JPH10246338A - オイルシール - Google Patents

オイルシール

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Publication number
JPH10246338A
JPH10246338A JP9065358A JP6535897A JPH10246338A JP H10246338 A JPH10246338 A JP H10246338A JP 9065358 A JP9065358 A JP 9065358A JP 6535897 A JP6535897 A JP 6535897A JP H10246338 A JPH10246338 A JP H10246338A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oil
seal
slinger
cylindrical portion
lip
Prior art date
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Pending
Application number
JP9065358A
Other languages
English (en)
Inventor
Masatoshi Takazawa
正敏 高沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hino Motors Ltd
Original Assignee
Hino Motors Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hino Motors Ltd filed Critical Hino Motors Ltd
Priority to JP9065358A priority Critical patent/JPH10246338A/ja
Publication of JPH10246338A publication Critical patent/JPH10246338A/ja
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  • Sealing With Elastic Sealing Lips (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 オイル漏れを的確に防止することができる信
頼性の高い簡潔構成のオイルシールを提供する。 【解決手段】 回転軸2のハウジング1貫通部位に取り
付けられるオイルシール4を、ハウジング1に設けた貫
通孔3に嵌着されて先端に至るにつれて拡径するシール
リップ5cを内周に設けたシールリング5bと、前記シ
ールリップ5cの先端部内側面に摺接するシール面6c
を外側に形成したフランジ6bを、前記回転軸2に嵌着
される円筒部6aの内端に設けたスリンガ6で構成す
る。そして、シールリップ5cに向って突出するオイル
ダム6eを前記円筒部6aの表面に設けてフランジ6b
の外側に環状のオイル溜り6fを形成したことにより、
回転軸2の回転中はもちろんのこと、回転軸2が停止し
た状態においてもオイル漏れを的確に防止することがで
きるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はオイルシールに係
り、特に、回転軸のハウジング貫通部位からのオイル漏
れを的確に防止することができるオイルシールに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】ハウジングの回転軸貫通部位からのオイ
ル漏れを回避するために用いる従来のオイルシールにお
いては、例えば昭和52年7月30日に株式会社山海堂
から発行された「自動車用ディーゼルエンジン」第15
2頁に見られるように、回転軸にスリンガを設け、この
スリンガの外側面(大気側)にシールリップを摺接させ
ることにより、シールリップとの接触面を通り過ぎたオ
イルに遠心力を与えてハウジング内部に引き戻すように
することがある。
【0003】しかしながら、このようにスリンガを設け
た場合においても、回転軸が停止した場合は遠心力によ
る戻し作用を行わせることができないために、シールリ
ップとの接触部分を通過して主スリンガの表面に付着し
た微少のオイルがスリンガの円筒部の表面を伝って外部
に漏れ出す可能性があった。
【0004】なお、このようなオイル漏れを予防するた
めに、実開平1−168061号公報などに見られるよ
うに主スリンガの外側に副スリンガを設けるとともに、
両スリンガの間に向って突出するリング状突起をシール
リングの内周面に設けたものがあるが、この場合はオイ
ルシールの構造が複雑になってしまうという不具合があ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記実情に鑑
みてなされたものであって、回転軸の回転中はもちろん
のこと、回転軸が停止した状態においてもオイル漏れを
的確に防止することができる信頼性の高い簡潔構成のオ
イルシールを提供することを課題としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、回転軸のハウジング貫通部位に取り付けら
れるオイルシールを、前記ハウジングに設けた貫通孔に
嵌着されて先端に至るにつれて拡径するシールリップを
内周に設けたシールリングと、前記シールリップの先端
部内側面に摺接するシール面を外側に形成したフランジ
を前記回転軸に嵌着される円筒部の内端に設けたスリン
ガで構成している。そして、前記シールリップに向って
突出するオイルダムを前記円筒部の表面に設けてフラン
ジの外側に環状のオイル溜りを形成したことを特徴とし
ている。
【0007】なお本発明は、スリンガの円筒部を膨出成
形し、または、スリンガの円筒部にOリングを装着して
オイルダムを構成することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施形態を図に基
づいて詳細に説明する。図1は本発明に係るオイルシー
ルの一実施形態を示す断面図であり、ハウジング1に設
けた回転軸2の貫通孔3にオイルシール4を取り付けて
いる。オイルシール4は、前記貫通孔3に嵌着したシー
ルリング5と、回転軸2に嵌着したスリンガ6を備えて
いる。
【0009】シールリング5は、貫通孔3に密接するパ
ッキン5aを外周面に装着したアウタリング5bと、該
アウタリング5bの内周に一体形成したシールリップ5
cで構成されている。
【0010】シールリップ5cは、先端に至るにつれて
次第に拡径しつつハウジング1の内方に向って突出する
いわゆる外向きのシールリップを構成している。5dは
シールリップ5cの基部内周面に案内溝5eを形成する
補助リップであり、シールリップ5cの内周面に付着し
て流下するオイルを受容する。5fは外部からの異物の
侵入を阻止するダストシールである。
【0011】一方、スリンガ6は、回転軸2に嵌合する
円筒部6aと、この円筒部6aの内端から外周方向に屈
曲するフランジ6bを備えており、このフランジ6bの
外側面(大気側)を前記シールリップ5cに摺接するシ
ール面6cとしている。6dは円筒部6aと回転軸2の
嵌合隙間を密封するパッキンである。
【0012】ここに本実施形態においては、シールリッ
プ5cの基部との対向位置においてスリンガ6の円筒部
6aをリング状に膨出成形してオイルダム6eを構成す
ることにより、フランジ6bの外側に環状のオイル溜り
6fを形成している。
【0013】かかる構成になるオイルシールにおいて、
回転軸2が回転している場合は、シールリップ5cとの
摺接隙間を通過してシールリップ5cの潤滑作用をした
微少のオイルは、回転軸2とともに回転しているスリン
ガ6のフランジ6bによる遠心力を受けて再びハウジン
グ1内に戻される。
【0014】一方、回転軸2が停止している場合は、フ
ランジ6bによる遠心力が与えられないために、回転軸
2の中心より上方においてフランジ6cのシール面6d
に付着しているオイルが円筒部6aを伝わってダストシ
ール7の隙間から漏れ出そうとする。ところが、円筒部
6aにはオイルダム6eによるオイル溜り6fを形成し
ているために、フランジ6bのシール面6cに沿って流
下したオイルはこのオイルダム6eによる阻止作用を受
けてオイル溜り6fに集められ、このオイル溜り6fを
円周方向に流れてシールリップ5cの表面に滴下する。
【0015】このとき、オイルダム6eは先端に至るに
つれて拡径するシールリップ5cに対向して形成されて
いる。従って、オイル溜り6fを円周方向に流れて滴下
したオイルは、シールリップ5cの表面を伝って下方の
シール面6cとの接触部分を経てハウジング1内に戻さ
れる。
【0016】また、回転軸2の中心より上部においてシ
ールリップ5cの表面に付着しているオイルは、案内溝
5eによる案内作用を受けてオイル溜り6fに滴下して
上記同様の過程を経てハウジング1内に戻され、あるい
は、回転軸2の中心より下方においてシールリップ5c
とシール面6cの間に一時貯溜されるために、従来のよ
うにオイル漏れが生じる懸念がない。
【0017】上記実施形態においてはスリンガ6の円筒
部6aの一部をリング状に膨出成形してオイルダム6e
を構成することにより、部品点数の増加による製造コス
トの上昇を回避しているが、他の手段でオイルダム6e
を構成することもできる。
【0018】すなわち、図2は本発明に係るオイルシー
ルの他の実施形態を示す断面図であり、この実施形態に
おいては、スリンガ6の円筒部6aにOリング6gを嵌
着してオイルダムを構成している。従って、この実施形
態による場合は、汎用部品であるOリング6gを用いな
がらも所望高さのオイルダムを容易に構成することがで
きるとともに、スリンガ6の成形工程を簡略化すること
ができる利点がある。
【0019】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明
は、先端に至るにつれて拡径するシールリップに向って
突出するオイルダムをスリンガの円筒部の表面に設けて
フランジの外側に環状のオイル溜りを形成してオイルの
流出を阻止するようにしたものであるから、回転軸の回
転中はもちろんのこと、回転軸が停止した状態において
もオイル漏れを的確に防止することができる。また、ス
リンガの円筒部にオイルダムを設けてフランジの外側に
環状のオイル溜りを形成するという簡潔構成でありなが
らも所期の目的を達成することができるために、オイル
シールの製造コストが上昇してしまうこともない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るオイルシールの一実施形態を示す
断面図である。
【図2】本発明に係るオイルシールの他の実施形態を示
す断面図である。
【符号の説明】
1 ハウジング 2 回転軸 3 貫通孔 4 オイルシール 5 シールリング 5a パッキン 5b アウタリング 5c シールリップ 5d 補助リップ 5e 案内溝 5f ダストシール 6 スリンガ 6a 円筒部 6b フランジ 6c シール面 6d パッキン 6e オイルダム 6f オイル溜り 6g Oリング

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転軸のハウジング貫通部位に取り付け
    られるオイルシールであって、前記ハウジングに設けた
    貫通孔に嵌着されて先端に至るにつれて拡径するシール
    リップを内周に設けたシールリングと、前記シールリッ
    プの先端部内側面に摺接するシール面を外側に形成した
    フランジを前記回転軸に嵌着される円筒部の内端に設け
    たスリンガを備え、前記シールリップに向って突出する
    オイルダムを前記円筒部の表面に設けてフランジの外側
    に環状のオイル溜りを形成したことを特徴とするオイル
    シール。
  2. 【請求項2】 スリンガの円筒部を膨出成形してオイル
    ダムを構成したことを特徴とする請求項1に記載のオイ
    ルシール。
  3. 【請求項3】 スリンガの円筒部にOリングを装着して
    オイルダムを構成したことを特徴とする請求項1に記載
    のオイルシール。
JP9065358A 1997-03-04 1997-03-04 オイルシール Pending JPH10246338A (ja)

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JP9065358A JPH10246338A (ja) 1997-03-04 1997-03-04 オイルシール

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JP9065358A JPH10246338A (ja) 1997-03-04 1997-03-04 オイルシール

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JPH10246338A true JPH10246338A (ja) 1998-09-14

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ID=13284667

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JP9065358A Pending JPH10246338A (ja) 1997-03-04 1997-03-04 オイルシール

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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