JPH10245568A - 熱分解油化装置 - Google Patents
熱分解油化装置Info
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- JPH10245568A JPH10245568A JP4809497A JP4809497A JPH10245568A JP H10245568 A JPH10245568 A JP H10245568A JP 4809497 A JP4809497 A JP 4809497A JP 4809497 A JP4809497 A JP 4809497A JP H10245568 A JPH10245568 A JP H10245568A
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- Japan
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- connecting pipe
- extruder
- rubber
- cross
- discharge port
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W30/00—Technologies for solid waste management
- Y02W30/50—Reuse, recycling or recovery technologies
- Y02W30/62—Plastics recycling; Rubber recycling
Landscapes
- Separation, Recovery Or Treatment Of Waste Materials Containing Plastics (AREA)
- Production Of Liquid Hydrocarbon Mixture For Refining Petroleum (AREA)
- Processing Of Solid Wastes (AREA)
- Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明の課題は、押出機と熱分解槽を連結す
る連結管の閉塞を未然に防止することができる新規な熱
分解油化装置を提供する。 【解決手段】 熱分解槽2と押出機1を垂直に連結する
連結管8の上端部に、これを水平に横断するように仕切
部6を設けると共に、その仕切部6の略中央部に、上記
連結管8の内径断面積より小さい排出口7を形成する。
これにより、排出口7から排出するゴム・プラスチック
押出物が連結管8内面に接触することがなくスムーズに
熱分解槽2側へ供給されて連結管8の閉塞を未然に防止
することができる。
る連結管の閉塞を未然に防止することができる新規な熱
分解油化装置を提供する。 【解決手段】 熱分解槽2と押出機1を垂直に連結する
連結管8の上端部に、これを水平に横断するように仕切
部6を設けると共に、その仕切部6の略中央部に、上記
連結管8の内径断面積より小さい排出口7を形成する。
これにより、排出口7から排出するゴム・プラスチック
押出物が連結管8内面に接触することがなくスムーズに
熱分解槽2側へ供給されて連結管8の閉塞を未然に防止
することができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ゴム廃棄物、プラ
スチック廃棄物又はゴムとプラスチックの混合廃棄物を
熱分解して油化するための装置に関するものである。
スチック廃棄物又はゴムとプラスチックの混合廃棄物を
熱分解して油化するための装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車、家庭用品、電線・ケーブル等と
いった多種多様の分野から発生するゴム・プラスチック
廃棄物は、従来、そのまま埋め立てられたり、焼却によ
り処理されているが、周知の通り、このゴム・プラスチ
ック廃棄物は、地中の微生物による分解が困難なこと
や、焼却に際して地球温暖化を招く二酸化炭素や有害な
ガスを大量に発生することから、その処分方法に対して
は、埋め立て地の不足や環境汚染を招くといった重大な
問題を有している。
いった多種多様の分野から発生するゴム・プラスチック
廃棄物は、従来、そのまま埋め立てられたり、焼却によ
り処理されているが、周知の通り、このゴム・プラスチ
ック廃棄物は、地中の微生物による分解が困難なこと
や、焼却に際して地球温暖化を招く二酸化炭素や有害な
ガスを大量に発生することから、その処分方法に対して
は、埋め立て地の不足や環境汚染を招くといった重大な
問題を有している。
【0003】そのため、近年ではこのように処理が困難
なゴム・プラスチック廃棄物を効果的に処理する方法と
して、そのまま熱分解して油化処理することで環境汚染
を招くことなく、しかも資源の有効利用も図ることがで
きる技術が開発され、注目を浴びている。
なゴム・プラスチック廃棄物を効果的に処理する方法と
して、そのまま熱分解して油化処理することで環境汚染
を招くことなく、しかも資源の有効利用も図ることがで
きる技術が開発され、注目を浴びている。
【0004】このゴム・プラスチック廃棄物の熱分解油
化関連技術については、例えば、特開昭59−1746
89号公報に示すように、プラスチック廃棄物を予備反
応槽で加熱し、次に溶融したプラスチックを触媒と共に
反応槽内に供給し熱分解して回収する方法や、特公昭5
2−22672号公報に示すように、プラスチック廃棄
物と油あるいは溶剤を加熱によって融解させた後に、乾
留によって油を生成する方法、特開平4−180995
号公報に示すように、ポリオレフィンを熱分解させて生
成したガスをゼオライト触媒層に導いて低沸点炭化水素
を得る方法、特公昭52−22390号公報に示すよう
に加熱回転円筒体の表面にプラスチック廃棄物を接触さ
せ、溶融博捜を連続的に形成させて加熱分離して油を製
造する方法、特公昭55−17079号公報に示すよう
にプラスチックを流動層で空気と不活性ガスの供給量を
調整しながら効率良く熱分解し、凝縮操作によって油を
回収する方法、特開昭60−40193号公報に示すよ
うに、加圧下、溶剤の存在下で油を生成する方法等が提
案されている。
化関連技術については、例えば、特開昭59−1746
89号公報に示すように、プラスチック廃棄物を予備反
応槽で加熱し、次に溶融したプラスチックを触媒と共に
反応槽内に供給し熱分解して回収する方法や、特公昭5
2−22672号公報に示すように、プラスチック廃棄
物と油あるいは溶剤を加熱によって融解させた後に、乾
留によって油を生成する方法、特開平4−180995
号公報に示すように、ポリオレフィンを熱分解させて生
成したガスをゼオライト触媒層に導いて低沸点炭化水素
を得る方法、特公昭52−22390号公報に示すよう
に加熱回転円筒体の表面にプラスチック廃棄物を接触さ
せ、溶融博捜を連続的に形成させて加熱分離して油を製
造する方法、特公昭55−17079号公報に示すよう
にプラスチックを流動層で空気と不活性ガスの供給量を
調整しながら効率良く熱分解し、凝縮操作によって油を
回収する方法、特開昭60−40193号公報に示すよ
うに、加圧下、溶剤の存在下で油を生成する方法等が提
案されている。
【0005】そして、これら従来技術によるゴム・プラ
スチック廃棄物の熱分解槽への投入は、連続法及びバッ
チ法に大別され、このうち前者にはスクリューフィーダ
と押出機による方法がある。
スチック廃棄物の熱分解槽への投入は、連続法及びバッ
チ法に大別され、このうち前者にはスクリューフィーダ
と押出機による方法がある。
【0006】さらにこの押出機によるゴム・プラスチッ
ク廃棄物の供給方法は、スクリューフィーダ方式と異な
り、分解触媒を用いるような場合、材料に均一に分散さ
せることが可能となり、効率よく分解できるといった優
れた長所を有している。さらに、この方法では架橋ポリ
エチレンのような熱溶融しない材料でも押出機の中で剪
断により分子鎖を切断し、溶融軟化できるといった長所
も有している。この場合、図4に示すように、押出機1
の押出先端を開放状態としておき、押し出されたゴム・
プラスチックは、この先端部1aで一旦集められ(詰ま
り)ながら順次下方へ押し出されることになる。その結
果、熱分解槽2からゴム・プラスチックの分解によって
発生する可燃性ガスの押出機1内への逆流も防止する効
果も有している。
ク廃棄物の供給方法は、スクリューフィーダ方式と異な
り、分解触媒を用いるような場合、材料に均一に分散さ
せることが可能となり、効率よく分解できるといった優
れた長所を有している。さらに、この方法では架橋ポリ
エチレンのような熱溶融しない材料でも押出機の中で剪
断により分子鎖を切断し、溶融軟化できるといった長所
も有している。この場合、図4に示すように、押出機1
の押出先端を開放状態としておき、押し出されたゴム・
プラスチックは、この先端部1aで一旦集められ(詰ま
り)ながら順次下方へ押し出されることになる。その結
果、熱分解槽2からゴム・プラスチックの分解によって
発生する可燃性ガスの押出機1内への逆流も防止する効
果も有している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この押出機
先端部1aから下方に押出されるゴム・プラスチックの
形状に注目すると、先端部1aの排出口1bの面積と、
この排出口1bと分解槽2を垂直に連結する連結管3の
内径の断面積がほぼ同じであることから、ホッパー4へ
の材料供給量、スクリュー5の回転速度、温度などによ
り多少異なってくるが、このゴム・プラスチックの押出
し形状が、きれいな棒状とならず、ヘリカル状の紐、ボ
ルト状の皺が多数ついた紐あるいはフレイク状となって
連結管3内を落下する。そのため、この押出物が連結管
3の内壁に接触する頻度が多くなることによって、最終
的には連結管3が閉塞するおそれがあり、長時間の連続
運転が困難であった。
先端部1aから下方に押出されるゴム・プラスチックの
形状に注目すると、先端部1aの排出口1bの面積と、
この排出口1bと分解槽2を垂直に連結する連結管3の
内径の断面積がほぼ同じであることから、ホッパー4へ
の材料供給量、スクリュー5の回転速度、温度などによ
り多少異なってくるが、このゴム・プラスチックの押出
し形状が、きれいな棒状とならず、ヘリカル状の紐、ボ
ルト状の皺が多数ついた紐あるいはフレイク状となって
連結管3内を落下する。そのため、この押出物が連結管
3の内壁に接触する頻度が多くなることによって、最終
的には連結管3が閉塞するおそれがあり、長時間の連続
運転が困難であった。
【0008】そこで、本発明はこのような課題を有効に
解決するために案出されたものであり、その目的は、押
出機と熱分解槽を連結する連結管の閉塞を未然に防止す
ることができる新規な熱分解油化装置を提供するもので
ある。
解決するために案出されたものであり、その目的は、押
出機と熱分解槽を連結する連結管の閉塞を未然に防止す
ることができる新規な熱分解油化装置を提供するもので
ある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、ゴム・プラスチック廃棄物を熱分解する熱
分解槽の上部に、このゴム・プラスチック廃棄物を押出
して供給する押出機を備えると共に、この押出機の押出
端部と上記熱分解槽との間を垂直に延びる連結管で接続
してなる熱分解油化装置において、上記連結管の上端部
に、これを水平に横断するように仕切部を設けると共
に、その仕切部の略中央部に、上記押出機の押出端部か
ら供給されるゴム・プラスチック廃棄物を通過させるべ
く、上記連結管の内径断面積より小さい排出口を形成し
たものである。
に本発明は、ゴム・プラスチック廃棄物を熱分解する熱
分解槽の上部に、このゴム・プラスチック廃棄物を押出
して供給する押出機を備えると共に、この押出機の押出
端部と上記熱分解槽との間を垂直に延びる連結管で接続
してなる熱分解油化装置において、上記連結管の上端部
に、これを水平に横断するように仕切部を設けると共
に、その仕切部の略中央部に、上記押出機の押出端部か
ら供給されるゴム・プラスチック廃棄物を通過させるべ
く、上記連結管の内径断面積より小さい排出口を形成し
たものである。
【0010】従って、押出機の押出端部から連結管側へ
供給されるゴム・プラスチック廃棄物の押出し物の直径
が細くなることにより、連結管内壁へ付着し難くなっ
て、連結管の閉塞が未然に防止されて長時間の連続運転
が可能となる。
供給されるゴム・プラスチック廃棄物の押出し物の直径
が細くなることにより、連結管内壁へ付着し難くなっ
て、連結管の閉塞が未然に防止されて長時間の連続運転
が可能となる。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、本発明を実施する好適一形
態を添付図面を参照しながら説明する。
態を添付図面を参照しながら説明する。
【0012】図1は本発明に係る熱分解油化装置の実施
の一形態を示したものであり、図中1は、予め細かく粉
砕されたゴム・プラスチック廃棄物(以下、プラスチッ
ク材料という)をスクリュー5の回転によって溶融させ
ながら水平方向に押出す押出機、4はこのスクリュー5
側にプラスチック材料を投入するホッパ、11は同じく
触媒を投入する触媒投入口、2はこの押出機1の直下に
位置し、この押出機1より連続的に押出されるプラスチ
ック材料を加熱して熱分解油化する熱分解槽、9はこの
熱分解槽2を加熱するヒータ、10はこの熱分解槽2内
で発生した分解ガスを図示しないクラッキング触媒槽や
冷却装置、又は油回収装置等に導く排気管、8はこの押
出機1から押し出されたプラスチック材料を熱分解槽2
側に案内すべく押出機1と熱分解槽2間を垂直に連結す
る連結管、12はこの連結管8内を開閉するバルブであ
る。
の一形態を示したものであり、図中1は、予め細かく粉
砕されたゴム・プラスチック廃棄物(以下、プラスチッ
ク材料という)をスクリュー5の回転によって溶融させ
ながら水平方向に押出す押出機、4はこのスクリュー5
側にプラスチック材料を投入するホッパ、11は同じく
触媒を投入する触媒投入口、2はこの押出機1の直下に
位置し、この押出機1より連続的に押出されるプラスチ
ック材料を加熱して熱分解油化する熱分解槽、9はこの
熱分解槽2を加熱するヒータ、10はこの熱分解槽2内
で発生した分解ガスを図示しないクラッキング触媒槽や
冷却装置、又は油回収装置等に導く排気管、8はこの押
出機1から押し出されたプラスチック材料を熱分解槽2
側に案内すべく押出機1と熱分解槽2間を垂直に連結す
る連結管、12はこの連結管8内を開閉するバルブであ
る。
【0013】そして、図示するように、この連結管8の
上端部、すなわち連結管8と押出機1の押出し先端部1
aとの接続部には、これを横断するように剛性の高い仕
切部6が設けられていると共に、この仕切部6の中央部
には、連結管8の断面積よりも小さい円形の排出口7が
形成されている。
上端部、すなわち連結管8と押出機1の押出し先端部1
aとの接続部には、これを横断するように剛性の高い仕
切部6が設けられていると共に、この仕切部6の中央部
には、連結管8の断面積よりも小さい円形の排出口7が
形成されている。
【0014】従って、本実施の形態では、先ず、ホッパ
ー4に投入されたプラスチック材料は、触媒投入口11
から投入される触媒と共に押出機1内へ送られ、スクリ
ュー5の回転圧によって剪断を受け分子切断に伴い軟化
しながら押し出された後、半溶融状態となって押出機1
の押出先端部1aに達し、ここで一体化する。次に、こ
の押出先端部1aに達したプラスチック材料は、その後
次々と送られてくる上流側のプラスチック材料の押出圧
によって押出先端部1aの下面を区画形成する仕切部6
の中央部に形成された排出口7から連結管8側へ押し出
された後、この連結管8を通過して熱分解槽2内に供給
される。
ー4に投入されたプラスチック材料は、触媒投入口11
から投入される触媒と共に押出機1内へ送られ、スクリ
ュー5の回転圧によって剪断を受け分子切断に伴い軟化
しながら押し出された後、半溶融状態となって押出機1
の押出先端部1aに達し、ここで一体化する。次に、こ
の押出先端部1aに達したプラスチック材料は、その後
次々と送られてくる上流側のプラスチック材料の押出圧
によって押出先端部1aの下面を区画形成する仕切部6
の中央部に形成された排出口7から連結管8側へ押し出
された後、この連結管8を通過して熱分解槽2内に供給
される。
【0015】この時、上述したように、連結管8上端部
の仕切部6に形成された排出口7は図2に示すように、
その面積が連結管8の内径断面積よりも小さく形成され
ていると共に、連結管8の軸心部に位置するように穿孔
されていることから、排出口7から押し出された半溶融
状態のプラスチック材料は、図1に示すように、その外
径が連結管8の内径よりも小さく、かつ表面が滑らかな
きれいな棒状となって連結管8の軸心部を垂直に落下す
ることになる。尚、このような外観は楕円状の排出口7
を形成した場合にも得られる。そのため、このプラスチ
ック材料が連結管8の壁面に接触し難くなり、これによ
って連結管8の閉塞が未然に防止される。そして、この
ようにして熱分解槽2側へ達したプラスチック材料は、
ここで加熱によって熱分解された後、分解ガスとなって
熱分解槽2外へ排気されて回収されることになる。
の仕切部6に形成された排出口7は図2に示すように、
その面積が連結管8の内径断面積よりも小さく形成され
ていると共に、連結管8の軸心部に位置するように穿孔
されていることから、排出口7から押し出された半溶融
状態のプラスチック材料は、図1に示すように、その外
径が連結管8の内径よりも小さく、かつ表面が滑らかな
きれいな棒状となって連結管8の軸心部を垂直に落下す
ることになる。尚、このような外観は楕円状の排出口7
を形成した場合にも得られる。そのため、このプラスチ
ック材料が連結管8の壁面に接触し難くなり、これによ
って連結管8の閉塞が未然に防止される。そして、この
ようにして熱分解槽2側へ達したプラスチック材料は、
ここで加熱によって熱分解された後、分解ガスとなって
熱分解槽2外へ排気されて回収されることになる。
【0016】このように本発明は、押出機1の排出口7
の面積を連結管8の内径断面積より小さく形成したこと
から、この排出口7から押し出されたプラスチック材料
が連結管8内面に接触する頻度が少なくなるため、プラ
スチック材料により連結管8の閉塞を未然に防止するこ
とができる。具体的には、各種実験を行った結果、排出
口7の面積と連結管8の内径断面積との比は1:5〜
2:3の範囲が好ましい。この理由は、1:5以下では
吐出量が少なくなって押出機内の圧力が規定以上になる
ことがあり、また、2:3以上では押出物が密になら
ず、形状が不安定で連結管8の内壁に接触して閉塞現象
を引き起こすことがあるためである。また、排出口7の
形状を円形に形成したことから、プラスチック材料が排
出口7から均一に排出され、表面が滑らかでまっすぐな
棒状となってそのまま熱分解槽2側へ流れることにな
る。また、連結管8の大きさは熱分解槽2の大きさに左
右されるが、内径が100〜150mmφ程度のものが
一般に使用される。
の面積を連結管8の内径断面積より小さく形成したこと
から、この排出口7から押し出されたプラスチック材料
が連結管8内面に接触する頻度が少なくなるため、プラ
スチック材料により連結管8の閉塞を未然に防止するこ
とができる。具体的には、各種実験を行った結果、排出
口7の面積と連結管8の内径断面積との比は1:5〜
2:3の範囲が好ましい。この理由は、1:5以下では
吐出量が少なくなって押出機内の圧力が規定以上になる
ことがあり、また、2:3以上では押出物が密になら
ず、形状が不安定で連結管8の内壁に接触して閉塞現象
を引き起こすことがあるためである。また、排出口7の
形状を円形に形成したことから、プラスチック材料が排
出口7から均一に排出され、表面が滑らかでまっすぐな
棒状となってそのまま熱分解槽2側へ流れることにな
る。また、連結管8の大きさは熱分解槽2の大きさに左
右されるが、内径が100〜150mmφ程度のものが
一般に使用される。
【0017】尚、本実施の形態では、排出口7を仕切部
6の中心部に一つ設けた例で、説明したが、本発明はこ
れに限定されるものでなく、例えば、図3に示すよう
に、さらに小さい排出口13を複数、仕切部6の中心部
に集合させて形成するようにしても上記と同様な効果を
得ることができる。また、この仕切部6の形状としては
その表面が平らな板状のものであっても良いが、各図に
示すように排出口7の周辺部をロート状に下方に窪ませ
るように加工すれば、排出口7からのプラスチック材料
の排出がよりスムーズとなる。また、押出機として、二
つのスクリューを備えた二軸押出機の場合でも同様の効
果を得ることができる。
6の中心部に一つ設けた例で、説明したが、本発明はこ
れに限定されるものでなく、例えば、図3に示すよう
に、さらに小さい排出口13を複数、仕切部6の中心部
に集合させて形成するようにしても上記と同様な効果を
得ることができる。また、この仕切部6の形状としては
その表面が平らな板状のものであっても良いが、各図に
示すように排出口7の周辺部をロート状に下方に窪ませ
るように加工すれば、排出口7からのプラスチック材料
の排出がよりスムーズとなる。また、押出機として、二
つのスクリューを備えた二軸押出機の場合でも同様の効
果を得ることができる。
【0018】また、本発明で処理できるゴム・プラスチ
ック廃棄物としては、ポリエチレン、ポリプロピレン、
エチレン・プロピレンコポリマー、エチレン・酢酸ビニ
ルコポリマー、エチレン・メチルアクリレートコポリマ
ー、エチレン・エチルアクリレートコポリマー、エチレ
ン・ブチルアクリレートコポリマー、エチレン・プロピ
レンジエンターポリマーなどの各種オレフィン系ポリマ
ー、ポリスチレン、天然ゴム、ブチルゴム、スチレン・
ブタジエンゴムなどが挙げられる他、架橋ポリエチレン
や架橋したゴムなどの高温で加熱しても半溶融化(脆
化)するだけの非熱可塑性材料も使用することができ
る。これらは単独であっても混合されていても良い。
ック廃棄物としては、ポリエチレン、ポリプロピレン、
エチレン・プロピレンコポリマー、エチレン・酢酸ビニ
ルコポリマー、エチレン・メチルアクリレートコポリマ
ー、エチレン・エチルアクリレートコポリマー、エチレ
ン・ブチルアクリレートコポリマー、エチレン・プロピ
レンジエンターポリマーなどの各種オレフィン系ポリマ
ー、ポリスチレン、天然ゴム、ブチルゴム、スチレン・
ブタジエンゴムなどが挙げられる他、架橋ポリエチレン
や架橋したゴムなどの高温で加熱しても半溶融化(脆
化)するだけの非熱可塑性材料も使用することができ
る。これらは単独であっても混合されていても良い。
【0019】また、これらのゴム・プラスチック廃棄物
と共に供給される触媒には、シリカ・アルミナ系、アル
ミナ・酸化鉄系、ゼオライトなどの粉末あるいはペレッ
ト状のものが挙げられる。
と共に供給される触媒には、シリカ・アルミナ系、アル
ミナ・酸化鉄系、ゼオライトなどの粉末あるいはペレッ
ト状のものが挙げられる。
【0020】
【実施例】次に、本発明の具体的実施例を説明する。
【0021】(実施例1)上記実施の形態に示す構成を
した熱分解油化装置を形成し、プラスチック材料とし
て、電線廃棄物から回収した架橋ポリエチレン(XLP
E)粉砕品(7mm径のフィルター通過品)を、押出機
として二軸押出機(スクリュー径:50mm)を、触媒
としてシリカ・アルミナを用い、プラスチック材料と触
媒の混合比率を100:5とすると共に、排出口面積と
連結管内径の断面積の比を1:2(40cm2 :80
cm2 )に設定して、上記プラスチック材料と触媒の
混合物を押し出した。
した熱分解油化装置を形成し、プラスチック材料とし
て、電線廃棄物から回収した架橋ポリエチレン(XLP
E)粉砕品(7mm径のフィルター通過品)を、押出機
として二軸押出機(スクリュー径:50mm)を、触媒
としてシリカ・アルミナを用い、プラスチック材料と触
媒の混合比率を100:5とすると共に、排出口面積と
連結管内径の断面積の比を1:2(40cm2 :80
cm2 )に設定して、上記プラスチック材料と触媒の
混合物を押し出した。
【0022】その結果、押出物の外観は滑らかで連結管
内面に殆ど接触することなく、そのまま熱分解槽へ供給
することができた。
内面に殆ど接触することなく、そのまま熱分解槽へ供給
することができた。
【0023】(実施例2)プラスチック材料として、電
線廃棄物から回収した半導電層付き架橋ポリエチレン
(SC−XLPE)粉砕品(7mm径のフィルター通過
品)を用いた他は実施例1と同様な条件でこのプラスチ
ック材料と触媒の混合物を押し出した。
線廃棄物から回収した半導電層付き架橋ポリエチレン
(SC−XLPE)粉砕品(7mm径のフィルター通過
品)を用いた他は実施例1と同様な条件でこのプラスチ
ック材料と触媒の混合物を押し出した。
【0024】その結果、実施例1と同様に押出物の外観
は滑らかで連結管内面に殆ど接触することなく、そのま
ま熱分解槽へ供給することができた。
は滑らかで連結管内面に殆ど接触することなく、そのま
ま熱分解槽へ供給することができた。
【0025】(比較例)排出口面積と連結管内径断面積
の比を1:1(80cm2 :80cm2 )とした他
は、実施例1と同様な条件でプラスチック材料と触媒の
混合物を押し出した。
の比を1:1(80cm2 :80cm2 )とした他
は、実施例1と同様な条件でプラスチック材料と触媒の
混合物を押し出した。
【0026】その結果、押出物はフレーク状となり、一
部が連結管内壁に付着した。そして、その付着量は時間
と共に増大し、約3時間経過後には連結管が完全に閉塞
してしまい、押出機の圧力が規定値をオーバーし、その
まま押出機が停止してしまった。
部が連結管内壁に付着した。そして、その付着量は時間
と共に増大し、約3時間経過後には連結管が完全に閉塞
してしまい、押出機の圧力が規定値をオーバーし、その
まま押出機が停止してしまった。
【0027】
【発明の効果】以上要するに本発明によれば、排出口の
面積を連結管内径断面積より小さく設定したことから、
押出物が連結管内壁に接触することなくスムーズに流
れ、押出し物による連結管の閉塞を未然に防止すること
ができる。従って、長時間の連続運転が可能となり、ゴ
ム・プラスチック材料の熱分解処理効率が大きく向上す
る等といった優れた効果を有する。
面積を連結管内径断面積より小さく設定したことから、
押出物が連結管内壁に接触することなくスムーズに流
れ、押出し物による連結管の閉塞を未然に防止すること
ができる。従って、長時間の連続運転が可能となり、ゴ
ム・プラスチック材料の熱分解処理効率が大きく向上す
る等といった優れた効果を有する。
【図1】本発明の実施の一形態を示す要部概略図であ
る。
る。
【図2】(A)は本発明に係る仕切部及びこれに穿孔し
た排出口の実施の一形態を状態を示す平面図である。
(B)は図2(A)中X−X断面図である。
た排出口の実施の一形態を状態を示す平面図である。
(B)は図2(A)中X−X断面図である。
【図3】(A)は本発明に係る仕切部及びこれに穿孔し
た排出口の状態を示す平面図である。(B)は図2
(A)中X−X断面図である。
た排出口の状態を示す平面図である。(B)は図2
(A)中X−X断面図である。
【図4】従来の熱分解油化装置一形態を示す要部概略図
である。
である。
1 押出機 1b 押出先端部 2 熱分解槽 4 ホッパー 5 スクリュー 6 仕切部 7 排出口 8 連結管 9 ヒータ 10 排気管 11 触媒投入口 12 バルブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 000003263 三菱電線工業株式会社 兵庫県尼崎市東向島西之町8番地 (71)出願人 000005120 日立電線株式会社 東京都千代田区丸の内二丁目1番2号 (71)出願人 000002255 昭和電線電纜株式会社 神奈川県川崎市川崎区小田栄2丁目1番1 号 (71)出願人 390014568 東芝プラント建設株式会社 東京都港区西新橋3丁目7番1号 (72)発明者 反町 正美 茨城県日立市日高町5丁目1番1号 日立 電線株式会社日高工場内 (72)発明者 椎名 利雄 茨城県日立市日高町5丁目1番1号 日立 電線株式会社パワーシステム研究所内 (72)発明者 福地 悦夫 茨城県日立市日高町5丁目1番1号 日立 電線株式会社パワーシステム研究所内 (72)発明者 平井 進 神奈川県川崎市川崎区小田栄2丁目1番1 号 昭和電線電纜株式会社内 (72)発明者 松尾 治彦 神奈川県川崎市川崎区小田栄2丁目1番1 号 昭和電線電纜株式会社内 (72)発明者 老後 哲朗 神奈川県川崎市川崎区小田栄2丁目1番1 号 昭和電線電纜株式会社内 (72)発明者 伊東 亮一 静岡県浜松市新都田1丁目4番4号 社団 法人電線総合技術センター内 (72)発明者 津田 弘実 静岡県浜松市新都田1丁目4番4号 社団 法人電線総合技術センター内 (72)発明者 野口 英一郎 東京都港区西新橋三丁目7番1号 東芝プ ラント建設株式会社内 (72)発明者 伊藤 幸裕 東京都港区西新橋三丁目7番1号 東芝プ ラント建設株式会社内
Claims (5)
- 【請求項1】 ゴム・プラスチック廃棄物を熱分解する
熱分解槽の上部に、このゴム・プラスチック廃棄物を押
出して半溶融状態で供給する押出機を備えると共に、こ
の押出機の押出先端部と上記熱分解槽との間を垂直に延
びる連結管で接続してなる熱分解油化装置において、上
記連結管の上端部に、これを水平に横断するように仕切
部を設けると共に、その仕切部の略中央部に、上記押出
機の押出先端部から供給されるゴム・プラスチック廃棄
物の押出物を通過させるべく、上記連結管の内径断面積
より小さい排出口を形成したことを特徴とする熱分解油
化装置。 - 【請求項2】 上記排出口を2つ以上形成したことを特
徴とする請求項1記載の熱分解油化装置。 - 【請求項3】 上記排出口の合計面積と、上記連結管内
径の断面積の比が1:5〜2:3の範囲であることを特
徴とする請求項1又は2に記載の熱分解油化装置。 - 【請求項4】 上記排出口の形状が円形もしくは楕円形
であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載
の熱分解油化装置。 - 【請求項5】 上記押出機が二軸押出機であることを特
徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の熱分解油化装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4809497A JPH10245568A (ja) | 1997-03-03 | 1997-03-03 | 熱分解油化装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4809497A JPH10245568A (ja) | 1997-03-03 | 1997-03-03 | 熱分解油化装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10245568A true JPH10245568A (ja) | 1998-09-14 |
Family
ID=12793742
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4809497A Pending JPH10245568A (ja) | 1997-03-03 | 1997-03-03 | 熱分解油化装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10245568A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2016017176A1 (ja) * | 2014-07-31 | 2016-02-04 | Jfeスチール株式会社 | 有機物質の熱分解方法 |
| JP2023540691A (ja) * | 2020-08-28 | 2023-09-26 | レス・ポリフロー・エルエルシー | プラスチック変換供給システム |
-
1997
- 1997-03-03 JP JP4809497A patent/JPH10245568A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2016017176A1 (ja) * | 2014-07-31 | 2016-02-04 | Jfeスチール株式会社 | 有機物質の熱分解方法 |
| JPWO2016017176A1 (ja) * | 2014-07-31 | 2017-04-27 | Jfeスチール株式会社 | 有機物質の熱分解方法、有機物質の熱分解生成物の製造方法、及び熱分解処理用の有機物質の複合造粒物 |
| JP2023540691A (ja) * | 2020-08-28 | 2023-09-26 | レス・ポリフロー・エルエルシー | プラスチック変換供給システム |
| US12366412B2 (en) | 2020-08-28 | 2025-07-22 | Res Polyflow Llc | Plastic conversion feed system |
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