JPH1024600A - インクジェットヘッド接続ユニット及びインクジェットカートリッジ及びその組立方法 - Google Patents

インクジェットヘッド接続ユニット及びインクジェットカートリッジ及びその組立方法

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JPH1024600A
JPH1024600A JP8182517A JP18251796A JPH1024600A JP H1024600 A JPH1024600 A JP H1024600A JP 8182517 A JP8182517 A JP 8182517A JP 18251796 A JP18251796 A JP 18251796A JP H1024600 A JPH1024600 A JP H1024600A
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JP
Japan
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ink
head
case member
ink jet
case
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JP8182517A
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English (en)
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Atsushi Nishioka
篤 西岡
Tsutomu Yamazaki
勉 山崎
Yukihiro Hanaoka
幸弘 花岡
Kazuhiko Sato
和彦 佐藤
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Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ヘッド部材を構成する基板を他の部材に接着す
ることにより、インク供給路が形成されるインクジェッ
トヘッド接続ユニットにおいて、インク吐出不良のな
い、またインク漏れの生じない信頼性の高い、製造の容
易なインクジェットヘッド接続ユニットを提供する。 【解決手段】ヘッド部材と、ヘッド部材210にインク
を供給するための供給口257と接着剤が充填される凹
部243が底部に形成された開口部241を備えたケー
ス部材240とを有し、ケース部材240とヘッド部材
210が結合された際に、ヘッド部材210とケース部
材240とを接合する接着剤が充填される空間248
が、結合されたケース内に形成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インクジェットヘ
ッドからインクを噴射して被記録部材に記録を行うイン
クジェットプリンタに関し、特にインクジェットヘッド
にインクを供給するためのインク供給路を接続するため
のインクジェットヘッド接続ユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、インクジェットヘッドをインク供
給路に連通させる方法として、インクジェットヘッドを
構成する基板と、供給路を構成する部材とを接着剤を用
いて接合し、インク供給路を形成し、インクジェットヘ
ッドにインクを供給する方法が用いられている。
【0003】例えば、実開平4−107043号には、
開口を有するガラスまたはセラミックの基板を、溝及び
開口を有するプラスチックの背板の凹所に接着剤を用い
て接着することにより、噴出機構(インクに推進力を与
えるための機構)にインクを供給するインク供給路が構
成される例が開示されている。
【0004】この基板の表面には、複数の薄膜熱インク
ジェット抵抗が形成され、該インクジェット抵抗部分へ
の供給口が、基板を貫通して開口されている。また、背
板の凹所には、基板の供給口に対応する位置に溝が設け
られ、更に、該溝と弾性体のインク溜めに連通するよう
に、背板にも開口が設けられている。そして、基板と背
板を接着することにより、インク溜めからインクジェッ
ト抵抗部分にインクを供給する毛細管供給路が形成され
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述の従来技
術では、次のような問題があった。
【0006】適切な量の接着剤を薄く均一にインクジェ
ットヘッドを構成する基板もしくは背板に塗布するのが
困難であり、 特に、接着剤塗布量が多い場合、接着剤
がインク流路へ流れ込んで毛細管供給路を塞ぎ、吐出機
構へのインク供給を阻害し、その結果、インク滴の吐出
が行われなくなるおそれがあった。逆に、接着剤の塗布
量が少ない場合、接合面に隙間が生じ、その隙間からイ
ンク漏れが発生するという機能的な問題が潜在してい
た。
【0007】また、インクジェットの組立の過程で、接
着剤が塗布された面が露出するため、埃等が接着面に付
着し、前述したように接合面に隙間が生じるおそれがあ
った。更に、接着剤が塗布された面に、吐出機構が形成
された基板を接着するため、背板に対して正確に位置を
決めて、基板を貼着することも難しかった。
【0008】本発明はこのような欠点を解決するために
なされたものであり、その目的は、インクジェットヘッ
ドを構成する基板を他の部材に接着することにより、該
インクジェットヘッドにインクを供給するインク供給路
が形成されるインクジェットヘッド接続ユニットにおい
て、インク吐出不良のない、またインク漏れの生じない
信頼性の高いインクジェットヘッド接続ユニット、もし
くはインクジェットカートリッジを提供することにあ
る。
【0009】更に、容易に製造可能であり、安価で品質
の高いインクジェットヘッド接続ユニットを得ることを
目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1に係るインクジ
ェットヘッド接続ユニットは、記録内容に応じてインク
滴を吐出するインクジェットヘッドと該インクジェット
ヘッドにインクを供給するためのインク供給路を接続す
るためのインクジェットヘッド接続ユニットにおいて、
インク滴を吐出するノズルが形成された第1の面と、該
ノズルにインクを供給するための取込口が形成された第
2の面とを備えたヘッド部材と、前記ヘッド部材にイン
クを供給するための供給口が形成されたケース部材とを
有し、前記ヘッド部材を前記ケース部材に、前記取込口
と前記供給口が連通する所定の位置に合わせた際に、前
記ヘッド部材と前記ケース部材の間に接着剤を充填する
ための空間を形成するための凹部と、前記空間に連通す
る孔が、少なくとも前記ヘッド部材もしくは、前記ケー
ス部材の一方に設けられていることを特徴とする。
【0011】このように、インクジェットヘッド接続ユ
ニットを構成することにより、インクジェットヘッドを
ケース部材に位置決めした状態で、例えば、注射針を用
いて、接着剤を孔から注入すれば、まず、接着剤はヘッ
ド部材とケース部材間に意図的に形成された空間に充填
され、その後、ヘッド部材とケース部材との間の隙間に
まで良好にまわり込み、ヘッド部材とケース部材を結ぶ
インク供給路は外界から遮断される。故に、接着剤は外
部からケース内部に注入され、組立の過程で接着剤が外
部へ露出することがないため、非常に容易に、組立を行
うことができる。また、接着剤を用いて組み立てる際に
従来常に問題となった接着面への埃等の付着によって生
じていた接着不良等の問題も、本発明によれば皆無であ
る。
【0012】また、請求項2に記載されるように、 請
求項1記載のインクジェットヘッド接続ユニットにおい
て、前記ケース部材に、開口部を設け、該開口部の底部
に前記供給口を形成してもよい。この開口部にヘッド部
材の第2面を合わせることで、ケース部材に対して、ヘ
ッド部材の位置決めがなされ、その後、ケース部材とヘ
ッド部材間に形成された空間に接着剤を充填することに
より、これらを固定するため、従来の方法に比べ、ケー
スに対するノズルの位置精度も向上する。
【0013】請求項6に記載される発明は、記録内容に
応じてインク滴を吐出するインクジェットヘッドと該イ
ンクジェットヘッドにインクを供給するためのインク供
給路を接続するためのインクジェットヘッド接続ユニッ
トにおいて、インク滴を吐出するノズルが形成された第
1の面と、該ノズルにインクを供給するための取込口が
形成された第2の面とを有するヘッド部材と、該ヘッド
部材にインクを供給するための供給口が底部に形成され
た開口部を備えた第1のケース部材と、前記ヘッド部材
の側面を挟持する第2のケース部材とを有し、前記第2
のケース部材に挟持されたヘッド部材を、前記第1のケ
ース部材に、前記取込口と前記供給口が連通する所定の
位置に合わせた際に、前記第1のケース部材と前記第2
のケース部材の間に接着剤を充填するための空間を形成
するための凹部と、前記空間に連通する孔が、少なくと
も前記第1のケース部材もしくは、前記第2のケース部
材の一方に設けられていることを特徴とする。このよう
に、ヘッド部材の側面が、第2のケース部材によって挟
持されるため、図5に示すように、扁平した立方体上の
基板の端面にノズルが設けられた形状のヘッド部材であ
っても、ノズルの位置をケースに対して正確に設置する
ことができる。
【0014】また、本発明のインクジェット接続ユニッ
トは、請求項10もしくは、請求項15に記載されるよ
うに、インクジェットヘッドに供給するためのインクを
保持するインク保持手段を内包するインクジェットカー
トリッジに用いてもよく、これにより、組立が容易なイ
ンクジェットカートリッジを提供できる。
【0015】請求項3、請求項7、請求項12及び請求
項16に記載されるように、本発明に適用される接着剤
の硬化後のヤング率は、1N/m2以上、35.3×1
5N/m2以下であることが好ましい。
【0016】一般に、ヘッド部材には、微細な加工が必
要なため、ガラス、シリコン等が用いられ、ケース部材
には、プラスティック等の樹脂が多用される。これらの
熱膨張係数は、互いに異なるため、環境温度の変化によ
っては、接合箇所に応力が発生する。故に、このように
発生した応力をある程度吸収できる弾性力のある接着剤
を用いることが望ましく、即ち、硬化後のヤング率が、
35.3×105N/m2以下の接着剤を用いるべきであ
る。また、硬化後の接着剤が柔らかすぎると、ノズルの
位置がずれるおそれがあるため、硬化後のヤング率が、
1N/m2以上であることが望ましい。
【0017】このように、本発明によれば、インク漏れ
のない、インク供給路を閉塞するおそれのない、強固な
接着接合をヘッド部材、ケース部材間に施すことがで
き、組立自体も非常に容易であり、作業性もよく、イン
クジェット接続ユニットもしくは、インクジェットカー
トリッジを安価に組み立てることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】
〔第1の実施形態〕図1から図6を用いて、本発明の一
実施形態におけるインクジェットヘッド接続ユニットの
詳細を説明する。尚、本実施形態では、インクジェット
カートリッジを例にとり説明するが、本発明は、カート
リッジタイプに限定されるものでなく、インクジェット
ヘッドにインクを供給するいかなるインクジェットヘッ
ド接続ユニットにも適応可能である。
【0019】図1は本発明の第1の実施形態におけるイ
ンクジェットカートリッジの構成を示す分解斜視図であ
り、図2は、同じくインクジェットカートリッジのノズ
ル側からみた正面図であり、図3は、同じくインクカー
トリッジの一部であるインクジェットヘッド接続ユニッ
トの断面図(図2のA−A部分断面図)である。
【0020】第1のケース部材40(以下便宜上ヘッド
ケースと呼ぶ)、第2のケース部材30(以下ノズルケ
ース30と呼ぶ)とヘッド部材10とからなるインクジ
ェットヘッド接続ユニットと、インク袋50及びインク
ケース60とからなるインク供給部とから構成されてい
る。
【0021】ノズルケース30はAS,ABS、PSF
(ポリサルフォン)等の樹脂部材から構成されており中
央部には、ヘッド部材10が装着されたとき、そのノズ
ル4が現れる開口部31aを備えたノズルプレート部3
1が設けられ、その周辺部分にはインク止め溝32が設
けられている。このインク止め溝32は、ノズルの目詰
まり、インク流路内の気泡の発生等による吐出不良発生
時に回復処理動作(例えば、外部からインク袋50を押
圧することで増粘したインク、気泡を排出する動作(プ
ライミングともいう))でノズルより排出されたインク
をその表面張力により止めておくようにしたものであ
り、この溝の内側にはそのときに排出されたインクが表
面張力をもった状態で保持される。そして、使用者は、
この排出されたインクの量を観察することによって、プ
ライミングを行う。即ち、溝の内側一杯にインクが排出
されたとき適量なプライミングが行われるように、溝の
内側の面積が予め設定されている。
【0022】ノズルケース30の背面の開口部外周に
は、後述する接着剤溝を形成するための突起壁36が形
成されている。また、ノズルケース30の背面には、ヘ
ッドケースと結合するためのピン33が2個設けられて
いる。ノズルケース30の正面の下部には接着剤注入口
34(図2に図示)が設けられ、その接着剤注入口34
は後述する接着剤溝に連通している。ヘッドケース40
はPSF(ポリサルフォン)、PC(ポリカーボネイ
ト)、ABS等の透明部材から構成されており、そのノ
ズルケース30と対向する側には係合穴43が形成され
ており、これにノズルケースのピン33が圧入され、ノ
ズルケース30とヘッドケース40とが結合される。ま
た、ヘッドケース40の正面のほぼ中央には、ノズルケ
ースの突起壁36が挿入される開口部41が形成されて
おり、その開口部の中央にはノズルケースの開口部31
aと同様な形状の開口部42(図3に図示)が設けられ
ている。この開口部42には、ヘッド部材10のインク
取込口27側が収納される。
【0023】ヘッド部材10の一方の端部にはノズル4
が形成され、他方の端部にはインク取込口27が形成さ
れている。そして、ヘッド部材10及びヘッド部材内に
列状に配置された圧力発生素子に信号を送出するための
ヘッドFPC101(フレキシブル・プリント・サーキ
ット)は、ヘッドケース40の溝49に挿入され、FP
Cの端子部102は、インクケース60の下面に固着さ
れる。インクカートリッジがキャリッジ(不図示)に装
着されたとき、キャリッジに設けられている端子とFP
Cの端子102は、電気的に接続される。
【0024】このようにヘッド部材10が収納されたヘ
ッドケース40に、蓋をするように、ノズルケース30
が結合される。ノズルケース30の突起壁36の内側に
は、ヘッド部材を挟み込む一対の爪37が設けられてお
り、これらは、ケースの結合に際し、ヘッド部材10を
ヘッドケース40の開口部42の底面に押しつけるよう
に作用する。これにより、ヘッド部材10のインク取込
口27側の面が、ヘッドケース40の開口部42の底面
に密着し、かつ、ヘッド部材10のインク取込口27と
ヘッドケース40のインク供給口57と連通した状態
で、ケース内部にヘッド部材10が支持される。また、
爪37は、ケースに対して、ヘッド部材10の位置を決
める機能も有している。
【0025】図3に示すように、結合されたケース内部
には、ヘッドケースの開口部41とノズルケースの突起
壁36によりヘッド部材10のインク供給口27にほど
近い外周部の一周にわたり帯状に空間(接着剤溝48)
が形成される。
【0026】ノズルケース30には、接着剤注入口34
と、注入管35が設けられており、この接着剤溝48に
は、注入管35を介して、接着剤注入口34から、例え
ば、注射針が装着されたディスペンサーを用いて注入さ
れた接着剤が充填される。これにより、ヘッド部材10
のインク供給口27の周囲が接着剤で封止され、ヘッド
部材10がケースに固着される。
【0027】図4は、接着剤溝48に接着剤が充填され
た状態を示す説明図である。
【0028】接着剤が充填される接着剤溝48の領域
は、図4に示す斜線部分であり、ヘッド部材10の外周
をとりまくように充填される。接着剤溝48に充填され
た接着剤は毛細管力によりヘッド部材10とヘッドケー
ス40の隙間に導かれ、均一に浸透する。
【0029】しかしながら、前述したように、インク取
込口27とインク供給口57と連通した状態で、ヘッド
部材10のインク取込口27側の面が、ヘッドケース4
0の開口部42の底面に密着するように、ヘッド部材1
0は、爪37により支持されているため、接着剤は、こ
れらの面の間に僅かに生じる隙間に浸透するのみで、イ
ンク取込口27とインク供給口57内に浸透することは
ない。
【0030】インクジェットヘッド接続ユニットは、こ
のように接合され、インク供給部からノズルまで完全な
連通状態が得られる。即ち、ヘッドケース40の背面に
形成されているインク供給管47から供給されたインク
が、ヘッドケース40のケースリザーバ56を経て、他
に漏れることなく、また、はみ出した接着剤等に妨害さ
れることなく、ヘッド部材10のインク取込口27へ供
給され、ヘッド内部の圧力発生手段を駆動することによ
りノズル4からインク液滴104として吐出される。
【0031】このように構成された本発明のインクジェ
ットヘッド接続ユニットは、接着剤を1ヶ所の注入口か
ら一定量注入するだけで良好なヘッド部材とヘッド部材
を保持しインクを供給するヘッドケースとの接合が得ら
る。それにより、インク漏れのない、強固で安定な接着
接合が達成される。ただし、接着剤の注入口は1ヶ所に
限定するものではなく、接着剤溝の長さや形状等の条件
に合わせ、最適な数に設定してよい。
【0032】ヘッドケースの正面の上部にはインク注入
口44が設けられ、インク注入時以外には栓47が圧入
されている。この栓47は圧入した際にごみが出ないよ
うように配慮されており、例えばナイロン部材等から構
成されているが、ポリイミド等の軟らかい樹脂又は金属
球のようなものでもよい。ヘッドケースの背面にはイン
ク供給管47(図3に図示)が形成されており、その入
口にはフィルタ55(図3に図示)が熱溶着されてい
る。また、ヘッドケースの背面にはインクケース60と
結合するためのピン45が複数個設けられている。
【0033】インク袋50はその材質は例えばブチルゴ
ムからなり、先端部は図示のように円形の開口部51か
らなり、開口部51の縁はパッキン部52が設けられて
いる。このパッキン52は、ヘッドケース40とインク
ケース60とのよって挟持されてシール構造を形成す
る。
【0034】印字動作を行っていない待機時や、プリン
タから取り外されて放置された状態にあるインクカート
リッジのノズル4から、インクが漏出することを防止す
るために、インクカートリッジ内に構成されるインク経
路内にヘッド部材10からインクを戻す方向に働く圧力
(負圧)を常に与える必要がある。本実施形態ではイン
ク袋50のバネ特性(形状回復性)により負圧を得てい
る。
【0035】インクケース60はヘッドケース40と同
様に、PSF(ポリサルフォン)、PC(ポリカーボネ
イト)、ABS等の透明部材から構成されており、その
ヘッドケース40に対向する側には開口部61が形成さ
れており、それにはインク袋50が収納される。また、
係合穴62が形成されており、これにはヘッドケースの
ピン45が圧入して固定されて、ヘッドケース40とイ
ンクケース60とが結合される。
【0036】以下、図5及び図6を用いて、本発明に適
用されるヘッド部材の一例を詳細に説明する。
【0037】図5は、本実施形態のインクジェットヘッ
ド接続ユニットによりインク供給手段と接続されるヘッ
ドジェットヘッド全体の斜視図である。図6はヘッド部
材のインク流路部の断面側面図である。
【0038】本発明のヘッド部材10は次に詳述する構
造を持つ3枚の基板1、基板2、基板3を重ねて接合し
た積層構造となっている。
【0039】中間の第1の基板1は、シリコン基板であ
り、上面に第3の基板3が接合されることにより複数の
ノズル4と、底壁を振動板5とする圧力発生部である吐
出室6と、吐出室6の後部に設けられるオリフィス7
と、各々の吐出室6にインクを供給するためインク供給
部であるリザーバ8と、リザーバ8の後部に設けられた
インク取込口27を構成することになる溝を有する。
【0040】第1の基板1の下面に接合される下側の第
2の基板にはホウ珪酸系ガラスを使用し、第1の基板1
の振動板5の下部に電極を装着するための振動室9を構
成することになる凹部15が設けられている。この凹部
15の底面には、第2の基板2が接合されたときに、第
2の基板2上の振動板5に対向する各々の位置に、IT
O導電膜がスパッタされ、個別電極21が形成されてい
る。個別電極21はリード部22及び端子部23につな
がっている。
【0041】第1の基板1の上面に接合される上面の第
3の基板3は、第2の基板2と同じくホウ珪酸ガラスを
用いている。この第3の基板3の接合によって、ノズル
4、吐出室6、オリフィス7、リザーバ8及びインク取
込口27が構成される。
【0042】このように組み立てられたヘッド部材10
は、更にインクジェットカートリッジとして組み立てた
後、図6に説明されるように、共通電極17と個別電極
21間にヘッドFPC101を介して、駆動回路80に
接続される。インク103はインク供給口27を経て第
1の基板1に内部に供給され、リザーバ8、吐出室6等
を満たしている。
【0043】駆動回路80により、共通電極17、個別
電極21間に電圧が印加されると、所定の空隙を以て対
向する振動板5及び個別電極21からなる静電アクチュ
エータに充電が行われ、ここに発生する静電気力によっ
て、振動板5は、個別電極21側に撓む。これにより、
吐出室6内の圧力が低下し、リザーバ8から吐出室6内
にインクが引き込まれる。その後、充電を停止し、静電
アクチュエータに蓄えられた電荷を急激に放電すると、
振動板自体の弾性力で振動板5は、元の形状に復元す
る。この時、吐出室6内の圧力が急激に上昇し、ノズル
4よりインク液滴104が吐出され、記録紙105上に
印字が行われる。
【0044】〔第2の実施形態〕図7から図9を用い
て、本発明のインクジェットヘッド接続ユニットの第2
の実施形態について、インクジェットカートリッジを例
にとり、説明する。
【0045】図7は第2の実施形態におけるインクジェ
ットカートリッジの構成を示す分解斜視図であり、図8
は、同じくインクカートリッジの一部であるインクジェ
ットヘッド接続ユニットの部分断面図である。
【0046】ケース部材240(以下単にヘッドケース
と呼ぶ)とヘッド部材210とからなるインクジェット
ヘッド接続ユニットと、インク袋50及びインクケース
60とからなるインク供給部とから構成されている。
【0047】ヘッドケース240はPSF(ポリサルフ
ォン)、PC(ポリカーボネイト)、ABS等の透明部
材から構成されており、その正面のほぼ中央には、ヘッ
ド部材が挿入される開口部241が形成されており、そ
の開口部の底部には後述する接着剤を充填する空間を形
成するための凹部243とヘッド部材へインクを供給す
るためのインク供給口257が設けられいる。また、ヘ
ッドケース240の背面のには接着剤注入口234が設
けられ、その接着剤注入口234は接着剤を充填する凹
部243に連通している。また、ヘッドケース240の
開口部241の内側には、ヘッド部材を挟み込む爪23
7が設けられており、これらは、ヘッド挿入に際し、ケ
ースに対して、ヘッド部材210の位置を決め、ヘッド
部材210をケース内部に支持する機能を有している。
【0048】本実施形態に適用されるヘッド部材210
は次に詳述する構造を持つ3枚の基板1、基板2、基板
3を重ねて接合した積層構造となっている。
【0049】中間の第1の基板201は、シリコン基板
であり、上面に第3の基板203が接合されることによ
り底壁を振動板205とする圧力発生部である吐出室2
06と、吐出室206の後部に設けられるオリフィス2
07と、各々の吐出室206にインクを供給するためイ
ンク供給部であるリザーバ208とを構成することにな
る溝を有する。
【0050】第1の基板201の下面に接合される下側
の第2の基板にはホウ珪酸系ガラスを使用し、第1の基
板201のリザーバ208へインクを供給するインク取
込口327が設けられている。また、振動板205は圧
力発生手段であり、図5及び図6で示したインクジェッ
トヘッドの例と同様な原理により、後述するノズル20
4よりインク液滴214が吐出される。
【0051】第1の基板201の上面に接合される上面
の第3の基板203(ノズルプレート)は、第1の基板
201と同じくシリコン基板を用い、インクを吐出する
ためのノズル204を有する。
【0052】このように、本実施形態のヘッド部材21
0の表面にはノズル204が形成され、裏面にはインク
取込口227が形成されている。第2の実施形態は、基
板表面にノズルを形成したいわゆるフェースエジェクシ
ョンタイプのヘッド部材に適したもので、この点で、端
面にノズルを形成したいわゆるエッジエジェクションタ
イプのヘッド部材に適用した第1の実施形態と異なる。
【0053】ヘッド部材210及びヘッド部材内に列状
に配置された圧力発生素子に信号を送出するためのヘッ
ドFPC211の端子部212は、インクケース60の
下面に固着される。インクカートリッジがキャリッジ
(不図示)に装着されたとき、キャリッジに設けられて
いる端子とFPCの端子212は、電気的に接続され
る。 図8に示すように、ヘッドが挿入されたケース内
部には、ヘッドケース240の開口部241の底部に設
けられた凹部243とヘッド部材210の裏面によりヘ
ッドケース240のインク供給口257にほど近い外周
部の一周にわたり帯状に空間(接着剤溝248)が形成
される。
【0054】ヘッドケース240には、接着剤注入口2
34と、注入管235が設けられており、この接着剤溝
248には、注入管235を介して、接着剤注入口23
4から、例えば、注射針が装着されたディスペンサーを
用いて、接着剤が注入・充填される。これにより、ヘッ
ドケース240のインク供給口257の周囲が接着剤で
封止され、ヘッド部材210がケース240に固着され
る。
【0055】図9は、接着剤溝248に接着剤が充填さ
れた状態を示すノズル方向からみた平面図である。
【0056】接着剤が充填される接着剤溝248の領域
は、図9に示す斜線部分であり、ヘッドケース240の
インク供給口257の外周をとりまくように充填され
る。接着剤溝248に充填された接着剤は毛細管力によ
りヘッド部材210とヘッドケース240の隙間に導か
れ、均一に浸透する。
【0057】ヘッド挿入時、もしくは接着剤充填時に、
治具(不図示)でヘッドのノズル204が形成された面
を適度な圧力で押圧することにより、より確実にヘッド
のインク取込口227側の面を、ケースの開口部241
の底面に密着させ、接着剤が、インク取込口227とイ
ンク供給口257内に浸透することを防止することがで
きる。
【0058】インクジェットヘッド接続ユニットは、こ
のように接合され、インク供給部からノズルまで完全な
連通状態が得られる。即ち、ヘッドケース240の背面
に形成されているインク供給管247から供給されたイ
ンクが、フィルタ255を通過し、インク供給口257
を経て、他に漏れることなく、また、はみ出した接着剤
等に妨害されることなく、ヘッド部材210のインク取
込口227へ供給され、ヘッド内部の圧力発生手段20
5を駆動することによりノズル204からインク液滴2
14として吐出される。
【0059】このように構成された本発明のインクジェ
ットヘッド接続ユニットは、接着剤を数ヶ所(本実施形
態では1ヶ所とした)の注入口から一定量注入するだけ
で良好なヘッド部材とヘッド部材を保持しインクを供給
するヘッドケースとの接合が得られる。それにより、イ
ンク漏れのない、強固で安定な接着接合が達成される。
【0060】〔第3の実施形態〕図10は、本発明のイ
ンクジェットヘッド接続ユニットの第3の実施形態を示
す部分断面図である。本実施形態のインクジェットヘッ
ド接続ユニットは、図7から図9で示したインクジェッ
トヘッド接続ユニットと同じく、フェイスエジェクショ
ンタイプのヘッド部材に適用したものであるが、接着剤
注入口を、ヘッド部材側に設けたものである。
【0061】第2の実施形態同様、ヘッド部材210
は、3枚の基板301、基板302、基板303を重ね
て接合した積層構造となっているが、ヘッド部材310
の端部近傍には、接着剤注入口334と、注入管335
が設けられている。ヘッド部材310が、ヘッドケース
340の開口部に挿入されると、ヘッドケース340に
設けられた凹部343により、接着剤溝348が形成さ
れ、接着剤注入口334と、注入管335が接着剤溝3
48に連通する。
【0062】注入管335を介して、接着剤注入口33
4から、接着剤溝348に、例えば、注射針が装着され
たディスペンサーを用いて、接着剤が注入・充填され
る。これにより、ヘッドケース340のインク供給口3
57の周囲が接着剤で封止され、ヘッド部材310がケ
ースに固着される。
【0063】本実施形態のインクジェットヘッド接続ユ
ニットは、このように接合され、インク供給部347か
らノズル304まで完全な連通状態が得られる。尚、そ
の他の構造に関しては、第2の実施形態と同様であるた
め、説明を省略する。
【0064】ここで、図7から図10で示した本発明の
インクカートリッジの第2及び第3の実施形態とも、接
着剤溝を形成する凹部をケース部材の開口部の底部の設
けているが、ケース部材の設けることに限定されるもの
ではない。例えば、ヘッド部材のインク取込口が形成さ
れている面に凹部を設けても良い。
【0065】また、第1乃至第3の実施形態では、イン
ク滴を吐出するための圧力発生手段として、電気信号を
振動板の振動に変換してインク滴を吐出させる電気−機
械変換手段の一種である静電アクチュエータを用いたも
のを例示したが、本発明の主旨を鑑みれば、これに限定
されるものでない。例えば、圧力発生手段として、圧電
素子を用いて電気−機械変換手段を構成しても良いし、
インクに熱を与え、インク内に発生する気泡によりイン
ク滴を吐出するいわゆる電気−熱変換素子を用いても良
い。
【0066】
【実施例】
〔接着剤の好ましい特性について〕以下に本発明のイン
クジェットヘッド接続ユニットを構成する部材の好まし
い材料及びその線膨張係数を示す。
【0067】(1)ヘッドケース部材用材料 材料名 線膨張係数(/℃) PSF(ポリサルフォン) 5.5×10-5 ABS 8.0×10-5 (2)ヘッド部材用材料 材料名 線膨張係数(/℃) ホウ珪酸ガラス 3.25×10-6 Si(シリコン) 2.33×10-6 ヘッド部材とヘッドケースの接合を行う場合、インクに
直接接触する部位に接着剤が露出するが、このようにイ
ンクに直接触れる場所に使用する接着剤の特性として
は、耐インク性、ガスバリア性が優れることが求められ
る。このような特性を満たす接着剤として一般的に熱硬
化のエポキシ接着剤が挙げられる。
【0068】しかしながら、ヘッド部材を構成する部材
にホウ珪酸ガラス等の耐応力の低い材料を使用する場合
には、ケース部材との接合部において熱膨張の差により
ヘッドが応力を受け、ヘッド部材を構成する部材にクラ
ックが発生することがある。
【0069】上記の材料を用い、更に、例えばシリコー
ン変性樹脂等の硬化後のヤング率が低い接着剤を使用し
た場合、前述のクラック発生という現象は生じない。
【0070】これは、軟らかい接着剤がヘッド部材とケ
ース部材の熱膨張の差で発生する応力を減少させ、クラ
ック発生を防いでいるためである。詳細な実験の結果、
硬化後のヤング率が35.3×105N/m2(36.0
kgf/mm2)以下の接着剤であれば、ホウ珪酸ガラスを
使用したヘッド部材のおいて、クラック等の現象は発生
しないことがわかった。また、硬化後の接着剤が柔らか
すぎると、組み立て後に、ノズルの位置がずれるおそれ
があるため、硬化後のヤング率が、1N/m2以上であ
ることが望ましい。
【0071】
【発明の効果】以上述べたように本発明のインクジェッ
トヘッド接続ユニットによれば、接着剤がインク流路内
部へ流れ込んでインク流路を塞ぎ、ヘッド部材へのイン
クの供給を妨害することで、インク滴の吐出が不能とな
る不具合が生じるおそれがない。
【0072】また、接着剤の塗布が均一に行われないこ
と、組立の過程で接着剤の塗布面に埃等が付着すること
に起因する接合不良でインク漏れが発生するおそれもな
い。
【0073】更に、インクジェットヘッド接続ユニット
もしくは、インクジェットカートリッジの組立の過程
で、それらを構成する部材間を接着するための接着面が
外部に露出していないため、非常に組立が容易である。
【0074】このように、接合が容易で全般的に信頼性
の高いインクジェットヘッド接続ユニット及び該ユニッ
トを備えるインクジェットカートリッジを廉価に作成す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態のインクジェットカー
トリッジの構成を示す分解斜視図。
【図2】図1に示すインクジェットカートリッジの正面
図。
【図3】図2に示すインクジェットカートリッジの部分
断面図。
【図4】図1に示すインクジェットカートリッジにおい
て、接着剤溝48に接着剤が充填された状態を示す説明
図。
【図5】本発明の第1の実施形態におけるヘッド部材の
分解斜視図。
【図6】図5に示すヘッド部材の断面図。
【図7】本発明のインクジェットカートリッジの第2の
実施形態の構成を示す分解斜視図。
【図8】図7に示すインクジェットカートリッジの部分
断面図。
【図9】図7に示すインクジェットカートリッジにおい
て、接着剤溝248に接着剤が充填された状態を示す平
面図。
【図10】本発明のインクジェットカートリッジの第3
の実施形態を示す断面図。
【符号の説明】
4、204、304 ノズル 10、210、310 ヘッド部材 27、227、327 インク取込口 30 ノズルケース 40、240、340 ヘッドケース 48、248、348 接着剤溝 49、211 ヘッドFPC 50 インク袋 60 インクケース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 和彦 長野県諏訪市大和3丁目3番5号 セイコ ーエプソン株式会社内

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録内容に応じてインク滴を吐出するイ
    ンクジェットヘッドと該インクジェットヘッドにインク
    を供給するためのインク供給路を接続するためのインク
    ジェットヘッド接続ユニットにおいて、 インク滴を吐出するノズルが形成された第1の面と、該
    ノズルにインクを供給するための取込口が形成された第
    2の面とを備えたヘッド部材と、 前記ヘッド部材にインクを供給するための供給口が形成
    されたケース部材とを有し、 前記ヘッド部材を前記ケース部材に、前記取込口と前記
    供給口が連通する所定の位置に合わせた際に、前記ヘッ
    ド部材と前記ケース部材の間に接着剤を充填するための
    空間を形成するための凹部と、前記空間に連通する孔
    が、少なくとも前記ヘッド部材もしくは、前記ケース部
    材の一方に設けられていることを特徴とするインクジェ
    ットヘッド接続ユニット。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のインクジェットヘッド接
    続ユニットにおいて、前記ケース部材には、開口部が設
    けられ、該開口部の底部に前記供給口を形成したことを
    特徴とするインクジェットヘッド接続ユニット。
  3. 【請求項3】 請求項1もしくは請求項2記載のインク
    ジェットヘッド接続ユニットにおいて、前記空間に充填
    される接着剤の硬化後のヤング率が、1N/m2以上、
    35.3×105N/m2以下であることを特徴とするイ
    ンクジェットヘッド接続ユニット。
  4. 【請求項4】 請求項1もしくは請求項2記載のインク
    ジェットヘッド接続ユニットにおいて、前記ケース部材
    には、前記ヘッド部材の側面を挟持する爪部が設けられ
    ていることを特徴とするインクジェットヘッド接続ユニ
    ット。
  5. 【請求項5】 請求項2記載のインクジェットヘッド接
    続ユニットにおいて、前記ケース部材の開口部の大きさ
    が、前記ヘッド部材の第2の面略大であることを特徴と
    するインクジェットヘッド接続ユニット。
  6. 【請求項6】 記録内容に応じてインク滴を吐出するイ
    ンクジェットヘッドと該インクジェットヘッドにインク
    を供給するためのインク供給路を接続するためのインク
    ジェットヘッド接続ユニットにおいて、 インク滴を吐出するノズルが形成された第1の面と、該
    ノズルにインクを供給するための取込口が形成された第
    2の面とを有するヘッド部材と、 該ヘッド部材にインクを供給するための供給口が底部に
    形成された開口部を備えた第1のケース部材と、 前記ヘッド部材の側面を挟持する第2のケース部材とを
    有し、 前記第2のケース部材に挟持されたヘッド部材を、前記
    第1のケース部材に、前記取込口と前記供給口が連通す
    る所定の位置に合わせた際に、前記第1のケース部材と
    前記第2のケース部材の間に接着剤を充填するための空
    間を形成するための凹部と、前記空間に連通する孔が、
    少なくとも前記第1のケース部材もしくは、前記第2の
    ケース部材の一方に設けられていることを特徴とするイ
    ンクジェットヘッド接続ユニット。
  7. 【請求項7】 請求項6記載のインクジェットヘッド接
    続ユニットにおいて、前記空間に充填される接着剤の硬
    化後のヤング率が、1N/m2以上、35.3×105
    /m2以下であることを特徴とするインクジェットヘッ
    ド接続ユニット。
  8. 【請求項8】 請求項6記載のインクジェットヘッド接
    続ユニットにおいて、前記第2のケース部材には、前記
    ヘッド部材の側面を挟持する爪部が設けられていること
    を特徴とするインクジェットヘッド接続ユニット。
  9. 【請求項9】 請求項6記載のインクジェットヘッド接
    続ユニットにおいて、前記第1のケース部材の開口部の
    大きさが、前記ヘッド部材の第2の面略大であることを
    特徴とするインクジェットヘッド接続ユニット。
  10. 【請求項10】 記録内容に応じてインク滴を吐出する
    インクジェットヘッドと該インクジェットヘッドに供給
    するためのインクを保持するインク保持手段を内包する
    インクジェットカートリッジにおいて、 インク滴を吐出するノズルが形成された第1の面と、該
    ノズルにインクを供給するための取込口が形成された第
    2の面とを備えたヘッド部材と、 前記ヘッド部材にインクを供給するための供給口が形成
    されたケース部材とを有し、前記ヘッド部材を前記ケー
    ス部材に、前記取込口と前記供給口が連通する所定の位
    置に合わせた際に、前記ヘッド部材と前記ケース部材の
    間に接着剤を充填するための空間を形成するための凹部
    と、前記空間に連通する孔が、少なくとも前記ヘッド部
    材もしくは、前記ケース部材の一方に設けられているこ
    とを特徴とするインクジェットカートリッジ。
  11. 【請求項11】 請求項10記載のインクジェットカー
    トリッジにおいて、前記ケース部材には開口部が設けら
    れ、該開口部の底部に前記供給口を形成したことを特徴
    とするインクジェットカートリッジ。
  12. 【請求項12】 請求項10または11記載のインクジ
    ェットカートリッジにおいて、前記空間に充填される接
    着剤の硬化後のヤング率が、1N/m2以上、35.3
    ×105N/m2以下であることを特徴とするインクジェ
    ットカートリッジ。
  13. 【請求項13】 請求項10記載のインクジェットカー
    トリッジにおいて、前記ケース部材には、前記ヘッド部
    材の側面を挟持する爪部が設けられていることを特徴と
    するインクジェットカートリッジ。
  14. 【請求項14】 請求項11記載のインクジェットカー
    トリッジにおいて、前記第1のケース部材の開口部の大
    きさが、前記ヘッド部材の第2の面略大であることを特
    徴とするインクジェットカートリッジ。
  15. 【請求項15】 記録内容に応じてインク滴を吐出する
    インクジェットヘッドと該インクジェットヘッドに供給
    するためのインクを保持するインク保持手段を内包する
    インクジェットカートリッジにおいて、 インク滴を吐出するノズルが形成された第1の面と、該
    ノズルにインクを供給するための取込口が形成された第
    2の面とを有するヘッド部材と、 該ヘッド部材にインクを供給するための供給口が底部に
    形成された開口部を備えた第1のケース部材と、 前記ヘッド部材の側面を挟持する第2のケース部材とを
    有し、前記第2のケース部材に挟持されたヘッド部材
    を、前記第1のケース部材に、前記取込口と前記供給口
    が連通する所定の位置に合わせた際に、前記第1のケー
    ス部材と前記第2のケース部材の間に接着剤を充填する
    ための空間を形成するための凹部と、前記空間に連通す
    る孔が、少なくとも前記第1のケース部材もしくは、前
    記第2のケース部材の一方に設けられていることを特徴
    とするインクジェットヘッド接続ユニット。
  16. 【請求項16】 請求項15記載のインクジェットカー
    トリッジにおいて、前記空間に充填される接着剤の硬化
    後のヤング率が、1N/m2以上、35.3×105N/
    2以下であることを特徴とするインクジェットカート
    リッジ。
  17. 【請求項17】 請求項15記載のインクジェットカー
    トリッジにおいて、前記第2のケース部材には、前記ヘ
    ッド部材の側面を挟持する爪部が設けられていることを
    特徴とするインクジェットカートリッジ。
  18. 【請求項18】 請求項16記載のインクジェットカー
    トリッジにおいて、前記第1のケース部材の開口部の大
    きさが、前記ヘッド部材の第2の面略大であることを特
    徴とするインクジェットカートリッジ。
  19. 【請求項19】 請求項1乃至5記載のインクジェット
    ヘッド接続ユニットの組立方法において、前記ヘッド部
    材を前記ケース部材に、前記取込口と前記供給口が連通
    する所定の位置に位置決めし、前記ケース部材に位置決
    めした前記ヘッド部材と、前記ケース部材の間に形成さ
    れた空間に、該空間に連通する孔から接着剤を注入する
    ことを特徴とするインクジェットヘッド接続ユニットの
    組立方法。
  20. 【請求項20】 請求項19記載のインクジェットヘッ
    ド接続ユニットの組立方法において、前記空間に連通す
    る孔から、注射針を用いて前記接着剤を前記空間に注入
    することを特徴とするインクジェットヘッド接続ユニッ
    トの組立方法。
  21. 【請求項21】 請求項10乃至14記載のインクジェ
    ットカートリッジの組立方法において、前記ヘッド部材
    を前記ケース部材に、前記取込口と前記供給口が連通す
    る所定の位置に位置決めし、前記ケース部材に位置決め
    した前記ヘッド部材と、前記ケース部材の間に形成され
    た空間に、該空間に連通する孔から接着剤を注入するこ
    とを特徴とするインクジェットカートリッジの組立方
    法。
  22. 【請求項22】 請求項21記載のインクジェットカー
    トリッジの組立方法において、前記空間に連通する孔か
    ら、注射針を用いて前記接着剤を前記空間に注入するこ
    とを特徴とするインクジェットカートリッジの組立方
    法。
  23. 【請求項23】 請求項6乃至9記載のインクジェット
    ヘッド接続ユニットの組立方法において、 前記ヘッド部材の第2の面を、前記第1のケース部材の
    開口部に挿入し、 前記第2のケース部材を前記ヘッド部材に外嵌した後、
    前記第2のケース部材を前記第1のケース部材の方向に
    押圧して、前記第1のケース部材に嵌挿し、結合された
    ケース内に形成された空間に、該空間に連通する孔から
    接着剤を注入することを特徴とするインクジェットヘッ
    ド接続ユニットの組立方法。
  24. 【請求項24】 請求項23記載のインクジェットヘッ
    ド接続ユニットの組立方法において、前記空間に連通す
    る孔から、注射針を用いて前記接着剤を前記空間に注入
    することを特徴とするインクジェットヘッド接続ユニッ
    トの組立方法。
  25. 【請求項25】 請求項15乃至18記載のインクジェ
    ットカートリッジの組立方法において、 前記ヘッド部材の第2の面を、前記第1のケース部材の
    開口部に挿入し、 前記第2のケース部材を前記ヘッド部材に外嵌した後、
    前記第2のケース部材を前記第1のケース部材の方向に
    押圧して、前記第1のケース部材に嵌挿し、 結合されたケース内に形成された空間に、該空間に連通
    する孔から接着剤を注入することを特徴とするインクジ
    ェットカートリッジの組立方法。
  26. 【請求項26】 請求項25記載のインクジェットカー
    トリッジの組立方法において、前記空間に連通する孔か
    ら、注射針を用いて前記接着剤を前記空間に注入するこ
    とを特徴とするインクジェットカートリッジの組立方
    法。
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