JPH1024658A - 遊離した反応相成分を有する熱転写媒体 - Google Patents
遊離した反応相成分を有する熱転写媒体Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 引掻きやしみのないイメージを供給する熱転
写式媒体を提供する。 【解決手段】 本発明によれば、転写の際に加熱される
と分子量が増加する反応成分(結合剤)を用いて、引掻
きおよびしみに対し高い抵抗性を有するイメージを生成
することのできる熱転写リボン(20)が提供される。
反応成分は、エポキシ樹脂結合剤と、エポキシ樹脂結合
剤のための架橋剤とからなり、それらは、架橋剤または
エポキシ樹脂のいずれか若しくはその両方を溶解しない
被覆剤溶液を使用することによって、熱印刷ヘッド(3
0)にさらされるまで熱転写層(24)内で別々の相に
保持される。
写式媒体を提供する。 【解決手段】 本発明によれば、転写の際に加熱される
と分子量が増加する反応成分(結合剤)を用いて、引掻
きおよびしみに対し高い抵抗性を有するイメージを生成
することのできる熱転写リボン(20)が提供される。
反応成分は、エポキシ樹脂結合剤と、エポキシ樹脂結合
剤のための架橋剤とからなり、それらは、架橋剤または
エポキシ樹脂のいずれか若しくはその両方を溶解しない
被覆剤溶液を使用することによって、熱印刷ヘッド(3
0)にさらされるまで熱転写層(24)内で別々の相に
保持される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、簿膜抵抗器でプリ
ントリボンの正確な場所を確実に加熱することにより被
印刷基板(receiving substrate)上にイメージを形成
する熱転写式印刷に関する。局部的に加熱することによ
り、インクや他の感熱材料をリボンから被印刷基板に転
写することができる。感熱材料は、通常、光学的にまた
は磁気的に検出しうる顔料または染料である。
ントリボンの正確な場所を確実に加熱することにより被
印刷基板(receiving substrate)上にイメージを形成
する熱転写式印刷に関する。局部的に加熱することによ
り、インクや他の感熱材料をリボンから被印刷基板に転
写することができる。感熱材料は、通常、光学的にまた
は磁気的に検出しうる顔料または染料である。
【0002】
【従来の技術】熱転写式印刷は、印刷作業中に出る雑音
が比較的低いことなどの利点のために、多くの用途にお
いて衝撃式印刷に取って代わった。熱転写式印刷は、機
械読み取り可能なバーコードやアルファベッド式磁気文
字の印刷などの特別な分野で広く用いられている。熱転
写方式は、イメージを生成するにあたり柔軟性を多いに
発揮し、変化に富んだスタイルやサイズおよび色の印刷
イメージを可能にする。熱転写式印刷には適用上いくつ
かの制限がある。たとえば、キャリアから被印刷基板へ
の熱転写を可能にする熱転写構成の特性は、印刷物の耐
久性に制限を与える。従来の方式による印刷物は、連続
するソート作業の場合は特に、しみや汚れが付く恐れが
あった。このしみ付きによって、光学式文字認識や磁気
インキ文字認識などの文字認識が困難となり、時には不
可能となる。極端な場合には、しみ付きによってバーコ
ードを読むことさえも困難になってしまう。
が比較的低いことなどの利点のために、多くの用途にお
いて衝撃式印刷に取って代わった。熱転写式印刷は、機
械読み取り可能なバーコードやアルファベッド式磁気文
字の印刷などの特別な分野で広く用いられている。熱転
写方式は、イメージを生成するにあたり柔軟性を多いに
発揮し、変化に富んだスタイルやサイズおよび色の印刷
イメージを可能にする。熱転写式印刷には適用上いくつ
かの制限がある。たとえば、キャリアから被印刷基板へ
の熱転写を可能にする熱転写構成の特性は、印刷物の耐
久性に制限を与える。従来の方式による印刷物は、連続
するソート作業の場合は特に、しみや汚れが付く恐れが
あった。このしみ付きによって、光学式文字認識や磁気
インキ文字認識などの文字認識が困難となり、時には不
可能となる。極端な場合には、しみ付きによってバーコ
ードを読むことさえも困難になってしまう。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、引掻
きやしみのないイメージを供給する熱転写式媒体を提供
することにある。
きやしみのないイメージを供給する熱転写式媒体を提供
することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、柔軟な
基板と熱転写層とからなる熱転写媒体において、前記熱
転写層は、200℃より低い軟化点を有し、エポキシ樹
脂結合剤と、エポキシ樹脂結合剤と感熱材料との架橋結
合を起こす架橋剤とからなり、エポキシ樹脂および架橋
剤は、周囲温度では個体であり、溶融混合なしで反応す
ることのないよう単一層内で別々の相に別れ、50℃か
ら250℃の範囲内の温度で溶融混合され反応すること
を特徴とする熱転写媒体が提供される。
基板と熱転写層とからなる熱転写媒体において、前記熱
転写層は、200℃より低い軟化点を有し、エポキシ樹
脂結合剤と、エポキシ樹脂結合剤と感熱材料との架橋結
合を起こす架橋剤とからなり、エポキシ樹脂および架橋
剤は、周囲温度では個体であり、溶融混合なしで反応す
ることのないよう単一層内で別々の相に別れ、50℃か
ら250℃の範囲内の温度で溶融混合され反応すること
を特徴とする熱転写媒体が提供される。
【0005】転写層内で別々の相のエポキシ樹脂と架橋
剤とを含むことにより、基板上に2つ以上(more than
one)の分離層を設ける必要がなくなる。
剤とを含むことにより、基板上に2つ以上(more than
one)の分離層を設ける必要がなくなる。
【0006】
【発明の実施の形態】図1に示されたように、熱転写媒
体20は、本発明の好ましい実施例であり、柔軟な材料
の基板22と、熱転写層24とからなる。柔軟な材料と
は、好ましくは薄い滑らかな紙またはプラスチックのよ
うな材料である。グラッツ(Glatz)により製造されて
いる30〜40ゲージのコンデンサ薄葉紙(capacitor
tissue)などの薄葉紙タイプの紙材料や、マイラ(Myla
r)という商標のデュポン(Dupont)により製造されて
いる14〜35ゲージのポリエステルフィルムなどのポ
リエステルタイプのプラスチック材料が好適である。ポ
リエチレン・ナフテネート(polyethylene napthalat
e)・フィルム、ポリエチレン・テレフタレート・フィ
ルム、ナイロンなどのポリアミド・フィルム、ポリプロ
ピレンフィルムなどのポリオレフィン・フィルム、トリ
アセテート・フィルムなどのセルロースフィルム、およ
びポリカーボネート.フィルムもまた好適である。基板
は、取り扱いやコーティングを楽にするために高い引っ
張り強度を有し、好ましくは、熱印刷ヘッド内の加熱エ
レメントの寿命を長くするため最小限の厚さと低い熱抵
抗性においてこれらの特性が付与されるべきである。そ
の厚みは、好ましくは、3から50μmである。必要で
あれば、基板もしくはベースフィルムは、熱転写層に対
向する表面にバックコーティングが施されてもよい。
体20は、本発明の好ましい実施例であり、柔軟な材料
の基板22と、熱転写層24とからなる。柔軟な材料と
は、好ましくは薄い滑らかな紙またはプラスチックのよ
うな材料である。グラッツ(Glatz)により製造されて
いる30〜40ゲージのコンデンサ薄葉紙(capacitor
tissue)などの薄葉紙タイプの紙材料や、マイラ(Myla
r)という商標のデュポン(Dupont)により製造されて
いる14〜35ゲージのポリエステルフィルムなどのポ
リエステルタイプのプラスチック材料が好適である。ポ
リエチレン・ナフテネート(polyethylene napthalat
e)・フィルム、ポリエチレン・テレフタレート・フィ
ルム、ナイロンなどのポリアミド・フィルム、ポリプロ
ピレンフィルムなどのポリオレフィン・フィルム、トリ
アセテート・フィルムなどのセルロースフィルム、およ
びポリカーボネート.フィルムもまた好適である。基板
は、取り扱いやコーティングを楽にするために高い引っ
張り強度を有し、好ましくは、熱印刷ヘッド内の加熱エ
レメントの寿命を長くするため最小限の厚さと低い熱抵
抗性においてこれらの特性が付与されるべきである。そ
の厚みは、好ましくは、3から50μmである。必要で
あれば、基板もしくはベースフィルムは、熱転写層に対
向する表面にバックコーティングが施されてもよい。
【0007】熱転写層24は、200℃以下、好ましく
は150℃以下、さらに好ましくは50℃から80℃ま
での軟化点を有する。この範囲内の軟化温度は、一般的
に100℃から250℃までの範囲、さらに一般的には
100℃から150℃までの範囲の温度で作動する印刷
ヘッドを有する従来の熱転写式プリンタでの熱転写媒体
の使用を可能にする。ここで用いられる用語「軟化点」
とは、固形材料が溶融可能で流動可能となる温度をい
う。
は150℃以下、さらに好ましくは50℃から80℃ま
での軟化点を有する。この範囲内の軟化温度は、一般的
に100℃から250℃までの範囲、さらに一般的には
100℃から150℃までの範囲の温度で作動する印刷
ヘッドを有する従来の熱転写式プリンタでの熱転写媒体
の使用を可能にする。ここで用いられる用語「軟化点」
とは、固形材料が溶融可能で流動可能となる温度をい
う。
【0008】熱転写層は、エポキシ樹脂結合剤と、エポ
キシ樹脂のための架橋剤と、感熱材料とからなる。エポ
キシ樹脂と架橋剤は、好ましくは熱印刷印刷ヘッドの作
動温度で、さらに好ましくは75℃から150℃で軟化
され溶融混合されたときに迅速に反応するように選択さ
れる。これらの温度で溶融混合されると、エポキシ樹脂
と架橋剤とのいくつかの組み合わせは周囲温度で反応を
示す。選択されたエポキシ樹脂と架橋剤は、周囲温度で
個体となり、熱転写層内で別々の相に遊離される。好ま
しくは、エポキシ樹脂は、50℃を越えるガラス転移温
度を有する。エポキシ樹脂および架橋剤はまた、上述し
た熱転写層の軟化温度の必要条件に準じた、200℃以
下、好ましくは150℃以下、さらに好ましくは50℃
から80℃の範囲内の軟化点を有する。このような軟化
温度は、たとえば従来の熱印刷ヘッドにより50℃から
250℃の範囲の温度で加熱された場合にエポキシ樹脂
および架橋剤が溶融混合し得る温度であり、これによっ
て架橋反応が促進される。エポキシ樹脂および/または
架橋剤が100℃を越える軟化点を有する場合は、これ
らの成分を溶融混合するに十分高い作動温度を有する印
刷ヘッドを採用する必要があることが考えられる。
キシ樹脂のための架橋剤と、感熱材料とからなる。エポ
キシ樹脂と架橋剤は、好ましくは熱印刷印刷ヘッドの作
動温度で、さらに好ましくは75℃から150℃で軟化
され溶融混合されたときに迅速に反応するように選択さ
れる。これらの温度で溶融混合されると、エポキシ樹脂
と架橋剤とのいくつかの組み合わせは周囲温度で反応を
示す。選択されたエポキシ樹脂と架橋剤は、周囲温度で
個体となり、熱転写層内で別々の相に遊離される。好ま
しくは、エポキシ樹脂は、50℃を越えるガラス転移温
度を有する。エポキシ樹脂および架橋剤はまた、上述し
た熱転写層の軟化温度の必要条件に準じた、200℃以
下、好ましくは150℃以下、さらに好ましくは50℃
から80℃の範囲内の軟化点を有する。このような軟化
温度は、たとえば従来の熱印刷ヘッドにより50℃から
250℃の範囲の温度で加熱された場合にエポキシ樹脂
および架橋剤が溶融混合し得る温度であり、これによっ
て架橋反応が促進される。エポキシ樹脂および/または
架橋剤が100℃を越える軟化点を有する場合は、これ
らの成分を溶融混合するに十分高い作動温度を有する印
刷ヘッドを採用する必要があることが考えられる。
【0009】本発明に用いられるに適した好ましいエポ
キシ樹脂は、架橋結合された際分子量が十分に増加する
ように、少なくとも2つのオキシラン基
キシ樹脂は、架橋結合された際分子量が十分に増加する
ように、少なくとも2つのオキシラン基
【数1】 を有する。エポキシ樹脂上でハイドロキシル基によって
も架橋結合は行なわれる。用いられたエポキシ樹脂の少
なくとも一部は、2つもしくはそれ以上のオキシラン基
を有する。好ましい樹脂には、エピクロロヒドリンをフ
ェノール/ホルムアルデヒド凝縮物またはクレゾール/
ホルムアルデヒド凝縮物に反応させることによって得ら
れるエポキシ・ノボラック樹脂がある。これらの樹脂
は、一般的に、多数のエポキシ基を有する部分硬化状態
のB段階樹脂である。好適なエポキシ・ノボラック樹脂
の特別な例には、シェル・ケミカル社(Shell Chemical
Co.)より入手可能なエポン(Epon)164がある。
も架橋結合は行なわれる。用いられたエポキシ樹脂の少
なくとも一部は、2つもしくはそれ以上のオキシラン基
を有する。好ましい樹脂には、エピクロロヒドリンをフ
ェノール/ホルムアルデヒド凝縮物またはクレゾール/
ホルムアルデヒド凝縮物に反応させることによって得ら
れるエポキシ・ノボラック樹脂がある。これらの樹脂
は、一般的に、多数のエポキシ基を有する部分硬化状態
のB段階樹脂である。好適なエポキシ・ノボラック樹脂
の特別な例には、シェル・ケミカル社(Shell Chemical
Co.)より入手可能なエポン(Epon)164がある。
【0010】好ましいエポキシ樹脂には、エピクロロヒ
ドリンをビスフェノールAなどのポリヒドロキシ・モノ
マーと反応させることにより得られるポリグリシジル・
エーテル・ポリマーも含まれる。特定例は、シバ・ゲイ
ジイ社(Ciba-Geigy Corp.)の商標名アラルダイト(Ar
aldite)GT7013で販売されているものである。こ
れらのポリマーは、一般的に線状であり、熱エポキシ基
を有する。脂肪族のバックボーン(aliphatic backbon
e)を含む他のバックボーン構造を有するポリマーは、
上述した融点/軟化点の必要条件が満たされる場合に好
適である。これらには、エピクロロヒドリンを1,4−
ブタンジオール、ネオペンチル・ブリコール、またはト
リメチロールプロパンと反応させることにより得られる
ポリグリシジル・エーテルが含まれる。上述の好ましい
エポキシ樹脂は、大部分の架橋剤と溶融混合された際に
好ましく反応する。最も好ましいエポキシ樹脂は、分子
量によって決定される所望の融点/軟化点による。
ドリンをビスフェノールAなどのポリヒドロキシ・モノ
マーと反応させることにより得られるポリグリシジル・
エーテル・ポリマーも含まれる。特定例は、シバ・ゲイ
ジイ社(Ciba-Geigy Corp.)の商標名アラルダイト(Ar
aldite)GT7013で販売されているものである。こ
れらのポリマーは、一般的に線状であり、熱エポキシ基
を有する。脂肪族のバックボーン(aliphatic backbon
e)を含む他のバックボーン構造を有するポリマーは、
上述した融点/軟化点の必要条件が満たされる場合に好
適である。これらには、エピクロロヒドリンを1,4−
ブタンジオール、ネオペンチル・ブリコール、またはト
リメチロールプロパンと反応させることにより得られる
ポリグリシジル・エーテルが含まれる。上述の好ましい
エポキシ樹脂は、大部分の架橋剤と溶融混合された際に
好ましく反応する。最も好ましいエポキシ樹脂は、分子
量によって決定される所望の融点/軟化点による。
【0011】本発明で使用されるに好ましい架橋剤は、
エポキシ樹脂を硬化するために従来より用いられていた
ものであり、上述した融点/軟化点の必要条件を満た
し、少なくとも2つの反応基を有し、従来の熱印刷ヘッ
ドの作動温度範囲内の温度で好ましく活性化するもので
あり、最も好ましくは、熱転写式プリンタの従来の熱印
刷ヘッドによって活性化されると2分の1未満で十分な
架橋結合を供給するようにエポキシと高反応を示すもの
である。好ましい架橋剤は、エポキシ樹脂エポキシ基、
ハイドロキシル基、またはその両方に反応する。熱転写
媒体の自己安定性を改善するために、60℃から100
℃の範囲の活性温度を有することが架橋剤にとって望ま
しい。100℃を越える活性温度を有する架橋剤は、活
性温度が使用される印刷ヘッドの作動温度より低い温度
であれば採用できる。
エポキシ樹脂を硬化するために従来より用いられていた
ものであり、上述した融点/軟化点の必要条件を満た
し、少なくとも2つの反応基を有し、従来の熱印刷ヘッ
ドの作動温度範囲内の温度で好ましく活性化するもので
あり、最も好ましくは、熱転写式プリンタの従来の熱印
刷ヘッドによって活性化されると2分の1未満で十分な
架橋結合を供給するようにエポキシと高反応を示すもの
である。好ましい架橋剤は、エポキシ樹脂エポキシ基、
ハイドロキシル基、またはその両方に反応する。熱転写
媒体の自己安定性を改善するために、60℃から100
℃の範囲の活性温度を有することが架橋剤にとって望ま
しい。100℃を越える活性温度を有する架橋剤は、活
性温度が使用される印刷ヘッドの作動温度より低い温度
であれば採用できる。
【0012】好適な架橋剤には、少なくとも2つの第一
もしくは第二アミンを有する他のモノマーを伴う又は伴
わない、多官能価アミン(ジアミン)のポリマーまたは
オリゴマーであるポリアミンが含まれる。これらのポリ
アミン・プレポリマー/オリゴマーは、しばし改質アミ
ンと呼ばれる。融点/軟化点の必要条件を満たす分子量
を得るために初期重合(prepolymerize)される。好適
な改質アミンの例には、それぞれシェル・ケミカル社お
よびエア・プロダクツによって商標名エピキュア(Epic
ure)P101およびアンカマイン(Ancamine)201
4FGで販売されているものがある。脂肪族アミン誘導
体は、他の類の適切なポリアミンである。これらには、
ジシアンジアミドおよびイミダゾールが含まれる。他の
好適な架橋剤には、カルボン酸官能ポリエステル樹脂、
フェノールフォルムアルデヒド樹脂およびアミノフォル
ムアルデヒド樹脂が含まれる。フェノールフォルムアル
デヒド樹脂内に含まれるものは、レゾールおよびフェノ
ールノボラック樹脂である。
もしくは第二アミンを有する他のモノマーを伴う又は伴
わない、多官能価アミン(ジアミン)のポリマーまたは
オリゴマーであるポリアミンが含まれる。これらのポリ
アミン・プレポリマー/オリゴマーは、しばし改質アミ
ンと呼ばれる。融点/軟化点の必要条件を満たす分子量
を得るために初期重合(prepolymerize)される。好適
な改質アミンの例には、それぞれシェル・ケミカル社お
よびエア・プロダクツによって商標名エピキュア(Epic
ure)P101およびアンカマイン(Ancamine)201
4FGで販売されているものがある。脂肪族アミン誘導
体は、他の類の適切なポリアミンである。これらには、
ジシアンジアミドおよびイミダゾールが含まれる。他の
好適な架橋剤には、カルボン酸官能ポリエステル樹脂、
フェノールフォルムアルデヒド樹脂およびアミノフォル
ムアルデヒド樹脂が含まれる。フェノールフォルムアル
デヒド樹脂内に含まれるものは、レゾールおよびフェノ
ールノボラック樹脂である。
【0013】エポキシ樹脂結合剤と架橋剤との組み合わ
せを選択するにあたり、それらの可溶性もまた考慮され
る。架橋剤およびエポキシ樹脂結合剤の組み合わせの両
方を含む単一の熱転写層を形成するために、少なくとも
成分のひとつは、熱転写層内で別々の相に分けられるよ
うに、被膜剤(coating formulation)の溶剤に対して
不溶性でなければならない。溶剤およびエポキシ樹脂の
結合剤は、多量の被膜剤からなるので、被膜剤のための
溶剤に溶解しない架橋剤を採用するのが簡単である。し
かしながら、架橋剤は、溶剤内にエポキシ樹脂結合剤が
浮遊している(溶解しない)場合に用いられる溶剤にお
いて溶解するであろう。
せを選択するにあたり、それらの可溶性もまた考慮され
る。架橋剤およびエポキシ樹脂結合剤の組み合わせの両
方を含む単一の熱転写層を形成するために、少なくとも
成分のひとつは、熱転写層内で別々の相に分けられるよ
うに、被膜剤(coating formulation)の溶剤に対して
不溶性でなければならない。溶剤およびエポキシ樹脂の
結合剤は、多量の被膜剤からなるので、被膜剤のための
溶剤に溶解しない架橋剤を採用するのが簡単である。し
かしながら、架橋剤は、溶剤内にエポキシ樹脂結合剤が
浮遊している(溶解しない)場合に用いられる溶剤にお
いて溶解するであろう。
【0014】架橋剤の活動度を強化するために、架橋剤
を含む相内または相外のいずれかに熱転写層内に促進剤
が加えられる。例には、第三アミンおよびTGIC(ト
リグリシジルイソシアヌレート(triglycidylisocyanur
ate))が含まれる。促進剤は、周囲温度においては固
形であり、200℃未満の軟化点を有するものでなけれ
ばならない。好ましくは、促進剤の軟化点は、エポキシ
樹脂結合剤および架橋剤の軟化点に適合している。好ま
しくは、促進剤は、50℃から250℃までの範囲の温
度で架橋結合反応を促進する。
を含む相内または相外のいずれかに熱転写層内に促進剤
が加えられる。例には、第三アミンおよびTGIC(ト
リグリシジルイソシアヌレート(triglycidylisocyanur
ate))が含まれる。促進剤は、周囲温度においては固
形であり、200℃未満の軟化点を有するものでなけれ
ばならない。好ましくは、促進剤の軟化点は、エポキシ
樹脂結合剤および架橋剤の軟化点に適合している。好ま
しくは、促進剤は、50℃から250℃までの範囲の温
度で架橋結合反応を促進する。
【0015】熱転写層の他の成分は、光学的手段、磁気
的手段、電気伝導性手段、もしくは光電手段によって視
覚的に感知可能な感熱材料である。感熱材料は、一般的
に、染料または顔料または磁性粒子などの着色剤であ
る。
的手段、電気伝導性手段、もしくは光電手段によって視
覚的に感知可能な感熱材料である。感熱材料は、一般的
に、染料または顔料または磁性粒子などの着色剤であ
る。
【0016】従来のインクリボンに用いられた着色剤で
あればどれも好ましく、それには、カーボンブラックや
さまざまな有機および無機の顔料および染料が含まれ
る。たとえば、フタロシアニン染料および蛍光ナフチル
アミン染料、またそれ以外にカドミウム、サクラソウ、
黄鉛、ウルトラマリンブルー、二酸化チタン、酸化亜
鉛、酸化鉄、酸化コバルト、酸化ニッケルなどがある。
磁性熱転写式(magnetic thermal)印刷の場合、熱転写
コーティングには、光学的に、または人により、または
機械によって文字を読むことができるように、イメージ
ング作業やコーティング作業に用いられる磁性顔料また
は粒子が含まれる。磁性熱転写リボンは、磁気信号誘導
性インクで基板をコード化またはイメージングする限り
は熱転写式印刷の長所を発揮する。感熱材料は、一般的
に、重量で、熱転写層を形成する被膜剤の乾燥成分全体
の約5から50の割合の量使用される。
あればどれも好ましく、それには、カーボンブラックや
さまざまな有機および無機の顔料および染料が含まれ
る。たとえば、フタロシアニン染料および蛍光ナフチル
アミン染料、またそれ以外にカドミウム、サクラソウ、
黄鉛、ウルトラマリンブルー、二酸化チタン、酸化亜
鉛、酸化鉄、酸化コバルト、酸化ニッケルなどがある。
磁性熱転写式(magnetic thermal)印刷の場合、熱転写
コーティングには、光学的に、または人により、または
機械によって文字を読むことができるように、イメージ
ング作業やコーティング作業に用いられる磁性顔料また
は粒子が含まれる。磁性熱転写リボンは、磁気信号誘導
性インクで基板をコード化またはイメージングする限り
は熱転写式印刷の長所を発揮する。感熱材料は、一般的
に、重量で、熱転写層を形成する被膜剤の乾燥成分全体
の約5から50の割合の量使用される。
【0017】エポキシ樹脂は、好ましくは、全個体ベー
スで熱転写層の30から65重量パーセントを構成し、
架橋剤は、好ましくは、個体ベースで熱転写層の5から
25重量パーセントを構成する。架橋剤およびエポキシ
樹脂は、ポリマー結合溶液を生成し、分離した相を形成
するようにこの溶液内にエポキシ樹脂および/または架
橋剤を分散させることにより別々の相内に保持される。
スで熱転写層の30から65重量パーセントを構成し、
架橋剤は、好ましくは、個体ベースで熱転写層の5から
25重量パーセントを構成する。架橋剤およびエポキシ
樹脂は、ポリマー結合溶液を生成し、分離した相を形成
するようにこの溶液内にエポキシ樹脂および/または架
橋剤を分散させることにより別々の相内に保持される。
【0018】基板上にこの溶液をコーティングすると、
エポキシ樹脂および/または架橋剤は、分離した相の一
部としてポリマー結合剤内で分散されたままである。エ
ポキシ樹脂または架橋剤は、溶液内の一方を溶解し、そ
の後溶液内のもう一方を分散することによりポリマー結
合剤として機能可能である。熱可塑性樹脂は、溶液内で
溶解されたポリマー結合剤として機能し、エポキシ樹脂
および架橋剤は、両方とも別々の相として分散され得
る。ポリマー溶剤の生成は、H.B.フーラー(Fulle
r)より入手可能な粉体コーティングに用いられるアミ
ン硬化剤など、架橋剤がエポキシ樹脂内で予め分散され
ている場合は必要ない。
エポキシ樹脂および/または架橋剤は、分離した相の一
部としてポリマー結合剤内で分散されたままである。エ
ポキシ樹脂または架橋剤は、溶液内の一方を溶解し、そ
の後溶液内のもう一方を分散することによりポリマー結
合剤として機能可能である。熱可塑性樹脂は、溶液内で
溶解されたポリマー結合剤として機能し、エポキシ樹脂
および架橋剤は、両方とも別々の相として分散され得
る。ポリマー溶剤の生成は、H.B.フーラー(Fulle
r)より入手可能な粉体コーティングに用いられるアミ
ン硬化剤など、架橋剤がエポキシ樹脂内で予め分散され
ている場合は必要ない。
【0019】熱可塑性樹脂は、好ましくは、100℃か
ら300℃の範囲の融点を有する。100℃から300
℃の範囲内の融点を有する熱可塑性樹脂が最も好まし
い。好適な熱可塑性樹脂は、たとえば、ポリ塩化ビニ
ル、ポリ酢酸ビニル、塩化ビニル‐酢酸ビニル樹脂(vi
nyl chloride-vinyl acetate copolymers)、ポリエチ
レン、ポリプロピレン、ポリアセタール、エチレン‐酢
酸ビニル樹脂、エチレン・アルキル・アクリル(メタク
リル)樹脂(ethylene alkyl (meth)acrylate copolyme
r)、エチレン‐酢酸エチル樹脂(ethylene-ethyl acet
ate copolymer)、ポリスチレン、スチレン樹脂、ポリ
アミド、エチルセルロース、エポキシ樹脂、キシレン樹
脂、ケトン樹脂、石油樹脂、ロジンまたはその派生物、
テルペン樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリビニル・ブチリ
ル(polyvinyl butyryl)、およびブタジエンスチレン
ゴム、ニトリルゴム、アクリルゴム、エチレンプロピレ
ンゴムなどの合成ゴムである。さらに、ポリビニル・ア
ルコール、エチレン・アルキル・アクリル(メタクリ
ル)樹脂、スチレン・アルキル・アクリル(メタクリ
ル)樹脂、飽和ポリエステルなども好ましい。上記の樹
脂の混合物も採用可能である。転写感度の観点からは低
い軟化温度を有することが熱可塑性樹脂に望まれる。イ
メージの統一性の観点からは高い軟化点を有することが
これらの樹脂に望まれる。熱可塑性樹脂は、熱転写層を
形成する被膜剤全体の乾燥成分の重量に基づいて5から
15重量パーセント、特に10重量パーセントで使用さ
れるのが望ましい。
ら300℃の範囲の融点を有する。100℃から300
℃の範囲内の融点を有する熱可塑性樹脂が最も好まし
い。好適な熱可塑性樹脂は、たとえば、ポリ塩化ビニ
ル、ポリ酢酸ビニル、塩化ビニル‐酢酸ビニル樹脂(vi
nyl chloride-vinyl acetate copolymers)、ポリエチ
レン、ポリプロピレン、ポリアセタール、エチレン‐酢
酸ビニル樹脂、エチレン・アルキル・アクリル(メタク
リル)樹脂(ethylene alkyl (meth)acrylate copolyme
r)、エチレン‐酢酸エチル樹脂(ethylene-ethyl acet
ate copolymer)、ポリスチレン、スチレン樹脂、ポリ
アミド、エチルセルロース、エポキシ樹脂、キシレン樹
脂、ケトン樹脂、石油樹脂、ロジンまたはその派生物、
テルペン樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリビニル・ブチリ
ル(polyvinyl butyryl)、およびブタジエンスチレン
ゴム、ニトリルゴム、アクリルゴム、エチレンプロピレ
ンゴムなどの合成ゴムである。さらに、ポリビニル・ア
ルコール、エチレン・アルキル・アクリル(メタクリ
ル)樹脂、スチレン・アルキル・アクリル(メタクリ
ル)樹脂、飽和ポリエステルなども好ましい。上記の樹
脂の混合物も採用可能である。転写感度の観点からは低
い軟化温度を有することが熱可塑性樹脂に望まれる。イ
メージの統一性の観点からは高い軟化点を有することが
これらの樹脂に望まれる。熱可塑性樹脂は、熱転写層を
形成する被膜剤全体の乾燥成分の重量に基づいて5から
15重量パーセント、特に10重量パーセントで使用さ
れるのが望ましい。
【0020】熱転写層は、熱転写媒体に一般的に用いら
れる従来のワックスおよび可塑剤の使用は必要ないが、
それらは本発明の熱転写媒体で用いてもよい。
れる従来のワックスおよび可塑剤の使用は必要ないが、
それらは本発明の熱転写媒体で用いてもよい。
【0021】熱転写層は、熱転写層の処理工程および性
能を促進するために、従来の熱転写媒体に一般的に用い
られた従来の添加物を含んでもよい。これらは、油など
の柔軟剤、紫外線吸収剤など耐候性向上剤、ポリテトラ
フルオロエチレンや微紛ポリエチレンなどの耐引掻き性
および耐摩耗性向上剤、および充填剤である。全個体に
対して全体で45重量パーセント以下の添加物を熱転写
層で使用することができる。
能を促進するために、従来の熱転写媒体に一般的に用い
られた従来の添加物を含んでもよい。これらは、油など
の柔軟剤、紫外線吸収剤など耐候性向上剤、ポリテトラ
フルオロエチレンや微紛ポリエチレンなどの耐引掻き性
および耐摩耗性向上剤、および充填剤である。全個体に
対して全体で45重量パーセント以下の添加物を熱転写
層で使用することができる。
【0022】被膜剤を生成し、従来の溶剤コーティング
装置に設置されたメイヤー・ロッド(Meyer Rod)やワ
イヤー状円形ドクターバー(like wire-round doctor b
ar)などの従来のコーティング技術で基盤に被膜剤を塗
布して、好ましくは1.9から4.3g/mm2の間の
被膜重量に等しい所望の被膜厚さを形成することにより
熱転写層が得られる。コーティングの全工程中、約38
℃から66℃、好ましくは49℃より低い温度に保たれ
る。被膜剤が好ましくは3から50μmの厚みの基板に
塗布された後、基板は、より高い温度で乾燥機を通さ
れ、架橋剤を活性化させることなく被膜24の乾燥およ
び基板22への付着を確実なものとして、転写リボン2
0を形成する。熱転写層は、75℃から200℃までの
範囲内の温度で紙もしくは合成樹脂などの被印刷基板に
完全に転写され得る。塗布に次いで、被印刷基板は、反
応の完了を確実なものとし、耐引掻き性を向上するため
に、24時間以内の後焼付け(post-bake)が施されて
もよい。
装置に設置されたメイヤー・ロッド(Meyer Rod)やワ
イヤー状円形ドクターバー(like wire-round doctor b
ar)などの従来のコーティング技術で基盤に被膜剤を塗
布して、好ましくは1.9から4.3g/mm2の間の
被膜重量に等しい所望の被膜厚さを形成することにより
熱転写層が得られる。コーティングの全工程中、約38
℃から66℃、好ましくは49℃より低い温度に保たれ
る。被膜剤が好ましくは3から50μmの厚みの基板に
塗布された後、基板は、より高い温度で乾燥機を通さ
れ、架橋剤を活性化させることなく被膜24の乾燥およ
び基板22への付着を確実なものとして、転写リボン2
0を形成する。熱転写層は、75℃から200℃までの
範囲内の温度で紙もしくは合成樹脂などの被印刷基板に
完全に転写され得る。塗布に次いで、被印刷基板は、反
応の完了を確実なものとし、耐引掻き性を向上するため
に、24時間以内の後焼付け(post-bake)が施されて
もよい。
【0023】本発明の被覆剤は、上述したように熱可塑
性樹脂および/またはワックスを含むまたは含まないエ
ポキシ樹脂結合剤と、上述したように感熱材料とを含
む。被覆材の他の重要な成分は、エポキシ樹脂結合剤お
よび架橋剤のための溶剤である。熱印刷ヘッドの作動温
度での気化に加えて、溶剤は、反応成分の少なくともひ
とつ、つまりエポキシ樹脂結合剤または架橋剤のいずれ
か若しくは両方を溶解することができない。適切な溶剤
には、ミネラルスピリット(ラコレーン(Lacolene))
などの一般的に低質といわれる溶剤が含まれる。他に
は、エチル、プロピル、酢酸ブチルなどのエステル溶剤
が含まれる。被覆材は、150℃から190℃の範囲の
沸点を有する有機溶剤をベースとし、約10から50重
量パーセントの範囲で固形物を含むのが好ましい。最も
好ましくは、被覆材は、約30パーセントの固形物を含
む。熱転写層を形成する適切な被覆材を生成するため
に、ポリマー結合剤は、通常溶剤に溶解される。これ
は、エポキシ樹脂、架橋剤、または熱可塑性樹脂の結合
剤となり得る。
性樹脂および/またはワックスを含むまたは含まないエ
ポキシ樹脂結合剤と、上述したように感熱材料とを含
む。被覆材の他の重要な成分は、エポキシ樹脂結合剤お
よび架橋剤のための溶剤である。熱印刷ヘッドの作動温
度での気化に加えて、溶剤は、反応成分の少なくともひ
とつ、つまりエポキシ樹脂結合剤または架橋剤のいずれ
か若しくは両方を溶解することができない。適切な溶剤
には、ミネラルスピリット(ラコレーン(Lacolene))
などの一般的に低質といわれる溶剤が含まれる。他に
は、エチル、プロピル、酢酸ブチルなどのエステル溶剤
が含まれる。被覆材は、150℃から190℃の範囲の
沸点を有する有機溶剤をベースとし、約10から50重
量パーセントの範囲で固形物を含むのが好ましい。最も
好ましくは、被覆材は、約30パーセントの固形物を含
む。熱転写層を形成する適切な被覆材を生成するため
に、ポリマー結合剤は、通常溶剤に溶解される。これ
は、エポキシ樹脂、架橋剤、または熱可塑性樹脂の結合
剤となり得る。
【0024】溶解されると、ポリマー溶液は攪拌され、
残された反応成分(エポキシ樹脂または架橋剤若しくは
その両方)はその中に分散される。この混合物は磨砕機
に移され、感熱材料はそこに加えられて、架橋剤の活性
化温度より低い温度好ましくは49℃より低い温度で約
2時間攪拌される。粉体コーティングを伴う場合など
の、事前に架橋剤がエポキシ樹脂内に分散されている場
合、ポリマー溶液が生成される必要はない。
残された反応成分(エポキシ樹脂または架橋剤若しくは
その両方)はその中に分散される。この混合物は磨砕機
に移され、感熱材料はそこに加えられて、架橋剤の活性
化温度より低い温度好ましくは49℃より低い温度で約
2時間攪拌される。粉体コーティングを伴う場合など
の、事前に架橋剤がエポキシ樹脂内に分散されている場
合、ポリマー溶液が生成される必要はない。
【0025】熱転写リボンは、熱転写式印刷の長所を発
揮する。熱転写層が熱印刷ヘッドの加熱要素(簿膜抵抗
器)にさらされる場合、エポキシ樹脂および架橋剤は溶
融混合され、反応が始まり、熱転写層はリボンから被印
刷基板へ転写されて正確に画定されたイメージを書類上
に生成する。
揮する。熱転写層が熱印刷ヘッドの加熱要素(簿膜抵抗
器)にさらされる場合、エポキシ樹脂および架橋剤は溶
融混合され、反応が始まり、熱転写層はリボンから被印
刷基板へ転写されて正確に画定されたイメージを書類上
に生成する。
【0026】図2は、熱転写媒体20の熱転写層24か
らの転写後の被印刷基板28上のイメージ32を示す。
開始後は、反応は、少なくとも99%完成するまで急速
に好ましく進む。
らの転写後の被印刷基板28上のイメージ32を示す。
開始後は、反応は、少なくとも99%完成するまで急速
に好ましく進む。
【0027】図3は、印刷作業中の熱転写媒体20の使
用状態を示す。特に、図3は、印刷ヘッド30による熱
転写媒体20の加熱を示し、架橋剤とエポキシ樹脂との
混合および反応は、熱転写層24が被印刷基板28に転
写されるまで行なわれる。印刷ヘッド30からの熱は、
熱転写層24の一部を軟化し、その結果混合部分40が
つくられる。混合部分40におけるエポキシ樹脂と架橋
剤との反応が、イメージ32を生じる。
用状態を示す。特に、図3は、印刷ヘッド30による熱
転写媒体20の加熱を示し、架橋剤とエポキシ樹脂との
混合および反応は、熱転写層24が被印刷基板28に転
写されるまで行なわれる。印刷ヘッド30からの熱は、
熱転写層24の一部を軟化し、その結果混合部分40が
つくられる。混合部分40におけるエポキシ樹脂と架橋
剤との反応が、イメージ32を生じる。
【0028】本発明の熱転写層から得られたイメージ
は、高分子量のエポキシ樹脂を含み、しみおよび引掻き
に対し高い抵抗性を示す。また、これらのイメージは従
来の熱転写式プリンタを使用して得られる。すなわち、
専用に高い印刷ヘッドエネルギーを必要としない。
は、高分子量のエポキシ樹脂を含み、しみおよび引掻き
に対し高い抵抗性を示す。また、これらのイメージは従
来の熱転写式プリンタを使用して得られる。すなわち、
専用に高い印刷ヘッドエネルギーを必要としない。
【0029】
(例1)エポキシ成分を800μm未満の粒径に粉砕
し、EVA結合剤を溶剤に溶解し、攪拌しながらエポキ
シおよび架橋剤を加えて両方の成分を浮遊させることに
より、表1内の成分を有する被覆剤が生成される。この
混合物は、冷却ジャケットを有する磨砕機に移される。
磨砕機は始動され、カーボンブラックが加えられて、確
実に容器の内容物の温度が49℃を越えないようにす
る。混合物は、200から250rpmで2時間粉砕さ
れる。
し、EVA結合剤を溶剤に溶解し、攪拌しながらエポキ
シおよび架橋剤を加えて両方の成分を浮遊させることに
より、表1内の成分を有する被覆剤が生成される。この
混合物は、冷却ジャケットを有する磨砕機に移される。
磨砕機は始動され、カーボンブラックが加えられて、確
実に容器の内容物の温度が49℃を越えないようにす
る。混合物は、200から250rpmで2時間粉砕さ
れる。
【0030】
【表1】 被覆剤は、従来の装置で1.9から4.3g/mm2の
範囲内の被膜重量で、ポリエステル・テレフタレート
(PET)フィルムに塗布される。
範囲内の被膜重量で、ポリエステル・テレフタレート
(PET)フィルムに塗布される。
【0031】(例2)ビスフェノールAのジグリシジル
エーテルおよびノボラック・エポキシを酢酸ブチル溶液
に溶解し、改質ポリアミン、PTFE6やPE7などのス
リップ添加剤を攪拌しながら加えて改善ポリアミンを浮
遊させ、冷却ジャケット付き磨砕機にその混合物を移す
ことにより表2の成分の被膜剤が生成される。磨砕機
は、始動され、カーボンブラックが加えられて、確実に
容器の内容物の温度が49℃を越えないようにする。混
合物は、200から250rpmで2時間粉砕される。
エーテルおよびノボラック・エポキシを酢酸ブチル溶液
に溶解し、改質ポリアミン、PTFE6やPE7などのス
リップ添加剤を攪拌しながら加えて改善ポリアミンを浮
遊させ、冷却ジャケット付き磨砕機にその混合物を移す
ことにより表2の成分の被膜剤が生成される。磨砕機
は、始動され、カーボンブラックが加えられて、確実に
容器の内容物の温度が49℃を越えないようにする。混
合物は、200から250rpmで2時間粉砕される。
【0032】
【表2】 被覆材は、従来の装置で1.9から3.9g/mm2の
範囲内の被膜重量で、ポリエステル・テレフタレート
(PET)フィルムに塗布される。
範囲内の被膜重量で、ポリエステル・テレフタレート
(PET)フィルムに塗布される。
【0033】
【表3】 TECB30プリンタを用いて、ヘッドセットを1、速
度を51mm/sおよびエネルギー+1で出力した例1
のリボンからの印刷サンプルは、耐溶剤性がテストされ
る。印刷サンプルは、水、ラコレーン、409(R)ク
リーナー、ガソリンまたはグーゴーン(Goo Gone)にさ
らし、続いてプラスチックパッドとともに通過される。
60回通過後、水、ラコレーン、409(R)クリーナ
ー、ガソリンまたはグーゴーン(Goo Gone)で処理され
た印刷サンプルにしみは検出されない。トルエンで処理
されたあと通過50回目、メタノールで処理されたあと
通過32回目、酢酸ブチルで処理されたあと通過10回
目でしみが付きだした。
度を51mm/sおよびエネルギー+1で出力した例1
のリボンからの印刷サンプルは、耐溶剤性がテストされ
る。印刷サンプルは、水、ラコレーン、409(R)ク
リーナー、ガソリンまたはグーゴーン(Goo Gone)にさ
らし、続いてプラスチックパッドとともに通過される。
60回通過後、水、ラコレーン、409(R)クリーナ
ー、ガソリンまたはグーゴーン(Goo Gone)で処理され
た印刷サンプルにしみは検出されない。トルエンで処理
されたあと通過50回目、メタノールで処理されたあと
通過32回目、酢酸ブチルで処理されたあと通過10回
目でしみが付きだした。
【0034】上述した印刷サンプルは、5分間、10分
間、15分間105℃で焼付された。5分間焼き付けら
れたものは、水、ラコレーン、メタノール、トルエン、
酢酸ブチルで処理されたあと60回通過時点でしみは見
られなかった。409(R)クリーナーで処理された場
合は、通過48回目でしみがみられた。アセトンで処理
された場合は、通過10回目でしみが見られた。
間、15分間105℃で焼付された。5分間焼き付けら
れたものは、水、ラコレーン、メタノール、トルエン、
酢酸ブチルで処理されたあと60回通過時点でしみは見
られなかった。409(R)クリーナーで処理された場
合は、通過48回目でしみがみられた。アセトンで処理
された場合は、通過10回目でしみが見られた。
【0035】印刷後10分間焼き付けられたものは、
水、ラコレーン、409(R)クリーナー、メタノー
ル、トルエン、酢酸ブチルで処理されたあと60回通過
時点でしみは見られなかった。アセトンで処理された場
合は、通過16回目でしみが見られた。
水、ラコレーン、409(R)クリーナー、メタノー
ル、トルエン、酢酸ブチルで処理されたあと60回通過
時点でしみは見られなかった。アセトンで処理された場
合は、通過16回目でしみが見られた。
【0036】印刷後15分間105℃で焼き付けられ、
水、ラコレーン、409(R)クリーナー、メタノー
ル、アセトン、トルエン、酢酸ブチルで処理された印刷
サンプルは、60回通過後もしみの形跡さえも見られな
かった。
水、ラコレーン、409(R)クリーナー、メタノー
ル、アセトン、トルエン、酢酸ブチルで処理された印刷
サンプルは、60回通過後もしみの形跡さえも見られな
かった。
【図1】 本発明の熱転写媒体を図示する。
【図2】 基板への熱転写後の本発明の熱転写媒体を図
示する。
示する。
【図3】 熱転写が行なわれているところの印刷動作中
の本発明の熱転写媒体を図示する。
の本発明の熱転写媒体を図示する。
20 熱転写媒体 22 基板 24 熱転写層 28 被印刷基板 30 印刷ヘッド 32 イメージ 40 混合部分
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジョゼフ ディー ロス アメリカ合衆国 オハイオ州 45066 ス プリングボロ、キャラウェイ 140
Claims (1)
- 【請求項1】 柔軟な基板(22)と熱転写層(24)
とからなる熱転写媒体(20)において、前記熱転写層
は、200℃より低い軟化点を有し、エポキシ樹脂結合
剤と、エポキシ樹脂結合剤と感熱材料との架橋結合を起
こす架橋剤とからなり、エポキシ樹脂および架橋剤は、
周囲温度では個体であり、溶融混合なしで反応すること
のないよう単一層内で別々の相に別れ、50℃から25
0℃の範囲内の温度で溶融混合され反応することを特徴
とする熱転写媒体(20)。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US62073796A | 1996-03-25 | 1996-03-25 | |
| US08/620,737 | 1996-03-25 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1024658A true JPH1024658A (ja) | 1998-01-27 |
Family
ID=24487184
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9071045A Pending JPH1024658A (ja) | 1996-03-25 | 1997-03-25 | 遊離した反応相成分を有する熱転写媒体 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (2) | US5952098A (ja) |
| EP (1) | EP0798128B1 (ja) |
| JP (1) | JPH1024658A (ja) |
Families Citing this family (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3903130B2 (ja) * | 1997-03-11 | 2007-04-11 | フジコピアン株式会社 | ドットスペーサ形成用感熱転写材料 |
| JP4045317B2 (ja) * | 1998-03-02 | 2008-02-13 | フジコピアン株式会社 | 感熱転写材料 |
| US6228543B1 (en) * | 1999-09-09 | 2001-05-08 | 3M Innovative Properties Company | Thermal transfer with a plasticizer-containing transfer layer |
| US6850263B2 (en) * | 2000-08-02 | 2005-02-01 | Sony Chemicals Corporation Of America | Methods of thermal transfer printing and thermal transfer printers |
| US6476840B1 (en) | 2000-08-02 | 2002-11-05 | Sony Chemical Corporation Of America | Radiation-curable thermal printing ink and ink ribbons and methods of making, using and printing using the same |
| US6790493B2 (en) | 2001-12-21 | 2004-09-14 | Ncr Corporation | Epoxy curing agent emulsification for TTR application |
| JP4138598B2 (ja) * | 2003-07-30 | 2008-08-27 | ソニーケミカル&インフォメーションデバイス株式会社 | 剥離性組成物、熱転写記録媒体及び転写性保護フィルム |
| US8288591B2 (en) * | 2008-11-20 | 2012-10-16 | Designer Molecules, Inc. | Curing agents for epoxy resins |
| CN111257244B (zh) * | 2020-05-06 | 2020-07-17 | 宁波科镭汽车零部件有限公司 | 一种汽车中控面板表面性能检测方法 |
Family Cites Families (19)
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|---|---|---|---|---|
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