JPH10246272A - 車両のサスペンション装置 - Google Patents
車両のサスペンション装置Info
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- JPH10246272A JPH10246272A JP5127397A JP5127397A JPH10246272A JP H10246272 A JPH10246272 A JP H10246272A JP 5127397 A JP5127397 A JP 5127397A JP 5127397 A JP5127397 A JP 5127397A JP H10246272 A JPH10246272 A JP H10246272A
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- cylinder
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 乗り心地の向上を図った車両のサスペンショ
ン装置を提供する。 【解決手段】 ダンパ装置2と、ピストンロッド5と一
体的に変位するソレノイドアッセンブリ20と、シリン
ダ4と一体的に変位する磁石18、19とを具備し、ソ
レノイドアッセンブリ20の軸の中間部から一方及び他
方の端部に向かうのに伴って、ソレノイドアッセンブリ
20におけるソレノイドの配設数を減少させる。
ン装置を提供する。 【解決手段】 ダンパ装置2と、ピストンロッド5と一
体的に変位するソレノイドアッセンブリ20と、シリン
ダ4と一体的に変位する磁石18、19とを具備し、ソ
レノイドアッセンブリ20の軸の中間部から一方及び他
方の端部に向かうのに伴って、ソレノイドアッセンブリ
20におけるソレノイドの配設数を減少させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁石とソレノイド
によって発生される電磁力を利用して、ばね上部材とば
ね下部材との相対移動を規制又は制御する車両のサスペ
ンション装置に関する。
によって発生される電磁力を利用して、ばね上部材とば
ね下部材との相対移動を規制又は制御する車両のサスペ
ンション装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的に従来のサスペンション装置は、
作動液を封入したシリンダと、前記シリンダの上端面か
ら進退可能に突出させたピストンロッドとを有するとと
ともに、前記シリンダの下端部をばね下部材に組付け且
つピストンロッドの上端部をばね上部材に組付けて成
り、前記ばね上部材と前記ばね下部材との相対移動によ
り、前記相対移動を抑制する減衰力を発生するダンパ装
置を有するものであった。このサスペンション装置は、
ダンパ装置において発生する減衰力の大きさを適宜設定
することにより、サスペンション装置の特性を設定する
ことができる。
作動液を封入したシリンダと、前記シリンダの上端面か
ら進退可能に突出させたピストンロッドとを有するとと
ともに、前記シリンダの下端部をばね下部材に組付け且
つピストンロッドの上端部をばね上部材に組付けて成
り、前記ばね上部材と前記ばね下部材との相対移動によ
り、前記相対移動を抑制する減衰力を発生するダンパ装
置を有するものであった。このサスペンション装置は、
ダンパ装置において発生する減衰力の大きさを適宜設定
することにより、サスペンション装置の特性を設定する
ことができる。
【0003】例えば、減衰力を小さく設定した場合に
は、例えば高級車用に用いられる、主に微振動に対応す
るような柔らかめのサスペンション装置とでき、乗り心
地の向上を図ることができる。
は、例えば高級車用に用いられる、主に微振動に対応す
るような柔らかめのサスペンション装置とでき、乗り心
地の向上を図ることができる。
【0004】又、減衰力を大きく設定した場合には、例
えばスポーツタイプの車両に用いられるような硬めのサ
スペンション装置とでき、車両の姿勢を良好に維持し操
安性を向上することができる。
えばスポーツタイプの車両に用いられるような硬めのサ
スペンション装置とでき、車両の姿勢を良好に維持し操
安性を向上することができる。
【0005】
【発明が解決するための課題】しかしながら、この従来
のサスペンション装置は、特にそのダンパ装置において
発生される減衰力が大きい場合、即ち、サスペンション
装置が硬く設定されている場合、起伏の小さい路面を車
両が走行すると、ばね上部材とばね下部材との相対移動
を必要以上に抑制してしまうことから路面からの振動を
ばね上部材に伝達してしまい、車両の乗り心地を悪化さ
せる虞が生じるものであった。
のサスペンション装置は、特にそのダンパ装置において
発生される減衰力が大きい場合、即ち、サスペンション
装置が硬く設定されている場合、起伏の小さい路面を車
両が走行すると、ばね上部材とばね下部材との相対移動
を必要以上に抑制してしまうことから路面からの振動を
ばね上部材に伝達してしまい、車両の乗り心地を悪化さ
せる虞が生じるものであった。
【0006】本発明は、車両の乗り心地の向上を図った
サスペンション装置を提供することを、その技術的課題
とするものである。
サスペンション装置を提供することを、その技術的課題
とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記技術的課題を解決す
るために、本発明は、請求項1に記載したように、作動
液を封入したシリンダと、前記シリンダの上端面から進
退可能に突出させたピストンロッドとを有するとととも
に、前記シリンダの下端部を車両のばね下部材に組付け
且つピストンロッドの上端部を車両のばね上部材に組付
けて成り、前記ばね上部材と前記ばね下部材との相対移
動により、前記相対移動を抑制する減衰力を発生するダ
ンパ装置と、前記相対移動方向をその軸として配設さ
れ、前記シリンダ及び前記ピストンロッドの内の一方と
一体的に変位するソレノイド群と、前記ソレノイド群の
内周部又は外周部に対向して配置されると共に、前記シ
リンダ及び前記ピストンロッドの内の他方と一体的に変
位し、その前記相対移動方向における長さが前記ソレノ
イド群の軸方向長さよりも短い磁石とを具備し、前記ソ
レノイド群の前記軸の中間部から前記ソレノイド群の一
方及び他方の端部に向かうのに伴って、前記ソレノイド
群におけるソレノイドの配設数が減少されている車両の
サスペンション装置を構成した。
るために、本発明は、請求項1に記載したように、作動
液を封入したシリンダと、前記シリンダの上端面から進
退可能に突出させたピストンロッドとを有するとととも
に、前記シリンダの下端部を車両のばね下部材に組付け
且つピストンロッドの上端部を車両のばね上部材に組付
けて成り、前記ばね上部材と前記ばね下部材との相対移
動により、前記相対移動を抑制する減衰力を発生するダ
ンパ装置と、前記相対移動方向をその軸として配設さ
れ、前記シリンダ及び前記ピストンロッドの内の一方と
一体的に変位するソレノイド群と、前記ソレノイド群の
内周部又は外周部に対向して配置されると共に、前記シ
リンダ及び前記ピストンロッドの内の他方と一体的に変
位し、その前記相対移動方向における長さが前記ソレノ
イド群の軸方向長さよりも短い磁石とを具備し、前記ソ
レノイド群の前記軸の中間部から前記ソレノイド群の一
方及び他方の端部に向かうのに伴って、前記ソレノイド
群におけるソレノイドの配設数が減少されている車両の
サスペンション装置を構成した。
【0008】好ましくは、請求項2に記載したように、
前記ソレノイド群は、前記ダンパ装置の外周側に前記ダ
ンパ装置と同軸に配設されているサスペンション装置が
望ましい。
前記ソレノイド群は、前記ダンパ装置の外周側に前記ダ
ンパ装置と同軸に配設されているサスペンション装置が
望ましい。
【0009】より好ましくは、請求項3に記載したよう
に、前記ソレノイド群の外周面上に設けられてその下端
が前シリンダの外周面に支持されるとともにその上端が
前記ばね上部材に支持されるケースを有してなり、前記
ケース内に封入した空気により前記ばね上部材と前記ば
ね下部材との相対移動に対してばね作用を付与するエア
ばね装置を具備したサスペンション装置が望ましい。
に、前記ソレノイド群の外周面上に設けられてその下端
が前シリンダの外周面に支持されるとともにその上端が
前記ばね上部材に支持されるケースを有してなり、前記
ケース内に封入した空気により前記ばね上部材と前記ば
ね下部材との相対移動に対してばね作用を付与するエア
ばね装置を具備したサスペンション装置が望ましい。
【0010】請求項1のサスペンション装置は、ソレノ
イド群と磁石とによりばね上部材とばね下部材との相対
移動を促進し、ばね上部材とばね下部材との相対移動が
小さい場合には大きく作用することになる。
イド群と磁石とによりばね上部材とばね下部材との相対
移動を促進し、ばね上部材とばね下部材との相対移動が
小さい場合には大きく作用することになる。
【0011】請求項2のサスペンション装置は、請求項
1の作用に加えて、サスペンション装置を小型化可能と
なる。
1の作用に加えて、サスペンション装置を小型化可能と
なる。
【0012】請求項3のサスペンション装置は、請求項
1又は請求項2の作用に加えて、ソレノイド群及び磁石
がエアばね装置内に収容されることになる。
1又は請求項2の作用に加えて、ソレノイド群及び磁石
がエアばね装置内に収容されることになる。
【0013】
【実施の形態】以下、本発明を実施の形態により具体的
に説明する。
に説明する。
【0014】(実施の形態1)図1は、車両のサスペン
ション装置に用いられた本発明のサスペンション装置1
の断面図である。図1に示すように、1はサスペンショ
ン装置であり、ばね上部材としての車体BDと、不図示
のばね下部材としてのロアアームとの間に配設されてい
る。サスペンション装置1は、ダンパ装置2とエアばね
装置3とを備えている。
ション装置に用いられた本発明のサスペンション装置1
の断面図である。図1に示すように、1はサスペンショ
ン装置であり、ばね上部材としての車体BDと、不図示
のばね下部材としてのロアアームとの間に配設されてい
る。サスペンション装置1は、ダンパ装置2とエアばね
装置3とを備えている。
【0015】ダンパ装置2は、周知のダンパ装置である
ためその詳述は避けるが、作動液を封入したシリンダ4
と、シリンダ4に軸方向(図1中上下方向)に進退可能
に組み付けられたピストンロッド5とを備えている。シ
リンダ4は、その下端部にてロアアームにブッシュを介
して組付けられている。ピストンロッド5は、シリンダ
4の上端面から上方に延出されており、その上端部に
て、ネジ6により車体BDに固定したアッパーサポート
7を介して車体BDに組付けられている。
ためその詳述は避けるが、作動液を封入したシリンダ4
と、シリンダ4に軸方向(図1中上下方向)に進退可能
に組み付けられたピストンロッド5とを備えている。シ
リンダ4は、その下端部にてロアアームにブッシュを介
して組付けられている。ピストンロッド5は、シリンダ
4の上端面から上方に延出されており、その上端部に
て、ネジ6により車体BDに固定したアッパーサポート
7を介して車体BDに組付けられている。
【0016】エアばね装置3も又、周知のエアばね装置
であるためその詳述は避けるが、ダンパ装置2の外周に
配設されており、上部ケース8と下部ケース9とから成
るケース10を備えている。
であるためその詳述は避けるが、ダンパ装置2の外周に
配設されており、上部ケース8と下部ケース9とから成
るケース10を備えている。
【0017】上部ケース8は、その上面にてアッパーサ
ポート11及び支持プレート12を介して車体BDに支
持されるとともに、支持プレート12を介してピストン
ロッド5の上端部外周に気密的に固定されている。
ポート11及び支持プレート12を介して車体BDに支
持されるとともに、支持プレート12を介してピストン
ロッド5の上端部外周に気密的に固定されている。
【0018】下部ケース9は、弾性に富むゴムを主体と
したダイアフラムにより構成されており、その上端部に
おいてかしめリングにより上部ケース8の下端部内周面
上に気密的に固定されるとともに、その下端部において
シリンダ2の外周に気密的に固定されている円筒状部材
13を介してシリンダ2に気密的に固定されている。シ
リンダ4の上面部には非磁性材からなる支持部材14が
固定されており、支持部材14は、その外周に後述する
永久磁石18、19を備えている。
したダイアフラムにより構成されており、その上端部に
おいてかしめリングにより上部ケース8の下端部内周面
上に気密的に固定されるとともに、その下端部において
シリンダ2の外周に気密的に固定されている円筒状部材
13を介してシリンダ2に気密的に固定されている。シ
リンダ4の上面部には非磁性材からなる支持部材14が
固定されており、支持部材14は、その外周に後述する
永久磁石18、19を備えている。
【0019】エアばね装置3は、ケース10によりシリ
ンダ4及びピストンロッド5の外周上に空気室15を形
成している。この空気室15には、図示しない電気的に
制御される吸気及び排気装置がインレット16を介して
接続され、空気室15内の空気量が調節されるようにな
っている。
ンダ4及びピストンロッド5の外周上に空気室15を形
成している。この空気室15には、図示しない電気的に
制御される吸気及び排気装置がインレット16を介して
接続され、空気室15内の空気量が調節されるようにな
っている。
【0020】支持プレート12の下面には、ゴム製のバ
ウンドストッパ17が配設されている。バウンドストッ
パ17は、支持部材14を介したシリンダ4の上面との
当接により車体BDのバウンドを弾性的に規制する。
ウンドストッパ17が配設されている。バウンドストッ
パ17は、支持部材14を介したシリンダ4の上面との
当接により車体BDのバウンドを弾性的に規制する。
【0021】支持部材14の外周部分には、車体BD側
に位置する環状の第1磁石(永久磁石)18と、ロアア
ーム側に位置する環状の第2磁石(永久磁石)19とが
それぞれ配設されている。第1磁石18と第2磁石19
とはダンパ装置2の軸方向(図1中上下方向)において
所定距離分離間して配設されている。
に位置する環状の第1磁石(永久磁石)18と、ロアア
ーム側に位置する環状の第2磁石(永久磁石)19とが
それぞれ配設されている。第1磁石18と第2磁石19
とはダンパ装置2の軸方向(図1中上下方向)において
所定距離分離間して配設されている。
【0022】第1磁石18の上端側はN極に、又、下端
側はS極に磁化されている。第2磁石19の上端側はS
極に、又、下端側はN極に磁化されている。
側はS極に磁化されている。第2磁石19の上端側はS
極に、又、下端側はN極に磁化されている。
【0023】ダンパ装置2、及び、磁石18、19の外
周側には、磁石18、19の外周面に対向するようにし
て、ダンパ装置2の軸方向をその軸方向とするソレノイ
ド群としてのソレノイドアッセンブリ20が配設されて
いる。
周側には、磁石18、19の外周面に対向するようにし
て、ダンパ装置2の軸方向をその軸方向とするソレノイ
ド群としてのソレノイドアッセンブリ20が配設されて
いる。
【0024】ソレノイドアッセンブリ20は、9個の軸
方向長及び巻き数が同じなソレノイドから構成され、全
体として筒状を呈している。ソレノイドアッセンブリ2
0における9個のソレノイドは、それぞれ、ソレノイド
アッセンブリ20の上端部分に位置する1つの上端部ソ
レノイド20aと、ソレノイドアッセンブリ20の下端
部分に位置する1つの下端部ソレノイド20bと、ソレ
ノイドアッセンブリ20の軸の中間部分に位置する3つ
の中間部ソレノイド20c、20c、20cと、上端部
ソレノイド20aと中間部ソレノイド20cとの間に位
置する2つの第上方中間部ソレノイド20d、20d
と、下端部ソレノイド20bと中間部ソレノイド20c
との間に位置する2つの下中間部ソレノイド20e、2
0eとに別れて配設されている。上方中間部ソレノイド
20dと上端部ソレノイド20aとの間隙は、上方中間
部ソレノイド20dと中間部ソレノイド20cとの間隙
に略等しくされており、下方中間部ソレノイド20eと
下端部ソレノイド20bとの間隙は、下方中間部ソレノ
イド20eと中間部ソレノイド20cとの間隙に略等し
くされている。即ち、ソレノイドアッセンブリ20にお
ける各ソレノイドは、ダンパ装置2の軸方向にソレノイ
ドアッセンブリ20の軸の中間部からソレノイドアッセ
ンブリ20の上下両端部に向かうのに伴ってその配設数
が減少するようにして配置されている。ソレノイドアッ
センブリ20は上部ケース8に固定されている。
方向長及び巻き数が同じなソレノイドから構成され、全
体として筒状を呈している。ソレノイドアッセンブリ2
0における9個のソレノイドは、それぞれ、ソレノイド
アッセンブリ20の上端部分に位置する1つの上端部ソ
レノイド20aと、ソレノイドアッセンブリ20の下端
部分に位置する1つの下端部ソレノイド20bと、ソレ
ノイドアッセンブリ20の軸の中間部分に位置する3つ
の中間部ソレノイド20c、20c、20cと、上端部
ソレノイド20aと中間部ソレノイド20cとの間に位
置する2つの第上方中間部ソレノイド20d、20d
と、下端部ソレノイド20bと中間部ソレノイド20c
との間に位置する2つの下中間部ソレノイド20e、2
0eとに別れて配設されている。上方中間部ソレノイド
20dと上端部ソレノイド20aとの間隙は、上方中間
部ソレノイド20dと中間部ソレノイド20cとの間隙
に略等しくされており、下方中間部ソレノイド20eと
下端部ソレノイド20bとの間隙は、下方中間部ソレノ
イド20eと中間部ソレノイド20cとの間隙に略等し
くされている。即ち、ソレノイドアッセンブリ20にお
ける各ソレノイドは、ダンパ装置2の軸方向にソレノイ
ドアッセンブリ20の軸の中間部からソレノイドアッセ
ンブリ20の上下両端部に向かうのに伴ってその配設数
が減少するようにして配置されている。ソレノイドアッ
センブリ20は上部ケース8に固定されている。
【0025】図1に示すサスペンション装置1の初期状
態、或いはニュートラル状態において、第1磁石18は
中間部ソレノイド20cの最上方側と上方中間部ソレノ
イド20dの下側と対向しており、第2磁石19は中間
部ソレノイド20cの最下側と下方中間部ソレノイド2
0eの上側と対向し、第1磁石18と第2磁石19との
隙間部分は、中間部ソレノイド20cの中央と対向して
いる。
態、或いはニュートラル状態において、第1磁石18は
中間部ソレノイド20cの最上方側と上方中間部ソレノ
イド20dの下側と対向しており、第2磁石19は中間
部ソレノイド20cの最下側と下方中間部ソレノイド2
0eの上側と対向し、第1磁石18と第2磁石19との
隙間部分は、中間部ソレノイド20cの中央と対向して
いる。
【0026】各ソレノイドのリード線はそれぞれ気密的
に上部ケース8外に取り出され、サスペンション装置1
外に配設される図示しない電気制御装置に電気的に接続
されている。
に上部ケース8外に取り出され、サスペンション装置1
外に配設される図示しない電気制御装置に電気的に接続
されている。
【0027】各ソレノイドは、電気制御装置内の不図示
の駆動回路によって電流の通電又は非通電、及び、その
通電方向が切り替えられる制御が行われる。ソレノイド
に電流が通電されると、磁束がソレノイドの軸方向、即
ち、図1中の上下方向に通過することになる。ソレノイ
ドへ通電される電流の方向が順方向の場合には、磁束は
ソレノイドを下から上に通過する。即ち、ソレノイドの
上方がN極に、下方がS極に磁化された磁石と等価とな
る。逆に、ソレノイドへ通電される電流の方向が逆方向
の場合には、磁束はソレノイドを上から下に通過する。
即ち、ソレノイドの上方がS極に、下方がN極に磁化さ
れた磁石と等価となる。
の駆動回路によって電流の通電又は非通電、及び、その
通電方向が切り替えられる制御が行われる。ソレノイド
に電流が通電されると、磁束がソレノイドの軸方向、即
ち、図1中の上下方向に通過することになる。ソレノイ
ドへ通電される電流の方向が順方向の場合には、磁束は
ソレノイドを下から上に通過する。即ち、ソレノイドの
上方がN極に、下方がS極に磁化された磁石と等価とな
る。逆に、ソレノイドへ通電される電流の方向が逆方向
の場合には、磁束はソレノイドを上から下に通過する。
即ち、ソレノイドの上方がS極に、下方がN極に磁化さ
れた磁石と等価となる。
【0028】磁石18、19の各軸方向長は、ソレノイ
ドの3個分の軸方向長にほぼ等しく設定されている。
ドの3個分の軸方向長にほぼ等しく設定されている。
【0029】ソレノイドをそれぞれ通電制御することに
より、ソレノイドアッセンブリ20と磁石18、19と
によって、シリンダ4とピストンロッド5、ひいては車
体BDとロアアームLAとの相対移動を促進する作用を
得ることができる。例えば図1に示すサスペンション装
置1の初期状態において、第1磁石18に関しては、ソ
レノイドアッセンブリ20において第1磁石18のN極
側端部に対向するソレノイドの1つ上方のソレノイドを
順方向に通電し、第1磁石18のS極側端部に対向する
ソレノイドの1つ下方のソレノイドを順方向に通電す
る。また、第2磁石19に関しては、ソレノイドアッセ
ンブリ20において第2磁石19のN極側端部に対向す
るソレノイドの1つ下のソレノイドを順方向に通電す
る。このようにソレノイドアッセンブリ20のソレノイ
ドが駆動回路を介して通電制御されると、第1磁石18
のN極側端部とこのN極側端部に関して通電されたソレ
ノイドとの間には吸引力が生じ、第1磁石18のS極側
端部とこのS極側端部に関して通電されたソレノイドと
の間には反発力が生じ、第2磁石19のN極側端部とこ
のN極側端部に関して通電されたソレノイドとの間には
反発力が生じることになる。従って、通電された各ソレ
ノイドと磁石18、19との吸引力及び反発力により、
磁石18、19がその位置から上方に移動されようとす
る。即ち、シリンダ4とピストンロッド5、ひいては車
体BDとロアアームとの相対移動を促進する作用を得る
こととなる。
より、ソレノイドアッセンブリ20と磁石18、19と
によって、シリンダ4とピストンロッド5、ひいては車
体BDとロアアームLAとの相対移動を促進する作用を
得ることができる。例えば図1に示すサスペンション装
置1の初期状態において、第1磁石18に関しては、ソ
レノイドアッセンブリ20において第1磁石18のN極
側端部に対向するソレノイドの1つ上方のソレノイドを
順方向に通電し、第1磁石18のS極側端部に対向する
ソレノイドの1つ下方のソレノイドを順方向に通電す
る。また、第2磁石19に関しては、ソレノイドアッセ
ンブリ20において第2磁石19のN極側端部に対向す
るソレノイドの1つ下のソレノイドを順方向に通電す
る。このようにソレノイドアッセンブリ20のソレノイ
ドが駆動回路を介して通電制御されると、第1磁石18
のN極側端部とこのN極側端部に関して通電されたソレ
ノイドとの間には吸引力が生じ、第1磁石18のS極側
端部とこのS極側端部に関して通電されたソレノイドと
の間には反発力が生じ、第2磁石19のN極側端部とこ
のN極側端部に関して通電されたソレノイドとの間には
反発力が生じることになる。従って、通電された各ソレ
ノイドと磁石18、19との吸引力及び反発力により、
磁石18、19がその位置から上方に移動されようとす
る。即ち、シリンダ4とピストンロッド5、ひいては車
体BDとロアアームとの相対移動を促進する作用を得る
こととなる。
【0030】又、例えば、例えば図1に示すサスペンシ
ョン装置1の初期状態において、第2磁石19に関して
は、ソレノイドアッセンブリ20において第2磁石19
のN極側端部に対向するソレノイドの1つ下方のソレノ
イドを逆方向に通電し、第2磁石19のS極側端部に対
向するソレノイドの1つ上方のソレノイドを順方向に通
電する。また、第1磁石18に関しては、ソレノイドア
ッセンブリ20において第1磁石18のN極側端部に対
向するソレノイドの1つ上のソレノイドを逆方向に通電
する。このようにソレノイドアッセンブリ20のソレノ
イドが駆動回路を介して通電制御されると、第1磁石1
8のN極側端部とこのN極側端部に関して通電されたソ
レノイドとの間には反発力が生じ、第2磁石19のS極
側端部とこのS極側端部に関して通電されたソレノイド
との間には反発力が生じ、第2磁石19のN極側端部と
このN極側端部に関して通電されたソレノイドとの間に
は吸引力が生じることになる。従って、通電された各ソ
レノイドと磁石18、19との吸引力及び反発力によ
り、磁石18、19がその位置から下方に移動されよう
とする。即ち、シリンダ4とピストンロッド5、ひいて
は車体BDとロアアームとの相対移動を促進する作用を
得ることとなる。
ョン装置1の初期状態において、第2磁石19に関して
は、ソレノイドアッセンブリ20において第2磁石19
のN極側端部に対向するソレノイドの1つ下方のソレノ
イドを逆方向に通電し、第2磁石19のS極側端部に対
向するソレノイドの1つ上方のソレノイドを順方向に通
電する。また、第1磁石18に関しては、ソレノイドア
ッセンブリ20において第1磁石18のN極側端部に対
向するソレノイドの1つ上のソレノイドを逆方向に通電
する。このようにソレノイドアッセンブリ20のソレノ
イドが駆動回路を介して通電制御されると、第1磁石1
8のN極側端部とこのN極側端部に関して通電されたソ
レノイドとの間には反発力が生じ、第2磁石19のS極
側端部とこのS極側端部に関して通電されたソレノイド
との間には反発力が生じ、第2磁石19のN極側端部と
このN極側端部に関して通電されたソレノイドとの間に
は吸引力が生じることになる。従って、通電された各ソ
レノイドと磁石18、19との吸引力及び反発力によ
り、磁石18、19がその位置から下方に移動されよう
とする。即ち、シリンダ4とピストンロッド5、ひいて
は車体BDとロアアームとの相対移動を促進する作用を
得ることとなる。
【0031】電気制御装置には、上述した吸気及び排気
装置が電気的に接続され、更に、不図示の舵角センサ、
不図示の横加速度センサ、不図示の車高センサ、及び不
図示の車速センサがそれぞれ電気的に接続されている。
舵角センサは、不図示の操舵ハンドルの回転角をハンド
ル舵角として検出するとともに、ハンドル舵角を表す検
出信号を出力する。横加速度センサは車体BDに組付け
られて車体BDの横方向の加速度を横加速度として検出
するとともに、横加速度を表す検出信号を出力する。車
高センサは、車体BDとロアアームとの間に設けられて
ロアアームに対する車体BDの高さを車高として検出し
て、車高を表す検出信号を出力する。車速センサは、車
速を検出するとともに車速を表す検出信号を出力する。
装置が電気的に接続され、更に、不図示の舵角センサ、
不図示の横加速度センサ、不図示の車高センサ、及び不
図示の車速センサがそれぞれ電気的に接続されている。
舵角センサは、不図示の操舵ハンドルの回転角をハンド
ル舵角として検出するとともに、ハンドル舵角を表す検
出信号を出力する。横加速度センサは車体BDに組付け
られて車体BDの横方向の加速度を横加速度として検出
するとともに、横加速度を表す検出信号を出力する。車
高センサは、車体BDとロアアームとの間に設けられて
ロアアームに対する車体BDの高さを車高として検出し
て、車高を表す検出信号を出力する。車速センサは、車
速を検出するとともに車速を表す検出信号を出力する。
【0032】次に、上記のように構成したサスペンショ
ン装置1の動作を、図1を用いて説明する。尚、図1
は、サスペンション装置1の初期状態、即ち、ニュート
ラル状態を示している。
ン装置1の動作を、図1を用いて説明する。尚、図1
は、サスペンション装置1の初期状態、即ち、ニュート
ラル状態を示している。
【0033】車高調整は、図示しない車高調整プログラ
ムの実行により行われる。電気制御装置のマイクロコン
ピュータは、車高調整プログラムの実行を所定の短時間
毎に実行し、車高センサから入力した車高が、予め決め
られた基準車高よる高いか低いかを判定して、この判定
結果に基づいて電気制御装置内の駆動回路を介して吸気
及び排気装置を制御する。検出された検出車高が基準車
高よりも高ければ、排気装置はサスペンション装置1の
エアばね装置3の空気室15内の空気を排出する。この
排気によって空気室15内の空気圧は低下し、上部ケー
ス8及びピストンロッド5が下降して車体BDも下降す
る。一方、検出された車高が基準車高よりも低ければ、
吸気装置はエアばね装置3の空気室15内に空気を供給
する。この吸気によって空気室15内の空気圧は上昇
し、上部ケース8及びピストンロッド5が上昇して車体
BDも上昇する。その結果、車体BDのロアアームに対
する高さは常にほぼ一定に保たれる。
ムの実行により行われる。電気制御装置のマイクロコン
ピュータは、車高調整プログラムの実行を所定の短時間
毎に実行し、車高センサから入力した車高が、予め決め
られた基準車高よる高いか低いかを判定して、この判定
結果に基づいて電気制御装置内の駆動回路を介して吸気
及び排気装置を制御する。検出された検出車高が基準車
高よりも高ければ、排気装置はサスペンション装置1の
エアばね装置3の空気室15内の空気を排出する。この
排気によって空気室15内の空気圧は低下し、上部ケー
ス8及びピストンロッド5が下降して車体BDも下降す
る。一方、検出された車高が基準車高よりも低ければ、
吸気装置はエアばね装置3の空気室15内に空気を供給
する。この吸気によって空気室15内の空気圧は上昇
し、上部ケース8及びピストンロッド5が上昇して車体
BDも上昇する。その結果、車体BDのロアアームに対
する高さは常にほぼ一定に保たれる。
【0034】一方、路面から車体BDに外力が付与され
ても、空気室15に空気を満たしたエアばね装置3は、
この付与された外力を吸収して車体BDへの衝撃を和ら
げるので、車両の乗り心地が良好となる。
ても、空気室15に空気を満たしたエアばね装置3は、
この付与された外力を吸収して車体BDへの衝撃を和ら
げるので、車両の乗り心地が良好となる。
【0035】車両走行中に、例えば、路面からの入力、
車体BDの姿勢変化等により、車体BDが上下に振動し
ても、この振動はダンパ装置2の減衰力により抑制され
る。特にダンパ装置において減衰力の大きなものを選択
すれば、硬めのサスペンション装置とでき、起伏の大き
な山道等において乗り心地を良好とできる。
車体BDの姿勢変化等により、車体BDが上下に振動し
ても、この振動はダンパ装置2の減衰力により抑制され
る。特にダンパ装置において減衰力の大きなものを選択
すれば、硬めのサスペンション装置とでき、起伏の大き
な山道等において乗り心地を良好とできる。
【0036】次に、ソレノイドアッセンブリ20の各ソ
レノイドの通電及び非通電制御について説明すると、こ
の制御は不図示の通電・非通電制御プログラムの実行に
より行われる。このプログラムを所定の短時間毎に繰り
返し実行し、車高センサ等の検出出力に基づいて、ソレ
ノイドアッセンブリ20の各ソレノイドの通電を制御す
る。
レノイドの通電及び非通電制御について説明すると、こ
の制御は不図示の通電・非通電制御プログラムの実行に
より行われる。このプログラムを所定の短時間毎に繰り
返し実行し、車高センサ等の検出出力に基づいて、ソレ
ノイドアッセンブリ20の各ソレノイドの通電を制御す
る。
【0037】車両走行中に、例えば、路面からの入力、
車体BDの姿勢変化等によって、車体BDとロアアーム
とに相対移動が生じると、この車体BDとロアアームと
の相対移動は車高センサにより検出される。車体BDと
ロアアームとの相対移動は、即ち、ソレノイドアッセン
ブリ20と磁石18、19との相対移動であることか
ら、車高センサの検出出力に基づいて、ソレノイドアッ
センブリ20の内で、第1磁石18のS極側端部に対応
するソレノイド、及び、第2磁石19のS極側端部に対
応するソレノイドが選択可能となる。従って、第1磁石
18及び第2磁石19に関して選択されたソレノイドが
上述したようにして通電制御されることにより、車体B
Dとロアアームとの相対移動を促進するように、ソレノ
イドアッセンブリ20と磁石18、19とは作用する。
車体BDの姿勢変化等によって、車体BDとロアアーム
とに相対移動が生じると、この車体BDとロアアームと
の相対移動は車高センサにより検出される。車体BDと
ロアアームとの相対移動は、即ち、ソレノイドアッセン
ブリ20と磁石18、19との相対移動であることか
ら、車高センサの検出出力に基づいて、ソレノイドアッ
センブリ20の内で、第1磁石18のS極側端部に対応
するソレノイド、及び、第2磁石19のS極側端部に対
応するソレノイドが選択可能となる。従って、第1磁石
18及び第2磁石19に関して選択されたソレノイドが
上述したようにして通電制御されることにより、車体B
Dとロアアームとの相対移動を促進するように、ソレノ
イドアッセンブリ20と磁石18、19とは作用する。
【0038】特に、車両が起伏の小さい砂利道等を走行
すると、車体BDとロアアームとの相対移動は小さくな
り、ソレノイドアッセンブリ20において、第1磁石1
8のS極側端部と第2磁石19のS極側端部とが対向す
るソレノイドは、中間部ソレノイド20c辺りとなる。
ここで、一般的にダンパ装置2の減衰力が大きい、即
ち、硬めのサスペンション装置においては、車体BDと
ロアアームとの相対移動を必要以上に抑制することか
ら、路面からの振動を車体BDに伝達してしまい、車両
の乗り心地を悪化させる虞が有る。
すると、車体BDとロアアームとの相対移動は小さくな
り、ソレノイドアッセンブリ20において、第1磁石1
8のS極側端部と第2磁石19のS極側端部とが対向す
るソレノイドは、中間部ソレノイド20c辺りとなる。
ここで、一般的にダンパ装置2の減衰力が大きい、即
ち、硬めのサスペンション装置においては、車体BDと
ロアアームとの相対移動を必要以上に抑制することか
ら、路面からの振動を車体BDに伝達してしまい、車両
の乗り心地を悪化させる虞が有る。
【0039】しかしながら、本サスペンション装置1に
おいては、車両がバウンドして初期状態からロアアーム
が車体BDに対して上方に移動しようすると、第1磁石
18のN極側端部に関しては上方中間部ソレノイド20
dの上側のソレノイドが選択され、第1磁石18のN極
側端部に関しては中間部ソレノイド20cの中央のソレ
ノイドが選択され、第2磁石19のN極側端部に関して
は下方中間部ソレノイド20eの上側のソレノイドが選
択される。この場合の第1磁石18のN極側端部と上方
中間部ソレノイド22dとの距離、第1磁石18のS極
側端部と中間部ソレノイド20cとの距離、及び第2磁
石19のN極側端部と下方中間部ソレノイド20eとの
距離は短いものとなることから、選択されたソレノイド
及び磁石18、19との間で生じる電磁力は強くなる。
従って、車体BDとロアアームとの相対移動を十分に促
進することが可能となり、路面からの振動を車体BDに
伝達してしまい、車両の乗り心地を悪化させる虞を排斥
することが可能となる。
おいては、車両がバウンドして初期状態からロアアーム
が車体BDに対して上方に移動しようすると、第1磁石
18のN極側端部に関しては上方中間部ソレノイド20
dの上側のソレノイドが選択され、第1磁石18のN極
側端部に関しては中間部ソレノイド20cの中央のソレ
ノイドが選択され、第2磁石19のN極側端部に関して
は下方中間部ソレノイド20eの上側のソレノイドが選
択される。この場合の第1磁石18のN極側端部と上方
中間部ソレノイド22dとの距離、第1磁石18のS極
側端部と中間部ソレノイド20cとの距離、及び第2磁
石19のN極側端部と下方中間部ソレノイド20eとの
距離は短いものとなることから、選択されたソレノイド
及び磁石18、19との間で生じる電磁力は強くなる。
従って、車体BDとロアアームとの相対移動を十分に促
進することが可能となり、路面からの振動を車体BDに
伝達してしまい、車両の乗り心地を悪化させる虞を排斥
することが可能となる。
【0040】又、車両がリバウンドしてロアアームが初
期状態から車体BDに対して下方に移動しようとする
と、第2磁石19のN極側端部に関しては下方中間部ソ
レノイド20eの下側のソレノイドが選択され、第2磁
石19のN極側端部に関しては中間部ソレノイド20c
の中央のソレノイドが選択され、第1磁石18のN極側
端部に関しては上方中間部ソレノイド20dの下側のソ
レノイドが選択される。この場合の第1磁石18のN極
側端部と上方中間部ソレノイド22dとの距離、第1磁
石18のS極側端部と中間部ソレノイド20cとの距
離、及び第2磁石19のN極側端部と下方中間部ソレノ
イド20eとの距離は短いものとなることから、選択さ
れたソレノイド及び磁石18、19との間で生じる電磁
力は強くなる。従って、車体BDとロアアームとの相対
移動を十分に促進することが可能となり、路面からの振
動を車体BDに伝達してしまい、車両の乗り心地を悪化
させる虞を排斥することが可能となる。
期状態から車体BDに対して下方に移動しようとする
と、第2磁石19のN極側端部に関しては下方中間部ソ
レノイド20eの下側のソレノイドが選択され、第2磁
石19のN極側端部に関しては中間部ソレノイド20c
の中央のソレノイドが選択され、第1磁石18のN極側
端部に関しては上方中間部ソレノイド20dの下側のソ
レノイドが選択される。この場合の第1磁石18のN極
側端部と上方中間部ソレノイド22dとの距離、第1磁
石18のS極側端部と中間部ソレノイド20cとの距
離、及び第2磁石19のN極側端部と下方中間部ソレノ
イド20eとの距離は短いものとなることから、選択さ
れたソレノイド及び磁石18、19との間で生じる電磁
力は強くなる。従って、車体BDとロアアームとの相対
移動を十分に促進することが可能となり、路面からの振
動を車体BDに伝達してしまい、車両の乗り心地を悪化
させる虞を排斥することが可能となる。
【0041】従って、車体BDとロアアームとの相対移
動を促進し、ばね上部材への振動の伝達を抑制して乗り
心地を良好なものとすることができる。
動を促進し、ばね上部材への振動の伝達を抑制して乗り
心地を良好なものとすることができる。
【0042】即ち、サスペンション装置1におけるソレ
ノイドアッセンブリ20と磁石18、19とによる車体
BDとロアアームとの相対移動に対する促進力は、車体
BDとロアアームとの相対移動が小さくなるにつれて大
きく作用することになる。
ノイドアッセンブリ20と磁石18、19とによる車体
BDとロアアームとの相対移動に対する促進力は、車体
BDとロアアームとの相対移動が小さくなるにつれて大
きく作用することになる。
【0043】上述したように、本実施の形態のサスペン
ション装置1によれば、特にサスペンション装置1のダ
ンパ装置2の減衰力が大きく設定される場合において、
ダンパ装置2では必要以上に抑制してしまう虞のある車
体BDとロアアームLAとの小さい相対移動を、サスペ
ンション装置1のソレノイドアッセンブリ20と磁石1
8、19とで力を付加することにより促進可能とするも
のである。
ション装置1によれば、特にサスペンション装置1のダ
ンパ装置2の減衰力が大きく設定される場合において、
ダンパ装置2では必要以上に抑制してしまう虞のある車
体BDとロアアームLAとの小さい相対移動を、サスペ
ンション装置1のソレノイドアッセンブリ20と磁石1
8、19とで力を付加することにより促進可能とするも
のである。
【0044】又、ソレノイドアッセンブリ20におい
て、その軸の両端部近辺においてソレノイドの配設数を
減少させることができることから、サスペンション装置
1の重量を軽減できると共に、コストの低減を図ること
を可能としている。
て、その軸の両端部近辺においてソレノイドの配設数を
減少させることができることから、サスペンション装置
1の重量を軽減できると共に、コストの低減を図ること
を可能としている。
【0045】更に、ソレノイドアッセンブリ20を、ダ
ンパ装置2の外周側に、ダンパ装置と同軸に配設したこ
とにより、サスペンション装置1を小型化でき、スペー
スの有効利用を図ることができる。
ンパ装置2の外周側に、ダンパ装置と同軸に配設したこ
とにより、サスペンション装置1を小型化でき、スペー
スの有効利用を図ることができる。
【0046】更に、ソレノイドアッセンブリ20及び磁
石18、19は、エアばね装置1の内部に収容されてい
ることからソレノイドアッセンブリ20及び磁石18、
19を粉塵等から保護でき、サスペンション装置1を高
品質とするとともに、耐久性の向上を図ることが可能と
なる。
石18、19は、エアばね装置1の内部に収容されてい
ることからソレノイドアッセンブリ20及び磁石18、
19を粉塵等から保護でき、サスペンション装置1を高
品質とするとともに、耐久性の向上を図ることが可能と
なる。
【0047】従って、車両の乗り心地の向上を図ったサ
スペンション装置を提供することを可能としている。
スペンション装置を提供することを可能としている。
【0048】本実施の形態においては、ソレノイドアッ
センブリ20において、ソレノイドの配設される位置
を、上端部、下端部、中間部、上方中間部、下方中間部
とし、上端部ソレノイド20aには1つ、下端部ソレノ
イド20bには1つ、中間部ソレノイド20cには3
つ、上方中間部ソレノイド20dには2つ、下方中間部
ソレノイド20eには2つのソレノイドが配設されてい
るが、特にこの構成に限定されるものでないことは言う
までもない。
センブリ20において、ソレノイドの配設される位置
を、上端部、下端部、中間部、上方中間部、下方中間部
とし、上端部ソレノイド20aには1つ、下端部ソレノ
イド20bには1つ、中間部ソレノイド20cには3
つ、上方中間部ソレノイド20dには2つ、下方中間部
ソレノイド20eには2つのソレノイドが配設されてい
るが、特にこの構成に限定されるものでないことは言う
までもない。
【0049】又、本実施の形態においては、ソレノイド
アッセンブリ20をピストンロッド5と一体的に変位す
るように配設し、磁石18、19をシリンダ4と一体的
に変位するように配設しているが、特にこの構成に限定
するものではなく、例えば、ソレノイドアッセンブリ2
0をシリンダ4と一体的に変位するように配設し、磁石
18、19をピストンロッド5と一体的に変位するよう
に配設した本発明のサスペンション装置においても、同
様の作用効果が得られる。
アッセンブリ20をピストンロッド5と一体的に変位す
るように配設し、磁石18、19をシリンダ4と一体的
に変位するように配設しているが、特にこの構成に限定
するものではなく、例えば、ソレノイドアッセンブリ2
0をシリンダ4と一体的に変位するように配設し、磁石
18、19をピストンロッド5と一体的に変位するよう
に配設した本発明のサスペンション装置においても、同
様の作用効果が得られる。
【0050】又、本実施の形態においては、磁石18、
19の軸方向長さは、ソレノイドの軸方向長さの3つ分
に相当するものであるが、特にこれに限定するものでな
いことは言うまでもない。
19の軸方向長さは、ソレノイドの軸方向長さの3つ分
に相当するものであるが、特にこれに限定するものでな
いことは言うまでもない。
【0051】又、本実施の形態においては、ケース10
は、上部ケース体8と下部ケース体9とから構成されて
いるが、特にこの構成に限定するものでないことは言う
までもない。
は、上部ケース体8と下部ケース体9とから構成されて
いるが、特にこの構成に限定するものでないことは言う
までもない。
【0052】以上、本発明を上記実施の態様に則して説
明したが、本発明は上記態様にのみ限定されるものでは
なく、本発明の原理に準ずる各種態様を含むものであ
る。
明したが、本発明は上記態様にのみ限定されるものでは
なく、本発明の原理に準ずる各種態様を含むものであ
る。
【0053】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、特にダンパ装
置の減衰力が大きく設定されるサスペンション装置にお
いて、ばね上部材とばね下部材との相対移動が小さい場
合に、ソレノイド群と磁石とにより、ばね上部材とばね
下部材との相対移動を促進可能としている。
置の減衰力が大きく設定されるサスペンション装置にお
いて、ばね上部材とばね下部材との相対移動が小さい場
合に、ソレノイド群と磁石とにより、ばね上部材とばね
下部材との相対移動を促進可能としている。
【0054】従って、振動をばね上部材に伝達するのを
抑制可能としており、乗り心地の向上を図ることができ
る。即ち、乗り心地の向上を図ったサスペンション装置
を提供することを可能としている。
抑制可能としており、乗り心地の向上を図ることができ
る。即ち、乗り心地の向上を図ったサスペンション装置
を提供することを可能としている。
【0055】請求項2の発明によれば、請求項1の発明
の効果に加えて、スペースの有効利用を図ったサスペン
ション装置を提供することを可能としている。
の効果に加えて、スペースの有効利用を図ったサスペン
ション装置を提供することを可能としている。
【0056】請求項3の発明によれば、請求項1又は請
求項2の発明の効果に加えて、ソレノイド群及び磁石の
特性を良好に保つと共に、耐久性を向上させることが可
能となる。
求項2の発明の効果に加えて、ソレノイド群及び磁石の
特性を良好に保つと共に、耐久性を向上させることが可
能となる。
【図1】実施の形態1のサスペンション装置1の断面
図。
図。
1 サスペンション装置 2 ダンパ装置 3 エアばね装置 4 シリンダ 5 ピストンロッド 10 ケース 18 第1磁石 19 第2磁石 20 ソレノイドアッセンブリ BD 車体
Claims (3)
- 【請求項1】 作動液を封入したシリンダと、前記シリ
ンダの上端面から進退可能に突出させたピストンロッド
とを有するととともに、前記シリンダの下端部を車両の
ばね下部材に組付け且つピストンロッドの上端部を車両
のばね上部材に組付けて成り、前記ばね上部材と前記ば
ね下部材との相対移動により、前記相対移動を抑制する
減衰力を発生するダンパ装置と、 前記相対移動方向をその軸として配設され、前記シリン
ダ及び前記ピストンロッドの内の一方と一体的に変位す
るソレノイド群と、 前記ソレノイド群の内周部又は外周部に対向して配置さ
れると共に、前記シリンダ及び前記ピストンロッドの内
の他方と一体的に変位し、その前記相対移動方向におけ
る長さが前記ソレノイド群の軸方向長さよりも短い磁石
とを具備し、 前記ソレノイド群の前記軸の中間部から前記ソレノイド
群の一方及び他方の端部に向かうのに伴って、前記ソレ
ノイド群におけるソレノイドの配設数が減少されている
車両のサスペンション装置。 - 【請求項2】 前記ソレノイド群は、前記ダンパ装置の
外周側に前記ダンパ装置と同軸に配設されている請求項
1記載の車両のサスペンション装置。 - 【請求項3】 前記ソレノイド群の外周面上に設けられ
てその下端が前シリンダの外周面に支持されるとともに
その上端が前記ばね上部材に支持されるケースを有して
なり、前記ケース内に封入した空気により前記ばね上部
材と前記ばね下部材との相対移動に対してばね作用を付
与するエアばね装置を具備した請求項1又は請求項2記
載の車両のサスペンション装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5127397A JPH10246272A (ja) | 1997-03-06 | 1997-03-06 | 車両のサスペンション装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5127397A JPH10246272A (ja) | 1997-03-06 | 1997-03-06 | 車両のサスペンション装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10246272A true JPH10246272A (ja) | 1998-09-14 |
Family
ID=12882350
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5127397A Pending JPH10246272A (ja) | 1997-03-06 | 1997-03-06 | 車両のサスペンション装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10246272A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009078721A (ja) * | 2007-09-26 | 2009-04-16 | Showa Corp | 油圧緩衝器 |
| KR20190134257A (ko) * | 2018-05-25 | 2019-12-04 | 김종진 | 쇼크 업소버 |
-
1997
- 1997-03-06 JP JP5127397A patent/JPH10246272A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009078721A (ja) * | 2007-09-26 | 2009-04-16 | Showa Corp | 油圧緩衝器 |
| KR20190134257A (ko) * | 2018-05-25 | 2019-12-04 | 김종진 | 쇼크 업소버 |
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