JPH10245932A - 壁面断熱パネル - Google Patents

壁面断熱パネル

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JPH10245932A
JPH10245932A JP6727297A JP6727297A JPH10245932A JP H10245932 A JPH10245932 A JP H10245932A JP 6727297 A JP6727297 A JP 6727297A JP 6727297 A JP6727297 A JP 6727297A JP H10245932 A JPH10245932 A JP H10245932A
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JP
Japan
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panel
heat insulating
insulating layer
wall
peeling means
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Withdrawn
Application number
JP6727297A
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English (en)
Inventor
Kichishiro Ota
吉四郎 太田
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Individual
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パネルを切断しサイズを変更できるようにす
ることによって各種の壁面(開口部)構造や設計変更に
対応可能とし、施工の自由度を高める。 【解決手段】 板材12,13間に発泡性樹脂材料(例
えば硬質発泡ウレタン)を注入し、断熱層16を形成し
てなる壁面断熱パネルである。屋外側板材12を断熱層
16および屋内側板材13より所定幅周囲に張出させ、
壁組材に当接してパネルの固定を可能とする係止部12
aを形成する。板材12と断熱層16の剥離を可能とす
る剥離手段21を、板材12の内面に適宜間隔をもって
予め配設する。剥離手段の配設方向は好ましくは上下方
向とする。剥離手段は、例えば背面が滑らかな粘着テー
プにより、或いは剥離剤を板材12に直接塗布すること
により構成する。パネルを切断し、当該切断部に係止部
(12a)を形成する際に、剥離手段21を配してある
から、断熱層16を容易に取り除くことが出来る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は板材と断熱材とを一
体化した断熱パネルに係り、必要に応じた切断使用時の
自由性を高めるパネルの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】近時、建物構造材と断熱材とを予め一体
化した断熱パネル材が各種提案されている。例えば特公
平5−38101号は、図7に示すように断熱材を一体
に備えたパネル材1,2により建物床面、壁面および天
井面を構築するもので、各パネル材1,2は、木材フレ
ーム1a〜1h,2a〜2h内に発泡性樹脂を注入し、
断熱材3を一体に形成してなる。予め断熱材を備えるこ
れらの各種パネルは、グラスウール等の断熱材を現場に
おいて装填する在来の断熱工法に較べて、作業効率を高
め、施工コストを軽減できるという利点がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
断熱パネルは、パネルの切断使用が煩雑または困難とな
る場合が少なくない。また自由な切断使用が難しいた
め、設計変更など、個別の建物ごとに生じるさまざまな
希望や要請に応じることが難しい場合があり、施工の自
由性に難があった。
【0004】例えば、窓枠開口の高さ位置を設計変更し
たい場合に、従来の断熱パネルでは窓位置を自由に変え
ることが難しい。前記特公平5−38101号を含め、
従来の断熱パネルは、各種のフレーム材を備えているか
らであり、パネルを切断するとフレーム(補強骨材)が
ばらばらになって壁面パネルとして機能しなくなるから
である。
【0005】また壁面には、ドア開口部、居間や寝室の
窓、風呂・トイレの換気窓等、各種の開口が必要となる
が、これら開口部の大きさや配設位置は各個別住宅ごと
に異なる場合が多く、既成サイズのパネルの組合わせだ
けでは壁面を構築することが困難である。
【0006】一方、各種の壁面(開口部)構造や設計変
更にきめ細かく対応できるようにパネルサイズを多数用
意しておくことも考えられるが、パネルの種類を増やす
と、製造コストの上昇を招くとともに製品の在庫点数を
増大させ、また現場での資材管理や施工を煩雑化させる
などの問題が生じ、パネル材の使用による折角のメリッ
ト(低コスト化や施工の効率化等)を減じる虞れがあ
る。
【0007】そこで本発明の目的は、パネルの自由な切
断を可能とすることによって、各種の壁面構造や設計変
更に自由に対応できるようにする点にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成して課題
を解決するため、本発明に係る壁面断熱パネルは、所定
間隔をおいて配した板材間に発泡性樹脂材料を注入し、
当該板材間に断熱層を形成してなる断熱パネルを技術的
前提として、前記板材のうち屋外側板材を前記断熱層お
よび屋内側板材より所定幅周囲に張出させ、壁組材に当
接してパネルの固定を可能とする係止部を形成する一
方、前記屋外側板材と断熱層の剥離を可能とする剥離手
段を、屋外側板材の内面に適宜間隔をもって予め配設し
た。
【0009】また、前記剥離手段の配設方向を上下方向
とする場合がある。
【0010】
【作用】本発明の断熱パネルは、壁面を構築するための
パネル材で、所定間隔をおいて配した板材間に発泡性樹
脂材料を注入し断熱層を一体に形成してなるものであ
る。パネルの設置は、壁組(柱、間柱、軒桁、胴差、土
台、窓・ドア開口枠を含む)に対し屋外側から嵌め込ん
で行う。従ってパネルを構成する前記板材のうち屋外側
板材(以下、外板という)を断熱層および屋内側板材
(以下、内板という)より所定幅周囲に張出させてあ
り、この張出部を係止部として壁組材に当接させ、パネ
ルを固定できるようにしてある。尚、パネル内(外板と
内板間)には芯材や内装受材等を適宜設けて構わない。
【0011】一方、外板(屋外側板材)の内面には、外
板から断熱層を剥すことを可能とする剥離手段を予め配
設した。この剥離手段は、パネルを切断しサイズ変更を
行う場合に、その作業性を高めるものである。
【0012】すなわち、本パネルは従来のパネル材のよ
うに周囲に木材フレームを設ける構造をとらないから、
現場でパネルを自由に切断し、高さや幅寸法を変更する
ことが可能である。しかしながらパネルを切断した場
合、当該切断部についてはパネルを固定するための前記
係止部が失われることとなるから、内板(屋内側板材)
と断熱層を所定幅(係止部の幅分だけ)取り除き、係止
部を新たに形成する必要がある。ところが、断熱層を形
成する発泡性樹脂(例えば硬質ウレタンフォーム)は自
己接着力が強く、外板に密着した断熱層を取り除くこと
は容易ではない。そこで本パネルでは、外板と断熱層と
間に予め剥離手段を配し、断熱層を(内板と共に)容易
に除去できるようにした。
【0013】剥離手段は具体的には、例えば背面が滑ら
かな粘着テープ(所謂ガムテープや樹脂テープ等)を使
用することが出来る。また、剥離剤(例えばシリコン樹
脂)を外板内面に直接塗布することにより剥離手段を構
成することも可能である。ただし、これら剥離手段は外
板の内側全面(断熱層との接触面全体)に設けることは
せず、適当な間隔をもって(例えば縞状に)配設するこ
とが望ましい。前記係止部の形成(断熱材の剥離)を容
易にする一方で、パネル搬送時や施工時に外板から断熱
層が剥がれ落ちることを防止し、さらに施工後における
パネルの気密断熱性を確保するためである。
【0014】さらに剥離手段の配設方向は、好ましくは
上下方向(鉛直方向)とする。剥離手段の配設パターン
につき種々検討を行った結果、切断位置(特に高さ位
置)によらずどこでパネルを切断しても容易に断熱層を
剥し、係止部を形成できるという良好な結果が得られ、
次のような不都合がないからである。すなわち、散点的
に(水玉状に)剥離手段を設けた場合には、剥離手段配
設の効果が十分でなく、断熱層の剥離にやや苦労した。
また、適宜間隔をもって水平に剥離手段を配した場合に
は、断熱層の上端がちょうど剥離手段の配設位置にくる
こととなったときに、施工時に断熱層上端が剥がれ易く
不安定となる難があった。ただし、本発明は、剥離手段
の配設パターンについて上下方向以外のものを除外する
ものではない。前述のように散点的に設けても、あるい
は水平方向に設けた場合であっても、剥離手段を全く設
けないパネル構成に較べれば、作業性は良好となるから
である。
【0015】
【実施例】以下、添付図面に基づいて本発明の実施例を
説明する。図1乃至図2は本発明に係る壁面断熱パネル
の一例を示す斜視図および施工状態を示す断面図であ
る。これらの図に示すように本パネル材11は、屋外側
板材として構造用合板12(例えば9mm厚)を、屋内
側板材として例えばラワンベニヤ合板13(例えば4m
m厚)を配し、これら合板12,13の間に芯材14お
よび胴縁(内装受材)15を設け、断熱層16を形成し
てなる。断熱層16の形成にあたっては、合板12,1
3の周囲を治具で閉塞した後、内部に例えばウレタンフ
ォーム(硬質発泡ウレタン樹脂)を注入することにより
行う。尚、図1では、内部構造を示すために、パネル
(内板13、断熱層16等)を一部切欠いて示してあ
る。
【0016】パネル11の設置は壁組(柱30,間柱3
1,土台32,胴差33,軒桁34等)に対し屋外側か
ら行う。このため屋外側板材(外板)12は、屋内側板
材(内板)13および断熱層16より周囲に張出させて
あり、パネル11を壁組材に固定するための係止部12
aを形成してある。また当該係止部12aの内面周縁部
には、断熱層16を取り囲むように気密材17を、さら
に断熱層16の周面屋内側端部には全周に亙って気密材
18をそれぞれ設けてある。これら気密材17,18
は、例えばウレタン樹脂やスポンジ材等の弾性素材によ
り構成し、パネル11の設置に伴って気密材17は壁組
材の屋外側表面に、また気密材18は壁組材の側面ある
いは上下面にそれぞれ当接して、パネルと壁組間の気密
を可能とする。尚、図2において符号25は基礎、22
はパネル(内板)の屋内側周囲に貼設した気密テープで
ある。また壁組へのパネル11の固定は、係止部12a
に屋外側から釘を打ちつけ行う。
【0017】一方、外板12の内面(断熱層16の形成
部分)には、外板12と断熱材16との剥離を可能とす
る剥離テープ21を、断熱層16の形成に先立ち予め貼
設しておく。パネルサイズを変更する場合に、切断箇所
に容易に係止部(12a)を形成できるようにするため
である。
【0018】パネルサイズ(例えば高さ)の変更は、具
体的には次のようにして行う。 図3に示すように所望の高さ寸法となるように例えば
A−A線でパネル11を切断する。 パネルを切断した場合、当該切断部について係止部
(12a)が失われることとなるから、これを形成する
必要がある。そこで図4に示すように切断端縁(A−
A)から係止部の幅分だけ内板13と断熱層16のみを
(外板12を残し)切断する(B−B線)。切断にあた
っては例えば丸鋸を使用すれば良い。 切断した内板と断熱層(図4でハッチングを施した)
を外板12から引き剥し、取り除く。剥離テープ21の
介在により、断熱層の剥離は容易である。これにより切
断部Cに新たに係止部を形成することが出来る。 新たに形成された係止部および断熱層の切断面(B−
B線部)について気密材17,18を補填する。尚、同
様にして幅寸法を変えることも可能である。
【0019】このように本パネルは、パネルを適宜切断
してサイズを自由に変更することが出来る。従って、例
えば図5に示すように窓開口35a上部のパネル11a
と下部のパネル11bの高さh1,h2を適当な寸法に設
定することにより、窓開口枠35の設置位置を上下方向
にずらすことが可能で、窓35aの高さ位置を自由に変
更することが出来る。また、図6に示すように高さや大
きさが様々に異なる窓開口35b〜35fがある壁面構
造に対しても、各開口部に対応させたサイズの異なるパ
ネルを予め用意する必要がなく、現場で適宜パネルを切
断して、開口部まわり40〜49のパネル施工を効率よ
く行うことが出来る。
【0020】外板と断熱層との間には既に述べたように
剥離テープを介在させてあるから、断熱層に硬質発泡ウ
レタンを使用しても外板と断熱層とが強固に接着される
ことがなく、これらを難なく剥離して係止部を形成し、
開口部まわりにパネルを設置することが可能である。
【0021】剥離手段(テープ21)の配設パターンは
必ずしも図示の例に限定されない。例えば網状にあるい
は格子状に剥離手段を設けたり、斜め方向に適宜間隔を
もってテープを貼設することも可能である。また、既に
述べたように散点的に(水玉状に)、あるいは適宜間隔
をもって水平に剥離テープを配することも、難点(前者
の場合、テープ配設の効果が十分でなく断熱層の剥離に
やや苦労する。後者の場合、断熱層の上端(図4のB−
B線)が丁度テープ位置にくることとなったときに、施
工時に断熱層上端が剥がれ易く不安定となる)はあるも
のの、剥離手段を全く設けないパネル構成に較べれば作
業性は良好となるから可能である。
【0022】ただし、前記実施例のように上下方向に適
宜間隔で、より具体的にはテープ幅W(図3)が例えば
3cm、テープ間隔Sが例えば1cmとなるように剥離
手段を設ければ、パネルの一体性を損なわず、しかも切
断位置(特に高さ位置)によらずどこでパネルを切断し
ても容易に断熱層を剥し、係止部を形成できるという良
好な結果が得られる。
【0023】さらに、芯材(補強材)や胴縁(内装受
材)の有無、配設本数等については必要に応じて適宜設
計変更が可能であり、本発明は前記実施例に限られな
い。また実施例では断熱層にウレタンフォーム(硬質発
泡ウレタン)を使用したが、ウレタン以外の断熱樹脂を
使用しパネルを構成することを禁止するものではない。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る壁面断
熱パネルによれば、パネルを自由に切断しサイズを変更
することによって、各種の壁面構造や設計変更に柔軟に
対応することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る壁面断熱パネルの一例を示す一部
切欠斜視図である。
【図2】本発明に係る壁面断熱パネルの施工例を示す水
平断面図(a)および垂直断面図(b)である。
【図3】本発明に係る壁面断熱パネルの一例を示す正面
図である。
【図4】本発明に係る壁面断熱パネルを切断した状態を
例示する正面図である。
【図5】本発明に係る壁面断熱パネルの施工例を示す図
である。
【図6】同じく本発明に係る壁面断熱パネルの施工例を
示す図である。
【図7】従来の断熱パネルの施工例を示す断面図
(a)、床面パネルの構成例を示す斜視図(b)、壁面
パネルの構成例を示す斜視図(c)である。
【符号の説明】
11 壁面断熱パネル 12 屋外側板材(構造用合板) 12a 係止部 13 屋内側板材(ラワンベニヤ合板) 14 芯材 15 胴縁(内装受材) 16 断熱層(硬質発泡ウレタン) 17,18 気密材 21 剥離テープ 22 気密テープ 25 基礎 30 柱 31 間柱 32 土台 33 胴差 34 軒桁 35 開口枠 35a〜35f 窓開口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI E04B 2/56 645 E04B 2/56 645B E04C 2/34 E04C 2/34 X

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定間隔をおいて配した板材間に発泡性樹
    脂材料を注入し、当該板材間に断熱層を形成してなる断
    熱パネルにおいて、 前記板材のうち屋外側板材を前記断熱層および屋内側板
    材より所定幅周囲に張出させ、壁組材に当接してパネル
    の固定を可能とする係止部を形成する一方、 前記屋外側板材と断熱層の剥離を可能とする剥離手段
    を、屋外側板材の内面に適宜間隔をもって予め配設した
    ことを特徴とする壁面断熱パネル。
  2. 【請求項2】前記剥離手段の配設方向が上下方向である
    ことを特徴とする請求項1に記載の壁面断熱パネル。
JP6727297A 1997-03-04 1997-03-04 壁面断熱パネル Withdrawn JPH10245932A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100432563B1 (ko) * 2001-07-30 2004-05-24 허봉도 저온 냉장창고 또는 냉동창고의 시공방법
CN104264892A (zh) * 2014-10-10 2015-01-07 钟伟杰 一种装配式保温一体化墙板
CN109723194A (zh) * 2017-10-27 2019-05-07 株洲创兆能源科技有限公司 一种建筑物内外墙的节能保温装饰一体化施工技术
JP2023008082A (ja) * 2021-07-05 2023-01-19 株式会社アクト 軸付きパネル部材、壁パネル及び梁部構造

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Effective date: 20040511