく、障害物と干渉することも
ない。また、ヘッドライトの照射範囲と干渉することも
ない。無論、このような作用効果は、図6および図7に
示すタイプの自走式クレーンに限らず、ブームをキャブ
の上側に倒伏させた状態で走行するクレーン車において
も得ることができる。また、ジブをブームの側面に沿っ
て格納する場合のみならず、ジブをブームの下面に沿っ
て格納する場合においても得ることができる。
【0033】また、本実施形態のテンションロッド1
は、連結ピン70をスライド溝15の基端側終端19に
位置させて連結部材1bの本体11とロッド本体1aと
を略同軸な直線状態に配置すれば、本体11の基端面1
3が機構的(自動的)に先端側連結部2のバックストッ
パピン10に当接するようになっている。そして、この
状態は、使用時におけるジブ30の重量に伴う引張力に
より強固に保持される。すなわち、ピンを抜き差しする
といった別個の繁雑な作業をすることなく、テンション
ロッド1,1の突張り状態(直線状態)が強固に保持さ
れる。したがって、ジブ30を介して吊り上げた荷を急
に着地させるなどしてテンションロッド1,1に作用し
ていた引張力が急に緩んだ場合でも、その煽り現象に伴
なう反動力によって連結部材1bがロッド本体1aに対
して回動することがない。つまり、繁雑な作業なくして
ジブの後側への倒れを防止でき、車体に大きな振動を生
じさせないで済む。
は、連結ピン70をスライド溝15の基端側終端19に
位置させて連結部材1bの本体11とロッド本体1aと
を略同軸な直線状態に配置すれば、本体11の基端面1
3が機構的(自動的)に先端側連結部2のバックストッ
パピン10に当接するようになっている。そして、この
状態は、使用時におけるジブ30の重量に伴う引張力に
より強固に保持される。すなわち、ピンを抜き差しする
といった別個の繁雑な作業をすることなく、テンション
ロッド1,1の突張り状態(直線状態)が強固に保持さ
れる。したがって、ジブ30を介して吊り上げた荷を急
に着地させるなどしてテンションロッド1,1に作用し
ていた引張力が急に緩んだ場合でも、その煽り現象に伴
なう反動力によって連結部材1bがロッド本体1aに対
して回動することがない。つまり、繁雑な作業なくして
ジブの後側への倒れを防止でき、車体に大きな振動を生
じさせないで済む。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のテンショ
ンロッドは、使用時にジブの後側への倒れを繁雑な作業
なくして防止でき、格納時に、車体の回転半径を増大さ
せたりヘッドライトの照射範囲と干渉することがない。
ンロッドは、使用時にジブの後側への倒れを繁雑な作業
なくして防止でき、格納時に、車体の回転半径を増大さ
せたりヘッドライトの照射範囲と干渉することがない。
【図1】本発明の一実施形態に係るテンションロッドを
構成するロッド本体の側面図である。
構成するロッド本体の側面図である。
【図2】図1のA−A線に沿う断面図である。
【図3】本発明の一実施形態に係るテンションロッドを
構成する連結部材の側面図である。
構成する連結部材の側面図である。
【図4】(a)は本発明の一実施形態に係るテンション
ロッドを用いてジブをブームの前方に張り出した状態を
示す側面図、(b)はテンションロッドをブームから取
り外した状態を示す側面図である。
ロッドを用いてジブをブームの前方に張り出した状態を
示す側面図、(b)はテンションロッドをブームから取
り外した状態を示す側面図である。
【図5】(a)はロッド本体を連結部材に対してスライ
ドさせてテンションロッドの全長を短くした状態を示す
側面図、(b)は(a)の状態のテンションロッドをジ
ブに固定した状態を示す側面図である。
ドさせてテンションロッドの全長を短くした状態を示す
側面図、(b)は(a)の状態のテンションロッドをジ
ブに固定した状態を示す側面図である。
【図6】ブームがキャブの下側まで傾斜された状態で倒
伏される自走式クレーンにおいて、図5の(b)の状態
でテンションロッドが格納されたジブを、ブームの側面
に沿って格納した状態を示す平面図である。
伏される自走式クレーンにおいて、図5の(b)の状態
でテンションロッドが格納されたジブを、ブームの側面
に沿って格納した状態を示す平面図である。
【図7】図6の自走式クレーンの正面図である。
【図8】ジブとテンションロッドとをブームの側面に沿
って格納する従来例を示し、(a)は自走式クレーンの
平面図、(b)は(a)の自走式クレーンの正面図であ
る。
って格納する従来例を示し、(a)は自走式クレーンの
平面図、(b)は(a)の自走式クレーンの正面図であ
る。
1…テンションロッド 1a…ロッド本体 1b…連結部材 10…バックストッパピン 15…スライド溝 70…連結ピン
Claims (1)
- 【請求項1】 クレーン装置のブームの先端側とブーム
の前方に張り出されたジブの先端側とを連結してジブに
突張力を作用させるテンションロッドにおいて、 その長手方向に沿って延びるスライド溝を有し、ジブの
先端側に取り付けられる連結部材と、 前記連結部材のスライド溝に沿ってスライド可能な連結
ピンを介して前記連結部材に連結され、ブームの先端に
取り付けられるロッド本体と、 を具備し、 前記ロッド本体は、前記連結ピンがスライド溝の終端に
位置した状態で連結部材の連結側端面と当接可能なバッ
クストッパピンを有していることを特徴とするテンショ
ンロッド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP04917097A JP3578583B2 (ja) | 1997-03-04 | 1997-03-04 | テンションロッド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP04917097A JP3578583B2 (ja) | 1997-03-04 | 1997-03-04 | テンションロッド |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10245190A true JPH10245190A (ja) | 1998-09-14 |
| JP3578583B2 JP3578583B2 (ja) | 2004-10-20 |
Family
ID=12823606
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP04917097A Expired - Fee Related JP3578583B2 (ja) | 1997-03-04 | 1997-03-04 | テンションロッド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3578583B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008013343A (ja) * | 2006-07-07 | 2008-01-24 | Kato Works Co Ltd | クレーン車のジブ起伏操作用伸縮シリンダの格納装置 |
| WO2016167027A1 (ja) * | 2015-04-16 | 2016-10-20 | 株式会社タダノ | テンションロッドの格納構造 |
-
1997
- 1997-03-04 JP JP04917097A patent/JP3578583B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008013343A (ja) * | 2006-07-07 | 2008-01-24 | Kato Works Co Ltd | クレーン車のジブ起伏操作用伸縮シリンダの格納装置 |
| WO2016167027A1 (ja) * | 2015-04-16 | 2016-10-20 | 株式会社タダノ | テンションロッドの格納構造 |
| JP2016204066A (ja) * | 2015-04-16 | 2016-12-08 | 株式会社タダノ | テンションロッドの格納構造 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3578583B2 (ja) | 2004-10-20 |
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Legal Events
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|---|---|---|---|
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Effective date: 20040607 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
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